JP2002297911A - 保険金支払システム、保険金支払方法、並びに保険金支払用サーバ - Google Patents

保険金支払システム、保険金支払方法、並びに保険金支払用サーバ

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JP2002297911A
JP2002297911A JP2001098245A JP2001098245A JP2002297911A JP 2002297911 A JP2002297911 A JP 2002297911A JP 2001098245 A JP2001098245 A JP 2001098245A JP 2001098245 A JP2001098245 A JP 2001098245A JP 2002297911 A JP2002297911 A JP 2002297911A
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Ryuji Suzuki
隆二 鈴木
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Sumitomo Life Insurance Co
Original Assignee
Sumitomo Life Insurance Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットで、顧客から保険金の請求を
受け、正当な病院から顧客の診断記録を入力されること
で、保険金を支払うことができる。 【解決手段】 顧客が顧客側端末50から請求内容入力
画面30に入力した請求情報に対応してサーバ10は認
証情報作成部25で認証情報を作成し、病院側端末60
は前記認証情報でサーバ10に認証された後に、診断記
録入力画面33に顧客情報を入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保険会社が顧客の
入院、通院、手術などに対して支払う保険金支払システ
ムに関し、特に病院がインターネットを利用して保険金
支払手続に必要な診断記録を入力することで、顧客がイ
ンターネットを利用して保険金を請求できるようにした
保険金支払システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、保険会社は保険金請求を顧客から
受付けると請求書類と診断書類を顧客に交付する。顧客
は、診断書を病院に持参して作成を依頼し、後日作成さ
れた診断書を取りに行き、さらに請求書を記入して、保
険会社に提出する。保険会社は提出された診断書を点検
し、請求書と診断書を見ながら必要な事項をコンピュー
タに入力して保険金を顧客に支払う。顧客にとっては煩
雑で、請求開始から保険金支払まで時間も長くかかる。
【0003】顧客の事務負担を軽減しようと、保険会社
が直接病院に顧客の診断書の作成を依頼しても、プライ
バシー保護のため通常承諾されることはない。従って、
現状では顧客本人が自分の診断書を取寄せるしかない。
【0004】顧客は病院に診断書発行を依頼すると、病
院に対価を支払わねばならない。もし、保険金の支払対
象でない保険事故についての診断書を病院に依頼して発
行を受けると、顧客は診断書の対価を病院に支払うが、
保険金を受け取ることができないので不必要な出費を行
ってしまう。そのため、通常保険会社は顧客から保険金
請求の理由となる保険事故とその発生日を確認し、当該
顧客が加入している保険契約での保険金支払対象か否か
を確認した上で、請求に必要な請求書類と診断書類を顧
客に交付している。このことも顧客にとって保険金請求
に時間がかかる原因である。
【0005】また、先述のとおり保険会社は提出された
医師の手書きの診断書を見ながら、入院日数、通院日
数、手術内容などの必要事項をコンピュータに入力する
ので、手書き文字の誤識別による保険金の誤払の可能性
があり、防止するためのチェックが負担となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】顧客が請求書類を保険
会社に郵送し、顧客が行った依頼に基づいて病院も作成
した診断書を直接保険会社に郵送することとして、保険
会社は病院に手数料を、顧客に手数料を差し引いた保険
金の残額を支払えば手続は簡略化されるが、保険会社は
診断書が正当な病院において作成されたかが不明であ
り、不正な請求が混入するおそれがあるので支払手続上
問題が大きい。また、請求書と診断書を郵送で別々に受
付けた場合、多数ある郵送書類から対応する請求書と診
断書を対応させることも困難であるし、診断書が提出さ
れたかどうかを確認するのも容易でない。
