JP7143188B2 - 情報処理装置、決済装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、決済装置及び情報処理プログラムに関する。
POS端末は、複数の支払メディアを用いた決済に対応する場合が多い。そして複数の支払メディアを用いた決済に対応したPOS端末は、支払メディア毎の決済金額の合計金額を集計する機能を備えることが一般的である。
ところが、近年は支払メディアの種類は多様化、細分化しており、例えば20種もの支払メディアに対応可能なPOS端末も存在する。
このため、支払メディアの個々での決済金額の集計は、売上の管理の為に有益ではないことがある。例えば、類似するが取り扱いは異なる複数の支払メディアは、決済時には別々の支払メディアとして取り扱われるが、纏めて決済金額を集計したい場合がある。そして複数の支払メディアをどのように纏めて集計するかは、事業者等の事情によって異なる。
このような事情から、決済金額を、複数の決済メディアを任意にグループ分けして設定された複数のグループのそれぞれに関して集計できることが望まれていた。
特開2010-204774号公報
本発明が解決しようとする課題は、決済金額を、複数の決済メディアを任意にグループ分けして設定された複数のグループのそれぞれに関して集計できる情報処理装置、決済装置及び情報処理プログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、更新手段、算出手段及び出力手段を備える。更新手段は、決済のために利用可能な複数の支払メディアのそれぞれが複数のグループのいずれに属するかを表したグループ管理データを、操作者による指示に応じて更新する。算出手段は、実施済みの複数回の決済に関して、グループに属するとしてグループ管理データに表された支払メディアを用いて決済した金額の総額を、複数のグループのそれぞれについて算出する。出力手段は、複数のグループのそれぞれに関連付けて、当該グループについて算出手段により算出された総額を表したデータを出力する。
一実施形態に係るPOS端末の要部回路構成と、このPOS端末を含んで構成されたPOSシステムの概略構成とを示すブロック図。 図1中のメディア管理データに含まれるデータレコードの構成を模式的に示す図。 図1中のグループ管理データに含まれるデータレコードの構成を模式的に示す図。 図1中のプロセッサによるグループ設定の更新に関わる情報処理のフローチャート。 図1中のプロセッサによる登録及び会計のための情報処理のフローチャート。 図1中のプロセッサによる売上集計に関わる情報処理のフローチャート。 図1中の集計データに含まれるデータレコードの構成を模式的に示す図。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、情報処理装置としての機能を備えたPOS(point-of-sale)端末を例に説明する。
図1は本実施形態に係るPOS端末10の要部回路構成と、このPOS端末10を含んで構成されたPOSシステム100の概略構成とを示すブロック図である。
POSシステム100は、POS端末10、店舗サーバ20及び本部サーバ30を含む。そしてこれらPOS端末10、店舗サーバ20及び本部サーバ30は、通信ネットワーク40を介して通信可能である。通信ネットワーク40は、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網、専用線などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。なお、POSシステム100には、典型的には複数のPOS端末10と、複数の店舗サーバ20とが含まれるが、図1においては1つずつのみを示している。また、POSシステム100には、本部サーバ30が複数設けられる場合もある。
POS端末10は、店舗における商品の販売、飲食物の提供、あるいは物品の譲渡を伴わないサービスの提供などの任意の取引の内容を登録し、さらには当該取引について会計するための情報処理を行う。なお、会計のための処理は、代金の算出のための処理と、当該代金の決済のための処理が含まれる。かくしてPOS端末10は、利用者が店舗で行った取引に関する代金を決済する決済装置としての機能を備えている。なお、以下においては、対象とする取引を、商品の販売とする場合について説明する。
店舗サーバ20は、店舗に設置され、当該店舗に設置された複数のPOS端末10を管理するための各種の情報処理を行う。
本部サーバ30は、複数の店舗を管轄する本部に設置され、当該複数の店舗に設置されたPOS端末10及び店舗サーバ20を管理するための情報処理を行う。
POS端末10は、プロセッサ10a、メイン記憶デバイス10b、補助記憶デバイス10c、表示デバイス10d、入力デバイス10e、読取デバイス10f、リーダライタ10g、プリンタ10h、通信デバイス10i及び伝送路10j等を備える。
POS端末10においては、プロセッサ10a、メイン記憶デバイス10b及び補助記憶デバイス10cを伝送路10jで接続することによって、POS端末10を制御するための情報処理を行うコンピュータを構成する。
