JP2007148668A - 決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
保険等に加入した者が、給付者の提供する保険等を利用する際に、その受給資格の確認及びクレジットカードによる決済処理を行う決済システムに関する。
【解決手段】
決済端末は所定の電文を中継センタシステムに送信し、中継センタシステムは電文の仕向先を特定して電文を送信し、給付者センタシステムは、利用者の保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、仮給付額と利用者の給付枠の残額とに基づいて給付額を確定する給付額確定手段と、利用者の新たな給付枠の残額を確定する給付枠算出手段と、確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として、クレジットカードの決済処理の電文を作成してクレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、クレジットセンタシステムは、カード有効性確認手段と、クレジット決済処理手段と、を有する決済システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定の互助会・共済・保険(本明細書ではこれらを総称して保険等という)に加入した者が、保険等の運営組織(本明細書ではこれらを総称して給付者という)の提供する保険等を利用する際に、その受給資格の確認及び決済処理を行う決済システムに関する。
疾病などの状態に備えて、従前に特定の保険等に加入しておき、万が一、疾病などに罹った場合に、治療費などの全部又はその一部を、給付者から受領することが行われている。このような保険等の代表的な例としては、健康保険組合、保険会社、互助会、共済組合などの提供する人間に対する保険商品、ペットに対するペット保険などがある。
このような保険等を利用するためには、給付を受けることが出来る資格者であることを示す証明書(例えば保険証や会員証など)を利用者が持参した上で、予め指定された病院に赴いて治療を受け、自己負担分の治療費を支払う。そして自己負担分以外の治療費を病院が給付者に対して請求することで、病院はその残額を給付者から受領することが出来る。また場合によっては、利用者が病院で治療費全額を支払った後に、後日、診断書や領収書と共に給付者に対して自己負担分以外の給付を請求することにより、利用者が自己負担分以外の金額を受領する場合もある。
このような保険等のシステムについて、下記特許文献1乃至特許文献3に示す。
特開平10−91688号公報 特開2002−73802号公報 特開2004−267183号公報
上述の各発明には、保険等の例として、ペット保険の場合が示されている。ペット保険を含めて、従来のシステムでは、利用者は証明書を病院で提示することで保険等の受給資格があるかどうかを確認している。しかし証明書を提示されても、それが現在でも有効であるかどうかの確認を病院で行うことが出来ない。例えば一度ペット保険等に加入後、解約した場合、証明書自体は利用者の手元に残るので、解約後もそのまま病院に提示され、病院が当該利用者も給付の資格があると誤認する可能性がある。また受給資格がある場合でも年間の利用限度額(給付枠)を超過している場合には支払いは行われないが、病院は給付枠を確認することが出来ない。これらは病院側に過失がない場合の不正受給となるので、給付者から病院に対して相当額の支払いは行われるが、給付者は利用者に対して、不正受給分について別途請求しなければならない手間がある。
また利用者の支払いについても、現在は自己負担分を現金で支払う必要があり、クレジットカードを用いることが出来ない。特に治療費についてはいくらになるか事前に想像することが難しく、実際に支払いの段階になって、手元の現金が不足している場合もある。その場合には後日支払ったりしなければならない。そこで簡便に支払えるクレジットカードの導入が求められている。
また一部の病院ではクレジットカードによる支払いが導入されている例もあるが、これは単に決済手段としての支払いなので、病院は受給資格の確認、治療費などの全額から受給額を減算してクレジットカード決済額の算出、算出した決済額のクレジットカードによる決済処理の3つの手続を行う必要がある。つまり、病院でクレジットカードの支払いが可能であったとしても、病院で受給資格の確認が的確に行われなければ、それによって発生した不正受給は病院側に過失がある場合となる。その場合、病院は利用者の自己負担分をクレジットカードで受給することが出来るが、給付者負担部分については、給付者から病院に不正受給分について支払いが行われないので、病院は不正受給分について、利用者に請求しなければならなくなる。従ってクレジットカードの導入を行う場合においても的確な受給資格の確認が行われる必要がある。
そこで本発明者は、病院等の利用者に保険等の受給資格があるのか確認する処理からクレジットカードによる決済の処理までを一元化することによって、病院にとって確実に受給資格を確認できると共に、クレジットカード決済の処理とまとめて行うことを可能とする。
またクレジットカードの支払いと連動させることによって、仮に年間の給付枠を超過してしまう場合であっても、その超過分をクレジットカードによる支払いで行うことも可能とする。
第1の発明は、決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、前記決済端末は、前記決済媒体に記憶された識別情報を読み取り、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行うための電文を前記中継センタシステムに送信し、前記中継センタシステムは、前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、前記給付者センタシステムは、利用者の保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記算出した仮給付額と前記利用者の給付枠の残額とに基づいて給付額を確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者の新たな給付枠の残額を確定する給付枠算出手段と、前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として、前記クレジットカードの決済処理の電文を作成して前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段、を有しており、前記クレジットセンタシステムは、前記利用者の与信枠を確認するカード有効性確認手段と、前記クレジットカード決済の金額に対してクレジットカードの決済処理を行うクレジット決済処理手段と、を有する決済システムである。
本発明のように構成することで、利用者の保険等の受給資格の確認とクレジットカード決済とを一元的に実行することが出来る。これによって、受給資格が確認できないことによる不正受給をなくすことが出来ると共に、利用者は治療費をクレジットカード決済することが出来る。
上述の発明において識別情報が保険等の契約者番号の場合には、決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、前記決済端末は、前記決済媒体に記憶された識別情報である保険等の契約者番号を読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、前記中継センタシステムは、前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、前記給付者センタシステムは、前記保険等の契約者番号に対応するクレジットカード番号を抽出する情報抽出手段と、前記識別情報に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を作成して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、前記クレジットセンタシステムは、前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて与信枠の確認を行うカード有効性確認手段と、前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する決済システム、とすることも出来る。
また識別情報がクレジットカード番号の場合には、決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、前記決済端末は、前記決済媒体に記憶された識別情報であるクレジットカード番号を読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、前記中継センタシステムは、前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、前記給付者センタシステムは、前記クレジットカード番号に対応する保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、前記契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記電文に於けるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を作成して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、前記クレジットセンタシステムは、前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて与信枠の確認を行うカード有効性確認手段と、前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する決済システム、とすることも出来る。
