JP2004246821A - 情報システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カード会社側サーバ20は、利用者側端末10に入力されたIDとパスワードを受信し(S3)、認証を行って、会員向けコンテンツを利用者側端末10へ送信する(S4)。カード会社側サーバ20は、リダイレクト先URLとして、仲介業者側サーバのスクリプトのURLにリンクパラメータとして、認証されたカードクラブ会員IDを含む情報を利用者側端末10へ送信する(S6)。利用者側端末10のブラウザは、このリダイレクト情報をカード会社側サーバ20から受信し、上述したリンクパラメータを含むリダイレクト先のURLへアクセスする(S7)。仲介業者側サーバ30は、このアクセスを検知した場合、URLのリンクパラメータから、カードクラブ会員IDを取得し、S13で取得した会員情報とともに記憶してサービスの提供に用いる。
【選択図】図4
Description
【発明の属する技術分野】
情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、クレジットカード会社が運営する情報提供システムであって、インターネットを介してカード請求額やポイントの照会、各種申し込みの受付、ギフトカードの購入など様々なサービスを提供する情報提供システム(サイト)が知られている。この情報提供システムによるサービスを受けるためには、カード会員は、予め会員IDとパスワードを取得しておき、これらの識別情報や認証情報を利用者側端末から入力して、情報提供システムによる認証を受ける。情報提供システムは、インターネットを介して受け取った会員IDとパスワードが予め記憶されている会員IDとパスワードに一致するか否かを判定して認証を行い、一致する場合には、その会員向けの情報提供ページを、利用者の端末へ送信する。このようにして、利用者に応じた情報を提供することができる。
【0003】
また、これとは別に、インターネットを介して、宿泊情報を提供し、宿泊予約手続きを可能とした情報提供システム(サイト)が知られている。このような情報提供システムでは、宿泊施設から施設情報や空室情報を得て記憶しており、インターネットを介した利用者側端末からの要求に応じて、利用者の希望の条件の宿泊施設を検索したり、予約したりすることが可能である。こうした情報提供システムでは、実際に予約した利用者を特定するために、利用者に関する情報(例えば、希望した会員ID、住所、氏名、電話番号、生年月日、クレジットカード番号等の種々の属性)を記憶しており、所定の属性を識別情報として、本人が特定できるように構成されている。例えば、会員IDとパスワードのような識別情報と認証情報によって認証を行ったり、会員番号や電話番号のような識別情報だけで本人確認を行ったりしている。例えば、利用者は、一度、利用者に関する情報を利用者側端末に入力して、インターネットを介して情報提供システムに登録しておき、次にこの情報提供システムのサービスを利用する際には、識別情報と認証情報あるいは識別情報のみを入力するだけで、予約等を行うことができる。このような処理は、宿泊施設の予約サイトだけでなく、種々の電子モール(例えば特許文献1参照)等の情報提供システムでも行われている。このように、インターネット上のサイトにおいて、サイトが提供するサービスを利用するために必要な識別情報を含む利用者に関する情報を予め記憶しておき、識別情報を利用者に入力させるだけで、サービスを利用することができるようにした情報システムが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−175566号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした会員の認証や識別は、インターネット上の各サイト毎に行われている。そのため、利用者は、各サイト毎に認証や識別のための情報を利用者側端末から入力する操作を行わなければならず、手間がかかるという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、利用者の認証や識別のための利用者側端末の操作を簡略化することができ、容易にサービスを利用可能な情報システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載の情報システムは、第1の情報提供システムと、第2の情報提供システムと、利用者側端末とがネットワークを介して情報の送受信が可能な情報システムである。利用者側端末は、第1の情報提供システムに対して送信する識別情報と認証情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記識別情報及び前記認証情報を前記第1の情報提供システムへ送信する送信手段を備える。そして、第1の情報提供システムは、第1の情報提供システムにおける利用者の識別情報である第1識別情報と前記第1識別情報に対応付けられた認証情報とを記憶する第1記憶手段を備え、利用者側端末から受信した識別情報及び認証情報と、記憶手段に記憶された第1識別情報と認証情報とに基づいて認証を行い、認証された利用者側端末へ、認証された利用者向けの情報を提供する。この認証された利用者向けの情報の中には、第2の情報提供システムへ利用者側端末をアクセスさせるためのアクセス用情報と、利用者の認証に用いた第1識別情報に基づく第2識別情報を含めて提供する。利用者側端末は、提供されたアクセス用情報及び第2識別情報を受信し、このアクセス用情報に基づき第2の情報システムにアクセスし、この第2識別情報を第2の情報提供システムへ送信する。第2の情報提供システムは、第2の情報提供システムの利用者に関する情報である利用者情報と前記第2識別情報を対応付けて記憶する第2記憶手段と商品またはサービスに関する情報を前記利用者側端末へ提供する情報提供手段とを備え、利用者側端末から第2識別情報を受信し、この第2識別情報が、第2記憶手段に記憶されている第2識別情報である場合であって、利用者側端末から商品またはサービスに関する要求を受信した場合には、この要求を受け付けるための所定の要求受付処理を行う。