プロセッサ10aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ10aは、オペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムなどの情報処理プログラムに従って、POS端末10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メイン記憶デバイス10bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メイン記憶デバイス10bは、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メイン記憶デバイス10bは、不揮発性のメモリ領域では上記の情報処理プログラムを記憶する。またメイン記憶デバイス10bは、プロセッサ10aが各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メイン記憶デバイス10bは、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ10aによってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス10cは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス10cは、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)である。HDD(hard disc drive)、SSD(solid state drive)、あるいはその他の周知の各種の記憶デバイスを利用できる。補助記憶デバイス10cは、プロセッサ10aが各種の処理を行う上で使用するデータと、プロセッサ10aでの処理によって生成されたデータとを保存する。補助記憶デバイス10cは、上記の情報処理プログラムを記憶する場合もある。
表示デバイス10dは、操作者に対して各種の情報を通知するための各種画面を表示する。表示デバイス10dとしては、例えば液晶表示デバイスなどの周知のデバイスを適用できる。表示デバイス10dは、複数であってもよい。
入力デバイス10eは、操作者による各種の指示を入力する。入力デバイス10eとしては、タッチセンサ又はキーボードなどの周知のデバイスを、単独又は組み合わせて適用できる。
読取デバイス10fは、商品を識別するためのデータを読み取る。読取デバイス10fとしては、固定式又は手持ち式のバーコードスキャナ、あるいは商品自体の画像の特徴に基づくオブジェクト認識技術を用いて商品を識別するためのデータを読み取るオブジェクト認識スキャナなどの周知のデバイスを、単独又は組み合わせて適用できる。
リーダライタ10gは、記録媒体に記憶又は表示されたデータを読み取る。リーダライタ10gは、書き込み可能な記録媒体にデータを書き込む。リーダライタ10gとしては、ICカードリーダライタ、磁気カードリーダライタ、近接通信式リーダライタなどの周知のデバイスを、単独又は組み合わせて適用できる。リーダライタ10gは、決済のために支払メディアに関する情報を読み出すために利用可能である。リーダライタ10gは、例えば、クレジットカードに記録されたクレジットデータを読み取る。リーダライタ10gは例えば、電子マネーカードに記録された電子マネーデータを読み取る。つまりリーダライタ10gは、複数の支払メディアのいずれかを用いた決済のためのデータを記録媒体から読み取る読取デバイスの一例である。
プリンタ10hは、取引の内容及び会計の結果などを表したレシート画像をレシート用紙に対してプリントしてレシートを発行する。
通信デバイス10iは、通信ネットワーク40を介したデータ通信を行う。通信デバイス10iとしては、例えばインターネットを介したデータ通信のための周知の処理を行うように構成された周知のデバイスを用いることができる。
伝送路10jは、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続されている各部の間で授受されるデータや制御信号を伝送する。
POS端末10は、後述する情報処理について記述した情報処理プログラムをメイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに記憶する。なお、当該情報処理プログラムは、POS端末10のハードウェアの譲渡の際にメイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに記憶されていてもよいし、上記のハードウェアとは別に譲渡されてもよい。後者の場合、当該情報処理プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して譲渡される。また後者の場合、当該情報処理プログラムはバージョンアッププログラムとして提供されて、メイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに既に記憶されている同種の別の情報処理プログラムに置き換えて使用されるケースが想定される。
さて、補助記憶デバイス10cが記憶するデータには、メディア管理データD1、グループ管理データD2、売上データ群D3及び集計データD4が含まれる。ただし、これらメディア管理データD1、グループ管理データD2、売上データ群D3及び集計データD4のうちの一部又は全ては、メイン記憶デバイス10b、あるいは外部の任意の記憶デバイスに記憶されてもよい。例えば、店舗サーバ20又は本部サーバ30に備えられた記憶デバイスに記憶されたメディア管理データD1及びグループ管理データD2を複数のPOS端末10で共用してもよい。
メディア管理データD1は、POS端末10での決済に利用することが許容された支払メディアを管理するためのデータである。
