JP3441430B2 - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

棒状化粧材繰出容器

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JP3441430B2
JP3441430B2 JP2000340110A JP2000340110A JP3441430B2 JP 3441430 B2 JP3441430 B2 JP 3441430B2 JP 2000340110 A JP2000340110 A JP 2000340110A JP 2000340110 A JP2000340110 A JP 2000340110A JP 3441430 B2 JP3441430 B2 JP 3441430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状化粧材を繰り出し
て使用する棒状化粧材繰出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】先筒と容器本体を回動可能に連結し、内
挿された押棒の先端に設けた化粧材保持部に棒状化粧材
を保持して前記先筒と容器本体の回動によって棒状化粧
材を進退させる方法としては出願人が以前に提出した特
開平11−146808号公報に示されている方法が代
表されるものであり、本明細書の図8,図9に従来例と
して示されている。
【0003】本明細書の図8に見られる棒状化粧材繰出
容器は、先筒231と容器本体筒241を回動可能に連
結し、押棒251を内挿しこの押棒251の先端には腔
部253を設けてここに棒状化粧材233を保持してい
る。
【0004】先筒231内には係合溝237が形成さ
れ、押棒251の表面に形成された突起257はこれに
係合して回転止め機構を構成し、容器本体側では突起2
57が雌ねじ部245に螺合係合して螺合機構を構成し
ている。
【0005】この状態で、先筒231と容器本体筒24
1とを回動すれば押棒251は先筒231と同期の回転
をしながら進出するため、棒状化粧材は先端口235よ
り突出を始めることになる。
【0006】図9に示されている棒状化粧材繰出容器に
おいては、先筒231の基端に雌ねじ部261を備え、
容器本体筒241内には押棒251の突起257を縦に
使用した係合溝265が回転止め機構を構成し、前記雌
ねじ部261と、これに螺合する押棒251の突起25
7とが螺合機構を構成する。
【0007】そのため、図9では押棒251と先筒23
1とは相互に回動するため、棒状化粧材233は先筒2
31に対して回動しながら進出することとなる。
【0008】しかし、図8の棒状化粧材繰出容器及び図
9の棒状化粧材繰出容器では、押棒251の先端腔部2
53に棒状化粧材は保持されているため、先筒231内
では先端腔部253を作る押棒251の肉厚の分の隙間
が空くこととなる。
【0009】そのため熱や自重変化によって棒状化粧材
に曲がり等が生じた場合、図8では先筒の内部を回動せ
ずに進出するので、棒状化粧材への負荷は比較的少なく
すむが、図9のように先筒と棒状化粧材とが相互に回動
して進出すると、棒状化粧材が曲がった状態で先筒の内
周面と回転しながら接触するため折れや欠損が生じやす
かった。
【0010】図9のように、棒状化粧材が先筒に対し回
転しながら進出する棒状化粧材繰出容器には、口紅など
の成形芯において立体感を演出して高級感を出す効果が
あったが、特に口径の小さい棒状化粧材では、上記の理
由から棒状化粧材の立体感が演出できるという利点があ
るにも関わらずほとんど利用されていないのが現状であ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み、棒状化粧材が先筒と相対的に回動して進退する棒状
化粧材繰出容器であっても、棒状化粧材が先筒内で直立
を保ち、使用に際して折れや欠損の可能性の少ない棒状
化粧材繰出容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明では先端に開口孔を備えた先筒と、この
先筒に回動可能に連結された容器本体と、先端に棒状化
