JP3950566B2 - 商品販売登録データ処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子マネーとして機能するデータを記憶したICカードで取引決済を行なうために用いられるICカードリーダライタを有する商品販売登録データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、現金の代わりにカードによって決済する手法が広く知られている。特に電子的に即時決済することができる電子マネーを記憶したICカードは、今後急速に普及していく見込みである。従来、カード決済になじみにくかった例えばス一パーマーケットやコンビニエンスストア等での小口の買物が便利になるうえに小銭を用意する必要もなくなるので、顧客・店舗双方にとって大きなメリットが生じるためである。そして、このような1Cカードに記憶された電子マネーである現金価値等の情報の読み取りや書き込みを行なうためには、POS端末等の商品販売登録データ処理装置に1Cカードリーダライタを接続して使用する形態が多く採用されている。
【0003】
例えば、コンビニエンスストアにおいてICカードで買物をする場合には、POS端末においてスキャナ等の入力機器を介して全ての買上商品について登録処理をした後にその登録処理に基づいて算出される買上合計金額について、ICカードリーダライタに挿入されたICカードの電子マネーから支払うことにより決済がなされている。
【0004】
ところで、POS端末等の商品販売登録データ処理装置には売上登録処理に基づく取引明細情報である取引データをレシート用紙に印字してレシートとして発行するレシートプリンタが搭載されており、全ての取引においてレシートの発行が行われている。
【0005】
ところが、レシートは、一般には客による買上商品の登録内容の確認・記憶のために用いられるものであるが、必ずしも全ての客が必要としている訳ではない。すなわち、レシート発行は、レシートを不要としている客にとって、発行に要する時間を無駄に浪費し、レシート用紙を無駄に消費していることになる。
【0006】
そこで、一般にICカードはEEPROMなどの書込み自在な記憶部を備えているので、この記憶部に売上登録処理に基づく取引データを記憶するようにすることが考えられている。このようなICカードを利用することにより、無用なレシー卜の発行を防止し、客毎の取引時間の短縮を図ることが可能になる。また、このように記憶部に記憶された取引データは、パソコン等の情報機器によって表示や印字をすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ICカードの記憶部に記憶された取引データは、パソコンなどの情報機器によって表示や印字をすることにより確認できるものの、ICカードの電子マネーでの決済が成立する前に客が買上商品の登録内容を確認できないため、客が支払い額に誤りがないか不安に感じる場合がある。
【0008】
また、ICカードの記憶部の記憶容量は8Kバイト程度と限度があるので、前述したように1Cカードの記憶部に取引データを記憶させるようにした場合、いずれ取引データで記憶部の記憶容量が一杯になってしまい、新しい取引データを記憶できなくなることが考えられる。
【0009】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その第1の目的とするところは、ICカードの電子マネーで商取引の決済を行う客がその決済成立前に買上商品の登録内容を確認して客自身が登録内容を承諾した場合に限りICカードに取引データを記憶させることができ、レシートが発行されなくても客が安心してICカードの電子マネーで商取引の決済を行うことができる商品販売登録データ処理システムを提供しようとするものである。
また、本発明の第2の目的とするところは、上記第1の目的に加えて、ICカードの記憶部の空き容量が不足しているときには取引データを印字したレシートを発行でき、取引データの消失を防止できる商品販売登録データ処理システムを提供しようとするものである。
また、本発明の第3の目的とするところは、上記第1の目的に加えて、登録内容を承諾した客が要望する場合に限りICカードに取引データを記憶させることができ、ICカードの記憶部の容量を無駄に消費しないようにできる商品販売登録データ処理システムを提供しようとするものである。
また、本発明の第4の目的とするところは、ICカードへの取引データの記憶と取引データの印字によるレシート発行とを客自身が任意に選択でき、サービス性の向上を図り得る商品販売登録データ処理システムを提供しようとするものである。
また、本発明の第5の目的とするところは、客自身が登録内容を承諾した場合に限りICカードに取引データを記憶させることができるとともに、客がレシートの発行を希望した場合にはレシートも印字発行でき、サービス性を向上できる商品販売登録データ処理システムを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1乃至5記載の発明は、いずれも、商品の売上登録処理を実行しその売上登録処理された商品の商品名,売価,数量,売上合計金額等からなる取引データを生成してその取引データの内容を示すレシートを印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を実行するICカードリーダライタとを備え、ICカードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによる取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システムに関する発明である。
そして、請求項1記載の発明は、タッチセンサパネル付の客用表示部と、ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する宣言手段と、この宣言手段によりICカードの電子マネーによる取引決済が宣言されると、客用表示部に取引データの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段と、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引データの内容でよいと選択されると、取引データをICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段とを備えたものである。
