JP6926259B2 - チェックアウトシステム及び決済装置 - Google Patents
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Description
複数台の決済装置は、受信手段、確認手段、転送手段、不可通知手段及び処理手段を有する。受信手段は、ネットワークを介して伝送される会計データを受信する。確認手段は、受信手段により受信した会計データの決済処理が不可能なとき、当該会計データとともに受信した送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致するか確認する。転送手段は、会計データとともに受信した送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致しない場合に、会計データを転送先に設定された他の決済装置にネットワークを介して転送する。不可通知手段は、会計データとともに受信した送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致する場合、ネットワークを介して登録装置に決済不可を通知する。処理手段は、受信手段により受信した会計データの決済処理が可能なとき、当該会計データを基に決済処理を実行する。
図1は、本実施形態に係るチェックアウトシステム10の模式図である。チェックアウトシステム10は、複数台の登録装置11と決済装置12とを含む。決済装置12は、登録装置11よりも台数が多い。
登録装置11及び決済装置12は、店舗のチェックアウトレーン毎に配置される。1つのチェックアウトレーンに配置される登録装置11及び決済装置12の台数は任意である。図1においては、1台の登録装置11と3台の決済装置12とを、2つのチェックアウトレーンにそれぞれ配置した場合を示している。各チェックアウトレーンにはそれぞれ固有の番号が割り当てられている。図1においては、図中上側のチェックアウトレーンに対してレーン番号“1”が割り当てられており、図中下側のチェックアウトレーンに対してレーン番号“2”が割り当てられている。レーン番号“1”のチェックアウトレーンには、1台の登録装置11(11-1)と3台の決済装置12(12-1A,12-1B,12-1C)とが配置されている。レーン番号“2”のチェックアウトレーンには、1台の登録装置11(11-1)と3台の決済装置12(12-1B,12-1B,12-1C)とが配置されている。
登録装置11は、商品の販売登録、会計データの作成及び会計データの決済装置12への転送の各機能を備える。商品の販売登録とは、買物客22が購入する商品のデータを登録装置11に登録することである。例えば、商品に付されたバーコードをスキャナでスキャンすることにより、当該商品の販売点数,販売金額等のデータが登録装置11に登録される。会計データとは、1つの取引として販売登録された商品の会計に係るデータである。販売登録された商品の商品コード、商品名、単価、販売点数及び販売金額とその合計点数、合計金額等が会計データに含まれる。
登録装置11は、同一のチェックアウトレーンに配置されている3台の決済装置12のうち1台を会計データの送信先として設定する。どの決済装置12を送信先とするかは任意である。登録装置11は、送信先に設定された1台の決済装置12に対し、会計データを送信する。また登録装置11は、他のチェックアウトレーンに配置されている登録装置(他の登録装置)11を会計データ送信の変更先として設定する。どのチェックアウトレーンの登録装置11を変更先とするかは任意である。登録装置11は、送信先に設定された1台の決済装置12または変更先に設定された他の登録装置11に対し、会計データを送信する。
CPU11aは、ROM11b、RAM11c及び補助記憶ユニット11dと伝送システム11iを介して接続されて、コンピュータを構成する。CPU11aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU11aは、ROM11b及びRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、登録装置11としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
RAM11cは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。またRAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとしても利用される。
補助記憶ユニット11dは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって作成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶されるアプリケーションプログラムには、登録装置11で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムを含む。
