JP2000251154A - 電子現金取引処理装置 - Google Patents

電子現金取引処理装置

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JP2000251154A
JP2000251154A JP5349299A JP5349299A JP2000251154A JP 2000251154 A JP2000251154 A JP 2000251154A JP 5349299 A JP5349299 A JP 5349299A JP 5349299 A JP5349299 A JP 5349299A JP 2000251154 A JP2000251154 A JP 2000251154A
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Tatsuya Osawa
達也 大澤
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Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は電子財布カードの残額で購入でき
る商品の商品メッセージを表示し、顧客へのサービスと
販売促進を向上させる電子現金取引処理装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 電子財布カードCに記憶された所持金額
から、お客が購入した取引額を減算手段(ST9)によ
り減算し残額を求め、この残額とメッセージファイル内
の取引額とを比較判別手段(ST10)により比較し、
前記残額内で購入可能な商品の商品のメッセージを表示
手段(ST11)により表示することで、客に対する商
品情報のサービスと販売促進を図るようにした電子現金
取引処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨幣に代えてIC
カードからなる電子財布カードに電気的情報として、電
気的に記憶(つまり格納)された現金(つまり所持金)
に基づいて取り引きを行う電子現金取引処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子化された貨幣価値情報つまり
電子現金情報を記憶するICカードからなる電子財布カ
ードを利用して、商取引で発生した代金の決済つまり支
払いを処理する電子現金取引が実用化されつつある。
【0003】従来、電子財布カードに電気的に格納され
た現金情報に基づいて決済する電子財布カードによる取
り引きシステムにおける前記現金情報のやり取りは、支
払い者(使用者)である個人が、現金情報が貯えられた
電子財布カードを携行して店頭を訪れ、それぞれ店頭に
設置してあるPOS端末等を用いて電子財布カードの現
金情報に基づいて決済をやり取りするようになってい
る。
【0004】ところで、販売促進及び顧客(以下単に客
という)への商品情報サービス等を図るために客の買い
上げた商品の代金の精算(決済)のために、POS端末
機、電子機器キャッシュレジスタ(以下POS端末機と
いう)等においてなされる商品登録時に、これらPOS
端末機に設けたディスプレイに買い上げ商品の単価や合
計等の取引情報とは別に各種宣伝等のコマーシャルメッ
セージをディスプレイに表示することが従来より行われ
ている。
【0005】また従来よりPOS端末機で印字されるレ
シートには、買い上げ商品の明細の他に、予め登録した
商店のPRや商品情報に関するメッセージ等を付記でき
るようになっている。また、近頃、コンビニエンススト
ア等に設置されたPOS端末機では、買い物客が見える
位置に大きい表示部を付設し、そこに商品のコマーシャ
ル画像等をコマーシャルとして表示できるようになって
いる。これらは、商店のイメージ向上や商品の売上促進
および客への商品情報のサービスに寄与している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
マーシャルメッセージは一般客でも特定客でも同一の内
容であり、また、客用表示装置に表示する広告、PR等
の内容は予め定められた内容を流すつまり表示するだけ
であった。また、一般的には一度入力されたメッセージ
や画像をそのまま長期間変更せず使用することが多かっ
た。このため、これらのコマーシャル情報は客にとって
しだいに情報価値の低いものとなり、歓心がもたれなく
なり、よって、いわゆるコマーシャル効果が乏しいもの
となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、請求項1記載の発明は、商取引で
発生した金額データを格納した電子財布カードを用いて
支払いをする電子現金取引処理装置において、前記電子
財布カードから読出手段によって読み出された金額を記
憶する金額記憶手段と、商品価格を商品コードと対応さ
せて記憶する商品価格記憶部を有する商品ファイルと、
入力手段から入力される商品コードに対応する商品価格
を前記商品価格記憶部から読み出して累計記憶する累計
金額記憶手段と、前記金額記憶手段に記憶された金額か
ら前記累計金額記憶手段に記憶された累計額に基づく累
計の取引額を減算する減算手段と、この減算手段により
減算された残額を記憶する残額記憶部と、一商品の取引
