JP3442827B2 - 記憶媒体及びその記録処理方法 - Google Patents

記憶媒体及びその記録処理方法

Info

Publication number
JP3442827B2
JP3442827B2 JP23669193A JP23669193A JP3442827B2 JP 3442827 B2 JP3442827 B2 JP 3442827B2 JP 23669193 A JP23669193 A JP 23669193A JP 23669193 A JP23669193 A JP 23669193A JP 3442827 B2 JP3442827 B2 JP 3442827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
display
energy
information
storage medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23669193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0789267A (ja
Inventor
忠義 大野
隆 山口
進一 伊藤
久年 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23669193A priority Critical patent/JP3442827B2/ja
Priority to US08/309,634 priority patent/US5559314A/en
Publication of JPH0789267A publication Critical patent/JPH0789267A/ja
Priority to US08/520,086 priority patent/US5597998A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3442827B2 publication Critical patent/JP3442827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/28Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs
    • G11B23/283Security features, e.g. digital codes
    • G11B23/284Security features, e.g. digital codes on the record carrier
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/06009Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking
    • G06K19/06046Constructional details
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/08Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code using markings of different kinds or more than one marking of the same kind in the same record carrier, e.g. one marking being sensed by optical and the other by magnetic means
    • G06K19/10Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code using markings of different kinds or more than one marking of the same kind in the same record carrier, e.g. one marking being sensed by optical and the other by magnetic means at least one kind of marking being used for authentication, e.g. of credit or identity cards
    • G06K19/18Constructional details

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶媒体及び記憶媒体
への記録処理方法に係り、特に、表示部の安全性が改善
された記憶媒体及び記憶媒体への記録処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報記憶部を有する磁気カード、ICカ
ード等は、テレフォンカード、プリペイドカード、ID
カード等の分野で広範に使用されている。しかしなが
ら、これらカードの普及に伴って、カードの偽造、変造
又は不正使用などの問題が起こってきた。これらの記憶
媒体では、使用状況に関する処理が、記憶情報をもとに
処理装置で非可視的に処理される。従って、記憶媒体の
使用行為に対して疑義が生じた場合、処理装置によって
表示装置に情報を表示しなければならず、疑義に対し
て、必ずしも使用者の十分な納得が得られるものでなか
った。
【0003】これに対して、記憶媒体使用者が、処理装
置を介さずに使用状態に関する情報を確認できるよう
に、記憶媒体に表示部を設け、記憶部情報の一部を表示
する事が行なわれている。この記憶媒体及びシステムで
は、使用者が使用状況を直接確認でき、かつ、記憶情報
と表示情報を照合して情報の確認ができるため、使用者
のより高い信頼を得ることが可能である。このようなシ
ステムに関して、種々の提案がなされている(実開平1
−17471号公報、特開平3−212790号公報な
