JP2023077704A - 商品登録装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】小計出力後の商品誤登録を回避する。【解決手段】商品登録装置は、受付手段と、追加手段と、取消手段と、確定手段とを備える。受付手段は、小計出力後の商品登録を受け付ける。追加手段は、受付手段により登録を受け付けた商品の販売データを小計が出力されている商品の販売データに追加する。取消手段は、追加手段により追加された商品の販売データを取り消す。確定手段は、小計出力後に受け付けた商品登録を許容するか否かの指示を待ち受ける。そして、許容する指示を受け付けた場合には、確定手段は、追加手段による販売データの追加を確定させる。許容しない指示を受け付けた場合には、確定手段は、取消手段による販売データの取り消しを確定させる。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、商品登録装置及びそのプログラムに関する。
多くの商品登録装置は、客が購入する商品の登録処理を終えて小計を出力した後であっても、商品の追加登録が可能である。このため、オペレータが誤って購入対象外の商品を追加登録してしまうことがある。
特許第3607341号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、小計出力後の商品の追加登録に際しては、その登録を許容するか否かをオペレータに選択させることによって、商品の誤登録を回避でき、利便性を向上できる商品登録装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、商品登録装置は、受付手段と、追加手段と、取消手段と、確定手段とを備える。受付手段は、小計出力後の商品登録を受け付ける。追加手段は、受付手段により登録を受け付けた商品の販売データを小計が出力されている商品の販売データに追加する。取消手段は、追加手段により追加された商品の販売データを取り消す。確定手段は、小計出力後に受け付けた商品登録を許容するか否かの指示を待ち受ける。そして、許容する指示を受け付けた場合には、確定手段は、追加手段による販売データの追加を確定させる。許容しない指示を受け付けた場合には、確定手段は、取消手段による販売データの取り消しを確定させる。
図1は、一実施形態に係る商品登録装置の要部回路構成を示すブロック図である。 図2は、商品登録装置がメインメモリ上に有する主要なメモリエリアを示す模式図である。 図3は、商品登録装置のプロセッサが実行する主要な情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図4は、図3における直前取消処理の手順を具体的に示す流れ図である。 図5は、図3における指定取消処理の手順を具体的に示す流れ図である。 図6は、商品登録装置のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図7は、商品登録装置のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図8は、商品登録装置に1点目の商品が登録された後の登録画面の一例である。 図9は、商品登録装置に2点目の商品が登録された後の登録画面の一例である。 図10は、商品登録装置に4点目の商品が登録された後の登録画面の一例である。 図11は、4点目の商品が直前取消された後の登録画面の一例である。 図12は、商品登録装置に5点目の商品が登録された後の登録画面の一例である。 図13は、小計画面の一例である。 図14は、確認画面の一例である。 図15は、確認画面の登録維持ボタンが入力された後の登録画面の一例である。 図16は、確認画面の取消ボタンが入力された後の登録画面の一例である。 図17は、図7に示された情報処理の他の実施形態を示す流れ図である。
以下、商品登録装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態は、客が購入する商品の登録を処理する登録機能と、登録された商品の会計を処理する会計機能とを備えた商品登録装置を例示する。この種の商品登録装置は、一般に、POS(Point Of Sales)端末、電子式キャッシャレジスタ、金銭登録機等と称される。商品登録装置は、店員が操作する対面式のものであってもよいし、客が操作するフルセルフ式のものであってもよい。
[商品登録装置の構成説明]
図1は、商品登録装置1の要部回路構成を示すブロック図である。商品登録装置1は、プロセッサ10、メインメモリ11、補助記憶デバイス12、時計13、通信インターフェース14、釣銭機インターフェース15、スキャナ16、タッチパネル17、プリンタ18、リーダ・ライタ19及びシステム伝送路110等を備える。システム伝送路110は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路110は、プロセッサ10と他の各部とを直接又は信号入出力回路を介して接続し、相互間で授受されるデータ信号を伝送する。
商品登録装置1は、プロセッサ10と、メインメモリ11、補助記憶デバイス12、時計13及び通信インターフェース14とをシステム伝送路110で接続することにより、コンピュータを構成する。そして商品登録装置1は、そのコンピュータに、システム伝送路110を介して釣銭機インターフェース15、スキャナ16、タッチパネル17、プリンタ18、リーダ・ライタ19等のデバイスインターフェース又はデバイスを接続する。なお、システム伝送路110に接続されるデバイスは、上記のデバイスに限定されない。例えばキーボード、ディスプレイ、カメラ等の種々のデバイスを接続することが可能である。