こうした情報システムによれば、利用者を第1の情報提供システムから第2の情報提供システムに誘導できるとともに、利用者は、利用者側端末に対して、第1の情報提供システムに対して送信する識別情報と認証情報を入力するだけで、要求に応じた処理(要求受付処理)を行わせることができる。すなわち、第2の情報提供システムに対して、認証情報や識別情報を入力することなく第2の情報提供システムによるサービスを受けることができる。このように第2の情報システムにおける認証情報や識別情報(例えば本人確認情報)の入力の手間を省くことができ、利便性が向上する。なお、この第2識別情報は、例えば第1の識別情報から所定の処理によって生成した情報としてもよいし、第1の識別情報そのものでもよい。また、所定の要求受付処理としては、例えば、請求項2に示すように、この第2の識別情報とこの要求の内容を特定するための要求内容特定情報とを関連付けて第2記憶手段に記憶する処理などが挙げられる。例えば、第2の識別情報と、商品の購入指示内容やサービスの予約指示内容を特定可能可能な情報(例えば、予約IDなど)とを関連付けて記憶する。また、所定の要求受付処理としては、要求を受け付けた旨の情報を利用者側端末へ送信する処理などとすることもできる。
【0008】
また、例えば、請求項3に示すように、さらに、商品またはサービスを提供する提供者側のシステムである提供者側システムを備え、第1の情報提供システムはクレジットカード会員に対して前記認証された利用者向けの情報を提供するシステムであり、第2の情報システムは提供者の商品またはサービスに関する情報を利用者側端末へ提供し、前記商品またはサービスに関する要求として、商品またはサービスの予約または購入指示を受けるシステムとすることができる。そして、第2の情報提供システムは、前記所定の要求受付処理として、さらに、前記第2識別情報に対応する利用者情報及び前記要求内容特定情報を前記サービス提供者側システムに渡す処理を行い、サービス提供者側システムは、第2識別情報に対応する利用者情報及び前記要求内容特定情報をサービス提供者側システムから取得し、商品またはサービスの利用金額の支払いのために利用者のクレジットカード情報を取得して、そのクレジットカード情報が有効である場合には、その要求内容特定情報と利用金額とを第2の情報提供システムへ送信し、第2の情報提供システムは、サービス提供者側システムから要求内容特定情報と利用金額とを取得し、取得した要求内容特定情報を記憶された要求内容特定情報と照合した上、取得した利用金額から所定の算出方法によって取次手数料を算出し、その取次手数料を第2の情報システムの運営者から第1の情報システムの運営者に対して送金するための送金処理を行う情報システムとすることよい。このようにすれば、第1の情報システムの運営者は、第1の情報システムから第2の情報システムへ誘導した利用者端末の利用者が第2の情報システムで商品またはサービスの予約または購入指示を行いサービス提供者側システムにおいてクレジットカードによる商品またはサービスの利用金額の支払いを行った場合に、第2の情報システムの運営者から取次手数料を得ることができる。なお、クレジットカード情報はクレジットカード自体に保持されたデータを読み取ってもよいし、クレジットカードの表面等に記載された情報を入力させて取得するようにしてもよい。例えば、電子モールなどでは、インターネットを経由して利用者側端末に入力されたクレジットカード情報を取得するようにするとよい。また、要求内容特定情報とクレジットカードの利用者との対応関係を特定する方法としては、第2の情報提供システムから利用者側端末へ要求内容特定情報を送信して表示させ、利用者はその要求内容特定情報をカードとともに提示するようにし、サービス提供者側システムがその要求内容特定情報を入力して対応関係を特定するようにしてもよいし、要求内容特定情報を特定するための情報(例えば当該要求内容特定情報に対応付けて記憶された第2識別情報に対応する利用者情報)を第2の情報システムからサービス提供者システムへ送信して、サービス提供者側システムで表示し、利用者から聞いた利用者情報に基づいて対応する要求内容特定情報を特定して、サービス提供者側システムがその要求内容特定情報を入力して対応関係を特定するようにしてもよい。また、取次手数料を前記第2の情報システムの運営者から前記第1の情報システムの運営者に対して送金するための処理としては、例えば、予め第2の情報提供システムに、第1の情報提供システムの運営者の口座情報と第2の情報提供システムの運営者の口座情報とを記憶しておき、第1の情報提供システムの運営者の口座を管理する銀行のコンピュータに対して第1の情報システムの運営者の口座から第2の情報提供システムの運営者の口座に対して取次手数料の振込指示を行うようにしてもよいし、予め銀行のコンピュータにこれらの口座番号を登録しておき金額と振込指示を送ることで振込を行わせる処理としてもよい。電子マネー等で送金してもよい。また、取次手数料の送金処理は、例えば随時送金を行う処理としてもよいし、所定期間ごとに合算して送金する処理としてもよい。
【0009】
第2の情報提供システムは、受信した第2識別情報が、第2記憶手段に記憶されていない場合には、請求項4に示すように、利用者情報を利用者側端末へ要求して取得し、当該第2識別情報と取得した利用者情報とを関連付けて第2記憶手段に記憶するとよい。このようにすれば、利用者は、一度、利用者側端末から利用者情報を入力して第2の情報システムに送信しておけば、以後は、利用者情報も識別情報も入力せずにサービスを受けることができる。
【0010】
さらに、請求項5に示すように、第1の情報提供システムの、第1記憶手段は、第1識別情報に関連付けて会員情報を記憶しており、記憶手段に記憶された会員情報を認証された利用者向けの情報として利用者側端末へ提供し、利用者側端末は、さらに、この会員情報を受信して、第2の情報提供システムへ送信し、第2の情報提供システムは、この会員情報を受信して、この会員情報を利用者情報としてこの第2識別情報と関連付けて第2記憶手段に記憶するとよい。このようにすれば、第1の情報提供システムから利用者側端末を介して第2の情報システムに提供された会員情報が、第2の情報システムにおける利用者情報として記憶されるので、利用者情報を利用者側端末から第2の情報システムに登録する手間を省くことができる。したがって、利用者の利便性が向上する。
