JP2668823B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents
商品販売データ処理装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、掛売残額の精算を行う
商品販売データ処理装置に関する。
商品販売データ処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】商品販売に係る金銭精算方式には、商品
販売時に精算を行う即精算方式と、何回あるいは一定期
間内に販売した商品販売総額を後日に一括入金精算する
いわゆる掛売一括精算方式とがある。
販売時に精算を行う即精算方式と、何回あるいは一定期
間内に販売した商品販売総額を後日に一括入金精算する
いわゆる掛売一括精算方式とがある。
【０００３】また、商品販売データ処理装置には、現
金，クレジットカード，キャッシュカード，クーポン等
々による各種入金態様を選択実行可能に構成されてい
る。ここに、上記即精算方式では、購入商品総額の大小
や顧客層等によって、その入金態様が適宜に選択される
が、いずれの方式を選択する場合にも選択される入金態
様は一つであることが多い。
金，クレジットカード，キャッシュカード，クーポン等
々による各種入金態様を選択実行可能に構成されてい
る。ここに、上記即精算方式では、購入商品総額の大小
や顧客層等によって、その入金態様が適宜に選択される
が、いずれの方式を選択する場合にも選択される入金態
様は一つであることが多い。
【０００４】これに対し、掛売一括精算方式では、掛売
総額が非常に高額となることから、複数の入金態様の組
合せにより入金される場合が多い。しかも、例えばクレ
ジットカードを利用すると手数料が掛るため、クレジッ
トカードでの入金はできるだけ少額とし、また現金は後
使用のために一定額を残せるような金額にとどめ、さら
にその余の残額はキャッシュカードで入金するなど非常
に複雑となる。
総額が非常に高額となることから、複数の入金態様の組
合せにより入金される場合が多い。しかも、例えばクレ
ジットカードを利用すると手数料が掛るため、クレジッ
トカードでの入金はできるだけ少額とし、また現金は後
使用のために一定額を残せるような金額にとどめ、さら
にその余の残額はキャッシュカードで入金するなど非常
に複雑となる。
【０００５】ところで、かかる商品販売データ処理装置
は、主に即精算方式を採るものと構築されてるため、掛
売一括精算方式を可能とする商品販売データ処理装置も
それを基本構造とし掛売残額を別個に入力できるように
改善した構成とされている。したがって、いずれの入金
態様によっても、入金態様ごとに１取引扱いされその都
度にレシートを発行するものとされている。
は、主に即精算方式を採るものと構築されてるため、掛
売一括精算方式を可能とする商品販売データ処理装置も
それを基本構造とし掛売残額を別個に入力できるように
改善した構成とされている。したがって、いずれの入金
態様によっても、入金態様ごとに１取引扱いされその都
度にレシートを発行するものとされている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顧客サ
ービスの一貫として掛売一括精算方式が採用されるチャ
ンスが増える、とともに入金態様は益々その種類が増え
続ける傾向にある現今では、入金態様ごとに１取引扱い
する従来商品販売データ処理装置では販売業務能率が低
下し、ひいては顧客サービスを低下させてしまうという
問題がある。
ービスの一貫として掛売一括精算方式が採用されるチャ
ンスが増える、とともに入金態様は益々その種類が増え
続ける傾向にある現今では、入金態様ごとに１取引扱い
する従来商品販売データ処理装置では販売業務能率が低
下し、ひいては顧客サービスを低下させてしまうという
問題がある。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、その目的は複数の入金態様を１取引扱いとして掛売
一括精算処理できる取扱容易な商品販売データ処理装置
を提供することにある。
で、その目的は複数の入金態様を１取引扱いとして掛売