プロセッサ10は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ10は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、商品登録装置1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ10は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ11は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ11は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ11は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ11は、プロセッサ10が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ11は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ10によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス12は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス12となり得る。補助記憶デバイス12は、プロセッサ10が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ10での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス12は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計13は、日付と時刻を計時する。プロセッサ10は、時計13によって計時されている日付と時刻を現在日時として処理する。
通信インターフェース14は、通信ネットワークを介して接続される店舗サーバ等の外部機器との間でデータ通信を行う。店舗サーバは、店舗で販売される商品の商品識別情報である商品コードと関連付けて、商品名、単価等の商品データを記憶した商品マスタファイルを管理するサービスを提供する。店舗サーバは、商品登録装置1で登録処理された各商品の販売データを収集して、売上、商品在庫等の種々のデータを管理するサービスを提供してもよい。
釣銭機インターフェース15は、図示しない自動釣銭機とのインターフェースを構成する。釣銭機インターフェース15は、自動釣銭機から当該自動釣銭機に投入された貨幣の金額データを入力する。釣銭機インターフェース15は、商品登録装置1から自動釣銭機へと釣銭データを出力する。釣銭データを入力した自動釣銭機は、その釣銭データ相当の貨幣を釣銭として自動的に払い出す。
スキャナ16は、バーコード、二次元コード等のコードシンボルを読み取る読取装置の一例である。スキャナ16は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよいし、撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。またスキャナ16は、定置タイプのものであってもよいしハンディタイプのものであってもよい。あるいは定置タイプとハンディタイプの2種類のスキャナを備えてもよい。各商品には、商品コードをバーコード化したバーコードシンボルが付されている。あるいは、商品コードを含むデータを二次元コード化した二次元コードシンボルが付されている。商品登録装置1は、スキャナ16で読み取られたコードシンボルから、客が購入する商品の識別情報である商品コードを取得する。
タッチパネル17は、入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。タッチパネル17は、商品登録装置1のオペレータに対して情報の表示を行い、そのオペレータによる操作入力を受け付ける。
プリンタ18は、レシート用紙に対して各種の文字列又は画像等を印刷することにより、レシートを発行する。この種のプリンタ18としては、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタ等を利用できる。
リーダ・ライタ19は、カード、スマートフォン等の媒体に記録されたデータを読み取る機能と、上記媒体へデータを書き込む機能とを有する。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカード等の決済用カードの他に、自社ポイントカード、共通ポイントカード等と称されるポイントカードを含み得る。リーダ・ライタ19は、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
かかる構成の商品登録装置1において、プロセッサ10は、登録手段101、小計手段102、決済手段103、受付手段104、追加手段105、取消手段106、確定手段107、報知手段108等としての機能を有する。また商品登録装置1は、図2の模式図で示されるように、メインメモリ11の揮発性メモリ領域の一部を、最新メモリ21、明細メモリ22及び合計メモリ23の領域としている。
登録手段101は、客が購入する商品の登録を処理する機能である。小計手段102は、登録手段101により登録された商品の小計を出力する機能である。決済手段103は、小計手段102により出力された小計に対する代金支払いを受けて客との取引を決済する機能である。なお、小計は、合計と言い表すこともできる。
受付手段104は、小計手段102による小計出力後に、登録手段101による商品登録を受け付ける機能である。追加手段105は、受付手段104により登録を受け付けた商品の販売データを小計が出力されている商品の販売データに追加する機能である。取消手段106は、追加手段105により追加された商品の販売データを取り消す機能である。確定手段107は、受付手段104により小計出力後に受け付けた商品登録を許容するか否かの指示を待ち受け、許容する指示を受け付けた場合には追加手段105による販売データの追加を確定させ、許容しない指示を受け付けた場合には取消手段106による販売データの取り消しを確定させる機能である。報知手段108は、確定手段107により販売データの取り消しが確定すると、当該販売データが取り消されたことをオペレータに報知する機能である。
