JP2003054167A - 可逆性感熱記録媒体 - Google Patents

可逆性感熱記録媒体

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JP2003054167A
JP2003054167A JP2001243736A JP2001243736A JP2003054167A JP 2003054167 A JP2003054167 A JP 2003054167A JP 2001243736 A JP2001243736 A JP 2001243736A JP 2001243736 A JP2001243736 A JP 2001243736A JP 2003054167 A JP2003054167 A JP 2003054167A
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reversible thermosensitive
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JP2001243736A
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Masahiro Nishikawa
昌洋 西川
Tadashi Kato
加藤  正
Noboru Araki
荒木  登
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リライト部の耐久性を著しく向上させるとと
もに、改ざんによるカードの偽造・変造が困難である可
逆性感熱記録媒体を提供すること。 【解決手段】 コアの両面に保護層が積層され、コアと
一方の保護層との間にリライト部が設けられていること
を特徴とする可逆性感熱記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き替え可能な可
逆性感熱記録媒体に関し、さらに詳しくは上記記録媒体
の可逆性感熱記録部(以下「リライト部」という)の表
面耐久性に優れ、かつ記録の改ざんが困難で、偽造・変
造が困難である可逆性感熱記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカード、キャッシュカ
ードなど、各種のカードにおいて、情報記録層として書
き替え可能なリライト部を使用したカードが広く使用さ
れている。これらのカードの構成は、図9に示すように
インレットなどを含むコア1の両面に接着層2を介して
保護層3が設けられ、該保護層3の表面に接着層2を介
してリライト部4が設けられている。このリライト部4
にはサーマルヘッドなどの感熱記録手段によって情報の
消去および書き込みが行なわれるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記リライタブルカー
ドは、市販の感熱プリンターのサーマルヘッドによって
情報の消去および書き込みが容易に行なえるという利点
があるものの、多数回繰り返し消去・記録を繰り返す
と、リライト部の表面に傷がつき易く表面耐久性に劣る
という問題がある。このような問題はリライト部の表面
にさらに保護層を設けることで解決可能と考えられる
が、実際には厚い保護層を設けると、サーマルヘッドに
よる情報の消去・書き込みが困難となり、薄い保護層と
せざるを得ない。このような薄い保護層では多少の表面
耐久性が向上するものの、本質的な表面耐久性向上効果
は得られない。
【0004】また、上記リライト部の情報の消去・書き
込みが簡便であるという利点がある一方で、情報の改ざ
んが容易で偽造・変造カードが作製しやすいという問題
がある。従って、本発明の目的は、リライト部の表面耐
久性を著しく向上させるとともに、改ざんによるカード
の偽造・変造が困難である可逆性感熱記録媒体を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。すなわち、本発明は、コアの両面
に保護層が積層され、コアと一方の保護層との間にリラ
イト部が設けられていることを特徴とする可逆性感熱記
録媒体を提供する。
【0006】また、本発明は、リライト部の上面または
下面にホログラム層が形成されている上記の可逆性感熱
記録媒体;保護層とリライト部との間に接着層が設けら