【0011】
なお、第1の情報提供システムは、例えば、請求項6に示すように、金融機関の管理するコンピュータとすることができる。特に、第1の情報提供システムはカード会社の管理するコンピュータとし、識別情報と認証情報を付与する利用者を、公的証明書類等に基づいて本人確認を行ったカード会員に限定するとよい。このようにすれば、第2の情報提供システムがアクセスを受け、第2の識別情報が提供される者は、このような認証を受けた会員に限られる。したがって、第2の情報提供システムの運営者が公的証明書類等を利用者に対していちいち要求しなくてもよく、良質の利用者を容易に獲得することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0013】
本実施例としての情報システム1は、図1に示すように、ネットワークとしてのインターネット50にそれぞれ接続された利用者側端末10とカード会社側サーバ20と仲介業者側サーバ30とサービス提供者側端末40とを備える。利用者側端末10が特許請求の範囲における利用者側端末に相当し、カード会社側サーバ20が第1の情報提供システムに相当し、仲介業者側サーバ30が第2の情報提供システムに相当する。
【0014】
利用者側端末10は、インターネット50への接続機能を備えた一般的なパーソナルコンピュータであり、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス、各種入出力インターフェース等を備えており、ブラウザ及び電子メール機能を備え、インターネット50に接続されたカード会社側サーバ20、仲介業者側サーバ30にアクセスしてページデータ(例えばHTMLデータ、画像データ、音声データ等)を受信してディスプレイに表示したり、図示しないメールサーバから電子メールを受信して、表示させることができる。なお、利用者側端末10は、例えば、PDA、携帯電話、ゲーム機、その他、ブラウザを内蔵した機器としてもよい。
【0015】
カード会社側サーバ20は、クレジットカード会社の管理するサーバ用コンピュータであって、CPU、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶装置、各種入出力インターフェース等を内蔵しており、ウェブサーバとしての機能を備え、このカード会社の会員のうち予めウェブサービスを利用する旨の登録を行った会員向けにインターネット50を介して情報を提供する。なお、カード会社側サーバ20は、単一のコンピュータで構成してもよいし、例えば複数のサーバから構成してもよい。例えば、ウェブサーバとデータベースサーバ等から構成してもよい。このカード会社側サーバ20を管理するクレジットカード会社は、予め利用者がカード会員となるために提出した公的書面(例えば住民票や運転免許証)と自筆書面に記載された個人情報等に基づいて審査を行い、審査を通過した者に対してカードを発行する。このとき、カード会社側サーバ20の記憶装置に、これらの書面に記載された利用者の住所・名前(カナ)・名前(漢字)・生年月日・自宅電話番号等の個人情報と、カード利用代金の支払口座番号、当該カード会員に発行したクレジットカードのカード番号・クレジットカードの有効期限等を関連付けてカード会員情報として記憶する。
【0016】
サービス提供者側端末40は、例えば、ホテル・旅館等の宿泊サービスの提供業者や、レストラン等の飲食店や、その他のサービス提供者や、物品を販売する業者などの種々のサービス(商品も含む、以下同じ)の提供者の店舗・施設等に設置され、これらの業者が管理する端末である。例えば、インターネット50への接続機能を備えたコンピュータであり、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、ディスプレイ、各種入出力インターフェース等を内蔵している。仲介業者側サーバ30は、サーバ用コンピュータであって、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、各種入出力インターフェース等を内蔵しており、ウェブサーバとしての機能を備える。そして、上述したサービス提供者が提供するサービスに関する情報を複数のサービス提供者から随時集めて記憶しておき、利用者側端末10からインターネット50を介してアクセスがあった場合に、記憶されたサービスに関する情報を利用者側端末10へ提供する処理を行う。また、利用者側端末10から、サービスの予約指示またはサービスの購入指示を受け付け、予約処理や購入時処理などサービス提供用処理を行う。
【0017】
以下、サービス提供者がホテル等の宿泊施設であってカード会社の加盟店であり、仲介業者がこれら複数の宿泊施設からの空室情報を提供し予約の手続きを代行する業者である場合について説明する。この仲介業者の提供するサービスの名称を「旅の○○」と称する。また、利用者側端末10の利用者がカード会社側サーバ20を管理するカード会社のカード会社名を「○○○カード」と称する。そして利用者が、この○○○カードの発行するクレジットカードのカード会員であって、仲介業者側サーバ30を利用してサービス提供者の提供する宿泊施設を予約し、宿泊してサービス提供者側端末40でクレジットカードによる決済を行う場合を例に情報システム1における処理について説明する。この場合、サービス提供者側端末40は、ホテル・旅館等の宿泊施設に設置された端末であって、宿泊施設の各日毎の予約可能な部屋数やその部屋の宿泊料金等の空室情報を入力可能であり、この空室情報を仲介業者側サーバ30へ送信する機能を備える。一方、仲介業者側サーバ30の記憶装置には、予めサービス提供業者から得た宿泊施設の名称(施設名)や宿泊施設の詳細情報等の施設関連情報を記憶しており、これに関連付けて、サービス提供業者側サーバ40から受信した空室情報を仲介業者側サーバ30の記憶装置に記憶する。そして、利用者側端末10からのアクセスに応じて、この記憶装置に記憶された施設関連情報を利用者側端末10へ提供したり、利用者側端末10から施設の検索条件を受け取って、検索条件に一致する空室のある施設の一覧を利用者側端末10へ提供して、表示させたり、この一覧表示された施設の中から予約対象の施設が利用者側端末10において選択入力され、その予約要求を受信した場合にはその施設の予約処理を行う。この予約処理の際には、申込者を特定するための会員情報の登録が必要である。この会員情報は、氏名、ふりがな、生年月日、性別、住所、電話番号(TEL)、最寄り駅、電子メールアドレス(E−mail)から構成される。また、サービス提供者側端末40は、クレジットカードのカード番号の読取装置に接続されており、読取装置で読み取ったカードが有効であるか否かをカード会社側サーバ20へ問い合わせて確認し、有効である場合には、カード番号等のカード情報と、クレジットカードの支払金額に関する情報をカード会社側サーバ20へ送信する。
