JP2002109042A - 医療給付金手続きサービス方法 - Google Patents

医療給付金手続きサービス方法

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JP2002109042A
JP2002109042A JP2000299246A JP2000299246A JP2002109042A JP 2002109042 A JP2002109042 A JP 2002109042A JP 2000299246 A JP2000299246 A JP 2000299246A JP 2000299246 A JP2000299246 A JP 2000299246A JP 2002109042 A JP2002109042 A JP 2002109042A
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treatment
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JP2000299246A
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Osamu Kuniyuki
修 国行
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入院証明書や治療証明書など治療結果を証明
する各種の証明書は、証明書を申し込む資格を有するも
のとして認定された人が医療機関に出向かなくても取得
でき、各種の医療保険機関及び医療保険に対する医療給
付金請求書を意識しなくて医療保険の給付金を請求する
ことができる医療給付金手続きサービス方法を提供する 【解決手段】 医療保険の給付金に係り、給付金請求仲
介サーバが給付金請求情報をWEB上のネットワークPCか
ら受信し、当該治療に係る医療機関サーバへ送信して、
前記治療の実態を確認する実態情報を受信し、WEB上の
所定様式から治療証明請求書を作成し医療機関に送信
し、診療記録情報から前記治療証明請求書に必要項目を
設定して担当医師により認証された治療証明情報を受信
し、給付金請求情報とを当該医療保険機関に送信して、
当該治療結果に係る医療給付金を請求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療保険加入者から当
該加入者の入院や通院等の治療結果に応じて医療保険機
関へ請求する医療費の給付金に係り、斯かる給付金請求
を仲介して手続きサービスする、医療給付金手続きサー
ビス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、医療保険加入者から当該加入者の
入院や通院等の治療結果に応じて医療保険機関へ請求さ
れる医療給付金において、当該給付金を請求する所定様
式の書類が医療保険機関のWEB上のホームページで公開
され、前記ホームページにアクセスして医療保険の加入
者番号や給付金請求に係る治療結果などを設定して前記
医療保険機関のサーバに送信することにより、医療給付
金請求の所定様式をダウンロードして入手可能なものが
見受けられる。
【0003】また医療保険の給付金を医療保険機関へ請
求する場合に、入院証明書や治療証明書など治療結果を
証明する各種の証明書が必要とされる。かかる証明書は
入院や通院の事実を証明するものであるので誰もが取得
できるようにはなっていない。通常、証明書を申し込む
資格を有するものとして認定された人が、医療機関に出
向いてこれらの証明書発行に係る手続きをする必要があ
る。
【0004】そして医療保険加入者は、医療機関から発
行される入院や治療に係る治療証明書を前記医療機関に
出向いて入手し、各医療保険機関が指定する所定の様式
を使用して医療給付金請求書を作成し、該医療給付金請
求書と前記治療証明書とをそろえて当該医療保険機関に
提出して医療保険の給付金を請求する、という多くの時
間を割く手続きが要求されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな医療保険加入者が医療機関や医療保険機関に出向い
て治療証明書や医療給付金請求書を得る方法では、これ
らの機関まで出向くための交通費やその往復時間を費や
し、また自らの入院や治療の事実であってすでに医療機
関の診療記録として記録されている内容に基づき、治療
証明書や給付金請求書に記入して、しかもこれらの機関
で受付処理をし、順番を待って後日の発行となる可能性
の有る証明書の発行を待たなければならない。
【0006】また、医療費の給付金が確定した結果、医
