JP2020087020A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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【課題】本発明が解決しようとする課題は、特定のメディアの利用促進を図ることが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、顧客との商品取引について決済を行う複数種類のメディアをそれぞれ特定するメディア特定情報別に特典を付与するのに必要な条件と付与する特典とを対応付けて記憶する記憶部と、顧客を特定する顧客特定情報に対応付けて、商品取引において当該顧客が所定期間内に支払った累計支払金額を前記複数種類のメディア特定情報別に記憶する累計金額記憶部と、前記累計支払金額に基づいて前記記憶部を検索し、前記メディア特定情報別に、前記累計支払金額が前記条件を満たしていて特典を付与する顧客の前記顧客特定情報を抽出する顧客抽出部と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、例えばーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗を抱える企業では、店舗での売上を促進するための種々の販売促進企画(以降、販売促進を「販促」、販売促進企画を「販促企画」という)を企画する。企画された販促企画は、例えば企業の本部サーバや店舗の店舗サーバが記憶しており、本部サーバ、店舗サーバ、POS(Point of Sales)端末等で実施される。販促企画が設定した条件を満たした顧客は、特典を受けることができる。特典とは、例えば特別ポイントの付与やクーポンの配布や商品の価格の値引き・割引き等である。ポイントの付与は本部サーバや店舗サーバが実施し、クーポン・値引券・割引券・プレゼント券の配布はPOS端末が実施する。
ところで、顧客が商品の支払に使用する複数のメディアが存在する。例えば、現金、電子マネー、クレジット等である。そして、店舗や企業は、当該店舗や当該企業が発行する自社電子マネーのような特定のメディアの利用促進を図りたい。
一方で、店舗や企業は、販促を目的とした種々の販促企画を企画する。しかしながら、今までの販促企画では、特定のメディアの利用促進はそれほど図れないことが多い。
本発明が解決しようとする課題は、特定のメディアの利用促進を図ることが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、顧客との商品取引について決済を行う複数種類のメディアをそれぞれ特定するメディア特定情報別に特典を付与するのに必要な条件と付与する特典とを対応付けて記憶する記憶部と、顧客を特定する顧客特定情報に対応付けて、商品取引において当該顧客が所定期間内に支払った累計支払金額を前記複数種類のメディア特定情報別に記憶する累計金額記憶部と、前記累計支払金額に基づいて前記記憶部を検索し、前記メディア特定情報別に、前記累計支払金額が前記条件を満たしていて特典を付与する顧客の前記顧客特定情報を抽出する顧客抽出部と、を備える。
図1は、第1実施形態に係るシステムを示す図である。 図2は、本部サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、顧客マスタのメモリ構成を示す図である。 図4は、顧客支払データ部のメモリ構成を示す図である。 図5は、企画データ部のメモリ構成を示す図である。 図6は、販促対象顧客部のメモリ構成を示す図である。 図7は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、企画情報部のメモリ構成を示す図である。 図9は、企画コード部のメモリ構成を示す図である。 図10は、本部サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 図11は、本部サーバの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、設定画面の一例を示す図である。 図13は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、POS端末が発行したレシートの印字例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。実施形態では、本部サーバを情報処理装置の一例として説明する。また、ポイントの付与を特典の付与の一例として説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るシステムを示す図である。図1に示すように、システムは、本部サーバ1、店舗サーバ3、POS端末5を備える。本部サーバ1は、店舗を総括する企業の本部に設置される。店舗サーバ3は企業が運営する各店舗T(実施形態では店舗T1、店舗T2、店舗T3の3店舗を一例とする)内に設置される。POS端末5は、店舗T内に設置される。本部サーバ1と店舗サーバ3は、例えば専用回線等の通信回線2で相互に通信可能に接続される。各店舗Tの店舗サーバ3と複数台のPOS端末5は、例えばLAN(Local Area Network)等の通信回線4で相互に通信可能に接続される。なお、図1では、一例として、POS端末5は各店舗Tに3台ずつ設置されているが、POS端末5の台数は、1台または複数台であればいい。