ど)。しかし、記憶媒体は、一般に繰り返し、複数回使
われるものであるため、表示部に十分な情報を必要な回
数分記録表示することができない場合が生じる。
【0004】このような問題に対して、可逆記録性記録
材料を記録部に用いる工夫がある(特開平3−1165
94、3−218898など)。これらは画像を繰り返
し記録、消去できる点で優れているが画像そのものは容
易に書き換え、変造ができるのでセキュリティの面から
は問題がある。
【0005】一方、基材の一面に、不可逆性感熱記録層
を下層に、可逆性感熱記録層を上層に積層した磁気記録
媒体が提案されている(特開平5−139079号公
報)。この記録媒体によると、書換可能な情報と保存し
たい情報とを選択して記録することができる。しかし、
記録層が積層されているため、一方の記録層への記録処
理の際、他方の記録層に干渉し、他方の記録層に不要の
記録がなされてしまう危険性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、高いセキュリティ性を備えた記憶媒体、特に
書換え可能な表示部を備えた記憶媒体及び処理方法は実
現されていない。本発明の目的は、使用履歴情報を表示
可能な、高いセキュリティ性を備えた記憶媒体及びその
処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板と、該基
板上に設けられ、第1の記録エネルギーによって所定の
データを記録し、第1の消去エネルギーによって記録さ
れたデータを消去する記録材料を有し、所定のデータを
表示するための第1の表示部と、前記基板上に設けら
れ、第1の記録エネルギーとは異なる第2の記録エネル
ギーによって前記データを記録し前記第1の消去エネル
ギーとは異なる第2の消去エネルギーによって前記デー
タを消去するための記録材料を有し前記データを表示す
るための第2の表示部とを具備する記憶媒体を提供す
る。
【0008】また、本発明は、基板と、該基板上に設け
られ、第1の記録エネルギーによって所定のデータを記
録し、第1の消去エネルギーによって記録されたデータ
を消去する記録材料を有し、所定のデータを表示するた
めの第1の表示部と、前記基板上に設けられ、第1の記
録エネルギーとは異なる第2の記録エネルギーによって
前記データを記録し前記第1の消去エネルギーとは異な
る第2の消去エネルギーによって前記データを消去する
ための記録材料を有し、前記データを表示するための第
2の表示部とを有する記憶媒体の記録処理方法であっ
て、前記第1または第2の表示部のうちのどの表示部を
書換えるべきか識別する工程と、前記第1または第2の
表示部の第1または第2の所定のデータを前記識別工程
の識別結果に応じて、前記第1の記録エネルギー、前記
第2の記録エネルギー、前記第1の消去エネルギー、ま
たは前記第2の消去エネルギーに基づいて書き換える工
程とを具備する記憶媒体の記録処理方法を提供する。
【0009】更に、本発明は、第1の記録エネルギーを
与えることによって第1の履歴情報を書換可能に記録し
た第1の記録層と、該第1の記録エネルギーよりも高い
第2の記録エネルギーを使用することによって第1の履
歴情報と異なる第2の履歴情報を消去不能に記録した第
2の記録層とを有する記憶媒体の記録処理方法であっ
て、前記第1の記録エネルギーを用いて前記記憶媒体の
前記第1の記録層上に第1の履歴情報を記録する工程
と、前記第1の記録層に記録された前記第1の履歴情報
の一部が所定の条件を満たすか否かを判定する工程と、
前記第1の履歴情報が前記所定の条件を満たしている場
合に、前記第1の記録エネルギーより高い第2の記録エ
ネルギーを用いて、前記記憶媒体の前記第2の記録層
に、前記第1の履歴情報と異なる第2の履歴情報を記録
する工程とを具備する記憶媒体の記録処理方法を提供す
る。
【0010】
【0011】
【作用】本発明の記憶媒体(請求項1)は、記録条件の
異なる表示部を有しているため、単一の条件ではすべて
の表示部を記録することができない。また、本発明の記
憶媒体(請求項2)では、第1の表示部の記録条件が第
2の表示部の消去条件と重複している。そのため、1つ
の表示部の表示が変造可能となっても、同じ条件で他の
表示部の表示をすることが出来ず、高いセキュリティ性
を備えた記憶媒体とすることが出来る。
【0012】また、本発明の処理方法では、記憶媒体に
記憶されている記録条件を読みだし、その条件にしたが
って、記憶媒体表示部の記録を行なう。予め設定された
所定の履歴情報を印字堅牢性の高い表示部に記録するも
のである。そのため、表示部の記録特性に応じて表示項
目の選択をすることにより、安定した表示部の記録処理
が可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示し、本発明をよ
り具体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に
係る、2つの表示部を有する記憶媒体の構成を概略的に
示す断面図である。図1において、白色塩化ビニル、ポ
リエステル等からなる約10μm〜数mmの厚さの基材
1の一方の面には、記憶部である磁気記録層2が設けら
れ、この磁気記録層2の上に、金属錫の薄層3及び熱可
塑性樹脂の保護層4が順次設けられている。金属錫層3
と保護層4は、第1の表示部(以下、B表示部とする)
である金属破壊感熱記録層5を構成している。
【0014】基材1の他方の面には、第2の表示部(以
下、A表示部とする)である、アルミ薄層からなる反射
層7、可変記録層8が順次設けられている。可変記録層
8は、後述するような特性を有する、温度により白濁と
透明の状態を可逆的に示す材料を用いている。可変記録
層8上には、透過性を有する保護層9、固定情報を印刷
されたプレ印刷層10が順次設けられている。
【0015】磁気記録層2には、記憶媒体の用途を特定
する固定情報、例えばプリペイドカード用途では使用可
能金額などや、使用履歴に関する可変情報、例えば残
