JP7189254B2 - チェックアウトシステム、決済装置及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、セミセルフ方式のチェックアウトシステム、及びこのシステムに用いられる登録装置と決済装置、並びにコンピュータを決済装置として機能させるための制御プログラムに関する。
量販店向けのチェックアウトシステムとして、セミセルフ方式のものがある。このチェックアウトシステムは、取引毎にその取引の決済に必要な会計データを生成する登録装置と、会計データを基に取引の決済処理を実行する決済装置とを分離する。そして登録装置を店員が操作し、決済装置を客が操作するように構成したものである。
この種の登録装置及び決済装置は、ユーザに入力操作をトレーニングさせるためのトレーニング機能を有する。トレーニング機能は、登録装置及び決済装置のそれぞれにおいて、動作モードをトレーニングモードに設定することによって有効となる。このため、セミセルフ方式のチェックアウトシステムを導入した店舗において、店員に登録装置及び決済装置の入力操作をトレーニングさせる場合、店員は登録装置及び決済装置のそれぞれに対し、動作モードをトレーニングモードに設定するための宣言操作を行わなければならない面倒がある。
このような問題は、登録装置からのデータを受信した決済装置が、その受信したデータに基づいて動作モードを登録装置の動作モードに合せるようにすることで解決できる。
特開2013-242839号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、登録装置からのデータを受信した決済装置が、その受信したデータに基づいて動作モードを登録装置の動作モードに合せることができるチェックアウトシステム、及びこのシステムの登録装置並びに決済装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、チェックアウトシステムは、登録装置と決済装置とがネットワークで接続される。登録装置は、生成手段と、付与手段と、送信手段とを備える。生成手段は、取引の決済に必要な会計データを生成する。付与手段は、当該登録装置の動作モードを特定する情報が変更されると、その変更後の動作モードを特定する情報を生成手段で生成した会計データに付与する。送信手段は、付与手段により情報が付与された会計データをネットワークへと送信する。決済装置は、受信手段と、設定手段と、決済手段とを備える。受信手段は、ネットワークを経由して送信される会計データを受信する。設定手段は、受信手段で受信した会計データに情報が付与されている場合、情報から、当該決済装置の動作モードを会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定し、その後、変更された情報が付与された会計データを受信した場合、変更された情報から、決済装置の動作モードを会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定する。決済手段は、設定手段により設定された動作モードに従い会計データの決済処理を実行する。
実施形態に係るチェックアウトシステムの模式図。 同システムを構成する登録装置及び決済装置の主要な回路構成を示すブロック図。 登録装置のRAMに形成される主要なメモリ領域を示す模式図。 決済装置のRAMに形成される主要なメモリ領域を示す模式図。 登録装置のCPUが実行する情報処理の手順を示す流れ図。 登録装置のCPUが実行する情報処理の手順を示す流れ図。 決済装置のCPUが実行するメイン処理の手順を示す流れ図。 決済装置のCPUが実行する受信割込み処理の手順を示す流れ図。 登録装置が登録モードで動作しているときにタッチパネルに表示される登録明細画像の一例を示す図。 登録装置がトレーニングモードで動作しているときにタッチパネルに表示される登録明細画像の一例を示す図。 登録装置がトレーニングモードで動作しているときにタッチパネルに表示される支払い画像の一例を示す図。 登録装置がトレーニングモードで動作しているときにタッチパネルに表示される案内画像の一例を示す図。 決済装置がトレーニングモードで動作しているときにタッチパネルに表示される支払い選択画像の一例を示す図。 決済装置がトレーニングモードで動作しているときにタッチパネルに表示される決済画像の一例を示す図。 決済装置がトレーニングモードで動作しているときにタッチパネルに表示される仮想支払い画像の一例を示す図。 第2の実施形態において、登録装置のCPUが実行する情報処理の手順の一部を示す流れ図。 第2の実施形態において、登録装置がトレーニングモードで動作しているときにタッチパネルに表示される案内画像の一例を示す図。 第2の実施形態において、決済装置のCPUが実行するメイン処理の手順の一部を示す流れ図。
以下、登録装置からのデータを受信した決済装置が、その受信したデータに基づいて動作モードを登録装置の動作モードに合せることができるチェックアウトシステムの実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステム10の模式図である。チェックアウトシステム10は、複数台の登録装置11と決済装置12とを含む。決済装置12は、登録装置11よりも台数が多い。
登録装置11は、デフォルトの動作モードとして登録モードを有する。登録装置11は、登録モードのとき、商品の販売登録、会計データの生成、会計データの送信等の動作が可能となる。商品の販売登録とは、入力されたデータを基に商品の販売データをメモリに登録することである。例えば、商品に付されたバーコードのスキャニング入力により、登録装置11は、当該商品の販売個数,販売金額等の販売データをメモリに登録する。そして1取引として売り上げる全ての商品の販売登録が終わると、登録装置11は、メモリに登録された各商品の販売データを基に、その取引の決済に必要な会計データを生成する。会計データには、販売登録された商品の商品コード、商品名、単価、販売個数及び販売金額とその合計個数、合計金額等が含まれる。登録装置11は、会計データを決済装置12へと送信する。
登録装置11は、非デフォルトの動作モードとしてトレーニングモードを有する。トレーニングモードは、ユーザに入力操作をトレーニングさせるためのモードである。登録装置11は、トレーニングモードのとき、登録モードと同様に商品の販売登録、会計データの生成、会計データの送信等の動作が可能となる。
決済装置12は、デフォルトの動作モードとして登録モードを有する。決済装置12は、登録モードのとき、決済処理、レシートの発行、販売データの売上登録等の動作が可能となる。決済処理とは、代金の支払い入力を受け付け、その代金支払いデータと会計データとから商品の売買取引を決済することである。代金の支払いには、現金、クレジットカード、電子マネー等が利用される。決済装置12は、決済された売買取引の情報を記述したレシートを発行する。レシートは、レシート用紙に印刷されて紙レシートとして発行されてもよいし、電子レシートとして発行されてもよい。また決済装置12は、売買された商品の点数、金額等を売上データとして記憶装置に登録する。記憶装置は、決済装置12が備えていてもよいし、決済装置12の上位機であるサーバが備えていてもよい。
決済装置12は、非デフォルトの動作モードとしてトレーニングモードを有する。トレーニングモードは、ユーザに入力操作をトレーニングさせるためのモードである。決済装置12は、トレーニングモードのとき、登録装置と同様に決済処理、レシートの発行等の動作が可能となる。ただし、トレーニングモードのときに決済された商取引は仮想の取引なので、決済装置12は、販売データの売上登録を行わない。
登録装置11及び決済装置12は、店舗のチェックアウトレーン毎に配置される。チェックアウトレーンの数は任意である。1つのチェックアウトレーンに配置される登録装置11の台数は1台であり、決済装置12の台数は任意である。図1においては、2つのチェックアウトレーンに1台の登録装置11と2台の決済装置12とをそれぞれ配置した例を示している。
登録装置11は、図1においては、作業テーブル23に取り付けられる。作業テーブル23は、矩形の天板を有する。複数の作業テーブル23が、天板の長手方向がほぼ並行するように配置されることにより、店員21の作業スペースと買物客22用の通路(チェックアウトレーン)とが交互に形成される。
各チェックアウトレーンにはそれぞれ固有の番号が割り当てられている。図1においては、図中上側のチェックアウトレーンに対してレーン番号“1”が割り当てられており、図中下側のチェックアウトレーンに対してレーン番号“2”が割り当てられている。レーン番号“1”のチェックアウトレーンには、1台の登録装置11(11-1)と2台の決済装置12(12-1A,12-1B)とが配置されている。レーン番号“2”のチェックアウトレーンには、1台の登録装置11(11-2)と2台の決済装置12(12-2A,12-2B)とが配置されている。
登録装置11は、同一のチェックアウトレーンに配置された2台の決済装置12と連携する。そしてこの連携する2台の決済装置12のうち1台に会計データを送信する。どちらの決済装置12に会計データを送信するかは任意である。また、2台の決済装置12のそれぞれに会計データを送信するようにしてもよい。
チェックアウトシステム10は、セミセルフ方式である。すなわち登録装置11は、店員21がその操作者となる。決済装置12は、登録装置11にて買上商品の販売登録がなされた買物客(決済者)22がその操作者となる。
図2は、登録装置11及び決済装置12の主要な回路構成を示すブロック図である。各チェックアウトレーンの登録装置11及び決済装置12は、いずれも店舗内ネットワークであるLAN(local area network)13に接続されている。LAN13には、サーバ14も接続されている。