登録手段101、小計手段102、決済手段103、受付手段104、追加手段105、取消手段106、確定手段107及び報知手段108としての機能は、いずれもプロセッサ10が登録プログラムに従って実行する情報処理によって実現される。登録プログラムは、メインメモリ11又は補助記憶デバイス12に記憶されるアプリケーションプログラムの一種である。登録プログラムをメインメモリ11又は補助記憶デバイス12にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に登録プログラムを記録して、あるいは通信ネットワークを介した通信により登録プログラムを配信して、メインメモリ11又は補助記憶デバイス12にインストールすることができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
図2の説明に進む。
最新メモリ21は、最新の登録商品の少なくとも商品コード、商品名、数量、単価、金額、及び取消フラグF1を記憶するためのエリアである。取消フラグF1は、最新の登録商品が取り消されたか否かを識別するための1ビットデータである。本実施形態において、登録商品が取り消されていない場合の取消フラグF1を“0”、登録商品が取り消された場合の取消フラグF1を“1”とする。
明細メモリ22は、最新の登録商品よりも前に登録された商品の商品コード、商品名、数量、単価、金額、及び取消フラグF2を、“1”からの連続番号(No.)と関連付けて記憶するためのエリアである。取消フラグF2は、対応する登録商品が取り消されたか否かを識別するための1ビットデータである。本実施形態において、登録商品が取り消されていない場合の取消フラグF2を“0”、登録商品が取り消された場合の取消フラグF2を“1”とする。
合計メモリ23は、登録された商品の合計点数及び合計金額を記憶するためのエリアである。
[商品登録装置の動作説明]
図3乃至図7は、プロセッサ10が登録プログラムに従って実行する主要な情報処理の要部手順を示す流れ図である。図8乃至図16は、商品登録装置1の表示デバイスであるタッチパネル17に表示される画面の一例である。以下、各図を用いて、商品登録装置1の主要な動作について説明する。なお、以下に説明する動作は一例である。同様な効果を奏し得るのであればその手順又は処理の内容は適宜変更することができる。また、各画面のレイアウト、画像、テキスト等は、図示するものに限定されるものではない。
プロセッサ10は、図3のACT1として商品登録を待ち受ける。商品登録のための操作は、商品登録装置1のオペレータによって行われる。一実施形態では、オペレータを店員とする。因みに、商品登録装置1がフルセルフ式の場合、オペレータは客となる。買物を終えた客が店員に会計を申し出ると、店員は、その客が購入する商品に付されたバーコードをスキャナ16でスキャニングする。なお、商品にバーコードが付されていない場合には、店員は、タッチパネル17にバーコード無し商品のリストを表示させ、そのリストから客が購入する商品を選択操作する。
バーコードがスキャニングされると、プロセッサ10は、そのバーコードから商品コードを取得する。バーコード無し商品のリストから商品が選択されると、プロセッサ10は、選択された商品に対して予め設定された商品コードを取得する。このように、客が購入する1点目の商品の商品コードを取得すると、プロセッサ10は商品登録が行われたと判断する。プロセッサ10は、ACT2へと進む。プロセッサ10は、ACT2としてタッチパネル17の画面を登録画面に切り替える。
図8は、登録画面31の一例である。図示するように、登録画面31は、最新表示部41と、明細表示部42とを備える。また登録画面31は、小計ボタン43、直前取消ボタン44及び指定取消ボタン45の各ボタン画像を表示する。なお、登録画面31に表示されるボタン画像は、上記の小計ボタン43、直前取消ボタン44及び指定取消ボタン45に限定されない。他の機能を有するボタン画像が表示される場合もあり得る。
最新表示部41は、最新の登録商品の商品名、点数及び金額と、登録を終えた全商品の合計点数及び合計金額とを表示する領域である。明細表示部42は、最新の登録商品よりも前に登録された商品の商品名、単価、点数及び金額を登録順に一連の番号と関連付けてリスト状に表示する領域である。なお、ACT2の時点では、最新表示部41及び明細表示部42にデータは表示されていない。
小計ボタン43は、登録された商品の小計出力を指示するための操作子である。直前取消ボタン44は、最新表示部41に表示されている登録商品の取消を指示するための操作子である。指定取消ボタン45は、明細表示部42に表示されているいずれかの登録商品の取消を指示するための操作子である。
登録画面31の表示を制御したプロセッサ10は、ACT3として番号カウンタnを“0”にリセットする。番号カウンタnは、例えばプロセッサ10が内蔵している。プロセッサ10は、ACT4として登録商品の商品名、単価等の商品情報を取得する。具体的にはプロセッサ10は、商品の登録操作により入力された商品コードで店舗サーバに問い合わせを行う。この問い合わせにより、店舗サーバでは、商品コードで識別される商品の商品名、単価の商品情報が商品マスタファイルから読み出され、問合せ元の商品登録装置1に送信される。かくして、プロセッサ10は、登録商品の商品情報を取得する。
プロセッサ10は、ACT5として登録商品の商品販売データを作成する。商品販売データは、登録商品の商品コード、商品名、単価、点数及び金額を含むデータレコードである。点数は、通常は“1”である。金額は、単価に点数を乗算して算出された金額である。金額は、税額を含んでもよい。
プロセッサ10は、ACT6として商品販売データに含まれる商品コード、商品名、単価、点数及び金額を最新メモリ21に記述する。そしてプロセッサ10は、ACT7として最新メモリ21の取消フラグF1を、未取消を示す“0”とする。プロセッサ10は、ACT8として商品販売データに含まれる点数と金額を、合計メモリ23の合計点数及び合計金額にそれぞれ加算する。そしてプロセッサ10は、ACT9として最新メモリ21、明細メモリ22及び合計メモリ23のデータを基に登録画面を更新する。