カードリーダ・ライタ12jは、カードに記録されたデータを読み取る機能と、上記カードへデータを書き込む機能とを有する。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードを含む。自動釣銭機12kは、投入される硬貨及び紙幣を収受する。また自動釣銭機12kは、釣銭としての硬貨及び紙幣を排出する。その他のCPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、スキャナ12e、タッチパネル12f、プリンタ12g、通信ユニット12h及び伝送システム12iは、登録装置11のものと同一の機能を有するものである。すなわちCPU12aは、ROM12b、RAM12c及び補助記憶ユニット12dと伝送システム12iを介して接続されて、コンピュータを構成する。そしてCPU12aは、ROM12b及びRAM12cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、決済装置12としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。ROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶されるアプリケーションプログラムには、決済装置12で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムを含む。このような決済装置12のハードウェアとしては、例えば既存のセルフ方式に対応したPOS端末を利用することが可能である。
データメモリ領域M6は、転送先情報を記憶する。転送先情報は、会計データの転送先となる他の決済装置12を識別するための情報である。同一のチェックアウトレーンに配置された他の決済装置12のうちいずれか1台が当該決済装置12に対して会計データの転送先として設定される。例えば補助記憶ユニット12dに、転送先に設定された決済装置12を識別可能な転送先情報のデフォルト値が記憶されており、CPU12aは、立ち上げ時にこのデフォルト値をデータメモリ領域M4に書き込む。各決済装置12には、固有のIDが予め設定されている。このIDを送信先情報として用いることができる。あるいは各決済装置12のIDにそれぞれ関連付けて番号、記号、コード等を割り当て、送信先情報としてもよい。以下、データメモリ領域M6を転送先メモリM6と称する。
登録装置11が、買上商品の登録処理を行うモードで起動されると、CPU11aは、図3の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。この処理は、ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶される制御プログラムに従ったものである。
登録画面SC1は、登録メモリM2の内容を表し、登録処理の実施状況を店員21に確認させるものである。登録画面SC1の一例を図6に示す。登録画面SC1は、表示エリアR1、R2を含む。表示エリアR1は、最も新しく買上登録がなされた商品に関する商品名、単価、販売点数(個数)及び販売金額と、その商品を登録した後の買上商品の合計点数および合計金額とを表示する。表示エリアR2は、表示エリアR1に示された商品よりも前に買上登録がなされた商品に関する商品名、単価、販売点数(個数)及び販売金額のリストを表示する。
なお、図示は省略するが、CPU11aは、タッチパネル11fの画面のうちの登録画面SC1とする領域外に、店員21が商品を指定するための商品ボタンや、小計ボタンなどの各種の機能ボタンを表示する。
会計確認画面SC2の一例を図7に示す。会計確認画面SC2は、表示エリアR3及びボタンB1、B2、B3、B4、B5を含む。表示エリアR3は、登録メモリM2に格納された商品の合計点数、合計金額等を表示する。ボタンB1、B2は、合計金額に対して値引又は割引を適用することを店員21が指定するための小計値引ボタンB1、小計割引ボタンB2である。ボタンB3は、タッチパネル11g1の画面の一部領域を登録画面SC1に戻すことを店員21が指定するための戻るボタンB3である。ボタンB4は、1つの取引に対する商品の登録が終了し会計への移行を店員21が指示するための会計ボタンB4である。ボタンB5は、会計データの送信先となる決済装置12を、同じチェックアウトレーンに配置された決済装置(登録装置11-1であれば決済装置12-1A,12-1B又は12-1C、登録装置11-2であれば決済装置12-2A,12-2B又は12-2C)12ではなく、他のチェックアウトレーンに配置された決済装置12とすることを店員が指示するためのレーン変更ボタンB5である。会計確認画面SC2を確認した店員21は、会計ボタンB4またはレーン変更ボタンB5にタッチする。通常、店員21は、会計ボタンB4にタッチする。例えば同じチェックアウトレーンに配置されている決済装置12が全て決済処理不能であることを目視にて確認できた場合、あるいは別のチェックアウトレーンで会計したいと買物客22に言われた場合、店員21はレーン変更ボタンB5にタッチする。
Act7において、レーン変更ボタンB5がタッチされたことを検知した場合(Act7にて「変更」)、CPU11aは、後述するAct14の処理に進む。会計ボタンB4がタッチされたことを検知した場合には(Act7にて「会計」)、CPU11aは、Act8として送信先メモリM3に格納されている送信先情報を取得する。そしてCPU11aは、Act9として、Act5の処理で生成された会計データとAct8の処理で取得された送信先情報とを通信ユニット11hに出力する。そしてCPU11aは、通信ユニット11hに対して、送信先情報で識別される決済装置12を宛先として会計データと送信先情報とを送信するように指令する。この指令を受けて、通信ユニット11hでは、送信先情報で識別される決済装置12の通信アドレスを送信先アドレスとするデータ伝文が作成され、LAN13上に送信される。このデータ伝文には、会計データと送信先情報とが含まれる。このデータ伝文の送信元アドレスは、当該登録装置11の通信アドレスである。このデータ伝文は、LAN13に接続された複数台の決済装置12のうち、送信先アドレスが通信アドレスとして設定された1台の決済装置で受信される。すなわち決済装置12の通信ユニット12hは、LAN13上を伝送されるデータ伝文のうち、送信先アドレスが自らの通信アドレスであるデータ伝文を受信する。ここに、登録装置11のCPU11aは、Act8及びAct9処理により、通信ユニット11hと協働して、送信先に設定された決済装置12に対し、会計データを送信する第1の送信手段を構成する。また決済装置12のCPU12aは、通信ユニット12hと協働して、ネットワーク(LAN13)を介して伝送される会計データを受信する決済側受信手段を構成する。
