JP3002910B2 - 遊技媒体量記録方法 - Google Patents

遊技媒体量記録方法

Info

Publication number
JP3002910B2
JP3002910B2 JP14110091A JP14110091A JP3002910B2 JP 3002910 B2 JP3002910 B2 JP 3002910B2 JP 14110091 A JP14110091 A JP 14110091A JP 14110091 A JP14110091 A JP 14110091A JP 3002910 B2 JP3002910 B2 JP 3002910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
game medium
amount
information
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14110091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04338477A (ja
Inventor
隆 米山
Original Assignee
ナダ電子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナダ電子株式会社 filed Critical ナダ電子株式会社
Priority to JP14110091A priority Critical patent/JP3002910B2/ja
Publication of JPH04338477A publication Critical patent/JPH04338477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3002910B2 publication Critical patent/JP3002910B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数回に亙るコインや
パチンコ球等の遊技媒体の合計量を一つの記録媒体に記
録するための遊技媒体量記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】コインやパチ
ンコ球等の遊技媒体の量を記録する記録媒体を繰り返し
使用する技術として、表面を透明カバーで覆い、裏面側
には磁性材料を固定し、内部に磁性粉末を収容した磁性
粉末収容部を磁気カードに設け、遊技媒体量を、磁気コ
ードで記録すると共に磁性粉末収容部の裏面側の磁性材
料を数字の形状に磁化することにより視覚的に表示し、
遊技者がそれを確認し得るようにするものが知られてい
る。この技術では、磁気コードの消去及び磁性粉末収容
部の裏面側の磁性材料の消磁により、磁気カードの繰り
返し使用が可能である。また、1回の遊技により取得し
得る遊技媒体の量に制限がある場合や、遊技者が一旦取
得した遊技媒体を清算してその量を記録媒体に記録した
後、再度遊技を行う場合などにおいて、複数回に亙るコ
インやパチンコ球等の遊技媒体の量を、その都度書き換
えて記録することも可能である。
【0003】しかし、数日に亙る複数回の遊技により加
算され、また景品交換により減算された遊技媒体量を同
一のカードに記録するような場合は、盗難やデータ改ざ
ん等のトラブルの原因ともなり得る。それを防ぐため顔
写真等の本人確認情報をカードへの記録に加えることが
考えられるが、磁性粉末によって顔写真の画像を描くこ
とはほとんど不可能である。そのため上述のような従来
の技術では、紙等にプリントされた写真を磁気カードと
透明プラスチックカバーとの間にラミネートすることな
どが必要となり、作成に大きな手間及びコストを要す
る。またそのような態様の場合、1枚のカードを遊技者
1名の専用とせざる得ず、多数の遊技者に対し繰り返し
て利用することができないので、コスト上の問題を更に
大きくする。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、遊技による加算や景品交換等による減算が複数
回に亙る場合に、遊技媒体の量を遊技者が直接読取って
何時でも確認することができ、且つ複数回記録によるト
ラブル発生を防止することができるような態様で記録媒
体に記録し得、而も必要に応じ記録媒体を繰り返して利
用することができる遊技媒体量記録方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遊技媒体量記録方法は、直前の熱処理態様