POS端末5は、店舗Tで顧客に販売される商品の売上登録処理および会計処理を実行する。売上登録処理とは、販売される商品に付されたバーコード等のコードシンボルを光学的に読み取ることで、あるいは商品またはコードシンボルを撮像することで、商品を特定する商品コードを取得し、取得した商品コードに基づいて商品の商品情報(商品名や商品の価格等)を表示するとともに、当該商品情報を商品情報部532(図7を参照)等に記憶する処理をいう。決済処理とは、商品情報部532に記憶された商品情報に基づいて締めると、当該取引に係る合計金額の算出と表示、顧客から商品の購入代金として預かった預り金に基づいて、顧客に渡す釣銭額を計算して表示する処理、商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)を印字したレシートを発行する処理等をいう。商品情報と決済情報を合わせて売上情報という。
なお、取引を締めるために、複数種類のメディアの一つを選択する。ここで、メディアとは、顧客が商品を購入する際に金銭を支払う手段をいう。メディアには、現金、電子マネー、クレジットカード等が含まれる。電子マネーには自社電子マネー(店舗Tや企業が独自に開発した当該店舗Tや企業のみで使用可能な電子マネー)と、複数の店舗Tや企業で使用可能な他社電子マネーとが含まれる。クレジットカードには、自社クレジットカード(店舗Tや企業が独自に開発した当該店舗Tや企業のみで使用可能なクレジットカード)と、複数の店舗Tや企業で使用可能な他社クレジットカードとが含まれる。操作者は、決済するメディアが異なると、POS端末5において異なる操作を行う。実施形態では、一例として、店舗Tや企業が利用を促進したい自社電子マネーを、特定のメディアとして以下に説明する。
また、POS端末5は、各POS端末5で決済処理した商品の売上情報を、例えば一日に一回、ジャーナルデータとして店舗サーバ3に送信する。
店舗サーバ3は、各POS端末での売上を示す売上情報を集計して、店舗Tの売上として管理する。また、店舗サーバ3は、各POS端末5から収集した売上情報を、本部サーバ1に送信する。また、店舗サーバ3は、本部サーバ1から受信した種々の情報を、各POS端末5に送信する。
本部サーバ1は、各店舗サーバ3から、店舗Tの売上情報を受信し、集計して管理する。また、本部サーバ1は、作成された種々の販促企画を記憶する。販促企画は、全店舗共通の企画もあれば、特定の店舗Tに対する企画も含む。本部サーバ1は、販促企画を各店舗サーバ3に送信する。店舗サーバ3は、受信した販促企画を各POS端末5に送信する。POS端末5は、店舗サーバ3から受信した販促企画を記憶する。また、本部サーバ1は、販促企画の販促期間(例えば1か月)が経過すると、次の販促企画を店舗サーバ3に送信する。
ここからは、本部サーバ1のハードウェアに着いて説明する。図2は、本部サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、本部サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムや情報を記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する本部サーバ1の制御処理を実行する。なお、メモリ部14に記憶されている制御プログラムと情報のすべてまたは一部は、ROM12に記憶されていてもよい。この場合、ROM12がメモリ部14の役割を果たす。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラム部141、売上情報部142、顧客マスタ143、顧客支払データ部144、企画データ部145、販促対象顧客部146を有する。
制御プログラム部141は、本部サーバ1を制御する制御プログラムを記憶する。売上情報部142は、各店舗サーバ3から収集した各店舗Tの売上情報を記憶する。顧客マスタ143、顧客支払データ部144、企画データ部145、販促対象顧客部146については、図3〜図6で後述する。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、操作部17と表示部18と接続している。操作部17は、種々のキーが配列されたキーボードである。表示部18は種々の情報を操作者に表示する。なお、コントローラ16は、制御部100からの指示を受けて、操作部17、表示部18を制御する。ただ、説明の都合上、コントローラ16が行う制御を制御部100が行うとして説明する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部19と接続している。通信部19は、通信回線2を介して、各店舗Tの店舗サーバ3と相互に通信可能に接続している。
次に顧客マスタ143について説明する。顧客マスタ143は、会員登録した顧客の種々の情報を記憶する。図3は、顧客マスタ143のメモリ構成の一例を示す図である。図3に示すように、顧客マスタ143は、顧客コード部1431、顧客情報部1432を有する。顧客コード部1431は、顧客を特定する顧客コード(顧客特定情報)が記憶される。顧客情報部1432は、顧客コードに対応付けて、当該顧客の種々の情報(例えば、顧客名、住所、電話番号、家族構成、等)を記憶する。
次に、顧客支払データ部144(累計金額記憶部)について説明する。顧客支払データ部144は、顧客が、所定期間である販促期間(例えば1か月)内に商品を購入して支払った合計金額を、支払ったメディア別に記憶する。図4は、顧客支払データ部144のメモリ構成の一例を示す図である。図4に示すように、顧客支払データ部144は、顧客コード部1441、メディアコード部1442、支払金額部1443を有する。顧客コード部1441は、顧客を特定する顧客コードが記憶される。メディアコード部1442は、支払ったメディアを特定するメディアコード(メディア特定情報)を記憶する。実施形態では、メディアコードM1は、自社電子マネーを特定するメディアコードである。メディアコードM2は、他社電子マネーを特定するメディアコードである。メディアコードM3は、自社クレジットカードを特定するメディアコードである。メディアコードM4は、他社クレジットカードを特定するメディアコードである。メディアコードM5は、現金を特定するメディアコードである。