療給付金よりも、該給付金を得るために要した証明書発
行手数料や前記交通費などの実費の方が多かったことに
なる場合や、給付金が医療保険の契約内容と照らして支
給されない場合など、無意味な医療給付金請求となる場
合もある。
【0007】更に給付金請求の手続き処理に使用する請
求書類については、医療保険機関毎に所定の書式が決め
られており、該当する医療保険機関から所定の書式を有
する請求書類を郵送や当該医療保険機関に出向いて取得
したり、または当該医療保険機関が開設するWEB上のホ
ームページからダウンロードして取得したりしなければ
ならなかったり、医療保険機関に必要書類を提出して
も、当該医療給付金が支給されるまでには相当の日数を
必要とし、入院や通院などの治療結果に応じて(実際に
は、このような治療結果によらず癌保険など癌であるこ
とが診断されることによって給付される給付金もある)
すぐに給付金を入手することはできなかった。また、こ
のような医療保険の給付金請求の手続きは、加入してい
る医療保険が異なれば各医療保険機関、各医療保険毎に
行わなければならない。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、下記の問題を解決する医療給付金手続
きサービス方法を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0009】まず入院証明書や治療証明書など治療結果
を証明する各種の証明書は、証明書を申し込む資格を有
するものとして認定された人が医療機関に出向かなくて
も取得でき、各種の医療保険機関及び医療保険に対する
医療給付金請求書を意識しなくて医療保険の給付金を請
求することができる医療給付金手続きサービス方法を提
供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、医療保険加入
者から当該加入者の入院や通院等の治療結果に応じて医
療保険機関へ請求する医療費の給付金に係り、斯かる給
付金請求を仲介して手続きサービスする、医療給付金手
続きサービス方法において、前記給付金を当該給付金に
係る医療保険機関に請求する業務を仲介する給付金請求
仲介サーバが提供するWEB上のホームページを介して、
前記医療保険加入者の治療に係る給付金請求情報を前記
給付金請求仲介サーバにおいてWEB上のネットワークPC
から受信し、受信された前記給付金請求情報を当該治療
に係る医療機関サーバへ送信して、前記治療の実態を確
認する実態情報を当該医療機関サーバから受信し、前記
実態情報が治療の実態を肯定する情報である場合には、
前記給付金請求情報から前記所定様式に関連する項目を
設定して治療証明請求書として前記医療機関サーバに送
信し、前記医療機関サーバが有する当該治療に係る診療
記録情報から担当医師により認証された治療証明情報を
当該医療機関サーバより受信し、前記治療証明情報と前
記給付金請求情報とを関連付けて前記医療保険機関サー
バに送信して、当該治療結果に係る医療給付金を請求す
る。
【0011】また医療機関サーバから治療の実態を肯定
する実態情報を受信した場合に、当該医療保険の契約内
容に応じて医療給付金を仮計算し、前記給付金請求仲介
サーバが指定する金融機関口座Xから医療保険加入者が
指定する金融機関口座Yに仮計算された医療給付金を貸
付金として口座振込の手続きをする。
【0012】更に請求した医療給付金が確定し、当該医
療保険機関から金融機関口座Yに当該医療給付金が口座
振込された場合に、医療給付金請求に係る所定の仲介手
数料や前記貸付金等を含む清算金額を金融機関口座Yか
ら金融機関口座Xへ口座振込の手続きをする。
【0013】また、医療保険加入者から当該加入者の入
院や通院等の治療結果に応じて医療保険機関へ請求する
医療費の給付金に係り、斯かる給付金請求を仲介して手
続きサービスする、医療給付金手続きサービス方法にお
いて、前記給付金を当該給付金に係る医療保険機関に請
求する業務を仲介する給付金請求仲介サーバが提供する
WEB上のホームページを介して、前記医療保険加入者の
治療に係る給付金請求情報を前記給付金請求仲介サーバ
においてWEB上のネットワークPCから受信し、受信され
た前記給付金請求情報を当該治療に係る医療機関サーバ
へ送信して、前記治療の実態を確認する実態情報を当該
医療機関サーバから受信し、前記実態情報が治療の実態
を肯定する情報である場合には、前記給付金請求に係る
医療保険機関サーバのWEB上のホームページで公開し
た、当該給付金請求の所定様式を使用して、前記給付金
請求情報の関連する項目を前記所定様式へ設定して治療
証明請求書を作成し、該治療証明請求書を前記医療機関
