JP4762933B2 - 商品販売データ処理装置及び商品販売データ処理用のコンピュータプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置及び商品販売データ処理用のコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、収納代行業務を実行することができる商品販売データ処理装置及び商品販売データ処理用のコンピュータプログラムに関する。
コンビニエンスストア等の店舗での公共料金等の収納代行業務は、1987年にJANコードによる3段/4段のコード体系が制定され、これに基づいて導入されてきた。このようなコンビニエンスストア等の店舗での公共料金等の収納代行業務については、例えば特許文献1に記載されている。このような公共料金等の収納代行業務は、今日、広く定着し、収納金額も年間約4兆円と推定され、社会的な大きな役割を果たしている。
2002年7月からは、POS端末での操作性向上やバーコード表示スペースの削減等を目的として開発されたUCC/EAN−128による1段のバーコードによる新規の収納代行システムの導入が図られている。また、2004年からは、税金等の公共料金の収納代行も可能になっている。そして、2007年3月までのJANコード体系による収納代行システムとの並存という経過措置はあるものの、2006年6月までには上記新規の収納代行システムへの移行を完了させることが、財団法人流通システム開発センターが定める標準料金代理収納ガイドライン(2005年3月発行)に定められている。
このような動きを見ても、コンビニエンスストア等の店舗での公共料金等の収納代行業務に対する社会的な期待が増大していることが分かる。
特開2001−109835公報
コンビニエンスストア等の店舗での公共料金等の収納代行業務は、収納票にUCC/EAN−128による1段のバーコードを付していることからも明らかなように、POS端末等では、そのようなバーコードをバーコードリーダで読み取ることによって実行される。この際、POS端末等では、通常の商品についての登録業務も並列的に実行可能であることが一般的である。このため、一例ではあるが、POS端末等の表示部に表示される登録画面中の取引アイテムの表示欄には、購入された商品の情報と共に収納代行した収納票の情報も掲載表示される。このようなことから、POS端末等を操作する店員は、一取引の終了に際して、収納票の現物と登録画面中に表示される取引アイテムの表示欄に表示される収納票の情報とを見比べ、例えは処理件数に間違いがなかったかどうかを確認するというような運用がなされている。
しかしながら、取引アイテムの表示欄は、スペース上の制約から、例えば10アイテム程度の取引アイテムしか表示できない。一般的なPOS端末等では、取引アイテムの数が表示可能なアイテム数を超えた場合には、スクロールやページ送り等の手法で全ての取引アイテムを表示できるようにしている。このため、収納代行する収納票の枚数が多くなると、一画面中に表示される取引アイテムの表示欄に全ての収納票の情報を掲載表示できなくなることが生じ得る。このような場合、処理件数に間違いがなかったかどうかを確認するに際して、取引アイテムの表示欄をスクロールさせたりページ送りさせたりする必要が生じてしまい、確認作業が極めて煩雑となってしまう。
加えて、収納代行する収納票の金額によっては、収入印紙を貼付する必要が生ずる。そこで、店員は、収納代行処理をした収納票を確認しながら収入印紙の要否を判断しなければならず、そのための作業も極めて煩雑である。従来のPOS端末等では、そのような作業の煩雑さの回避を支援し得るような工夫がなされていないのが現状である。
本発明の目的は、収納代行する収納票の処理枚数の確認及び収入印紙要否の確認という煩雑な作業に対して、その容易化のための支援をなし得るようにすることである。
本発明の商品販売データ処理装置は、情報を入力する入力部と、情報を表示する表示部と、データコードを光学的に読み取って解析し、解析結果をコードデータとして出力するデータコードリーダと、情報処理を実行する情報処理部と、を備え、前記情報処理部が、(1)登録業務中に取引情報を表示する登録画面を前記表示部に表示させ、(2)登録業務中に前記入力部からの入力によって収納代行業務が選択されたことを判定すると、前記データコードリーダが出力するコードデータに基づく収納代行すべき収納票の収納代行データを記憶部に記憶する第1の処理と、前記データコードリーダがコードデータを出力する毎に処理すべき収納票の件数を一枚ずつ増加させて前記記憶部に記憶する第2の処理と、前記データコードリーダが出力するコードデータに基づいて収入印紙の要否を判定して発行すべき収入印紙の枚数を前記記憶部に記憶する第3の処理と、を実行し、(3)前記情報処理部が、前記記憶部に記憶されている前記処理すべき収納票の件数と前記発行すべき収入印紙の枚数とを前記登録画面中に表示させ、(4)前記記憶部に記憶されている前記収納代行データに基づいて収納代行業務を実行する。
