JP2016129000A - 履歴管理装置、履歴解析装置、履歴管理システム、履歴管理方法、及び履歴解析方法 - Google Patents

履歴管理装置、履歴解析装置、履歴管理システム、履歴管理方法、及び履歴解析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】公的扶助の不適格受給や目的外使用を低減できる履歴管理装置を提供する。【解決手段】ポイントの処理を通知するためのポイント処理情報を受信する通信部110と、ポイント処理情報が受信される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、ポイント処理情報に応じてポイントの処理履歴を示す由来情報を生成する制御部120と、生成された由来情報を蓄積する由来情報データベース100Aと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、履歴管理装置、履歴解析装置、履歴管理システム、履歴管理方法、及び履歴解析方法に関する。
従来、特定の目的や特定の地域内(例えば市町村)や特定のコミュニティ(例えば商店街、町内会、NPO(NonProfit Organization))において限定的に流通する地域通貨が知られている。地域通貨は、法定貨幣と同等の価値又は法定貨幣と異なる価値がある貨幣して発行され、使用される。
地域通貨を扱うシステムとして、LSI(Large Scale Integration)カード(電子ウォレット)やカードリーダのようなハードウェアを不要とした電子地域マネーシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。このシステムは、運用コストの低減や地域活性化を可能にする。
また、地域通貨を扱うシステムとして、電子媒体を利用した地域通貨における地域特定ポイントの付与システムが知られている(例えば特許文献2参照)。このシステムは、電子マネーの利用と、地域毎に条件が異なる地域ポイント付与システムと、の連携を可能にする。
特開2002−279324号公報 特開2012−64005号公報
今後、地域通貨を用いて公的扶助が行われることが予想される。この場合、特許文献1,2に記載された地域通貨を扱うシステムでは、公的扶助(例えば生活保護費)の不適格受給や目的外使用を低減することが困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、公的扶助の不適格受給や目的外使用を低減できる履歴管理装置、履歴解析装置、履歴管理システム、履歴管理方法、及び履歴解析方法を提供する。
本発明の履歴管理装置は、ポイントの処理を通知するためのポイント処理情報を受信する通信部と、前記ポイント処理情報が受信される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイント処理情報に応じて前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成する生成部と、生成された前記由来情報を蓄積する蓄積部と、を備える。
本発明の履歴解析装置は、ポイントが処理される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成し蓄積する履歴管理装置から、前記由来情報を取得する取得部と、前記由来情報に基づいて、前記ポイントの処理に係る統計情報を導出する導出部と、を備える。
本発明の履歴管理システムは、履歴管理装置及び履歴解析装置を備え、ポイント処理装置により処理されるポイントの処理履歴を管理する履歴管理システムであって、前記履歴管理装置は、前記ポイント処理装置から、前記ポイントの処理を通知するためのポイント処理情報を受信する通信部と、前記ポイント処理情報が受信される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイント処理情報に応じて前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成する生成部と、生成された前記由来情報を蓄積する蓄積部と、を備え、前記履歴解析装置は、前記履歴管理装置から前記由来情報を取得する取得部と、前記由来情報に基づいて、前記ポイントの処理に係る統計情報を導出する導出部と、を備える。
本発明の履歴管理方法は、履歴管理装置における履歴管理方法であって、ポイントの処理を通知するためのポイント処理情報を受信するステップと、前記ポイント処理情報が受信される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイント処理情報に応じて前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成するステップと、を備える。
本発明の履歴解析方法は、履歴解析装置における履歴解析方法であって、ポイントが処理される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成し蓄積する履歴管理装置から、前記由来情報を取得するステップと、前記由来情報に基づいて、前記ポイントの処理に係る統計情報を導出するステップと、を備える。
本発明によれば、公的扶助の不適格受給や目的外使用を低減できる。
実施形態における地域通貨システムの構成例を示すブロック図 実施形態における由来情報サーバの構成例を示すブロック図 実施形態における由来情報データベースが保持する由来情報の一例を示す模式図 実施形態における集計処理サーバの構成例を示すブロック図 実施形態におけるポイント毎の由来情報の第1表示例を示す模式図 実施形態におけるオーナー毎の由来情報の第2表示例を示す模式図 実施形態におけるポイント使用者毎の由来情報をウェブにより確認するための表示例を示す模式図
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
(本発明の一形態を得るに至った経緯)
公的扶助として生活保護費が支給される場合、生活保護費が支給される目的は予め定められている。一方、生活保護費の申請時とは異なる目的で生活保護費が使用されることがあった。例えば、住宅補助用の生活保護費が支給されたにも関わらず、この生活保護費の受給者が所定の場所に住んでいないことがあった。つまり、公的扶助が当初の目的外に使用されることがあった。
また、特定の者が、正当な生活保護費の受給者から生活保護費を収集することで、生活保護費が正当な受給者以外の者に使用されることもあった。この場合、生活保護費を受給すべきでない者に生活保護費が支給されていることと同義となり、公的扶助の不適格受給に繋がっていた。
このような事情に対して、一律に公的扶助を削減する場合、正当な受給者に対する生活保護費も含めて削減されることになる。公的扶助は、必要な人に対して必要な量に限り支給されることが望ましい。そのため、例えば、生活保護費等の公的扶助の使用過程を追跡する仕組みが検討されることが望ましい。