支払金額部1443は、顧客コードおよびメディアコードに対応付けて、当該顧客が所定期間内(例えば1か月間)に商品を購入して支払った合計の金額である支払金額(支払金額情報)が記憶される。支払金額部1443には、同一の顧客であれば、例えば、図1における店舗T1、店舗T2、店舗T3の何れの店舗Tで商品を購入した場合であっても、すべての店舗Tにおいて支払った合計金額としての支払金額がメディアコード別に記憶される。支払金額部1443には、例えば、顧客コード「001」の顧客が、1か月間に支払った支払金額が、当該顧客が決済に利用したメディアを特定するメディアコード(M1、M2、M3、M4、M5)別に記憶する。
次に、企画データ部145について説明する。企画データ部145は、販促企画ごとに当該企画の内容を記憶する。なお、実施形態では、メディア別に当該メディアのための販促企画を企画しているため、企画コードとメディアコードは一対一に対応している。すなわち、企画コードが特定されるとメディアコードが特定される。メディアコードが特定されると企画コードが特定される。
図5は、企画データ部145(記憶部)のメモリ構成を示す図である。図5に示すように、企画データ部145は、企画コード部1451、企画情報部1452、メディアコード部1453、集計期間部1454、第1段階部1455、第1特典部1456、第2段階部1457、第2特典部1458、第3段階部1459、第3特典部145Aを有する。
企画コード部1451は、販促企画を特定する企画コードを記憶する。企画情報部1452は、企画コード部1451に記憶された企画の情報(企画名、企画の内容、等)を記憶する。メディアコード部1453は、企画コード部1451に記憶されている企画コードと一対一に対応したメディアを特定するメディアコードを記憶する。集計期間部1454は、販促企画を企画する(実施する)期間(すなわち、顧客の支払いを集計する、所定期間である集計期間)を記憶する。
第1段階部1455は、メディアコード部1453に記憶されているメディアコードで特定されるメディアでの第1段階の閾値(特典を付与するのに必要な第1条件)となる第1支払金額を記憶する。実施形態では、第1支払金額は1万円である。すなわち、第1条件は1万円である。第1特典部1456は、第1段階部1455に記憶されている第1支払金額に対応した第1特典を記憶する。第1特典部1456は、顧客がある一つのメディアを使用して支払った支払金額が、第1段階部1455に記憶されている第1支払金額以上となった場合(第1条件を満たした場合)に、当該顧客に付与される第1特典を記憶する。
第2段階部1457は、メディアコード部1453に記憶されているメディアコードで特定されるメディアでの第2段階の閾値(特典を付与するのに必要な第2条件)となる第2支払金額を記憶する。実施形態では、第2支払金額は2万円である。すなわち、第2条件は2万円である。第2特典部1458は、第2段階部1457に記憶されている第2支払金額に対応した第2特典を記憶する。第2特典部1458は、顧客がある一つのメディアを使用して支払った支払金額が、第2段階部1457に記憶されている第2支払金額以上となった場合(第2条件を満たした場合)に、当該顧客に付与される第2特典を記憶する。
第3段階部1459は、メディアコード部1453に記憶されているメディアコードで特定されるメディアでの第3段階の閾値(特典を付与するのに必要な第3条件)となる第3支払金額を記憶する。実施形態では、第3支払金額は3万円である。すなわち、第3条件は3万円である。第3特典部145Aは、第3段階部1459に記憶されている第3支払金額に対応した第3特典を記憶する。第3特典部145Aは、顧客がある一つのメディアを使用して支払った支払金額が、第3段階部1459に記憶されている第3支払金額以上となった場合(第3条件を満たした場合)に、当該顧客に付与される第3特典を記憶する。
ここで、実施形態の例について説明する。実施形態では、特典A(100ポイント付与)、特典B(200ポイント付与)、特典C(300ポイント付与)、特典D(400ポイント付与)の4種類の特典を顧客に付与する。そして、企画コードK1の企画についてメディアコードM1のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第1支払金額(1万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Bを付与する。また、企画コードK1の企画についてメディアコードM1のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第2支払金額(2万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Cを付与する。また、企画コードK1の企画についてメディアコードM1のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第3支払金額(3万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Dを付与する。