登録装置11及び決済装置12は、LAN13を介して情報を授受する。なお、ネットワークは、LAN13に代えてインターネットや無線LANなどの別の通信網を用いてもよい。また、登録装置11と決済装置12との間でサーバ14を介して会計データ等の情報を授受してもよい。また、チェックアウトレーン毎に登録装置11と決済装置12とを通信網で接続し、他のチェックアウトレーン間では登録装置11どうしを別の通信網で接続してもよい。
登録装置11は、CPU(Central Processing Unit)11a、ROM(Read Only Memory)11b、RAM(Random Access Memory)11c、補助記憶ユニット11d、スキャナ11e、タッチパネル11f、プリンタ11g、リーダ・ライタ11h、通信ユニット11i及び伝送システム11jを含む。
CPU11aは、ROM11b、RAM11c及び補助記憶ユニット11dと伝送システム11jを介して接続されて、コンピュータを構成する。CPU11aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU11aは、ROM11b及びRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、登録装置11としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM11bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11bは、上記オペレーティングシステムを記憶する。ROM11bは、上記ミドルウェア又はアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。ROM11bは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM11cは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。またRAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとしても利用される。
補助記憶ユニット11dは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等を使用できる。ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶されるアプリケーションプログラムには、登録装置11で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムを含む。
スキャナ11eは、商品に付されたバーコードを読み取って、当該商品の商品コードを得る。
タッチパネル11fは、表示デバイス及びタッチセンサを含む。タッチパネル11fには、店員用と客用とがある。店員用のタッチパネル11fは、表示画面が店員21の作業スペース側を向くように、作業テーブル23上に設けられる。客用のタッチパネル11fは、表示画面が買物客22用の通路側を向くように、作業テーブル23上に設けられる。
プリンタ11gは、レシート用紙に対して各種の文字列又は画像などを印刷することにより、レシートを発行する。
リーダ・ライタ11hは、支払媒体の一種であるカード又はIC(integrated circuit)チップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取るとともに、当該記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含む。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられる場合もある。
通信ユニット11iは、LAN13に接続される。通信ユニット11iは、LAN13を介して接続され、連携状態にある複数の決済装置12とデータ通信を行う。通信ユニット11iは、他の登録装置11または決済装置12とLAN13を介してデータ通信を行うこともできる。
伝送システム11jは、CPU11a、ROM11b、RAM11c、補助記憶ユニット11d、スキャナ11e、タッチパネル11f、プリンタ11g、リーダ・ライタ11h及び通信ユニット11iの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11jは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。このような登録装置11のハードウェアとしては、例えば既存のPOS端末を利用できる。
決済装置12は、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、スキャナ12e、タッチパネル12f、プリンタ12g、リーダ・ライタ12h、通信ユニット12i及び伝送システム12jを含む。また決済装置12は、自動釣銭機12kを含む。自動釣銭機12kは、取引の支払いに用いられる支払媒体の一種である現金(硬貨及び紙幣)を収受する。また自動釣銭機12kは、釣銭としての現金(硬貨及び紙幣)を排出する。
その他のCPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、スキャナ12e、タッチパネル12f、プリンタ12g、リーダ・ライタ12h、通信ユニット12i及び伝送システム12jは、登録装置11のものと同一の機能を有するものである。すなわちCPU12aは、ROM12b、RAM12c及び補助記憶ユニット12dと伝送システム12jを介して接続されて、コンピュータを構成する。そしてCPU12aは、ROM12b及びRAM12cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、決済装置12としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。ROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶されるアプリケーションプログラムには、決済装置12で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムを含む。このような決済装置12のハードウェアとしては、例えば既存のセルフ方式に対応したPOS端末を利用できる。
サーバ14は、記憶装置において各商品の商品コードに関連付けて、商品名、単価等の商品情報が設定された商品データベースを記憶する。記憶装置は、例えばHDDあるいはSSD等であって、サーバ14に内蔵されていてもよいし、サーバ14に外付けされていてもよい。
さらにサーバ14は、記憶装置において売上集計ファイル31を記憶する。
売上集計ファイル31は、各登録装置11にて販売登録がなされた各買上商品のデータを商品コード別、チェックアウトレーン別、日付別、取引時間帯別等の分類項目別に集計する領域である。店舗では、売上集計ファイル31に記憶されたデータを分析することで、店舗全体の売上、在庫数、廃棄ロス等の管理データが得られる。
図3は、登録装置11のRAM11cに形成される主要なメモリ領域を示す模式図である。図3において、メモリ領域41は、商品コード、商品名、単価、個数及び金額の各データからなるレコードを複数格納する領域である。商品コードは、各商品を個々に識別するための固有のコードである。各商品には、例えばバーコードによって表される商品コードが付されている。商品名及び単価は、同一レコードの商品コードによって特定される商品の名称及び1点当たりの価格である。個数及び金額は、同一レコードの商品コードによって特定される商品の販売データである。
登録装置11において、商品コードが取得されると、CPU11aは、その商品コードでサーバ14に商品情報を問い合わせる。この問合せを受けたサーバ14は、商品データベースにアクセスして、商品データベースから当該商品コードに関連付けられた商品情報を読出し、LAN13を介して登録装置11に通知する。登録装置11のCPU11aは、サーバ14から通知された商品情報を基に上記のレコードを作成し、メモリ領域41に格納(登録)する。以下では、メモリ領域41を販売登録テーブル41と称する。
メモリ領域42は、合計個数と合計金額とを格納する領域である。合計個数は、販売登録テーブル41に格納(登録)された各レコードの個数の合計であり、合計金額は、同レコードの金額の合計である。以下では、メモリ領域42を合計テーブル42と称する。
メモリ領域43は、会計データの送信先となる決済装置12を特定するための送信先IDを格納する領域である。登録装置11は、販売登録テーブル41に格納(登録)されたレコードの情報を基に生成された会計データを、LAN13を介して決済装置12に送信する。このとき登録装置11は、メモリ領域43に格納された送信先IDで識別される1台の決済装置12に対し、LAN13を介して会計データを送信する。以下では、メモリ領域43を送信先メモリ43と称する。
メモリ領域44は、当該登録装置11の動作モードを示すステータス情報ST1を格納する領域である。前述したように登録装置11は、デフォルトの動作モードとして登録モードを有し、非デフォルトの動作モードとしてトレーニングモードを有する。本実施形態においてステータス情報ST1は、登録モードのとき“0”とし、トレーニングモードのとき“9”とする。以下では、メモリ領域44をステータスメモリ44と称する。
なお、登録装置11が有する動作モードは登録モードとトレーニングモードとに限定されるものではない。周知のマネージャモード、点検モード、精算モード、設定モード、返品モード等を含むものであってよい。
図4は、決済装置12のRAM12cに形成される主要なメモリ領域を示す模式図である。図4において、メモリ領域51は、登録装置11から受信した会計データを格納する領域である。以下では、メモリ領域51を会計データメモリ51と称する。
