JP2002210210A - 遊技用プリペイドカードの運用方法 - Google Patents

遊技用プリペイドカードの運用方法

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JP2002210210A
JP2002210210A JP2001012592A JP2001012592A JP2002210210A JP 2002210210 A JP2002210210 A JP 2002210210A JP 2001012592 A JP2001012592 A JP 2001012592A JP 2001012592 A JP2001012592 A JP 2001012592A JP 2002210210 A JP2002210210 A JP 2002210210A
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card
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gaming
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Yasuaki Yoshioka
康明 吉岡
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度遊技者に発行した遊技用プリペイドカー
ドを再び複数の遊技者に再使用でき、またもし遊技者が
遊技用プリペイドカードを返却しない場合でもカード発
行者側の損害を回避でき、更に遊技者の選択により保証
金を遊技料金として流用できるようにした遊技用プリペ
イドカードの運用方法を提供する。 【解決手段】 カード発行者が前払金を受けて遊技者に
発行した遊技用プリペイドカードを、複数の遊技者に対
して繰り返し再使用できる遊技用プリペイドカードの運
用方法であって、遊技者から遊技用料金と遊技用プリペ
イドカードの保証金の徴収を行なった後、遊技用料金及
び保証金に該当する遊技用料金データ及び保証金データ
を記録又は記憶した書き換え可能な記録部又は記憶部を
有する前記遊技用プリペイドカードの発行を行ない、遊
技者の選択により保証金に該当する金額データも遊技用
料金として使用可能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前払金を受けて遊
技者に発行した遊技用プリペイドカードを、複数の遊技
者に対して繰り返し再使用できる遊技用プリペイドカー
ドの運用方法に関する。
【0002】従来、遊技用プリペイドカードなどに用い
るカードは、カード基材上に順次磁性層、印刷層などを
形成し、この磁気層に遊技者から徴収した前払金に応じ
た遊技用料金データを磁気記録して、カードによる精算
処理が行えるようにしている。そして、これらの遊技用
プリペイドカードは、遊技者が使用して遊技用料金デー
タの残高がなくなった後に遊技者自身で廃棄処分する使
い捨て方式が一般的である。
【0003】しかしながら、これらの磁気記録方式の遊
技用プリペイドカードでは、カードが偽造されやすいの
で、例えば数万円などの高額の前払金に応じた遊技用料
金データを磁気記録したカードを発行するのは危険であ
る。したがって、もし偽造が行われた場合でも高額の被
害を受けないようにするために、例えば数千円程度の前
払金に応じた遊技用料金データを磁気記録したカードを
発行することが多いのが現状である。
【0004】ところが、遊技用プリペイドカードに記録
する金額が少ないと、消費される遊技用プリペイドカー
ドの枚数も多く消費する資源の量も多くなり、省資源化
を推進することができないという問題が生じる。このた
め、省資源化を推進する上でも、一度発行した遊技用プ
リペイドカードを回収して再使用することで省資源化を
推進することが望まれている。
【0005】また、例えばICカードのようにデータ記
憶容量が大きく、偽造できにくいカードを遊技用プリペ
イドカードに用いた場合には、高額の遊技用料金データ
をカードに記憶しやすくなるが、磁気カードに比べて製
造コストが高くなるので、一度遊技者に発行した遊技用
プリペイドカードをカード発行者が回収し、再び複数の
遊技者に対して繰り返し再使用できるようにしなければ
採算が合わないという問題がある。
【0006】したがって、比較的高額の遊技用プリペイ
ドカードを遊技者に発行する場合には、遊技者が遊技を
行なう際に支払う遊技用料金と、遊技者がプリペイドカ
ードをカード発行者に返却する際に、カード発行者から
遊技者に対して返金するという前提で予め支払っておく
保証金と、を合計した金額を遊技者から徴収し、もしプ
リペイドカードがカード発行者に返却されない時でも、
この保証金を遊技者へ返却しないことでカード発行者側
におけるプリペイドカード代金の損害を防ぐようにして