額、使用期日などが記憶される。本発明の記憶媒体で
は、さらに表示部の記録条件が記憶される。
【0016】A,B表示部には、使用履歴に関する情報
が表示される。しかし、後述するように、両表示部が異
なる記録特性を有するのがこの記録媒体の特徴である。
B表示部は記憶媒体の一方の面の全面を占める。B表示
部の記録は、感熱記録手段により、印字情報に従って金
属錫層3を選択的に溶融破壊し、破壊された部分の磁気
記録層2を露出させる。この露出の有無のコントラスト
によって画像を記録する。この記録層を構成する錫の融
点は232℃と高いので、他の感熱記録材料と比較し
て、極めて印字堅牢性の高い永久画像を記録できる。
【0017】A表示部は、記憶媒体の他面の一部に設け
られている。A表示部では、印字の記録、消去を繰り返
し行なうことが可能である。可変記録層8を構成する材
料は、材料に与えられる温度により透明と白濁の両状態
を可逆的に変換できる材料(特開昭55−154198
号公報等に開示)である。
【0018】この材料は、たとえば、透明状態におい
て、その温度を常温から白濁化温度以上に上昇させたと
き、透明状態から白濁状態となり、その温度が常温に戻
ってもそのまま白濁状態を保持する。そして、材料の温
度を常温から透明化温度域に上昇させ、再び常温に戻す
と白濁状態から透明状態となり、そのまま透明状態を保
持する。この変化は繰り返し再現可能である。可変層の
厚さは、視認可能な白濁/透明のコントラストが得られ
る範囲で設定が可能であり、数μm〜100μm程度の
厚さが適当である。
【0019】この実施例で用いられている可変層材料
は、限られた範囲の温度域でのみ透明化が可能である。
この変化を示す温度および温度幅は、材料によって調整
することができる。ここでは、60℃〜100℃で透明
化し、120℃〜150℃で白濁化するものを用いた。
【0020】また、可変記録層材料としては、フォトク
ロミック材料、高分子液晶材料など、可逆的に発色特性
の変わる材料であれば種々のものを使用することができ
る。次に、図1に示す記録媒体のA表示部、B表示部の
記録特性について、図2を参照して説明する。図2に示
した記録特性は、8ドット(発熱素子)/mmの解像度
のサーマルヘッド記録手段による記録特性を示してい
る。横軸はサーマルヘッドの印加エネルギを、縦軸は印
字濃度を示している。A表示部では白濁状態を記録、透
明状態を消去、B表示部では錫薄層の溶融破壊部分を記
録とするので、図2の縦軸の表示はこれに準じている。
【0021】A表示部の可変記録層の適正な記録エネル
ギは約0.4mJ/ドットで、B表示部では約0.8m
J/ドットである。A表示部にB表示部の記録エネルギ
である約0.8mJ/ドットのエネルギが印加される
と、可変記録層の状態変化機構が破壊され、透明化状態
となり、かつ白濁−透明の状態変化を示さなくなる。B
表示部にA表示部の記録エネルギである約0.4mJ/
ドットが印加されても記録は全くできない。
【0022】また、A表示部に記録された画像は、約
0.2mJ/ドットで消去することができる。このよう
に、この記憶媒体では、記録特性の異なる表示部を有す
るのが特徴である。A表示部の記録条件である記録(白
濁化)エネルギと消去(透明化)エネルギ、及びB表示
部の記録条件である記録エネルギは、A、B表示部の形
成面情報とともに、記憶媒体の磁気記録層に予め記憶さ
れる。
【0023】この記憶媒体では、2つの表示部の記録エ
ネルギが異なっているため、どちらか一方の表示部の記
録条件が見いだされ、その面の表示が変造可能となって
も、同じ条件で他面を記録しようとしても、上述したよ
うに、その表示機能が破壊されるか、記録ができないか
いずれかであり、表示部の表示記録の変造をより困難と
している。
【0024】更に、上述の実施例の記憶媒体の表示部の
一方、即ちB表示部は、追記型の記録材料で構成され、
他方、即ちA表示部は、可逆的に記録消去が可能な記録
材料から構成されている。本発明の記憶媒体でいう記録
特性とは、単に記録エネルギだけではなく、このような
機能をも含んでいる。このように、追記型記録の表示部
と可逆性記録の表示部の組合せは、特に好ましい組合せ
である。この組合せによると、繰り返し使用される記憶
媒体の履歴情報の代表である一時的保存情報の表示を可
逆性記録の表示部に、永久保存情報の表示を追記型記録
の表示部に効果的に行なうことができる。また、表示部
が追記型記録と、可逆性記録の表示部からなるときは、
図1に示すように、可逆性記録の表示部面積より追記型
記録の表示部面積の方を広くする構成が望ましい。
【0025】可逆性記録よりも印字堅牢な追記型記録の
表示部を構成する材料としては、上述の実施例で示した
金属破壊感熱記録材料だけでなく、ジアゾあるいはロイ
コ感熱記録材料、熱転写記録材料、トナー像形成材料な
どを用いることのできる。
【0026】次に、本発明の第2の実施例に係る、可逆
的に記録消去が可能な2つの表示部を有する記憶媒体に
ついて、図3を参照して説明する。図3に示す記憶媒体
は、白色塩化ビニル、ポリエステル等からなる約10μ
m〜数mmの厚さの基材1の一方の面に記憶部である磁
気記録層2を形成した磁気媒体に、第1の可変記録表示
部20(以下、表示部Aとする)と第2の可変記録表示
部30(以下、表示部Bとする)を接着したものであ
る。
【0027】表示部20は、接着層21、アルミ薄層か
らなる反射層22、可変記録層23、及び保護層24に
より構成される。表示部30は、可変記録層31が後述
するように可変記録層23と異なる記録特性を持つ可変
記録層である以外は、他の構成は表示部20と同様であ
る。
【0028】可変記録層23,31は、先に説明した図
1に示す記憶媒体の可変記録層8と同様な特性を有す
る、温度により白濁と透明の状態を可逆的に示す材料を
用いている。基本的な状態変化動作は、図1に示す記憶
媒体の説明と同様なので、説明を省略する。
【0029】磁気記録層2には、記憶媒体の用途を特定