メモリ領域52は、処理中フラグFを格納する領域である。処理中フラグFは、会計データに基づく決済処理を実行中か否かを識別する情報である。本実施形態において、処理中フラグFは、決済処理を実行中でないとき“0”にリセットされており、実行中になると“1”にセットされる。以下では、メモリ領域52をフラグメモリ52と称する。
メモリ領域53は、会計データの転送先となる他の決済装置12を特定するための転送先IDを格納する領域である。決済装置12は、決済処理を実行中に他の会計データを受信した場合、その会計データを、メモリ領域53に格納された転送先IDで識別される他の決済装置12にLAN13を介して転送する。以下では、メモリ領域53を転送先メモリ53と称する。
なお、会計データが最後に転送される決済装置12においては、転送先メモリ53に転送先IDが格納されていない。若しくは、転送先IDが未設定であることを示す情報が転送先メモリ53に格納されている。
メモリ領域54は、当該決済装置12の動作モードを示すステータス情報ST2を格納する領域である。前述したように決済装置12は、デフォルトの動作モードとして登録モードを有し、非デフォルトの動作モードとしてトレーニングモードを有する。本実施形態においてステータス情報ST2は、登録モードのとき“0”とし、トレーニングモードのとき“9”とする。以下では、メモリ領域54をステータスメモリ54と称する。
なお、決済装置12が有する動作モードは登録モードとトレーニングモードとに限定されるものではない。周知のマネージャモード、点検モード、精算モード、設定モード、返品モード等を含むものであってよい。
図5及び図6は、登録装置11のCPU11aが実行する情報処理の手順を示す流れ図である。この情報処理は、ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶される制御プログラムに従ったものである。図7は、決済装置12のCPU12aが実行するメイン処理の手順を示す流れ図であり、図8は、同CPU12aが実行する受信割込み処理の手順を示す流れ図である。このメイン処理及び受信割込み処理は、ROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶される制御プログラムに従ったものである。図9乃至図12は、登録装置11のタッチパネル11fに表示される画像の一例であり、図13乃至図15は、決済装置12のタッチパネル12fに表示される画像の一例である。以下、これらの図を用いてチェックアウトシステム10の動作について説明する。なお、以下に説明する処理の内容及び画像は一例であり、同様な結果を得ることが可能な様々な処理及び画像を適宜に利用できる。
はじめに、登録装置11の動作について説明する。
登録装置11が、デフォルトの登録モードで起動されると、CPU11aは、図5の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。先ずCPU11aは、Act1として初期化を行う。この初期化により、販売登録テーブル41及び合計テーブル42がクリアされる。また、ステータスメモリ44のステータスST1が“0”となる。
次いでCPU11aは、Act2としてタッチパネル11fの画面の一部に登録明細画像SC1(図9を参照)を表示させる。
登録明細画像SC1は、販売登録テーブル41及び合計テーブル42の内容を表し、登録処理の実施状況を店員21に確認させるものである。図9は、ステータスST1が“0”、すなわち登録モードで動作しているときの登録明細画像SC1の一例である。登録明細画像SC1は、表示エリアR1、R2とボタンB1とを含む。表示エリアR1は、最も新しく買上登録がなされた商品に関する商品名、個数及び単価と、その商品を登録した後の買上商品の合計個数及び合計金額と、を表示する。表示エリアR2は、登録明細画像SC1に示された商品よりも前に買上登録がなされた商品に関する商品名、個数、単価及び金額のリストを表示する。ボタンB1は、登録装置11の動作モードをトレーニングモードに切り替えることをユーザが指定するためのものである。以下の説明において、ボタンB1はトレーニングボタンと称する。
なお、図示は省略するが、CPU11aは、タッチパネル11fの画面のうちの登録明細画像SC1とする領域外に、店員21が商品を指定するための商品ボタンや、小計ボタンなどの各種の機能ボタンを表示する。
登録明細画像SC1を確認した店員21は、例えばスキャナ11eや商品ボタンを操作して、買物客22が買い上げる商品の商品コードを順次入力する。そして、全ての買上商品の商品コードを入力し終えると、店員21は、小計ボタンにタッチする。
図5の説明に戻る。
登録明細画像SC1を表示させたCPU11aは、Act3としてトレーニングボタンB1が入力されたか否かを確認する。トレーニングボタンB1がタッチされていない場合(Act3にてNO)、CPU11aは、Act4として商品コードが入力されたか否かを確認する。商品コードが入力されていない場合(Act4にてNO)、CPU11aは、Act3の処理に戻る。したがってCPU11aは、Act3及びAct4の処理により、トレーニングボタンB1がタッチされるか商品コードが入力されるのを待ち受ける。
Act3及びAct4の待ち受け状態において、スキャナ11eまたは商品ボタンを介して商品コードが入力されると(Act4にてYES)、CPU11aは、Act5として商品販売データを登録する。すなわちCPU11aは、入力された商品コードに関連付けられて商品データベースに設定されている商品名、単価等の商品情報を検出し、単価に販売個数を乗算して販売金額を算出する。そしてCPU11aは、商品コード、商品名、単価、販売個数及び販売金額を含む商品販売データのレコードを作成し、当該レコードを販売登録テーブル41に登録する。またCPU11aは、販売個数及び販売金額を合計テーブル42に加算する。こうして、商品販売データを登録し終えると、CPU11aは、Act6として販売登録テーブル41及び合計テーブル42の内容に準じるように、登録明細画像SC1を更新する。
登録明細画像SC1を更新したならば、CPU11aは、Act7として次の商品コードが入力されたか否かを確認する。商品コードが入力されていない場合(Act7にてNO)、CPU11aは、Act8として小計ボタンがタッチされたか否かを確認する。小計ボタンがタッチされていない場合(Act8にてNO)、CPU11aは、Act7の処理に戻る。したがってCPU11aは、Act7及びAct8の処理により、商品コードが入力されるか、小計ボタンがタッチされるのを待ち受ける。なおCPU11aは、この待ち受け状態において、他の操作が行われるなどの他の事象の発生を確認し、その発生事象に応じた処理に移行するようにしてもよい。
一方、Act3及びAct4の待ち受け状態において、トレーニングボタンB1がタッチされると(Act3にてYES)、CPU11aは、Act9としてステータスメモリ44のステータス情報ST1を“9”とする。またCPU11aは、Act10として登録モードが設定されたときの登録明細画像SC1をトレーニングモードが設定されたときの登録明細画像SC2(図10を参照)に変更する。
図10は、ステータス情報ST1が“9”、すなわちトレーニングモードで動作しているときの登録明細画像SC2の一例である。登録明細画像SC2は、登録明細画像SC1のトレーニングボタンB1に代えて、中止ボタンB2を表示する。また登録明細画像SC2は、トレーニング中であることをトレーニング者に告知するコメント「(トレーニング中)」を登録明細画像SC1に追加する。中止ボタンB2は、トレーニングモードの中止をトレーニング者が指定するためのものである。
ここに、CPU11aを主体とするコンピュータは、タッチパネル11fと協働してAct2,Act3及びAct9の処理を実行することにより、登録装置11の動作モードをデフォルトのモードから非デフォルトのモードへと変更するのを指示する指示手段を構成する。
登録装置11のトレーニングを行うトレーニング者(例えば店員21)は、登録明細画像SC1のトレーニングボタンB1にタッチする。そうすると、タッチパネル11fに登録明細画像SC2が表示されるので、トレーニング者は、トレーニング用として用意された商品の商品コードを順次入力する。そして、全てのトレーニング用商品の商品コードを入力し終えると、トレーニング者は、小計ボタンにタッチする。なお、トレーニングを開始する前に何らかの理由でトレーニングを取り止めることを決めた場合には、トレーニング者は、中止ボタンB2にタッチする。
タッチパネル11fに登録明細画像SC2を表示させたならば、CPU11aは、Act11として商品コードが入力されたか否かを確認する。商品コードが入力されていない場合(Act11にてNO)、CPU11aは、Act12として中止ボタンB2がタッチされたか否かを確認する。中止ボタンB2がタッチされていない場合(Act12にてNO)、CPU11aは、Act11の処理に戻る。したがってCPU11aは、Act11及びAct12の処理により、商品コードが入力されるか、中止ボタンB2がタッチされるのを待ち受ける。なおCPU11aは、この待ち受け状態において、他の操作が行われるなどの他の事象の発生を確認し、その発生事象に応じた処理に移行するようにしてもよい。
Act11及びAct12の待ち受け状態において、中止ボタンB2がタッチされると(Act12にてYES)、CPU11aは、Act13としてステータスメモリ44のステータス情報ST1を“0”とする。そしてCPU11aは、Act2の処理に戻る。したがってCPU11aは、タッチパネル11fへの表示画像を登録明細画像SC2から登録明細画像SC1に戻す。そしてCPU11aは、再び、Act3及びAct4の待ち受け状態に戻る。
