JP2016146008A - チェックアウトシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】販売商品に係るデータが入力された後でもその商品の販売に係る取引が決済される前に電子マネーをチャージできるようにする。
【解決手段】入力ユニットは、商品販売に係るデータを基に決済対象の取引データを記憶する記憶部に、入力されたチャージ金額のデータを追加する。商品販売に係るデータの入力終了指令を受け付けると、記憶部のデータを決済ユニットに出力する。決済ユニットは、記憶部のデータを基に算出される取引金額以上の支払い金額が入金されたことを条件に取引金額が生じた取引の決済を処理する。決済ユニットは、記憶部のデータにチャージ金額のデータが含まれるとき、電子マネー以外の決済方法でチャージ金額以上の支払い金額が入金されたことを条件に、リーダライタを介して電子マネーの残高にチャージ金額を加算する。
【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、チェックアウトシステムに関する。
量販店向けのチェックアウトシステムとして、商品データの入力ユニットと取引の決済ユニットとを分離したタイプがある。入力ユニットは、商品販売に係るデータの入力を待ち受ける。データが入力されると、入力ユニットは、そのデータを基に決済対象の取引データを生成し、この取引データを決済ユニットに転送する。決済ユニットは、取引データを基に算出される取引金額に対する支払い金額の入金を待ち受ける。取引金額以上の支払い金額が入金されると、決済ユニットは、その取引金額が生じた取引の決済を処理する。
支払い金額の決済方法の1つに電子マネー決済がある。電子マネー決済は、予め電子マネーが記憶された記憶媒体(ICカード、携帯電話、スマートフォン等)を使用する。取引金額よりも電子マネーの残高の方が多い場合、決済ユニットは、電子マネーの残高から取引金額を引き去る。かくして、取引は決済される。
取引金額よりも電子マネーの残高の方が少ない場合、決済ユニットは、電子マネーの残高から取引金額を引き去ることができない。この場合、1つの方法としては、決済ユニットは、電子マネー決済を不可とする。決済ユニットは、電子マネー以外の入金を待ち受ける。別の方法としては、決済ユニットは、電子マネーの残高を“0”とする。そして決済ユニットは、取引金額から電子マネーの残高分を減じた残額について、電子マネー以外の入金を待ち受ける。
記憶媒体に記憶される電子マネーは、専用の入金装置を用いることでチャージ(入金)できる。また最近では、チェックアウトシステムを構成するPOS(Point Of Sales)端末を利用して、電子マネーをチャージすることも可能である。しかしながら従来のPOS端末は、販売商品に係るデータが入力された後は、その商品の販売に係る取引が決済されるまでは電子マネーをチャージすることができない。
特開2006‐344123号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、販売商品に係るデータが入力された後でもその商品の販売に係る取引が決済される前に電子マネーをチャージできるチェックアウトシステムを提供しようとするものである。
一実施形態において、チェックアウトシステムは、入力ユニットと決済ユニットとを備える。入力ユニットは、記憶手段と、追加手段と、出力手段とを具備する。記憶手段は、商品販売又は役務提供に係るデータの入力を受け付け、入力されたデータを基に決済対象の取引データを記憶部に記憶する。追加手段は、電子マネーに対するチャージ金額の入力を受け付け、入力されたチャージ金額のデータを前記記憶部に追加する。出力手段は、商品販売または役務提供に係るデータの入力終了指令を受け付けると、前記記憶部のデータを決済ユニットに出力する。決済ユニットは、リーダライタと、処理手段と、チャージ手段とを備える。リーダライタは、記憶媒体に記憶された電子マネーの残高を読取り、かつ残高を書換える。処理手段は、支払い金額の入金を受け付け、入力ユニットから出力された前記記憶部のデータを基に算出される取引金額以上の支払い金額が入金されたことを条件に取引金額が生じた取引の決済を処理する。チャージ手段は、入力ユニットから出力された前記記憶部のデータにチャージ金額のデータが含まれるとき、電子マネー以外の決済方法でチャージ金額以上の支払い金額が入金されたことを条件に、リーダライタを介して電子マネーの残高にチャージ金額を加算する。
実施形態におけるチェックアウトシステムの斜視図。 チェックアウトシステムを構成する商品登録装置および決済装置のブロック図。 商品登録装置および決済装置のRAMに形成されるデータメモリ領域を示す模式図。 商品登録装置のCPUが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図。 図4に示すチャージ処理の具体的な処理手順を示す流れ図。 商品登録装置のタッチパネルに表示されるチャージ画面の一例を示す模式図。 商品登録装置のタッチパネルに表示される金額入力画面の一例を示す模式図。 商品登録装置のタッチパネルに表示される転送先選択画面の一例を示す模式図。 商品登録装置のタッチパネルに表示される報知画面の一例を示す模式図。 決済装置のCPUが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図。 決済装置のタッチパネルに表示される決済画面の一例を示す模式図。 決済装置のタッチパネルに表示されるチャージ要求画面の一例を示す模式図。 第2の実施形態において、決済装置のCPUが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図。 第2の実施形態において、決済装置のタッチパネルに表示される決済画面の一例を示す模式図。 取引金額に対して電子マネーの残高が不足しているときの決済画面の一例を示す模式図。 取引金額に対して電子マネーの残高が足りているときの決済画面の一例を示す模式図。
以下、販売商品に係るデータが入力された後でもその商品の販売に係る取引が決済される前に電子マネーをチャージできるチェックアウトシステムの実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、入力ユニットと決済ユニットとを分離し、入力ユニットについては店員が操作し、決済ユニットについては買物客が操作する、いわゆるセミセルフ式のチェックアウトシステムに、電子マネーのチャージ機能を適用した場合である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態におけるチェックアウトシステム10の斜視図である。チェックアウトシステム10は、少なくとも1台の商品登録装置11と、少なくとも1台の決済装置12とを含む。図1においては、2台の商品登録装置11と4台の決済装置12とを含んだチェックアウトシステム10を示している。チェックアウトシステム10が、商品登録装置11および決済装置12をそれぞれ何台含むかは任意であり、商品登録装置11と決済装置12との台数の比も任意である。商品登録装置11および決済装置12は、スーパーマーケットなどの店舗のチェックアウトコーナーに設置される。
商品登録装置11は、チェッカと呼ばれる役割を担った、上記店舗の店員21が、その操作者となる。決済装置12は、上記の店舗で販売される商品を購入する買物客22が、その操作者となる。ただし決済装置12は、店員21により操作される場合もある。
商品登録装置11は、図1においては、作業テーブル23に取り付けられる。作業テーブル23は、矩形の天板を有する。複数の作業テーブル23が、天板の長手方向がほぼ並行するように配置されることにより、買物客22用の通路が形成される。
商品登録装置11は、買上商品の登録処理、決済情報の生成、決済処理、ならびに決済情報の決済装置12への通知の各機能を備える。登録処理は、買物客22が購入する商品を買上商品として登録する処理である。決済処理は、買上商品の販売に係る取引を決済するための処理である。決済情報は、決済処理に必要となる情報である。すなわち商品登録装置11は、商品販売に係るデータの入力ユニットとして機能する。また商品登録装置は、商品販売に係る取引の決済ユニットとして機能する場合もある。
決済装置12は、商品登録装置11から決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づく決済処理を行う。すなわち決済装置12は、商品販売に係る取引の決済ユニットとして機能する。
