JP2000194945A - 商品販売登録データ処理システム - Google Patents

商品販売登録データ処理システム

Info

Publication number
JP2000194945A
JP2000194945A JP10367575A JP36757598A JP2000194945A JP 2000194945 A JP2000194945 A JP 2000194945A JP 10367575 A JP10367575 A JP 10367575A JP 36757598 A JP36757598 A JP 36757598A JP 2000194945 A JP2000194945 A JP 2000194945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
data
transaction data
transaction
customer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10367575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3950566B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Saito
義弘 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP36757598A priority Critical patent/JP3950566B2/ja
Publication of JP2000194945A publication Critical patent/JP2000194945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3950566B2 publication Critical patent/JP3950566B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードの電子マネーで商取引の決済を行
う客がその決済成立前に商取引の登録内容を確認できる
ようにする。 【解決手段】 客用表示部をタッチセンサパネル付のも
のとする。そして、ICカードの電子マネーによる商取
引の決済が宣言されると、客用表示部に取引データの内
容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるため
のボタン画像を表示させる。ここで、客自身のタッチ操
作により取引データの内容でよいことが指令された場合
に限り、取引データをICカードの記憶部に記憶させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子マネーとして
機能するデータを記憶したICカードで取引決済を行な
うために用いられるICカードリーダライタを有する商
品販売登録データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、現金の代わりにカードによって決
済する手法が広く知られている。特に電子的に即時決済
することができる電子マネーを記憶したICカードは、
今後急速に普及していく見込みである。従来、カード決
済になじみにくかった例えばス一パーマーケットやコン
ビニエンスストア等での小口の買物が便利になるうえに
小銭を用意する必要もなくなるので、顧客・店舗双方に
とって大きなメリットが生じるためである。そして、こ
のような1Cカードに記憶された電子マネーである現金
価値等の情報の読み取りや書き込みを行なうためには、
POS端末等の商品販売登録データ処理装置に1Cカー
ドリーダライタを接続して使用する形態が多く採用され
ている。
【0003】例えば、コンビニエンスストアにおいてI
Cカードで買物をする場合には、POS端末においてス
キャナ等の入力機器を介して全ての買上商品について登
録処理をした後にその登録処理に基づいて算出される買
上合計金額について、ICカードリーダライタに挿入さ
れたICカードの電子マネーから支払うことにより決済
がなされている。
【0004】ところで、POS端末等の商品販売登録デ
ータ処理装置には売上登録処理に基づく取引明細情報で
ある取引データをレシート用紙に印字してレシートとし
て発行するレシートプリンタが搭載されており、全ての
取引においてレシートの発行が行われている。
【0005】ところが、レシートは、一般には客による
買上商品の登録内容の確認・記憶のために用いられるも
のであるが、必ずしも全ての客が必要としている訳では
ない。すなわち、レシート発行は、レシートを不要とし
ている客にとって、発行に要する時間を無駄に浪費し、
レシート用紙を無駄に消費していることになる。
【0006】そこで、一般にICカードはEEPROM
などの書込み自在な記憶部を備えているので、この記憶
部に売上登録処理に基づく取引データを記憶するように
することが考えられている。このようなICカードを利
用することにより、無用なレシー卜の発行を防止し、客
毎の取引時間の短縮を図ることが可能になる。また、こ
のように記憶部に記憶された取引データは、パソコン等
の情報機器によって表示や印字をすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICカ
ードの記憶部に記憶された取引データは、パソコンなど
の情報機器によって表示や印字をすることにより確認で
きるものの、ICカードの電子マネーでの決済が成立す
る前に客が買上商品の登録内容を確認できないため、客
が支払い額に誤りがないか不安に感じる場合がある。
【0008】また、ICカードの記憶部の記憶容量は8
Kバイト程度と限度があるので、前述したように1Cカ
ードの記憶部に取引データを記憶させるようにした場
合、いずれ取引データで記憶部の記憶容量が一杯になっ
てしまい、新しい取引データを記憶できなくなることが
考えられる。
【0009】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その第1の目的とするところは、ICカード
の電子マネーで商取引の決済を行う客がその決済成立前
に買上商品の登録内容を確認して客自身が登録内容を承
諾した場合に限りICカードに取引データを記憶させる
ことができ、レシートが発行されなくても客が安心して
ICカードの電子マネーで商取引の決済を行うことがで
きる商品販売登録データ処理システムを提供しようとす
るものである。また、本発明の第2の目的とするところ
は、上記第1の目的に加えて、ICカードの記憶部の空
き容量が不足しているときには取引データを印字したレ
シートを発行でき、取引データの消失を防止できる商品
販売登録データ処理システムを提供しようとするもので
ある。また、本発明の第3の目的とするところは、上記
第1の目的に加えて、登録内容を承諾した客が要望する
場合に限りICカードに取引データを記憶させることが
でき、ICカードの記憶部の容量を無駄に消費しないよ
うにできる商品販売登録データ処理システムを提供しよ
うとするものである。また、本発明の第4の目的とする
ところは、ICカードへの取引データの記憶と取引デー
タの印字によるレシート発行とを客自身が任意に選択で
き、サービス性の向上を図り得る商品販売登録データ処
理システムを提供しようとするものである。また、本発
明の第5の目的とするところは、客自身が登録内容を承
諾した場合に限りICカードに取引データを記憶させる
ことができるとともに、客がレシートの発行を希望した
場合にはレシートも印字発行でき、サービス性を向上で
きる商品販売登録データ処理システムを提供しようとす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願請求項1乃至5記載
