JP2008003950A - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子マネーの使途を適切な用途に制限すること。
【解決手段】電子マネーカード6(図1)をグループ分けして、各グループを示す種別コードを電子マネーカード6に記憶させる。一方、電子マネー端末8には、決済処理を行うことができる電子マネーカード6の種別コードを記憶させておく。
電子マネー端末8は、決済処理のために電子マネーカード6にアクセスした際に、電子マネーカード6の種別コードを読み取って、自己が記憶している種別コードと比較する。電子マネー端末8は、両者が一致する場合、電子マネーカード6と通信して決済処理を行い、一致しない場合は、エラーメッセージを発して決済処理を行わない。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理方法に関し、例えば、電子マネーの金額を変更するものに関する。
生活弱者などの保護・支援を目的とし、生活保護、児童手当など、様々な公的な支援がなされている。
生活保護者の預金口座には公的機関により毎月補助金が振り込まれ、生活保護者はこの補助金により生計を営んでいる。
ところで、近年では電子マネーの利用が普及し、ICチップの内部に記憶したバリューと呼ばれる貨幣価値の金額を増減することにより、バリューを現金の代用として用いることが行われている。
このような電子マネーに関する技術として次の文献がある。
特開2003−141428号公報
この技術は、ユーザが携行する非接触型ICカードにバリューを記憶させて、これを加減算することにより電子マネーを流通させるものである。
生活保護を受給し、ギャンブルや遊興など、本来の趣旨から逸脱した目的に使用する例が問題となっている。ところが、補助金の使途を把握するのは困難であり、補助金が適切に使用されていることを確認することはできなかった。
そして、電子マネーの運用技術を補助金の適切な使用に適用する試みはまだ行われていなかった。
そこで、本発明の目的は、電子マネーの使途を適切な使途に制限することである。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、ID情報とグループ情報を記憶したID記憶装置と、前記ID情報に対応付けられ、貨幣価値の金額を電子データとして記憶する金額記憶装置と、前記ID記憶装置からID情報とグループ情報を読み取る読取装置と、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置が記憶している金額を変更する金額変更装置と、を用いて構成された電子マネーシステムで用いられる情報処理装置であって、前記読取装置から、当該読取装置が読み取ったID情報とグループ情報を取得するID情報取得手段と、前記読取装置と前記取得したグループ情報の組合せにより、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置に記憶されている金額の変更を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段で金額変更を行うと判断した場合に前記金額変更装置に金額の変更を許可する許可手段と、を具備したことを特徴とする情報処理装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、グループ情報を登録するグループ情報登録手段を具備し、前記判断手段は、前記取得したグループ情報と前記登録したグループ情報を照会することにより前記記憶した金額の変更を許可するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、ID情報とグループ情報を記憶したID記憶装置と、前記IDに対応付けられ、貨幣価値の金額を電子データとして記憶する金額記憶装置と、前記ID記憶装置からID情報とグループ情報を読み取る読取装置と、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置が記憶している金額を変更する金額変更装置と、を用いて構成された電子マネーシステムで用いられる情報処理装置が行う情報処理方法であって、前記情報処理装置は、ID情報取得手段と、判断手段と、許可手段と、を備え、前記ID情報取得手段によって、前記読取装置から、当該読取装置が読み取ったID情報とグループ情報を取得するID情報取得ステップと、前記判断手段によって、前記読取装置と前記取得したグループ情報の組合せにより、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置に記憶されている金額の変更を行うか否かを判断する判断ステップと、前記許可手段によって、前記判断手段で金額変更を行うと判断した場合に前記金額変更装置に金額の変更を許可する許可ステップと、から構成されたことを特徴とする情報処理方法を提供する。
本発明によれば、電子マネーカードの種別を用いて、電子マネーの使途を適切な使途に制限することができる。
(1)実施の形態の概要
電子マネーカード6(図1)をグループ分けして、各グループを示す種別コードを電子マネーカード6に記憶させる。一方、電子マネー端末8には、決済処理を行うことができる電子マネーカード6の種別コードを記憶させておく。これらの種別コードは電子マネー機能部IDの一部または全部を用いることもできる。
電子マネー端末8は、決済処理のために電子マネーカード6にアクセスした際に、電子マネーカード6の種別コードを読み取って、自己が記憶している種別コードと比較する。
電子マネー端末8は、両者が一致する場合、電子マネーカード6と通信して決済処理を行い、一致しない場合は、エラーメッセージを発して決済処理を行わない。