また識別情報は保険等の契約者番号、クレジットカード番号以外の任意の文字数字記号列であってもよい。その場合には、決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、前記決済端末は、前記決済媒体に記憶された識別情報である任意の文字数字記号列を読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、前記中継センタシステムは、前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、前記給付者センタシステムは、前記任意の文字数字記号列に対応するクレジットカード番号と保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、前記抽出した契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を作成して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、前記クレジットセンタシステムは、前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて与信枠の確認を行うカード有効性確認手段と、前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する決済システム、のように構成する。
更に識別情報に、保険等の契約者番号とクレジットカード番号とが含まれていても良い。その場合には、決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、前記決済端末は、前記決済媒体に記憶された識別情報に含まれるクレジットカード番号と保険等の契約者番号とを読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、前記中継センタシステムは、前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、前記給付者センタシステムは、前記識別情報における保険等の契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記識別情報におけるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、前記クレジットセンタシステムは、前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて有効性の確認を行うカード有効性確認手段と、前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する決済システム、のように構成する。
また上述の各決済システムにおいて、保険等の有効性の確認とクレジットカード決済とを一体化した上で、それらの処理タイミングをずらすように決済システムを構成しても良い。その場合、前記決済システムは、更に事後処理手段を有しており、前記クレジット処理要求手段は、前記確定したクレジットカード決済の金額と予め定められた金額とを比較し、前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額以下の場合には、クレジットカード決済の事後処理を行うための情報を前記事後処理手段に渡し、前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額より大きい場合には、クレジットカード決済の電文を設定して前記クレジットセンタシステムに送信し、前記事後処理手段は、前記給付者センタシステムに於ける処理結果の電文を作成して、前記中継センタシステムを介して前記決済端末に該電文を送信し、所定のタイミングで、前記クレジット処理要求手段から受け取った情報に基づいて、クレジットカード決済の電文を作成し、前記クレジットセンタシステムに該電文を送信することで事後的にクレジットカード決済を行わせる、決済システム、のように構成する。
本発明のように構成することで、予め定められた金額以下の場合にはクレジットセンタシステムへの電文送信等の処理を行わないので利用者に迅速に伝票を提示することが出来る。一方で、この場合にはクレジットカード会社が与信に対するリスクを負うことになるが、予め定められた金額より大きい場合にはリアルタイムでクレジットカード決済を行うことになるので、クレジットカード会社の与信に対するリスクを一定限度内に抑えることが出来る。
上述の決済システムのクレジット処理要求手段において、前記金額の比較の際に、前記クレジットカードの有効期限内チェック及び/又はネガチェックを行うように構成しても良い。
上述の決済システムにおいて用いる決済媒体には、証明機能を備えるように構成しても良い。
上述のクレジットカードには、ハウスカード、デビットカードも含むと良い。
また上述の決済システムにおいて用いる給付者センタシステムは、以下のように構成することも出来る。利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、前記給付者センタシステムは、前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、前記利用者の保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記算出した仮給付額と前記利用者の給付枠の残額とに基づいて、給付額を確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者の新たな給付枠の残額を確定する給付枠算出手段と、前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として、前記クレジットカードの決済処理の電文を作成して、クレジットカード決済の処理を行うクレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、を有することを特徴とする給付者センタシステム。
また上述の給付者センタシステムにおいて、識別情報が保険等の契約者番号の場合には、利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、前記給付者センタシステムは、前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報である保険等の契約者番号を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、前記保険等の契約者番号に対応するクレジットカード番号を抽出する情報抽出手段と、前記識別情報に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を作成して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、を有する給付者センタシステム、とのように構成することが出来る。
また上述の給付者センタシステムにおいて、識別情報がクレジットカード番号の場合には、利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、前記給付者センタシステムは、前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報であるクレジットカード番号を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、前記クレジットカード番号に対応する保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、前記契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記電文に於けるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を作成して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、を有する給付者センタシステム、とのように構成することが出来る。
また上述の給付者センタシステムにおいて、識別情報が保険等の契約者番号、クレジットカード番号以外の任意の文字数字記号列の場合には、利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、前記給付者センタシステムは、前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報である任意の文字数字記号列を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、前記任意の文字数字記号列に対応するクレジットカード番号、保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、前記契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を作成して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、を有する給付者センタシステム、とのように構成することが出来る。
また上述の給付者センタシステムにおいて、識別情報にクレジットカード番号と保険等の契約者番号とを含む場合には、利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、前記給付者センタシステムは、前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報であるクレジットカード番号と保険等の契約者番号を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、前記識別情報に於ける保険等の契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記識別情報に於けるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、を有する給付者センタシステム、とのように構成すると良い。
更に上述の各給付者センタシステムにおいて、保険等の有効性の確認とクレジットカード決済とを一体化した上で、それらの処理タイミングをずらすように決済システムを構成しても良い。その場合には、前記給付者センタシステムは、更に事後処理手段を有しており、前記クレジット処理要求手段は、前記確定したクレジットカード決済の金額と予め定められた金額とを比較し、前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額以下の場合には、クレジットカード決済の事後処理を行うための情報を前記事後処理手段に渡し、前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額より大きい場合には、クレジットカード決済の電文を設定して前記クレジットセンタシステムに送信し、前記事後処理手段は、前記給付者センタシステムに於ける処理結果の電文を作成して、前記中継センタシステムを介して前記決済端末に該電文を送信し、所定のタイミングで、前記クレジット処理要求手段から受け取った情報に基づいて、クレジットカード決済の電文を作成し、前記クレジットセンタシステムに該電文を送信することで事後的にクレジットカード決済を行わせる、給付者センタシステム、とのように構成すると良い。
