JP2001341475A - リライトカードの使用方法 - Google Patents

リライトカードの使用方法

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JP2001341475A
JP2001341475A JP2000164002A JP2000164002A JP2001341475A JP 2001341475 A JP2001341475 A JP 2001341475A JP 2000164002 A JP2000164002 A JP 2000164002A JP 2000164002 A JP2000164002 A JP 2000164002A JP 2001341475 A JP2001341475 A JP 2001341475A
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JP
Japan
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card
leuco dye
thermoreversible
printing
rewritable card
Prior art date
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Withdrawn
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JP2000164002A
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English (en)
Inventor
Masaki Nakanishi
正樹 中西
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Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの印刷デザインを変えずに、低コスト
でカード所有者の属性の区別が可能となるリライトカー
ドの使用方法を提供する。 【解決手段】 文字や図形からなる印字情報の書き込
み,消去が可能なロイコ染料型の熱可逆性記録材料から
なる熱可逆性印字部を有するリライトカードの使用方法
において、上記熱可逆性印字部の発色色相の相違によ
り、カード所有者の属性を区別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字や図形から
なる印字情報の書き込み,消去が可能なロイコ染料型の
熱可逆性記録材料からなる熱可逆性印字部を有するリラ
イトカードの使用方法に関し、特に、カードの印刷デザ
インを変えずに、低コストでカード所有者の属性の区別
が可能となるリライトカードの使用方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、文字や図形を印刷してなるリ
ライトカードは周知であり、例えばポイントカード,キ
ャッシュカード,クレジットカード等として使用されて
いる。このリライトカードの構成は、例えば図4に示す
ように、白色PETからなるカード基材10上には背景
印刷層11が積層され、この印刷層11にはさらに空気
層12を介して熱可逆性記録材料13が接着剤14によ
り接着固定され、その表面を保護層15により被覆する
ことにより構成されている。また、カード基材10の裏
面には、所望により磁気記録層16が設けられている。
【0003】しかして、上記熱可逆性記録材料13は、
樹脂等の高分子化合物と有機低分子とを混合したもので
あり、この記録材料13を加熱することにより透明状態
から白濁状態へ、また白濁状態から透明状態へと可逆的
に変化し、常温で透明または白濁のそれぞれの状態を維
持・固定することができるものであり、常温で固定され
た白濁部分が熱可逆性印字部17として外方から目視可
能に現れる。
【0004】図5に示すように、上記構成によるリライ
トカードにおいては、熱可逆性印字部17の色相は白濁
一色である。したがって、男性と女性,成人と子供とい
ったカード所有者の属性を区別するためには、背景印刷
層11に、例えば男性であれば黒色のインキ,女性であ
れば赤色のインキを用いて予め印刷しておかなければな
らない。すなわち、背景印刷層11の色や印刷デザイン
等を変えてカード所有者の属性の区別を行っているが、
その際には、背景印刷層11に印刷するインキ換えを行
わなければならず、そのインキ換えのための工程が増加
して、生産工程における時間的なロスが発生し、カード
製作がコスト高となるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、カードの印刷デザインを変えずに、低コス
トでカード所有者の属性の区別が可能となるリライトカ
ードの使用方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るリライトカードの使用方法は、文字
や図形からなる印字情報の書き込み,消去が可能なロイ
コ染料型の熱可逆性記録材料からなる熱可逆性印字部を
有するリライトカードの使用方法であって、上記熱可逆
性印字部の発色色相の相違により、カード所有者の属性
を区別することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るリライトカ
ードの使用方法について、添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0008】図1は、この発明方法に使用するリライト
カードの構成を示す断面図、図2は、ロイコ染料の発色
・消色機構を示すモデル図、図3は、ポイントカードに
この発明方法を使用した場合の外観を示す平面図であ
る。
【0009】図1に示すように、この発明方法に使用す
るリライトカードにあっては、白色PETからなるカー
ド基材1表面に、ロイコ染料型の熱可逆性記録材料3が
積層され、この記録材料3表面には、特定の文字や図形
がカードのデザインとして印刷される印刷層2が積層さ
れ、さらに、このロイコ染料型の熱可逆性記録材料3と
印刷層2の表面は、透明な保護層5により被覆されてい
る。また、所望により、カード基材1の裏面には、図示
しない情報処理装置によって所定の情報が記録されかつ
