JP2001211932A - 化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器。 - Google Patents
化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器。Info
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Abstract
等よりなるカートリッジと、このカートリッジが着脱自
在な化粧材容器であって、先筒と化粧材容器の回動によ
ってカートリッジ内の化粧材が進退するとともに、筒体
側を小径化する事により細径な化粧材容器を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 先筒と筒体を回動可能に連結し、表面に
ねじを形成した竿体を内挿し、先筒内には前記竿体と螺
合係合する螺旋体を設け、筒体側では前記竿体は回動不
能に摺動する手段を設け、竿体前端には回動可能に化粧
材保持部を有する芯チャック部材を連結し、先筒と芯チ
ャック部材を同期に回転する手段を設けるとともに、前
記筒体に化粧材容器に着装されたときに化粧材容器と同
期に回転する手段を用いた化粧材容器のカートリッジ及
び化粧材容器。
Description
ジ及び化粧材容器、特にアイライナー、アイブロウ、リ
ップライナーなどの棒状化粧材を収容し、カートリッジ
タイプとして付け替え可能に使用できる細径な繰出容器
に関する。
器としては、実公平4−30961に記載されているも
のがすでに知られている。これは図10に見られるもの
であるが、芯チャック204を非円形に形成し、カート
リッジ本体201前半身に摺動自在に嵌合させ、回転止
め機構とし、後半部に螺旋筒202を内挿し、芯チャッ
ク204後端突起を螺旋筒202に係合させることによ
って繰出機構としたもので、このようにすることにより
容器外径をより細く構成することが可能となっているも
のである。しかしながら、実公平4−30961には以
下の欠点が見られる。
は、螺旋筒202の内周全体にストローク分の螺旋溝2
06を形成しているが、ストローク分の長さのある螺旋
筒202内部に螺旋溝206を形成するのはかなり難し
く、構造、及び製作上、螺旋筒202はある程度の太さ
が要求されてしまう。
ジ本体201の下端の基部においては、カートリッジ本
体201、螺旋筒202、そして押棒と3部材が重なり
合っているため、全ての部材の厚みもあってどうしても
太くなってしまう。更に、図示されない容器本体の嵌合
部の厚みも加わって化粧材容器全体が太くなってしまっ
ていたのである。つまり、以上の構造では細径の容器と
して完成させるには難があることになる。
04が繰上上昇限に達した際、さらに回動を続けると、
その回動力が芯チャック204の第一ガイド突起203
のみに掛かるため芯チャックに変形を生じ、芯材が抜け
たり、細径の芯材では折れにつながってしまう可能性が
あったので、上記の考案では細径の安定した使い勝手の
容器を製作提供するのは難しいものになっていた。
おいては、容器の外径が従来と同様の場合は、より大径
な棒状化粧材を収容できる様に考慮され、なおかつ使用
性にも優れた細径の化粧材容器に使用できるカートリッ
ジを製作することは重要なポイントとなっていた。本発
明は以上の欠点、及び細径容器に要求される点をも鑑み
てなされたものである。
め、第1の発明では、容器本体に着脱自在に収容され、
内部に棒状化粧材を収容保持し、前記容器本体との回動
により上端開口から棒状化粧材を進退させる化粧材容器
のカートリッジにおいて、前記上端開口孔を備えた先筒
と、この先筒に回動可能な前記容器本体と同期に回動す
る手段を設けた筒体より構成されるカートリッジであ
り、このカートリッジ内に竿体を内挿し、この竿体の表
面にはねじが形成され、このねじと前記先筒下部に固定
された螺旋体とが螺合係合するとともに、この竿体は前
記筒体側では回動不能に摺動する回転止め機構を有し、
棒状化粧材の尾部を保持する芯チャック部材が先筒側
で、先筒と同期の回転をする手段が取られるとともに、
芯チャック部材が前記竿体の先端部と回動可能に連結さ
れている。
溝を設け、この摺動溝内を移動するする複数の爪片によ
り化粧材保持部を形成し、芯チャック部材と先筒を同期
