JP4509281B2 - 化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器。 - Google Patents

化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器。 Download PDF

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Description

【0001】
【産業状の利用分野】
本発明は化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器、特にアイライナー、アイブロウ、リップライナーなどの棒状化粧材を収容し、カートリッジタイプとして付け替え可能に使用できる細径な繰出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなカートリッジタイプの繰出容器としては、実公平4−30961に記載されているものがすでに知られている。これは図10に見られるものであるが、芯チャック204を非円形に形成し、カートリッジ本体201前半身に摺動自在に嵌合させ、回転止め機構とし、後半部に螺旋筒202を内挿し、芯チャック204後端突起を螺旋筒202に係合させることによって繰出機構としたもので、このようにすることにより容器外径をより細く構成することが可能となっているものである。しかしながら、実公平4−30961には以下の欠点が見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
まず図10においては、螺旋筒202の内周全体にストローク分の螺旋溝206を形成しているが、ストローク分の長さのある螺旋筒202内部に螺旋溝206を形成するのはかなり難しく、構造、及び製作上、螺旋筒202はある程度の太さが要求されてしまう。
【0004】
さらに、容器本体に嵌合されるカートリッジ本体201の下端の基部においては、カートリッジ本体201、螺旋筒202、そして押棒と3部材が重なり合っているため、全ての部材の厚みもあってどうしても太くなってしまう。更に、図示されない容器本体の嵌合部の厚みも加わって化粧材容器全体が太くなってしまっていたのである。つまり、以上の構造では細径の容器として完成させるには難があることになる。
【0005】
さらに上記考案においては、芯チャック204が繰上上昇限に達した際、さらに回動を続けると、その回動力が芯チャック204の第一ガイド突起203のみに掛かるため芯チャックに変形を生じ、芯材が抜けたり、細径の芯材では折れにつながってしまう可能性があったので、上記の考案では細径の安定した使い勝手の容器を製作提供するのは難しいものになっていた。
【0006】
一方、美観性も重要視される化粧材容器においては、容器の外径が従来と同様の場合は、より大径な棒状化粧材を収容できる様に考慮され、なおかつ使用性にも優れた細径の化粧材容器に使用できるカートリッジを製作することは重要なポイントとなっていた。
本発明は以上の欠点、及び細径容器に要求される点をも鑑みてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の問題を解決するため、第1の発明では、容器本体に着脱自在に収容され、内部に棒状化粧材を収容保持し、前記容器本体との回動により上端開口から棒状化粧材を進退させる化粧材容器のカートリッジにおいて、前記上端開口孔を備えた先筒と、この先筒に回動可能な前記容器本体と同期に回動する手段を設けた筒体より構成されるカートリッジであり、このカートリッジ内に竿体を内挿し、この竿体の表面にはねじが形成され、このねじと前記先筒下部に固定された螺旋体とが螺合係合するとともに、この竿体は前記筒体側では回動不能かつ軸方向に摺動する回転止め機構を有し、棒状化粧材の尾部を保持する芯チャック部材が先筒側で、先筒と同期の回転をする手段が取られるとともに、芯チャック部材が前記竿体の先端部と回動可能に連結されている。
【0008】
第2の発明では、前記先筒内に複数の摺動溝を設け、この摺動溝内を移動するする複数の爪片により化粧材保持部を形成し、芯チャック部材と先筒を同期の回転をする手段とした。
