JPH0869496A - クレジット処理装置 - Google Patents

クレジット処理装置

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JPH0869496A
JPH0869496A JP20553794A JP20553794A JPH0869496A JP H0869496 A JPH0869496 A JP H0869496A JP 20553794 A JP20553794 A JP 20553794A JP 20553794 A JP20553794 A JP 20553794A JP H0869496 A JPH0869496 A JP H0869496A
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JP
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credit
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JP20553794A
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Tsugiharu Uematsu
嗣晴 植松
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレジット支払金額が予め設定された基準金
額の範囲内であるときにはクレジット支払方法を一意的
に決定できるようにする。 【構成】 支払金額入力手段によりクレジット支払金額
が入力されるとその支払金額が予め設定された基準金額
の範囲内か否かを判別する。そして、クレジット支払金
額が基準金額の範囲外であることが判別されると支払方
法入力手段により入力されたクレジット支払方法を有効
化する。これに対し、クレジット支払金額が基準金額の
範囲内であることが判別されると予め設定されたクレジ
ット支払方法を有効化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットによる代金
支払いを処理可能なPOS(販売時点情報管理)端末,
カード認証機等のクレジット処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、クレジットによる代金支払いを
処理可能なPOS端末,カード認証機等のクレジット処
理装置は、クレジット会社が発行するクレジット会社カ
ードや銀行が発行する銀行カード等のクレジット用カー
ドのカードデータを読取るカードリーダを有するととも
に、クレジットによる支払金額及び支払い方法等のクレ
ジット支払データを入力するための各種キーが配設され
たキーボードを有している。また、クレジット会社や銀
行等のホストコンピュータとの間でオンラインによるデ
ータ通信が可能となっている。さらに、クレジット伝票
を印字発行するためのプリンタを備えている。
【0003】しかして、カードリーダによってクレジッ
ト用カードのカードデータが読取られるとともに、キー
ボードからクレジット支払データが入力されると、その
カードデータ及びクレジット支払データをオンラインで
該当するクレジット会社又は銀行のホストコンピュータ
に伝送して取引可否を問合わせる。
【0004】ホストコンピュータにおいては、カードの
会員番号が無効カードとして登録されている会員番号
か、クレジット金額がカード所有者(会員)に定められ
た取引の限度額を越えていないか等が自動的にチェック
されて取引可否が判定され、判定結果がオンラインで問
合せ元のクレジット処理装置に通知される。なお、取引
が承認された場合には、売上精算データがホストコンピ
ュータの記憶装置に登録され、後日、会員への請求がな
される。
【0005】一方、判定結果が通知されたクレジット処
理装置は、取引が承認された場合には、該当するカード
データ及びクレジット支払データに基づいてクレジット
伝票の印字データを作成し、プリンタに出力してクレジ
ット伝票を印字発行する。また、取引が承認されなかっ
た場合には、カードの取扱いを禁止する旨のメッセージ
等を表示出力して、クレジット伝票は発行しない。
【0006】ところで、クレジット支払方法としては
「一括払い」,「分割払い」,「リボルビング払い」,
「ボーナス払い」.「ボーナス・分割併用払い」等があ
るが、クレジット利用客は、クレジット支払金額が小さ
いときには「一括払い」を選択し、大きいときには「分
割払い」や「リボルビング払い」を選択するのが一般的
であった。また、ボーナス払いが可能な期間中は、クレ
ジット支払金額が小さいときには「ボーナス払い」を選
択し、大きいときには「ボーナス・分割併用払い」を選
択する者が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにクレジット
支払金額の大小によってクレジット支払方法がある程度