【0007】このため、本発明は、顧客からの保険金請
求と病院からの診断記録が例えばインターネットを介し
て容易、且つ迅速に得られ、保険事故等に対する保険金
の支払いを容易かつ迅速に行うことができる保険金支払
システム、保険金支払方法および保険金支払用サーバを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の保険金支払システムは、顧客からの請求
と前記顧客の診断記録に基づき保険金を支払う保険金支
払システムにおいて、前記顧客が保険金請求を行うため
の請求情報を入力する請求情報入力手段と、病院におい
て前記顧客の診断記録を入力する診断記録入力手段と、
前記請求情報により、前記診断記録に基づいて保険金を
算出する保険金算出手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、顧客は簡単に保
険金を請求することができるし、保険会社も病院が入力
した診断記録に基づいて保険金を算出するので確実な保
険金支払が実現できる。
【0010】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、前記請求情報を記憶する請求情報記憶手段と、
前記請求情報に対応して病院を認証するために用いられ
る認証情報を作成する認証情報作成手段と、前記認証情
報により前記病院を認証する認証手段とを備え、前記診
断記録入力手段は、該認証を受けた病院において前記顧
客の診断記録を入力することを特徴とする。
【0011】このような構成によれば、正当な病院から
顧客の診断記録を入手できる。また、顧客の請求情報に
対応して病院を認証するので、保険金請求と病院をセッ
トで管理でき、病院から診断記録が入力された場合も容
易に対応させることができる。
【0012】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、さらに、顧客が契約している保険の契約内容を
記憶した契約情報記憶手段と、前記契約内容に基づき前
記請求情報に含まれる保険事故が保険金支払対象である
かどうかを判定する保険金支払判定手段を含み、前記認
証情報作成手段は前記保険金支払判定手段で前記保険事
故が支払対象と判定された場合に、前記認証情報を作成
することを特徴とする。
【0013】このような構成によれば、保険金支払対象
でない保険事故について病院から顧客の診断記録が入力
されることが無く、顧客は無駄な保険金請求を避けるこ
とができる。
【0014】保険金支払対象かどうかの判定は、当該顧
客が加入している保険契約内容と、保険事故および保険
事故発生日を対比して行われる。例えば、入院期間が5
日間以上の場合に入院給付金(保険金)が支払われる保
障内容を備えた保険契約に加入している顧客が、3日間
の入院について保険金請求を行った場合、保険金支払対
象外と判定する。同様に、保険契約の約款所定の手術に
対して手術給付金(保険金)が支払われる保障内容を備
えた保険契約に加入している顧客が、約款所定ではない
手術について保険金請求を行った場合も保険金支払対象
外と判定する。
【0015】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、前記認証情報作成手段は、前記保険金請求を特
定する識別番号を認証情報として作成し、前記認証手段
は、前記識別番号を使用して病院を認証することを特徴
とする。
【0016】このような構成によれば、識別番号を使用
して、正当な病院を認証し、かつ請求内容と診断記録を
容易に特定することができる。
【0017】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、前記認証情報作成手段は、前記保険金請求を特
定する識別番号と、前記請求情報に含まれる保険事故発
生日を認証情報として作成し、前記認証手段は、前記識
別番号と前記保険事故発生日を認証情報として病院を認
証することを特徴とする。
【0018】このような構成によれば、より厳重に病院
を認証することができる。また、保険金を請求する顧客
と、診断記録の対象である患者が同一人物であるかどう
かも確認することができる。認証情報として作成される
保険事故発生日とは、例えば、請求理由となる保険事故
が入院の場合は入院日と退院日、通院の場合は通院日、
手術の場合は手術日を指す。
【0019】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、前記識別番号を前記請求情報に含まれる病院に
提示する為の手段を備えることを特徴とする。
【0020】このような構成によれば、認証情報として
作成した識別番号を顧客が指定した正当な病院のみに提