する固定情報、例えばプリペイドカード用途では使用可
能金額などや、使用履歴に関する可変情報、例えば残
額、使用期日などが記憶される。本発明の記憶媒体で
は、さらに表示部の記録条件が記憶される。
【0030】表示部A,Bには使用履歴に関する情報が
表示される。この記憶媒体では、表示部A,Bが基材1
の同じ面にあり、かつ後述するように両表示部が異なる
記録特性を有するのが、この記録媒体の特徴である。
【0031】この記録媒体の表示部A、表示部Bの記録
特性を、図4を用いて説明する。図4に示した記録特性
は、8ドット(発熱素子)/mmの解像度のサーマルヘ
ッド記録手段による記録特性を示している。横軸はサー
マルヘッドの印加エネルギを、縦軸は印字濃度を示して
いる。また、可変記録部の白濁状態を発色(記録)、透
明状態を消色(消去)として示してある。
【0032】表示部Aの適正な記録エネルギは約0.4
mJ/ドット、消去エネルギは0.2mJ/ドットで、
表示部Aの適正な記録エネルギは約0.6mJ/ドッ
ト、消去エネルギは0.4mJ/ドットである。表示部
Bに表示部Aの記録エネルギである約0.4mJ/ドッ
トで記録しようとすると表示部Bに記録表示されていた
画像は消去される。また、表示部Aに表示部Bの記録エ
ネルギである約0.6mJ/ドットで記録しようとする
と表示部Aの可変記録層の状態変化機構が破壊され、透
明化状態となり、かつ白濁−透明の状態変化を示さなく
なる。
【0033】一方、表示部Bの消去エネルギである約
0.4mJ/ドットで表示部Aの記録画像を消去しよう
とすると、逆に記録される結果となる。このように、こ
の記憶媒体では、表示部Aの記録条件と表示部Bの消去
条件がほぼ同一であるため、表示部の画像の変造が特に
困難となる。このように、印字堅牢性に乏しい可逆性記
録の表示部の記録画像においても、記録特性を異ならせ
ることにより、表示部画像のセキュリティを保つことが
可能となった。
【0034】表示部A及びBの記録条件である記録(白
濁化)エネルギと消去(透明化)エネルギは、A,B表
示部の形成面情報とともに記憶媒体の磁気記録層に予め
記憶される。
【0035】図5は、図3に示した記憶媒体をプリペイ
ドカードとして用いた時の表示部を模式的に示したもの
で、上段は表示部Aを、下段は表示部Bを示している。
表示部は使用年月日、使用店名、使用額、使用可能残高
が記録表示されている。図5(a)は、XYZ洋服店で
の支払い前の表示部の状態を示している。下段の表示部
Bの表示の方が古い履歴情報である。
【0036】XYZ洋服店でプリペイドカードを使用し
た時の表示部の書換え動作を例に、本発明になる第1の
表示部記録処理方法について、図6、図7を用いて詳細
に説明する。第1の表示部記録処理方法は、上記の記憶
媒体を用い、記録時には記憶媒体の記憶部に予め記憶さ
れた記録条件情報を記憶部から読み取って、印字手段の
記録条件を設定することを特徴とする。図6は、表示部
の情報を記録処理する装置の機能構成をブロック図で示
したものであり、図7は、記録処理の流れを示したもの
である。
【0037】まず図6について説明すると、参照符号4
0は、装置全体を制御するCPU、41は磁気記録層2
の磁気コード情報を読み取る読み取り磁気ヘッド、42
は読み取り磁気ヘッドの駆動回路、43は磁気記録層2
に磁気コード情報を書き込む書き込み磁気ヘッド、44
は書き込み磁気ヘッドの駆動回路、45は表示部に印字
記録するサーマルヘッド、46はその駆動回路、47は
符号化された情報を復号化、あるいは磁気記録層に再記
憶する情報を符号化するデコーダ/エンコーダ、48は
文字のコード情報からビットマップ情報を生成するキャ
ラクタジェネレータをそれぞれ示す。
【0038】また、50はプリペイドカードの使用履歴
情報を制御、生成する使用履歴情報制御部であり、使用
料金演算部51、残高演算部52、タイマー53により
構成される。60は記録する表示部の選択、記録手段の
選択、記録条件の設定を行なう表示記録制御部であり、
表示部判定・選択部61、記録条件記憶部62から構成
される。65はプリペイドカードの搬送系の駆動源であ
るモータであり、カード搬送制御部66により駆動制御
される。
【0039】各部の信号は、バス67を介して各部に入
・出力され、それらの信号はCPUによって制御され
る。次に、表示部記録処理方法について、図7に示した
流れに沿って説明する。清算時にカードは処理装置に投
入され、まず、読み取り磁気ヘッド41および磁気ヘッ
ド駆動回路42により、カードの磁気記録層2から個人
認証情報、使用可能限度額情報などの固定情報や、現在
残高などの使用履歴情報とともに、表示部位置情報、記
録条件情報、最後に記録した表示部の情報がコードデー
タとして読み取られる。
【0040】使用履歴に関する情報は、デコーダ/エン
コーダ47で復号化され、使用履歴情報生成部50に入
力される。ここでは買物に使用した金額が、使用料金演
算部51で計算される。この例では、「8700円」で
ある。次に、残高演算部52でカードから読み取った現
在残高情報と使用金額から残高「3800円」が計算さ
れ、同時に支払い可能か否かが判定される。また、タイ
マー53から時間情報「平成5年8月12日」が生成さ
れる。そのほかに店名情報「XYZ洋服店」が生成され
る。これらの情報は、読み取った情報に追加され、使用
履歴情報が更新される。
【0041】一方、表示部位置情報、記録条件情報、最
後に記録した表示部の情報は、デコーダ/エンコーダ4
7で復号化され、表示記録制御部60に入力される。記
録条件は記録条件記憶部62に格納される。ここで、ま
ず最後に記録した表示部の情報、表示部指示データによ
り最後に記録した表示部が表示部AかBの判定が、表示
部判定・選択部61で行なわれる。表示部指示データよ
り最後に記録されたのは表示部A(図5(a)参照)で
あることが判定され、記録する表示部Bと選択される。
【0042】この決定に従って表示部Bの記録条件であ
る記録エネルギ0.6mJ/ドット、消去エネルギ0.
