JP4562905B2 - サーマルリライトカード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリペイドカードなどに用いられるカードであって、カードの表裏両側に情報を書き換え可能に表示することができる表示部と磁気記録層とを設けたサーマルリライトカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばテレホンカード、バス共通カード、高速道路通行券、各種入場券などにおいて、顧客があらかじめ所定の金額を支払い、その支払い金額に応じた金額度数データを磁気記録部などに記録し、随時使用金額に応じた金額度数データを減算させることで、できるだけ現金によるやり取りを少なくするプリペイド方式のカードが使用されている。
【0003】
そして、このプリペイドカードには、金額度数データの残高の確認を行えるように、金額度数を表示させた部分のデータ使用度数に対応させた位置に随時孔を開けたり、マークを表示させたりして、使用者が残高度数の大まかな確認を行えるようにしている。
しかしながら、これらの残高度数の表示の多くは、具体的な数字の表示ではなく、あらかじめ表示された数字の部分に穿孔やマークで印を加える方式であるため、詳細な残高度数を確認できず不便であった。
【0004】
しかも、従来1枚のカードでは、2種類の用途に対する支払いができないため、用途ごとに1枚づつのカードを購入しなければならず、常に多くのカードを持ち歩かなければならないという不便があり、また、使い捨てのプリペイドカードを大量に消費することは、省資源化を図る上でも問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、1枚のカードの両面側にそれぞれ別々の情報を書き換え可能に表示させ、また1枚のカードの両面側にそれぞれ別々の情報を書き換え可能に記憶させることができるようにし、更に、従来のプラスチックカードに比べカードの厚さを薄く構成することができるサーマルリライトカードを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のサーマルリライトカードは、基材と、前記基材の両面に形成された各セルフクリーニング層と、前記各セルフクリーニング層上に、磁気記録層が積層された領域と、前記各セルフクリーニング層が露出された領域とを備え、前記各セルフクリーニング層が露出された領域が、カードを天地方向に反転させた際に同位置となる部分に設けられていることを特徴とする。
【0007】
また、前記磁気記録層上に、ポリエステルフィルム層、可逆性感熱発色剤層、印刷層、保護層とが順次積層され、前記可逆性感熱発色剤層上に書き換え可能な表示部を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のサーマルリライトカードに係る一実施形態の表側の平面図、図2は、図1のサーマルリライトカードを天地方向に裏反した状態を示す裏側の平面図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、図1のB−B線断面図である。
【0009】
本発明のサーマルリライトカード1は、ポリエステルフィルムからなる基材2と、基材2の表裏両面上にそれぞれ形成されたセルフクリーニング層3,4を有している。
そして、図1または図3に示すように、サーマルリライトカード1の表側には、前記セルフクリーニング層3の表面が露出された領域L1と、セルフクリーニング層3上に、磁気記録層5、ポリエステルフィルム層6、可逆性感熱発色剤層7、印刷層8、保護層9とが順次積層された領域L2とを有している。
【0010】
更に、図2または図3に示すように、サーマルリライトカード1の裏側には、前記セルフクリーニング層4の表面が露出された領域L3と、セルフクリーニング層4上に、磁気記録層10、ポリエステルフィルム層11、可逆性感熱発色剤層12、印刷層13、保護層14とが順次積層された領域L4とを有している。
【0011】
そして、前記各セルフクリーニング層3,4が露出された領域は、サーマルリライトカード1を横長に置いて天地方向に反転させた場合に、同位置となる部分に設けられている。
通常、カードの両面に磁気記録部を設け、カードリーダライターでそれらの磁気記録部への情報の書き換え及び情報の読み取りなどする場合には、カードを長手方向にしてカードリーダライター内に挿入し、内蔵された磁気ヘッドに接触させることで読み取り処理を行う。
【0012】
そして、同じ磁気ヘッドによりカードの両面に設けた磁気記録部の読み取り処理を行うには、サーマルリライトカード1を横長に置いて天地方向に反転させた場合に少なくとも同位置となる部分に磁気記録部を設けることが好ましい。
【0013】