図2はメディア管理データD1に含まれるデータレコードR1の構成を模式的に示す図である。
メディア管理データD1は、複数の決済キーにそれぞれ関連付けられた複数のデータレコードR1の集合である。決済キーは、入力デバイス10eに含まれるハードウェアキー又はソフトウェアキーのうちで決済に適用する支払メディアを指定するために用いられるキーである。支払メディアは例えば、現金、クレジット、電子マネー、プリペイドカード、従業員割引、商品券、あるいはギフト券などである。データレコードR1は、フィールドF11,F12,F13を含む。フィールドF11には、関連付けられた決済キーを識別するためのキー番号がセットされる。フィールドF12には、関連付けられた決済キーで指定される支払メディアを識別するメディアコードがセットされる。フィールドF13には、関連付けられた決済キーで指定される支払メディアの名称がセットされる。
なお、複数の支払キーのそれぞれにどの支払メディアを関連付けるかは任意であり、例えばPOS端末10の管理者により任意に設定される。プロセッサ10aは、管理者等の指示に応じてメディア管理データD1を更新する。
グループ管理データD2は、複数の支払メディアをグループ分けして定められるグループを管理するためのデータである。
図3はグループ管理データD2に含まれるデータレコードR2の構成を模式的に示す図である。
グループ管理データD2は、複数のグループにそれぞれ関連付けられたデータレコードR2の集合である。データレコードR2は、フィールドF21,F22,F23を含む。データレコードR2は、フィールドF24以降に任意の数のフィールドを更に含むことがある。フィールドF21には、関連付けられたグループを識別するためのグループコードがセットされる。フィールドF22には、関連付けられたグループの名称がセットされる。フィールドF23以降の各フィールドには、関連付けられたグループに属する支払メディアを識別するメディアコードがセットされる。つまり、関連付けられたグループに属する支払メディアが1つのみであるグループ管理データD2は、フィールドF24以降のフィールドを含まない。
売上データ群D3は、POS端末10で決済を完了した取引の内容及び決済結果を表す売上データの集合である。集計データD4は、売上データ群D3に関してグループ毎での決済金額の合計金額を集計した結果を表すデータである。売上データ群D3及び集計データD4の詳細については後述する。
次に以上のように構成されたPOSシステム100の動作についてPOS端末10の動作を中心として説明する。なお、以下に説明する各種の処理の内容は一例であって、一部の処理の順序の変更、一部の処理の省略、あるいは別の処理の追加などは適宜に可能である。
POS端末10の管理者等の操作者は、支払メディアのグループ設定を更新する場合には、当該更新を指示するための予め定められた操作を例えば入力デバイス10eで行う。プロセッサ10aは、上記の操作が行われたことに応じて、メイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに記憶された情報処理プログラムに従って、以下に説明する情報処理を行う。
図4はグループ設定の更新に関わるプロセッサ10aによる情報処理のフローチャートである。
Act1としてプロセッサ10aは、支払メディアが指定されるのを待ち受ける。このときにプロセッサ10aは例えば、決済に適用可能な支払メディアの一覧を表すとともに、支払メディアのうちの1つを指定するように操作者に案内する画面を表示デバイス10dに表示させておく。なお、決済に適用可能な支払メディアとは、メディア管理データD1に含まれたデータレコードR1のフィールドF12にセットされたメディアコードで識別される支払メディアである。そしてプロセッサ10aは、操作者が支払メディアを指定する操作を例えば入力デバイス10eで行ったならばYesと判定し、Act2へと進む。このときプロセッサ10aは、指定された支払メディアのメディアコードを、設定対象の支払メディアを表すメディアコードとしてメイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに保存しておく。
Act2としてプロセッサ10aは、グループが指定されるのを待ち受ける。このときにプロセッサ10aは例えば、先に指定した支払メディアが属するべきグループを指定するように操作者に案内する画面を表示デバイス10dに表示させておく。プロセッサ10aは例えば、上記の画面には、既に存在するグループの一覧を表すとともに、新たなグループの名称を入力するための入力欄を表しておく。なお、既に存在するグループとは、グループ管理データD2に含まれたデータレコードR2のフィールドF22にセットされたグループコードで識別されるグループである。そしてプロセッサ10aは、操作者がグループを指定する操作を例えば入力デバイス10eで行ったならばYesと判定し、Act3へと進む。このときプロセッサ10aは、指定された支払メディアのメディアコードを、設定対象の支払メディアを表すメディアコードとしてメイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに保存しておく。プロセッサ10aは、より具体的には、既に存在するグループの1つが操作者により指定されたならば、そのグループのグループコードを設定対象のグループのグループコードとしてメイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに保存する。またプロセッサ10aは、上記の入力欄にグループの名称が入力されたならば、既に存在するグループコードとは別のグループコードを生成する。そしてプロセッサ10aは、生成したグループコードと上記の入力された名称とを設定対象のグループのグループコード及び名称としてメイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに保存しておく。