の発明は、いずれも、商品の売上登録処理を実行しその
売上登録処理に基づく取引データを生成してその取引デ
ータを印字する印字部を有する商品販売登録データ処理
装置と、記憶部を有するICカードに対してデータの授
受を実行するICカードリーダライタとを備え、ICカ
ードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによ
る取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システ
ムに関する発明である。そして、請求項1記載の発明
は、タッチセンサパネル付の客用表示部と、ICカード
の電子マネーによる取引決済を宣言する宣言手段と、こ
の宣言手段によりICカードの電子マネーによる取引決
済が宣言されると、客用表示部に取引データの内容とと
もにその内容でよいか否かを客に選択させるためのボタ
ン画像を表示させる取引データ表示手段と、客用表示部
に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引データ
の内容でよいと選択されると、取引データをICカード
の記憶部に記憶させる取引データ記憶手段とを備えたも
のである。このような構成により、宣言手段によりIC
カードの電子マネーによる取引決済であることが宣言さ
れると、その取引で売上登録処理された商品の取引デー
タが客用表示部に表示される。そこで、客がその取引デ
ータの内容を確認し、客用表示部に表示されているボタ
ン画像をタッチ操作して承諾することを宣言すると、取
引データがICカードの記憶部に記憶される。
【0011】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の発明に、取引データのデータ量とICカードの
記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較手段と、印
字部で取引データを印字するレシート発行手段とを設
け、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
より取引データの内容でよいと選択されるとデータ量比
較手段により取引データのデータ量とICカードの記憶
部の空き容量とを比較し、ICカードの記憶部の空き容
量が取引データのデータ量より大きいと判断された場合
には、取引データ記憶手段により取引データをICカー
ドの記憶部に記憶させ、ICカードの記憶部の空き容量
が取引データのデータ量より小さいと判断された場合に
は、レシート発行手段により印字部で取引データを印字
するようにしたものである。このような構成により、客
が客用表示部の表示から取引データの内容を確認し、そ
の客用表示部に表示されたボタン画像をタッチ操作して
承諾することを宣言すると、ICカードの記憶部の空き
容量が取引データのデータ量より大きい場合には取引デ
ータがICカードの記憶部に記憶され、小さい場合には
取引データを印字したレシートが発行される。
【0012】また、請求項3記載の発明は、上記請求項
1記載の発明に、客用表示部にレシートが必要か否かを
客に選択させるためのボタン画像を表示させるレシート
要否表示手段を設ける。そして、取引データ記憶手段
は、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
より取引データの内容でよいと選択されるとともにレシ
ートが必要であると選択されると、取引データをICカ
ードの記憶部に記憶させるようにしたものである。この
ような構成により、客が客用表示部の表示から取引デー
タの内容を確認し、その客用表示部に表示されたボタン
画像をタッチ操作して承諾することを宣言するとともに
レシートが必要であると宣言した場合に限り、取引デー
タがICカードの記憶部に記憶される。
【0013】また、請求項4記載の発明は、タッチセン
サパネル付の客用表示部と、取引データのデータ量とI
Cカードの記憶部の空き容量とを比較するデータ量比較
手段と、このデータ量比較手段によりICカードの記憶
部の空き容量が取引データのデータ量より大きいと判断
された場合、客用表示部に取引データをICカードの記
憶部に記憶させるか否かを客に選択させるためのボタン
画像を表示させるカード記憶可否表示手段と、客用表示
部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引デー
タをICカードに記憶させることが選択されると、取引
データをICカードの記憶部に記憶させる取引データ記
憶手段と、データ量比較手段によりICカードの記憶部
の空き容量が取引データのデータ量より小さいと判断さ
れた場合、及び客用表示部に表示されたボタン画像のタ
ッチ入力により取引データをICカードに記憶させない
ことが選択された場合、印字部で取引データを印字する
レシート発行手段とを備えたものである。このような構
成により、ICカードの記憶部の空き容量が取引データ
のデータ量より大きい場合には、客用表示部に取引デー
タをICカードの記憶部に記憶させるか否かを客に選択
させるためのボタン画像が表示される。ここで、客用表
示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により客が取
引データをICカードに記憶させることを指令すると、
取引データがICカードの記憶部に記憶される。これに
対し、客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力
により客が取引データをICカードに記憶させないこと
を指令した場合、及びICカードの記憶部の空き容量が
取引データのデータ量より小さい場合には、取引データ
を印字したレシートが発行される。
【0014】また、請求項5記載の発明は、タッチセン
サパネル付の客用表示部と、ICカードの電子マネーに
よる取引決済であることを宣言する宣言手段と、この宣
言手段によりICカードの電子マネーによる取引決済で
あることが宣言されると、客用表示部に取引データの内
容とともにその内容でよいか否かを客に選択させるため
のボタン画像を表示させる取引データ表示手段と、客用
表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力により取引
データの内容でよいと選択されると、取引データのデー
タ量とICカードの記憶部の空き容量とを比較するデー
タ量比較手段と、このデータ量比較手段によりICカー
ドの記憶部の空き容量が取引データのデータ量より大き
いと判断された場合、取引データをICカードの記憶部
に記憶させる取引データ記憶手段と、データ量比較手段
によりICカードの記憶部の空き容量が取引データのデ
ータ量より大きいと判断された場合、客用表示部にレシ
ートが必要か否かを客に選択されるためのボタン画像を
表示させるレシート要否表示手段と、客用表示部に表示
されたボタン画像のタッチ入力によりレシートが必要で
あると選択された場合、及びデータ量比較手段によりI
Cカードの記憶部の空き容量が前記取引データのデータ
量より小さいと判断された場合、印字部で取引データを
印字するレシート発行手段とを備えたものである。
【0015】このような構成により、客が客用表示部の
表示から取引データの内容を確認し、その客用表示部に
表示されたボタン画像をタッチ操作して承諾することを
宣言すると、ICカードの記憶部の空き容量が取引デー
タのデータ量より大きい場合には取引データがICカー
ドの記憶部に記憶されるとともに、客用表示部にレシー
トが必要か否かを客に選択されるためのボタン画像が表
示される。ここで、客がボタン画像のタッチ操作により
レシートが必要であると宣言した場合にはレシートが発