サーバに送信し、前記医療機関サーバが有する当該治療
に係る診療記録情報から前記治療証明請求書に必要項目
が設定され、かかる設定の後に担当医師により認証され
た治療証明情報を当該医療機関サーバより受信し、前記
治療証明情報と前記給付金請求情報とを関連付けて前記
医療保険機関サーバに送信して、当該治療結果に係る医
療給付金を請求する。
【0014】更に、医療保険加入者から当該加入者の入
院や通院等の治療結果に応じて医療保険機関へ請求する
医療費の給付金に係り、斯かる給付金請求を仲介して手
続きサービスする、医療給付金手続きサービス方法にお
いて、前記給付金を当該給付金に係る医療保険機関に請
求する業務を仲介する給付金請求仲介サーバが提供する
WEB上のホームページを介して、前記医療保険加入者の
治療に係る給付金請求情報を前記給付金請求仲介サーバ
においてWEB上のネットワークPCから受信し、受信され
た前記給付金請求情報を当該治療に係る医療機関サーバ
へ送信して、前記治療の実態を確認する実態情報を当該
医療機関サーバから受信し、前記実態情報が治療の実態
を肯定する情報である場合には、前記給付金請求情報を
対応する医療保険機関サーバに送信し当該医療保険の契
約内容を要求して取得し、当該契約内容に応じて医療給
付金を仮計算し、医療給付金請求に係る所定の仲介手数
料及び治療証明書の取得に係る発行手数料並びに前記貸
付金等を考慮した合計金額と前記仮計算された医療給付
金とを比較して、当該医療保険に係る医療費の給付金を
請求するか否かを判断する給付金請求判断情報を作成
し、給付金請求仲介手続きサービスを続けるか否かを判
断する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
す一実施例として、その実施の形態における広域ネット
ワーク構成を示すブロック図である。
【0016】以下、図1中の給付金請求仲介サーバ1に
係るいくつかの内容を説明する。先ず給付金請求仲介サ
ーバ1は、通信回線(有線、無線を問わず)を介して、
後述する医療保険機関サーバ3やネットワークパソコン
(NWPC5という)、医療機関サーバ2、及び金融機関サー
バ4に相互にアクセス可能に構成されている。
【0017】そして、給付金請求仲介サーバ1は、医療
保険加入者からネットワークパソコン(NWPC5という)
を介してネットワーク通信により入院や通院などの治療
結果や、請求される医療費の給付金に係る加入医療保険
機関や医療保険の種類や医療保険加入者等の、医療給付
金請求内容を受信する。
【0018】受信された前記医療給付金請求内容のうち
から、必要な項目を医療機関サーバ2へ送信して入院や
通院などの治療結果を確認し、また必要な項目を医療保
険機関サーバ3へ送信し、対応する保険契約の内容を取
得する。
【0019】そして医療機関サーバ2から入院や通院な
どの治療結果が確認されると、医療保険機関サーバ3か
ら取得した保険契約の内容に基づいて医療給付金の額を
仮計算し、当該金額、並びに、医療機関へ支払うべき証
明書発行の手数料及び給付金請求仲介の手数料との合計
金額とを比較し、当該医療保険に係る医療費の給付金を
請求するか否かを判断する給付金請求判断情報を作成す
る。
【0020】前記給付金請求判断情報が所定の条件を満
たす場合には後述する医療機関サーバ2から該当する治
療証明書情報を要求して取得し、医療保険機関毎の所定
の様式に前記医療給付金請求項目から必要とする項目を
設定して給付金請求情報として当該治療証明書情報とと
もに当該医療保険機関3へ送信し、加入している医療保
険に係る医療給付金を請求する。
【0021】然しながら、作成された給付金請求判断情
報が所定の条件を満たさない(給付金請求に値しない)
場合には、医療保険加入者の該当するNWPC5へ送信する
かもしくは郵送などの方法で、医療保険加入者に連絡す
ることになる。
【0022】上記の所定の条件は、例えば、前記給付金
請求情報を対応する医療保険機関サーバ3に送信し当該
医療保険の契約内容を要求して取得し、当該契約内容に
応じて医療給付金を仮計算し、医療給付金請求に係る所
定の仲介手数料及び治療証明書の取得に係る発行手数料
並びに前記貸付金等を考慮した合計金額を前記仮計算さ
れた医療給付金より差し引いた金額が一定金額以上であ
るか、などの条件をいう。
【0023】また上記医療給付金は、生命保険会社など
の医療保険機関が運営する医療保険に加入していれば、
病気や怪我による入院や通院が所定以上の日数や金額を
要した場合に医療保険機関から医療保険の加入者に支払
われる給付金である。
【0024】斯かる医療給付金には各医療保険機関が設
