JP3039153B2 - 電子レジスター - Google Patents

電子レジスター

Info

Publication number
JP3039153B2
JP3039153B2 JP4219895A JP21989592A JP3039153B2 JP 3039153 B2 JP3039153 B2 JP 3039153B2 JP 4219895 A JP4219895 A JP 4219895A JP 21989592 A JP21989592 A JP 21989592A JP 3039153 B2 JP3039153 B2 JP 3039153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
slip
key
person
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4219895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0668359A (ja
Inventor
清治 布山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP4219895A priority Critical patent/JP3039153B2/ja
Priority to US08/105,914 priority patent/US5805831A/en
Priority to CA002104088A priority patent/CA2104088C/en
Priority to GB9317218A priority patent/GB2269925B/en
Publication of JPH0668359A publication Critical patent/JPH0668359A/ja
Priority to US08/979,800 priority patent/US5995944A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3039153B2 publication Critical patent/JP3039153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/12Cash registers electronically operated
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • G06Q20/202Interconnection or interaction of plural electronic cash registers [ECR] or to host computer, e.g. network details, transfer of information from host to ECR or from ECR to ECR

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レストラン等、主に外
食産業で利用する電子レジスターにおいて、顧客の注文
オーダーを電子レジスター上の伝票ファイルへ登録し、
請求伝票を発行し、また売上合計処理(決済処理)を行う
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子レジスターにおい
て、顧客の注文オーダーを電子レジスター上の伝票ファ
イルへ登録し、請求伝票を発行し、また合計処理を行う
際、電子レジスターの設定情報を変えることにより、そ
の処理方法を簡単に、また広範に変更し、レストランの
さまざまな管理方法に迅速に対応させるものは、電子レ
ジスター単体装置としては存在しなかった。
【0003】そのため、処理方法を頻繁に変更するよう
な店舗においては、電子レジスターと回線接続されたホ
ストコンピュータから、変更すべきプログラムをダウン
ロードしていたため、ホストコンピュータの運用に多大
の費用を要していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外食産
業の発展、多様な顧客の要望、また労働環境等さまざま
な条件の急速な変化により、顧客の注文オーダーを電子
レジスター上の伝票ファイルへ登録し、仮閉めし、追加
登録し、また請求伝票を発行する等の機能において、電
子レジスターの設定情報を変えることにより、その処理
方法を簡単に、また広範に変更し、レストランの管理方
法の変革に迅速に対応可能な装置の要望が高まることと
なったが、従来の電子レジスターにおいては下記の機能
を果たすことができなっかった。
【0005】(1) 伝票ファイルの構成を決定する要
因である、一伝票ファイル当たりの登録アイテム数、レ
ジスターで扱える伝票ファイルの発行数(オープン伝票
数)をレジスター上で設定し、店舗の運営環境に適合し
た伝票ファイルの構成を、簡単に、迅速に、適宜に変更
できる機能。
【0006】(2) あらかじめメモリー内に設定して
おいた伝票ファイル番号リセットフラッグ情報により、
精算レポート発行後の登録処理において、伝票ファイル
発行キーの操作による顧客伝票ファイル番号の自動発行
を1から開始するか、精算レポート発行前の番号の連番
とするかを選択できる機能。
【0007】(3) メモリーへ顧客伝票のファイル番
号の発行モードがマニュアル指定であることを設定した
場合、番号の置数なしで伝票ファイル発行キーを操作す
ると、無効とするとともにエラーメッセージを表示し、
番号を置数後、伝票ファイル発行キーを操作すると、同
一のファイル番号が発行済でない場合に当該置数番号の
伝票ファイルを発行する機能。
【0008】(4) 自身のレジスター番号と、複数の
レジスターが顧客伝票ファイルメモリーとして共用使用
するレジスターの番号(マスターレジスター番号)とを、
それぞれのレジスターのメモリーへ設定し、複数のレジ
スターを伝送線で結合したシステムにおいて、任意のレ
ジスターから、マスターレジスターのメモリー内へ伝送
装置を経由してアクセスすることにより、顧客伝票ファ
イルの発行、仮閉め、呼び出し、商品の追加登録、合計
処理ができる機能。
【0009】(5) ストアキーにより、商品アイテム
の登録データと伝票ファイル番号の書き込まれた当該顧
客伝票ファイルをメモリー内へ格納し、当該伝票ファイ
ルへの登録処理を一時的に終了する機能と、伝票ファイ
ル番号を入力後、リコールキーの操作により、仮閉めし
た当該顧客伝票ファイルの内容を呼び出し、これに商品
アイテムを追加登録できる機能、および、本リコールキ
ーの操作により、仮閉めした当該顧客伝票ファイルの内
容を呼び出したとき、当該伝票ファイルへ呼出中のステ
イタスをセットして、呼び出し中の伝票ファイルを他レ
ジスターからアクセスすることを防止する機能。
【0010】(6) 顧客用伝票ファイルを発行後、取
り消しキー操作により発行を取り消された伝票番号が存
在した場合、次の伝票ファイル発行の機会に、本取り消
された伝票番号を発行番号として優先して用いるととも
に、取り消しキー操作により発行を取り消されたファイ
ル番号が連続伝票番号から抜けた未使用伝票番号として
存在する場合、この番号をレポート上に印字し確認する
機能。
【0011】(7) 仮閉めした当該顧客伝票ファイル
を呼出後、追加オーダーを登録する際、仮閉め済の商品
アイテムを現在追加登録中のアイテムと表示領域または
識別マークで区分して表示し確認出来る機能。
【0012】(8) メモリーへ設定した担当者制御情
報により、伝票ファイル発行キーを操作するとき担当者
の入力を強制し、伝票ファイルのストア時に本担当者コ
ードも当該ファイルへ記憶しておき、仮閉め済の伝票フ
ァイルをリコールする際、該当伝票ファイルを仮閉めし
た時の担当者と、リコールキー操作時に入力した担当者
が同一である場合のみリコールキーを有効とし、各々の
担当者の担当伝票の誤りを防止する機能。
【0013】(9) メモリーへ設定した担当者制御情
報により、伝票ファイル発行キーを操作するとき担当者
の入力を強制し、仮閉め伝票ファイルをリコールする
際、該当伝票ファイルを仮閉めした時の担当者とリコー
ルキー操作時に入力した担当者が同一でない場合、本伝
票ファイルの担当者がリコールキー操作時に入力した担
当者に代わったとして処理し、売上集計データの精算レ
ポート上で、担当者の交代に伴う売上の移動情報が読み
取れる機能。
【0014】(10) 商品アイテムを登録後仮閉めし
た伝票ファイルについて、請求伝票を発行する機能で、
当該伝票ファイルについて請求伝票が発行済みか確認
し、請求伝票が二重に発行されることを防止する機能。
【0015】(11) マニュアル指定の伝票ファイル
発行モードにおいて、登録処理を行っているとき、登録
処理中の顧客伝票のファイル番号を、当該時点で発行中
の伝票ファイル番号を除く任意の番号に変更できるよう
にする機能。
【0016】(12) メモリーへ設定されている、リ
コールキーの操作モードが自動呼出モードである場合、
番号の置数なしでリコールキーを操作すると、メモリー
内のすべての発行済伝票ファイルの中から、ファイル番
号の一番小さな顧客伝票ファイルの内容を自動的に表示
装置に呼び出すものとした、アイテムオーダーの受注伝
票順に合計処理を行う形態の店舗(ドライブスルー等)
向け機能。
【0017】(13) 伝票ファイルの構成を決定する
要因として、一伝票ファイル当たりのパーソン数{一伝
票ファイルを個々の客(パーソン#)別に区分対応する
ための区分数}と、一伝票ファイル当たりの登録アイテ
ム数と、レジスターで扱える伝票ファイルの発行数(オ
ープン伝票数)とをレジスター上で設定することによ
り、店舗の運営環境に適合した伝票ファイルの構成が適
宜に得られるようにし、パーソン番号キーにより、商品
アイテムを個々のパーソン別に区分して登録し、複数の
顧客(パーソン)を同一の伝票ファイルへ登録後、個々
のパーソン別に分離した請求伝票の発行を行えるように
する機能。
【0018】(14) 伝票ファイルの構成を決定する
要因として、一伝票ファイル当たりのパーソン数{一伝
票ファイルを個々の客(パーソン#)別に区分対応する
ための区分数}と、一伝票ファイル当たりの登録アイテ
ム数と、レジスターで扱える伝票ファイルの発行数(オ
ープン伝票数)とをレジスター上で設定することによ
り、店舗の運営環境に適合した伝票ファイルの構成が適
宜に得られるようにし、パーソン番号キーにより、商品
アイテムを個々のパーソン別に区分して登録し、複数の
顧客(パーソン)を同一の伝票ファイルへ登録後、個々
のパーソン別に終了処理(売上決済処理)を行えるよう
にする機能。
【0019】(15) 伝票ファイル発行の際、その伝
票で扱う客数を登録するようにし、この客数が(13)
に記述の「一伝票ファイル当たりのパーソン数」を越え
る場合、他の伝票ファイルエリアを追加して確保し、こ
れをリンクして拡張ファイルとして対応するためのリン
ク情報を当該伝票ファイルへ記憶することにより、伝票
ファイルの構成要因として設定された「一伝票ファイル
当たりのパーソン数」を越えるパーソン数を扱えるよう
にする機能。
【0020】(16) 伝票ファイル発行後のアイテム
登録の際、この登録アイテム数が(1)に記述の「一伝
票ファイル当たりの登録アイテム数」を越える場合、他
の伝票ファイルエリアを追加して確保し、これをリンク
して拡張ファイルとして対応するためのリンク情報を当
該伝票ファイルへ記憶することにより、伝票ファイルの
構成要因として設定された「一伝票ファイル当たりの登
録アイテム数」を越えるアイテム数を扱うことができる
機能。
【0021】(17) 仮閉め済みの複数の伝票ファイ
ルに対して、順次リコール処理を行い、それらの伝票デ
ータを合計して請求伝票を発行する機能、および、それ
らの伝票データを合計して決済処理を行う機能。
【0022】(18) 電子レジスターをトレーニング
モードへ指定し、本トレーニングモードで発行された伝
票ファイルは、トレーニングモードでのみリコール処
理、および決済処理を可能とし、また、本トレーニング
モードで発行された伝票ファイルについては、その伝票
登録処理の集計データを、集計ファイルのトレーニング
合計器へのみ加算し、通常の売上集計ファイルへの加算
は行わないものとし、登録モード(REG)での伝票登
録処理と、トレーニングモードでの伝票登録処理とを区
分するとともに、トレーニングモードでの伝票登録処理
の状況がトレーニング合計器データのレポート印字で確
認出来る機能。
【0023】(19) メモリーへトレーニング専任の
担当者コードを設定出来るものとし、登録モードにおい
て、本トレーニング専任の担当者の入力後発行された伝
票ファイルは、トレーニング専任の担当者の入力後での
みリコール処理、および決済処理を可能とし、また、本
トレーニング専任の担当者の入力後発行された伝票ファ
イルは、その伝票登録処理の集計データを、集計ファイ
ルのトレーニング合計器へのみ加算し、通常の売上集計
ファイルへの加算は行わないものとし、登録モード(R
EG)での伝票登録処理において、トレーニング専任担
当者による伝票登録処理を他の担当者の処理から区分す
るとともに、トレーニング専任担当者の伝票登録処理の
状況がトレーニング合計器データのレポート印字で確認
出来る機能。
【0024】
【0025】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、ホストコンピュータなしで、電子レジスタ
ー単体として設定情報を変えることにより、その処理方
法を簡単に、また広範に変更し、レストランのさまざま
な管理方法に迅速に対応可能な電子レジスターを提供し
ようとするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、伝票ファイルの構成要因として、一伝票
ファイル当たりの最大パーソン数{一伝票ファイルを個
々の客(パーソン#)別に区分対応するための区分数}
と、一伝票ファイル当たりの最大登録アイテム数と、レ
ジスターで扱える伝票ファイルの最大発行数(オープン
伝票数)とをレジスター上で設定し、店舗に適した構成
の伝票ファイルを設ける手段と、伝票ファイルの発行、
ストア(仮閉め)、リコール(呼出)、請求書発行等に
関する制御情報を設定可能とし、登録時、請求伝票発行
時、決済時、また精算レポートの発行時等に、上記制御
情報を参照し、それらの設定情報に従った機能、制御を
行うことができる手段とを備え、レストラン店舗の運営
環境に適合した伝票ファイルの機能を、簡単に、迅速
に、適宜に、また広範に変更できるようにしたものであ
る。
【0027】
【作用】したがって、本発明によれば、伝票ファイルの
構成要因として、一伝票ファイル当たりのパーソン数
{一伝票ファイルを個々の客(パーソン#)別に区分対
応するための区分数}と、一伝票ファイル当たりの登録
アイテム数と、レジスターで扱える伝票ファイルの発行
数(オープン伝票数)とを設定することにより、レスト
ラン店舗の運営環境に適合した伝票ファイルの構成を得
ることができ、また、制御情報の設定データを変更する
ことにより、伝票ファイルの発行、ストア(仮閉め)、
リコール(呼出)、請求書発行等に関する伝票ファイル
の制御を変更でき、レストラン店舗の運営環境に適合し
た伝票ファイルの機能を、簡単に、迅速に、適宜に、ま
た広範なバリエーションの中から選択することができ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例の構成について図面と
ともに説明する。
【0029】第1実施例 図1は本発明の電子レジスターのブロック図である。1
−1はキーボードで、伝票発行キー、置数キー、アイテ
ム登録キー,合計キー等、必要なキーが配列されてお
り、各キーが操作されたとき、各々に対応するキーコー
ドが発生し、演算制御装置1−3へ与えられる。演算制
御装置1−3は、内部にリード・オンリ・メモリ(RO
M)をもち、ROMには、レジスタターミナルの各業務
の処理プログラムが記憶されている。演算制御装置1−
3には、キーボード1−1の他、モードスイッチ1−2
と、表示装置1−4と、メモリ1−5と、印字装置1−
6が接続されている。