Act3としてプロセッサ10aは、上記の指定された支払メディアが既に別のグループに属しているか否かを確認する。プロセッサ10aは例えば、設定対象の支払メディアのメディアコードがフィールドF23以降のフィールドにセットされ、かつフィールドF21にセットされたグループコードが設置対象のグループのグループコードとは異なっているデータレコードR2がグループ管理データD2に含まれるか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、該当のデータレコードR2が見つかったならばYesと判定し、Act4へと進む。
Act4としてプロセッサ10aは、更新を実行する否かを確認する。このときプロセッサ10aは例えば、設定対象の支払メディアが属するグループを指定したグループに変更するか、それともAct1及びAct2における指定をキャンセルするかの指示を促す画面を表示デバイス10dに表示させておく。
操作者は、既存の設定を生かすことを決めたならば、キャンセルを指示するための予め定められた操作を例えば入力デバイス10eで行う。プロセッサ10aはこの場合にAct4にてNoと判定し、Act1の待受状態に戻る。つまりプロセッサ10aは、支払メディアの指定の受け付けからやり直す。
一方、操作者は、設定対象の支払メディアが属するグループを変更するのであれば、更新の実行を指示するための予め定められた操作を例えば入力デバイス10eで行う。プロセッサ10aはこの場合にAct4にてYesと判定し、Act5へと進む。
Act5としてプロセッサ10aは、設定対象の支払メディアに関する既存の設定を削除するべくグループ管理データD2を更新する。プロセッサ10aは例えば、Act3で見つけたデータレコードR2において設定対象の支払メディアのメディアコードがセットされているフィールドを削除する。この削除更新は、支払メディアの1つが複数のグループに属する状況を解消するための処理の一例である。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ10aが実行することによって、プロセッサ10aを中枢部分とするコンピュータは第1の解消手段として機能する。
プロセッサ10aはこののち、Act6へと進む。なおプロセッサ10aは、Act3にて該当のデータレコードR2が見つからなかったためにNoと判定した場合には、Act4及びAct5をパスしてAct6へと進む。
Act6としてプロセッサ10aは、設定対象の支払メディアと設定対象のグループとの関連付けを追加するようにグループ管理データD2を更新する。プロセッサ10aは例えば、設定対象のグループのグループコードがフィールドF21にセットされているデータレコードR2をグループ管理データD2から抽出する。そしてプロセッサ10aは、当該データレコードR2に、設定対象の支払メディアのメディアコードをセットした新たなフィールドを追加する。またプロセッサ10aは、該当するデータレコードR2を抽出することができなかったならば、新たなデータレコードR2を作成し、このデータレコードR2を含むようにグループ管理データD2を更新する。プロセッサ10aは、上記の新たなデータレコードR2のフィールドF21には、他のデータレコードR2のフィールドF21にセットされているのとは異なるグループコードをセットする。プロセッサ10aは、上記の新たなデータレコードR2のフィールドF22には、Act2で指定された名称をセットする。プロセッサ10aは、上記の新たなデータレコードR2には、Act1で指定された支払メディアのメディアコードをセットしたフィールドF23を含め、フィールドF24以降のフィールドは含めない。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ10aが実行することによって、プロセッサ10aを中枢部分とするコンピュータは更新手段として機能する。
Act7としてプロセッサ10aは、新たに支払メディアが指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、当該の指定がなされていないならばNoと判定し、Act8へと進む。
Act8としてプロセッサ10aは、グループ設定の更新の完了が宣言されたか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、当該の宣言がなされていないならばNoと判定し、Act7へと戻る。
かくしてプロセッサ10aはAct7及びAct8としては、支払メディアが指定されるか、完了が宣言されるのを待ち受ける。このときプロセッサ10aは、続けて別の支払メディアに関するグループ設定を行うのならば対象とする支払メディアを指定し、グループ設定を完了するならば完了を宣言すべきであることを操作者に案内する画面を表示デバイス10dに表示させておく。プロセッサ10aは例えば、上記の画面に決済に適用可能な支払メディアの一覧を表しておく。
操作者は、別の支払メディアに関するグループ設定を行いたいならば、支払メディアを指定する操作を例えば入力デバイス10eで行う。これに応じてプロセッサ10aはAct7にてYesと判定し、Act2以降の処理を前述と同様に繰り返す。