【0018】
一方、カード会員は、利用者側端末10からカード会社側サーバ20の○○○カードのウェブページにアクセスして種々のサービスを受けることができる。このサービスを○○○カードクラブと称する。このサービスをうけるためには、利用者はまず○○○カードクラブ会員となるための登録を行う必要がある。利用者は、利用者側端末10を操作してブラウザを起動し、カード会社側サーバ20のURLを利用者側端末10へ入力する。(あるいは、カード会社側サーバ20へのリンクをクリックしたり、ブックマーク等に予め登録されたカード会社側サーバ20のURLを選択する)なお、利用者側端末10における選択や入力は、キーボードまたはマウス等の入力装置から行い、利用者側端末10の処理はブラウザの処理として行われる。また、各装置間のアクセスや情報のやりとりはインターネット50を介して行われる。カード会社側サーバ20は、この利用者側端末10からのアクセスを検知した場合には、図2に示すページ60をブラウザ内に表示させるための情報(ページデータ(htmlファイル、画像データ等、以下同じ))を利用者側端末10へ送信する。利用者側端末10は、ディスプレイ上のブラウザの表示画面内に、カード会社側サーバ20から受信したページデータに基づいて図2に示すページ60を表示する。このページ60には、ID入力フィールド71とパスワード入力フィールド72とログインボタン73を備える。また、ページ60は新規登録ボタン74を備える。
【0019】
○○○カードクラブ会員として登録が済んでいない利用者は、新規登録ボタン74を選択入力(クリック)する。利用者側端末10は、この新規登録ボタン74のクリックを検知すると、新規登録ボタン74にリンクされている○○○カードクラブ会員登録ページへアクセスし、カード会社側サーバ20は、図3に示すページ60をブラウザ内に表示させるためのページデータを利用者側端末10へ送信する。利用者側端末10は、ディスプレイ上のブラウザの表示画面内に、カード会社側サーバ20から受信したページデータに基づいて図3に示すページ60を表示する。利用者は、このページ60内のフォームに、この○○○カードから発行されたクレジットカードのクレジットカード番号・カード有効期限、名前(カナ)、名前(漢字)、生年月日、自宅電話番号、カード利用代金の支払口座の下4桁といったカード会員情報と、○○○カードクラブ会員に登録するパスワードと電子メールアドレス(E−Mailアドレス)及び電子メールによる○○○カードクラブからの情報配信を希望するか否かといった登録情報を入力し、登録確認ボタン75をクリックする。利用者側端末10は、この登録確認ボタン75のクリックを検知すると、入力されたカード会員情報と登録情報をカード会社側サーバ20へ送信する。カード会社側サーバ20は、利用者側端末10から送信されたカード会員情報と登録情報を受信し、受信したカード会員情報が、カード会社側サーバ20の記憶装置に記憶されているカード会員情報と一致するか否かを判定し、一致する場合には、○○○カードクラブ会員IDを生成して、利用者側端末10へ送信して表示させる。例えば「あなたの会員IDは、WLC20193です」のように、生成した会員IDを利用者側端末10に表示させるための情報を送信する。利用者側端末10は、この情報を受信して会員ID表示する。その結果、利用者は、次回、図2に示したページに対してアクセスした際に、会員IDをID入力フィールド71に、パスワードをパスワード入力フィールド72に入力することができる。なお、カード会社側サーバ20は、生成した会員IDとカード会員情報と受信した登録情報とを関連付けて記憶装置に記憶する。ここで、○○○カードクラブ会員として登録が完了する。
【0020】
図4は、情報システム1における利用者側端末10、カード会社側サーバ20、仲介業者側サーバ30、サービス提供者側端末40の間の情報のやりとりの様子と、各端末やサーバにおける処理の概略を示した図である。図11は図4の続きの処理の概略を示したものである。
【0021】
利用者は、利用者側端末10を操作してブラウザを立ち上げ、カード会社側サーバ20のURLを利用者側端末10へ入力する。利用者側端末10は、入力されたURLのカード会社側サーバ20へアクセスする(図4のS1)。カード会社側サーバ20は、このアクセスに応じて、図2に示したID入力フィールド71及びパスワード入力フィールド72を含むページをブラウザ内に表示させるための情報を利用者側端末10へ送信する(図4のS2)。利用者側端末10は、ディスプレイ上のブラウザの表示画面内に、カード会社側サーバ20から受信したページデータに基づいて図2に示すID入力フィールド71及びパスワード入力フィールド72を含むページを表示する。利用者は、会員IDをID入力フィールド71へ、パスワードをパスワード入力フィールド72へ、キーボード等から入力し、ログインボタン73をクリックする。利用者側端末10は、ログインボタン73がクリックされたことを検知すると、ID入力フィールド71へ入力された会員IDと、パスワード入力フィールド72へ入力されたパスワードとを、カード会社側サーバ20へ送信する(S3)。カード会社側サーバ20は、利用者側端末10から受信した会員IDとパスワードが、記憶装置に記憶された会員ID及びパスワードと一致するか否かを判定し、認証を行う。一致しない場合には、一致しない旨の情報を利用者側端末10へ送信する。利用者側端末10は、この情報を受信して会員ID及びパスワードが一致しない旨を表示し、再度、図2に示した例と同様にして会員IDとパスワードの入力を利用者に促す。一方、一致する場合には、カード会社側サーバ20は、セッション管理を行って、アクセスしてきた利用者側端末10を特定して、その利用者側端末10へ提供すべき○○○カードクラブ会員向けコンテンツ(以下会員向けコンテンツと称する)を送信する(S4)。この会員向けコンテンツは、例えば、図5の左フレームに示すように認証した会員のクレジットカードの請求額や利用明細、ポイント照会等を行うためのコンテンツである。