図8は、客が購入する1点目の商品として単価300円の商品AAAを1点登録した後の登録画面31である。図8に示すように、最新表示部41には、ACT6の処理において最新メモリ21に記憶された商品AAAの商品名、点数及び金額と、ACT8の処理において商品AAAの点数及び金額が加算された合計メモリ23の合計点数“1”及び合計金額“300”が表示される。
登録画面を更新したプロセッサ10は、ACT10として次の商品登録が行われたか否かを確認する。商品登録が行われていない場合、プロセッサ10は、ACT11へと進む。プロセッサ10は、ACT11として直前取消ボタン44が入力されたか否かを確認する。直前取消ボタン44が入力されていない場合、プロセッサ10は、ACT12へと進む。プロセッサ10は、ACT12として指定取消ボタン45が入力されたか否かを確認する。指定取消ボタン45が入力されていない場合、プロセッサ10は、ACT13へと進む。プロセッサ10は、ACT13として小計ボタン43が入力されたか否かを確認する。小計ボタン43が入力されていない場合、プロセッサ10は、ACT10へと戻る。
ここにプロセッサ10は、ACT10乃至ACT13において、商品登録が行われるか、直前取消ボタン44、指定取消ボタン45又は小計ボタン43が入力されるのを待ち受ける。なお、この待ち受け状態において、例えば図示しない値引ボタンが入力されると、プロセッサ10は、最新メモリ21に記憶されている金額を値引する処理を実行する。このように、ACT10乃至ACT13の待ち受け状態においては、商品取引に係る他の処理も実行可能である。
プロセッサ10は、ACT10乃至ACT13の待ち受け状態において、バーコードがスキャニングされるか、バーコード無し商品のリストから商品が選択されて、商品登録が行われたことを検知すると、ACT14へと進む。プロセッサ10は、ACT14として番号カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ10は、ACT15として最新メモリ21に記憶されている商品コード、商品名、単価、点数、金額及び取消フラグF1の各データを、明細メモリ22の番号カウンタnと一致する連続番号のエリアに記述する。これにより、取消フラグF1は、取消フラグF2として記憶される。
プロセッサ10は、ACT16として最新メモリ21をクリアする。そしてプロセッサ10は、前述したACT4の処理へと進む。プロセッサ10は、ACT4以降の処理を前述したのと同様に実行する。
図9は、客が購入する2点目の商品として単価200円の商品BBBを1点登録した場合の登録画面32の一例である。図9に示すように、明細表示部42のNo.1のエリアには、明細メモリ22に記憶されている商品AAAの商品名、単価、点数及び金額が表示される。また、最新表示部41には、ACT6の処理において最新メモリ21に記憶された商品BBBの商品名、点数及び金額と、ACT8の処理において商品BBBの点数及び金額が加算された合計メモリ23の合計点数“2”及び合計金額“500”が表示される。
図10は、さらに3点目の商品として単価100円の商品CCCを1点登録し、続いて4点目の商品として単価400円の商品DDDを1点登録した場合の登録画面33の一例である。図10に示すように、明細表示部42のNo.1乃至3のエリアには、明細メモリ22に記憶されている商品AAA、商品BBB及び商品CCCの商品名、単価、点数及び金額がそれぞれ表示される。また、最新表示部41には、ACT6の処理において最新メモリ21に記憶された商品DDDの商品名、点数及び金額と、ACT8の処理において商品DDDの点数及び金額が加算された合計メモリ23の合計点数“4”及び合計金額“1,000”が表示される。
ここで、客が4点目の商品DDDの購入を取り止めたとする。その場合、オペレータである店員は、直前取消ボタン44をタッチ入力する。ACT10乃至ACT13の待ち受け状態にあるプロセッサ10は、タッチパネル17からの信号により直前取消ボタン44が入力されたことを検知すると、図4に示す直前取消処理を実行する。
プロセッサ10は、ACT21として最新メモリ21の取消フラグF1を、取消済を示す“1”とする。またプロセッサ10は、ACT22として合計メモリ23の合計点数及び合計金額から、最新メモリ21の点数及び金額をそれぞれ減算する。そしてプロセッサ10は、ACT23として登録画面を更新する。
図11は、商品DDDに対する直前取消処理により更新された登録画面34の一例である。図示するように、登録画面34には、最新表示部41に表示されている商品DDDの商品名、点数及び金額に対し、取消が実行されたことを示す情報として取消線が重ねて示される。また、合計点数及び合計金額は、商品DDDの点数及び金額が減算された後の値となる。
ACT23において、登録画面を更新したプロセッサ10は、前述したACT10乃至ACT13の待ち受け状態に戻る。したがって、続いて新たな商品登録が行われた場合には、プロセッサ10は、ACT14乃至ACT16の処理を実行した後、ACT4乃至ACT9の処理を実行する。すなわちプロセッサ10は、直前取消処理により取消フラグF1が“1”になった商品DDDの商品コード、商品名、単価、点数、金額、取消フラグF1を明細メモリ22の番号カウンタnと一致する連続番号のエリアに記述する。プロセッサ10は、新たに登録された商品の商品販売データである商品コード、商品名、単価、点数及び金額を最新メモリ21に記述する。このときプロセッサ10は、最新メモリ21の取消フラグF1を“0”とする。プロセッサ10は、新たに登録された商品の点数及び金額を、合計メモリ23の合計点数及び合計金額にそれぞれ加算する。その後、プロセッサ10は、最新メモリ21、明細メモリ22及び合計メモリ23のデータを基に登録画面を更新する。