【0030】モードスイッチ1−2は、クローズ(CL
S)、登録(REG)、マネージャー(MGR)、設定
(P)等、電子レジスターの動作モードを指定するスイ
ッチで、本スイッチデータは、演算制御装置1−3によ
り、本電子レジスターの各業務の処理プログラムの開始
に先立ちリードされ、各々の処理を決定する。モードス
イッチ1−2の外観を図3に示す。表示装置1−4は演
算制御装置1−3の処理内容である注文オーダーの登録
内容、点検、精算時のレポート内容等を表示する。メモ
リ1−5は登録・集計処理に必要な設定データおよび、
登録処理、集計処理に伴い発生するデータを記憶する装
置として、内部に図2に示す伝票番号発行カウンター2
−1と、制御情報設定ファイル2−2と、商品アイテム
設定ファイル2−3と、売上集計データファイル2−4
と、伝票ファイルエリア2−5を持つ。その他、演算制
御装置1−3が登録・集計処理の計算に使用するワーク
エリア2−6を持つ。印字装置1−6は演算制御装置1
−3の処理内容である注文オーダーの登録内容、点検、
精算時のレポート内容等を印字する。
【0031】次に上記第1実施例の動作について説明す
る。図8は電子レジスターのメモリ1−5へ伝票ファイ
ル構成を設定する動作をフロー図で示したものである。
メモリ1−5の制御情報設定ファイル2−2には図5で
示す構成の伝票ファイル構成要素設定エリアが確保され
ており、アドレス#111へは一伝票ファイル当たりの
登録アイテム数、アドレス#112へはレジスターで扱
える伝票ファイルの発行数(オープン伝票数)がそれぞ
れ設定される。モードスイッチ1−2で、レジスターの
動作を設定モード(PRG)に指定すると、図6に示す
設定モードにおける業務メニューが表示される。ここで
キーボード1−1により 21 [合計] の操作でメモリ構成設定ステージ21が選択される。続
いて 111 [CASHIER] の操作で図5の伝票ファイル構成要素設定エリアのアド
レス#111が指定され、続いて (設定データ) [合計] の操作で、一伝票ファイル当たりの登録アイテム数が設
定される。上記のキー操作をアドレス#を変えて、繰り
返すことにより、アドレス#112へはレジスターで扱
える伝票ファイルの発行数(オープン伝票数)が設定さ
れる。上記の設定操作において、設定数により伝票ファ
イルエリア2−5の容量が計算され、これを含めた図2
のメモリー構成の総容量が計算される。本総容量が実際
のメモリ1−5の容量を越える場合はエラー処理とな
り、メッセージが表示されるとともに設定を無効とす
る。本データの設定終了後、[合計キー]の操作により
本設定ステージからアウトする。
【0032】図4は伝票ファイルエリア2−5の構成を
示したものである。図5の伝票ファイル構成要素設定エ
リアのアドレス#111の設定数(一伝票ファイル当た
りの登録アイテム数)により登録アイテムデータ4−5
の大きさが決定される。同アドレス#112の設定数
(レジスターで扱える伝票ファイルの発行数)により伝
票ファイルエリア2−5における全伝票ファイルの総数
が決定され、図4の伝票ファイルエリアの構成が定ま
る。
【0033】次にレジスターの登録モードにおける伝票
発行処理についてその動作を説明する。図9は伝票ファ
イルの発行と現金売のキー操作例を示す図で、9−1の
キー操作により、伝票ファイル#101が発行され、
[FOOD A]が1と[FOOD B]が2、本伝票
ファイルに登録された後、ストアキーにより伝票ファイ
ル#101が伝票ファイルエリア2−5へ格納される。
9−2のキー操作により、伝票ファイル#101が伝票
ファイルエリア2−5からワークエリア2−6へリコー
ルされた後、本伝票ファイルの売上合計が現金にて決済
される。
【0034】図10は伝票発行処理のフロー図で、キー
ボード1−1上の伝票発行キーを操作すると、伝票ファ
イルエリア2−5の伝票ファイルについて、伝票番号の
付与されていない空きファイルが存在するかチェックす
る。ここで空きファイルが存在しない場合は、上記伝票
発行キーの操作を無効とするとともにエラーメッセージ
を表示する。空きファイルが存在する場合は、伝票番号
発行カウンター2−1へ1を加算し、本番号を上記空き
ファイルの伝票番号エリア4−1へストアする。また本
伝票番号を表示装置1−4へ表示する。なお、演算制御
装置1−3の処理プログラムの記憶媒体はリード・オン
リ・メモリ(ROM)の他に、フロッピーディスク等各
種の記憶媒体を使用することができる。
【0035】第2実施例 第2実施例は、第1実施例の伝票発行キー操作時の伝票
番号発行カウンター2−1について新たな制御機能を付
加したものである。
【0036】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#210は伝票番号発行カウンタ
ーリセットフラッグ情報の設定場所(10−1)であ
る。
【0037】図11は伝票ファイル制御情報設定エリア
(図11)へデータを設定する動作をフロー図で示した
ものである。制御情報設定ファイル2−2には図11で
示す構成の各種伝票ファイル制御情報の設定エリアが確
保されており、アドレス#により区分されている。モー
ドスイッチ1−2で、レジスターの動作を設定モード
(PRG)に指定すると、図6に示す設定モードにおけ
る業務メニューが表示される。ここでキーボード1−1
により 22 [合計] の操作で伝票ファイル制御情報設定ステージ22が選択
される。続いて 210 [CASHIER] の操作で図11の伝票ファイル制御情報構設定エリアの
アドレス#210が指定され、続いて (設定データ) [合計] の操作で、伝票番号発行カウンターリセットフラッグ情
報が設定される。上記のキー操作をアドレス#を変え
て、繰り返すことにより、個々のアドレス#に対応した
データが設定される。本データの設定終了後、[合計キ
ー]の操作により本設定ステージからアウトする。
【0038】次にマネージャ(MGR)モードにおける
精算レポート発行処理の動作を、図13のフロー図をも
とに説明する。モードスイッチ1−2で、レジスターの
動作をマネージャ(MGR)モードに指定すると、図7
に示す点検精算レポートの業務メニューが表示される。
ここでキーボード1−1により 2 [合計] の操作を行うと、売上集計データファイル2−4の内容
が印字装置1−6へ送られ精算レポートとして印字され
る。本精算レポート印字後、上記設定手段により設定さ
れている伝票ファイル番号リセットフラッグ情報10ー
1を判定する。本伝票ファイル番号リセットフラッグ情
報10ー1がセットされている場合は、伝票番号発行カ
ウンター2−1をリセットし、10ー1がセットされて
いない場合は、伝票番号発行カウンター2−1はリセッ
トしない。
【0039】上述のように伝票ファイル番号リセットフ
ラッグ情報(図10ー1)の設定により、精算レポート
発行後の登録処理において、伝票ファイル発行キーの操
作による顧客伝票ファイル番号の自動発行を1から開始
するか、または精算レポート発行前の番号の連番とする
かの制御を選択することが出来る。
【0040】また、類似の機能として、伝票ファイル制
御情報設定エリアへ上記と同様の設定操作により、伝票
ファイル番号の初期値をあらかじめ設定しておき、伝票
ファイル番号リセットフラッグ情報10ー1がセットさ
れている場合、伝票番号発行カウンター2−1へ、上記
伝票ファイル番号の初期値の設定値をセット(トランス
ファー)するようにすれば、精算レポート発行後の登録
処理において、伝票ファイル発行キーの操作による顧客
伝票ファイル番号の自動発行を任意の設定番号から開始
することもできる。
【0041】第3実施例 第3実施例は、第1実施例の伝票発行キー操作時の伝票
番号発行モードについてマニュアル発行モードを付加し
たものである。
【0042】図10は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#211は伝票番号発行モードの
設定場所である。本エリア(10−2)へのデータ設定
は、第2実施例にて図12のフロー図で示したと同一の
動作により行われる。
【0043】次に上記伝票ファイル制御情報設定エリア
のアドレス#211(10−2)がマニュアルモードに
設定された場合の伝票番号発行処理の動作を図14のフ
ロー図をもとに説明する。演算制御部をモードスイッチ
により登録モードに指定して伝票ファイルを発行する
際、伝票ファイル制御情報設定エリアのアドレス#21
1(10−2)がマニュアルモードに設定されていない
場合は自動発行モードであり、第1実施例で記述済みの
ように、伝票番号発行カウンター2−1をもちいて順次
連続番号が伝票番号として付与される。伝票ファイル制
御情報設定エリアのアドレス#211(10−2)がマ
ニュアルモードに設定されている場合、番号の置数なし
で伝票ファイル発行キーを操作すると、無効とするとと
もにエラーメッセージを表示する。番号を置数後、伝票
ファイル発行キーを操作すると、伝票ファイルエリア2
−5のすべての発行済伝票ファイル(オープン中の伝票
ファイル)について、置数値と同一のファイルが発行済
でないかチェックし、同一のファイル番号が存在した場
合は当該置数番号の伝票ファイルの発行を禁止するとと
もにエラーメッセージを表示する。同一のファイル番号
が発行済でない場合に、伝票ファイルエリア2−5の伝
票ファイルについて、伝票番号の付与されていない空き
ファイルが存在するかチェックする。ここで空きファイ
ルが存在しない場合は、上記伝票発行キーの操作を無効
とするとともにエラーメッセージを表示する。空きファ
イルが存在する場合は、上記置数値を図4の当該空きフ
ァイルの伝票番号エリア4−1へストアする。また本伝
票番号を表示装置1−4へ表示する。
【0044】第4実施例 第4実施例は、複数のレジスターを図16のように結合
したシステムにおいて、任意のレジスターから相互に顧
客伝票ファイルの発行、仮閉め(ストア処理)、呼び出し
(リコール処理)、商品の追加登録、売上合計処理ができ
るようにしたものである。
【0045】図15は本発明の電子レジスターのブロッ
ク図である。第1実施例の電子レジスターのブロック図
(図1)の構成装置に加えて、伝票ファイル等のデータ
を複数のレジスター間で送受信するための伝送装置14
−7が付加されている。
【0046】図17は各レジスターの制御情報設定ファ
イル17−2内に設けられた、レジスター番号、マスタ
ーレジスター番号設定エリアの構成を示しており、アド
レス#300はレジスター番号、アドレス#301はマ
スターレジスター番号の設定場所である。本エリア(1
6−1、16−2)へのデータ設定は、第2実施例にて
図12のフロー図で示したと同一の動作により行われ
る。ここでマスターレジスター番号とは、複数のレジス
ターが顧客伝票ファイルメモリーとして共用使用するレ
ジスターの番号であり図16では電子レジスター#2が
相当する。
【0047】図18はメモリ14−5の構成図で、マス
ターレジスターは、第1実施例図2と同じ伝票番号発行
カウンター17−1と、制御情報設定ファイル17−2
と、商品アイテム設定ファイル17−3と、売上集計デ
ータファイル17−4と、伝票ファイルエリア17−5
を持つ。スレーブレジスターは伝票番号発行カウンター
17−1と、制御情報設定ファイル17−2と、商品ア
イテム設定ファイル17−3と、売上集計データファイ
ル17−4を持つ。17−6はワークエリアでスレーブ
レジスター、マスターレジスターともに所有する。マス
ターレジスターにおいては、図8のフロー図の動作によ
り、図5で示す構成の伝票ファイル構成要素設定エリア
のアドレス#111へ、一伝票ファイル当たりの登録ア
イテム数、アドレス#112へ、レジスターで扱える伝
票ファイルの発行数(オープン伝票数)がそれぞれ設定
される。本設定動作により、第一実施例に記述したと同
一の動作により、マスターレジスターの伝票ファイルエ
リア17−5の構成が図4の形態で定まる。
【0048】次にレジスターの登録モードにおける伝票
発行処理についてその動作を説明する。図18は伝票発
行処理のフロー図で、キーボード1−1上の伝票発行キ
ーを操作すると、自身の制御情報設定ファイル17−2
内に設けられた、レジスター番号(アドレス#300)
とマスターレジスター番号(アドレス#301)を比較
判定し、同一である場合は、自身のメモリーの伝票ファ
イルエリア17−5の伝票ファイルについて、伝票番号
の付与されていない空きファイルが存在するかチェック
する。ここで空きファイルが存在しない場合は、上記伝
票発行キーの操作を無効とするとともにエラーメッセー
ジを表示する。空きファイルが存在する場合は、伝票番
号発行カウンター17−1へ1を加算し、本番号を上記
空きファイルの伝票番号エリア4−1へストアする。ま
た本伝票番号を表示装置14−4へ表示する。マスター
レジスター番号(アドレス#301)がレジスター番号
(アドレス#300)と同一でない場合は、マスターレ
ジスター番号のレジスターに対して、上記伝送装置14
−7を介して伝票ファイルの発行コマンドを送り、マス
ターレジスターのメモリーの伝票ファイルエリア17−
5の伝票ファイルについて、伝票番号の付与されていな
い空きファイルが存在するかチェックする。ここで空き
ファイルが存在しない場合は、本情報を上記伝送装置1
4−7を介してマスターレジスターからスレーブレジス
ターへ送る。スレーブレジスターは本空きファイルが存
在しない情報を受け取ると、上記伝票発行キーの操作を
無効とするとともにエラーメッセージを表示する。空き
ファイルが存在する場合は、マスターレジスターは伝票
番号発行カウンター17−1へ1を加算し、本番号を上
記空きファイルの伝票番号エリア4−1へストアする。
また本伝票番号を上記伝送装置14−7を介してマスタ
ーレジスターからスレーブレジスターへ送る。スレーブ
レジスターは本伝票番号を受け取ると、これを表示装置
14−4へ表示する。
【0049】上記伝票ファイル発行キーの処理と同様
に、ストアキー、リコールキーの処理においても、マス
ターレジスター番号が自身のレジスター番号と同一であ
るかを判定し、同一である場合は、自身のメモリー内の
当該顧客伝票ファイルに対して操作し、同一でない場合
は、マスターレジスター内の当該顧客伝票ファイルに対
して伝送装置を介して操作するようにして、複数のレジ
スターを結合したシステムにおいて、任意のレジスター
から、顧客伝票ファイルの発行、仮閉め(ストア処理)、
呼び出し(リコール処理)、商品の追加登録、売上合計処
理を行う。 第5実施例 第5実施例は、複数のレジスターを図16のように結合
したシステムにおいて、あるレジスターが呼び出し(リ
コール処理)中の伝票ファイルに対して、他のレジスタ
ーからアクセスすることを防止する機能を設けたもので
ある。
【0050】図20は本発明の登録処理のキー操作例を
示す図で、19−1のキー操作により、伝票ファイル#
101が発行され、[FOOD A]が1と[FOOD
B]が2、伝票ファイルに登録された後、ストアキー
により伝票ファイル#101が伝票ファイルエリア2−
5へ格納される。19−2のキー操作により、伝票ファ
イル#101がリコールされ、[FOOD C]が追加
登録された後、ストアキーにより伝票ファイル#101
が伝票ファイルエリア2−5へ格納される。19−3の
キー操作により、伝票ファイル#101がリコールさ
れ、本伝票ファイルの売上合計が現金にて決済される。
【0051】図21は19−1のキー操作時に表示部1
ー4に表示される例を示す。図22は伝票ファイル(図
4)の制御フラッグエリア4−2内に設けられた、リー
ドフラッグ21−1を示す図である。
【0052】次に上記リードフラッグ21−1の働き
を、図23のリコール処理のフロー図と、図24のスト
ア処理のフロー図ををもとに説明する。演算制御部をモ
ードスイッチにより登録モードに指定してリコールキー
の操作により、仮閉めした当該顧客伝票ファイルの内容
を呼び出す際(伝票ファイルのリコール操作)、番号の
置数なしでリコールキーを操作すると、無効とするとと
もにエラーメッセージを表示する。番号を置数後、リコ
ールキーを操作すると、伝票ファイルエリア2−5の発
行済伝票ファイル(オープン中の伝票ファイル)につい
て、置数値と同一番号のファイルを探す。同一のファイ
