JP6835932B2 - 決済装置及びその制御プログラム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係るチェックアウトシステム10の模式図である。チェックアウトシステム10は、複数台の登録装置11と、登録装置11よりも台数の多い決済装置12とを含む。登録装置11及び決済装置12は、店舗のチェックアウトレーン毎に配置される。
CPU11aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU11aは、ROM11b及びRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、登録装置11としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。ROM11bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11bは、上記オペレーティングシステムを記憶する。ROM11bは、上記ミドルウェア又はアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。ROM11bは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。RAM11cは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。またRAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとしても利用される。補助記憶ユニット11dは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって作成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶されるアプリケーションプログラムには、登録装置11で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムを含む。
登録装置11は、動作モードの1つとして登録モードを有する。この登録モードで登録装置11が起動すると、CPU11aは、図5の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。先ずCPU11aは、Act1としてメモリの初期化を行う。この初期化により、一時バッファ31、取引メモリ32a及び合計メモリ33aがクリアされる。次いでCPU11aは、Act2としてタッチパネル11g1の画面の一部に店員用の登録画面SC1(図9を参照)を表示させる。またCPU11aは、タッチパネル11g2の画面の一部に客用の登録画面を表示させる。
なお、図示は省略するが、CPU11aは、タッチパネル11g1の画面のうちの登録画面SC1とする領域外に、店員21が商品を指定するための商品ボタン、店員21が小計の出力を指令するための小計ボタンなどの各種の機能ボタンも表示させる。
Act10乃至Act12の待ち受け状態において、戻るボタンB3が入力されると(Act12にてYES)、CPU11aは、Act13としてタッチパネル11g1の画面の一部領域に登録画面SC1を再度表示させる。その後、CPU11aは、Act6の処理に戻り、以降の処理を前述と同様に繰り返す。
Act10乃至Act12の待ち受け状態において、優先順位変更ボタンB5がタッチされると(Act10にてYES)、CPU11aは、Act14として図6に具体的に示す優先順位更新処理を開始する。なお以下では、図10に示すように、現時点で優先順位が1位の決済装置を決済装置12-1とし、2位の決済装置を決済装置12-2とし、3位の決済装置を決済装置12-3とする。
Act10乃至Act12の待ち受け状態において、会計ボタンB4がタッチされると(Act11にてYES)、CPU11aは、Act15として図7に具体的に示す会計送信処理を実行する。先ずCPU11aは、Act41としてリストテーブル41からリスト番号、決済装置ID及び識別名称を読み込み、リスト番号の小さい順に決済装置IDと識別名称とを並べたリストを作成する。次いでCPU11aは、Act42としてリストテーブル41からリスト番号“1”の決済装置IDを検出する。そしてCPU11aは、Act43としてリスト番号“1”の決済装置IDを宛先として、Act8の処理で作成した会計データとAct41の処理で作成したリストデータとを送信するように通信ユニット11jに指令する。
Act53ではCPU12aは、ビジィフラグFを“1”にセットする。Act54ではCPU12aは、データ送信元の登録装置11に対して会計可能応答のコマンドデータを送信するように通信ユニット12jに指令する。この指令を受けて、通信ユニット12jは、「会計データ+リストデータ」の送信元に設定された登録装置IDを宛先とし、ROM12bで記憶する決済装置IDを送信元とする会計可能応答のコマンドデータをLAN13上に送信する。このコマンドデータは、宛先とする登録装置IDがROM11bで記憶する登録装置IDと一致する登録装置11にて受信される。ここに、CPU12aは、通信ユニット12jと協働して許諾応答手段を構成する。
例えば前記実施形態では、優先順位変更ボタンB5が操作されたことを条件に優先順位更新処理を実行したが、優先順位更新処理を実行する条件はボタン操作に限定されるものではない。例えば登録装置11のCPU11aがリストテーブル41のステータスを監視し、優先順位1位の決済装置のステータスが警告状態またはエラー状態になったことを検知したことを条件に、優先順位更新処理を実行してもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]取引毎にその取引の決済に必要な会計データを作成する登録装置と、前記会計データを基に前記取引の決済を処理する複数の決済装置とを、ネットワークで接続し、前記登録装置は、前記複数の決済装置に対して設定される優先順位を記憶する記憶手段と、前記優先順位を更新する条件が成立すると、前記複数の決済装置の状態を示すデータを基に前記記憶手段で記憶される前記優先順位を更新する更新手段と、前記ネットワークを介して前記会計データを、前記記憶手段で記憶される前記優先順位のデータとともに、前記優先順位が1位の前記決済装置に送信する送信手段と、前記ネットワークを介していずれかの前記決済装置から許諾応答を受信したことに応じて、その許諾応答送信元の前記決済装置を識別する情報を告知する告知手段と、を具備し、前記決済装置は、前記ネットワークを介して前記会計データと前記優先順位のデータとを受信する受信手段と、前記取引の決済を実行可能な状態か否かを判定する判定手段と、前記取引の決済を実行可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合、前記ネットワークを介して前記登録装置に前記許諾応答を送信する許諾応答手段と、前記取引の決済を実行不可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合、前記優先順位のデータを基に自らよりも優先順位が下位の他の前記決済装置に前記会計データと前記優先順位のデータとを前記ネットワークを介して転送する転送手段と、を具備したことを特徴とするチェックアウトシステム。