一方、企画コードK2の企画についてメディアコードM2のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第1支払金額(1万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Aを付与する。また、企画コードK2の企画についてメディアコードM2のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第2支払金額(2万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Bを付与する。また、企画コードK2の企画についてメディアコードM2のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第3支払金額(3万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Cを付与する。
さらに、企画コードK3の企画についてメディアコードM3のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第1支払金額(1万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Aを付与する。また、企画コードK3の企画についてメディアコードM3のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第2支払金額(2万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Bを付与する。また、企画コードK3の企画についてメディアコードM3のメディアを使用して顧客が集計期間内に支払った支払金額が第3支払金額(3万円)以上となった場合、当該顧客に対して特典Cを付与する。
このように、同額の支払金額であっても、メディアコードM1のメディアを使用した顧客に対し、メディアコードM2およびメディアコードM3を使用した顧客より有利な特典を付与することができる。(例えば、1万円の支払金額を支払った場合、メディアコードM1を使用して支払うと特典B(200ポイント付与)が付与されるが、メディアコードM2およびメディアコードM3のメディアを使用して支払うと特典A(100ポイント付与)が付与される。)
次に、販促対象顧客部146について説明する。販促対象顧客部146は、メディアコード別(すなわち企画コード別)に、上記の特典を付与するのに必要な条件を満たした顧客の顧客コードを記憶する。販促対象顧客部146は、メディアコード部1461、企画コード部1462、顧客コード部1463を有する。メディアコード部1461はメディアを特定するメディアコードを記憶する。企画コード部1462は、メディアコードに対応付けられた販促企画を特定する企画コードを記憶する。顧客コード部1463は、メディアコードおよび企画コードに対応して、特典を付与するのに必要な条件を満たした顧客の顧客コードを記憶する。
顧客コード部1463は、第1特典部14631、第2特典部14632、第3特典部14633を有する。第1特典部14631には、第1特典が付与される第1条件(集計期間内に、同一のメディアを使用して支払った金額が1万円以上〜2万円未満)を満たした顧客の顧客コードが記憶される。第2特典部14632には、第2特典が付与される第2条件(集計期間内に、同一のメディアを使用して支払った金額が2万円以上〜3万円未満)を満たした顧客の顧客コードが記憶される。第3特典部14633には、第3特典が付与される第3条件(集計期間内に、同一のメディアを使用して支払った金額が3万円以上)を満たした顧客の顧客コードが記憶される。
ここからは、POS端末5のハードウェアについて説明する。図7は、POS端末5のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、POS端末5は、CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54等を備えている。CPU51は制御主体となる。ROM52は各種プログラムを記憶する。RAM53はプログラムや各種データを展開する。メモリ部54は各種プログラムを記憶する。CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54は、互いにバス55を介して接続されている。CPU51とROM52とRAM53が、制御部500を構成する。すなわち、制御部500は、CPU51がROM52やメモリ部54に記憶されRAM53に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するPOS端末5の制御処理を実行する。なお、メモリ部54に記憶されている制御プログラムと情報のすべてまたは一部は、ROM52に記憶されていてもよい。この場合、ROM52がメモリ部54の役割を果たす。
RAM53は、顧客コード部531と商品情報部532を有する。顧客コード部531は、例えばカード読取部61から入力された顧客コードを記憶する。商品情報部532は、コードリーダ30で読み取ったコードシンボルから取得した商品コードに基づいて売上登録処理された商品の商品情報(商品名、商品の価格、等)を記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラム部141、企画情報部542、企画コード部543を有する。制御プログラム部141は、POS端末5を制御する制御プログラムを記憶する。
図8は、企画情報部542のメモリ構成を示す図である。図8に示すように、企画情報部542は、本部サーバ1から店舗サーバ3を経由して受信した、販促企画毎に企画の内容を記憶する。企画情報部542は、企画コード部5421、企画情報部5422を有する。企画コード部5421は販促企画を特定する企画コードを記憶する。企画情報部5422は、企画コードに対応付けて、当該企画コードが示す企画の内容(顧客に対して付与される特典の情報(例えば付与するポイント数)を含む販促情報)を記憶する。実施形態では、企画情報部5422に記憶される企画情報は、企画情報部1452に記憶されている内容と同一である。企画情報部542に記憶されている情報は、定期的(例えば一日に一回)に本部サーバ1から受信して最新の情報に更新される。