4mJ/ドットが、記録条件記憶部62から読み出され
る。使用履歴情報生成部50で生成された表示部記録情
報である「平成5年8月12日、XYZ洋服店、清算:
8700円、残高:3800円」情報は、キャラクタジ
ェネレータ48によりビットマップ情報に変換される。
【0043】次に、カードの表示部Bに記録が行なわれ
る。表示部位置情報に基づき、CPU40の制御により
ビットマップ情報に変換された上記の表示部記録情報
が、サーマルヘッド駆動回路46に与えられた表示部B
の記録条件で、熱記録手段であるサーマルヘッド45に
より、表示部Bに書換え記録された。書換え記録は、記
録部に対応する発熱体には記録エネルギを、消去部に対
応する発熱体には消去エネルギを各々選択的に与えて記
録、消去を同時に行なうオーバーライト記録方式によっ
て行なった。この記録方式の詳細は特開平4−1976
47に述べられている。この書換えにより表示部Bは、
図5(a)から(b)のように書換えられ、表示され
る。
【0044】次に、更新された使用履歴情報及び更新さ
れた表示部指示情報が、デコーダ/エンコーダ47でエ
ンコードされて、カードの磁気記録層2に、書き込み磁
気ヘッド43及び駆動回路44により書き込まれる。
【0045】このように、記憶部に予め記憶された表示
部の記録条件を読み取って、それにしたがって表示部の
記録を行なうので、記憶媒体の表示部の記録特性が異な
っていても安定した記録を行なうことができる。
【0046】次に、本発明の第2の表示部記録処理方法
である、印字堅牢性の異なる表示部を設けた記憶媒体を
用い、予め設定された所定の履歴情報をより印字堅牢性
の高い画像表示部に記録する表示部記録処理方法につい
て説明する。
【0047】図8は、図1に示した記憶媒体のプリペイ
ドカードを使用したときの表示部の表示状態を示したも
のである。図8(a)は、この発明の第2の処理方法で
表示部に記録する前の表示状態、図8(b)は処理後の
表示状態を示したものである。左側は可変記録層のA表
示部、右側はA表示部より印字堅牢性に優れた金属破壊
感熱記録層の表示部Bの表示状態を模式的に示したもの
である。A表示部には、最新の使用年月日と現在残高が
記録表示されている。B表示部には、予め設定された所
定の履歴情報である、使用金額(図には清算:として示
している)が5000円を越えた場合の履歴が、使用年
月日、店名、使用金額の形で記録されている。
【0048】次に、処理動作を図9、図10を用いて説
明する。図9は、記録処理する装置の機能構成をブロッ
ク図で示したもの、図10は、記録処理の流れを示した
ものである。
【0049】まず、図9について説明すると、参照符号
70は装置全体を制御するCPU、71は磁気記録層2
の磁気コード情報を読み取る読み取り磁気ヘッド、72
は読み取り磁気ヘッドの駆動回路、73は磁気記録層2
に磁気コード情報を書き込む書き込み磁気ヘッド、74
は書き込み磁気ヘッドの駆動回路、75はA表示部に印
字記録するサーマルヘッド、76はその駆動回路、77
はB表示部に印字記録するサーマルヘッド、78はその
駆動回路をそれぞれ示す。
【0050】80はプリペイドカードの使用履歴情報を
制御、生成する使用履歴情報生成部であり、使用料金演
算部81、残高演算部82、設定金額判定部83、タイ
マー84から構成される。90は記録する表示部の選
択、記録手段の選択、記録条件の設定を行なう表示記録
制御部で、表示判定・選定部91、記録条件記憶部9
2、記録手段設定部93からなる。100は符号化され
た情報を復号化、あるいは磁気記録層に再記憶する情報
を符号化するデコーダ/エンコーダ、101は文字のコ
ード情報からビットマップ情報を生成するキャラクタジ
ェネレータ、102はプリペイドカードの搬送系の駆動
源であるモータであり、カード搬送制御部103により
駆動制御される。
【0051】各部の信号は、バス104を介して各部に
入・出力され、それらの信号はCPUによって制御され
る。次に、表示部記録処理方法について、図10に示し
た流れに沿って説明する。清算時にカードは処理装置に
投入され、まず、読み取り磁気ヘッド71および磁気ヘ
ッド駆動回路72によりカードの磁気記録層2から個人
認証情報、使用可能限度額情報などの固定情報や、現在
残高などの使用履歴情報とともに、予め定めた所定履歴
情報である「使用料金(清算金)5000以上」(設定
金額情報)と、表示部位置情報、記録条件情報がコード
データとして読み取られる。
【0052】これらの情報はデコーダ/エンコーダ10
0で復号化される。使用履歴情報、設定金額情報は使用
履歴情報生成部80に、表示部位置情報、記録条件情報
は表示記録制御部90にそれぞれ入力される。使用履歴
情報生成部80では、使用した金額が使用料金演算部8
1で計算される。この例では「8000円」である。こ
の計算結果とカードの磁気記録層2から読み出した残高
情報から、新残高を残高演算部82で計算する。この例
では「6700円」である。同時に支払い可能か否かが
判定される。
【0053】また、タイマー53から時間情報「平成5
年9月20日」が生成される。そのほかに店名情報「イ
ロハ飯店」が生成される。これらの情報は読み取った情
報に追加され、使用履歴情報が更新される。更新された
使用履歴情報がデコーダ/エンコーダ100でエンコー
ドされて、書き込み磁気ヘッド73及び駆動回路74に
より、カードの磁気記録層2に書き込まれる。
【0054】使用料金は設定金額判定部83にも入力さ
れ、カードから読み取った設定条件「使用料金5000
以上」に対して判定される。判定部の判定信号は表示記
録制御部90に入力される。この信号に基づいて、表示
部判定・選択部91では、設定条件を満たしている場合
はより印字堅牢性に優れた記録層の表示部(この例では
B表示部)と他の表示部(A表示部)との両方を、満た
していない場合は他の表示部(この例ではA表示部部)
を選択する。
【0055】この選択信号に従って、記録手段設定部9
3は、駆動すべきサーマルヘッド記録手段及び表示項目
を設定する。より印字堅牢性に優れた記録層の表示部に
は「使用年月日、店名、使用金額」を表示し、他の表示
部には「最新使用年月日、残高」を設定する。また、記
録手段設定部93の信号にしたがって、カードの磁気記
録層から読み出され、記録条件記憶部92に記憶された
記録条件が読み出される。次にカードの表示部に記録が
行なわれる。
【0056】この例では使用料金が「8000円」で、
設定条件を満足しているので、A,B両表示部に記録す
る。印字堅牢性に優れた金属破壊感熱記録層のB表示部
の記録に対しては、B表示部の記録条件である記録エネ
ルギ0.8mJ/ドットが記録条件記憶部92から読み
出される。使用履歴情報生成部80で生成され、記録手