ル番号が存在しない場合は、リコールキー操作を無効と
するとともにエラーメッセージを表示する。置数値と同
一のファイル番号が存在する場合は、該当ファイルのリ
ードフラッグ21−1をチェックし、本リードフラッグ
がセットされている場合は、本伝票ファイルはリコール
中のファイルであることから、リコールキー操作を無効
とするとともにエラーメッセージを表示する。当該リー
ドフラッグがセットされていない場合、当該リードフラ
ッグをセット後、本伝票ファイルのデータをワークエリ
ア2−6へリードするとともに、表示装置1−4へ表示
する。ストアキーの操作により、ワークエリア2−6へ
リコール中の伝票ファイルは伝票ファイルエリア2−5
の同一番号伝票ファイルへ格納される。このとき当該顧
客伝票ファイルのリードフラッグ21−1はリセットさ
れる。
【0053】第6実施例 第6実施例は、第1実施例の伝票発行キーにより伝票フ
ァイルを発行後、これを取り消した場合の制御機能に関
するものである。
【0054】図25は取り消し処理のキー操作例を示す
図で、伝票ファイル発行キーの操作により、伝票ファイ
ル#123が発行され、[FOOD A]と[FOOD
B]を登録後、取り消しキーにより、伝票ファイル#
123の発行が取り消されるとともに、同伝票ファイル
上のすべての登録データが取り消される。
【0055】図26は表示部1ー4に表示される図25
の取り消しキー操作時の表示例である。
【0056】図27は複数のレジスターを結合したシス
テムにおける、取り消し処理の動作を説明する図で下記
の操作例を示す。
【0057】 電子レジスター#1にて伝票発行キー
によりファイル番号123を発行しアイテム登録を開
始。
【0058】 電子レジスター#2にて伝票発行キー
によりファイル番号124を発行しアイテムを登録後、
売上決済処理を実施。
【0059】 電子レジスター#3にて伝票発行キー
によりファイル番号125を発行しアイテムを登録後、
売上決済処理を実施。
【0060】 電子レジスター#1にて取り消し処理
キーを操作してファイル番号123のデータを取り消
し。
【0061】図28はマスターレジスターに設けられた
キャンセル伝票番号ファイルの構成を示す図で上記取り
消し処理により取り消された伝票番号123が同ファ
イルへ格納される。
【0062】図30は伝票発行処理のフロー図で、キー
ボード1−1上の伝票発行キーを操作すると、伝票ファ
イルエリア26−5の伝票ファイルについて、伝票番号
の付与されていない空きファイルが存在するかチェック
する。ここで空きファイルが存在しない場合は、上記伝
票発行キーの操作を無効とするとともにエラーメッセー
ジを表示する。空きファイルが存在する場合は上記図2
8のキャンセル伝票番号ファイルに伝票番号が格納され
ているかチェックを行う。同ファイル内に伝票番号が存
在する場合は、この番号を伝票ファイル番号として上記
空きファイルの伝票番号エリア4−1へストアするとと
もに、伝票番号として使用した番号は26Bのキャンセ
ル伝票番号ファイルからクリアする。また本伝票番号を
表示装置1−4へ表示する。図26Bのキャンセル伝票
番号ファイルに伝票番号が存在しない場合は、伝票番号
発行カウンター2−1へ1を加算し、本番号を上記空き
ファイルの伝票番号エリア4−1へストアする。また本
伝票番号を表示装置1−4へ表示する。
【0063】図31は伝票ファイルエリア26−5(図
29)に存在する伝票データを確認するための点検レポ
ートの印字例を示す。図31の28−1は伝票データ、
28−2は図28のキャンセル伝票番号ファイル26B
に格納されている伝票番号である。以上の動作により、
取り消しキー操作により発行を取り消された伝票番号
を、番号発行カウンターによるファイル番号自動付与手
段に優先して用い、取り消しキー操作により、発行を取
り消されたファイル番号が、未使用伝票番号として連続
伝票番号から抜ける場合を削減するとともに、伝票ファ
イル点検レポート上に、キャンセル伝票番号ファイルに
格納されている伝票番号を、未使用伝票番号の確認用と
して印字する。
【0064】第7実施例 第7実施例は、リコールキー操作時に、仮閉め済の商品
アイテムを現在追加登録中のアイテムと表示領域または
識別マークで区分して表示する機能に関するものであ
る。
【0065】図32は本発明の登録処理のキー操作例を
示す図で、29−1のキー操作により、伝票ファイル#
185が発行され、[BEER]と[STEAK]と
[SALAD]が本伝票ファイルに登録された後、スト
アキーにより伝票ファイル#185が伝票ファイルエリ
ア2−5へ格納される。29−2のキー操作により、伝
票ファイル#185がリコールされ、[BEER]が2
個と[SCOTCH]が追加登録される。図33はこの
ときの表示部1−4の表示状態を示す図で、#185は
伝票ファイル番号、[P/B 1850]は仮閉め済売
上額(Previous Balance)が1850
であることを示す。[2 BBER],[1 SCOT
CH]はリコール後の追加登録アイテムを示し、[TA
X],[TOTL]は、仮閉め済売上分を含んだ伝票#
185全体の現時点での税額と合計額(アイテム額の合
計+税額)を示す。ここで、29−2のキー操作によ
り、アイテム表示キーを操作すると、前段29−1の操
作で登録済み(仮閉め済)のアイテムが当該伝票ファイ
ルの登録アイテムデータエリア4−5からリードされ、
図34のように画面の左半分の表示エリアにメッセージ
「PREVIOUS ITEM」とともに表示される。
本登録済み(仮閉め済)アイテムの表示は新たなアイテ
ムの登録、売上合計処理等、次処理への移行にともない
クリアされる。または、アイテム表示キーの再操作によ
り登録済み(仮閉め済)アイテムの表示をクリアする方
法もある。
【0066】なお上記実施例では、仮閉め済(ストア
済)のアイテムを追加登録中のアイテムと区分するた
め、表示エリアを区分して表示したが、仮閉め済(スト
ア済)のアイテムへ「*」等の識別マークを付与して区
分する方法も実施できる。
【0067】第8実施例 第8実施例は、顧客用伝票ファイルの担当者の扱いに関
するものである。
【0068】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#212は担当者入力強制機能の
フラッグ、アドレス#213は担当者比較機能フラッグ
の設定場所である。本エリア(10−3、10−4)へ
のデータ設定は、第2実施例にて図11のフロー図で示
したと同一の動作により行われる。
【0069】図35は伝票ファイルエリア2−5の構成
を示したものである。32−4は担当者コードの格納エ
リアで個々の伝票ファイルごと設けられている。次にレ
ジスターの登録モードにおける伝票発行処理についてそ
の動作を説明する。図37は担当者キーの入力と、伝票
ファイルの発行、リコール処理のキー操作例を示す。3
3A−1で上記担当者入力強制機能フラッグ(10−
3)がセットされている場合、伝票ファイル発行キー
は、担当者が入力されている場合のみ有効で伝票ファイ
ル#101が発行される。担当者が入力されていない場
合は、伝票ファイル発行キーを無効とするとともに、エ
ラーメッセージ「CASHIERIS NOT LOG
ON」が表示される。ストア処理により登録アイテム
データと担当者コードは伝票ファイルエリア2−5の該
当伝票ファイルへ格納される。33A−2で上記担当者
入力強制機能フラッグ(10−3)と担当者比較機能フ
ラッグ(10−4)がセットされている場合、リコール
キーは、担当者が入力されている場合のみ有効であり、
またリコールキーを操作すると、伝票ファイル#101
へストア済の担当者コード1(仮閉め時の担当者)とリ
コールキー操作時に入力した担当者2が同一であるか比
較し、同一でない場合はリコールキーを無効とするとと
もにエラーメッセージ「CASHIER MISMAT
CHERROR」が表示される。担当者が同一の場合は
該当する仮閉め伝票ファイル#101をワークエリア2
ー6へリコールし、その内容を表示部1−4へ表示す
る。
【0070】図38はリコールキーの処理を示すフロー
図である。 第9実施例 第9実施例は、顧客用伝票ファイルを扱う担当者の交代
に伴う売上の移動情報をレポート出力する機能に関す
る。
【0071】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#214は担当者交代許可フラッ
グの設定場所である。本エリア(10−5)へのデータ
設定は、第2実施例にて図12のフロー図で示したと同
一の動作により行われる。
【0072】図41は売上集計データファイル2−4の
構成を示したものである。売上集計データファイル2−
4は、担当者1売上集計ファイル(35−1)、担当者
2売上集計ファイル(35−2)等、担当者別に登録デ
ータを集計できるよう区分されている。また、個々の担
担当者別集計ファイルには、担当者の交代にともない、
他の担当者へ売上を引き渡したときのデータを集計する
「トランスファー アウト合計器」(35−12、35
−22)と、他の担当者から売上を引き受けたときのデ
ータを集計する「トランスファー イン合計器」(35
−11、35−21)が設けられている。
【0073】次に図39、図40に示すレジスターの追
加オーダー登録時における、担当者の交代キー操作例を
取り上げその動作を説明する。図39で担当者入力強制
機能フラッグ(10−3)がセットされている場合、伝
票ファイル発行キーは、担当者が入力されている場合の
み有効であり、伝票ファイル#101が発行される。こ
こで「ITEM A」,「ITEM B」が登録され、
ストア処理により登録アイテムデータと担当者コード
は、伝票ファイルエリア2−5の該当伝票ファイルへ格
納される。図40において、担当者入力強制機能フラッ
グ(10−3)と担当者交代許可フラッグ(10−
5)、がセットされている場合、リコールキーは、担当
者が入力されている場合のみ有効であり、またリコール
キーを操作すると、伝票ファイル#101へストア済の
担当者コード1(仮閉め時の担当者)とリコールキー操
作時に入力した担当者2同一であるか比較判定し、同一
の場合は該当する仮閉め伝票ファイル#101をリコー
ルし、その内容を表示部1−4へ表示する。担当者が同
一でない場合は、リコールキー操作時にメッセージ「S
ERVER TRANSFER」が表示される。ここで
再度リコールキーを操作すると、該当する仮閉め伝票フ
ァイル#101をリコールし、その内容を表示部1−4
へ表示する。また、当該伝票ファイル(#101)へス
トア済の担当者をリコールキー操作時に入力した担当者
に変更するとともに、担当者別集計ファイルの担当者#
1(旧担当者)該当ファイルの「トランスファー アウ
ト合計器」へ仮閉め時の登録合計を格納し、担当者#2
(新担当者)該当ファイルの「トランスファー イン合
計器」へ仮閉め時の登録合計を格納する。
【0074】図42はリコール処理における、担当者の
交代動作をフロー図で示したものである。図43は精算
レポートの印字例で、担当者別に上記「トランスファー
イン合計器」「トランスファー アウト合計器」のデ
ータが印字されており、担当者の交代に伴う売上の移動
情報が確認される。
【0075】第10実施例 第10実施例は顧客伝票ファイルから請求伝票を発行す
る機能に関する。
【0076】図22は伝票ファイル(図4)の制御フラ
ッグエリア4−2内に設けられた、請求伝票発行フラッ
グ21−2を示す図である。
【0077】図46は請求伝票の印字例で、39−1は
レストラン名等を印字するメッセージエリア、39−2
は伝票#185に登録されているアイテム名と単価数
量、税額、税額を含む請求額の合計、日付が印字され
る。39−3はメッセージ印字エリアである。
【0078】次に上記請求伝票発行フラッグ21−2の
働きを、図44の請求伝票発行キー操作例と、図45の
請求伝票発行処理のフロー図をもとに説明する。演算制
御部をモードスイッチにより登録モードに指定して請求
伝票発行キーを操作したとき、番号の置数なしで請求伝
票発行キーを操作すると、無効とするとともにエラーメ
ッセージを表示する。番号を置数後、請求伝票発行キー
を操作すると、伝票ファイルエリア2−5の発行済伝票
ファイルについて、置数値と同一番号のファイルを探
す。同一のファイル番号が存在しない場合は、請求伝票
発行キー操作を無効とするとともにエラーメッセージを
表示する。置数値と同一のファイル番号が存在する場合
は、該当ファイルの請求伝票発行フラッグ21−2をチ
ェックし、本請求伝票発行フラッグ21−2がセットさ
れている場合は、本伝票ファイルは請求伝票発行済であ
ることから、請求伝票発行キー操作を無効とするととも
にエラーメッセージを表示する。当該請求伝票発行フラ
ッグ21−2がセットされていない場合、当該請求伝票
発行フラッグ21−2をセットするとともに、本伝票フ
ァイルのデータを印字装置1−6へ出力し、請求伝票を
発行する。
【0079】第11実施例 第11実施例は、発行済みの顧客用伝票ファイルの番号
を他の番号に変更する機能に関する。
【0080】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#215は伝票番号変更許可フラ
ッグの設定場所である。本エリア(10−6)へのデー
タ設定は、第2実施例にて図12のフロー図で示したと
同一の動作により行われる。
【0081】図47は伝票ファイル制御情報設定エリア
のアドレス#211(10−2)がマニュアルモードに
設定された場合における、登録処理中の伝票のファイル
番号を、置数値の番号に変更するキー操作例を示したも
のである。まず伝票番号125を置数後、伝票ファイル
発行キーを操作すると、第3実施例に記述した動作によ
り伝票ファイル#125が発行される。ここで[FOO
D A],[FOODB]を登録後、128を置数し伝
票ファイル発行キーを操作すると、上記伝票番号変更許
可フッラグ(10−6)を判定し、本フラッグがセット
されていない場合は伝票ファイル発行キーの操作を無効
とするとともにエラーメッセージを表示する。伝票番号
変更許可フラッグ(10−6)がセットされている場合
は、伝票ファイルエリア2−5のすべての発行済伝票フ
ァイル(オープン中の伝票ファイル)について、置数値
と同一のファイルが発行済でないかチェックし、同一の
ファイル番号が存在した場合は当該置数番号への伝票フ
ァイル番号の変更を禁止するとともにエラーメッセージ
を表示する。同一のファイル番号が発行済でない場合
に、上記登録処理中の伝票のファイル番号#125を、
本置数値の番号#128に変更する処理として、上記置
数値#128を、当該伝票番号エリア4−1へストアす
る。また本伝票番号を表示装置1−4へ表示する。また
伝票ファイル番号変更メッセージ「TRANSFER
FROM #125」を印字装置1−6内の印字バッフ
ァーへ格納し、ストアキーによる本伝票ファイルの番号
の変更処理終了時に、図49に示すレシートを印字装置
1−6にて発行する。
【0082】図48は伝票番号の変更動作を示すフロー
図である。 第12実施例 第12実施例は、顧客用伝票ファイルの内容をリコール
キーで呼び出す際、その時点で発行中の伝票ファイルす
べての中から、ファイル番号の一番小さな伝票ファイル
を自動的に選択し、その内容を表示装置に呼び出す機能
に関する。
【0083】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#216はリコールキー自動呼出
モードのフラッグ設定場所である。本エリア(10−
7)へのデータ設定は、第2実施例にて図12のフロー
図で示したと同一の動作により行われる。
【0084】図51は本実施例におけるリコール処理の
フロー図で、本図ををもとにその動作を説明する。リコ
ールキーの操作により、上記リコールキー自動呼出モー
ドのフラッグ(10−7)が判定され、本フラッグがセ
ットされていない場合は、リコール処理はマニュアルモ
ードであることから、第5実施例の動作を実行する。リ
コールキー自動呼出モードのフラッグがセットされてい
る場合は、伝票番号が置数済みかチェックし、置数済の
場合はリコールキーの操作を無効とするとともにエラー
メッセージを表示する。置数済でない場合は、伝票ファ