定まるにも拘らず、従来のこの種のクレジット処理装置
においては、オペレータは必ずクレジット利用客が選択
した支払方法を入力しなければならない面倒があった。
【0008】そこで本発明は、クレジット支払金額が予
め設定された基準金額の範囲内であるときにはクレジッ
ト支払方法を一意的に決定でき、操作の簡略化を図り得
るクレジット処理装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、会員番号等が
予め記録されているクレジット用カードに記録されたカ
ードデータを入力するカードデータ入力手段と、クレジ
ット支払金額を入力する支払金額入力手段と、クレジッ
ト支払い方法を入力する支払方法入力手段とを備え、こ
れらの入力手段により入力されたカードデータ,クレジ
ット支払金額及びクレジット支払方法により取引可否を
判定するクレジット処理装置において、支払金額入力手
段によりクレジット支払金額が入力されるとその支払金
額が予め設定された基準金額の範囲内か否かを判別する
金額判別手段と、この金額判別手段によりクレジット支
払金額が基準金額の範囲外であることが判別されると支
払方法入力手段により入力されたクレジット支払方法を
有効化する支払方法入力決定手段と、金額判別手段によ
りクレジット支払金額が基準金額の範囲内であることが
判別されると予め設定されたクレジット支払方法を有効
化する支払方法自動決定手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】このような構成を採用した本発明のクレジット
処理装置であれば、支払金額入力手段により入力された
クレジット支払金額が予め設定された基準金額の範囲外
であるときには、支払方法入力手段により入力されたク
レジット支払方法で取引可否が判定される。
【0011】これに対し、支払金額入力手段により入力
されたクレジット支払金額が前記基準金額の範囲内であ
るときには、予め設定されたクレジット支払方法で取引
可否が判定される。
【0012】従って、支払金額入力手段により入力され
たクレジット支払金額が予め設定された基準金額の範囲
内であるときには、クレジット支払方法の入力が省略で
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をカード認証機に適用した実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0014】図1はこの実施例におけるカード認証機の
外観図、図2は要部ブロック図である。かかるカード認
証機は、クレジット会社が発行するクレジット会社カー
ドや銀行が発行する銀行カード等のクレジット用カード
のカードデータを読取るカードデータ入力手段としての
カードリーダ1、クレジットによる支払金額及び支払い
方法等のクレジット支払データを入力するための各種キ
ーが配設されたキーボード2、このキーボード2からの
キー入力データ等を表示するための表示器3、及びクレ
ジット伝票を印字発行するためのプリンタ4を備えてい
る。
【0015】また、制御部本体を構成するCPU(中央
処理装置)5、このCPU5が各部を制御するためのプ
ログラムデータ等の固定的データを予め記憶してなるR
OM(リード・オンリ・メモリ)6、前記CPU5がデ
ータを一時格納するための各種メモリエリアが形成され
るRAM(ランダム・アクセス・メモリ)7、通信回線
を介してオンラインで接続されたクレジット会社や銀行
等のホストコンピュータとの間のデータ通信を制御する
通信インタフェース8、前記カードリーダ1が接続さ
れ、該カードリーダ1にて読取られたカードデータを取
込むカードリーダコントローラ1a、前記キーボード2
が接続され、該キーボード2からキー操作に対応するキ
ー信号を取込むキーボードコントローラ2a、前記表示
器3が接続され、該表示器3に表示データを送出する表
示器コントローラ3a、及び前記プリンタ4が接続さ
れ、該プリンタ4にクレジット伝票の印字データを送出
するプリンタコントローラ4a等を搭載している。
【0016】そして、前記CPU5と、ROM6,RA
M7,通信インタフェース8及び各コントローラ1a,
2a,3a,4aとは、アドレスバス,データバス等の
バスライン9を介して電気的に接続されている。
【0017】前記キーボード2には、図3に示すよう
に、データを置数するための置数キー21、置数したデ
ータを取消すためのクリアキー22、クレジット処理の
開始を宣言するためのクレジットキー23、クレジット
処理を中断させるための中断キー24、クレジット支払
金額の大小に拘らず強制的にクレジット支払方法を入力
するのを宣言するための支払入力キー25、置数したデ
ータを登録するためのエントリーキー26、取引可否の
問合せを実行するための実行キー27等の他、支払方法
入力手段28として、一括キー28a,リボルビングキ
ー28b,ボーナスキー28c,分割キー28d,ボー
ナス併用キー28eが配設されている。
