JPH0811470A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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Publication number
JPH0811470A
JPH0811470A JP6171906A JP17190694A JPH0811470A JP H0811470 A JPH0811470 A JP H0811470A JP 6171906 A JP6171906 A JP 6171906A JP 17190694 A JP17190694 A JP 17190694A JP H0811470 A JPH0811470 A JP H0811470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording layer
variable
fixed
card
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6171906A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunichirou Harada
洵一朗 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP6171906A priority Critical patent/JPH0811470A/ja
Publication of JPH0811470A publication Critical patent/JPH0811470A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定期券等のカードに可変記録部を設け、使い
勝手を向上させる。 【構成】 所定の発色温度が印加されたときに印字さ
れ、また所定の消色温度が印加されたときにその印字の
内容が消去される可逆感熱記録層からなる可変記録部
と、所定の温度が印加されたときに印字される消去不能
の固定記録部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録媒体に係り、特
に、記録内容が目視可能で、しかも書替えできるものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録内容が目視可能で、
しかもその記録内容が書替え可能な情報記録媒体(以
下、カードという)としては、例えば、特開平1−30
4996号公報で提案されている。
【0003】この提案に係るカードは、カード基板上
に、発色温度及び消色温度の異なる可逆性記録層を設け
て構成されている。
【0004】そして、そのカードに所定の内容を記録す
るには、サーマルヘッドを所定の発色温度に調節して印
字し、また、その記録内容を消去するときは、可逆性記
録層に所定の消色温度を付加するようにしている。
【0005】また、一旦、目視可能に記録した内容の書
替えができないカードとしては、例えば鉄道会社で用い
られている自動改札機で直接使用可能なプリペイド式の
カード、いわゆるイオカードや、高速道路で用いられて
いる、いわゆるハイウエイカードが知られている。
【0006】これら書替不可能なカードは、金属蒸着膜
等からなる記録層を有していて、その記録層に残額(残
数)等の記録内容をサーマルヘッドで印字するようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カードの記
録内容を全て書替え可能としたときは、固定記録内容も
書替えられるので安全性が損なわれるおそれがある。
【0008】例えば、定期券に入出場を明確にするため
の内容を書替え可能にした場合、乗車区間や有効期間も
書替え可能となって安全性が損なわれてしまう。
【0009】また、このような不都合を防止するため
に、印字内容を書替え不能としたときは、入出場毎に新
たな印字欄を必要とし、印字欄が不足してしまうという
問題点がでてくる。
【0010】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、固定情報は
書替え不可とし、可変情報は書替え可能なカードを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカードは、
上記目的を達成するために、所定の発色温度が印加され
たときに印字され、また所定の消色温度が印加されたと
きにその印字の内容が消去される可変記録部と、所定の
温度が印加されたときに印字される固定記録部とを有す
ることを特徴としている。また、前記固定記録部の上面
に前記可変記録部が設けられていることを特徴としてい
る。さらに、前記固定記録部は、金属蒸着膜から構成さ
れていることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成において、可変記録部には可変情報が
記録(印字)され、また、固定記録部には固定情報が記
録(印字)される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、カードCを定期券としたときの一実施例
であって、同図(a)はその正面図、同図(b)は同図
(a)のA−A線拡大断面図である。
【0014】カードCには、固定記録部C1 と可変記録
部C2 とが設けられている。このうち、固定記録部C1
には、乗車区間、使用期間、使用者(定期券利用者)等
の、そのカードCの固有の固定情報が印字されている。
【0015】また、可変記録部C2 は、入場駅名又は出
場駅名(図1では入場駅の例が示されている。)と入出
場時刻とが印字されている。なお、本発明で印字という
ときは、本実施例のように文字が印字されるだけでな
く、記号や数字あるいは図形等の所定の内容が記録され
ることを含んでいる。
【0016】このように、カード(定期券)Cに、入出
場データが目視可能に記録されるようになると、入場と
出場とが交互に繰り返されないカードCの使用は異常使
用であることが明らかになるため、カードCの不正使用
を効果的に防止できる効果がある。
【0017】図1(b)を用いてカードCの構成を説明
すると、カードCは周知の自動改札機対応型の定期券と
同様のプラスチックの基板1を有し、その上面に磁気デ
ータを記録するための磁気記録層2が設けられている。
【0018】図中、3は、金属蒸着膜からなる破壊式記
録層であって、上記固定記録部C1がここに形成され
る。すなわち、この破壊式記録層3は、後述の可逆感熱
記録層への印加熱よりも高温の温度がサーマルヘッド
(図示せず)で印加されると印字される。
【0019】図中、4は周知の可逆熱記録層であって、
破壊式記録層3の上面に設けられていて、所定の発色温
度が印加された時に発色し、所定の消色温度が印加され
たときにその発色が消色する性質を有している。この可
逆感熱記録層4に、上記可変記録部4が形成される。
【0020】上記各層2,3,4,5は、基板1の上面
全部に上述の説明順にコーディングして形成される。な
お、破壊式記録層3を固定記録部C1 の部分に、また可
逆感熱記録層4を可変記録部C2 の部分に別けてコーデ
ィングするようにしてもよいが、製造工程が複雑となっ
てコスト高になるので得策でない。
【0021】また、本実施例のように、金属蒸着膜から
なる破壊式記録層3の上面に可逆感熱記録層4が発色さ
れると、その発色部分が破壊式記録層3が背景となって
印字内容がより明瞭となる効果がる。
【0022】カードCの固定記録部C1 に印字するに
は、カードCを発行することきに、図示しないカード発
行機のサーマルヘッドにより行われ、可変記録部C2 へ
の印字及び印字した内容の消字は図示しない自動改札機
または自動精算機にカードCを挿入したときにサーマル
ヘッドにより行われる。
【0023】なお、上述の実施例では、カードCを定期
券としたが、プリペイドカードやストアードフェアカー
ド等のその他のカードとしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るカードは、所定の発色温度
が印加されたときに印字され、また所定の消色温度が印
加されたときにその印字の内容が消去される可変記録部
と、所定の温度が印加されたときに印字する固定記録部
とからなるので、安全性が高く、かつ使い勝手に優れた
ものとすることができる。また、固定記録部の上面に可
変記録部を設けたときは、固定記録部と可変記録部とを
別々に設けなくともよいので、安価に製造することがで
きる。さらに、固定記録部が、金属蒸着膜から構成され
ているときは、可変記録部の印字内容をより明瞭にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明のカードを定期券に適用した
ときの一実施例の正面図、(b)は(a)のA−A線拡
大断面図である。
【符号の説明】
C カード(磁気記録媒体) C1 固定記録部 C2 可変記録部 1 基板 2 磁気記録層 3 破壊式記録層 4 可逆感熱記録層 5 コーティング
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の発色温度が印加されたときに印字
    され、また所定の消色温度が印加されたときにその印字
    の内容が消去される可変記録部と、 所定の温度が印加されたときに印字される固定記録部
    と、 を有することを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 固定記録部の上面に可変記録部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の情報記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 固定記録部は金属蒸着膜から構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の情報記録媒体。
JP6171906A 1994-06-30 1994-06-30 情報記録媒体 Pending JPH0811470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6171906A JPH0811470A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6171906A JPH0811470A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0811470A true JPH0811470A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15932026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6171906A Pending JPH0811470A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 情報記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0811470A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002293066A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Nippon Signal Co Ltd:The リサイクルカード及びカード処理装置

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JP2002293066A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Nippon Signal Co Ltd:The リサイクルカード及びカード処理装置

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