【0009】
第3の発明では、前記竿体の後端に、前記竿体表面のねじ山寸法より大径なストッパー片を突出させ、前記筒体の軸方向にこのストッパー片と係合する縦溝を設けることによって、回転止め機構とした。
【0010】
第4の発明では、前記カートリッジ内に内挿される竿体の表面には、整列した一群の突起が設けられ、前記先筒側では下部に固定された螺旋体が前記竿体の一群の突起と螺合係合するとともに、前記筒体側では整列した突起を回転止め機構として使用している。
【0011】
第5の発明では、前記整列した一群の突起を有する竿体の後端には、整列した突起と同列上に前記先筒側の螺旋体に螺合係合不能なストッパー片が設けられている。
【0012】
第6の発明では、前記カートリッジのストロークは、前記先筒側の螺旋体の下端面と、前記竿体後端のストッパー片の上端面までの距離とするとともに、先筒側の摺動溝の長さは前記ストロークよりも長めに設定されている。
【0013】
第7の発明では、第1から第6の発明のいずれかのカートリッジと、このカートリッジが着脱自在に収容される容器本体とを備え、前記カートリッジが前記容器本体に収容されたときには、前記先筒は前記容器本体に対して回転可能である一方、前記筒体は同期係合部を介して前記容器本体に回転不能に連結する手段を講じたものである。
【0014】
【発明の作用及び効果】
以上の手段を講じることにより、本発明の化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器において、カートリッジを化粧材容器に装着し、容器本体とカートリッジを構成する先筒を回動させると、容器本体とカートリッジを構成する筒体は同期の回動をする手段を取られるために結局カートリッジの先筒と筒体は回動する事となる。
【0015】
カートリッジに内挿された竿体は、表面にねじが形成され、筒体側では筒体と同期に回動する回転止め機構を有し、先筒側では先筒に固着された螺旋体と竿体の表面に形成されたねじが螺合するため、先筒と竿体は回動可能に繰出機構を構成し、竿体は先筒内を回動しながら前進することとなる。
また芯チャック部材は、竿体の前端に回動可能に連結される一方、先筒内では先筒と同期に回動する手段を取られているため、芯チャック部材に保持された棒状化粧材は先筒と同期の回転をしながら竿体の進退に応じて繰出、繰下されることとなる。
【0016】
竿体は先筒内では回動しながら進退し、この先端に回動可能に取り付けられた芯チャック部材は先筒と同期の回転をするため、結局棒状化粧材は先筒の回動に応じて先筒と同期の回動をしながら進退するために細径な棒状化粧芯材でもその進退による棒状化粧芯材の折れが少ないことも特徴の一つである。
【0017】
また芯チャック部材は、棒状化粧材の確実な保持のみをその役割として、繰上下に関する機能には一切関与していないため、機能的負荷がかかることがなく、棒状化粧材が安全に摺動することを特徴とする。
【0018】
カートリッジは先筒と筒体とで構成され、内挿される竿体と螺合する螺旋体は先筒側にあるため化粧材容器に嵌入される筒体側には回転止機構を構成する筒体と竿体の二部材となり、従来のものより径を細くすることが可能なため、結局化粧材容器も細径にすることが可能となり、全体的にスマートな化粧材容器及びカートリッジとする事が可能なことを特徴としている。
【0019】
第2の発明においては、先筒の内径に棒状化粧材を包括する内周面を作るように複数の摺動溝を設けて、芯チャック部材にこの摺動溝に摺動する複数の爪片を設けて棒状化粧材を保持摺動させ、先筒と同期に回動する手段を設け、更に内周面で棒状化粧材をガイドして、棒状化粧材に横からの負荷が掛かっても折れないように保持することができる。
【0020】
第3の発明においては、竿体の後端に、竿体表面に形成されているねじ山の径寸法より大径となるストッパー片を突出させてある。そして筒体の内面には軸方向に縦溝を設け、このストッパー片と係合させることで回転止め機構としている。
【0021】