以下、公的扶助の不適格受給や目的外使用を低減できる履歴管理装置、履歴解析装置、履歴管理システム、履歴管理方法、及び履歴解析方法について説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態における地域通貨システム10の構成例を示すブロック図である。地域通貨システム10は、カードリーダ20、PC(Personal Computer)30、認証サーバ40、ポイント処理サーバ50、マイナンバ照合サーバ60、由来情報サーバ100、バックアップサーバ150、及び集計処理サーバ200を備える。地域通貨システム10における各装置は、例えばネットワークを介して接続される。
カードリーダ20及びPC30は、例えばインターネットに接続されてもよい。また、カードリーダ20とポイント処理サーバ50との間は、専用回線で接続されてもよい。
地域通貨システム10は、履歴管理システムの一例である。由来情報サーバ100は、履歴管理装置の一例である。集計処理サーバ200は、履歴解析装置の一例である。
本実施形態では、一例として、公的扶助としての生活保護費が、生活保護費の受給者に対して、所定の自治体により地域通貨ポイント(以下、単に「ポイント」とも称する)で支給されることを想定する。つまり、ポイントの発行元は自治体である。
また、自治体により発行されるポイントは、予め使用されるべき目的(以下、「当初目的」とも称する)が定められている。当初目的は、例えば、教育費、住宅費、医療費、介護費、出産費、生業費、葬祭費、を含む。
また、生活保護費として発行されるポイントには、有効期限(例えば1か月)の情報が付加されてもよい。この場合、有効期限を超過してからポイントが使用されることを防止でき、生活保護費の受給者は、生活保護費を各種取引処理に使用できるが、生活保護費を貯蓄できない。
ポイントは、地域通貨と同様に使用されるので、様々な取引処理において使用される。取引処理は、例えば、物品の購入、サービスの購入、公共料金の支払、上記当初目的と同様の支払、を含む。取引処理が行われると、ポイントを保持するポイント保持者(「オーナー」とも称する)が変更される。取引処理は、複数回繰り返されてもよい。
取引処理後のオーナー(例えば、サービス提供者)は、取得したポイントを用いて更に取引可能であり、これによりポイントのオーナーは更に変更される。取引処理が繰り返さえることで、ポイントは順次変更されていく。オーナーは、必要に応じて、取引処理により取得したポイントを自治体で換金できる。これにより、ポイントが消滅する。
カード25は、不図示であるが、例えば、通信部、制御部、及びカード情報データベース25Aを有する。カード情報データベース25Aは、例えば、カード25を識別するための「カードID」、カード25を所有するカード所有者(例えば受給者)を識別するための「カード所有者ID」、ポイント処理(例えばポイントの発行処理、ポイントの使用処理)が行われた「取引日」及び「取引時刻」の情報を有する。
カード25は、例えば、マイナンバカードや住民基本台帳カード(住基カード)であり、公的扶助の受給者やサービス提供者により保持される。サービス提供者は、自治体から直接にポイント発行を受けないが、サービス提供者が提供するサービス等にポイントが使用されることで、オーナーとなり、ポイントの使用が可能となる。また、カード25には、地域通貨ポイントのポイント以外のポイント(例えば電子マネー)を合わせて保持されてもよい。
カード25が公的扶助の詳細等が含まれないことで、例えば、カード25を紛失した際に、カード所有者に関する個人情報の漏洩を低減できる。
カードリーダ20は、不図示であるが、例えば、操作部、制御部、通信部、記憶部を有する。カードリーダ20は、例えば、様々な店舗、自治体の役所に配置される。カードリーダ20は、ポイントの処理を指示した指示装置の一例である。
カードリーダ20の制御部は、各種取引処理の際に、様々なカード25(例えば、接触式ICカード、非接触式ICカード、磁気カード)から、各種情報(例えばカードID)を読み取る。
カードリーダ20の通信部は、例えば、必要に応じて読み取られた情報、記憶部により記憶された情報、取引処理により発行又は使用されるポイント数の情報、を他の装置へ送信する。カードリーダ20の記憶部は、例えばカードリーダ20を識別するための機器IDを保持する。
PC30は、不図示であるが、例えば、操作部、表示部、制御部、通信部、記憶部を有する。PC30は、例えば、操作部により入力されたデータに対して、制御部が所定の演算を行い、演算結果を表示部に表示する。PC30は、例えば、自治体の役所や各種店舗に設置される。PC30は、ポイントの処理を指示した指示装置の一例である。
PC30の操作部は、ポイントに関する入力情報(例えば、ポイントの発行又は使用、ポイント発行数又はポイント使用数、の情報)を受け付ける。例えば、操作部は、受給者から公的扶助の申請があった場合に、操作部等を用いてポイント発行のための入力情報(例えば、ポイント発行数、ポイント発行の当初目的)を受け付ける。このポイントは、例えば、申請のあった公的扶助から生活費を除いた金額に相当するポイントである。尚、ポイントの発行時の処理は、PC30のような汎用端末でなくてもよく、例えば、ポイント発行用の専用装置が役所内に設置されてもよい。例えば、カードリーダ20によりポイント発行されてもよい。
また、PC30の操作部は、例えば、カードリーダ20の代わりに、PC30の操作部を介して、ポイントに関する入力情報を受け付けてもよい。例えば、PC30の操作部を介して、ポイントの発行や使用に係る取引処理が行われてもよい。
認証サーバ40は、不図示であるが、例えば、認証処理部、通信部、記憶部を有する。認証サーバ40の認証処理部は、例えば、カードリーダ20又はPC30からのポイントの使用に関する認証処理を行う。認証サーバ40は、例えば、SSL(Secure Sockets Layer)−VPN(Vertial Private Network)を用いる。
認証サーバ40の認証処理部は、例えば、カードリーダ20から取得した機器ID及びカードIDが正当なIDであるか否かを判定する。機器ID及びカードIDが正当なIDである場合、認証サーバ40の認証処理部は、カードリーダ20又はPC30とポイント処理サーバ50との間の通信を許可する。
尚、認証サーバ40とカードリーダ20及びPC30との間には、ファイアウォールが設けられてもよい。
ポイント処理サーバ50は、不図示であるが、例えば、通信部、制御部、記憶部を有する。ポイント処理サーバ50の制御部は、ポイント処理(例えばポイントの発行処理、ポイントの使用処理)を行う。例えば、ポイント処理サーバ50の制御部は、カードリーダ20又はPC30からのポイントに関する情報を、ポイント処理サーバ50が保持するポイント情報データベース50Aに反映する。
ポイント情報データベース50Aは、例えば、ポイント識別するためのポイントID、ポイントの所有者を識別するための「ポイント所有者ID」、ポイントの処理日、ポイントの処理時刻、の情報を保持する。ポイント所有者は、例えば、公的扶助の受給者、サービス提供者である。