本発明のサーマルリライトカード1では、セルフクリーニング層3が露出された領域L1に積層された磁気記録層5と、セルフクリーニング層4が露出された領域L3に積層された磁気記録層10とにより情報の記録を行う。カードリーダライター内に備えられた磁気ヘッドにより磁気記録層5への情報の書き換え及び情報の読み取りを行う場合には、セルフクリーニング層の表面に磁気ヘッドを接触させて処理を行ない、また磁気記録層10に記録された情報の読み取りを行う場合には、セルフクリーニング層の表面に磁気ヘッドを接触させて処理を行なうことで、それぞれの磁気記録層5,10に情報を記録させたり、記録された情報の読み取りを行ないながら、磁気ヘッドと接触するそれぞれのセルフクリーニング層3,4により、磁気ヘッドの表面に付着したほこり、ゴミ、汚れ等を除去することができる。
【0014】
セルフクリーニング層3,4としては、樹脂バインダー中に顔料を含有させた塗料もしくはインキを用いて形成することができる。
バインダーに適した樹脂としては、アクリル系、ビニル系、アルキッド系、ウレタン系、エポキシ系等の熱可塑性または熱硬化性樹脂から選択することができる。
また顔料としては、セルフクリーニング層の表面に微細な凹凸を形成するために用いるもので、ほとんど全ての無機顔料あるいは有機顔料の中から任意に選択して使用することができる。
【0015】
上記ような微細な凹凸を形成することができる顔料としては、粒径0.1〜1.0μm球形状あるいは鱗片状の焼成カオリン、炭酸カルシウム、非晶質シリカ、ポリエチレンフィラー、尿素ホルマリンフィラー、ベンゾグアナミンフィラー、ポリスチレンフィラー、アクリルニトリルフィラー、シリコンフィラーが適している。
【0016】
そして、上記のようなインキもしくは塗料を用いて、通常の印刷方法やコーティング方法で例えばポリエステルフィルムからなる基材の表面上の全面にセルフクリーニング層を形成する。
基材上へのセルフクリーニング層の形成法としては、例えばシルクスクリーン印刷法、オフセット印刷法、活版印刷法、グラビア印刷法、リバースロールコーティング法、ロールコーティング法、ダイレクトグラビアコーティング法、など公知のコーティング方法を用いることができる。
【0017】
また、サーマルリライトカード1の表面側の領域L2に積層された可逆性感熱発色剤層7と、裏面側の領域L4に積層された可逆性感熱発色剤層12とは、サーマルヘッドなどの加熱手段により可視情報を多数回にわたって繰り返し書き換え可能に表示することができる層であって、公知の可逆性感熱発色剤層を用いることができる。
【0018】
これら可逆性感熱発色剤層7,12としては、例えば、特開昭54−119377号公報、同55−154198号公報、同61−258853号公報、同58−7683号公報、同57−109695号公報、同57−82086乃至82088号公報等において知られた材料であり、これらの材料は熱により透明状態と白濁状態とが可逆的に変化し、且つ常温で上記2形態が保持できるポリマー組成物である。
【0019】
例えば、これらの材料は常温により高い温度T1以上に加熱後冷却すると白濁し、且つ常温により高く且つT1よりより低い温度T2に加熱後冷却すると透明となる。
したがって、これらのポリマー組成物から感熱記録層を形成し、この層をT1より低く且つ常温より高い温度T2に加熱後冷却する全体が透明なフィルムとなり、この透明フィルムにサーマルヘッド等によりT1以上の温度で印字すると白濁による白色文字が形成される。
そして、文字形成後に全面を再度T2の温度に加熱するとこれらの文字は消去され、再度T1の温度で印字可能となる。また、逆に全体をT1の温度白濁させ、T2の温度で抜き文字状に印字することもできる。
【0020】
以上の如き物性を有するポリマー組成物はいずれも本発明で使用可能であるが、好ましい具体例としては、例えばポリ塩化ビニル、塩化ビニル系共重合体、塩化ビニリデン系共重合体、ポリエステル等の熱可塑性樹脂をマトリックス材とし、このマトリックス材中に炭素数10乃至30の飽和或いは不飽和脂肪酸、それらのエステル、マミドまたはアンモニウム塩等の有機低分子物質との使用比率は、重量比で3:1乃至16:1、好ましくは6:1乃至12:1の範囲である。
【0021】
これら可逆性感熱発色剤層7,12として、ロイコ系の可逆性感熱発色層を用いてのよい。
ロイコ系の可逆性感熱発色層としては、ロイコ染料と、このロイコ染料を加熱することにより発色させる酸性基及びロイコ染料を加熱することにより消色させる塩酸性基とを有する化合物、またはロイコ染料を加熱することにより発色させる酸性基を有する化合物およびロイコ染料を加熱することにより消色させる塩酸性基とを有する化合物と、水または有機溶剤に溶解する高分子材料等からなるバインダーとから構成したものである。
【0022】