により室温における光学的性質が可逆的に変更される感
熱記録部を備えてなる記録媒体に遊技媒体量を記録する
方法であって、前記記録媒体に、遊技媒体量視覚情報、
本人確認情報及び遊技媒体量コード情報を書き込むステ
ップと、遊技媒体量コード情報を、その遊技媒体量コー
ド情報に対応する遊技媒体量と増減されるべき遊技媒体
量との和又は差に対応する新たな遊技媒体量コード情報
に書き換えると共に、書き込まれている遊技媒体量視覚
情報を必要に応じ消去した後、前記の新たな遊技媒体量
視覚情報を記録媒体に書き込むステップとを有してな
り、前記遊技媒体量視覚情報、本人確認情報及び遊技媒
体量コード情報は前記感熱記録部に感熱記録するものと
している。
【0006】上記記録媒体が感熱記録部のほかに別の可
逆的記録が可能な可逆記録部を備えており、遊技媒体量
視覚情報及び本人確認情報は感熱記録部に感熱記録し、
遊技媒体量コード情報は前記可逆記録部に記録するもの
としてもよい。また上記可逆記録部として磁気的記録が
可能な磁気記録部を有し、その磁気記録部に上記遊技媒
体量コード情報を磁気的コードにより記録するものとし
てもよい。
【0007】また複数回に亙る遊技媒体量にそれぞれ対
応する遊技媒体量視覚情報が記録媒体に記録されるもの
とすることにより、遊技媒体量の増減の経過を遊技者が
直接読取って何時でも確認することができる。
【0008】本発明の別の遊技媒体量記録方法は、直前
の熱処理態様により室温における光学的性質が可逆的に
変更される感熱記録部を備えてなる記録媒体に遊技媒体
量を記録する方法であって、前記記録媒体に、本人確認
情報及び口座コード情報を書き込み、口座コード情報に
対応する口座を記憶装置に設けるステップと、口座コー
ド情報に対応する口座に遊技媒体量を記憶させると共
に、前記記録媒体に遊技媒体量視覚情報を書き込むステ
ップと、書き込まれている遊技媒体量視覚情報を必要に
応じ消去した後、口座コード情報に対応する口座に記憶
された遊技媒体量と増減されるべき遊技媒体量との和又
は差に対応する新たな遊技媒体量視覚情報を記録媒体に
書き込むと共に、その口座に遊技媒体量の増減を記憶さ
せるステップとを有してなり、前記遊技媒体量視覚情
報、本人確認情報及び口座コード情報は前記感熱記録部
に感熱記録するものとしている。
【0009】上記記録媒体が感熱記録部のほかに別の可
逆的記録が可能な可逆記録部を備えており、遊技媒体量
視覚情報及び本人確認情報は感熱記録部に感熱記録し、
口座コード情報は前記可逆記録部に記録するものとして
もよい。また上記可逆記録部として磁気的記録が可能な
磁気記録部を有し、その磁気記録部に上記口座コード情
報を磁気的コードにより記録するものとしてもよい。
【0010】また複数回に亙る遊技媒体量にそれぞれ対
応する遊技媒体量視覚情報が記録媒体に記録されるもの
とすることにより、遊技媒体量の増減の経過を遊技者が
直接読取って何時でも確認することができる。
【0011】本明細書において、遊技媒体量視覚情報と
は、視覚的に認識して遊技媒体量を把握することができ
る情報をいい、その主な例は、遊技媒体量を表わした文
字である。遊技媒体量コード情報及び口座コード情報と
は、読み取り機によって光学的に読み取ることができる
バーコード等の光学的コードや読み取り機によって電磁
的に読み取ることができる磁気的コードを用いて遊技媒
体量や口座を表わしたものをいう。
【0012】また本人確認情報の主な例としては、写真
等の視覚的に直接本人を確認し得る画像情報や、免許証
番号や身分証明証番号等の、免許証等を介して間接的に
本人を確認し得る文字情報などが挙げられる。可逆記録
部というのは、記録及びその消去を繰り返し行うことが
できる部分をいう。
【0013】
【作用】請求項1乃至4の発明では、先ず、記録媒体の
感熱記録部に1回目の獲得遊技媒体量に対応する遊技媒
体量コード情報及び遊技媒体量視覚情報並びに本人確認
情報を書き込む。遊技媒体量コード情報は、磁気記録部
等の別の可逆記録部に書き込んでもよい。この状態で、
遊技者は第1回の獲得遊技媒体量を遊技媒体量視覚情報
から読取って確認することができる。一方、遊技店等、
すなわち遊技管理者は、本人確認情報からその記録媒体
の持ち主が本人か否かを確認し得ると共に、読取り機等
によって合計遊技媒体量を遊技媒体量コード情報から読
取り、景品交換又は次回の遊技媒体量の処理に利用でき
る。
【0014】2回目以降の獲得遊技媒体量や景品交換の
ために引き落とされる遊技媒体量の記録は、遊技媒体量
コード情報を、その遊技媒体量コード情報に対応する遊