行される。また、ICカードの記憶部の空き容量が取引
データのデータ量より小さいと判断された場合には、無
条件でレシートが発行される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。はじめに、本願請求項1乃至4記載
の発明に対応する第1の実施の形態について、図1乃至
図8を用いて説明する。なお、本実施の形態は、商品販
売登録データ処理システムとして、ICカードリーダラ
イタを備えた商品販売登録データ処理装置であるPOS
端末に本発明を適用した場合である。
【0017】図1は本実施の形態である商品販売登録デ
ータ処理システムの外観斜視図であって、本システム
は、POS端末10とICカードリーダライタ20とか
らなり、POS端末10とICカードリーダライタ20
とはインタフェースケーブル30によって接続されてい
る。
【0018】POS端末10は、ドロワ11上に載置さ
れており、このドロワ11の引出11aの開閉を制御す
る。このPOS端末10には、図2に示すように、商品
コードや金額等を入力するための置数キ−12a,売上
登録処理において現金による決済を宣言するための預/
現計キ−12b,ICカ一ド40の電子マネーによる電
子商取引決済を宣言する宣言手段としてのICカードキ
−12c等の各種のキーを配設したキーボード12が設
けられている。また、キーボード12の近傍には、図示
しない鍵によって操作モードを切り替え操作するコント
ロールキ−13が設けられている。また、このPOS端
末10には、印字部としてのプリンタ14が内蔵されて
おり、このプリンタ14によって印字されるレシートを
発行するレシート発行口15がPOS端末10の正面側
に設けられている。さらに、POS端末10の正面側に
は操作者用の表示部として機能するディスプレイ16が
配置され、背面側には客用の表示部として機能するタッ
チセンサパネル付の客用ディスプレイ17が配設されて
いる。また、このPOS端末10には、商品コードを光
学的に読み取るためのバーコードスキャナ18が接続さ
れている。
【0019】ICカードリーダライタ20は、電子マネ
ーである現金価値等を記憶したICカード40の挿入を
受け付け、そのICカード40の表面に露出して設けら
れる外部接続端子を介してデータを授受するカードリー
ダライタ部21を備えている。また、このICカードリ
ーダライタ20には、図3に示すように、モードを切り
替えるファンクションキ−22a,暗証番号等を入力す
るための置数キー22b,処理の実行を宣言するエンタ
ーキー22c,処理の実行拒否を宣言するキャンセルキ
−22d等の各種キーを配設したキーボード22と、取
引内容や操作案内等を表示するディスプレイ23とが設
けられている。
【0020】図4は本システムにおける各部の電気的接
続構成を示すブロック図である。POS端末10は、各
種の演算回路やレジスタ等で構成されるCPU(Centra
l Processing Unit)51と、プログラムなどの固定的
データを予め記憶するROM(Read Only Memory)52
と、可変的なデータを書換自在に格納するRAM53と
を内蔵し、これらをアドレスバス,データバス等のバス
ライン54で接続して、制御部本体としてのマイコン5
5を構成している。そしてこのマイコン55が、前述し
たドロワ11、キーボード12、コントロールキ−1
3、プリンタ14、ディスプレイ16、タッチセンサパ
ネル付客用ディスプレイ17、バーコードスキャナ18
等の各部を、バスライン54と各種制御回路(図示せ
ず)とを介して制御し駆動させるものとなっている。ま
た、このPOS端末10のマイコン55には、前記1C
カードリーダライタ20に接続されるインタフェースケ
ーブル30を着脱自在に接続する通信インタフェース5
6と、制御プログラムや商品マスタファイル,売上ファ
イル等を記憶するHDD(Hard Disc Drive)装置57
とがバスライン54を介して接続されている。
【0021】前記RAM53には、プリンタ14によっ
て印字する印字データを記憶する印字バッファや、ディ
スプレイ16及びタッチセンサパネル付客用ディスプレ
イ17に表示する表示データを記憶する表示バッファ等
の他、図5に示すデータ構造の取引データDを作成する
ための記憶領域である取引データバッファが割り当てら
れている。取引データDは、日時データaと店名データ
bと売上登録処理データcとからなる。日時データa
は、購入日時のデータである。店名データbは、ROM
52などに予め格納されている店名のデータである。売
上登録処理データcは、商品の売上処理に伴う商品名・
売価・数量等の売上処理データや締め処理データ(例え
ば、消費税や売上合計金額)等である。
【0022】一方、ICカードリーダライタ20も、前
記POS端末10と同様に、CPU61、ROM62及
びRAM63を内蔵し、これらをバスライン64で接続
して、制御部本体としてのマイコン65を構成してい
る。そしてこのマイコン65が、前述したカードリーダ
ライタ部21、キーボード22、ディスプレイ23等の
各部を、バスライン64と各種制御回路(図示せず)と
を介して制御し駆動させるものとなっている。また、こ
のICカードリーダライタ20のマイコン65には、前
記POS端末10に接続されるインタフェースケーブル
30を着脱自在に接続する通信インタフェース66がバ
スライン64を介して接続されている。
【0023】図6はICカード40における各部の電気
的接続構成を示すブロック図である。図示するように、
このICカード40も、前記POS端末10やICカー
ドリーダライタ20と同様に、CPU41、ROM42
及びRAM43を内蔵し、これらをバスライン44で接
続して、制御部本体としてのマイコン45を構成してい
る。そして、ICカードリーダライタ20のカードリー
ダライタ部21から出力される信号が、ICカード40
の表面に露出して設けられる外部接続端子46を介して
マイコン45に取込まれるものとなっている。また、マ
イコン45から出力される信号が外部接続端子16aを
介してカードリーダライタ部21に出力されるものとな
っている。
【0024】また、このICカード40のマイコン45
には、不揮発性メモリであるEEPROM(Electrical
ly Erasable Programmable ROM)47がバスライン
44を介して接続されている。このEEPROM47
は、所定の暗証番号や電子マネーである現金価値情報を
記憶する記憶部として機能する。また、このEEPRO
M47には、POS端末10において作成された取引デ
ータDを記憶保持する取引データファイルが形成されて
いる。また、RAM43には、取引データDが一時的に
書き込まれる領域である取引データバッファが設けられ
ている。
【0025】図7は前記POS端末10のマイコン55
が実行する電子商取引決済処理の流れを概略的に示す流
れ図である。なお、マイコン55は、コントロールキー
13の操作によって登録モードが設定されていることを
条件に、この電子商取引決済処理を実行する。
【0026】はじめに、マイコン55は、バーコードス
キャナ18によるバーコードの読取りや置数キー12a
等の操作入力により販売商品の商品コードが入力された
と判断すると、HDD装置57の商品マスタファイルを
検索して販売商品の単価などの商品データを取得し、こ
の商品データに基づいて販売商品の売上データをRAM
53の取引データバッファとHDD装置57の売上ファ
イル等に記憶する売上登録処理を実行する。そして、こ
の売上登録処理の実行後、ICカードキー12cの操作
入力を検知すると、商取引の決済方法として電子マネー
が宣言されたので、マイコン55は図7に示す電子商取
引決済処理を開始する。
【0027】すなわちマイコン55は、ST(ステッ