額に対応してその商品のメッセージを記憶するメッセー
ジファイルと、前記残額記憶部に記憶された残額と前記
メッセージファイル内の取引額を比較する比較判別手段
と、この比較判別手段により、前記メッセージファイル
に記憶されている取引額の中から前記残額で取引可能な
取引額の商品を抽出し、この抽出された商品に対応する
商品メッセージを表示する表示手段とを備えた電子現金
取引処理装置としたものである。
【0008】このように請求項1記載の発明は、電子財
布カードにより金銭の授受が行われた客に対して、締め
処理が行われた時の電子財布カードに新たな所持額とし
て格納される残額とメッセージファイル内の取引額とを
比較し、前記残額内で購入可能な商品を表示手段に表示
することで、客が現在または次回店を訪れたときに、残
額で購入可能な商品の商品情報のサービスを提供でき、
販売促進に寄与できるという作用を有するものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、商取引で発
生した金額データを格納した電子財布カードを用いて金
額データの支払いをする電子現金取引処理装置におい
て、前記電子財布カードから読出手段によって読み出さ
れた金額を記憶する金額記憶手段と、商品価格を商品コ
ードと対応させて記憶する商品価格記憶部を有する商品
ファイルと、入力手段から入力される商品コードに対応
する商品価格を前記商品価格記憶部から読み出して累計
記憶する累計金額記憶手段と、前記金額記憶手段に記憶
された金額から前記累計金額記憶手段に記憶された累計
額に基づく累計の取引額を減算する減算手段と、この減
算手段により減算された残額を記憶する残額記憶部と、
一商品の取引額と,この取引額の商品メッセージおよび
優先順位情報を記憶する優先順位記憶部を有するメッセ
ージファイルと、前記残額記憶部に記憶された残額と前
記メッセージファイル内の取引額を比較する比較判別手
段と、この比較判別手段により、前記メッセージファイ
ルに記憶されている取引額の中から前記残額で取引可能
な取引額の商品を抽出し、この抽出された商品のメッセ
ージを前記優先順位記憶部に記憶された優先順位情報に
基づいて表示手段に順次表示する表示制御手段とを備え
た電子現金取引処理装置としたものである。
【0010】このように、請求項2では、メッセージフ
ァイル内の商品の中から、広告したい商品に優先順位を
付けることで、電子財布カードの残額内で購入可能な商
品の中から、特にPRしたい商品に関する情報を表示手
段に表示させることで、客への商品情報のサービスがで
き、販売促進に寄与できるという作用を有するものであ
る。
【0011】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
2記載の発明において、商取引で発生した取引情報と、
前記表示制御手段により指定された商品メッセージのう
ち前記優先順位記憶部の最先の順位の商品メッセージと
をレシート用紙に印字する印字手段とを備えた電子現金
取引処理装置としたものである。
【0012】このように、請求項3では、請求項2記載
のシステムにおいて、商取引で発生した取引情報と、前
記表示制御手段により指定された商品メッセージのうち
前記優先順位記憶部の最先の順位の商品メッセージとを
レシート用紙に印字する印字手段を設けたことから請求
項2記載の発明の作用に加えて、電子財布カードの残額
で購入可能な商品の中から特に広告したい商品情報をレ
シート印字することで、客への商品情報のサービスがで
き、販売促進に寄与できるという作用を有するものであ
る。
【0013】また、請求項4記載の発明は、商取引で発
生した金額データを格納した電子財布カードを用いて金
額データの支払いをする電子現金取引処理装置におい
て、前記電子財布カードから読出手段によって読み出さ
れた金額を記憶する金額記憶手段と、キーボード上の締
め処理キーが押下されたことに応じて計時を開始する計
時手段と、コマーシャルメッセージが予め格納されたコ
マーシャルファイルと、商品価格を商品コードに対応さ
せて記憶する商品価格記憶部を有する商品ファイルと、
入力手段から入力される商品コードに対応する商品価格
を前記商品価格記憶部から読み出して累計記憶する累計
金額記憶手段と、前記金額記憶手段に記憶された金額か
ら前記累計金額記憶手段に記憶された累計額に基づく累
計の取引額を減算する減算手段と、この減算手段により
減算された残額を記憶する残額記憶部と、一商品の取引
額に対応してその商品のメッセージを記憶するメッセー
ジファイルと、前記残額記憶部に記憶された残額と前記
メッセージファイル内の商品価格を比較する比較判別手
段と、この比較判別手段により、前記メッセージファイ
ルに記憶されている取引額の中から前記残額で取引可能
な取引額の商品を抽出し、この抽出された商品に対応す
る商品メッセージを表示する表示手段と、前記計時手段
による計時時間が予め設定された時間を経過したとき、
前記表示手段に表示された商品メッセージを、前記コマ
ーシャルファイル内のコマーシャルメッセージの表示に
切り換えるとともに、前記計時手段による計時時間が予
め設定された時間の経過前に、次客の取り引きの開始が
宣言されたことにより商品メッセージをコマーシャルメ
ッセージに切り換える表示切り換え手段とを備えた電子
現金取引処理装置としたものである。