技媒体量と増減されるべき遊技媒体量との和又は差に対
応する新たな遊技媒体量コード情報に書き換えると共
に、記録スぺースがない場合は書き込まれている遊技媒
体量視覚情報を必要に応じ消去した後、前記の新たな遊
技媒体量視覚情報を記録媒体に書き込むことにより行
う。複数回に亙る遊技媒体量にそれぞれ対応する遊技媒
体量視覚情報を記録媒体に記録することもできる。
【0015】この状態で、遊技者はその時点の合計遊技
媒体量を視覚情報から読取って確認することができる。
また複数回に亙る遊技媒体量にそれぞれ対応する遊技媒
体量視覚情報が記録されていれば、遊技媒体量増減の経
過についても確認し得る。一方、遊技店等、すなわち遊
技管理者は、本人確認情報から記録媒体の持ち主が本人
か否かを確認し得ると共に、読取り機等によってその時
点の合計遊技媒体量を遊技媒体量コード情報から読取
り、景品交換又は次回の遊技媒体量の処理に利用するこ
とができる。そして遊技媒体量コード情報、遊技媒体量
視覚情報及び本人確認情報は、何れも消去することがで
きるので、記録媒体を多数の遊技者に対し繰り返して利
用することができる。
【0016】請求項5乃至8の発明では、先ず、記録媒
体の感熱記録部に本人確認情報及び口座コード情報を書
き込む。口座コード情報は、磁気記録部等の別の可逆記
録部に書き込んでもよい。そして口座コード情報に対応
する口座に1回目の獲得遊技媒体量を記憶させると共
に、記録媒体の感熱記録部にそれに対応する遊技媒体量
視覚情報を書き込む。
【0017】この状態で、遊技者は第1回の獲得遊技媒
体量を遊技媒体量視覚情報から読取って確認することが
できる。一方、遊技店等、すなわち遊技管理者は、本人
確認情報からその記録媒体の持ち主が本人か否かを確認
し得ると共に、読取り機等によって読み取った口座コー
ド情報から、その口座に記憶されている合計遊技媒体量
を呼び出して景品交換又は次回の遊技媒体量の処理に利
用できる。
【0018】2回目以降の獲得遊技媒体量や景品交換の
ために引き落とされる遊技媒体量の記録は、読取り機等
によって読み取った口座コード情報からその口座に記憶
されている合計遊技媒体量を呼び出し、記録スぺースが
ない場合は書き込まれている遊技媒体量視覚情報を必要
に応じ消去した後、前記合計遊技媒体量と増減されるべ
き遊技媒体量との和又は差に対応する新たな遊技媒体量
視覚情報を記録媒体に書き込むと共に、前記口座にその
遊技媒体量の増減を記憶させることにより行う。複数回
に亙る遊技媒体量にそれぞれ対応する遊技媒体量視覚情
報を記録媒体に記録することもできる。
【0019】この状態で、遊技者はその時点の合計遊技
媒体量を視覚情報から読取って確認することができる。
また複数回に亙る遊技媒体量にそれぞれ対応する遊技媒
体量視覚情報が記録されていれば、遊技媒体量増減の経
過についても確認し得る。一方、遊技店等、すなわち遊
技管理者は、本人確認情報から記録媒体の持ち主が本人
か否かを確認し得ると共に、読取り機等によって読み取
った口座コード情報から、その口座に記憶されているそ
の時点の合計遊技媒体量を呼び出して景品交換又は次回
の遊技媒体量の処理に利用できる。そして口座コード情
報、遊技媒体量視覚情報及び本人確認情報は、何れも消
去することができるので、記録媒体を多数の遊技者に対
し繰り返して利用することができる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。図1乃至図7は、何れも本発明の1実施例について
のものである。遊技者が1回目の遊技を終了した後、獲
得したパチンコ球を図6に示されるようなパチンコ球計
数機2のホッパ4に投入すると、球数が計数される。8
は記録カードであって、表側の全面が感熱記録部となっ
ている。
【0021】そして、パチンコ球計数機2における読み
/書き部(図示を省略する。)において、図1に示され
る未使用状態の記録カード8における球数欄に第1回球
数の数字「1200」を、日付欄に日付「1991
4 10」を、時刻欄に第1回計数の時刻「10 4
5」を、またバーコード用の空欄に日付及び球数等のデ
ータに対応するバーコード61を、また本人確認用の空
欄にパチンコ球計数機2におけるイメージスキャナ部に
おいて読み取られた遊技者の自動車運転免許証画像9
を、それぞれサーマルヘッドにより書き込み、図3に示
されるような状態とする。自動車運転免許証画像9に
は、写真のほか、文字の画像も含まれている。なお、遊
技者の自動車運転免許証画像9の読み取り及び記録カー
ドへの書き込みは、予め別に行うようにすることもでき
る。また免許証番号のみを書き込むようにしたり、その