イルエリア2−5の発行中の伝票ファイルすべての中か
ら、リードフラッグ21−1がセットされていないもの
で、かつ伝票番号が最少のものを探し、当該伝票ファイ
ルのリードフラッグ21−1をセットするとともに、当
該伝票データをワークエリア2−6へリードし、表示装
置1−4へ表示する。
【0085】図50はレジスター2台を伝送装置1−7
を介して結線した構成で、本実施例を複数台のシステム
に使用した例を示す。スレーブレジスター#1をオーダ
ー登録専用機として、43−3に示す伝票発行、アイテ
ム登録、ストアの処理を連続して実行し、各伝票ファイ
ルを、マスターレジスター#2の伝票ファイルエリア2
−5へ格納する。マスターレジスター#2は、合計終了
(決済)処理専用機として、43−4に示すリコールの
自動処理を連続して実行し、各々の伝票ファイルをスレ
ーブレジスター#1で伝票発行した順番に終了する。本
使用例は、アイテムオーダーの受注伝票順に合計(決
済)処理を行う形態の店舗(ドライブスルー等)向け機
能として、本発明により実現可能なものである。
【0086】第13実施例 第13実施例は、複数の顧客(パーソン)分のアイテム
を同一の伝票ファイルへ登録後、個々のパーソン別に分
離して請求伝票を発行する機能に関する。
【0087】メモリ1−5の制御情報設定ファイル2−
2には図53で示す構成の伝票ファイル構成要素設定エ
リアが設けられており、アドレス#110は、一伝票フ
ァイル当たりのパーソン数、{一伝票ファイルを個々の
客(パーソン#)別に区分対応するための区分数}、ア
ドレス#111は一伝票ファイル当たりの登録アイテム
数、アドレス#112はレジスターで扱える伝票ファイ
ルの発行数(オープン伝票数)の設定エリアである。モ
ードスイッチ1−2で、レジスターの動作を設定モード
(PRG)に指定すると、図6に示す設定モードにおけ
る業務メニューが表示される。ここで図8のフロー図で
示したと同一の動作により、上記の図53の伝票ファイ
ル構成要素設定エリアのそれぞれのアドレスへ、データ
が設定される。
【0088】図52は、本実施例における伝票ファイル
エリア2−5の構成を示したものである。図53の伝票
ファイル構成要素設定エリアの、アドレス#110の設
定数(一伝票ファイル当たりのパーソン数)により、パ
ーソン別売上合計器45−6の大きさが定まり、アドレ
ス#111の設定数(一伝票ファイル当たりの登録アイ
テム数)により、登録アイテムデータ45−7の大きさ
が決定される。同アドレス#112の設定数(レジスタ
ーで扱える伝票ファイルの発行数)により、伝票ファイ
ルエリア2−5における全伝票ファイルの総数が決定さ
れ、図52の伝票ファイルエリアの構成が定まる。
【0089】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#217はパーソン番号キー強制
フラッグの設定場所である。本エリア(10−8)への
データ設定は、第2実施例にて図12のフロー図で示し
たと同一の動作により行われる。
【0090】次にレジスターの登録モードにおける伝票
発行処理についてその動作を説明する。図54〜図58
にパーソン番号キーによる登録処理と、請求伝票発行の
キー操作例を示す。図54において、伝票ファイル発行
キーの操作により、伝票ファイル#101が発行され
る。ここで、パーソン番号の入力なしでアイテムキーを
操作すると、無効とするとともにエラーメッセージを表
示し、パーソン番号の入力後、アイテムキーを操作する
と、図52の45−7の登録アイテムデータに示すと同
一の形態(アイテムコードへ該当パーソン番号が付随し
た形態)で、当該アイテムが登録される。該当パーソン
番号の入力は、図53の伝票ファイル構成要素設定エリ
アのアドレス#110の設定数(一伝票ファイル当たり
のパーソン数)の範囲内で可能であり、これを越えた入
力は無効とするとともに、エラーメッセージが表示され
る。パーソン別に該当アイテムを入力後、ストアキーを
操作すると、伝票ファイル2−5の該当伝票番号の伝票
ファイルへ図52の形態で登録データが格納される。図
55において、ファイル番号を置数後、リコールキーを
操作すると、伝票ファイル2−5から、該当伝票番号の
伝票ファイルをワークエリア2−6へ呼出、続けてパー
ソン番号を入力後、請求伝票発行キーを操作すると、該
当伝票ファイルの登録アイテムデータエリア45−7、
および売上合計データエリア45−6から、該当パーソ
ン番号に対応する登録済商品アイテムと、該当パーソン
番号の売上合計データをリードして印字装置1−6へ送
り図56に示すパーソン別請求伝票を発行する。ファイ
ル番号を置数後、リコールキーを操作し、パーソン番号
の入力なしで、請求伝票発行キーを操作すると、パーソ
ン番号の区分の無い該当伝票全体の請求伝票を図46と
同様のフォーマットで発行する。
【0091】図57は本実施例における、アイテムとパ
ーソン番号の登録処理を示すフロー図である。
【0092】図58は本実施例における、請求伝票発行
処理を示すフロー図である。 第14実施例 第14実施例は、複数の顧客(パーソン)分のアイテム
を同一の伝票ファイルへ登録後、個々のパーソン別に分
離して売上終了処理(決済処理)を行う機能に関する。
【0093】第13実施例と同様にして、メモリ1−5
の制御情報設定ファイル2−2には図53で示す構成の
伝票ファイル構成要素設定エリアが確保されており、ア
ドレス#110へは、一伝票ファイル当たりのパーソン
数、アドレス#111へは一伝票ファイル当たりの登録
アイテム数、アドレス#112へはレジスターで扱える
伝票ファイルの発行数が設定される。本設定処理によ
り、図52の伝票ファイルエリアの構成が定まる。
【0094】第13実施例と同様にして、図11の伝票
ファイル制御情報設定エリアの、アドレス#217へパ
ーソン番号キー強制フラッグが設定される。
【0095】次にレジスターの登録モードにおける売上
終了処理(決済処理)についてその動作を説明する。第
13実施例、図54と同様にしてパーソン番号キーを用
いた登録操作が行われた後、ストアキーの操作により、
図2の伝票ファイル2−5の該当伝票番号の伝票ファイ
ルへ、図52の形態で登録データが格納される。図59
において、ファイル番号を置数後、リコールキーを操作
すると、図2の伝票ファイル2−5から、該当伝票番号
の伝票ファイルをワークエリア2−6呼出、続けてパー
ソン番号を入力すると、上記ファイルデータから、該当
パーソン番号の売上合計データを表示装置1−4へ表示
する。ここで現金売上キーを操作すると、表示中のデー
タ(該当伝票ファイルの該当パーソン番号の売上合計デ
ータ)に対する終了処理(決済)が行われ、取引の種類
と売上合計が図60に示すように表示されるとともに、
印字装置1−6へ送られ、図61に示すレシートが発行
される。また本取引データは売上集計データファイル2
−4へ集計されるとともに、該当伝票ファイルの登録ア
イテムデータエリア45−7の該当パーソン番号に対応
する登録済商品アイテムデ−タと、パーソン番号別の売
上合計エリア45−6の該当パーソン番号に対応するパ
ーソン番号売上合計データがクリアーされる。 第15実施例 第15実施例は、複数の顧客(パーソン)を同一の伝票
ファイルへ登録するに際し、この客数が第13実施例に
記述の「一伝票ファイル当たりのパーソン数」を越える
場合、他の伝票ファイルエリアをリンクすることによ
り、伝票ファイルの構成要因として設定された「一伝票
ファイル当たりのパーソン数」を越えるパーソン数を扱
えるようにする機能に関する。
【0096】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#217は「パーソン番号キー強
制フラッグ」、アドレス#218は「客数入力強制フラ
ッグ」の設定場所である。本エリア(10−8)、(1
0−9)へのデータ設定は、第2実施例にて図12のフ
ロー図で示したと同一の動作により行われる。
【0097】図62は、本実施例における伝票ファイル
エリア2−5の構成を示したものである。第13実施例
と同様にして、メモリ1−5の制御情報設定ファイル2
−2には図53で示す構成の伝票ファイル構成要素設定
エリアが設けてあり、アドレス#110へは、一伝票フ
ァイル当たりのパーソン数、アドレス#111へは一伝
票ファイル当たりの登録アイテム数、アドレス#112
へはレジスターで扱える伝票ファイルの発行数が設定さ
れる。本設定処理により、第13実施例と同様にして伝
票ファイルエリアの構成が定まる。図62は、説明の都
合上アドレス#110へ、一伝票ファイル当たりのパー
ソン数=4が設定された場合の伝票ファイル構成であ
り、各々の伝票ファイルへは、他の伝票ファイルエリア
をリンクして用いる場合のリンクアドレスエリア(50
−2,50−9)が設けてある。このリンクアドレスエ
リアの設置が本実施例における伝票ファイル構成の特徴
である。
【0098】次に本実施例の登録処理についてその動作
を説明する。図63にキー操作例を示す。51−1にお
いて、登録処理の最初の操作として、キーボード1−1
上に設けられた客数キーにより、当該伝票に係わる客数
を入力する。客数の入力なしで伝票発行キーを操作する
と、伝票発行キーを無効とするとともにエラーメッセー
ジを表示する。客数の入力後、伝票ファイル発行キーを
操作すると、伝票ファイル#125が発行される。が、
このとき、本客数が上記伝票ファイル構成要素設定エリ
アのアドレス#110の設定値「一伝票ファイル当たり
のパーソン数」を越える場合、他の伝票ファイルエリア
を追加して確保し、これをリンクして拡張ファイルとし
て対応するためのリンクアドレス情報を、当該伝票ファ
イルのリンクアドレスエリア50−2へ格納する。図6
3では「一伝票ファイル当たりのパーソン数」=4の設
定値に対して、客数=6であることから、伝票ファイル
エリア(50−A)の他に、伝票ファイルエリア(50
−B)が拡張ファイルとして確保され、伝票ファイルエ
リア(50−B)のリンクアドレス情報が、同(50−
A)のリンクアドレスエリア50−2へ格納される。
【0099】次にアイテムの登録について説明する。パ
ーソン番号の入力なしでアイテムキーを操作すると、無
効とするとともにエラーメッセージを表示し、パーソン
番号の入力後、アイテムキーを操作すると、50−7の
登録アイテムデータに示すと同一の形態(アイテムコー
ドへ該当パーソン番号が付随した形態)で、当該アイテ
ムが登録される。該当パーソン番号の入力は、上記客数
入力の範囲内で可能であり、これを越えた入力は無効と
するとともに、エラーメッセージが表示される。パーソ
ン別に該当アイテムを区分して登録した後、ストアキー
を操作すると、伝票ファイル2−5の該当伝票番号の伝
票ファイルへ図62の形態で登録データが格納される。
【0100】51−2において、ファイル番号を置数
後、リコールキーを操作すると、伝票ファイル2−5か
ら、該当伝票番号の伝票ファイル(50−A)をワーク
エリア2−6へ呼出す。ここで当該伝票ファイル(50
−A)のリンクアドレスエリア(50−2)をチェック
する。リンクアドレスエリア(50−2)にリンクアド
レス情報がない場合はシングル伝票ファイルとして上記
伝票データを表示装置1−4へ表示する。リンクアドレ
スエリア(50−2)にリンクアドレス情報が存在する
場合はその情報をもとに拡張用伝票ファイル(50−
B)のデータをもワークエリア2−6へ呼出し、これら
両方のエリア(50−A、50−B)の伝票データを表
示装置1−4へ表示する。このようにしてリンクアドレ
スエリア(50−2)の情報を参照することにより、拡
張伝票ファイル(50−B)がリンクされている構成に
おける、ファイルの呼出が行われる。
【0101】ファイルの呼出後の請求伝票発行処理は、
第13実施例と同様にして行われる。ここで、当該伝票
ファイル(50−A)に拡張伝票ファイル(50−B)
がリンクされている構成の場合、拡張伝票ファイル(5
0−B)では、パーソン別売上合計(50−13)と登
録アイテムデータ(50−14)の登録データに関する
エリアが、上記のように拡張エリアとして用いられる
が、伝票番号(50−1)、制御フラッグ(50−
3)、伝票発行時刻(50−4)、担当者コード(50
−5)等制御に関係するデータについては基本伝票ファ
イル(50−A)側のエリアを用い、拡張伝票ファイル
(50−B)側のエリアは用いない。
【0102】ファイルの呼出後の売上終了処理(決済処
理)は、第14実施例と同様にして行われる。ファイル
番号を置数後、リコールキーを操作すると、上記のよう
に、伝票ファイル2−5から、該当伝票番号の伝票ファ
イルをワークエリア2−6へ呼出、拡張用伝票ファイル
がリンクされている場合はその伝票ファイルデータもワ
ークエリア2−6へ呼出、続けてパーソン番号を入力す
ると、該当伝票ファイル、及び拡張用伝票ファイルが呼
び出されている場合はそのデータも含めた中から、該当
するパーソン番号の売上合計データを表示装置1−4へ
表示する。ここで現金売上キーを操作すると、表示中の
データ(該当伝票ファイルの該当パーソン番号の売上合
計データ)に対する終了処理(決済)が行われ、取引の
種類と、売上合計が表示装置1−4へ表示されるととも
に、印字装置1−6へ送られ、レシートが発行される。
また本取引データは売上集計データファイル2−4へ集
計されるとともに、該当伝票ファイルの登録アイテムデ
ータエリア50−7(拡張用伝票ファイルがリンクされ
ている場合は50−14も含めて)と、パーソン番号別
の売上合計エリア50−6(拡張用伝票ファイルがリン
クされている場合は50−13も含めて)の、該当パー
ソン番号に対応する登録済商品アイテムデ−タとパーソ
ン番号売上合計データがクリアーされる。
【0103】図64は本実施例の、「一伝票ファイル当
たりのパーソン数」=4の設定値の場合の伝票発行処理
の動作を示すフロー図である。
【0104】図65は本実施例の、「一伝票ファイル当
たりのパーソン数」=4の設定値の場合の登録処理の動
作を示すフロー図である。
【0105】図66は本実施例の、リコール処理の動作
を示すフロー図である。なお上記説明は、「一伝票ファ
イル当たりのパーソン数」=4の設定値に対して、客数
=6の場合を取り上げ、拡張ファイルとして、伝票ファ
イルエリア1個分をリンクする動作を説明したが、客数
の入力数によっては、拡張ファイルとして複数個の伝票
ファイルエリアをリンクする必要もある。この場合にお
いても、各拡張伝票ファイルのリンク情報エリアへ次の
拡張伝票ファイルのリンク情報を記憶することにより上
記と同様の処理により動作することができる。
【0106】第16実施例 第16実施例は、顧客の商品アイテムを伝票ファイルへ
登録するに際し、このアイテム数が第1実施例に記述の
「一伝票ファイル当たりの登録アイテム数」を越える場
合、他の伝票ファイルエリアをリンクすることにより、
伝票ファイルの構成要因として設定された「一伝票ファ
イル当たりの登録アイテム数」を越えるアイテム数を扱
えるようにする機能に関する。
【0107】図67は、本実施例における伝票ファイル
エリア2−5の構成を示したものである。第1実施例と
同様にして、メモリ1−5の制御情報設定ファイル2−
2には図5で示す構成の伝票ファイル構成要素設定エリ
アが設けてあり、アドレス#111へは一伝票ファイル
当たりの登録アイテム数、アドレス#112へはレジス
ターで扱える伝票ファイルの発行数が設定される。本設
定処理により、第1実施例と同様にして伝票ファイルエ
リアの構成が定まる。図67は、説明の都合上アドレス
#111へ、一伝票ファイル当たりの登録アイテム数=
20が設定された場合の伝票ファイル構成であり、各々
の伝票ファイルへは、他の伝票ファイルエリアをリンク
して用いる場合のリンクアドレスエリア(55−2、5
5−10)が設けある。このリンクアドレスエリアの設
置と使用方法が本実施例の特徴である。
【0108】次に本実施例の登録処理についてその動作
を説明する。図68、図69は伝票ファイルの発行と現
金売のキー操作例を示す図で、図68のキー操作によ
り、第1実施例と同様の動作により、伝票ファイル#1
26が発行され、「FOOD#1」、「FOOD#2」
等アイテムが順次登録される。ここで本登録アイテム数