プ)1としてICカードキー12cが操作入力されたこ
と、及びST2として商取引された商品の売上登録処理
が実行されていることを確認した後、ST3としてIC
カードリーダライタ20のカードリーダライタ部21に
電子マネーとしてのICカード40が挿入されるのを待
機する。そして、カードリーダライタ部21のセンサ
(不図示)によりICカード40の挿入が検知される
と、ST4としてICカードリーダライタ20のキーボ
ード22に設けられた置数キー22bの操作により暗証
番号が入力されるのを待機する。そして、置数キー22
bの操作により暗証番号が入力されると、ST5として
その入力された暗証番号がICカード40のEEPRO
M47に記憶された暗証番号に一致する正しい暗証番号
か否かを判断する。ここで、正しくないい暗証番号が入
力された場合には、正しい暗証番号が入力されるまで再
度暗証番号の入力を待機する。なお、図示しないが、予
め設定された回数だけ連続して正しくない暗証番号が入
力された場合には、この電子商取引決済処理をエラーと
して終了する。
【0028】ST5にて正しい暗証番号が入力されたこ
とを確認すると、マイコン55は、ST6としてカード
リーダライタ部21内のICカード40に記憶されてい
る現金価値情報から売上合計金額分を減額する等の決済
処理を実行する。
【0029】この決済処理終了後、マイコン55は、S
T7としてRAM53の取引データバッファにおいて生
成された取引データDの内容を示すレシートのイメージ
データを作成する。そして、タッチセンサパネル付の客
用ディスプレイ17に、図8(a)に示すように、上記
イメージデータによるレシートの画像81を、レシート
の内容でよいか否かを客に選択させるための一対のボタ
ン画像82a,82bとともに表示させる(取引データ
表示手段)。
【0030】ここで、ST8として客用ディスプレイ1
7のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像8
2a,82bのうちの承諾せずを示すNOボタン画像8
2bがタッチ操作されたことを検知した場合には、この
電子商取引決済を中止するなどの他の処理を実行する。
【0031】これに対し、ST8にて承諾を示すOKボ
タン画像82aがタッチ操作されたことを検知した場合
には、ST9としてタッチセンサパネル付の客用ディス
プレイ17に、図8(b)に示すように、レシートの発
行が必要であるか否かを客に選択させるための一対のボ
タン画像83a,83bを表示させる(レシート要否表
示手段)。
【0032】ここで、ST9として客用ディスプレイ1
7のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像8
3a,83bのうちのレシート発行不要を示す不要ボタ
ン画像83bがタッチ操作されたことを検知した場合に
は、ST11としてICカードリーダライタ20のカー
ドリーダライタ部21に挿入されたICカード40の排
出を指令するコマンドを送出して、この電子商取引決済
処理を終了する。
【0033】一方、ST10にてレシート発行必要を示
す必要ボタン画像83aがタッチ操作されたことを検知
した場合には、ST12としてカードリーダライタ部2
1に挿入されたICカード40のEEPROM47のメ
モリ空き容量をチェックする。そして、ST13として
このICカード40のEEPROM47にRAM53の
取引データバッファにおいて生成された取引データDが
格納可能であるか否か、つまりはICカード40のEE
PROM47のメモリ空き容量と取引データDの量とを
比較する(データ量比較手段)。
【0034】その結果、ICカード40のEEPROM
47のメモリ空き容量が取引データDの量より大きい場
合には、ICカード40のEEPROM47に取引デー
タDを格納可能なので、ST14としてタッチセンサパ
ネル付の客用ディスプレイ17に、図8(c)に示すよ
うに、取引データをICカード40のEEPROM47
に記憶させるか否かを客に選択させるための一対のボタ
ン画像84a,84bを表示させる(カード記憶可否表
示手段)。
【0035】ここで、ST15として客用ディスプレイ
17のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像
84a,84bのうちのカード書込み可を示すOKボタ
ン画像84aがタッチ操作されたことを検知した場合に
は、ST16としてRAM53の取引データブッファか
ら取引データDを読出し、通信インタフェース56を介
してICカードリーダライタ20に出力して、ICカー
ドリーダライタ20のカードリーダライタ部21に挿入
されたICカード40のEEPROM47への書込みを
指令する(取引データ記憶手段)。その後、ST11に
進み、ICカードリーダライタ20のカードリーダライ
タ部21に挿入されたICカード40の排出を指令する
コマンドを送出して、この電子商取引決済処理を終了す
る。
【0036】一方、ST13にてICカード40のEE
PROM47のメモリ空き容量が取引データDの量より
小さい場合、及びST15にてボタン画像84a,84
bのうちのカード書込み不可を示すNOボタン画像84
bがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST1
7としてRAM53の取引データブッファから取引デー
タDを読出して印字バッファに出力し、さらにプリンタ
14に出力してレシートを印字発行させる(レシート発
行手段)。その後、ST11に進み、ICカードリーダ
ライタ20のカードリーダライタ部21に挿入されたI
Cカード40の排出を指令するコマンドを送出して、こ
の電子商取引決済処理を終了する。
【0037】前記ICカードリーダライタ20のマイコ
ン65は、通信インタフェース66を介してPOS端末
10から取引データDを受信すると、この取引データD
をカードリーダライタ部21に挿入されたICカード4
0に出力する。これにより、ICカード40のマイコン
45は、取引データDをRAM43の取引データバッフ
ァに一時的に書き込んだ後、EEPROM47の取引デ
ータファイルに書き込むものとなっている。
【0038】また、前記ICカードリーダライタ20の
マイコン65は、通信インタフェース66を介してPO
S端末10からICカード40の排出コマンドを受信す
ると、カードリーダライタ部21に挿入されているIC
カード40の抜脱を可能にするものとなっている。
【0039】このように本実施の形態においては、PO
S端末1の客用表示部として機能する客用ディスプレイ
17を、タッチセンサパネル付のディスプレイとしてい
る。そして、ICカードキー12cの操作入力によりI
Cカード40の電子マネーによる商取引の決済が宣言さ
れると、上記客用ディスプレイ17にこの商取引におい
て売上登録処理された商品の取引データDの内容を示す
レシートの画像81を、その取引データDの内容でよい
か否かを客に選択させるための一対のボタン画像82
a,82bとともに表示させる取引データ表示手段と、
客用ディスプレイ17に表示された一対のボタン画像8
2a,82bのうち承諾を示すOKボタン画像82aが
タッチ操作されてレシート画像81の取引データDの内
容でよいと選択されると、その取引データDをICカー
ド40のEEPROM47に記憶させる取引データ記憶
手段とを備えている。したがって、ICカード40の電
子マネーで商取引の決済を行う買物客は、決済が成立す
る前に客用ディスプレイ17に表示されたレシートの画
像81から買上商品の登録内容を確認できる。そして、
その登録内容を承諾した場合に限りその買物客が使用す
るICカード40の電子マネーでの決済が成立するとと
もに、当該ICカード47のEEPROM47に取引デ
