JP2002109636A - ポイントカードシステム - Google Patents
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】購買金額に応じたポイントを顧客のカードに磁
気または電子的なデータとして記録させるポイントカー
ドシステムにおいて、大きなコスト負担を強いることな
く導入可能な「ポイントランクアップ」サービスを提供
することを課題とする 【解決手段】顧客カード１００に少なくとも優遇ランク
と、最新の更新日付と、最新更新日付以降の累積獲得ポ
イント数または累積購買金額を記録させておき、カード
リーダーライター装置２００には、顧客の優遇ランクと
購買金額に応じてポイントを加算する通常処理手段２１
０とともに、一定期間に渡る累積獲得ポイント数または
累積購買金額から新しい優遇ランクを設定するランク更
新手段２１１を備えることにより、カードリーダーライ
ター装置単独で、顧客のカードの優遇ランクを更新する
ことができるようにした。
気または電子的なデータとして記録させるポイントカー
ドシステムにおいて、大きなコスト負担を強いることな
く導入可能な「ポイントランクアップ」サービスを提供
することを課題とする 【解決手段】顧客カード１００に少なくとも優遇ランク
と、最新の更新日付と、最新更新日付以降の累積獲得ポ
イント数または累積購買金額を記録させておき、カード
リーダーライター装置２００には、顧客の優遇ランクと
購買金額に応じてポイントを加算する通常処理手段２１
０とともに、一定期間に渡る累積獲得ポイント数または
累積購買金額から新しい優遇ランクを設定するランク更
新手段２１１を備えることにより、カードリーダーライ
ター装置単独で、顧客のカードの優遇ランクを更新する
ことができるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、購買金額に応じた
ポイントを顧客のカードに磁気または電子的なデータと
して記録させるポイントカードシステムに関するもの
で、特に、顧客にポイントを与える際の条件を定める優
遇ランクを顧客の購買履歴に応じて変動させる機能を持
ったポイントカードシステムに関する。
ポイントを顧客のカードに磁気または電子的なデータと
して記録させるポイントカードシステムに関するもの
で、特に、顧客にポイントを与える際の条件を定める優
遇ランクを顧客の購買履歴に応じて変動させる機能を持
ったポイントカードシステムに関する。
【０００２】
【従来技術】小売り商店等が顧客固定化のために行うポ
イントシステムにおいて、年間購買金額等により次年度
の顧客の優遇ランクを設定する「ポイントランクアッ
プ」サービスは、大手百貨店等で実施されている。単純
なポイントサービスは獲得したポイント数に応じた特典
を顧客に与えることにより、固定化を図るものである
が、さらに「ポイントランクアップ」サービスを加える
ことにより、優良顧客には更に有利な条件でポイントを
収集させることで、店に対するよりいっそうのロイヤリ
ティーの醸成を図ることができる。これらのサービス
は、ホストコンピュータ側で顧客の累積の購買金額・ポ
イントデータが管理されるオンラインシステム（カード
リーダー装置が接続された店舗端末とホストコンピュー
タがオンライン接続されているシステム）として構成さ
れるものであった。
イントシステムにおいて、年間購買金額等により次年度
の顧客の優遇ランクを設定する「ポイントランクアッ
プ」サービスは、大手百貨店等で実施されている。単純
なポイントサービスは獲得したポイント数に応じた特典
を顧客に与えることにより、固定化を図るものである
が、さらに「ポイントランクアップ」サービスを加える
ことにより、優良顧客には更に有利な条件でポイントを
収集させることで、店に対するよりいっそうのロイヤリ
ティーの醸成を図ることができる。これらのサービス
は、ホストコンピュータ側で顧客の累積の購買金額・ポ
イントデータが管理されるオンラインシステム（カード
リーダー装置が接続された店舗端末とホストコンピュー
タがオンライン接続されているシステム）として構成さ
れるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、同サービス