図2は商品登録装置11および決済装置12のブロック図である。商品登録装置11および決済装置12は、いずれもネットワークであるLAN(local area network)13に接続されている。ネットワークは、LAN13に代えて、インターネットや無線LANなどの別の通信網を用いることもできる。あるいは商品登録装置11と決済装置12との間でサーバを介して情報を授受する構成としてもよい。
商品登録装置11は、CPU(central processing unit)11a、ROM(read-only memory)11b、RAM(random-access memory)11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、2つのタッチパネル11g1,11g2、プリンタ11h、カードリーダライタ11i、通信ユニット11jおよび伝送システム11kを含む。
CPU11a、ROM11b、RAM11cおよび補助記憶ユニット11dは、伝送システム11kにより接続されてコンピュータを構成する。
CPU11aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU11aは、ROM11bおよびRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、商品登録装置11としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM11bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11bは、上記オペレーティングシステムを記憶する。ROM11bは、上記ミドルウェアまたはアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM11bは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM11cは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット11dは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などを使用できる。
ROM11bまたは補助記憶ユニット11dに記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。商品登録装置11の譲渡は一般的に、制御プログラムがROM11bまたは補助記憶ユニット11dに記憶された状態にて行われる。しかし、制御プログラムがROM11bまたは補助記憶ユニット11dに記憶されない状態で、商品登録装置11が譲渡される場合もある。この場合には、制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して譲渡される。あるいはネットワークを介して制御プログラムが譲渡され、この制御プログラムが上記の別途に譲渡された商品登録装置11の補助記憶ユニット11dに書き込まれてもよい。
ドロワ開放ユニット11eは、貨幣を収容するためのドロワを自動的に開放する。
スキャナ11fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ11fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ11fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ11fは、固定式またはハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ11fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
2つのタッチパネル11g1,11g2のうち、一方のタッチパネル11g1は店員用であり、他方のタッチパネル11g2は客用である。タッチパネル11g1,11g2は、いずれも表示デバイスおよびタッチセンサを含む。表示デバイスは、その表示画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU11aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
店員用のタッチパネル11g1は、表示画面が店員21の作業スペース側を向くように、作業テーブル23上に設けられる。客用のタッチパネル11g2は、表示画面が買物客22用の通路側を向くように、作業テーブル23上に設けられる。
プリンタ11hは、レシート用紙に対して各種の文字列または画像などを印刷することにより、レシートを発行する。この種のプリンタ11hとしては、例えばサーマルプリンタまたはドットインパクトプリンタなどを利用できる。
カードリーダライタ11iは、カードに記録されたデータを読み取る機能と、上記カードへデータを書き込む機能とを有する。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどと称される会員カードを含み得る。カードリーダライタ11iは、電子マネーカードに記憶された電子マネーのデータ(残高等)を読み取り、かつ書き換える。カードリーダライタ11iは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
通信ユニット11jは、LAN13を介して接続される複数の決済装置12とデータ通信を行う。通信ユニット11jは、他の商品登録装置11とLAN13を介してデータ通信を行うこともできる。
伝送システム11kは、CPU11a、ROM11b、RAM11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g1,11g2、プリンタ11h、カードリーダライタ11iおよび通信ユニット11jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
このような商品登録装置11のハードウェアとしては、例えば既存のPOS端末を利用することが可能である。
決済装置12は、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、プリンタ12h、カードリーダライタ12i、通信ユニット12jおよび伝送システム12kを含む。
CPU12a、ROM12b、RAM12cおよび補助記憶ユニット12dは、伝送システム12kにより接続されてコンピュータを構成する。
CPU12aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU12aは、ROM12bおよびRAM12cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、決済装置12としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM12bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM12bは、上記オペレーティングシステムを記憶する。ROM12bは、上記ミドルウェアまたはアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM12bは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM12cは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット12dは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット12dは、CPU12aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU12aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット12dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。
ROM12bまたは補助記憶ユニット12dに記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。決済装置12の譲渡は一般的に、制御プログラムがROM12bまたは補助記憶ユニット12dに記憶された状態にて行われる。しかし、制御プログラムがROM12bまたは補助記憶ユニット12dに記憶されない状態で、決済装置12が譲渡される場合もある。この場合には、制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して譲渡される。あるいはネットワークを介して制御プログラムが譲渡され、この制御プログラムが上記の別途に譲渡された決済装置12の補助記憶ユニット12dに書き込まれてもよい。