本発明によれば、処理すべき収納票の件数と発行すべき収入印紙の枚数とを表示部に表示される登録画面中に表示することができるので、収納代行する収納票の処理枚数の確認及び収入印紙要否の確認という作業の容易化を支援することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
図1は、商品販売データ処理装置としてのPOS端末の斜視図である。POS端末101は、ドロワ102の上に載置されており、ドロワ102の抽斗103の開放動作を制御することができる。POS端末101の上面右側にはキーボード104とオペレータ用表示器105とが配列され、上面左側にはレシートプリンタ106が配列されている。POS端末101の上面後方には、客用表示器107が立設されている。図1中、POS端末101の右側面近傍に設けられている溝は、カードリーダライタ108(図2参照)によるカード情報の読み取り等をするためにカードをスキャンするためのカード読取溝109である。オペレータ用表示器105は、例えば液晶表示パネルによって形成されており、その表示面にはタッチパネル110が積層配置されている。
キーボード104及びタッチパネル110は、情報を入力する入力部として機能する。オペレータ用表示器105は、情報を表示する表示部として機能する。
POS端末101には、図示しない商品や収納代行すべき収納票に付されているデータコードとしてのバーコードを光学的に読み取るデータコードリーダとしてのバーコードリーダ111が接続されている。バーコードリーダ111は、読み取ったバーコードを解析し、データコードとしてPOS端末101に出力する。
POS端末101は、更に、キーボード104を配置する上面に、鍵スイッチ112とユーティリティスペース113とを配置している。鍵スイッチ112は、図示しない鍵を差し込み、POS端末101の処理モードを登録モード、精算モード、設定モード等に切り替えるためのものである。操作者に渡す鍵の種類のよって鍵スイッチ112が回る位置が制限され、これによって操作権限に応じた業務のみを個々の操作者に許容できるようになっている。ユーティリティスペース113は、取引に際して顧客から預かった紙幣や硬貨を一時的に載置する等、各種の目的に利用することができる。
図2は、POS端末101のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末101は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU151を備えている。CPU151には、固定データを固定的に記憶保存するROM152と、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用されるRAM153とがバスライン154を介して接続されている。これらのCPU151、ROM152及びRAM153は、情報処理を実行する情報処理部(コンピュータ)としてのマイクロコンピュータ155を構成する。
マイクロコンピュータ155には、HDD156がバスライン154を介して接続されている。また、前述したドロワ102、キーボード104、オペレータ用表示器105、レシートプリンタ106、客用表示器107、カードリーダライタ108、タッチパネル110、バーコードリーダ111及び鍵スイッチ112は、いずれも各種の入出力回路(全て図示せず)とバスライン154とを介してCPU151に接続され、CPU151によって動作制御等される。さらに、POS端末101は、構内通信回線網に接続するための通信インターフェース157を備えており、この通信インターフェース157も、バスライン154を介してCPU151に接続されている。
ここで、HDD156には、オペレーティングシステムと商品販売データ処理用のコンピュータプログラムとがインストールされている。これらのオペレーティングシステムや商品販売データ処理用のコンピュータプログラムは、構内通信回線網を介してストアコントローラ等の上位機からダウンロードされ、HDD156にインストールされている。別の一例として、オペレーティングシステムや商品販売データ処理用のコンピュータプログラム等は、例えばCD−ROM、フラッシュメモリ、磁気ディスク等の記憶媒体に記憶保存され、POS端末101のマイクロコンピュータ155にそれらの記憶媒体をリードすることができるデバイスが接続されている場合には、それらの記憶媒体をリードしてHDD156にインストールするようにしても良い。そして、このようなオペレーティングシステムや商品販売データ処理プログラムは、POS端末101の起動時、その全部又は一部がRAM153にコピーされる。CPU151は、RAM153にコピーされた商品販売データ処理用のコンピュータプログラムに従い、POS端末101による商品販売データ処理の実行を支援する。
