JP5095151B2 - キャッシュレジスタシステム及び取引価格導出方法 - Google Patents

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本発明は、店舗における売買取引の決済に用いる取引価格を導出する技術に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店舗の売買取引においては、POSシステムなどとも呼ばれるキャッシュレジスタシステムが使用されている。キャッシュレジスタシステムでは、売買取引ごとに顧客が購入を希望する商品の価格が合計され、合計商品価格として導出される。
通常は、この合計商品価格が売買取引の決済に用いる取引価格とされるが、店舗によっては優良な固定客の維持や拡大を図るために、会員となった顧客に取引価格を優遇する制度が採用される場合がある。具体的には、店舗の会員に対しては、合計商品価格を所定の割引率で一律に割り引いた会員価格が取引価格として用いられる。この制度を採用した店舗のキャッシュレジスタシステムでは、会員カードの読み取りなどで会員情報が入力されると、この会員価格が取引価格として自動的に導出されるようになっている。
なお、本発明に関連する技術を開示する先行技術文献として、下記の文献がある。
特許第2891442号公報
ところで、上記のような会員割引を行う店舗では、会員の一部の特定の会員に対してさらなる優遇を行う制度が提案されている。例えば、会員のうち特に優良な会員などに対してはダイレクトメールを郵送し、このダイレクトメールを持参した会員には、合計商品価格を通常割引率(例えば、5%)よりも大きな特別割引率(例えば、10%)で割り引いた価格を、取引価格とすることが提案されている。
しかしながら、従来のキャッシュレジスタシステムでは、その時点で導出されている取引価格に対して割引を行うという処理のみが可能であった。したがって、一旦、会員価格が取引価格として導出された後ではこの会員価格を割引することしかできず、合計商品価格を特別割引率で正しく割引した価格を導出できないことになる。
例えば、通常の会員には通常割引率の5%の割引を行い、ダイレクトメールを提示した会員には特別割引率の10%の割引を行うとした場合において、合計商品価格が10,000円である売買取引を想定する。この売買取引において、キャッシュレジスタシステムに会員情報が入力されると、合計商品価格を通常割引率の5%で割引した会員価格9,500円が取引価格として導出される。その後は、この会員価格(9,500円)に対する割引しか行うことができないため、ダイレクトメールを持参した会員に関してさらに5%の割引を行ったとすると、取引価格として9,025円が導出されてしまう。この取引価格の9,025円は、合計商品価格を特別割引率で正しく割引した価格である9,000円とは異なることになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、会員価格の導出後であっても、正しい割引がなされた価格を取引価格として導出できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、店舗における売買取引に用いるキャッシュレジスタシステムであって、販売側ディスプレイと、顧客側ディスプレイと、一の売買取引に係る商品の価格の合計である合計商品価格を導出する手段と、前記一の売買取引を行う顧客が前記店舗の会員である旨を示す会員情報を入力する手段と、前記会員情報の入力があったとき、前記合計商品価格を所定の第1割引率で割引した第1会員価格を、前記一の売買取引の決済に用いる取引価格として導出する手段と、前記第1会員価格の導出後に、前記第1割引率と異なる第2割引率で割引する割引指示をオペレータから受け付ける手段と、前記割引指示がなされたとき、前記第1会員価格を前記取引価格とした処理を取り消して、前記合計商品価格を前記第2割引率で割引した第2会員価格を、新たな前記取引価格として導出する手段と、を備え、前記販売側ディスプレイ及び前記顧客側ディスプレイは、前記会員情報の入力がないときには前記合計商品価格を表示し、前記第1会員価格が導出されたときには当該第1会員価格を表示し、その後、前記第2会員価格が導出されたときには当該第2会員価格を表示する。