操作者は、所要の設定変更を終えたならば、完了を宣言するための予め定められた操作を例えば入力デバイス10eで行う。これに応じてプロセッサ10aはAct8にてYesと判定し、Act9へと進む。
Act9としてプロセッサ10aは、漏れチェックを行う。漏れチェックとは、いずれのグループにも属していない支払メディア、すなわちグループ設定から漏れている支払メディアの存在をチェックすることである。プロセッサ10aは例えば、メディア管理データD1に含まれた全てのデータレコードR1のフィールドF12にそれぞれセットされたメディアコードに関して、グループ管理データD2に含まれた全てのデータレコードR2のフィールドF23以降のフィールドにセットされているメディアコードのいずれかと一致するか否かを確認する。
Act10としてプロセッサ10aは、上記の漏れチェックの結果、グループ設定から漏れている支払メディアが有ったか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、メディア管理データD1内にセットされたメディアコードに、データレコードR2内にセットされたメディアコードのいずれとも一致しないメディアコードが存在するならば、Yesと判定し、Act2の待受状態に戻る。このときプロセッサ10aは、グループ設定から漏れている支払メディアを設定対象の支払メディアとする。この処理は、複数の支払メディアの中に複数のグループのいずれにも属さない支払メディアが存在する状況を解消するための処理の一例である。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ10aが実行することによって、プロセッサ10aを中枢部分とするコンピュータは第2の解消手段として機能する。
プロセッサ10aは、メディア管理データD1内にセットされたメディアコードに、データレコードR2内にセットされたメディアコードのいずれとも一致しないメディアコードが存在しないならば、Act10にてNoと判定し、図4に示す情報処理を終了する。
POS端末10が登録及び決済のための動作状態にあるとき、プロセッサ10aは、メイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに記憶された情報処理プログラムに従って、登録及び決済のための以下に説明する情報処理を行う。
図5はプロセッサ10aによる情報処理のフローチャートである。
Act21としてプロセッサ10aは、一取引に関する情報処理において一時的に用いる例えば商品テーブルなどのデータの初期化又は削除などの準備処理を行う。商品テーブルは、1件の取引の対象となる購入商品のリストを表すデータテーブルであり、メイン記憶デバイス10b又は補助記憶デバイス10cに記憶される。
Act22としてプロセッサ10aは、購入商品のリストの変更が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、該当の指示がなされていないならばNoと判定し、Act23へと進む。
Act23としてプロセッサ10aは、会計の実行が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、該当の指示がなされていないならばNoと判定し、Act22へと戻る。
かくしてプロセッサ10aはAct22及びAct23としては、変更又は会計実行が指示されるのを待ち受ける。
客は、購入しようとする商品を売場からピックアップしてチェックアウトコーナーへと持って行き、POS端末10の操作を担当する店員に渡す。店員は、客から渡された各商品を購入商品として登録することを指示するための登録操作を行う。登録操作は例えば、商品に表示されたバーコードを、読取デバイス10fとして備えられたバーコードスキャナに読み取らせる動作、あるいは商品を指定するべく入力デバイス10eとして備えられたタッチパネルにタッチする動作などである。あるいは店員は、登録済みの商品を購入商品から除外することを指示するための削除操作を例えば入力デバイス10eにて行う。そしてプロセッサ10aは、このような登録操作又は削除操作を変更指示として受け付けてAct22にてYesと判定し、Act24へと進む。
Act24としてプロセッサ10aは、登録操作が行われたのならば、その登録操作で指定された商品を購入商品として表すように商品テーブルを更新する。またプロセッサ10aは、削除操作が行われたならば、その削除操作で指定された商品を購入商品から除外するように商品テーブルを更新する。そしてプロセッサ10aはこののち、Act22及びAct23の待受状態に戻る。
店員は、客が購入しようとしている商品のリストを商品テーブルが表すようになるように変更指示を繰り返す。これに応じてプロセッサ10aはAct24を繰り返し、指示に応じて商品テーブルを更新して行く。店員は、商品テーブルが、客が購入しようとしている全ての商品のリストを表す状態となったならば、上記のタッチパネルでの表示画面中に表された会計ボタンにタッチするなどの予め定められた操作により、会計の実行を指示する。そうするとプロセッサ10aは、Act23にてYesと判定し、Act25へと進む。
Act25としてプロセッサ10aは、決済すべき決済金額を算出する。プロセッサ10aは例えば、商品テーブルに示された購入商品についてのそれぞれの販売価格を積算した上で、必要に応じて割引処理などを行って、決済金額を算出する。
