JP3034817B2 - 記録媒体処理方法及び記録媒体処理装置 - Google Patents

記録媒体処理方法及び記録媒体処理装置

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幸二 新納
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可視情報を書換可能
に記録する所謂リライトカードに対して可視情報を印字
及び消去する記録媒体処理方法及び記録媒体処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】店舗等で用いられるプリペイドカードや
サービス点数記録カード等の記録媒体では、使用可能な
金額である残高情報や顧客が収集したサービス点数の累
計情報が、不可視情報として例えば磁気記録されるとと
もに可視情報として表記され、記録媒体が記録している
情報の内容を利用者が確認できるようにされている。こ
のように、カード等の記録媒体に文字や図形等の可視情
報を表記する方式として、記録媒体の表面に感熱記録部
を形成し、記録媒体の表面をサーマルヘッドを介して選
択的に加熱するようにした感熱記録方式があり、加熱に
よって自己発色する材料により感熱記録部を構成した記
録媒体が一般的に広く用いられている。
【0003】ところが、感熱記録部を構成する自己発色
材料は、加熱により一度発色した後には発色前の状態に
復元することができない。このため、自己発色材料によ
り感熱記録部を構成した記録媒体では、不可視情報が更
新的に記録されるのに対して、可視情報は記録媒体の表
面における記録範囲の余白部分に順次記録しなければな
らず、利用者が視認できる文字の大きさには限界がある
こと、及び、記録媒体の表面における記録範囲は予め定
められていることから、記録媒体に可視情報を記録でき
る回数は所定数に限定されてしまう。
【0004】そこで、一旦記録した内容を消去できるよ
うに感熱記録部を構成し、記録回数の制限を受けること
がないようにした所謂リライトカードと呼ばれる記録媒
体がある。このリライトカードは、例えば、特開昭54
−119377号公報または特開昭55−154198
号公報に開示されているように、カード表面に形成した
反射面の上に可逆性感熱記録材料を積層して感熱記録部
を構成しており、加熱温度を変えることにより白濁状態
または透明状態に可逆的に変化する可逆性感熱記録材料
の性質を利用して、感熱記録部に可視情報を繰り返し記
録するようにしている。また、特開平7−179060
号公報には、可視情報を消去処理に先立って全面白濁処
理を行うことにより、可逆性感熱記録材料の可逆性の劣
化を防止するようにし、リライトカードを長寿命化する
ようにした方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−179060号公報に開示された方法では、可逆性
感熱記録材料により構成された感熱記録部の全面を一旦
白濁処理するため、それまでに記録した可視情報の全て
が一度に失われることになる。このため、可逆性感熱記
録材料により構成された感熱記録部を有する記録媒体を
プリペイドカードとして使用した場合に、過去の取引の
履歴の全てが消去され、例えば、取引金額が適正に入力
されたか否か等のような取引内容の確認が全くできなく
なる問題がある。また、可視情報とともに不可視情報を
も記録する記録媒体では、不可視情報の書込時にエラー
を生じた場合に、可視情報に基づく不可視情報の再現が
できなくなる問題がある。
【0006】この発明の目的は、今回の可視情報の記録
時に次回の可視情報の記録領域に対する部分的な消去処
理を実行することにより、過去に記録された可視情報の
全てを一度に消去することがなく、少なくとも前回の書
込処理時に記録された可視情報の内容を視認することが
でき、取引内容の確認や不可視情報の再現を容易に行う
ことができる記録媒体処理方法及び記録媒体処理装置を
提供することにある。
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録媒体の
感熱記録部に対して可視情報の書込処理及び消去処理を
繰り返し行う記録媒体処理方法及び記録媒体処理方法に
おいて、 記録媒体の感熱記録部をそれぞれが1回の書込
処理に使用される複数の記録領域によって構成し、今回
の可視情報の書込処理にともなって次回の書込処理に使
用する記録領域に対して消去処理を実行し、今回の可視