このような構成により、宣言手段によりICカードの電子マネーによる取引決済であることが宣言されると、その取引で売上登録処理された商品の取引データが客用表示部に表示される。そこで、客がその取引データの内容を確認し、客用表示部に表示されているボタン画像をタッチ操作して承諾することを宣言すると、取引データがICカードの記憶部に記憶される。
【0011】
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明に、取引データのデータ量とICカードの記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、印字部で取引データを印字するレシート発行手段とを設け、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引データの内容でよいと選択されるとデータ量比較手段により取引データのデータ量とICカードの記憶部の空き容量とを比較し、ICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大きいと判断された場合には、取引データ記憶手段により取引データをICカードの記憶部に記憶させ、ICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より小さいと判断された場合には、レシート発行手段により印字部で取引データを印字するようにしたものである。
このような構成により、客が客用表示部の表示から取引データの内容を確認し、その客用表示部に表示されたボタン画像をタッチ操作して承諾することを宣言すると、ICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大きい場合には取引データがICカードの記憶部に記憶され、小さい場合には取引データを印字したレシートが発行される。
【0012】
また、請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明に、客用表示部にレシートが必要か否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させるレシート要否表示手段を設ける。そして、取引データ記憶手段は、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引データの内容でよいと選択されるとともにレシートが必要であると選択されると、取引データをICカードの記憶部に記憶させるようにしたものである。
このような構成により、客が客用表示部の表示から取引データの内容を確認し、その客用表示部に表示されたボタン画像をタッチ操作して承諾することを宣言するとともにレシートが必要であると宣言した場合に限り、取引データがICカードの記憶部に記憶される。
【0013】
また、請求項4記載の発明は、タッチセンサパネル付の客用表示部と、取引データのデータ量とICカードの記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、このデータ量比較手段によりICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大きいと判断された場合、客用表示部に取引データをICカードの記憶部に記憶させるか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させるカード記憶可否表示手段と、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引データをICカードに記憶させることが選択されると、取引データをICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、データ量比較手段によりICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より小さいと判断された場合、及び客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引データをICカードに記憶させないことが選択された場合、印字部で取引データを印字するレシート発行手段とを備えたものである。
このような構成により、ICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大きい場合には、客用表示部に取引データをICカードの記憶部に記憶させるか否かを客に選択させるためのボタン画像が表示される。ここで、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により客が取引データをICカードに記憶させることを指令すると、取引データがICカードの記憶部に記憶される。これに対し、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により客が取引データをICカードに記憶させないことを指令した場合、及びICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より小さい場合には、取引データを印字したレシートが発行される。
【0014】
また、請求項5記載の発明は、タッチセンサパネル付の客用表示部と、ICカードの電子マネーによる取引決済であることを宣言する宣言手段と、この宣言手段によりICカードの電子マネーによる取引決済であることが宣言されると、客用表示部に取引データの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段と、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引データの内容でよいと選択されると、取引データのデータ量とICカードの記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、このデータ量比較手段によりICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大きいと判断された場合、取引データをICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、データ量比較手段によりICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大きいと判断された場合、客用表示部にレシートが必要か否かを客に選択されるためのボタン画像を表示させるレシート要否表示手段と、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力によりレシートが必要であると選択された場合、及びデータ量比較手段によりICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より小さいと判断された場合、印字部で取引データを印字するレシート発行手段とを備えたものである。