自動釣銭機12eは、投入される硬貨および紙幣を収受する。また自動釣銭機12eは、釣銭としての硬貨および紙幣を排出する。
スキャナ12fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ12fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ12fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ12fは、固定式またはハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ12fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
タッチパネル12gは、表示デバイスおよびタッチセンサを含む。表示デバイスは、その画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU12aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
プリンタ12hは、レシート用紙に対して各種の文字列または画像などを印刷することにより、レシートを発行する。この種のプリンタとしては、例えばサーマルプリンタまたはドットインパクトプリンタなどを利用できる。
カードリーダライタ12iは、カードに記録されたデータを読み取る機能と、上記カードへデータを書き込む機能とを有する。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどと称される会員カードを含み得る。カードリーダライタ11iは、電子マネーカードに記憶された電子マネーのデータ(残高等)を読み取り、かつ書き換える。カードリーダライタ12iは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
通信ユニット12jは、LAN13を介して接続される複数の商品登録装置11とデータ通信を行う。通信ユニット11jは、他の決済装置12とLAN13を介してデータ通信を行うこともできる。
伝送システム12kは、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、プリンタ12h、カードリーダライタ12iおよび通信ユニット12jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム12kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
このような決済装置12のハードウェアとしては、例えば既存のセルフPOS端末を利用することが可能である。
上記の如く、入力ユニットである商品登録装置11と決済ユニットである決済装置12とを分離したチェックアウトシステム10は、図3に示すデータメモリ領域31および32を、商品登録装置11および決済装置12のRAM11c、12cにそれぞれ形成する。
データメモリ領域31は、商品コード、商品名、単価、個数、金額および属性の各データからなるレコードRC1,RC2,RC3,…を複数格納する領域である。商品コードは、各商品を個々に識別するための固有のコードである。各商品には、例えばバーコードによって表される商品コードが付されている。商品名および単価は、同一レコードの商品コードによって決定される商品の名称および1点当たりの価格である。個数および金額は、同一レコードの商品コードによって決定される商品の販売データ、すなわち販売個数とその個数分の販売金額である。
チェックアウトシステム10は、図示しないが、LAN13を介してデータベースサーバを接続する。このデータベースサーバには、各商品の商品コードに関連付けて、商品名、単価等の商品情報を設定するための商品データベースがある。商品登録装置11または決済装置12において、商品コードが入力されると、CPU11a、12aは、その商品コードでデータベースサーバに商品情報を問い合わせる。この問合せを受けたデータベースサーバは、商品データベースにアクセスして、商品データベースから当該商品コードに関連付けられた商品情報を読出す。そしてデータベースサーバは、LAN13を介して商品情報を商品登録装置11または決済装置12に通知する。商品登録装置11または決済装置12のCPU11a、12aは、データベースサーバから通知された商品情報を基に、商品販売に係るレコードを生成し、データメモリ領域31に格納する。
商品登録装置11は、電子マネーに対するチャージ金額の入力を受け付ける。チャージ金額が入力されると、CPU11aは、チャージ金額に係るレコードを生成し、データメモリ領域31に格納する。チャージ金額に係るレコードは、予め設定されたデータ(例えば「999999999」と「チャージ」)を商品コードおよび商品名とする。チャージ金額に係るレコードは、チャージ金額を単価とし、“1”を個数とする。したがって、チャージ金額に係るレコードの販売金額は、チャージ金額と等しい。
属性は、レコードRC1,RC2,RC3,…が商品販売に係るレコードなのかチャージ金額に係るレコードなのかを識別する。本実施形態では、商品販売に係るレコードの属性を“0”とし、チャージ金額に係るレコードの属性を“1”とする。なお、属性の値は、上記の例に限定されないのは言うまでもない。因みに、図3において、レコードRC1,RC3は、商品販売に係るレコードを示し、レコードRC2は、チャージ金額に係るレコードを示している。
このようなデータメモリ領域31は、取引メモリと称される。以下、商品登録装置11のものを取引メモリ31aで表わし、決済装置12のものを取引メモリ31bで表わす。
データメモリ領域32は、合計個数と合計金額とを格納する領域である。合計個数は、取引メモリ31に格納された各レコードRC1,RC2,RC3,…に記憶された個数の合計である。合計金額は、取引メモリ31に格納された各レコードRC1,RC2,RC3,…の金額の合計である。
このようなデータメモリ領域32は、合計メモリと称される。以下、商品登録装置11のものを合計メモリ32aで表わし、決済装置12のものを合計メモリ32bで表わす。
図4および図5は、商品登録装置11のCPU11aが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図である。図6〜図9は、その制御処理によって商品登録装置11のタッチパネル11g1,11g2に表示される種々の画面例を示す模式図である。図10は、決済装置12のCPU12aが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図である。図11〜図12は、その制御処理によって決済装置12のタッチパネル12gに表示される種々の画面例を示す模式図である。以下、これらの図を用いて、チェックアウトシステム10の動作について説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
はじめに、商品登録装置11の動作について説明する。
商品登録装置11が、買上商品の登録処理を行うモードで起動されると、CPU11aは、図4の流れ図に示す手順の制御処理を開始する。先ずCPU11aは、取引メモリ31aおよび合計メモリ32aをクリアする(Act1)。次いでCPU11aは、店員用タッチパネル11g1および客用タッチパネル11g2の画面の一部に登録画面を表示させる(Act2)。
登録画面は、取引メモリ31aおよび合計メモリ32aの内容を表し、登録処理の実施状況を店員21および買物客22に確認させるものである。なお、CPU11aは、店員用タッチパネル11g1の画面のうちの登録画面とする領域外に、商品ボタン、小計ボタン、チャージボタン等の各種のボタン画像を表示する。またCPU11aは、客用タッチパネル11g2の画面の一部に上記チャージボタンを表示する。商品ボタンは、店員21が商品を指定する際に操作する。小計ボタンは、店員が小計金額の出力を指令する際に操作する。チャージボタンは、店員が電子マネーへのチャージ(入金)を指令する際に操作する。
登録画面が表示された状態で、店員21は、例えばスキャナ11fまたは商品ボタンを操作して、買物客22が買い上げる商品の商品コードを順次入力する。そして、全ての買上商品の商品コードを入力し終えると、店員21は、小計ボタンにタッチする。
また小計ボタンにタッチする前に、買物客22から電子マネーをチャージする旨の要求を受けた場合には、店員は、チャージボタンにタッチする。なお、店員がチャージボタンにタッチするのでなく、買物客22が、客用タッチパネル11g2に表示されたチャージボタンにタッチしてもよい。