ータDが書き込まれるので、たとえレシートが発行され
なくても買物客が電子マネーによる商取引の決済に不安
を感じることがない。
【0040】また、本実施の形態においては、取引デー
タDのデータ量とICカード40のEEPROM47の
空き容量とを比較するデータ量比較手段と、プリンタ1
4で取引データDを印字するレシート発行手段とを設け
ている。そして、客用ディスプレイ17に表示された一
対のボタン画像82a,82bのうちのOKボタン画像
82aがタッチ操作されてレシート画像81の取引デー
タDの内容でよいと選択されると、データ量比較手段に
より取引データDのデータ量とICカード40のEEP
ROM47のメモリ空き容量とを比較する。その結果、
ICカード40のEEPROM47のメモリ空き容量が
取引データDのデータ量より大きいと判断された場合に
は、取引データDをICカード40のEEPROM47
に記憶させ、ICカード40のEEPROM47のメモ
リ空き容量が取引データDのデータ量より小さいと判断
された場合には、プリンタ14で取引データDを印字し
てレシートを発行させるようにしている。したがって、
ICカード40の電子マネーで商取引の決済を行う買物
客が、客用ディスプレイ17に表示されたレシートの画
像81から登録内容を確認し承諾した場合でも、ICカ
ード40のEEPROM47のメモリ空き容量が不足し
ていて今回の取引データDを書き込むことができない場
合には、その取引データDを印字したレシートが発行さ
れるので、ICカード40のEEPROM47の空き容
量が不足しているために決済成立後に取引データDの内
容を客が確認できなくなるような不具合はなくなる。
【0041】また、本実施の形態においては、取引デー
タDの内容を客が確認して客自身で承認した後、客用デ
ィスプレイ17にレシートが必要か否かを客に選択させ
るための一対のボタン画像83a,83bを表示させる
レシート要否表示手段を設けている。そして、この一対
のボタン画像83a,83bのうちの必要ボタン画像8
3aのタッチ入力によりレシートが必要であると選択さ
れた場合には、取引データDをICカード40のEEP
ROM47に記憶させ、不要ボタン画像83bのタッチ
入力によりレシートが不要であると選択された場合に
は、取引データDをICカード40のEEPROM47
に記憶させないようにしている。したがって、登録内容
を承諾した客が要望する場合に限りICカード40に取
引データDを記憶させることができるので、客自身が不
要と感じる商取引のデータまでもICカード40のEE
PROM47に書込まれることがなくなり、ICカード
40のEEPROM47の記憶容量を有効に活用でき
る。
【0042】また、本実施の形態においては、データ量
比較手段によりICカード40のEEPROM47の空
き容量が取引データDのデータ量より大きいと判断され
た場合、客用ディスプレイ17に取引データDをICカ
ード40に記憶させるか否かを客に選択させるための一
対のボタン画像84a,84bを表示させるカード記憶
可否表示手段を設けている。そして、この一対のボタン
画像84a,84bのうちのOKボタン画像84aのタ
ッチ入力により取引データDをICカード40に記憶さ
せることが選択された場合には、取引データDをICカ
ード40のEEPROM47に記憶させ、NOボタン画
像84bのタッチ入力により取引データDをICカード
40に記憶させないことが選択された場合には、プリン
タ14により取引データDを印字してレシートを発行さ
せるようにしている。したがって、ICカード40への
取引データDの記憶と取引データDの印字によるレシー
トの発行とを客自身が任意に選択できるので、客は必要
に応じて取引データDをICカード40のEEPROM
47に保存したり、レシートを受け取ったりすることが
できる。
【0043】次に、本願請求項5記載の発明に対応する
第2の実施の形態について、図9を用いて説明する。な
お、本実施の形態も、前記第1の実施の形態と同様に、
商品販売登録データ処理システムとして、ICカードリ
ーダライタ20を備えた商品販売登録データ処理装置で
あるPOS端末10に本発明を適用した場合であり、第
1の実施の形態と同一部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
【0044】図9は、この第2の実施の形態におけるP
OS端末10のマイコン55が実行する電子商取引決済
処理の流れを概略的に示す流れ図である。図7と比較す
れば明らかなように、この第2の実施の形態が前記第1
の実施の形態と異なる点は、ST6にて決済処理を終了
し、ST7にてタッチセンサパネル付の客用ディスプレ
イ17に、図8(a)に示すように、取引データDの内
容を示すレシートの画像81をレシートの内容でよいか
否かを客に選択させるための一対のボタン画像82a,
82bとともに表示させた後(取引データ表示手段)、
ST8にて承諾を示すOKボタン画像82aがタッチ操
作されるとST12に進み、カードリーダライタ部21
に挿入されたICカード40のEEPROM47のメモ
リ空き容量をチェックして、このICカード40のEE
PROM47のメモリ空き容量と取引データDの量とを
比較する(データ量比較手段)ようにした点と、この比
較の結果、ICカード40のEEPROM47のメモリ
空き容量が取引データDの量より大きく、ST14にて
タッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17に、図8
(c)に示すように、取引データをICカード40のE
EPROM47に記憶させるか否かを客に選択させるた
めの一対のボタン画像84a,84bを表示させた後、
客用ディスプレイ17のタッチセンサパネル入力により
OKボタン画像84aがタッチ操作されたことを検知す
ると、ST16にて取引データDのICカード40への
書込みを指令した後(取引データ記憶手段)、ST18
としてタッチセンサパネル付の客用ディスプレイ17
に、図8(b)に示すように、レシートの発行が必要で
あるか否かを客に選択させるための一対のボタン画像8
3a,83bを表示させる(レシート要否表示手段)よ
うにした点である。
【0045】そして、ST19として客用ディスプレイ
17のタッチセンサパネル入力により一対のボタン画像
83a,83bのうちのレシート発行不要を示す不要ボ
タン画像83bがタッチ操作されたことを検知した場合
にはST11に進んで、ICカードリーダライタ20の
カードリーダライタ部21に挿入されたICカード40
の排出を指令するコマンドを送出する。これに対し、S
T19にてレシート発行必要を示す必要ボタン画像83
aがタッチ操作されたことを検知した場合には、ST1
3にてICカード40のEEPROM47のメモリ空き
容量が取引データDの量より小さい場合、及びST15
にてボタン画像84a,84bのうちのカード書込み不
可を示すNOボタン画像84aがタッチ操作されたこと
を検知した場合と同様にST17に進んで、RAM53
の取引データブッファから取引データDを読出して印字
バッファに出力し、さらにプリンタ14に出力してレシ
ートを印字発行させる(レシート発行手段)。
【0046】このように第2の実施の形態においては、
客が客用ディスプレイ17の表示から取引データDの内
容を確認し、その客用ディスプレイ17に表示された一
対のボタン画像82a,82bのうちのOKボタン画像
82aをタッチ操作して承諾することを宣言すると、I
Cカード40のEEPROM47の空き容量が取引デー
タDのデータ量より大きい場合には取引データDがIC
カード40のEEPROM47に記憶されるとともに、
客用ディスプレイ17にレシートが必要か否かを客に選
択されるための一対のボタン画像83a,83bが表示