Act11及びAct12の待ち受け状態において、スキャナ11eまたは商品ボタンを介して商品コードが入力されると(Act11にてYES)、CPU11aは、Act5の処理へと進む。すなわちCPU11aは、商品販売データの登録と、登録明細画像SC2の更新とを行う。その後CPU11aは、Act7及びAct8の待ち受け状態に入る。
Act7及びAct8の待ち受け状態において、商品コードが入力されると(Act7にてYES)、CPU11aは、Act5の処理に戻る。そしてCPU11aは、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。したがって、CPU11aは、商品コードが入力される毎に、商品販売データの登録と登録明細画像SC1又は登録明細画像SC2の更新とを行う。
Act7及びAct8の待ち受け状態において、小計ボタンがタッチされると(Act8にてYES)、CPU11aは、Act14として販売登録テーブル41及び合計テーブル42のデータを基に会計データを生成する。またCPU11aは、Act15としてタッチパネル11fの画面の一部に支払い画像SC3(図11を参照)を表示させる。
支払い画像SC3は、登録された商品の代金支払いに移行するか否かを店員21に確認させるものである。支払い画像SC3の一例を図10に示す。図10は、登録装置11がトレーニングモードで動作しているときの支払い画像SC3である。登録装置11が登録モードで動作しているときの支払い画像は、図10の支払い画像SC3からトレーニング中であることをトレーニング者に告知するコメント「(トレーニング中)」を消去したものとなる。
支払い画像SC3は、表示エリアR3と、ボタンB3、B4、B5及びB6とを含む。表示エリアR3は、合計テーブル42の合計個数及び合計金額を表示する。ボタンB3、B4は、合計金額に対して値引又は割引を適用することを操作者(店員21またはトレーニング者)が指定するためのものである。ボタンB5は、タッチパネル11fの画面に登録明細画像SC1又は登録明細画像SC2を再度表示させることを操作者が指定するためのものである。ボタンB6は、会計データの送信を操作者が指定するためのものである。
ここにCPU11aを主体とするコンピュータは、Act14の処理を実行することにより、取引の決済に必要な会計データを生成する生成手段を構成する。
支払い画像SC3を確認した操作者は、登録する商品を追加する場合、戻るボタンB5にタッチする。登録された商品の代金支払いに移行する場合には、操作者は、送信ボタンB6にタッチする。
支払い画像SC3を表示させると、CPU11aは、図6のAct21として戻るボタンB5がタッチされたか否かを確認する。戻るボタンB5がタッチされていない場合(Act21にてNO)、CPU11aは、Act22として送信ボタンB6がタッチされたか否かを確認する。送信ボタンB6がタッチされていない場合(Act22にてNO)、CPU11aは、Act21の処理に戻る。したがってCPU11aは、Act21及びAct22の処理により、戻るボタンB5がタッチされるか送信ボタンB6がタッチされるのを待ち受ける。なおCPU11aは、この待ち受け状態において、他の操作が行われるなどの他の事象の発生を確認し、その発生事象に応じた処理に移行するようにしてもよい。例えば、ボタンB3、B4のいずれかが操作者によりタッチされると、CPU11aは、会計データに含まれる合計金額を、その後の操作者による指示に応じて変更する。
Act21及びAct22の待ち受け状態において、戻るボタンB5がタッチされると(Act21にてYES)、CPU11aは、Act23としてタッチパネル11fの画面の一部の領域に直前の登録明細画像SC1又は登録明細画像SC2を再度表示させる。その後、CPU11aは、図5のAct5の処理に戻り、以降の処理を前述と同様に繰り返す。
Act21及びAct22の待ち受け状態において、送信ボタンB6がタッチされると(Act22にてYES)、CPU11aは、Act24として、ステータスメモリ44のステータス情報ST1を、Act14の処理で生成した会計データに付与する。
ここにCPU11aを主体とするコンピュータは、Act24の処理を実行することにより、当該登録装置11の動作モードを特定する情報(ステータス情報ST1)を会計データに付与する付与手段を構成する。
CPU11aは、Act25として送信先メモリ43から送信先IDを取得する。そしてCPU11aは、Act26としてこの送信先IDで識別される1つの決済装置12に対し、ステータス情報ST1が付与された会計データを送信する。
具体的にはCPU11aは、送信先IDで識別される1つの決済装置12に設定された通信アドレスを送信先アドレスとし、自機に設定された通信アドレスを送信元アドレスとして、会計データをLAN13へと送信するように通信ユニット11iを制御する。この制御により、ステータス情報ST1が付与された会計データを含む情報がLAN13上に送信される。この情報は、送信先IDで識別される1つの決済装置12により受信される。
ここにCPU11aを主体とするコンピュータは、通信ユニット11iと協働してAct25~Act26の処理を実行することにより、当該登録装置11の動作モードを特定する情報(ステータス情報ST1)が付与された会計データをネットワーク(LAN13)へと送信する送信手段を構成する。
こうして会計データの送信を制御したならば、CPU11aは、Act27として決済装置12からの応答信号を待機する。後述するが、会計データを受信したいずれかの決済装置12(登録装置11から送信された会計データを受信した決済装置、または他の決済装置から転送された会計データを受信した決済装置)からは、受領応答信号またはエラー応答信号が返される。CPU11aは、通信ユニット11iを介して応答信号を受信したならば(Act27にてYES)、Act28としてその応答信号が受領応答信号なのかエラー応答信号なのかを判定する。
応答信号が受領応答信号であった場合(Act28にてYES)、CPU11aは、Act29としてタッチパネル11fの画面の一部に案内画像SC4(図12を参照)を表示させる。
案内画像SC4は、会計データの送信先である決済装置12を操作者に確認させるものである。案内画像SC4の一例を図12に示す。図12は、登録装置11がトレーニングモードで動作しているときの案内画像である。登録装置11が登録モードで動作しているときの案内画像は、図12の案内画像SC4からトレーニング中であることをトレーニング者に告知するコメント「(トレーニング中)」を消去したものとなる。
案内画像SC4は、表示エリアR4及びR5と、ボタンB7とを含む。表示エリアR4は、合計テーブル32aの合計個数及び合計金額を表示する。表示エリアR5は、会計データの送信先である決済装置12を操作者に知らせるためのメッセージを表示する。メッセージは、例えば「決済装置Bで決済してください」というのが考えられる。メッセージの内容は特に限定されるものではない。例えば「決済装置Bに送信しました」でもよいし、単に「決済装置B」もしくは「B」だけであってもよい。ボタンB7は、案内画像SC4の内容を確認したことを操作者が指定するためのものである。以下、ボタンB7を確認ボタンB7と称する。
なお、案内画像SC4は、店員用のタッチパネル11fでなく客用のタッチパネル11fに表示させてもよい。この場合、案内画像SCを確認したユーザが確認ボタンB7にタッチすることとなる。
買物客が買い上げる商品の販売登録を終えた店員21は、案内画像SC4を確認したならば確認ボタンB7にタッチする。また店員21は、買物客22に対し、その案内画像SC4によって案内された決済装置12で決済を行うべき旨を告知する。この告知を受けた買物客22は、その決済装置12へと移動し、決済のための操作を行う。一方、トレーニング用商品の販売登録を終えたトレーニング者は、案内画像SC4を確認したならば確認ボタンB7にタッチする。その後、案内画像SC4によって案内された決済装置12へと移動して入力操作のトレーニングを行う。
案内画像SC4を表示させたCPU11aは、Act31として確認ボタンB7がタッチされるのを待ち受ける。そして確認ボタンB7がタッチされたならば(Act31にてYES)、CPU11aは、Act32としてステータスメモリ44のステータス情報ST1を“0”とする。その後、CPU11aはAct2の処理に戻る。したがってCPU11aは、タッチパネル11fへの表示画像を案内画像SC4から登録明細画像SC1に戻す。そしてCPU11aは、前述したのと同様の処理を繰り返す。
一方、応答信号がエラー応答信号であった場合には(Act28にてNO)、CPU11aは、Act30としてタッチパネル11fの画面の一部に送信不可画像を表示させる。送信不可画像は、会計データが決済装置12で処理対象とならなかったことを操作者に報知するものである。送信不可画像には、案内画像SC4と同様の確認ボタンB7が含まれている。送信不可画像を確認した店員21またはトレーニング者は、確認ボタンB7にタッチする。
送信不可画像を表示させたCPU11aは、前述したAct31の処理に進む。したがって送信不可画像の確認ボタンB7がタッチされたならば、タッチパネル11fに表示される画像が、送信不可画像から登録明細画像SC1に戻る。
ここにCPU11aを主体とするコンピュータは、Act31及びAct32の処理を実行することにより、非デフォルトのモードで送信手段により会計データを送信した後は登録装置の動作モードをデフォルトのモードに戻す復帰手段を構成する。
このように登録装置11は、登録明細画像SC1のトレーニングボタンB1にタッチすることで、動作モードをデフォルトの登録モードから非デフォルトのトレーニングモードに変更することができる。そして、トレーニング者が、一取引に係る一連の入力操作についてトレーニングを終えると、登録装置11の動作モードは登録モードに戻る。したがって、トレーニング者が再び登録装置11のトレーニングを行う場合には、登録明細画像SC1のトレーニングボタンB1にタッチすればよい。