おく必要がある。
【0007】一方、遊技者にとっては、遊技終了後、遊
技用プリペイドカードをカード発行者へ返却し保証金の
返金を受けることになるが、遊技用料金として記録又は
記憶させた遊技用料金データを全て使用した場合に、再
度前払金として遊技用料金の支払いと遊技用プリペイド
カードへの遊技用料金データの追加処理手続きを行うた
めに、所定場所へ行かなければならず面倒であるという
不便がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、磁気カード
に比べ比較的製造コストの高いICカード等のカードを
遊技用プリペイドカードに用いる場合でも、一度遊技者
に発行した遊技用プリペイドカードをカード発行者が回
収しやすくして、再び複数の遊技者に対して繰り返し再
使用でき、またもし遊技者が遊技用プリペイドカードを
カード発行者に返却しない場合でもカード発行者側の損
害を回避できるようにすると共に、遊技者が遊技用プリ
ペイドカードの遊技用料金データの残高を使い終わった
場合でも、遊技者の選択により遊技用プリペイドカード
の保証金を遊技料金として流用できるようにし、遊技者
の利便性を向上させた遊技用プリペイドカードの運用方
法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技用プリペイ
ドカードの運用方法は、カード発行者が前払金を受けて
遊技者に発行した遊技用プリペイドカードを、複数の遊
技者に対して繰り返し再使用できる遊技用プリペイドカ
ードの運用方法であって、前記遊技者から遊技用料金と
遊技用プリペイドカードの保証金の徴収を行なった後、
前記遊技用料金及び保証金に該当する遊技用料金データ
及び保証金データを記録又は記憶した書き換え可能な記
録部又は記憶部を有する前記遊技用プリペイドカードの
発行を行ない、前記遊技者の選択により前記保証金に該
当する金額データも遊技用料金として使用可能としたこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記保証金に該当する金
額データを遊技用料金として使用する場合は、遊技用プ
リペイドカードを遊技者へ返却せず、カード発行者が回
収することを特徴とする。更に、本発明は、前記遊技用
プリペイドカードに書き換え可能な表示部を設け、前記
表示部に遊技用料金データと保証金データの表示を行な
うことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に使用する
遊技用プリペイドカードの一実施形態を示す平面図、図
2は、図1のA−A線断面図、図3は、本発明の方法を
実施するのに使用するシステムのシステム構成図、図4
は、本発明の方法を実施するのに使用するシステムのシ
ステムブロック図、図5は、本発明の方法を実施するシ
ステムを用いた実施例を説明するための図、図6は、本
発明の方法を実施するシステムを用いて処理手順を説明
するフローチャートである。
【0012】まず本発明の遊技用プリペイドカードの運
用方法の一実施形態に使用する遊技用プリペイドカード
1について説明する。図1,図2に示すように、本発明
に使用する遊技用プリペイドカード1は、カード基材2
として、2枚のセンターコアシート3a,3bが積層さ
れ、更にその上下面に透明のオーバーシート4a,4b
が積層されて構成されている。オーバーシート4a,4
bは、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体樹脂をシー
ト状に形成したものであり、その表面に磁気ストライプ
からなる磁気記録部5が形成されている。
【0013】一方センターコアシート3a,3bは乳白
色の塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体樹脂であり、
センターコアシート3a,3bの表面には、文字情報、
及び絵柄やマーク,デザイン等の各種の印刷表示6がオ
フセット印刷、シルクスクリーン印刷等で形成されてい
る。またセンターコアシート3a,3bは、必要とする
厚さが得られれば1枚ないし3枚以上でもよく特に2枚
に限定する必要はない。尚、オーバーシート4a,4b
とセンターコアシート3a,3bとの間に接着層を設け
るようにしてもよい。
【0014】そして、図2に示すようにセンターコアシ
ート3a,3bを挟んで、その上下方向からオーバーシ
ート4a,4bを重ね、例えば150℃、15分、25
kg/cm2の熱圧を加えて積層し一体化した後に、カ
ード寸法に打ち抜きカード基材2を形成する。
【0015】オーバーシート4a,4bおよびセンター
コアシート3a,3bの材料となる樹脂としては、特に
制限はないが、具体的にはポリ塩化ビニル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ブタ