【0015】
このような構成により、客が客用表示部の表示から取引データの内容を確認し、その客用表示部に表示されたボタン画像をタッチ操作して承諾することを宣言すると、ICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大きい場合には取引データがICカードの記憶部に記憶されるとともに、客用表示部にレシートが必要か否かを客に選択されるためのボタン画像が表示される。ここで、客がボタン画像のタッチ操作によりレシートが必要であると宣言した場合にはレシートが発行される。また、ICカードの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より小さいと判断された場合には、無条件でレシートが発行される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
はじめに、本願請求項1乃至4記載の発明に対応する第1の実施の形態について、図1乃至図8を用いて説明する。なお、本実施の形態は、商品販売登録データ処理システムとして、ICカードリーダライタを備えた商品販売登録データ処理装置であるPOS端末に本発明を適用した場合である。
【0017】
図1は本実施の形態である商品販売登録データ処理システムの外観斜視図であって、本システムは、POS端末10とICカードリーダライタ20とからなり、POS端末10とICカードリーダライタ20とはインタフェースケーブル30によって接続されている。
【0018】
POS端末10は、ドロワ11上に載置されており、このドロワ11の引出11aの開閉を制御する。このPOS端末10には、図2に示すように、商品コードや金額等を入力するための置数キ−12a,売上登録処理において現金による決済を宣言するための預/現計キ−12b,ICカ一ド40の電子マネーによる電子商取引決済を宣言する宣言手段としてのICカードキ−12c等の各種のキーを配設したキーボード12が設けられている。また、キーボード12の近傍には、図示しない鍵によって操作モードを切り替え操作するコントロールキ−13が設けられている。
また、このPOS端末10には、印字部としてのプリンタ14が内蔵されており、このプリンタ14によって印字されるレシートを発行するレシート発行口15がPOS端末10の正面側に設けられている。さらに、POS端末10の正面側には操作者用の表示部として機能するディスプレイ16が配置され、背面側には客用の表示部として機能するタッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17が配設されている。また、このPOS端末10には、商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ18が接続されている。
【0019】
ICカードリーダライタ20は、電子マネーである現金価値等を記憶したICカード40の挿入を受け付け、そのICカード40の表面に露出して設けられる外部接続端子を介してデータを授受するカードリーダライタ部21を備えている。また、このICカードリーダライタ20には、図3に示すように、モードを切り替えるファンクションキ−22a,暗証番号等を入力するための置数キー22b,処理の実行を宣言するエンターキー22c,処理の実行拒否を宣言するキャンセルキ−22d等の各種キーを配設したキーボード22と、取引内容や操作案内等を表示するディスプレイ23とが設けられている。
【0020】
図4は本システムにおける各部の電気的接続構成を示すブロック図である。POS端末10は、各種の演算回路やレジスタ等で構成されるCPU(Central Processing Unit)51と、プログラムなどの固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)52と、可変的なデータを書換自在に格納するRAM53とを内蔵し、これらをアドレスバス,データバス等のバスライン54で接続して、制御部本体としてのマイコン55を構成している。そしてこのマイコン55が、前述したドロワ11、キーボード12、コントロールキ−13、プリンタ14、ディスプレイ16、タッチセンサパネル付客用ディスプレイ17、バーコードスキャナ18等の各部を、バスライン54と各種制御回路(図示せず)とを介して制御し駆動させるものとなっている。
また、このPOS端末10のマイコン55には、前記1Cカードリーダライタ20に接続されるインタフェースケーブル30を着脱自在に接続する通信インタフェース56と、制御プログラムや商品マスタファイル,売上ファイル等を記憶するHDD(Hard Disc Drive)装置57とがバスライン54を介して接続されている。
【0021】
前記RAM53には、プリンタ14によって印字する印字データを記憶する印字バッファや、ディスプレイ16及びタッチセンサパネル付客用ディスプレイ17に表示する表示データを記憶する表示バッファ等の他、図5に示すデータ構造の取引データDを作成するための記憶領域である取引データバッファが割り当てられている。取引データDは、日時データaと店名データbと売上登録処理データcとからなる。日時データaは、購入日時のデータである。店名データbは、ROM52などに予め格納されている店名のデータである。売上登録処理データcは、商品の売上処理に伴う商品名・売価・数量等の売上処理データや締め処理データ(例えば、消費税や売上合計金額)等である。
【0022】
一方、ICカードリーダライタ20も、前記POS端末10と同様に、CPU61、ROM62及びRAM63を内蔵し、これらをバスライン64で接続して、制御部本体としてのマイコン65を構成している。そしてこのマイコン65が、前述したカードリーダライタ部21、キーボード22、ディスプレイ23等の各部を、バスライン64と各種制御回路(図示せず)とを介して制御し駆動させるものとなっている。