次に、決済装置12の動作について説明する。
決済装置12が起動されると、CPU12aは、図7の流れ図に示す手順のメイン処理を開始する。先ずCPU12aは、Act41としてフラグメモリ52の処理中フラグFを“0”にリセットする。またCPU12aは、Act42としてタッチパネル12fの画面の一部に待機画像を表示させる。待機画像は、決済処理を行う状況にないことを表すものであり、どのような情報を表すかは任意であって良い。例えば待機画像は、決済処理を行うことができないことを表すメッセージを表すものや、スクリーンセーバーとして広告などを表す任意の画像を表示するものとすることが想定される。
一方、CPU12aは、図7に示すメイン処理と並行して図8に示す受信割込み処理を実行可能である。受信割込み処理は、通信ユニット12iにて自機に設定された通信アドレスを送信先アドレスとする情報を受信すると開始される。
受信割込み処理が開始されると、CPU12aは、先ず、Act61としてその受信情報が会計データを含むか否かを識別する。受信情報には、情報の種類を表す種別コードが含まれる。CPU12aは、この種別コードによって受信情報が会計データを含むか否かを識別する。受信情報が会計データを含まない場合(Act61にてNO)、CPU12aは、その受信情報の種別に応じた情報処理を実行する。
受信情報が会計データを含む場合(Act61にてYES)、CPU12aは、Act62として処理中フラグFを調べる。ここで、処理中フラグFが“0”にリセットされている場合(Act62にてNO)、すなわち当該決済装置12で決済処理が実行されていないときには、CPU12aは、Act63として会計データを受信したことをメイン処理に通知する。
ここにCPU12aを主体とするコンピュータは、通信ユニット12iと協働してAct61~Act63の処理を実行することにより、ネットワーク(LAN13)を介して伝送される会計データを受信する受信手段を構成する。
一方、処理中フラグFが“1”にセットされている場合(Act62にてYES)、すなわち当該決済装置12で決済処理を実行中のときには、CPU12aは、Act64として転送先メモリ53に転送先IDが格納されているか否かを確認する。転送先メモリ53に転送先IDが格納されていない場合(Act64にてNO)、CPU12aは、Act65として会計データ送信元の登録装置11に対してエラー応答信号を送信する。
具体的にはCPU12aは、受信情報に送信元アドレスとして設定された通信アドレスを送信先アドレスとし、自機に設定された通信アドレスを送信元アドレスとして、エラー応答信号をLAN13へと送信するように通信ユニット12iを制御する。この制御により、エラー応答信号がLAN13上に送信される。このエラー応答信号は、送信先アドレスで特定される登録装置11により受信される。
一方、転送先メモリ53に転送先IDが格納されている場合には(Act64にてYES)、CPU12aは、Act66として転送先メモリ53から転送先IDを取得する。そしてCPU12aは、Act67としてこの転送先IDで識別される他の1つの決済装置12に対し、Act61の処理で受信した情報、すなわちステータス情報ST1が付与された会計データを含む情報を転送する。
具体的にはCPU12aは、Act61の処理で受信した情報の送信先アドレスを転送先IDで識別される1つの決済装置12に設定された通信アドレスに変更してLAN13へと送信するように通信ユニット12iを制御する。この制御により、ステータス情報ST1が付与された会計データを含む情報がLAN13上に送信される。この情報は、転送先IDで識別される1つの決済装置12により受信される。そしてこの情報を受信した決済装置12のCPU12aでは、図8の流れ図に示す受信割込み処理が実行される。
なお、Act62の処理において処理中フラグFが“0”にリセットされている場合でも、例えばプリンタ12gにレシート用紙が無いなどの決済処理に支障を来すエラーが発生している場合、CPU12aは、Act63ではなくAct64の処理に進む。
図7の説明に戻る。
タッチパネル12fの画面の一部に待機画像を表示させたCPU12aは、Act43として会計データを受信するのを待ち受ける。そして、受信割込み処理のAct63の処理により会計データを受信したことの通知を受けると、CPU12aは、Act44としてステータス情報ST1が付与された会計データを会計データメモリ51に格納する。またCPU12aは、Act45として処理中フラグFを“1”にセットする。さらにCPU12aは、Act46として会計データ送信元の登録装置11に対して受領応答信号を送信する。
具体的にはCPU12aは、受信した情報に送信元アドレスとして設定された通信アドレスを送信先アドレスとし、自機に設定された通信アドレスを送信元アドレスとして、受領応答信号をLAN13へと送信するように通信ユニット12iを制御する。この制御により、受領応答信号がLAN13上に送信される。この受領応答信号は、送信先アドレスで特定される登録装置11により受信される。
こうして、受領応答信号の送信を制御したCPU12aは、Act47として会計データに付加されているステータス情報ST1を検出する。そしてCPU12aは、Act48としてステータスメモリ54に記憶しているステータス情報ST2を、Act47の処理で検出したステータス情報ST1に置き換える。したがって、会計データに付加されているステータス情報ST1が“0”であった場合、ステータス情報ST2は“0”となる。すなわち決済装置12の動作モードが登録モードに設定される。同様に、会計データに付加されているステータス情報ST1が“9”であった場合、ステータス情報ST2は“9”となる。すなわち決済装置12の動作モードがトレーニングモードに設定される。
ここにCPU12aを主体とするコンピュータは、Act47及びAct48の処理を実行することにより、受信手段で受信した会計データに付与されるステータス情報ST1から、当該決済装置12の動作モードを会計データ送信元の登録装置11と同じモードに設定する設定手段を構成する。
ステータス情報ST2をステータス情報ST1に置き換えた後、CPU12aは、Act49としてタッチパネル12fの画面の一部に支払い選択画像SC5を表示させる。 支払い選択画像SC5は、操作者(決済者(一般には買物客22)またはトレーニング者)に支払媒体の選択を促す画像である。支払選択画像SC5の一例を図13に示す。図13は、ステータス情報ST2が“9”、すなわち決済装置12がトレーニングモードで動作しているときの支払い選択画像である。ステータス情報ST2が“0”、すなわち決済装置12が登録モードで動作しているときの支払い選択画像は、図13の支払い選択画像SC5からトレーニング中であることをトレーニング者に告知するコメント「(トレーニング中)」を消去したものとなる。
支払い選択画像SC5は、表示エリアR6及びR7と、ボタンB8、B9及びB10とを含む。表示エリアR6は、操作者への操作ガイダンスを表示する。表示エリアR7は、会計データに含まれる合計個数及び合計金額を表示する。ボタンB8は、支払媒体が現金であることを操作者が指定するためのものである。ボタンB9は、支払媒体がクレジットカードであることを操作者が指定するためのものである。ボタンB10は、支払媒体が電子マネーであることを操作者が指定するためのものである。以下の説明において、ボタンB8は現金ボタンB8と称し、ボタンB9はクレジットボタンB9と称し、ボタンB10は電子マネーボタンB10と称する。
因みに、登録モードで動作しているときの代金支払い画像を確認した操作者、すなわち決済者は、現金で支払うのか、クレジットカードで支払うのか、電子マネーで支払うのかを決める。そして現金で支払う場合には、現金ボタンB8にタッチし、自動釣銭機12kに合計金額以上の現金を投入する。クレジットカードで支払う場合には、クレジットボタンB9にタッチし、クレジットカードのデータをリーダ・ライタ12hに読み取らせる。電子マネーで支払う場合には、電子マネーボタンB10にタッチし、ICカードまたは情報通信端末のICチップに記憶された電子マネーデータをリーダ・ライタ12hに読み取らせる。
同様に、トレーニングモードで動作しているときの代金支払い画像SC5を確認した操作者、すなわちトレーニング者は、現金で支払うことをトレーニングする場合には現金ボタンB8にタッチし、クレジットカードで支払うことをトレーニングする場合にはクレジットボタンB9にタッチし、電子マネーで支払うことをトレーニングする場合には電子マネーボタンB10にタッチする。ただし、トレーニング者は、必ずしも現金を自動釣銭機に投入しなくてもよい。またトレーニング者は、必ずしもクレジットカードのデータや電子マネーをリーダ・ライタ12hに読み取らせなくてもよい。この点については、後述する。
図7の説明に戻る。
代金支払い画像SC5を表示させたCPU12aは、Act50として支払媒体の選択を受け付ける。すなわちCPU12aは、現金ボタンB6、クレジットボタンB7または電子マネーボタンB8のいずれかがタッチされるのを待ち受ける。そしていずれかのボタンがタッチされると、CPU12aは、Act51としてそのタッチされたボタンによって選択された支払媒体を検出する。例えば現金ボタンB6がタッチされた場合には、CPU12aは、自動釣銭機12kに投入された現金の金額を検出する。同様に、クレジットボタンB7がタッチされた場合には、CPU12aは、リーダ・ライタ12hで読み取られたクレジットカードのデータを検出する。また、電子マネーボタンB8がタッチされた場合には、CPU12aは、リーダ・ライタ12hで読み取られた電子マネーを検出する。しかる後、CPU12aは、Act52として、選択された支払媒体に対応した決済画像(図14を参照)SC6をタッチパネル12fの画面の一部に表示させる。