粧材を保持する化粧材保持部が形成された押棒と、前記
先筒と回動可能に連結された前記容器本体に前記押棒が
内装され、前記先筒と前記容器本体との回動により前記
押棒が軸方向に移動し、前記先筒の先端開口孔より棒状
化粧材の進退が行われる棒状化粧材繰出容器において、
前記先筒に形成された螺旋溝と、前記押棒に設けられた
係合部と、この係合部と前記先筒の螺旋溝とが螺合する
螺合機構と、前記容器本体と前記押棒とが同期に回動す
る回転止め機構と、前記化粧材保持部は前記螺旋溝に収
納可能な螺状片に形成され、前記先筒と前記容器本体と
が回動すると前記螺合機構と前記回転止め機構とにより
前記螺旋溝に沿って前記螺状片が進退することを特徴と
する棒状化粧材繰出容器。
【0013】第2の発明では、前記先筒内の螺旋溝は一
条で形成されるとともに、前記押棒先端の螺状片は前記
先筒内の螺旋溝ピッチと同ピッチの一条の螺状片で化粧
材保持部を形成している。
【0014】第3の発明では、前記押棒先端の螺状片の
下部に前記螺状片と同ピッチの螺状係合部を設け、この
螺状係合部と前記先筒の螺旋溝とが螺合して前記螺合機
構が構成された。
【0015】第4の発明では、前記押棒先端の螺状片の
下部に設けられた突起と、この突起と前記螺旋溝とが螺
合して前記螺合機構を構成する。
【0016】第5の発明では、前記先筒内の螺旋溝の軸
方向の長さは、押棒の移動ストロークより長く設定され
ている。
【0017】
【作用及び効果】以上の手段を講じることにより、第1
の発明の棒状化粧材繰出容器においては、棒状化粧材芯
が先筒に対して回動しながら進出していくタイプの棒状
化粧材繰出容器において、棒状化粧材と先筒の内周面と
が最も小さい間隔をもって棒状化粧材が先筒内を摺動進
出することを可能としたので棒状化粧材の曲がりなどに
よる事故を防止できるものである。
【0018】第2の発明においては、先筒内には螺旋溝
が形成されているが、これは一条の螺旋により形成され
ている。
【0019】押棒先端の螺状片は、先筒内螺旋溝に係合
しつつ移動するため、螺状片は先筒内螺旋溝のピッチと
同ピッチの一条螺旋により形成され、螺状片の腔部で棒
状化粧材を保持する形で化粧材保持部を形成しているの
で、1回転するときに移動する距離であるピッチを小さ
くする際には特に有効である。
【0020】第3の発明においては、押棒先端に形成さ
れている螺状片より続く下部に、螺状片と同ピッチの螺
状係合部を設けるものである。
【0021】この螺状係合部は、押棒と容器本体との回
動の際、螺状片に続いて先筒の一条螺旋溝と係合する事
で、螺合機構を構成するものである。この為螺状片には
棒状化粧材を保持する以外の応力がかからないので安定
して棒状化粧材の先筒の進退が可能となる。
【0022】第4の発明においては、押棒先端の化粧材
保持部を構成している螺状片の下部に突起を設け、この
突起を先筒内の螺旋溝に螺合係合させて螺合機構を構成
しているので、製造を比較的容易に行えるものである。
【0023】
【0024】
【0025】第の発明においては、先筒内の螺旋溝の
軸方向の長さは、押棒の移動ストロークより長く設定さ
れている。
【0026】そのため、上昇限まで棒状化粧材を繰り出
しても、押棒先端の螺状片は先筒先端の螺旋終端に当接
する事がないため、螺状片が螺旋終端に当接した場合の
負荷により螺状片が変形して棒状化粧材が外れたりする
事故を未然に防止でき、安定した棒状化粧材の保持を行
えるものである。
【0027】
【実施例】図面を参照しつつ、本発明の棒状化粧材繰出
容器を詳細に説明する。図1は本実施例の棒状化粧材繰
出容器1であり、棒状化粧材Aを内挿した状態での下降
限の位置を示している。図2は繰出機構によって、棒状
化粧材Aを上昇限まで繰り出した状態を表し、図3は各
部品の分解斜視図である。
【0028】本発明の棒状化粧材繰出容器1は、図3に
示す各部材(A)先筒10、(B)容器本体20(C)
押棒30の3部材で構成される。
【0029】先筒10は、先端開口孔12と後端開口孔
13の内周面がほぼ同寸の筒体をなし、内部に一条の螺
旋溝11を備えている。又、先筒10の外観は、前部の
摘み部14と後部の回動部15よりなり、回動部15は
容器本体20内に回動可能に連結される。