図3は、取引処理の流れを示すフローチャートである。図3のフローチャートに示す処理は、鍵スイッチ112の操作によってPOS端末101が登録モードに設定されている場合に実行される処理である。そして、このような図3のフローチャートに示す処理は、HDD156にインストールされている商品販売データ処理用のコンピュータプログラムがRAM153にコピーされ、このコピーされたコンピュータプログラムに従ったCPU151の処理によって実行される。換言すると、そのようなRAM153にコピーされたコンピュータプログラムは、マイクロコンピュータ155に、図3のフローチャートに示す処理(機能)を実行させる。このような処理(機能)として、CPU151は、まず、オペレータ用表示器105に登録画面Aを表示させる(ステップS101)。
図4は、登録画面Aを例示する模式図である。登録画面Aには、最上欄位置に、左側から右側に向けて、日時表示欄A1−1、登録業務中であることを示す業務表示欄A1−2、POS端末101の番号及びサインオンした責任者を示すレジ情報欄A1−3が表示されている。
登録画面Aには、最上欄位置の直下位置に、複数個の商品指定ボタンA2が表示されている。マイクロコンピュータ155は、商品指定ボタンA2の表示箇所がタッチされると、タッチパネル110による対応商品の商品入力を実行させる。商品指定ボタンA2には、購入頻度が高い商品をタッチパネル110によるタッチ入力可能に表示させることができる。
登録画面A中、中欄に表示されているのは、取引アイテムを一覧表示する取引アイテム表示欄A3である。取引アイテム表示欄A3には、取引アイテムが入力された順番を示す番号欄A3−1、取引アイテムの名称を表示する名称欄A3−2、取引アイテムの単価を表示する単価欄A3−3、取引アイテムの取引数量を表示する数量欄A3−4、取引アイテムの単価に数量を掛けた金額欄A3−5が含まれている。名称欄A3−2には、例えば酒類等の特記事項が併記される。金額欄A3−5には、税金についての特記事項が併記される。そして、取引アイテム表示欄A3には、7品目の取引アイテムを表示することができるのに対して、取引アイテムがそれ以上増えた場合には一画面として表示し得ない。そこで、マイクロコンピュータ155は、スクロールキーA3−6を取引アイテム表示欄A3に用意し、スクロールキーA3−6によって8品目目からの取引アイテムをスクロール表示し得るようにしている。
登録画面A中、取引アイテム表示欄A3の直下に表示されているのは、決済情報表示欄A4である。決済情報表示欄A4には、合計金額、預り金額及び釣り銭金額をそれぞれ表示する決済情報表示領域としての金額表示欄A4−1が右側に表示され、合計点数、収納票枚数及び収入印紙枚数をそれぞれ表示する隣接する領域としての点数表示欄A4−2が左側に表示されている。金額表示欄A4−1には、上から順に、合計金額を意味する「合計」、預り金額を意味する「預り」、釣り銭金額を意味する「釣り」というタイトルが表示されており、その右隣にそれぞれ対応する金額が表示される。点数表示欄A4−2には、上から順に、取引アイテムの合計点数を意味する「合計点数」、収納代行をした収納票の枚数を意味する「収納票」、収納代行した収納票に貼付すべき収入印紙の枚数を意味する「印紙添付」というタイトルが表示されており、その右隣にそれぞれ対応する点数が表示される。このような点数表示欄A4−2中の「収納票」及び「印紙添付」というタイトル欄及びこれに対応する情報表示欄に表示される情報は、代行収納に関する情報である。したがって、それらの各欄は、いわば代行収納欄となる。
登録画面A中、決済情報表示欄A4の直下に位置する最下欄位置には、複数個の業務指定ボタンA5が表示されている。業務指定ボタンA5としては、「公共料金」、「宅配便」、「返金」、「指定取消」、「保留」、「途中回収」及び「領収書」が設定されている。マイクロコンピュータ155は、業務指定ボタンA5の表示箇所がタッチされると、タッチパネル110による対応業務の入力を実行させ、対応業務を実行する。つまり、マイクロコンピュータ155は、タッチパネル110による「公共料金」のタッチ指定を判定すると、公共料金の収納代行業務を実行する。同様に、マイクロコンピュータ155は、「宅配便」がタッチ指定されると宅配便業務、「返金」がタッチ指定されると返金業務、「指定取消」がタッチ指定されると指定取消業務、「保留」がタッチ指定されると保留業務、「途中回収」がタッチ指定されるとドロワ102からの途中回収業務、そして、「領収書」がタッチ指定されるとレシートプリンタ106による領収書の印字発行業務をそれぞれ実行する。