また、このICカードリーダライタ20のマイコン65には、前記POS端末10に接続されるインタフェースケーブル30を着脱自在に接続する通信インタフェース66がバスライン64を介して接続されている。
【0023】
図6はICカード40における各部の電気的接続構成を示すブロック図である。図示するように、このICカード40も、前記POS端末10やICカードリーダライタ20と同様に、CPU41、ROM42及びRAM43を内蔵し、これらをバスライン44で接続して、制御部本体としてのマイコン45を構成している。そして、ICカードリーダライタ20のカードリーダライタ部21から出力される信号が、ICカード40の表面に露出して設けられる外部接続端子46を介してマイコン45に取込まれるものとなっている。また、マイコン45から出力される信号が外部接続端子16aを介してカードリーダライタ部21に出力されるものとなっている。
【0024】
また、このICカード40のマイコン45には、不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)47がバスライン44を介して接続されている。このEEPROM47は、所定の暗証番号や電子マネーである現金価値情報を記憶する記憶部として機能する。また、このEEPROM47には、POS端末10において作成された取引データDを記憶保持する取引データファイルが形成されている。また、RAM43には、取引データDが一時的に書き込まれる領域である取引データバッファが設けられている。
【0025】
図7は前記POS端末10のマイコン55が実行する電子商取引決済処理の流れを概略的に示す流れ図である。なお、マイコン55は、コントロールキー13の操作によって登録モードが設定されていることを条件に、この電子商取引決済処理を実行する。
【0026】
はじめに、マイコン55は、バーコードスキャナ18によるバーコードの読取りや置数キー12a等の操作入力により販売商品の商品コードが入力されたと判断すると、HDD装置57の商品マスタファイルを検索して販売商品の単価などの商品データを取得し、この商品データに基づいて販売商品の売上データをRAM53の取引データバッファとHDD装置57の売上ファイル等に記憶する売上登録処理を実行する。そして、この売上登録処理の実行後、ICカードキー12cの操作入力を検知すると、商取引の決済方法として電子マネーが宣言されたので、マイコン55は図7に示す電子商取引決済処理を開始する。
【0027】
すなわちマイコン55は、ST(ステップ)1としてICカードキー12cが操作入力されたこと、及びST2として商取引された商品の売上登録処理が実行されていることを確認した後、ST3としてICカードリーダライタ20のカードリーダライタ部21に電子マネーとしてのICカード40が挿入されるのを待機する。そして、カードリーダライタ部21のセンサ(不図示)によりICカード40の挿入が検知されると、ST4としてICカードリーダライタ20のキーボード22に設けられた置数キー22bの操作により暗証番号が入力されるのを待機する。そして、置数キー22bの操作により暗証番号が入力されると、ST5としてその入力された暗証番号がICカード40のEEPROM47に記憶された暗証番号に一致する正しい暗証番号か否かを判断する。ここで、正しくないい暗証番号が入力された場合には、正しい暗証番号が入力されるまで再度暗証番号の入力を待機する。なお、図示しないが、予め設定された回数だけ連続して正しくない暗証番号が入力された場合には、この電子商取引決済処理をエラーとして終了する。
【0028】
ST5にて正しい暗証番号が入力されたことを確認すると、マイコン55は、ST6としてカードリーダライタ部21内のICカード40に記憶されている現金価値情報から売上合計金額分を減額する等の決済処理を実行する。
【0029】
この決済処理終了後、マイコン55は、ST7としてRAM53の取引データバッファにおいて生成された取引データDの内容を示すレシートのイメージデータを作成する。そして、タッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17に、図8(a)に示すように、上記イメージデータによるレシートの画像81を、レシートの内容でよいか否かを客に選択させるための一対のボタン画像82a,82bとともに表示させる(取引データ表示手段)。
【0030】
ここで、ST8として客用ディスプレイ17のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像82a,82bのうちの承諾せずを示すNOボタン画像82bがタッチ操作されたことを検知した場合には、この電子商取引決済を中止するなどの他の処理を実行する。
【0031】
これに対し、ST8にて承諾を示すOKボタン画像82aがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST9としてタッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17に、図8(b)に示すように、レシートの発行が必要であるか否かを客に選択させるための一対のボタン画像83a,83bを表示させる(レシート要否表示手段)。
【0032】
ここで、ST9として客用ディスプレイ17のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像83a,83bのうちのレシート発行不要を示す不要ボタン画像83bがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST11としてICカードリーダライタ20のカードリーダライタ部21に挿入されたICカード40の排出を指令するコマンドを送出して、この電子商取引決済処理を終了する。
【0033】
一方、ST10にてレシート発行必要を示す必要ボタン画像83aがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST12としてカードリーダライタ部21に挿入されたICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量をチェックする。そして、ST13としてこのICカード40のEEPROM47にRAM53の取引データバッファにおいて生成された取引データDが格納可能であるか否か、つまりはICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量と取引データDの量とを比較する(データ量比較手段)。