先ずCPU12aは、Act21としてエラーが発生しているか否かを確認する。エラーには、自動釣銭機12kにおいて釣銭用の貨幣が無くなったときの釣銭無エラーがある。またエラーには、プリンタ12gにおいてレシート用紙がなくなったときの用紙切れエラーもある。エラーの内容は、特に限定されるものではない。また、例えば釣銭用の貨幣が所定量よりも少ない釣銭ニアエンド、あるいはレシート用紙の残量が所定量よりも少ない用紙ニアエンドの状態も、エラーが発生していると認定してもよい。
図8は、誘導表示がなされた会計確認画面SC2の一例を示す。この例は、当該登録装置11と同一のチェックアウトレーンに配置された決済装置12-1Cから会計可能の応答コマンドが送信された場合である。誘導表示は、決済処理が可能であることを通知した決済装置12-1Cへと客を案内する表示である。誘導表示は、表示エリアR4にて行われる。この誘導表示を確認した店員21は、誘導表示によって報知された同一チェックアウトレーンの決済装置12-1Cで決済を行うように買物客22を誘導する。例えば決済装置12-1Cへと誘導を受けた買物客22は、決済装置12-1Cが設置されている場所まで移動し、決済を行う。
図9は、自レーン不可表示がなされた会計確認画面S2の一例を示す。自レーン不可表示は、例えば、当該登録装置11と同一のチェックアウトレーンに配置されている決済装置12では会計が不可であり、他のチェックアウトレーンで会計するか否かを選択させる表示である。自レーン不可表示は、表示エリアR5にて行われる。表示エリアR5には、他のチェックアウトレーンで会計する場合に操作されるYESボタンB6と、会計しない場合に操作されるNOボタンB7とがさらに表示される。ここに、登録装置11のCPU11aは、タッチパネル11fと協働して、生成手段で生成された会計データを他の登録装置11に送信するか否かの選択入力を受け付ける受付手段を構成する。
Act14では、CPU11aは、変更先メモリM4に格納されている変更先情報を取得する。そしてCPU11aは、前記Act9の処理に進む。すなわちCPU11aは、Act5の処理で生成された会計データとAct14の処理で取得された変更先情報とを通信ユニット11hに出力する。そしてCPU11aは、通信ユニット11hに対して、変更先情報で識別される他の登録装置11を宛先として会計データを送信するように指令する。この指令を受けて、通信ユニット11hでは、変更先情報で識別される他の登録装置11の通信アドレスを送信先アドレスとし、当該登録装置11の通信アドレスを送信元アドレスとするデータ伝文が作成され、LAN13上に送信される。このデータ伝文には、会計データが含まれる。このデータ伝文は、LAN13に接続された他の登録装置11のうち、送信先アドレスが通信アドレスとして設定された1台の登録装置で受信される。すなわち登録装置11の通信ユニット11hは、LAN13上を伝送されるデータ伝文のうち、送信先アドレスが自らの通信アドレスであるデータ伝文を受信する。ここに、登録装置11のCPU11aは、Act14及びAct9の処理により、通信ユニット11hと協働して、変更先に設定された他の登録装置11に対し、会計データを送信する第3の送信手段を構成する。
レーン番号を含む会計可能の応答コマンドを受信した登録装置11-1では、図10に示すように、レーン番号を含む誘導表示が行われる。
例えば前記実施形態では、図3のAct10において会計不可の応答コマンドを受信した登録装置11のCPU11aは、Act11及びAct12として自レーン誘導表示を行い、レーン変更するか否かを待ち受ける。他の実施形態としては、会計不可の応答コマンドを受信した登録装置11のCPU11aは無条件にAct14の処理に進み、変更先情報を取得して、この変更付情報で識別される他の登録装置11に対して会計データを送信するようにしてもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]複数台の登録装置と複数台の決済装置とをネットワークで接続してなり、前記複数台の登録装置は、入力されたデータを基に取引の決済に必要な会計データを生成する生成手段と、他の登録装置から前記ネットワークを介して伝送される前記会計データを受信する登録側受信手段と、送信先に設定された決済装置に対し、前記生成手段で生成された会計データを送信する第1の送信手段と、前記送信先に設定された決済装置に対し、前記登録側受信手段で受信した会計データを送信する第2の送信手段と、変更先に設定された他の登録装置に対し、前記生成手段で生成された会計データを送信する第3の送信手段と、を具備し、前記複数台の決済装置は、前記ネットワークを介して伝送される前記会計データを受信する決済側受信手段と、前記決済側受信手段により受信した前記会計データを基に決済処理を実行する処理手段と、を具備したことを特徴とするチェックアウトシステム。