Act26としてプロセッサ10aは、支払メディアが指定されるのを待ち受ける。このときに店員は、客が決済に用いる支払メディアを確認し、その支払メディアが関連付けられている決済キーを押下する。そうするとプロセッサ10aはYesと判定し、Act27へと進む。
Act27としてプロセッサ10aは、指定された支払メディアに応じた支払データを取得する。プロセッサ10aは例えば、支払メディアとして「電子マネー」が指定された場合には、リーダライタ10gが電子マネーカードから読み取った電子マネーデータを、支払データとして取得する。またプロセッサ10aは例えば、支払メディアとして「クレジット」が指定された場合には、リーダライタ10gがクレジットカードから読み取ったクレジットデータを、支払データとして取得する。
Act28としてプロセッサ10aは、上記の取得した支払データに基づいて、指定された支払メディアを用いた決済のための決済処理を実行する。この決済処理は、既存のPOS装置で行われているのと同様な周知の処理であってよい。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ10aが実行することによって、プロセッサ10aを中枢部分とするコンピュータは決済手段として機能する。
Act29としてプロセッサ10aは、取引レシートを発行する。取引レシートは、取引の内容及び決済の結果等を表した証票である。プロセッサ10aは例えば、処理中の取引に関する購入商品の一覧及びAct28での決済の結果などを表す画像データを生成する。そしてプロセッサ10aは、この画像データをプリンタ10hに送り、当該画像データが表す画像をレシート用紙に印刷させる。
Act30としてプロセッサ10aは、売上データ群D3を更新する。プロセッサ10aは例えば、上記のように決済した取引に関する売上データを生成し、この売上データを含むように売上データ群D3を更新する。
売上データは例えば、取引コード、商品リスト、決済日時、決済金額、あるいはメディアコードなどを含む。取引コードは、取引の個々を識別するためのコードである。商品リストは、取引の対象となった商品を識別する識別コード及び各商品の販売価格などを表したデータである。商品リストは、適用した割引の内容などを表す場合もある。決済日時は、取引の決済が完了した日時である。決済金額は、決済した金額である。なお、1つの取引の決済に複数の支払メディアを適用した場合には、適用した複数の支払メディアのそれぞれのメディアコードと、それぞれの支払メディアにより決済した金額とが売上データに表される。
一方、プロセッサ10aは、操作者による指示に応じて、あるいは予め定められたスケジュールに従って、グループ毎に売上を集計するための情報処理を開始する。プロセッサ10aは例えば、1日の営業の終了後の予め定められた時刻となると、当該情報処理を自動的に開始する。
図6は売上集計に関わるプロセッサ10aによる情報処理のフローチャートである。
Act41としてプロセッサ10aは、グループ管理データD2に含まれたデータレコードR2を1つ選択する。
Act42としてプロセッサ10aは、上記の選択したデータレコードR2にセットされているメディアコードを1つ選択する。
Act43としてプロセッサ10aは、上記の選択したメディアコードで識別される支払メディアを適用して決済された決済金額の全てを売上データ群D3から抽出する。
Act44としてプロセッサ10aは、上記の抽出した決済金額の総計を、選択中のデータレコードが関連付けられているグループに関する決済総額に加算する。なおプロセッサ10aは、Act41でデータレコードR25を選択してから最初にAct44を実行するときには、上記決済総額を0とする。
Act45としてプロセッサ10aは、上記の抽出した決済金額の個数を、選択中のデータレコードが関連付けられているグループに関する決済総回数に加算する。なおプロセッサ10aは、Act41でデータレコードR25を選択してから最初にAct45を実行するときには、上記決済総回数を0とする。
図6に示す情報処理を開始した直後に、決済総回数を0にクリアしておく。
Act46としてプロセッサ10aは、Act41で選択したデータレコードR1にセットされているメディアコードの中に、後述するようにAct42~Act46を繰り返すに際してまだ選択していないメディアコードが有るか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、そのような未選択のメディアコードがあるならばYesと判定し、Act42以降の処理を繰り返す。このときにプロセッサ10aはAct42においては、Act42~Act46の処理を繰り返す中でまだ選択したことのないメディアコードを選択する。これによりプロセッサ10aは、選択中のデータレコードR2が関連付けられたグループに属する支払メディアの決済金額の総計を決済総額に加算してゆく。
プロセッサ10aは、Act41で選択したデータレコードR2にセットされている全てのメディアコードのそれぞれを対象としてAct43~Act45を実行し終えたのちには、Act46にてNoと判定し、Act47へと進む。
Act47としてプロセッサ10aは、集計データD4を更新する。
図7は集計データD4に含まれるデータレコードR3の構成を模式的に示す図である。
集計データD4は、複数のグループにそれぞれ関連付けられたデータレコードR3の集合である。データレコードR3は、フィールドF31,F32,F33を含む。フィールドF31には、関連付けられたグループのグループコードがセットされる。フィールドF32には、関連付けられたグループに属する支払メディアを適用して決済された総額がセットされる。フィールドF33には、関連付けられたグループに属する支払メディアを適用して決済された総回数がセットされる。