第4の発明においては、竿体の表面に一群の整列した突起を配し、この突起が先筒側では下部に固定された螺旋体内に形成された螺旋溝と螺合係合するとともに、筒体側では整列した突起を回転止め機構として回動不能に係合するものである。
【0022】
第5の発明では、竿体表面上の一群の整列した突起の後端に、突起と同列上にストッパー片を設けている。このストッパー片は、先筒下部に固定されている螺旋体内の螺旋溝とは螺合係合不可能であり、両者の当接をもって繰上限とするものである。第4、第5の発明によって、ストッパー片の高さはねじ山の高さと同一にすることが可能なため、より一層筒体の径を小径とすることが可能となる。
【0023】
第6の発明では、カートリッジのストロークの長さが、先筒下部に固定されている螺旋体の下面と、竿体後部のストッパー片の上端面まで、つまりこの両者が当接するまでの長さを持って定めてあるが、先筒内面の摺動溝の長さは、このストローク長さよりも長めに設定されているものである。そのため芯チャック部材の先端が先筒の摺動溝先端に当たることがなく、故障のない安全なストロークを保持することが可能である。
【0024】
第7の発明では、上記いずれかの発明に記載されているカートリッジと、このカートリッジが容器本体に装着された際には、カートリッジの先筒は容器本体に対し回転可能であり、カートリッジの筒体は同期係合部を介して容器本体に回動不能に連結される。従ってカートリッジの筒体と容器本体とを回動させると、内包されている棒状化粧材が繰り出されてくるものである。
【0025】
更なる本発明の特徴としては、図1に見られる竿体の表面ねじのように、ねじを1回転させた時軸方向に動く距離(リード)が小さい緩やかなピッチ、図4に見られる竿体の表面の4条の突起のようなリードが大きなものと、棒状化粧材の芯の硬軟に合わせて、ねじを1回転させた時の繰出速度を選択でき、芯チャック部材形状も図6のように楕円にしても先筒部材のみを交換することによって図1の機構にも図4の機構にも合う、化粧材容器のカートリッジを提供可能とする。
【0026】
【実施例】
本発明の実施例を、図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、第1実施例のカートリッジ1と、容器本体2とからなる化粧材容器において、容器本体2にカートリッジ1が装着寸前の状態を縦断面で表したもので、図2は図1の芯チャック部材40を上昇限まで繰り上げた状態を示すものである。
【0027】
カートリッジ1は、先端から棒状化粧材を進退させる上端開口孔を備えた先筒10と、これに回動可能な筒体20、先筒10内に芯チャック部材40と螺旋体50、及び芯チャック部材40に連結され、螺旋体50を貫通し、筒体20内に嵌入している竿体30と、筒体20外周に巻装され、先筒10の内面との摺動抵抗をつかさどるOリング3により構成されている。
容器本体2は、容器本体部材60よりなり、貫通孔63を備え、前部後部にカートリッジを係留する凹部61、61’を設け、内部には前記カートリッジ1の筒体20と同期の回転をするための係合条部62が形成されている。
【0028】
また、本実施例における容器本体2は、両軸カートリッジの容器本体に用いられることを想定して、前端からも後端からもカートリッジ1は進入可能となっている。
【0029】
カートリッジ1の構成をより詳しく説明すると、図3における(a)が先筒10、(b)が芯チャック部材40、(c)が螺旋体50、(d)が竿体30、そして(e)が筒体20を表している。本実施例においては、先筒10内には摺動溝12を4本形成し、後部内には螺旋体50の載置部15、及び先筒10と同期の回転をさせるための係合条部13が設けられ、さらに筒体20との回動を自在とする嵌合凹部14よりなる。
【0030】
(b)における芯チャック部材40は爪片41下部の係合条部49が、前記先筒10内の摺動溝12に係合し、軸方向に摺動可能な爪片41が4本、摺動溝12と同数形成され、この爪片41が化粧材保持部43として棒状化粧材の尾部を保持する。爪片41の後部の突起46は、棒状化粧材が爪片41間に嵌入した際に摺動溝12の内周面に当接して爪片41間の寸法が計画された寸法より拡大するのを阻止して、確実に棒状化粧材を保持する(抜けを防ぐ)為のものである。また、芯チャック部材40の基部42内には、空洞円球部45を形成し、後述する竿体30前端に形成した球状径大部33を嵌入可能としている。また、基部42には空洞円球部45の形成をより容易にするため、スリット44を設けてある。