図9は、企画コード部543のメモリ構成を示す図である。図9に示すように、企画コード部543は、本部サーバ1から店舗サーバ3を経由して受信した、メディアコードと、企画コードと、当該企画コードに対応して当該販促企画による特典が付与される顧客の顧客コードを記憶する。企画コード部543は、メディアコード部5431、企画コード部5432、顧客コード部5433を有する。メディアコード部5431は、メディアコードを記憶する。企画コード部5432は、企画コートを記憶する。顧客コード部5433は、メディアコードおよび企画コードに対応して、特典を付与するのに必要な条件を満たした顧客の顧客コードを記憶する。
顧客コード部5433は、第1特典部54331、第2特典部54332、第3特典部54333を有する。第1特典部54331には、第1特典が付与される第1条件(集計期間内に、同一のメディアを使用して支払った金額が1万円以上〜2万円未満)を満たした顧客の顧客コードが記憶される。第2特典部54332には、第2特典が付与される第2条件(集計期間内に、同一のメディアを使用して支払った金額が2万円以上〜3万円未満)を満たした顧客の顧客コードが記憶される。第3特典部54333には、第3特典が付与される第3条件(集計期間内に、同一のメディアを使用して支払った金額が3万円以上)を満たした顧客の顧客コードが記憶される。実施形態では、企画コード部543に記憶される内容は、販促対象顧客部146に記憶されている内容と同一である。
ここからは、本部サーバ1の機能構成について説明する。図10は、本部サーバ1の機能構成を示す機能ブロック図である。本部サーバ1の制御部100は、制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、顧客抽出部101、送信部102、特典設定部103、条件設定る104として機能する。
顧客抽出部101は、累計支払金額に基づいて企画データ部145を検索し、メディアコード別に、累計支払金額が条件を満たしていて特典を付与する顧客の顧客コードを抽出する。顧客抽出部101は、顧客支払データ部144に記憶されているメディア別の支払金額と、企画データ部145の第1段階部1455に記憶されている第1支払金額と第2段階部1457に記憶されている第2支払金額と第3段階部1459に記憶されている第3支払金額と、を比較して、特典を付与するのに必要な条件を満たしている顧客の顧客コードを抽出する。顧客抽出部101は、抽出した顧客コードを販促対象顧客部146の該当する特典を付与するエリア(第1特典部14631、第2特典部14632、第3特典部14633のいずれか)に記憶する。
送信部102は、メディアコードと当該メディアコードに対応して顧客抽出部101が記憶した顧客コードを対応付けて店舗サーバ3に送信する。送信部102は、メディアコードと企画コードと顧客抽出部101が記憶した顧客コードを対応付けて店舗サーバ3に送信する。送信部102は、メディアコードと顧客コードと顧客に付与される特典の情報を対応付けて外部装置に送信する。特典の情報は、企画情報部1452に記憶されている販促企画を示す内容の一部であり、企画情報部1452から抽出される。
特典設定部103は、特定のメディアの特典を他のメディアの特典より有利に付与可能に設定する。特典設定部103は、他のメディアより有利な特典を、特定のメディアに対応付けられた第1特典部1456、第2特典部1458、第3特典部145Aの少なくとも一つに記憶する。
条件設定部104は、複数のメディアのうち特定のメディアの条件を他のメディアの条件より有利に設定可能に設定する。条件設定部104は、他のメディアの条件より有利な条件を、特定のメディアに対応付けられた集計期間部1454、第1段階部1455、第2段階部1457、第3段階部1459の少なくとも一つに記憶する。
ここからは、本部サーバ1の制御について説明する。図11は、本部サーバ1の制御処理の流れを示すフローチャートである。本部サーバ1の制御部100は、特典・条件の設定であるかを判断する(S11)。特典・条件を設定する場合、操作者は、本部サーバ1を設定モードに切り換える。設定モードには、特定の操作によって切り換える。設定モードである場合には、制御部100は、特典・条件の設定であると判断する。設定モードではない場合には、制御部100は、特典・条件の設定ではないと判断する。
特典・条件の設定であると判断した場合には(S11のYes)、制御部100は、表示部18に、設定画面を表示する(S12)。図12は、設定画面Gの一例を示す図である。図12に示すように、設定画面Gは、企画コード部G1、企画情報部G2、メディアコード部G3、集計期間部G4、第1段階部G5、第1特典部G6、第2段階部G7、第2特典部G8、第3段階部G9、第3特典部G10を表示する。操作者は、表示された設定画面Gにおいて種々の情報を入力する。
企画コード部G1は、企画コードを表示する。企画情報部G2は、販促企画の内容である販促情報を表示する。メディアコード部G3は、メディアコードを表示する。集計期間部G4は、集計期間を表示する。第1段階部G5は、第1条件となる第1支払金額を表示する。第1特典部G6は、第1条件を満たした場合に顧客に付与する第1特典を表示する。第2段階部G7は、第2条件となる第2支払金額を表示する。第2特典部G8は、第2条件を満たした場合に顧客に付与する第2特典を表示する。第3段階部G9は、第3条件となる第3支払金額を表示する。第3特典部G10は、第3条件を満たした場合に顧客に付与する第3特典を表示する。