ジエン樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド系樹
脂、セルロース系樹脂、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリビニールア
ルコール、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹
脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂またはこ
れらの混合物などの合成樹脂を挙げることができる。
【0016】また、カード基材2の表面側にはICチッ
プ7が内蔵されたICモジュール8を挿入して接着固定
する凹部9が形成されている。ICモジュール8は、例
えば各種の情報を記憶させておくことができる記憶手段
であるメモリと制御手段であるCPUとを有するICチ
ップ7と、外部装置との情報の交換を行うための端子部
10とがスルーホール11により接続されてモジュール
化されている。ICチップ7のメモリには、例えば遊技
用料金及び保証金に該当する遊技用料金データ及び保証
金データを記憶させておくことができる。また、磁気記
録部5にも、上記ICチップ7に記録した情報と同様の
情報を記録してもよく、また上記情報の中から任意に選
択して記録してもよい。
【0017】また、カード基材2のオーバーシート4a
の表面の一部に凹部12を形成し、その凹部12内に情
報を書換え可能に表示することができる書換え可能な表
示部13が設けられている。この書換え可能な表示部1
3としては、例えば、可逆性感熱表示部が設けられてい
る。可逆性感熱表示部は、下部から接着層14、支持体
(PET)15、感熱記録層16、保護層17とが順次
積層されている。
【0018】本発明で使用する可逆性感熱表示部は、例
えば、特開昭54−119377号公報、同55−15
4198号公報、同61−258853号公報、同58
−7683号公報、同57−109695号公報、同5
7−82086乃至82088号公報等において知られ
た材料であり、これらの材料は熱により透明状態と白濁
状態とが可逆的に変化し、且つ常温で上記2形態が保持
できるポリマー組成物である。
【0019】例えば、これらの材料は常温により高い温
度T1以上に加熱後冷却すると白濁、且つ常温により高
く且つT1より低い温度T2に加熱後冷却すると透明とな
る。したがって、これらのポリマー組成物から感熱記録
層を形成し、この層をT1より低く且つ常温より高い温
度T2に加熱後冷却する全体が透明なフィルムとなり、
この透明フィルムにサーマルヘッド等によりT1以上の
温度で印字すると白濁による白色文字が形成される。そ
して、文字形成後に全面を再度T2の温度に加熱すると
これらの文字は消去され、再度T1の温度で印字可能と
なる。また、逆に全体をT1の温度白濁させ、T2の温度
で抜き文字状に印字することもできる。
【0020】以上の如き物性を有するポリマー組成物は
いずれも本発明で使用可能であるが、好ましい具体例と
しては、例えばポリ塩化ビニル、塩化ビニル系共重合
体、塩化ビニリデン系共重合体、ポリエステル等の熱可
塑性樹脂をマトリックス材とし、このマトリックス材中
に炭素数10乃至30の飽和或いは不飽和脂肪酸、それ
らのエステル、マミドまたはアンモニウム塩等の有機低
分子物質との使用比率は、重量比で3:1乃至16:
1、好ましくは6:1乃至12:1の範囲である。以上
の如くカード基材2に形成する可逆性感熱表示部は、そ
のカードの使用目的に適合するようにそれぞれカード基
材2の両面、片面の全部または一部に設けてもよい。
【0021】また、情報を書換え可能に表示することが
できる表示手段として、上記の可逆性感熱表示部の代わ
りに、ロイコ系可逆性感熱表示部を設けてもよい。ロイ
コ系可逆性感熱表示部を形成する場合には、ロイコ染料
と、このロイコ染料を加熱することにより発色させる酸
性基及びロイコ染料を加熱することにより消色させる塩
酸性基とを有する化合物、またはロイコ染料を加熱する
ことにより発色させる酸性基を有する化合物およびロイ
コ染料を加熱することにより消色させる塩酸性基とを有
する化合物と、水または有機溶剤に溶解する高分子材料
等からなるバインダーとから構成する。
【0022】ロイコ染料としては、3−インドリノ−p
−ジメチルアミノフェニル−6−ジメチルアミノフタリ
ド、クリスタルバイオレットラクトン、3−ジエチルア
ミノ−7−クロロフルオラン、2−(2−フルオロフェ
ニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン、
2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジエチルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−シクロヘキ
シルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチ
ル−7−t−ブチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−p−ブチルアニリノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−p
−トルイジノ)−フルオラン、3−ピロリジノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−7−
シクロヘキシルアミノフルオラン、メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−N−メチルシクロヘキシルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオランなどが使用でき
る。
【0023】ロイコ染料を加熱することにより発色させ
る酸性基としては、フェノール性水酸基、またはカルボ
キシル基などが使用できる。また、ロイコ染料を加熱す
ることにより消色させる塩酸性基としては、アミノ基な
どが使用できる。
【0024】これらの酸性基及び塩酸性基を有する両性
化合物としては、2−アミノフェノール、3−アミノフ
ェノール、4−アミノフェノール等のアミノフェノー
ル;2−アミノ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−ア
ミノ安息香酸等のアミノ安息香酸;2−ヒドロキシ−3
−アミノ安息香酸、2−アミノ−3−ヒドロキシ安息香
酸、2−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−アミノ
−4−アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−アミノ安
息香酸、3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒ
ドロキシ−5−アミノ安息香酸等のヒドロキシアミノ安
息香酸等が使用できる。
【0025】また、酸性基を有する化合物としては、2
−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸等のヒ
ドロキシ安息香酸;4−ヒドロキシサリチル酸、5−ヒ
ドロキシサリチル酸等のヒドロキシサリチル酸等が使用
できる。また、塩酸性基を有する化合物としては、トク
チルアミン、ノニルアミン、ベンジルアミン、2−フェ
ニルエチルアミン、6−フェニルヘキシルアミン等が使
用できる。
【0026】バインダーとしては、メチルアルコール、
ポリビニルアルコール、エチルセルロース、酢酸セルロ
ース、ニトロセルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビル
ニル等が使用できる。
【0027】ロイコ系可逆性感熱記録表示部における上
記の各成分の含有量としては、両性化合物1重量部に対
して、ロイコ染料0.1〜1重量部、バインダー2重量
部以下を混合する。そして、例えば、水もしくは有機溶
剤に上記両性化合物、ロイコ染料、バインダーを溶解ま
たは分散して、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印
刷などの方法で支持体上に印刷する。
【0028】ロイコ系可逆性感熱記録表示部における画
像表示及び画像消去の原理は、次の通りである。熱エネ
ルギーによって、フェノール性化合物は無色のロイコ染
料のラクトン環を開環させ、無色から有色に色変化させ
る。しかし、ラクトン環が開環した有機化合物は、塩基
性物質に接触すると閉環して元のラクトン環のある無色
のロイコ染料に戻る。即ち、熱エネルギーを制御するこ
とにより、ラクトン環を開環させて有色化合物にした
り、閉環させて無色の化合物に戻したりすることができ
る。つまり、熱の作用によって酸の性質を示したり、塩
基の性質を示すためにロイコ染料に対してして、顕色剤
となったり、減色剤となったりするものである。
【0029】この書換え可能な表示部13には、図1に
示すようにカードリーダライタにより遊技用料金データ
18と保証金データ19をそれぞれ表示する。遊技者
は、この書換え可能な表示部13に表示された遊技用料
金データ18を見ることで、ICチップ7のメモリに記
憶又は磁気記録部5に記録された遊技用料金データの残
高をいつでも確認することができる。また、この書換え
可能な表示部13に表示された保証金データ19を見る
ことで、ICチップ7のメモリに記憶又は磁気記録部5
に記録された保証金データをいつでも確認することがで
きる。
【0030】次に、本発明の遊技用プリペイドカードの
運用方法の一実施形態として、複数の店舗を有するゲー