また、請求項2の発明は、店舗における売買取引の決済に用いる取引価格を導出する方法であって、一の売買取引に係る商品の価格の合計である合計商品価格を導出する工程と、前記一の売買取引を行う顧客が前記店舗の会員である旨を示す会員情報を入力する工程と、前記会員情報の入力がないとき、前記合計商品価格を販売側ディスプレイ及び顧客側ディスプレイに表示する工程と、前記会員情報の入力があったとき、前記合計商品価格を所定の第1割引率で割引した第1会員価格を、前記取引価格として導出し、当該第1会員価格を前記販売側ディスプレイ及び前記顧客側ディスプレイに表示する工程と、前記第1会員価格の導出及び当該第1会員価格の表示の後に、前記第1割引率と異なる第2割引率で割引する割引指示をオペレータから受け付ける工程と、前記割引指示がなされたとき、前記第1会員価格を前記取引価格とした処理を取り消して、前記合計商品価格を前記第2割引率で割引した第2会員価格を、新たな前記取引価格として導出し、当該第2会員価格を前記販売側ディスプレイ及び前記顧客側ディスプレイに表示する工程と、を備えている。
請求項1及び2の発明によれば、第1会員価格の導出後であっても、合計商品価格を第2割引率で割引することで第2会員価格が導出されるため、正しい割引がなされた価格を取引価格として導出できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
<1.構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るキャッシュレジスタシステムであるPOSシステム100の構成を示す図である。このPOSシステム100は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗において採用されるものであり、POSサーバ1と複数のPOSターミナル2とを備えている。POSサーバ1及びPOSターミナル2はそれぞれLAN3に接続され、相互に通信可能とされている。
POSサーバ1は、POSシステム100の全体を統括的に制御するものであり、通常は店舗の販売エリアとは別の管理事務所等に配置される。一方、POSターミナル2は、店舗の販売エリアに配置され、商品の売買取引の際に、店舗の販売スタッフによって実際に操作される。具体的には、POSターミナル2は、売買取引の決済に用いる取引価格の導出や、その売買取引の決済などを行う精算処理に用いられる。
図2は、POSサーバ1の構成を機能ブロックにて示す図である。POSサーバ1は、ハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、POSサーバ1は、演算処理を行うCPU11と、基本プログラムを記憶するROM12と、演算処理の作業領域となるRAM13と、各種データを記憶するハードディスク14とをバスライン10に接続した構成となっている。さらに、POSサーバ1は、各種情報の表示を行うディスプレイ15と、キーボード及びマウス等の入力部16と、LAN3を介して通信を行う通信部17とを備え、これらはそれぞれバスライン10に接続される。
ハードディスク14には処理プログラムが記憶されており、CPU11がこの処理プログラムに従って演算処理を行うことで、POSサーバ1としての各種機能が実現される。また、ハードディスク14には、さらに、商品マスタ41及び顧客マスタ42などの精算処理に必要なデータが記憶される。
商品マスタ41は、当該店舗で扱われる各商品についての種々の情報を示すテーブル形式のデータである。商品マスタ41には、複数のレコードが含まれており、各レコードでは商品を識別する識別コードである「商品コード」に対して、「商品名」及び「価格」などの情報が関連付けられている。
一方、顧客マスタ42は、当該店舗の会員となった顧客についての各種の情報を示すテーブル形式のデータである。顧客マスタ42には、複数のレコードが含まれており、各レコードでは会員を識別する識別コードである「会員コード」に対して、「氏名」、「連絡先」などの情報が関連付けられている。この顧客マスタ42における顧客に関する情報は、顧客が当該店舗の会員になった際に登録される。
本実施の形態の店舗では、この顧客マスタ42に会員として登録された顧客に対して会員カードが付与される。会員カードは磁気ストライプカードとなっており、その磁気ストライプには当該会員の「会員コード」を含む所定の形式に従った会員情報が記録される。この会員カードに記録された会員情報は、当該会員カードを所持する顧客が店舗の正当な会員である旨を示すことになる。具体的には、会員情報が所定の形式に従い、かつ、その会員情報に含まれる「会員コード」が顧客マスタ42に登録されていれば、その会員情報は正当なものであり、当該顧客が店舗の正当な会員であると判断できるようになっている。