【0031】
本実施例では、爪片41の下部に設けられ爪片41の幅よりわずかに広い幅を持つ係合条部49を先筒10内の摺動溝12に係合させることによって、先筒10と芯チャック部材40の同期の回転を行っている。棒状化粧材が先筒10の貫通孔11とほぼ同寸(最小隙間)で摺動可能なため、周方向からサポートされ棒状化粧材の曲がりや折れが少なくなるように前記爪片41を用いているが、先筒10との同期係合方法はこれに限らず、先筒10内周面に縦溝を設け、従来のカップ型芯チャック部材の外面にこれに係合する係合条部を設けても可能である。
【0032】
(c)の螺旋体50は、これに螺合係合する(d)の竿体30のねじの製作方法によって変わってくる。(d)の竿体30より説明すると、軸方向に全長に雄ネジ部31が形成され、上端面35より突出部32が形成され、その先端には球状径大部33を備えている。また後部には、ねじ山の径寸法L36より突出した大径のストッパー片34が形成されている。
【0033】
この竿体30は射出成形のプラスティックで製作するのが望ましく、このねじピッチは緩やかに形成されるとともに割り型によりモールドは製作される。そのためリードが短く繰出スピードがゆっくりしたものとなり、折れやすい柔らかな棒状化粧材芯に適したものである。
【0034】
前記(d)の竿体30の雄ネジ部31と螺合係合する螺旋体50は、図3の(c)にあきらかなようにその外周に前記先筒10と同期に回動するための縦リブ52を備え、内面に前記竿体30の雄ネジ部31に螺合する雌ネジ51を設けている。
【0035】
(e)の筒体20は 有底の筒体であり、外周にはOリング3を巻装する為の凹部22及び先筒10との回動部としての凸部23及び容器本体2と係合する凸部24、同じく容器本体2と同期の回転をするための同期係合部25を有している。また内周面には、前記竿体30と同期の回転をするための縦溝21が軸方向に形成され、これに前記竿体30の後部ストッパー片34が係合して回転止め機構が機能する。
【0036】
上記のように構成されたカートリッジ1を、容器本体2に嵌着させ、先筒10を容器本体2に対して回動させると、前述のように容器本体2内の係合条部62とカートリッジ1を構成する筒体20の後部同期係合部25が係合し、結局先筒10と筒体20とが回動する事になる。内挿されている竿体30の先筒10側では、螺旋体50が縦リブ52と先筒10の係合条部13によって同期に回転するとともに、内部の雌ネジ51は、竿体30の軸方向に形成された雄ネジ部31と螺合係合する事によって繰出機構が働き、また竿体30後部側では、竿体30後部のストッパー片34が筒体20の縦溝21に係合する事によって回転止め機構が働き、竿体30は先筒10内を回転しながら上昇を始める。
【0037】
この時、棒状化粧材を保持した芯チャック部材40は、先筒10と同期の回転をしながら先筒10内を上昇を始めるため、棒状化粧材は先筒と同期の回転をしながら上昇してくる。
【0038】
さらに回動を続け、竿体30のストッパー片34の上端面38が螺旋体50の後端面53に当接することによって繰出の上昇限となる。先筒10内の摺動溝12の軸方向の長さは、竿体30の繰出ストロークより長く設定することによって爪片41が摺動溝12の上部終端に当接することを防ぐ設計となっている。
【0039】
カートリッジ1の先筒10と容器本体2を、上述とは逆に回動させれば、前記の繰出機構により棒状化粧材はカートリッジ1内に後退していく。
【0040】
ここで図1における化粧材容器の、カートリッジ1の特徴をあげると、
(1)竿体30のねじ部が雄ねじとして形成されるものであるが、これは射出成形によるプラスティックで生産されるのが望ましく、その時雄ねじのピッチは密に形成されて(ピッチが粗いとアンダーカット現象により、ねじ部が破壊されてしまう)いる。また前記のようにピッチが密な分繰出速度が遅くなり、棒状化粧材が振動や落下でいきなりカートリッジ内より突出してしまうようなこともなく、柔らかな芯材、例えばリップライナーなどに適したカートリッジを提供できる。