本発明のように構成することで、予め定められた金額以下の場合にはクレジットセンタシステムへの電文送信等の処理を行わないので利用者に迅速に伝票を提示することが出来る。一方で、この場合にはクレジットカード会社が与信に対するリスクを負うことになるが、予め定められた金額より大きい場合にはリアルタイムでクレジットカード決済を行うことになるので、クレジットカード会社の与信に対するリスクを一定限度内に抑えることが出来る。
また上述の給付者センタシステムのクレジット処理要求手段において、前記金額の比較の際に、前記クレジットカードの有効期限内チェック及び/又はネガチェックを行うように構成しても良い。
本発明によって、病院等の利用者に保険等の受給資格があるのか確認する処理からクレジットカードによる決済の処理までを一元化するが出来るので、病院にとって確実に受給者を確認できると共に、クレジットカード決済の処理とまとめて行うことが可能となる。
またクレジットカードの支払いと連動させることによって、仮に年間の利用限度額を超過してしまう場合であっても、その超過分をクレジットカードによる支払いで行うことも可能となる。
本発明の決済システム1のシステム構成の一例を図1のシステム構成図を用いて説明する。本明細書では保険等がペット保険であって、その契約者である利用者が、動物病院でペット保険を用いてクレジットカード決済を行う場合を説明する。尚、保険等は、ペット保険以外であっても良い。また利用者に対しては、保険等に加入後、図5に示すような、当該利用者が保険等の契約者であることを示す証明書機能を有する決済媒体が配布されている。この決済媒体はクレジットカード機能を有しており、証明書機能としては、その表面に契約者名、動物の名前、契約者番号、動物の種類などが印刷されている。
決済媒体は、磁気ストライプによる情報の記憶方式であっても良いし、ICチップによる情報の記憶方式であっても良いし、後述する識別情報を記載(表示)したカードや携帯端末等であっても良いし、赤外線通信などの通信手段を用いるものであっても良い。磁気ストライプ又はICチップには、決済媒体を識別する識別情報を記憶している。また識別情報を記載したカードや携帯端末等の場合には、それを担当者に提示することで、識別情報が決済端末2に入力されても良い。更に携帯端末の記憶装置に識別情報を記憶しておき、それを赤外線通信などの無線通信や所定の通信方法で決済端末2に送信するように構成しても良い。
この識別情報は、保険等の契約者番号(保険等の契約者を識別する情報)であっても良いし、クレジットカード番号であっても良いし、任意に取り決めた文字、数字、記号等からなる情報であっても良い。これらを総称して識別情報と呼ぶ。尚、以下の実施例1では識別情報が保険等の契約者番号の場合を、実施例2では識別情報がクレジットカード番号の場合を、実施例3では任意の文字数字記号等の場合を、実施例4では識別情報にクレジットカード番号と保険等の契約者番号を含んでいる場合を説明する。
決済媒体は、決済媒体読取機能を有する決済端末2によって識別情報が読み取られる。また決済端末2は、病院などの決済場所に設置されており、決済媒体を読み取り、またその決済に於ける総額、給付条件等の入力を受け付け、識別情報と併せてそれらを電文として中継センタシステム3に対して送信する。また決済処理の結果の電文を中継センタシステム3から受信して表示、伝票の印字等を行う。
中継センタシステム3は、決済端末2から受信した電文に基づいて、その電文の仕向先(ここでは給付者センタシステム4)を特定する。また給付者センタから決済処理の結果の電文を受信して、その電文を決済端末2に送信する。中継センタシステム3としては、通常のクレジットカード処理で経由する中継センタシステム3などが該当する。
給付者センタシステム4は、保険等の受給資格の確認、保険等による仮給付額の算出、給付額の確定、自己負担分のクレジットカード決済の処理の要求等の処理を行うシステムであって、情報抽出手段6と保険等有効性確認手段7と仮給付額算出手段8と給付額確定手段9と給付枠算出手段10とクレジット処理要求手段11とを有している。また給付者センタは、クレジットセンタシステム5にクレジットカード決済の処理のための電文を送信し、その処理結果の電文をクレジットセンタシステム5から受信して、それを中継センタに送信する。
クレジットセンタシステム5はクレジットカード決済を行うためのシステムであって、給付者センタシステム4から受信した電文に基づいて、クレジットカード決済の処理を行い、その処理結果の電文を給付者センタシステム4に送信する。クレジットセンタシステム5は、カード有効性確認手段12とクレジット決済処理手段13とを有している。
給付者センタシステム4の情報抽出手段6は、識別情報が保険等の契約者番号の場合、又は保険等の契約者番号を含む場合には、それに基づいてクレジットカード番号を給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベース(本明細書ではデータベースとの記載にはデータファイル等も含まれるとする)から抽出する(実施例1、実施例4)。また識別情報がクレジットカード番号の場合には、それに基づいて保険等の契約者番号を給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースから抽出する(実施例2)。また識別情報が任意の文字数字記号等からなる情報の場合には、それに基づいてクレジットカード番号と保険等の契約者番号を給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースから抽出する(実施例3)。
識別情報が保険等の契約者番号の場合の給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースの概念図を図6(a)に、識別情報がクレジットカード番号の場合の給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースの概念図を図6(b)に、識別情報が任意の文字数字記号等からなる情報の場合の給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースの概念図を図6(c)に示す。
保険等有効性確認手段7は、保険等の契約者番号に基づいて、給付者センタシステム4の記憶装置に予め記憶する当該利用者の契約の有効期限、残っている給付枠等の情報を、それらを記憶するデータベースから取得し、当該利用者の保険等の契約が有効であるかを確認する手段である。このデータベースの概念図を図7に示す。
仮給付額算出手段8は、中継センタシステム3から受信した電文における給付条件、総額の情報に基づいて、当該利用者に対して本来ならば給付されるべき仮の給付額(仮給付額)を算出する手段である。
給付額確定手段9は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額の範囲内に、仮給付額算出手段8で算出した仮給付額が入っているかを確認し、実際に利用者に対して給付される給付額を確定する手段である。各利用者の給付枠の残額は、給付者センタシステム4の記憶装置に、データベース(図7)などにより記憶している。当該利用者の給付枠の残額が、算出した仮給付額以上の場合には、算出した仮給付額全額を給付額として確定し、算出した仮給付額より少ない場合には給付枠の残額を給付額として確定する。
給付枠算出手段10は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算し、新たな給付枠の残額を算出する手段である。当該利用者の給付枠が、確定した給付額以上の場合には、確定した給付額を給付枠の残額から減算し、減算結果を新たな給付枠の残額として、給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)などに記憶する。一方、当該利用者の給付枠が、確定した給付額より小さい場合には、給付枠の残額を0として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベースなどに記憶する。
クレジット処理要求手段11は、電文に於ける総額から給付額確定手段9で確定した給付額を減算した金額をクレジットカード決済の金額として確定し、その金額など(例えば金額の他に、クレジットカード番号、有効期限など)のクレジットカード決済に必要な情報を、クレジット決済処理の電文として設定し、その電文をクレジットセンタシステム5に送信する手段である。電文の設定は、中継センタシステム3から受信した電文の所定項目の情報を適宜変更することで行える。例えば電文に於ける保険等の契約者番号を示す項目の情報を、クレジットカード番号に変更する等により電文を設定できる。
電文の設定の概念図を図12に示す。図12(a)は実施例1の場合の給付者センタシステム4で受信する電文の例であり、図12(e)は実施例2の場合の給付者センタシステム4で受信する電文の例であり、図12(f)は実施例3の場合の給付者センタシステム4で受信する電文の例であり、図12(g)は実施例4の場合の給付者センタシステム4で受信する電文の例である。図12(a)では電文の種類を識別する情報として保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報、保険等の契約者番号、決済すべき金額の全額等の情報が含まれた電文であり、図12(e)は電文の種類を識別する情報として保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報、クレジットカード番号、決済すべき金額の全額等の情報が含まれた電文であり、図12(f)は電文の種類を識別する情報として、保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報、任意の文字数字記号列、決済すべき金額の全額等の情報が含まれた電文であり、図12(g)は電文の種類を識別する情報として、保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報、クレジットカード番号、保険等の契約者番号、決済すべき金額の全額等の情報が含まれた電文である。