図3は、POSターミナル2の構成を機能ブロックにて示す図である。POSターミナル2は、装置全体を制御する制御部21と、各種情報の表示を行う2つのディスプレイ22,23と、オペレータの操作や入力を受け付ける各種のボタンを有する入力部24と、商品に付されたバーコードなどを読み取るバーコードリーダ25と、会員カードの磁気ストライプを読み取るカードリーダ26と、レシートを印刷して発行する印刷発行部27と、LAN3を介して通信を行う通信部28とを備えて構成され、これらはそれぞれバスライン20に接続される。入力部24には、精算処理において小計処理を指示するための小計キーや、テンキーなどの各種のボタンが含まれている。
制御部21は、各種演算処理を行うCPU201と、制御用プログラム等を記憶するROM202と、演算処理の作業領域となるRAM203と、各種データを記憶する不揮発性メモリであるバッテリーバックアップされたSRAM204と、計時機能を有するタイマ205とを備えている。装置各部の制御機能や精算処理のためのデータ処理機能は、CPU201がROM202内の制御用プログラムに従って演算処理を行なうことで実現される。
また、2つのディスプレイ22,23のうち、一方のディスプレイ22は、操作を行うオペレータたる販売スタッフの側に示すべき情報を表示する販売側ディスプレイ22であり、他方のディスプレイ23は、顧客の側に示すべき情報を表示する顧客側ディスプレイ23である。
販売側ディスプレイ22の画面は、ドットマトリクス式の液晶で構成されており、文字、図形及び画像などの各種の情報をカラー表示することが可能となっている。一方、顧客側ディスプレイ23の画面は、比較的簡易なVFD(蛍光表示管)で構成されており、2行の文字列の単色表示のみが可能となっている。この顧客側ディスプレイ23の画面は、精算処理において顧客が視認しやすいように、その向きが調整される。
<2.会員割引について>
本実施の形態の店舗では、会員以外の顧客よりも会員を価格面で優遇する制度が採用されている。会員以外の顧客の場合は、購入を希望する商品の価格を合計した合計商品価格が売買取引の決済に用いる取引価格とされる。これに対して、会員の場合は原則として、所定の割引率(例えば、5%)で合計商品価格を割り引いた会員価格が取引価格とされる。
また、この店舗では、会員の一部となる特定の会員、例えば、特に購入額が多い会員や誕生日が近い会員などに、ダイレクトメールが郵送されるようになっている。そして、このダイレクトメールを持参した会員にはさらなる優遇を行う制度が採用されている。具体的には、ダイレクトメールを持参した会員には、上述した会員の通常の割引率(例えば、5%)よりも大きな割引率(例えば、10%)で合計商品価格を割り引いた会員価格が取引価格とされる。
以下では、会員の通常の割引率を「通常割引率」といい、通常割引率で合計商品価格を割り引いた会員価格を「通常会員価格」という。また、ダイレクトメールを持参した特定の会員にのみ適用される割引率を「特別割引率」といい、特別割引率で合計商品価格を割り引いた会員価格を「特別会員価格」という。
<3.精算処理>
POSシステム100では、このような通常割引率や特別割引率はPOSターミナル2のSRAM204に予め記憶されており、精算処理において通常会員価格や特別会員価格が導出されるようになっている。以下、このようなPOSシステム100の精算処理について説明する。
図4は、精算処理の流れを示す図である。この図4に示す一連の処理は、一の売買取引ごと(一の顧客が購入を希望する商品群ごと)に、主としてPOSターミナル2においてなされる処理である。
まず、顧客が店舗の会員であれば、顧客から会員カードが提示される。会員カードが提示された場合は、この会員カードの磁気ストライプがPOSターミナル2のカードリーダ26によって読み取られ、これにより磁気ストライプの会員情報がPOSターミナル2に入力される。入力された会員情報は、所定の形式に従っているか否かが判定されるとともに、POSサーバ1に送信されて、含まれる「会員コード」が顧客マスタ42に登録されているか否かがPOSサーバ1において判定される。
これらの判定により、顧客が店舗の会員である旨を示す正当な会員情報の入力がなされたと判断された場合は(ステップS1にてYes)、当該売買取引を行う顧客が会員であることを示すフラグ(POSターミナル2のRAM203内の変数)である会員フラグがONとされる(ステップS2)。
次に、顧客が購入を希望する商品群のうちの一の商品に付されたバーコードが、POSターミナル2のバーコードリーダ25によって読み取られ、これにより当該商品の「商品コード」がPOSターミナル2に取得される(ステップS3)。
取得された「商品コード」は、POSターミナル2からPOSサーバ1に送信される。POSサーバ1では、これに応答して商品マスタ41のうちから当該「商品コード」を含むレコードが検索され、該当したレコードの内容がPOSターミナル2に返信される。これにより、当該商品の「商品名」及び「価格」などの商品データがPOSターミナル2に取得される。取得された商品データは、RAM203に記憶される。これにより、当該商品の商品登録がなされることになる(ステップS4)。