このように、本実施の形態では、電子マネーカード6が使用できる電子マネー端末8を制限することができる。そのため、補助金を入金した電子マネーカード6が使用できる電子マネー端末8を、補助金の趣旨に合致した加盟店3に設置することにより、補助金の使途を補助金の趣旨に合致したものに制限することができる。
(2)実施の形態の詳細
(第1の実施の形態)
図1は、電子マネーシステム1のネットワーク構成を示した図である。
本実施の形態のネットワーク構成は、電子マネーサーバ2、電子マネーカード6a、6b、加盟店3、3、・・・に設置された電子マネー端末8a、8b、…などから構成されている。
なお、電子マネー端末や電子マネーカードを特に区別しない場合は、単に電子マネー端末8、電子マネーカード6と記す。
電子マネーカード6は、ICチップと、当該ICチップが電子マネー端末8と通信するためのアンテナを内蔵している。
そして、このICチップは、電子マネー端末8と近距離の無線通信を行って当該ICチップが記憶しているバリューの増額(チャージ)、及び減額(決済)を行うことができるようになっている。ICチップを駆動するための電力は、電子マネー端末8から無線により供給される。
なお、本実施の形態では、このICチップを非接触型(無線によりアクセスを受け付けるもの)とするが、接触型(電極の接触によりアクセスを受け付けるもの)を用いてもよい。
ここで、バリューとは、電子マネーシステム1において貨幣に該当する概念であって、貨幣価値の金額を電子データとして表した貨幣情報である。
電子マネーシステム1の運営事業者は、バリューを発行する際に、対応する金額の通貨を電子マネーカード6のユーザ(以下、ユーザ)から徴収し、バリューで決済を行った加盟店3に、決済金額に応じてこれを分配することにより、バリューと通貨との対応をとっている。
また、イシュアと呼ばれる事業体がバリューを発行し、電子マネーシステム1の運営事業者がバリューの運用を行う形態を採用することも可能である。
なお、イシュアが存在する場合、電子マネーカード6には、イシュアを識別するイシュアコードが記憶されるが、このイシュアコードの一部又は全部を種別コードとして使用することも可能である。
電子マネーカード6は、一般用、補助金用(例えば、生活保護)、・・・など、グループ分けされており、ICチップにはグループを識別するための種別コードが記憶されている。
例えば、種別コード「00」は、一般用の電子マネーカードを表し、種別コード「01」は、補助金用の電子マネーカード表している。
図の例では、電子マネーカード6aには種別コード「01」が設定され、電子マネーカード6bには種別コード「00」が設定されており、電子マネーカード6aは補助金用、電子マネーカード6bは一般用となっている。
電子マネー端末8は、電子マネーカード6にアクセスするアクセス端末であり、端末IDにより識別できるようになっている。
電子マネー端末8は、例えば、加盟店3に単独で置かれていたり、会計装置(レジ)などに組み込まれたりしている。
電子マネー端末8は、電子マネーカード6と通信するアンテナを内蔵したリーダライタ部を備えており、電子マネーカード6と近距離の無線通信を行うことができ、電子マネーカード6に金額変更情報を送信して電子マネーカード6にチャージや決済を行うことができる。
電子マネー端末8は、電子マネーカード6との処理内容を記録した取引情報を蓄積しており、例えば、1日1回程度、電子マネーサーバ2にバッチ処理にて送信する。
この取引情報は、電子マネーサーバ2により解析され、バリューと通貨の対応をとったり、その他の目的に用いられる。
電子マネー端末8には、金額変更情報を送信して決済できる電子マネーカード6の種別コードが予め設定されており、設定されていない種別コードの電子マネーカード6に対しては金額変更情報の送信を行わないようになっている。
種別コードの設定は、ネットワークを介して電子マネーサーバ2が行うが、加盟店3が手動で設定するように構成することもできる。
図の例では、食料品店に設置された電子マネー端末8aには、種別コード「00」と「01」が設定され、遊技場に設置された電子マネー端末8bには、種別コード「00」が設定されている。
この場合、補助金用の電子マネーカード6aは種別コードが「01」であるため、電子マネー端末8aで決済を行うことができるが、電子マネー端末8bでは決済を行うことができない。
一方、一般用の電子マネーカード6bは種別コードが「00」であるため、電子マネー端末8a、8bの何れでも決済を行うことができる。
このように、電子マネーカード6aで決済できる加盟店3が加盟店3aに制限されるため、電子マネーカード6にチャージされた補助金を、加盟店3bで遊技(補助金の趣旨と合致しない使途)に使用することを防止することができる。
即ち、電子マネー端末8の種別コードと、電子マネーカード6の種別コードは、電子マネー端末8が、電子マネー端末8と電子マネーカード6の組合せが決済可能な組合せか、あるいは決済不能な組合せかを判断するための情報を提供しており、電子マネー端末8は、これを判断する判断手段を備えている。
このように本実施の形態では、両者の種別コードを照会(突合)することにより、電子マネー端末8と電子マネーカード6の組合せが決済可能なものであるか否かを判断したが、これに限定するものではなく、この組合せを判断できる情報であれば、他の情報を用いることも可能である。
電子マネーサーバ2は、電子マネーシステム1の運営事業者が運営するサーバ装置である。複数のサーバ装置を組み合わせて構成してもよい。
電子マネーサーバ2は、ネットワークにより電子マネー端末8、8、8、…に接続されており、これら電子マネー端末8からバリューのチャージ状況や決済状況に関する取引情報を収集し、履歴情報(ログデータ)として蓄積している。