情報の書込処理の開始前、または、終了後に、次回の書
込処理に使用する記録領域に可視情報が印字されている
か否かの判断結果に基づいて前記消去処理を実行するか
否かを決定することを特徴とする。
【0010】この発明においては、可視情報の書込処理
毎に次回の書込処理に使用する記録領域が消去される。
したがって、今回の書込処理時には、少なくとも前回の
書込処理において書き込まれた可視情報が消去されるこ
とはない。また、可視情報の書込処理時に次回の書込処
理に使用する記録領域に既に可視情報が書き込まれてい
るか否かを判断し、この判断結果に基づいて、次回の書
込処理に使用する記録領域に対する消去処理が選択的に
実行される。したがって、可視情報が書き込まれていな
い記録領域に対して消去処理が行われることはない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施形態の一例
を、記録媒体として表面に可逆性感熱記録材料により感
熱記録部を形成しプリペイドカードとして使用される磁
気カードを処理するカード処理機を例に挙げて説明す
る。図1は、この発明の実施形態の一例であるカード処
理機を示す外観図である。カード処理機11は、前面に
カード挿入口15が形成されており、このカード挿入口
15に顧客が提示した磁気カード21が挿入される。カ
ード処理機11は、内部にカード搬送機構を備えてい
る。カード搬送機構は、カード挿入口15に挿入された
磁気カード21を内部の処理位置まで搬送し、処理を終
了した磁気カード21をカード挿入口15から排出す
る。
【0012】カード処理機11の上面には、キーボード
13及びディスプレイ14が配置されている。キーボー
ド13は、磁気カード21の処理に係る入力操作を受け
付ける。ディスプレイ14は、磁気カード21の処理状
態等を適宜表示する。なお、カード処理機11は、内部
に磁気ヘッド及びサーマルヘッドを備えており、挿入さ
れたカードの磁気記録部に磁気ヘッドを介して不可視デ
ータを磁気記録するとともに、カードの表面に形成され
た感熱記録部にサーマルヘッドを介して可視情報を感熱
記録する。
【0013】図2は、上記カード処理機において処理さ
れる磁気カードを示す図である。図2(A)に示すよう
に、プリペイドカードである磁気カード21の表面に
は、磁気記録部である磁気ストライプ22が形成されて
いる。この磁気ストライプ22には、STXとETX及
びLRCとの間に、印字情報記録部22a、発行情報記
録部22b及び取引情報記録部22cが割り当てられて
いる。印字情報記録部22aは、後述する記録領域の決
定処理に用いられるデータ、即ち、磁気カード21にお
いて既に可視情報が印字されている記録領域、または、
次回の印字処理において印字すべき記録領域を特定する
データを記録する。発行情報記録部22bは、そのカー
ドの発行者を特定するためのデータを記録する。カード
情報記録部22cは、使用可能残高等を更新的に記録す
る。印字情報記録部22a及びカード情報記録部22c
には、これらのデータが磁気カード21を用いた取引毎
にカード処理機11から磁気記録される。
【0014】図2(B)に示すように、プリペイドカー
ドである磁気カード21の裏面には、感熱記録部23が
形成されている。この感熱記録部23は、一例として合
計10行の記録領域23a〜23jによって構成されて
いる。記録領域23a〜23jのそれぞれには、使用日
付、使用金額及び残額からなる可視情報を表す文字が磁
気カード21を用いた取引毎にカード処理機11から感
熱印字記録される。前述した印字情報記録部22aに記
録されるデータは、今回の可視情報の印字処理において
記録領域23a〜23jのうちのどの記録領域に印字す
べきかを特定するデータである。
【0015】図3は、磁気カードの可視情報記録部の構
成を示す図である。所謂リライトカードである磁気カー
ド21は、磁気カード21の表面に反射面31を形成
し、この反射面31の上に熱可塑性樹脂層32を積層し
て感熱記録部23を構成している。熱可塑性樹脂層32
は、例えば、融点が80°Cの第1の樹脂中に、120
°Cで加熱した時の融点が70°Cであり、100°C
で加熱した時の融点が90°Cである第2の樹脂を分散
した可逆性感熱記録材料を所定の層厚に均一に構成した
ものである。
【0016】この熱可塑性樹脂層32を120°Cで加
熱して冷却すると、第1の樹脂が固化した後に第2の樹
脂が固化し、第1の樹脂中における第2の樹脂の周りに
