JPH0774935B2 - ラベル印字装置 - Google Patents

ラベル印字装置

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JPH0774935B2
JPH0774935B2 JP1058420A JP5842089A JPH0774935B2 JP H0774935 B2 JPH0774935 B2 JP H0774935B2 JP 1058420 A JP1058420 A JP 1058420A JP 5842089 A JP5842089 A JP 5842089A JP H0774935 B2 JPH0774935 B2 JP H0774935B2
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erasing
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哲次 青柳
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株式会社デジタルストリーム
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、物品に付着される書換え可能なラベルおよび
そのようなラベルのためのラベル印字装置に関する。
(従来の技術) 物品の表面に付着するラベルは種々の目的のために用い
られている。
物品としてコンピュータ記憶媒体(フロッピーディス
ク)を例に上げると、ディスクの記憶内容のインデック
スを可視的に表示しないとディスクの管理上不都合が生
じるため、手書きにより該インデックスをラベルに表記
して、それをディスク表面に貼付している。
また、物品の他の例としてはバーコードシンボルを有す
る小売店の商品がある。バーコードシンボルは商品の金
額の打ち込みと売上情報の登録など商品管理に利用され
ているがインストアマーキングをして販売される商品に
関しては、商品の販売状態や時間によって販売金額を変
更する場合もある。
さらに近年、製造工場の生産ラインにおいても合理化の
ためにバーコードを利用して生産管理を行うPOP(製造
時点情報管理)システムを採用する企業が増えている。
ここで用いられるバーコードには、仕入れ先、品番、管
理番号、包装形態、収容数、工程、受入場所などのデー
タが入っており個別部品の段階から完成品が検査包装さ
れるまでの各段階でリアルタイムの情報を収集しコンピ
ュータに入力されて使われた部品、行われた工程などに
誤りがないかどうかをチェックできるものである。
またさらに、ラベル表示されていないが、発明の書換え
可能なラベルの使用が好ましいと思われるのにプリペー
ドカードなどの磁気カードを挙げることができる。
(発明が解決しようとする課題) 従来のフロッピーディスクの表示ラベルにおいては、手
書きによるため筆者の癖がそのまま表れてしまい、場合
によっては判読不能の場合も生じたり表記形式も個人に
よって差が生じてしまっていた。またラベルを貼付形式
としているため、貼付位置にも多少の差が生じてしまう
と共にフロッピーディスクの記憶内容が書換えられた場
合はラベルの表示を変えるために貼り替える必要も生じ
ており、例えば、5.25インチのフロッピーディスクでは
ラベルの貼り替え時にディスクを痛める可能性もあっ
た。
したがって、従来の手段においては表示形式、表示位置
の統一を図ることが困難であると共に、他の面において
も種々の不都合が生じていた。
また、バーコードを有する商品においては、販売金額を
変更するような場合、バーコードの書換えができないた
め、新しいバーコードを作成し再び貼付けしなければな
らなかった。またソースマーキングの場合には予めパッ
ケージなどに書換え可能なラベルでバーコードを作成
し、バーコードリーダにレーザあるいはサーマルプリン
トヘッドを組込んだ書換え処理装置を付加することによ
ってレジでの清算時にバーコードから商品情報を読みと
るのと同時にラベルを清算済であると認識できるように
書換えれば特にごく小量の買物の場合などには、いちい
ちポリ袋に入れたりテープを貼ったりする必要もなくな
り運営コストの低減と万引防止などにも役立つものであ
るが、従来の書換えのできないバーコードではこのよう
なことを行うことはできなかった。
さらにまた、POPシステムで用いられるバーコードに関
しては、異なった基準で作成されたバーコード(世界的
にバーコードの基準が統一されていないため、国によっ
ては同一部品に対してバーコードが異なる)を持つ部品
は使用に際して、新しいバーコードを作成し古いバーコ
ードをはがして後に貼付けしなければならず、多大の労
力を要していた。また、このような部品のバーコードを
書換え可能なラベルで作成しておけば各工程で更新され