ムセンターに適応させた例について以下に説明する。図
3に示すように、例えばゲームセンターの各店舗毎にカ
ードリーダライター20とコンピュータ端末21とが備
えられ、また各店舗に備えられたコンピュータ端末21
は、通信回線22を介して本部などに設置されたホスト
コンピュータ23とつながっている。カードリーダライ
ター20には、データ読取手段24と、データ書込手段
25と、表示記録手段26とが設けられている。
【0031】カードリーダライター20のデータ読取手
段24とデータ書込手段25は、遊技用プリペイドカー
ド1に設けられた磁気記録部5やICチップ7等の記録
部や記憶部に対してデータの書き込みや読取りができる
公知技術の仕様を備える。また、カードリーダライター
20の表示記録手段26は、遊技用プリペイドカード1
に設けられた書換え可能な表示部13に遊技用料金デー
タ18と保証金データ19をそれぞれ表示するもので、
公知技術の仕様を備える。
【0032】また、コンピュータ端末21には、表示手
段27と入力手段28と記憶手段29と制御手段30と
が設けられている。そして、ホストコンピュータ23
は、制御手段33と、入力手段34と、表示手段35
と、プリンターなどの出力手段36と、例えば発行する
遊技用プリペイドカード1毎の識別番号やそれらのカー
ドに記録又は記憶させた遊技用料金データと保証金デー
タなどの発行履歴データを記憶させたデータベース37
を有する記憶手段38とを有する。
【0033】そして、コンピュータ端末21の制御手段
30またはホストコンピュータ23の制御手段33は、
カードリーダライター20のデータ読取手段24で、ポ
イントカード1に設けられた磁気記録部5やICチップ
7等の記録部や記憶部に記録または記憶された遊技用料
金データ18を読み取った際に、遊技者が使用しようと
する金額が遊技用料金データ18の残高では足りない場
合に、自動的に保証金データ19の金額を補充して使用
するようにカードリーダライター20に指示信号を送
る。この場合には、保証金データ19が遊技用料金とし
て使用され、その使用された金額を差し引いた残高が保
証金残高として書換え可能な表示部13に表示記録され
る。
【0034】そして、これらのカードリーダライターと
コンピュータ端末は、図4に示すようにゲームセンター
の店舗が、例えば店舗A,店舗B,店舗Cの3つの店舗
がある場合には、少なくとも各店舗にカードリーダライ
ター20a,20b,20cとコンピュータ端末21
a,21b,21cが1台づつ設置されている。
【0035】次に、本発明の遊技用プリペイドカードの
運用方法の処理手順を、図5と図6のフローチャートに
基づいて説明する。遊技を行う遊技者は、遊技用プリペ
イドカードの販売所で、例えば遊技用料金が1万円分の
遊技用プリペイドカード1の購入を行うとする。この際
に、遊技用料金の1万円と遊技用プリペイドカード1の
保証金として、例えば2千円を加算して全部で1万2千
円の支払いを行う(S1)。これらの遊技用料金データ
と保証金データは、カードリーダライター20により、
遊技用プリペイドカード1の磁気記録部5やICチップ
7等の記録部や記憶部に記録または記憶され、また書換
え可能な表示部13にも表示されて遊技者に発行される
(S2)。
【0036】その後、遊技者はゲームを行う際に、カー
ドリーダライター20に遊技用プリペイドカード1を挿
入することで、遊技用料金データからそのゲーム料金分
を減算され、遊技用プリペイドカード1の磁気記録部5
やICチップ7等の記録部や記憶部の記録または記憶を
更新し、また書換え可能な表示部13の表示内容も書き
換える(S3)。
【0037】そして、ゲームで使用した遊技用料金が1
万円となり遊技用料金データの残高がなくなった時に
(S4)、遊技者がゲームを終了するか否か選択し(S
5)、遊技者がゲームを終了する場合には、遊技用プリ
ペイドカードの回収所に遊技用プリペイドカードを持っ
ていくことで(S6)、遊技用プリペイドカードと引き
換えに表示部に表示された保証金データに該当する保証
金である2千円を遊技者に返金する(S7)。
【0038】しかしながら、遊技用料金データが0円に
なってもゲームを継続させることを遊技者が選択した場
合には、ゲーム実施に際してカードリーダライター20
に遊技用プリペイドカード1を挿入することで、自動的
に保証金データ19の金額をゲーム代金として減額更新
させることで、ゲームを継続して行うことができる(S
8)。
【0039】そして、カードリーダライター20で読み
取られた保証金データ19の残高の有無をコンピュータ
端末で確認し(S9)、遊技用プリペイドカードの保証
金データ19が0円となった場合には、ゲームを行うこ
とができなくなり遊技を終了する(S10)。また、遊
技者が、前記保証金データ19の金額データを遊技用料