ロイコ染料としては、3−インドリノ−p−ジメチルアミノフェニル−6−ジメチルアミノフタリド、クリスタルバイオレットラクトン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン、2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジエチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−t−ブチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−p−ブチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−p−トルイジノ)−フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチルシクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオランなどが使用できる。
【0023】
ロイコ染料を加熱することにより発色させる酸性基としては、フェノール性水酸基、またはカルボキシル基などが使用できる。
また、ロイコ染料を加熱することにより消色させる塩酸性基としては、アミノ基などが使用できる。
【0024】
これらの酸性基及び塩酸性基を有する両性化合物としては、2−アミノフェノール、3−アミノフェノール、4−アミノフェノール等のアミノフェノール;2−アミノ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−アミノ安息香酸等のアミノ安息香酸;2−ヒドロキシ−3−アミノ安息香酸、2−アミノ−3−ヒドロキシ安息香酸、2−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−アミノ−4−アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−アミノ安息香酸、3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、−ヒドロキシ−5−アミノ安息香酸等のヒドロキシアミノ安息香酸等が使用できる。
【0025】
また、酸性基を有する化合物としては、2−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸等のヒドロキシ安息香酸;4−ヒドロキシサリチル酸、5−ヒドロキシサリチル酸等のヒドロキシサリチル酸等が使用できる。
また、塩酸性基を有する化合物としては、トクチルアミン、ノニルアミン、ベンジルアミン、2−フェニルエチルアミン、6−フェニルヘキシルアミン等が使用できる。
【0026】
バインダーとしては、メチルアルコール、ポリビニルアルコール、エチルセルロース、酢酸セルロース、ニトロセルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビルニル等が使用できる。
【0027】
ロイコ系の可逆性感熱発色層における上記の各成分の含有量としては、両性化合物1重量部に対して、ロイコ染料0.1〜1重量部、バインダー2重量部以下を混合する。
そして、例えば、水もしくは有機溶剤に上記両性化合物、ロイコ染料、バインダーを溶解または分散して、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷などの方法で印刷する。
【0028】
ロイコ系の可逆性感熱発色層における画像表示及び画像消去の原理は、次の通りである。
ロイコ系の可逆性感熱発色層に対して、サーマルヘッドにより比較的低温加熱することで、その熱エネルギーによって、フェノール性化合物は無色のロイコ染料のラクトン環を開環させ、無色から有色に色変化させ各種の情報を目視可能に表示させる。
また、セラミックバーにより高温加熱することにより、その熱エネルギーによって、ラクトン環を閉環させて無色の化合物に戻すことができる。
つまり、熱の作用によって酸の性質を示したり、塩基の性質を示すためにロイコ染料に対して、顕色剤となったり減色剤となったりするものである。
【0029】
以上説明したように、可逆性感熱発色層として、種々の仕様を使用することができるが、上記の仕様に限定されるものではなく、その他の様々な仕様を設けることができるものである。
更に、サーマルリライトカード1の両面にそれぞれ異なる仕様の可逆性感熱発色層を設けてもよい。
【0030】
そして、それぞれの可逆性感熱発色剤層7,12上には、例えばカードの発行者名やカードの名称そして種々の絵柄やマーク,デザイン等を有する印刷層8,13がオフセット印刷、シルクスクリーン印刷等で形成されている。
【0031】
更に、それぞれの印刷層8,13上には、保護層9,14である例えばポリ塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ブタジエン樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド系樹脂、セルロース系樹脂、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリビニールアルコール、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂またはこれらの混合物などからなるオーバーシートが設けられている。