登録画面を表示させたCPU11aは、買上登録すべき商品の商品コードが入力されたか否かを確認する(Act3)。商品コードが入力されていない場合(Act3にてNO)、CPU11aは、チャージボタンがタッチされたか否かを確認する(Act4)。チャージボタンは、店員用タッチパネル11g1に表示されたものだけでなく、客用タッチパネル11g2に表示されたものも含む。チャージボタンがタッチされていない場合(Act4にてNO)、CPU11aは再び、買上登録すべき商品の商品コードが入力されたか否かを確認する(Act3)。したがってCPU11aは、Act3およびAct4の処理において、商品コードが入力されるか、チャージボタンがタッチされるのを待ち受ける。
スキャナ11fまたは商品ボタンを介して商品コードが入力されると(Act3にてYES)、CPU11aは、その商品コードに関連付けられて商品データベースに設定されている商品名、単価等の商品情報を検出する。またCPU11aは、この単価に販売個数を乗算して販売金額を算出する。そしてCPU11aは、商品コード、商品名、単価、販売個数、販売金額及び属性“0”を含むレコードを、取引メモリ31aに登録する。またCPU11aは、販売個数および販売金額を合計メモリ32aに加算する(Act5)。こうして、商品販売に係るレコードを取引メモリ31aに登録したならば、CPU11aは、取引メモリ31aおよび合計メモリ32aの内容に準じるように、登録画面を更新する(Act6)。
ここに、CPU11aは、商品販売に係るデータの入力を受け付け、入力されたデータを基に決済対象の取引データ(=属性が“0”のレコード)を記憶部である取引メモリ31a記憶する記憶手段を構成する。
チャージボタンがタッチされた場合には(Act4にてYES)、CPU11aは、チャージ処理を実行する(Act7)。
図5は、チャージ処理の手順を具体的に示す流れ図である。すなわちチャージ処理に入ると、CPU11aは、客用タッチパネル11g2の画面にチャージ画面SC1(図6を参照)を表示させる(Act21)。
図6は、チャージ画面SC1の一例を示す模式図である。図示するようにチャージ画面SC1は、表示エリアR1と、ボタンB1,B2,B3,B4,B5,B6,B7,B8を含む。
ボタンB1は、1000円のチャージ金額を買物客22が指定するためのものである。ボタンB2は、2000円のチャージ金額を買物客22が指定するためのものである。ボタンB3は、3000円のチャージ金額を買物客22が指定するためのものである。ボタンB4は、5000円のチャージ金額を買物客22が指定するためのものである。ボタンB5は、10000円のチャージ金額を買物客22が指定するためのものである。ボタンB6は、ボタンB1,B2,B3,B4,B5に設定されている金額以外の任意のチャージ金額の入力を買物客22が指定するためのものである。
電子マネーのチャージを要求した買物客22は、チャージする金額が表示されたボタンB1〜B5の有無を確認する。そしてボタンが有る場合、買物客22は、そのボタンにタッチする。ボタンが無い場合、買物客はボタンB6にタッチする。
ボタンB1〜B5のいずれか1つがタッチされると、そのボタンB1〜B5に設定されたチャージ金額が表示エリアR1に表示される。表示エリアR1に表示された金額をチャージする場合、買物客22は、ボタンB7にタッチする。チャージを中止する場合、買物客22は、ボタンB8にタッチする。
ボタンB6がタッチされると、CPU11aは、客用タッチパネル11g2の画面をチャージ画面SC1から金額入力画面SC2(図7を参照)に切り替える。
図7は、金額入力画面SC2の一例を示す模式図である。図示するように金額入力画面SC2は、表示エリアR2と、“0”〜“9”のテンキーボタンB11と、その他のボタンB12、B13、B14とを含む。
テンキーボタンB11は、任意のチャージ金額を買物客22が入力するためのものである。本実施形態では、チャージ金額を1000円単位とする。また、チャージ金額の上限額を20000円とする。すなわちチャージ金額が4000円、6000円〜9000円または11000円〜20000円の場合、買物客22は、4桁目以上の数値をテンキーボタンB11で入力する。例えば8000円をチャージ金額とする場合、買物客22は、テンキーボタンB11の数字“8”にタッチすればよい。CPU11aは、テンキーボタンB11を介して入力されたチャージ金額を、表示エリアR2に表示する。
表示エリアR2に表示された金額を訂正する場合、買物客22は、ボタンB12にタッチする。ボタンB12がタッチされると、CPU11aは、表示エリアR2をクリアする。表示エリアR2に表示された金額をチャージする場合、買物客22は、ボタンB13にタッチする。客用タッチパネル11g2の画面をチャージ画面SC1に戻す場合、買物客22は、ボタンB14にタッチする。
客用タッチパネル11g2にチャージ画面SC1を表示させたCPU11aは、チャージ金額が入力されるのを待ち受ける(Act22)。チャージ画面SC1のボタンB1〜B5または金額入力画面SC2のテンキーボタンB11を介してチャージ金額nn,nnnが入力されると(Act22にてYES)、CPU11aは、そのチャージ金額nn,nnnを表示エリアR1またはR2に表示する(Act23)。CPU11aは、チャージを実行するか否かを確認する(Act24)。チャージ画面SC1または金額入力画面SC2のOKボタンB7またはB13がタッチされると、CPU11aは、チャージを実行するとみなす。チャージ画面SC1の中止ボタンB8がタッチされた場合には、CPU11aは、チャージを中止するとみなす。
チャージを実行する場合(Act24にてYES)、CPU11aは、商品コード「999999999」、商品名「チャージ」、単価「nn,nnn」、個数「1」、金額「nn,nnn」及び属性“1”を含むレコードを、取引メモリ31aに登録する。またCPU11aは、個数および金額を合計メモリ32aに加算する(Act25)。こうして、チャージ金額に係るレコードを取引メモリ31aに登録したならば、CPU11aは、取引メモリ31aおよび合計メモリ32aの内容に準じるように、登録画面を更新する(Act26)。
チャージを実行しない場合(Act24にてNO)、CPU11aは、Act25,Act26の処理を実行しない。以上で、チャージ処理が終了する。
ここにCPU11aは、電子マネーに対するチャージ金額の入力を受け付け、入力されたチャージ金額のデータを、取引メモリ31に追加する追加手段を構成する。
図4に説明を戻す。
Act6またはAct26にて登録画面を更新した後、CPU11aは、小計ボタンがタッチされたか否かを確認する(Act8)。小計ボタンがタッチされていない場合(Act8にてNO)、CPU11aは、再び商品コードが入力されるか、チャージボタンがタッチされるのを待ち受ける(Act3、Act4)。
Act3およびAct4の待ち受け状態において、商品コードが入力されると(Act3にてYES)、CPU11aは、Act5及びAct6の処理を実行する。チャージボタンがタッチされると(Act4にてYES)、CPU11aは、Act7のチャージ処理を実行する。
小計ボタンがタッチされた場合(Act8にてYES)、CPU11aは、この時点における取引メモリ31aおよび合計メモリ32aの内容に基づいて決済情報を生成する(Act9)。そしてCPU11aは、店員用タッチパネル11g1の画面の一部に決済装置SC3(図8を参照)を表示させる(Act10)。
転送先選択画面SC3の一例を図8に示す。転送先選択画面SC3は、表示エリアR3、R4、R5、R6、R7、R8と、ボタンB21、B22、B23、B24、B25、B6、B7とを含む。
表示エリアR3は、合計メモリ32aの合計個数および合計金額を表示する。表示エリアR4は、種々のメッセージを表示する。ボタンB21、B22は、合計金額に対して値引きを適用することを店員21が指定するためのものである。ボタンB23は、店員用タッチパネル11g1の画面の一部領域を登録画面SC1に戻すことを店員21が指定するためのものである。
表示エリアR5〜R8は、4つの決済装置12のそれぞれへの決済情報の転送の可否をそれぞれ表示する。ボタンB24〜B27は、4つの決済装置12のそれぞれへの決済情報の転送を店員21が指定するためのものである。決済装置12は、決済処理の実行中においては決済情報の転送を受け付けていない。このような状態にある決済装置12に関連付けられた表示エリアR5〜R8には、「転送不可」と表示される。逆に、決済情報の転送を受け付けている決済装置12に関連付けられた表示エリアR5〜R8には、「転送可能」と表示される。なお、ボタンB24〜B27は、関連付けられている決済装置12が決済情報の転送を受け付けているか否かに応じて表示形態を異ならせてもよい。若しくは、関連付けられている決済装置12が決済情報の転送を受け付けていない場合には、ボタンB24〜B27を非表示としてもよい。