定している各種の保険金があって、例えば、死亡保険
金、災害死亡保険金、高度障害保険金、疾病入院給付金
手術給付金などが医療給付金として扱われる。特に癌保
険のようにその特約により入院や治療をしたか否かに拘
わらず高額の給付金が支払われるものもある。本発明に
おける医療給付金はかかる給付金も含むものとする。
【0025】医療給付金の支払いは各種の健康保険のよ
うに医療機関において診療治療を受ければ自動的に支払
われるものではない。各医療保険機関が指定する給付金
請求書、及び各医療保険機関が指定する治療証明書の様
式に該当する医療機関の医師が認証した認証済みの治療
証明書と、各医療保険機関が指定する給付金請求書と
を、当該医療機関に提出して医療給付金の支払いを請求
し、その請求内容により医療保険機関が医療給付金を確
定する、という手順を経て、医療保険加入者に医療給付
金が支払われる。
【0026】図2は医療給付金請求書の様式例を示すも
のである。当該請求書内には請求人、請求日、証券番
号、受取人、振込口座、書類送付先が必要とされ、特に
請求内容として受診者、病名、期間、担当医医療機関
名、医療保険名を正確に記入しなければならない。そし
てこれら記入内容が医療機関の発行する治療証明書の内
容と一致しており、加入している医療保険の契約内容に
該当するものであれば、当該契約内容に基づいて、例え
ば病名に係る入院の日数と病名に応じた給付倍率と1日
あたりの契約給付金額を乗ずる等の計算をして、医療給
付金が決定される。
【0027】図3、図4、図5は、給付金請求仲介サー
バ1が提供するWEB上のホームページに掲載された項目の
例を示す模式図であり、これらの項目は図3、図4、図5
に分類される。図3は医療保険加入者でもある給付金請
求を依頼する者の項目で、当該依頼者に係る氏名、住所
など一般的な固有情報及び医療給付金の振り込みに係る
金融機関の口座番号等の情報から構成されている。
【0028】図4は医療保険の被保険者に係る情報で医
療保険の対象となる者の前記固有情報や保険証番号をは
じめとする医療保険に係る情報、及び医療保険の給付金
請求の根拠となる情報に関する情報から構成されてい
る。図5は医療給付金の治療証明書を該当する医療機関
に請求するために当該医療機関に係る項目を集合したも
のである。どの医療機関で入院、通院して受診したかと
か診察券番号など給付金対象となる者に固有の情報であ
って、斯かる情報により給付金対象となる者からの請求
であることを示すことができ、該当する医療機関へ治療
証明書を請求する要件を満たす者からの請求であるとみ
なすことができる。
【0029】ここで医療給付金が契約内容に従って計算
され、決定される一例を説明する。契約内容は以下のと
おりである。総合医療保険(交通事故又は交通事故以外
の怪我による事故並びに病気などの事由によって入院し
た際に給付される保険である)に加入し、この契約では
「5日以上入院(所定の病名による入院に限る)又は手
術した場合にその初日にさかのぼって給付金を支払う」
ものとされていて、給付金は入院時に1日あたり5千円
である。手術の場合にはその手術の種類によって1日あ
たりの給付額の2倍から10倍相当の一時金が給付され
る。例えば、盲腸は5倍、胃潰瘍は7倍、心臓は10
倍、脳20倍など1日あたり5千円の給付金にこれらの
倍率を乗じた金額が支払われる。医療給付の対象期間は
365日までとし、同一疾病で複数回入院した場合は、
その合計日数が365日までとする。
【0030】本契約の被保険者でもある契約者Aは、平
成12年8月1日から10日まで盲腸で10日間入院し
(手術あり)、退院したが、術後経過が悪く9月1日か
ら9月5日まで再入院したものとする。
【0031】斯かる場合には医療給付金は以下のように
計算される。給付額は契約内容から1日あたり5千円で
あり、入院日数は10日間で給付日数に該当する。盲腸
による手術一時金は上記の例(契約内容)で1日あたり
5千円の給付額の5倍となる。再入院の5日間について
も契約条件に合致し、給付の対象となる。したがって当
初の入院に係る給付金 5千円*10日の5万円、及び
手術一時金 5千円*5倍の2万5千円、並びに再入院に
係る給付金 5千円*5日の2万5千円、が(給付金合計
は10万円)、契約者Aに給付される。
【0032】上記の医療給付金が本発明の給付金請求仲
介サーバ1を利用して契約者Aの指定する金融機関口座Y
に振込により支払われる経過例をその手順を示す図6の
フローチャートに従って説明する。
【0033】本例では医療保険加入者の治療に係る給付
金請求情報において入院期間の手違いがある場合を想定
している。尚金融機関口座に振り込む場合には該当する