ポイント処理サーバ50は、例えば、カードリーダ20等からのカードIDやカード所有者IDに対応するポイント所有者IDに対して、ポイント処理により発行又は使用されるポイント数をポイント残高から減額又は増額する。
例えば、ポイント処理サーバ50の通信部は、ポイントが発行された場合、カードリーダ20又はPC30からのカード所有者IDを取得する。ポイント処理サーバ50の制御部は、ポイント情報データベース50Aを参照し、カード所有者が保持するポイントに、発行ポイント数分を加算する。
例えば、ポイント処理サーバ50の通信部は、ポイントが使用された場合、カードリーダ20又はPC30からのカード所有者IDを取得する。ポイント処理サーバ50の制御部は、ポイント情報データベース50Aを参照し、カード所有者が保持するポイントから、使用ポイント数分を減算する。
ポイント処理サーバ50は、ポイント処理(例えばポイントの使用又はポイントの付与)が発生する毎に、由来情報サーバ100へその旨を通知する。
マイナンバ照合サーバ60は、例えば、通信部、制御部、記憶部を有し、検疫用のサーバである。マイナンバ照合サーバ60の制御部は、例えば、カードリーダ20又はPC30からカード所有者ID(例えばマイナンバ)を取得し、取得されたカード所有者が、カード25の使用を許可されているか否か等を判別する。
由来情報サーバ100は、ポイント処理サーバ50からポイント処理の情報を取得し、所定のポイント毎(例えば1ポイント毎、10ポイント毎、100ポイント毎)に、ポイントに対して由来情報を付加する。由来情報は、ポイントの処理履歴を示す。
また、由来情報サーバ100は、ポイント処理が発生する毎に、由来情報を付加する。従って、ポイントが様々な場面で発行又は使用される度に、由来情報が増加する。例えば、生活保護者が、当初目的を医療費として支給されたポイントを医療費に使用すると、由来情報サーバ100は、そのポイントに対して1つの由来情報を付加する。また、医療費としてポイントを受けた医療機関が、病院で使用する備品の購入にそのポイントを使用すると、由来情報サーバ100は、そのポイントに対して1つの由来情報を付加する。この時点で、ポイントに対する由来情報は2つになる。このように、ポイント処理が行われる度に、由来情報が増加する。
尚、インターネットを介して複数の取引処理が行われた場合、由来情報サーバ100が取引処理の通知を受信した順に由来情報が生成される。つまり、インターネットを介した取引処理に対する由来情報は、インターネット以外の取引処理に対する由来情報と同様に生成される。
バックアップサーバ150は、例えば、通信部、制御部、記憶部、を備える。バックアップサーバ150は、由来情報サーバ100から由来情報を取得し、由来情報を保持する。バックアップサーバ150は、例えば、ポイント消滅後のポイントに係る由来情報を蓄積し、管理する。
尚、バックアップサーバ150は、バックアップサーバ150の記憶容量の残量が所定量以下となった場合に、外部記憶媒体(例えばSDカード、HDD(Hard Disk)に由来情報を記憶させてもよい。
集計処理サーバ200は、由来情報サーバ100やバックアップサーバ150から由来情報を収集し、由来情報に基づいて様々な統計、解析等を行う。
図2は、由来情報サーバ100の構成例を示すブロック図である。
由来情報サーバ100は、由来情報データベース100A、通信部110、制御部120を備える。
通信部110は、例えば、通信回線を介して、ポイント処理サーバ50、バックアップサーバ150、及び集計処理サーバ200との間で通信する。通信部110は、例えば、ポイントの処理(例えば発行、使用、削除)を通知するためのポイント処理情報(例えば、ポイント発行情報、ポイント使用情報、ポイント削除情報)を、ポイント処理サーバ50から受信する。
制御部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)を有する。CPU又はDSPが、ROM又はRAMに保持されたプログラムを事項することにより、制御部120が有する各種機能を実現する。
制御部120は、ポイント処理情報を取得する度に、また、処理された所定のポイント毎に、ポイント処理情報に基づいて由来情報を生成する。例えば、1万ポイントに対して、由来情報として1万の由来情報レコードが生成される。また、制御部120は、由来情報データベース100Aを管理する。従って、制御部120は、由来情報を生成する生成部の一例である。
図3は、由来情報データベース100Aに保持される由来情報の一例を示す模式図である。由来情報は、例えば、由来ID(Identification)、ポイントID、オーナーID、取引日、取引時刻、当初目的、取引目的、発生装置、オーナー参照、レベル、親の由来ID、の各情報を含む。由来情報データベース100Aは、由来情報を蓄積する蓄積部の一例である。
「由来ID」は、当該由来情報を識別するための識別情報である。「ポイントID」は、例えば、当該由来情報が発生する元となった(由来情報に係る)ポイントを識別するための識別情報である。「オーナーID」は、例えば、当該由来情報に係るポイントの取引処理後のオーナーを識別するための識別情報である。従って、オーナーIDを確認することで、現在のポイントのオーナーを確認できる。
「取引日」は、当該由来情報に係る取引処理が行われた日付の情報である。「取引時刻」は、当該由来情報に係る取引処理が行われた時刻の情報である。「当初目的」は、ポイントが発行される原因となった目的(例えば教育費)の情報であり、例えば、自治体においてどの公的扶助の申請に基づいて発行されたかを示す情報である。「取引目的」は、当該由来情報に係る取引処理の目的(例えば、公共料金の支払、上記当初目的の支払、食料品の購入、電化製品の購入)を含む。
「発生装置」は、例えば、取引処理に用いられた装置やインターネット上のサイトを識別するための識別情報(例えば、カードリーダ20の機器ID、PC30を使用する際のログインID)である。「オーナー参照」は、例えば、リンク先URL(Uniform Resource Locator)の情報(例えば図7参照)である。
「レベル」は、当該由来情報に係るポイントの発行からの分岐(例えば図5〜7参照)の回数を示す。この分岐回数は、ポイントに対する取引処理の回数に相当し、取引処理によりポイントのオーナーが移行された回数に相当する。「親の由来ID」は、当該由来情報に係るポイントに対する前回の取引処理により生成された由来情報の由来IDであり、つまり、今回の由来情報の直前に同じポイントに対して付された由来情報である。
上述したように、由来情報はポイントに対して付加されるが、由来情報を中心にみると、ポイントIDは由来情報をまとめるためのグループコードであるとも言える。
図4は、集計処理サーバ200の構成例を示す模式図である。
集計処理サーバ200は、通信部210、制御部220、操作部230、及び表示部240を備える。
通信部210は、例えば、通信回線を介して、由来情報サーバ100及びバックアップサーバ150との間で通信する。通信部210は、例えば、由来情報サーバ100又はバックアップサーバ150から由来情報を受信する。従って、通信部210は、由来情報を取得する取得部の一例である。
制御部220は、例えば、CPU又はDSP、ROM又はRAMを有する。CPU又はDSPが、ROM又はRAMに保持されたプログラムを事項することにより、制御部220が有する各種機能を実現する。制御部220は、1つ以上の由来情報に基づいて、由来情報が付されたポイントの処理に係る統計情報を導出し、様々な集計、解析等を行う。つまり、制御部220は、統計情報を導出する導出部の一例である。
制御部220は、例えば、由来情報に含まれる様々な情報をキーとして、由来情報に含まれる様々な情報の統計処理を行うことで、特定の情報をキーとした解析を実施する。統計処理では、ポイントの処理に係る各種統計値(例えば、由来情報に含まれる各値の加算値、減算値、乗算値、除算値、平均値、最大値、最小値、中央値、その他の統計値)が導出される。
制御部220は、例えば、由来情報データベース100Aに蓄積された由来情報から、オーナーIDをキーとして、由来情報に含まれる取引目的に係る統計値を導出する。を参照することで、そのオーナーIDにより識別されるオーナーが、どのような取引処理にポイントを使用しているかを判別する。この場合、集計処理サーバ200は、例えば、光熱費にポイントの8割を使用している、等を確認できる。
制御部220は、例えば、由来情報データベース100Aに蓄積された由来情報から、オーナーIDや取引目的の情報をキーとした統計値を算出する。これにより、集計処理サーバ200は、例えば、医療費としてのポイントを取得した医者が、そのポイントを使用して様々な物品やサービスを購入していることを確認できる。
制御部220は、例えば、由来情報データベース100Aに蓄積された由来情報から、発生装置の情報やオーナーIDに係る統計値を導出する。これにより、集計処理サーバ200は、例えば、住宅費としてのポイントの使用が、1つの不動産業者に集中していることを確認できる。
操作部230は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルにより構成され、各種入力情報を受け付ける。例えば、操作部230は、統計情報を導出すべき由来情報に含まれるキー(例えば、ポイントID、オーナーID)の入力を受け付ける。
表示部240は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)により構成され、各種情報を表示する。例えば、表示部240は、解析対象のキー(例えばポイントID,オーナーID)を用いて抽出された複数の由来情報を、由来情報の生成時刻等に応じて関連付けて表示する。尚、表示部240は、集計処理サーバ200とは別体の表示装置として設けられてもよい。
次に、地域通貨システム10のポイント発行時の動作例について説明する。
ポイント処理サーバ50は、ポイントが発行された場合、例えば、ポイントデータを、1ポイントにつき1レコード生成する。ポイント処理サーバ50は、生成された1つのレコードに対応して、ポイント発行された旨を含むポイント発行情報を、由来情報サーバ100へ通知する。また、ポイント処理サーバ50は、例えばPC30(又はカードリーダ20)から、ポイント発行を実施した装置の識別情報(又は機器ID)を受信する。
ポイント発行情報は、例えば、発行されたポイントレコードを識別するためのポイントID、発行されたポイントのポイント所有者ID(例えばマイナンバ)、ポイント発行日及びポイント発行時刻、ポイントが発行された公的扶助の種別(例えば、教育費)、ポイント発行したPC30の識別情報、を含む。ポイント所有者IDは、公的扶助の受給者を識別するための受給者ID、カード25のカード所有者IDに相当する。
尚、ポイント処理サーバ50は、1つのポイントレコードにつき、1つのポイント発行情報を通知してもよいし、ポイントIDをポイント発行分まとめて1つのポイント発行情報に格納して、1つのポイント発行情報を通知してもよい。
由来情報サーバ100では、通信部110は、ポイント発行情報の通知を受信する。制御部120は、ポイント発行情報に含まれるポイントIDに関連付けて、由来IDを発行して由来情報を生成する。従って、例えば、1つのポイントレコードに対して、1つの由来情報が生成される。由来情報は、由来IDにより識別され、由来情報データベース100Aに保持される。
制御部120は、ポイント発行情報に含まれるポイントIDを、生成された由来情報の「ポイントID」に格納する。制御部120は、ポイント発行情報に含まれるポイント所有者IDを、生成された由来情報の「オーナーID」に格納する。制御部120は、ポイント発行情報に含まれるポイント発行日及びポイント発行時刻の情報を、生成された由来情報の「取引日」及び「取引時刻」に格納する。
制御部120は、ポイント発行情報に含まれる公的扶助の種別の情報を、生成された由来情報の「当初目的」及び「取引目的」に格納する。制御部120は、ポイント発行情報に含まれるポイント発行したPC30の識別情報を、生成された由来情報の「発生装置」に格納する。尚、ポイント発行時には、先に行われた取引処理が存在しないので、生成された由来情報の「親の由来ID」はブランクとなる。
このような地域通貨システム10のポイント発行時の動作により、ポイントに使用目的を付して、公的扶助の受給者に対して生活保護費等を支給できる。
次に、地域通貨システム10のポイント使用時の動作例について説明する。
ポイント処理サーバ50は、ポイントが使用された場合、例えば、カードリーダ20から、カード所有者IDや機器IDを取得する。ポイント処理サーバ50は、カードリーダ20等からポイント使用に係る情報を受信すると、マイナンバ照合サーバ60へ、カード25の受給者IDについて照合処理するよう要求する。
マイナンバ照合サーバ60は、ポイント処理サーバ50からカード所有者IDに対応するポイント所有者IDを受信する。マイナンバ照合サーバ60は、ポイント所有者IDが、公的扶助により発行されたポイントの使用が許可された正当なIDであるか否かを判別する。マイナンバ照合サーバ60は、この判別結果を照合結果としてポイント処理サーバ50へ通知する。
これにより、例えば、公的扶助の受給者として登録されていないカード使用者によるポイントの使用が不可能となる。
ポイント処理サーバ50は、サービス提供者を識別するためのサービス提供者IDが正当なIDであるか否かを照合する。この場合、例えば、サービス提供者IDが、提供するサービスに対して受給者によるポイントの使用が認められたサービス提供者のID(許可提供者ID)であるか否かを判別する。尚、許可提供者IDは、予めポイント処理サーバ50の記憶部へ登録されている。
これにより、例えば、極端に公的扶助により発行されたポイントの使用が多いサービス提供者(例えば特定の医療機関、不動産業者の人)によるポイントの使用が不可能となる。
ポイント処理サーバ50は、カード所有者のポイント残高を集計する。ポイント処理サーバ50の制御部は、例えば、ポイント情報データベース50Aを参照し、カード所有者IDに対応するポイント所有者IDのポイントレコードのレコード数を算出する。レコードの個数が、ポイントの総数となり、カード所有者のポイント残高に相当する。
ポイント処理サーバ50は、ポイント使用数とポイント残高とを比較し、取引可能か否かを判別する。
ポイント処理サーバ50は、使用されたポイントのレコードに対応して、ポイント使用された旨を含むポイント使用情報を、由来情報サーバ100へ通知する。
ポイント使用情報は、例えば、使用されたポイントレコードを識別するためのポイントID、使用されたポイントのポイント所有者ID(例えばマイナンバ)、ポイント使用日及びポイント使用時刻、ポイントが使用された目的(ポイント使用目的)、ポイントの使用に利用されたカードリーダ20の機器ID又はPC30の識別情報、を含む。ポイント所有者IDは、ポイントが使用されたサービス等の提供者を識別するためのサービス提供者IDに相当する。
尚、ポイント処理サーバ50は、1つの使用されたポイントレコードにつき、1つのポイント使用情報を通知してもよいし、ポイントIDをポイント使用分まとめて1つのポイント発行情報に格納して、1つのポイント使用情報を通知してもよい。
由来情報サーバ100では、通信部110は、ポイント使用情報の通知を受信する。制御部120は、ポイント使用情報に含まれるポイントIDに関連付けて、由来IDを発行して由来情報を生成する。従って、1つのポイントレコードに対して、1つの由来情報が生成される。由来情報は、由来IDにより識別され、由来情報データベース100Aに保持される。
制御部120は、ポイント使用情報に含まれるポイントIDを、生成された由来情報の「ポイントID」に格納する。制御部120は、ポイント使用情報に含まれるポイント所有者IDを、生成された由来情報の「オーナーID」に格納する。制御部120は、ポイント使用情報に含まれるポイント使用日及びポイント使用時刻の情報を、生成された由来情報の「取引日」及び「取引時刻」に格納する。
制御部120は、ポイント使用情報に含まれるポイント使用目的の情報を、生成された由来情報の「取引目的」に格納する。制御部120は、ポイント使用情報に含まれるポイントの使用に利用された機器ID又はPC30の識別情報を、生成された由来情報の「発生装置」に格納する。
また、制御部120は、由来情報データベース100Aにおいて上記のポイントIDをキーに検索し、通信部110は、前回に生成された由来情報の由来IDを取得し、制御部120は、今回生成された由来情報の「親の由来ID」に格納する。
このような地域通貨システム10のポイント使用時の動作により、ポイントの使用が許諾されたカード所有者(例えば正当な公的扶助の受給者、正当なサービス提供者)に限り、ポイントを使用できる。また、ポイントの使用の度に由来情報が生成されるので、集計処理サーバ200等により由来情報を確認することで、ポイントの使用履歴を確認でき、過去の使用状況を追跡できる。
尚、制御部120は、ポイント所有者IDのポイントレコード、つまり、ポイント所有者が所有するポイントのうち、使用されなかった未使用のポイントに対しても、使用されたポイントに対する由来情報と同様の情報を含めて、由来情報を生成する。但し、未使用のポイントに対する由来情報では、「オーナーID」は現オーナーのIDがセットされ、「取引日」及び「取引時刻」には、使用されたポイントの取引日及び取引時刻の情報がセットされ、「取引目的」及び「発生装置」には、ヌルがセットされる。
未使用のポイントに対して由来情報が生成されることで、集計処理サーバ200は、例えば、「取引目的」及び「発生装置」がヌルである由来情報を検索することで、ポイント所有者が所有する未使用のポイントを集計できる。従って、集計処理サーバ200は、例えば、未使用のポイントが付加された当初目的を由来情報から検索することで、以降のポイント発行時に、このポイント所有者に対する上記当初目的に係るポイントの発行を抑制するような対策を行うことができる。
次に、地域通貨システム10のポイント削除時の動作例について説明する。
ポイントの最終所有者(サービス提供者)からポイント換金の申し出があった場合、地域通貨システム10は、換金処理を行う。例えば、自治体のPC30は、換金処理の開始指示と、課金処理を申し出たサービス提供者のサービス提供者IDと、を入力する。PC30は、この入力された情報を換金処理に係る入力情報として、ポイント処理サーバ50へ送信する。
換金処理は、例えば、換金直前の(最終の)サービス提供者が保持するポイントの一部又は全部を換金対象として行われる。換金対象は、例えば、換金を希望するポイント数で決定されてもよいし、公的扶助の種別により決定されてもよい。
ポイント処理サーバ50は、PC30からの換金処理に係る入力情報を受信する。ポイント処理サーバ50は、ポイント情報データベース50Aを参照し、ポイント情報データベース50Aに保持されたポイント所有者IDと、換金処理に係る入力情報に含まれるサービス提供者IDと、が対応するポイントレコードのうち、換金対象のレコードを削除する。尚、換金対象のレコードの削除は、ポイント削除情報の生成後に行われる。
ポイント処理サーバ50は、ポイントレコードが削除された場合、削除された1つのレコードに対応して、ポイント削除された旨を含むポイント削除情報を、由来情報サーバ100へ通知する。
ポイント削除情報は、例えば、削除されたポイントレコードを識別するためのポイントID、削除されたポイントのポイント所有者ID、ポイント削除日及びポイント削除時刻、ポイント削除したPC30の識別情報、を含む。尚、ポイント削除情報は、上記のうち、ポイントIDのみ含んでもよい。ポイント所有者IDは、ポイントの換金処理を申し出たサービス提供者IDに相当する。
尚、ポイント処理サーバ50は、1つの削除されたポイントレコードにつき、1つのポイント削除情報を通知してもよいし、ポイントIDをポイント削除分まとめて1つのポイント削除情報に格納して、1つのポイント削除情報を通知してもよい。
由来情報サーバ100では、通信部110は、ポイント削除情報の通知を受信する。制御部120は、由来情報データベース100Aから、ポイント削除情報に含まれるポイントIDを含む由来情報を抽出する。制御部120は、抽出された由来情報を、バックアップサーバ150へ送信し、この由来情報を由来情報データベース100Aから削除する。つまり、ポイントが削除された後は、削除されたポイントに係る由来情報は、バックアップサーバ150により管理される。
このような地域通貨システム10のポイント削除時の動作により、ポイントが削除された後でも、削除されたポイントに係る由来情報を管理し、削除されたポイントの使用過程を追跡できる。また、集計処理サーバ200は、ポイントが削除された後でも、削除されたポイントに係る統計情報を解析できる。
このように、地域通貨システム10は、由来情報を参照することで、ポイントが発行されてから換金されるまでの一巡において、どのような取引処理の経路を辿ったかを容易に確認できる。地域通貨システム10は、各回の取引処理において不正使用(例えば目的外使用)されていないか否かを容易に検証でき、ポイントが悪用されることを抑制できる。
また、地域通貨システムは、ポイント消滅後でも、バックアップサーバ150から過去のポイントの由来情報を取得することで、ポイントの使用履歴を確認でき、ポイントが目的外使用されていないかを追跡できる。
次に、集計処理サーバ200による統計情報の導出時の表示例について説明する。
図5は、ポイント毎の由来情報の表示例を示す模式図である。図5では、表示部240に、画面51が表示される。
集計処理サーバ200では、例えば、操作部230は、由来情報による追跡を希望するポイント(ポイントID)を指定する。ポイントが指定されると、通信部210は、由来情報サーバ100に対して、ポイントIDを送信する。
由来情報サーバ100では、通信部110は、ポイントIDを集計処理サーバ200から受信する。制御部120は、由来情報データベース100Aから、受信されたポイントIDを含む由来情報を抽出する。通信部110は、抽出された由来情報を、集計処理サーバ200へ送信する。
集計処理サーバ200では、通信部210は、由来情報サーバ100からの由来情報を受信し、制御部220は、受信された由来情報を表示部240に表示させる。尚、由来情報は、バックアップサーバ150から取得されてもよい。
例えば、制御部220は、図5に示すように、指定されたポイントIDに対応する複数の由来情報を、表示部240にツリー化して表示させてもよい。ここでは、ツリー化として、同一のポイントに対する取引処理に対して、時間的に前後に生成された由来情報同士が紐付けされている。例えば、制御部220が、由来情報に含まれる取引日及び取引時刻に応じて由来情報を配列することで、集計処理サーバ200のユーザは、同じポイントに関する取引処理の前後関係を容易に把握できる。
図5では、由来情報は、時系列に並べられている。図5では、例えば、生成された時刻がより古い由来情報は、図5の上方や右方に示され、生成された時刻がより新しい由来情報は、図5の下方や左方に示される。図5では、Lin11〜Lin14が由来情報として存在し、このうちLin11が最古であり、Lin14が最新であることを例示している。
また、制御部220は、指定されたポイントに付加された由来情報を、由来情報サーバ100又はバックアップサーバ150から取得し、由来情報に含まれる由来IDを、表示部240に一覧表示させてもよい。
また、制御部220は、例えば、ツリーにより表現された由来情報(例えば由来ID)の表示位置や、一覧表示された由来情報(例えば由来ID)の表示位置を、操作部230により指定することで、指定された由来情報の詳細を表示部240に表示させてもよい。由来情報の詳細は、例えば、由来情報データベース100Aに保持された情報の一部又は全部である。
これにより、集計処理サーバ200は、由来情報を段階的に表示できる。従って、集計処理サーバ200のユーザは、例えば、表示された由来IDのうち、特にユーザが確認したい由来情報の詳細を確認できる。
図5の表示例によれば、集計処理サーバ200のユーザは、例えば、所定のポイントに由来情報が付加されていった経緯を確認でき、簡単な操作により由来情報の詳細も確認できる。
図6は、オーナーIDにより識別されるオーナー毎の由来情報の表示例を示す模式図である。図6では、表示部240に、画面61が表示される。
集計処理サーバ200では、例えば、操作部230は、由来情報による追跡を希望するオーナー(オーナーID)を指定する。オーナーIDが選択されると、オーナーIDが指定されると、通信部210は、由来情報サーバ100に対して、オーナーIDを送信する。
由来情報サーバ100では、通信部110は、オーナーIDを集計処理サーバ200から受信する。制御部120は、由来情報データベース100Aから、受信されたオーナーIDを含む由来情報を抽出する。通信部110は、抽出された由来情報を、集計処理サーバ200へ送信する。
集計処理サーバ200では、通信部210は、由来情報サーバ100からの由来情報を受信し、制御部220は、受信された由来情報を表示部240に表示させる。尚、由来情報は、バックアップサーバ150から取得されてもよい。つまり、表示部240は、指定されたオーナーIDによる取引処理に対して付加された由来情報を表示する。
例えば、制御部220は、図6に示すように、指定されたオーナーIDに対応する複数の由来情報を、表示部240にツリー化して表示してもよい。ここでは、ツリー化として、同一のオーナーの取引処理に対して、時間的に前後に生成された由来情報同士が紐付けされている。例えば、制御部220が、由来情報に含まれる取引日及び取引時刻に応じて由来情報を配列することで、集計処理サーバ200のユーザは、同じオーナーによる取引処理の前後関係を容易に把握できる。
図6では、由来情報は、時系列に並べられている。図6では、例えば、より古い取引処理に対する由来情報は、図6では上方に表示され、より新しい取引処理に対する由来情報は、図6では下方に表示される。図6では、Lin21〜Lin25が由来情報として存在し、このうちLin21が最古であり、Lin25が最新であることを例示している。
また、制御部220は、指定されたオーナーから他のオーナーに変化した取引処理に係る由来情報は、グレイアウトする。つまり、ポイントが使用された取引処理に係る由来情報は、グレイアウトされることになる。尚、グレイアウトは、図6では斜線で示されている。尚、制御部220は、グレイアウトされた由来情報の下位の由来情報を、表示対象から外している。
例えば、図6において、公的扶助の受給者が、支給された10万ポイントのうち、医療費に1万ポイントを支払い、続いて住宅費に1万ポイントを支払ったとする。この場合、支給された10万ポイントに係る由来情報がLin21で示され、使用された医療費の1万ポイントに係る由来情報がLin22で示され、使用されなかった手元の9万ポイントに係る由来情報がLin23で示されている。また、残りの9万ポイントのうちの、使用された住宅費の1万ポイントに係る由来情報がLin24で示され、使用されなかった手元の8万ポイントに係る由来情報がLin25で示されている。
また、図6に示すように、制御部220は、ツリーにより表現された由来情報(例えば由来ID)の表示位置を、操作部230により選択することで、指定された由来情報の詳細を表示部240に表示させてもよい。由来情報の詳細は、例えば、由来情報データベース100Aに保持された情報の一部又は全部である。
制御部220は、由来情報Lin21〜25として、例えば、同一オーナーIDかつ同一の取引日、取引時刻の情報を含む由来情報を収集するよう、由来情報サーバ100又はバックアップサーバ150に指示する。通信部210は、由来情報Lin21〜25を、由来情報サーバ100又はバックアップサーバ150から取得する。
また、制御部220は、由来情報の表示位置を操作部230により指定することで、指定された由来情報に含まれる当初目的別に支給されたポイントのうち、未使用のポイントを表示部240に表示させてもよい。
尚、図6に示すように、ポイント所有者が保持するポイントのうち、使用されたポイントに対して由来情報が付加されるとともに、使用されなかったポイントに対しても由来情報が付加されてよい。尚、使用されなかったポイントに係る由来情報では、例えば、取引目的及び発生装置の値がヌル(NULL)に設定されている。
これにより、集計処理サーバ200は、例えば住宅費用のポイントであるにも関わらず、住宅費に使用されなかったポイントを確認できる。また、由来情報サーバ100は、どの当初目的のポイントがどの程度使用されずに残っているのかを、追跡可能な情報として残しておくことができる。
図6の表示例によれば、集計処理サーバ200は、オーナーIDを属性として、このオーナーIDに係る由来情報のグループをツリー化して表示する。これにより、特定のオーナーが行った取引処理を確認し易くなり、オーナー毎に、ポイントの使用過程を容易に追跡できる。
尚、図6に示すように、集計処理サーバ200のユーザは、グレイアウトされた取引処理に係る取引目的の情報が表示されることで、オーナーがポイントを何に使ったのかをより容易に把握できる。
図7は、使用者毎のポイントの消費(使用)をウェブにより確認するための表示例を示す模式図である。図7では、表示部240に画面71,72が表示される。図7の画面71は、図6の画面61と同様である。
図7では、由来情報Lin21のオーナーIDが「111」であることを示している。また、由来情報Lin22に係る取引処理により変更された後のオーナーIDが「222」であることを示している。また、由来情報Lin24に係る取引処理により変更された後のオーナーIDが「333」であることを示している。尚、図7では、実際にはオーナーIDが画面71に表示されなくてもよい。
ポイント処理サーバ50は、例えば、使用者毎の取引処理に係る取引情報をHTML(HyperText Markup Language)形式で発行してもよい。この場合、ポイント処理サーバ50は、HTML形式のデータ(HTMLデータ)を集計処理サーバ200へ送ってもよい。
この際、由来情報サーバ100では、制御部120は、ポイント毎に付加された由来情報を集約したHTMLデータを生成してもよい。通信部110は、このHTMLデータを集計処理サーバ200へ送ってもよい。
集計処理サーバ200では、通信部210は、由来情報サーバ100からHTMLデータを受信し、制御部220が、URL形式でウェブ上の所定のアドレスに開示してもよい。このHTMLデータは、由来情報から統計を取るための元データとなる。同様に、通信部210は、ポイント処理サーバ50からHTMLデータを受信し、制御部220が、URL形式でウェブ上の所定のアドレスに開示してもよい。例えば、操作部230によりURLを指定すると、制御部220が、集約されたHTML形式の取引情報と由来情報とを開示する。
また、例えば、操作部230は、画面72におけるURL11〜13の下部に示された「+」部分を選択すると、制御部220は、URLに対応するオーナーIDのオーナーが保持するポイントの当初目的の情報を、集約された由来情報の中から取得する。尚、図7では、URL11とオーナーID「111」とが対応し、URL12とオーナーID「222」とが対応し、URL33とオーナーID「33」とが対応する。制御部220は、取得された当初目的の情報に従って、ポイント発行の根拠となった条例の情報を、表示部240に表示させる。
このように、HTMLデータをウェブ上に置くことで、オープンデータの風潮に沿うことができる。これにより、HTMLデータに基づいて由来情報を用いた様々な統計や解析が可能であり、由来情報の活用効率を向上できる。
尚、集計処理サーバ200は、HTMLデータを用いずに、CSVデータを生成してもよい。尚、集計処理サーバ200は、外部装置からアクセス可能とされてもよい。また、集計処理サーバ200による集計処理の結果をウェブで公開する場合、地域通貨システム10が別途にWebサーバを備えてもよい。
例えば、自治体毎に集計処理サーバ200を有することで、いずれかの集計処理サーバ200は、各自治体の由来情報をHTMLデータ等により収集し、特定の自治体では医療費の割合が極端に高い等を解析できる。つまり、集計処理サーバ200は、例えば、生活保護費の受給者個人の単位よりも広い観点(例えば自治体単位)から、生活保護費に関する統計情報や解析情報を確認できる。
このように、地域通貨システム10は、由来情報を用いることで、支給されたポイントとしての生活保護費が適正に使用されたか否かを容易に検証できる。つまり、由来情報を参照することで、取引処理の履歴を確認することが容易になり、当初目的外の取引処理を突き止め易くなる。
また、一度発行されたポイントを追跡することは非常に困難であったが、地域通貨システム10によれば、由来情報を用いて、ポイントの使用過程を容易に追跡できる。よって、生活保護費を必要な人に必要な分を支給でき、当初目的に沿った使用が行われる可能性を向上できる。
また、集計処理サーバ200は、由来情報サーバ100やバックアップサーバ150からの由来情報を集計して検証することで、例えば、当初目的による使用が可能な場所で消費されているか否かを判別できる。
当初目的による使用が可能な場所か否かは、例えば、由来情報の発生装置(例えばカードリーダ20、PC30)のIDやオーナーIDの情報に基づいて判別される。例えば、集計処理サーバ200は、発生装置のIDやオーナーIDが他の自治体等により管理されるIDである場合、生活保護の申請とは異なる地域で使用されていると判別可能である。
生活保護費や地域通貨は地域色に馴染むものあるので、例えば、九州地域で支給された生活保護費が、北海道地域で使用される可能性は少ない。集計処理サーバ200は、このような事象を検知できる。
また、集計処理サーバ200は、ポイントが、特定者(例えば、特定の店舗、特定の医療機関、又は特定の不動産業者)に突出して収集されているか否かを判別できる。集計処理サーバ200は、特定者に収集されているか否かについて、例えば、由来情報に含まれる同一のオーナーIDで識別されるオーナーが保持するポイントが、突出して多い(例えば所定数以上)であるか否かにより判別可能である。
また、集計処理サーバ200は、ポイントが発行された当初目的に沿って、当該ポイントが使用されたか否かを判別できる。集計処理サーバ200は、当初目的に沿った使用か否かについて、例えば、当該ポイントに付加された各由来情報の各取引目的が、由来情報の当初目的と一致しているか否かにより判別可能である。
また、ポイント処理サーバ50は、ポイントに対して使用期限を設けることで、例えば翌月に生活保護費を繰り越すことを防止できる。
また、集計処理サーバ200は、例えば、特定の受給者について、生活保護費の支給の当初目的が教育費であるが、取引処理に係る取引目的が住宅費であり、且つ、この取引目的が頻発するか否かを判別可能である。これにより、集計処理サーバ200により解析されたこの結果を確認することで、自治体は、当初目的に誤りがないかを見直す機会を与えることができる。
また、地域通貨システム10を用いることで、公的扶助の不適格受給や目的外使用を低減できるので、例えば、生活保護費が正当に使用されているか否かを監視する監視者(例えば生活保護Gメン)による監視負担を軽減できる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
上記実施形態では、地域通貨システム10は、当初目的と異なる取引処理を実施することは可能であり、後から取引処理を追跡可能としていたが、ポイント処理サーバ50は、当初目的と異なる取引処理自体を禁止するようにしてもよい。
上記実施形態では、由来情報サーバ100と集計処理サーバ200とが別体で設けられること例示したが、一体に設けられてもよい。
本発明は、公的扶助の不適格受給や目的外使用を低減できる履歴管理装置、履歴解析装置、履歴管理システム、履歴管理方法、及び履歴解析方法等に有用である。
10 地域通貨システム
20 カードリーダ
25 カード
25A カード情報データベース
30 PC
40 認証サーバ
50 ポイント処理サーバ
50A ポイント情報データベース
60 マイナンバ照合サーバ
100 由来情報サーバ
100A 由来情報データベース
110 通信部
120 制御部
150 バックアップサーバ
200 集計処理サーバ
210 通信部
220 制御部
230 操作部
240 表示部

Claims (17)

  1. ポイントの処理を通知するためのポイント処理情報を受信する通信部と、
    前記ポイント処理情報が受信される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイント処理情報に応じて前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成する生成部と、
    生成された前記由来情報を蓄積する蓄積部と、
    を備える履歴管理装置。
  2. 請求項1に記載の履歴管理装置であって、
    前記ポイントは、地域通貨のポイントである、履歴管理装置。
  3. 請求項2に記載の履歴管理装置であって、
    前記ポイントは、公的扶助に基づいて発行されるポイントである、履歴管理装置。
  4. 請求項3に記載の履歴管理装置であって、
    前記由来情報は、前記ポイントが処理された公的扶助の種別の情報を含む、履歴管理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の履歴管理装置であって、
    前記由来情報は、前記ポイントの処理を指示した指示装置の識別情報を含む、履歴管理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の履歴管理装置であって、
    前記由来情報は、前記ポイントが処理された後のポイント所有者の識別情報を含む、履歴管理装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の履歴管理装置であって、更に、
    前記蓄積部から由来情報を抽出する抽出部を備え、
    前記通信部は、前記ポイントの削除を通知するためのポイント削除情報を受信し、
    前記抽出部は、前記ポイント削除情報に含まれる前記ポイントの所有者の情報に一致する所有者情報を含む由来情報の少なくとも一部を抽出する抽出部と、
    前記通信部は、抽出された前記由来情報を外部サーバへ送信する、履歴管理装置。
  8. ポイントが処理される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成し蓄積する履歴管理装置から、前記由来情報を取得する取得部と、
    前記由来情報に基づいて、前記ポイントの処理に係る統計情報を導出する導出部と、
    を備える履歴解析装置。
  9. 請求項8に記載の履歴解析装置であって、
    前記ポイントは、地域通貨のポイントである、履歴解析装置。
  10. 請求項9に記載の履歴解析装置であって、
    前記ポイントは、公的扶助に基づいて発行されるポイントである、履歴解析装置。
  11. 請求項8ないし10のいずれか1項に記載の履歴解析装置であって、更に、
    情報を表示する表示部と、
    解析対象のポイントを指定するための入力情報を受け付ける操作部と、
    を備え、
    前記取得部は、前記入力情報に含まれる解析対象のポイントの識別情報と一致する識別情報を含む由来情報を、前記履歴管理装置から複数取得し、
    前記表示部は、取得された複数の前記由来情報を関連付けて表示する、履歴解析装置。
  12. 請求項8ないし10のいずれか1項に記載の履歴解析装置であって、更に、
    情報を表示する表示部を備え、
    解析対象のポイント所有者を指定するための入力情報を受け付ける操作部と、
    を備え、
    前記取得部は、前記入力情報に含まれる解析対象のポイント所有者の識別情報と一致するポイント所有者の識別情報を含む由来情報を、前記履歴管理装置から複数取得し、
    前記表示部は、取得された複数の前記由来情報を関連付けて表示する、履歴解析装置。
  13. 履歴管理装置及び履歴解析装置を備え、ポイント処理装置により処理されるポイントの処理履歴を管理する履歴管理システムであって、
    前記履歴管理装置は、
    前記ポイント処理装置から、前記ポイントの処理を通知するためのポイント処理情報を受信する通信部と、
    前記ポイント処理情報が受信される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイント処理情報に応じて前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成する生成部と、
    生成された前記由来情報を蓄積する蓄積部と、
    を備え、
    前記履歴解析装置は、
    前記履歴管理装置から前記由来情報を取得する取得部と、
    前記由来情報に基づいて、前記ポイントの処理に係る統計情報を導出する導出部と、
    を備える履歴管理システム。
  14. 請求項13に記載の履歴管理システムであって、
    前記ポイントは、地域通貨のポイントである、履歴管理システム。
  15. 請求項14に記載の履歴管理システムであって、
    前記ポイントは、公的扶助に基づいて発行されるポイントである、履歴管理システム。
  16. 履歴管理装置における履歴管理方法であって、
    ポイントの処理を通知するためのポイント処理情報を受信するステップと、
    前記ポイント処理情報が受信される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイント処理情報に応じて前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成するステップと、
    を備える履歴管理方法。
  17. 履歴解析装置における履歴解析方法であって、
    ポイントが処理される度に、かつ、処理された所定のポイント毎に、前記ポイントの処理履歴を示す由来情報を生成し蓄積する履歴管理装置から、前記由来情報を取得するステップと、
    前記由来情報に基づいて、前記ポイントの処理に係る統計情報を導出するステップと、
    を備える履歴解析方法。
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