【0014】このように、請求項4記載の発明は、計時
手段による設定時間が経過した際および次客の取り引き
開始がされた際に、商品メッセージからコマーシャルメ
ッセージに切り換わり、計時手段による設定時間が経過
する前に次客の取り引きの開始が宣言されたことにより
商品メッセージからコマーシャルメッセージに切り換わ
ることから、電子財布カードで精算する客に対して、カ
ードに記憶されている金額に応じた特別な広告や商品P
Rによる商品情報をサービスできるとともに、電子財布
カード以外で精算する客へはコマーシャル情報サービス
ができ、販売促進に寄与できるという作用を有するもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電子現金取引処理
システムを用いた第1の実施の形態を図1ないし図7に
基づいて説明する。
【0016】図1は本実施の形態における電子現金取引
処理を行うPOS(Point Of Sales:販売時点情報管
理)端末機を主体とした電子現金取引処理装置本体1
と、ICカードからなる電子財布カードCに対してデー
タの読取り及び書込みを行うICカード処理端末2とか
らなり、両者はインターフェースケーブル3で接続され
ている。
【0017】前記電子現金取引処理装置本体1は、ドロ
ワ4上に形成されている本体ハウジング5の上面手前側
に電子現金取引処理に必要な各種キー(テンキー6a,
確認キー6b,取消キー6c,締め処理キー6d等)を
配設した入力手段としてのキーボード6が配置され、そ
の後方にキー入力データ等を表示するキャッシャー用つ
まり店用表示器7が配置され、その背面に表示手段とし
ての客用表示器8が支柱9に支持された状態で配置され
ている。さらに、前記本体ハウジング5の左方内部には
レシートR(図11参照)や電子現金取引伝票等を印字
発行する印字手段としてのレシートプリンタ10(図2
参照)およびジャーナルプリンタ11が設けられてお
り、レシートプリンタ10の近傍にレシート発行口12
がジャーナルプリンタ11(図2参照)近傍に印字状態
を確認するジャーナル確認窓13が設けられている。ま
た、客用表示器8には、図6に示すように表示部14が
設けられており、この表示部14は、下側1/3の領域
がメッセージ表示領域14aとされ、上側2/3の領域
が単価や合計等の取引情報表示領域14bとされてい
る。
【0018】また、図2に示すように、これらの入出力
デバイスを含む電子現金取引処理装置全般の動作を制御
し、電子現金取引処理を実行するCPU(Center Proce
ssing Unit)15を搭載している。
【0019】また、前記CPU15の制御プログラムな
どを格納したROM(Read Only Memory)16、各種デ
ータを一時格納するメモリエリア17などを有するRA
M(Random Access Memory)18、前記インターフェー
スケーブル3を介してICカード処理端末2との間で行
うデータ通信を制御する通信インターフェース19、前
記キーボード6からのテンキー6aの入力信号を取込む
キーボードコントローラ20、前記店用表示器7および
客用表示器8のデータ表示を制御する表示コントローラ
21、前記レシートプリンタ10およびジャーナルプリ
ンタ12による印字動作を制御するプリンタコントロー
ラ22、オンライン接続された銀行等の金融機関のホス
トコンピュータとのデータ伝送を制御する伝送コントロ
ーラ23、時間を計時する計時手段としてのタイマー2
4を制御するタイマーコントローラ25などを搭載して
いる。そして、前記CPU15と、ROM16,RAM
18,通信インターフェース19および各コントローラ
20〜23及び25とを、アドレスバス、データバスな
どのバスライン26で接続して、電子現金取引処理装置
本体1の制御回路を構成している。
【0020】前記ICカード処理端末2は、読出手段と
してのキーボード27、表示器28及びICカードリー
ダライタ29を備えている。また、ICカードリーダラ
イタ29に電子財布カードCが装着されているか否かを
検知するカードセンサ30を設けている。またICカー
ド処理端末2のキーボード27には、テンキー27aの
他に、電子財布カードCの所有者が電子現金取引の内容
を確認し了承した際に押下する確認キー27bや、電子
現金取引の内容を確認し取りやめる際に押下する取消キ
ー27c等が配設されている。
【0021】そして、図2に示すように、これらの入出
力デバイスを含むICカード処理端末全般の動作を制御
するCPU31を搭載している。また、前記CPU31
の制御プログラムなどを格納したROM32、各種デー
タを一時格納するメモリエリア33など有するRAM3
4、前記インターフェースケーブル3を介して電子現金
取引処理装置本体1との間で行うデータ通信を制御する
通信インターフェース35、前記キーボード27からテ
ンキー27a等の入力信号を取込むキーボードコントロ
ーラ36、前記表示器28のデータ表示を制御する表示
コントローラ37、前記ICカードリーダライタ29の
カードデータ読取り動作及びカードデータ書込み動作を
制御するカードリーダライタコントローラ38、前記カ
ードセンサ30からの信号を入力する入力ポート39な
どを搭載している。そして、前記CPU31と、ROM
32,RAM34,通信インターフェース35,入力ポ