される。ここで、客がOKボタン画像83aのタッチ操
作によりレシートが必要であると宣言した場合には、そ
の取引データDの内容を印字したレシートが発行され
る。
【0047】したがって、客自身が登録内容を承諾した
場合に限りICカード40に取引データDを記憶させる
ことができるとともに、この客がレシートの発行を希望
した場合にはレシートも同時に発行することができ、客
の要望を充分に満足できるようになる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、次
の効果を奏し得る。すなわち本願請求項1記載の発明に
よれば、ICカードの電子マネーで商取引の決済を行う
客が、その決済成立前に買上商品の登録内容を確認して
客自身が登録内容を承諾した場合に限り、ICカードに
取引データを記憶させることができ、レシートが発行さ
れなくても客が安心してICカードの電子マネーで支払
いを行うことができるようになる。また、本願請求項2
記載の発明によれば、ICカードの記憶部の空き容量が
不足しているときには取引データを印字したレシートを
発行でき、ICカードの記憶部の空き容量が不足してい
取引データが消失してしまうのを防止できる。また、本
願請求項3記載の発明によれば、登録内容を承諾した客
が要望する場合に限りICカードに取引データを記憶さ
せることができ、ICカードの記憶部の容量を無駄に消
費しないようにできる。また、本願請求項4記載の発明
によれば、ICカードへの取引データの記憶と取引デー
タの印字によるレシート発行とを客自身が任意に選択で
き、サービス性を向上できる。また、本願請求項5記載
の発明によれば、客自身が登録内容を承諾した場合に限
りICカードに取引データを記憶させることができると
ともに、客がレシートの発行を希望した場合にはレシー
トも印字発行でき、サービス性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である商品販売登録デー
タ処理システムの外観斜視図。
【図2】 同システムにおけるPOS端末のキーボード
の各種キー配列を示す平面図。
【図3】 同システムにおけるICカードリーダライタ
のキーボードの各種キー配列を示す平面図。
【図4】 同システムの各部の電気的接続構成を示すブ
ロック図。
【図5】 取引データのデータ構造を示す模式図。
【図6】 ICカードの電気的接続構成を示すブロック
図。
【図7】 第1の実施の形態における電子商取引決済処
理の流れを概略的に示す流れ図。
【図8】 客用ディスプレイに表示される画面例を示す
平面図。
【図9】 第2の実施の形態における電子商取引決済処
理の流れを概略的に示す流れ図。
【符号の説明】
10…POS端末(商品販売登録データ処理装置) 12…キーボード 14…プリンタ 16…ディスプレイ 17…客用ディスプレイ(客用表示部) 20…ICカードリーダライタ 21…カードリーダライタ部 40…ICカード 55,45,65,…マイコン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の売上登録処理を実行しその売上登
    録処理に基づく取引データを生成してその取引データを
    印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置
    と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を
    実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカ
    ードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによ
    る取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システ
    ムにおいて、 タッチセンサパネル付の客用表示部と、 前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する
    宣言手段と、 この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる
    取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引デ
    ータの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択さ
    せるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段
    と、 前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
    より前記取引データの内容でよいと選択されると、前記
    取引データを前記ICカードの記憶部に記憶させる取引
    データ記憶手段と、を具備したことを特徴とする商品販
    売登録データ処理システム。
  2. 【請求項2】 商品の売上登録処理を実行しその売上登
    録処理に基づく取引データを生成してその取引データを
    印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置
    と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を
    実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカ
    ードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによ
    る取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システ
    ムにおいて、 タッチセンサパネル付の客用表示部と、 前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する
    宣言手段と、 この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる
    取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引デ
    ータの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択さ
    せるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段
    と、 前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
    より前記取引データの内容でよいと選択されると、前記
    取引データのデータ量と前記ICカードの記憶部の空き
    容量とを比較するデータ量比較手段と、 このデータ量比較手段により前記ICカードの記憶部の
    空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断
    された場合、前記取引データを前記ICカードの記憶部
    に記憶させる取引データ記憶手段と、 前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の
    空き容量が前記取引データのデータ量より小さいと判断
    された場合、前記印字部で前記取引データを印字するレ
    シート発行手段と、を具備したことを特徴とする商品販
    売登録データ処理システム。
  3. 【請求項3】 商品の売上登録処理を実行しその売上登