図2(a)は、電子マネーカード6のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
電子マネーカード6は、CPU(Central Processing Unit)21、高周波回路22、アンテナ26、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)25などを有している。
これらの素子は、電子マネーカード6内に埋め込まれたICチップ上に形成されている。ただし、アンテナ26は、電子マネーカード6内において、電子マネーカード6の対角線を軸とする楕円曲線上に張り巡らされた空中線により構成され、端部がICチップに接続されている。
CPU21は、ROM23やEEPROM25に記憶されている各種プログラムに従って情報処理を行う中央処理装置である。
また、CPU21は、アンテナ26、高周波回路22を介して、電子マネー端末8と近距離の無線通信を行うことができる。
アンテナ26は、リーダライタに内蔵されたアンテナと近距離の無線通信を行う他、リーダライタからの電波により電子マネーカード6を駆動するための電力を発電する。
高周波回路22は、リーダライタからアンテナ26に送信されてきた高周波をデジタル信号に変換してCPU21に出力したり、逆にCPU21が出力したデジタル信号を高周波に変換してアンテナ26からリーダライタに送出する。
RAM24は、CPU21が情報処理を行う際のワーキングメモリを提供する随時書き込み読み出しメモリである。
ROM23は、電子マネーカード6を機能させるための基本的なプログラムやパラメータ、データなどを記憶した読み出し専用メモリである。
EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)25は、情報の書き込み消去が可能なROMである。EEPROM25に記憶してある情報は、電子マネーカード6への電力の供給がない場合でも保たれる。
EEPROM25には、各種のプログラムやデータが記憶されている。
プログラムとしては、例えば、バリューを処理するバリュー処理プログラムがあり、CPU21は、このプログラムを実行することにより、電子マネー端末8との通信機能や、金額変更情報によるチャージ機能、決済機能を発揮する。
データとしては、後述のように、電子マネー機能部ID、種別コード、現在のバリューの残高、ログデータなどが記憶されている。
図2(b)は、電子マネーカード6の機能的な構成を模式的に表したブロック図である。
バリュー処理部28は、CPU21でバリュー処理プログラムを実行することにより構成される。
記憶部29は、EEPROM25に形成されており、電子マネーサーバ2が電子マネーカード6を識別するための固有のID情報である電子マネー機能部ID、種別コード、現在のバリューの残高、ログデータなどが記憶されている。
端末通信部27は、アンテナ26などを用いて形成されており、電子マネー端末8のリーダライタ部9から金額変更情報を受信してバリュー処理部28に入力する。
バリュー処理部28は、金額変更情報で指定されている金額分だけ、記憶部29に記憶されているバリューの残高をチャージしたり決済したりする。
この他に、バリューの残高を参照するための残高参照コマンドや、電子マネー機能部IDを参照するためのID参照コマンドなど各種のコマンドが用意されており、バリュー処理部28は、これらのコマンドで指定された情報処理を行う。
ここで、金額変更情報についてより詳細に説明する。
金額変更情報には、加算コマンドと減算コマンドがある。加算コマンド及び減算コマンドは金額がパラメータとして付随しており、バリュー処理部28に、この金額分だけバリューを増減させる。
例えば、記憶部29に記憶されたバリュー残高が5000円で決済金額が1000円の場合、電子マネー端末8は、1000円を減額する減算コマンドを生成して端末通信部27に送信する。そして、バリュー処理部28がこの減算コマンドを実行して、記憶部29に記憶しているバリューの残高を5000円−1000円=4000円に更新する。
また、金額変更情報を上書きコマンドにより構成することも可能である。
この場合、加減算後のバリュー残高を電子マネー端末8が計算し、この金額で記憶部29のバリュー残高を上書きさせる。
例えば、記憶部29に記憶されたバリュー残高が5000円で決済金額が1000円の場合を考える。
電子マネー端末8は、電子マネーカード6から現在のバリュー残高5000円を読み取り、決済後の残高5000円−1000円=4000円を計算する。そして、電子マネー端末8は、バリューの残高を4000円に上書きさせる上書きコマンドを生成して端末通信部27に送信する。そして、バリュー処理部28がこの上書きコマンドを実行して、記憶部29に記憶しているバリューの残高を4000円に更新する。
以上、金額変更情報を加減算コマンドで構成する場合と、上書きコマンドで構成する場合を説明したが、これらを組み合わせることも可能である。
例えば、チャージには加算コマンドを用い、決済には上書きコマンドを用いたり、あるいはチャージに上書きコマンドを用い、決済には減算コマンドを用いることができる。
以上のように、電子マネーカード6は、通信機能、情報処理機能、記憶機能などを備えたコンピュータを構成しており、貨幣価値の金額を電子データ(バリュー)として記憶し、金額変更情報を用いて記憶した貨幣価値の金額を変更すると共に、グループ情報(種別コード)が設定された決済端末として機能している。
図3に電子マネー端末8のハードウェア的な構成の一例をブロック図にて示す。