プロセッサ10aは例えば、Act41で選択したデータレコードR2のフィールドF21にセットされたグループコードがフィールドF31にセットされているデータレコードR3を選出する。そしてプロセッサ10aは、当該データレコードR3のフィールドF32,F33に、Act44で最後に求めた決済総額及びAct45で最後に求めた決済総回数をそれぞれセットする。
Act48としてプロセッサ10aは、後述するようにAct41~Act48を繰り返すに際してまだ選択していないデータレコードR2が有るか否かを確認する。そしてプロセッサ10aは、そのような未選択のデータレコードR2があるならばYesと判定し、Act41以降の処理を繰り返す。このときにプロセッサ10aはAct41においては、Act41~Act48の処理を繰り返す中でまだ選択したことのないデータレコードR2を選択する。これによりプロセッサ10aは、複数のグループのそれぞれに関して決済総額及び決済総回数を算出し、その算出結果を反映するように集計データを更新する。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ10aが実行することによって、プロセッサ10aを中枢部分とするコンピュータは算出手段として機能する。
プロセッサ10aは、グループ管理データD2に含まれている全てのデータレコードR2のそれぞれを対象としてAct42~Act47を実行し終えたのちには、Act48にてNoと判定し、Act49へと進む。
Act49としてプロセッサ10aは、集計データD4を予め定められた送信先に送信する。集計データD4の送信先は、店舗サーバ20とすることが想定される。しかしながら集計データD4の送信先は、本部サーバ30、あるいは図1には示されない任意の装置であってもよい。集計データD4の送信先は、例えばPOS端末10の管理者などにより任意に定められてよい。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ10aが実行することによって、プロセッサ10aを中枢部分とするコンピュータは出力手段として機能する。
なおプロセッサ10aは、他の集計処理も行った上で、その集計処理の結果を表した集計データとともに集計データD4を送信してもよい。またプロセッサ10aは、売上データ群D3を、集計データD4とともに送信してもよい。
プロセッサ10aは、集計データD4を送信し終えたならば、図6に示す情報処理を終了する。
以上のようにPOS端末10は、複数の支払メディアが複数のグループのいずれに属するかを表したグループ管理データD2を操作者の指示に応じて更新する。そしてPOS端末10は、グループ管理データD2で同じグループに属するとされている支払メディアでの決済金額の総計としてグループ毎の決済総額を集計する。かくしてPOS端末10によれば、決済金額を、複数の決済メディアを任意にグループ分けして設定された複数のグループのそれぞれに関して集計できる。
またPOS端末10によれば、グループ管理データD2を操作者の指示に応じて更新することにより1つの支払メディアが複数のグループに属することになる場合には、更新を実行するか否かを操作者に問い、実行が指示された場合には既存の設定を削除した上で新たな設定を反映させる。従って、1つの支払メディアが複数のグループに属することが防止され、グループ毎の集計結果に1つの支払メディアに関する決済金額が重複して含まれる事態を防止できる。
なお、グループ管理データD2の更新は、メディア管理データD1の更新に伴うグループ割りの変更を反映するために行われる場合がある。そしてこのような場合に、新たに利用可能となった支払メディアへのグループの関連付けがなされないと、いずれのグループに属さない支払メディアが存在することになる。
POS端末10によれば、上記のようないずれのグループにも属さない支払メディアが存在している場合には、該当する支払メディアを所属させるグループの指定を受け付け、その指定に応じてグループ管理データD2をさらに更新する。従って、決済に適用可能な全ての支払メディアを必ずいずれかのグループに所属させておくことができ、いずれかの支払メディアに関する決済金額が集計に反映されない事態を回避することができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
プロセッサ10aは、メディア管理データD1を更新した場合に、図4dに示す情報処理を操作者による開始指示を受けること無しに開始してもよい。
1つの支払メディアが複数のグループに属することが許容されるのであれば、プロセッサ10aは、図4中のAct3~Act5を省略し、Act2でYesと判定した場合にはAct6へと進んでもよい。
図4中のAct5としての削除更新は、プロセッサ10aが自動的に実行するのではなく、操作者による指示の下にプロセッサ10aが実行してもよい。この場合にプロセッサ10aは、支払メディアの1つが複数のグループに属する状況を解消するための処理として、支払メディアの1つが複数のグループに属する状況になることを操作者に知らせるための画面を表示デバイス10dに表示させる処理を行ってもよい。
いずれのグループにも属さない支払メディアが存在することが許容されるのであれば、プロセッサ10aは、図4中のAct9及びAct10を省略し、Act8にてYesと判定したことに応じて図4に示す情報処理を終了してもよい。