を実施するためには、オンラインシステムのプログラム
変更が必要となり、大きなコストがかかるため、中小規
模の企業では導入が難しく、資金力のある大手企業にの
み可能なサービスであった。
を実施するためには、オンラインシステムのプログラム
変更が必要となり、大きなコストがかかるため、中小規
模の企業では導入が難しく、資金力のある大手企業にの
み可能なサービスであった。
【０００４】本発明はこのような問題点を考慮してなさ
れたものであり、ポイントカードシステムにおいて、大
きなコスト負担を強いることなく導入可能な「ポイント
ランクアップ」サービスを提供することを課題とする
れたものであり、ポイントカードシステムにおいて、大
きなコスト負担を強いることなく導入可能な「ポイント
ランクアップ」サービスを提供することを課題とする
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、ポイ
ントカードシステムにおいて、顧客カードに少なくとも
優遇ランクと、最新の更新日付と、最新更新日付以降の
累積獲得ポイント数または累積購買金額を記録させてお
き、カードリーダーライター装置には、顧客の優遇ラン
クと購買金額に応じてポイントを加算する通常処理手段
とともに、一定期間に渡る累積獲得ポイント数または累
積購買金額から新しい優遇ランクを設定するランク更新
手段を備えることにより、カードリーダーライター装置
単独で、顧客のカードの優遇ランクを更新することがで
きるようにしたことを特徴とするポイントカードシステ
ムにより上記課題を解決することを要旨とする。
ントカードシステムにおいて、顧客カードに少なくとも
優遇ランクと、最新の更新日付と、最新更新日付以降の
累積獲得ポイント数または累積購買金額を記録させてお
き、カードリーダーライター装置には、顧客の優遇ラン
クと購買金額に応じてポイントを加算する通常処理手段
とともに、一定期間に渡る累積獲得ポイント数または累
積購買金額から新しい優遇ランクを設定するランク更新
手段を備えることにより、カードリーダーライター装置
単独で、顧客のカードの優遇ランクを更新することがで
きるようにしたことを特徴とするポイントカードシステ
ムにより上記課題を解決することを要旨とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明してゆく。図２は、本発明に係るポイ
ントカードシステムで使用するリライト型ＰＥＴカード
１００である。カード１００の表面には、カードの固定
印刷領域１０２とともに書換え印刷表示部１０１が設け
られている。書換え表示部には、顧客の現在の獲得ポイ
ント数や優遇ランクが表示される。裏面には、データを
記憶する磁気記憶部１０５を設ける。磁気記憶部１０５
は、ユーザー領域６９ｂｙｔｅのトラックが３〜６トラ
ック設けらている。この磁気記憶部１０５には、顧客の
獲得ポイント数や優遇ランクなどのポイントランクアッ
プサービスを実施するために必要なデータが記録されて
いる。
の実施形態を説明してゆく。図２は、本発明に係るポイ
ントカードシステムで使用するリライト型ＰＥＴカード
１００である。カード１００の表面には、カードの固定
印刷領域１０２とともに書換え印刷表示部１０１が設け
られている。書換え表示部には、顧客の現在の獲得ポイ
ント数や優遇ランクが表示される。裏面には、データを
記憶する磁気記憶部１０５を設ける。磁気記憶部１０５
は、ユーザー領域６９ｂｙｔｅのトラックが３〜６トラ
ック設けらている。この磁気記憶部１０５には、顧客の
獲得ポイント数や優遇ランクなどのポイントランクアッ
プサービスを実施するために必要なデータが記録されて
いる。
【０００７】リライトカードとしては可逆性の感熱記録
媒体を用いて前記書換え印刷表示部１０１を構成するこ
とが多い。このような記録媒体としては、透明・白濁型
の記録媒体と、発色型（ロイコ型）の記録媒体がある。
媒体を用いて前記書換え印刷表示部１０１を構成するこ
とが多い。このような記録媒体としては、透明・白濁型
の記録媒体と、発色型（ロイコ型）の記録媒体がある。
【０００８】（透明・白濁型）前者は、プラスチック機
材の上に発熱体層を設け、その上に高分子膜の中に有機
低分子物質を粒状に分散させた記録層を設け、さらに保