ここでクレジット処理要求手段11は、図12(a)に示す電文のうち、電文の種類を識別する情報の項目を、「保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報」から「クレジットカード決済の識別情報」に変更し、「契約者番号」の情報の項目を「クレジットカード番号」に変更し、「決済すべき金額」の情報の項目を「クレジットカードの決済金額」に変更することで電文の設定が行える。図12(a)の電文をクレジット決済処理の電文とした状態の一例が図12(b)である。新しい電文を作成する場合には、図12(b)に示すような電文を新たに作成しても良い。また、実施例2の場合には、図12(e)に示す電文のうち、電文の種類を識別する情報の項目を、「保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報」から「クレジットカード決済の識別情報」に変更し、「決済すべき金額」の情報の項目を「クレジットカードの決済金額」に変更する。実施例3の場合には図12(f)に示す電文のうち、電文の種類を識別する情報の項目を、「保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報」から「クレジットカード決済の識別情報」に変更し、「任意の文字数字記号列」の情報の項目を「クレジットカード番号」に変更し、「決済すべき金額」の情報の項目を「クレジットカードの決済金額」に変更する。図12(g)に示す電文のうち、電文の種類を識別する情報の項目を、「保険有効性確認とクレジットカード決済を行うことを識別する情報」から「クレジットカード決済の識別情報」に変更し、「決済すべき金額」の情報の項目を「クレジットカードの決済金額」に変更し、「契約者番号」についてはそのまま、或いは削除するようにしても良い。尚、ここで説明した電文は、あくまでも一例であり、電文に組み込む情報は任意に設定できるので、他の電文フォーマットであっても良い。また電文の設定とは、上述のように電文に於ける各項目の情報を適宜変更することであっても良いし、新たにクレジットカード決済用の電文を作成する場合も含まれる。
尚、このようにして設定されたクレジットカード決済の電文(図12(b))に基づいてクレジットセンタシステム5で処理が行われ、クレジットセンタシステム5からは図12(c)のようなクレジット回答を示す電文を受信する(後述)。そして給付者センタシステムは図12(c)のクレジット回答を示す電文と保険等の有効性確認の結果とを組み合わせた、図12(d)に示すような複合電文を作成してそれを中継センタシステム3を介して決済端末2に送信するように構成する。
クレジットセンタシステム5のカード有効性確認手段12は、給付者センタシステム4から受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて、クレジットセンタシステム5の記憶装置に記憶する当該利用者のクレジットカードが有効であるかどうかを確認する手段である。有効性の確認には、与信枠の確認、有効期限の確認がある。通常は両方行うことが好ましいが、いずれか一方のみであっても良い。
クレジット決済処理手段13は、カード有効性確認手段12で当該利用者のクレジットカード等の有効性を確認できた場合、給付者センタシステム4から受信した電文に於けるクレジットカードによる支払い分の金額をクレジット決済処理する手段である。クレジット決済処理を行うには、クレジットセンタシステム5の記憶装置に予め記憶している当該クレジットカード番号に対する決済金額に、今回の支払い分の金額を加算すればよい。
尚、本明細書においては、決済手段の代表的な一例としてクレジットカードの場合を例示したが、ある特定点でのみ使用可能なハウスカード、デビットカード(預貯金決済)などを用いても良い。クレジットカードとの記載には上述も含まれる。
次に本発明の処理プロセスの一例を図2のフローチャート、図1のシステム構成図を用いて説明する。まず決済媒体に記憶された識別情報が、保険等の契約者番号である場合を説明する。
利用者は、図5に示す保険等の証明書機能を有する決済媒体を持って病院に赴き、治療を受ける。そして治療終了後、料金を支払う際に決済媒体を病院に提示する(S100)。
病院の担当者は、決済媒体を利用者から受け取り、決済端末2に読み取らせる(S110)。この際に決済端末2は、決済媒体の磁気ストライプ或いはICチップに記録された識別情報(保険等の契約者番号)を読み取る。尚、読み取りの方法としては、決済媒体として識別情報が記載されたカードや携帯端末を用いる場合には、それを担当者に渡し、担当者が決済端末2に識別情報を入力しても良い。また他の読み取りの方法としては、携帯端末などの記憶装置に識別情報を記憶させ、決済端末2と無線通信することにより識別情報を、携帯端末などから決済端末2に所定の通信方式により送信することとしても良い。
また病院の担当者は、決済端末2に給付条件やその治療の内容を示す商品コードと、治療費等の治療に要した費用の総額(本来ならば利用者が支払うべき費用の総額)を入力し、その入力を決済端末2で受け付ける(S120、S130)。給付条件として入力される治療の内容として、病気や負傷の種類、入院、通院、手術の区別等があり、それらは商品コードとしてコード化されている。
この入力後、病院の担当者が決済端末2に所定の操作を行うことによって、決済端末2は、識別情報、商品コード、総額を含んだ電文を作成し、それを証明書の有効性の確認及びクレジットカード決済の要求として、中継センタシステム3に送信する(S140)。従ってこの電文には、この要求を示すコードが含まれている。
中継センタシステム3は、決済端末2から受信した電文に基づいて、その電文の仕向先を特定して(S150)、特定した仕向先(給付者センタシステム4)に電文を送信する(S160)。仕向先の特定は、電文に於ける識別番号に基づいて特定しても良いし、電文に仕向先を特定する情報を含めておき、それに基づいて特定しても良い。
中継センタシステム3からの電文を給付者センタシステム4で受信すると、電文に含まれる証明書の有効性の確認及びクレジットカード決済の要求を示すコードを認識することで、これらの処理を行うことを認識する。そして給付者センタシステム4の情報抽出手段6は、受信した電文に於ける識別情報に基づいて、クレジットカード番号の情報を抽出する(S170)。本実施例では識別情報が保険等の契約者番号なので、図6(a)に示すような給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースから当該契約者番号に対応するクレジットカード番号を抽出する。
また給付者センタシステム4の保険等有効性確認手段7は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける識別情報(契約者番号)に基づいて、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約に関する情報を記憶したデータベースから、当該保険等の契約の有効性を確認する(S180)。有効性の確認には、契約が存在するか、有効期限内にあるか、給付枠の残額があるかなどを確認する。有効と確認した場合には次の処理を行い、無効と確認した場合には中継センタシステム3を介して、証明書が無効であることを示す電文を決済端末2に送信する。尚、無効と確認した場合、上述の他にも、全額をクレジットカード決済の金額とすることを決定して、次の処理を行うこととしても良い。
有効と確認された場合、仮給付額算出手段8は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する(S190)。例えば、総額が15,000円で、給付条件が骨折の手術を示す商品コードであって、保険等の契約において骨折の手術では治療費の半額を給付する契約の場合、15,000円の半額、即ち、7,500円を仮給付額として算出する。尚、給付条件に基づく給付額は、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約条件、各条件に応じた支払い割合を記憶するデータベースに基づいて行い、電文に於ける給付条件の商品コードに基づいて給付割合を抽出し、それに総額を演算(加減算、乗除算等)することで算出できる。尚、S180の有効性の確認の結果、無効であっても、全額をクレジットカード決済とすることを決定した場合には、給付額を0として確定し、S190〜S230の処理を行わずに、S240以降の処理を行うこととしても良い。
仮給付額の算出後、給付額確定手段9は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額の範囲内に、当該仮給付額が入っているかを、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベース(図7)などにより確認する(S200)。そして当該利用者の給付枠の残額が、S190で算出した仮給付額以上の場合には、算出した仮給付額全額を給付額として確定し、当該利用者の給付枠の残額がS190で算出した仮給付額より少ない場合には給付枠の残額を給付額として確定する(S210)。
このようにして給付額を確定後、給付枠算出手段10は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算する(S220)。例えば給付枠の残額が、図7に示すように53,000円であって、確定した給付額が7,500円の場合、53,000円から7,500円を減算し、45,500円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。また仮に確定した給付額が53,000円の場合には、0円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。この場合には給付枠を全額使い切っているので、当該保険等において次回以降、給付を受けることが出来ない。
また給付額の確定後、クレジット処理要求手段11は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける総額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算した金額をクレジットカードによる決済の金額として確定する(S230)。そしてその金額と情報抽出手段6で抽出したクレジットカード番号などのクレジットカード決済に必要な情報をクレジット決済処理の電文として設定し、それをクレジットセンタシステム5に送信する(S240)。尚、S180の有効性の確認において、無効であっても全額をクレジットカード決済とすることを決定した場合には、クレジット処理要求手段11は、全額をクレジット決済の金額として確定した後、その金額やクレジットカード番号などのクレジットカード決済に必要な情報を、中継センタシステム3から受信した電文の所定項目に設定し、その電文をクレジットセンタシステム5に送信する。