一括精算処理できる取扱容易な商品販売データ処理装置
を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された掛
売残額を記憶する掛売残額記憶手段と、各種入金態様を
選択する選択手段と、選択された入金態様により支払わ
れた入金額を掛売残額記憶手段に記憶された掛売残額か
ら差引く入金額差引演算手段と、掛売残額が零となった
ことを条件にレシートを発行するレシート発行制御手段
とを設けたことを特徴とする。
売残額を記憶する掛売残額記憶手段と、各種入金態様を
選択する選択手段と、選択された入金態様により支払わ
れた入金額を掛売残額記憶手段に記憶された掛売残額か
ら差引く入金額差引演算手段と、掛売残額が零となった
ことを条件にレシートを発行するレシート発行制御手段
とを設けたことを特徴とする。
【０００９】
【作用】上記構成の本発明では、掛売金額の一括精算に
際しては、その掛売残額を入力して掛売残額記憶手段に
記憶させておく。その後、選択手段を用いて入金態様を
選択して精算に入る。すると、入金額差引演算手段は、
その入金額を記憶されている掛売残額より差引く。差引
いてもさらに掛売残額が残っている場合には、別の入金
態様により、上記手順が繰返される。ここに、レシート
発行制御手段は、掛売残額が零となったところで、精算
済つまり１取引終了としてレシートを発行する。よっ
て、各種入金態様を１取引扱いできるので、精算業務能
率を一段と向上できる。また、複数の入金態様でも、そ
の掛売残額が零（０）となったときにのみレシートを発
行する構成であるから、稼働率を低下でき、レシート紙
の交換インターバルも伸ばせ、レシートの無駄もなくな
る。また、顧客にとっても１枚のレシートで入金状態を
確認できるので便利である。
際しては、その掛売残額を入力して掛売残額記憶手段に
記憶させておく。その後、選択手段を用いて入金態様を
選択して精算に入る。すると、入金額差引演算手段は、
その入金額を記憶されている掛売残額より差引く。差引
いてもさらに掛売残額が残っている場合には、別の入金
態様により、上記手順が繰返される。ここに、レシート
発行制御手段は、掛売残額が零となったところで、精算
済つまり１取引終了としてレシートを発行する。よっ
て、各種入金態様を１取引扱いできるので、精算業務能
率を一段と向上できる。また、複数の入金態様でも、そ
の掛売残額が零（０）となったときにのみレシートを発
行する構成であるから、稼働率を低下でき、レシート紙
の交換インターバルも伸ばせ、レシートの無駄もなくな
る。また、顧客にとっても１枚のレシートで入金状態を
確認できるので便利である。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本商品販売データ処理装置は、図１に示す一般的
構造に、掛売残額記憶手段（１３）と選択手段（２０）
と入金額差引演算手段（１１，１２）とレシート発行制
御手段（１１，１２，２２）とを設け、各種入金態様に
よる一括精算入金を１取引扱いできるように構成されて
いる。
する。本商品販売データ処理装置は、図１に示す一般的
構造に、掛売残額記憶手段（１３）と選択手段（２０）
と入金額差引演算手段（１１，１２）とレシート発行制
御手段（１１，１２，２２）とを設け、各種入金態様に
よる一括精算入金を１取引扱いできるように構成されて
いる。
【００１１】図１において、商品販売データ処理装置
は、ＣＰＵ１１と各種プログラムや固定データを記憶す
るＲＯＭ１２と演算結果等の各種データを一時記憶させ
るＲＡＭ１３とインターフェース１４と入出力ポート１
８，３０等を含む制御部１０と、これに接続されたスキ
ャナ１９（スキャナ駆動回路１５）、キーボード２０
（キーボード回路１６）、顧客およびオペレータ用の表
示器２１（表示制御回路１７）、レシートおよびジャー
ナルを印字・発行するプリンタ２２（プリンタ駆動回路
２４）、ドロワ２３（ドロワ開放装置２５）等からな
る。
は、ＣＰＵ１１と各種プログラムや固定データを記憶す
るＲＯＭ１２と演算結果等の各種データを一時記憶させ
るＲＡＭ１３とインターフェース１４と入出力ポート１
８，３０等を含む制御部１０と、これに接続されたスキ
ャナ１９（スキャナ駆動回路１５）、キーボード２０