続いて、次の商品に係る商品コードが取得されると(ステップS5にてYes)、再びステップS4の処理がなされ、同様にして当該商品の商品登録がなされる。このような処理が、顧客が購入を希望する全ての商品に関して同様に繰り返されることにより、全ての商品に関しての商品登録がなされる。つまり、全ての商品に係る「商品名」及び「価格」などの商品データがRAM203に記憶されることになる。
このようにして全ての商品の商品登録がなされると、オペレータたる販売スタッフにより入力部24に含まれる小計キーが押下される。小計キーが押下されると(ステップS6にてYes)、取得された全ての商品についての「価格」の合計である合計商品価格がCPU201により導出され、RAM203に記憶される(ステップS7)。
合計商品価格が導出されると、次に、会員フラグがONであるか否かが判定される。会員フラグがOFF、すなわち、顧客が店舗の会員でない場合は(ステップS8にてNo)、合計商品価格がそのまま顧客が支払うべき金額である取引価格として、販売側ディスプレイ22及び顧客側ディスプレイ23に表示される(ステップS12)。
一方、会員フラグがON、すなわち、顧客が店舗の会員である場合は(ステップS8にてYes)、合計商品価格を通常割引率(例えば5%)で割引した通常会員価格が、取引価格としてCPU201により導出される。より具体的には、合計商品価格と通常割引率(例えば5%)とを乗算し、四捨五入等の端数処理した結果が値引額として導出される。そして、合計商品価格からその値引額を減算した結果が通常会員価格として導出される。導出された通常会員価格は、取引価格として、販売側ディスプレイ22及び顧客側ディスプレイ23に表示される(ステップS9)。
顧客が店舗の会員である場合は、このようにして小計キーの押下により通常会員価格が取引価格として自動的に導出される。ただし、決済を行う前までに顧客からダイレクトメールが提示された場合は、通常会員価格の導出後に、オペレータたる販売スタッフにより入力部24に含まれる特別割引キーが押下される。この特別割引キーが押下されると、特別割引率で合計商品価格を割引する特別割引指示がPOSターミナル2のCPU201に受け付けられる。
特別割引指示がなされると(ステップS10にてYes)、通常会員価格を取引価格とした処理が取り消される。そして、合計商品価格を特別割引率(例えば10%)で割引した特別会員価格が、新たな取引価格としてCPU201により導出される。より具体的には、RAM203に記憶されている合計商品価格と特別割引率(例えば10%)とを乗算し、四捨五入等の端数処理した結果が値引額として導出される。そして、合計商品価格からその値引額を減算した結果が特別会員価格として導出される。導出された特別会員価格は、取引価格として、販売側ディスプレイ22及び顧客側ディスプレイ23に表示される(ステップS11)。ここで、通常会員価格で計算された取引価格のみを取り消すだけで、会員カードから得た会員情報は取り消されないものとする。これによって特別会員価格での取引価格は、会員の購入累計に加算される。
以上のようにして、顧客に応じた取引価格が導出されて表示されると、その取引価格に基づいて決済処理がなされる。すなわち、顧客から受け渡された決済用の現金等の金額が預り金額として入力部24を介して入力され、預り金額から取引価格が差し引かれた結果が釣銭金額として導出され、その釣銭金額がディスプレイ22,23に表示される。これにより、この売買取引の決済処理が完了する(ステップS13)。次に、この売買取引の内容がPOSサーバ1に送信されて販売実績データとしてハードディスク14に記録されるとともに、売買取引の内容を示すレシートが印刷発行部27により発行される(ステップS14)。これにより一連の精算処理が終了する。
このようにPOSシステム100では、会員情報が入力されると、合計商品価格を通常割引率で割り引いた通常会員価格が導出される。しかし、この通常会員価格の導出後であっても、特別割引指示がなされたときは、通常会員価格でなく、合計商品価格を特別割引率で割引した特別会員価格が導出される。このため、特別割引率で正しい割引がなされた価格を取引価格として導出できる。
<4.他の実施の形態>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態(以下、「代表形態」という。)に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような他の実施の形態について説明する。もちろん、以下で説明する形態を適宜に組み合わせてもよい。