    録処理に基づく取引データを生成してその取引データを
    印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置
    と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を
    実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカ
    ードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによ
    る取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システ
    ムにおいて、 タッチセンサパネル付の客用表示部と、 前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する
    宣言手段と、 この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる
    取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引デ
    ータの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択さ
    せるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段
    と、 前記客用表示部にレシートが必要か否かを客に選択させ
    るためのボタン画像を表示させるレシート要否表示手段
    と、 前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
    より前記取引データの内容でよいと選択されるとともに
    前記レシートが必要であると選択されると、前記取引デ
    ータを前記ICカードの記憶部に記憶させる取引データ
    記憶手段と、を具備したことを特徴とする商品販売登録
    データ処理システム。
  4. 【請求項4】 商品の売上登録処理を実行しその売上登
    録処理に基づく取引データを生成してその取引データを
    印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置
    と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を
    実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカ
    ードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによ
    る取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システ
    ムにおいて、 タッチセンサパネル付の客用表示部と、 前記取引データのデータ量と前記ICカードの記憶部の
    空き容量とを比較するデータ量比較手段と、 このデータ量比較手段により前記ICカードの記憶部の
    空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断
    された場合、前記客用表示部に前記取引データを前記I
    Cカードの記憶部に記憶させるか否かを客に選択させる
    ためのボタン画像を表示させるカード記憶可否表示手段
    と、 前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
    より前記取引データを前記ICカードに記憶させること
    が選択されると、前記取引データを前記ICカードの記
    憶部に記憶させる取引データ記憶手段と、 前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の
    空き容量が前記取引データのデータ量より小さいと判断
    された場合、及び前記客用表示部に表示されたボタン画
    像のタッチ入力により前記取引データを前記ICカード
    に記憶させないことが選択された場合、前記印字部で前
    記取引データを印字するレシート発行手段と、を具備し
    たことを特徴とする商品販売登録データ処理システム。
  5. 【請求項5】 商品の売上登録処理を実行しその売上登
    録処理に基づく取引データを生成してその取引データを
    印字する印字部を有する商品販売登録データ処理装置
    と、記憶部を有するICカードに対してデータの授受を
    実行するICカードリーダライタとを備え、前記ICカ
    ードの記憶部に記憶されるデータである電子マネーによ
    る取引決済を可能にする商品販売登録データ処理システ
    ムにおいて、 タッチセンサパネル付の客用表示部と、 前記ICカードの電子マネーによる取引決済を宣言する
    宣言手段と、 この宣言手段により前記ICカードの電子マネーによる
    取引決済が宣言されると、前記客用表示部に前記取引デ
    ータの内容とともにその内容でよいか否かを客に選択さ
    せるためのボタン画像を表示させる取引データ表示手段
    と、 前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
    より前記取引データの内容でよいと選択されると、前記
    取引データのデータ量と前記ICカードの記憶部の空き
    容量とを比較するデータ量比較手段と、 このデータ量比較手段により前記ICカードの記憶部の
    空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断
    された場合、前記取引データを前記ICカードの記憶部
    に記憶させる取引データ記憶手段と、 前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の
    空き容量が前記取引データのデータ量より大きいと判断
    された場合、前記客用表示部にレシートが必要か否かを
    客に選択されるためのボタン画像を表示させるレシート
    要否表示手段と、 前記客用表示部に表示されたボタン画像のタッチ入力に
    より前記レシートが必要であると選択された場合、及び
    前記データ量比較手段により前記ICカードの記憶部の
    空き容量が前記取引データのデータ量より小さいと判断
    された場合、前記印字部で前記取引データを印字するレ
    シート発行手段と、を具備したことを特徴とする商品販
    売登録データ処理システム。
JP36757598A 1998-12-24 1998-12-24 商品販売登録データ処理システム Expired - Lifetime JP3950566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36757598A JP3950566B2 (ja) 1998-12-24 1998-12-24 商品販売登録データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36757598A JP3950566B2 (ja) 1998-12-24 1998-12-24 商品販売登録データ処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000194945A true JP2000194945A (ja) 2000-07-14