また、設定画面Gは、企画コード入力部N1、企画情報入力部N2、支払メディア入力部N3、集計期間入力部N4、第1段階条件入力部N5、第2段階条件入力部N6、第3段階条件入力部N7、第1特典入力部N8、第2特典入力部N9、第3特典入力部N10を表示する。N1〜N10には、それぞれの情報を入力または選択可能である。情報の入力は、操作部17から行う。
企画コード入力部N1には、企画コードを入力する。またはプルダウン方式で企画コードを選択する。企画コード入力部N1に入力された企画コードは、企画コード部G1に表示される。企画情報入力部N2には、入力または選択した企画コードの販促企画の内容を入力する。企画情報入力部N2には、対応する支払メディアの情報を入力する。企画情報入力部N2には、第1特典、第2特典、第3特典としてそれぞれ付与するポイント数をそれぞれの特典に対応付けて入力する。企画情報入力部N2に入力された販促情報は、企画情報部G2に表示される。
支払メディア入力部N3には、入力した企画コードに対応したメディア名を入力する。またはプルダウン方式で対応したメディア名を選択する。支払メディア入力部N3に入力されたメディアコードは、メディアコード部G3に表示される。集計期間入力部N4は、販促企画を実施する期間(すなわち、支払金額を合計する)期間を入力する。集計期間入力部N4に入力された集計期間は、集計期間部G4に表示される。第1段階条件入力部N5には、第1条件としての第1支払金額を入力する。第1段階条件入力部N5に入力された第1支払金額は、第1段階部G5に表示される。第2段階条件入力部N6には、第2条件としての第2支払金額を入力する。第2段階条件入力部N6に入力された第2支払金額は、第2段階部G7に表示される。第3段階条件入力部N7には、第3条件としての第3支払金額を入力する。第3段階条件入力部N7に入力された第3支払金額は、第3段階部G9に表示される。
第1特典入力部N8には、第1条件を満たした顧客に付与する第1特典を入力する。第1特典入力部N8に入力された第1特典は、第1特典部G6に表示される。第2特典入力部N9には、第2条件を満たした顧客に付与する第2特典を入力する。第2特典入力部N9に入力された第2特典は、第2特典部G8に表示される。第3特典入力部N10には、第3条件を満たした顧客に付与する第3特典を入力する。第3特典入力部N10に入力された第3特典は、第3特典部G10に表示される。
そのため、支払メディア入力部N3から入力または選択された特定メディアについて、第1特典入力部N8、第2特典入力部N9、第3特典入力部N10から、他のメディアより有利な特典を入力することが可能である。
また、支払メディア入力部N3から入力または選択された特定メディアについて、集計期間入力部N4から、他のメディアより長い集計期間を入力することで、他のメディアより有利な条件を入力することができる。また、支払メディア入力部N3から入力または選択された特定メディアについて、第1段階条件入力部N5、第2段階条件入力部N6、第3段階条件入力部N7から、他のメディアより低い支払金額を入力することで、第1条件、第2条件、第3条件の少なくとも一つの条件を他のメディアより有利な条件を入力することができる。
次に特典設定部103は、入力された上記の有利な特典を企画データ部145に設定する(記憶する)(S13)。また、条件設定部104は、入力された有利な条件を企画データ部145に設定する(記憶する)(S13)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、特典・条件の設定ではないと判断した場合には(S11のNo)、制御部100は、店舗サーバ3から売上情報を受信したかを判断する(S21)。店舗サーバ3から売上情報を受信したと判断した場合には(S21のYes)、制御部100は、当該売上情報を売上情報部142に累積的に記憶する(S22)。次に制御部100は、受信した売上情報に基づいて、顧客毎でかつ支払いに使用したメディア別の支払情報を算出する。受信した売上情報には、取引毎に、決済に使用したメディアを示すメディアコードが付されている。そのため、制御部100は、店舗サーバ3から受信した売上情報について、メディア別の支払金額を算出する。そして制御部100は、算出したメディア別の支払金額を、顧客支払データ部144の、該当するメディアに対応した支払金額部1443に記憶されている支払金額に加算して、新たな支払金額(累計支払金額)として記憶する(S23)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、店舗サーバ3からの売上情報の受信ではないと判断した場合には(S21のNo)、制御部100は、所定時期(例えば毎月の月初めの所定時刻)になったかを判断する(S31)。所定時期となったと判断した場合には(S31のYes)、制御部100は、顧客別かつメディア別に、顧客支払データ部144から、集計期間内の当該顧客の支払金額を取得する(S32)。
次に、顧客抽出部101は、取得した集計期間内のメディア別の支払金額と、企画データ部145に記憶されている第1条件、第2条件、第3条件とを比較する。そして顧客抽出部101は、第1条件を満たす顧客の顧客コードを抽出する(S33)。そして顧客抽出部101は、抽出した顧客コードを、メディアコード別に第1特典部14631に記憶する(S33)。この際、顧客抽出部101は、顧客コードに対応して、企画情報部1452に記憶されている第1特典の情報を付して記憶する。