【0030】容器本体20は、有底の筒体形状をしてお
り、内部に回転止め溝21が設けられている。
【0031】押棒30は、棒軸37の前端に螺状片32
によって棒状化粧材を保持する化粧材保持部31が形成
された棒状体で、後部にストッパー部38が設けられて
いる。
【0032】第1実施例を表している図1における棒状
化粧材繰出容器1の棒状化粧材Aは、容器本体20と同
期の回転をするとともに先筒10に対して回動しながら
進退する。
【0033】図1の棒状化粧材繰出容器1の特徴を従来
例と比較すると、先筒10内部に1条の雌ネジの螺旋溝
11が形成され、この螺旋溝11内に螺状片32が位置
するので、螺旋溝11間の先筒の内周面(雌ネジのねじ
山の頂点)で棒状化粧材Aを最小限度の間隔で保持摺動
させることを可能としている。
【0034】本実施例の棒状化粧材繰出容器の更なる特
徴は、この先筒10の一条の螺旋溝11と同ピッチで製
作された螺状片32よりなる化粧材保持部31を形成す
るとともに、押棒30の棒軸37にさらに先筒の螺旋溝
11に係合する螺状係合部33を設けたことにある。
【0035】この螺状係合部33は、押棒の螺状片32
から連続して螺状片32と同じつる巻線上に同ピッチで
製作されている。
【0036】また、螺状係合部33の軸方向の長さは押
棒30の長さ分あってもよく、押棒30の全長に形成し
た場合は、細身の棒状化粧材を保持する棒状化粧材繰出
容器において使用されると、押棒のよじれ及び、それに
伴なう棒状化粧材の折れなどの防止に効果がある。
【0037】図1、及び図2に基づいて、棒状化粧材繰
出容器1の動作を説明する。先筒10と容器本体20
は、先筒10の回動部15で回動可能に連結されてい
る。
【0038】先筒10の一条の螺旋溝11には押棒30
先端の螺状片32が収納され、螺状片32と同様のつる
巻線を描く螺状係合部33が前記螺旋溝11に螺合する
ことで螺合機構を構成し、また押棒30後端に形成した
ストッパー部38の外周に設けた係合条部34が容器本
体20内の回転止め溝21に係合する事によって回転止
め機構を構成する。
【0039】この状態で容器本体20に対し先筒10を
回動(正回転)させると、棒状化粧材繰出容器1に内装
された押棒30は、容器本体20側の回転止め機構と先
筒10側の螺合機構とからなる繰出機構によって先筒1
0内の螺旋溝11に沿って回転しながら進出を始め、押
棒30の先端の螺状片32によって保持された棒状化粧
材Aは、先筒10の先端開口孔12より突出を始める。
【0040】さらに先筒10を回動させると図2の状態
になり、押棒30のストッパー部38の上端面35が先
筒10の後端開口孔13の下端に当接する事によって繰
り出しの上昇限が定められている。
【0041】このようなメカニズムにより、先筒10を
正回転の逆に回転させると棒状化粧材Aは後退を始め、
図1の状態、つまり押棒30のストッパー部38の下端
面36の容器本体20への当接によって下降限となる。
【0042】押棒先端の化粧材保持部を形成する螺状片
は前記先筒の螺旋ピッチと同じであるとともに、先筒内
の螺旋溝に位置し収納されている。
【0043】図4,図5,図6に示されているのは本願
発明の第2実施例の、棒状化粧材繰出容器101であ
る。
【0044】図4は押棒130が後退限に位置する一部
断面図を表し、図5は押棒130が上昇限に位置する状
態を示す一部断面図である。図6は各部品を示す分解一
部断面図である。
【0045】棒状化粧材繰出容器101は、部材の構成
は図1における棒状化粧材繰出容器1と同様に先筒11
0,容器本体120,及び押棒130等により構成され
る。
【0046】前述した図1,図2に示されている棒状化
粧材繰出容器1と、本実施例の棒状化粧材繰出容器10
1の違いについて以下に説明する。
【0047】この第2実施例における棒状化粧材繰出容
器101は、図6における容器本体120には、有底状
の底面123より棒軸125が立設しており、この棒軸
125の表面に回転止め係合条部121がストローク長
よりも長く設けられている。
【0048】又、押棒130には腔部140が設けら
れ、この腔部140の内周面には前記棒軸125の回転
止め係合条部121と回動不能且つ軸方向に摺動可能に