図12は、4点目の商品DDDに対して直前取消を実行した後に、5点目の商品として単価500円の商品EEEを1点登録した場合の登録画面35である。図示するように、明細表示部42のNo.1乃至4のエリアには、明細メモリ22に記憶されている商品AAA、商品BBB、商品CCC及び商品DDDの商品名、単価、点数及び金額がそれぞれ表示される。ただし、商品DDDについては、取消フラグF2が“1”に設定されていることから、取り消されたことを示す情報として取消線が商品名、単価等に重ねて表示される。最新表示部41には、ACT6の処理において最新メモリ21に記憶された商品EEEの商品名、点数及び金額と、ACT8の処理において商品EEEの点数及び金額が加算された合計メモリ23の合計点数“4”及び合計金額“1,100”が表示される。
ここで、客が例えば2点目の商品BBBの購入を取り止めたとする。その場合、オペレータである店員は、指定取消ボタン45をタッチ入力する。ACT10乃至ACT13の待ち受け状態にあるプロセッサ10は、タッチパネル17からの信号により指定取消ボタン45が入力されたことを検知すると、図5に示す指定取消処理を実行する。
プロセッサ10は、ACT31として明細表示部42に表示されている登録済商品の中から取消商品が指定されるのを待ち受ける。オペレータは、明細表示部42に表示されている商品BBBの商品名等をタッチすることで、取消商品を指定する。指定取消ボタン45の入力に応じて明細表示部42に表示されている全ての商品名と対応付けて取消ボタンが表示されるようにし、オペレータは、商品BBBの商品名に対応付けられた取消ボタンをタッチすることで、取消商品を指定してもよい。
取消商品が指定されると、プロセッサ10は、ACT32へと進む。プロセッサ10は、ACT32として明細メモリ22に記憶されている取消商品の取消フラグF2を“1”とする。またプロセッサ10は、ACT33として合計メモリ23の合計点数及び合計金額から、取消商品の点数及び金額をそれぞれ減算する。そしてプロセッサ10は、ACT34として登録画面を更新する。
図示しないが、ACT34の処理により更新された登録画面の明細表示部42においては、取消フラグF2が“1”に変更された商品BBBの商品名、単価、点数及び金額に対し、取消が実行されたことを示す情報として取消線が重ねて示される。また、最新表示部41に表示されている合計点数及び合計金額は、商品BBBの点数及び金額が減算された後の値となる。
客が購入する商品の登録を終えると、オペレータは、小計ボタン43をタッチ入力する。ACT10乃至ACT13の待ち受け状態にあるプロセッサ10は、タッチパネル17からの信号により小計ボタン43が入力されたことを検知すると、図6のACT41の処理へと進む。
プロセッサ10は、ACT41として番号カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ10は、ACT42として最新メモリ21に記憶されている商品コード、商品名、単価、点数、金額及び取消フラグF1の各データを、明細メモリ22の番号カウンタnと一致する連続番号のエリアに記述する。これにより、取消フラグF1は、取消フラグF2として記憶される。
プロセッサ10は、ACT43として最新メモリ21をクリアする。またプロセッサ10は、ACT44としてタッチパネル17の画面を小計画面とする。
図13は、図12に示す登録画面35の小計ボタン43がタッチ入力された場合の小計画面50の一例である。図示するように、小計画面50は、小計表示部51を備える。また小計画面50は、小計割引ボタン52及び支払い方法選択ボタン53の各ボタン画像を表示する。小計表示部51には、合計メモリ23に記憶されている合計点数“4”と合計金額“1,100”とが表示される。
小計割引ボタン52は、合計金額に対しての割引を指示するための操作子である。支払い方法選択ボタン53は、合計金額に対する支払い方法の選択を指示するための操作子である。
小計画面50の表示を制御したプロセッサ10は、ACT45として商品登録が行われたか否かを確認する。商品登録が行われていない場合、プロセッサ10は、ACT46へと進む。プロセッサ10は、ACT46として小計割引ボタン52が入力されたか否かを確認する。小計割引ボタン52が入力されていない場合、プロセッサ10は、ACT47へと進む。プロセッサ10は、ACT47として支払い方法選択ボタン53が入力されたか否かを確認する。支払い方法選択ボタン53が入力されていない場合、プロセッサ10は、ACT45へと戻る。ここに、プロセッサ10は、ACT45乃至ACT47において、商品登録が行われるか、小計割引ボタン52又は支払い方法選択ボタン53が入力されるのを待ち受ける。
例えば客が合計に対して1割引のクーポン券を提示した場合、オペレータは、小計割引ボタン52をタッチ入力する。ACT45乃至ACT47の待ち受け状態にあるプロセッサ10は、タッチパネル17からの信号により小計割引ボタン52が入力されたことを検知すると、ACT48として小計割引処理を実行する。小計割引処理は、例えばタッチパネル17に割引率の入力画面を表示させ、オペレータによって入力された割引率で、合計メモリ23に記憶されている合計金額を割引する処理である。小計割引処理を終えると、プロセッサ10は、ACT44へと戻る。すなわちプロセッサ10は、小計画面50の小計表示部51に表示されている金額を割引後の金額に変更する。その後、プロセッサ10は、ACT45乃至ACT47の待ち受け状態に戻る。
客が購入する全ての商品の登録を終えたことを確認したオペレータは、支払い方法選択ボタン53をタッチ入力する。ACT45乃至ACT47の待ち受け状態にあるプロセッサ10は、タッチパネル17からの信号により支払い方法選択ボタン53が入力されたことを検知すると、ACT49としてタッチパネル17の画面を支払い方法選択画面とする。支払い方法選択画面は、現金、クレジットカード、電子マネー等の種々の支払い方法の中からいずれか1つの支払い方法をオペレータに選択させるための画面である。例えば支払い方法選択画面には、現金支払いを選択するための現金ボタン、クレジットカード支払いを選択するためのクレジットボタン、電子マネー支払いを選択するための電子マネーボタン等の支払いボタンが表示される。オペレータは、客が希望する支払い方法に応じた支払いボタンをタッチ入力する。