【0034】
その結果、ICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が取引データDの量より大きい場合には、ICカード40のEEPROM47に取引データDを格納可能なので、ST14としてタッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17に、図8(c)に示すように、取引データをICカード40のEEPROM47に記憶させるか否かを客に選択させるための一対のボタン画像84a,84bを表示させる(カード記憶可否表示手段)。
【0035】
ここで、ST15として客用ディスプレイ17のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像84a,84bのうちのカード書込み可を示すOKボタン画像84aがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST16としてRAM53の取引データブッファから取引データDを読出し、通信インタフェース56を介してICカードリーダライタ20に出力して、ICカードリーダライタ20のカードリーダライタ部21に挿入されたICカード40のEEPROM47への書込みを指令する(取引データ記憶手段)。
その後、ST11に進み、ICカードリーダライタ20のカードリーダライタ部21に挿入されたICカード40の排出を指令するコマンドを送出して、この電子商取引決済処理を終了する。
【0036】
一方、ST13にてICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が取引データDの量より小さい場合、及びST15にてボタン画像84a,84bのうちのカード書込み不可を示すNOボタン画像84bがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST17としてRAM53の取引データブッファから取引データDを読出して印字バッファに出力し、さらにプリンタ14に出力してレシートを印字発行させる(レシート発行手段)。
その後、ST11に進み、ICカードリーダライタ20のカードリーダライタ部21に挿入されたICカード40の排出を指令するコマンドを送出して、この電子商取引決済処理を終了する。
【0037】
前記ICカードリーダライタ20のマイコン65は、通信インタフェース66を介してPOS端末10から取引データDを受信すると、この取引データDをカードリーダライタ部21に挿入されたICカード40に出力する。これにより、ICカード40のマイコン45は、取引データDをRAM43の取引データバッファに一時的に書き込んだ後、EEPROM47の取引データファイルに書き込むものとなっている。
【0038】
また、前記ICカードリーダライタ20のマイコン65は、通信インタフェース66を介してPOS端末10からICカード40の排出コマンドを受信すると、カードリーダライタ部21に挿入されているICカード40の抜脱を可能にするものとなっている。
【0039】
このように本実施の形態においては、POS端末1の客用表示部として機能する客用ディスプレイ17を、タッチセンサパネル付のディスプレイとしている。そして、ICカードキー12cの操作入力によりICカード40の電子マネーによる商取引の決済が宣言されると、上記客用ディスプレイ17にこの商取引において売上登録処理された商品の取引データDの内容を示すレシートの画像81を、その取引データDの内容でよいか否かを客に選択させるための一対のボタン画像82a,82bとともに表示させる取引データ表示手段と、客用ディスプレイ17に表示された一対のボタン画像82a,82bのうち承諾を示すOKボタン画像82aがタッチ操作されてレシート画像81の取引データDの内容でよいと選択されると、その取引データDをICカード40のEEPROM47に記憶させる取引データ記憶手段とを備えている。
したがって、ICカード40の電子マネーで商取引の決済を行う買物客は、決済が成立する前に客用ディスプレイ17に表示されたレシートの画像81から買上商品の登録内容を確認できる。そして、その登録内容を承諾した場合に限りその買物客が使用するICカード40の電子マネーでの決済が成立するとともに、当該ICカード47のEEPROM47に取引データDが書き込まれるので、たとえレシートが発行されなくても買物客が電子マネーによる商取引の決済に不安を感じることがない。
【0040】
また、本実施の形態においては、取引データDのデータ量とICカード40のEEPROM47の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、プリンタ14で取引データDを印字するレシート発行手段とを設けている。そして、客用ディスプレイ17に表示された一対のボタン画像82a,82bのうちのOKボタン画像82aがタッチ操作されてレシート画像81の取引データDの内容でよいと選択されると、データ量比較手段により取引データDのデータ量とICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量とを比較する。その結果、ICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が取引データDのデータ量より大きいと判断された場合には、取引データDをICカード40のEEPROM47に記憶させ、ICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が取引データDのデータ量より小さいと判断された場合には、プリンタ14で取引データDを印字してレシートを発行させるようにしている。
したがって、ICカード40の電子マネーで商取引の決済を行う買物客が、客用ディスプレイ17に表示されたレシートの画像81から登録内容を確認し承諾した場合でも、ICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が不足していて今回の取引データDを書き込むことができない場合には、その取引データDを印字したレシートが発行されるので、ICカード40のEEPROM47の空き容量が不足しているために決済成立後に取引データDの内容を客が確認できなくなるような不具合はなくなる。