図3に示したように電子マネー端末8は、CPU31、ROM33、RAM34、通信制御部35、記憶部36、入力部37、出力部38、リーダライタ部9などがバスラインで接続されて構成されている。
CPU31は、所定のプログラムに従って情報処理を行う他、電子マネー端末8全体の制御などを行う。
本実施の形態では、電子マネーカード6と通信して金額変更情報を送信したり、電子マネーカード6との処理で蓄積した取引情報を電子マネーサーバ2にバッチ処理にて送信したりする。
ROM33は、電子マネー端末8を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶した読み出し専用メモリである。
RAM34は、CPU31のワーキングメモリを提供したり、記憶部36に記憶されたプログラムやデータをロードして記憶したりなどする随時書き込み読み出しメモリである。
通信制御部35は、電子マネー端末8をネットワークに接続する接続装置であって、電子マネー端末8は通信制御部35を介して電子マネーサーバ5と接続することができる。
記憶部36は、例えばハードディスクなどの記憶媒体と、これらを駆動する駆動装置から構成されており、各種プログラムを格納したプログラム格納部42、データを格納したデータ格納部44などから構成されている。
プログラム格納部42には、電子マネー端末8を機能させるための基本的なプログラムであるOSや、CPU31に電子マネーカード6へのチャージ・決済機能を発揮させたり、電子マネーカード6の種別コード判別機能を発揮させるためのプログラムなどが記憶されている。
データ格納部44には、金額変更情報を送信する電子マネーカード6の種別コードや、電子マネーカード6とのチャージ・決済処理の際に生成した取引情報などが記憶される。
入力部37は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウスなど、加盟店3の担当者(例えばレジ係)などが情報を入力するための入力装置を備えている。
加盟店3の担当者(以下、担当者)は、これらの入力装置を操作することにより、決済金額、チャージ金額、その他の情報を電子マネー端末8に入力することができる。
出力部38は、例えば、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode−ray Tube)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、その他の表示装置を備えている。表示装置は、各種画面により担当者への指示内容や確認事項などを表示する。
また、出力部38にスピーカなどの音声出力装置を備えるように構成し、担当者への指示内容や確認事項などを音声にて出力することも可能である。
電子マネーサーバ2のハードウェア的な構成は、電子マネー端末8の構成と基本的に同様である。
即ち、電子マネーサーバ2は、CPU、ROM、RAM、通信制御部、記憶媒体などがバスラインによって接続されて構成されている。
CPUは、記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することにより、電子マネー端末8と通信したり、電子マネー端末8から取引情報を受信して記憶したりする。
次に、電子マネーカード6で決済を行う手順について図4のフローチャートを用いて説明する。
以下の処理は、電子マネーカード6のCPU21と、電子マネー端末8のCPU31がそれぞれのプログラムに従って協働して行うものである。
まず、電子マネーカード6のユーザは、商品の決済を行うために電子マネーカード6を電子マネー端末8のリーダライタ部9にセットする。
次に、担当者が、決済金額を入力部37から入力する。電子マネー端末8は、これによって決済金額を取得し、RAM34などに一時記憶する(ステップ5)。
次に、担当者が、決済ボタンを押下するなどして電子マネーカード6と電子マネー端末8に決済処理を開始させる。
電子マネー端末8は、決済処理を開始すると、種別読み取りコマンドを電子マネーカード6に送信し、電子マネーカード6に種別コードの送信を要求する(ステップ10)。
電子マネーカード6は、種別コード読み取りコマンドを受信して実行し、EEPROM25から種別コードを読み取って電子マネー端末8に送信する(ステップ15)。
電子マネー端末8は、電子マネーカード6から種別コードを受信してRAM34などに記憶する。
次に、電子マネー端末8は、電子マネーカード6から取得した種別コードと、自己に設定されている種別コードの同一性を比較し、電子マネーカード6が決済可能か否かを確認する(ステップ20)。
電子マネーカード6が決済可能な電子マネーカードであった場合(ステップ25;Y)、電子マネー端末8は、決済金額分のバリューを減額する金額変更情報を生成して電子マネーカード6に送信する(ステップ30)。
電子マネーカード6は、金額変更情報を受信すると(ステップ35)、EEPROM25に記憶されているバリューの残高を、決済金額分だけ減額した値に更新する(ステップ40)。
一方、電子マネーカード6が決済可能な電子マネーカードでなかった場合(ステップ25;N)、電子マネー端末8は、出力部38にエラーメッセージを表示して処理を終える。
以上のようにして、電子マネー端末8は、電子マネーカード6の種別コードから、当該電子マネーカード6が決済可能なカードか否かを判断することができる。
そのため、補助金を所定の種別コードの電子マネーカード6にチャージし、この電子マネーカード6が使用できる電子マネー端末8を、補助金が使用可能な加盟店3にのみ設置することにより、補助金をチャージした電子マネーカード6の使用先を予め指定された加盟店3に制限することができ、補助金の趣旨に合致しない使用を防止することができる。