番号等の本人確認情報をバーコードの情報内容に加える
ようにすることもできる。TVカメラ、電子スチルカメ
ラ等を用いて本人の顔写真を書き込むこともできる。
「年」、「月」、「日」、「個」、「:」などの文字・
記号は予め印刷されているが、その都度サーマルヘッド
により書き込むことも可能である。
【0022】記録カード8の構造は、その模式的断面図
を表す図2に示される。図2において、10はベース
層、12は、ベース層10上に設けられた記録層、14
は、記録層12を被覆保護するオーバーコート層であ
る。ベース層10は、記録カード8の強度を保持するた
めのものであって、その材料としては、ポリエステル等
の各種合成樹脂のほか様々な材料を採用することができ
る。またオーバーコート層14は、ポリエステルフィル
ムを始めとする透明なものとする。
【0023】記録層12は、直前の熱処理態様により室
温における光学的性質が可逆的に変更される材料から構
成されている。そのような材料の例としては、特開昭6
1−258853号公報に記載されているような、下限
臨界共溶温度型(LCST)の相図を有する二成分系ブ
レンド物の少なくとも一方の成分を低重合体とする組成
物が挙げられる。このLCST型二成分の例としては、
フッ化ビニリデン系重合体とアクリル酸エステル系重合
体の二成分や、フッ化ビニリデン系重合体とメタクリル
酸エステル系重合体の二成分などを挙げることができ
る。
【0024】この材料で形成した記録層12は、熱可逆
的な光透過率の変化により、室温での透明状態と一定温
度以上での白色状態との間で可逆変化するものであり、
一定温度以上における白色状態からの急冷操作によっ
て、室温でも白色状態を維持できる。また、上記のよう
な材料の例として、第4回ノンインパクトプリンティン
グ技術シンポジウム論文集[期日 昭和62年7月23
・24日、会場 農協ホール、主催 電子写真学会]:
熱可逆性材料と記録特性(堀田吉彦、久保敬司)に報告
されているように、樹脂中に有機低分子物質粒子が分散
したものも挙げられる。
【0025】この材料で形成した記録層12は、室温で
の最大白濁状態から一定温度TRに加熱すると最大透明
状態となり、それを室温迄冷却しても透明状態は維持さ
れる。また室温での透明状態からTRよりも高い温度で
あるTW以上に加熱すると最大透明状態と最大白濁状態
の中間状態となり、これを室温に冷却すると元の白濁状
態に戻るものである。そして以上の変化は可逆的に繰り
返される。
【0026】上記のような材料からなる記録層12にお
ける必要な個所に、オーバーコート層14上からサーマ
ルヘッドにより熱エネルギを付与して所要の温度に加熱
したり、熱エネルギの付与を停止して急冷したり、熱エ
ネルギの付与を一定速度で低減させたりすることによ
り、記録層12の必要な個所を白色化あるいは白濁化さ
せて文字やバーコード等を描き、それを書き換え、或は
それを消去することができる。記録層12への熱エネル
ギ付与は、サーマルヘッド以外の手段を用いることも勿
論可能である。例えば、レーザ光を照射して記録層12
を加熱するという手段も採り得る。
【0027】記録カード8におけるバーコード部の裏側
は、透明であってもよく、記録層12の白色或は白濁色
に対しコントラストの高い色であっても良い。また、球
数、日付等の視覚情報の裏側は、記録層12の白色或は
白濁色に対しコントラストの高い色であることが望まし
い。バーコードや視覚情報の裏側の着色は、ベース層1
0自体を着色しても良く、ベース層10自体は透明に
し、印刷により着色してもよい。
【0028】遊技者が2回目の遊技を終了した後、獲得
したパチンコ球をパチンコ球計数機2のホッパ4に投入
すると共に読み/書き部に第1回球数等が記録された記
録カード8をセットすると、第2回の球数が計数される
と共に前回の球数がバーコード61から読み取られ、そ
れらの和が算出される。そして、図4に示されるよう
に、球数欄及びバーコードを、それぞれ今回の合計球数
に対応する数字「2167」及びバーコード62に書き
換えると共に、時刻欄を第2回計数の時刻「1121」
に書き換え、セットされた記録カード8のバーコード6
1から読み取られた日付が当日と異なる場合は、日付欄
も書き換える。
【0029】5日後に遊技者が3回目の遊技を終了した
後、獲得したパチンコ球をパチンコ球計数機2のホッパ
4に投入すると共に読み/書き部に第1回及び第2回の
合計球数等が記録された記録カード8をセットすると、
第3回の球数が計数されると共に前回の合計球数がバー
コード62から読み取られ、それらの和が算出される。