ート39および各コントローラ36〜38とを、アドレ
スバス,データバスなどのバスライン40で接続して、
ICカード処理端末2の制御回路を構成している。
【0022】図3(a)は前記電子現金取引処理装置1
のRAM18に形成される主要なメモリエリア17を示
す概念図である。同図において、商品ファイル41は、
各商品の商品コードを格納する商品コードエリア41a
(図4参照)と、この商品コードに対応した商品価格
(単価)を格納する商品価格記憶部としての商品価格格
納エリア41b及び商品名を格納する商品名エリア41
cを有しており、また、累計金額記憶エリア42は、前
記商品ファイル41から読み出された商品の商品価格の
累計額を記憶(格納)するものであり累計金額記憶手段
を構成するものである。また、残額記憶部である残額記
憶エリア43はキーボード6から商品情報が入力された
際、前記電子財布カードCに格納された所持金額から、
前記累計金額記憶エリア42に記憶されている前記入力
された商品の累計額に基づく累計の取引額(累計額から
算出された消費税額を合計した額)が減算された残額を
記憶しておくためのエリアである。
【0023】また、メッセージファイル44は、図5に
示す各商品コードを格納する商品コードエリア44a
と、この商品コードに対応した一商品の取引額を格納す
る取引額格納エリア44bと、この取引額に対応した商
品メッセージデータを格納する商品メッセージデータ格
納エリア44cを有している。また、コマーシャルファ
イル45は、予め設定時間毎に切り変わるコマーシャル
メッセージが記憶されているエリアである。なお、46
は、電子財布カードCに格納されている所持金額を一時
記憶する金額記憶手段としての電子財布カード金額記憶
エリアである。また、前記メッセージファイル44内の
取引額格納エリア44bに設定された一商品の取引額は
商品価格に消費税分(5パーセント)を合計した額であ
り、商品メッセージデータ格納エリア44cに格納され
た商品メッセージの金額は消費税分が加算されていない
金額が格納されている。つまり、商品エリアコード44
a内の商品コードが002の場合、実際の商品価格であ
る商品メッセージデータ格納エリア44Cで格納された
商品価格28,000円に消費税額を加算した29,4
00円が一商品の取引額として取引額格納エリア44b
に設定されている。
【0024】図3(b)は、ICカード処理端末2のR
AM34に形成される主要なメモリエリア33を示す概
念図である。同図において、電子金額情報記憶エリア4
7は、電子財布カードCに記憶されている金額情報を読
み出し記憶するエリアであり、暗証番号記憶エリア48
は、電子財布カードC内の電子金額情報を読み出すため
の4桁の番号を記憶するエリアである。
【0025】このような構成において、 客は買い上げ
た商品を精算するために電子現金取引処理装置本体1の
設置場所に赴き、所有する電子財布カードCをICカー
ド端末2に挿入すると、表示器28に暗証番号の入力を
促す画面が表示され、客はキーボード27のテンキー2
7aで4桁の暗証番号を入力する(表示器26には暗証
番号が他者に見られないように4桁の*記号が表示され
る)。正しい番号が入力されると、電子財布カードCに
格納されている金額つまり所持金額が表示器28に表示
され、この所持金額が電子現金処理装置本体1の電子財
布カード金額記憶エリア46に格納される。その後、キ
ャッシャーによって購入商品の登録が行われ、キーボー
ド6上の締めキー6dが押下されると、その購入代金つ
まり累計された商品の累計額が累計金額記憶エリア42
に格納され、この累計額に消費税額を加算した累計の取
引額を、電子財布カード金額記憶エリア46に格納され
た所持金額から減算し、この減算された残額は一旦残額
記憶エリア43に記憶される。そして、前記残額はメッ
セージファイル44内に設定された取引額格納エリア4
4bの一商品の取引額と比較され、残額で取引可能な商
品を抽出、つまり残額以下の取引額と対応する商品を順
次、客用表示器7の表示部14aに表示し、その後、残
額はICカード処理端末2の電子金額情報記憶エリア4
7に記憶され、ついで電子財布カードCに書き込まれ
る。
【0026】このように、電子財布カードCに格納され
新たな所持金額となる残額以下であるメッセージファイ
ル44内の取引額の商品に対応する商品メッセージが客
用表示器8に表示されることで、客に対する商品の広告
つまり商品情報のサービスを効果的に示すことができ、
また、この商品情報のサービスによって販売促進がなさ
れるものである。
【0027】次に、図7のフローチャートを用いてサー
ビス情報メッセージ表示処理を詳細に説明する。まず、
ST(ステップ)1では、コマーシャルファイル45に
記憶されているコマーシャルメッセージが客用表示器8
の表示部14のメッセージ表示領域14aに表示されて
おり、この状態において電子財布カードCにより買い物
をした顧客が精算するために、ST2でICカード処理
端末2に電子財布カードCを挿入する。するとICカー
ド処理端末2の表示器28に「暗証番号を入力して下さ
い。」の旨の表示がされ、顧客はテンキー25aにより
4桁の暗証番号を入力する。表示器28には他者が見て
も解らないように「****」で4桁の暗証番号の入力
が表示される。この暗証番号が正しいと電子財布カード
Cに格納されている所持金額が読み出され前記電子金額