JP3950566B2 JP3950566B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=18489656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36757598A Expired - Lifetime JP3950566B2 (ja) 1998-12-24 1998-12-24 商品販売登録データ処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3950566B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109121A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Fujitsu Frontech Ltd 売買取引処理装置及びその方法
JP2005165550A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Nec Infrontia Corp レシート発行装置及びレシート発行方法
JP2009059321A (ja) * 2007-09-04 2009-03-19 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2010132213A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Daifuku Co Ltd 洗車機
JP2012178123A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Naltec Inc 支払いシステム
JP2012252665A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Kotaro Anzai 決済処理システム、決済処理方法およびプログラム
JP2012256199A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Naltec Inc レジスタおよび支払いシステム
JP2015212983A (ja) * 2015-07-28 2015-11-26 東芝テック株式会社 店舗システム
CN112578968A (zh) * 2019-09-30 2021-03-30 菜鸟智能物流控股有限公司 条码采集设备的界面处理方法、装置及电子设备

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109121A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Fujitsu Frontech Ltd 売買取引処理装置及びその方法
JP2005165550A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Nec Infrontia Corp レシート発行装置及びレシート発行方法
JP2009059321A (ja) * 2007-09-04 2009-03-19 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2010132213A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Daifuku Co Ltd 洗車機
JP2012178123A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Naltec Inc 支払いシステム
JP2012252665A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Kotaro Anzai 決済処理システム、決済処理方法およびプログラム
JP2012256199A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Naltec Inc レジスタおよび支払いシステム
JP2015212983A (ja) * 2015-07-28 2015-11-26 東芝テック株式会社 店舗システム
CN112578968A (zh) * 2019-09-30 2021-03-30 菜鸟智能物流控股有限公司 条码采集设备的界面处理方法、装置及电子设备
CN112578968B (zh) * 2019-09-30 2024-04-30 菜鸟智能物流控股有限公司 条码采集设备的界面处理方法、装置及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3950566B2 (ja) 2007-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3774378B2 (ja) 商品販売データ処理装置、レシート発行端末、レシート印字形式の選択方法及びプログラム
JP2023014318A (ja) チェックアウトシステム、登録装置、決済装置及び制御プログラム
JP3950566B2 (ja) 商品販売登録データ処理システム
JP2003272053A (ja) 商品販売データ処理装置及びこの装置のサービスポイント後付与方法並びにサービスポイント後付与プログラム
JP7266837B2 (ja) 登録装置及び商品販売データ処理システム
JP3204571B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2019175517A (ja) チェックアウトシステム、決済装置及びその制御プログラム
JP2952118B2 (ja) クレジット処理装置
JP7311884B2 (ja) 販売データ処理装置、制御方法、及び、プログラム
JP7242916B2 (ja) チェックアウトシステム、決済装置及びその制御プログラム
JP7434433B2 (ja) 決済装置及び決済プログラム
JP2002279531A (ja) 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理方法およびコンピュータプログラム
JP7188929B2 (ja) 登録決済装置及び情報処理プログラム
JP3637143B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP6476332B2 (ja) チェックアウトシステム及び決済装置並びにその制御プログラム
JP2566314B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP3614501B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2002133529A (ja) 決済システム
JP3074849B2 (ja) プリペイドカードとその精算装置
JP2000011259A (ja) 商品販売登録データ処理システム
JPH09326084A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH11272958A (ja) クレジット支払処理装置
JP3514888B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH0216700A (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JPS63109595A (ja) 電子式キヤツシユレジスタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140427

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term