そして、図5に示されるように、合計球数欄及びバーコ
ードを、それぞれ今回の合計球数に対応する数字「43
80」及びバーコード63に書き換えると共に、日付欄
の月日及び時刻欄を第3回計数の日付「 4 15」及
び時刻「1330」に、それぞれ書き換える。
【0030】景品への交換は、勿論何時でも行い得る。
何れにせよ遊技者は、記録カード8から、景品交換前に
何時でも、第1回より当該回までの合計球数を読取って
確認することができる。一方遊技管理者は、自動車運転
免許証画像9から記録カード8の持ち主が本人か否かを
常時確認し得るためさまざまなトラブルの発生を未然に
防止することができる
【0031】景品に交換する場合は、図7に示す景品数
換算機20に記録カード8をセットする。景品数換算機
20は、記録カード8に書き込まれているバーコード6
3から3回の計数による合計球数を読み取り、希望する
景品に応じた景品数をディスプレイ22に表示する。景
品への交換は、景品数に応じ人手により行うことは勿
論、例えば景品数のデータを自動景品交換機に送って自
動的に行うことも可能である。
【0032】記録カード8の使用を終了した場合は、サ
ーマルヘッド等によりそのカード8における球数、日
付、時刻、バーコード及び自動車運転免許証画像9の各
個所を透明にして各データを消去し、図1に示されるよ
うな未使用状態に戻す。景品交換後必ず未使用状態に戻
すこととすることもできるが、景品交換に利用した後、
合計球数欄及びバーコードを、景品に応じた玉数を差し
引いた球数に対応する数字及びバーコードにそれぞれ書
き換えるものとすることもできる。また、記録カードの
有効日を当日のみとすることもできる。
【0033】以上に説明した実施例ではパチンコ球のみ
を取り扱っているが、コインとパチンコ球などの別種の
遊技媒体についての量を同一の記録媒体に記録すること
も可能である。また遊技媒体量、日付、時刻及び本人確
認情報以外のメッセージを、印刷により固定的に又は感
熱記録により可変的に表示することも勿論可能である。
【0034】図8乃至図11は、何れも本発明の別の実
施例についてのものである。70は記録カードであっ
て、図8、図10及び図11に示される表側の全面が感
熱記録部となっており、図9に示される裏側に、磁気テ
ープ72(磁気記録部)が固着されている。遊技者が1
回目の遊技を終了した後、獲得したパチンコ球をパチン
コ球計数機(図示を省略する。)のホッパに投入する
と、球数が計数される。
【0035】そして、パチンコ球計数機における読み/
書き部において、図8に示されように、表側の年月日
欄、時刻欄、球個数欄及び合計球個数欄にそれぞれ、
「91.04.10」、「10:55 」、「+1200 個」及び「120
0個」を、また本人確認欄にパチンコ球計数機における
イメージスキャナ部において読み取られた遊技者の自動
車運転免許証画像74を、それぞれサーマルヘッドによ
り書き込む。また、磁気テープ72に、合計球個数に対
応する磁気的コードを、パチンコ球計数機の読み/書き
部における磁気ヘッドにより書き込む。
【0036】2回目以降の獲得球数又は景品交換球数の
記録は、パチンコ球計数機の読み/書き部又は景品数換
算機の読み/書き部において、図10に示されるように
表側の年月日欄、時刻欄及び球個数欄に順次それぞれの
データを書き込み、その都度、合計球個数欄及び磁気テ
ープ72の磁気的コードを書き換えることにより行われ
る。
【0037】表側の年月日欄、時刻欄及び球個数欄が詰
まった後は、図11に示されるように、各データ欄を最
上部から順次その都度消去した後、新たなデータを書き
込み、且つ、合計球個数欄及び磁気テープ72の磁気的
コードを書き換える。
【0038】図12及び図13は、何れも本発明の更に
別の実施例についてのものである。80は記録カードで
あって、図12に示される表側の全面が感熱記録部とな
っている。遊技者が最初に獲得したパチンコ球をパチン
コ球計数機82のホッパ84に投入すると、球数が計数
されると共に、遊技者の上半身が、パチンコ球計数機8
2に接続されたカメラ86によって撮影される。
【0039】そして、パチンコ球計数機82における読
み/書き部(図示を略す。)において、図12に示され
ように、記録カード80の年月日欄、時刻欄、球個数欄
及び合計数欄に各データをサーマルヘッドにより書き込
むと共に、前記上半身の写真88及び口座コードに対応
するバーコード90を、それぞれサーマルヘッドにより
書き込み、更に、パチンコ球計数機82に接続された記
憶装置92の、口座コードに対応する口座に、合計数を