情報記憶エリア47に記憶され、この所持金額が表示器
28に表示されるとともに、電子現金取引処理装置本体
1の電子財布カード金額記憶エリア46に転送される
(ST3)。
【0028】その後、ST4でキャッシャーは顧客の買
い上げた商品を登録し、締め処理キー6dが押下される
まで登録は繰り返され、ST5で、前記締め処理キー6
dが押下されると登録が終了したと判断し、ST6で客
の買い上げ商品の累計額が算出されて累計金額記憶エリ
ア42に格納され、ST7で前記累計額に消費税額を加
算した累計の取引額が算出される。この時、タイマー2
4が作動しされ計時が開始される(ST8)。その後、
減算手段であるST9で、前記電子財布カード金額記憶
エリア46に格納された電子財布カードC内の所持金額
から前記累計金額記憶エリア42に格納された取引額を
減算し、この残額が残額記憶エリア43に格納され、こ
の残額は比較判別手段であるST10でこの残額と前記
メッセージファイル44内の取引額格納エリア44bの
一商品の取引額とが順次比較され、この取引額のうち前
記残額以下の商品に対する商品メッセージデータ格納エ
リア44c内に格納されている商品メッセージが前記表
示器14のメッセージ表示領域14aに順次表示される
(ST11)。また、前記残額がゼロまたは前記取引額
格納エリア44bに格納されている一商品の取引額未満
である場合は前記商品メッセージは表示されず、タイマ
ー24をリセットする(ST12)。そして、ST13
でタイマー24が所定時間を計時したか否かが判断さ
れ、計時されているときはST15に進みコマーシャル
ファイル45のコマーシャルメッセージをメッセージ表
示領域14aに表示させる。またST13で計時されな
いときはST14に進み、電子財布カードCによって精
算する次客の登録処理の開始宣言(締め処理キー6dが
押下された後の最初のキー入力があった時)がされたか
否かを判断する。
【0029】その後、ST13でタイマー24が所定時
間計時されていないと判断され、また、宣言がされてい
ないと判断されたときはST11に戻り、ST14で次
の客に対する登録(テンキー6a等の押下)が始まるま
で、メッセージファイル44内の商品メッセージをコマ
ーシャルメッセージに換えて商品が客用表示器8のメッ
セージ表示領域14aにつぎつぎに表示し、タイマー2
4に設定された時間を超過するとタイマー24がOFF
されST14で宣言がされたと判断されるとST15に
進み、表示器14のメッセージ表示領域14aに表示さ
れている商品メッセージに換えて、前記コマーシャルフ
ァイル45に登録されたコマーシャルメッセージを表示
し、戻り処理を終了する。なお、ST11は前記表示手
段である客用表示器8を動作させる手段であり、ST1
5が表示切り換え手段に相当する。
【0030】上記処理を、図6に示す客用表示器8の画
面を用いて説明すると、現在電子財布カードC内に所持
金額が30,000円あるとする。そこで、カセットテ
ープを2つ購入する際に、お客は電子財布カードCをI
Cカード処理端末2のICカードリーダライタ29に挿
入し、表示器28の表示内容により4桁の暗証番号を入
力すると、前記所持金額である30,000円が電子現
金取引処理装置1のRAM18のメモリエリア17の電
子財布カード金額記憶エリア46に格納される。その
後、キャッシャーの商品の登録つまり、カセットテープ
の商品コードと個数(2個)をテンキー6aによって入
力する。すると、商品ファイル41からカセットテープ
の価格(単価)が読み出され、この価格と、個数が累計
金額記憶エリア42に格納されるとともに前記価格と個
数が客用表示器8の取引情報表示領域14bに表示さ
れ、締め処理キー6dの押下で消費税5パーセントが計
算され、この消費金額と消費総額が加算された合計額が
客用表示器8の取引情報表示領域14bに表示されると
ともにレシート印字される。その後、この合計額588
円を電子財布カード金額記憶エリア46に格納された所
持金額30,000円から減算することで残額29,4
12円が算出され、この残額は客用表示器8の取引情報
表示領域14bに表示され、また、この残額記憶エリア
43に格納される。その後、この残額記憶エリア43に
格納された残額と、メッセージファイル44内の取引額
格納エリア44b内の取引額とが比較され、取引額が残
額以下の価格29,400円である商品No.エリア4
4aの002の商品メッセージが表示部14のメッセー
ジ表示領域14aに表示される(例えば、新登場 世界
最軽量カメラ 28,000円)。なお、前記商品N
o.エリア44aの002の商品メッセージの表示が予
め定められた時間(例えば3〜5秒)経過すると前記残
額以下の商品メッセージが順次表示されるようになって
いる。
【0031】従って、この第1の実施例では、電子財布
カードCで購入した際の残額と、メッセージファイル4
4の取引額格納エリア44b内の一商品の取引額とを比
較して、前記残額以下の取引額の商品メッセージを客用
表示器8のメッセージ表示領域14aに表示すること
で、電子財布カードCを持った客が現在の所持金額で何
が購入できるかを把握することができる。
【0032】次に本発明の第2の実施の形態について図
8及び図9を用いて説明する。なお、前記第1の実施例