れていない上記の可逆性感熱記録媒体;保護層とリライ
ト部との間に接着層が設けられている上記の可逆性感熱
記録媒体;保護層とリライト部との間に部分的に接着層
が設けられている上記の可逆性感熱記録媒体を提供す
る。
【0007】本発明によれば、リライト部をコアと一方
の保護層との間に設けることによって、リライト部の表
面耐久性が著しく向上する。本発明の可逆性感熱記録媒
体はサーマルヘッドによって情報の消去・書き込みは困
難であるものの、赤外線レーザーなどによって情報の消
去・書き込みが可能であり、情報の消去・書き込みはレ
ーザー記録装置を有さないものには不可能であることか
ら、情報の改ざんによるカードなどの可逆性感熱記録媒
体の偽造・変造が困難となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明をさらに詳しく説明する。図1〜4は本発明の可
逆性感熱記録媒体の断面を図解的に説明する図である。
本発明の可逆性感熱記録媒体は、図1に示す基本形態で
は、コア1の両面に保護層3が積層された可逆性感熱記
録媒体において、リライト部4がコア1と一方の保護層
3との間に設けられていることを特徴としている。それ
ぞれの層は、それぞれの層の間の接着層によって接着さ
れている。図2に示す例は、コア1と保護層3との間で
かつリライト部4の下にホログラム層5が積層されてい
る例である。
【0009】図3に示す例では、保護層3とリライト部
4との間に接着層2が設けられている。図1および図2
に示す例ではリライト部4と保護層3との間に接着層2
が形成されていないので、リライト部4と保護層3との
間で剥離の畏れがあるが、図3に示す例では、上記剥離
の問題は生じない。図4に示す例は、図3に示す例にお
いて、図2に示す例と同様にホログラム層5を設けた例
である。
【0010】図2および図4に示すホログラム層5は、
いずれもリライト部4の下に形成されているので、反射
型でも透明型のホログラムでもよい。ホログラム層5を
リライト部4を覆うように形成する場合には、該ホログ
ラム層5は透明型のホログラム層である必要がある。
【0011】以上の構成の本発明の可逆性感熱記録媒体
の全体の厚みは特に限定されないが、可逆性感熱記録媒
体が薄型の場合には300〜600μmであり、厚型の
場合には600〜800μm程度である。なお、リライ
ト部は積層の際に保護層および/または接着層に埋め込
まれる。各層の厚みは、薄型の場合には、1例として図
5aに示すように、1つの表面保護層50μm、接着
層、コア層(インレットを含む)全体で300〜350
μmであり、コア層中に含まれるインレットは厚み50
μmである。一方、厚型の場合には、1例として図5b
に示すように、1つの表面保護層125μm、接着層、
コア層(インレットを含む)全体で450〜500μm
であり、コア中に含まれるインレットは厚み50μmで
あり、合計で700〜750μmである。
【0012】次に本発明の可逆性感熱記録媒体を構成す
る材料および可逆性感熱記録媒体の形成方法を説明す
る。 (コア層)コア層は、表裏の保護層間に形成された層で
あり、インレットと該インレットを保護層に接着させる
接着剤とからなる。インレットとは、樹脂基材上にアン
テナコイルと、該アンテナコイルに接続されたICチッ
プを有する部材であり、アンテナコイル単体で強度が保
たれる場合は、樹脂基材はなくてもよい。ここでいうイ
ンレットとは、半導体チップやアンテナコイルなどの機
能性部材の総称である。これらの部材は、カードを構成
するコア層中に、直接あるいはシート状基材の表面上
に、前記部材を形成する。例えば、アンテナコイルを印
刷で形成する場合は、シート状基材に導電性インクをス
クリーン印刷法などで所定形状のアンテナコイルを印刷
形成する。
【0013】コア層としては、接着性の良好な熱可塑性
樹脂(ヒートシール材)から形成されたシート状接着剤
を用いる。接着剤としては、例えば、ポリエチレン樹
脂、塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−塩化ビニル共重合体、ポリエステル樹脂、ポ
リアミド樹脂ポリウレタン、アクリル樹脂などの通常の
熱可塑性樹脂が使用される。シート状接着剤(コア層)
の厚みは通常20〜300μm程度が好ましい。これら
のヒートシール剤は、可逆性感熱記録媒体の形成に際