次に、電子マネーカード6に補助金でチャージを行う手順について図5のフローチャートを用いて説明する。
本実施の形態では、補助金をチャージする電子マネー端末8を予め指定し、ユーザはこの電子マネー端末8で補助金をチャージする。
まず、電子マネーシステム1の運営事業者は、公的機関などからチャージによる補助金の交付依頼を受け付ける。チャージの原資は公的機関が負担することとするが、他の者が負担してもよい。
電子マネーシステム1の運営事業者は、補助金によるチャージを受け付けると、補助金をチャージするためのチャージ情報を生成して電子マネーサーバ2に記憶させる。
チャージ情報は、チャージを行う電子マネー端末8の端末ID、補助金をチャージする電子マネーカード6の電子マネー機能部ID、及びチャージする金額などを含んでいる。
電子マネーサーバ2は、補助金をチャージする電子マネー端末8からバッチ処理にてアクセスを受け付けた際に、当該電子マネー端末8にチャージ情報を送信する(ステップ50)。
この処理は次のように行われる。電子マネーサーバ2は、電子マネー端末8からアクセスを受け付けた場合、当該電子マネー端末8の端末IDを含むチャージ情報を検索する。そして、当該端末IDを含むチャージ情報が検索された場合、これを電子マネー端末8に送信する。
電子マネー端末8は、このようにして電子マネーサーバ2が送信したチャージ情報を受信して記憶する(ステップ55)。
以上のステップ50、55の処理は、補助金交付日前に行われる。
ユーザは、補助金交付日になると加盟店3を訪れ、担当者に電子マネーカード6への補助金のチャージを依頼する。
なお、ユーザには、補助金をチャージする電子マネー端末8を設置した加盟店3が指定されている。
また、加盟店3に電子マネー端末8が複数台存在する場合、補助金をチャージする電子マネー端末8が指定されている場合もある。
担当者は、ユーザの電子マネーカード6をチャージ情報を記憶した電子マネー端末8にセットし、補助金チャージ用のボタンを押下するなどして、電子マネー端末8と電子マネーカード6にチャージ処理を開始させる。
すると、電子マネー端末8は、電子マネーカード6にID参照コマンドを送信して電子マネー機能部IDを要求する(ステップ60)。
電子マネーカード6は、ID参照コマンドを受信して実行し、電子マネー機能部IDを電子マネー端末8に送信する(ステップ65)。
電子マネー端末8は、電子マネーカード6から電子マネー機能部IDを受信し、これと同じ電子マネー機能部IDを含むチャージ情報を記憶しているか否か確認する(ステップ70)。
当該電子マネー機能部IDを含むチャージ情報がなかった場合、電子マネー端末8は、チャージ処理を中止し、エラーメッセージを発する。
当該電子マネー機能部IDを含むチャージ情報があった場合、電子マネー端末8は、このチャージ情報で設定されている金額分のバリューをチャージする金額変更情報を生成し、電子マネーカード6に送信する(ステップ75)。
電子マネーカード6は、電子マネー端末8から金額変更情報を受信して(ステップ80)これを実行し、補助金の金額分だけバリューを増額する(ステップ85)。
以上のように、電子マネーシステム1では、公共機関などの負担により、電子マネーカード6に補助金をチャージすることができる。
なお、一般の電子マネーカード6bにチャージを行う場合は、担当者はユーザからチャージ金額分の通貨を受け取り、同額のバリューを電子マネーカード6にチャージする。この場合、電子マネーカード6bは、何れの電子マネー端末8でもチャージすることができる。
ところで、電子マネーカード6と同様のICチップを携帯電話に搭載し、電子マネーカード6と携帯電話を一体化した端末が多く利用されるようになってきた。電子マネーシステム1では、電子マネーカード6と同様に、携帯電話に補助金をチャージしてその使用を所定の加盟店3に制限することも可能である。
当該ICチップを内蔵した携帯電話(以下、単に携帯電話と記す)は、電子マネー端末8にセットして電子マネーカード6と同様にチャージや決済を行うことができる他、ネットワークを介して携帯電話を直接電子マネーサーバ2に接続し、電子マネーサーバ2から金額変更情報の提供を受けることができる。
携帯電話にチャージした補助金で決済を行う場合は次のようにする。
携帯電話内蔵の電子マネー用ICチップに電子マネーカード6と同様の種別コードを記憶させておき、決済時に電子マネー端末8がこの種別コードを読み取る。そして、電子マネー端末8は、この種別コードが決済可能なものであった場合は決済処理を行い、決済可能でないものであった場合は決済処理を行わない。
携帯電話で補助金のチャージを行う場合は次のようにする。
電子マネー端末8から補助金をチャージする場合は、電子マネーカード6と同様にする。
一方、携帯電話のネットワーク機能を用いて電子マネーサーバ2に接続し、電子マネーサーバ2から直接補助金をチャージする場合、電子マネーサーバ2は、このユーザに対しては、チャージ情報を電子マネー端末8に送信せずに、自己の記憶装置に記憶しておく。
電子マネーサーバ2は、携帯電話からアクセスされて補助金のチャージを要求されると、当該携帯電話のICチップの電子マネー機能部IDを用いてチャージ情報を検索する。
そして、検索されたチャージ情報で設定されている金額分のバリューをチャージする金額変更情報を生成し、携帯電話に送信する。
携帯電話は、この金額変更情報を受信してICチップに入力し、これを実行させてチャージを行う。
以上では、電子マネーカード6を一般用と生活保護用の場合について説明したが、これに限定するものではなく、種別コードの採番により、例えば、奨学金用、母子手当用、介護保険金用、児童手当用など、各種の公的な補助金に適用することができる。