の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示
す。第2の実施例では、図8に示すように、メッセージ
ファイル44に優先順位記憶部としての優先順位エリア
44dを設けたものであり、この優先順位エリア44d
に優先順位を定める優先順位情報である数字を設定する
ことで店側がお客に特にPRしたい商品の商品メッセー
ジを優先順位情報に従って客用表示器8に表示されるよ
うになっている。つまり前記優先順位エリア44dに示
す最先の順位の数字(置数番号「1」が最先)と対応す
るメッセージファイル44内の商品メッセージデータ格
納エリア44cの商品メッセージデータが順次電子現金
取引処理装置1の客用表示器8の表示部14のメッセー
ジ表示領域14aに表示される。
【0033】従って、この第2の実施例の形態では、前
記優先順位エリア44dに設定されていない数値により
客用表示器8に表示される順番が変わることになる。例
えば、残額記憶エリア43に格納された残額が31,0
00円の場合、一商品の取引額が31,500円の商品
の商品メッセージデータが表示可能であるが、前記優先
順位エリア44dの数字が「1」である取引額29,4
00円の商品に対する商品メッセージデータ格納エリア
44cに格納された商品メッセージデータに基づく商品
メッセージが客用表示器8に表示され、次に前記優先順
位エリア44dに設定されている数字が「2」に対応す
る商品メッセージデータ格納エリア44cに格納されて
いる商品メッセージデータに基づく商品メッセージが表
示される。なお、商品メッセージは残額に応じて定まる
前記優先順位のうち最先の順位から順に表示されるもの
である。
【0034】次にこの第2の実施の形態における電子現
金取引処理を図9のフローチャートを参照して説明す
る。なお、電子現金取引処理装置1およびICカード端
末2は上記第1の実施の形態と同様である。また、図9
のフローチャートはST31を除く他の処理は上記第1
の実施の形態と同様の処理であることからその説明を省
略する。商品の登録が終了し、ST30の比較判別手段
により残額とメッセージファイル44内の取引額格納エ
リア44bの一商品の取引額とを比較し、残額よりも小
さい取引額の商品の中から次に優先順位エリア44dの
数字の検索を行う。その後、ST31の表示制御手段で
数字が一番小さいものから順に商品メッセージを客用表
示器8の表示部14のメッセージ表示領域14aに表示
される。その後、ST33でタイマー24が所定時間を
計時したか否かが判断され、計時されていないときは、
ST34で次の客に対する登録を行う宣言がなされたか
否か判断され、宣言がされていると判断されると、ST
35でメモリエリア17内のコマーシャルファイル45
に設定されたコマーシャルメッセージデータに基づくコ
マーシャルメッセージが客用表示器8の表示部14のメ
ッセージ表示領域14aに表示される。つまり、商品メ
ッセージがコマーシャルメッセージに切り換わる。ま
た、ST34で次客の登録宣言がされていないと判断す
ると、ST31に戻り商品メッセージが表示し続けられ
【0035】このように、前記メッセージファイル44
内に優先順位エリア44dを設けたことにより、電子財
布カードCの残額内である登録商品の価格の中から店側
が特に客に対してアピールしたい商品のメッセージを優
先的に客用表示器8に表示可能にしたことで、客に対す
る商品の購買意欲が増すことができる。
【0036】次に、本発明の第3の実施の形態について
図10及び図11を用いて説明する。なお、電子現金取
引処理装置1およびICカード処理端末2は上記第1の
実施の形態と同様である。第3の実施の形態では第2の
実施の形態で示した、図8のメッセージファイル44内
の優先順位エリア44dを利用するものである。
【0037】次にこの第3の実施の形態における電子現
金取引処理を図10のフローチャートを用いて示す。な
お、このフローチャートにおけるST53の処理以外は
上記第2の実施の形態と同様な処理であるのでその説明
を省略する。商品の登録が終了し、ST50の比較判別
手段により残額とメッセージファイル44内の取引額格
納エリア44bの取引額とを比較し、残額以下の取引額
の商品の中から次に優先順位エリア44dの数字の検索
を行う。その後、ST51の表示制御手段で数字が一番
小さいものから順に商品メッセージを客用表示器8の表
示部14のメッセージ表示領域14aに表示され、印字
手段としてのST53で、前記レシートプリンタ10に
より図11に示すようにレシートRの後端部分に、前記
優先順位エリア44dの数字の一番小さいものつまり優
先順位の商品メッセージが印字出力される。つまり、前
記ST51で客用表示器8の表示部14のメッセージ表
示領域14aに最初に表示された商品メッセージがレシ
ートRの後端部分に印字される。その後、ST54でタ
イマー24が所定時間を計時したか否かが判断され、計
時されていないときは、ST55で次の客に対する登録
を行う宣言がなされたか否か判断され、宣言がされてい
ると判断されると、ST56でメモリエリア内のコマー
シャルファイル45に設定されたコマーシャルメッセー
ジデータに基づくコマーシャルメッセージが客用表示器
8の表示部14のメッセージ表示領域14aに表示され
る。つまり、商品メッセージがコマーシャルメッセージ
に切り換わる。