護層でカバーした表示媒体が提案されている（例えば特
開昭６１−２５８８５３号公報）。この複合樹脂空なる
白濁状態の記録層は、中温度に加熱されると透明にな
り、室温に戻っても透明性が維持される。さらに、この
状態のものを今度は高温に加熱すると不透明な白濁状態
となり、室温に戻ってもその状態を維持する。従って、
記録層のバックを黒にしておけば、サーマルヘッドで中
温度に加熱すれば、透明な文字パターンがバックの黒を
可視化するため像が形成され、この像を消去するには、
高温加熱するだけでよい。上記の樹脂の組合わせの代表
的なものは塩酢ビ共重合体とアルキルアクリレート、ア
ルキル（メタ）アクリレーとフッ化ビニリデン系樹脂、
ビニルメチルケトンとフッ化ビニリデン系樹脂等があり
少なくとも上記組合わせの一方を低分子重合体とすれば
よい。
材の上に発熱体層を設け、その上に高分子膜の中に有機
低分子物質を粒状に分散させた記録層を設け、さらに保
護層でカバーした表示媒体が提案されている（例えば特
開昭６１−２５８８５３号公報）。この複合樹脂空なる
白濁状態の記録層は、中温度に加熱されると透明にな
り、室温に戻っても透明性が維持される。さらに、この
状態のものを今度は高温に加熱すると不透明な白濁状態
となり、室温に戻ってもその状態を維持する。従って、
記録層のバックを黒にしておけば、サーマルヘッドで中
温度に加熱すれば、透明な文字パターンがバックの黒を
可視化するため像が形成され、この像を消去するには、
高温加熱するだけでよい。上記の樹脂の組合わせの代表
的なものは塩酢ビ共重合体とアルキルアクリレート、ア
ルキル（メタ）アクリレーとフッ化ビニリデン系樹脂、
ビニルメチルケトンとフッ化ビニリデン系樹脂等があり
少なくとも上記組合わせの一方を低分子重合体とすれば
よい。
【０００９】（ロイコ型）ラクトン環を有するロイコ染
料に酸性物質が接触するとラクトン環が開環して発色す
る。発色しているロイコ染料に塩基性物質が接触すると
ラクトン環が閉じて無色のロイコ体に戻る。この可逆反
応は無色のロイコ染料に顕減色剤を混入したものを温度
制御することによって達成することができる。顕減色剤
として没食子酸と高級脂肪族アミンとの塩やジヒドロキ
シ安息香酸と脂肪族アミンとの塩、ロイコ化合としてク
リスタルバイオレットラクトン等が挙げられる。従って
ロイコ染料と顕減色剤を記録層に保持させておけば、サ
ーマルヘッドのような動的熱媒体によって発色させるこ
とができ、熱ロール、熱印版のような静的熱媒体で消色
させることができる。
料に酸性物質が接触するとラクトン環が開環して発色す
る。発色しているロイコ染料に塩基性物質が接触すると
ラクトン環が閉じて無色のロイコ体に戻る。この可逆反
応は無色のロイコ染料に顕減色剤を混入したものを温度
制御することによって達成することができる。顕減色剤
として没食子酸と高級脂肪族アミンとの塩やジヒドロキ
シ安息香酸と脂肪族アミンとの塩、ロイコ化合としてク
リスタルバイオレットラクトン等が挙げられる。従って
ロイコ染料と顕減色剤を記録層に保持させておけば、サ
ーマルヘッドのような動的熱媒体によって発色させるこ
とができ、熱ロール、熱印版のような静的熱媒体で消色
させることができる。
【００１０】図１は本発明で用いるカードリーダーライ
ター装置２００の構成図である。（このカードリーダー
ライター装置２００は、バーコード読取装置が接続され
たＰＯＳ端末あるいは釣り銭を計算しレシートを印字す
る店舗端末の機能を備えたものであってもよい。）カー
ドリーダーライター装置２００は、制御プログラムを格
納した記憶装置と制御プログラムを解釈実行するＣＰＵ
を備える制御部２０１、カード１００の書換え印刷表示
部１０１へ印刷を行うカードライタ部２０２、入力受付
け部２０３、表示部２０４、磁気ストライプ部１０５に
記録されているデータの読み書きを行う磁気リーダーラ
イター部２０５から構成される。カードライタ部２０２
は、リライトカードの記録媒体に適した消去用のホット
スタンプまたはイレーズバーと記録用のサーマルヘッド
を備え、挿入されたカードの書換え印刷表示部１０１を
消去した後、制御部から送出されたデータ内容を印刷す
る。制御部２０１は、通常のポイントサービス処理を実
行する通常処理手段２１０と特定の条件が満たされた時