転送先選択画面SC3を表示させると、CPU11aは、決済情報の転送先とする決済装置12が指定されるのを待ち受ける(Act11)。なおCPU11aは、ここでの待ち受け状態において、他の操作が行われるなどの他の事象の発生を確認し、その発生事象に応じた処理に移行するようにしてもよい。例えば、ボタンB21、B22のいずれかが店員21によりタッチされると、CPU11aは、決済情報に含まれる合計金額を、その後の店員21による指示に応じて変更する。
転送先選択画面SC3を確認した店員21は、表示エリアR5〜R8の情報を基に取引データを転送する決済装置12を決める。そして店員は、転送先に決定した決済装置12に対応するボタンB24〜B27にタッチする。
Act11の待ち受け状態において、転送先選択画面SC3のボタンB24〜B27のいずれかがタッチされると、CPU11aは、決済装置12が指定されたとみなす。決済装置12が指定されると(Act11にてYES)、CPU11aは、指定された決済装置12に対して決済情報を出力する(Act12)。
具体的にはCPU11aは、指定された決済装置12に設定された通信アドレスを送信先アドレスとし、自らに設定された通信アドレスを送信元アドレスとして、決済情報をLAN13へと出力するように通信ユニット11jを制御する。これにより、送信先アドレスおよび送信元アドレスが設定された決済情報がLAN13を介して送信される。そしてこの決済情報は、送信先アドレスが通信アドレスと一致する決済装置12にて受信される。決済情報を受信した決済装置12は、その決済情報の送信元アドレスを記憶することで、決済情報の送信元である商品登録装置を決定できる。
ここに、CPU11aは、複数の決済装置12のなかから一の決済装置を選択する選択手段を構成する。また、CPU11a及び通信ユニット11jは、商品販売に係るデータの入力終了指令を受け付けると、取引メモリ31aのデータを選択された決済装置12に出力する出力手段を構成する。
決済情報を出力すると、CPU11aは、店員用タッチパネル11g1及び客用タッチパネル11g2の画面の一部に、報知画面SC4(図9を参照)を表示させる(Act13)。報知画面SC4の一例を図9に示す。報知画面SC4は、表示エリアR9、R10と、ボタンB31とを含む。なお、ボタンB31は、店員用タッチパネル11g1にのみ表示される。ボタンB31は、客用タッチパネル11g2には表示されない。
表示エリアR9は、セミセルフによる決済が選択されたことを店員21及び買物客22に認識させるための画像を表示する。なお、セミセルフによる決済とは、買物客22による操作に応じて決済装置12において決済処理を実行する決済形態である。表示エリアR10は、決済情報に含まれる合計個数および合計金額を表すとともに、そのような内容を含んだ決済情報を4つの決済装置12のいずれに転送したかを表示する。ボタンB31は、報知画面SC4を閉じることを店員21が指示するためのものである。CPU11aは、ボタンB31がタッチされたことに応じて、図4の流れ図に示した手順の情報処理を終える。そしてCPU11aは、再度Act1以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
なお、決済情報の転送を受け付けていない決済装置12に関連付けられたボタンB24〜B27がタッチされた場合には、CPU11aは、Act11にてYesとは判定しない。かくしてCPU11aは、決済情報の転送を受け付けない決済装置12の指定は受け付けない。したがって、決済装置12の全てが、動作の停止状態とされるか、決済情報の転送を受け付けない動作状態とされているならば、CPU11aは、決済装置12の指定を待ち受けない。
報知画面SC4を確認した店員21は、各決済装置12のうち、表示エリアR10に表示された決済装置12にて決済を行うべきことを買物客22に対して告知する。このとき、商品登録装置11のプリンタ12で、表示エリアR10に表示された決済装置の番号を印刷した紙を出力し、この紙を買物客22に渡すようにしてもよい。告知を受けた買物客22は、指定された決済装置12へと移動し、決済のための操作を行う。
そこで次に、決済装置12の動作について説明する。
決済装置12が起動されると、CPU12aは、図10の流れ図に示す手順の制御処理を開始する。先ずCPU12aは、タッチパネル12gの画面を待機画面とする(Act31)。待機画面は、決済処理を行う状況にないことを表すものであり、どのような情報を表すかは任意であって良い。例えば待機画面は、決済処理を行うことができないことを表すメッセージを表すもの、あるいはスクリーンセーバーとして広告などを表す任意の画像を表示するものとすることが想定される。タッチパネル12gの画面を待機画面とした後、CPU12aは、決済情報を受信するのを待ち受ける(Act32)。
前述したように商品登録装置11のCPU11aは、図4のAct12の処理において、通信ユニット11jからLAN13へと決済情報を送信する。この決済情報は、宛先となっている決済装置12に設けられた通信ユニット12jにて受信される。
決済情報を受信すると(Act32にてYES)、CPU12aは、その決済情報を、取引メモリ31bおよび合計メモリ32bに展開する(Act33)。すなわちCPU12aは、決済情報に含まれる商品名、単価、販売個数、販売金額及び属性のレコードを、取引メモリ31bに格納する。同様にCPU12aは、決済情報に含まれる買上商品の合計個数および合計金額を、合計メモリ32bに格納する。
決済情報を、取引メモリ31bおよび合計メモリ32bに展開したならば、CPU12aは、取引メモリ31bに展開したレコードにチャージ金額に係るレコードが含まれているか否かを確認する(Act34)。すなわちCPU12aは、取引メモリ31bに展開したレコードの属性を調べる。そして属性が“1”のレコードを検出すると、CPU12aは、チャージ金額に係るレコードが含まれているとみなす。取引メモリ31bに展開したレコードの属性が全て“0”の場合には、CPU12aは、チャージ金額に係るレコードが含まれていないとみなす。
チャージ金額に係るレコードが含まれていない場合(Act34にてNO)、CPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に決済画面SC5(図11を参照)を表示させる(Act35)。
決済画面SC5の一例を図11に示す。決済画面SC5は、表示エリアR11、R12と、ボタンB41、B42、B43とを含む。表示エリアR11は、決済装置12を操作する買物客22に対して決済方法の選択を促す操作ガイダンスを表示する。表示エリアR12は、合計メモリ32bに記憶された合計個数と合計金額とを、買物客22との取引点数および取引金額として表示する。ボタンB11は、決済方法が現金であることを買物客22が指定するためのものである。ボタンB12は、決済方法が電子マネーであることを買物客が指定するためのものである。ボタンB13は、店員21を呼び出すことを買物客22が指定するためのものである。
決済画面SC5を確認した買物客22は、現金で決済するのか電子マネーで決済するのかを決める。現金で決済する場合、買物客22は、ボタンB41にタッチし、自動釣銭機12eに合計金額以上の現金を投入する。電子マネーで決済する場合、買物客22は、ボタンB42にタッチし、電子マネーカードのデータをカードリーダライタ12iに読み取らせる。
なお、決済画面SC5では、決済方法として現金決済と電子マネー決済とを例示したが、決済方法は現金決済と電子マネー決済とに限定されるものではない。決済装置12は、クレジットカード、商品券等の他の決済方法で取引を決済してもよい。
決済画面SC5を表示させたCPU12aは、現金決済に対応したボタンB41または電子マネー決済に対応したボタンB42がタッチされるのを待ち受ける(Act36)。そしてボタンB41またはB42がタッチされると(Act36にてYES)、CPU12aは、そのタッチされたボタンによって選択された決済方法による決済処理を実行する(Act37)。すなわち、ボタンB41がタッチされた場合には、CPU12aは、自動釣銭機12eに合計金額以上の現金が投入されたことを条件に、合計金額が生じた取引の決済処理を実行する。ボタンB42がタッチされた場合には、CPU12aは、カードリーダライタ12iで電子マネーカードから読み取った電子マネーの残高が合計金額以上であることを条件に、合計金額が生じた取引の決済処理を実行する。これらの決済処理については、既存のセルフPOS端末において周知の事項であるので、ここでの説明は省略する。