図3に示すフローチャートの説明に戻る。登録画面Aを表示したマイクロコンピュータ155は、データ入力の有無判定に待機しており(ステップS102)、データ入力ありを判定すると(ステップS102のY)、商品コードの入力なのか(ステップS103)、代行収納指定なのか(ステップS109)、その他の入力なのか(ステップS110)、を判定する。
登録業務中、バーコードリーダ111によって商品に付されたバーコードが読み取られると、バーコードリーダ111は読み取ったバーコードを解析してその結果をデータコードとしてマイクロコンピュータ155に送信する。この場合、マイクロコンピュータ155は、商品コードの入力を判定し(ステップS103のY)、データ検索処理を実行する(ステップS104)。データ検索処理は、バーコードリーダ111から出力されたデータコードである商品コードに基づいて図示しないPLUファイルを検索し、当該商品コードに対応付けられている単価や商品名称のテキストデータ等を得る処理である。PLUファイルは、例えばHDD156に格納されており、POS端末101の起動時にその全部又は一部がRAM153にコピーされる。マイクロコンピュータ155は、ステップS104での検索結果をRAM153のワークエリアに仮登録し(ステップS105)、登録画面Aに表示されている取引アイテム表示欄A3にアイテム表示を実行する(ステップS106)。
そして、マイクロコンピュータ155は、キーボード104に含まれている締めキーの押下による締め指定の有無判定を実行し(ステップS107)、締め指定がなければ(ステップS107のN)、ステップS102のデータ入力判定処理にリターンする。これに対して、締め指定があれば(ステップS107のY)、登録処理を実行し(ステップS108)、一取引を終了する。ステップS108での登録処理では、ステップS105でRAM153のワークエリアに一時記憶させた検索結果等に基づいて、取引情報をRAM153の一部領域として確保されている登録メモリに登録し、決済情報表示欄A4に売上合計金額や合計点数等の決済情報を表示し、必要に応じてドロワ102の抽斗103を開放したりする。
ここで、収納代行業務について説明する。
収納代行を依頼された店員は、登録画面Aに表示されている業務指定ボタンA5中の「公共料金」をタッチパネル110によってタッチ指定する。マイクロコンピュータ155は、登録業務中、登録画面Aに表示されている業務指定ボタンA5中の「公共料金」がタッチパネル110によってタッチ指定されると、ステップS109で収納代行業務の選択を判定し(ステップS109のY)、オペレータ用表示器105に表示されている登録画面Aを収納代行画面Bに遷移させる(ステップS111)。
図5は、収納代行画面Bを例示する模式図である。収納代行画面Bには、登録画面Aに表示されていた日時表示欄A1−1、業務表示欄A1−2及び示すレジ情報欄A1−3がそのまま残されて表示されている。但し、業務表示欄A1−2には、登録業務中であることを示す「登録」の文字の他に、収納代行業務中であることを示す「代行収納業務」の文字が表示されている。
収納代行画面Bの大部分は、収納代行情報表示欄B1と操作ガイダンス表示欄B2とで締められている。収納代行情報表示欄B1は左側、操作ガイダンス表示欄B2は右側にそれぞれ表示されている。収納代行情報表示欄B1には、収納代行をするアイテムに関するバーコード情報欄B1−1、請求書発行者欄B1−2、金額表示欄B1−3が含まれている。バーコード情報欄B1−1は、バーコードリーダ111が読み取って解析し、出力したコードデータが数字で示されている。請求書発行者欄B1−2には、「会社名」という題目と共に、顧客に請求書を発行した収納代行を依頼することになる請求書発行者、例えば電力事業者、ガス事業者、電信事業者、国、地方公共団体等が表示される。金額表示欄B1−3には、収納代行する金額が表示される。これらのバーコード情報欄B1−1、請求書発行者欄B1−2及び金額表示欄B1−3に表示される情報は、バーコードリーダ111が読み取って解析し、出力したコードデータに基づく情報である。操作ガイダンス表示欄B2には、操作ガイダンスが絵柄及び文字で表示されている。