給付者センタシステム4から送信されたクレジット決済処理の電文を受信したクレジットセンタシステム5は、当該電文に於けるクレジットカード番号に基づいて、クレジットカード決済が有効か、カード有効性確認手段12で確認する(S250)。有効性の確認は、クレジットセンタシステム5の記憶装置に記憶しているクレジットカード番号と残りの与信枠や有効期限等を記録するデータベースに基づいて行うと良い。このデータベースの一例を図8に示す。
有効性がない、即ち無効の場合には、給付者センタシステム4に対して保険等は有効であるがクレジットカード処理が無効であることの電文を送信し、給付者センタシステム4は、中継センタシステム3を介して決済端末2にそれを送信する。この場合は、現金で相当額(全額から給付額を減算した金額)を病院が受領する。
一方、有効性がありクレジットカード決済が可能な場合には、クレジット決済処理手段13は、電文に於けるクレジットカードによる決済の金額についてクレジット決済の処理を行う(S260)。例えば給付者センタシステム4の記憶装置に記憶している当該クレジットカード番号に対する決済金額に、電文の金額を加算する。これによって、クレジットカードの所定の決済時期に、利用者のクレジットカードの引き落とし口座から金額が決済される。
クレジット決済処理手段13は、クレジットカードによる決済を行った後、処理を行った旨の回答電文を作成し(S270)、それを給付者センタシステム4に送信する(S280)。
給付者センタシステム4は、クレジットセンタシステム5から受信した回答電文に基づいて、保険等の有効性確認が完了したこと、クレジットカード決済が完了したことを示す電文(複合電文と呼ぶ)を作成し(S290)、複合電文を中継センタシステム3を介して決済端末2に送信する(S300、S310)。
複合電文を受信した決済端末2では、その複合電文に基づいて、クレジットカード伝票を印字し(S320)、利用者は伝票の所定欄に署名する(S330)。これによってクレジットカードによる決済が正式に完了する。
次に決済媒体に記憶された識別情報がクレジットカード番号である場合を、図3のフローチャート、図1のシステム構成図を用いて説明する。
S400からS460までは、実施例1のS100からS160までと識別情報がクレジットカード番号であることを除き同様であるので、省略する。
中継センタシステム3からの電文を給付者センタシステム4で受信すると、電文に含まれる証明書の有効性及びクレジットカード決済の要求を示すコードを認識することで、これらの処理を行うことを認識する。そして給付者センタシステム4の情報抽出手段6は、受信した電文に於ける識別情報に基づいて、保険等の契約者番号の情報を抽出する(S470)。本実施例では識別情報がクレジットカード番号なので、図6(b)に示すような給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースから当該クレジットカード番号に対応する保険等の契約者番号を抽出する。
また給付者センタシステム4の保険等有効性確認手段7は、情報抽出手段6で抽出した保険等の契約者番号に基づいて、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約に関する情報を記憶したデータベースから、当該保険等の契約の有効性を確認する(S480)。有効性の確認には、契約が存在するか、有効期限内にあるか、給付枠の残額があるかなどを確認する。有効と確認した場合には次の処理を行い、無効と確認した場合には中継センタシステム3を介して、証明書が無効であることを示す電文を決済端末2に送信する。尚、無効と確認した場合、上述の他にも、全額をクレジットカード決済の金額とすることを決定して、次の処理を行うこととしても良い。
有効と確認された場合、仮給付額算出手段8は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する(S490)。例えば、総額が15,000円で、給付条件が骨折の手術を示す商品コードであって、保険等の契約において骨折の手術では治療費の半額を給付する契約の場合、15,000円の半額、即ち、7,500円を仮給付額として算出する。尚、給付条件に基づく給付額は、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約条件、各条件に応じた支払い割合を記憶したデータベースに基づいて行い、電文に於ける給付条件の商品コードに基づいて給付割合を抽出し、それに総額を演算(加減算、乗除算等)することで算出できる。尚、S480の有効性の確認の結果、無効であっても全額をクレジットカード決済とすることを決定した場合には、給付額を0として確定し、S490〜S530の処理を行わずにS540以降の処理を実行する。
仮給付額の算出後、給付額確定手段9は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額の範囲内に、当該仮給付額が入っているかを、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベース(図7)などにより確認する(S500)。そして当該利用者の給付枠の残額が、S490で算出した仮給付額以上の場合には、算出した仮給付額全額を給付額として確定し、当該利用者の給付枠の残額がS490で算出した仮給付額より少ない場合には給付枠の残額を給付額として確定する(S510)。
このようにして給付額を確定後、給付枠算出手段10は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算する(S520)。例えば給付枠の残額が、図7に示すように53,000円であって、確定した給付額が7,500円の場合、53,000円から7,500円を減算し、45,500円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。また確定した給付額が53,000円の場合には、0円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。この場合には給付枠を全額使い切っているので、当該保険等において次回以降、給付を受けることが出来ない。
また給付額の確定後、クレジット処理要求手段11は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける総額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算した金額をクレジットカードによる決済の金額として確定する(S530)。そしてその金額と電文に於けるクレジットカード番号などのクレジットカード決済に必要な情報をクレジット決済処理の電文として作成し、それをクレジットセンタシステム5に送信する(S540)。尚、S480の有効性の確認において、無効であっても全額をクレジットカード決済することを決定した場合には、クレジット処理要求手段11は、全額をクレジットカード決済の金額として確定した後、その金額を中継センタシステム3から受信した電文に設定し、それをクレジットセンタシステム5に送信する。
S550からS630の処理は、実施例1のS250からS330の処理と同様なので説明を省略する。以上のような処理を実行することで、識別番号がクレジットカード番号であっても実施例1と同様に処理が可能となる。
次に決済媒体に記憶された識別情報が任意の文字数字記号等(契約者番号、クレジットカード番号以外)である場合を、図4のフローチャート、図1のシステム構成図を用いて説明する。
S700からS760までは、実施例1のS100からS160までと識別情報が任意の文字数字記号等であることを除き同様であるので、省略する。
中継センタシステム3からの電文を給付者センタシステム4で受信すると、電文に含まれる証明書の有効性及びクレジットカード決済の要求を示すコードを認識することで、これらの処理を行うことを認識する。そして給付者センタシステム4の情報抽出手段6は、受信した電文に於ける識別情報に基づいて、保険等の契約者番号、クレジットカード番号の情報を抽出する(S770)。本実施例では識別情報が任意の文字数字記号等なので、図6(c)に示すような給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベースから当該文字数字記号等に対応する保険等の契約者番号、クレジットカード番号を抽出する。
また給付者センタシステム4の保険等有効性確認手段7は、情報抽出手段6で抽出した保険等の契約者番号に基づいて、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約に関する情報を記憶したデータベースから、当該保険等の契約の有効性を確認する(S780)。有効性の確認には、契約が存在するか、有効期限内にあるか、給付枠の残額があるかなどを確認する。有効と確認した場合には次の処理を行い、無効と確認した場合には中継センタシステム3を介して、証明書が無効であることを示す電文を決済端末2に送信する。尚、S780の有効性の確認の結果、無効であっても全額をクレジットカード決済とすることを決定した場合には、給付額を0として確定し、S790〜S830の処理を行わずに、S840以降の処理に飛ぶ。
有効と確認された場合、仮給付額算出手段8は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する(S790)。例えば、総額が15,000円で、給付条件が骨折の手術を示す商品コードであって、保険等の契約において骨折の手術では治療費の半額を給付する契約の場合、15,000円の半額、即ち、7,500円を仮給付額として算出する。尚、給付条件に基づく給付額は、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約条件、各条件に応じた支払い割合を記憶したデータベースに基づいて行い、電文に於ける給付条件の商品コードに基づいて給付割合を抽出し、それに総額を演算(加減算、乗除算等)することで算出できる。
利用者に対して給付される仮給付額の算出後、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額の範囲内に、当該仮給付額が入っているかを、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベース(図7)などにより確認する(S800)。そして当該利用者の給付枠の残額が、S790で算出した仮給付額以上の場合には、算出した仮給付額全額を給付額として確定し、当該利用者の給付枠の残額がS790で算出した仮給付額より少ない場合には給付枠の残額を給付額として確定する(S810)。