また、顧客抽出部101は、第2条件を満たす顧客の顧客コードを抽出する(S33)。そして顧客抽出部101は、抽出した顧客コードを、メディアコード別に第2特典部14632に記憶する(S33)。この際、顧客抽出部101は、顧客コードに対応して、企画情報部1452に記憶されている第2特典の情報を付して記憶する。
また、顧客抽出部101は、第3条件を満たす顧客の顧客コードを抽出する(S33)。そして顧客抽出部101は、抽出した顧客コードを、メディアコード別に第3特典部14633に記憶する(S33)。この際、顧客抽出部101は、顧客コードに対応して、企画情報部1452に記憶されている第3特典の情報を付して記憶する。
次に制御部100は、S33で記憶したすべての各顧客コードに対応づけて、まだ特典を付与していないことを示すフラグ「0」のフラグ情報を記憶する(S34)。そして送信部102は、所定の時刻になると、販促対象顧客部146に記憶された情報を、各店舗Tの店舗サーバ3に送信する(S35)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、所定時期ではないと判断した場合には(S31のNo)、店舗サーバ3を経由してPOS端末5から顧客コードおよび企画コードとともにフラグ変更情報を受信したかを判断する(S41)。顧客コードおよび企画コードとともにフラグ変更情報を受信したと判断した場合には(S41のYes)、制御部100は、受信した企画コードおよび顧客コードに対応した顧客コード部1463に記憶されている顧客のフラグを、すでに特典を付与したことを示すフラグ「1」に変更する(S42)。そして制御部100は、当該顧客に対し、該当する特典としてのポイントを付与する(S43)。そして制御部100は、S11に戻る。また、顧客コードおよび企画コードとともにフラグ変更情報を受信していないと判断した場合には(S41のNo)、制御部100は、S11に戻る。
ここからは、POS端末5の制御処理について説明する。図13は、POS端末5の制御処理の流れを示すフローチャートである。図13に示すように、POS端末5の制御部500は、カード読取部61からの顧客コードの入力を受け付けたかを判断する(S51)。顧客コードの入力を受け付けたと判断した場合には(S51のYes)、制御部500は、受け付けた顧客コードを顧客コード部531に記憶する(S52)。そして制御部500は、S51に戻る。
また、顧客コードの受け付けではないと判断した場合には(S51のNo)、制御部500は、コードリーダ62が読み取ったシンボルに基づいて商品コードを取得したかを判断する(S53)。商品コードを取得したと判断した場合には(S53のYes)、制御部500は、取得した商品コードについて売上登録処理を実行し、商品情報部532に商品情報を記憶する(S54)。そして制御部500は、S11に戻る。
また、商品コードの取得ではないと判断した場合には(S53のNo)、制御部500は、締めキー577が操作されたかを判断する(S61)。締めキー577が操作されたと判断した場合には(S61のYes)、制御部500は、商品情報部532に記憶されている商品情報に基づいて決済処理を実行し、今回の取引における合計金額を算出して店員用表示部58と客用表示部59に表示する(S62)。
次に制御部500は、顧客コード部531に記憶されている顧客コードに基づいて企画コード部543を検索し、顧客コード部5433に当該顧客コードに対応付けられている企画コードがあるかを判断し、当該顧客コードに対応付けられている企画コードがある場合には、対応付けられている企画コードに対応する販促企画を抽出する(S63)。そして制御部500は、抽出した販促企画について、当該顧客にすでに特典が付与されているかを判断する(S64)。制御部500は、顧客コード部5433に記憶されている顧客コードに対応して、フラグ「0」が対応付けて記憶されている場合は、当該顧客にはまだ特典が付与されていないと判断する。制御部500は、顧客コード部5433に記憶されている顧客コードに対応して、フラグ「1」が対応付けて記憶されている場合は、当該顧客にすでに特典が付与されていると判断する。
まだ特典を付与していないと判断した場合には(S64のYes)、制御部500は、企画情報部542から、販促企画に基づいて付与される特典を含む販促情報を読み出す(S65)。そして制御部500は、印字部60を駆動して、販促企画に対応したメディアの情報と、読み出した特典が付与されたことを含む販促情報が印字された販促レシートを印字して発行する(S66)。
図14に、POS端末5の制御部500がS66の処理で発行した販促レシートRの印字例を示す。図14に示すように、販促レシートRには、決済処理した商品の商品情報R1と、合計金額R2と、顧客からの預り金額R3と、合計金額と預り金額とに基づいて算出された釣銭額R4とが印字される。また、販促レシートRには、S52で記憶した、当該顧客を特定する顧客の顧客コードR5と、付与した特典の情報を含む販促情報R6とが印字される。実施形態では、付与されたポイント数(100ポイント)と、ポイント数を付与することになった理由(自社電子マネーのメディアで1万円以上購入したこと)を含む販促情報R6が印字される。
図13の説明に戻る。次に制御部500は、顧客コード部5433の特典を付与した顧客コードに対応付けて記憶されているフラグ情報を、フラグ「1」に変更する(S67)。そして制御部500は、顧客コードおよび企画コードとともに、フラグを変更したことを示すフラグ変更情報を店舗サーバ3を介して本部サーバ1に送信する(S68)。そして制御部100は、当該取引に係る売上情報を、店舗サーバ3を介して本部サーバ1に送信する(S69)。そして制御部500は、S51に戻る。
また、S64において、すでに特典を付与していると判断した場合には(S64のNo)、制御部500は、売上情報を印字したレシートを印字して発行する(S70)。そして制御部100は、S69を実行する。このようにすることで、集計期間内に何回も顧客に特典が付与されることがない。