[2]取引の決済を実行可能な状態で会計データと優先順位のデータとを受信した場合にはネットワークを介して許諾応答を送信し、前記取引の決済を実行不可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合には、前記優先順位のデータを基に自らよりも優先順位が下位の他の決済装置に前記会計データと前記優先順位のデータとを前記ネットワークを介して転送する複数の決済装置とともにチェックアウトシステムを構成する登録装置であって、取引毎にその取引の決済に必要な会計データを作成する作成手段と、前記複数の決済装置に対して設定される優先順位を記憶する記憶手段と、前記優先順位を更新する条件が成立すると、前記複数の決済装置の状態を示すデータを基に前記記憶手段で記憶される前記優先順位を更新する更新手段と、前記ネットワークを介して前記会計データを、前記記憶手段で記憶される前記優先順位のデータとともに、前記優先順位が1位の前記決済装置に送信する送信手段と、前記ネットワークを介していずれかの前記決済装置から許諾応答を受信したことに応じて、その許諾応答送信元の前記決済装置を識別する情報を告知する告知手段と、を具備したことを特徴とする登録装置。
[3]前記記憶手段で記憶される前記複数の決済装置の優先順位を、それぞれ当該決済装置の状態ととともに表示する表示手段、をさらに具備することを特徴とする付記[2]記載の登録装置。
[4]前記優先順位の更新を指示する指示手段、をさらに具備し、前記更新手段は、前記指示手段により前記優先順位の更新が指示されたことを成立条件として前記優先順位を更新することを特徴とする付記[3]記載の登録装置。
[5]前記更新手段は、記憶手段で記憶される優先順位が1位の前記決済装置の状態が所定の状態であるときを成立条件として前記優先順位を更新することを特徴とする付記[2]又は[3]記載の登録装置。
Claims (5)
- 取引毎にその取引の決済に必要な会計データを作成し、その会計データを複数の決済装置に対して設定される優先順位のデータとともに送信する登録装置とネットワークを介して接続され、前記会計データを基に前記取引の決済を処理する決済装置であって、
前記ネットワークを介して前記会計データと前記優先順位のデータとを受信する受信手段と、
前記取引の決済を実行可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合、前記ネットワークを介して前記登録装置に許諾応答を送信する許諾応答手段と、
前記取引の決済を実行不可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合、前記優先順位のデータを基に自らよりも優先順位が下位の他の決済装置に前記会計データと前記優先順位のデータとを前記ネットワークを介して転送する転送手段と、
を具備する決済装置。 - 前記複数の決済装置毎に割り当てられた決済装置IDのうち自らに割り当てられた決済装置IDを記憶するメモリ、
を備え、
前記受信手段は、前記ネットワークを介して受信した前記会計データと前記優先順位のデータとに対して送信先として付加された決済装置IDが前記メモリに記憶されている決済装置IDと一致する場合に、その会計データと優先順位のデータとを取り込む、請求項1記載の決済装置。 - 前記優先順位のデータは、前記複数の決済装置毎に割り当てられた決済装置IDを優先順位が高い決済装置の決済装置IDから低い決済装置の決済装置IDへと順に並べたものであり、
前記転送手段は、前記取引の決済を実行不可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合、前記優先順位のデータから、前記メモリに記憶した前記決済装置IDの後に位置する決済装置IDを検出し、その検出した決済装置IDを有する決済装置に対して、前記会計データと前記優先順位のデータとを前記ネットワークを介して転送する、請求項2記載の決済装置。 - 前記メモリに記憶した前記決済装置IDが前記優先順位のデータの最下位に位置する決済装置IDであるとき、前記登録装置に対して会計不可応答を送信する不可応答手段、
をさらに具備する請求項3記載の決済装置。 - 取引毎にその取引の決済に必要な会計データを作成し、その会計データを複数の決済装置に対して設定される優先順位のデータとともに送信する登録装置とネットワークを介して接続され、前記会計データを基に前記取引の決済を処理する決済装置のコンピュータを、
前記ネットワークを介して前記会計データと前記優先順位のデータとを受信する受信手段、
前記取引の決済を実行可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合、前記ネットワークを介して前記登録装置に許諾応答を送信する許諾応答手段、及び、
前記取引の決済を実行不可能な状態で前記会計データと前記優先順位のデータとを受信した場合、前記優先順位のデータを基に自らよりも優先順位が下位の他の決済装置に前記会計データと前記優先順位のデータとを前記ネットワークを介して転送する転送手段、
として機能させるための制御プログラム。
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JP2019190850A JP6835932B2 (ja) | 2019-10-18 | 2019-10-18 | 決済装置及びその制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019190850A JP6835932B2 (ja) | 2019-10-18 | 2019-10-18 | 決済装置及びその制御プログラム |
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JP2015249966A Division JP6606421B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | チェックアウトシステム及び登録装置 |
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