係合する係合条部134が軸方向に長く設けられ、両者
で回転止め機構を構成している。
【0049】また、押棒130の先端は、先筒110の
螺旋溝111内に位置する螺状片132によって化粧材
保持部131を形成し、なおかつ螺状片132のつる巻
線の延長線上に前記螺旋溝111に係合して繰出機構を
構成する突起133(係合部)が設けられている。
【0050】このように第2実施例の棒状化粧材繰出容
器101は、回転止め機構及び螺合機構の形状が第1実
施例と異なっている。
【0051】図4及び図5に基づいて、第2実施例の棒
状化粧材繰出容器における動作を説明する。
【0052】先筒110と容器本体120とは回動可能
に連結され、押棒130が内装されている。
【0053】容器本体120の底面123に立設された
棒軸125の外周面に形成された回転止め係合条部12
1と、押棒130の腔部140内に形成された係合条部
134は互いに係合し、容器本体120と押棒130と
が同期の回転をする回転止め機構を構成している。
【0054】また、棒状化粧材(図示せず)の尾部を保
持する前記螺状片132より離れたつる巻線上の部位に
突起133を設けて、これを前記先筒110内の螺旋溝
111に係合させることによって繰出機構を構成してい
る。
【0055】この状態で容器本体120に対し先筒11
0を回動させると、押棒130は前記回転止め機構によ
り容器本体120と同期の回転をしつつ、先筒側では螺
合機構により先筒110に対して回転しながら軸方向に
移動することとなる。
【0056】さらに回動を続けると、押棒130のスト
ッパー部138上端面135が先筒110の後端開口孔
113の端部に当接し、これ以上の繰り出しは不可能と
なり図5に示す繰り出し上昇限となる。
【0057】上記メカニズムにより、容器本体120に
対し先筒110を逆に回動すれば押棒130は下降を始
め、図4に見られるような押棒130の下端面136が
容器本体120の底面123に当接して下降限となる。
【0058】第2実施例における棒状化粧材繰出容器1
01は、押棒130に腔部140を設けることにより、
図1の第1実施例の棒状化粧材繰出容器1と比較すると
より太い径の棒状化粧材に向く棒状化粧材繰出容器とな
る。
【0059】押棒130は、プラスティックの金型によ
り樹脂で製作されることが生産効率の上からも望ましい
が、棒状化粧材が太くなれば、当然押棒130の径も太
くなる。ここで棒軸137が大径な横断面であると、樹
脂におけるひけやたわみの原因となってしまう。そのた
め腔部140を設けて、肉をぬすみ、この腔部を利用し
て回転止め機構としている。
【0060】また、繰出機構に押棒130の螺状片13
2と離れた位置の突起133を採用すれば、製作をより
簡単とすることが可能である。もちろんこの突起133
は先筒110の螺旋溝111に螺合するように製作され
ている。
【0061】更なる特徴としては、図2及び図5の繰り
出し上昇限において、押棒30,及び130の先端の螺
状片32,132は先筒10,110の螺旋終端18,
118に当接しないように先筒10、110の螺旋溝1
1,111は繰り出しストロークより長めに設定され、
螺状片32,132に付加をかけない設計としてあるこ
とが望ましい。
【0062】また、化粧材保持部31,131を形成す
る螺状片32,132の外周には、係合条部39,13
9が設けられ、棒状化粧材が化粧材保持部31,131
に挿入されたとき、この係合条部39,139が先筒1
0,110の螺旋溝11.111の摺動面17,117
に当接して螺状片32,132の計画された内径保持寸
法以上に拡開されるのを防止する防止手段が講じられて
いる。
【0063】棒状化粧材の品質は、使用される部位(ま
ぶた、眉、唇などのパーツ)によって、硬質軟質と使い
分けるため、どのような硬度の棒状化粧材でも確実に保
持する手段として、必要のない素材にはこの係合条部3
9,139を設けずに、またリップライナーなど比較的
柔らかな素材に対してはこの係合条部39,139を設
けると確実な芯材の保持が可能となる。
【0064】また、この係合条部39,139は、図7
に示す螺状片32a外周の突起39aのように断続して