プロセッサ10aは、図4中のAct4にてYesと判定した場合には、Act1へと戻るようにしてもよい。そしてプロセッサ10aは、複数のグループのいずれにも属さない支払メディアが存在する状況を解消するための処理として、該当する支払メディアをいずれかのグループに所属させるためのメディア指定及びグループ指定を行うべきであることを操作者に知らせるための画面を表示デバイス10dに表示させる処理を行ってもよい。
上記の実施形態に示したような情報処理を実行する情報処理装置としての機能は、店舗サーバ20又は本部サーバ30で実現することも可能である。あるいは、通信ネットワーク40を介してPOS端末10から取得した売上データについて上記実施形態の情報処理を行うクラウドサーバとして実現することも可能である。これらの場合には、複数のPOS端末10から収集した売上データを対象として上記実施形態のような情報処理を行ってもよい。
上記の実施形態に示した情報処理は、複数の情報処理装置で分散処理してもよい。例えば図4に示す情報処理と図6に示す情報処理とが、それぞれ別々の情報処理装置により実行されてもよい。また図4に示す情報処理又は図6に示す情報処理が、それぞれ別々の情報処理装置により分担されて実行されてもよい。
図6に示す情報処理において、決済総回数の集計は省略してもよい。あるいは、商品券の総使用枚数などのような別の集計値の集計を、図6に示す情報処理にて行ってもよい。
集計データの出力は送信には限らず、表示デバイス10dでの表示、あるいはプリンタ10hでのプリントなど、別の形態で行われてもよい。
情報処理によりプロセッサ10aが実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…POS端末、10a…プロセッサ、10b…メイン記憶デバイス、10c…補助記憶デバイス、10d…表示デバイス、10e…入力デバイス、10f…読取デバイス、10g…リーダライタ、10h…プリンタ、10i…通信デバイス、10j…伝送路、20…店舗サーバ、30…本部サーバ、40…通信ネットワーク、100…POSシステム。

Claims (6)

  1. 決済のために利用可能な複数の支払メディアのそれぞれが複数のグループのいずれに属するかを表したグループ管理データを、操作者による指示に応じて更新する更新手段と、
    実施済みの複数回の決済に関して、前記グループに属するとして前記グループ管理データに表された支払メディアを用いて決済した金額の総額を、前記複数のグループのそれぞれについて算出する算出手段と、
    前記複数のグループのそれぞれに関連付けて、当該グループについて前記算出手段により算出された総額を表したデータを出力する出力手段と、
    を具備した情報処理装置。
  2. 前記グループ管理データによる設定において、前記支払メディアの1つが複数のグループに属する状況を解消するための処理を行う第1の解消手段、
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の解消手段は、前記複数のグループの1つに前記複数の支払メディアの1つを新たに属するように前記グループ管理データを更新するときに、該当の支払メディアが別のグループに属さないように前記グループ管理データを修正する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記グループ管理データによる設定において、前記複数の支払メディアの中に前記複数のグループのいずれにも属さない支払メディアが存在する状況を解消するための処理を行う第2の解消手段、
    をさらに備える請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 複数の支払メディアのいずれかを用いた決済のためのデータを記録媒体から読み取る読取デバイスと、
    前記読取デバイスが前記記録媒体から読み取った前記データに基づいて、当該データに対応した支払メディアを用いて決済金額を決済する決済手段と、
    前記決済手段が決済のために利用可能な複数の前記支払メディアのそれぞれが複数のグループのいずれに属するかを表したグループ管理データを、操作者による指示に応じて更新する更新手段と、
    実施済みの複数回の決済に関して、前記グループに属するとして前記グループ管理データに表された支払メディアを用いて決済した金額の総額を、前記複数のグループのそれぞれについて算出する算出手段と、
    前記複数のグループのそれぞれに関連付けて、当該グループについて前記算出手段により算出された総額を表したデータを出力する出力手段と、
    を具備した決済装置。
  6. コンピュータを、
    決済のために利用可能な複数の支払メディアのそれぞれが複数のグループのいずれに属するかを表したグループ管理データを、操作者による指示に応じて更新する更新手段と、
    実施済みの複数回の決済に関して、前記グループに属するとして前記グループ管理データに表された支払メディアを用いて決済した金額の総額を、前記複数のグループのそれぞれについて算出する算出手段と、
    前記複数のグループのそれぞれに関連付けて、当該グループについて前記算出手段により算出された総額を表したデータを出力する出力手段と、
    して機能させるための情報処理プログラム。
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