示するので、正当な病院から診断記録を受付けることが
できる。
【0021】顧客が指定した病院に識別番号を提示する
が、万一顧客が病院の指定を間違えた場合でも、さらに
保険事故発生日を識別情報として病院を認証するので、
必要の無い診断記録が入力されることを避けることがで
きる。例えば顧客がB病院に初診後すぐにA病院に入院
した場合で、顧客が加入している保険契約での保険金支
払対象が入院のみであれば、B病院において顧客の通院
についての診断記録が入力されても保険金は支払われな
い。認証情報としてA病院での入院日、退院日を使用す
ればB病院において初診時の保険事故発生日を認証情報
として入力しても認証されないので診断情報が入力され
ることを避けられる。つまり、保険金が支払われないの
に病院へ診断記録の対価を支払わねばならない事態を避
けられる。
【0022】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、前記保険金算出手段は、前記診断記録と前記契
約内容に基づき保険金を算出することを特徴とする。
【0023】このような構成によれば、診断記録に基づ
いて正確な保険金支払が可能となる。例えば、保険金の
請求理由が入院で、顧客が日額5,000円支給される
入院給付金(保険金)保障を含む保険契約に加入してい
る場合、診断記録で記録された入院期間が10日間であ
れば、給付金(保険金)日額と入院期間を乗じて50,
000円の保険金を算出することができる。同様に、請
求理由が手術で、顧客が入院日額5000円に手術種類
毎の倍率を乗じた手術給付金が支払われる保障を含む保
険契約に加入している場合は、診断記録で手術名が「虫
垂炎」と記録されると、契約内容から倍率を10倍と判
定し、50,000円の保険金を算出することができ
る。通院、骨折、がん、その他、請求理由に関らず同様
な保険金算出が可能である。
【0024】また、入力された診断記録に基づき保険金
を算出することで、例えば診断記録に対象となった傷病
発生年月日が顧客が加入している保険契約の加入日以前
であれば、支払を保留するなどの保険金支払可否のチェ
ックも容易になる。
【0025】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、前記保険金算出手段により算出された保険金の
一部を、前記診断記録を入力した病院に、その診断記録
入力の対価として支払う為の手段を備えていることを特
徴とする。
【0026】このような構成によれば、顧客は自ら病院
に診断記録の対価を支払う必要がないので、保険金請求
を入力するだけで保険金を受け取ることができる。
【0027】また、本発明に係る保険金支払システムに
おいて、さらに前記診断記録の入力の有無を前記顧客に
提示する手段を備えることを特徴とする。
【0028】このような構成によれば、顧客は保険金請
求を入力して以後保険金の支払が無い場合に、病院から
診断記録が入力されているか否かを状況確認することが
できる。
【0029】また、本発明に係る保険金支払方法は、
顧客からの請求と前記顧客の診断記録に基づき保険金を
支払う保険金支払方法において、顧客に保険金の請求情
報を入力させるステップと、入力された請求情報に対応
して、病院を認証するステップと、前記病院において前
記顧客の診断記録を入力させるステップと、前記診断記
録に基づいて保険金を算出するステップとを備えること
を特徴とする。
【0030】このような方法によれば、正当な病院から
顧客の診断記録を入手し、かつ顧客の請求内容と病院の
診断記録を容易に対応させることができ、診断記録に基
づいた正確な保険金支払を実行できる。
【0031】また、本発明に係る保険契約用サーバは、
顧客が使用する顧客側端末と、病院側が使用する病院側
端末と通信回線を介して接続された保険金支払い用サー
バであって、顧客が有する顧客側端末に保険金の請求情
報を入力するための請求情報入力画面を送信し、さらに
病院が有する病院側端末に前記顧客側端末で入力された
前記請求情報に対応する認証情報を入力する為の病院認
証画面と、顧客の診断記録を入力するための診断記録入
力画面を送信するものである。
【0032】このようなサーバによれば、遠隔地の顧客
からも保険金請求を受付けられるし、同様に遠隔地の病
院からも診断記録を受付けられる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける保険金支払システムの実施の形態について説明す
る。
【図1】は、本発明の実施の形態に係る保険金支払シス
テムの概念的に示すブロック図である。本システムは保
険会社サーバ10と保険の加入者(顧客)が有する顧客
側端末50、病院が有する病院側端末60とがインター
ネット40を介して接続されている。さらにサーバ10