微細な空隙が形成され、この空隙において反射面31の
反射光が乱反射することにより、熱可塑性樹脂層32が
白濁して見える。また、100°Cに加熱して冷却する
と、第2の樹脂が固化した後に周りの第1の樹脂が固化
するために空隙が形成されず、熱可塑性樹脂層32は透
明に見える。このように、加熱温度を変えることによ
り、熱可塑性樹脂層32が白濁または透明に可逆的に変
化する。
【0017】このような可逆性感熱材料の性質を利用し
て、感熱記録部23を可逆性感熱記録材料である熱可塑
性樹脂層32により構成した磁気カード21では、感熱
記録部23のいずれかの記録領域を選択的に120°C
に加熱して冷却することにより文字または図形が白色で
表示され、この記録領域を100°Cに加熱して冷却す
ることにより表示されていた文字または図形が消去さ
れ、可視情報を書換可能に記録することができる。
【0018】なお、感熱記録部23の構成は、上記の構
成に限るものではなく、サーマルヘッド43によって可
視情報を繰り返し印字及び消去できることを唯一の条件
として、他の構成を用いたものであってもよい。
【0019】図4は、上記カード処理機の制御部の構成
を示すブロック図である。カード処理機11の制御部1
は、ROM3及びRAM4を備えたCPU2に、インタ
フェース6を介してセンサ7、モータ駆動部8、磁気ヘ
ッド駆動部9及びサーマルヘッド駆動部10、キーボー
ド13及びディスプレイ14等の入出力機器を接続して
構成されている。CPU2は、ROM3に予め書き込ま
れたプログラムに基づいて各入出力機器を統括して制御
する。このときCPU2に入出力されるデータがRAM
4の所定のメモリエリアに格納される。
【0020】センサ7は、カード挿入口15に対する磁
気カード21の挿入を検出する。モータ駆動部8は、磁
気カード21を搬送するローラ等に回転力を供給するモ
ータ41を駆動する。磁気ヘッド駆動部9は、磁気カー
ド21の磁気ストライプ22に対して不可視情報の読取
及び書込を行う磁気ヘッド42を駆動する。サーマルヘ
ッド駆動部10は、磁気カード21の感熱記録部23に
対して可視情報の印字及び消去を行うサーマルヘッド4
3を駆動する。このサーマルヘッド43は、磁気カード
21の短辺方向についての感熱記録部23の全幅におい
て、例えば1mm当り8素子の密度で発熱素子を直線状
に一列に配列したものである。キーボード13は店舗の
店員等による販売情報等の入力操作を受け付け、キーボ
ード13における操作内容がCPU2に入力される。デ
ィスプレイ14は、CPU2から入力される表示データ
を表示する。
【0021】CPU2は、印字処理において、サーマル
ヘッド駆動部10に対して、サーマルヘッド43を構成
する全発熱素子のオン/オフデータを、搬送方向(発熱
素子の配列方向に直交する方向)の1素子分の距離を磁
気カード21が移動する間に順次出力する。サーマルヘ
ッド駆動部10は、このオン/オフデータにしたがっ
て、印字処理時の印加電圧、即ち、発熱素子が120°
Cに発熱する電圧を各発熱素子に選択的に印加する。一
方、消去処理においては、サーマルヘッド駆動部10
は、消去処理時の印加電圧、即ち、発熱素子が100°
Cに発熱する電圧を、搬送方向についての1行の記録領
域の長さを磁気カード21が移動する間にわたって全発
熱素子に対して印加する。
【0022】図5は、この発明のカード処理方法である
上記カード処理機の制御部の処理手順を示すフローチャ
ートである。図5(A)に示すように、制御部1のCP
U2は、カード挿入口15に対する磁気カード21の挿
入を待機しており(s1)、センサ7が磁気カード21
の挿入を検出すると(s1)、磁気ヘッド42を介して
磁気カード21の磁気ストライプ22に記録されている
不可視情報である磁気データを読み取る(s2)。次い
で、CPU2は、磁気カード21から読み取った磁気デ
ータに基づいて、その磁気カード21が処理すべきカー
ドであるか否かの認証処理を行う(s3)。CPU2
は、この認証処理において磁気カード21から読み取っ
た発行情報等の磁気データが、処理を受け付けるべきカ
ードとして予めROM3等に書き込まれた発行情報等に
一致するか否かを判断する。この認証処理において発行
情報等が一致しない場合には、CPU2はディスプレイ
14にエラーメッセージを表示する等のエラー処理の
後、磁気カード21を排出する(s4→s13→s1
2)。
【0023】磁気カード21のカード種別情報及び発行
情報がROM3等に書き込まれたカード種別情報及び発