【0041】
さらに、螺旋体の内面に形成される雌ネジの形状は、溝状ではなく雄ねじと係合して雌ネジと同様の働きをする突起でも良いものである。
【0042】
次に図1における化粧材容器1のカートリッジの組立方法を説明する。図3にカートリッジ1を構成する部品全てが示されている。まず図3(e)における筒体20の回転止め縦溝21に(d)の竿体30のストッパー片34を係合させながら筒体20内に竿体30を挿入する。次に(c)に見られる螺旋体50の雌ネジ51に、竿体30の雄ねじ31を螺合係合させる。螺旋体50は竿体30の球状径大部33や突出部32を露出させた状態で筒体20の上端面27にその後端面53を当接し、筒体20の前端に載置される。次に(b)の芯チャック部材40の基部42内の空洞円球部45に竿体30前端の球状径大部33を嵌入させる。
【0043】
本実施例では、筒体20が有底としてあり、その底面26に竿体30の後端面37が当接するため、筒体20に対して前端開口孔より竿体30、螺旋体50、芯チャック部材40を挿入及び係合させていくため、大変組み付けやすい構造となっている。
【0044】
さらに最後に(a)にある先筒10の内面の摺動溝12に、芯チャック部材40の爪片を摺動させつつ筒体20の凸部23を先筒10の嵌合凹部14に嵌合すれば螺旋体50の外周の縦リブは自然に先筒10内の係合条部13に係合してカートリッジ1の組み付けは終了する。筒体20の外周凹部22に巻装してあるOリング3は、先筒10と竿体30の回動、つまり先筒10と容器本体2の回動に際して適度な摺動感を与えるためにある。
【0045】
また、筒体20が有底となっているので、先筒10の先端開口を密閉するキャップ等を採用すると、前記Oリング3によって先筒10と筒体20との間が密閉されているので、揮発防止効果のある棒状化粧材容器とすることも可能となる。
【0046】
次に図4、及び図5において、図1におけるカートリッジ1の先筒10と同様の部材を用いながらも構成の異なる第2実施例について説明する。図4は本発明の第2実施例におけるカートリッジ1’と容器本体2’からなる化粧材容器の断面図であり、図5は総部品図である。図5に示すように、(c’)の螺旋体50’、(d’)の竿体30’、(e’)の筒体20’が、図3における(c)の螺旋体50、(d)の竿体30、そして(e)の筒体20とそれぞれ異なっている。
【0047】
まず、中心となる図5(d’)の竿体30’より説明する。
竿体30’には軸方向の前端後端を除くほぼ全長に4列に整列した一群の突起31’が形成されている。また、ストッパー片34’は前記整列した突起31’と同列上に突起31’と同じ幅、同じ高さの寸法で4片として製作されている。また、(c’)の螺旋体50’は、竿体30’の突起31’が螺合係合可能な4条の螺旋溝51’として製作され、竿体30’の突起31’と係合する。ストッパー片34’は螺旋体50’の螺旋溝51’に、螺合不能に当接する事によって繰上上昇限が決定される。
【0048】
図3の(d)の竿体30のねじは一条ねじであるのに対して、図5(d’)竿体30’のねじは4条の突起ねじとなっているため、必然的にネジのリードが大きくなり、(d’)竿体30’を螺旋体50’に対して一回転させた際の繰上下距離が大きくなる。つまり繰上下時の速度が早くなるので、アイブロウ等細径でやや硬質な棒状化粧材に適した構造となる。
【0049】
上記、繰上下速度が速いために筒体20’の外周に巻装されるOリング3’は、図1のカートリッジ1の筒体20外周に使用されているOリングと比較して、使用者の眉等に使用される際の筆圧に負けて竿体30’が逆戻り(カップダウン)をしてしまうことを防いだり、ショックや振動で棒状化粧材が突出するのを防ぐ重要な機能上の役割を有するものである。
【0050】
また、図3(d)の竿体30のストッパー片34は、ねじ山寸法L36の外周に突出した形で形成され、このストッパー片34は回転止め片としての役割をも有するものであるが、図5の(d’)図竿体30’のストッパー片34’は、ねじ山寸法L36’と同寸法内にストッパー片34’は形成されている。