金融機関サーバ4に必要な情報を送信して指定する口座
への振込を依頼する。
【0034】STEP01: 本契約の被保険者でもある契約
者Aから10月1日にWEB上のネットワークPC(以下、NWP
C5という)から給付金請求仲介サーバ1が開設し提供す
るホームページを介して送信された給付金請求情報を給
付金請求仲介サーバ1において受信した。当該給付金請
求情報によれば、入院期間は8月1日から10日までで
あって、盲腸で手術しての入院であった。そして加入し
ている医療保険の契約内容は上記の例と同一である。
【0035】STEP02: そこで給付金請求仲介サーバ1
は前記給付金請求情報を当該治療に係る医療機関サーバ
2へ送信して、前記治療の実態を問い合わせてその実態
情報を受信する。
【0036】STEP03: 受信した実態情報が、前記給付
金請求情報の内容が事実を示すものであるかどうか、つ
まり実体情報が治療に係る入院や通院の事実があること
を示した「肯定応答を受信」したものかを判断する。こ
の判断は給付金請求情報に完全に正しいか同かを判断す
る必要はない。ところ当該実態情報を肯定する応答を受
信したとする。実態情報が肯定応答を示している場合に
は、STEP05へ進む。
【0037】STEP04: STEP01で受信した給付金請求情
報が示す内容が誤りである旨を、斯かる給付金請求情報
を送信してきたNWPC5へ返信応答してからSTEP11へ進み
本フローチャートの処理を終了する。
【0038】STEP05: 給付金請求仲介サーバ1が前記
給付金請求情報に基づいて給付金を仮計算したところ、
1日あたり給付金5千円*10日の5万円と、盲腸の手
術に対する手術一時金1日あたり給付金5千円*5倍の
2万5千円との合計7万5千円が医療給付金として、契
約者Aの指定する金融機関口座Yへ給付金請求仲介サーバ
1が指定する金融機関口座Xから振り込まれる。
【0039】STEP06: そして給付金請求仲介サーバ1
は、医療保険機関サーバ3のホームページで公開された
治療証明請求書の様式を取得し、給付金請求情報から必
要な項目を設定した治療証明請求情報として、前記給付
金請求情報が示す医療機関サーバ2へ送信する。
【0040】STEP07: 医療機関サーバ2では医療機関
サーバ2が有する当該治療に係る診療記録情報から、前
記治療証明請求書に必要な項目を転記して設定し、担当
医師により認証された治療証明情報を給付金請求仲介サ
ーバ1へ送信する。この治療証明情報は前記診療記録情
報から転記されたものであるので上記の例にあるように
盲腸による入院の後での術後けいかが悪く5日間の再入
院に係る入院日数も治療実績として記録されている。
尚、医師による認証はパスワードや指紋照合などを応用
した電子照合が可能である。また医療機関サーバ2で
は、給付金請求情報から設定された治療証明請求情報の
中に含まれる項目のうちの図6において図示した診察券
番号などの医療機関サーバ2に係る情報から治療証明請
求が正当なものであると判断する。
【0041】STEP08: 給付金請求仲介サーバ1は、前
記給付金請求に係る医療保険機関サーバ3のWEB上のホー
ムページで公開した当該給付金請求の所定様式を使用し
て、前記給付金請求情報及び受信した治療証明情報とか
ら前記所定様式に関連する項目を設定して医療給付金請
求書として前記治療証明情報とともに医療保険機関サー
バ3に送信する。当該所定様式への設定においては給付
金請求情報よりも治療証明情報を優先する。かように治
療証明情報を優先することによって医療保険加入者から
受信した給付金請求情報の誤りをそのまま使用せず、正
確な医療給付金請求ができる。
【0042】STEP09: 医療保険機関サーバ3は給付金
請求情報と治療証明情報とから請求に係る医療給付金を
決定し、給付金請求情報において指定された金融機関の
指定口座Yに前記医療給付金を振り込むとともに、給付
金請求仲介サーバ1へかかる口座振込の情報を送信す
る。ここで決定された医療給付金には前記再入院に係る
5日間の医療給付金(1日あたり給付金5千円*5日=2万5
千円)が含まれており、仮計算された7万5千円を含める
と10万円となる。
【0043】STEP10: 給付金請求仲介サーバ1は前記
口座振込情報を受信して、契約者Aの指定する金融機関
口座Yに10万円の医療給付金が振り込まれたという前記
口座振込情報を受信して、医療給付金を仮計算して金融
機関口座Yに貸し付けた7万5千円を考慮して、清算作業
を行う。即ち、医療機関に支払う治療証明書の発行手数
料(例えば3千円)と給付金請求仲介手数料(例えば固
定額5千円としてもよいしまたは医療給付金の5%の5千
円として考えてもよい)との合計金額7千5百円、並びに