し、熱と圧力によって溶融軟化し、該ヒートシールシー
トの両側の層を接着させる。
【0014】(保護層)保護層としては、耐擦傷性など
の表面耐久性に優れた熱可塑性樹脂シートを用いる。保
護層用樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、シクロヘキサンジメタノールを共重合させたポリエ
チレンテレフタレート(PET−G)、アクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹
脂、ポリプロピレン、ポリエチレンなどが挙げられ、こ
れらの樹脂のシートの一方の面に放射線硬化性樹脂から
なるハードコート層を設けたものなどが使用される。こ
れらの保護層の厚みは通常約30〜200μmである。
本発明の可逆性感熱記録媒体においてリライト部が設け
られる側の保護層は赤外線レーザーが透過し、かつ表示
された情報が明瞭に目視できるように透明性を有するこ
とが必要である。
【0015】(リライト部)リライト部は熱によって情
報の書き込み、および消去が可能な材料から形成され、
このような材料は各種公知であり、市場から入手して使
用できる。代表的な例は、樹脂と該樹脂中に分散された
有機低分子物とからなるもの(特開平5−92658号
公報、特開平7−314899号公報など参照)、ロイ
コ染料と顕色剤を樹脂中に分散させたもの(特開200
0−5934公報など参照)などが挙げられる。これら
の材料からなるリライト部は既に商品化されており、例
えば、厚み25μmのポリエチレンテレフタレートPE
T)などの基材シートまたはフイルム上に5〜15μm
のリライト層を塗布して形成したものを適当なサイズに
裁断して使用できる。
【0016】1例のリライト部の構成を図7の断面図で
示す。この例のリライト部は、厚み25μmのPET基
材シートに厚み0.065μmの光反射層(アルミニウ
ム蒸着層など)を介して厚み10μmのリライト層(樹
脂母材中に有機低分子量化合物が分散した層)を積層
し、該リライト層の表面に厚み1μmの近赤外線吸収層
(フタロシアニン系染料層)を設けたもので、さらにP
ET基材の裏面には厚み4μmの接着層が設けられてい
る。図7に示す例は、1例であり、本発明はこの例に限
定されるものではない。
【0017】(ホログラム層)ホログラム層としては、
透明型ホログラムおよび反射型ホログラムが多数公知で
あり(例えば、特開2001−5934公報、特開平6
−314057号公報など参照)、一般的には転写箔タ
イプのものを用いてコア層の表面にホログラム層を形成
する。
【0018】(製造方法)図5に、本発明の可逆性感熱
記録媒体の製造方法を図解的に示す。図5aは、薄型の
可逆性感熱記録媒体を形成する方法を示す。図面上、下
方から、保護層50μm、コア層(ヒートシールシー
ト)50μm、インレット50μm、コア層(ヒートシ
ールシート)200μm、リライト部36μm、接着層
50μm(またはなし)および保護層50μmを重ね、
この積層物を約150℃の温度で、10kgf/cm2
程度の圧力で熱プレスする。この際、インレットは保護
層中に埋め込まれる。このように積層された積層シート
を適当なサイズに裁断することによって本発明の可逆性
感熱記録媒体が得られる。
【0019】上記においてリライト部と保護層との間に
接着層を用いる場合には、図3または図4(ホログラム
層を使用)に示す本発明の可逆性感熱記録媒体が得られ
る。また、リライト部と保護層との間に接着層を用いな
い場合には、図1または図2(ホログラム層を使用)に
示す本発明の可逆性感熱記録媒体が得られる。
【0020】さらに本発明では、前記のようにリライト
部上に接着層が設けられる場合には、リライト部に表示
された情報の視認性が低下する場合があるので、記録側
(観察側)の保護層とコアとの間に用いるヒートシール
シートとして、図6aに示すように、リライト部と同一
面積の糊抜窓6を形成したヒートシールシートを用いる
ことによってリライト部の表面に接着層を存在させない
ようにすることができる。
【0021】但し、リライト部の面積が比較的大きい場
合には保護層とリライト部との間に剥離が生ずる場合が
ある。このような畏れがある場合には、保護層とリライ
ト部との間に用いるヒートシールシートとして、図6b
に示すように糊抜窓に網状のヒートシールシートを残し