代表形態では、特別割引率は一定であったが、オペレータが入力部24を操作することで特別割引率を任意に設定可能となっていてもよい。この場合は、特別割引率の設定後に所定のキーを押下することで、特別割引指示がPOSターミナル2に受け付けられることになる。また、ダイレクトメールなどに特別割引率を指定するバーコードを印刷しておき、このバーコードをバーコードリーダ25によって読み取ることで、特別割引率の設定と特別割引指示の受付とがなされるようになっていてもよい。
また、代表形態では、ダイレクトメールを持参した特定の会員にのみ特別割引率を適用するとしたが、特別割引率を適用する条件はこれに限定されるものではい。例えば、会員が子供連れである、売買取引の時間が所定の時間帯であるなどの各種の条件で、通常割引率と異なる特別割引率を適用してよい。また、代表形態では、特別割引率は、通常割引率よりも大きいとして説明を行ったが、通常割引率よりも小さくてもよい。
また、代表形態では、会員カードは磁気ストライプカードであるとしたが、会員情報を電磁的に記録したICチップを有するICカードや、会員情報示すバーコードを印刷したカード等であってもよい。
また、代表形態では、小計キーが押下された時点で通常会員価格が導出・表示されると説明したが、商品登録がなされるごとに通常会員価格が導出・表示されるようにしてもよい。
また、代表形態では、キャッシュレジスタシステムはPOSサーバ1及び複数のPOSターミナル2を備えたPOSシステム100であるとして説明を行ったが、キャッシュレジスタシステムが単体の装置として構成されていても、上記で説明した技術を好適に適用可能である。
POSシステムの構成を示す図である。 POSサーバの構成を機能ブロックにて示す図である。 POSターミナルの構成を機能ブロックにて示す図である。 精算処理の流れを示す図である。
符号の説明
1 POSサーバ
2 POSターミナル
3 LAN
24 入力部
26 カードリーダ

Claims (2)

  1. 店舗における売買取引に用いるキャッシュレジスタシステムであって、
    販売側ディスプレイと、
    顧客側ディスプレイと、
    一の売買取引に係る商品の価格の合計である合計商品価格を導出する手段と、
    前記一の売買取引を行う顧客が前記店舗の会員である旨を示す会員情報を入力する手段と、
    前記会員情報の入力があったとき、前記合計商品価格を所定の第1割引率で割引した第1会員価格を、前記一の売買取引の決済に用いる取引価格として導出する手段と、
    前記第1会員価格の導出後に、前記第1割引率と異なる第2割引率で割引する割引指示をオペレータから受け付ける手段と、
    前記割引指示がなされたとき、前記第1会員価格を前記取引価格とした処理を取り消して、前記合計商品価格を前記第2割引率で割引した第2会員価格を、新たな前記取引価格として導出する手段と、
    を備え
    前記販売側ディスプレイ及び前記顧客側ディスプレイは、前記会員情報の入力がないときには前記合計商品価格を表示し、前記第1会員価格が導出されたときには当該第1会員価格を表示し、その後、前記第2会員価格が導出されたときには当該第2会員価格を表示することを特徴とするキャッシュレジスタシステム。
  2. 店舗における売買取引の決済に用いる取引価格を導出する方法であって、
    一の売買取引に係る商品の価格の合計である合計商品価格を導出する工程と、
    前記一の売買取引を行う顧客が前記店舗の会員である旨を示す会員情報を入力する工程と、
    前記会員情報の入力がないとき、前記合計商品価格を販売側ディスプレイ及び顧客側ディスプレイに表示する工程と、
    前記会員情報の入力があったとき、前記合計商品価格を所定の第1割引率で割引した第1会員価格を、前記取引価格として導出し、当該第1会員価格を前記販売側ディスプレイ及び前記顧客側ディスプレイに表示する工程と、
    前記第1会員価格の導出及び当該第1会員価格の表示の後に、前記第1割引率と異なる第2割引率で割引する割引指示をオペレータから受け付ける工程と、
    前記割引指示がなされたとき、前記第1会員価格を前記取引価格とした処理を取り消して、前記合計商品価格を前記第2割引率で割引した第2会員価格を、新たな前記取引価格として導出し、当該第2会員価格を前記販売側ディスプレイ及び前記顧客側ディスプレイに表示する工程と、
    を備えることを特徴とする取引価格導出方法。
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