は、顧客が加入している保険契約についての情報を記憶
した契約情報記憶部20、全国の病院の名称、メールア
ドレス、診断入力に係る手数料、送金口座、当該病院に
付した暗証データ等を記憶する病院情報記憶部21、顧
客が入力した保険金請求情報を記憶する請求情報記憶部
22、病院において入力した顧客の診断記録を記憶する
診断記録記憶部23、前記契約情報記憶部20に記憶さ
れた顧客の保険契約内容に基づいて、顧客が入力した保
険金請求情報に含まれる保険事故が保険金支払対象かど
うかを判定する保険金支払判定部24、顧客の保険金請
求を特定する識別番号と保険金請求情報に含まれる保険
事故発生日を認証情報として作成する認証情報作成部2
5、前記認証情報作成部25で作成された認証情報と前
記病院情報記憶部21に記憶された暗証データを使用し
てサーバ10にアクセスした病院を認証する病院認証部
26、前記契約情報記憶部20に記憶された顧客の契約
内容と、前記診断記録記憶部23に記憶された顧客の診
断記録に基づき保険金を算出する保険金算出部27、算
出された保険金の一部を病院へ診断記録の対価として支
払い、残額を顧客に支払う保険金支払部28、病院側端
末と顧客側端末との間でデータを送受信する送受信部2
9を備えている。
【0034】サーバ10が顧客側端末50に表示するサ
イトは、顧客が保険金請求理由や保険金支払口座などの
保険金請求情報を入力するための請求情報入力画面30
と、前記顧客が、病院からの診断記録の入力の有無な
ど、保険金請求手続の処理状況を確認するための処理状
況確認画面31で構築されており、さらにサーバ10が
病院側端末60に表示するサイトは、病院を認証するた
めの病院認証画面32と、病院が前記顧客の健康状態の
診断記録と、診断記録入力に対しての対価請求を入力す
るための診断記録入力画面33で構築されている。
【0035】図2は、本システムの動作の一例を示すフ
ローチャートである。まず、顧客が顧客側端末50によ
りインターネット40を介して保険会社のサイトにアク
セスする。顧客はまず加入している保険契約の契約番号
とあらかじめ顧客が登録している暗証番号で認証を受け
(S100)、請求情報入力画面30で請求情報入力を
行う(S101)。
【0036】図3は請求情報入力画面30の例である。
顧客は請求情報として保険金支払の理由となる入院、通
院などの保険事故、保険金の送金先口座などを入力し、
次に診断記録を依頼する病院を指定する。ここでは、請
求理由として入院年月日(70)、退院年月日(71)
が入力されたとする。図示していないが、請求情報の入
力は、会話型の入力画面で行われても良い。つまり、例
えば「入院しましたか。」、「入院期間はいつからいつ
までですか。」、「手術しましたか。」、等の質問に対
する回答として入力しても良い。好ましくは、手術名な
ど通常の顧客が十分な知識を持たない保険事故内容の入
力は、手術名などのデータベースに直結して顧客が選択
する形式にしても便利である。
【0037】図4は請求情報入力画面30のうち、顧客
が診断記録を入力する病院を指定するための画面の例で
ある。顧客は、画面上で依頼する病院ボタンをクリック
する。ここではA病院(72)が指定されたとする。
【0038】前記保険金支払判定部24は、顧客から保
険金請求情報が入力されると、前記契約情報記憶部20
に記憶された顧客の保険契約から前記保険金請求情報に
含まれる保険事故に対して保険金が支払われるかどうか
を判定し、支払対象であると判定する(S102)。
【0039】前記保険金支払判定部24で、顧客が入力
した保険情報に含まれる保険事故が保険金支払対象だと
判定されると、顧客が入力した保険金請求情報は、請求
情報記憶部22に記憶され(S103)、認証情報作成
部25において、少なくとも保険金請求を特定する識別
番号と、請求情報に含まれる保険事故の発生日を認証情
報として作成される(S104)。
【0040】認証情報として作成される保険事故発生日
について、本実施の形態においては、保険事故発生日を
すべて認証情報とする必要は無く、最後の事故発生日で
良い。最後の保険事故発生日とは、例えば退院日、最後
の通院日等である。請求理由が入院と手術など複数であ
る場合も同様に、最後に発生した保険事故発生日で良
い。
【0041】前記識別番号は、顧客から病院宛の診断記
録入力依頼として病院に送信される(S105)。病院
の送信先のメールアドレスは保険会社にあらかじめ登録
され、前記病院情報記憶部21に記憶されている。図5
は入力依頼の例である。ここでは入力依頼として、顧客
名、識別番号(73)が示されたとする。
【0042】前記病院側端末60は、診断記録を入院す
るために前記サーバ10にアクセスし、前記病院情報記