段設定部93で設定されたB表示部の記録情報である
「平成5年9月20日、イロハ飯店、清算:8000
円」情報はキャラクタジェネレータ101によりビット
マップ情報に変換される。
【0057】次にカードのB表示部に記録が行なわれ
る。表示部位置情報に基づきCPU70の制御により、
ビットマップ情報に変換された上記の表示部記録情報
が、サーマルヘッド駆動回路78に与えられたB表示部
の記録条件で、熱記録手段であるサーマルヘッド77に
よりB表示部に追記された。
【0058】可逆性感熱記録層のA表示部の記録に対し
ては、A表示部の記録条件である記録エネルギ0.4m
J/ドット、消去エネルギ0.2mJ/ドットが記録条
件記憶部92から読み出される。使用履歴情報生成部8
0で生成され、記録手段設定部93で設定されたA表示
部の記録情報である「平成5年9月20日、残高:67
00円」情報は、キャラクタジェネレータ101により
ビットマップ情報に変換される。
【0059】次にカードのA表示部に記録が行なわれ
る。表示部位置情報に基づきCPU70の制御により、
ビットマップ情報に変換された上記の表示部記録情報
が、サーマルヘッド駆動回路76に与えられたA表示部
の記録条件で、熱記録手段であるサーマルヘッド75に
よりB表示部に書換え記録された。書換え記録は上述し
たオーバーライト記録方式によった。
【0060】これらの表示部記録処理によりA及びB表
示部は図8(a)から(b)のように書換えられ表示さ
れる。このように、本発明の表示部記録処理方法では、
保存しておきたい項目の情報を所定情報として指定し、
記憶媒体の記憶部に予め記憶させ、その条件を読み取っ
て、それにしたがって表示部の記録を行なうことができ
るので、表示部の記録特性に応じて表示項目を割り当
て、表示することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明の記憶媒体では、2つの表示部の
記録エネルギが異なっているため、どちらか一方の表示
部の記録条件が見いだされ、その面の表示が変造可能と
なっても、同じ条件で他面を記録しようとした場合、そ
の表示機能が破壊されるか、記録ができないかいずれか
であり、表示部の表示記録の変造をより困難としてい
る。
【0062】また、追記型記録の表示部と可逆性記録の
表示部の組合せは、特に好ましい組合せである。この組
合せとしては、組り返し使用される記憶媒体の履歴情報
の代表である一時的保存情報の表示を可逆性記録の表示
部に、永久保存情報の表示を追記型記録の表示部に効果
的に行なうことができる。
【0063】更に、複数の表示部が全て可逆性記録の表
示部であっても、ある表示部の記録条件と他の表示部の
消去条件の少なくとも一部を共通にすることにより、画
像の変造が特に困難となる。このように、印字堅牢性に
乏しい可逆性記録の表示部の記録画像においても、記録
特性を異ならせることにより、表示部画像のセキュリテ
ィを保つことが可能となった。
【0064】本発明の表示部記録処理方法では、記憶部
に予め記憶された表示部の記録条件を読み取って、それ
にしたがって表示部の記録を行なうので、記憶媒体の表
示部の記録特性が異なっていても、安定した記録を行な
うことができる。
【0065】さらに、保存しておきたい情報を所定情報
として指定し、記憶媒体の記憶部に予め記憶させ、その
条件を読み取って、それにしたがって表示部の記録を行
なうことができるので、表示部の記録特性に応じて表示
項目を割り当て、表示することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る記憶媒体を模式的
に示す断面図。
【図2】図1に示す記憶媒体の表示部の記録特性を示す
特性図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る記憶媒体を模式的
に示す断面図。
【図4】図3に示す記憶媒体の表示部の記録特性を示す
特性図。
【図5】図3に示す記憶媒体の表示部の表示内容を示す
図。
【図6】本発明の第1の表示部記録処理方法に用いられ
る処理装置の要部構成を示すブロック図
【図7】図6に示す処理装置による処理の流れを示すフ
ロ−シ−ト図。
【図8】図1に示す記憶媒体の表示部の表示内容を示す
図。
【図9】本発明の第2の表示部記録処理方法に用いられ
る処理装置の要部構成を示すブロック図
【図10】図9に示す処理装置による処理の流れを示す
フロ−シ−ト図。
【符号の説明】
1…基材 2…磁気記録層 5…金属破壊感熱記録表示部 6、20、30…可逆性記録表示部 41、71…読み取り磁気ヘッド 43、73…書き込み磁気ヘッド 45、75、77…サーマルヘッド 50、80…使用履歴情報生成部 51、81…使用料金演算部 52、82…残高演算部 60、90…表示記録制御部 61、91…表示部判定選択部 62、92…記録条件記憶部 83…設定金額判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 久年 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イ ンテリジェントテクノロジ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−116594(JP,A) 特開 平5−6613(JP,A) 実開 平4−13381(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 5/00 - 15/10 G06K 19/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 該基板上に設けられ、第1の記録エネルギーによって所
    定のデータを記録し、第1の消去エネルギーによって記
    録されたデータを消去する記録材料を有し、所定のデー
    タを表示するための第1の表示部と、 前記基板上に設けられ、第1の記録エネルギーとは異な
    る第2の記録エネルギーによって前記データを記録し前
    記第1の消去エネルギーとは異なる第2の消去エネルギ
    ーによって前記データを消去するための記録材料を有し
    前記データを表示するための第2の表示部とを具備する
    記憶媒体。
  2. 【請求項2】 基板と、 該基板上に設けられ、第1の記録エネルギーによって所
    定のデータを記録し、第1の消去エネルギーによって記
    録されたデータを消去する記録材料を有し、所定のデー
    タを表示するための第1の表示部と、 前記基板上に設けられ、第1の記録エネルギーとは異な
    る第2の記録エネルギーによって前記データを記録し前
    記第1の消去エネルギーとは異なる第2の消去エネルギ