また、公的機関に限定せず、民間団体が当該団体用の電子マネーカード6を提供することも可能である。例えば、複数の店舗を有するチェーン店が自己の店舗でのみ決済可能な電子マネーカード6を用いることができる。
更に、本実施の形態では、電子マネー端末8で種別コードの確認を行ったが、これは、電子マネー端末8と当該電子マネー端末8で決済可能な種別コードの対応を記憶したサーバに電子マネー端末8が問い合わせるように構成することもできる。
以上のように、電子マネーシステム1は、ID情報(電子マネー機能部ID)とグループ情報(種別コード)を記憶したID記憶装置(電子マネーカード6、又は携帯電話)と、前記IDに対応付けられ、貨幣価値の金額を電子データとして記憶する金額記憶装置(記憶部29)と、前記ID記憶装置からID情報とグループ情報を読み取る読取装置(電子マネー端末8のリーダライタ部9)と、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置が記憶している金額を変更する金額変更装置(バリュー処理部28)と、を用いて構成された電子マネーシステムとして機能している。
そして、電子マネー端末8は、電子マネーシステム1において、前記読取装置(リーダライタ部9)から、当該読取装置が読み取ったID情報とグループ情報を取得するID情報取得手段(リーダライタ部9から電子マネー機能部IDと種別コードを取得する手段)と、前記読取装置と前記取得したグループ情報の組合せにより、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置に記憶されている金額の変更を行うか否かを判断する判断手段(自己の種別コードと電子マネーカード6や携帯電話から取得した種別コードの組合せにより、記憶部29に記憶されているバリューを変更するか否かを判断する手段)と、前記判断手段で金額変更を行うと判断した場合に、金額変更情報を前記金額変更装置に送信することにより金額の変更を許可する許可手段と、を具備したことを特徴とする情報処理装置として機能している。
また、電子マネー端末8は、ネットワークを介して電子マネーサーバ2が種別コードを設定することができるため、グループ情報(種別コード)を登録するグループ情報登録手段を具備し、前記判断手段は、前記取得したグループ情報と前記登録したグループ情報を照会することにより前記記憶した金額の変更を許可するか否かを判断する。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)電子マネーカード6に、一般用、補助金用など、種別コードを用いてグループ化することにより、グループごとにアクセスできる電子マネー端末8を設定することができる。
(2)電子マネーカード6のグループごとにアクセスできる電子マネー端末8を設定することにより、電子マネーカード6の使用できる加盟店3を制限することができる。
(3)補助金をチャージした電子マネーカード6のアクセスできる加盟店3を制限することにより、補助金の使途を補助金の趣旨に適合した使途に限定することが出る。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、バリューを電子マネーカード6に記憶しておき電子マネー端末8がこれを決済したが、第2の実施の形態では、バリューを電子マネーサーバ2に記憶し、電子マネーサーバ2が電子マネー端末8を介して電子マネーカード6と通信してリアルタイムで電子マネーサーバ2に記憶したバリューを決済する。
図6は、第2の実施の形態に係る電子マネーシステム1aのネットワーク構成を示した図である。
なお、電子マネーカード6の構成は第1の実施の形態と同じであり、また、加盟店3は複数存在するが1店のみ図示している。
また、第1の実施の形態に対応する構成要素は同じ符号を付して示した。
電子マネーカード6は、電子マネー機能部IDを記憶しており、電子マネー端末8を介してこれを電子マネーサーバ2に送信することができる。
第2の実施の形態では、バリューを電子マネーサーバ2で管理するため、電子マネーカード6は電子マネー機能部IDを電子マネーサーバ2に送信する機能を備えていればよい。
電子マネー端末8は、図示しないリーダライタ部9により電子マネーカード6の電子マネー機能部IDを読み取ることができる。
そして、電子マネー端末8は、担当者から決済金額の入力を受け付け、決済金額、自己の端末ID、及び電子マネー機能部IDを電子マネーサーバ2に送信する。
電子マネーサーバ2は、バリューデータベース52によって電子マネーカード6の種別コードやバリューを記憶しており、このバリューを増減することによりチャージや決済を行っている。
また、電子マネーサーバ2は、種別コードデータベース51により、各電子マネー端末8で決済可能な種別コードを管理している。
電子マネーサーバ2は、電子マネーカード6の電子マネー機能部IDをバリューデータベース52で照合することにより電子マネーカード6の種別コードを特定し、当該種別コードを種別コードデータベース51で照合することにより、当該電子マネーカード6が電子マネー端末8で決済可能か否かを判断する。
決済可能な場合、電子マネーサーバ2は、決済金額分のバリューをバリューデータベース52で減額して決済を行う。このように本変形例の電子マネーサーバ2は、実施の形態と同様のバリュー処理部28と同様に、バリューの金額を増減するバリュー処理部を備えている。
図7(a)は、種別コードデータベース51の論理的な構成の一例を示した図である。
種別コードデータベース51は、各電子マネー端末8の端末IDと、当該電子マネー端末8で決済可能な電子マネーカード6の種別が対応づけている。