【0018】因みに、一括キー28aはクレジット支払
方法「一括支払い」を入力するキー、リボルビングキー
28bはクレジット支払方法「リボルビング払い」を入
力するキー、ボーナスキー28cはクレジット支払方法
「ボーナス払い」を入力するキー、分割キー28dはク
レジット支払方法「分割払い」を入力するキー、ボーナ
ス併用キー28eはクレジット支払方法「ボーナス・分
割併用払い」を入力するキーである。
【0019】また、クレジット支払金額は、置数キー2
1によって金額を置数し、続いてエントリーキー26を
押下することによって入力する。ここに、置数キー21
及びエントリーキー26は支払金額入力手段を構成す
る。
【0020】前記RAM7には、図4に示すように、ク
レジット用カードのカードデータを一時記憶するカード
データバッファ71と、支払金額エリア72a,税・送
料エリア72b,商品区分エリア72c及び支払区分エ
リア72dからなるクレジット支払データバッファ72
が設けられている。
【0021】また、クレジット支払方法を入力するか否
かを判別するための基準金額となる支払限度額が予め設
定される支払限度額メモリ73と、クレジット支払方法
を入力しないと判別された場合に一意的に決定されるク
レジット支払い方法の支払区分コードが予め設定される
自動設定支払方法メモリ74とが前記RAM7に形成さ
れている。
【0022】しかして、このカード認証機は、クレジッ
トキー23を押下してクレジット処理の開始を宣言する
ことにより、前記CPU5が図5の流れ図に示すクレジ
ット処理を実行するようにプログラム構成されている。
【0023】すなわち、CPU5はキーボードコントロ
ーラ2aを介して入力されたキー信号によりクレジット
キー23が操作入力されたことを検知すると、先ず、S
T1としてクレジット会社カードまたは銀行カード等の
クレジット用カードのカードデータを入力するカードデ
ータ入力処理を実行し、次に、ST2として当該クレジ
ット利用客に対して設定された暗証番号を入力する暗証
番号入力処理を実行し、次にST3としてクレジット支
払いされる商品を分類する商品区分を入力する商品区分
入力処理を実行し、次に、ST4としてクレジット支払
いされる商品の金額を入力する支払金額入力処理を実行
し、次にST5としてクレジット支払いされる商品にか
かる税額,送料,手数料等を入力する税・送料入力処理
を実行し、次に、ST6としてクレジットの支払方法を
入力する支払区分入力処理を実行する。
【0024】ここで、ST1のカードデータ入力処理
は、カードリーダ1にて読取られたクレジット用カード
に記録された会員番号,会社コード,有効期限等のカー
ドデータをカードリーダコントローラ1aを介して取込
み、契約しているクレジット会社または銀行等のカード
であるか、有効期限が切れていないか等のデータチェッ
クを行い、有効なカードデータであればそのカードデー
タをカードデーターバッファ71に格納するとともに暗
証番号の入力を促すガイダンスを表示器3に表示出力し
て、ST2に進む。一方、取扱いができない会社コード
のカードデータであったり有効期限が切れている場合に
は、取扱い不可を示すガイダンスを表示器3に表示出力
して、今回のクレジット処理を終了する処理である。
【0025】なお、カードデータの入力は、置数キー2
1とエントリーキー26とによるマニュアル入力も可能
である。
【0026】ST2の暗証番号入力処理は、置数キー2
1により置数入力された所定桁数の暗証番号と該当会員
番号のクレジット利用客に対して予め設定されている暗
証番号とを照合し、一致する場合にはST3に進み、一
致しない場合には再入力を促すガイダンスを表示させて
ST2の開始に戻る処理である。
【0027】ST3の商品区分入力処理は、置数キー2
1により商品区分コードとして有効な桁数のデータが置
数され、続いてエントリーキー26が操作入力される
と、置数データはクレジットによって代金が支払われる
商品を分類する商品区分コードと見なして、クレジット
支払データバッファ72の商品区分エリア72cに格納
する処理である。
【0028】なお、ST2の暗証番号入力処理及びST
3の商品区分入力処理は、システムオプションとして省
略することも可能である。
【0029】ST4の支払金額入力処理は、置数キー2
1により商品の代金として有効な桁数のデータが置数さ
れ、続いてエントリーキー26が操作入力されると、置
数データはクレジット支払いされる商品の代金と見なし
て、クレジット支払データバッファ72の支払金額エリ
ア72aに格納する処理である。
【0030】ST5の税・送料入力処理は、置数キー2
1により税額,送料,手数料等の金額として有効な桁数
のデータが置数され、続いてエントリーキー26が操作
入力されると、置数データはクレジット支払いされる商
品の税額,送料,手数料等の金額と見なして、クレジッ
ト支払データバッファ72の税・送料エリア72bに格
納する処理である。