た情報をコンピュータから個別製品に返してバーコード
を書換えることにより常に製品自体がその時点での最新
データ持つことが可能となり一層厳密な生産および品質
管理が可能となるが、従来の書換えできないバーコード
では、このようなことを行うことができなかった。
さらにまた、従来のプリペードカードなどの磁気カード
を例にあげると、カードの磁気記憶部に記憶されている
内容については残度数のおおよその目安が孔開け表示あ
るいは感熱媒体により追記表示されるなどのものがある
だけで明確な残度数を使用者が視認することができるも
のはほとんどない。またこれらのカードは物理的に初期
状態に復元することが不可能なためすべて使い捨てであ
った。
したがって、本発明の主要な目的は、前述の欠点を解消
して、書換え可能なラベルを提供することにある。
本発明の他の主要な目的は、書換え可能なラベルに印字
を行うラベル印字装置を提供することにある。
本発明の具体的な目的はICカード、磁気的記憶または光
学的記憶等の非可視記憶がなされるディスク、カード等
の記憶単体に付着される表示形式、表示位置の統一を図
ることができる書換え可能なラベルを提供することにあ
る。
本発明の他の具体的な目的は、バーコードを書換え可能
なラベルに作成し小売店における商品管理、POPシステ
ムにおける部品管理の能力を高めることにある。
本発明のさらに他の具体的な目的は、プリペードカード
に適用することができ、明確な使用度数を表示したり、
再支払を条件としてプリペードカードを再使用可能にす
ることができる書換え可能なラベルを提供することにあ
る。
本発明のさらに他の具体的な目的は、前述の記憶単体、
バーコード使用商品、プリペードカードに付着した書換
え可能なラベルを印字するラベル印字装置を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前述の目的を達成するために、本発明は、可逆的に非可
視状態/可視状態に変化する材料から構成した書換え可
能なラベルに印字するラベル印字装置であって、ラベル
を可視状態から非可視状態に変化させる消去手段と、消
去後ラベルを非可視状態から可視状態に変化させる書込
み手段とを有することを特徴とするラベル印字装置を採
用するものである。
さらにまた、本発明は、可逆的に非可視状態/可視状態
に変化する材料から構成した書換え可能なラベルに印字
するラベル印字装置であって、ラベル印字データを予め
記憶する記憶手段と、ラベル印字を行うラベル印字モー
ドに基づいてラベルの消去を行う消去手段と、消去手段
によるラベルの消去後、記憶手段に記憶したラベル印字
データに基づいたラベルを印字する手段とを有すること
を特徴とするラベル印字装置を採用するものである。
(実施例) 最初に、本発明のラベルの特性を概略すると、ラベル材
料は可逆的に非可視状態/可視状態に変化する材料であ
る。すなわち、ラベル材料は非可視状態から可視状態に
変化し、また可視状態から非可視状態に変化するもので
あり、このような材料は単体でもよく、また複合材料で
もよいものである。このような材料の例を挙げると、熱
の加え方により可逆的に屈折率が変化する相変化材料
(例えば、カルコゲナイド化合物、アンチモン化合物、
ゲルマニウム化合物のいずれかを含む混合材料)、垂直
磁界の加え方により偏光面が可逆的に変化するMO層(垂
直磁化層)および偏光層の複合材料、波長の異なったレ
ーザ光を加えることにより吸光度(無色−発色)が可逆
的に変化するフォトクロミック材料(スピロピラン系材
料またはフルギド系材料)である。
また、物品に対するラベルの付着は、塗布すること、物
品のケース(表面)材料に前述の材料を混合して作成す
ること、スパッタリング、蒸着等により行われる。塗布
や混合によりラベル部を形成する方法では、温度制御に
より屈折率が可逆的に変化する材料本来の性質が結合剤
やそのほかの不純物の存在により発揮しにくくなる傾向
があるがスパッタリング、蒸着による形成方法では不純
物が存在しないためこれらの心配がなく高い印字品質が
得られる。また所望の材料組成が精度良く容易に得られ
た膜厚制御も精度よくできるというメリットがある。
また、ラベルに表示される内容は、文字、記号、図形、
バーコード等の任意の適当なパターンである。
また、ラベルが付着される物品は、ICカード、磁気的記
憶または光学的記憶等の非可視記憶がなされるディス
ク、カード(プリペードカードを含む)等の記憶単体、
バーコードが付着される製品(部品)等である。
その他、ラベルを消去しまたは印字する手段としては、
サーマルヘッド、レーザプリント、異なった波長のレー
ザ光等がある。レーザプリントによる方法はサーマルプ
リントヘッドを用いる場合に比べて装置が多少複雑で高
価になるが書込みに関していえばビームのスポット径を