例えば、端末ID「12345」では、種別コード「00」、「01」の電子マネーカード6が決済可能である。
電子マネーシステム1aは、決済可能な種別コードを加盟店3に設置してある電子マネー端末8ごとに設定することにより、当該加盟店3で決済可能な電子マネーカード6を規定している。
即ち、電子マネーサーバ2は、種別コードデータベース51を用いて電子マネー端末8と電子マネーカード6の組合せが決済可能なものであるか否かを判断する。
図7(b)は、バリューデータベース52の論理的な構成の一例を示した図である。
バリューデータベース52は、電子マネーカード6の電子マネー機能部IDに対して、当該電子マネーカード6の種別コード、バリュー残高の現在値、その他の情報が対応づけている。
例えば、電子マネー機能部ID「548796」の電子マネーカード6の種別コードは、「01」、バリュー残高は「5、800」円となっている。
電子マネーサーバ2は、電子マネー端末8から送信されてきた電子マネー機能部IDを電子マネーカード6で検索して、当該電子マネー機能部IDに対応付けられている種別コード、バリュー残高などを特定することができる。
次に、第2の実施の形態で決済を行う手順について図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、ユーザは、電子マネーカード6を電子マネー端末8のリーダライタ部9(図示せず)に設置し、担当者に電子マネーカード6での決済を申し出る。
担当者は、電子マネー端末8に決済金額を入力し、決済ボタンを押下するなどして電子マネー端末8に決済処理を開始させる。
すると、電子マネー端末8は、電子マネーカード6に電子マネー機能部IDを要求し、これに対し、電子マネーカード6は、電子マネー端末8に電子マネー機能部IDを送信する(ステップ105)。
電子マネー端末8は、電子マネーカード6から電子マネー機能部IDを受信する。そして、電子マネー端末8は、この電子マネー機能部ID、担当者が入力した決済金額、及び自己の端末IDを電子マネーサーバ2に送信する(ステップ110)。
電子マネーサーバ2は、これらの情報を受信すると、まず、電子マネー端末8から受信した電子マネー機能部IDをバリューデータベースで検索し、電子マネーカード6の種別コードを取得する(ステップ115)。
次に、電子マネーサーバ2は、電子マネー端末8から受信した端末IDを種別コードデータベースで検索し、電子マネー端末8で決済可能な種別コードを特定する(ステップ120)。
次に、電子マネーサーバ2は、これら特定した電子マネーカード6の種別コードと電子マネー端末8で決済可能な種別コードが一致するか否かを判断する(ステップ125)。
これら種別コードが一致しない場合(ステップ125;N)、電子マネーサーバ2は、エラーメッセージを電子マネー端末8に送信して処理を終了する(ステップ130)。
図示しないが、電子マネー端末8は、電子マネーサーバ2からエラーメッセージを受信するとこれを表示し、処理を終了する。
これら種別コードが一致する場合(ステップ125;Y)、電子マネーサーバ2は、バリューデータベースに記憶されている当該電子マネーカード6のバリュー残高を決済金額分だけ減額し(ステップ135)、電子マネーサーバ2に完了通知を送信する(ステップ140)。
電子マネー端末8は、電子マネーサーバ2から完了通知を受信すると、これを表示し、処理を終了する。
すると、担当者は、決済が完了した旨をユーザに伝え、ユーザは電子マネーカード6を回収する。
以上に電子マネーカード6で決済する場合の処理について説明したが、補助金をチャージする場合、電子マネーサーバ2は、バリューデータベース52に記憶されている電子マネーカード6のバリュー残高を補助金分だけ増額する。
以上のように、電子マネーシステム1aは、ID情報(電子マネー機能部ID)とグループ情報(種別コード)を記憶したID記憶装置(電子マネーカード6、又は携帯電話)と、前記IDに対応付けられ、貨幣価値の金額を電子データとして記憶する金額記憶装置(バリューデータベース)と、前記ID記憶装置からID情報とグループ情報を読み取る読取装置(電子マネー端末8)と、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置が記憶している金額を変更する金額変更装置(バリュー処理部)と、を用いて構成された電子マネーシステムとして機能している。
そして、電子マネーサーバ2は、電子マネーシステム1aにおいて、前記読取装置(電子マネー端末8)から、当該読取装置が読み取ったID情報とグループ情報を取得するID情報取得手段(電子マネー端末8から電子マネー機能部IDと種別コードを取得する手段)と、前記読取装置と前記取得したグループ情報の組合せにより、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置に記憶されている金額の変更を行うか否かを判断する判断手段(電子マネー端末8の種別コードと電子マネーカード6や携帯電話から取得した種別コードの組合せにより、バリューデータベース52に記憶されているバリューを変更するか否かを判断する手段)と、前記判断手段で金額変更を行うと判断した場合に前記金額変更装置に金額の変更を許可する許可手段と、を具備したことを特徴とする情報処理装置として機能している。
また、電子マネーサーバ2は、グループ情報を登録するグループ情報登録手段(種別コードデータベース51に種別コードを登録する手段)を具備し、前記判断手段は、前記取得したグループ情報と前記登録したグループ情報を照会することにより前記記憶した金額の変更を許可するか否かを判断する。
なお、近年インターネットなどのネットワーク上で仮想商店を開設し、オンラインでの商品やサービスの販売が行われている。