憶部21に記憶されている当該病院の暗証データと、前
記認証情報作成部25で作成された認証情報を使用して
認証を受ける(S106)。このように、本実施の形態
によれば、病院は前記暗証データによりインターネット
で一般的に実施されている認証を受け、さらに前記認証
情報により認証を受ける。
【0043】前記病院側端末60は、病院を認証するた
めに病院認証画面32を表示する。図6は、病院認証画
面32のうち、病院情報記憶部21に記憶されている当
該病院の暗証データを使用して病院を認証する画面の例
である。ここでは、暗証データとして予めと付与されて
いる病院コードとパスワードが入力されたとする。
【0044】前記暗証データでの認証が完了すると、病
院はさらに前記認証情報作成部25で作成された認証情
報を使用して認証を受ける。図7は、病院認証画面32
のうち前記認証情報を使用して病院を認証する画面の例
である。ここでは、識別番号(74)と、保険事故発生
日として退院日(75)が認証情報として使用され、さ
らに顧客(患者)氏名と顧客の生年月日も認証情報とし
て使用されている。正当な認証情報が入力されると前記
病院認証部26は病院を認証する(S106)。
【0045】前記病院側端末60は、認証を受けると前
記診断記録入力画面33を表示する。
【図8】は診断記録入力画面の例である。病院側端末は
診断記録を入力して、サーバ10に送信する(S10
7)。好ましくは、傷病名、手術名は病名と手術名のデ
ータベースに接続されて名称を選択する形式で入力され
ることが望ましい。また、診断記録入力に対する対価請
求も前記診断記録入力画面で行われる。対価は病院毎に
異なるが、好ましくは、病院情報記憶部21にあらかじ
め病院ごとの対価額が記憶されており、前記診断記録入
力画面にも表示され、変更がある場合に変更入力する形
式が便宜である。
【0046】前記サーバ10は、前記診断記録入力画面
33を受信すると、入力内容を前記診断記録記憶部23
に記憶する(S108)。
【0047】図8は、前記顧客側端末50が表示する、
保険金処理状況を確認するための処理状況確認画面31
の例である(S109)。処理状況確認画面31には、
少なくとも前記病院側端末から診断記録が入力されたか
否かを表示する。
【0048】前記サーバ10に備えられた前記保険金算
出部27は、前記病院側端末60から前記診断記録記憶
部23に記憶された診断記録と、前記契約情報記憶部2
0に記憶された契約情報に基づき保険金を算出する。例
えば、前記顧客が入院した場合、入院日数一日あたり
5,000円を支払う内容の保険に加入しており、かつ
入院期間が10日間であれば、50,000円を保険金
として算出する(S110)。さらに、前記保険金支払
部28は、保険金算出後、前記診断記録記憶部23に記
憶された前記病院への対価を病院に支払い、保険金額か
ら対価を差し引いた残額を顧客に支払う(S111)。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、顧客が
入力した請求情報に対応した認証情報を使用して正当な
病院から顧客の診断記録を入力させることでき、正確な
保険金支払を行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る保険金支払システム
の構成を概念的に示すブロック図である。
【図2】同システムにおける処理を詳細に説明したフロ
ーチャートである。
【図3】同システムにおける請求書入力画面の一例で、
請求内容を入力する画面の例である。
【図4】同システムにおける請求書入力画面の一例で、
病院を指定する画面の例である。
【図5】同システムにおける病院への診断情報入力依頼
の一例である。
【図6】同システムにおける病院認証画面の一例で、暗
証データを使用して病院を認証する画面の例である。
【図7】同システムにおける病院認証画面の一例で、認
証情報を使用して病院を認証する画面の例である。
【図8】同システムにおける診断記録入力画面の一例で
ある。
【図9】同システムにおける処理状況確認画面の一例で
ある。
【符号の説明】
10 サーバ、20 契約情報記憶部、21 病院情報
記憶部、22 請求情報記憶部、23 診断記録記憶
部、24 保険金支払判定部、25 認証情報作成部、
26 病院認証部、27 保険金算出部、28 保険金
支払部、29 送受信部、30 請求情報記憶部、31
処理状況確認画面、40 インターネット、50 顧
客側端末、60 病院側端末

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客からの請求と前記顧客の診断記録に
    基づき保険金を支払う保険金支払システムにおいて、 前記顧客が保険金請求を行うための請求情報を入力する