仮計算で貸し付けた7万5千円との合計金額8万2千5
百円を金融機関口座Yから金融機関口座Xに振り込んで、
清算作業を完了する。
【0044】STEP11: 以上で図6のフローチャートの
処理を終了する。
【0045】上記処理手順においては、医療保険機関か
ら医療保険の加入者が指定する金融機関の指定口座Yに
前記医療給付金を振り込むものとしたが、医療保険機関
から給付金請求仲介サーバ1が指定する金融機関の指定
口座Xに前記医療給付金を振り込むものとしてもよい。
この場合には、上記清算作業は、医療保険機関から振り
込まれた医療給付金10万円から上記の合計金額8万2
千5百円を差し引いた1万7千5百円を金融機関口座Xか
ら金融機関口座Yに振り込んで、清算作業を完了するこ
とになる。
【0046】以上、本発明の実施例によれば、医療保険
加入者は加入する医療保険の被保険者の治療結果をWEB
上のNWPC5を介して給付金請求仲介サーバ1へ入院や通
院の治療結果を送信するのみの操作を行えば、医療保険
から支給される医療給付金を直ちに自ら指定する金融機
関口座に貸付金の名目で振り込まれて、当該給付金を直
ちに利用可能になり、また診察券番号が利用されること
により、誤った情報を送信して不正に医療給付金を取得
されることを防ぐことができる。しかも、医療保険加入
者やその被保険者からみれば、医療機関へ出向くことも
なく、ましてや医療保険機関に対して治療証明書を添付
して医療給付金請求書を作成して請求することもない。
また給付金請求仲介サーバ1側からすれば仲介手数料を
WEBサーバのみを活用して仲介手数料を得ることができ
る。また医療機関の担当医師からすれば例えば電子カル
テとして保存された診療記録情報から転記することで治
療証明書を作成し認証することにより、作業を効率化
し、付随する効果として入院、通院に係る証明書の発行
管理ができる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は給付金請
求仲介サーバにより医療保険加入者から被保険者に係る
入院や通院などの治療結果の情報をWEB上のNWPCを介し
て即座に受信し、以降の医療機関や医療保険機関への医
療給付金に係る請求を仲介するので、医療保険加入者は
医療機関へ出向くこともなく、ましてや医療保険機関に
対して治療証明書を添付して医療給付金請求書を作成し
て請求することもなく、医療給付金を取得することが可
能である。
【0048】また医療保険加入者は、医療給付金を、医
療機関による治療証明書の発行や医療保険機関による給
付金額決定を待つことなく、給付金請求仲介サーバ1か
ら貸付の形で即座に医療給付金を取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広域ネットワーク構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の医療給付金請求書の画面の様式例を示
す模式図である。
【図3】本発明の給付金請求仲介サーバが提供するWEB
上のホームページに掲載された項目の第1の例を示す模
式図である。
【図4】本発明の給付金請求仲介サーバが提供するWEB
上のホームページに掲載された項目の第2の例を示す模
式図である。
【図5】本発明の給付金請求仲介サーバが提供するWEB上
のホームページに掲載された項目の第3の例を示す模式
図である。
【図6】本発明の給付金請求仲介サーバを利用して契約
者の指定する金融機関口座に振込により支払われる経過
例の手順を示すフローチャートである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療保険加入者から当該加入者の入院や
    通院等の治療結果に応じて医療保険機関へ請求する医療
    費の給付金に係り、斯かる給付金請求を仲介して手続き
    サービスする、医療給付金手続きサービス方法におい
    て、 前記給付金を当該給付金に係る医療保険機関に請求する
    業務を仲介する給付金請求仲介サーバが提供するWEB上
    のホームページを介して、前記医療保険加入者の治療に
    係る給付金請求情報を前記給付金請求仲介サーバにおい
    てWEB上のネットワークPCから受信し、 受信された前記給付金請求情報を当該治療に係る医療機
    関サーバへ送信して、前記治療の実態を確認する実態情
    報を当該医療機関サーバから受信し、 前記実態情報が治療の実態を肯定する情報である場合に
    は、前記給付金請求情報から前記所定様式に関連する項
    目を設定して治療証明請求書として前記医療機関サーバ