    ーによって前記データを消去するための記録材料を有
    し、前記データを表示するための第2の表示部とを有す
    る記憶媒体の記録処理方法であって、 前記第1または第2の表示部のうちのどの表示部を書換
    えるべきか識別する工程と、前記第1または第2の表示
    部の第1または第2の所定のデータを前記識別工程の識
    別結果に応じて、前記第1の記録エネルギー、前記第2
    の記録エネルギー、前記第1の消去エネルギー、または
    前記第2の消去エネルギーに基づいて書き換える工程と
    を具備する記憶媒体の記録処理方法。
  3. 【請求項3】 第1の記録エネルギーを与えることによ
    って第1の履歴情報を書換可能に記録した第1の記録層
    と、該第1の記録エネルギーよりも高い第2の記録エネ
    ルギーを使用することによって第1の履歴情報と異なる
    第2の履歴情報を消去不能に記録した第2の記録層とを
    有する記憶媒体の記録処理方法であって、 前記第1の記録エネルギーを用いて前記記憶媒体の前記
    第1の記録層上に第1の履歴情報を記録する工程と、 前記第1の記録層に記録された前記第1の履歴情報の一
    部が所定の条件を満たすか否かを判定する工程と、 前記第1の履歴情報が前記所定の条件を満たしている場
    合に、前記第1の記録エネルギーより高い第2の記録エ
    ネルギーを用いて、前記記憶媒体の前記第2の記録層
    に、前記第1の履歴情報と異なる第2の履歴情報を記録
    する工程とを具備する記憶媒体の記録処理方法。
JP23669193A 1993-09-22 1993-09-22 記憶媒体及びその記録処理方法 Expired - Fee Related JP3442827B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23669193A JP3442827B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 記憶媒体及びその記録処理方法
US08/309,634 US5559314A (en) 1993-09-22 1994-09-21 Recording medium using reversible recording material and method of processing record to recording medium
US08/520,086 US5597998A (en) 1993-09-22 1995-08-28 Recording medium using reversible recording material and method of processing record to recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23669193A JP3442827B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 記憶媒体及びその記録処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0789267A JPH0789267A (ja) 1995-04-04
JP3442827B2 true JP3442827B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=17004346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23669193A Expired - Fee Related JP3442827B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 記憶媒体及びその記録処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5559314A (ja)
JP (1) JP3442827B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4443766A1 (de) * 1994-12-08 1996-06-13 Giesecke & Devrient Gmbh Datenträger mit elektronischem Modul
JPH08183281A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Dainippon Printing Co Ltd 切符及びその書換処理装置
US6002383A (en) * 1995-03-30 1999-12-14 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Polymer dispersed liquid crystal (PDLC) film using heat or an electric field to change state and the other to change back
JPH09138842A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Kofu Nippon Denki Kk Icカード内格納情報確認方法
DE19911484B4 (de) * 1998-03-16 2008-04-03 Ricoh Co., Ltd. Material zur Anzeige der Temperatur-Vorgeschichte, Verfahren zur Herstellung desselben und Verfahren unter Verwendung desselben
JP4496452B2 (ja) * 2001-03-30 2010-07-07 Dic株式会社 磁気記録媒体
US20040155104A1 (en) * 2003-02-03 2004-08-12 Translucent Technologies, Llc Transaction card with indexed thermal printing for gaming systems
US7975927B1 (en) * 2007-07-16 2011-07-12 Cecile Whitney Electronic transaction card

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4401721A (en) * 1981-11-19 1983-08-30 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Thermosensitive recording materials