行情報に一致する場合には、CPU2は、キーボード1
3またはキャッシュレジスタ等の装置からの販売情報の
入力を受け付け(s5)、磁気カード21から読み取っ
た取引情報と入力された販売情報とに基づいて磁気デー
タ及び印字データを作成する(s4〜s6)。この作成
処理では、取引情報に含まれる使用可能残高から販売情
報に含まれる購入金額を減算することにより使用可能残
高を更新し、更新後の使用可能残高を含む取引情報を磁
気データとして作成するとともに、更新後の使用可能残
高に取引時の日付データ及び取引金額データを付与して
印字データを作成する。
【0024】この後、CPU2は、磁気カード21から
読み取った印字情報に基づいて、磁気カード21の感熱
記録部23において印字データを印字すべき記録領域を
決定する(s7)。この処理において、例えば、磁気カ
ード21から読み取った印字情報が前回の印字処理で印
字データを印字した記録領域を特定するデータである場
合には、CPU2は、印字情報が特定する記録領域の次
行の記録領域を今回の印字処理の対象として決定する。
この処理の後、CPU2は、決定した記録領域にサーマ
ルヘッド43が対向する位置まで磁気カード21を搬送
し(s8)、サーマルヘッド43を介して印字データを
書き込む(s9)。なお、CPU2は、今回の印字処理
の対象とした記録領域を特定するデータにより、磁気カ
ード21に磁気記録する印字情報の内容を更新する。
【0025】さらに、CPU2は、印字データを書き込
んだ記録領域の次行の記録領域に対する消去処理を実行
する(s10)。この消去処理において、CPU2は前
述のように、サーマルヘッド43を構成する発熱素子の
全てに対して消去処理時の印加電圧を印加する。この消
去処理の後、CPU2は、磁気カード21の磁気記録部
22に磁気データを書き込む(s11)。この磁気デー
タの書込処理において、CPU2は、s5において作成
した取引情報を取引情報記録領域22cに書き込むとと
もに、s9において更新した印字情報を印字情報記録領
域22aに書き込む。CPU2は、この磁気データの書
込処理を終了した後に、磁気カード21をカード挿入口
15から排出する(s12)。
【0026】以上の処理により、この実施形態に係るカ
ード処理機11は、挿入された磁気カード21から読み
取った印字情報に基づいて今回の印字データ(可視情
報)を印字すべき記録領域を決定し、決定した記録領域
に印字データを書き込むとともに、今回印字データを印
字した記録領域の次行の記録領域に対して消去処理を実
行する。これによって、磁気カード21の感熱記録部2
3の全ての記録領域23a〜23jに一旦印字データが
書き込まれた後において、例えば、図6に示すように、
今回の印字処理の対象である記録領域23bは前回の取
引時における消去処理によって空白にされており、記録
領域23bに今回の印字データを書き込むことができ
る。また、今回の印字処理の対象である記録領域23b
の次行の記録領域23cが今回の消去処理によって空白
にされるため、次回の取引時において印字データを書き
込むべき記録領域が確保される。
【0027】このように、今回の取引時において、次回
の印字処理の対象となる次行の記録領域のみを消去処理
し、少なくとも前回の取引時における取引内容を示す印
字データを消去することはない。例えば、感熱記録部2
3が10行の記録領域によって構成され、一旦全ての記
録領域に印字データが書き込まれた後においては、今回
の取引内容を除く前8回分の取引内容を感熱記録部23
にそのまま表示した状態にされる。したがって、書込処
理にエラーを生じた磁気データを再現する場合等におい
て、常に前回の取引内容を確認することができる。
【0028】なお、今回の取引に係る印字データは、空
白の記録領域の前行の記録領域に書き込まれており、磁
気カード21の利用者は、今回の取引内容を容易に視認
することができる。また、今回の記録領域が感熱記録部
23の最下に位置する記録領域23jである場合には、
次回の記録領域である感熱記録部23の最上部の記録領
域23aが空白にされることになり、今回の記録領域の
位置と空白の記録領域の位置とが連続せず、また、空白
の記録領域を一目で見つけることが難しく、今回の取引
内容の確認が困難になることがある。そこで、感熱記録
部23を構成する記録領域23a〜23jのそれぞれに
対応した連番を記録領域の範囲外に付しておくことによ
り、空白の記録領域の特定が容易になり、今回の取引内