このようにして給付額を確定後、給付枠算出手段10は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算する(S820)。例えば給付枠の残額が、図7に示すように53,000円であって、確定した給付額が7,500円の場合、53,000円から7,500円を減算し、45,500円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。また仮に確定した給付額が53,000円の場合には、0円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。この場合には給付枠を全額使い切っているので、当該保険等において次回以降、給付を受けることが出来ない。
また給付額の確定後、クレジット処理要求手段11は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける総額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算した金額をクレジットカードによる決済の金額として確定する(S830)。そしてその金額と情報抽出手段6で抽出したクレジットカード番号などのクレジットカード決済に必要な情報をクレジット決済処理の電文として作成し、それをクレジットセンタシステム5に送信する(S840)。尚、S780の有効性の確認において、無効であっても全額をクレジットカード決済とすることを決定した場合には、クレジット処理要求手段11は、全額をクレジットカード決済の金額として確定した後、その金額やクレジットカード番号等のクレジットカード決済に必要な情報を、中継センタシステム3から受信した電文に設定し、それをクレジットセンタシステム5に送信する。
S840からS930の処理は、実施例1のS250からS330の処理と同様なので説明を省略する。以上のような処理を実行することで、識別番号が任意の文字数字記号等であっても実施例1、実施例2と同様に処理が可能となる。
次に決済媒体に記憶された識別情報がクレジットカード番号である場合を、図9のフローチャート、図1のシステム構成図を用いて説明する。
S1000からS1060までは、実施例1のS100からS160までと識別情報がクレジットカード番号と保険等の契約者番号を含んでいることを除き同様であるので、省略する。尚、本実施例の場合には識別情報にクレジットカード番号と保険等の契約者番号を含んでいるので、情報抽出手段6は設けずとも良い。
中継センタシステム3からの電文を給付者センタシステム4で受信すると、電文に含まれる証明書の有効性及びクレジットカード決済の要求を示すコードを認識することで、これらの処理を行うことを認識する。
また給付者センタシステム4の保険等有効性確認手段7は、識別情報に含まれる保険等の契約者番号に基づいて、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約に関する情報を記憶したデータベースから、当該保険等の契約の有効性を確認する(S1070)。有効性の確認には、契約が存在するか、有効期限内にあるか、給付枠の残額があるかなどを確認する。有効と確認した場合には次の処理を行い、無効と確認した場合には中継センタシステム3を介して、証明書が無効であることを示す電文を決済端末2に送信する。尚、無効と確認した場合、上述の他にも、全額をクレジットカード決済の金額とすることを決定して、次の処理を行うこととしても良い。
有効と確認された場合、仮給付額算出手段8は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する(S1080)。例えば、総額が15,000円で、給付条件が骨折の手術を示す商品コードであって、保険等の契約において骨折の手術では治療費の半額を給付する契約の場合、15,000円の半額、即ち、7,500円を仮給付額として算出する。尚、給付条件に基づく給付額は、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶する保険等の契約条件、各条件に応じた支払い割合を記憶したデータベースに基づいて行い、電文に於ける給付条件の商品コードに基づいて給付割合を抽出し、それに総額を演算(加減算、乗除算等)することで算出できる。尚、S480の有効性の確認の結果、無効であっても全額をクレジットカード決済とすることを決定した場合には、給付額を0として確定し、S1080〜S1120の処理を行わずにS1130以降の処理を実行する。
仮給付額の算出後、給付額確定手段9は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額の範囲内に、当該仮給付額が入っているかを、給付者センタシステム4の記憶装置に記憶するデータベース(図7)などにより確認する(S1090)。そして当該利用者の給付枠の残額が、S1080で算出した仮給付額以上の場合には、算出した仮給付額全額を給付額として確定し、当該利用者の給付枠の残額がS1080で算出した仮給付額より少ない場合には給付枠の残額を給付額として確定する(S1100)。
このようにして給付額を確定後、給付枠算出手段10は、当該利用者に対して保険等で割り当てられた給付枠の残額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算する(S1110)。例えば給付枠の残額が、図7に示すように53,000円であって、確定した給付額が7,500円の場合、53,000円から7,500円を減算し、45,500円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。また確定した給付額が53,000円の場合には、0円を新たな給付枠の残額として給付者センタシステム4の記憶装置のデータベース(図7)に記憶する。この場合には給付枠を全額使い切っているので、当該保険等において次回以降、給付を受けることが出来ない。
また給付額の確定後、クレジット処理要求手段11は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける総額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算した金額をクレジットカードによる決済の金額として確定する(S1120)。そしてその金額と電文に於けるクレジットカード番号などのクレジットカード決済に必要な情報をクレジット決済処理の電文として作成し、それをクレジットセンタシステム5に送信する(S1130)。尚、S1140の有効性の確認において、無効であっても全額をクレジットカード決済することを決定した場合には、クレジット処理要求手段11は、全額をクレジットカード決済の金額として確定した後、その金額を中継センタシステム3から受信した電文に設定し、それをクレジットセンタシステム5に送信する。
S1150からS1220の処理は、実施例1のS250からS330の処理と同様なので説明を省略する。以上のような処理を実行することで、識別番号がクレジットカード番号であっても実施例1と同様に処理が可能となる。
更に実施例1のS240、実施例2のS540、実施例3のS840、実施例4のS1130において、給付者センタシステム4からクレジットセンタシステム5にクレジット決済処理のための電文を送信する際に、給付者センタシステム4における処理結果を付加したままクレジットセンタシステム5にクレジット決済処理のための電文を送信することとしても良い。この場合、クレジットセンタシステム5での処理後、その処理結果を上記電文に更に付加して決済端末2に送信することとなる。
このような実施形態を取ることによって、クレジットセンタシステム5の処理後、実施例1〜実施例4のように給付者センタシステム4を介さずに、中継センタシステム3に電文を直接送信することが出来る。
上述の実施例1〜実施例5では、クレジットカード決済までのリアルタイム処理の場合を説明したが、給付者センタシステム4までの処理をリアルタイム処理とし、給付者センタシステム4からクレジットセンタシステム5の処理をバッチ処理などで行う場合を説明する。このように2段階の処理とする場合には、クレジットカードによる決済金額が予め定められた金額の範囲内の場合には、このような2段階の処理とし、予め定められた金額よりも大きい金額の場合には実施例1から実施例4のような処理とすると良い。
本実施例の以下の説明では、実施例1を用いた場合の2段階処理を図10のシステム構成図と図11のフローチャートとを用いて説明するが、実施例2から実施例5の場合でも同様に実現できる。本実施例の決済システムでは、実施例1から実施例5のクレジット処理要求手段11に加えて、事後処理手段14を用いる。
本実施例でのクレジット処理要求手段11は、電文に於ける総額から給付額確定手段9で確定した給付額を減算した金額をクレジットカード決済の金額として確定し、クレジットカード決済の金額を予め定められた金額(例えば1万円)と比較し、予め定められた金額以下の場合には、事後処理手段14に対してクレジットカードの事後処理を行うための情報(例えばクレジットカード番号、クレジットカードの決済の金額)を渡す。クレジットカード決済の金額が予め定められた金額より大きい場合には、実施例1から実施例5の場合と同様に、クレジットカード決済の金額など(例えば金額の他に、クレジットカード番号、有効期限など)のクレジットカード決済に必要な情報を、クレジットカード決済処理の電文として設定し、その電文をクレジットセンタシステム5に送信する。この電文の設定も実施例1から実施例5と同様である。
事後処理手段14は、クレジット処理要求手段11から受け取った、クレジットカードの事後処理を行うための情報に基づいて、所定のタイミングでクレジットカード決済の電文を作成し、クレジットセンタシステム5に送信することで、クレジットカード処理を行わせる手段である。また事後処理手段14は、給付者センタシステム4による処理結果、即ち保険等の給付が利用できたこと、クレジットカード決済を(事後的に)行うことの電文を作成し、中継センタシステム3を介して決済端末2に対して送信する。
実施例1と同様に、決済媒体に記憶された識別情報は、保険等の契約者番号である。
S1300からS1430までは、実施例1のS100からS230までと同様であるので、省略する。