読み取られる磁気記録層6が設けられていても良い。
【0010】ところで、この発明方法に使用するリライ
トカードにおいては、ロイコ染料の発色色相の相違によ
りカード所有者の属性の区別をするものであるが、以
下、図2を参照しながら、ロイコ染料の発色・消色機構
について説明する。ロイコ染料Aは、酸性雰囲気下で分
子内のラクトンが開環することで、発色する。一般に、
酸性雰囲気を作るために、フェノール化合物等の可逆顕
色剤Bとロイコ染料Aとを樹脂バインダ中に分散し、加
熱をすると、両者が溶融し発色する(同図中)。これ
を急冷することで発色状態が固定される(同図中)。
ロイコ染料の発色反応は可逆反応であるため、逆に、酸
性雰囲気を取り除くとラクトン環は閉環し、ロイコ染料
は無色(消色)の状態となる。一般には、上記可逆顕色
材Bとロイコ染料Aとを加熱溶融し(同図中)、後に
これを徐冷することで消色する(同図中)。
【0011】また、上記ロイコ染料型の熱可逆性記録材
料を加熱する手段としては、図示はしないが、周知のサ
ーマルヘッドを用いることができる。また、ロイコ染料
型の熱可逆性記録材料は、消去バーやサーマルヘッドに
よる消色に対応しており、消色に熱スタンプを使用しな
いリーダライターを用いることができる。したがって、
リライトカードの熱可逆性印字部の書き込み,消去は、
同機種で対応可能である。
【0012】ポイントカードにこの発明方法を使用した
場合の外観を示す平面図が図3である。同図において、
この発明方法に使用するリライトカードにあっては、熱
可逆性印字部4として目視可能に現れるロイコ染料の発
色色相の相違により、カード所有者の属性の区別をする
ものであるが、この熱可逆性印字部4の色相は、ロイコ
染料の発色色相として知られる黒色、青色、赤色等のう
ちから一の色相を選択することによって決定される。ま
た、熱可逆性印字部4の背景部7の色相はカード基材
(白色PET)の色相が白色であるため、熱可逆性印字
部4の色相である黒色、青色、赤色等とのコントラスト
性が高い。これにより、例えば男性用カードの熱可逆性
印字部はロイコ染料の黒発色を、女性用カードの熱可逆
性印字部はロイコ染料の赤発色を使用して区別すること
で、従来の印刷デザインによる区別に比し、容易にカー
ド所有者の属性の区別が可能となる。
【0013】また、色相やデザインの変更をするための
インキ換えを行う必要がないため、低コストでカード所
有者の属性の区別が可能となる。
【0014】さらに、この発明方法は、例えば、病院等
の診察券や、量販店や遊技場でのポイントカードにおい
て男性用と女性用とを区別する場合や、あるいは、レン
タルショップやスポーツクラブの会員証における一般会
員と特別会員とを区別する場合などにも使用することが
可能である。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明方
法に使用するリライトカードにおいては、カード上の熱
可逆性印字部が、カード基材表面に塗工されたロイコ染
料型の熱可逆性記録材料から構成されているため、カー
ドに背景印刷層を設ける必要がない。また、色相やデザ
インの変更をするためのインキ換えを行う必要もないた
め、低コストでカード所有者の属性の区別が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法に使用するリライトカードの構成
を示す断面図である。
【図2】ロイコ染料の発色・消色機構を示すモデル図で
ある。
【図3】ポイントカードにこの発明方法を使用した場合
の外観を示す平面図である。
【図4】従来のリライトカードの構成を示す断面図であ
る。
【図5】従来のリライトカードをポイントカードとして
使用した場合の外観を示す平面図である。
【符号の説明】
1 カード基材(白色PET) 2 印刷層 3 ロイコ染料型の熱可逆性記録材料 4 熱可逆性印字部 5 保護層 6 磁気記録層 7 背景部 11 背景印刷層 12 空気層 13 熱可逆性記録材料 14 接着剤 A ロイコ染料 B 可逆顕色剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や図形からなる印字情報の書き込
    み,消去が可能なロイコ染料型の熱可逆性記録材料から
    なる熱可逆性印字部を有するリライトカードの使用方法
    であって、 上記熱可逆性印字部の発色色相の相違により、カード所
    有者の属性を区別することを特徴とするリライトカード
    の使用方法。
JP2000164002A 2000-06-01 2000-06-01 リライトカードの使用方法 Withdrawn JP2001341475A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192979A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Toppan Printing Co Ltd 表示体
JP2010086198A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kobayashi Create Co Ltd リライト表示層付きrfidタグ
EP3147849A1 (en) * 2015-09-28 2017-03-29 Toshiba TEC Kabushiki Kaisha Sales registration apparatus that writes a reward value on a customer's media

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192979A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Toppan Printing Co Ltd 表示体
JP2010086198A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kobayashi Create Co Ltd リライト表示層付きrfidタグ
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Effective date: 20070807