【0041】
また、本実施の形態においては、取引データDの内容を客が確認して客自身で承認した後、客用ディスプレイ17にレシートが必要か否かを客に選択させるための一対のボタン画像83a,83bを表示させるレシート要否表示手段を設けている。そして、この一対のボタン画像83a,83bのうちの必要ボタン画像83aのタッチ入力によりレシートが必要であると選択された場合には、取引データDをICカード40のEEPROM47に記憶させ、不要ボタン画像83bのタッチ入力によりレシートが不要であると選択された場合には、取引データDをICカード40のEEPROM47に記憶させないようにしている。
したがって、登録内容を承諾した客が要望する場合に限りICカード40に取引データDを記憶させることができるので、客自身が不要と感じる商取引のデータまでもICカード40のEEPROM47に書込まれることがなくなり、ICカード40のEEPROM47の記憶容量を有効に活用できる。
【0042】
また、本実施の形態においては、データ量比較手段によりICカード40のEEPROM47の空き容量が取引データDのデータ量より大きいと判断された場合、客用ディスプレイ17に取引データDをICカード40に記憶させるか否かを客に選択させるための一対のボタン画像84a,84bを表示させるカード記憶可否表示手段を設けている。そして、この一対のボタン画像84a,84bのうちのOKボタン画像84aのタッチ入力により取引データDをICカード40に記憶させることが選択された場合には、取引データDをICカード40のEEPROM47に記憶させ、NOボタン画像84bのタッチ入力により取引データDをICカード40に記憶させないことが選択された場合には、プリンタ14により取引データDを印字してレシートを発行させるようにしている。
したがって、ICカード40への取引データDの記憶と取引データDの印字によるレシートの発行とを客自身が任意に選択できるので、客は必要に応じて取引データDをICカード40のEEPROM47に保存したり、レシートを受け取ったりすることができる。
【0043】
次に、本願請求項5記載の発明に対応する第2の実施の形態について、図9を用いて説明する。なお、本実施の形態も、前記第1の実施の形態と同様に、商品販売登録データ処理システムとして、ICカードリーダライタ20を備えた商品販売登録データ処理装置であるPOS端末10に本発明を適用した場合であり、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】
図9は、この第2の実施の形態におけるPOS端末10のマイコン55が実行する電子商取引決済処理の流れを概略的に示す流れ図である。図7と比較すれば明らかなように、この第2の実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる点は、ST6にて決済処理を終了し、ST7にてタッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17に、図8(a)に示すように、取引データDの内容を示すレシートの画像81をレシートの内容でよいか否かを客に選択させるための一対のボタン画像82a,82bとともに表示させた後(取引データ表示手段)、ST8にて承諾を示すOKボタン画像82aがタッチ操作されるとST12に進み、カードリーダライタ部21に挿入されたICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量をチェックして、このICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量と取引データDの量とを比較する(データ量比較手段)ようにした点と、この比較の結果、ICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が取引データDの量より大きく、ST14にてタッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17に、図8(c)に示すように、取引データをICカード40のEEPROM47に記憶させるか否かを客に選択させるための一対のボタン画像84a,84bを表示させた後、客用ディスプレイ17のタッチセンサパネル入力によりOKボタン画像84aがタッチ操作されたことを検知すると、ST16にて取引データDのICカード40への書込みを指令した後(取引データ記憶手段)、ST18としてタッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17に、図8(b)に示すように、レシートの発行が必要であるか否かを客に選択させるための一対のボタン画像83a,83bを表示させる(レシート要否表示手段)ようにした点である。
【0045】
そして、ST19として客用ディスプレイ17のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像83a,83bのうちのレシート発行不要を示す不要ボタン画像83bがタッチ操作されたことを検知した場合にはST11に進んで、ICカードリーダライタ20のカードリーダライタ部21に挿入されたICカード40の排出を指令するコマンドを送出する。
これに対し、ST19にてレシート発行必要を示す必要ボタン画像83aがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST13にてICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が取引データDの量より小さい場合、及びST15にてボタン画像84a,84bのうちのカード書込み不可を示すNOボタン画像84aがタッチ操作されたことを検知した場合と同様にST17に進んで、RAM53の取引データブッファから取引データDを読出して印字バッファに出力し、さらにプリンタ14に出力してレシートを印字発行させる(レシート発行手段)。
【0046】