支払い選択画面の表示を制御したプロセッサ10は、ACT50としていずれかの支払い方法が選択されるのを待ち受ける。タッチパネル17からの信号によりいずれかの支払いボタンが入力されたことを検知すると、プロセッサ10は、その支払いボタンに対応した支払い方法が選択されたとみなす。プロセッサ10は、ACT51としてその支払い方法に応じた支払い処理を実行する。
例えば現金支払いの場合、プロセッサ10は、預かり金額から合計金額を減額して釣銭額を算出することで、現金による決済を成立させる。例えばクレジットカード支払いの場合、プロセッサ10は、リーダ・ライタ19で読み取ったクレジットカードのデータを基にカード認証を行い、承認されたことを条件にクレジットカードによる決済を成立させる。例えば電子マネー支払いの場合、プロセッサ10は、スキャナ16又はリーダ・ライタ19で電子マネー媒体から読み取った電子マネーの残高から合計金額を引き去ることで、電子マネーによる決済を成立させる。
プロセッサ10は、支払い処理を終えると、ACT52としてプリンタ18を制御して、取引レシートを発行する。またプロセッサ10は、ACT53として明細メモリ22に記憶されているデータをジャーナルファイルに保存する。ジャーナルファイルは、補助記憶デバイス12に形成されている。
プロセッサ10は、ACT54として明細メモリ22に記憶されている各登録商品のデータのうち、取消フラグF2が“0”のデータで取引データを作成する。そしてプロセッサ10は、その取引データを店舗サーバへと送信するように通信インターフェース14を制御する。以上で、プロセッサ10は、客が購入する商品に対する登録から会計までの一連の処理を終了する。
ところで、タッチパネル17に小計画面50が表示された時点、すなわち小計が出力された時点で、客が購入する商品の追加を申し出る場合がある。あるいは店員が、商品の登録漏れに気づく場合がある。このような場合、店員は、その商品の登録操作を行う。すなわち店員は、商品にバーコードが付されている場合には、スキャナ16でそのバーコードをスキャニングする。商品にバーコードが付されていない場合には、店員は、タッチパネル17にバーコード無し商品のリストを表示させ、そのリストから客が購入する商品を選択操作する。
ACT45乃至ACT47の待ち受け状態にあるプロセッサ10は、バーコードがスキャニングされるか、バーコード無し商品のリストから商品が選択されて、商品登録が行われたことを検知すると、図7のACT61へと進む。
プロセッサ10は、ACT61として番号カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ10は、ACT62として最新メモリ21に記憶されている商品コード、商品名、単価、点数、金額及び取消フラグF1の各データを、明細メモリ22の番号カウンタnと一致する連続番号のエリアに記述する。その後、プロセッサ10は、ACT63として最新メモリ21をクリアする。
ACT61乃至ACT63の処理を終えると、プロセッサ10は、ACT64乃至ACT69として、前述したACT4乃至ACT9と同様の処理を実行する。すなわちプロセッサ10は、ACT64として登録商品の商品名、単価等の商品情報を取得する。プロセッサ10は、ACT65として登録商品の商品販売データを作成する。プロセッサ10は、ACT66として商品販売データに含まれる商品コード、商品名、単価、点数及び金額を最新メモリ21に記述する。このときプロセッサ10は、ACT67として最新メモリ21の取消フラグF1を“0”とする。プロセッサ10は、ACT68として商品販売データに含まれる点数と金額を、合計メモリ23の合計点数及び合計金額にそれぞれ加算する。そしてプロセッサ10は、ACT69として最新メモリ21、明細メモリ22及び合計メモリ23のデータにより登録画面を更新する。この更新により、明細表示部42には、小計ボタン43の入力前に登録された各商品の商品名、単価、点数、金額等がリスト形式で表示される。最新表示部41には、小計ボタン43の入力後に追加された商品の商品名、点数及び金額が表示される。また最新表示部41には、全登録商品の合計点数と合計金額も表示される。
登録画面の更新を制御したプロセッサ10は、ACT70として登録画面の上に重ねて
確認画面60(図14を参照)を表示させる。すなわちプロセッサ10は、確認画面60をポップアップ表示させる。
図14は、タッチパネル17に図13の小計画面50が表示されている状態で、単価300円の商品FFFを追加登録した際の確認画面60の一例である。図示するように、確認画面60は、登録画面36の上に重ねて表示される。登録画面36については後述する。確認画面60には、小計出力後に登録した商品の登録を維持するか取り消すかをオペレータに確認する内容のメッセージとともに、登録維持ボタン61と取消ボタン62の各ボタン画像が表示されている。登録維持ボタン61は、小計出力後の商品登録を維持することを指示するための操作子である。取消ボタン62は、小計出力後の商品登録を取り消すことを指示するための操作子である。
確認画面60の表示を制御したプロセッサ10は、ACT71として登録維持ボタン61が入力されたか否かを確認する。登録維持ボタン61が入力されていない場合、プロセッサ10は、ACT72へと進む。プロセッサ10は、ACT72として取消ボタン62が入力されたか否かを確認する。取消ボタン62も入力されていない場合、プロセッサ10は、ACT71へと戻る。ここにプロセッサ10は、ACT71及びACT72において登録維持ボタン61が入力されるか取消ボタン62が入力されるのを待ち受ける。
小計出力後の商品登録を維持する場合、オペレータは、登録維持ボタン61をタッチ入力する。タッチパネル17からの信号により登録維持ボタン61が入力されたことを検知すると、プロセッサ10は、ACT73へと進む。プロセッサ10は、ACT73として確認画面60を消去する。その結果、タッチパネル17には、ACT69の処理で更新された登録画面36だけが残る。