が上記「一伝票ファイル当たりの登録アイテム数」を超
えたとき、伝票ファイル発行と同様の処理により、伝票
ファイルエリア2−5へ空きファイルエリアが確保され
る。なおこの場合は、新たな伝票ファイル番号の付与は
行わずに、伝票番号エリア55−9へは本ファイルが拡
張用リンクファイルであることを識別するためのリンク
ファイルコードを書き込む。次に本ファイルをリンクし
て制御するためのリンクアドレス情報を、既に発行済み
伝票ファイルのリンクアドレスエリア55−2へ格納す
る。図67では「一伝票ファイル当たりのパーソン数」
=20の設定値であるので、登録アイテム数が21番目
に達した時点で、伝票ファイルエリア55−Aの他に、
伝票ファイルエリア55−Bが拡張ファイルとして確保
され、伝票ファイルエリア55−Bのアドレス情報が、
同55−Aのリンクアドレスエリア55−2へ格納され
る。本拡張用リンクファイル55−Bの登録アイテムデ
ータエリア55−15へ21番目以降の登録アイテムが
格納される。ここで、上記登録アイテム数が21番目に
達した時点で、他の伝票ファイルエリアを追加して確保
するための、伝票発行処理を実行しようとしたとき、伝
票ファイルエリア2−5に空きファイルエリアがなく、
拡張ファイルをリンク出来ない場合は、21番目の登録
アイテムを無効とするとともに、エラーメッセージを表
示する。
【0109】次にリコール処理の動作を説明する。図6
9において、ファイル番号を置数後、リコールキーを操
作すると、伝票ファイル2−5から、該当伝票番号の伝
票ファイル55−Aをワークエリア2−6へ呼出す。こ
こで当該伝票ファイル55−Aのリンクアドレスエリア
55−2をチェックする。リンクアドレスエリア55−
2にリンクアドレス情報がない場合はシングル伝票ファ
イルとして上記伝票データを表示装置1−4へ表示す
る。リンクアドレスエリア55−2にリンクアドレス情
報が存在する場合は、その情報をもとに拡張用伝票ファ
イル55−Bのデータをもワークエリア2−6へ呼出
し、これら両方のエリア55−A、55−Bの伝票デー
タを表示装置1−4へ図70のように表示する。このよ
うにしてリンクアドレスエリア55−2の情報を参照す
ることにより、拡張伝票ファイル55−Bがリンクされ
ている構成における、ファイルの呼出が行われる。
【0110】次にファイルの呼出後の売上終了処理(決
済処理)の動作を説明する。上記リコール処理に続い
て、現金売上キーを操作すると、表示中の該当伝票ファ
イルの売上合計データに対する終了処理(決済)が行わ
れ、取引の種類と、売上合計が表示装置1−4へ図71
のように表示されるとともに、印字装置1−6へ送ら
れ、レシートが発行される。また本取引データは売上集
計データファイル2−4へ集計されるとともに、該当伝
票ファイルエリア55−Aは(拡張用伝票ファイルがリ
ンクされている場合は55−Bも含めて)クリアーされ
る。
【0111】第17実施例 第17実施例は、それぞれ仮閉め済みの伝票ファイルの
複数の伝票に対して順次リコール処理を行い、それらの
伝票データを結合(コンバイン)して請求伝票を発行す
る機能、およびそれらの伝票データを結合(コンバイ
ン)して決済処理を行う機能に関する。
【0112】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#219は伝票ファイルの「コン
バイン許可フラッグ」設定場所である。本エリア(図1
1の10−10)へのデータ設定は、第2実施例にて図
12のフロー図で示したと同一の動作により行われる。
【0113】図72〜図75は本実施例における伝票フ
ァイルのキー操作例を示したもので、第1実施例、およ
び第14実施例と同様の動作により、図72、図73の
各々のキー操作から、伝票ファイル#101、#123
がそれぞれ発行され、それぞれのアイテムを登録後、伝
票ファイルエリア2−5へそれぞれ格納される。
【0114】図74は、伝票ファイル#101と#12
3のコンバイン処理による、請求伝票発行のキー操作を
示したもので、伝票ファイル#101をワークエリア2
−6へリコール後、続けて伝票ファイル#123をリコ
ールする。このとき、上記「伝票ファイルのコンバイン
許可フラッグ(10−10)」が判定され、許可フラッ
グ(10−10)がセットされていない場合は、上記伝
票ファイル#123のリコール処理はエラーとなり禁止
される。コンバイン許可フラッグ(10−10)」がセ
ットされている場合は、伝票ファイル#123をワーク
エリア2−6へリコールする。続けて、請求伝票発行キ
ーを操作することにより、ワークエリア2−6へリコー
ルされている伝票ファイル#101と、#123のデー
タから図76に示すフォーマットの請求伝票が発行され
る。
【0115】図75は、伝票ファイル#101と#12
3のコンバイン処理による、決済(現金売)処理のキー
操作を示したもので、伝票ファイル#101をワークエ
リア2−6へリコール後、続けて伝票ファイル#123
をリコールする。このとき、上記「伝票ファイルのコン
バイン許可フラッグ(10−10)」が判定され、許可
フラッグ(10−10)がセットされていない場合は、
上記伝票ファイル#123のリコール処理はエラーとな
り禁止される。コンバイン許可フラッグ(10−1
0)」がセットされている場合は、伝票ファイル#12
3をワークエリア2−6へリコールする。続けて、現金
売キーを操作することにより、ワークエリア2−6へリ
コールされている伝票ファイル#101と、#123の
データから図77に示すフォーマットのレシートが発行
される。また伝票ファイルエリア2−5へそれぞれ格納
されていた伝票ファイル#101、#123は上記決済
(現金売)処理によりクリアされ、本決済データは売上
集計データファイル2−5へ集計される。
【0116】第18実施例 第18実施例は、電子レジスターをトレーニングモード
へ指定して伝票登録処理を行う機能に関する。
【0117】図78はモードスイッチで、第1実施例の
モードスイッチ(図3)比べてトレーニングモード(T
RN)の指定ができるものである。
【0118】図79は売上集計データファイル2−5へ
設けられているトレーニング合計器の構成図で回数エリ
ア61−1と合計エリア61−2から構成されている。
【0119】図81は伝票ファイル内の制御フラッグエ
リア4−2の構成図で、トレーニングモードへ指定して
伝票が発行されたことを示す、トレーニングモードステ
ータス63−3が付加されている。
【0120】モードスイッチ1−1をトレーニングモー
ドへ指定し、伝票発行キーを操作すると、第1実施例と
同様の処理により伝票ファイル番号の発行が行われ、伝
票ファイルエリア2−5へ当該伝票番号の伝票ファイル
が確保される。このとき、本トレーニングモードで発行
された伝票ファイルへは、伝票ファイルの制御フラッグ
エリア4−2のトレーニングモードステータス63−3
をセットするものとし、本トレーニングモードステータ
ス63−3がセットされている伝票ファイルについて
は、モードスイッチ1−1がトレーニングモードに指定
されているときのみ、リコール処理、および決済処理を
可能とし、また、本トレーニングモードステータス63
−3がセットされている伝票ファイルについては、その
伝票登録処理の集計データを、売上集計データファイル
2−5へ設けられたトレーニング合計器(図79)への
み加算し、同ファイル2−5へ設けられているその他の
合計器への加算は行わないものとする。本トレーニング
合計器(図61)の内容は精算レポート上に印字し、ト
レーニングモードでの伝票登録処理の状況が確認出来る
ようにする。
【0121】また伝票ファイルエリア2−5の点検レポ
ートでは、該当伝票ファイルのすべてについて、制御フ
ラッグエリア4−2のトレーニングモードステータス6
3−3を判定し、本トレーニングモードステータスがセ
ットされている伝票ファイルについては、図80に示す
ようにTRNG等の記号を添えて印字し、登録モード
(REG)で発行した伝票ファイルのデータと識別す
る。
【0122】また本トレーニングモードで発行された請
求伝票、決済レシート等は、図64に示すように[TR
NG MODE][INVALID RECEIPT]
等のメッセージを印字し、登録モード(REG)で発行
したレシートと識別する。
【0123】第19実施例 第19実施例は、メモリーへあらかじめトレーニング専
任の担当者コードを設定して伝票登録処理を行う機能に
関する。
【0124】図11は制御情報設定ファイル2−2内に
設けられた、伝票ファイル制御情報設定エリアの構成を
示しており、アドレス#220は「トレーニング担当者
コード」の設定場所である。本エリア(図11の10−
11)へのデータ設定は、第2実施例にて図12のフロ
ー図で示したと同一の動作により行われる。
【0125】図83〜図84は本実施例でのキー操作例
を示したもので、上記伝票ファイル制御情報設定エリア
の「トレーニング担当者コード」の設定場所(10−1
1)へ担当者コード99が設定されているものとする。
図83で「担当者99」を指定後、伝票発行キーを操作
すると、第1実施例と同様の処理により伝票ファイル番
号の発行が行われ、伝票ファイルエリア2−5へ当該伝
票番号の伝票ファイルが確保される。このとき、トレー
ニング担当者コード指定で発行された伝票ファイルへ
は、伝票ファイルの制御フラッグエリア4−2のトレー
ニングモードステータス63−3(図81)をセットす
るものとし、本トレーニングモードステータス63−3
がセットされている伝票ファイルについては、図84の
キー操作例に示すようにトレーニング担当者コードが指
定されているときのみ、リコール処理を可能とする。ま
た第18実施例と同様に、本トレーニングモードステー
タス63−3がセットされている伝票ファイルについて
は、その伝票登録処理の集計データを、売上集計データ
ファイル2−5へ設けられたトレーニング合計器(図7
9)へのみ加算し、同ファイル2−5へ設けられている
その他の合計器への加算は行わないものとする。本トレ
ーニング合計器(図79)の内容は精算レポート上に印
字し、トレーニングモードでの伝票登録処理の状況が確
認出来るようにする。
【0126】また第18実施例と同様に、伝票ファイル
エリア2−5の点検レポートでは、該当伝票ファイルの
すべてについて、制御フラッグエリア4−2のトレーニ
ングモードステータス63−3を判定し、本トレーニン
グモードのステータスがセットされている伝票ファイル
については、図80に示すようにTRNG等の記号を添
えて印字し、登録モード(REG)で発行した伝票ファ
イルのデータと識別する。
【0127】また、本トレーニング担当者コードが指定
された場合において発行された請求伝票、決済レシート
等は、第18実施例と同様に、図82に示すように[T
RNG MODE][INVALID RECEIP
T]等のメッセージを印字し、登録モード(REG)で
発行したレシートと識別する。
【0128】図85はトレーニング担当者コードが指定
された場合の伝票発行処理を説明するフロー図である。
【0129】図86はトレーニング担当者コードが指定
された場合のリコール処理を説明するフロー図である。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、顧客の注文オーダーを
電子レジスター上の伝票ファイルへ登録し、仮閉めし、
追加登録し、また請求伝票を発行する等の機能におい
て、電子レジスターの設定情報を変えることにより、店
舗の運営環境に適合した伝票ファイルの構成と、その処
理方法を、簡単に、また広範に変更し、レストランの管
理方法の変革に迅速に対応可能な下記の機能を果たすこ
とができる優れた電子レジスタを提供することができ
る。
【0131】(1) 伝票ファイルの構成を決定する要
因である、一伝票ファイル当たりの登録アイテム数、レ
ジスターで扱える伝票ファイルの発行数(オープン伝票
数)をレジスター上で設定し、店舗の運営環境に適合し
た伝票ファイルの構成を、簡単に、迅速に、適宜に変更
できる機能。
【0132】(2) あらかじめメモリー内に設定して
おいた伝票ファイル番号リセットフラッグ情報により、
精算レポート発行後の登録処理において、伝票ファイル
発行キーの操作による顧客伝票ファイル番号の自動発行
を1から開始するか、精算レポート発行前の番号の連番
とするかを選択できる機能。
【0133】(3) メモリーへ顧客伝票のファイル番
号の発行モードがマニュアル指定であることを設定した
場合、番号の置数なしで伝票ファイル発行キーを操作す
ると、無効とするとともにエラーメッセージを表示し、
番号を置数後、伝票ファイル発行キーを操作すると、同
一のファイル番号が発行済でない場合に当該置数番号の
伝票ファイルを発行する機能。
【0134】(4) 自身のレジスター番号と、複数の
レジスターが顧客伝票ファイルメモリーとして共用使用
するレジスターの番号(マスターレジスター番号)とを、
それぞれのレジスターのメモリーへ設定し、複数のレジ
スターを伝送線で結合したシステムにおいて、任意のレ
ジスターから、マスターレジスターのメモリー内へ伝送
装置を経由してアクセスすることにより、顧客伝票ファ
イルの発行、仮閉め、呼び出し、商品の追加登録、合計
処理ができる機能。
【0135】(5) ストアキーにより、商品アイテム
の登録データと伝票ファイル番号の書き込まれた当該顧
客伝票ファイルをメモリー内へ格納し、当該伝票ファイ
ルへの登録処理を一時的に終了する機能と、伝票ファイ
ル番号を入力後、リコールキーの操作により、仮閉めし
た当該顧客伝票ファイルの内容を呼び出し、これに商品
アイテムを追加登録できる機能、および、本リコールキ
ーの操作により、仮閉めした当該顧客伝票ファイルの内
容を呼び出したとき、当該伝票ファイルへ呼出中のステ
イタスをセットして、呼び出し中の伝票ファイルを他レ
ジスターからアクセスすることを防止する機能。
【0136】(6) 顧客用伝票ファイルを発行後、取
り消しキー操作により発行を取り消された伝票番号が存
在した場合、次の伝票ファイル発行の機会に、本取り消
された伝票番号を発行番号として優先して用いるととも
に、取り消しキー操作により発行を取り消されたファイ
ル番号が連続伝票番号から抜けた未使用伝票番号として
存在する場合、この番号をレポート上に印字することに
より確認可能とする機能。
【0137】(7) 仮閉めした当該顧客伝票ファイル
を呼出後、追加オーダーを登録する際、仮閉め済の商品
アイテムを現在追加登録中のアイテムと表示領域または
識別マークで区分して表示し、前回のオーダの確認、次
のオーダ入力の参考等が行える機能。
【0138】(8) メモリーへ設定した担当者制御情
報により、伝票ファイル発行キーを操作するとき担当者
の入力を強制し、伝票ファイルのストア時に本担当者コ
ードも当該ファイルへ記憶しておき、仮閉め済の伝票フ
ァイルをリコールする際、該当伝票ファイルを仮閉めし
た時の担当者とリコールキー操作時に入力した担当者が
同一である場合のみリコールキーを有効とし、各々の担
当者の担当伝票の誤りを防止する機能。
【0139】(9) メモリーへ設定した担当者制御情
報により、伝票ファイル発行キーを操作するとき担当者
の入力を強制し、仮閉め伝票ファイルをリコールする
際、該当伝票ファイルを仮閉めした時の担当者とリコー
ルキー操作時に入力した担当者が同一でない場合、本伝
票ファイルの担当者がリコールキー操作時に入力した担
当者に代わったとして処理し、売上集計データの精算レ
ポート上で、担当者の交代に伴う売上の移動情報が読み
取れる機能。
【0140】(10) 商品アイテムを登録後仮閉めし
た伝票ファイルについて、請求伝票を発行する機能で、
当該伝票ファイルについて請求伝票が発行済みか確認
し、請求伝票が二重に発行されることを防止する機能。
【0141】(11) マニュアル指定の伝票ファイル
発行モードにおいて、登録処理を行っているとき、登録
処理中の顧客伝票のファイル番号を、当該時点で発行中
の伝票ファイル番号を除く任意の番号に変更できるよう
にする機能。
【0142】(12) メモリーへ設定されている、リ
コールキーの操作モードが自動呼出モードである場合、
番号の置数なしでリコールキーを操作すると、メモリー
内のすべての発行済伝票ファイルの中から、ファイル番