【0038】従って、この第3の実施の形態では、図1
1に示すようにメッセージファイル44内の優先順位エ
リア44d内の数字が一番小さいものの商品メッセージ
(例えば、「新登場 世界最軽量 カメラ 28,000
円」)がレシートRに印字することで、客への商品のP
Rにつながる。
【0039】なお、本発明は前記第1および第3の実施
の形態においては、タイマーのカウントアップまたは次
の登録宣言により表示画面の内容を切り換えたが、電子
財布カードをICカード処理端末から取り出した(引き
抜いた)時に表示を切り換える構成にしてもよい。ま
た、金額(残額)以下で購入商品に関係の深い商品を表
示してもよい構成にすることで、買い忘れ防止、サービ
ス向上、販売促進に寄与できるという利点がある。ま
た、その日限りの特売品で残額以下の特売品の特売情報
を表示可能にすることで、客に対する商品の購買意欲が
増すことも可能である。さらに、決済時間が短いことか
ら複数の商品(金額以下の商品)を同等に複数表示させ
るようにしてもよい構成にすることで、短時間の間に多
くの情報が表示し販売促進に寄与できるという利点があ
る。また、本発明の実施例ではICカードからなる電子
財布カードを用いたが、磁気カードを用いたものでも対
応可能であることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、電子財布カードにより金銭の授受が行われ
た客に対して、締め処理が行われた時の電子財布カード
に新たな所持額として格納される残額とメッセージファ
イル内の一商品の取引額とを比較し、前記残額内で購入
可能な商品を表示手段に表示することで、客が現在また
は次回店を訪れたときに、残額で購入可能な商品の商品
情報のサービスを提供でき、販売促進に寄与できるとい
う効果を有するものである。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、商品
ファイル内の商品の中から、広告したい商品に優先順位
を付けることで、電子財布カードに新たな所持額として
格納される残額内で購入可能な商品の中から、特にPR
したい商品に関する情報を表示手段に表示させること
で、客への商品情報のサービスができるとともに販売促
進に寄与できるという効果を有するものである。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の発明の効果に加えて、電子財布カードの残額
で購入可能な商品の中から特に広告したい商品情報をレ
シート印字することで、客への商品情報のサービスがで
き、販売促進に寄与できるという効果を有するものであ
る。
【0043】また、請求項4記載の発明によれば、計時
手段による設定時間が経過した際および次客の取り引き
開始がされた際に、コマーシャルメッセージから商品メ
ッセージに切り換わり、計時手段による設定時間が経過
する前に次客の取り引きの開始が宣言されたことにより
商品メッセージからコマーシャルメッセージに切り換わ
ることから、電子財布カードで精算する客に対して、カ
ードに記憶されている金額に応じた特別な広告や商品P
Rによる商品情報をサービスできるとともに、電子財布
カード以外で精算する客へはコマーシャル情報サービス
ができ、販売促進に寄与できるという効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子現金取引処理
装置の斜視図。
【図2】図1に示す電子現金取引処理装置の制御構成を
示すブロック図。
【図3】(a)電子現金取引処理装置における主要なメ
モリの構成を示す図。 (b)ICカード処理端末における主要なメモリの構成
を示す図。
【図4】前記電子現金取引処理装置のメモリのうちの商
品ファイルの構成を示す図。
【図5】前記電子現金取引処理装置のメモリのうちのメ
ッセージファイルの構成を示す図。
【図6】前記電子現金取引処理装置の客用表示器の表示
部を示す図。
【図7】前記電子現金取引処理装置の動作を示すフロー
チャート
【図8】第2の実施の形態の電子現金取引処理装置のメ
モリのうちのメッセージファイルの構成を示す図。
【図9】第2の実施の形態の電子現金取引処理装置の動
作を示すフローチャート。
【図10】第3の実施の形態の電子現金取引処理装置の
動作を示すフローチャート。
【図11】前記第3の実施の形態の電子現金取引処理装
置を使用した際に出力されたレシート図。
【符号の説明】
1 電子現金取引処理装置 2 ICカード処理端末(読出手段) 6 キーボード(入力手段) 6d 締め処理キー 8 客用表示器(表示器) 10 レシートプリンタ(印字手段) 24 タイマー(計時手段) 27 キーボード(読出手段) 41 商品ファイル 41a 商品コードエリア 41b 商品価格格納エリア(商品価格記憶部) 42 累計金額記憶エリア(累計金額記憶手段) 43 残額記憶エリア(残額記憶部) 44 メッセージファイル 44b 取引額格納エリア 44d 優先順位エリア(優先順位記憶部) 45 コマーシャルファイル 46 電子財布カード金額記憶エリア(金額記憶手
段) ST8,ST28,ST48 計時手段 ST9,29,49 減算手段 ST10,30,50 比較判別手段 ST11,ST31,ST51 表示手段 ST15,35,56 表示切り換え手段 ST31,51 表示制御手段 ST53 印字手段 C 電子財布カード R レシート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商取引で発生した金額データを格納した