容の確認をより容易にすることができる。
【0029】また、s9及びs10の処理に代えて、図
5(B)に示すs21〜s24の処理を実行することに
より、今回の印字処理の対象である記録領域の次行の記
録領域に既に印字データが記録されているか否かの判断
結果に基づいて、選択的に消去処理を実行するようにし
てもよい。この場合、次行の記録領域に既に印字データ
が記録されているか否かを検出する検出手段が必要にな
るが、この検出手段として、例えば、印字データの有無
を光学的に検出するセンサを設けることができる。ま
た、磁気カード21に磁気記録する磁気データの一部
に、感熱記録部23を構成する記録領域の総数以上の印
字処理を行ったか否かの状態を示すデータを含め、CP
U2がこのデータに基づいて次行の記録領域に印字デー
タが既に印字されているか否かを検出するようにしても
よい。
【0030】
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、可視情報の書込処理
毎に次回の書込処理に使用する記録領域を消去すること
により、今回の書込処理時に少なくとも前回の書込処理
時に書き込まれた可視情報を消去することがなく、少な
くとも前回の書込処理時に記録された可視情7の内容を
視認することができ、取引内容の確認や不可視情報の再
現を容易に行うことができる。また、可視情報の書込処
理時に次回の書込処理に使用する記録領域に既に可視情
報が書き込まれているか否かを判断し、この判断結果に
基づいて次回の書込処理に使用する記録領域に対する消
去処理を選択的に実行することにより、可視情報が書き
込まれていない記録領域に対して消去処理を行わないよ
うにすることがてきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例であるカード処理機
の外観図である。
【図2】同カード処理機において処理されるカードの表
面及び裏面を示す図である。
【図3】同カード処理機において処理されるカードの感
熱記録部の拡大断面図である。
【図4】同カード処理機の制御部の構成を示すブロック
図である。
【図5】同カード処理機の制御部の処理手順の一部を示
すフローチャートである。
【図6】同カード処理機において処理されたカードの印
字状態を示す図である。
【符号の説明】
1−制御部 2−CPU 9−磁気ヘッド駆動部 10−サーマルヘッド駆動部 11−カード処理機 21−磁気カード 22−磁気ストライプ 23−感熱記録部 23a〜23j−記録領域 42−磁気ヘッド 43−サーマルヘッド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/32 B41J 29/17 B41M 5/26 - 5/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の感熱記録部に対して可視情報の
    書込処理及び消去処理を繰り返し行う記録媒体処理方法
    において、 記録媒体の感熱記録部をそれぞれが1回の書込処理に使
    用される複数の記録領域によって構成し、今回の可視情
    報の書込処理にともなって次回の書込処理に使用する記
    録領域に対して消去処理を実行し、今回の可視情報の書
    込処理の開始前、または、終了後に、次回の書込処理に
    使用する記録領域に可視情報が印字されているか否かの
    判断結果に基づいて前記消去処理を実行するか否かを決
    することを特徴とする記録媒体処理方法。
  2. 【請求項2】記録媒体の感熱記録部に対して可視情報の
    書込処理及び消去処理を繰り返し実行する記録媒体処理
    装置において、記録媒体の感熱記録部を構成する各記録領域における可
    視情報の印字の有無を検出する検出手段を設け、 それぞ
    れが1回の書込処理に使用される複数の記録領域によっ
    て構成された記録媒体の感熱記録部に対し、今回の可視
    情報の書込処理にともなって次回の書込処理に使用する
    記録領域に対する消去処理を実行するとともに、今回の
    可視情報の書込処理の開始前、または、終了後に、次回
    の書込処理に使用する記録領域についての検出手段の検
    出結果に基づいて前記消去処理を実行するか否かを決定
    する制御部を設けたことを特徴とする記録媒体処理装
    置。
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