【0022】
そして、利用者がこの会員向けコンテンツのメニューの中の「インターネットサービス」のリンク76をクリックすると、利用者側端末10は、このリンク76のクリックを検知し、リンク76のリンク先のページをカード会社側サーバ20へ要求する。カード会社側サーバ20は、この要求に応じて、図5の右フレーム77のページを表示するための情報を送信し、利用者側端末10は、図5の右フレーム77に示すページ(会員向けコンテンツ)を表示する。このページには、宿泊予約サービス選択ボタン78を備えており、この宿泊予約サービス選択ボタン78のリンク先は、カード会社側サーバ20で動作するスクリプトに設定している。利用者が、宿泊予約サービス選択ボタン78をクリックすると、利用者側端末10は、このクリックを検知し、カード会社側サーバ20に備えたリンク先のスクリプトにアクセスする(図4のS5)。カード会社側サーバ20は、このアクセスを検知して、リダイレクト先URLを生成し、生成したURLを利用者側端末10へ送信する処理を行うスクリプトを実行する。この処理では、リダイレクト先(リンク先)URLとして、仲介業者側サーバのスクリプトのURL(例えばhttps://marumarutrip.net/attest.php3)にリンクパラメータとして、上述した認証がなされたカードクラブ会員ID(会員ID)と、現在の年月日時分秒と、予め仲介業者から指定されたカード会社特定用IDと、ダイジェストとを付加したURLをリダイレクト情報として利用者側端末10へ送信する(図4のS6)。このダイジェストは、カードクラブ会員ID、現在の年月日時分秒、カード会社特定用IDを連結してMD5ハッシュ処理した暗号化データを得て、この暗号化データをBASE64でエンコードして生成したデータである。
【0023】
利用者側端末10のブラウザは、このリダイレクト情報をカード会社側サーバ20から受信し、上述したリンクパラメータを含むリダイレクト先のURLへアクセスする(図4のS7)。なお、通信方式はHTTPSを用い、POSTデータによって渡す。
【0024】
仲介業者側サーバ30は、このアクセスを検知した場合、URLのリンクパラメータから、カードクラブ会員ID、現在の年月日時分秒、カード会社特定用ID、及び、ダイジェストを取得する。そして、ダイジェストをデコードして暗号化データを得る。一方、取得したカードクラブ会員IDと取得した現在の年月日時分秒と事前に設定して仲介業者側サーバ30の記憶装置に記憶されているカード会社特定用IDとを連結してMD5ハッシュ処理で暗号化し、暗号化データを得る。そして、この2つの暗号化データを比較し、一致するか否かを判定する。一致しない場合には、認証失敗を示すページデータを利用者側端末10に送信する。一方、一致する場合には、取得した現在の年月日時分秒のうちの年月日が、仲介業者側サーバ30の備えるリアルタイムクロックから取得した現在の年月日と同日あるいは前日であるか否かを判定し、同日あるいは前日ではない場合には、期限切れを示すページデータを利用者側端末10へ送信する。一方、同日あるいは前日の場合には、カードクラブ会員ID、現在の年月日時分秒、カード会社特定用IDを仲介業者側サーバ30の記憶装置に記憶し、図6に示すページ60を表示させるためのページデータを利用者側端末10へ送信する。以後、仲介業者側サーバ30は、セッション管理を行って、アクセスしてきた利用者側端末10を特定して、その利用者側端末10へ提供すべき情報の生成と生成した情報の送信を行う。
【0025】
利用者側端末10は、このページデータを受信して、図6に示すページ60を表示する。このページ60は、宿泊条件を設定するためのページであり、チェックイン日、チェックアウト日、利用人数、予約する部屋数、宿泊料金、宿泊地を設定可能に構成されている。また、ページ60の検索ボタン79は、仲介業者側サーバ30の宿泊施設検索スクリプトへリンクされている。利用者は、これらの検索条件を設定し、検索ボタン79をクリックする。利用者側端末10は、このクリックを検知し、仲介業者側サーバ30の宿泊施設検索スクリプトへアクセスして、設定されたチェックイン日、チェックアウト日、利用人数、予約する部屋数、宿泊料金、宿泊地といった検索条件を仲介業者側サーバ30へ渡す。仲介業者側サーバ30は、このアクセスを検知した場合、宿泊施設検索スクリプトを実行し、この検索条件を受信して、この検索条件に合致する空室情報を、仲介業者側サーバ30の記憶装置に記憶された空室情報から検索し、検索結果を図7に示すようなページデータとして生成して利用者側端末10へ送信する。利用者側端末10は、このページデータを受信して、図7に示すページ60を表示する。このページ60は、検索結果に合致する施設の一覧であり、施設名、料金、詳細情報と、予約ボタン80とを、各施設毎に表示する。ページ60の予約ボタン80は、仲介業者側サーバ30の予約処理スクリプトへリンクされている。利用者が予約する施設を選び、その施設の予約ボタン80をクリックすると、利用者側端末10はこのクリックを検知し、クリックされた予約ボタン80のリンク先の仲介業者側サーバ30へアクセスする(図4のS9)。仲介業者側サーバ30では、このアクセスを検知した場合、予約処理スクリプトを実行し、クリックされた予約ボタン80に対応する施設情報確認ページ(図8に示す)を利用者側端末10へ表示させるためのページデータを生成して、利用者側端末10へ送信する(図4のS10)。利用者側端末10は、このページデータを受信して、図8に示すページ60を表示する。このページ60は、新規会員登録ボタン81と、会員電話番号入力フィールド83と、次へ進むボタン84を有する。利用者が、まだこの「旅の○○」のサービスの会員登録をしていない場合(初めて利用する場合)には、利用者は、新規会員登録ボタン81をクリックする。利用者側端末10はこのクリックを検知し、新規会員登録ボタン81のリンク先の仲介業者側サーバ30へアクセスする。(「旅の○○」のサービスの会員登録をしている場合には電話番号を、会員電話番号入力フィールド83へ入力して、次へ進むボタン84をクリックする。この場合の処理は後述する図11のS18以降の処理として説明する。)