にだけ実行されるランク更新手段２１１を内蔵する。こ
れらの各手段は、その処理手順を制御部２０１に備えら
れた記憶装置に制御プログラムの一つとして格納され、
それらが適切なタイミングで制御プログラムを解釈実行
するＣＰＵにより実行されることで動作する。
ター装置２００の構成図である。（このカードリーダー
ライター装置２００は、バーコード読取装置が接続され
たＰＯＳ端末あるいは釣り銭を計算しレシートを印字す
る店舗端末の機能を備えたものであってもよい。）カー
ドリーダーライター装置２００は、制御プログラムを格
納した記憶装置と制御プログラムを解釈実行するＣＰＵ
を備える制御部２０１、カード１００の書換え印刷表示
部１０１へ印刷を行うカードライタ部２０２、入力受付
け部２０３、表示部２０４、磁気ストライプ部１０５に
記録されているデータの読み書きを行う磁気リーダーラ
イター部２０５から構成される。カードライタ部２０２
は、リライトカードの記録媒体に適した消去用のホット
スタンプまたはイレーズバーと記録用のサーマルヘッド
を備え、挿入されたカードの書換え印刷表示部１０１を
消去した後、制御部から送出されたデータ内容を印刷す
る。制御部２０１は、通常のポイントサービス処理を実
行する通常処理手段２１０と特定の条件が満たされた時
にだけ実行されるランク更新手段２１１を内蔵する。こ
れらの各手段は、その処理手順を制御部２０１に備えら
れた記憶装置に制御プログラムの一つとして格納され、
それらが適切なタイミングで制御プログラムを解釈実行
するＣＰＵにより実行されることで動作する。
【００１１】図３はカード１００の磁気ストライプ部１
０５に記録するデータ内容を説明する図である。カード
に記録するべきデータとしては、顧客の優遇ランク
（優遇ランク）、入会日付または更新日付（入会・更
新日付）、当年中に獲得したポイント数（当年獲得
Ｐ）、当年中に交換したポイント数（当年交換Ｐ）、
現在保有しているポイント数（当年保有Ｐ）、前年
購買金額、会員番号、会員氏名など、がある。
０５に記録するデータ内容を説明する図である。カード
に記録するべきデータとしては、顧客の優遇ランク
（優遇ランク）、入会日付または更新日付（入会・更
新日付）、当年中に獲得したポイント数（当年獲得
Ｐ）、当年中に交換したポイント数（当年交換Ｐ）、
現在保有しているポイント数（当年保有Ｐ）、前年
購買金額、会員番号、会員氏名など、がある。
【００１２】図４は、本実施例での顧客優遇ランクを説
明する表である。ランクＡは、新規入会顧客および前年
購買金額２０万円未満の顧客に設定されるランクであ
り、このランクの顧客には購買１００円につき３ポイン
トが付与される。ランクＢは、前年購買金額２０万円以
上５０万円未満の顧客に設定されるランクであり、この
ランクの顧客には購買１００円につき５ポイントが付与
される。ランクＣは、前年購買金額５０万円以上の顧客
に設定されるランクであり、このランクの顧客には購買
１００円につき７ポイントが付与される。
明する表である。ランクＡは、新規入会顧客および前年
購買金額２０万円未満の顧客に設定されるランクであ
り、このランクの顧客には購買１００円につき３ポイン
トが付与される。ランクＢは、前年購買金額２０万円以
上５０万円未満の顧客に設定されるランクであり、この
ランクの顧客には購買１００円につき５ポイントが付与
される。ランクＣは、前年購買金額５０万円以上の顧客
に設定されるランクであり、このランクの顧客には購買
１００円につき７ポイントが付与される。
【００１３】図５は、カードリーダーライター装置の処
理全体の流れを説明するフローチャートである。図６
は、ランク更新手段２１１の動作を説明するフローチャ
ートである。次に、図５、図６を用いてカードリーダー
ライター装置２００の動作を説明する。まず、カードリ
ーダーライター装置２００は、メンバーカード挿入を検
知すると（Ｓ１０）、入会・更新日付を読み出し、その
日付から１年経過したかどうか検査する（Ｓ１４）。１
年経過していなければ通常処理手段２１０を起動し通常
処理を実施する（Ｓ１８）。すなわち、カードの磁気メ
モリ部から優遇ランク、当年獲得Ｐおよび当年保有Ｐを
読み出し、キーボード２０３から入力された購買金額と
現在の優遇ランクから、今回購入額に対するポイントを