金として使用され、保証金データ19の金額データを使
い終わった場合は、カード発行者が遊技用プリペイドカ
ードを遊技者へ返却せずに回収する。ただし、保証金デ
ータ19の金額データを遊技用料金として使用しない場
合で、その後もゲームを行う際には、再び遊技用プリペ
イドカードの販売所で、遊技用料金の支払いを行ないそ
れらに対応するデータを記憶部または記録部に記憶また
は記録させる。
【0040】上記のようにして、1枚の遊技用プリペイ
ドカードを継続して1人の遊技者が使用する場合には、
遊技用料金を支払うことで継続して使用することがで
き、また遊技を終了した場合には、遊技用プリペイドカ
ードの保証金データ分の金額を保証金として受け取るこ
とができる。そして回収された遊技用プリペイドカード
を別の遊技者に対して再発行することで繰り返し使用す
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遊技用プ
リペイドカードの運用方法は、磁気カードに比べ比較的
製造コストの高いICカード等のカードを遊技用プリペ
イドカードに用いる場合でも、カード発行者が回収しや
すくなり、再び複数の遊技者に対して繰り返し再使用で
きるという効果がある。また、もし遊技者が遊技用プリ
ペイドカードをカード発行者に返却しない場合でも、あ
らかじめ遊技者から徴収した保証金を遊技者に返金しな
いことで、カード発行者側の損害を回避できるという効
果がある。
【0042】更に、遊技者が遊技用プリペイドカードの
遊技用料金データの残高を使い終わった場合でも、遊技
者の選択により遊技用プリペイドカードの保証金を遊技
料金として流用できるので便利である。また、遊技者
は、遊技料金データや保証金データの残高を表示部で確
認することができるので、いつゲームを終了するのかを
選択しながら遊技を行うことができるという利便性があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する遊技用プリペイドカードの一
実施形態を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の方法を実施するのに使用するシステム
のシステム構成図である。
【図4】本発明の方法を実施するのに使用するシステム
のシステムブロック図である。
【図5】本発明の方法を実施するシステムを用いた実施
例を説明するための図である。
【図6】本発明の方法を実施するシステムを用いて処理
手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技用プリペイドカード 2 カード基材 3a,3b センターコアシート 4a,4b 透明のオーバーシート 5 磁気記録部 6 印刷表示 7 ICチップ 8 ICモジュール 9,12 凹部 10 端子部 11 スルーホール 13 書換え可能な表示部 14 接着層 15 支持体(PET) 16 感熱記録層 17 保護層 18 遊技用料金データ 19 保証金データ 20,20a,20b,20c カードリーダライター 21,21a,21b,21c コンピュータ端末 23 ホストコンピュータ 24 データ読取手段 25 データ書込手段 26 表示記録手段 27,35 表示手段 28,34 入力手段 29,38 記憶手段 30,33 制御手段 36 出力手段 37 データベース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード発行者が前払金を受けて遊技者に
    発行した遊技用プリペイドカードを、複数の遊技者に対
    して繰り返し再使用できる遊技用プリペイドカードの運
    用方法であって、 前記遊技者から遊技用料金と遊技用プリペイドカードの
    保証金の徴収を行なった後、前記遊技用料金及び保証金
    に該当する遊技用料金データ及び保証金データを記録又
    は記憶した書き換え可能な記録部又は記憶部を有する前
    記遊技用プリペイドカードの発行を行ない、前記遊技者
    の選択により前記保証金に該当する金額データも遊技用
    料金として使用可能としたことを特徴とする遊技用プリ
    ペイドカードの運用方法。
  2. 【請求項2】 前記保証金に該当する金額データを遊技
    用料金として使用する場合は、遊技用プリペイドカード
    を遊技者へ返却せず、カード発行者が回収することを特
    徴とする請求項1記載の遊技用プリペイドカードの運用
    方法。
  3. 【請求項3】 前記遊技用プリペイドカードに書き換え
    可能な表示部を設け、前記表示部に遊技用料金データと
    保証金データの表示を行うことを特徴とする請求項1記
    載の遊技用プリペイドカードの運用方法。
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