【0051】
さらに回転止め機能としてストッパー片34’を含む突起31’が、図5(e’)の縦溝21’と軸方向に係合している。図3(e)の筒体20と比べて雄ネジ部31を収納する空間を必要としないため、図5(e’)の筒体20’は外径寸法を図3(e)の筒体20より小径にすることが可能となる。そのため第2実施例における図5(e’)の筒体20’を使用したカートリッジは、容器本体2をも細径とすることが可能となり、図1のカートリッジよりも全体に細径な容器本体及びカートリッジとすることが可能となる。
【0052】
第3の実施例を図6、図7、図8、そして図9で説明する。図6は第3実施例におけるカートリッジ101と容器本体102とからなる化粧材容器の断面図であり、図7は芯チャック部材140を示し、相対する爪片141と基部142に、竿体130の球状径大部133が嵌入される空洞円球部145と、これを製作しやすくするためのスリット144、及び爪片141の後部面に設けた突起146で構成されている。基部142は楕円の平面形状をしており、これは図3における(c)の螺旋体50(d)の竿体30(e)の筒体20を利用した楕円芯材に適応するカートリッジ実施例3である。もちろん、図5における(c’)の螺旋体50’(d’)の竿体30’(e’)の筒体20’を利用することも可能である。
【0053】
図8、図9は それぞれ先筒110を表し、図8は楕円貫通孔111の短軸で切断した断面図を表し、図9は長軸で切断した断面図を表している。摺動溝112は爪片141に対応した形で棒状化粧材芯の長軸を挟む形で一対設けられ、本実施例では爪片141は摺動溝112を摺動可能としている。実施例1におけるカートリッジ1の芯チャック部材を図3における楕円芯用の芯チャック部材140に交換するとともに、先筒をこれに対応する図8図9の先筒110に交換すれば、実施例1におけるカートリッジは、また容器本体2を共通にしたままの状態で実施例3の楕円芯使用のカートリッジになることが可能となる。
【0054】
本発明の実施例1.実施例2.実施例3に共通の特徴として、竿体30・30’・130は筒体20・20’・120と同期の回転をし、先筒10の側では螺旋体50・50’・150によって相対回転するため、先筒10側では回転しながら繰上繰下出来ることとなる。それに対し、芯チャック部材40・140の爪片下部の係合条部49・149が、先筒10内の摺動溝12・112と係合することによって、この爪片間に保持された棒状化粧材芯は先筒10、110と同期の回転をしながら繰り出されてくる。つまり先筒10・110内で回転する竿体30・30’と芯チャック部材40・140は、回動可能に連結されていることを特徴としている。
【0055】
竿体30と芯チャック部材40の連結を本実施例においては、竿体30前端の球状径大部33と芯チャック部材40の基部42の空洞円球部45によってその連結を回動可能なものとしているが、本発明はこれのみの手段に限るものではなく、凹凸嵌合、他の係合方法でも良く竿体30の回転力を芯チャック部材40に伝達しない方法であればよい。
【0056】
ここでの芯チャック部材の役割は、確実に棒状化粧材芯を保持することと、竿体の軸方向の動きに同調する軸方向の動きのみを受け持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す化粧材容器の一部断面図である。
【図2】図1で示されている化粧材容器のカートリッジの繰出上昇限を示す一部断面図である。
【図3】図1で示されている化粧材容器の分解一部断面斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す化粧材容器の一部断面図である。
【図5】図4で示されている化粧材容器の分解一部断面斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す化粧材容器の一部断面図である。
【図7】図6の化粧材容器のカートリッジに用いられる芯チャック部材の斜視図である。