【0031】ST6の支払区分入力処理は、図6に示す
ように、先ず、ST61としてクレジット支払データバ
ッファ72の支払金額エリア72aに格納されているデ
ータと、税・送料エリア72bに格納されているデータ
とを加算してクレジット支払金額を算出する。
【0032】次に、ST62としてこのクレジット支払
金額と支払限度額メモリ73に予め設定されている支払
限度額とを比較する(金額判別手段)。
【0033】ここで、クレジット支払金額が支払限度額
以上の場合には、クレジット支払金額が予め設定された
基準金額の範囲(支払限度額未満)外であるので、ST
63として表示器3に支払方法の入力を促すガイダンス
を表示させる。そして、ST64として支払方法入力手
段28を構成する各キー28a〜28eのうちの1つが
操作入力されたことを検知すると、ST65としてキー
入力された支払方法の支払区分コードをクレジット支払
データバッファ72の支払区分エリア72dに格納する
(支払方法入力決定手段)。
【0034】これに対し、ST62にてクレジット支払
金額が支払限度額未満の場合には、クレジット支払金額
が基準金額範囲内であるので、ST66として自動設定
支払方法メモリ74に予め設定されている支払区分コー
ドの支払方法の項目名を表示器3に表示させるととも
に、ST67として上記自動設定支払方法メモリ74に
予め設定されている支払区分コードをクレジット支払デ
ータバッファ72の支払区分エリア72dに格納する
(支払方法自動決定手段)。
【0035】こうして、支払区分入力処理を終了したな
らば、CPU5は、キーボード2からのキー入力を待機
する。
【0036】ここで、ST7として支払入力キー25の
操作入力を検知したならば、強制的にクレジット支払方
法を入力する宣言がなされたので、ST6の支払区分入
力処理におけるST63の処理に戻り、表示器3に支払
方法の入力を促すガイダンスを表示させる。そして、支
払方法入力手段28を構成する各キー28a〜28eの
うちの1つが操作入力されたことを検知すると、クレジ
ット支払データバッファ72の支払区分エリア72dの
内容をキー入力された支払方法の支払区分コードに書換
える。その後、CPU5は、次のキー入力を待機する。
【0037】一方、ST8として実行キー27の操作入
力を検知したならば、ST9として通信インタフェース
8を動作させて、カードデータバッファ71内のカード
データに含まれる会社コードに対応するクレジット会社
または銀行のホストコンピュータに対し、カードデータ
バッファ71内のカードデータ及びクレジット支払デー
タバッファ72内のクレジット支払データを伝送してク
レジットの取引可否を問合わせる。
【0038】次に、ST10としてこの問合わせに対す
る応答を待機し、所定時間内に取引許諾応答を受信した
ならば、ST11としてクレジット支払データバッファ
72内のクレジット支払データ等に基づいてクレジット
伝票の印字データを編集し、プリンタ4に出力してクレ
ジット伝票を印字発行する。以上で、今回のクレジット
処理を終了する。
【0039】なお、ST10において通信異常等により
所定時間内に応答を受信できないか、取引不可応答を受
信した場合には、ST12として表示器3に取引不可を
示すメッセージを表示させて、今回のクレジット処理を
終了する。
【0040】このように構成された本実施例のカード認
証機においては、例えばクレジット支払金額が1000
0円未満のとき大部分の客が「一括払い」を選択すると
考えられるとすると、予め支払限度額メモリ73に支払
限度額データとして「10000」を、自動設定支払方
法メモリ74に支払方法「一括払い」の支払区分コード
をそれぞれ設定しておけばよい。
【0041】こうすることにより、クレジット業務が発
生し、クレジット利用客のカードデータ及び暗証番号が
入力されるとともに、オペレータによってクレジットに
より支払われる商品の商品区分,代金及び税・送料等が
キー操作入力されると、代金と税・送料等の金額を加算
したクレジット支払金額が10000円未満であれば、
自動的に支払方法「一括払い」の支払区分コードが支払
区分エリア72dに格納される。
【0042】このとき、表示器3には支払方法として
「一括払い」が自動的に選択されたことを示す表示がな
されるので、オペレータはクレジット利用客に支払方法
を確認し、「一括払い」であれば直ちに実行キー27を
操作する。そうすると、クレジット「一括払い」として
取引の可否判定が行われ、取引が承認されるとクレジッ
ト伝票が印字発行される。従って、この場合には顧客が
選択した支払方法を入力する操作を省略できる。
【0043】これに対し、クレジット支払総額が100
00円以上の場合には表示器3に支払方法の入力を促す
ガイダンスが表示されるので、オペレータは従来と同様
に客が選択した支払方法の入力キー28a〜28eを操
作した後、実行キー27を操作する。そうすると、選択
された支払方法のクレジットとして取引の可否判定が行