図15は、図14に示す確認画面60が表示された状態において、オペレータが登録維持ボタン61をタッチ入力した後の登録画面36の一例である。図示するように登録画面36には、小計ボタン43をタッチ入力する直前に登録した商品EEEの商品名、単価、点数及び金額が明細表示部42に追加される。最新表示部41には、小計出力後に追加登録した商品FFFの商品名、点数、金額が表示される。また、商品FFFを含む登録商品の合計点数及び合計金額も最新表示部41に表示される。
確認画面60を消去したプロセッサ10は、図3のACT10乃至ACT13の待ち受け状態に戻る。したがって、オペレータが小計ボタン43をタッチ入力すると、プロセッサ10は、図6のACT41以降の処理を前述したのと同様に実行する。また、オペレータが商品の登録操作を行うと、プロセッサ10は、図3のACT14乃至ACT16の処理、さらにはACT4乃至ACT9の処理を前述したのと同様に実行する。オペレータが直前取消ボタン44または指定取消ボタン45をタッチ入力した場合も、プロセッサ10は、前述した直前取消処理または指定取消処理を実行することは言うまでもない。
図7の説明に戻る。
小計出力後の商品登録を取り消す場合には、オペレータは、取消ボタン62をタッチ入力する。タッチパネル17からの信号により取消ボタン62が入力されたことを検知すると、プロセッサ10は、ACT74へと進む。プロセッサ10は、ACT74として最新メモリ21の取消フラグF1を“1”とする。またプロセッサ10は、ACT75として合計メモリ23の合計点数及び合計金額から、最新メモリ21の点数及び金額をそれぞれ減算する。そしてプロセッサ10は、ACT76として確認画面60を消去し、登録画面を更新する。
図16は、図14に示す確認画面60が表示された状態において、オペレータが取消ボタン62をタッチ入力した後の登録画面37の一例である。図示するように登録画面37には、小計ボタン43をタッチ入力する直前に登録した商品EEEの商品名、単価、点数及び金額が明細表示部42に追加される。最新表示部41には、小計出力後に追加登録した商品FFFの商品名、点数、金額が表示される。ただし、最新メモリ21の取消フラグF1が“1”になったため、商品FFFの商品名、点数、金額に対しては取り消されたことを示す取消線が重ねて表示される。最新表示部41の合計点数及び合計金額は、小計ボタン43がタッチ入力される直前の値に戻る。なお、最新メモリ21に記憶されている登録商品は取消されたので、直前取消操作はできない。このため、直前取消ボタン44は、グレーアウトして、操作不能となっている。
登録画面を更新したプロセッサ10は、図3のACT10乃至ACT13の待ち受け状態に戻る。したがって、オペレータが小計ボタン43をタッチ入力すると、プロセッサ10は、図6のACT41以降の処理を前述したのと同様に実行する。また、オペレータが商品の登録操作を行うと、プロセッサ10は、図3のACT14乃至ACT16の処理、さらにはACT4乃至ACT9の処理を前述したのと同様に実行する。オペレータが指定取消ボタン45をタッチ入力した場合も、プロセッサ10は、前述した指定取消処理を実行する。
以上で、商品登録装置1の主要な動作説明を終了する。
ここに、プロセッサ10は、図3のACT4乃至ACT8の処理、及び、ACT14乃至ACT16の処理を実行することにより、登録手段101としての機能を実現する。プロセッサ10は、図6のACT44の処理を実行することにより、小計手段102としての機能を実現する。プロセッサ10は、図6のACT49乃至ACT54の処理を実行することにより、決済手段103としての機能を実現する。プロセッサ10は、図6のACT45の処理を実行することにより、受付手段104としての機能を実現する。プロセッサ10は、図7のACT61乃至ACT68の処理を実行することにより、追加手段105としての機能を実現する。プロセッサ10は、図7のACT74及びACT75の処理を実行することにより、取消手段106としての機能を実現する。プロセッサ10は、図7のACT70乃至ACT73及びACT76の処理を実行することにより、確定手段107としての機能を実現する。プロセッサ10は、図7のACT76の処理において、最新表示部41に取消線を表示させることにより、報知手段108としての機能を実現する。
[商品登録装置の効果説明]
上述した受付手段104、追加手段105、取消手段106、及び、確定手段107としての機能を有する商品登録装置1によれば、客が購入する商品の登録処理を終えて小計を出力した後であっても、商品の追加登録が可能である。そして追加登録した際には、確認画面60が表示されて、オペレータにその追加登録を維持するか取り消すかの選択を促す。したがって、例えば店員が間違って商品を追加登録してしまった場合、間違いに気づいた店員は、追加登録が確定される前にその追加登録を取り消すことができる。その結果、商品の誤登録を確実に回避できるので、利便性の向上を実現することができる。
また、商品登録装置1において、確定手段107は、追加手段105による販売データの追加後に、確認画面60をタッチパネル17に表示させて、商品登録を許容するか否かの指示を待ち受ける。したがって、確認画面60の登録維持ボタン61が入力された後は、プロセッサ10は、確認画面60を消去するだけで販売データの追加を確定させることができる。小計出力後に店員が誤って登録対象外の商品を追加登録してしまう頻度は少ないと考えられる。したがって、商品登録装置1によれば、小計出力後の商品追加登録を効率的に処理することができる。
その上、商品登録装置1は、商品登録を許容する指示を行う登録維持ボタン61と、許容しない指示を行う取消ボタン62とを、一画面である確認画面60に並べて配置している。したがって、商品登録装置1によれば、登録維持ボタン61又は取消ボタン62を入力しなければならないオペレータにとって、操作しやすいインターフェースを提供することができる。
また、商品登録装置1は、小計出力後に行われた商品の追加登録が取り消された場合には、その追加登録された商品の商品名等に取消線が重ねて表示される。したがって、商品登録装置1によれば、追加登録が確実に取り消されたことを視覚的に認識することができる。
[他の実施形態]
図17は、図7に示された情報処理の他の実施形態を示す流れ図である。