仲介業者側サーバ30ではこのアクセスを検知した場合、図9に示す新規会員登録のページ60を利用者側端末10に表示させるためのページデータを利用者側端末10へ送信する。利用者側端末10は、このページデータを受信して、図9に示すページ60を表示する。このページ60には、会員情報として、氏名、ふりがな、生年月日、性別、住所、電話番号(TEL)、最寄り駅、電子メールアドレス(E−mail)を入力するフォームが設けられており、会員登録ボタン85を有する。会員登録ボタン85は、仲介業者側サーバ30の会員登録確認スクリプトへリンクされている。
【0026】
利用者は、これらの会員情報を入力して会員登録ボタン85をクリックする。利用者側端末10は、会員登録ボタン85のクリックを検知すると、会員登録ボタンのリンク先の仲介業者側サーバ30へアクセスし、入力された会員情報を仲介業者側サーバ30へ渡す。仲介業者側サーバ30では、このアクセスを検知すると、会員登録確認スクリプトを実行し、この会員情報を受信して、図10に示す会員情報の確認ページを利用者側端末10に表示させるためのページデータを生成して、利用者側端末10へ送信する。利用者側端末10は、このページデータを受信して図10に示すページ60を表示する。このページ60には、会員登録ボタン86を有する。会員登録ボタン86は、仲介業者側サーバ30の会員登録スクリプトにリンクされている。利用者は、表示された情報が正しいか否かを確認し、正しい場合には、会員登録ボタン86をクリックする。利用者側端末10は、会員登録ボタン86のクリックを検知すると、会員登録ボタン86のリンク先の仲介業者側サーバ30へアクセスする。仲介業者側サーバ30では、このアクセスを検知すると、会員登録スクリプトを実行し、図4のS7で受信して仲介業者側サーバ30の記憶装置に記憶されたカードクラブ会員ID(第2識別情報に相当する)に、この会員情報(利用者情報に相当する)を関連付けて記憶する。そして、再び、図8に示した施設情報確認ページを利用者側端末10へ表示させるためのページデータを、利用者側端末10へ送信し(図4のS16)、利用者側端末10に表示させる。
【0027】
利用者は、会員電話番号入力フィールド83へ会員情報として登録した電話番号を入力し、次へ進むボタン84をクリックする。利用者側端末10は、次へ進むボタン84のクリックを検知すると、会員登録ボタン86のリンク先の仲介業者側サーバ30へアクセスし、会員電話番号入力フィールド83に入力された電話番号を仲介業者側サーバ30へ送信する(図11のS18)。仲介業者側サーバ30では、このアクセスを検知した場合、この電話番号を受信して、記憶装置に記憶されている会員情報に含まれる電話番号と照合する。これらの電話番号が一致しない場合には、図9に示した新規会員登録のページを利用者側端末10へ表示させるためのページデータを、利用者側端末10へ送信し、利用者側端末10に表示させる。一方、電話番号が一致した場合には、予約内容を識別する予約ID(要求内容特定情報に相当する)を生成して、予約IDとカードクラブ会員IDと予約内容(図8に示す情報)と対応付けて記憶装置に記憶し、予約対象の施設の空室情報の部屋数を減算して記憶する。そして、この予約IDとカードクラブ会員IDに対応する会員情報と予約内容とを予約結果として該当する施設のサービス提供者側端末40へ送信して(図11のS20)、サービス提供者側端末40に表示させる。また、図12に示すように、予約結果を、利用者側端末10へ表示させるためのページデータを生成し、利用者側端末10へ送信する(図11のS19)。そして、記憶装置に記憶された当該会員の電子メールアドレスへ、この予約結果を送信する。
【0028】
このように、利用者は、会員情報を一度登録しておけば、カード会社側サーバ20にアクセスしてカードクラブ会員としての認証を行うだけで予約を行うことができる、仲介業者側サーバ30へのアクセス時には認証を行う必要がない。なお、電話番号は、確認のために入力を要求しているだけのものであり、例えば、図8に示す電話番号入力フィールド83をなくし、単に次へ進むボタン84をクリックした際に上述した電話番号チェック以降の処理を行うようにしてもよい。このようにすれば、仲介業者側サーバ30に対しては、識別情報を入力する必要がなくなる。さらに、新規会員登録ボタン81をなくし、仲介業者側サーバ30は、URLのリンクパラメータから取得したカードクラブ会員IDが、仲介業者側サーバ30の記憶装置に記憶されていないカードクラブ会員IDの場合には、自動的に図9のページ60を表示させるための情報を利用者側端末へ送信するようにしてもよい。
【0029】
こうして予約した宿泊施設に、利用者が宿泊した際に、利用者は、宿泊代金(利用金額)をクレジットカードで支払う。サービス提供者側端末40の読取装置でクレジットカード情報を読み取り、サービス提供者側端末40は、読み取ったクレジットカード情報をカード会社側サーバ20に照会する(S21)。サービス提供者側端末40は、照会の結果、当該クレジットカードが利用可能と判定された場合には、クレジットカード情報と加盟店IDと利用金額と利用日時をカード会社側サーバ20へ送信する(S22)。カード会社側サーバ20は、このカード情報と加盟店情報と利用金額と利用日時を関連付けて記憶する。また、カード会社側サーバ20は、利用者側端末10において、図5のページ60の左フレーム76内の「請求額・利用明細照会」がクリックされ、アクセスがあった際に、この記憶された加盟店情報と利用金額と利用日時とを利用者側端末10へ送信して表示させる(S23)。また、サービス提供者側端末40は、当該クレジットカードが利用可能と判定された場合には、サービス提供者側端末40の操作者はこの利用者の予約IDを特定して入力する。予約IDは例えば図12に示すページを利用者が持参した場合には、記載されている予約番号を入力することで特定することができる。