ておくか、あるいはリライト部の表面に網状の接着剤を
印刷しておくことにより、剥離の問題がなくかつ情報の
視認性も良好な可逆性感熱記録媒体が得られる。なお、
接着剤は、網状である必要はなく、視認性が確保できれ
ば、如何なる形状でもよい。
【0022】(消去・書き込み方法)以上の如き本発明
の感熱記録媒体に対する情報の書き込み及び消去方法は
従来公知の方法でよい。例えば、リライト部が、樹脂と
該樹脂中に分散された有機低分子化合物からなるもので
ある場合について説明する。このリライト部は、図8に
示すように、例えば、T0以下の常温では白濁不透明状
態にある。これを温度T1〜T2に加熱すると透明にな
り、この状態で再びT0以下の常温に戻しても透明のま
まである。これは温度T1〜T2間からT0以下に至るま
でに有機低分子物質が半溶融状態を経て多結晶から単結
晶へと結晶が成長するためと考えられる。
【0023】さらにT3以上の温度に加熱すると、最大
透明度と最大不透明度との中間の半透明状態になる。次
に、この温度を下げて行くと、再び透明状態をとること
なく最初の白濁不透明状態に戻る。これは温度T3以上
で有機低分子物質が溶融後、冷却されることにより多結
晶が析出するためであると考えられる。なお、この不透
明状態のものをT1〜T2間の温度に加熱した後、常温、
即ち、T0以下の温度に冷却した場合には透明と不透明
との中間の中間状態をとることができる。また、前記常
温で透明になったものも再びT3以上の温度に加熱した
後常温に戻せば、再び白濁不透明状態に戻る。すなわ
ち、常温で不透明及び透明の両形態並びにその中間状態
をとることができる。
【0024】従って、以上のような感熱層を有する感熱
記録材料の表面に、熱を選択的に印加することにより感
熱層を選択的に加熱し、透明地に白濁画像、白濁地に透
明画像を形成することができ、その変化は何回も繰り返
すことが可能である。そして、このような感熱層の背面
に光反射層や着色シートを配置すれば、白黒の情報ある
いは白地に着色シートの色の画像または着色シートの色
の地に白色の画像を形成することができる。
【0025】本発明では、上記の如きリライト部の状態
変化(情報の記録及び消去)をサーマルヘッドではな
く、赤外線レーザービームなどの光線を用いて行なう。
例えば、集光された赤外線レーザービームを反射鏡にあ
て、反射鏡を振ることで、レーザービームを走査するこ
とにより、透明保護層を介してリライト部を加熱し、情
報の書き込みを行なうことができる。情報の消去はレー
ザービームをリライト部全面に走査することによって行
なうことができる。このように本発明の記録媒体では、
サーマルヘッドがリライト部に接触することがないの
で、リライト部を擦過して情報の視認性を低下させるこ
とがない。
【0026】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて本発明をさ
らに具体的に説明する。 実施例1 図5aに示す製造方法により、図面上、下方から、延伸
透明PET50μm、不飽和ポリエステル樹脂からなる
ヒートシール層(コア層)50μm、インレット50μ
m、不飽和ポリエステル樹脂からなるヒートシール層
(コア層)50μm、図7に示すリライトシート(但し
接着層がない)、および延伸透明PET50μmを重ね
て、この積層物を約150℃の温度で、10kgf/c
2程度の圧力で熱プレスした。この際、インレットは
保護層中に埋め込まれた。このように積層された積層シ
ートをカードサイズに裁断することによって本発明のカ
ード型可逆性感熱記録媒体を得た。この記録媒体にレー
ザービームを用いて情報を書き込んだところ、情報の視
認性が良好であった。また、情報の消去及び記録を10
00回繰り返した後、リライト部を覆っている保護層を
観察したところ何らの変化も認められなかった。また、
保護層とリライト部とを強制剥離したところ、剥離が生
じた。
【0027】実施例2 実施例1において、リライト部と保護層との間に、不飽
和ポリエステル樹脂からなるヒートシール層(接着層)
50μmを介在させた以外は実施例1と同様にして本発
明のカードを得た。このカードについて実施例1と同様
に情報の書き込みを行なったところ、情報の視認性は実
施例1のほうが良好であった。また、リライト部を覆っ
ている保護層を観察したところ何らの変化も認められな
かった。また、保護層とリライト部とを強制剥離したと