計算して、結果を当年獲得Ｐおよび当年保有Ｐに加え
て、これをカードの磁気メモリ部に上書きする。そして
書換え印刷表示部１０１に新しい当年保有Ｐの値を印字
しカードを排出して（Ｓ２２）一連の処理を終了する。
理全体の流れを説明するフローチャートである。図６
は、ランク更新手段２１１の動作を説明するフローチャ
ートである。次に、図５、図６を用いてカードリーダー
ライター装置２００の動作を説明する。まず、カードリ
ーダーライター装置２００は、メンバーカード挿入を検
知すると（Ｓ１０）、入会・更新日付を読み出し、その
日付から１年経過したかどうか検査する（Ｓ１４）。１
年経過していなければ通常処理手段２１０を起動し通常
処理を実施する（Ｓ１８）。すなわち、カードの磁気メ
モリ部から優遇ランク、当年獲得Ｐおよび当年保有Ｐを
読み出し、キーボード２０３から入力された購買金額と
現在の優遇ランクから、今回購入額に対するポイントを
計算して、結果を当年獲得Ｐおよび当年保有Ｐに加え
て、これをカードの磁気メモリ部に上書きする。そして
書換え印刷表示部１０１に新しい当年保有Ｐの値を印字
しカードを排出して（Ｓ２２）一連の処理を終了する。
【００１４】もし、ステップＳ１４で、入会・更新日付
から１年経過しているならばランク更新手段２１１を起
動し優遇ランク更新処理を実行する（Ｓ２０）。まず、
優遇ランク、当年獲得Ｐを磁気メモリ部から読み出し
（Ｓ２０１）、当年獲得Ｐ値を優遇ランクできまるポイ
ント換算レート（１００円当りの獲得ポイント数）で除
して、当年の購買金額を計算する（Ｓ２０２）。そして
図４の優遇ランク定義表に応じて新しい優遇ランクを決
定する（Ｓ２０３）。そして、当年購買金額を前年購買
金額に、新優遇ランクを優遇ランクに上書きして（Ｓ２
０４）、優遇ランク更新処理を終了し、書換え印刷表示
部１０１に新しい獲得Ｐの値と新ランクを印字しカード
を排出して（Ｓ２２）一連の処理を終了する。
から１年経過しているならばランク更新手段２１１を起
動し優遇ランク更新処理を実行する（Ｓ２０）。まず、
優遇ランク、当年獲得Ｐを磁気メモリ部から読み出し
（Ｓ２０１）、当年獲得Ｐ値を優遇ランクできまるポイ
ント換算レート（１００円当りの獲得ポイント数）で除
して、当年の購買金額を計算する（Ｓ２０２）。そして
図４の優遇ランク定義表に応じて新しい優遇ランクを決
定する（Ｓ２０３）。そして、当年購買金額を前年購買
金額に、新優遇ランクを優遇ランクに上書きして（Ｓ２
０４）、優遇ランク更新処理を終了し、書換え印刷表示
部１０１に新しい獲得Ｐの値と新ランクを印字しカード
を排出して（Ｓ２２）一連の処理を終了する。
【００１５】図７は、このような動作を行うカードリー
ダライター装置によって、顧客の優遇ランクが推移する
様子を例示したものである。ある顧客は、最初の１年間
で９００ポイント獲得した。最初のランクはＡなので、
購買金額は３０万円分であるので、次年度（２年目）の
優遇ランクはＢとなったことが示されている。尚、カー
ドリーダライター装置２００には、ステップ２０２の購
買金額換算、ステップ２０３の新ランク決定を行うため
に、図４に示した優遇ランクの定義表を記憶させておく
必要がある。
ダライター装置によって、顧客の優遇ランクが推移する
様子を例示したものである。ある顧客は、最初の１年間
で９００ポイント獲得した。最初のランクはＡなので、
購買金額は３０万円分であるので、次年度（２年目）の
優遇ランクはＢとなったことが示されている。尚、カー
ドリーダライター装置２００には、ステップ２０２の購
買金額換算、ステップ２０３の新ランク決定を行うため
に、図４に示した優遇ランクの定義表を記憶させておく
必要がある。
【００１６】このようにして、カードリーダライター装
置２００に、ランク更新手段を備え、カードには、少な
くとも、優遇ランクと当年獲得ポイント（正確には前回
更新時からの獲得ポイント）および最近の更新日付を記
録させておくことで、カードリーダーライター装置２０
０をホストコンピュータに接続させることなく、スタン
ドアロンで、「ポイントランクアップ」サービスを顧客
に提供するポイントカードシステムを実現することがで
きる。導入に必要な準備は、図５、図６を実行する制御
プログラムと図４の優遇ランクの定義表のデータを全て