レーザプリンタレベルまで容易に絞り込めるため非常に
高分解能な美しい印字品質を得ることができる。また印
字を行う媒体に対して非接触で印字を行えるため媒体お
よび印字装置自体の耐久性を格段に向上することができ
る。したがってコストをあまり気にすることのない上級
システムに対しては信頼性という点からレーザを用いる
方法が効果的である。ただし消去に関してはスポット径
を絞り込んだ分だけ時間が長くかかる可能性があるため
レーザを2ビームにして書込み時と消去時のスポット径
を換える方法や、書込み時にレーザを消去時にサーマル
プリントヘッドを用いることもできる。また書換えを必
要としないラベルの場合でも同様な媒体と印字装置を使
って文字や模様を描くことが可能となる。すなわち追記
型カード、ラベルへの応用も可能である。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明する
が、実施例としては特に、物品として磁気的記憶がなさ
れるフロッピーディスク、磁気カードを例にとり、その
ようなフロッピーディスク等の物品自体の記憶媒体の消
去、書込み等を制御するフロッピーディスクドライブ装
置に組込まれたラベル印字装置に関連して説明する。こ
のようにラベル印字装置をフロッピーディスクドライブ
装置等に組込むことは、多数の機能部(コンピュータ、
コントローラ部、キー入力部、表示部等)をそのような
フロッピーディスクドライブ装置等と共有できるので好
ましい。しかしながら、もちろん、本発明のラベル印字
装置は単体として構成されてもよいものである。
第1図は汎用されているフロッピーディスクの斜視図で
あり,フロッピーディスク10にはラベル部11が設けられ
ている。この実施例においては、このラベル部に熱の加
え方によって可逆的に屈折率が変化する材料(相変化材
料)を用いて該材料をラベル部に塗布するかまたはケー
ス素材と混合すること、スパッタリング、蒸着等によっ
てラベル部を形成する。前記材料の一例を挙げると前述
したようにアンチモンテルル、インジウムテルル、ゲル
マニウムテルルおよびこれらの混合材料が好適であり、
これらの混合割合等に応じて若干相違があるものの、約
250℃(±20℃)で印字され、約170℃(±20℃)で印字
が消去されることが確かめられている。現在、一般に用
いられているサーマルヘッドは、無負荷時で約300℃以
上の温度が得られるから、本発明に必要とされる印字温
度および消去温度は、汎用されているサーマルヘッドを
用いることによって十分に発生することができるもので
ある。また、ハイパワータイプのサーマルヘッドでは無
負荷時で500℃以上まで加熱することが可能なものもあ
るため、前記の実施例よりも高い印字温度および消去温
度を有する材料の使用も可能である。なお、ラベルは前
述したように他の可逆的に非可視状態/可視状態に変化
する材料から作成されてもよいものである。
第2図は本発明をフロッピーディスクドライブ装置(以
下、FDDと称す)に適用した場合を示しており、21はホ
ストコンピュータ、22はインターフェース部、23はコン
トローラ部、24はFDD、25はサーマルプリント部、26は
キー入力部、27は表示画面である。
前述したように書換え可能なラベル部が形成されたフロ
ッピーディスクをFDD記憶部24に装着し、ホストコンピ
ュータ21の指令によりラベル部11に必要な事項を印字す
るステップについて、以下に説明する。
1)表示部27の画面上で、フロッピーディスクに記憶さ
れているファイル各等のリストを呼び出して確認する。
2)この画面を参照して、フロッピーディスクのラベル
に印字するタイトルおよびファイル名等の印字データを
ホストコンピュータ21のエデイター機能を利用して作成
し、一時記憶する。ラベル印字データはアスキーコード
またはビットパターン等に符号化されている。
3)ホストコンピュータは、ラベル印字モードに対応す
る制御コードをインターフェエース部22を介してコント
ローラ部23に送出する。制御コードは、通常のフロッピ
ーディスク装置として動作させる場合の通常モードと、
ラベルに印字させるように動作させる場合のラベル印字
モードとの動作モードとを識別するためのものである。
4)コントローラ部23は受け取った制御コードに応じて
各種の制御を行うが、ラベル印字モードの制御コードを
受け取るとそれを認識し、サーマルプリンタ25のサーマ
ルヘッドを約170℃に加熱してラベルの所定の範囲の印
字を消去する。
5)コントローラ部23は消去終了を確認すると、ホスト
コンピュータ21にラベル印字データの送信許可信号を送
出する。
6)ホストコンピュータ21から送出されたラベル印字デ
ータは、コントローラ部23に内蔵されたビットイメージ
変換器によりイメージデータに変換され、印字データに