収納代行画面Bには、収納代行情報表示欄B1の下方に位置させて合計金額表示欄B3が表示されている。合計金額表示欄B3には、収納代行をする収納票の合計金額が表示される。
収納代行画面Bには、操作ガイダンス表示欄B2の下方に位置させて、確定ボタンB4と中止ボタンB5とが表示されている。マイクロコンピュータ155は、確定ボタンB4の表示箇所がタッチされると、タッチパネル110による確定入力を実行させる。また、マイクロコンピュータ155は、中止ボタンB5の表示箇所がタッチされると、タッチパネル110による中止入力を実行させる。
収納代行画面Bには、更に、最下欄に位置させて、メッセージ欄B6が表示されている。メッセージ欄B6には、現状状態に応じたメッセージが適宜表示され、確定をするには確定ボタンB4をタッチ指定するべきことを、中止をするには中止ボタンB5をタッチ指定するべきことを、それぞれ表示している。
図3に示すフローチャートの説明に戻る。収納代行を依頼された店員は、登録画面Aに表示されている業務指定ボタンA5中の「公共料金」をタッチパネル110によってタッチ指定した後、顧客から預かった収納票に付されているバーコード(図示せず)をバーコードリーダ111によって読み取る。バーコードリーダ111は、読み取ったバーコードを解析し、データコードとしてマイクロコンピュータ155に出力する。この際、ステップS111の処理で登録画面Aを収納代行画面Bに遷移させたマイクロコンピュータ155は、コード入力の有無判定に待機している(ステップS112)。そこで、バーコードリーダ111が出力したデータコードがマイクロコンピュータ155に入力されると、マイクロコンピュータ155はコード入力ありを判定し(ステップS112のY)、データ解析処理を実行する(ステップS113)。データ解析処理は、コードデータに基づく収納代行すべき収納票の収納代行データを解析し、収納代行すべき収納票の収納代行データを得る処理である。つまり、収納票に付されているバーコードは、UCC/EAN−128によるバーコードであるならば、支払期限日(西暦下二桁+月+日)、支払金額、再発行区分(再発行回数)、印紙フラグの他、21桁の自由使用欄を含んでいる。そこで、バーコードリーダ111が出力したコードデータに基づいてそれらの各項目を解析して収納代行データとして得ることが、ステップS113でのデータ解析処理である。その結果、マイクロコンピュータ155は、収納代行画面B中の収納代行情報表示欄B1、つまり、収納代行をするアイテムに関するバーコード情報欄B1−1、請求書発行者欄B1−2及び金額表示欄B1−3に表示すべき情報を収納代行データとして全て得ることができる。なお、請求書発行者欄B1−2に表示すべき情報は、収納票に付されているバーコードが含んでいる21桁の自由使用欄で特定される。
マイクロコンピュータ155は、ステップS113のデータ解析処理で得た情報に基づいて、アイテム表示処理を実行する(ステップS114)。つまり、収納代行画面B中の収納代行情報表示欄B1、つまり、収納代行をするアイテムに関するバーコード情報欄B1−1、請求書発行者欄B1−2及び金額表示欄B1−3に、ステップS113のデータ解析処理で得た対応情報を表示する。
続いて、マイクロコンピュータ155は、バーコードリーダ111が出力するコードデータに基づいて収入印紙の要否を判定し、発行すべき収入印紙の枚数をRAM153に記憶する処理(第3の処理)を実行する(ステップS115、ステップS116)。つまり、収納票に付されているUCC/EAN−128によるバーコードであるならば、印紙フラグが含まれている。この印紙フラグは、収入印紙の要否を示すフラグである。そこで、マイクロコンピュータ155は、バーコードリーダ111が出力したコードデータをステップS113でデータ解析処理することで、現在実行中の収納代行を行なう収納票に収入印紙が要求されるかどうかを判定することができる(ステップS115)。この判定の結果、収入印紙が必要であれば(ステップS115のY)、RAM153のワークエリアに一時記憶させている印紙点数を1つインクリメントし(ステップS116)、ステップS117の処理に移行する。これに対して、ステップS115の判定の結果、収入印紙が不要であれば(ステップS115のN)、ステップS116の処理をスキップしてステップS117の処理に移行する。ステップS117の処理は、RAM153のワークエリアに一時記憶させている収納票点数を1つインクリメントする処理である。つまり、バーコードリーダ111がコードデータを出力する毎に処理すべき収納票の件数を一枚ずつ増加させてRAM153に記憶する処理(第2の処理)である。