    請求情報入力手段と、 病院において前記顧客の診断記録を入力する診断記録入
    力手段と、 前記請求情報により、前記診断記録に基づいて保険金を
    算出する保険金算出手段とを備えたことを特徴とする保
    険金支払システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保険金支払システムに
    おいて、 さらに、前記請求情報を記憶する請求情報記憶手段と、 前記請求情報に対応して病院を認証するために用いられ
    る認証情報を作成する認証情報作成手段と、 前記認証情報により前記病院を認証する認証手段とを備
    え、 前記診断記録入力手段は、該認証を受けた病院において
    前記顧客の診断記録を入力することを特徴とする保険金
    支払システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の保険金システムにおい
    て、 さらに、顧客が契約している保険の契約内容を記憶した
    契約情報記憶手段と、 前記契約内容に基づき前記請求情報に含まれる保険事故
    が保険金支払対象であるかどうかを判定する保険金支払
    判定手段を含み、 前記認証情報作成手段は前記保険金支払判定手段で前記
    保険事故が支払対象と判定された場合に、前記認証情報
    を作成することを特徴とする保険金支払システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の保険金支払システムに
    おいて、 前記認証情報作成手段は、前記保険金請求を特定する識
    別番号を認証情報として作成し、 前記認証手段は、前記識別番号を使用して病院を認証す
    ることを特徴とする保険金支払システム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の保険金支払システムに
    おいて、 前記認証情報作成手段は、前記保険金請求を特定する識
    別番号と、前記請求情報に含まれる保険事故発生日を認
    証情報として作成し、 前記認証手段は、前記識別番号と前記保険事故発生日を
    認証情報として病院を認証することを特徴とする保険金
    支払システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の保険金
    支払システムにおいて、 さらに前記識別番号を前記請求情報に含まれる病院に提
    示する為の手段を備えることを特徴とする保険金支払シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の保険金支払システムに
    おいて、 前記保険金算出手段は、前記診断記録と前記契約内容に
    基づき保険金を算出することを特徴とする保険金支払シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の保険金支払システムに
    おいて、 前記保険金算出手段により算出された保険金の一部を、
    前記診断記録を入力した病院に、その診断記録入力の対
    価として支払う為の手段を備えていることを特徴とする
    保険金支払システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の保険金支払システムに
    おいて、 さらに前記診断記録の入力の有無を前記顧客に提示する
    手段を備えることを特徴とする保険金支払システム。
  10. 【請求項10】 顧客からの請求と前記顧客の診断記録
    に基づき保険金を支払う保険金支払方法において、 顧客に保険金の請求情報を入力させるステップと、 入力された請求情報に対応して、病院を認証するステッ
    プと、 前記病院において前記顧客の診断記録を入力させるステ
    ップと、 前記診断記録に基づいて保険金を算出するステップとを
    備えることを特徴とする保険金支払方法。
  11. 【請求項11】 顧客が使用する顧客側端末と、病院側
    が使用する病院側端末と通信回線を介して接続された保
    険金支払用サーバであって、 顧客が有する顧客側端末に保険金の請求情報を入力する
    ための請求情報入力画面を送信し、 さらに病院が有する病院側端末に前記顧客側端末で入力
    された前記請求情報に対応する認証情報を入力する為の
    病院認証画面と、 顧客の診断記録を入力するための診断記録入力画面を送
    信する保険金支払用サーバ。
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