号の一番小さな顧客伝票ファイルの内容を自動的に表示
装置に呼び出すものとし、アイテムオーダーの受注伝票
順に合計処理を行う形態の店舗(ドライブスルー等)向
けに最適な機能。
【0143】(13) 伝票ファイルの構成を決定する
要因として、一伝票ファイル当たりのパーソン数{一伝
票ファイルを個々の客(パーソン#)別に区分対応する
ための区分数}と、一伝票ファイル当たりの登録アイテ
ム数と、レジスターで扱える伝票ファイルの発行数(オ
ープン伝票数)とをレジスター上で設定することによ
り、店舗の運営環境に適合した伝票ファイルの構成が適
宜に得られるようにし、パーソン番号キーにより、商品
アイテムを個々のパーソン別に区分して登録し、複数の
顧客(パーソン)を同一の伝票ファイルへ登録後、個々
のパーソン別に分離した請求伝票の発行を行えるように
する機能。
【0144】(14) 伝票ファイルの構成を決定する
要因として、一伝票ファイル当たりのパーソン数{一伝
票ファイルを個々の客(パーソン#)別に区分対応する
ための区分数}と、一伝票ファイル当たりの登録アイテ
ム数と、レジスターで扱える伝票ファイルの発行数(オ
ープン伝票数)とをレジスター上で設定することによ
り、店舗の運営環境に適合した伝票ファイルの構成が適
宜に得られるようにし、パーソン番号キーにより、商品
アイテムを個々のパーソン別に区分して登録し、複数の
顧客(パーソン)を同一の伝票ファイルへ登録後、個々
のパーソン別に終了処理(売上決済処理)を行えるよう
にする機能。
【0145】(15) 伝票ファイル発行の際、その伝
票で扱う客数を登録するようにし、この客数が(13)
に記述の「一伝票ファイル当たりのパーソン数」を越え
る場合、他の伝票ファイルエリアを追加して確保し、こ
れをリンクして拡張ファイルとして対応するためのリン
ク情報を当該伝票ファイルへ記憶することにより、伝票
ファイルの構成要因として設定された「一伝票ファイル
当たりのパーソン数」を越えるパーソン数を扱えるよう
にする機能。
【0146】(16) 伝票ファイル発行後のアイテム
登録の際、この登録アイテム数が(1)に記述の「一伝
票ファイル当たりの登録アイテム数」を越える場合、他
の伝票ファイルエリアを追加して確保し、これをリンク
して拡張ファイルとして対応するためのリンク情報を当
該伝票ファイルへ記憶することにより、伝票ファイルの
構成要因として設定された「一伝票ファイル当たりの登
録アイテム数」を越えるアイテム数を扱うことができる
機能。
【0147】(17) 仮閉め済みの複数の伝票ファイ
ルに対して、順次リコール処理を行い、それらの伝票デ
ータを合計(結合)して請求伝票を発行する機能、およ
び、それらの伝票データを合計(結合)して決済処理を
行う機能。
【0148】(18) 電子レジスターをトレーニング
モードへ指定し、本トレーニングモードで発行された伝
票ファイルは、トレーニングモードでのみリコール処
理、および決済処理を可能とし、また、本トレーニング
モードで発行された伝票ファイルについては、その伝票
登録処理の集計データを、集計ファイルのトレーニング
合計器へのみ加算し、通常の売上集計ファイルへの加算
は行わないものとし、登録モード(REG)での伝票登
録処理と、トレーニングモードでの伝票登録処理とを区
分するとともに、トレーニングモードでの伝票登録処理
の状況がトレーニング合計器データのレポート印字で確
認出来る機能。
【0149】(19) メモリーへトレーニング専任の
担当者コードを設定出来るものとし、登録モードにおい
て、本トレーニング専任の担当者の入力後発行された伝
票ファイルは、トレーニング専任の担当者の入力後での
みリコール処理、および決済処理を可能とし、また、本
トレーニング専任の担当者の入力後発行された伝票ファ
イルは、その伝票登録処理の集計データを、集計ファイ
ルのトレーニング合計器へのみ加算し、通常の売上集計
ファイルへの加算は行わないものとし、登録モード(R
EG)での伝票登録処理において、トレーニング専任担
当者による伝票登録処理を他の担当者の処理から区分す
るとともに、トレーニング専任担当者の伝票登録処理の
状況がトレーニング合計器データのレポート印字で確認
出来る機能。本機能では、モードスイッチの指定をRE
Gモードから変更することなく、トレーニング操作が可
能となる。
【0150】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における電子レジスタのブロック図
【図2】第1実施例におけるメモリの構成図
【図3】第1実施例におけるモードスイッチの外観図
【図4】第1実施例における伝票ファイルエリアの構成
【図5】第1実施例における制御情報設定ファイル内の
(伝票ファイル構成要素)設定エリアの構成図
【図6】第1実施例における設定業務のメニュー画面
【図7】第1実施例における点検、精算レポートメニュ
ー画面
【図8】第1実施例における伝票ファイル構成要素の設
定フロー図
【図9】第1実施例における伝票ファイルの発行と現金
売りのキー操作例
【図10】第1実施例における伝票ファイルの発行処理
フロー図
【図11】第2実施例における制御情報設定ファイル内
の[伝票ファイル制御情報]設定エリアの構成
【図12】第2実施例における[伝票ファイル制御情
報]設定フロー図
【図13】第2実施例における精算レポート発行フロー
【図14】第3実施例におけるマニュアルモードでの伝
票ファイル発行処理フロー図
【図15】第4実施例における電子レジスタのブロック
【図16】第4実施例において複数の電子レジスタを結
合したシステム構成図
【図17】第4実施例における制御情報設定ファイル内
のレジスタ番号と、マスターレジスタ番号の設定エリア
の構成
【図18】第4実施例におけるスレーブレジスタと、マ
スターレジスタのメモリ構成図
【図19】複数の電子レジスタを結合した第4実施例の
システムにおける伝票ファイルの発行処理フロー図
【図20】第5実施例における伝票ファイルの発行、登
録処理の操作例
【図21】第5実施例における登録、ストア処理の表示
【図22】第5実施例における伝票ファイルの制御フラ
ッグエリア(4−2)内のリードフラッグと請求伝票発
行フラッグの構成
【図23】第5実施例におけるリコール処理フロー図
【図24】第5実施例におけるストア処理フロー図
【図25】第6実施例における取消処理のキー操作例
【図26】第6実施例における伝票ファイルの取消処理
の表示例
【図27】第6実施例における複数の電子レジスタを結
合したシステムでの伝票ファイルの取消処理の説明図
【図28】第6実施例におけるキャンセル伝票番号ファ
イルの構成図
【図29】第6実施例におけるスレーブレジスタと、マ
スターレジスタのメモリ構成図
【図30】第6実施例におけるキャンセル伝票番号ファ
イルを用いた伝票ファイルの発行処理フロー図
【図31】第6実施例における伝票ファイル点検レポー
【図32】第7実施例におけるストア済みアイテムを表
示するキー操作例
【図33】第7実施例における追加オーダの登録、表示
【図34】第7実施例におけるストア済みアイテムの表
示例
【図35】第8実施例における伝票ファイルエリアの構
成図
【図36】第8実施例における担当者キーの入力のキー
操作例
【図37】第8実施例における担当者キーのリコール処
理のキー操作例
【図38】第8実施例におけるリコール処理のフロー図
【図39】第9実施例における追加オーダ登録時のキー
操作例
【図40】第9実施例における追加オーダ登録時での担
当者の交代のキー操作例
【図41】第9実施例における売上集計データファイル
の構成図
【図42】第9実施例でのリコール処理おける担当者の
交代のフロー図
【図43】第9実施例における担当者別売上点検レポー
【図44】第10実施例における請求伝票発行処理のキ
ー操作例
【図45】第10実施例における請求伝票発行処理フロ
ー図
【図46】第10実施例における請求伝票の印字例
【図47】第11実施例における伝票ファイル番号の変
更のキー操作例
【図48】第11実施例における伝票ファイル番号の変
更処理フロー図
【図49】第11実施例における伝票ファイル番号の変
更処理のレシート例
【図50】第12実施例におけるオーダ登録専用レジス
タと、取引終了専用レジスタのシステム構成図
【図51】第12実施例における自動呼出モードのリコ
ール処理フロー図
【図52】第13実施例における伝票ファイルエリアの
構成図
【図53】第13実施例における制御情報設定ファイル
内の(伝票ファイル構成要素)設定エリアの構成図
【図54】第13実施例におけるパーソン番号キーによ
る登録処理のキー操作例
【図55】第13実施例におけるパーソン番号キーによ
る請求伝票発行処理のキー操作例
【図56】第13実施例における請求伝票例
【図57】第13実施例におけるアイテムとパーソン番
号の登録処理フロー図
【図58】第13実施例における請求伝票発行処理フロ
ー図
【図59】第14実施例におけるパーソン番号キーによ
る決済処理のキー操作例
【図60】第14実施例におけるパーソン番号キーによ
る決済処理の表示例
【図61】第14実施例におけるパーソン番号キーによ
る決済処理のレシート印字例
【図62】第15実施例におけるリンクアドレスによる
伝票ファイルの拡張説明図
【図63】第15実施例における拡張伝票発行ファイル
利用の場合のキー操作例
【図64】第15実施例における伝票ファイル発行処理
フロー図
【図65】第15実施例におけるアイテム、パーソン番
号登録処理フロー図
【図66】第15実施例における伝票ファイルのリコー
ル処理フロー図
【図67】第16実施例におけるリンクアドレスによる
伝票ファイルの拡張説明図
【図68】第16実施例における拡張ファイル利用のキ
ー操作例
【図69】第16実施例における拡張ファイル利用のリ
コール操作例
【図70】第16実施例におけるアイテム登録時の表示
【図71】第16実施例における現金売り決済時の表示
【図72】第17実施例における伝票発行のキー操作例
【図73】第17実施例における伝票発行のキー操作例
【図74】第17実施例におけるコンバイン処理の請求
伝票発行のキー操作例
【図75】第17実施例におけるコンバイン処理の決済
処理のキー操作例
【図76】第17実施例におけるコンバイン処理時の請
求伝票印字例
【図77】第17実施例におけるコンバイン処理時の決
済(現金売)レシート印字例
【図78】第18実施例におけるモードスイッチの外観
【図79】第18実施例において売上集計データファイ
ル2−4へ設けられているトレーニング合計器の構成図
【図80】第18実施例における伝票ファイルエリア2
−5の点検レポートの印字例
【図81】第18実施例における伝票ファイルの制御フ
ラッグエリア4−2の構成図
【図82】第18実施例においてトレーニングモードで
発行されたレシート印字例
【図83】第19実施例におけるトレーニング担当者の
キー操作例
【図84】第19実施例におけるトレーニング担当者の
キー操作例
【図85】第19実施例において、担当者がトレーニン
グコードに指定された場合の伝票発行処理を説明するフ
ロー図
【図86】第19実施例において、担当者がトレーニン
グコードに指定された場合のリコール処理を説明するフ
ロー図
【符号の説明】
1−1 キーボード 1−2 モードスイッチ 1−3 演算制御装置 1−4 表示装置 1−5 メモリ 1−6 印字装置 2−1 伝票番号発行カウンタ 2−2 制御情報設定ファイル 2−3 商品アイテム設定ファイル 2−4 売上集計データファイル 2−5 伝票ファイルエリア 2−6 ワークエリア
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−129394(JP,A) 特開 昭60−14392(JP,A) 特開 昭59−66772(JP,A) 特開 昭60−123996(JP,A) 特開 平2−135597(JP,A) 特開 昭61−289492(JP,A) 特開 平4−195297(JP,A) 特開 昭59−163668(JP,A) 特開 昭57−55474(JP,A) 特開 昭61−290595(JP,A) 特開 平2−122396(JP,A) 特開 平4−70994(JP,A) 特開 昭57−203167(JP,A) 特開 昭57−10861(JP,A) 特開 昭57−81669(JP,A) 特開 昭62−231397(JP,A) 実開 平1−100281(JP,U) 実開 平3−97786(JP,U) 実開 平2−9977(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/12 361

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリーへ設けた伝票ファイルへ番号を
    付与するための伝票ファイル発行キーと、商品アイテム
    を登録するアイテムキーと、登録商品の合計を計算し取
    引を終了するための終了キーと、数値を入力する置数キ
    ーと、これらのキーを操作したときそれぞれのキーに対
    応して動作する演算制御部と、本演算制御部の動作モー
    ドを指定するモードスイッチと、上記伝票ファイルの
    他、商品名や商品単価等の設定データ、および登録集計
    データ等の記憶装置として機能するとともに、上記演算
    制御部とのデータのやりとりを行うメモリーと、上記演
    算制御部のデータを出力する表示部および印字装置と、
    上記演算制御部を上記モードスイッチにより設定モード
    に指定して、上記伝票ファイルの構成を決定する要因で
    ある、一伝票ファイル当たりの登録アイテム数、レジス
    ターで扱える伝票ファイルの発行数を設定する手段と、
    上記演算制御部を上記モードスイッチにより登録モード
    に指定して、上記伝票ファイル発行キーを操作すること
    により、メモリー内へ当該顧客伝票ファイルのエリア
    を、上記設定モードで設定された伝票フイルの構成要因
    の構成によって確保するとともに、連番カウンターを用
    いて本ファイルへファイル番号を自動的に付与する手段
    と、本顧客伝票ファイルへ、上記アイテムキーにより商
    品アイテムを登録する手段と、上記終了キーの操作によ
    り、当該顧客伝票ファイルへ登録済の商品アイテムの売
    上合計を計算し、これを表示部へ出力するとともに、メ
    モリー内の当該顧客伝票ファイルをクリアする手段とを
    備えた電子レジスター。
  2. 【請求項2】 演算制御部をモードスイッチにより設定
    モードに指定して、メモリーへ伝票ファイル番号リセッ
    トフラッグ情報を設定する手段と、上記演算制御部を上
    記モードスイッチにより登録モードに指定して、伝票フ
    ァイル発行キーを操作することにより、メモリー内へ当
    該顧客伝票ファイルのエリアを確保するとともに、連番
    カウンターを用いて本ファイルへファイル番号を自動的
    に付与し、アイテムキーにより商品アイテムを登録する
    手段と、終了キーの操作により、当該顧客伝票ファイル
    へ登録済の商品アイテムの売上合計を計算処理する手段
    と、上記演算制御部を上記モードスイッチにより精算モ
    ードに指定して、キーの操作により、売上集計データの
    精算レポートを発行する手段と、本精算レポート発行の
    際、上記設定手段によりあらかじめメモリー内に設定し
    ておいた伝票ファイル番号リセットフラッグ情報を判定
    し、本フラッグがセットされている場合は、上記顧客伝
    票ファイル番号付与用連番カウンターをリセットするこ
    とにより、精算レポート発行後の登録処理において、上
    記伝票ファイル発行キーの操作による顧客伝票ファイル
    番号の自動発行を1から開始し、本フラッグがセットさ
    れていない場合は、上記顧客伝票ファイル番号付与用連
    番カウンターをリセットしないことにより、精算レポー
    ト発行後の登録処理における顧客伝票ファイル番号の自
    動発行を、精算レポート発行前の番号の連番とする手段
    とを備えた請求項1記載の電子レジスター。
  3. 【請求項3】 演算制御部をモードスイッチにより設定