    に送信し、 前記医療機関サーバが有する当該治療に係る診療記録情
    報から担当医師により認証された治療証明情報を当該医
    療機関サーバより受信し、 前記治療証明情報と前記給付金請求情報とを関連付けて
    前記医療保険機関サーバに送信して、当該治療結果に係
    る医療給付金を請求する、 ことを特徴とする医療給付金手続きサービス方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 医療機関サーバから治療の実態を肯定する実態情報を受
    信した場合に、 当該医療保険の契約内容に応じて医療給付金を仮計算
    し、前記給付金請求仲介サーバが指定する金融機関口座
    Xから医療保険加入者が指定する金融機関口座Yに仮計算
    された医療給付金を貸付金として口座振込の手続きをす
    る、 ことを特徴とする医療給付金手続きサービス方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 請求した医療給付金が確定し、当該医療保険機関から金
    融機関口座Yに当該医療給付金が口座振込された場合
    に、医療給付金請求に係る所定の仲介手数料や前記貸付
    金等を含む清算金額を金融機関口座Yから金融機関口座X
    へ口座振込の手続きをする、 ことを特徴とする医療給付金手続きサービス方法。
  4. 【請求項4】 医療保険加入者から当該加入者の入院や
    通院等の治療結果に応じて医療保険機関へ請求する医療
    費の給付金に係り、斯かる給付金請求を仲介して手続き
    サービスする、医療給付金手続きサービス方法におい
    て、 前記給付金を当該給付金に係る医療保険機関に請求する
    業務を仲介する給付金請求仲介サーバが提供するWEB上
    のホームページを介して、前記医療保険加入者の治療に
    係る給付金請求情報を前記給付金請求仲介サーバにおい
    てWEB上のネットワークPCから受信し、 受信された前記給付金請求情報を当該治療に係る医療機
    関サーバへ送信して、前記治療の実態を確認する実態情
    報を当該医療機関サーバから受信し、 前記実態情報が治療の実態を肯定する情報である場合に
    は、前記給付金請求に係る医療保険機関サーバのWEB上
    のホームページで公開した、当該給付金請求の所定様式
    を使用して、前記給付金請求情報の関連する項目を前記
    所定様式へ設定して治療証明請求書を作成し、該治療証
    明請求書を前記医療機関サーバに送信し、 前記医療機関サーバが有する当該治療に係る診療記録情
    報から前記治療証明請求書に必要項目が設定され、かか
    る設定の後に担当医師により認証された治療証明情報を
    当該医療機関サーバより受信し、 前記治療証明情報と前記給付金請求情報とを関連付けて
    前記医療保険機関サーバに送信して、当該治療結果に係
    る医療給付金を請求する、 ことを特徴とする医療給付金手続きサービス方法。
  5. 【請求項5】 医療保険加入者から当該加入者の入院や
    通院等の治療結果に応じて医療保険機関へ請求する医療
    費の給付金に係り、斯かる給付金請求を仲介して手続き
    サービスする、医療給付金手続きサービス方法におい
    て、 前記給付金を当該給付金に係る医療保険機関に請求する
    業務を仲介する給付金請求仲介サーバが提供するWEB上
    のホームページを介して、前記医療保険加入者の治療に
    係る給付金請求情報を前記給付金請求仲介サーバにおい
    てWEB上のネットワークPCから受信し、 受信された前記給付金請求情報を当該治療に係る医療機
    関サーバへ送信して、前記治療の実態を確認する実態情
    報を当該医療機関サーバから受信し、 前記実態情報が治療の実態を肯定する情報である場合に
    は、前記給付金請求情報を対応する医療保険機関サーバ
    に送信し当該医療保険の契約内容を要求して取得し、当
    該契約内容に応じて医療給付金を仮計算し、医療給付金
    請求に係る所定の仲介手数料及び治療証明書の取得に係
    る発行手数料並びに前記貸付金等を考慮した合計金額と
    前記仮計算された医療給付金とを比較して、当該医療保
    険に係る医療費の給付金を請求するか否かを判断する給
    付金請求判断情報を作成し、給付金請求仲介手続きサー
    ビスを続けるか否かを判断する、 ことを特徴とする医療給付金手続きサービス方法。
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