対応してサーマルヘッドを約250℃に加熱して、フロッ
ピーディスク上に形成されたラベル部に所定の印字を行
う。
7)コントローラ部23は印字終了を確認すると、ホスト
コンピュータ21にラベル印字終了コード信号を送出し、
ラベル印字モードが終了する。
なお、上記においてはラベル部を反復書換え可能に構成
したが、ラベルの書換えを必要としない場合は、ラベル
部を通常の感熱紙として消去ステップを含まないプログ
ラムを組めばよい。さらにこの場合は、プリント手段と
して必ずしもサーマルプリント手段を用いる必要はな
い。
次に、プリペイドカードとしてのテレホンカードを一例
として説明する。
従来、電話機にテレホンカードを挿入すると、磁気カー
ドリード/ライト部により現在の残金データが読み取ら
れ、使用者の操作に応じた処理が実行され、今回の通話
に要した金額を差し引いて残金を再計算し、そのデータ
を磁気カードリード/ライト部によりカードに磁気的に
記録する。またカード上における残度数の可視的表示
は、予め所定の単位で度数が印刷してある箇所の近傍に
穴を開けることにより、概略の残度数が表示されるよう
にされている。しかしながら正確な数値は、テレホンカ
ードを電話機に挿入状態で使用している場合にのみ、電
話機の表示部で表示でき、カードのみを見てもその正確
な数値を把握することができなかった。
本発明の技術思想を適用して、電話機にサーマルプリン
タを内蔵させ、かつカードの適宜の位置に前述のような
ラベル部を設けたテレホンカードを用いることにより、
上記FDDに適用した場合と同様にしてカードに残度数デ
ータを適宜更新して印字することができるので、テレホ
ンカード単体で正確な残度数情報の表示ができるもので
ある。なお、この場合、カード単体のみで正確な残度数
情報の表示をする手段として、カードにRAM等のメモリ
機能を内蔵させ、それを必要に応じて読み出し液晶表示
手段等により可視表示することも考えられるが、この方
式は電源をカードに内蔵させることが必須の用件となる
ことから、カードの大きさ、厚さ、曲げに対する強度等
において問題があり、本発明による方式の方がこのよう
な問題点を生じることがなく好適である。
第3図には、本発明を種々のカード類等の磁気記憶リー
ド/ライト装置を有する処理装置に適用した場合のシス
テム例が示されており、このシステムにおいても第2図
のFDDに適用した場合と同様に、サーマルプリンタ部を
システム内に具備させることにより、温度により消去/
書換え可能なラベル部を有するカードに必要な情報を反
復可視表示できるようにしている。
ラベル部の内容を書換える必要がない場合、ラベル部と
して通常の感熱記録紙を用いて永久的な印字することお
よびプリンタ部として必ずしもサーマル/プリンタを用
いる必要もないことは上記と同様である。
なお、ここで、第3図の符号31〜37で示す機能部は磁気
カードリードライト装置部34を除いて第2図のFDD記憶
部24を除いた符号21〜27で示す機能部と同一である。
次に、第4図および第5図を参照すると、第4図および
第5図における符号41〜47および51〜57で示す機能部は
それぞれ符号45および55で示す機能部を除いて第3図の
符号35を除いた符号31〜37で示す機能部と同一である。
すなわち、第4図においては、サーマルプリント部に代
えて、レーザプリント部が用いられている。また、第5
図においては、サーマルプリント部に代えて、書込みの
ためのレーザおよび消去のためのサーマルヘッドから成
るプリント部55が用いられている。
このようにサーマルプリントヘッドに代えてレーザプリ
ントを用いることは、高分解能な印字を得ることがで
き、また消去は、分解能とは無関係であるので、消去す
るためだけにサーマルヘッドを用いることもできる。
このようなサーマルプリント部に代えてレーザプリント
部を用いた前者の側を、テレホンカード等の磁気カード
の処理装置に適用した場合の具体的な作動を以下に説明
する。
1)磁気カードを磁気カードリードライト部44に装着す
るとカードの磁気ストライプ部分に記憶されている残度
数データなどが読みとられ表示画面47上に表示される。
同時にコントローラ部43およびインターフェース部42を
介してデータはホストコンピュータ41に送出される。
2)ホストコンピュータ41により使用者の操作(キー入
力46を使用)に応じた処理(今回の使用度数を減算する
処理)が行われ、計算された残り度数を表すデータを一
時記憶する。ラベル印字データはアスキーコードまたは
ビットパターンなどに符号化されている。
3)ホストコンピュータ41は、ラベル印字モードに対応
する制御コードをコントローラ部43にインターフェース
42を介して送出する。制御コードは通常の磁気リードラ
イト装置として動作させる場合の通常モードとラベルに
印字させるよう動作させる場合のラベル印字モードとを