    モードに指定して、メモリーへ顧客伝票のファイル番号
    の発行モードがマニュアル指定であることを設定する手
    段と、演算制御部をモードスイッチにより登録モードに
    指定して伝票ファイルを発行する際、上記ファイル番号
    の発行モードがマニュアル指定である場合、番号の置数
    なしで伝票ファイル発行キーを操作すると、無効とする
    とともにエラーメッセージを表示し、番号を置数後、伝
    票ファイル発行キーを操作すると、メモリー内のすべて
    の発行済伝票ファイルについて、置数値と同一のファイ
    ルが発行済でないかチェックし、同一のファイル番号が
    存在した場合は当該置数番号の伝票ファイルの発行を禁
    止するとともにエラーメッセージを表示し、同一のファ
    イル番号が発行済でない場合に当該置数番号の伝票ファ
    イルのエリアをメモリー内に確保する手段とを備えた、
    請求項1記載の電子レジスター。
  4. 【請求項4】 顧客伝票ファイルを複数のレジスターの
    間で送受信するための伝送装置と、演算制御部をモード
    スイッチにより設定モードに指定して、自身のレジスタ
    ー番号と、複数のレジスターが顧客伝票ファイルメモリ
    ーとして共用使用するレジスターの番号をともに、それ
    ぞれのレジスターのメモリーへ設定する手段と、マスタ
    ーレジスターとして指定されたレジスターのメモリー
    へ、請求項1に記載の手段により、伝票ファイルの構成
    を決定する要因である、一伝票ファイル当たりの登録ア
    イテム数、レジスターで扱える伝票ファイルの発行数を
    設定し、演算制御部をモードスイッチにより登録モード
    に指定して、伝票ファイル発行キーを操作したとき、当
    該レジスターのメモリーに設定されているマスターレジ
    スター番号が自身のレジスター番号と同一であるかを判
    定し、同一である場合は、自身のメモリー内へ当該顧客
    伝票ファイルのエリアを確保するとともに、連番カウン
    ターを用いて本ファイルへファイル番号を自動的に付与
    し、本顧客伝票ファイルへ商品アイテムを登録できるよ
    うにする手段と、同一でない場合は、マスターレジスタ
    ー番号のレジスターに対して、上記伝送装置を介して伝
    票ファイルの発行コマンドを送り、マスターレジスター
    のメモリー内へ当該顧客伝票ファイルのエリアを確保す
    るとともに、マスターレジスターの連番カウンターを用
    いて本ファイルへファイル番号を自動的に付与し、本顧
    客伝票ファイルへ商品アイテムを登録できるようにする
    手段と、上記伝票ファイル発行キーの処理と同様に、ス
    トアキー、リコールキーの処理においても、マスターレ
    ジスター番号が自身のレジスター番号と同一であるかを
    判定する手段と、同一である場合は、自身のメモリー内
    の当該顧客伝票ファイルに対して操作し、同一でない場
    合は、マスターレジスター内の当該顧客伝票ファイルに
    対して伝送装置を介して操作する手段とを備え、複数の
    レジスターを結合したシステムにおいて、任意のレジス
    ターで顧客伝票ファイルの発行、仮閉め、呼び出し、商
    品の追加登録、売上合計処理ができるようにした、請求
    項1記載の電子レジスター。
  5. 【請求項5】 商品アイテムの登録操作を仮閉めするス
    トアキーと、アイテムを追加登録するために、仮閉めし
    た当該顧客伝票ファイルを呼び出すためのリコールキー
    と、演算制御部をモードスイッチにより登録モードに指
    定して、登録処理により商品アイテムを登録した後、上
    記ストアキーを操作することにより、登録データと伝票
    ファイル番号の書き込まれた当該顧客伝票ファイルをメ
    モリー内へ格納し、当該伝票ファイルへの登録処理を一
    時的に終了する手段と、伝票ファイル番号を入力後、上
    記リコールキーの操作により、仮閉めした当該顧客伝票
    ファイルの内容を呼び出し、これに商品アイテムを追加
    登録できる手段と、上記リコールキーの操作により、仮
    閉めした当該顧客伝票ファイルの内容を呼び出したと
    き、レジスターの当該顧客伝票ファイルの中に、当該フ
    ァイルのデータがリコール中であることを示すリードフ
    ラッグをセットし、本リードフラッグがセットされてい
    る顧客伝票ファイルについてはリコール処理を禁止する
    手段を備え、呼び出し中の顧客伝票ファイルへ他レジス
    ターからアクセスすることを防止するようにした請求項
    1記載の電子レジスター。
  6. 【請求項6】 顧客用伝票ファイルの発行を取り消すた
    めの、取り消しキーと、本キーによる登録取り消し処理
    によって、発行を取り消された顧客伝票番号を記憶する
    エリアをマスターレジスターに設け、演算制御部をモー
    ドスイッチにより登録モードに指定して、伝票ファイル
    発行キーを操作したとき、マスターレジスターのメモリ
    ーへ当該顧客伝票ファイルのエリアを確保するととも
    に、上記キャンセル伝票番号ファイルをチェックし、同
    ファイル内にキャンセル番号が存在する場合は、この番
    号を伝票ファイル番号として付与する手段と、同ファイ
    ル内にキャンセル番号が存在しない場合は、連番カウン
    ターを用いてファイル番号を付与する手段とを設け、取
    り消しキー操作により発行を取り消された伝票番号を連
    番カウンターによるファイル番号自動付与手段に優先し
    て用いるとともに、上記キャンセル伝票番号ファイルの
    内容をレポート上に印字し、取り消しキー操作により発
    行を取り消されたファイル番号で未使用伝票番号として
    連続伝票番号から抜けた番号を確認できるようにした、
    請求項1記載の電子レジスター。
  7. 【請求項7】 仮閉め済の商品アイテムを確認するため
    の、仮閉めアイテム表示キーを設け、リコールキー操作
    により、仮閉めした当該顧客伝票ファイルの内容を表示
    装置に呼び出した後、アイテムキーにより当該リコール
    中の伝票ファイルへ商品アイテムを追加登録できる手段
    と、上記仮閉めアイテム表示キー操作により、仮閉め済
    の商品アイテムを、現在追加登録中のアイテムと表示領
    域または識別マークで区分して表示出来る手段とを備え
    た、請求項5記載の電子レジスター。
  8. 【請求項8】 顧客用伝票ファイルの登録担当者を指定
    するための担当者キーと、演算制御部をモードスイッチ
    により設定モードに指定して、メモリーへ担当者制御情
    報を設定する手段と、演算制御部をモードスイッチによ
    り登録モードに指定して伝票ファイルを発行する際、上
    記担当者制御情報の入力強制機能のフラッグがセットさ
    れているときは、担当者の入力なしで伝票ファイル発行
    キーを操作すると、無効とするとともにエラーメッセー
    ジを表示し、担当者の入力後、伝票ファイル発行キーを
    操作すると、当該伝票ファイルへ該当担当者をストアす
    る手段と、演算制御部をモードスイッチにより登録モー
    ドに指定して仮閉め伝票ファイルをリコールする際、上
    記担当者制御情報の入力強制機能のフラッグと担当者比
    較機能フラッグがセットされているときは、担当者の入
    力なしでリコールキーを操作すると、無効とするととも
    にエラーメッセージを表示し、担当者の入力後、リコー
    ルキーを操作すると、該当伝票ファイル内へストア済の
    担当者とリコールキー操作時に入力した担当者が同一で
    あるか比較し、同一の場合は該当する仮閉め伝票ファイ
    ルをリコールし、同一でない場合はリコールキーを無効
    とするとともにエラーメッセージを表示する手段とを備
    えた、請求項1記載の電子レジスター。
  9. 【請求項9】 担当者別に区分して登録データを集計す
    るための、担当者別集計ファイルをメモリーに設け、メ
    モリーの担当者制御情報の入力強制フラッグと担当者交
    代許可フラッグをセットし、登録処理で伝票ファイル発
    行をする際は、担当者の入力後に伝票ファイル発行キー
    を操作して、伝票ファイル内へ該当担当者をストアする
    ものとし、仮閉め伝票ファイルをリコールする際は、担
    当者の入力後にリコールキーを操作するものとし、当該
    伝票ファイル内へストア済の担当者とリコールキー操作
    時に入力した担当者が同一でない場合は、本伝票ファイ
    ルの担当者がリコールキー操作時に入力した担当者に代
    わったと判断し、本伝票ファイル内へストア済の担当者
    をリコールキー操作時に入力した担当者に変更するとと
    もに、担当者別集計ファイルの旧担当者の該当ファイル
    の「トランスファーアウト合計器」へ仮閉め時の登録合
    計を格納し、新担当者の該当ファイルの「トランスファ
    ー イン合計器」へ仮閉め時の登録合計を格納し、売上
    集計データの精算レポートへ、担当者別に上記「トラン
    スファー イン合計器」「トランスファー アウト合計
    器」のデータを印字する手段を備え、担当者の交代に伴
    う売上の移動情報が読み取れるようにした、請求項8記
    載の電子レジスター。
  10. 【請求項10】 顧客伝票ファイルの請求伝票を発行す
    るための請求伝票発行キーと、請求伝票印字装置と、個
    々の伝票ファイルに設けた請求伝票発行済み識別フラッ
    グと、演演算制御部をモードスイッチにより登録モード
    に指定して、商品アイテムを登録後仮閉めした伝票ファ
    イルについて、上記請求伝票発行キーを操作したとき、
    当該伝票ファイルの請求伝票発行済みフラッグをチェッ
    クし、同フラッグがセットされている場合は、請求伝票
    の発行を禁止するとともにメッセージを表示し、同フラ
    ッグがセットされていない場合は、当該伝票ファイルの
    登録データの請求伝票を発行するとともに、その伝票フ
    ァイルの請求伝票発行済みフラッグをセットする手段と
    を備え、請求伝票が二重に発行されることを防止するよ
    うにした、請求項5記載の電子レジスター。
  11. 【請求項11】演算制御部をモードスイッチにより設定
    モードに指定して、メモリーへ伝票ファイル番号変更許
    可フラッグを設定する手段と、マニュアル指定の伝票フ
    ァイル発行モードにおいて登録処理を行うとき、発行し
    た顧客伝票ファイルへ、アイテムキーにより商品アイテ
    ムを登録後、または、リコールキーを操作して、仮閉め
    してあった顧客伝票ファイルを呼び出した後、番号を置
    数後、伝票ファイル発行キーを操作すると、メモリー内
    のすべての発行済伝票ファイルについて、置数値と同一
    のファイル番号が存在していなかチェックし、同一のフ
    ァイル番号が存在した場合は、本伝票ファイル発行キー
    の操作を無効とするとともにエラーメッセージを表示
    し、同一のファイル番号が存在しない場合に、上記登録
    処理中の伝票のファイル番号を、本置数値の番号に変更
    する手段とを備え、登録処理中の顧客伝票のファイル番
    号を、当該時点で発行中の伝票ファイル番号を除く当該
    許容桁数内の任意の番号に変更できるようにした、請求
    項3記載の電子レジスター。
  12. 【請求項12】 演算制御部をモードスイッチにより設
    定モードに指定して、メモリーへ、リコールキーによる
    顧客伝票ファイルの呼出が自動呼出モードであることを
    設定する手段と、演算制御部をモードスイッチにより登
    録モードに指定して、上記リコールキーの操作により、
    仮閉めした当該顧客伝票ファイルの内容を呼び出す際、
    上記伝票ファイルの呼出が自動呼出モードである場合、
    番号を置数後リコールキーを操作すると、無効とすると
    ともにエラーメッセージを表示し、番号の置数なしでリ
    コールキーを操作すると、メモリー内のすべての発行済
    伝票ファイルの中から、ファイル番号の一番小さな顧客
    伝票ファイルの内容を自動的に表示装置に呼び出す手段
    を備えた、請求項5記載の電子レジスター。
  13. 【請求項13】 商品アイテム登録の際、個々のアイテ
    ムをパーソン番号別に区分するためのパーソン番号キー
    と、顧客伝票ファイルへ商品アイテムの他これに付随し
    てパーソン番号を格納するエリアを設け、演算制御部を
    モードスイッチにより設定モードに指定して、伝票ファ
    イルの構成を決定する要因として、一伝票ファイル当た
    りの最大パーソン数と、一伝票ファイル当たりの最大登
    録アイテム数と、レジスターで扱える伝票ファイルの最
    大発行数とを設定する手段と、商品登録の際パーソン番
    号キーの操作を強制するための制御フラッグをセットす
    る手段と、演算制御部をモードスイッチにより登録モー
    ドに指定して、伝票ファイルを発行後アイテムを登録す
    る際、上記パーソン番号キーの操作強制フラッグがセッ
    トされているときは、パーソン番号の入力なしでアイテ
    ムキーを操作すると、無効とするとともにエラーメッセ
    ージを表示し、パーソン番号の入力後、アイテム入力を
    行うと、伝票ファイル内へ商品アイテムと共に該当パー
    ソン番号をストアするものとし、請求伝票発行キーによ
    り、顧客伝票ファイルの請求伝票を発行する際、ファイ
    ル番号を置数後、リコールキーを操作すると、該当伝票
    ファイルを呼出、続けて請求伝票発行キーを操作する
    と、該当伝票全体の請求伝票を発行し、またファイル番
    号を置数後、リコールキーを操作すると、該当伝票ファ
    イルを呼出、続けてパーソン番号を入力後、請求伝票発
    行キーを操作すると、該当伝票ファイル内の該当パーソ
    ン番号に対応する登録済商品アイテムとその売上合計
    を、該当するパーソン番号の請求伝票として発行する手
    段を備え、複数の顧客を同一の伝票ファイルへ登録後、
    個々のパーソン別に分離した請求伝票の発行を行えるよ
    うにした、請求項1記載の電子レジスター。
  14. 【請求項14】 商品アイテム登録の際、個々のアイテ
    ムをパーソン番号別に区分するためのパーソン番号キー
    と、顧客伝票ファイルへ商品アイテムの他これに付随し
    てパーソン番号を格納するエリアを設け、演算制御部を
    モードスイッチにより設定モードに指定して、伝票ファ
    イルの構成を決定する要因として、一伝票ファイル当た
    りの最大パーソン数と、一伝票ファイル当たりの最大登
    録アイテム数と、レジスターで扱える伝票ファイルの最
    大発行数とを設定する手段と、商品登録の際パーソン番
    号キーの操作を強制するための制御フラッグをセットす
    る手段と、演算制御部をモードスイッチにより登録モー
    ドに指定して伝票ファイルを発行後アイテムを登録する
    際、上記パーソン番号キーの操作強制フラッグがセット
    されているときは、パーソン番号の入力なしでアイテム
    キーを操作すると、無効とするとともにエラーメッセー
    ジを表示し、パーソン番号の入力後、アイテム入力を行
    うと、伝票ファイル内へ商品アイテムと共に該当パーソ
    ン番号をストアするものとし、売上合計キーにより、売
    上合計処理を行う際、ファイル番号を置数後、リコール
    キーを操作すると、該当伝票ファイルを呼出、続けて売
    上合計キーを操作すると、該当伝票全体の売上決済を実
    行し、ファイル番号を置数後、リコールキーを操作する
    と、該当伝票ファイルを呼出、続けてパーソン番号を入
    力後、売上合計キーを操作すると、該当伝票ファイル内