（キーボード回路１６）、顧客およびオペレータ用の表
示器２１（表示制御回路１７）、レシートおよびジャー
ナルを印字・発行するプリンタ２２（プリンタ駆動回路
２４）、ドロワ２３（ドロワ開放装置２５）等からな
る。
【００１２】入出力ポート３０には、プリペードカード
読取器３１，クレジットカード読取器３２，キャッシュ
カード読取器３３等が接続されている。また、インター
フェース１４は、ホストコンピュータ（図示省略）との
データ転送を行う。このホストコンピュータは、さらに
クレジット会社や銀行センターのホストコンピュータと
データ転送可能である。
読取器３１，クレジットカード読取器３２，キャッシュ
カード読取器３３等が接続されている。また、インター
フェース１４は、ホストコンピュータ（図示省略）との
データ転送を行う。このホストコンピュータは、さらに
クレジット会社や銀行センターのホストコンピュータと
データ転送可能である。
【００１３】なお、かかる商品販売データ処理装置の基
本的機能すなわち“設定”，“登録”，“点検”，“精
算”，機能等については、一般的商品販売データ処理装
置が備えるものと同一とされているので、その説明は省
略する。
本的機能すなわち“設定”，“登録”，“点検”，“精
算”，機能等については、一般的商品販売データ処理装
置が備えるものと同一とされているので、その説明は省
略する。
【００１４】さて、掛売残額記憶手段は、キーボード２
０の置数キー等から入力された掛売残額を記憶する手段
で、ＲＡＭ１３の特定エリアから形成されている。ＣＰ
Ｕ１１のコントロールにより、図２のＳＴ１１で記憶実
行される。
０の置数キー等から入力された掛売残額を記憶する手段
で、ＲＡＭ１３の特定エリアから形成されている。ＣＰ
Ｕ１１のコントロールにより、図２のＳＴ１１で記憶実
行される。
【００１５】また、選択手段は、各種入金態様を選択す
る手段で、現金支払，プリペードカード支払，クレジッ
トカード支払，キャッシュカード支払，クーポン券支払
等々に対応するキーボード２０に配設された複数キーか
ら形成されている。つまり、キーボード２０が選択手段
を構成する。
る手段で、現金支払，プリペードカード支払，クレジッ
トカード支払，キャッシュカード支払，クーポン券支払
等々に対応するキーボード２０に配設された複数キーか
ら形成されている。つまり、キーボード２０が選択手段
を構成する。
【００１６】次に、入金額差引演算手段は、掛売残額記
憶手段（ＲＡＭ１３）に記憶されている掛売残額から各
種態様により支払われた入金額を差引く手段で、図２，
図３，図４に示すプログラムを格納したＲＯＭ１２と、
これを実行するＣＰＵ１１と、からなる。具体的には、
図３のＳＴ２３，２４、図４のＳＴ３４，３６，３７で
実行される。
憶手段（ＲＡＭ１３）に記憶されている掛売残額から各
種態様により支払われた入金額を差引く手段で、図２，
図３，図４に示すプログラムを格納したＲＯＭ１２と、
これを実行するＣＰＵ１１と、からなる。具体的には、
図３のＳＴ２３，２４、図４のＳＴ３４，３６，３７で
実行される。
【００１７】また、レシート発行制御手段は、キーボー
ド２０に設けられた掛計キーをＯＮしたことおよびその
入金処理により掛売残額が零となったことを条件に、例
えば先月末掛売総額，本日入金額，本日掛売残額（零）
等の内容を印字したレシートを、発行制御するもので、
通常のレシート発行機能と異なる。
ド２０に設けられた掛計キーをＯＮしたことおよびその
入金処理により掛売残額が零となったことを条件に、例
えば先月末掛売総額，本日入金額，本日掛売残額（零）
等の内容を印字したレシートを、発行制御するもので、
通常のレシート発行機能と異なる。
【００１８】具体的には、図２のＳＴ１２，１３に示す
プログラムを格納したＲＯＭ１２と、これを実行するＣ
ＰＵ１１と、入出力ポート１８，プリンタ駆動回路２４
を介して接続されたレシート発行用のプリンタ２２と、
から形成されている。
プログラムを格納したＲＯＭ１２と、これを実行するＣ
ＰＵ１１と、入出力ポート１８，プリンタ駆動回路２４
を介して接続されたレシート発行用のプリンタ２２と、
から形成されている。
【００１９】なお、ＣＰＵ１１は、掛売残額一括精算を