【0032】
本発明のサーマルリライトカード1の全体の厚みは、約0.5mmで、セルフクリーニング層3,4が露出したカードのそれぞれの長辺側からの領域L1,L2が少なくとも約20mm以上設けることが磁気ヘッドによる磁気読み取り上好ましい。
【0033】
また、可逆性感熱発色剤層7,12上には、それぞれ所定領域の書き換え可能な表示部15,16を設け、この書き換え可能な表示部15,16の領域には印刷層8,13に絵柄印刷などを行わないで透明インキを用いて印刷を行った透明インキ層17,18を形成して外部から透視可能にし、可逆性感熱発色剤層7,12に表示された可視情報を外部から目視できるようにしておく。
【0034】
書き換え可能な表示部15,16の領域は、任意に透明インキ層17,18の領域を設定することで必要に応じて狭く設けたり、広く設けることができる。
透明インキは、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、等の単独または混合物を使用できるが、特に重合度が500〜600度のものを使用することが好ましい。
【0035】
【実施例】
図1及び図2には、本発明のサーマルリライトカード1を用いて、カードの表面を酒屋で使用するポイントカードとして使用し、そして裏面を文房具屋で使用するポイントカードとして使用することで、1枚で別々の取引先からのサービスの提供を受けることができるようにした例を示している。
【0036】
サーマルリライトカード1を使用する顧客が酒屋でポイントサービスを受ける際には、カードリーダライターにカードを挿入し、カードの上面側からサーマルヘッドで書き換え可能な表示部15上から加熱して、可逆性感熱発色剤層7にポイントなどの可変情報を書き換え表示を行うと共に、カード上から磁気ヘッドによりのカードのセルフクリーニング層3の表面が露出された領域L1上に接触させて、前記領域L1に積層された磁気記録層10に記録された情報を読み取りまたは情報の書き換えを行う。
【0037】
また、顧客が文房具屋でポイントサービスを受ける際には、カードリーダライターにカードの裏面側を上側にした状態で挿入し、カードの上面側からサーマルヘッドで書き換え可能な表示部16上から加熱して、可逆性感熱発色剤層12にポイントなどの可変情報を書き換え表示を行うと共に、カード上から磁気ヘッドによりのカードのセルフクリーニング層4の表面が露出された領域L3上に接触させて、前記領域L3積層された磁気記録層5に記録された情報を読み取りまたは情報の書き換えを行う。
【0038】
【発明の効果】
以上のようにして、本発明のサーマルリライトカード1は、1枚のカードの両面側にそれぞれ別々の情報を書き換え可能に表示させ、また1枚のカードの両面側にそれぞれ別々の情報を書き換え可能に記憶させることができるので、省資源化を図ることができ、使用者もできる少ない枚数のカードを持ち歩くことで種々のカードサービスを利用することができる。
また、各セルフクリーニング層が露出された領域が、カードを天地方向に反転させた際に同位置となる部分に設けることで、磁気ヘッドをセルフクリーニング層で清掃することもできる。
更に、基材がポリエステルフィルムからなることで、従来のプラスチックカードに比べカードの厚さを薄く構成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルリライトカードに係る一実施形態の表側の平面図である。
【図2】図1のサーマルリライトカードを天地方向に裏反した状態を示す裏側の平面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 本発明のサーマルリライトカード
2 基材
3,4 セルフクリーニング層
5,10 磁気記録層
6,11 ポリエステルフィルム層
7,12 可逆性感熱発色剤層
8,13 印刷層
9,14 保護層
15,16 書き換え可能な表示部
17,18 透明インキ層

Claims (2)

  1. サーマルリライトカードにおいて、前記カードの基材と、前記基材の両面に形成された各セルフクリーニング層と、前記各セルフクリーニング層上に、磁気記録層が積層された領域と、前記各セルフクリーニング層が露出された領域とを備え、
    前記各セルフクリーニング層が露出された領域が、カードを天地方向に反転させた際に同位置となる部分に設けられていることを特徴とするサーマルリライトカード。
  2. 前記磁気記録層上に、ポリエステルフィルム層、可逆性感熱発色剤層、印刷層、保護層とが順次積層され、前記可逆性感熱発色剤層上に書き換え可能な表示部を有することを特徴とする請求項1記載のサーマルリライトカード。
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