また、締めキー577の操作ではないと判断した場合には(S61のNo)、制御部500は、店舗サーバ3を経由して、本部サーバ1がS35の処理で送信した販促対象顧客部146に記憶された情報を受信したかを判断する(S71)。販促対象顧客部146に記憶された情報を受信したと判断した場合には(S71のYes)、制御部500は、受信した情報を企画コード部543に記憶する(S72)。そして制御部500は、S51に戻る。また、販促対象顧客部146に記憶された情報の受信ではないと判断した場合には(S71のNo)、制御部500は、S51に戻る。
このような実施形態によれば、本部サーバ1は、メディア別に顧客が支払った支払金額を記憶する。そして、メディア別に、条件を満たしていて特典を付与する顧客の顧客コードを抽出する。そのため、特定のメディアについて抽出された顧客に有利な特典を付与することができるため、特定のメディアの利用促進を図ることが可能となる。
また、実施形態によれば、本部サーバ1は、メディア別に顧客が支払った支払金額を記憶する。そして、特定のメディアについて他のメディアより特典を有利に設定したり、特定のメディアについて他のメディアより支払金額が満足する条件を有利に設定することができる。そのため、特定のメディアについて抽出された顧客に有利な特典を付与することができるため、特定のメディアの利用促進を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、本部サーバ1を情報処理装置として説明した。しかしながら、これに限らず、例えば、店舗サーバ3を情報処理装置としてもよい。
なお、実施形態の本部サーバ1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態の本部サーバ1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態の本部サーバ1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態の本部サーバ1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 本部サーバ
3 店舗サーバ
5 POS端末
100 制御部
101 顧客抽出部
102 送信部
103 特典設定部
104 条件設定部
143 顧客マスタ
144 顧客支払データ部
145 企画データ部
146 販促対象顧客部
500 制御部
542 企画情報部
543 企画コード部
1451 企画コード部
1453 メディアコード部
1455 第1段階部
1456 第1特典部
1457 第2段階部
1458 第2特典部
1459 第3段階部
145A 第3特典部
1461 メディアコード部
1462 企画コード部
1463 顧客コード部
5431 メディアコード部
5432 企画コード部
5433 顧客コード部
特開2012−145983号公報

Claims (6)

  1. 顧客との商品取引について決済を行う複数種類のメディアをそれぞれ特定するメディア特定情報別に特典を付与するのに必要な条件と付与する特典とを対応付けて記憶する記憶部と、
    顧客を特定する顧客特定情報に対応付けて、商品取引において当該顧客が所定期間内に支払った累計支払金額を前記複数種類のメディア特定情報別に記憶する累計金額記憶部と、
    前記累計支払金額に基づいて前記記憶部を検索し、前記メディア特定情報別に、前記累計支払金額が前記条件を満たしていて特典を付与する顧客の前記顧客特定情報を抽出する顧客抽出部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記複数種類のメディアのうち特定のメディアの特典を他のメディアの特典より有利に付与可能に前記記憶部に設定する特典設定部、をさらに備えた、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数種類のメディアのうち特定のメディアの条件を他のメディアの条件より有利に設定可能な条件設定部、をさらに備えた、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記メディア特定情報と前記顧客特定情報と顧客に付与される特典の情報を対応付けて外部装置に送信する送信部、をさらに備えた、
    請求項1乃至3のいずれか一に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は複数種類の条件を記憶し、
    前記顧客抽出部は、前記複数種類の条件をそれぞれ満たしている顧客の顧客特定情報を、前記複数種類の条件別に抽出する、
    請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. 顧客との商品取引について決済を行う複数種類のメディアをそれぞれ特定するメディア特定情報別に特典を付与するのに必要な条件と付与する特典とを対応付けて記憶する記憶部と、顧客を特定する顧客特定情報に対応付けて、商品取引において当該顧客が所定期間内に支払った累計支払金額を前記複数種類のメディア特定情報別に記憶する累計金額記憶部とを備えた情報処理装置としてのコンピュータを、
    前記累計支払金額に基づいて前記記憶部を検索し、前記メディア特定情報別に、前記累計支払金額が前記条件を満たしていて特典を付与する顧客の前記顧客特定情報を抽出する顧客抽出部と、
    して機能させるためのプログラム。
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