１取引扱いとしてレシートを発行された後に、ＲＡＭ１
３に記憶された掛売残額を消す（図２のＳＴ１４）。
１取引扱いとしてレシートを発行された後に、ＲＡＭ１
３に記憶された掛売残額を消す（図２のＳＴ１４）。
【００２０】また、各入金態様の固有的入金処理プログ
ラムが設けられている。すなわち、図２，図３に示す現
金支払による処理ＳＴ２０〜２５、図２，図４に示すプ
リペードカード（ＰＣ）支払による処理ＳＴ３０〜３９
等である。但し、図２に示すクレジットカード支払（Ｓ
Ｔ１７）以後のその他の入金態様については、上記２例
から容易に想到できるので、詳細については図示および
説明を省略する。
ラムが設けられている。すなわち、図２，図３に示す現
金支払による処理ＳＴ２０〜２５、図２，図４に示すプ
リペードカード（ＰＣ）支払による処理ＳＴ３０〜３９
等である。但し、図２に示すクレジットカード支払（Ｓ
Ｔ１７）以後のその他の入金態様については、上記２例
から容易に想到できるので、詳細については図示および
説明を省略する。
【００２１】次に、この実施例の作用を説明する。掛売
残額の一括精算を行うには、キーボード２０の掛キーを
ＯＮしかつその総額（掛売残額）を置数キーで入力す
る。すると、ＣＰＵ１１がこれを確認し、掛売残額記憶
手段としてのＲＡＭ１３の特定エリアに記憶させる（図
２のＳＴ１０，１１）。
残額の一括精算を行うには、キーボード２０の掛キーを
ＯＮしかつその総額（掛売残額）を置数キーで入力す
る。すると、ＣＰＵ１１がこれを確認し、掛売残額記憶
手段としてのＲＡＭ１３の特定エリアに記憶させる（図
２のＳＴ１０，１１）。
【００２２】ここに、掛売残額の全部または一部を現金
で支払する旨の申出があるときは、選択手段たるキーボ
ード２０の現金支払キーをＯＮする（ＳＴ１５）。そし
て、現金で支払するという金額を入力し、引続き、預／
現計キーをＯＮする（図３のＳＴ２０）。なお、ＳＴ２
１の部分入金か否かは、現金で支払するとして入力され
た金額と先にＲＡＭ１３に記憶された掛売残額とが等し
い場合にはＮＯ（全額入金）とされ、その他の場合に部
分入金（ＹＥＳ）とされる。
で支払する旨の申出があるときは、選択手段たるキーボ
ード２０の現金支払キーをＯＮする（ＳＴ１５）。そし
て、現金で支払するという金額を入力し、引続き、預／
現計キーをＯＮする（図３のＳＴ２０）。なお、ＳＴ２
１の部分入金か否かは、現金で支払するとして入力され
た金額と先にＲＡＭ１３に記憶された掛売残額とが等し
い場合にはＮＯ（全額入金）とされ、その他の場合に部
分入金（ＹＥＳ）とされる。
【００２３】かくして、ＳＴ２１でＹＥＳと判断される
と、入金額差引演算手段としてのＣＰＵ１１は、ＲＡＭ
１３からその入金額と掛売残額を読取り（ＳＴ２２）、
掛売残額から入金額を差引き、新たな掛売残額を求める
（ＳＴ２３）。一方、ＳＴ２１でＮＯつまり全額入金と
判断されると、掛売残額を零（０）とする（ＳＴ２
４）。引続き、ＲＡＭ１３に記憶されている掛売残額を
新たな掛売残額に書き替える（ＳＴ２５）。
と、入金額差引演算手段としてのＣＰＵ１１は、ＲＡＭ
１３からその入金額と掛売残額を読取り（ＳＴ２２）、
掛売残額から入金額を差引き、新たな掛売残額を求める
（ＳＴ２３）。一方、ＳＴ２１でＮＯつまり全額入金と
判断されると、掛売残額を零（０）とする（ＳＴ２
４）。引続き、ＲＡＭ１３に記憶されている掛売残額を
新たな掛売残額に書き替える（ＳＴ２５）。
【００２４】すなわち、掛売残額が現金で一括入金され
ると掛売残額が零（０）となるので、レシート発行制御
手段としてのＣＰＵ１１は、図２のＳＴ１２のＹＥＳ判
断を条件として、その内容を印字したレシートをプリン
タ２２から発行させ、ＲＡＭ１３の掛売残額の記憶を消
す（ＳＴ１３，１４）。つまり、１取引扱い終了であ
る。
ると掛売残額が零（０）となるので、レシート発行制御
手段としてのＣＰＵ１１は、図２のＳＴ１２のＹＥＳ判
断を条件として、その内容を印字したレシートをプリン
タ２２から発行させ、ＲＡＭ１３の掛売残額の記憶を消
す（ＳＴ１３，１４）。つまり、１取引扱い終了であ
る。
【００２５】一方、ＳＴ２１，２４，２５による部分入
金では、ＳＴ１２でＮＯ判断される。レシートは発行さ
れない。