JPS6010393A (ja) * 1983-06-30 1985-01-19 Fujitsu Ltd 文字認識装置
JPS61273786A (ja) * 1985-05-29 1986-12-04 Pilot Pen Co Ltd:The 可視磁気カ−ド
US4954985A (en) * 1987-05-09 1990-09-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Ferroelectric liquid crystal data storage card
JPS6417471A (en) * 1987-07-13 1989-01-20 Toshiba Corp Semiconductor device
JP2693514B2 (ja) * 1988-08-31 1997-12-24 株式会社東芝 情報記録媒体
JPH02166577A (ja) * 1988-12-21 1990-06-27 Hitachi Ltd 自動取引処理装置
JP2645156B2 (ja) * 1989-09-29 1997-08-25 株式会社東芝 料金カード
JPH03218898A (ja) * 1989-11-29 1991-09-26 Higashi Nippon Riyokaku Tetsudo Kk 記録媒体及び記録媒体処理装置
JPH03212790A (ja) * 1990-01-18 1991-09-18 Puripeidokaade Syst Kk カードの正当性チェック方式
JPH03275382A (ja) * 1990-03-27 1991-12-06 Fuji Photo Film Co Ltd 光記録媒体及び記録再生方法
JP3060432B2 (ja) * 1990-07-06 2000-07-10 株式会社リコー 書換え可能なバーコード表示体、そのバーコード表示体の処理方法、そのバーコードの読み取り方法およびそのバーコード表示体の処理装置。
JP2656375B2 (ja) * 1990-09-14 1997-09-24 セントラル硝子株式会社 ゴム補強用ガラス繊維
JPH04126277A (ja) * 1990-09-18 1992-04-27 Oki Electric Ind Co Ltd 印刷位置調整装置
US5196646A (en) * 1990-10-03 1993-03-23 Curators Of The University Of Missouri Dual purpose fuze
JP2865217B2 (ja) * 1991-05-21 1999-03-08 共同印刷株式会社 磁気記録媒体
JPH05217030A (ja) * 1991-08-07 1993-08-27 Ricoh Co Ltd カード処理方法
JPH05334501A (ja) * 1992-03-30 1993-12-17 Oki Electric Ind Co Ltd カード取扱装置
US5489494A (en) * 1992-09-11 1996-02-06 Ricoh Company, Ltd. Image formation method using reversible thermosensitive recording material
JPH06191151A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Nitto Denko Corp 可逆性感熱記録組成物および可逆性感熱記録シート
US5471044A (en) * 1993-02-08 1995-11-28 Ricoh Company, Ltd. Information recording card, and information recording and recognition methods using the card
US5472929A (en) * 1994-07-28 1995-12-05 Nitto Denko Corporation Reversible heat-sensitive recording medium and magnetic card using the same

Also Published As

Publication number Publication date
US5597998A (en) 1997-01-28
US5559314A (en) 1996-09-24
JPH0789267A (ja) 1995-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007307827A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、デジタル情報記憶媒体、及び、可逆性表示記録媒体
JP3442827B2 (ja) 記憶媒体及びその記録処理方法
JP3402634B2 (ja) 記録装置および入退場管理システム
JPH0761146A (ja) 記録媒体および画像記録方法
JP3002910B2 (ja) 遊技媒体量記録方法
JP3708578B2 (ja) 画像記録装置
JP3699767B2 (ja) 画像記録装置
JP2828823B2 (ja) リライタブル記録表示装置
JP2508689B2 (ja) 情報記録カ−ド
JP4567253B2 (ja) 情報記録媒体、そのデータ記録方法と読み取り記録装置
JPH07325900A (ja) カード及びその使用方法
JPH07182472A (ja) 表示部付きカード
JP2996932B2 (ja) プリペイドカードの駅名表示方法
JP3909803B2 (ja) 情報記録更新保存方法、画像処理装置、セキュリティーカードシステム、カード状画像シート及びこれらのための補助シート
JP3347192B2 (ja) 可視記録媒体
JPH05262017A (ja) 記録装置
JP2696085B2 (ja) プリペイドカードの残り表示方法
JP3034817B2 (ja) 記録媒体処理方法及び記録媒体処理装置
JP2002207975A (ja) 可逆的情報記録方法
JP2002234200A (ja) 画像情報処理方法、画像記録媒体処理装置及びそのための可逆性カラー画像記録媒体
JP3070410B2 (ja) 情報カード処理装置
JP2941492B2 (ja) 記録媒体
JP2002293066A (ja) リサイクルカード及びカード処理装置
JPH0811470A (ja) 情報記録媒体
JPH0774935B2 (ja) ラベル印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees