JP2002207975A - 可逆的情報記録方法 - Google Patents

可逆的情報記録方法

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JP2002207975A
JP2002207975A JP2001001665A JP2001001665A JP2002207975A JP 2002207975 A JP2002207975 A JP 2002207975A JP 2001001665 A JP2001001665 A JP 2001001665A JP 2001001665 A JP2001001665 A JP 2001001665A JP 2002207975 A JP2002207975 A JP 2002207975A
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Shigenobu Hirano
成伸 平野
Hiroyuki Sugimoto
浩之 杉本
Yoshirou Futamura
恵朗 二村
Yoshihiko Hotta
吉彦 堀田
Nobuyoshi Sugiyama
信好 杉山
Kazumi Suzuki
一己 鈴木
Hideji Tanaka
秀二 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】カードに特定の時間や期間ごとに色及び/又は
画像が書き換わる機能をもたせて、利用有効期限、スケ
ジュールなどの重要情報を目立たせることにより、所有
者以外がカードを一見しただけでも期限切れ等の情報判
談が容易にでき、さらにこれに適した可逆的情報記録方
法、及びカードリーダ・ライタを提供する。 【解決手段】情報記憶部および書き換え可能な画像記録
部を有し、感熱記録シートは、基板上にサーモトロピッ
ク性のコレステリック液晶性化合物による感熱記録層
と、透明な表面保護膜とが形成されている。そしてこの
シートは、エネルギー印加程度の違いによって複数の色
の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加な
しに該画像が保持される、有効期限後に、書き換えを行
なうと、画像記録部の色または画像が変わることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書換え可能な画像
表示部を有するリライタブルカードなどに役立ち、か
つ、デザイン性や視認性に優れ、さらに、定期券、ID
カード、ポイントカード、会員証、クレジットカード、
キャッシュカード、診察券などに応用される可逆記録媒
体、これを用いた可逆的情報記録方法、及びカードリー
ダ・ライタに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−238183号公報、特開平
6−273707号公報には、定期券の不正使用防止の
ために、入場時間を定期券に表示されており、表示部に
は書き換え可能な透明・白濁物質を用いることが開示さ
れている。また、特開平9−081807号公報には、
定期券をICカードにして、定期券を自動的に更新する
ことが開示されている。
【0003】しかし、(i)カードの多くが利用有効期
限があり、継続する場合には更新をする必要があるが、
カード上に有効期限が黒色で表記されていても見逃して
しまう場合が多く更新するのを忘れてしまう;(ii)定
期券のキセルを防止するために磁気記録上に時刻を記録
することが試みられているが、目視できないので、駅
員、乗務員には分からず、不正ができてしまう;(ii
i)カードに白黒で書き換えてもデザイン性がうすい;
といった問題点が挙げられる。
【0004】また、特開昭55−133992号公報に
は、支持体上に、比較的高温で発色する第1発色層と比
較的低温で発色する第2発色層を設けてなる2色発色感
熱記録紙であって、第1発色層と第2発色層の画像の色
が異なる2色発色感熱記録紙が記載されており、特開昭
57−199689号公報には、異なった発色温度で異
なった色彩に発色する二種類のロイコ染料からなる発色
剤と、この発色剤を熱時顕色しうる酸性物質からなる顕
色剤をそれぞれ含有する2層の感熱発色層を有する二色
感熱記録紙が記載されているが、これらに2色発色感熱
記録紙は、一度発色させた画像を、更に消去又は修正等
の更新することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、カードに
特定の時間や期間ごとに色及び/又は画像が書き換わる
機能をもたせるだけでなく、(i)利用有効期限,スケ
ジュールなどの特に重要な情報を目立ち、忘れないよう
に印象付け、(ii)所有者以外がカードを見ただけで期
限切れ等の不正が行なわれていないかどうかを判別でき
不正が防止され、iii)デザイン的な見栄えが優れてい
る、といった価値を付加することを目的とする。また、
これらの機能は、ICやディスプレイ表示機能をカード
に付与すれば可能であるが、コストがかかるという問題
があるため、安価な方法で提供することを目的とする。
さらに、これを用いるのに適した可逆的情報記録方法、
及びカードリーダ・ライタを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の
(1)情報記憶部および書き換え可能な画像記録部を有
し、該画像記録部がエネルギー印加程度の違いによって
複数の色の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギ
ー印加なしに該画像が保持されるカラー記録材料からな
るカードにカードリーダ・ライタで画像の書き換えを行
なう方法であって、前記情報記憶部に予め記憶されたあ
る特定の期間または日時になったとき又はその後に、書
き換えを行なうと、画像記録部の色または画像が変わる
ことを特徴とする情報記録方法」、(2)「書き換え可
能な画像記録部を有し、該画像記録部がエネルギー印加
程度の違いによって複数の色の画像の形成と消去が可能
でありかつエネルギー印加なしに該画像が保持されるカ
ラー記録材料からなるカードにカードリーダ・ライタで
画像の書き換えを行なう方法であって、該画像記録部に
予め記録されたある特定の期間または日時になったとき
又はその後に、書き換えを行なうと、画像記録部の色ま
たは画像が変わることを特徴とする情報記録方法」、
(3)「書き換え可能な画像記録部を有し、該画像記録
部がエネルギー印加程度の違いによって複数の色の画像
の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加なしに該
画像が保持されるカラー記録材料からなるカードにカー
ドライタで画像の書き換えを行なう方法であって、該カ
ードライタに予め記憶されたある特定の期間または日時
になったとき又はその後に、書き換えを行なうと、画像
記録部の色または画像が変わることを特徴とする情報記
録方法」、(4)「予め記憶されたある特定の期間また
は日時が複数あり、その期間または日時ごとに、色ある
いは画像が順次変わっていくことを特徴とする前記第
(1)項乃至第(3)項の何れか1に記載の情報記録方
法」、(5)「予め記憶されたある特定の期間または日
時が、年、月、週、日のはじめ、または季節の変わり目
などの区切りのよい時間であることを特徴とする前記第
(1)項乃至第(4)項の何れか1に記載の情報記録方
法」、(6)「カードに一定の利用有効期限があり、有
効期限が近づくにつれて画像記録部が書き換わることを
特徴とする前記第(1)項乃至第(5)項の何れか1に
記載の情報記録方法」、(7)「カードに一定の利用有
効期限および更新期間があり、画像記録部が書き換わる
タイミングの中に更新期間が含まれることを特徴とする
前記第(6)項請求項6記載の情報記録方法」、(8)
「カードが定期券であることを特徴とする前記第(1)
項請求項1乃至前記第(7)項請求項7の何れか1に記
載の情報記録方法」、(9)「前記カードリーダ・ライ
タが自動改札機であることを特徴とする前記第(1)項
乃至第(8)項の何れか1に記載の情報記録方法、(1
0)「自動改札機を通した時間帯によって書換え可能な
画像記録部の色または画像が変わることを特徴とする前
記第(9)項に記載の情報記録方法」、(11)「カー
ドがIDカードであることを特徴とする前記第(1)項
乃至第(7)項の何れか1に記載の情報記録方法」、
(12)「書き換え可能な画像記録部の少なくとも一部
が写真であることを特徴とする前記第(11)項記載の
情報記録方法」により達成される。
【0007】また上記課題は、本発明の(13)情報記
憶部および書き換え可能な画像記録部を有し、該情報記
憶部がある特定の期間または日時等のカード管理情報を
予め記憶し、該画像記録部がエネルギー印加程度の違い
によって複数の色の画像の形成と消去が可能でありかつ
エネルギー印加なしに該画像が保持されるカラー記録材
料からなるカードに画像の書き換えを行なうカードリー
ダ・ライタであって、前記カードの前記画像記録部に画
像情報を記録するためのエネルギー印加手段と、前記カ
ード管理情報に基いて前記エネルギー印加手段のエネル
ギー印加程度を調節するためのエネルギー印加調節手段
とを有することを特徴とするカードリーダ・ライタ」、
(14)「情報記憶部および書き換え可能な画像記録部
を有し、該情報記憶部には書替不能なある特定の期間ま
たは日時等のカード管理情報を形成可能であり、該画像
記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の色の
画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加なし
に該画像が保持されるカラー記録材料からなるカードに
画像の書き換えを行なうカードリーダ・ライタであっ
て、前記カードの前記情報記憶部に、ある特定の期間ま
たは日時等のカード管理情報を形成する手段と、前記画
像記録部に、更新可能な画像形成のためのエネルギー印
加手段と、前記エネルギー印加手段のエネルギー印加程
度を調節するためのエネルギー印加調節手段とを有する
ことを特徴とするカードリーダ・ライタ」、(15)
「書き換え可能な画像記録部を有し、該画像記録部がエ
ネルギー印加程度の違いによって複数の色の画像の形成
と消去が可能でありかつエネルギー印加なしに該画像が
保持されるカラー記録材料からなるカードに画像の書き
換えを行なうカードリーダ・ライタであって、情報記憶
部と、前記カードの前記画像記録部に可逆色情報を形成
及び更新のためのエネルギー印加手段と、前記エネルギ
ー印加手段のエネルギー印加程度を調節するためのエネ
ルギー印加調節手段とを有し、該エネルギー印加調節手
段が、前記情報記憶部から呼び出された情報に基いて制
御されることを特徴とするカードリーダ・ライタ」、
(16)「書き換え可能な画像記録部を有し、該画像記
録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の色の画
像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加なしに
該画像が保持されるカラー記録材料からなるカードに画
像の書き換えを行なうカードリーダ・ライタであって、
前記カードの前記画像記録部に、ある特定の期間または
日時等のカード管理情報と、該カード管理情報とは異な
る画像情報の少なくとも2種類の情報を形成するための
エネルギー印加手段と、前記エネルギー印加手段のエネ
ルギー印加程度を調節するためのエネルギー印加調節手
段とを有し、前記エネルギー印加手段が前記少なくとも
2種類の情報のうちの少なくとも1種類の情報を更新可
能であることを特徴とするカードリーダ・ライタ」、
(17)「書き換え可能な画像記録部を有し、該画像記
録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の色の画
像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加なしに
該画像が保持されるカラー記録材料からなるカードに画
像の書き換えを行なうカードリーダ・ライタであって、
前記カードの前記画像記録部に、ある特定の期間または
日時等のカード管理情報と、該カード管理情報とは異な
る画像情報の少なくとも2種類の情報を形成するための
エネルギー印加手段と、前記エネルギー印加手段のエネ
ルギー印加程度を調節するためのエネルギー印加調節手
段とを有し、前記エネルギー印加手段が、前記少なくと
も2種類の情報のうちの少なくとも1種類の情報を更新
可能であり、前記少なくとも2種類の情報が、異なる色
または画像であることを特徴とするカードリーダ・ライ
タ」、(18)「前記特定の期間または日時を、複数設
けることが可能であり、その期間または日時ごとに、色
あるいは画像を順次変える手段を有することを特徴とす
る前記第(13)項乃至第(17)項の何れか1に記載
のカードリーダ・ライタ」、(19)「前記特定の期間
または日時が、年、月、週、日のはじめ、または季節の
変わり目などの区切りのよい時間であることを特徴とす
る前記第(13)項乃至第(18)項の何れか1に記載
のカードリーダ・ライタ」、(20)「前記特定の期間
または日時が、一定の利用有効期限を意味し、該有効期
限が近づく毎に画像記録部を順次書き換えることを特徴
とする前記第(13)項乃至第(19)項の何れか1に
記載のカードリーダ・ライタ」、(21)「前記特定の
期間または日時が、一定の利用有効期限を意味し、画像
記録部が書き換わるタイミングの中に更新期間が含まれ
ることを特徴とする前記第(13)項乃至第(20)項
の何れか1に記載のカードリーダ・ライタ」、(22)
「定期券であることを特徴とする前記第(13)項乃至
第(21)項の何れか1に記載のカードリーダ・ライ
タ」、(23)「自動改札機であることを特徴とする前
記第(13)項乃至第(22)項の何れか1に記載のカ
ードリーダ・ライタ」、(24)「自動改札機を通した
時間帯によって書換え可能な画像記録部の色または画像
を変える手段を有することを特徴とする前記第(23)
項に記載のカードリーダ・ライタ」、(25)「前記カ
ードが、IDカードであることを特徴とする前記第(1
3)項乃至第(20)項の何れか1に記載のカードリー
ダ・ライタ」、(26)「前記カードの書き換え可能な
画像記録部の少なくとも一部が写真であることを特徴と
する前記第(25)項に記載のカードリーダ・ライタ」
により達成される。
【0008】更に上記課題は、本発明の(27)「前記
カード管理情報を入力するカード管理情報入力手段を更
に有することを特徴とする前記第(13)項乃至第(1
7)項の何れか1に記載のカードリーダ・ライタ、(2
8)「前記画像記録部に形成するための画像情報を光学
的に読み取るための光学的読取手段を更に有することを
特徴とする前記第(13)項乃至第(17)項の何れか
1に記載のカードリーダ・ライタ」、(29)「前記カ
ード管理情報と画像情報を区別してそれぞれ記憶するデ
ータメモリを更に有することを特徴とする前記第(1
3)項乃至第(17)項の何れか1に記載のカードリー
ダ・ライタ」、(30)「前記カード管理情報の形成
が、前記画像記録部へのエネルギー印加手段により行わ
れることを前記第(13)項、第(14)項、第(1
6)項又は第(17)項の何れか1に記載のカードリー
ダ・ライタ」、(31)「前記データメモリがROMで
あることを特徴とする前記第(29)項又は第(30)
項に記載のカードリーダ・ライタ」、(32)「前記カ
ード管理情報を呼出し可能に格納するカード管理情報デ
ータメモリを更に有することを特徴とする前記第(1
3)項乃至第(17)項の何れか1に記載のカードリー
ダ・ライタ」、(33)「前記カード管理情報データメ
モリがRAMであることを特徴とする前記第(32)項
に記載のカードリーダ・ライタ」、(34)「前記カー
ド管理情報を更新するためのカード管理情報更新手段を
更に有することを特徴とする前記第(13)項乃至前記
第(17)項の何れか1に記載のカードリーダ・ライ
タ」、(35)「前記カード管理情報更新手段がキーボ
ードであることを特徴とする前記第(34)項に記載の
カードリーダ・ライタ」、(36)「前記画像情報を更
新するための画像情報更新手段を更に有することを特徴
とする前記第(13)項乃至前記第(17)項の何れか
1に記載のカードリーダ・ライタ」、(37)「前記画
像情報更新手段がCPUであり、該CPUで、前記カー
ド管理情報と前記画像情報が演算されて、該画像情報が
更新されることを特徴とする前記第(36)項に記載の
カードリーダ・ライタ」、(38)「前記CPUの演算
のための演算プログラムを格納する演算プログラムメモ
リとして更にROMを有することを特徴とする前記第
(13)項乃至第(17)項の何れか1に記載のカード
リーダ・ライタ」、(39)「前記カード管理情報を認
識するためのモニタ手段を更に有することを特徴とする
前記第(13)項乃至第(17)項の何れか1に記載の
カードリーダ・ライタ」、(40)「前記カード管理情
報を認識するための外部のモニタ手段と接続できる端子
を更に有することを特徴とする前記第(13)項乃至前
記第(17)項の何れか1に記載のカードリーダ・ライ
タ」、(41)「前記エネルギー印加手段が熱エネルギ
ー印加手段であることを特徴とする前記第(13)項乃
至前記第(17)項の何れか1に記載のカードリーダ・
ライタ」、(42)「前記熱エネルギー印加手段がサー
マルヘッドであることを特徴とする前記第(41)項に
記載のカードリーダ・ライタ」、(43)「前記エネル
ギー印加調節手段が、サーマルヘッドの通電発熱回路に
設けられていることを特徴とする前記第(42)項に記
載のカードリーダ・ライタ」、(44)「前記エネルギ
ー印加調節手段が、サーマルヘッドのドライバの駆動状
態を調節することを特徴とする前記第(43)項に記載
のカードリーダ・ライタ」、(45)「前記カードを前
記熱エネルギー印加手段に搬送し、かつ前記熱エネルギ
ー印加手段から離れる方向に搬送するカード搬送手段を
更に有することを特徴とする前記第(13)項乃至第
(17)項の何れか1に記載のカードリーダ・ライ
タ」、(46)「前記エネルギー印加調節手段が、前記
カード搬送手段のカード搬送速度を調節するものである
ことを特徴とする前記第(45)項に記載のカードリー
ダ・ライタ」、(47)「前記エネルギー印加調節手段
に前記カード管理情報が入力されることを特徴とする前
記第(13)項乃至第(17)項の何れか1に記載のカ
ードリーダ・ライタ」により達成される。
【0009】更に上記課題は、本発明の(48)「情報
記憶部および書き換え可能な画像記録部を有し、該画像
記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の色の
画像の形成と消去が可能であり、かつエネルギー印加な
しに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカード
であって、カードリーダ・ライタで画像の書き換えをす
ることができ、前記情報記憶部に、ある特定の情報が予
め記憶され、前記画像記録部の画像が、書き換えのため
カードリーダ・ライタ処理の特定の期間または日時を意
味する数字を含むことを特徴とする書き換え可能な画像
記録部を有するカード」、(49)「情報記憶部および
書き換え可能な画像記録部を有し、該画像記録部がエネ
ルギー印加程度の違いによって複数の色の画像の形成と
消去が可能であり、かつエネルギー印加なしに該画像が
保持されるカラー記録材料からなるカードであって、カ
ードリーダ・ライタで画像の書き換えをすることがで
き、前記情報記憶部に、ある特定の情報を記憶すること
が可能であり、該情報記憶部の特定の情報が、書き換え
のためカードリーダ・ライタ処理の特定の期間または日
時を意味する数字を含むことを特徴とする書き換え可能
な画像記録部を有するカード」、(50)「書き換え可
能な画像記録部を有し、該画像記録部がエネルギー印加
程度の違いによって複数の色の画像の形成と消去が可能
であり、かつエネルギー印加なしに該画像が保持される
カラー記録材料からなるカードであって、カードリーダ
・ライタで画像の書き換えをすることができ、該画像記
録部に、特定のカード管理情報と、該カード管理情報と
は異なる画像情報の少なくとも2種類の情報を形成する
ことが可能であり、前記カード管理情報が、書き換えの
ためカードリーダ・ライタ処理の特定の期間または日時
を意味する数字を含むことを特徴とする書き換え可能な
画像記録部を有するカード」、(51)「書き換え可能
な画像記録部を有し、該画像記録部がエネルギー印加程
度の違いによって複数の色の画像の形成と消去が可能で
あり、かつエネルギー印加なしに該画像が保持されるカ
ラー記録材料からなるカードであって、カードリーダ・
ライタで画像の書き換えをすることができ、該画像記録
部に、特定のカード管理情報と、該カード管理情報とは
異なる画像情報の少なくとも2種類の情報を形成するこ
とが可能であり、前記カード管理情報が、書き換えのた
めカードリーダ・ライタ処理の特定の期間または日時を
意味する数字を含み、該特定の期間または日時以降の書
き換えにより画像記録部の色または画像が変わることを
特徴とする書き換え可能な画像記録部を有するカー
ド」、(52)「前記特定の期間または日時を複数設け
ることが可能であり、その期間または日時ごとに、色あ
るいは画像が順次変わっていくことを特徴とする前記第
(48)項乃至第(51)項の何れか1に記載の書き換
え可能な画像記録部を有するカード」、(53)「前記
特定の期間または日時が、年、月、週、日のはじめ、ま
たは季節の変わり目などの区切りのよい時間であること
を特徴とする前記第(48)項乃至第(52)項の何れ
か1に記載の書き換え可能な画像記録部を有するカー
ド」、(54)「前記特定の期間または日時が、一定の
利用有効期限を意味し、該有効期限が近づくにつれて画
像記録部が書き換わることを特徴とする前記第(48)
項乃至前記第(53)項の何れか1に記載の書き換え可
能な画像記録部を有するカード」、(55)「前記特定
の期間または日時が、一定の利用有効期限を意味し、画
像記録部が書き換わるタイミングの中に更新期間が含ま
れることを特徴とする前記第(48)項乃至第(54)
項の何れか1に記載の書き換え可能な画像記録部を有す
るカード」、(56)「定期券であることを特徴とする
前記第(48)項乃至前記第(53)項の何れか1に記
載の書き換え可能な画像記録部を有するカード」、(5
7)「前記カードリーダ・ライタが自動改札機であるこ
とを特徴とする前記第(48)項乃至前記第(56)項
の何れか1に記載の書き換え可能な画像記録部を有する
カード」、(58)「自動改札機を通した時間帯によっ
て書換え可能な画像記録部の色または画像が変わること
を特徴とする前記第(57)項に記載の書き換え可能な
画像記録部を有するカード」、(59)「IDカードで
あることを特徴とする前記第(48)項乃至第(56)
項の何れか1に記載の書き換え可能な画像記録部を有す
るカード」、(60)「書き換え可能な画像記録部の少
なくとも一部が写真であることを特徴とする前記第(5
9)項記載の書き換え可能な画像記録部を有するカー
ド」により達成される。
【0010】画像記録部に用いられるカラー可逆記録材
料としては、熱、電界、光などの刺激によって色が変わ
るサーモクロミズム、エレクトロクロミズム、フォトク
ロミズムを示すような物質などを用いることができる。
また、可逆性カラー感熱記録材料例えば特開平5−12
4360号公報記載のロイコ染料と炭素数12以上の長
鎖脂肪族基を持つ電子供与性化合物との組み合わせをバ
インダと共に用いた可逆的熱発色性組成物材料を用いる
ことができる。同公報の記載によれば、ロイコ染料の種
類を変えることによっても色調を変えることができ、電
子供与性化合物の長鎖脂肪族基を変えることによっても
発色−消色温度を変えることができるので、多色の可逆
的熱発色性シートをつくることができる。同公報中の図
5には2色のストライブを交互に設けた可逆的熱発色性
シートの例が、図6には3色の発色ストライブを繰り返
し設けた可逆的熱発色性シートの例が示されている。
【0011】さらに、コレステリック液晶のように刺激
によって複数の状態を可逆的に変化でき、その状態によ
って違う波長域の光を選択的に反射できるといった物質
は、多色表示ができる有効な材料である。書き換え用の
カードライタは、材料の特性に合わせて熱、電界、光な
どの刺激を与えられるもの、例えばサーマルヘッド、電
極、レーザなどを有していればよい。
【0012】従来、コレステリック液晶の記録材料とし
て、分子量が2000以下でガラス転移温度が35℃以
上のコレステリック液晶化合物または該化合物を含む材
料からなる記録材料は、コレステリック液晶相状態より
急冷することにより、コレステリック液晶相状態の反射
色を常温で長時間保存でき、また、再加熱して液晶相状
態に戻せば繰り返し書き込むことができる記録媒体が知
られており、このコレステリック液晶の記録材料は、書
き換え可能なフルカラー記録や、多値記録メディアへの
応用が可能(N.Tamaoki、A.V.Paren
ov、A.Masaki、H.Matsuda、Ad
v.Mater.1997.9.1102−1104)
である。
【0013】本発明者らは、先に特開2000−251
317号公報において、コレステリック液晶液晶系材料
を用いて形成された記録層で散乱した光を利用して白色
度が向上した感熱可逆記録媒体および該感熱可逆記録媒
体を使用した可逆的記録方法として、コレステリック液
晶化合物または該化合物を含む混合物からなる感熱記録
材料で構成され、その一部あるいは全部の領域を、加熱
手段により等方相あるいは高温のコレステリック液晶相
を示す温度まで到達させた後、次に該記録材料をガラス
転移温度以下、あるいは常温まで冷却することにより白
色表示状態を呈することのできる感熱記録層と光吸収
層、および該感熱記録層と光吸収層の間に1つ以上の透
明層を有し、かつ前記透明層の少なくとも一つ以上が、
前記感熱記録層あるいは他の透明層よりも低屈折率の透
明材料で構成される透明層であることを特徴とする可逆
記録媒体および該可逆記録媒体を使用した記録方法を提
案した。
【0014】また、特願平12−318527号におい
ては、少なくとも一方が透明な二枚の基板間に、コレス
テリック液晶相を形成するサーモトロピック液晶性化合
物を含む感熱記録層を形成し、感熱記録層を等方相また
はコレステリック液晶相を示す温度まで加熱した後、特
定の冷却速度で冷却することにより、コレステリック液
晶相の螺旋状分子配列を固体化したコレスリテックガラ
ス相を形成させ、螺旋状分子配列に起因した選択反射色
を示す画像を記録するカラー画像記録方法であって、選
択的に加熱可能な発熱体を有するサーマルヘッドを用
い、発熱体に印加するエネルギーを変化させることで、
前記コレスリテックガラス相の選択反射率のピーク波長
を制御することを特徴とする画像記録方法が提案されて
いる。
【0015】図1に示されるように、このコレステリッ
ク液晶層を含む感熱記録シートは、上に、サーモトロピ
ック性のコレステリック液晶性化合物による感熱記録層
と、透明な表面保護層とが形成され、支持基板の裏側に
コレステリック反射色を観察するための光吸収層を形成
されている。液晶の配向性向上や層間の接着性向上の目
的で、各基板と感熱記録層の間に下地層や中間層を設け
ても良い。支持基板としては、たとえば、PET、P
C、PESなどのプラスチックフィルムあるいはこれら
の複合体、ガラス板などを用いることができ、シート状
の可逆記録媒体とする場合の支持基板の厚さは通常、5
0〜500μm、好ましくは100〜300μm程度と
する(その他のディスプレイ装置とする場合は板状の剛
体でも良く、支持体の厚さは特に限定されない)。表面
保護層としては、透明性と耐熱性に優れるPES、PE
Iなどのプラスチックフィルムが好ましいが、これに限
定されず、記録層を成膜後、UV硬化樹脂層をコートし
て硬化させても良く、表面保護層の厚さは1μmから3
0μm程度が好ましく、これ以下に薄いと機械的強度が
不足して基板の破損が生じ、これ以上に厚いと感熱記録
層への熱伝達効率が悪化し好ましくない。コレステリッ
ク反射色を観察するための光吸収層としては、支持基板
の裏面側に黒色塗料などを塗布したものや、前述の支持
基板中に黒色顔料が分散されたものが用いられる。
【0016】感熱記録層としては、分子量が900以上
1万以下、好ましくは1000以上2000以下、で分
子量分布を持たないコレステリック液晶性化合物(中分
子コレステリック液晶)あるいはその混合物を用いるこ
とが特に好ましく、また、この化合物あるいはその混合
物は、ガラス転移温度が観測される場合は30℃以上で
あることが好ましい。図2には、中分子コレステリック
液晶性化合物の相変化モデル図が示されるが、結晶相か
ら加熱していくと融点以上で等方相となる。そこからコ
レステリック液晶相を示す温度まで徐冷あるいは急冷す
ると、温度に応じた選択反射色を示す。ここで、100
℃程度以上の比較的高温でコレステリック液晶相を示す
ことが好ましい。コレステリック液晶相から室温程度ま
で徐冷すると、結晶化して光散乱による白濁状態とな
る。この時記録層が薄い場合はほぼ透明として観測され
る場合もある。コレステリック液晶相から室温程度まで
急冷すると、コレステリック液晶相の螺旋状分子配列を
保持したガラス状固体(コレステリックガラス相)にな
り、螺旋ピッチに依存した選択反射色が観測される。急
冷開始時の感熱記録層の温度あるいは冷却速度及びその
領域を任意に設定することにより、任意の選択反射色を
示す画像が可逆的に記録できる。
【0017】図3、図4に、本発明でも用いることがで
きる中分子コレステリック液晶性化合物の例が示される
が、無論、上記のコレステリックガラス相の記録特性を
示すものならばこの化合物に限定されない。感熱記録層
の厚さは、0.5〜50μm、好ましくは1〜20μm
の範囲から適宜選択すればよい。感熱記録層が薄すぎる
と最大反射が得られる波長における反射率が低くなるた
め表示画像のコントラストが低下し、厚すぎると厚さ方
向に熱が均一に伝わらず、色純度が悪くなる。また、感
熱記録層での光吸収が多くなって表示画像のコントラス
トが低下する。感熱記録層は、選択反射を示す液晶性化
合物だけで構成することが好ましいが、バインダ樹脂や
スペーサー粒子を含有するものであってもよい。バイン
ダ樹脂としては、例えばポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、アクリル樹脂、ポ
リウレタン、ポリエステルなどが挙げられ、スペーサー
粒子としては、一般的な液晶ディスプレイ用に用いられ
てるものが使用でき、また、高分子化合物中に液晶性化
合物を分散させた高分子分散型液晶にすることも可能で
ある。選択反射波長は、通常、400〜700nm程度
の可視光領域に存在することが好ましく、この場合、人
間が視認することができる。ただし、機械により読み取
る場合などは、紫外領域や赤外領域に選択反射波長が存
在していてもよい。
【0018】任意の選択反射色を記録する方法には大き
く分けて次の二通りの方法がある。 1.加熱手段を用いて記録部を等方相転移温度以上に加
熱し、冷却手段によって等方相の温度から所望の選択反
射色を示す液晶相まで速やかに冷却した後、例えば他の
冷却手段用いて液晶相を室温程度まで一気に急冷して、
所望の選択反射色を示すコレスリテックガラス相を固定
化する。図3に例示した化合物は高温側で短波長色を示
すため、青色を記録するためには、比較的高温状態から
の急冷が必要になる。この方法は二段階的な冷却工程が
必要になるため、比較的複雑な装置構成が必要となる。 2.加熱手段を用いて記録部を等方相転移温度以上に加
熱し、等方相の温度から室温程度まで一段階で急冷し
て、結果的に所望の選択反射色を示すコレステリックガ
ラス相を固定化する。加熱の温度を調整することで、選
択反射色をコントロールすることができる。図3、図4
に例示した化合物では、加熱温度が低いと短波長側の選
択反射色、高いと長波長側の選択反射色が固定される。 上記の二通りの記録方法のうち、後述の一段階で冷却す
る方法では、サーマルヘッドを用いた既存の感熱記録装
置を用いることができる。しかしながら、固定化される
コレステリック液晶の選択反射色は加熱温度によって敏
感に変化する。従って、フルカラー画像記録をするため
には加熱条件を正確に制御しなければならない。ここで
は例として、サーマルヘッドを用いた感熱記録装置でフ
ルカラー画像記録をするための加熱温度の制御方法をも
提供する。サーマルヘッドは発熱体に電圧を印加するこ
とにより発熱する。印加電圧値をV(v)、発熱体の抵
抗値をR(Ω)、電圧を印加する時間(印加パルス時
間)をt(s)とすると、1つの発熱体(1dot)あた
りの印加エネルギーe(J/dot)はe=(V*V/
R)*tで表される。
【0019】図5にサーマルヘッドに印加したエネルギ
ーと記録された選択反射色のピーク波長との関係の例を
示す。本例では、印加エネルギーが約0.45mJ/d
otで選択反射色のピーク波長が約400nmであり、
印加エネルギーを高くするにつれて選択反射色のピーク
波長が長波長側にシフトした。印加エネルギーが約1.
2mJ/dotのときに選択反射色のピーク波長は約6
80nmとなり、印加エネルギーを変えることによって
青色〜赤色までフルカラーを記録することが可能であっ
た。前述したように印加エネルギー値は印加電圧値と印
加パルス時間によって決められる。従って、印加エネル
ギーを制御する手段としては、1.印加電圧値を一定に
して印加パルス時間を変調する方法、2.印加パルス時
間を一定にして印加電圧値を変化させる方法、3.印加
電圧値、印加パルス時間を共に変化させる方法、の3つ
の方法が挙げられる。
【0020】図6に「印加電圧値を一定にして印加パル
ス時間を変調する方法」での印加エネルギー値と記録さ
れた選択反射色のピーク波長との関係の例を示す。印加
電圧値を一定にした場合も、印加パルス時間によって選
択反射色のピーク波長が約400nm〜約650nmに
なり青色から赤色のフルカラー記録ができた。
【0021】また、図7に「印加パルス時間を一定にし
て印加電圧値を変化させる方法」での印加エネルギー値
と記録された選択反射色のピーク波長との関係の例を示
す。印加パルス時間を一定にした場合も、同様に印加電
圧値によって青色から赤色のフルカラー記録ができた。
従って、この2つのどちらの方法を利用してもフルカラ
ー記録ができることがで明らかであり、要求される作業
効率や制御のしやすさに応じて都合のよい方法を選択す
ることが可能である。前述の結果から「印加電圧値、印
加パルス時間を共に変化させる方法」によってもフルカ
ラー記録が可能なことは自明である。この場合、一方だ
けを変化させる方法に比べてそれぞれの変化幅が小さく
ても印加エネルギーを大きく変えることができる。例え
ば、印加パルス時間を一定にした場合において高エネル
ギーを印加するためには印加電圧値を大きくしなければ
ならない。しかしながら印加電圧値を大きくしすぎる
と、記録媒体の表面保護層がダメージを受ける、サーマ
ルヘッドの発熱体の寿命が減るといった支障がおこるこ
とがある。また、印加電圧値を一定にした場合、高エネ
ルギーを印加するためには印加パルス時間を長くしなけ
ればならない。しかし、印加パルス時間はパルス周期よ
り長くできないため、結果として書き込み時間が遅くな
るといった影響がでてくる可能性がある。従って、印加
電圧値、印加パルス時間を余裕度をもって設定すること
ができる。また、2つのパラメータを組み合わせるため
により精細に印加エネルギー値を制御できることができ
る。
【0022】上記コレステリック液晶層を含む感熱記録
材料を用いた記録の例から理解されるように、本発明に
おける書き換え方法は、「可逆画像」と「その余の記憶情
報」を用いたものであり、カードの性質や使い方に応じ
て、これらの1方を、例えば固有の期限や日等の情報或
いは所有者名等の固定された「管理情報」として用い、他
方を、該管理情報により管理される「被管理情報」とする
ものである。該「管理情報」と「被管理情報」のうちいずれ
を「可逆色画像」で形成し、いずれを「その余の記憶情報」
で形成してもよいが、本明細書では便宜上、仮に、固定
された期限や日等の情報或いは所有者名等の情報を、他
の情報を管理するための「管理情報」とし、他方、例え
ば定期券であれば該有効期限に一定限度近づいた時期を
示す情報、有価価値を示すポイントカードであれば「現
在ポイント」の情報を該「管理情報」の管理データによ
り管理され必要に応じて更新される「被管理情報」とし、
この「被管理情報」を少なくとも可逆な色画像で形成する
場合を中心に説明するが、実施例を含む他の説明から明
らかなように、「管理情報」が固定情報に、「被管理情
報」が更新可能情報に、それぞれ必ずしも限られる訳で
はない。
【0023】また、これら関係は、他のサーモクロミッ
ク材料、エレクトロクロミック材料、フォトクロミック
材料、或いはロイコ染料と炭素数12以上の長鎖脂肪族
基を持つ電子供与性化合物との組み合わせをバインダと
共に用いた可逆的熱発色性組成物材料を用いた場合でも
無論同様である。
【0024】(i)カードに画像記録部の他に磁気記録
部のような情報記憶部がある構成 この構成においては、(i-1)情報記憶部の情報が更新
可能なものである場合、及び(i-2)の情報記録部の情報
が通常の印刷情報のように更新不能なものである場合、
に分けられ、前記(i-1)の場合には、前記「画像記録
部」又は「他の情報記憶部」のいずれか1方に、例えば
カードに固定の時間情報、例えば有効期限や更新日等の
情報を予め記憶しておくか、或いはカードライタ等の記
憶装置内で記憶することができ、他方に、該管理情報に
より管理されて更新される被管理情報を記憶することが
できる。前記(i-1)の場合には、固定の有効期限や更
新日等の管理情報自体を必要に応じて更新することがで
きる利点がある。そしてカードをカードリーダ・ライタ
に入れ、該固有の時間等の管理情報を、カードリーダ部
分で読み取る。次にカードリーダ・ライタに内蔵されて
いる時刻と照合する。カード固有の時間情報が現時刻よ
り経過している場合、カードライタ部により、画像記録
部の画像または色を変える。また、前記(i-2)のときは
カードリーダで例えば熱転写等の記録手段で記入又は例
えば予め目視可能又は機械読取可能に記録してある有効
期限や更新日等の管理情報に基いて、画像記録部の被管
理情報の画像の色または色及び形状を変えることにな
る。したがって、このときには、前記固定された期限や
更新日等の管理情報は更新することができないが、該管
理情報に基いて、画像記録部の色または色及び形状を変
えることができる。
【0025】(ii)カードに画像記録部の他に情報記録
部がない構成 この構成の場合も、本発明における可逆画像記録部の他
に情報記憶部の情報が更新可能な(ii-1)画像記録部を複
数域に分割しその内の1部を「他の情報記憶部」に相当す
る記録部に転用することにより、又は(ii-2)「他の情報
記録部」に相当する情報記憶部を補助手段として有する
カードリーダ・ライタ等の画像処理装置を用いることに
より、本発明を実施することができ、前記(ii-1)の場
合には、「他の情報記憶部」に相当する記録部の記録画像
に基いて、画像記録部の色または画像を更新できるだけ
でなく、「他の情報記憶部」に相当する記録部の記録画像
自体をことができ、前記(ii-2)の場合にも、画像処理
装置の前記補助手段を記憶情報の更新可能なものとする
ときには、管理報自体を更新することができる。例え
ば、本発明における可逆画像記録部カードをカードリー
ダ・ライタに入れたとき、まずカードリーダ部分で、画
像記録部の状態を読み取り、画像解析によりカード固有
の時間情報を取り出し、次にカードリーダ・ライタに内
蔵されている時刻と照合する。そして例えばカード固有
の時間情報が現時刻より経過している場合、カードライ
タ部により、画像記録部の画像または色を変える。
【0026】上記の場合、(i)ではカード情報の読み
取りが簡単であるという利点が、(ii)では、カードが
情報記録部を持たなくてもよいので、カードのコストが
安価になるという利点がそれぞれあり、どちらの構成で
も構わない。また、上記の2つの場合はカードごとに固
有に書き換える場合であるが、カードリーダ・ライタに
入れた時刻を表示するというような、すべてのカードに
同一の条件で記録するような使い方では、カードリーダ
は必要なく、カードライタに内蔵されている時刻によ
り、画像記録部の画像または色を変えればよい。また、
書き変えるタイミングが複数回設定しておけば、情報の
価値がより大きくなり好ましい。
【0027】また、図8に示されるように、本発明のカ
ードが、可逆性カラー感熱記録材料、特開平5−124
360号公報等に記載のロイコ染料と炭素数12以上の
長鎖脂肪族基を持つ電子供与性化合物との組み合わせを
バインダと共に用いた可逆的熱発色性組成物材料を用い
たものであるときには、透明支持体の表裏両面に直接又
は下塗り層を介して高温発色性の可逆性感熱記録材料層
及び低温発色性の可逆性感熱記録材料層を設けたものと
することができ、又は高温発色性の可逆性感熱記録材料
層及び低温発色性の可逆性感熱記録材料層上にそれぞれ
表面保護層を設けたものとすることができる。
【0028】本発明の可逆情報記録に使用されるカード
の1例を図9、図10、図11及び図12に示す。図9
のカードは画像記録部がカラー可逆記録材料からなるこ
とが特徴であり、その他の情報記憶部は、現在普及され
ているカード類と全く同じものでよい。また、本発明で
は画像記録部がカードの一部分だけであるが、カード全
面が画像記録部であっても構わない。本発明におけるこ
の例の画像記録部には、のカラー可逆画像が記録され
る。この可逆画像は、複数の色及び又は/形状の画像の
形成と消去と再形成、即ち画像修正をすることが可能で
ある。
【0029】図10のカードは、逆に日付情報は固定の
情報として他の情報記憶部に記憶され、カラー可逆画像
記録部には可変のポイントが記録されている。また、図
11のカードにおいては、1つの可変域としてのカラー
可逆画像記録部と、他の情報記憶部として情報記憶部
1、情報記憶部2及び情報記憶部3の3つの域が設けら
れており、図12のカードにおいては、カラー可逆画像
記録部が2つに分かれ、また、他の情報記憶部がなく、
代わりにカラー可逆画像記録部2が設けられている。
【0030】本発明の可逆的情報記録方法により特に効
果を得られるカードとしては、主として以下に挙げる3
つの分類がある。 (1)比較的頻繁に使用するもので利用有効期限がある
もの。 例)定期券、ポイントカード、会員証、クレジットカー
ドなど。 (2)時刻を表示することにより不正防止効果があるも
の。 例)定期券、ハイウェーカードなど。 (3)その他、比較的頻繁に使用するもの。 例)IDカード、キャッシュカード、ポイントカード、
診察券など。
【0031】(1)に該当するカードには、利用有効期
限などの重要なスケジュールを忘れないように印象付け
る効果がある。利用有効期限があるカードの場合、カー
ド上に期限を示してあるものは多いが、常日頃から利用
しているのでは、なかなか関心が向かない。期限を忘れ
たまま期限切れになってしまったり、期限切れの直前に
気がついて慌てたりということはよくあることである。
本発明の可逆的情報記録方法を用い、有効期限が近づく
と画像や色が変わるというシステムを構築すれば、カー
ドライタを出したときに有効期限について関心が向き、
うっかり忘れるということを防止することができる。さ
らに有効期限前に更新期間が存在するカードでは、画像
や色が変わるタイミングに更新開始日を設定しておけ
ば、有効期限前に余裕を持って更新することができる。
【0032】(2)に該当するカードでは、カードライ
タに印字した時刻を時間帯ごとに違う色で印字すること
により不正を防止することができる。現在、定期券など
では、入口の自動改札を通過した時刻を磁気記録部に記
憶させることでキセルを防止することが試みられている
が、情報を視認できないため、駅員や乗務員の目では確
認できない。本発明の可逆的情報記録方法を用いて、自
動改札機内にカードライタを装着することにより、定期
券の画像記録部に入場時間を表示することで視認できる
ようになり、不正乗車防止効果が上がる。さらに、入場
時間帯ごとに色を変える、例えば7時〜8時に入場した
場合は赤色、8時〜9時に入場した場合は青色というよ
うにすると、明らかに不自然な入場時間を一目で判断で
きる。
【0033】(3)に該当するカードでは、デザイン的
な見栄えをよくする効果がある。季節の変わり目など
に、季節感のある画像などがカラー表示されれば、カー
ドを使うことに楽しみがもてる。また、IDカードなど
の証明写真を書き換え表示できれば、頻繁に写真の更新
をすることができ、本人との照合がより正確になる利点
がある。また、可逆記録であるためカードを再利用する
ことが可能である。
【0034】図14に本発明の方法を具現化する装置の
構成概念例を示す。シート状の記録媒体を搬送ローラー
等で移動させ、サーマルヘッドにより加熱して画像を記
録する。このとき、冷却手段として加熱直後の記録媒体
に接触して放熱させる能力を持つ物質や部材、例えば、
空気、水、氷、金属部材、さらにそれら冷却するための
送風ファン、ペルチェ素子などを用いることができる。
また、サーマルヘッドの前に記録媒体を予め加熱する手
段、以前の記録画像を消去するための手段等を有してい
てもよい。本例ではサーマルヘッドは1つだけである
が、複数有していてもよく、例えば赤色、緑色、青色を
書き込むために3つのサーマルヘッドが並んだ構成など
を考えることができる。さらに、記録媒体を往復移動さ
せ、サーマルヘッドにより複数回の書き込みをさせるこ
とも可能である。この場合のサーマルヘッドの印加エネ
ルギーの制御方法は、記録する画像特性および要求され
る作業効率に応じて前述のいずれかを適宜組み合わせ
て、あるいは、切り替えて使用しても良い。
【0035】本発明のカードリーダ/ライタ及び可逆的
情報記録方法において、可逆色画像が形成される画像領
域は、他の情報記憶域が存在する場合には、他の情報記
憶域と区別して設けることができるが、他の記憶情報が
画像情報でないときには他の情報記憶域と重なり合って
いてもよい。また、可逆色画像領域には日付やポイント
等の可変画像情報を設けることができ、また、他の情報
記憶域が存在しない場合には全面を画像領域とすること
ができる。更に他の記憶情報が例えば印刷等の不変情報
であるときには、この「他の記憶情報」は目視可能な画
像であっても或いは機械読込可能な画像情報であっても
よく、磁気記録等の目視不能で更新可能な情報であると
きにも機械読込可能な情報とすることができる。
【0036】したがってそのため、例えば上記固定の画
像からなる管理情報の領域を、例えばCCDアレイを用
いたフォトセンサでモニタして得られた画像情報を、可
逆色画像を形成する際のサーマルヘッドの作動モードに
反映し、可逆色画像を形成すべき領域、画像形状を設定
することができ、又は、上記「管理情報」としての熱転
写画像を形成する際には、その印字のためのサーマルヘ
ッドの記憶済みの作動モード情報を直接、可逆色画像例
えば「被管理画像情報」を形成すべき領域に色、形状を
更新する際のサーマルヘッドの作動モードに反映し、可
逆色画像の内容を設定することができる。
【0037】また、前記固定の記憶情報としての「管理
情報」を、「被管理画像」としての可逆色画像を形成す
る際のサーマルヘッドの作動モードに反映させる際に
は、前記のように、被管理画像形成領域を管理画像情報
領域と同一域内に位置が異なるなるように組み合わせて
設定することもできるが、好ましくは被管理画像形成領
域を管理画像領域と別に設定する。
【0038】例えば極端には、図13に示されるよう
に、例えばカード状シート(1)上に印刷された文字、
図柄等の固定画像領域(2)の外郭に沿ったパターンの
被管理画像形成領域(4)として、固定画像領域(2)
の固定画像を所謂「強調文字」に変換することができ
る。
【0039】図15には、本発明を理解するため誇張し
て描かれた、カードリーダ・ライタ及び可逆的情報記録
方法の1模式例が示される。図15に示されるカードリ
ーダ・ライタ及び可逆的情報記録方法例においては、管
理画像情報をカード上に先に形成する際の印字のための
サーマルヘッドの作動モード情報を、例えば位置情報と
画素有無の情報からなるバイナリコード情報として記憶
し、記憶された該作動モード情報に基いて、サーマルヘ
ッドにより可逆色画像を形成すべき領域について、サー
マルヘッドの駆動装置及び通電回路を、例えばテンプレ
ートとしてデジタルフイルタを用いた太線化処理や拡大
処理等の窓関数操作のようなコンピュータを用いたそれ
自身公知の画像認識技術、デジタル画像処理法により設
定し、該設定された可視色画像形成の作動領域のための
情報によってサーマルヘッドの駆動及び通電制御手段を
制御することができる。管理情報としての固定画像情報
をカード状シートに形成、更新する際の印字転写のため
のサーマルヘッドの作動モード情報は、例えばオリジナ
ル画像を走査する光源からの光情報を記憶することによ
り得ることができる。
【0040】このような画像認識技術、デジタル画像処
理法に関する参考書について念の為挙げれば、例えば、
八木伸行、井上誠喜、林正樹、中須英輔、三谷公二、奥
井誠人、鈴木正一、金次保明共書「C言語で学ぶ実践画
像処理」平成8年6月8日(株)コロナ社、八木伸行、井
上誠喜、林正樹、奥井誠人、合志清一共書「C言語で学
ぶ実践デジタル映像処理」平成9年4月10日(株)コロナ
社、Allen Gersho,Robert M.Gray著、古井貞煕、田崎三
郎、小寺博、渡辺裕共訳「ベクトル量子化と情報圧縮」19
98年11月10日(株)コロナ社,第58〜96頁は有益であり、
画像認識技術のうち特にパターンマッチング法として
は、例えばJorge L,C,Sanz & Anil K,Jain,"Machine-Vi
sion Techniquics for inspection of printed wires b
oards andthick-films circuids"Optical Society of A
merican,Vol,1-3,No.9/Sept,1986,pp1465-1482に数多く
の方式が紹介されており、画像認識技術として注目され
ているパターンマッチング法(比較法)としては、Joan M
andevile "Novel method for analysis of printed cir
cuid Jargos"IBM J,Res.Develop.,Vol.29,No.1,JANUAR
Y.1985のものがあり、これを用いたパターンマッチング
の応用例としては例えば特公平8-7155号公報記載のもの
が挙げられる。
【0041】図15に示されるカードリーダ・ライタ例
は、ハウジング(50)内に、画像オリジナル(83)
を一次収納するための開閉蓋(85)の下の光照射され
る原稿載置用窪み(87)の底部の透明板(89)の下
に光源駆動手段(81)により走査自在に配置されたジ
ュアル光センサ(80)、第1サーマルヘッド(58)
の下流に位置する第2サーマルヘッド(66)、第1サ
ーマルヘッド(58)に対向するプラテンローラ(9
2)、第2サーマルヘッド(66)に対向するプラテン
ローラ(102)、図示してない搬送モータにより駆動
される第1駆動ローラ(86)と第1従動ローラ(9
4)との間に縣架されたシート(82)搬送用の第1無
端ベルト(88)、第1駆動ローラ(86)と対をなす
プラテンローラ(90)、第1従動ローラ(94)と対
をなすプラテンローラ(96)、図示してないモータに
より駆動される第2駆動ローラ(98)と第2従動ロー
ラ(104)との間に縣架されたシート(82)搬送用
の第2無端ベルト(110)、第2駆動ローラ(98)
と対をなすプラテンローラ(100)、第2従動ローラ
(104)と対をなすプラテンローラ(106)、第1
のサーマルヘッド(58)の位置に搬送されてきたカー
ド状シート(82)上に描かれた管理情報をモニタする
ための第1センサ(91)、第2サーマルヘッド(6
6)の位置に搬送されたカード状シート(82)上に描
かれた可逆色画像情報域をモニタするための第2センサ
(93)、第1サーマルヘッド(58)及び第2サーマ
ルヘッド(66)の通電発熱モード及びヘッド駆動モー
ドを制御するためのコントローラの頭脳部としてのCP
U(68)、第1のROM(70)及び第2のROM
(78)、第1のRAM(74)及び第2のRAM(7
6)を有する。この図においては、第2サーマルヘッド
(66)が第1サーマルヘッド(58)と同じ表側に配
置されているが、図8に示されるようなカード状シート
の場合には、第2サーマルヘッド(66)を第1サーマ
ルヘッド(58)の反対の裏側に配置する。
【0042】上記コントローラは、第1のROM(7
0)、第2のROM(78)、第1のRAM(74)及
び第2のRAM(76)を付した頭脳部としてのCPU
(68)の他に、第1サーマルヘッド(58)及び第2
サーマルヘッド(66)の通電発熱モードを制御するた
めの通電発熱制御手段(56)及び(64)、サーマル
ヘッド(58)及び(66)を駆動する例えばリニアモ
ータであり得る通電回路及び駆動手段即ちアクチュエー
タ部(54)及び(62)の駆動モードを制御するため
の制御装置即ちアクチュエータ制御部(52)及び(6
0)を有する。
【0043】第1サーマルヘッド(58)は第1通電制
御手段(56)を介する通電により発熱する微小ドット
部位を有するヘッド部を備え、第1リニアモータ(5
4)、この例ではステップデジタルモータ、の駆動状態
を制御する第1駆動制御装置(52)によりTD方向及
びカード状シート(82)の受容面に対する進退方向の
動作が制御され、第2サーマルヘッド(66)は第2通
電制御手段(64)を介する通電により発熱する微小ド
ット部位を有するヘッド部を備え、第2リニアモータ
(62)の駆動状態を制御する第2駆動制御装置(6
0)によりTD方向及びカード状(82)の受容面に対
する進退方向の動作が制御される。
【0044】第1サーマルヘッド(58)のための第1
駆動制御装置(52)には、CPU(68)の出力ポー
ト(d)を介してCPU(68)から駆動制御信号が入
力され、第1通電制御手段(56)には、CPU(6
8)の出力ポート(e)を介してCPU(68)から通
電制御信号が入力される。同様に、第2サーマルヘッド
(66)のための第2駆動制御装置(60)には、CP
U(68)の出力ポート(h)を介して、CPU(6
8)から駆動制御信号が入力され、第2通電制御手段
(64)には、CPU(68)の出力ポート(j)を介
して、CPU(68)から通電制御信号が入力される。
【0045】第1のROM(70)は出力ポート(a)
を介して、第2のROM(78)は出力ポート(b)を
介して、それぞれ、CPU(68)からの指令に基いて
所定のシーケンスプログラム等のプログラム及び所定の
データをCPU(68)に送出し、第1のRAM(7
4)は入出力ポート(m)を介して、第2のRAM(7
6)は入出力ポート(k)を介して、それぞれ所要のコ
ード情報をCPU(68)と授受し、入力された情報を
格納し、かつ格納済み情報を新たに入力された情報によ
り更新して格納する。ジュアル光センサ(80)は、入
出力ポート(n)を介して光源駆動手段(81)により
駆動制御され、オリジナル(83)中の画像信号を光照
射する光源とオリジナル(83)から反射する光情報を
画像情報として受光し、モニタした情報をCPU(6
8)に送出、入力する。
【0046】具体的には、第1のROM(70)は、あ
る一定のシーケンスを定めたメモリであり、例えばワン
チップマイコン又はパーソナルコンピュータであっても
よいCPU(68)の各入出力ポート(a)〜(n)に
おける信号の入出力順序を定めたシーケンスプログラム
情報、及び、CPU(68)における演算モード情報及
び演算プログラム情報を格納している。CPU(68)
は、第1のROM(70)に格納されたプログラムに沿
って、各ROM、各RAMからの情報信号を受け、各R
AMに情報信号を供給し、かつ各制御装置へ制御信号を
出力する。
【0047】第2のROM(78)は、ジュアル光セン
サ(80)からCPU(68)に入力される画像情報に
基いて、第1のサーマルヘッド(58)の駆動制御情報
及び通電発熱制御情報を演算するため画像処理プログラ
ム等のプログラムが格納されたプログラムメモリであ
る。
【0048】第1のRAM(74)は、第1のサーマル
ヘッド(58)の駆動制御情報及び通電発熱制御情報を
呼出し可能に格納し、かつ格納済み情報をCPU(6
8)が新たに演算し直したデータにより更新して呼出し
可能に格納する。
【0049】第2のRAM(76)は、第2のサーマル
ヘッド(66)の駆動制御情報及び通電発熱制御情報を
呼出し可能に格納し、かつ格納済み情報をCPU(6
8)が新たに演算し直したデータにより更新して呼出し
可能に格納する。
【0050】光センサ(80)でモニタされた光学情報
は、そのまま第1サーマルヘッド(58)のための駆動
制御情報及び通電発熱制御情報として、或いは必要な場
合には、第1のRAM(74)に呼出し可能に格納され
た両制御情報に基いて、第2のROM(78)の画像処
理プログラムにより演算し直した第1サーマルヘッド
(58)のための駆動制御情報及び通電発熱制御情報と
して、CPU(68)を介して第1のRAM(74)に
呼出し可能に格納されており、カード状シート(82)
が、このカードリーダ・ライタのカード状シート入口
(84)から挿入され第1の無端ベルト(88)で搬送
されて第1サーマルヘッド(58)の位置に達すると、
第1のRAM(74)から第1サーマルヘッド(58)
のための駆動制御情報及び通電発熱制御情報が、CPU
(68)を介して出力され、その結果、カード(82)
にはオリジナル(83)中の画像を反映した可逆的感熱
色画像が形成される。
【0051】次のシーケンスとして、CPU(68)
は、第1のRAM(74)に呼出し可能に格納されてい
た第1サーマルヘッド(58)のための駆動制御情報及
び通電発熱制御情報に基いて、第2のROM(78)の
画像処理プログラムにより、第2サーマルヘッド(6
6)のための駆動制御情報及び通電発熱制御情報を演算
し、結果を第2のRAM(76)に呼出し可能に格納し
ている。したがって、シート状カード(82)が、第2
の無端ベルト(110)で搬送されて第2サーマルヘッ
ド(66)の位置に達すると、第2のRAM(76)か
ら第2サーマルヘッド(66)のための駆動制御情報及
び通電発熱制御情報が、CPU(68)を介して出力さ
れ、その結果、シート状カード(82)には可逆色画像
が形成され、このような可逆色画像が形成されたカード
状シートは出口(108)から装置外に排出される。
【0052】この例においては、カード状シート(8
2)が第1サーマルヘッド(58)の位置に達したこと
を感知して、サーマルヘッドが駆動され発熱する。ま
た、カード状シート(99)が像消去用加熱手段(9
7)の位置、第2サーマルヘッド(66)の位置に達し
たことを感知して、像消去用加熱手段(97)、第2サ
ーマルヘッド(66)が通電発熱される。像消去用加熱
手段(97)はカード状シート(99)が搬送されると
きには、発熱しているか否かに拘らず、第2の無端ベル
ト(110)の動きに同調して常に回転している。この
場合の制御システムは、従来の場合と同様であり、第1
及び第2通電制御手段(56)及び(64)によるサー
マルヘッドへの通電制御により、第1及び第2駆動制御
装置(52)及び(60)による第1及び第2リニアモ
ータ(54)及び(62)の駆動制御により、或いは第
1及び第2駆動ローラ(86)及び(98)のための図
示されてない搬送モータの制御による。この場合の制御
システムは、従来の場合(例えば特開平9−1840号
公報、特開平8−318634号公報記載のシステムを
参考にすることができる)と同様であり、したがって不
用な説明を省略している。またジュアル光源(80)の
制御システム、第1駆動ローラ(86)と第2駆動ロー
ラ(98)の制御システム、クロック機構、データラッ
チ機構、シフトレジスタ等の説明を省略している。さら
にまた、説明を簡潔にするため、ROMを第1のROM
(70)と第2のROM(78)とに分けて記載した
が、前記省略した説明部分自体は、当業者にとって自明
であり、また、無論前記両ROMは1つのものとするこ
とができ、同様にRAMも第1のRAM(74)と第2
のRAM(76)に分けて記載したが、これらRAMを
1つのものとすることができる。また、これらROMは
装置に外付けしたものであってもよい。さらに、このリ
ーダ・ライタにおけるCPU(68)には映像モニタ及
び/又は入力手段としてのキーボードが連結していても
よい。
【0053】またこの例においては、説明のため、サー
マルヘッド駆動制御手段についても、第1リニアモータ
(54)の第1駆動制御装置(52)のための駆動制御
手段と第2リニアモータ(62)の第2駆動制御装置
(60)のための駆動制御手段とに分けて記載し、また
通電発熱制御装置についても第1通電発熱制御手段(5
6)と第2通電発熱制御手段(64)手段とに分けて記
載したが、これら駆動制御装置及び通電発熱制御手段を
それぞれ1つのものとすることも無論できる。
【0054】さらに、サーマルヘッドも第1サーマルヘ
ッド(58)と第2サーマルヘッド(66)に分けて記
載したが、サーマルヘッド自体をMD方向に向けて走査
することは従来から知られており、したがって、サーマ
ルヘッドを1つのものとすることも無論可能である。
【0055】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。 [実施例1] (可逆記録媒体)支持基板として、厚さ0.5mmのポ
リエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用い、
裏面に黒色塗料を塗布した。さらに、フェライト系磁気
粒子とポリメチルメタクリレート(PMMA)からなる
磁気記録層を厚さ約10μmで裏面にコーティングし
た。この支持基板上にコレステリック液晶化合物(Dich
olesteryl 10,12-Docosadiynedioate)からなる感熱層
を厚さ約10μmで作製した。さらにUV硬化樹脂(J
SR製デソライト)を塗布し、紫外線を照射すること
で、厚さ約2μmの表面保護層をコーティング、カラー
可逆記録媒体を作製した。 (記録方法)カードライタとしては抵抗1800Ωの発
熱体からなるサーマルヘッドを組み込んだサーマルプリ
ンタを作製した。以下の条件でサーマルヘッドに通電す
ることで、感熱層に対応する選択反射色で印字された。
【0056】
【表1】
【0057】[実施例2] (可逆記録媒体)可逆記録材料として、フォトクロミッ
ク化合物である1,2−ビス(2−フェニル−4−トリ
フルオロメチルチアゾール)−3,3,4,4,5,5
−ヘキサフルオロシクロペンテン [以下PC1と略
す]、1,2−ビス(3−(2−メチル−6−(2−
(4−メトキシフェニル)エチニル)ベンゾチエニ
ル))−3,3,4,4,5,5−ヘキサフルオロシク
ロペンテン[以下PC2と略す]、1−(5−メトキシ−
1,2−ジメチル−3−インドリル)−2−(5−シア
ノ−2,4−ジメチル−3−チエニル)−3,3,4,
4,5,5−ヘキサフルオロシクロペンテン [以下PC
3と略す]を用いた。PC1、PC2、PC3はそれぞ
れ、光照射前は無色であり、紫外光照射によって黄色、
赤紫色、青色に変化した。また、白色光照射で再び無色
に戻った。PC1、PC2、PC3をそれぞれレジスト
溶液中に10wt%分散し、フォトリソグラフィー法に
て白色ポリエチレンテレフタレート基板(厚さ約0.5
mm)にPC1、PC2、PC3の順でストライプ状の
パターンを形成した。ピッチ幅は約220μm(線幅2
00μm、スペース20μm)であった。その後、感光
層の表面に保護膜としてポリビニルアルコールの薄膜
(2μm)を塗布して、可逆記録媒体を作製した。 (記録方法)レンズで集光した372nm紫外発光ダイ
オード(LED)を選択的に照射することで所望のカラ
ー画像を形成した。
【0058】[実施例3] (可逆記録媒体)可逆記録材料として、フォトクロミッ
ク化合物である2−[1−(2−シアノ−1,5−ジメ
チル−3−ピロリル)エチリデン]−3−イソプロピリ
デンコハク酸無水物[以下PC4と略す]、2−[1−
(1,2,5−トリメチル−3−ピロリル)エチリデ
ン]−3−イソプロピリデンコハク酸無水物[以下PC
5と略す]、2−[1−(5−メチル−2−フェニル−
4−オキサゾリル)エチリデン]−3−イソプロピリデ
ンコハク酸無水物[以下PC6と略す]を用いた。PC
4、PC5、PC6はそれぞれ、光照射前は無色であ
り、紫外光照射によって黄色、赤紫色、青色に変化し
た。また、白色光照射で再び無色に戻った。PC4、P
C5、PC6のフォトクロミック化合物をそれぞれポリ
スチレン中に10wt%分散し、この順番で白色ポリエ
チレンテレフタレート基板(厚さ0.5mm)上にスピ
ンコートすることで,積層型の感光層を作製した。形成
した感光層の厚みは約35μmであった。感光層の表面
に保護膜としてポリビニルアルコールの薄膜(2μm)
を塗布して、可逆記録媒体を作製した。 (記録方法)可逆記録媒体全面に紫外光を露光すること
でPC4、PC5、PC6のフォトクロミック化合物を
全て発色させた(濃灰色を示した)。次に、感光層の一
部分にレンズで集光した468nmLEDを数秒間照射
したところ、照射部が青紫色になった。次に、感光層の
別の部分にレンズで集光した560nmLEDを数秒間
照射したところ、照射部が緑色になった。さらに、感光
層の別の部分にレンズで集光した660nmLEDを数
秒間照射したところ、照射部が淡赤色になった。以上の
操作によって、感光層内に所望のカラー画像パターンを
形成した。
【0059】[実施例4]定期券の有効期限日を示す部
分にカラー可逆記録材料を用い、実施例1の場合と同様
に赤色表示した。但しカードライタは自動改札機内に装
着するものを用い、管理情報には磁気記録データを用い
た。カードライタに定期券を通したときに磁気記録部か
ら更新開始日を読み取り、そのときの日付が更新開始日
と有効期限日の間であった場合、有効期限日を示す部分
の色を赤色から青色に書き換えた。
【0060】[実施例5]実施例4の場合と同様に、定
期券の一部にカラー可逆記録材料を塗布したものを用い
た。カードライタは自動改札機内に装着した。カードラ
イタに定期券を通したときに、その日時をカラー可逆記
録材料に印字した。カードライタの書き換えエネルギー
などを変えることによって、一定の時期例えば7時〜8
時に挿入した場合は赤色、8時〜9時に挿入した場合は
青色と1時間ごとに表示される日時の色を変え、出口の
自動改札機に相当する第2カードライタで消去した。
【0061】[実施例6]実施例4の場合と同様な試験
を行った。但し学生証の写真部に相当する部分を設け、
ここにカラー可逆記録材料を使用した。夏服と冬服での
写真データを用意しておき、書き換えた。
【0062】
【発明の効果】以上詳細且つ具体的な説明から明らかな
ように、請求項1の本発明では、現存のカード類に、特
定の時間が経過したことを分かりやすく伝える機能を付
加することができる。また、請求項2の本発明では、簡
単な構成で、カードに特定の時間が経過したことを分か
りやすく伝える機能を付加することができる。さらにま
た、請求項3の本発明では、簡単な構成で、特定の時間
が経過したことを分かりやすく伝える機能のあるカード
を提供することができる。さらにまた、請求項4の本発
明では、カードに、特定の時間が経過したことを何回も
分かりやすく伝える機能を付加することができる。さら
にまた、請求項5の本発明では、カードに季節感のよう
なデザイン的な価値を付加することができる。さらにま
た、請求項6の本発明では、カードに有効期限を分かり
やすく伝える機能を付加することができる。さらにま
た、請求項7の本発明では、カードに更新日を分かりや
すく伝える機能を付加することができる。さらにまた、
請求項8の本発明では、定期券に有効期限、更新日を分
かりやすく伝える機能を付加することができる。さらに
また、請求項9の本発明では、定期券にキセルを防止す
る機能を付加することができる。さらにまた、請求項1
0の本発明では、定期券にキセルをより防止する機能を
付加することができる。さらにまた、請求項11の本発
明では、IDカードに季節感のようなデザイン的な価値
を付加することができる。さらにまた、請求項12の本
発明では、IDカードの写真と本人との照合がより正確
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるコレステリック液晶層を含
む感熱記録シートの一例を示す図である。
【図2】本発明の感熱記録シートに用いられるコレステ
リック液晶性化合物の相変化モデルを示す図である。
【図3】本発明に用いられる中分子コレステリック液晶
性化合物の一例を示す図である。
【図4】本発明に用いられる中分子コレステリック液晶
性化合物の他の一例を示す図である。
【図5】本発明において、サーマルヘッドに印加したエ
ネルギーと記録された選択反射色のピーク波長との関係
を示す図である。
【図6】本発明において、エネルギー印加時間と記録さ
れた選択反射色のピーク波長との関係を示す図である。
【図7】本発明において、印加電圧と記録された選択反
射色のピーク波長との関係を示す図である。
【図8】本発明の可逆的感熱記録材料を用いたカードの
他の例を示す図である。
【図9】本発明の可逆情報記録に使用されるカードの一
例を示す図である。
【図10】本発明の可逆情報記録に使用されるカードの
他の一例を示す図である。
【図11】本発明の可逆情報記録に使用されるカードの
他の一例を示す図である。
【図12】本発明の可逆情報記録に使用されるカードの
他の一例を示す図である。
【図13】本発明の可逆情報記録に使用されるカードの
他の一例を示す図である。
【図14】本発明の装置の概念例を示す図である。
【図15】本発明のカードリーダ・ライタ及び可逆的情
報記録装置及び記録方法の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 カード状シート 2 固定画像領域 4 パターンの被管理画像形成領域 50 ハウジング 52 第1駆動制御装置(アクチュエータ制御部) 54 第1リニアモータ(アクチュエータ部) 56 第1通電発熱制御手段 58 第1サーマルヘッド 60 第2駆動制御装置(アクチュエータ制御部) 62 第2リニアモータ(アクチュエータ部) 64 第2通電発熱制御手段 66 第2サーマルヘッド 68 CPU 70 第1のROM 74 第1のRAM 76 第2のRAM 78 第2のROM a 出力ポート b 出力ポート c 出力ポート d 出力ポート e 出力ポート f 出力ポート g 出力ポート h 出力ポート j 出力ポート k 入出力ポート m 入出力ポート n 入出力ポート 80 ジュアル光センサ 81 光源駆動手段 82 シート 83 画像オリジナル 84 入口 85 開閉蓋 86 第1駆動ローラ 87 原稿載置用窪み 88 第1無端ベルト 89 透明板 90 プラテンローラ 91 第1センサ 92 プラテンローラ 93 第2センサ 94 第1従動ローラ 96 プラテンローラ 97 像消去用加熱手段 98 第2駆動ローラ 99 カード状シート 100 プラテンローラ 102 プラテンローラ 104 第2従動ローラ 106 プラテンローラ 108 出口 110 第2無端ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 11/00 G06K 19/00 Q (72)発明者 二村 恵朗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 堀田 吉彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 杉山 信好 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 一己 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田中 秀二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C005 HA01 JB01 3E027 AA00 5B035 BA03 BC00 5B058 KA05 YA20

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記憶部および書き換え可能な画像記
    録部を有し、該画像記録部がエネルギー印加程度の違い
    によって複数の色の画像の形成と消去が可能でありかつ
    エネルギー印加なしに該画像が保持されるカラー記録材
    料からなるカードにカードリーダ・ライタで画像の書き
    換えを行なう方法であって、前記情報記憶部に予め記憶
    されたある特定の期間または日時になったとき又はその
    後に、書き換えを行なうと、画像記録部の色または画像
    が変わることを特徴とする情報記録方法。
  2. 【請求項2】 書き換え可能な画像記録部を有し、該画
    像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の色
    の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加な
    しに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカード
    にカードリーダ・ライタで画像の書き換えを行なう方法
    であって、該画像記録部に予め記録されたある特定の期
    間または日時になったとき又はその後に、書き換えを行
    なうと、画像記録部の色または画像が変わることを特徴
    とする情報記録方法。
  3. 【請求項3】 書き換え可能な画像記録部を有し、該画
    像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の色
    の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加な
    しに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカード
    にカードライタで画像の書き換えを行なう方法であっ
    て、該カードライタに予め記憶されたある特定の期間ま
    たは日時になったとき又はその後に、書き換えを行なう
    と、画像記録部の色または画像が変わることを特徴とす
    る情報記録方法。
  4. 【請求項4】 予め記憶されたある特定の期間または日
    時が複数あり、その期間または日時ごとに、色あるいは
    画像が順次変わっていくことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3の何れか1に記載の情報記録方法。
  5. 【請求項5】 予め記憶されたある特定の期間または日
    時が、年、月、週、日のはじめ、または季節の変わり目
    などの区切りのよい時間であることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4の何れか1に記載の情報記録方法。
  6. 【請求項6】 カードに一定の利用有効期限があり、有
    効期限が近づくにつれて画像記録部が書き換わることを
    特徴とする請求項1乃至5の何れか1に記載の情報記録
    方法。
  7. 【請求項7】 カードに一定の利用有効期限および更新
    期間があり、画像記録部が書き換わるタイミングの中に
    更新期間が含まれることを特徴とする請求項6記載の情
    報記録方法。
  8. 【請求項8】 カードが定期券であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項7の何れか1に記載の情報記録方
    法。
  9. 【請求項9】 前記カードリーダ・ライタが自動改札機
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか
    1に記載の情報記録方法。
  10. 【請求項10】 自動改札機を通した時間帯によって書
    換え可能な画像記録部の色または画像が変わることを特
    徴とする請求項9に記載の情報記録方法。
  11. 【請求項11】 カードがIDカードであることを特徴
    とする請求項1乃至請求項7の何れか1に記載の情報記
    録方法。
  12. 【請求項12】 書き換え可能な画像記録部の少なくと
    も一部が写真であることを特徴とする請求項11記載の
    情報記録方法。
  13. 【請求項13】 情報記憶部および書き換え可能な画像
    記録部を有し、該情報記憶部がある特定の期間または日
    時等のカード管理情報を予め記憶し、該画像記録部がエ
    ネルギー印加程度の違いによって複数の色の画像の形成
    と消去が可能でありかつエネルギー印加なしに該画像が
    保持されるカラー記録材料からなるカードに画像の書き
    換えを行なうカードリーダ・ライタであって、前記カー
    ドの前記画像記録部に画像情報を記録するためのエネル
    ギー印加手段と、前記カード管理情報に基いて前記エネ
    ルギー印加手段のエネルギー印加程度を調節するための
    エネルギー印加調節手段とを有することを特徴とするカ
    ードリーダ・ライタ。
  14. 【請求項14】 情報記憶部および書き換え可能な画像
    記録部を有し、該情報記憶部には書替不能なある特定の
    期間または日時等のカード管理情報を形成可能であり、
    該画像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数
    の色の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印
    加なしに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカ
    ードに画像の書き換えを行なうカードリーダ・ライタで
    あって、前記カードの前記情報記憶部に、ある特定の期
    間または日時等のカード管理情報を形成する手段と、前
    記画像記録部に、更新可能な画像形成のためのエネルギ
    ー印加手段と、前記エネルギー印加手段のエネルギー印
    加程度を調節するためのエネルギー印加調節手段とを有
    することを特徴とするカードリーダ・ライタ。
  15. 【請求項15】 書き換え可能な画像記録部を有し、該
    画像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の
    色の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加
    なしに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカー
    ドに画像の書き換えを行なうカードリーダ・ライタであ
    って、情報記憶部と、前記カードの前記画像記録部に可
    逆色情報を形成及び更新のためのエネルギー印加手段
    と、前記エネルギー印加手段のエネルギー印加程度を調
    節するためのエネルギー印加調節手段とを有し、該エネ
    ルギー印加調節手段が、前記情報記憶部から呼び出され
    た情報に基いて制御されることを特徴とするカードリー
    ダ・ライタ。
  16. 【請求項16】 書き換え可能な画像記録部を有し、該
    画像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の
    色の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加
    なしに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカー
    ドに画像の書き換えを行なうカードリーダ・ライタであ
    って、前記カードの前記画像記録部に、ある特定の期間
    または日時等のカード管理情報と、該カード管理情報と
    は異なる画像情報の少なくとも2種類の情報を形成する
    ためのエネルギー印加手段と、前記エネルギー印加手段
    のエネルギー印加程度を調節するためのエネルギー印加
    調節手段とを有し、前記エネルギー印加手段が前記少な
    くとも2種類の情報のうちの少なくとも1種類の情報を
    更新可能であることを特徴とするカードリーダ・ライ
    タ。
  17. 【請求項17】 書き換え可能な画像記録部を有し、該
    画像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の
    色の画像の形成と消去が可能でありかつエネルギー印加
    なしに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカー
    ドに画像の書き換えを行なうカードリーダ・ライタであ
    って、前記カードの前記画像記録部に、ある特定の期間
    または日時等のカード管理情報と、該カード管理情報と
    は異なる画像情報の少なくとも2種類の情報を形成する
    ためのエネルギー印加手段と、前記エネルギー印加手段
    のエネルギー印加程度を調節するためのエネルギー印加
    調節手段とを有し、前記エネルギー印加手段が、前記少
    なくとも2種類の情報のうちの少なくとも1種類の情報
    を更新可能であり、前記少なくとも2種類の情報が、異
    なる色または画像であることを特徴とするカードリーダ
    ・ライタ。
  18. 【請求項18】 前記特定の期間または日時を、複数設
    けることが可能であり、その期間または日時ごとに、色
    あるいは画像を順次変える手段を有することを特徴とす
    る請求項13乃至請求項17の何れか1に記載のカード
    リーダ・ライタ。
  19. 【請求項19】 前記特定の期間または日時が、年、
    月、週、日のはじめ、または季節の変わり目などの区切
    りのよい時間であることを特徴とする請求項13乃至請
    求項18の何れか1に記載のカードリーダ・ライタ。
  20. 【請求項20】 前記特定の期間または日時が、一定の
    利用有効期限を意味し、該有効期限が近づく毎に画像記
    録部を順次書き換えることを特徴とする請求項13乃至
    請求項19の何れか1に記載のカードリーダ・ライタ。
  21. 【請求項21】 前記特定の期間または日時が、一定の
    利用有効期限を意味し、画像記録部が書き換わるタイミ
    ングの中に更新期間が含まれることを特徴とする請求項
    13乃至請求項19の何れか1に記載のカードリーダ・
    ライタ。
  22. 【請求項22】 定期券であることを特徴とする請求項
    13乃至請求項21の何れか1に記載のカードリーダ・
    ライタ。
  23. 【請求項23】 自動改札機であることを特徴とする請
    求項13乃至請求項22の何れか1に記載のカードリー
    ダ・ライタ。
  24. 【請求項24】 自動改札機を通した時間帯によって書
    換え可能な画像記録部の色または画像を変える手段を有
    することを特徴とする請求項23に記載のカードリーダ
    ・ライタ。
  25. 【請求項25】 前記カードが、IDカードであること
    を特徴とする請求項13乃至請求項20の何れか1に記
    載のカードリーダ・ライタ。
  26. 【請求項26】 前記カードの書き換え可能な画像記録
    部の少なくとも一部が写真であることを特徴とする請求
    項25に記載のカードリーダ・ライタ。
  27. 【請求項27】 前記カード管理情報を入力するカード
    管理情報入力手段を更に有することを特徴とする請求項
    13乃至請求項17の何れか1に記載のカードリーダ・
    ライタ。
  28. 【請求項28】 前記カード管理情報の形成が、前記画
    像記録部へのエネルギー印加手段により行われることを
    請求項13、請求項14、請求項16又は請求項17の
    何れか1に記載のカードリーダ・ライタ。
  29. 【請求項29】 前記カード管理情報と画像情報を区別
    してそれぞれ記憶するデータメモリを更に有することを
    特徴とする請求項13乃至請求項17の何れか1に記載
    のカードリーダ・ライタ。
  30. 【請求項30】 前記カード管理情報と画像情報を区別
    してそれぞれ記憶する外部のデータメモリと接続できる
    端子を更に有することを特徴とする請求項13乃至請求
    項17の何れか1に記載のカードリーダ・ライタ。
  31. 【請求項31】 前記データメモリがROMであること
    を特徴とする請求項29又は請求項30に記載のカード
    リーダ・ライタ。
  32. 【請求項32】 前記カード管理情報を呼出し可能に格
    納するカード管理情報データメモリを更に有することを
    特徴とする請求項13乃至請求項17の何れか1に記載
    のカードリーダ・ライタ。
  33. 【請求項33】 前記カード管理情報データメモリがR
    AMであることを特徴とする請求項32に記載のカード
    リーダ・ライタ。
  34. 【請求項34】 前記カード管理情報を更新するための
    カード管理情報更新手段を更に有することを特徴とする
    請求項13乃至請求項17の何れか1に記載のカードリ
    ーダ・ライタ。
  35. 【請求項35】 前記カード管理情報更新手段がキーボ
    ードであることを特徴とする請求項34に記載のカード
    リーダ・ライタ。
  36. 【請求項36】 前記画像情報を更新するための画像情
    報更新手段を更に有することを特徴とする請求項13乃
    至請求項17の何れか1に記載のカードリーダ・ライ
    タ。
  37. 【請求項37】 前記画像情報更新手段がCPUであ
    り、該CPUで、前記カード管理情報と前記画像情報が
    演算されて、該画像情報が更新されることを特徴とする
    請求項36に記載のカードリーダ・ライタ。
  38. 【請求項38】 前記CPUの演算のための演算プログ
    ラムを格納する演算プログラムメモリとして更にROM
    を有することを特徴とする請求項13乃至請求項17の
    何れか1に記載のカードリーダ・ライタ。
  39. 【請求項39】 前記カード管理情報を認識するための
    モニタ手段を更に有することを特徴とする請求項13乃
    至請求項17の何れか1に記載のカードリーダ・ライ
    タ。
  40. 【請求項40】 前記カード管理情報を認識するための
    外部のモニタ手段と接続できる端子を更に有することを
    特徴とする請求項13乃至請求項17の何れか1に記載
    のカードリーダ・ライタ。
  41. 【請求項41】 前記エネルギー印加手段が熱エネルギ
    ー印加手段であることを特徴とする請求項13乃至請求
    項17の何れか1に記載のカードリーダ・ライタ。
  42. 【請求項42】 前記熱エネルギー印加手段がサーマル
    ヘッドであることを特徴とする請求項41に記載のカー
    ドリーダ・ライタ。
  43. 【請求項43】 前記エネルギー印加調節手段が、サー
    マルヘッドの通電発熱回路に設けられていることを特徴
    とする請求項42に記載のカードリーダ・ライタ。
  44. 【請求項44】 前記エネルギー印加調節手段が、サー
    マルヘッドのドライバの駆動状態を調節することを特徴
    とする請求項43に記載のカードリーダ・ライタ。
  45. 【請求項45】 前記カードを前記熱エネルギー印加手
    段に搬送し、かつ前記熱エネルギー印加手段から離れる
    方向に搬送するカード搬送手段を更に有することを特徴
    とする請求項13乃至請求項17の何れか1に記載のカ
    ードリーダ・ライタ。
  46. 【請求項46】 前記エネルギー印加調節手段が、前記
    カード搬送手段のカード搬送速度を調節するものである
    ことを特徴とする請求項45に記載のカードリーダ・ラ
    イタ。
  47. 【請求項47】 前記エネルギー印加調節手段に前記カ
    ード管理情報が入力されることを特徴とする請求項13
    乃至請求項17の何れか1に記載のカードリーダ・ライ
    タ。
  48. 【請求項48】 情報記憶部および書き換え可能な画像
    記録部を有し、該画像記録部がエネルギー印加程度の違
    いによって複数の色の画像の形成と消去が可能であり、
    かつエネルギー印加なしに該画像が保持されるカラー記
    録材料からなるカードであって、カードリーダ・ライタ
    で画像の書き換えをすることができ、前記情報記憶部
    に、ある特定の情報が予め記憶され、前記画像記録部の
    画像が、書き換えのためカードリーダ・ライタ処理の特
    定の期間または日時を意味する数字を含むことを特徴と
    する書き換え可能な画像記録部を有するカード。
  49. 【請求項49】 情報記憶部および書き換え可能な画像
    記録部を有し、該画像記録部がエネルギー印加程度の違
    いによって複数の色の画像の形成と消去が可能であり、
    かつエネルギー印加なしに該画像が保持されるカラー記
    録材料からなるカードであって、カードリーダ・ライタ
    で画像の書き換えをすることができ、前記情報記憶部
    に、ある特定の情報を記憶することが可能であり、該情
    報記憶部の特定の情報が、書き換えのためカードリーダ
    ・ライタ処理の特定の期間または日時を意味する数字を
    含むことを特徴とする書き換え可能な画像記録部を有す
    るカード。
  50. 【請求項50】 書き換え可能な画像記録部を有し、該
    画像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の
    色の画像の形成と消去が可能であり、かつエネルギー印
    加なしに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカ
    ードであって、カードリーダ・ライタで画像の書き換え
    をすることができ、該画像記録部に、特定のカード管理
    情報と、該カード管理情報とは異なる画像情報の少なく
    とも2種類の情報を形成することが可能であり、前記カ
    ード管理情報が、書き換えのためカードリーダ・ライタ
    処理の特定の期間または日時を意味する数字を含むこと
    を特徴とする書き換え可能な画像記録部を有するカー
    ド。
  51. 【請求項51】 書き換え可能な画像記録部を有し、該
    画像記録部がエネルギー印加程度の違いによって複数の
    色の画像の形成と消去が可能であり、かつエネルギー印
    加なしに該画像が保持されるカラー記録材料からなるカ
    ードであって、カードリーダ・ライタで画像の書き換え
    をすることができ、該画像記録部に、特定のカード管理
    情報と、該カード管理情報とは異なる画像情報の少なく
    とも2種類の情報を形成することが可能であり、前記カ
    ード管理情報が、書き換えのためカードリーダ・ライタ
    処理の特定の期間または日時を意味する数字を含み、該
    特定の期間または日時以降の書き換えにより画像記録部
    の色または画像が変わることを特徴とする書き換え可能
    な画像記録部を有するカード。
  52. 【請求項52】 前記特定の期間または日時を複数設け
    ることが可能であり、その期間または日時ごとに、色あ
    るいは画像が順次変わっていくことを特徴とする請求項
    48乃至請求項51の何れか1に記載の書き換え可能な
    画像記録部を有するカード。
  53. 【請求項53】 前記特定の期間または日時が、年、
    月、週、日のはじめ、または季節の変わり目などの区切
    りのよい時間であることを特徴とする請求項48乃至請
    求項52の何れか1に記載の書き換え可能な画像記録部
    を有するカード。
  54. 【請求項54】 前記特定の期間または日時が、一定の
    利用有効期限を意味し、該有効期限が近づくにつれて画
    像記録部が書き換わることを特徴とする請求項48乃至
    請求項53の何れか1に記載の書き換え可能な画像記録
    部を有するカード。
  55. 【請求項55】 前記特定の期間または日時が、一定の
    利用有効期限を意味し、画像記録部が書き換わるタイミ
    ングの中に更新期間が含まれることを特徴とする請求項
    48乃至請求項54の何れか1に記載の書き換え可能な
    画像記録部を有するカード。
  56. 【請求項56】 定期券であることを特徴とする請求項
    48乃至請求項53の何れか1に記載の書き換え可能な
    画像記録部を有するカード。
  57. 【請求項57】 前記カードリーダ・ライタが自動改札
    機であることを特徴とする請求項48乃至請求項56の
    何れか1に記載の書き換え可能な画像記録部を有するカ
    ード。
  58. 【請求項58】 自動改札機を通した時間帯によって書
    換え可能な画像記録部の色または画像が変わることを特
    徴とする請求項57に記載の書き換え可能な画像記録部
    を有するカード。
  59. 【請求項59】 IDカードであることを特徴とする請
    求項48乃至請求項56の何れか1に記載の書き換え可
    能な画像記録部を有するカード。
  60. 【請求項60】 書き換え可能な画像記録部の少なくと
    も一部が写真であることを特徴とする請求項59記載の
    書き換え可能な画像記録部を有するカード。
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