金では、ＳＴ１２でＮＯ判断される。レシートは発行さ
れない。
【００２６】ここに、キャッシャーは、顧客が残りの全
部または一部をプリペードカードにより支払いたい旨の
申出があると、再び選択手段としてのキーボード２０の
プリペードカード支払キーをＯＮする。これにより図
２，図４のＳＴ３０〜３９が実行される。
部または一部をプリペードカードにより支払いたい旨の
申出があると、再び選択手段としてのキーボード２０の
プリペードカード支払キーをＯＮする。これにより図
２，図４のＳＴ３０〜３９が実行される。
【００２７】すなわち、プリペードカードが図１に示す
プリペードカード読取器３１に挿入されると、ＣＰＵ１
１はこれを確認（ＳＴ３０）し、表示器２１にその残高
を表示し、顧客に確認させる（ＳＴ３１）。そして、顧
客が申出たプリペードカードで支払おうとする金額を入
力しかつＰＣ支払キーをＯＮする（ＳＴ３２のＹＥＳ）
と、ＣＰＵ１１は部分入金か否かを判断する（ＳＴ３
３）。この判断は、先のＳＴ２１の場合と同様になされ
る。
プリペードカード読取器３１に挿入されると、ＣＰＵ１
１はこれを確認（ＳＴ３０）し、表示器２１にその残高
を表示し、顧客に確認させる（ＳＴ３１）。そして、顧
客が申出たプリペードカードで支払おうとする金額を入
力しかつＰＣ支払キーをＯＮする（ＳＴ３２のＹＥＳ）
と、ＣＰＵ１１は部分入金か否かを判断する（ＳＴ３
３）。この判断は、先のＳＴ２１の場合と同様になされ
る。
【００２８】部分入金の場合（ＳＴ２１のＹＥＳ）、つ
まり、先に現金入金した後の新たな掛売残額の全額でな
くその一部分をプリペードカードで支払う場合も、入金
額差引演算手段としてのＣＰＵ１１は、先の新たな掛売
残額から今回の入金額を差引き、再び新たな掛売残額を
求める（ＳＴ３４）。そして、プリペードカードには、
ＰＣ残高から入金額を差引いた新たなＰＣ残高を書き込
み（ＳＴ３８）、また、掛売残額を書き替る（ＳＴ３
９）。
まり、先に現金入金した後の新たな掛売残額の全額でな
くその一部分をプリペードカードで支払う場合も、入金
額差引演算手段としてのＣＰＵ１１は、先の新たな掛売
残額から今回の入金額を差引き、再び新たな掛売残額を
求める（ＳＴ３４）。そして、プリペードカードには、
ＰＣ残高から入金額を差引いた新たなＰＣ残高を書き込
み（ＳＴ３８）、また、掛売残額を書き替る（ＳＴ３
９）。
【００２９】このＳＴ３３，３４，３８，３９を介した
部分入金の場合は、さらに掛売残額が残っている（ＳＴ
１２のＮＯ）でレシートは発行されない。
部分入金の場合は、さらに掛売残額が残っている（ＳＴ
１２のＮＯ）でレシートは発行されない。
【００３０】一方、ＳＴ３３でＮＯ判断つまり全額支払
とされると、ＣＰＵ１１はＰＣ残高と掛売残額とを比較
する（ＳＴ３５）。ＰＣ残高が掛売残額よりも大きい場
合（ＳＴ３５のＹＥＳ）には、入金額差引演算手段とし
てのＣＰＵ１１はＰＣ残高から掛売残額を差引く（ＳＴ
３６）、また、ＰＣ残高と掛売残額が等しいときは掛売
残額からＰＣ残高（＝掛売残額）を差引く（ＳＴ３
７）。いずれの場合でも、ＳＴ３８，３９が実行され、
図２のＳＴ１２でＹＥＳ判断されるから、レシート発行
制御手段（１１，１２，２２）がレシートを発行する
（ＳＴ１３，１４）。
とされると、ＣＰＵ１１はＰＣ残高と掛売残額とを比較
する（ＳＴ３５）。ＰＣ残高が掛売残額よりも大きい場
合（ＳＴ３５のＹＥＳ）には、入金額差引演算手段とし
てのＣＰＵ１１はＰＣ残高から掛売残額を差引く（ＳＴ
３６）、また、ＰＣ残高と掛売残額が等しいときは掛売
残額からＰＣ残高（＝掛売残額）を差引く（ＳＴ３
７）。いずれの場合でも、ＳＴ３８，３９が実行され、
図２のＳＴ１２でＹＥＳ判断されるから、レシート発行
制御手段（１１，１２，２２）がレシートを発行する
（ＳＴ１３，１４）。
【００３１】なお、ＳＴ３０〜３４，ＳＴ３８，３９を
通し、ＳＴ１２でＮＯ判断された場合には、未だ掛売残
額が残っているので、１取引は終了したと認められない
ので、さらに図２のＳＴ１７以後の他の入金態様が行わ
れる。
通し、ＳＴ１２でＮＯ判断された場合には、未だ掛売残
額が残っているので、１取引は終了したと認められない
ので、さらに図２のＳＴ１７以後の他の入金態様が行わ