われ、取引が承認されるとクレジット伝票が印字発行さ
れる。
【0044】また、クレジット支払金額が10000円
未満であり、自動的に支払方法「一括払い」が決定され
た場合において、クレジット利用客が「一括払い」以外
の支払方法を選択した場合には、支払入力キー25を操
作する。続いて、従来と同様に客が選択した支払方法の
入力キー28b〜28eを操作した後、実行キー27を
操作する。そうすると、選択された支払方法のクレジッ
トとして取引の可否判定が行われ、取引が承認されると
クレジット伝票が印字発行される。従って、クレジット
利用客が自動設定された支払方法以外の支払方法を選択
しても簡単な操作で対処できる。
【0045】このように本実施例によれば、クレジット
支払金額が予め設定された支払限度額未満の場合には一
意的にクレジット支払方法が決定されてクレジット処理
されるので、クレジット利用客が選択した支払方法を入
力操作する手間を省略できる。
【0046】また、仮にクレジット支払金額が予め設定
された支払限度額未満であっても客が一意的に決定され
た支払方法以外の支払方法を選択した場合には、支払入
力キー25を操作することで客が選択した支払方法に変
更できるので、実用性を損ねることもない。
【0047】さらに、RAM7に支払限度額メモリ73
と自動設定支払方法メモリ74とを設け、支払限度額メ
モリ73にはクレジット支払方法を入力するか否かを判
別するための基準金額となる支払限度額を、自動設定支
払方法メモリ74にはクレジット支払方法を入力しない
と判別された場合に一意的に決定されるクレジット支払
い方法の支払区分コードをそれぞれ設定可能としたの
で、カード認証機を使用する店側で支払限度額及び自動
設定支払方法を自由に設定することができる。
【0048】なお、前記実施例では支払限度額及び自動
設定支払方法を全てのクレジット用カードで共通とした
が、支払限度額及び自動設定支払方法をクレジット用カ
ード毎に任意に設定できるようにしてもよい。
【0049】そこで次に、支払限度額及び自動設定支払
方法をクレジット用カード毎に任意に設定できるように
した本発明の他の実施例について説明する。なお、この
他の実施例においてもカード認証機の外観,制御回路構
成,キーボード等は先の実施例と共通なので、図1〜図
3を用いてその説明は省略する。
【0050】この他の実施例においては、RAM7に、
先の実施例のカードデータバッファ71およびクレジッ
ト支払データバッファ72の他に、図7に示すようにク
レジット用カードの会社コード別に支払限度額及び自動
設定支払方法を設定記憶するテーブル75を設けてい
る。
【0051】しかして、CPU5は先の実施例と同様に
図5の流れ図に示すクレジット処理を実行する。ただ
し、先の実施例とはST6の支払区分入力処理の一部が
異なる。
【0052】すなわち、この他の実施例においては、支
払区分入力処理が開始されると、図8に示すようにST
81としてクレジット支払データバッファ72の支払金
額エリア72aに格納されているデータと、税・送料エ
リア72bに格納されているデータとを加算してクレジ
ット支払金額を算出する。
【0053】次に、ST82としてカードデータバッフ
ァ71内のカードデータに含まれる会社コードを検索キ
ーとして前記設定テーブル75を検索し、該当会社コー
ドに対応する支払限度額及び自動支払設定方法の各デー
タを読出す。
【0054】その後は図6に示した先の実施例の支払区
分入力処理におけるST62〜ST67の処理と同様の
処理を、ST82にて設定テーブル75から読出した支
払限度額及び自動支払設定方法の各データに基づいて実
行する。
【0055】このように構成された他の実施例における
カード認証機であれば、クレジット会社カードや銀行カ
ード等のクレジット用カード毎に支払限度額及び自動設
定支払方法を自由に設定でき、実用性をより向上でき
る。
【0056】なお、本発明は前述した各実施例に限定さ
れるものではない。例えば、前記各実施例では本発明を
カード認証機に適用したが、クレジット処理機能を有す
るPOS端末等にも本発明を適用可能である。
【0057】また、前記各実施例ではクレジット支払金
額をクレジット支払される商品の代金の税,送料等の総
額としたが、クレジット支払される商品の金額をクレジ
ット支払金額として支払限度額と比較するようにしても
よい。
【0058】また、前記各実施例ではクレジット支払方
法を入力するか否かを判別するための基準金額を上限額
のみとし、この上限額未満の場合に一意的に支払い方法
を決定したが、基準金額の下限額も設定し、クレジット
支払金額がこの下限額から上限額までの範囲に含まれる
場合にクレジット支払い方法を一意的に決定するように
構成してもよい。
【0059】また、基準金額を複数レベルで設定し、各
レベルの基準金額に対応して支払い方法を設定すること
によって、クレジット支払金額がどの範囲に含まれるか
を調べ、該当する範囲に対応する支払い方法を一意的に