また、カードに記載されている名前とS20で受信してサービス提供者側端末40に表示された会員情報と予約IDを含む予約内容とを比較して特定することもできる。サービス提供者側端末40は、入力された予約IDと利用金額とを仲介業者側サーバ30へ送信する(S24)。仲介業者側サーバ30は、この予約IDを受信して、記憶装置に記憶されている予約IDと照合し、一致する場合には、受信した利用金額と予約IDとを対応付けて記憶する。そして、この利用金額の所定の割合(例えば10%)をサービス提供者に請求する顧客斡旋手数料として算出して記憶し、この算出した顧客斡旋手数料をサービス提供者の口座から仲介業者の口座へ振り込むための顧客斡旋手数料振替指示をサービス提供者の口座のある銀行のコンピュータに要求する(S25)。その結果、顧客斡旋手数料が仲介業者の口座に振り込まれる。また、仲介業者側サーバ30は、利用金額のうち、所定の割合(例えば3%)をカード会社に支払う加盟店手数料としての取次手数料として算出して記憶する。そして、この算出した取次手数料を仲介業者の口座からカード会社の口座に振り込む取次手数料振込指示を仲介業者の口座のある銀行のコンピュータに送信する(S26)。その結果、取次手数料がカード会社の口座に振り込まれる。カード会社側サーバ20は、サービス提供者側端末40から受信した利用金額のうち、所定の割合(例えば5%)を加盟店手数料として算出する。そして、この加盟店手数料を差し引いた利用金額をカード会社の口座からサービス提供者の口座へ振り込む振込指示をカード会社の口座のある銀行のコンピュータに送信する(S27)。その結果、加盟店手数料を差し引いた利用金額がサービス提供者の口座に振り込まれる。そして、カード会社側サーバ20は、利用金額を各カード会員毎に所定の期間(例えば一ヶ月)の間、合算し、その合算した利用金額の振替指示を、利用者の口座のある銀行のコンピュータに送信する。その結果利用代金が利用者の口座からカード会社の口座に振り込まれる。
【0030】
上述した処理によって、図13に示すように、カードクラブ会員を、「○○○カードクラブ」のページから「旅の○○」のページへ誘導することができ、「旅の○○」のページへの送客を促進することができる。また、カードクラブ会員は、一度会員情報を仲介業者側サーバ30に登録しておけば、以後は、「○○○カードクラブ」のページ(図2)でのカードクラブ会員の認証と「旅の○○」のページ(図8)で認証情報や識別情報を入力することなく宿泊施設の予約を行うことができる。したがって、利用者は手間がかからず予約を行うことができる。また、○○○カードのカードクラブ会員がカードクラブ会員サイトを通じて宿泊予約サイト「旅の○○」において予約が成立し、加盟店である宿泊施設でカードによる宿泊代金の支払いが成立した場合には、カード会社は、宿泊予約サイトの運営者を経由して一定の割合の金銭を取次手数料として受け取ることができる。そしてカード会社は会員や加盟店とのクレジット取引の促進を図ることができる。
【0031】
なお、本実施例において、顧客斡旋手数料、取次手数料は、随時、振込ないし振替を行うこととしたが、例えば1ヶ月分の料金を合算して、所定の日に、振込ないし振替を行うようするとよい。振替や振込のために必要な口座番号は各装置に予め記憶しておき振込指示・振替指示として銀行のコンピュータに対してこの口座番号を送信して振込・振替を実行させるように構成してもよいし、銀行のコンピュータに予め口座番号を登録しておき金額の移動を指示することで振込・振替を実行するように構成してもよい。また、本実施例では、図1に示す各装置間のアクセスや情報のやりとりはインターネット50を介して行うこととしたが、その一部または全部を専用線や公衆回線を介して行うようにしてもよい。特に、サービス提供者側端末40とカード会社側サーバ20の間を専用線とすればカード情報のセキュリティを高めることができる。本実施例では、図9に示す氏名、ふりがな、生年月日、性別、住所、電話番号(TEL)、最寄り駅、電子メールアドレス(E−mail)を仲介業者側サーバ30が利用者側端末10から取得することとしたが、例えば予めカード会社側サーバ20の方でこれらの情報を記憶装置に記憶しておき、図4のS6で送信するリンクパラメータに含めて利用者側端末10へ送信し、利用者側端末10は図4のS7でこのリンクパラメータを仲介業者側サーバ30へ送信して、仲介業者側サーバ30はこのリンクパラメータから氏名、ふりがな、生年月日、性別、住所、電話番号(TEL)、最寄り駅、電子メールアドレス(E−mail)を取得して、会員情報として記憶装置に記憶するようにしてもよい。このようにすれば、これらの情報を利用者が利用者側端末10に入力して仲介業者側サーバ30へ送信する必要がなくなり(すなわち図9の入力を行う必要がなくなり)、手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の情報システムの構成を示す説明図である。
【図2】カード会社側サーバが提供し、利用者側端末に表示されるホームページを示す説明図である。
【図3】カード会社側サーバが提供し、利用者側端末に表示されるカードクラブ会員登録ページを示す説明図である。
【図4】実施例の情報システムにおける情報のやりとりと処理の一部を示す説明図である。
【図5】カード会社側サーバが提供し、利用者側端末に表示される認証後のトップページを示す説明図である。
【図6】仲介業者側サーバが提供し、利用者側端末に表示される検索条件入力ページを示す説明図である。
【図7】仲介業者側サーバが提供し、利用者側端末に表示される検索結果ページを示す説明図である。
【図8】仲介業者側サーバが提供し、利用者側端末に表示される検索結果確認ページを示す説明図である。
【図9】仲介業者側サーバが提供し、利用者側端末に表示される新規会員登録ページを示す説明図である。
【図10】仲介業者側サーバが提供し、利用者側端末に表示される新規会員登録内容確認ページを示す説明図である。
【図11】図4の続きの情報システムにおける情報のやりとりと処理の一部を示す説明図である。
【図12】仲介業者側サーバが提供し、利用者側端末に表示される予約結果表示ページを示す説明図である。
【図13】実施例の情報システムによる業務モデルを示す説明図である。