ここに、CPU12aは、支払い金額の入金を受け付け、取引金額(合計金額)以上の支払い金額が入金されたことを条件に取引金額が生じた取引の決済を処理する処理手段を構成する。
決済処理が終了すると、CPU12aは、取引メモリ31bおよび合計メモリ32bの内容に基づいてレシートの印刷データを編集する。そしてCPU12aは、プリンタ12hを動作させて、レシートを発行させる(Act38)。レシートが発行されると、CPU12aは、図10の流れ図に示した手順の情報処理を終える。そしてCPU12aは、再度Act31以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
一方、取引メモリ31bに展開したレコードにチャージ金額に係るレコードが含まれている場合には(Act34にてYES)、CPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部にチャージ要求画面SC6(図12を参照)を表示させる(Act39)。
チャージ要求画面SC6の一例を図12に示す。チャージ要求画面SC6は、表示エリアR21、22、23と、ボタンB51とを含む。表示エリアR21は、決済装置12を操作する買物客22に対してチャージ金額の入金を促す操作ガイダンスを表示する。表示エリアR22は、チャージ金額に係るレコードに含まれるチャージ金額を表示する。なお、取引メモリ31bに展開したレコードにチャージ金額に係るレコードが複数含まれている場合には、各レコードのチャージ金額の合計が表示エリアR22に表示される。表示エリアR23は、自動釣銭機12eに投入された金額が表示される。ボタンB51は、店員21を呼び出すことを買物客22が指定するためのものである。
チャージ要求画面SC6を確認した買物客22は、電子マネーカードのデータをカードリーダライタ12iに読み取らせるとともに、自動釣銭機12eにチャージ金額以上の現金を投入する。
チャージ要求画面SC6を表示させたCPU12aは、CPU12aは、自動釣銭機12eに現金が投入されるのを待ち受ける(Act40)。現金が投入(入金)されると(Act40にてYES)、CPU12aは、その投入金額を表示エリアR23に表示する。そしてCPU12aは、表示エリアR23に表示した投入金額が表示エリアR22に表示したチャージ金額以上となったか否かを確認する(Act41)。投入金額がチャージ金額に満たない場合(Act41にてNO)、CPU12aは、さらに自動釣銭機12eに現金が投入されるのを待ち受ける(Act40)。
投入金額がチャージ金額以上になると(Act41にてYES)、CPU12aは、カードリーダライタ12iによって電子マネーカードのデータが読み取られるのを待ち受ける(Act42)。電子マネーカードのデータが読み取られたならば(Act42にてYES)、CPU12aは、電子マネーカードのデータに含まれる電子マネーの残高にチャージ金額を加算する(Act43)。またCPU12aは、合計メモリ32bに記憶した合計金額からチャージ金額を減額する。また、CPU12aは、合計メモリ32bに記憶した合計点数から、チャージ金額に係るレコードの数を減算する(Act44)。
ここに、CPU12aは、商品登録装置11から出力された取引メモリ31aのデータにチャージ金額のデータが含まれるとき、電子マネー以外の決済方法でチャージ金額以上の支払い金額が入金されたことを条件に、カードリーダライタ12iを介して電子マネーの残高にチャージ金額を加算するチャージ手段を構成する。詳しくは、CPU12aは、商品登録装置11から出力された取引メモリ31aのデータにチャージ金額のデータが含まれるとき、電子マネー以外の決済方法でチャージ金額以上の支払い金額が入金されたことを条件に、カードリーダライタ12iを介して電子マネーの残高にチャージ金額を加算するとともに、取引金額を、チャージ金額を減じた額に更新する。
電子マネーのチャージが完了すると、CPU12aは、チャージ金額に釣銭が生じているか否かを確認する(Act45)。チャージ金額よりも投入金額の方が多い場合、CPU12aは、釣銭が生じているとみなす。チャージ金額と投入金額とが等しい場合には、CPU12aは、釣銭が生じていないとみなす。
釣銭が生じている場合(Act45にてYES)、CPU12aは、投入金額とチャージ金額との差額を釣銭として、自動釣銭機12eに払い出しを指令する(Act46)。この指令により、自動釣銭機12eから釣銭が払い出される。
自動釣銭機12eに払い出しを指令した後、あるいは釣銭が生じていない場合(Act45にてNO)、CPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に決済画面SC5(図11を参照)を表示させる(Act35)。以後、CPU12aは、Act35〜Act38の処理を前述したのと同様に繰り返す。
上記の如く動作するチェックアウトシステム10が導入された店舗においては、電子マネーカードの電子マネーをチャージしたい買物客22は、買上商品の会計の際に店員21にチャージを申し出る。チャージの申し出を受けた店員21は、買物客22の買上商品を商品登録装置11に登録し終える前に、チャージボタンにタッチする。
チャージボタンがタッチされると、商品登録装置11の客用タッチパネル11g2にチャージ画面SC1が表示される。チャージ画面SC1を確認した買物客22は、チャージ金額を入力する。チャージ金額が入力されると、商品登録装置11では、チャージ金額に係るレコードが取引メモリ31aに格納される。取引メモリ31aには、買上商品に係るレコードも登録される。
図3に示す取引メモリ31aには、単価600円の商品Aを1個と、単価1000円の商品Bを2個と、を買い上げる買物客22が、チャージ金額5000円を入力した場合のレコードRC1,RC2,RC3が格納されている。この状態で、店員21が小計ボタンにタッチすると、店員用タッチパネル11g1に、図8に示す転送先選択画面SC3が表示される。ここで、店員21が、「A」,「B」,「C」,「D」で識別される4台の決済装置12のうち「C」の決済装置12を転送先として選択し、ボタンB26にタッチすると、取引メモリ31aおよび合計メモリ32aの内容に基づいて生成された決済情報が「C」の決済装置12に転送される。また、図9に示す報知画面SC4が、店員用タッチパネル11g1および客用タッチパネル11g2に表示される。そこで買物客22は、「C」の決済装置12へと移動し、決済のための操作を行う。
このとき「C」の決済装置12へ転送された決済情報にはチャージ金額に係るレコードRC2が含まれているので、図12に示すチャージ要求画面SC6が、「C」の決済装置12のタッチパネル12gに表示される。そこで買物客22は、先ず、自動釣銭機12eにチャージ金額5000円を投入して、電子マネーカードをカードリーダライタ12iに翳す。このとき、買物客22が例えば10000円を投入した場合には、釣銭額5000円が自動釣銭機12eから払い出される。チャージ金額5000円が投入されると、電子マネーカードに記憶されている電子マネーの残高に5000円が加算される。例えばチャージ前の残高が600円であった場合、今回のチャージにより残高は5600円に増額される。
電子マネーのチャージが完了すると、図11に示す決済画面SC5が、「C」の決済装置12のタッチパネル12gに表示される。このとき、表示エリアR12に表示される取引金額は、チャージ金額5000円を除いた金額2600円である。そこで買物客22は、決済方法を選択する。現金決済の場合、買物客22は、ボタンB41にタッチし、取引金額2600円以上の現金を自動釣銭機12eに投入する。電子マネー決済の場合、買物客22は、ボタンB42にタッチし、電子マネーカードをカードリーダライタ12iに翳す。買物客22が電子マネー決済を選択した場合、取引金額2600円の支払いにより、電子マネーカードの残高は3000円となる。
このように第1の実施形態のチェックアウトシステム10によれば、商品登録装置11において販売商品に係るデータが入力された後でも、決済装置12においてその商品の販売に係る取引が決済される前に、買物客22は電子マネーをチャージすることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態は、決済情報にチャージ金額に係るレコードが含まれている場合、決済装置12において先ず、電子マネーにチャージ金額をチャージし、その後、商品販売に係るレコードを基に算出される取引金額の決済を処理した。第2の実施形態は、決済情報にチャージ金額に係るレコードが含まれている場合、決済装置12において、電子マネーへのチャージと、商品販売に係るレコードを基に算出される取引金額に対する決済とを一括して処理する。