記憶させる。
【0040】写真88及びバーコード90の書き込み
と、年月日、時刻、球個数及び合計数の書き込みとを別
々の装置で行うことも勿論可能である。2回目以降の獲
得球数又は景品交換球数の記録は、パチンコ球計数機8
2の読み/書き部又は景品数換算機94の読み/書き部
において、図12に示されるように年月日欄、時刻欄、
球個数欄及び合計数欄にそれぞれのデータを順次書き込
み、その都度、バーコード90から読み取られた口座コ
ードに対応する記憶装置92の口座に合計数を記憶させ
ることにより行う。図13に示されるように、記憶装置
92には景品数換算機94も接続されている。なお、記
憶装置92の口座に、合計数以外に増減の経過を併せて
記憶させることもできる。
【0041】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、遊技者
は複数回の獲得遊技媒体量と景品交換のために引き落と
された遊技媒体量の合計遊技媒体量を記録媒体における
遊技媒体量視覚情報から直接読取って何時でも確認する
ことができ、一方遊技管理者は、本人確認情報から感熱
記録媒体の持ち主が本人か否かを常時確認し得るためさ
まざまなトラブルの発生を未然に防止することができる
と共に、読取り機等によって合計遊技媒体量を遊技媒体
量コード情報から読取って景品交換等に利用することが
できる。それゆえ複数回記録によるトラブル発生を防止
しつつ複数回の遊技媒体量を記録する上で最適であり、
且つ必要に応じ多数の遊技者に対し同一記録媒体を繰り
返して使用することができるのでコスト上も有利であ
る。
【0042】請求項4の発明によれば、遊技者は複数回
の獲得遊技媒体量や景品交換のために引き落とされた遊
技媒体量の増減の経過についても確認し得るため、更に
便利であり、トラブル発生防止に一層役立つ。
【0043】請求項5乃至7の発明によれば、遊技者は
複数回の獲得遊技媒体量と景品交換のために引き落とさ
れた遊技媒体量の合計遊技媒体量を記録媒体における遊
技媒体量視覚情報から直接読取って何時でも確認するこ
とができ、一方遊技管理者は、本人確認情報から感熱記
録媒体の持ち主が本人か否かを常時確認し得るためさま
ざまなトラブルの発生を未然に防止することができると
共に、読取り機等によって読み取った口座コード情報か
ら、その口座に記憶されている合計遊技媒体量を呼び出
して景品交換等に利用することができる。それゆえ複数
回記録によるトラブル発生を防止しつつ複数回の遊技媒
体量を記録する上で最適であり、且つ必要に応じ多数の
遊技者に対し同一記録媒体を繰り返して使用することが
できるのでコスト上も有利である。
【0044】請求項8の発明によれば、遊技者は複数回
の獲得遊技媒体量や景品交換のために引き落とされた遊
技媒体量の増減の経過についても確認し得るため、更に
便利であり、トラブル発生防止に一層役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】球数記録カードの正面図である。
【図2】球数記録カードの正面図である。
【図3】球数記録カードの正面図である。
【図4】球数記録カードの正面図である。
【図5】球数記録カードの正面図である。
【図6】パチンコ球計数機の概略図である。
【図7】景品数換算機の概略図である。
【図8】球数記録カードの正面図である。
【図9】球数記録カードの背面図である。
【図10】球数記録カードの正面図である。
【図11】球数記録カードの正面図である。
【図12】球数記録カードの正面図である。
【図13】パチンコ球計数機、景品数換算機、カメラ及
び記憶装置の概略図である。
【符合の説明】
2 パチンコ球計数機 8 記録カード 9 自動車運転免許証画像 10 ベース層 12 記録層 14 オーバーコート層 20 景品数換算機 61 バーコード 62 バーコード 63 バーコード 70 記録カード 72 磁気テープ 74 自動車運転免許証画像 80 記録カード 82 パチンコ球計数機 86 カメラ 88 写真 90 バーコード 92 記憶装置 94 景品数換算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G07F 7/08 L J S

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直前の熱処理態様により室温における光学
    的性質が可逆的に変更される感熱記録部を備えてなる記
    録媒体に遊技媒体量を記録する方法であって、前記記録
    媒体に、遊技媒体量視覚情報、本人確認情報及び遊技媒