【符号の説明】
1…情報システム 10…利用者側端末 20…カード会社側サーバ
30…仲介業者側サーバ 40…サービス提供者側端末
50…インターネット 60…ページ 71…ID入力フィールド
72…パスワード入力フィールド 73…ログインボタン
74…登録ボタン 75…登録確認ボタン 76…リンク
77…右フレーム 78…宿泊予約サービス選択ボタン
79…検索ボタン 80…予約ボタン 81…新規会員登録ボタン
83…会員電話番号入力フィールド 84…ボタン
85…会員登録ボタン 86…会員登録ボタン
Claims (6)
- 第1の情報提供システムと、第2の情報提供システムと、利用者側端末とがネットワークを介して情報の送受信が可能な情報システムであって、
前記利用者側端末は、前記第1の情報提供システムに対して送信する識別情報と認証情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記識別情報及び前記認証情報を前記第1の情報提供システムへ送信する送信手段を備え、
前記第1の情報提供システムは、
当該第1の情報提供システムにおける利用者の識別情報である第1識別情報と前記第1識別情報に対応付けられた認証情報とを記憶する第1記憶手段と、
前記利用者側端末から受信した識別情報及び認証情報と、前記記憶手段に記憶された第1識別情報と認証情報とに基づいて認証を行う認証手段と、
前記認証手段によって認証された利用者側端末へ、認証された利用者向けの情報を提供する認証済利用者向け情報提供手段とを備え、
前記第2の情報提供システムは、
商品またはサービスに関する情報を前記利用者側端末へ提供する情報提供手段と、
前記利用者側端末から前記商品またはサービスに関する要求を受信する要求受信手段と、
を備えており、
前記第1の情報提供システムにおける前記認証済利用者向け情報提供手段は、前記認証された利用者向けの情報の中に、前記第2の情報提供システムへ前記利用者側端末をアクセスさせるためのアクセス用情報と、前記第1の情報提供システムの認証手段による当該利用者の認証に用いた第1識別情報に基づく第2識別情報を含めて提供し、
前記利用者側端末は、前記認証済利用者向け情報提供手段によって提供された前記アクセス用情報及び前記第2識別情報を受信し、当該アクセス用情報に基づき前記第2の情報システムにアクセスし、当該第2識別情報を前記第2の情報提供システムへ送信する制御手段を備え、
前記第2の情報提供システムは、
当該第2の情報提供システムの利用者に関する情報である利用者情報と前記第2識別情報を対応付けて記憶する第2記憶手段と、
前記利用者側端末から前記第2識別情報を受信し、当該第2識別情報が、前記第2記憶手段に記憶されている第2識別情報である場合であって、前記要求受信手段によって要求を受信した場合には、当該要求を受け付けるための所定の要求受付処理を行う処理手段とを備えること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1に記載の情報システムにおいて、前記第2の情報提供システムの処理手段は、前記所定の要求受付処理として、当該第2の識別情報と当該要求の内容を特定するための要求内容特定情報とを関連付けて前記第2記憶手段に記憶する処理を行うことを特徴とする情報システム。
- 請求項2に記載の情報システムにおいて、
さらに、前記商品またはサービスを提供する提供者側のシステムである提供者側システムを備え、前記第1の情報提供システムはクレジットカード会員に対して前記認証された利用者向けの情報を提供するシステムであり、前記第2の情報システムは前記提供者の商品またはサービスに関する情報を利用者側端末へ提供し、前記商品またはサービスに関する要求として、商品またはサービスの予約または購入指示を受けるシステムであって、
前記第2の情報提供システムの処理手段は、前記所定の要求受付処理として、さらに、当該要求内容特定情報を前記サービス提供者側システムに渡す処理を行い、
前記サービス提供者側システムは、前記要求内容特定情報を前記サービス提供者側システムから取得し、前記商品またはサービスの利用金額の支払いのために前記利用者のクレジットカード情報を取得し、当該クレジットカード情報が有効である場合には、当該要求内容特定情報と前記利用金額とを前記第2の情報提供システムへ送信し、
前記第2の情報提供システムの処理手段は、前記サービス提供者側システムから当該要求内容特定情報と前記利用金額とを取得し、取得した要求内容特定情報を記憶された要求内容特定情報と照合した上、取得した利用金額から所定の算出方法によって取次手数料を算出し、当該取次手数料を前記第2の情報システムの運営者から前記第1の情報システムの運営者に対して送金するための処理を行うこと
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の情報システムにおいて、前記第2の情報提供システムの処理手段は、受信した第2識別情報が、前記第2記憶手段に記憶されていない場合には、前記利用者情報を前記利用者側端末へ要求して取得し、当該第2識別情報と取得した利用者情報とを関連付けて前記第2記憶手段に記憶することを特徴とする情報システム。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記第1の情報提供システムの、前記第1記憶手段は、さらに、前記第1識別情報に関連付けて会員情報を記憶しており、前記認証済利用者向け情報提供手段は、さらに、前記記憶手段に記憶された会員情報を前記認証された利用者向けの情報として提供し、
前記利用者側端末の制御手段は、さらに、当該会員情報を受信して、前記第2の情報提供システムへ送信し、
前記第2の情報提供システムは、当該会員情報を受信して、当該会員情報を前記利用者情報として当該第2識別情報と関連付けて前記第2記憶手段に記憶すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の情報システムにおいて、前記第1の情報提供システムは、金融機関の管理するコンピュータであることを特徴とする情報システム。
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