識別するためのものである。
4)コントローラ部43は受け取った制御コードに応じて
各種の制御を行うがラベル印字モードの制御コードを受
け取るとそれを認識しレーザプリント部45においてレー
ザを所定の消去パワーおよびパルスサイクルでドライブ
走査しラベル部を加熱することによって古い印字を消去
する。
5)コントローラ部43は消去終了を確認するとホストコ
ンピュータ41にラベル印字データの送信許可信号を送出
する。
6)ホストコンピュータ41から送出されたラベル印字デ
ータはコントローラ部43に内蔵されたビットイメージ変
換器によりイメージデータに変換され印字データに対応
してレーザプリント部45においてレーザを所定の記録パ
ワーおよびパルスサイクルでドライブ走査しカード上に
形成されたラベル部に所定の印字を行う。
7)コントローラ部43は印字終了を確認するとホストコ
ンピュータ41にラベル印字終了コード信号を送出しラベ
ル印字モードが終了する。
なお本実施例において適当なソフトウェアを処理装置側
に付加することにより印字データとして磁気ストライプ
部分に記憶されたデータだけでなくカードユーザーに対
する情報やコマーシャルなどのデータを必要に応じて随
時書換え印字することも可能である。
次に、第6図を参照して本発明の材料の内のMO(magnet
o−optics:磁気光学)膜(層)を用いた場合について説
明する。媒体はスパッタリング法あるいは蒸着法により
直接ベース層65上に作成できる。MO層64の上部にはMO層
64に入射する自然光から特定の偏光を取り出すための偏
光膜の層63をさらにその上には保護層62を設けている。
ベース層65の下部の磁気記録層66は磁気記録ヘッドによ
り各種データの書き込み、呼び出しを行う部分であり表
面には保護層67が設けられる。
自然光が偏光層63を通過すると特定の方向を持った偏光
だけがMO層64に到達し反射する。MO層64は通常の消去状
態での膜の磁化方向にあるとき偏光面の角度が変わらず
にそのまま偏光層63を通過し、文字などを書き込んだ部
分のMO層64の磁化方向が消去時の磁化方向と逆の場合に
カー効果により反射光の偏光面と入射光の偏光面が変化
して偏光層63を通過できないように設定しておく。MO層
64は、カー回転角が大きいものほど文字などのコントラ
ストが鮮明となる。
MO層64の磁化方向の反転させるためには反転可能な垂直
磁界を励磁するための電磁コイル60あるいは機械的に反
転可能な永久磁石および垂直磁化膜を加熱するためのサ
ーマルプリントヘッドあるいはレーザが必要である。た
だしレーザを用いる場合には光学系によりビームをある
程度絞り込む必要がある。MO層の組成によって多少の変
化はあるが、垂直磁化膜の磁化方向を反転させるために
は約200℃程度に加熱かつ約200エルテッド以上の反対方
向の垂直磁界をかける必要があることが確かめられてい
る。これらの条件は、サーマルプリントヘッドあるいは
レーザ、電磁コイルあるいは永久磁石の組合わせによっ
て十分得られることが確かめられている。
次に、相変化材料およびフォトクロミック材料について
概説すると、相変化材料は、徐冷により結晶状態とな
り、また急冷によりアルモファス状態となる材料であ
り、このため屈折率(この結果反射率)が変化する材料
である。フォトクロミック材料はある波長の光によって
励起されて発色し、また他の波長によって励起が停止さ
れて無色となるような吸光度が異なるように変化される
材料である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明してきた
が、本発明のラベル印字装置は、FDDまたは磁気カード
のドライブ装置と共にではなく、前述したように単独に
も構成できるものである。特に、バーコードを付着した
物品に対しては、単独構成とならざるをえない。その場
合、前述のFDD記憶部、磁気カードリードライト装置部
は省略される。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に説明されるような効果を有する。
FDDに適用した場合は、(1)パソコ画面上でラベル表
示のコントロールができるのでラベル表示にかかる手間
が省ける。(2)印字文字や位置の統一ができるため、
表示内容の誤認がなくなる。(3)ラベルの貼り替えが
不要なため、ディスクを痛めない。(4)ソフトウェア
を追加することで自動表示が可能となり、ラベルの付け
忘れ等の問題がなくなる。(5)ディスクの内容変更に
対応することが容易となる。
また、プリペイカード等のカード類に適用した場合は、
カード単体のみで残度数等の必要な情報を正確に可視表
示でき、また磁気記録されている内容の把握が容易とな
る。またプリペードカード類を再支払を条件として再使
用可能にすることもできる。