    電子財布カードを用いて支払いをする電子現金取引処理
    装置において、 前記電子財布カードから読出手段によって読み出された
    金額を記憶する金額記憶手段と、 商品価格を商品コードと対応させて記憶する商品価格記
    憶部を有する商品ファイルと、 入力手段から入力される商品コードに対応する商品価格
    を前記商品価格記憶部から読み出して累計記憶する累計
    金額記憶手段と、 前記金額記憶手段に記憶された金額から前記累計金額記
    憶手段に記憶された累計額に基づく累計の取引額を減算
    する減算手段と、 この減算手段により減算された残額を記憶する残額記憶
    部と、 一商品の取引額に対応してその商品のメッセージを記憶
    するメッセージファイルと、 前記残額記憶部に記憶された残額と前記メッセージファ
    イル内の取引額を比較する比較判別手段と、 この比較判別手段により、前記メッセージファイルに記
    憶されている取引額の中から前記残額で取引可能な取引
    額の商品を抽出し、この抽出された商品に対応する商品
    メッセージを表示する表示手段とを備えたことを特徴と
    する電子現金取引処理装置。
  2. 【請求項2】 商取引で発生した金額データを格納した
    電子財布カードを用いて金額データの支払いをする電子
    現金取引処理装置において、 前記電子財布カードから読出手段によって読み出された
    金額を記憶する金額記憶手段と、 商品価格を商品コードと対応させて記憶する商品価格記
    憶部を有する商品ファイルと、 入力手段から入力される商品コードに対応する商品価格
    を前記商品価格記憶部から読み出して累計記憶する累計
    金額記憶手段と、 前記金額記憶手段に記憶された金額から前記累計金額記
    憶手段に記憶された累計額に基づく累計の取引額を減算
    する減算手段と、 この減算手段により減算された残額を記憶する残額記憶
    部と、 一商品の取引額と,この取引額の商品メッセージおよび
    優先順位情報を記憶する優先順位記憶部を有するメッセ
    ージファイルと、 前記残額記憶部に記憶された残額と前記メッセージファ
    イル内の取引額を比較する比較判別手段と、 この比較判別手段により、前記メッセージファイルに記
    憶されている取引額の中から前記残額で取引可能な取引
    額の商品を抽出し、この抽出された商品のメッセージを
    前記優先順位記憶部に記憶された優先順位情報に基づい
    て表示手段に順次表示する表示制御手段とを備えたこと
    を特徴とする電子現金取引処理装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、商取
    引で発生した取引情報と、前記表示制御手段により指定
    された商品メッセージのうち前記優先順位記憶部の最先
    の順位の商品メッセージとをレシート用紙に印字する印
    字手段とを備えたことを特徴とする電子現金取引処理装
    置。
  4. 【請求項4】 商取引で発生した金額データを格納した
    電子財布カードを用いて金額データの支払いをする電子
    現金取引処理装置において、 前記電子財布カードから読出手段によって読み出された
    金額を記憶する金額記憶手段と、 キーボード上の締め処理キーが押下されたことに応じて
    計時を開始する計時手段と、 コマーシャルメッセージが予め格納されたコマーシャル
    ファイルと、 商品価格を商品コードに対応させて記憶する商品価格記
    憶部を有する商品ファイルと、 入力手段から入力される商品コードに対応する商品価格
    を前記商品価格記憶部から読み出して累計記憶する累計
    金額記憶手段と、 前記金額記憶手段に記憶された金額から前記累計金額記
    憶手段に記憶された累計額に基づく累計の取引額を減算
    する減算手段と、 この減算手段により減算された残額を記憶する残額記憶
    部と、 一商品の取引額に対応してその商品のメッセージを記憶
    するメッセージファイルと、 前記残額記憶部に記憶された残額と前記メッセージファ
    イル内の取引額を比較する比較判別手段と、 この比較判別手段により、前記メッセージファイルに記
    憶されている取引額のの中から前記残額で取引可能な取
    引額の商品を抽出し、この抽出された商品に対応する商
    品メッセージを表示する表示手段と、 前記計時手段による計時時間が予め設定された時間を経
    過したとき、前記表示手段に表示された商品メッセージ
    を、前記コマーシャルファイル内のコマーシャルメッセ
    ージの表示に切り換えるとともに、前記計時手段による
    計時時間が予め設定された時間の経過前に、次客の取り
    引きの開始が宣言されたことにより商品メッセージをコ
    マーシャルメッセージに切り換える表示切り換え手段と
    を備えたことを特徴とする電子現金取引処理装置。
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