[2]前記複数台の登録装置は、前記第1または第2の送信手段で送信した会計データについて前記決済装置で前記決済処理が実行されなかった場合に当該会計データを前記第3の送信手段により前記変更先に設定された他の登録装置に送信することを特徴とする付記[1]記載のチェックアウトシステム。
[3]前記複数台の登録装置は、前記生成手段で生成された会計データを他の登録装置に送信するか否かの選択入力を受け付ける受付手段、をさらに具備し、送信する旨の選択入力を受け付けた場合に当該会計データを前記第3の送信手段により前記変更先に設定された他の登録装置に送信することを特徴とする付記[1]記載のチェックアウトシステム。
[4]前記複数台の決済装置は、前記決済側受信手段により受信した前記会計データの決済処理が可能なとき、決済処理が可能であることを前記登録装置に通知する可能通知手段、をさらに具備し、前記複数台の登録装置は、前記第2の送信手段により会計データを送信した後で前記通知を受けた場合、当該会計データの送信元である他の登録装置に対して前記通知を転送する通知転送手段と、前記第1または第3の送信手段により会計データを送信した後で前記通知を受けた場合、その通知を行った前記決済装置へと買物客を案内する報知を行う報知手段と、をさらに具備することを特徴とする付記[1]乃至[3]のうちいずれか1記載のチェックアウトシステム。
[5]会計データを基に決済処理を実行する決済装置が複数接続されるネットワークに接続する通信手段と、入力されたデータを基に取引の決済に必要な会計データを生成する生成手段と、前記ネットワークに接続された他の登録装置から伝送される前記会計データを受信する受信手段と、送信先に設定された決済装置に対し、前記生成手段で生成された会計データを送信する第1の送信手段と、前記送信先に設定された決済装置に対し、前記受信手段で受信した会計データを送信する第2の送信手段と、変更先に設定された他の登録装置に対し、前記生成手段で生成された会計データを送信する第3の送信手段と、を具備することを特徴とする登録装置。
Claims (4)
- 登録装置と複数台の決済装置とをネットワークで接続してなり、
前記登録装置は、
入力されたデータを基に取引の決済に必要な会計データを生成する生成手段と、
送信先に設定された決済装置に対し、前記生成手段で生成された会計データを前記送信先に設定された決済装置を識別する送信先情報とともに送信する送信手段と、
を具備し、
前記複数台の決済装置は、
前記ネットワークを介して伝送される前記会計データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記会計データの決済処理が不可能なとき、当該会計データとともに受信した前記送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致するか確認する確認手段と、
前記会計データとともに受信した前記送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致しない場合に、前記会計データを前記転送先に設定された他の決済装置に前記ネットワークを介して転送する転送手段と、
前記会計データとともに受信した前記送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致する場合、前記ネットワークを介して前記登録装置に決済不可を通知する不可通知手段と、
前記受信手段により受信した前記会計データの決済処理が可能なとき、当該会計データを基に決済処理を実行する処理手段と、
を具備したことを特徴とするチェックアウトシステム。 - 前記複数台の決済装置は、
前記受信手段により受信した前記会計データの決済処理が可能なとき、前記登録装置に対して決済処理が可能であることを通知する可能通知手段、をさらに具備し、
前記登録装置は、
前記決済処理が可能であることを通知した前記決済装置へと客を案内する報知を行う報知手段、をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のチェックアウトシステム。 - 取引の決済に必要な会計データを送信先に設定された決済装置を識別する送信先情報とともに送信する登録装置とネットワークを介して接続される決済装置であって、
前記ネットワークを介して伝送される前記会計データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記会計データの決済処理が不可能なとき、当該会計データとともに受信した前記送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致するか確認する確認手段と、
前記会計データとともに受信した前記送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致しない場合に、前記会計データを前記転送先に設定された他の決済装置に前記ネットワークを介して転送する転送手段と、
前記会計データとともに受信した前記送信先情報で識別される決済装置が転送先に設定された他の決済装置と一致する場合、前記ネットワークを介して前記登録装置に決済不可を通知する不可通知手段と、
前記受信手段により受信した前記会計データの決済処理が可能なとき、当該会計データを基に決済処理を実行する処理手段と、
を具備したことを特徴とする決済装置。 - 前記受信手段により受信した前記会計データの決済処理が可能なとき、前記登録装置に対して決済処理が可能であることを通知する可能通知手段、をさらに具備したことを特徴とする請求項3記載の決済装置。
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