れる。
【００３２】しかして、この実施例によれば、掛売残額
記憶手段（１３）と選択手段（２０）と入金額差引演算
手段（１１，１２）とレシート発行制御手段（１１，１
２，２２）とを設け、複数の入金態様を１取引扱いとし
て掛売残額が零（０）となったときにそれを終了として
レシートを発行する構成であるから、各入金態様ごとに
１取引扱いとして処理した従来例に比較して、迅速で正
確な一括精算業務を能率よく行え、また、顧客サービス
も向上できる。
記憶手段（１３）と選択手段（２０）と入金額差引演算
手段（１１，１２）とレシート発行制御手段（１１，１
２，２２）とを設け、複数の入金態様を１取引扱いとし
て掛売残額が零（０）となったときにそれを終了として
レシートを発行する構成であるから、各入金態様ごとに
１取引扱いとして処理した従来例に比較して、迅速で正
確な一括精算業務を能率よく行え、また、顧客サービス
も向上できる。
【００３３】また、各入金態様を実行するに際しては、
選択手段（２０）でその態様をその都度選択するものと
されているので、上記開示例の他さらにその他の入金態
様にも容易に適用拡大できる。
選択手段（２０）でその態様をその都度選択するものと
されているので、上記開示例の他さらにその他の入金態
様にも容易に適用拡大できる。
【００３４】さらに、プリンタ２２は、複数の入金態様
でも、その掛売残額が零（０）となったときにのみレシ
ートを発行する構成であるから、稼働率を低下できレシ
ート紙の交換インターバルも伸ばせ、レシートの無駄も
なくなる。また、顧客にとっても１枚のレシートで入金
状態を確認できるので便利である。
でも、その掛売残額が零（０）となったときにのみレシ
ートを発行する構成であるから、稼働率を低下できレシ
ート紙の交換インターバルも伸ばせ、レシートの無駄も
なくなる。また、顧客にとっても１枚のレシートで入金
状態を確認できるので便利である。
【００３５】なお、以上の実施例では、掛売残額記憶手
段（ＲＡＭ１３の特定エリア）に記憶させる掛売残額は
一括精算時にキー入力されるものと構成されていたが、
掛売時に入力された掛売残額を掛売残額記憶手段に一定
期間累積的に記憶保持させておくように構成しても実施
できる。
段（ＲＡＭ１３の特定エリア）に記憶させる掛売残額は
一括精算時にキー入力されるものと構成されていたが、
掛売時に入力された掛売残額を掛売残額記憶手段に一定
期間累積的に記憶保持させておくように構成しても実施
できる。
【００３６】
【発明の効果】本発明によれば、掛売残額記憶手段と入
金態様の選択手段と入金額差引演算手段とレシート発行
制御手段とを設け、複数入金態様の組合せを１取引扱い
とし、かつ掛売残額が零となったときにレシートを発行
する構成とされているので、掛売一括精算業務を迅速か
つ正確に行える。また、複数の入金態様でも、その掛売
残額が零（０）となったときにのみレシートを発行する
構成であるから、稼働率を低下でき、レシート紙の交換
インターバルも伸ばせ、レシートの無駄もなくなる。ま
た、顧客にとっても１枚のレシートで入金状態を確認で
きるので便利である。
金態様の選択手段と入金額差引演算手段とレシート発行
制御手段とを設け、複数入金態様の組合せを１取引扱い
とし、かつ掛売残額が零となったときにレシートを発行
する構成とされているので、掛売一括精算業務を迅速か
つ正確に行える。また、複数の入金態様でも、その掛売
残額が零（０）となったときにのみレシートを発行する
構成であるから、稼働率を低下でき、レシート紙の交換
インターバルも伸ばせ、レシートの無駄もなくなる。ま
た、顧客にとっても１枚のレシートで入金状態を確認で
きるので便利である。
【図１】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図２】同じく、全体動作を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
【図３】同じく、現金支払による精算動作を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図４】同じく、プリペードカードによる精算動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
１０ 制御部 １１ ＣＰＵ（入金額差引演算手段，レシート発行制御
手段） １２ ＲＯＭ（入金額差引演算手段，レシート発行制御
手段） １３ ＲＡＭ（掛売残額記憶手段） ２０ キーボード（選択手段） ２２ プリンタ（レシート発行制御手段） ２３ ドロワ ３０ 入出力ポート ３１ プリペードカード読取器 ３２ クレジットカード読取器 ３３ キャッシュカード読取器
手段） １２ ＲＯＭ（入金額差引演算手段，レシート発行制御
手段） １３ ＲＡＭ（掛売残額記憶手段） ２０ キーボード（選択手段） ２２ プリンタ（レシート発行制御手段） ２３ ドロワ ３０ 入出力ポート ３１ プリペードカード読取器 ３２ クレジットカード読取器 ３３ キャッシュカード読取器
Claims (1)
- 【請求項１】 入力された掛売残額を記憶する掛売残額
記憶手段と、 各種入金態様を選択する選択手段と、 選択された入金態様により支払われた入金額を掛売残額
記憶手段に記憶された掛売残額から差引く入金額差引演
算手段と、 掛売残額が零となったことを条件にレシートを発行する
レシート発行制御手段とを設けたことを特徴とする商品
販売データ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234318A JP2668823B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 商品販売データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234318A JP2668823B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 商品販売データ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573771A JPH0573771A (ja) | 1993-03-26 |
| JP2668823B2 true JP2668823B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=16969133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234318A Expired - Fee Related JP2668823B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 商品販売データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2668823B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6247238B2 (ja) | 2015-02-06 | 2017-12-13 | 東芝テック株式会社 | チェックアウトシステム、決済装置及びそのプログラム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57209565A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-22 | Tokyo Electric Co Ltd | Electronic type cash register having registration function of credit sales |
| JPS62271195A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | 富士通株式会社 | 取引デ−タ処理装置 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234318A patent/JP2668823B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0573771A (ja) | 1993-03-26 |
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