マイクロコンピュータ155は、以上説明したステップS112〜117の処理を、収納代行画面B中に表示されている確定ボタンB4がタッチパネル110によってタッチ指定されるまで繰り返す。この際、ステップS111で登録画面Aが収納代行画面Bに状態遷移された後、ステップS112〜117の処理が実行されてもされなくても、確定ボタンB4がタッチ指定される前に収納代行画面B中に表示されている中止ボタンB5がタッチパネル110によってタッチ指定されると、マイクロコンピュータ155はキャンセルを判定し(ステップS121のY)、収納代行画面Bを登録画面Aに復帰させた後(ステップS122)、ステップS102のデータ入力有無判定処理にリターンする。これに対して、マイクロコンピュータ155は、確定ボタンB4のタッチ指定を判定すると(ステップS118のY)、ステップS113での解析結果をRAM153に仮登録する(ステップS119)。つまり、マイクロコンピュータ155は、バーコードリーダ111が出力するコードデータに基づく収納代行すべき収納票の収納代行データをRAM153に記憶する処理(第1の処理)を実行する。
続いて、マイクロコンピュータ155は、収納代行画面Bを登録画面Aに復帰させた後(ステップS120)、ステップS102のデータ入力有無判定処理にリターンする。このような登録画面Aへの復帰に際して、マイクロコンピュータ155は、ステップS115〜ステップS117の処理によってRAM153のワークエリアに一時記憶した収納票点数(ステップS117参照)及び印紙点数(ステップS116参照)に基づいて、決済情報表示欄A4中の点数表示欄A4−2に含まれている代行収納欄(「収納票」及び「印紙添付」というタイトル欄及びこれに対応する情報表示欄)に、収納代行をした収納票の枚数及び収納代行した収納票に貼付すべき収入印紙の枚数を表示する。つまり、点数表示欄A4−2中の「収納票」に対応する情報表示欄には、ステップS117でRAM153のワークエリアに一時記憶した収納票点数を表示し、点数表示欄A4−2中の「印紙添付」に対応する情報表示欄には、ステップS116でRAM153のワークエリアに一時記憶した印紙点数を表示する。
以上説明したように、本実施の形態のPOS端末101によれば、処理すべき収納票の件数と発行すべき収入印紙の枚数とを登録画面A中に表示することができる。このため、POS端末101を操作する店員は、一取引の終了に際して、収納票の現物と登録画面A中の点数表示欄A4−2に含まれている「収納票」に対応する情報表示欄に表示されている数値とを比較するだけで、処理件数に間違いがなかったかどうかを容易に確認することができる。このような確認の容易性は、登録画面A中の取引アイテム表示欄A3に表示される取引アイテム数が取引アイテム表示欄A3の最大表示可能数である7を超え、収納代行する収納票というアイテムが取引アイテム表示欄A3の一画面中に収まりきらないような場合、特に顕著となる。また、POS端末101を操作する店員は、一取引の終了に際して、登録画面A中の点数表示欄A4−2に含まれている「印紙添付」に対応する情報表示欄に表示されている数値に対応する枚数の収入印紙をその収納場所から取り出せばよい。これにより、収納代行処理をした収納票を確認しながら収入印紙の要否を判断しなければならない煩雑さから操作者を解放することができる。以上より、本実施の形態のPOS端末101によれば、収納代行する収納票の処理枚数の確認及び収入印紙要否の確認という作業の容易化を支援することができる。
加えて、本実施の形態のPOS端末101によれば、登録画面A中、処理すべき収納票の件数と発行すべき収入印紙の枚数とを表示する点数表示欄A4−2を、売上合計金額の表示を含む決済情報表示領域としての金額表示欄A4−1の横に隣接する領域に表示するようにしたので、一取引終了に際しての点数表示欄A4−2に対する着目度を向上させることができる。その結果、点数表示欄A4−2に表示されている処理すべき収納票の件数と発行すべき収入印紙の枚数とに対して、操作者の注意を喚起させることができ、それらの枚数情報をより有効に操作者に伝達することができる。
なお、本実施の形態では、収納票に対する収入印紙の要否を示す印紙フラグが含まれているUCC/EAN−128によるバーコードを想定して説明した。これに対して、他の種類のバーコードであって、そのような印紙フラグを含んでいないバーコードやその他のデータコードが収納票に付されている場合、図3中のステップS115での判定処理、つまり、収入印紙が必要であるかどうかの判定処理は、その収納票の金額に基づいて実行することができる。つまり、収納票の金額が例えば3万円以上であれば収入印紙が必要であるというような判定が可能である。