また、バーコードを付着する物品に対しては、商品管理
およびPOPにおける部品管理の能率、制御を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、フロッピーディスクの斜視図である。 第2図ないし第5図は本発明のラベル印字装置の好まし
い実施例のブロック回路図である。 第6図は、MO層を用いた材料を説明するための概略断面
図である。 10……フロッピーディスク、 11……フロッピーディスクのラベル部、 21、31、41、51……ホストコンピュータ。 22、32、42、52……インターフェース部、 23、33、43、53……コントローラ部、 24……FDD記憶部, 34、44、54……磁気カードリード/ライト部、 25、35……サーマルプリンタ部、 45……レーザプリント部、 55……プリント部、 26、36、46、56……キー入力部、 27、37、47、57……表示部、 63……偏光層、 64……MO層。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可逆的に非可視状態/可視状態に変化する
    材料から構成した書換え可能なラベルに印字するラベル
    印字装置であって、ラベルを可視状態から非可視状態に
    変化させる消去手段と、消去後ラベルを非可視状態から
    可視状態に変化させる書込み手段とを有することを特徴
    とするラベル印字装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のラベル印字装置において、
    前記消去手段および書込み手段がサーマルヘッドである
    ことを特徴とするラベル印字装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のラベル印字装置において、
    前記消去手段および書込み手段がレーザプリンタである
    ことを特徴とするラベル印字装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のラベル印字装置において、
    前記消去手段がサーマルヘッドであり、前記書込み手段
    がレーザプリンタであることを特徴とするラベル印字装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のラベル印字装置において、
    前記消去手段がある波長のレーザ光を照射するレーザダ
    イオードであり、前記書込み手段が異なった波長のレー
    ザ光を照射するレーザダイオードであることを特徴とす
    るラベル印字装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
    ラベル印字装置において、物品がICカード、磁気的記憶
    または光学的記憶等の非可視記憶がなされるディスク、
    カード等の記憶単体であり、前記消去手段および前記書
    込み手段から成るラベル印字手段が前記物品のドライブ
    部に近接して設けられていることを特徴とするラベル印
    字装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
    ラベル印字装置において、ラベル印字装置が物品自体の
    記憶媒体の消去、書込み等を行う装置に組み込まれてい
    ることを特徴とするラベル印字装置。
  8. 【請求項8】可逆的に非可視状態/可視状態に変化する
    材料から構成した書換え可能なラベルに印字するラベル
    印字装置であって、ラベル印字データを予め記憶する記
    憶手段と、ラベル印字を行うラベル印字モードに基づい
    てラベルの消去を行う消去手段と、消去手段によるラベ
    ルの消去後、記憶手段に記憶したラベル印字データに基
    づいたラベルを印字する手段とを有することを特徴とす
    るラベル印字装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載のラベル印字装置において、
    ラベル印字装置が物品自体の消去、書込み等を行う装置
    に組み込まれていることを特徴とするラベル印字装置。
JP1058420A 1988-07-29 1989-03-10 ラベル印字装置 Expired - Lifetime JPH0774935B2 (ja)

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JP1058420A JPH0774935B2 (ja) 1988-07-29 1989-03-10 ラベル印字装置

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