    の該当パーソン番号に対応する登録済商品アイテムとそ
    の売上合計に対して、売上決済を実行する手段を備え、
    複数の顧客を同一の伝票ファイルへ登録後、個々のパー
    ソン別に売上決済処理を行えるようにした、請求項1記
    載の電子レジスター。
  15. 【請求項15】 伝票ファイル発行の際、その伝票で扱
    う顧客数を登録する客数キーと、本客数キーの操作を強
    制する「客数入力強制フラッグ」を設定する手段と、本
    客数が設定してある「一伝票ファイル当たりのパーソン
    数」を越える場合、他の伝票ファイルエリアを追加して
    確保し、これをリンクして拡張ファイルとして対応する
    ためのリンクアドレスを格納するエリアを当該伝票ファ
    イルへ設け、演算制御部をモードスイッチにより登録モ
    ードに指定して伝票ファイルを発行する際、上記客数キ
    ーにより、その伝票で扱う客数を登録するようにし、本
    客数が上記設定値「一伝票ファイル当たりのパーソン
    数」を越える場合、他の伝票ファイルエリアを追加して
    確保し、この伝票のアドレス情報を上記リンクアドレス
    エリアへ格納し、伝票ファイルの構成要因として設定さ
    れた「一伝票ファイル当たりのパーソン数」を越えるパ
    ーソン数を扱えるようにした、請求項13、14記載の
    電子レジスター。
  16. 【請求項16】伝票ファイルへ、他の伝票ファイルを拡
    張ファイルとしてリンクするためのリンクアドレスを格
    納するエリアを設け、演算制御部をモードスイッチによ
    り登録モードに指定して、伝票ファイルを発行した後、
    アイテムを伝票ファイルへ登録するに際し、このアイテ
    ム数が「一伝票ファイル当たりの登録アイテム数」を越
    える場合、他の空き伝票ファイルのアドレス情報を上記
    リンクアドレスへ格納することにより、本リンクファイ
    ルを拡張ファイルとして用いる手段を設け、伝票ファイ
    ルの構成要因として設定された「一伝票ファイル当たり
    の登録アイテム数」を越えるアイテム数を扱うことがで
    きるようにした、請求項1記載の電子レジスター。
  17. 【請求項17】 演算制御部をモードスイッチにより設
    定モードに指定して、メモリーへ伝票ファイルのコンバ
    イン処理許可フラッグを設定する手段と、本許可フラッ
    グがセットされている場合、それぞれ仮閉め済みの伝票
    ファイルの複数の伝票に対して順次リコール処理を行
    い、それらの伝票データを合計して請求伝票を発行する
    手段、および、それらの伝票データを合計して決済処理
    を行う手段とを備えた請求項1記載の電子レジスター。
  18. 【請求項18】 モードスイッチで電子レジスターをト
    レーニングモードへ指定する手段と、本トレーニングモ
    ードで発行された伝票ファイルへは、トレーニングモー
    ドのステータスをセットするものとし、本トレーニング
    モードのステータスがセットされている伝票ファイルに
    ついては、トレーニングモードでのみリコール処理、お
    よび決済処理を可能とし、また、本トレーニングモード
    のステータスがセットされている伝票ファイルについて
    は、その伝票登録処理の集計データを、集計ファイルの
    トレーニング合計器へのみ加算し、通常の売上集計ファ
    イルへの加算は行わないものとし、登録モードでの伝票
    登録処理と、トレーニングモードでの伝票登録処理とを
    区分するとともに、トレーニングモードでの伝票登録処
    理の状況がトレーニング合計器データのレポート印字で
    確認出来るようにした請求項1記載の電子レジスター。
  19. 【請求項19】 演算制御部をモードスイッチにより設
    定モードに指定して、メモリーへトレーニング専任の担
    当者コードを設定する手段と、登録モードにおいて、本
    トレーニング専任の担当者の入力後発行された伝票ファ
    イルへは、トレーニングモードのステータスをセットす
    るものとし、本トレーニングモードのステータスがセッ
    トされている伝票ファイルについては、トレーニング専
    任の担当者の入力後でのみリコール処理、および決済処
    理を可能とし、また、本トレーニングモードのステータ
    スがセットされている伝票ファイルについては、その伝
    票登録処理の集計データを、集計ファイルのトレーニン
    グ合計器へのみ加算し、通常の売上集計ファイルへの加
    算は行わないものとし、登録モードでの伝票登録処理に
    おいて、トレーニング専任担当者による伝票登録処理を
    他の担当者の処理から区分するとともに、トレーニング
    専任担当者の伝票登録処理の状況がトレーニング合計器
    データのレポート印字で確認出来るようにした請求項8
    記載の電子レジスター。
JP4219895A 1992-08-19 1992-08-19 電子レジスター Expired - Lifetime JP3039153B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219895A JP3039153B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 電子レジスター
US08/105,914 US5805831A (en) 1992-08-19 1993-08-12 Electronic cash register system allocating sale items in designated chit bills or receipt files
CA002104088A CA2104088C (en) 1992-08-19 1993-08-13 Electronic cash register and system including the same
GB9317218A GB2269925B (en) 1992-08-19 1993-08-18 Electronic cash register and system including the same
US08/979,800 US5995944A (en) 1992-08-19 1997-11-26 Electronic register with a learning function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219895A JP3039153B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 電子レジスター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668359A JPH0668359A (ja) 1994-03-11
JP3039153B2 true JP3039153B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=16742724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4219895A Expired - Lifetime JP3039153B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 電子レジスター

Country Status (4)

Country Link
US (2) US5805831A (ja)
JP (1) JP3039153B2 (ja)
CA (1) CA2104088C (ja)
GB (1) GB2269925B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3015239B2 (ja) * 1993-12-20 2000-03-06 松下電器産業株式会社 電子レジスター
EP0713168A1 (en) * 1994-11-15 1996-05-22 Compaq Computer Corporation Computer resource regulation
JPH1166428A (ja) * 1997-08-25 1999-03-09 Sharp Corp 販売管理装置
US6185560B1 (en) * 1998-04-15 2001-02-06 Sungard Eprocess Intelligance Inc. System for automatically organizing data in accordance with pattern hierarchies therein
JP3660217B2 (ja) * 2000-08-23 2005-06-15 松下電器産業株式会社 電子レジスタ
JP2008065599A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Nec Infrontia Corp 売上処理方法及び装置
US8286863B1 (en) * 2009-02-04 2012-10-16 Metabank System and computer program product to issue a retail prepaid card including a user-designed external face using a chit and related computer implemented methods
JP2018084903A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 東芝テック株式会社 チェックアウトシステム、登録装置、決済装置及び制御プログラム

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820071B2 (ja) * 1979-06-15 1983-04-21 オムロン株式会社 電子式キヤツシユレジスタの群管理方式
JPS5840218B2 (ja) * 1979-10-24 1983-09-03 オムロン株式会社 電子式キヤツシユレジスタ
JPS57197642A (en) * 1981-05-29 1982-12-03 Sharp Corp Information transmitting system
JPS59220875A (ja) * 1983-05-27 1984-12-12 Sharp Corp 電子式キヤツシユレジスタ
JPS6011991A (ja) * 1983-06-30 1985-01-22 シャープ株式会社 電子式キヤツシユレジスタ
JPS60153593A (ja) * 1984-01-24 1985-08-13 カシオ計算機株式会社 電子レジスタ
JPS60173698A (ja) * 1984-02-17 1985-09-07 松下電器産業株式会社 電子式金銭登録器
EP0195371A3 (en) * 1985-03-14 1988-07-20 Tokyo Electric Co., Ltd. Point of sale system
JPH0766474B2 (ja) * 1985-06-17 1995-07-19 カシオ計算機株式会社 売上データ管理システム
JPH0719308B2 (ja) * 1986-03-27 1995-03-06 株式会社テック 販売登録装置
JPS6336490A (ja) * 1986-07-31 1988-02-17 シャープ株式会社 電子式金銭登録機
US4873631A (en) * 1988-04-25 1989-10-10 Ncr Corporation Point of sale automatic back-up system and method
JPH02135596A (ja) * 1988-11-15 1990-05-24 Mitsubishi Electric Corp 商品情報レジスタ
JPH0743793B2 (ja) * 1989-05-31 1995-05-15 シャープ株式会社 金銭処理装置
JPH0312795A (ja) * 1989-06-09 1991-01-21 Tokyo Electric Co Ltd 商品販売データ処理装置
US5128862A (en) * 1989-06-28 1992-07-07 Management Information Support, Inc. Customer operable system for a retail store or fast-food restaurant having plural ordering stations
JP2584547B2 (ja) * 1991-05-13 1997-02-26 株式会社テック 電子式キャッシュレジスタ
US5510979A (en) * 1991-07-30 1996-04-23 Restaurant Technology, Inc. Data processing system and method for retail stores
JP2665427B2 (ja) * 1991-08-08 1997-10-22 株式会社テック 商品販売データ処理装置
JP2998361B2 (ja) * 1991-11-26 2000-01-11 松下電器産業株式会社 顧客注文処理装置
JPH06131564A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子式キャッシュレジスタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2104088C (en) 1998-04-07
US5995944A (en) 1999-11-30
GB2269925B (en) 1996-08-21
GB2269925A (en) 1994-02-23
GB9317218D0 (en) 1993-10-06
JPH0668359A (ja) 1994-03-11
US5805831A (en) 1998-09-08
CA2104088A1 (en) 1994-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4841442A (en) POS system for updating look-up table
US4360872A (en) Electronic cash register system
JP3039153B2 (ja) 電子レジスター
US4879649A (en) Transaction processing apparatus having PLU function
JP3015239B2 (ja) 電子レジスター
JPH0684069A (ja) 販売登録装置
JP2501431B2 (ja) 電子キヤツシユレジスタ
JP3092631B2 (ja) 売上データ処理装置
JP2880616B2 (ja) 電子式金銭登録機
JP2004046511A (ja) 店舗システム
JPH097068A (ja) 売上データ処理装置
JPH06131563A (ja) Posターミナル
JP4102252B2 (ja) 伝票処理装置
JPS61210499A (ja) Posシステム
JPH0562071A (ja) Pos端末装置
JPS60153595A (ja) Posシステム
JPS62254295A (ja) 2人制電子式キヤツシユレジスタ
JPH04217100A (ja) 商品販売データ処理装置
JPS6214297A (ja) Posシステム
JPH04253296A (ja) 商品販売データ処理装置
JPH0670832B2 (ja) Posシステム
JPS6266399A (ja) 電子キヤツシユレジスタ
JPH10222758A (ja) 商品販売データ登録処理装置及びその売上集計レポート出力方法
JPH0528365A (ja) 電子キヤツシユレジスタ
JPH07225880A (ja) 商品販売登録データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13