のカードリーダライター措置２００にインストールする
ことだけである。
置２００に、ランク更新手段を備え、カードには、少な
くとも、優遇ランクと当年獲得ポイント（正確には前回
更新時からの獲得ポイント）および最近の更新日付を記
録させておくことで、カードリーダーライター装置２０
０をホストコンピュータに接続させることなく、スタン
ドアロンで、「ポイントランクアップ」サービスを顧客
に提供するポイントカードシステムを実現することがで
きる。導入に必要な準備は、図５、図６を実行する制御
プログラムと図４の優遇ランクの定義表のデータを全て
のカードリーダライター措置２００にインストールする
ことだけである。
【００１７】本発明で用いるカードは、リライト型ＰＥ
Ｔカードに限定されるものではない。現在の保有ポイン
ト数や優遇ランクを顧客に可読表示できるリライト機能
は便利ではあるが必須ではない。したがって単なるＰＥ
Ｔカードであってもよい。重要なことは図３に示すデー
タ内容をデジタルデータとして記録できる十分な記憶容
量を有していることである。銀行のキャッシュカード等
に使用されているプラスチックカードは磁気メモリ部の
記憶容量が６９ｂｙｔｅと少容量なので適さないが、Ｉ
Ｃカードは十分な記憶容量があり、安全性も高いのでこ
れを利用してもよい。その場合には、カードリーダーラ
イター装置は図１の２０２、２０５の代わりにＩＣカー
ド用の読取り書込み部を備えたものであればよい。
Ｔカードに限定されるものではない。現在の保有ポイン
ト数や優遇ランクを顧客に可読表示できるリライト機能
は便利ではあるが必須ではない。したがって単なるＰＥ
Ｔカードであってもよい。重要なことは図３に示すデー
タ内容をデジタルデータとして記録できる十分な記憶容
量を有していることである。銀行のキャッシュカード等
に使用されているプラスチックカードは磁気メモリ部の
記憶容量が６９ｂｙｔｅと少容量なので適さないが、Ｉ
Ｃカードは十分な記憶容量があり、安全性も高いのでこ
れを利用してもよい。その場合には、カードリーダーラ
イター装置は図１の２０２、２０５の代わりにＩＣカー
ド用の読取り書込み部を備えたものであればよい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればス
タンドアロン型の「ポイントランクアップ」サービスを
顧客に提供するシステムを実現することができる。これ
は、極めて小さなコストで導入可能なため、資金力に乏
しい中小規模の企業でも導入が可能となるという顕著な
効果を奏することができる。
タンドアロン型の「ポイントランクアップ」サービスを
顧客に提供するシステムを実現することができる。これ
は、極めて小さなコストで導入可能なため、資金力に乏
しい中小規模の企業でも導入が可能となるという顕著な
効果を奏することができる。
【図１】カードリーダーライター装置の構成図である。
【図２】使用するカードの外観図である。
【図３】カード記録データ内容例を説明する図である。
【図４】優遇ランク例を定義したテーブルである。
【図５】カードリーダーライター装置の処理を説明する
流れ図である。
流れ図である。
【図６】優遇ランク更新処理を説明する流れ図である。
【図７】優遇ランクの推移例を示す図である。
１００ ポイントカード ２００ カードリーダーライター装置 ２０１ 制御部 ２０２ カードライター部 ２０３ キーボード ２０４ ディスプレイ ２０５ 磁気記録読取り書込み部 ２１０ 通常処理手段 ２１１ ランク更新手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｇ０６Ｋ 17/00 Ａ 19/06 19/00 Ｂ 19/00 Ｑ Ｕ
Claims (1)
- 【請求項１】 購買金額に応じたポイントを顧客のカー
ドに磁気または電子的なデータとして記録させるポイン
トカードシステムにおいて、前記顧客カードに少なくと
も優遇ランクと、最新の更新日付と、最新更新日付以降
の累積獲得ポイント数または累積購買金額を記録させて
おき、カードリーダーライター装置には、顧客の優遇ラ
ンクと購買金額に応じてポイントを加算する通常処理手
段とともに、一定期間に渡る累積獲得ポイント数または
累積購買金額から新しい優遇ランクを設定するランク更