形成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一部断面図である。
【図2】第1実施例の一部断面図である。
【図3】第1実施例の分解一部断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の一部断面図である。
【図5】第2実施例の一部断面図である。
【図6】第2実施例の分解一部断面図である。
【図7】押棒の他の実施例を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す一部断面図である。
【図9】別な従来例を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1・・・・ 棒状化粧材繰出容器 A・・・・ 棒状化粧材 10・・・ 先筒 11・・・ 螺旋溝 12・・・ 先端開口孔 13・・・ 後端開口孔 14・・・ 摘み部 15・・・ 回動部 17・・・ 摺動面 18・・・ 螺旋終端 20・・・ 容器本体 21・・・ 回転止め溝 30・・・ 押棒 31・・・ 化粧材保持部 32・・・ 螺状片 33・・・ 螺状係合部(係合部) 33a・・ 螺状係合部(係合部) 33b・・ 突起(係合部) 34・・・ 係合条部 35・・・ 上端面 36・・・ 下端面 37・・・ 棒軸 38・・・ ストッパー部 39・・・ 係合条部 39a・・ 突起 101・・ 棒状化粧材繰出容器 110・・ 先筒 111・・ 螺旋溝 113・・ 後端開口孔 117・・ 摺動面 118・・ 螺旋終端 120・・ 容器本体 121・・ 係合条部 123・・ 底面 125・・ 棒軸 130・・ 押棒 131・・ 化粧材保持部 132・・ 螺状片 133・・ 突起(係合部) 134・・ 係合条部 135・・ 上端面 136・・ 下端面 137・・ 棒軸 139・・ 係合条部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に開口孔を備えた先筒と、 この先筒に回動可能に連結された容器本体と、 先端に棒状化粧材を保持する化粧材保持部が形成された
    押棒と、 前記先筒と回動可能に連結された前記容器本体に前記押
    棒が内装され、 前記先筒と前記容器本体との回動により前記押棒が軸方
    向に移動し、前記先筒の先端開口孔より棒状化粧材の進
    退が行われる棒状化粧材繰出容器において、 前記先筒に形成された螺旋溝と、 前記押棒に設けられた係合部と、 この係合部と前記先筒の螺旋溝とが螺合する螺合機構
    と、 前記容器本体と前記押棒とが同期に回動する回転止め機
    構と、 前記化粧材保持部は前記螺旋溝に収納可能な螺状片に形
    成され、 前記先筒と前記容器本体とが回動すると前記螺合機構と
    前記回転止め機構とにより前記螺旋溝に沿って前記螺状
    片が進退することを特徴とする棒状化粧材繰出容器。
  2. 【請求項2】前記先筒内の螺旋溝は一条で形成されると
    ともに、前記押棒先端の螺状片は前記先筒内の螺旋溝ピ
    ッチと同ピッチの一条の螺状片で化粧材保持部を形成し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の棒状化粧材繰
    出容器。
  3. 【請求項3】前記押棒先端の螺状片の下部に前記螺状片
    と同ピッチの螺状係合部を設け、この螺状係合部と前記
    先筒の螺旋溝とが螺合して前記螺合機構が構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の棒状化粧材繰出容器。
  4. 【請求項4】前記押棒先端の螺状片の下部に設けられた
    突起と、 この突起が前記螺旋溝と螺合して前記螺合機構を構成す
    ることを特徴とした請求項1記載の棒状化粧材繰出容
    器。
  5. 【請求項5】前記先筒内の螺旋溝の軸方向の長さは、押
    棒の移動ストロークより長く設定されていることを特徴
    とする請求項1〜請求項4に記載の棒状化粧材繰出容
    器。
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