決定するようにしてもよい。
【0060】例えばクレジット支払金額が10000円
未満のとき大部分の客が「一括払い」を選択し、100
000円以上のとき大部分の客が「分割払い」を選択す
ると考えられるとすると、第1の基準金額として上限額
10000円を設定しかつそれに対応して支払方法「一
括払い」を設定し、第2の基準金額として下限額100
000円を設定しかつそれに対応して支払方法「分割払
い」を設定する。こうすることにより、クレジット支払
金額が10000円未満の取引に対しては支払方法「一
括払い」が、100000円以上の取引に対して支払方
法「分割払い」がそれぞれ自動的に決定されるので、支
払方法を入力するための操作をより簡略できる。
【0061】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ク
レジット支払金額が予め設定された基準金額の範囲内で
あるときにはクレジット支払方法を一意的に決定でき、
操作の簡略化を図り得るクレジット処理装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるカード認証機の外観
図。
【図2】 同実施例の要部ブロック図。
【図3】 同実施例のキーボードを示す平面図。
【図4】 同実施例のRAMに形成される主要なメモリ
エリアを示す図。
【図5】 同実施例のCPUが実行するクレジット処理
を示す流れ図。
【図6】 図6に示す支払区分入力処理を具体的に示す
流れ図。
【図7】 本発明の他の実施例のRAMに形成される設
定テーブルを示す図。
【図8】 同他の実施例のCPUが実行するクレジット
処理の支払区分入力処理を具体的に示す流れ図。
【符号の説明】
1…カードリーダ 2…キーボード 3…表示器 4…プリンタ 5…CPU 8…通信インタフェース 21…置数キー 23…クレジットキー 25…支払入力キー 26…エントリーキー 27…実行キー 28…支払方法入力手段 73…支払限度額メモリ 74…自動設定支払方法メモリ 75…設定テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会員番号等が予め記録されているクレジ
    ット用カードに記録されたカードデータを入力するカー
    ドデータ入力手段と、クレジット支払金額を入力する支
    払金額入力手段と、クレジット支払い方法を入力する支
    払方法入力手段とを備え、これらの入力手段により入力
    されたカードデータ,クレジット支払金額及びクレジッ
    ト支払方法により取引可否を判定するクレジット処理装
    置において、 前記支払金額入力手段によりクレジット支払金額が入力
    されるとその支払金額が予め設定された基準金額の範囲
    内か否かを判別する金額判別手段と、この金額判別手段
    により前記クレジット支払金額が前記基準金額の範囲外
    であることが判別されると前記支払方法入力手段により
    入力されたクレジット支払方法を有効化する支払方法入
    力決定手段と、前記金額判別手段により前記クレジット
    支払金額が前記基準金額の範囲内であることが判別され
    ると予め設定されたクレジット支払方法を有効化する支
    払方法自動決定手段とを具備したことを特徴とするクレ
    ジット処理装置。
JP20553794A 1994-08-30 1994-08-30 クレジット処理装置 Pending JPH0869496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20553794A JPH0869496A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 クレジット処理装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000163493A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Hitachi Ltd 電子決済方法及びその実施システム
JP2000250988A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Hitachi Ltd 決済処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体
JP2007148668A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Jcb:Kk 決済システム
JP2012215981A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Toshiba Tec Corp 決済装置およびプログラム

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