新手段を備えることにより、カードリーダーライター装
置単独で、顧客のカードの優遇ランクを更新することが
できるようにしたことを特徴とするポイントカードシス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000302790A JP2002109636A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | ポイントカードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000302790A JP2002109636A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | ポイントカードシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002109636A true JP2002109636A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18784085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000302790A Withdrawn JP2002109636A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | ポイントカードシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002109636A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005168783A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Glory Ltd | ポイント管理システム、ポイント管理方法およびポイント管理プログラム |
| JP2011232887A (ja) * | 2010-04-26 | 2011-11-17 | Toshiba Tec Corp | 情報記録媒体、商品販売データ処理装置及びその制御プログラム |
| JP2013073485A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toshiba Tec Corp | ステージ管理装置およびステージ管理プログラム |
| JP2020087020A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 東芝テック株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
-
2000
- 2000-10-02 JP JP2000302790A patent/JP2002109636A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005168783A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Glory Ltd | ポイント管理システム、ポイント管理方法およびポイント管理プログラム |
| JP4485183B2 (ja) * | 2003-12-11 | 2010-06-16 | グローリー株式会社 | ポイント管理システム、ポイント管理方法およびポイント管理プログラム |
| JP2011232887A (ja) * | 2010-04-26 | 2011-11-17 | Toshiba Tec Corp | 情報記録媒体、商品販売データ処理装置及びその制御プログラム |
| JP2013073485A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toshiba Tec Corp | ステージ管理装置およびステージ管理プログラム |
| JP2020087020A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 東芝テック株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |