JP2012252727A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様化した決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することができる商品販売データ処理装置を提供する。
【解決手段】売上商品に係るデータ入力に基づいて算出した売上合計金額に対する決済にかかる決済種別を構成する各種の構成要素を判定手段により判定し、判定された決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計手段により集計する。これにより、多様化した決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、商品販売データ処理装置に関する。
例えば、特許文献1には、店側が顧客から受け取った金券について、その金券発行者に対する代金請求を効率的に行えるようにした金券の請求データ生成システムが開示されている。
近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどにおける商品購入の際の決済方法が多様化してきている。多様化した決済種別としては、現金、クレジットカード、電子マネー、商品券などによる決済が挙げられる。また、決済種別を構成する各種の構成要素(例えば、クレジットカード会社別、電子マネーの発行会社別、金券の種類など)も多様化している。
しかしながら、特許文献1に記載のシステムによれば、顧客から受け取った金券(商品券)のみについてデータを集計するようにしており、他の決済種別および決済種別を構成する各種の構成要素には対応していない、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、多様化した決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することができる商品販売データ処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の商品販売データ処理装置は、売上商品に係るデータ入力に基づいて算出した売上合計金額に対する決済にかかる決済種別を構成する各種の構成要素を選択的に指定可能な複数のプリセットボタンが配列されたプリセット画面を表示器に表示し、指定を受け付けた前記プリセットボタンに応じて前記決済種別を構成する各種の構成要素を判定する判定手段と、前記決済種別判定手段によって判定された前記決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計する集計手段と、前記集計手段により集計した前記決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を、所定のタイミングで上位機種に出力する出力手段と、を備え、前記判定手段は、売上合計金額に対する決済において現金の代わりに用いる金券の種類を前記決済種別を構成する各種の構成要素として前記各プリセットボタンに割り付け、当該各プリセットボタンに対する下記の何れかの指定方法によって、前記決済種別を構成する各種の構成要素を判定する、
1.何れかのプリセットボタンの操作による指定
2.金額の入力後、何れかのプリセットボタンの操作による指定
ことを特徴とする。
本発明によれば、売上商品に係るデータ入力に基づいて算出した売上合計金額に対する決済にかかる決済種別を構成する各種の構成要素を判定し、判定された決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することにより、多様化した決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の一形態にかかる商品販売データ処理システムの全体構成を概略的に示すブロック図である。 図2は、POS端末の電装系を示すブロック図である。 図3は、マスタPOS端末のHDDにおけるファイル構成を示す模式図である。 図4は、サテライトPOS端末のHDDにおけるファイル構成を示す模式図である。 図5は、金券プリセット画面を示す正面図である。 図6は、売上処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、精算処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、現金締めレポートを示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる商品販売データ処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の一形態を図1ないし図8に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の実施の一形態にかかる商品販売データ処理システム100の全体構成を概略的に示すブロック図である。図1に示すように、商品販売データ処理システム100は、チェーンを構成する複数の店舗にそれぞれ設置される店舗システム101と、チェーン本部に設置される本部システム102とを通信網103を介して接続することにより構成されている。通信網103は、例えばインターネットVPN(Virtual Private Network)により構築されている。
店舗システム101は、商品販売データ処理装置である複数台のサテライトPOS端末1とこれらのサテライトPOS端末1をLAN(Local Area Network)2によって接続して集中管理するマスタPOS端末3とで構成されている。また、LAN2には、通信網103を介しての本部システム102との通信を可能とするブロードバンドルータ4も接続されている。一方、本部システム102は、互いにLAN5によって接続されたホストコンピュータ6、ファイアウォールなどの機能を搭載するネットワークサーバ7、ブロードバンドルータ8を備えている。
サテライトPOS端末1およびマスタPOS端末3は、店舗の精算場所に配設されてキャッシャが売上処理を行うためのものであり、図2に示すような構成とされている。サテライトPOS端末1およびマスタPOS端末3は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるPOS制御部17を保有し、バス19を介して接続された通信インタフェース20から、LAN3を介して相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。
また、POS制御部17には、バス19及びI/O機器制御部21を介して、キーボード12、タッチパネルを併設した表示器14、クレジットカード等の磁気カード(図示せず)の読み取りを行うための磁気カードリーダ15、商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ16、無線通信装置であるRFID(Radio Frequency-Identification)タグリーダ23とともに、プリンタ22及びハードディスクドライブ装置(HDD)18が接続されている。プリンタ22は、POS端末2の本体11内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであり、売上処理に伴い、取引単位でレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。なお、RFIDタグリーダ23は、電子マネーとして機能するICカードや携帯電話等(いずれも図示せず)に内蔵されている無線タグであるRFIDタグに記録されている情報を読み取るものである。
キーボード12は、商品コードや金額等を入力するための置数キー、売上処理において現金による締めを宣言するための預/現計キー、売上合計金額の算出を宣言するための小計キー、各種商品を指定するためのPLUキー、ICカードに入金された電子マネーまたはICカードに対応付けられた後払いで利用できる電子マネーによる電子商取引決済を宣言するための電子マネーキー、クレジットカードによる決済を宣言するためのクレジットキー、金券(商品券)による決済を宣言するための金券キー等の各種のキーをブロック毎に配列した外観構造を有している。
HDD18には、POS制御部17のCPUを動作させる制御プログラムが格納されている。サテライトPOS端末1とマスタPOS端末3とでは、HDD18に格納されている制御プログラムの違いにより、POS制御部17のCPUを動作させて実現する機能が異なっている。
マスタPOS端末3は、POS制御部17のCPUがHDD18に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、図3に示すように、HDD18に商品マスタファイルF1、売上集計ファイルF2、摘要マスタファイルF3、摘要プリセットファイルF4等を格納している。商品マスタファイルF1は、商品コードに対応付けて商品名や単価を記憶するものである。売上集計ファイルF2は、各サテライトPOS端末1から送信される売上データを集計した売上集計データを記憶するものである。摘要マスタファイルF3は、詳細は後述するが、決済種別を構成する各種の構成要素に対応して摘要コード、摘要名称などを記憶するものである。ここで本実施例における摘要コードについて説明する。例えば、決済種別がクレジットカードであるなら、構成要素はクレジット会社コード、支払回数、支払区分となり、この構成要素ごとに摘要コードが割振られる。より具体的には摘要コード:0001 クレジット会社コード:AAAA 支払区分:一括 支払回数:なし、摘要コード:0002 クレジット会社コード:AAAA 支払区分:分割 支払回数:2、といった具合である。また、電子マネーに関しては電子マネー発行会社コードごとに適用コードが割当てられ、商品券に関しては商品券の種類ごとに摘要コードが割当てられる。摘要コード:0010 商品券:100円、摘要コード:0010 商品券:200円といった具合である。摘要プリセットファイルF4は、詳細は後述するが、摘要コードに対応付けて金券プリセット画面200のプリセットボタン201(図5参照)を記憶するものである。
サテライトPOS端末1は、POS制御部17のCPUがHDD18に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、図4に示すように、HDD18に商品マスタファイルF11、POS売上ファイルF12、摘要マスタファイルF13、摘要プリセットファイルF14等を格納している。商品マスタファイルF11は、商品コードに対応付けて商品名や単価を記憶するものであって、マスタPOS端末3の商品マスタファイルF1の複製である。また、摘要マスタファイルF13はマスタPOS端末3の摘要マスタファイルF3の複製、摘要プリセットファイルF14はマスタPOS端末3の摘要プリセットファイルF4の複製である。
POS売上ファイルF12は、サテライトPOS端末1におけるそれぞれの売上データを記憶するものである。POS売上ファイルF12は、標準メモリエリアF12a、現金締めメモリエリアF12b、摘要別メモリエリアF12cを有している。摘要別メモリエリアF12cは、決済種別を構成する各種の構成要素(クレジットカード会社(支払区分、支払回数)、電子マネーの発行会社、金券の種類など)毎に付与された摘要コード毎に、売上データを記憶するエリアである。現金締めメモリエリアF12bは、現金によって決済された売上データを記憶するエリアである。標準メモリエリアF12aは、全売上データを記憶するエリアである。
本実施の形態にかかるサテライトPOS端末1で実行される制御プログラムは、判定手段、集計手段、出力手段を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはPOS制御部17のCPUがHDD18から制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM上にロードされ、判定手段、集計手段、出力手段がRAM上に生成されるようになっている。
サテライトPOS端末1のPOS制御部17のCPUは、HDD18にインストールされた制御プログラムにより、決定された決済種別の構成に対応する摘要コードごとに仕分けして金額を集計する(判定手段および集計手段)。
次に、HDD18に格納された制御プログラムがPOS制御部17のCPUに実行させる機能について説明する。なお、従来から行なわれている処理と同様の処理についてはその説明を省略する。図6は、売上処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1として、売上商品に係るデータ入力に基づく売上合計金額の算出について簡単に説明する。サテライトPOS端末1のPOS制御部17は、オペレータによって売上商品に付されたバーコード(商品コード)がバーコードスキャナ16を介して入力されたと判断すると、当該商品コードに対応付けられている商品名や単価を商品マスタファイルF11は、商品コードに対応付けて商品名や単価を取得して、売上処理における商品登録処理を実行し、小計キーの押下によって売上合計金額の算出処理(ステップS2)を実行する。
次に、本実施の形態のサテライトPOS端末1が備える特長的な機能である決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済処理について説明する。サテライトPOS端末1における商品登録処理および売上合計金額の算出処理の後(ステップS1,S2)、POS制御部17は、キーボード12のクレジットキーの押下操作によるクレジットカードによる決済の宣言の入力(ステップS3)、キーボード12の電子マネーキーの押下操作による電子マネーによる電子商取引決済の宣言の入力(ステップS7)、キーボード12の金券キーの押下操作による金券(商品券)による決済の宣言の入力(ステップS11)、キーボード12の預/現計キーの押下操作による現金による決済の宣言の入力(ステップS18)の何れかに待機する。
(1.クレジットカード会社(支払区分、支払回数)毎の集計)
サテライトPOS端末1における商品登録処理および売上合計金額の算出処理の後(ステップS1,S2)、キーボード12のクレジットキーの押下操作によってクレジットカードによる決済が宣言され(ステップS3のYes)、クレジットカードによる決済が完了する(ステップS4)。POS制御部17は、今回取引時に決定された決済種別を構成する各種の構成要素である「クレジット会社コード」、「支払区分」、「支払回数」に対応する組合せを、摘要マスタファイルF13から該当する摘要コードとして判定し(ステップS5)、売上金額を摘要コード毎に集計する(ステップS6)。摘要コード毎の売上金額は、POS売上ファイルF12の摘要別メモリエリアF12cの摘要コードエリアに売上データとして格納される。また、標準メモリエリアF12aにも売上データが加算される。
(2.電子マネーの発行会社毎の集計)
サテライトPOS端末1における商品登録処理および売上合計金額の算出処理の後(ステップS1,S2)、クレジットキーが押下されずに(ステップS3のNo)、キーボード12の電子マネーキーの押下操作によって電子マネーによる電子商取引決済が宣言され(ステップS7のYes)、電子マネーによる決済が完了する(ステップS8)。POS制御部17は、今回取引時に決定された決済種別を構成する各種の構成要素である「電子マネー発行会社」を、摘要マスタファイルF13から検索し、対応する摘要コードを判定し(ステップS9)、売上金額を摘要コード毎に集計する(ステップS10)。摘要コード毎の売上金額は、POS売上ファイルF12の摘要別メモリエリアF12cの摘要コードエリアに売上データとして格納される。また、標準メモリエリアF12aにも売上データが加算される。摘要コードの判定は、下記に示す判定条件に従う。
電子マネー発行会社:電子マネー発行会社からの折返しデータより取得
(3.金券の種類毎の集計)
サテライトPOS端末1における商品登録処理および売上合計金額の算出処理の後(ステップS1,S2)、クレジットキーが押下されずに(ステップS3のNo)、また電子マネーキーも押下されず(ステップS7のNo)、キーボード12の金券キーの押下操作によって金券(商品券)による決済が宣言されると(ステップS11のYes)、POS制御部17は、図5に示すような金券プリセット画面200を表示器14に表示する(ステップS12)。
図5は、金券プリセット画面200を示す正面図である。図5に示すように、金券プリセット画面200には、決済種別を構成する各種の構成要素である「各種の金券」を選択的に指定可能にする複数のプリセットボタン201が設けられている。このような複数のプリセットボタン201は、それぞれ摘要コードに対応付けられている。プリセットボタン201の各摘要名称は、後述するマスタPOS端末3の摘要マスタファイルF3から取得するものとする。これにより、摘要マスタファイルF3の名称更新のみで金券プリセット画面200の変更も出来るようになっている。また、図5に示すように、金券プリセット画面200には、画面操作メニュー(ナビメニュー)として、入力を行わずに前画面に戻る場合に操作する閉じるボタン202と、複数ページ存在する場合に前ページまたは次ページに移動できるようにする前頁ボタン203および次頁ボタン204が設けられている。
続くステップS13では、金券プリセット画面200上の何れかのプリセットボタン201の画面タッチによる押下操作による金券(商品券)による決済の宣言入力がなされるまで待機する(ステップS13のNo)。ここで、プリセットボタン201の押下操作方法として、下記の3通りの方法が挙げられる。
1.何れかのプリセットボタン201の押下操作のみによる決済方法
2.置数キーによる「金額」の入力後、何れかのプリセットボタン201の押下操作による決済方法(例えば200円の金券であれば、置数キー「2」「0」「0」を押下した後、プリセットボタン201の「200円の金券」を押下する。)
3.置数キーによる「数量×金額」の入力後、何れかのプリセットボタン201の押下操作による決済方法(複数枚の金券を登録処理する場合、例えば200円の金券2枚であれば、置数キー「2」を押下し、「*」を押下し、その後に置数キー「2」「0」「0」を押下し、最後にプリセットボタン201の「200円の金券」を押下する。)
金券プリセット画面200上の何れかのプリセットボタン201の画面タッチによる押下操作によって金券(商品券)による決済が宣言されると(ステップS13のYes)、プリセットボタン201の押下操作によって指定された金券(商品券)による決済が完了する(ステップS14)。POS制御部17は、今回取引時に決定されたプリセットボタン201に対応付けられている摘要コード毎に集計する(ステップS15)。摘要コード毎の売上金額は、POS売上ファイルF12の摘要別メモリエリアF12cの摘要コードエリアに売上データとして格納される。なお、乗算登録した場合は、乗算数を数量としてカウントさせる。また、標準メモリエリアF12aおよび現金締めメモリエリアF12bにも売上データを加算する。
なお、何れかのプリセットボタン201が画面タッチによって押下操作された後、POS制御部17は、通常の締め画面(図示せず)に戻すとともに(ステップS16)、支払いの残り金額が“0”であるか否かを判断する(ステップS17)。支払いの残り金額が“0”でなければ(ステップS17のNo)、ステップS3に戻る。一方、支払いの残り金額が“0”であれば(ステップS17のYes)、処理を終了する。なお、乗算登録後、締め画面に戻った場合には、預かり金額の枚数欄に乗算数をセットする。このようにプリセット登録が終わった後は締め画面に戻り、同一券も含め再度登録する場合には、操作者は、キーボード12の金券キーを再度押下することになる。すなわち、何れかのプリセットボタン201の画面タッチによる押下操作のみによる決済は、オーバーテンドおよびショートテンドの何れにも対応可能である。
(4.現金毎の集計)
サテライトPOS端末1における商品登録処理および売上合計金額の算出処理の後(ステップS1,S2)、クレジットキーが押下されずに(ステップS3のNo)、また電子マネーキーも押下されず(ステップS7のNo)、金券キーが押下されないなら(ステップS11のNo)、キーボード12の預/現計キーの押下操作によって現金による決済が宣言され(ステップS18のYes)、決済種別を構成する各種の構成要素である「現金」による決済が完了する(ステップS19)。POS制御部17は、今回取引時に決定された預/現計キーに対応付けられた摘要コードに集計する(ステップS20)。摘要コード毎の売上金額は、POS売上ファイルF12の摘要別メモリエリアF12cの摘要コードエリアに売上データとして格納される。また、標準メモリエリアF12aおよび現金締めメモリエリアF12bにも売上データが加算される。
なお、決済種別を構成する各種の構成要素を紙幣や硬貨の種別である「金種」とすることも可能である。この場合、決済種別を構成する各種の構成要素である「金種」を選択的に指定可能にする複数のプリセットボタンが設けられているプリセット画面を用意しておき、複数のプリセットボタンにはそれぞれ摘要コードを対応付ける。これにより、プリセット画面上の何れかのプリセットボタンの画面タッチによる押下操作によって現金(金種毎)による決済が宣言される。
以上のようにして売上処理における決済処理が完了すると、POS制御部17はプリンタ22を制御して、取引単位でのレシートの発行を行うとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行う。金券(商品券)による決済があった場合には、レシートには、指定された金券プリセット画面200を起動する際に操作される金券キーのキー名称で決済の内訳が印字される。一方、金券(商品券)による決済があった場合には、ジャーナルには、プリセットボタン201のプリセット名称、数量、金額が、決済の内訳として印字される。なお、プリセットボタン201のプリセット名称は、印字範囲の桁数で印字される。また、複数回にわたって金券プリセット画面200を起動して金額登録した場合は、回数分の行が印字される。
次に、精算処理におけるデータ出力処理について説明する。図7は、精算処理の流れを示すフローチャートである。サテライトPOS端末1のPOS制御部17は、所定の時刻および精算時に(ステップS21のYes)、POS売上ファイルF12(標準メモリエリアF12a、現金締めメモリエリアF12b、摘要別メモリエリアF12c)に記憶されている売上データ(集計結果)をレシートに印字出力するとともに(ステップS22)、集計結果をマスタPOS端末3に出力する(ステップS23:出力手段)。一方、サテライトPOS端末1から売上データを受信したマスタPOS端末3のPOS制御部17は、売上集計ファイルF2の売上集計データを更新して本部システム102に送信する。
次に、本実施の形態のマスタPOS端末3が備える特長的な機能である摘要マスタファイルF3および摘要プリセットファイルF4の作成処理について説明する。摘要マスタファイルF3および摘要プリセットファイルF4の作成処理は、画面からの登録により摘要マスタファイルF3/摘要プリセットファイルF4の登録を行うものである。
マスタPOS端末3のモードキー(図示せず)の操作によってメンテナンスモードへの切り替えが宣言されると、マスタPOS端末3のPOS制御部17は、メンテナンス画面(図示せず)を表示器14に表示する。メンテナンス画面には、摘要マスタファイルF3のメンテナンスを宣言するための摘要マスタボタンと、摘要プリセットファイルF4のメンテナンスを宣言するための摘要プリセットボタンとが設けられている。メンテナンス画面は、初期設定では、摘要マスタの登録を行うための摘要マスタファイルF3のメンテナンス画面が表示されている。
加えて、摘要マスタファイルF3のメンテナンス画面には、新規入力時に押下することにより次画面に移動する入力ボタンと、行の内容を変更する変更ボタンと、行を削除する削除ボタンと、摘要一覧を印字する印字ボタンと、摘要一覧をプレビューで確認するためのプレビューボタンと、登録された内容を各サテライトPOS端末1に反映させる反映ボタンと、が設けられている。
入力ボタンが押下されると、マスタPOS端末3のPOS制御部17は、摘要マスタ登録画面(図示せず)を表示器14に表示する。摘要マスタ登録画面には、摘要コードの入力を受け付ける摘要コード入力部と、摘要名称の入力を受け付ける摘要名称入力部と、レジ項目の入力を受け付けるレジ項目入力部と、摘要データの発生元を示す入力区分の入力を受け付ける区分入力部と、入力区分の番号(計No.)の入力を受け付ける区分番号入力部と、が設けられている。なお、区分入力部で入力される入力区分はプルダウンによる選択が可能になっており、「クレジット」「電子マネー」「金券」「現金」が選択可能である。
このように摘要マスタファイルF3のメンテナンス画面および摘要マスタ登録画面を用いることにより、マスタPOS端末3において記憶される摘要マスタファイルF3が作成される。
一方、摘要プリセットボタンが押下されると、マスタPOS端末3のPOS制御部17は、摘要プリセット登録画面(図示せず)を表示器14に表示する。摘要プリセット登録画面は、金券(商品券)のプリセットボタン201の登録を行うための画面である。このような摘要プリセット登録画面には、12のプリセットボタンが用意されている。また、摘要プリセット登録画面には、レジパターン番号を指定する番号入力部と、プリセットボタン番号を指定するプリセット番号入力部と、プリセットボタンと連動させるための入力区分の番号(計No.)を選択可能にする区分番号選択部と、が設けられている。
ここで、摘要プリセット登録画面の何れかのプリセットボタンが押下されると、マスタPOS端末3のPOS制御部17は、摘要プリセット登録画面(図示せず)を表示器14に表示する。摘要プリセット登録画面には、選択されたプリセットボタンのキー入力を可能にする旨(摘要)を宣言する適用入力部と、摘要マスタファイルF3の一覧表示から所望の摘要コードおよび名称を選択する摘要コード選択部と、パレット表示によりプリセットボタンの文字色を選択できるようにする文字色選択部と、パレット表示によりプリセットボタン601の背景色を選択できるようにする背景色選択部と、が設けられている。
このように摘要プリセット登録画面および摘要プリセット登録画面を用いることにより、マスタPOS端末3において記憶される摘要プリセットファイルF4が作成される。
また、マスタPOS端末3のPOS制御部17は、精算時に、各サテライトPOS端末1でメモリエリアに集計された決済種別を構成する各種の構成要素毎(すなわち、摘要コード別)の決済金額を、各サテライトPOS端末1から取得して更新する。なお、更新後、各サテライトPOS端末1のメモリエリアはクリアされる。
マスタPOS端末3のPOS制御部17は、図8に示すように、精算時に出力する「現金締めレポート」Rに各サテライトPOS端末1から取得して集計された決済種別を構成する各種の構成要素毎の明細を含める。
このように本実施の形態によれば、売上商品に係るデータ入力に基づいて算出した売上合計金額に対する決済にかかる決済種別を構成する各種の構成要素を判定し、判定された決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することにより、多様化した決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することができる、という効果を奏する。
1,3 商品販売データ処理装置
14 表示器
200 プリセット画面
201 プリセットボタン
特開2006−072403号公報
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の商品販売データ処理装置は、売上商品に係るデータ入力に基づいて算出した売上合計金額に対する決済にかかる決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計する集計手段と、前記集計手段により集計した前記決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を、所定のタイミングで上位機種に出力する出力手段と、所定の時刻および精算時に、前記決済種別を構成する各種の構成要素毎の明細を含めた現金締めレポートを出力するプリンタと、を備えことを特徴とする。
このように本実施の形態によれば、売上商品に係るデータ入力に基づいて算出した売上合計金額に対する決済にかかる決済種別を構成する各種の構成要素を判定し、判定された決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することにより、多様化した決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計することができ、該集計結果をレポートとして出力することができる、という効果を奏する。

Claims (1)

  1. 売上商品に係るデータ入力に基づいて算出した売上合計金額に対する決済にかかる決済種別を構成する各種の構成要素を選択的に指定可能な複数のプリセットボタンが配列されたプリセット画面を表示器に表示し、指定を受け付けた前記プリセットボタンに応じて前記決済種別を構成する各種の構成要素を判定する判定手段と、
    前記決済種別判定手段によって判定された前記決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を集計する集計手段と、
    前記集計手段により集計した前記決済種別を構成する各種の構成要素毎の決済金額を、所定のタイミングで上位機種に出力する出力手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、売上合計金額に対する決済において現金の代わりに用いる金券の種類を前記決済種別を構成する各種の構成要素として前記各プリセットボタンに割り付け、当該各プリセットボタンに対する下記の何れかの指定方法によって、前記決済種別を構成する各種の構成要素を判定する、
    1.何れかのプリセットボタンの操作による指定
    2.金額の入力後、何れかのプリセットボタンの操作による指定
    ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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