この場合、電子マネーサーバ2は、種別コードデータベース51に仮想商店と当該仮想商店で決済可能な電子マネーカード6の種別を登録する。
仮想商店は、決済の際に、電子マネーサーバ2に電子マネー機能部IDと決済金額を送信し、電子マネーサーバ2は、これを用いて決済を行うが、その際に、仮想商店で決済可能な種別コードと電子マネー機能部IDの種別コードを電子マネーサーバ2が比較し、両者が一致した場合に決済を実行する。
このように、仮想商店に対しても種別コードを設定することにより、ネットワーク上での商取引に関しても、電子マネーカード6の使用を制限することができる。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)電子マネーカード6に、一般用、補助金用など、種別コードを用いてグループ化することにより、グループごとにアクセスできる電子マネー端末8を電子マネーサーバ2にて判断することができる。
(2)電子マネーカード6のグループごとにアクセスできる電子マネー端末8を電子マネーサーバ2で設定することにより、電子マネーカード6の使用できる加盟店3を制限することができる。
(3)補助金をチャージした電子マネーカード6のアクセスできる加盟店3を制限することにより、補助金の使途を補助金の趣旨に適合した使途に限定することができる。
(4)電子マネー端末8が決済対象とする種別コードや電子マネーカード6の種別コードを電子マネーサーバ2で管理するため、種別コードに変更が生じた場合、速やかに変更することができる。
なお、本実施の形態では、補助金の使途先として適切か否かによって加盟店3を区分したが、これに限定するものではなく、例えば、所定の地域内の加盟店3を補助対象店舗とし、地域外の加盟店3を補助対象外店舗として地域内での決済を促し、これによって地域振興を図るといった形態も可能である。
第1の実施の形態に係る電子マネーシステムのネットワーク構成を示した図である。 電子マネーカードの構成を説明するための図である。 電子マネー端末のハードウェア的な構成を示した図である。 電子マネーカードによる決済手順を説明するためのフローチャートである。 電子マネーカードへのチャージ手順を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態に係る電子マネーシステムのネットワーク構成を示した図である。 データベースの構成を説明するための図である。 電子マネーカードによる決済手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 電子マネーシステム
2 電子マネーサーバ
3 加盟店
6 電子マネーカード
8 電子マネー端末

Claims (3)

  1. ID情報とグループ情報を記憶したID記憶装置と、
    前記ID情報に対応付けられ、貨幣価値の金額を電子データとして記憶する金額記憶装置と、
    前記ID記憶装置からID情報とグループ情報を読み取る読取装置と、
    前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置が記憶している金額を変更する金額変更装置と、
    を用いて構成された電子マネーシステムで用いられる情報処理装置であって、
    前記読取装置から、当該読取装置が読み取ったID情報とグループ情報を取得するID情報取得手段と、
    前記読取装置と前記取得したグループ情報の組合せにより、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置に記憶されている金額の変更を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で金額変更を行うと判断した場合に前記金額変更装置に金額の変更を許可する許可手段と、
    を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. グループ情報を登録するグループ情報登録手段を具備し、
    前記判断手段は、前記取得したグループ情報と前記登録したグループ情報を照会することにより前記記憶した金額の変更を許可するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ID情報とグループ情報を記憶したID記憶装置と、
    前記ID情報に対応付けられ、貨幣価値の金額を電子データとして記憶する金額記憶装置と、
    前記ID記憶装置からID情報とグループ情報を読み取る読取装置と、
    前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置が記憶している金額を変更する金額変更装置と、
    を用いて構成された電子マネーシステムで用いられる情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、ID情報取得手段と、判断手段と、許可手段と、を備え、
    前記ID情報取得手段によって、前記読取装置から、当該読取装置が読み取ったID情報とグループ情報を取得するID情報取得ステップと、
    前記判断手段によって、前記読取装置と前記取得したグループ情報の組合せにより、前記読み取ったID情報に対応付けられた金額記憶装置に記憶されている金額の変更を行うか否かを判断する判断ステップと、
    前記許可手段によって、前記判断手段で金額変更を行うと判断した場合に前記金額変更装置に金額の変更を許可する許可ステップと、
    から構成されたことを特徴とする情報処理方法。
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