決済画像SC6は、操作者に決済の方法を告知する画像である。決済画像SC6の一例を図14に示す。図14は、支払媒体として現金支払いが選択されたときの決済画像SC6である。決済画像SC6は、表示エリアR8及びR9と、ボタンB11とを含む。表示エリアR8は、現金で支払う際の操作ガイダンスを表示する。表示エリアR9は、現金で支払に係る情報、すなわち合計金額、支払い金額及び釣銭額を表示する。ボタンB11は、現金による代金の支払いを行った操作者が精算を指定するためのものである。以下の説明において、ボタンB11は精算ボタンB11と称する。
因みに、支払媒体としてクレジットカード支払いが選択されたときの決済画像は、例えば表示エリアR8にクレジットカードをリーダ・ライタ12hで読み取らせる際の操作ガイダンスが表示され、表示エリアR9に合計金額とクレジット支払い金額とが表示される。また、支払媒体として電子マネー支払いが選択されたときの決済画像は、例えば表示エリアR8に電子マネーをリーダ・ライタ12hで読み取らせる際の操作ガイダンスが表示され、表示エリアR9に合計金額と電子マネー残高とが表示される。
図7の説明に戻る。
決済画像SC6を表示させたCPU12aは、Act53としてステータスメモリ54のステータス情報ST2を調べる。そしてステータス情報ST2が“0”、すなわち登録モードが設定されている場合には(Act53にて“0”)、CPU12aは、Act54として決済処理を実行する。すなわち、現金ボタンB6がタッチされた場合には、CPU12aは、自動釣銭機12kを介して検出された現金の投入金額に基づいて現金支払いに対する決済処理を実行する。クレジットボタンB7がタッチされた場合には、リーダ・ライタ12hで読み取られたクレジットカードのデータに基づいてクレジットカード支払いに対する決済処理を実行する。電子マネーボタンB8がタッチされた場合には、CPU12aは、リーダ・ライタ12hで読み取られた電子マネーの残高に基づいて電子マネー支払いに対する決済処理を実行する。これらの決済処理については、既存のセルフPOS端末において周知の事項であるので、ここでの説明は省略する。
なお、決済方法は、現金、クレジットカード及び電子マネーに限定されるものではない。例えば、サービスポイントや商品券等の金券での決済についても、決済装置12は対応できるものである。
決済処理が終了すると、CPU12aは、Act55としてレシート発行処理を実行する。すなわちCPU12aは、会計データメモリ51に格納されている会計データに基づいてレシートの印刷データを編集する。そしてCPU12aは、プリンタ12gを動作させて、レシートを発行させる。レシート発行後、CPU12aは、Act56としてサーバ14に対して会計データの売上を通知する。
具体的にはCPU12aは、会計データメモリ51に記憶した会計データを含む売上通知コマンドを生成する。そしてCPU12aは、サーバ14の通信アドレスを送信先アドレスとし、自機に設定されている通信アドレスを送信元アドレスとして、売上通知コマンドをLAN13へと送信するように通信ユニット12iを制御する。この制御により、売上通知コマンドがLAN13上に送信される。この売上通知コマンドは、送信先アドレスで特定されるサーバ14により受信される。
売上通知コマンドを受信したサーバ14は、当該コマンドに含まれた会計データに基づいて、売上集計ファイル31のデータを更新する。
会計データの売上をサーバ14に通知したCPU12aは、Act41の処理に戻る。そしてCPU12aは、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
一方、Act53においてステータス情報ST2が“9”、すなわちトレーニングモードが設定されている場合には(Act53にて“9”)、CPU12aは、Act57として仮想支払い画像SC7をタッチパネル12fの画面の一部に表示させる。
仮想支払い画像SC7は、選択された支払媒体による支払い操作をトレーニング者が仮想的に行うための画像である。仮想支払い画像SC7の一例を図15に示す。図15は、支払媒体として現金支払いが選択されたときの仮想支払い画像SC7である。仮想支払い画像SC7は、支払い金額を置数するための0~9のテンキーボタンと、置数の訂正を決済者が指定するための訂正ボタンとを含む。図15に示すように、仮想支払い画像SC7は、決済画像SC6に重ねて表示される。仮想支払い画像SC7を確認したトレーニング者は、自動釣銭機12kに現金を投入する代わりに、その投入金額をテンキーボタンで置数する。あるいは現金を自動釣銭機12kに投入してもよい。
因みに、支払媒体としてクレジットカード支払いが選択されたときの仮想支払い画像は、クレジットカードのデータをリーダ・ライタ12hに読み取らせる操作を画面上で行わせる画像である。この画像を確認したトレーニング者は、タッチパネル11fの画面上でクレジットカードのデータをリーダ・ライタ12hに読み取らせる操作を行う。あるいは実際にクレジットカードのデータをリーダ・ライタ12hに読み取らせてもよい。同様に、支払媒体として電子マネー支払いが選択されたときの仮想支払い画像は、電子マネーをリーダ・ライタ12hに読み取らせる操作を画面上で行わせる画像である。この画像を確認したトレーニング者は、タッチパネル11fの画面上で電子マネーをリーダ・ライタ12hに読み取らせる操作を行う。あるいは実際に電子マネーをリーダ・ライタ12hに読み取らせてもよい。
図7の説明に戻る。
仮想支払い画像SC7を表示させたCPU12aは、Act58として決済処理を実行する。この決済処理は、基本的にはAct54の決済処理と同様である。ただし、Act58の決済処理においては、仮想支払い画像SC7の操作入力を有効とする。すなわち現金ボタンB6がタッチ操作された場合には、CPU12aは、仮想支払い画像SC7の操作入力により置数された値を自動釣銭機12kに投入された金額として決済処理を実行する。クレジットボタンB7がタッチされた場合には、CPU12aは、仮想支払い画像SC7の操作入力により、予め設定されたクレジットカードのデータがリーダ・ライタ12hで読み取られたものとして決済処理を実行する。電子マネーボタンB8がタッチされた場合には、CPU12aは、仮想支払い画像SC7の操作入力により、予め設定された残高の電子マネーがリーダ・ライタ12hで読み取られたものとして決済処理を実行する。
決済処理を終えると、CPU12aは、Act59としてレシート発行処理を実行する。このレシート発行処理は、Act55のレシート発行処理と同様である。
レシート発行処理を終えると、CPU12aは、Act41の処理に戻る。そしてCPU12aは、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。このように、ステータス情報ST2が“9”に設定されていた場合、すなわち動作モードがトレーニングモードの場合には、決済装置12は決済処理及びレシート発行処理は行うが、Act56として説明した会計データの売上通知処理は行わない。
ここに、CPU12aを主体とするコンピュータは、Act51乃至Act59の処理を実行することにより、設定手段により設定された動作モードに従い会計データの決済処理を実行する決済手段を構成する。
本実施形態のチェックアウトシステム10においては、動作モードがトレーニングモードに設定された登録装置11にて商品販売登録操作のトレーニングが行われ、そのトレーニングによって生成された会計データが決済装置12に送信されると、その決済装置12の動作モードが自動的にトレーニングモードとなる。そしてその決済装置12においては、決済業務のトレーニングが可能となる。
したがって、トレーニング者が登録装置及び決済装置のそれぞれに対し、動作モードをトレーニングモードに設定するための宣言操作を行わなければならない面倒から解消される。
また、本実施形態では、トレーニングモードの登録装置11において一取引に係る一連の入力操作についてトレーニングを終えると、登録装置11の動作モードは登録モードに戻る。そして、登録モードによって生成された会計データが上記の決済装置12に送信された場合には、その決済装置12は、登録モードとして動作する。したがって、トレーニング者が登録装置及び決済装置のそれぞれに対し、トレーニングモードでの動作終了を宣言する操作も不要にできる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、トレーニング者が、一取引に係る一連の入力操作についてトレーニングを終えると、登録装置11の動作モードは登録モードに戻る。このため、続けてトレーニングを行う場合には、トレーニング者はトレーニングボタンB1に再度タッチしなければならない。トレーニング者が繰り返しトレーニングする場合には、その都度トレーニングボタンB1にタッチしなければならず、操作が煩雑になる。そこで次に、このように煩雑な操作を解消し得る第2の実施形態について説明する。
なお、第1の実施形態で説明した図1~図15のうち、第2の実施形態と共通する図(図1~図5、図8~図11、図13~図15)はそのまま使用する。また、第2の実施形態で説明する図16~図18についても、第1の実施形態と共通する部分には同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。
図16は、登録装置11のCPU11aが実行する情報処理のうち、図5のAct15の処理の後の手順を示す流れ図である。Act15の処理の後、CPU11aは、Act21及びAct22の待ち受け状態となる。この待ち受け状態において、送信ボタンB6がタッチされると(Act22にてYES)、CPU11aは、Act71としてステータスメモリ44に記憶されるステータス情報ST1が前回の情報処理から変化したか否かを確認する。
例えばCPU11aは、Act9においてステータス情報を“9”としたとき、及びAct32においてステータス情報を“0”としたとき、RAM11cに記憶する1ビットの変化フラグを“1”にセットする。そしてCPU11aは、Act71では変化フラグを調べる。そして変化フラグが“1”にセットされていた場合、CPU11aは、ステータス情報ST1が変化したと判定する。