ころ、剥離は困難であった。
【0028】実施例3 実施例2において、リライト部と保護層との間に、図6
aに示す不飽和ポリエステル樹脂からなる糊抜窓を有す
るヒートシール層(接着層)50μmを介在させた以外
は実施例2と同様にして本発明のカードを得た。このカ
ードについて実施例1と同様に情報の書き込みを行なっ
たところ、情報の視認性は実施例1と同様に優れてい
た。また、リライト部を覆っている保護層を観察したと
ころ何らの変化も認められなかった。また、保護層とリ
ライト部とを強制剥離したところ、剥離は困難であっ
た。
【0029】実施例4 実施例2において、リライト部と保護層との間に、図6
bに示す不飽和ポリエステル樹脂からなる網状の糊抜窓
を有するヒートシール層(接着層)50μmを介在させ
た以外は実施例2と同様にして本発明のカードを得た。
このカードについて実施例1と同様に情報の書き込みを
行なったところ、情報の視認性は実施例1と同様に優れ
ていた。また、リライト部を覆っている保護層を観察し
たところ何らの変化も認められなかった。また、保護層
とリライト部とを強制剥離したところ、剥離は困難であ
った。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、リライト部を、コアと
一方の保護層との間に設けることによって、リライト部
の表面耐久性が著しく向上する。本発明の可逆性感熱記
録媒体はサーマルヘッドによって情報の消去・書き込み
は困難であるものの、赤外線レーザーなどによって情報
の消去・書き込みが可能であり、情報の消去・書き込み
はレーザー記録装置を有さないものには不可能であるこ
とから、情報の改ざんによるカードなどの可逆性感熱記
録媒体の偽造・変造が困難となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の可逆性感熱記録媒体の1例の断面を
説明する図。
【図2】 本発明の可逆性感熱記録媒体の他の例の断面
を説明する図。
【図3】 本発明の可逆性感熱記録媒体の他の例の断面
を説明する図。
【図4】 本発明の可逆性感熱記録媒体の他の例の断面
を説明する図。
【図5】 本発明の可逆性感熱記録媒体の製造方法を説
明する図。
【図6】 ヒートシールシートの平面図。
【図7】 リライト部の構成を説明する図。
【図8】 リライト層の温度と透明度との関係を説明す
る図。
【図9】 従来の可逆性感熱記録媒体の1例の断面を説
明する図。
【符号の説明】
1:コア 2:接着層 3:保護層 4:リライト部 5:ホログラム層 6:糊抜窓 7:網状のHSシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 登 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA06 HA10 HB09 JB08 JC02 KA37 LB16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアの両面に保護層が積層され、コアと
    一方の保護層との間に可逆性感熱記録部が設けられてい
    ることを特徴とする可逆性感熱記録媒体。
  2. 【請求項2】 可逆性感熱記録部の上面または下面にホ
    ログラム層が形成されている請求項1に記載の可逆性感
    熱記録媒体。
  3. 【請求項3】 保護層と可逆性感熱記録部との間に接着
    層が設けられていない請求項1に記載の可逆性感熱記録
    媒体。
  4. 【請求項4】 保護層と可逆性感熱記録部との間に接着
    層が設けられている請求項1に記載の可逆性感熱記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 保護層と可逆性感熱記録部との間に部分
    的に接着層が設けられている請求項1に記載の可逆性感
    熱記録媒体。
JP2001243736A 2001-08-10 2001-08-10 可逆性感熱記録媒体 Pending JP2003054167A (ja)

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Cited By (1)

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