【図8】図6で示されているカートリッジの先筒を短軸で切断した断面図である。
【図9】図6で示されているカートリッジの先筒を長軸で切断した断面図である。
【図10】従来のカートリッジの断面図である。
【符号の説明】
1、101・・・・カートリッジ
2、102’・・・・容器本体
3、3’・・・・Oリング
10、110・・・先筒
11・・・貫通孔
12・・・摺動溝
13・・・係合条部
14・・・嵌合凹部
15・・・載置部
20、20’、120・・・筒体
21・・・縦溝
22・・・凹部
23・・・凸部
24・・・凸部
25・・・同期係合部
26・・・底面
27・・・上端面
30、30’、130・・・竿体
31・・・雄ネジ部
31’・・・突起
32・・・突出部
33・・・球状径大部
34、34’・・・ストッパー片
34’・・・
35・・・上端面
36、36’・・・ねじ山寸法L
37・・・後端面
40、140・・・芯チャック部材
41、141・・・爪片
42、142・・・基部
43・・・化粧材保持部
44、144・・・スリット
45、145・・・空洞円球部
46、146・・・突起
50、50’、150・・・螺旋体
51・・・雌ネジ
51’・・・螺旋溝
52・・・縦リブ
53・・・後端面
60・・・容器本体部材
61、61’・・・凹部
62・・・係合条部
63・・・貫通孔

Claims (7)

  1. 容器本体に着脱自在に収容され、内部に棒状化粧材を収容保持し、前記容器本体との回動により上端開口孔から棒状化粧材を進退させる化粧材容器のカートリッジにおいて、
    前記上端開口を備えた先筒と、この先筒に回動可能な前記容器本体と同期に回動する手段を設けた筒体より構成されるカートリッジであり、このカートリッジ内に竿体を内挿し、この竿体の表面にはねじが形成され、このねじと前記先筒下部に固定された螺旋体とが螺合係合するとともに、この竿体は前記筒体側で回動不能かつ軸方向に摺動する回転止め機構を有し、
    棒状化粧材の尾部を保持する芯チャック部材が先筒側で、先筒と同期の回転をする手段が取られるとともに、芯チャック部材が前記竿体の先端部と回動可能に連結されていることを特徴とする化粧材容器のカートリッジ。
  2. 前記先筒内に複数の摺動溝を設け、この摺動溝内を移動する複数の爪片により化粧材保持部を形成し、芯チャック部材と先筒を同期の回転をする手段としたことを特徴とする請求項1記載の化粧材容器のカートリッジ。
  3. 前記竿体の後端に、前記竿体表面のねじ山寸法より大径なストッパー片を突出させ、前記筒体の軸方向にこのストッパー片と係合する縦溝を設けることによって、回転止め機構としたことを特徴とする請求項1記載の化粧材容器のカートリッジ。
  4. 前記カートリッジ内に内挿される竿体の表面には、一群の整列した突起が設けられ、前記先筒側では下部に固定された螺旋体が前記竿体の整列した突起と螺合係合するとともに、前記筒体側では前記整列した突起を回転止め機構として使用していることを特徴とする請求項1又は記載の化粧材容器のカートリッジ。
  5. 一群の前記整列した突起を有する竿体の後端には、整列した突起と同列上に前記先筒側の螺旋体に螺合係合不能なストッパー片が設けられていることを特徴とする請求項4記載の化粧材容器のカートリッジ。
  6. 前記カートリッジのストロークは、前記先筒側の螺旋体の下端面と、前記竿体後端のストッパー片の上端面までの距離とするとともに、先筒側の摺動溝の長さは前記ストロークよりも長めに設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の化粧材容器のカートリッジ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のカートリッジと、このカートリッジが着脱自在に収容される容器本体とを備え、前記カートリッジが前記容器本体に収容されたときには、前記先筒は前記容器本体に対して回転可能である一方、前記筒体は同期係合部を介して前記容器本体に回転不能に連結することを特徴とする化粧材容器。
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