図6のACT45乃至ACT47の待ち受け状態において、バーコードがスキャニングされるか、バーコード無し商品のリストから商品が選択されて、商品登録が行われたことを検知すると、プロセッサ10は、図17のACT81へと進む。プロセッサ10は、ACT81乃至ACT86として、図7のACT61乃至ACT66の処理と同様の処理を実行する。
ACT86の処理を終えると、プロセッサ10は、ACT87として最新メモリ21の取消フラグF1を“1”とする。その後、プロセッサ10は、ACT88としてタッチパネル17に確認画面60を表示させる。そしてプロセッサ10は、ACT89として登録維持ボタン61が入力されるか、ACT90として取消ボタン62が入力されるのを待ち受ける。
プロセッサ10は、ACT89及びACT90の待ち受け状態において、登録維持ボタン61が入力されたことを検知すると、ACT91へと進む。プロセッサ10は、ACT91として最新メモリ21の取消フラグF1を“0”に変更する。プロセッサ10は、ACT92として、最新メモリ21の点数と金額を合計メモリ23の合計点数及び合計金額にそれぞれ加算する。そしてプロセッサ10は、ACT93として確認画面60を消去し、登録画面を更新する。その後、プロセッサ10は、図3のACT10乃至ACT13の待ち受け状態となる。
一方、プロセッサ10は、ACT89及びACT90の待ち受け状態において、取消ボタン62が入力されたことを検知すると、ACT94へと進む。プロセッサ10は、ACT94として確認画面60を消去し、登録画面を更新する。その後、プロセッサ10は、図3のACT10乃至ACT13の待ち受け状態となる。
第2の実施形態において、プロセッサ10は、ACT87において取消フラグF1を“1”とする。すなわちプロセッサ10は、追加登録した販売データの取消処理を実施した後に、ACT89及びACT90において、追加登録を維持するか取り消すかの指示入力を待ち受けている。したがって、小計出力後に店員が誤って登録対象外の商品を追加登録してしまう頻度が高い場合には、小計出力後の商品追加登録を効率的に処理できるようになる。
[変形例]
前記実施形態では、登録機能と会計機能とを備えた商品登録装置を例示した。商品登録装置は、これに限定されない。商品登録装置は、登録機能を備えた登録機と、会計機能を備えた会計機とに分離し、登録機を店員が操作し、会計機を客が操作するようにしたセミセルフ式のチェックアウトシステムの登録機であってもよい。
前記実施形態では、取消が実行されたことを示す情報として取消線を例示した。取消が実行されたことを示す情報は、取消線に限定されない。取消が実行されたことをオペレータが認知できる情報であればよい。
商品登録装置1の表示デバイスは、タッチパネル17に限定されない。タッチセンサを備えていない液晶ディスプレイ等を表示デバイスとしてもよい。ただしその場合には、キーボード、ポインティングデバイス等の入力デバイスが必要となることは言うまでもない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…商品登録装置、10…プロセッサ、11…メインメモリ、12…補助記憶デバイス、13…時計、14…通信インターフェース、15…釣銭機インターフェース、16…スキャナ、17…タッチパネル、18…プリンタ、19…リーダ・ライタ、31~37…登録画面、50…小計画面、60…確認画面、101…登録手段、102…小計手段、103…決済手段、104…受付手段、105…追加手段、106…取消手段、107…確定手段、108…報知手段、110…システム伝送路。

Claims (6)

  1. 小計出力後の商品登録を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により登録を受け付けた商品の販売データを小計が出力されている商品の販売データに追加する追加手段と、
    前記追加手段により追加された商品の販売データを取り消す取消手段と、
    前記小計出力後に受け付けた商品登録を許容するか否かの指示を待ち受け、許容する指示を受け付けた場合には前記追加手段による前記販売データの追加を確定させ、許容しない指示を受け付けた場合には前記取消手段による販売データの取り消しを確定させる確定手段と、
    を具備する商品登録装置。
  2. 前記確定手段は、前記追加手段による前記販売データの追加後に前記商品登録を許容するか否かの指示を待ち受ける、請求項1記載の商品登録装置。
  3. 前記確定手段は、前記取消手段による前記販売データの取消後に前記商品登録を許容するか否かの指示を待ち受ける、請求項1記載の商品登録装置。
  4. 前記確定手段は、表示デバイスに、前記商品登録を許容することを指示する第1操作子と、前記商品登録を許容しないことを指示する第2操作子とを配置した画面を表示させて、商品登録を許容するか否かの指示を待ち受ける、請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の商品登録装置。
  5. 前記確定手段により前記販売データの取り消しが確定すると、当該販売データが取り消されたことを報知する報知手段、
    をさらに具備する請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の商品登録装置。
  6. 商品を登録する商品登録装置のコンピュータを、
    小計出力後の商品登録を受け付ける受付手段、
    前記受付手段により登録を受け付けた商品の販売データを小計が出力されている商品の販売データに追加する追加手段、
    前記追加手段により追加された商品の販売データを取り消す取消手段、及び、
    前記小計出力後に受け付けた商品登録を許容するか否かの指示を待ち受け、許容する指示を受け付けた場合には前記追加手段による前記販売データの追加を確定させ、許容しない指示を受け付けた場合には前記取消手段による販売データの取り消しを確定させる確定手段、
    として機能させるためのプログラム。
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