給付額確定手段9による給付額の確定後、クレジット処理要求手段11は、中継センタシステム3から受信した電文に於ける総額から、給付額確定手段9で確定した給付額を減算した金額をクレジットカードによる決済の金額として確定する(S1430)。そしてその金額と予め定められた金額とを比較し(S1440)、クレジットカード決済の金額が予め定められた金額以下の場合には、事後処理手段14に対してクレジットカードの事後処理を行うための情報を渡す。尚、S1440の金額の比較においては、このほかに、クレジットカードが有効期限内にあるか(有効期限内チェック)、クレジットカードが無効でないか(ネガチェック)を併せて行っても良い。尚、ネガチェックのための無効なクレジットカードの情報は、クレジットカード会社によりデータ化され、定期的に給付者センタシステム4に対して通知され、それを給付者センタシステム4で記憶しておくことで比較できる。
事後処理手段14は、給付者センタシステム4による処理結果の電文を作成し、中継センタシステム3を介して決済端末2に当該電文を送信する(S1450、S1460)。決済端末2で当該電文を受信すると所定の伝票を印字し(S1470)、それを病院の担当者が利用者に提示する。利用者はこの電文を受領し、必要に応じて署名を行う(S1480)。
一方、所定のタイミング(例えば所定時刻、所定日時等)が到来すると、事後処理手段14は、クレジット処理要求手段11から受け取ったクレジットカードの事後処理を行うための情報に基づいて、クレジットカード決済のための所定の電文を作成し、クレジットセンタシステム5に送信する。この電文を受け取ったクレジットセンタシステム5は、通常のクレジットカード決済と同様の方法で、クレジット決済処理手段13がクレジットカード決済を行う。
S1440のクレジットカード決済の金額と予め定められた金額との比較の結果、クレジットカード決済の金額が予め定められた金額より大きい場合には、リアルタイム処理を行うために、実施例1から実施例5の場合と同様に、クレジットカード決済の金額など(例えば金額の他に、クレジットカード番号、有効期限など)のクレジットカード決済に必要な情報を、クレジットカード決済処理の電文として設定し、その電文をクレジットセンタシステム5に送信する(S1490)。
S1500〜S1580までの処理は、実施例1のS250〜S330までの処理と同様であるので説明を省略する。
本実施例のような2段階の処理を行うことで、一定額以内のクレジットカード決済については、電文をクレジットセンタシステム5に送信しないので、迅速な処理を行うことが出来る。一方で一定額より大きい場合のクレジットカード決済については実施例1〜実施例5と同様に行うことで、クレジットカード会社の与信に対するリスクを一定限度に抑えることが出来る。
上述の各発明によって、病院等の利用者に保険等の受給資格があるのか確認する処理からクレジットカードによる決済の処理までを一元化するが出来るので、病院にとって確実に受給者を確認できると共に、クレジットカード決済の処理とまとめて行うことが可能となる。
またクレジットカードの支払いと連動させることによって、仮に年間の給付枠を超過してしまう場合であっても、その超過分をクレジットカードによる支払いで行うことも可能となる。
本発明のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 識別情報が保険等の契約者番号の場合の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 識別情報がクレジットカード番号の場合の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 識別情報が任意の文字数字記号等の場合の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 証明書機能を備えた決済媒体の一例である。 識別情報と、契約者番号、クレジットカード番号との対応関係を記憶したデータベースの概念図の一例である。 保険等に関する情報を記憶したデータベースの概念図の一例である。 クレジットカード番号に対する与信枠や有効期限を記憶したデータベースの概念図の一例である。 識別情報がクレジットカード番号と保険等の契約者番号を含む場合の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 2段階処理を行う場合のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 2段階処理を行う場合の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 電文の概念図である。
符号の説明
1:決済システム
2:決済端末
3:中継センタシステム
4:給付者センタシステム
5:クレジットセンタシステム
6:情報抽出手段
7:保険等有効性確認手段
8:仮給付額算出手段
9:給付額確定手段
10:給付枠算出手段
11:クレジット処理要求手段
12:カード有効性確認手段
13:クレジット決済処理手段
14:事後処理手段

Claims (16)

  1. 決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、
    前記決済端末は、
    前記決済媒体に記憶された識別情報を読み取り、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行うための電文を前記中継センタシステムに送信し、
    前記中継センタシステムは、
    前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、
    前記給付者センタシステムは、
    利用者の保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記算出した仮給付額と前記利用者の給付枠の残額とに基づいて給付額を確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者の新たな給付枠の残額を確定する給付枠算出手段と、
    前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として、前記クレジットカードの決済処理の電文を設定して前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段、を有しており、
    前記クレジットセンタシステムは、
    前記利用者のクレジットカードの有効性を確認するカード有効性確認手段と、
    前記クレジットカード決済の金額に対してクレジットカードの決済処理を行うクレジット決済処理手段と、を有する、
    ことを特徴とする決済システム。
  2. 決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、
    前記決済端末は、
    前記決済媒体に記憶された識別情報である保険等の契約者番号を読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、
    前記中継センタシステムは、
    前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、
    前記給付者センタシステムは、
    前記保険等の契約者番号に対応するクレジットカード番号を抽出する情報抽出手段と、
    前記識別情報に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、
    前記クレジットセンタシステムは、
    前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて有効性の確認を行うカード有効性確認手段と、
    前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する、
    ことを特徴とする決済システム。
  3. 決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、
    前記決済端末は、
    前記決済媒体に記憶された識別情報であるクレジットカード番号を読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、
    前記中継センタシステムは、
    前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、
    前記給付者センタシステムは、
    前記クレジットカード番号に対応する保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、
    前記契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記電文に於けるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、
    前記クレジットセンタシステムは、
    前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて有効性の確認を行うカード有効性確認手段と、
    前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する、
    ことを特徴とする決済システム。
  4. 決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、
    前記決済端末は、
    前記決済媒体に記憶された識別情報である任意の文字数字記号列を読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、
    前記中継センタシステムは、
    前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、
    前記給付者センタシステムは、
    前記任意の文字数字記号列に対応するクレジットカード番号と保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、
    前記抽出した契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、
    前記クレジットセンタシステムは、
    前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて有効性の確認を行うカード有効性確認手段と、