このように第2の実施の形態においては、客が客用ディスプレイ17の表示から取引データDの内容を確認し、その客用ディスプレイ17に表示された一対のボタン画像82a,82bのうちのOKボタン画像82aをタッチ操作して承諾することを宣言すると、ICカード40のEEPROM47の空き容量が取引データDのデータ量より大きい場合には取引データDがICカード40のEEPROM47に記憶されるとともに、客用ディスプレイ17にレシートが必要か否かを客に選択されるための一対のボタン画像83a,83bが表示される。ここで、客がOKボタン画像83aのタッチ操作によりレシートが必要であると宣言した場合には、その取引データDの内容を印字したレシートが発行される。
【0047】
したがって、客自身が登録内容を承諾した場合に限りICカード40に取引データDを記憶させることができるとともに、この客がレシートの発行を希望した場合にはレシートも同時に発行することができ、客の要望を充分に満足できるようになる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、次の効果を奏し得る。
すなわち本願請求項1記載の発明によれば、ICカードの電子マネーで商取引の決済を行う客が、その決済成立前に買上商品の登録内容を確認して客自身が登録内容を承諾した場合に限り、ICカードに取引データを記憶させることができ、レシートが発行されなくても客が安心してICカードの電子マネーで支払いを行うことができるようになる。
また、本願請求項2記載の発明によれば、ICカードの記憶部の空き容量が不足しているときには取引データを印字したレシートを発行でき、ICカードの記憶部の空き容量が不足してい取引データが消失してしまうのを防止できる。
また、本願請求項3記載の発明によれば、登録内容を承諾した客が要望する場合に限りICカードに取引データを記憶させることができ、ICカードの記憶部の容量を無駄に消費しないようにできる。
また、本願請求項4記載の発明によれば、ICカードへの取引データの記憶と取引データの印字によるレシート発行とを客自身が任意に選択でき、サービス性を向上できる。
また、本願請求項5記載の発明によれば、客自身が登録内容を承諾した場合に限りICカードに取引データを記憶させることができるとともに、客がレシートの発行を希望した場合にはレシートも印字発行でき、サービス性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である商品販売登録データ処理システムの外観斜視図。
【図2】 同システムにおけるPOS端末のキーボードの各種キー配列を示す平面図。
【図3】 同システムにおけるICカードリーダライタのキーボードの各種キー配列を示す平面図。
【図4】 同システムの各部の電気的接続構成を示すブロック図。
【図5】 取引データのデータ構造を示す模式図。
【図6】 ICカードの電気的接続構成を示すブロック図。
【図7】 第1の実施の形態における電子商取引決済処理の流れを概略的に示す流れ図。
【図8】 客用ディスプレイに表示される画面例を示す平面図。
【図9】 第2の実施の形態における電子商取引決済処理の流れを概略的に示す流れ図。
【符号の説明】
10…POS端末(商品販売登録データ処理装置)
12…キーボード
14…プリンタ
16…ディスプレイ
17…客用ディスプレイ(客用表示部)
20…ICカードリーダライタ
21…カードリーダライタ部
40…ICカード
55,45,65,…マイコン

Claims (5)

  1. 商品の売上登録処理を実行しその売上登録処理された商品の商品名,売価,数量,売上合計金額等からなる取引データを生成してその取引データの内容を示すレシートを印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによる取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システムにおいて、
    タッチセンサパネル付の客用表示部と、
    前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する宣言手段と、
    この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引データの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段と、
    前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により前記取引データの内容でよいと選択されると、前記取引データを前記ICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理システム。
  2. 商品の売上登録処理を実行しその売上登録処理された商品の商品名,売価,数量,売上合計金額等からなる取引データを生成してその取引データの内容を示すレシートを印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによる取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システムにおいて、
    タッチセンサパネル付の客用表示部と、
    前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する宣言手段と、
    この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引データの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段と、
    前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により前記取引データの内容でよいと選択されると、前記取引データのデータ量と前記ICカードの記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、
    このデータ量比較手段により前記ICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断された場合、前記取引データを前記ICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、