    体量コード情報を書き込むステップと、遊技媒体量コー
    ド情報を、その遊技媒体量コード情報に対応する遊技媒
    体量と増減されるべき遊技媒体量との和又は差に対応す
    る新たな遊技媒体量コード情報に書き換えると共に、書
    き込まれている遊技媒体量視覚情報を必要に応じ消去し
    た後、前記の新たな遊技媒体量視覚情報を記録媒体に書
    き込むステップとを有してなり、前記遊技媒体量視覚情
    報、本人確認情報及び遊技媒体量コード情報は前記感熱
    記録部に感熱記録することを特徴とする遊技媒体量記録
    方法。
  2. 【請求項2】上記記録媒体が感熱記録部及び別の可逆的
    記録が可能な可逆記録部を備えており、遊技媒体量視覚
    情報及び本人確認情報は感熱記録部に感熱記録し、遊技
    媒体量コード情報は前記可逆記録部に記録する請求項1
    記載の遊技媒体量記録方法。
  3. 【請求項3】上記可逆記録部として磁気的記録が可能な
    磁気記録部を有し、その磁気記録部に上記遊技媒体量コ
    ード情報を磁気的コードにより記録する請求項2記載の
    遊技媒体量記録方法。
  4. 【請求項4】複数回に亙る遊技媒体量にそれぞれ対応す
    る複数の遊技媒体量視覚情報が記録媒体に記録される請
    求項1、請求項2又は請求項3記載の遊技媒体量記録方
    法。
  5. 【請求項5】直前の熱処理態様により室温における光学
    的性質が可逆的に変更される感熱記録部を備えてなる記
    録媒体に遊技媒体量を記録する方法であって、前記記録
    媒体に、本人確認情報及び口座コード情報を書き込み、
    口座コード情報に対応する口座を記憶装置に設けるステ
    ップと、口座コード情報に対応する口座に遊技媒体量を
    記憶させると共に、前記記録媒体に遊技媒体量視覚情報
    を書き込むステップと、書き込まれている遊技媒体量視
    覚情報を必要に応じ消去した後、口座コード情報に対応
    する口座に記憶された遊技媒体量と増減されるべき遊技
    媒体量との和又は差に対応する新たな遊技媒体量視覚情
    報を記録媒体に書き込むと共に、その口座に遊技媒体量
    の増減を記憶させるステップとを有してなり、前記遊技
    媒体量視覚情報、本人確認情報及び口座コード情報は前
    記感熱記録部に感熱記録することを特徴とする遊技媒体
    量記録方法。
  6. 【請求項6】上記記録媒体が感熱記録部及び別の可逆的
    記録が可能な可逆記録部を備えており、遊技媒体量視覚
    情報及び本人確認情報は感熱記録部に感熱記録し、口座
    コード情報は前記可逆記録部に記録する請求項5記載の
    遊技媒体量記録方法。
  7. 【請求項7】上記可逆記録部として磁気的記録が可能な
    磁気記録部を有し、その磁気記録部に上記口座コード情
    報を磁気的コードにより記録する請求項6記載の遊技媒
    体量記録方法。
  8. 【請求項8】複数回に亙る遊技媒体量にそれぞれ対応す
    る複数の遊技媒体量視覚情報が記録媒体に記録される請
    求項5、請求項6又は請求項7記載の遊技媒体量記録方
    法。
JP14110091A 1991-05-15 1991-05-15 遊技媒体量記録方法 Expired - Lifetime JP3002910B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14110091A JP3002910B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 遊技媒体量記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14110091A JP3002910B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 遊技媒体量記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04338477A JPH04338477A (ja) 1992-11-25
JP3002910B2 true JP3002910B2 (ja) 2000-01-24

Family