商品販売データ処理システムを構成するPOS端末の斜視図である。 POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 取引処理の流れを示すフローチャートである。 登録画面を例示する模式図である。 収納代行画面を例示する模式図である。
符号の説明
104…キーボード(入力部)、105…オペレータ用表示器(表示部)、110…タッチパネル(入力部)、111…バーコードリーダ(データコードリーダ)、155…マイクロコンピュータ(情報処理部、コンピュータ)、A…登録画面、A4−1…金額表示欄(決済情報表示領域)、A4−2…点数表示欄(隣接する領域)、B…収納代行画面

Claims (5)

  1. 情報を入力する入力部と、
    情報を表示する表示部と、
    データコードを光学的に読み取って解析し、解析結果をコードデータとして出力するデータコードリーダと、
    情報処理を実行する情報処理部と、
    前記情報処理部が、登録業務中に取引情報を表示する登録画面を前記表示部に表示させる手段と、
    前記情報処理部が、登録業務中に前記入力部からの入力によって収納代行業務が選択されたことを判定すると、前記データコードリーダが出力するコードデータに基づく収納代行すべき収納票の収納代行データを記憶部に記憶する第1の処理と、前記データコードリーダがコードデータを出力する毎に処理すべき収納票の件数を一枚ずつ増加させて前記記憶部に記憶する第2の処理と、前記データコードリーダが出力するコードデータに基づいて収入印紙の要否を判定して発行すべき収入印紙の枚数を前記記憶部に記憶する第3の処理と、を実行する手段と、
    前記情報処理部が、前記記憶部に記憶されている前記処理すべき収納票の件数と前記発行すべき収入印紙の枚数とを前記登録画面中に表示させる手段と、
    前記情報処理部が、前記記憶部に記憶されている前記収納代行データに基づいて収納代行業務を実行する手段と、
    を備える、商品販売データ処理装置。
  2. 前記第3の処理での前記収入印紙の要否の判定は、コードデータに含まれる収入印紙の要否を示す印紙フラグに基づいてなされる、請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記情報処理部が、登録業務中に前記入力部からの入力によって収納代行業務が選択されたことを判定すると、前記表示部の表示画面を前記登録画面から収納代行画面に遷移させる手段と、
    前記情報処理部が、前記入力部からの入力によって指定される前記データコードリーダによる収納票に付されたデータコードの読み取り完了を判定すると、前記表示部の表示画面を前記収納代行画面から前記登録画面に復帰させる手段と、
    を備える、請求項1又は2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記登録画面中、前記処理すべき収納票の件数と前記発行すべき収入印紙の枚数とを、売上合計金額の表示を含む決済情報表示領域の横に隣接する領域に表示する、請求項1ないし3のいずれか一記載の商品販売データ処理装置。
  5. 情報を入力する入力部と、情報を表示する表示部と、データコードを光学的に読み取って解析し、解析結果をコードデータとして出力するデータコードリーダと、を備える商品販売データ処理装置のコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    登録業務中に取引情報を表示する登録画面を前記表示部に表示させる機能と、
    登録業務中に前記入力部からの入力によって収納代行業務が選択されたことを判定すると、前記データコードリーダが出力するコードデータに基づく収納代行すべき収納票の収納代行データを記憶部に記憶する第1の処理と、前記データコードリーダがコードデータを出力する毎に処理すべき収納票の件数を一枚ずつ増加させて前記記憶部に記憶する第2の処理と、前記データコードリーダが出力するコードデータに基づいて収入印紙の要否を判定して発行すべき収入印紙の枚数を前記記憶部に記憶する第3の処理と、を実行する機能と、
    前記記憶部に記憶されている前記処理すべき収納票の件数と前記発行すべき収入印紙の枚数とを前記登録画面中に表示させる機能と、
    前記記憶部に記憶されている前記収納代行データに基づいて収納代行業務を実行する機能と、
    を実行させる、機械読み取り可能なコンピュータプログラム。
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