ステータス情報ST1が変化したと判定した場合(Act71にてYES)、CPU11aは、Act24としてその変化したステータス情報ST1を、Act14の処理で生成した会計データに付与する。またこのときCPU11aは、変化フラグを“0”にリセットする。
これに対し、変化フラグが“1”にセットされておらずステータス情報ST1が変化していないと判定した場合(Act71にてNO)、CPU11aは、Act24の処理を実行しない。したがって、変化フラグも“0”にリセットされたままである。
その後、CPU11aは、前述したAct25~Act30の処理を実行する。ただし、動作モードがトレーニングモードのとき、Act29においてタッチパネル11fに表示される案内画像SC4には、図17に示すように、トレーニング終了ボタンB21が追加される。同様に、Act30において表示される送信不可画像にもトレーニング終了ボタンB21が追加される。トレーニング終了ボタンB21は、登録装置11の動作モードをトレーニングモードから登録モードに切り替えることをトレーニング者が指定するためのものである。なお、登録モードのときの案内画像SC4及び送信不可画像は、第1の実施形態のときと同様である。
案内画像または送信不可画像を表示させたCPU11aは、Act72としてステータス情報ST2を調べる。そしてステータス情報ST2が“0”の場合には(Act72にて“0”)、CPU11aは、Act73として確認ボタンB7がタッチされるのを待ち受ける。そして確認ボタンB7がタッチされたならば(Act73にてYES)、CPU11aは、図5のAct2の処理に戻る。
一方、ステータス情報ST1が“9”の場合には(Act72にて“9”)、CPU11aは、Act74として確認ボタンB8がタッチされたか否かを確認する。確認ボタンB4がタッチされていない場合(Act74にてNO)、CPU11aは、トレーニング終了ボタンB21がタッチされたか否かを確認する。トレーニング終了ボタンB21がタッチされていない場合(Act75にてNO)、CPU11aは、Act74の処理に戻る。したがってCPU1aは、Act74及びAct75の処理により、確認ボタンB7がタッチされるかトレーニング終了ボタンB21がタッチされるのを待ち受ける。
Act74及びAct75の待ち受け状態において、確認ボタンB7がタッチされると(Act74にてYES)、CPU11aは、図5のAct10の処理に戻る。
一方、Act74及びAct75の待ち受け状態において、トレーニング終了ボタンB21がタッチされた場合には(Act75にてYES)、CPU11aは、Act32としてステータス情報ST1を“0”とする。その後、CPU11aは、Act2の処理に戻る。
ここに、CPU11aを主体とするコンピュータは、タッチパネル11fと協働してAct75及びAct76の処理を実行することにより、登録装置11の動作モードを非デフォルトのモードからデフォルトのモードへと変更する第2の指示手段を構成する。因みに、第1の実施形態で説明した指示手段は、第2の実施形態においては第1の指示手段となる。
登録モードにおいて、登録装置11の操作者である店員21が案内画像SC4または送信不可画像を確認した場合には、確認ボタンB7にタッチする。そうすると、タッチパネル11fに表示される画像が、案内画像SC4または送信不可画像から登録モード選択時の登録明細画像SC1に変化する。
一方、トレーニングモードにおいて、登録装置11の操作者であるトレーニング者が案内画像SC4または送信不可画像を確認した場合には、さらにトレーニングを継続するか否かを判断する。そしてトレーニングを継続する場合には、トレーニング者は確認ボタンB7にタッチする。そうすると、タッチパネル11fに表示される画像が、案内画像SC4または送信不可画像からトレーニングモード選択時の登録明細画像SC1に変化する。したがってトレーニング者は、トレーニングを継続する都度、トレーニングボタンB1をタッチ操作する手間が無くなる。
これに対し、トレーニングを終了する場合には、トレーニング者はトレーニング終了ボタンB21にタッチする。そうすると、タッチパネル11fに表示される画像が、案内画像SC4または送信不可画像から登録モード選択時の登録明細画像SC1に変化する。
図18は、第2の実施形態において、決済装置12のCPU12aが実行するメイン処理のAct41~Act49の処理手順を示す流れ図である。Act50以下の処理は第1の実施形態と同様なので、ここでの説明を省略する。
決済装置12が起動されると、CPU12aは、図18の流れ図に示す手順のメイン処理を開始する。すなわちCPU12aは、第1の実施形態と同様にAct41~Act46の処理を実行する。そしてAct46として会計データ送信元の登録装置11に対して受領応答信号を送信した後、CPU12aは、Act81としてその会計データにステータス情報が付与されているか否かを確認する。
図16のAct71及びAct24にて説明したように、ステータスメモリ44に記憶されるステータス情報ST1が変化した場合、会計データにステータス情報が付与される。しかし変化していない場合には、会計データにステータス情報が付与されない。
会計データにステータス情報が付与されている場合(Act81にてYES)、CPU12aは、第1の実施形態で説明したAct47及びAct48の処理を実行する。すなわちCPU12aは、会計データに付加されているステータス情報ST1を検出し、ステータスメモリ54に記憶しているステータス情報ST2を、その検出したステータス情報ST1に置き換える。
これに対し、会計データにステータス情報が付与されていない場合には(Act81にてNO)、CPU12aは、Act47及びAct48の処理を実行しない。その後、CPU12aは、Act49としてタッチパネル12fの画面の一部に支払い選択画像SC5を表示させる。そして、第1の実施形態で説明したAct50以降の処理を実行する。
登録装置11において、例えばステータス情報ST1が“0”から“9”に変更された場合、すなわち、動作モードが登録モードからトレーニングモードに切り替わった場合、当該登録装置11から決済装置12に最初に送信される会計データに“9”のステータス情報が付与される。したがって、このステータス情報ST1が付与された会計データを受信した決済装置12においては、ステータス情報ST2が“9”、すなわち動作モードがトレーニングモードなる。そして、このトレーニングモードの状態は、次に、登録装置11からステータス情報ST1が付与された会計データが送信されてくるまで維持される。そしてその間、登録装置11からステータス情報ST1が付与されていない会計データが送信されてくる毎に、決済装置12では、第1の実施形態で説明したAct49~Act52及びAct56~Act58の処理が実行される。
一方、登録装置11において、ステータス情報ST1が“9”から“0”に変更された場合、すなわち、動作モードがトレーニングモードから登録モードに切り替わった場合、当該登録装置11から決済装置12に最初に送信される会計データに“0”のステータス情報が付与される。したがって、このステータス情報ST1が付与された会計データを受信した決済装置12においては、ステータス情報ST2が“0”、すなわち動作モードが登録モードなる。そして、この登録モードの状態は、次に、登録装置11からステータス情報ST1が付与された会計データが送信されてくるまで維持される。そしてその間、登録装置11からステータス情報ST1が付与されていない会計データが送信されてくる毎に、決済装置12では、第1の実施形態で説明したAct49~Act55の処理が実行される。
このように第2の実施形態によれば、トレーニング者はトレーニングの開始時にはトレーニングボタンB1を、トレーニングの終了時にはトレーニング終了ボタンB21をタッチし、その間は、トレーニングボタンB1またはトレーニング終了ボタンB21のタッチ操作が不要なので、トレーニングを繰り返し行う場合の操作を簡素化できる。
また、第2の実施形態によれば、登録装置11が会計データにステータス情報ST1を付与するのはステータス情報ST1が変化したときだけに限られるので、全ての会計データにステータス情報ST1を付与する第1の実施形態と比較してCPU11aの処理負荷を軽減できるメリットがある。
以下、実施形態の変形例について説明する。
前記実施形態では、登録装置11及び決済装置12の非デフォルトの動作モードとしてトレーニングモードを例示した。非デフォルトの動作モードは、トレーニングモードだけに限定されるものではない。登録モード以外の動作モードにおいて、登録装置11から決済装置12に会計データを送信するモードであればよい。このような動作モードの1つに返品モードがある。例えば、取引を終えた買物客から返品の申し出を受けた場合に、店員21は、登録装置11の動作モードを返品モードとする。そして店員21は、返品された商品の返品データを登録装置11に登録する。すると登録装置11は、返品商品のデータを含む会計データを決済装置12に送信する。このとき登録装置11は、会計データに返品モードを表すステータス情報を付与する。このステータス情報が付与された決済装置12は、返品モードとして動作する。例えば決済装置12は、自動釣銭機12kから返金金額を払い出す。