すなわち第2の実施形態は、決済装置12の情報処理手順が第1の実施形態と相違する。その余の部分については、第2の実施形態は第1の実施形態と同様である。そこで、図1〜図9は第2の実施形態でもそのまま使用し、その説明は省略する。
図13は、第2の実施形態において決済装置12のCPU12aが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図である。図14〜図16は、その制御処理によって決済装置12のタッチパネル12gに表示される種々の画面例を示す模式図である。以下、これらの図を用いて、第2の実施形態におけるチェックアウトシステム10の動作について説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
決済装置12が起動されると、CPU12aは、図13の流れ図に示す手順の制御処理を開始する。先ずCPU12aは、タッチパネル12gの画面を待機画面とする(Act51)。タッチパネル12gの画面を待機画面とした後、CPU12aは、決済情報を受信するのを待ち受ける(Act52)。決済情報を受信すると(Act52にてYES)、CPU12aは、その決済情報を、取引メモリ31bおよび合計メモリ32bに展開する(Act53)。決済情報を、取引メモリ31bおよび合計メモリ32bに展開したならば、CPU12aは、取引メモリ31bに展開したレコードにチャージ金額に係るレコードが含まれているか否かを確認する(Act54)。チャージ金額に係るレコードが含まれていない場合(Act54にてNO)、CPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に決済画面SC5を表示させる(図10のAct35)。以後、CPU12aは、図10のAct35〜Act38の処理を前述したのと同様に繰り返す。
一方、取引メモリ31bに展開したレコードにチャージ金額に係るレコードが含まれている場合には(Act54にてYES)、CPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に電子マネーの決済画面SC7(図14を参照)を表示させる(Act55)。
決済画面SC7の一例を図12に示す。決済画面SC7は、表示エリアR31、32、33と、ボタンB61とを含む。表示エリアR31は、決済装置12を操作する買物客22に対して電子マネー決済であることを告知する。表示エリアR32は、買物客22に対して電子マネー決済の操作ガイダンスを表示する。表示エリアR33は、合計メモリ32bの合計個数と合計金額とを、買物客22との取引点数および取引金額として表示する。ボタンB61は、店員21を呼び出すことを買物客22が指定するためのものである。
図14の決済画面SC7を確認した買物客22は、電子マネーカードのデータをカードリーダライタ12iに読み取らせる。
決済画面SC7を表示したCPU12aは、カードリーダライタ12iによって電子マネーカードのデータが読み取られるのを待ち受ける(Act56)。電子マネーカードのデータが読み取られたならば(Act56にてYES)、CPU12aは、この電子マネーカードのデータに含まれる電子マネーの残高と、合計メモリ32bの合計金額とを比較して、残高が合計金額に対して不足していないか確認する(Act57)。
残高が合計金額に対して不足している場合(Act57にてYES)、CPU12aは、その不足額を決済画面SC7の表示エリアR32に表示する(Act58)。不足額は、合計金額から残高を減じることにより算出される。
図15は、取引金額7600円に対して電子マネーの残高が600円であるため7000円が不足している場合の決済画面SC7である。この場合、電子マネーの残高と不足額の入金を促すガイダンスとが、決済画面SC7の表示エリアR32に表示される。
図15の決済画面SC7を確認した買物客22は、自動釣銭機12eに不足額以上の現金を投入する。
不足額を表示したCPU12aは、自動釣銭機12eに現金が投入されるのを待ち受ける(Act59)。現金が投入されると(Act59にてYES)、CPU12aは、その投入金額が不足額以上となったか否かを確認する(Act60)。投入金額が不足額に満たない場合(Act60にてNO)、CPU12aは、さらに自動釣銭機12eに現金が投入されるのを待ち受ける(Act59)。
投入金額が不足額以上になると(Act60にてYES)、CPU12aは、Act64の処理に進む。
一方、残高が合計金額に対して不足していない場合には(Act57にてNO)、CPU12aは、取引メモリ31bに展開したレコードのなかのチャージ金額に係るレコードに含まれるチャージ金額を決済画面SC7の表示エリアR32に表示する(Act61)。なお、取引メモリ31bに展開したレコードにチャージ金額に係るレコードが複数含まれている場合には、各レコードのチャージ金額の合計が表示エリアR32に表示される。
図16は、取引金額7600円に対して電子マネーの残高が8600円であるため不足していない場合の決済画面SC7である。この場合、電子マネーの残高とチャージ金額の入金を促すガイダンスとが、決済画面SC7の表示エリアR32に表示される。
図16の決済画面SC7を確認した買物客22は、自動釣銭機12eにチャージ金額以上の現金を投入する。
チャージ金額を表示したCPU12aは、自動釣銭機12eに現金が投入されるのを待ち受ける(Act62)。現金が投入されると(Act62にてYES)、CPU12aは、その投入金額がチャージ金額以上となったか否かを確認する(Act63)。投入金額がチャージ金額に満たない場合(Act63にてNO)、CPU12aは、さらに自動釣銭機12eに現金が投入されるのを待ち受ける(Act62)。
投入金額がチャージ金額以上になると(Act63にてYES)、CPU12aは、Act64の処理に進む。
Act64では、CPU12aは、釣銭が生じているか否かを確認する。投入金額が不足額よりも多い場合、あるいは投入金額がチャージ金額よりも多い場合には、CPU12aは、釣銭が生じているとみなす。投入金額が不足額またはチャージ金額と等しい場合には、CPU12aは、釣銭が生じていないとみなす。
釣銭が生じている場合(Act65にてYES)、CPU12aは、投入金額と不足額またはチャージ金額との差額を釣銭として、自動釣銭機12eに払い出しを指令する(Act65)。この指令により、自動釣銭機12eから釣銭が払い出される。
自動釣銭機12eに払い出しを指令した後、あるいは釣銭が生じていない場合(Act64にてNO)、CPU12aは、カードリーダライタ12iによって電子マネーカードのデータに含まれる電子マネーの残高にチャージ金額を加算する(Act66)。チャージ金額は、前述したように、取引メモリ31bに展開したレコードのなかのチャージ金額に係るレコードに含まれるチャージ金額である。取引メモリ31bに展開したレコードにチャージ金額に係るレコードが複数含まれている場合には、各レコードのチャージ金額の合計が残高に加算される。
電子マネーのチャージが完了すると、CPU12aは、電子マネーによる決済処理を実行する(Act67)。すなわちCPU12aは、カードリーダライタ12iで電子マネーカードから読み取った電子マネーの残高が合計メモリ32bの合計金額以上であることを条件に、合計金額が生じた取引の決済処理を実行する。この決済処理については、既存のセルフPOS端末において周知の事項であるので、ここでの説明は省略する。
決済処理が終了すると、CPU12aは、取引メモリ31bおよび合計メモリ32bの内容に基づいてレシートの印刷データを編集する。そしてCPU12aは、プリンタ12hを動作させて、レシートを発行させる(Act68)。レシートが発行されると、CPU12aは、図13の流れ図に示した手順の情報処理を終える。そしてCPU12aは、再度Act51以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
ここにCPU21aは、決済情報にチャージ金額に係るレコードが含まれるとき、カードリーダライタ12iで電子マネーの残高が読み取られるのを待ち受ける。そしてCPU21aは、残高が決済情報から算出される取引金額に満たないとき不足額の入金を待ち受け、不足額以上の金額が入金されたことを条件に、カードリーダライタ12iを介して電子マネーの残高にチャージ金額を加算するチャージ手段を備える。この場合、CPU21aは、チャージ金額が加算された後の電子マネーの残高で取引の決済を処理する。
またCPU21aは、残高が取引金額以上のときチャージ金額の入金を待ち受け、チャージ金額以上の金額が入金されたことを条件に、カードリーダライタ12iを介して電子マネーの残高にチャージ金額を加算するチャージ手段を備える。この場合も、CPU21aは、チャージ金額が加算された後の電子マネーの残高で取引の決済を処理する。