ID=15284192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14110091A Expired - Lifetime JP3002910B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 遊技媒体量記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3002910B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2179270A1 (en) * 1993-12-27 1995-07-06 Takatoshi Takemoto Image displaying game system and management system for place of amusement
JP2925917B2 (ja) * 1994-02-28 1999-07-28 株式会社エース電研 遊技玉貸出し精算装置
EP0810014A1 (en) * 1995-02-17 1997-12-03 Kabushiki Kaisha Ace Denken Recreation hall managing system
JP3030950U (ja) * 1996-04-03 1996-11-12 サン機工株式会社 電子両替機及び該機使用のプレー装置
JP2003054167A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Dainippon Printing Co Ltd 可逆性感熱記録媒体
JP2007206837A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Glory Ltd 本人確認システムおよび本人確認方法
JP2008148788A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Mars Engineering Corp 景品交換装置、景品交換方法、景品交換管理装置、景品交換管理方法、景品交換システムおよび景品交換管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04338477A (ja) 1992-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU669131B2 (en) Card for recording number of game media, device for dispensing cards and device for taking cards in
JPH0935016A (ja) 可逆的情報表示方法
JPH01304996A (ja) カード
JPH05217030A (ja) カード処理方法
JP3002910B2 (ja) 遊技媒体量記録方法
JP2936567B2 (ja) 情報記録表示カード
JP3442827B2 (ja) 記憶媒体及びその記録処理方法
JP2858268B2 (ja) 遊技媒体量記録方法
US20050062859A1 (en) Method of providing photofinishing services
US4963722A (en) Method of storing a consumed amount in a card memory
JPH0460891A (ja) 駐車カード並びに駐車場管理装置
JPH06106884A (ja) 情報記録媒体及びそのデータ記録方法、その真偽判別方法
GB2178207A (en) Recording data in a card memory
KR100207143B1 (ko) 선불카드와 같은 카드의 처리방법 및 이의 카드 처리장치
JP2002210210A (ja) 遊技用プリペイドカードの運用方法
JP3212654B2 (ja) 情報記録媒体及び情報記録媒体の記録方法
US20030074260A1 (en) Image displaying method and point card
JP2941492B2 (ja) 記録媒体
JP3299610B2 (ja) 電子出版システム
JP2685309B2 (ja) 料金カードおよび料金カード処理装置
JPS63211484A (ja) 情報記録カ−ド
JP3708578B2 (ja) 画像記録装置
JP4562905B2 (ja) サーマルリライトカード
JPH052667A (ja) 記録媒体
JPH03219432A (ja) 記録媒体及び記録媒体処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 12