なお、登録装置11又は決済装置12の譲渡は一般に、制御プログラム等のプログラムがROMに記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、プログラムがROMに記憶されていない状態で、あるいは別の制御プログラムがROM又は補助記憶ユニットに記憶された状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、登録装置11又は決済装置12が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この装置とは個別に譲渡された制御プログラム等がユーザなどの操作に応じて書き込まれるか、上記の別の制御プログラムを書き替えてもよい。制御プログラム等の譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]登録装置と決済装置とをネットワークで接続してなり、前記登録装置は、取引の決済に必要な会計データを生成する生成手段と、当該登録装置の動作モードを特定する情報を前記生成手段で生成した前記会計データに付与する付与手段と、前記付与手段により前記情報が付与された前記会計データを前記ネットワークへと送信する送信手段と、を具備し、前記決済装置は、前記ネットワークを経由して送信される前記会計データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記会計データに付与される前記情報から、当該決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定する設定手段と、前記設定手段により設定された動作モードに従い前記会計データの決済処理を実行する決済手段と、を具備するチェックアウトシステム。
[2]前記登録装置は、当該登録装置の動作モードをデフォルトのモードから非デフォルトのモードへと変更するのを指示する指示手段と、前記非デフォルトのモードで前記送信手段により前記会計データを送信した後は当該登録装置の動作モードをデフォルトのモードに戻す復帰手段、をさらに具備する[1]記載のチェックアウトシステム。
[3]前記登録装置は、当該登録装置の動作モードをデフォルトのモードから非デフォルトのモードへと変更するのを指示する第1の指示手段と、当該登録装置の動作モードを前記非デフォルトのモードから前記デフォルトのモードへと変更するのを指示する第2の指示手段と、をさらに具備し、前記付与手段は、前記動作モードが変更される毎にその変更後の動作モードを特定する情報を前記生成手段で生成した前記会計データに付与する、[1]記載のチェックアウトシステム。
[4]前記非デフォルトのモードは、入力操作をユーザにトレーニングさせるためのトレーニングモードである、[3]記載のチェックアウトシステム。
[5]会計データの決済処理を実行する決済装置とネットワークを介して接続されてチェックアウトシステムを構成する登録装置であって、取引の決済に必要な前記会計データを生成する生成手段と、当該登録装置の動作モードを特定する情報を前記生成手段で生成した前記会計データに付与する付与手段と、前記付与手段により前記情報が付与された前記会計データを前記ネットワークへと送信する送信手段と、を具備する登録装置。
[6]当該登録装置の動作モードをデフォルトのモードから非デフォルトのモードへと変更するのを指示する第1の指示手段と、当該登録装置の動作モードを前記非デフォルトのモードから前記デフォルトのモードへと変更するのを指示する第2の指示手段と、をさらに具備し、前記付与手段は、前記動作モードが変更される毎にその変更後の動作モードを特定する情報を前記生成手段で生成した前記会計データに付与する、[5]記載の登録装置。
[7]取引の決済に必要な会計データに、自機の動作モードを特定する情報を付与してネットワークへと送信する登録装置とチェックアウトシステムを構成する決済装置であって、前記ネットワークを経由して送信される前記会計データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記会計データに付与される前記情報から、当該決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定する設定手段と、前記設定手段により設定された動作モードに従い前記会計データの決済処理を実行する決済手段と、を具備する決済装置。
[8]前記決済手段による決済処理の実行後に当該決済装置の動作モードをデフォルトのモードに戻す復帰手段、をさらに具備する[7]記載の決済装置。
[9]会計データの決済処理を実行する決済装置とネットワークを介して接続されてチェックアウトシステムを構成する登録装置のコンピュータに、取引の決済に必要な前記会計データを生成する機能、当該登録装置の動作モードを特定する情報を前記生成した前記会計データに付与する機能、及び、前記情報が付与された前記会計データを前記ネットワークへと送信する機能、を実現させるための制御プログラム。
[10]取引の決済に必要な会計データに、自機の動作モードを特定する情報を付与してネットワークへと送信する登録装置とチェックアウトシステムを構成する決済装置のコンピュータに、前記ネットワークを経由して送信される前記会計データを受信する機能、前記受信した前記会計データに付与される前記情報から、当該決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定する機能、及び、前記設定された動作モードに従い前記会計データの決済処理を実行する機能、を実現させるための制御プログラム。
10…チェックアウトシステム、11…登録装置、12…決済装置、13…ネットワーク、11a,12a…CPU、11b,12b…ROM、11c,12c…RAM、11d,12d…補助記憶ユニット、11e,12e…スキャナ、11f,12f…タッチパネル、11g,12g…プリンタ、11h,12h…リーダ・ライタ、11i,12i…通信ユニット、11j,12j…伝送システム、12k…自動釣銭機、31…売上集計ファイル、41…販売登録テーブル、42…合計テーブル、43…送信先メモリ、44…ステータスメモリ、51…会計データメモリ、52…フラグメモリ、53…転送先メモリ、54…ステータスメモリ。

Claims (5)

  1. 登録装置と決済装置とがネットワークで接続されたチェックアウトシステムであって、 前記登録装置は、
    取引の決済に必要な会計データを生成する生成手段と、
    当該登録装置の動作モードを特定する情報が変更されると、その変更後の動作モードを特定する情報を前記生成手段で生成した前記会計データに付与する付与手段と、
    前記付与手段により前記情報が付与された前記会計データを前記ネットワークへと送信する送信手段と、
    を具備し、
    前記決済装置は、
    前記ネットワークを経由して送信される前記会計データを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記会計データに前記情報が付与されている場合、前記情報から、当該決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定し、その後、変更された前記情報が付与された前記会計データを受信した場合、変更された前記情報から、前記決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と前記同じモードに設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された動作モードに従い前記会計データの決済処理を実行する決済手段と、
    を具備するチェックアウトシステム。
  2. 前記登録装置は、
    当該登録装置の動作モードをデフォルトのモードから非デフォルトのモードへと変更するのを指示する第1の指示手段と、
    当該登録装置の動作モードを前記非デフォルトのモードから前記デフォルトのモードへと変更するのを指示する第2の指示手段と、
    をさらに具備する、
    請求項1記載のチェックアウトシステム。
  3. 前記非デフォルトのモードは、入力操作をユーザにトレーニングさせるためのトレーニングモードである、
    請求項2記載のチェックアウトシステム。
  4. 取引の決済に必要な会計データに、自機の動作モードを特定する情報を付与してネットワークを介して送信する登録装置とチェックアウトシステムを構成する決済装置であって、
    前記ネットワークを経由して送信される前記会計データを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記会計データに前記情報が付与されている場合、前記情報から、当該決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定し、その後、変更された前記情報が付与された前記会計データを受信した場合、変更された前記情報から、前記決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と前記同じモードに設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された動作モードに従い前記会計データの決済処理を実行する決済手段と、
    を具備する決済装置。
  5. 取引の決済に必要な会計データに、自機の動作モードを特定する情報を付与してネットワークを介して送信する登録装置とチェックアウトシステムを構成する決済装置のコンピュータに、
    前記ネットワークを経由して送信される前記会計データを受信する機能、
    前記受信した前記会計データに前記情報が付与されている場合、前記情報から、当該決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と同じモードに設定し、その後、変更された前記情報が付与された前記会計データを受信した場合、変更された前記情報から、前記決済装置の動作モードを前記会計データ送信元の登録装置と前記同じモードに設定する機能、及び、
    前記設定された動作モードに従い前記会計データの決済処理を実行する機能、
    を実現させるための制御プログラム。
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