上記の如く動作するチェックアウトシステム10が導入された店舗においても、電子マネーカードの電子マネーをチャージしたい買物客22が、商品登録装置11の客用タッチパネル11g2に表示されたチャージ画面SC1からチャージ金額を入力するまでは、第1の実施形態と同様である。
ここで、単価600円の商品Aを1個と、単価1000円の商品Bを2個と、を買い上げる買物客22が、チャージ金額5000円を入力したとする。また店員21が、「A」,「B」,「C」,「D」で識別される4台の決済装置12のうち「C」の決済装置12を転送先として選択したとする。そうすると、買物客22は、「C」の決済装置12へと移動し、決済のための操作を行う。
このとき「C」の決済装置12へ転送された決済情報にはチャージ金額に係るレコードRC2が含まれているので、図14に示す電子マネーの決済画面SC7が、「C」の決済装置12のタッチパネル12gに表示される。すなわち、買上商品の合計金額2600円とチャージ金額5000円との総額7600円が取引金額として表示される。
そこで買物客22は、電子マネーカードをカードリーダライタ12iに翳す。このとき、電子マネーの残高が600円であったと仮定すると、残高は取引金額に対して不足しているので、図15に示すように、決済画面SC7に不足額7000円の入金を促すガイダンスが表示される。
そこで買物客は、不足額以上の現金、例えば10000円を自動釣銭機12eに投入する。そうすると、「C」の決済装置12では、3000円が自動釣銭機12eから釣銭として払い出される。また、チャージ金額5000円がチャージされた電子マネーの残高7600円から、買上商品の合計金額2600円が減額されて、電子マネーの残高が5000円に書き換えられる。
かくして買物客22は、電子マネーの残高600円で2600円の買上金額の一部を支払い、残りは現金(電子マネーに一旦チャージした金額)で支払うとともに、電子マネーに5000円をチャージしたことと同等となる。
一方、電子マネーの残高が8600円であったと仮定すると、残高は取引金額に対して足りているので、図16に示すように、決済画面SC7にチャージ金額5000円の入金を促すガイダンスが表示される。
そこで買物客は、チャージ金額以上の現金、例えば10000円を自動釣銭機12eに投入する。そうすると、「C」の決済装置12では、5000円が自動釣銭機12eから釣銭として払い出される。また、チャージ金額5000円がチャージされた電子マネーの残高13600円から、買上商品の合計金額2600円が減額されて、電子マネーの残高が11000円に書き換えられる。
かくして買物客22は、電子マネーの残高8600円で2600円の買上金額を支払うとともに、電子マネーに5000円をチャージしたこととなる。
このように第2の実施形態のチェックアウトシステム10においても第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば前記実施形態では、客用タッチパネル11g2の画面にチャージ画面SC1を表示したが、店員用タッチパネル11g1の画面にチャージ画面SC1を表示してもよい。この場合、買物客22が申し出たチャージ金額を店員がチャージ画面SC1から入力すればよい。
また前記実施形態では、チャージ金額を現金で入金する場合を示したが、必ずしも現金に限定されるものではない。商品券、クレジットカード等の電子マネー以外の方法でチャージ金額を入金してもよい。
また前記実施形態では、セミセルフ式のチェックアウトシステムを例示したが、本発明は必ずしもセミセルフ式のチェックアウトシステムに限定されるものではない。例えば決済ユニットを店員が操作する方式のチェックアウトシステムであっても、各実施形態と同様にして電子マネーのチャージ機能を適用することができる。また、入力ユニットと決済ユニットが分離しておらず一体となったチェックアウトシステム、いわゆる対面式のPOS端末あるいはセルフ式のPOS端末に対しても、電子マネーのチャージ機能を適用することができる。
また前記実施形態は、商品の販売に係る取引のチェックアウトシステムを例示したが、例えば駐車場、スポーツ施設等の利用料、遊園地等の入場料などの役務提供に係る取引のチェックアウトシステムにも同様に適用できるものである。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…チェックアウトシステム、11…商品登録装置、12…決済装置、11a,12a…CPU、11b,12b…ROM、11c,12c…RAM、11d,12d…補助記憶ユニット、11e…ドロワ開放ユニット、12e…自動釣銭機、11f,12f…スキャナ、11g1,11g2,12g…タッチパネル、11h,12h…プリンタ、11i,12i…カードリーダライタ、11j,12j…通信ユニット、13…LAN、21…店員、22…買物客、31a、31b…取引メモリ、32a、32b…合計メモリ。

Claims (5)

  1. 入力ユニットと、決済ユニットとを備え、
    前記入力ユニットは、
    商品販売又は役務提供に係るデータの入力を受け付け、入力されたデータを基に決済対象の取引データを記憶部に記憶する記憶手段と、
    電子マネーに対するチャージ金額の入力を受け付け、入力されたチャージ金額のデータを前記記憶部に追加する追加手段と、
    前記商品販売または前記役務提供に係るデータの入力終了指令を受け付けると、前記記憶部のデータを前記決済ユニットに出力する出力手段と、
    を具備し、
    前記決済ユニットは、
    記憶媒体に記憶された前記電子マネーの残高を読取り、かつ残高を書換えるリーダライタと、
    支払い金額の入金を受け付け、前記入力ユニットから出力された前記記憶部のデータを基に算出される取引金額以上の前記支払い金額が入金されたことを条件に前記取引金額が生じた取引の決済を処理する処理手段と、
    前記入力ユニットから出力された前記記憶部のデータに前記チャージ金額のデータが含まれるとき、前記電子マネー以外の決済方法で前記チャージ金額以上の支払い金額が入金されたことを条件に、前記リーダライタを介して前記電子マネーの残高に前記チャージ金額を加算するチャージ手段と、
    を具備したことを特徴とするチェックアウトシステム。
  2. 前記チャージ手段は、
    前記入力ユニットから出力された前記記憶部のデータに前記チャージ金額のデータが含まれるとき、前記チャージ金額の入金を待ち受け、前記チャージ金額以上の金額が入金されたことを条件に、前記リーダライタを介して前記電子マネーの残高に前記チャージ金額を加算するとともに、前記取引金額を、前記チャージ金額を減じた額に更新することを特徴とする請求項1記載のチェックアウトシステム。
  3. 前記チャージ手段は、
    前記入力ユニットから出力された前記記憶部のデータに前記チャージ金額のデータが含まれるとき、前記リーダライタで前記電子マネーの残高が読み取られるのを待ち受け、前記残高が前記取引金額に満たないとき、前記取引金額から前記残高を減じた不足額の入金を待ち受け、前記不足額以上の金額が入金されたことを条件に、前記リーダライタを介して前記電子マネーの残高に前記チャージ金額を加算し、
    前記処理手段は、
    前記チャージ手段により前記チャージ金額が加算された後の前記電子マネーの残高で前記取引の決済を処理することを特徴とする請求項1記載のチェックアウトシステム。
  4. 前記チャージ手段は、
    前記入力ユニットから出力された前記記憶部のデータに前記チャージ金額のデータが含まれるとき、前記リーダライタで前記電子マネーの残高が読み取られるのを待ち受け、前記残高が前記取引金額以上のとき、前記チャージ金額の入金を待ち受け、前記チャージ金額以上の金額が入金されたことを条件に、前記リーダライタを介して前記電子マネーの残高に前記チャージ金額を加算し、
    前記処理手段は、
    前記チャージ手段により前記チャージ金額が加算された後の前記電子マネーの残高で前記取引の決済を処理することを特徴とする請求項1記載のチェックアウトシステム。
  5. 前記決済ユニットは、前記入力ユニットに対して複数有り、
    前記入力ユニットは、
    前記複数の決済ユニットのなかから一の決済ユニットを選択する選択手段、をさらに具備し、
    前記出力手段は、前記記憶部のデータを、前記選択手段で選択された前記決済ユニットに出力することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1に記載のチェックアウトシステム。
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