JPS5812264Y2 - 情報担体 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バーコード等の情報担体の改良に関するもの
である。

近時、売上業務の合理化を目的として商品に付与されて
いる商品タグから、商品名、商品コード・金額等を入力
端末機を用いて読み取り、これを電子計算機に直接或い
は一旦磁気テープにとった後入力し、売上集計・在庫管
理・配送手配等を自動的に行おうとするシステム開発さ
れてきた。

この商品タグには一般的にバーコードラベルが用いられ
ている。

従来のバーコードラベルの一例を第１図に示す。

図において、１はバーコード、２は文字である。

従来のバーコードラベルは、図の様ニ、バーコード１の
上にバーコードの内容を客が読取れる様に文字２が記載
されている。

このためバーコードラベルが大型になり、小さい商品又
は、添付可能部分が小さい商品には用い゛ることかでき
なかった。

この点を改善したのが第２図であり、文字とバーコード
とを重ねる様にしである。

図の例では、バーコードを黒で形成し文字を赤ア書く様
にした。

バーコードの読取は赤色のレーーザー光で読取る様にす
る。

この様にすれば、文字２からの反射光はない。

赤と黒に限らず補色の関係にある色であればどの様な色
を用いてもよい。

ところが、この場合、照射用レーザー光の・波長は特定
のものを使用しなければならない。

本考案は、この様な欠点を除去することを目的とし、文
字と該文字を表すコード情報とを重ねて、かつ少なくと
も・コード情報と光学的に分離し読取れるように形成し
た情報担体にかいて、前記コード情報は、光走査に供さ
れる光ビームを凸部のエッヂで回折せしめる二種類の厚
さによる凹凸でバーコード表示した透明シート構成とし
たものである。

かかる本考案の一実施例る第３図に断面図で示す。

第３図の例においては基体３の上に第２図の例と同様に
文字２を書き、その上に凹凸によりバーコードを形成し
た透明なシート４を配置する様にした。

この様にすれば文字２をはっきり見ることができる。

読取りは、透明なシート４をコヒーレント光で走査し、
凸部のエッヂで生じる回折光を検出して読取る様にする
。

凸部の幅は回折光が発生する時間間隔でわかる。

第４図により他の実施例を示す。

図では、第３図における透明なシート４をさかさ１に配
置したものである。

読取り方法は第３図の場合と同じである。

以上述べた様に本更案によれば文字とコード情報とを重
ねしかも文字とコード情報とを光学的に分離して読取れ
る様にしているため、小型の情報担体を提供することが
可能となる。

尚バー・コードラベルの例をとって説明したが、他のマ
ークにも適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図、番２図は、従来のバーコードラベル、第３図、
第４図は本考案のバーコードをそれぞれ示す図である。 図において、１はバーコード、２は文字、３は基体、４
は透明なシートである。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 文字と、該文字を表すコード情報と、金型ネ舌、かつ少
   なくともヨー１’ｌｆ’ｒ報を光学的に分離して読取れ
   るように形成した情報担体において、前記コード情報は
   、光走査に供される光ビームを凸部のエッヂで回折せし
   める二種類の厚さによる凹凸でバーコード表示した透明
   シート構成としたことを特徴とする情報担体。