    前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する、
    ことを特徴とする決済システム。
  5. 決済媒体を読み取る決済端末と中継センタシステムと給付者センタシステムとクレジットセンタシステムとを有する決済システムであって、
    前記決済端末は、
    前記決済媒体に記憶された識別情報に含まれるクレジットカード番号と保険等の契約者番号とを読み取り、商品コード、総額の入力を受け付け、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理を行う為の前記識別情報、商品コード、総額を含む電文を前記中継センタシステムに送信し、
    前記中継センタシステムは、
    前記決済端末から受信した電文の仕向先を特定し、特定した仕向先に対して前記電文を送信し、
    前記給付者センタシステムは、
    前記識別情報における保険等の契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記識別情報におけるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信するクレジット処理要求手段と、を有しており、
    前記クレジットセンタシステムは、
    前記給付者センタシステムから受信した電文に於けるクレジットカード番号に基づいて有効性の確認を行うカード有効性確認手段と、
    前記受信した電文に於けるクレジットカード決済の金額をクレジットカードの決済処理をするクレジット決済処理手段と、を有する、
    ことを特徴とする決済システム。
  6. 前記決済システムは、更に事後処理手段を有しており、
    前記クレジット処理要求手段は、
    前記確定したクレジットカード決済の金額と予め定められた金額とを比較し、前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額以下の場合には、クレジットカード決済の事後処理を行うための情報を前記事後処理手段に渡し、
    前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額より大きい場合には、クレジットカード決済の電文を設定して前記クレジットセンタシステムに送信し、
    前記事後処理手段は、
    前記給付者センタシステムに於ける処理結果の電文を作成して、前記中継センタシステムを介して前記決済端末に該電文を送信し、所定のタイミングで、前記クレジット処理要求手段から受け取った情報に基づいて、クレジットカード決済の電文を作成し、前記クレジットセンタシステムに該電文を送信することで事後的にクレジットカード決済を行わせる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の決済システム。
  7. 前記クレジット処理要求手段は、
    前記金額の比較の際に、前記クレジットカードの有効期限内チェック及び/又はネガチェックを行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の決済システム。
  8. 前記決済媒体は、前記決済媒体の証明書機能を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の決済システム。
  9. 前記クレジットカードには、ハウスカード、デビットカードも含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の決済システム。
  10. 利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、
    前記給付者センタシステムは、
    前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、
    前記利用者の保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記算出した仮給付額と前記利用者の給付枠の残額とに基づいて、給付額を確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者の新たな給付枠の残額を確定する給付枠算出手段と、
    前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として、前記クレジットカードの決済処理の電文を設定して、クレジットカード決済の処理を行うクレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、
    を有することを特徴とする給付者センタシステム。
  11. 利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、
    前記給付者センタシステムは、
    前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報である保険等の契約者番号を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、
    前記保険等の契約者番号に対応するクレジットカード番号を抽出する情報抽出手段と、
    前記識別情報に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、
    を有することを特徴とする給付者センタシステム。
  12. 利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、
    前記給付者センタシステムは、
    前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報であるクレジットカード番号を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、
    前記クレジットカード番号に対応する保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、
    前記契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記電文に於けるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、
    を有することを特徴とする給付者センタシステム。
  13. 利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、
    前記給付者センタシステムは、
    前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報である任意の文字数字記号列を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、
    前記任意の文字数字記号列に対応するクレジットカード番号、保険等の契約者番号を抽出する情報抽出手段と、
    前記契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記抽出したクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、
    を有することを特徴とする給付者センタシステム。
  14. 利用者の提示する決済媒体に基づいて、前記利用者の受給資格の確認及びクレジットカード決済を行う決済システムにおいて用いる給付者センタシステムであって、
    前記給付者センタシステムは、
    前記決済媒体に記憶された前記利用者を識別する識別情報であるクレジットカード番号と保険等の契約者番号を読み取る決済端末から、前記保険等の受給資格の確認及びクレジットカード決済の処理のための電文を中継センタシステムを介して受信し、
    前記識別情報に於ける保険等の契約者番号に基づいて前記保険等の有効性を確認する保険等有効性確認手段と、
    前記電文に於ける給付条件、総額の情報に基づいて、仮給付額を算出する仮給付額算出手段と、
    前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額以上の場合には前記仮給付額を給付額として確定し、前記利用者に対する給付枠の残額が前記算出した仮給付額より少ない場合には前記給付枠の残額を給付額として確定する給付額確定手段と、
    前記確定した給付額に基づいて前記利用者に対する給付枠の残額を算出して、新たな給付枠の残額とする給付枠算出手段と、
    前記電文に於ける総額から前記確定した給付額以外の金額をクレジットカード決済の金額として確定し、前記識別情報に於けるクレジットカード番号と前記クレジットカード決済の金額とを含むクレジットカード決済の電文を設定して、前記クレジットセンタシステムに送信することで、前記クレジットセンタシステムにおいて前記金額のクレジットカード決済をさせるクレジット処理要求手段と、
    を有することを特徴とする給付者センタシステム。
  15. 前記給付者センタシステムは、更に事後処理手段を有しており、
    前記クレジット処理要求手段は、
    前記確定したクレジットカード決済の金額と予め定められた金額とを比較し、前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額以下の場合には、クレジットカード決済の事後処理を行うための情報を前記事後処理手段に渡し、
    前記クレジットカード決済の金額が前記予め定められた金額より大きい場合には、クレジットカード決済の電文を設定して前記クレジットセンタシステムに送信し、
    前記事後処理手段は、
    前記給付者センタシステムに於ける処理結果の電文を作成して、前記中継センタシステムを介して前記決済端末に該電文を送信し、所定のタイミングで、前記クレジット処理要求手段から受け取った情報に基づいて、クレジットカード決済の電文を作成し、前記クレジットセンタシステムに該電文を送信することで事後的にクレジットカード決済を行わせる、
    ことを特徴とする請求項10から請求項14のいずれかに記載の給付者センタシステム。
  16. 前記クレジット処理要求手段は、
    前記金額の比較の際に、前記クレジットカードの有効期限内チェック及び/又はネガチェックを行う、
    ことを特徴とする請求項15に記載の給付者センタシステム。
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