    前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より小さいと判断された場合、前記印字部で前記取引データの内容を示すレシートを印字するレシート発行手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理システム。
  3. 商品の売上登録処理を実行しその売上登録処理された商品の商品名,売価,数量,売上合計金額等からなる取引データを生成してその取引データの内容を示すレシートを印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによる取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システムにおいて、
    タッチセンサパネル付の客用表示部と、
    前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する宣言手段と、
    この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引データの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段と、
    前記客用表示部にレシートが必要か否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させるレシート要否表示手段と、
    前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により前記取引データの内容でよいと選択されるとともに前記レシートが必要であると選択されると、前記取引データを前記ICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理システム。
  4. 商品の売上登録処理を実行しその売上登録処理された商品の商品名,売価,数量,売上合計金額等からなる取引データを生成してその取引データの内容を示すレシートを印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによる取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システムにおいて、
    タッチセンサパネル付の客用表示部と、
    前記取引データのデータ量と前記ICカードの記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、
    このデータ量比較手段により前記ICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断された場合、前記客用表示部に前記取引データを前記ICカードの記憶部に記憶させるか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させるカード記憶可否表示手段と、
    前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により前記取引データを前記ICカードに記憶させることが選択されると、前記取引データを前記ICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、
    前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より小さいと判断された場合、及び前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により前記取引データを前記ICカードに記憶させないことが選択された場合、前記印字部で前記取引データの内容を示すレシートを印字するレシート発行手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理システム。
  5. 商品の売上登録処理を実行しその売上登録処理された商品の商品名,売価,数量,売上合計金額等からなる取引データを生成してその取引データの内容を示すレシートを印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによる取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システムにおいて、
    タッチセンサパネル付の客用表示部と、
    前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する宣言手段と、
    この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引データの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段と、
    前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により前記取引データの内容でよいと選択されると、前記取引データのデータ量と前記ICカードの記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、
    このデータ量比較手段により前記ICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断された場合、前記取引データを前記ICカードの記憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、
    前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断された場合、前記客用表示部にレシートが必要か否かを客に選択さるためのボタン画像を表示させるレシート要否表示手段と、
    前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により前記レシートが必要であると選択された場合、及び前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ量より小さいと判断された場合、前記印字部で前記取引データの内容を示すレシートを印字するレシート発行手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理システム。
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