の回転をする手段とした。
竿体表面のねじ山寸法より大径なストッパー片を突出さ
せ、前記筒体の軸方向にこのストッパー片と係合する縦
溝を設けることによって、回転止め機構とした。
挿される竿体の表面には、整列した一群の突起が設けら
れ、前記先筒側では下部に固定された螺旋体が前記竿体
の一群の突起と螺合係合するとともに、前記筒体側では
整列した突起を回転止め機構として使用している。
を有する竿体の後端には、整列した突起と同列上に前記
先筒側の螺旋体に螺合係合不能なストッパー片が設けら
れている。
ロークは、前記先筒側の螺旋体の下端面と、前記竿体後
端のストッパー片の上端面までの距離とするとともに、
先筒側の摺動溝の長さは前記ストロークよりも長めに設
定されている。
ずれかのカートリッジと、このカートリッジが着脱自在
に収容される容器本体とを備え、前記カートリッジが前
記容器本体に収容されたときには、前記先筒は前記容器
本体に対して回転可能である一方、前記筒体は同期係合
部を介して前記容器本体に回転不能に連結する手段を講
じたものである。
り、本発明の化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器
において、カートリッジを化粧材容器に装着し、容器本
体とカートリッジを構成する先筒を回動させると、容器
本体とカートリッジを構成する筒体は同期の回動をする
手段を取られるために結局カートリッジの先筒と筒体は
回動する事となる。
ねじが形成され、筒体側では筒体と同期に回動する回転
止め機構を有し、先筒側では先筒に固着された螺旋体と
竿体の表面に形成されたねじが螺合するため、先筒と竿
体は回動可能に繰出機構を構成し、竿体は先筒内を回動
しながら前進することとなる。また芯チャック部材は、
竿体の前端に回動可能に連結される一方、先筒内では先
筒と同期に回動する手段を取られているため、芯チャッ
ク部材に保持された棒状化粧材は先筒と同期の回転をし
ながら竿体の進退に応じて繰出、繰下されることとな
る。
の先端に回動可能に取り付けられた芯チャック部材は先
筒と同期の回転をするため、結局棒状化粧材は先筒の回
動に応じて先筒と同期の回動をしながら進退するために
細径な棒状化粧芯材でもその進退による棒状化粧芯材の
折れが少ないことも特徴の一つである。
な保持のみをその役割として、繰上下に関する機能には
一切関与していないため、機能的負荷がかかることがな
く、棒状化粧材が安全に摺動することを特徴とする。
内挿される竿体と螺合する螺旋体は先筒側にあるため化
粧材容器に嵌入される筒体側には回転止機構を構成する
筒体と竿体の二部材となり、従来のものより径を細くす
ることが可能なため、結局化粧材容器も細径にすること
が可能となり、全体的にスマートな化粧材容器及びカー
トリッジとする事が可能なことを特徴としている。
化粧材を包括する内周面を作るように複数の摺動溝を設
けて、芯チャック部材にこの摺動溝に摺動する複数の爪
片を設けて棒状化粧材を保持摺動させ、先筒と同期に回
動する手段を設け、更に内周面で棒状化粧材をガイドし
て、棒状化粧材に横からの負荷が掛かっても折れないよ
うに保持することができる。
体表面に形成されているねじ山の径寸法より大径となる
ストッパー片を突出させてある。そして筒体の内面には
軸方向に縦溝を設け、このストッパー片と係合させるこ
とで回転止め機構としている。
の整列した突起を配し、この突起が先筒側では下部に固
定された螺旋体内に形成された螺旋溝と螺合係合すると
ともに、筒体側では整列した突起を回転止め機構として
回動不能に係合するものである。
した突起の後端に、突起と同列上にストッパー片を設け
ている。このストッパー片は、先筒下部に固定されてい
る螺旋体内の螺旋溝とは螺合係合不可能であり、両者の
当接をもって繰上限とするものである。第4、第5の発
明によって、ストッパー片の高さはねじ山の高さと同一
にすることが可能なため、より一層筒体の径を小径とす
ることが可能となる。
クの長さが、先筒下部に固定されている螺旋体の下面
と、竿体後部のストッパー片の上端面まで、つまりこの
両者が当接するまでの長さを持って定めてあるが、先筒
内面の摺動溝の長さは、このストローク長さよりも長め
に設定されているものである。そのため芯チャック部材
の先端が先筒の摺動溝先端に当たることがなく、故障の
ない安全なストロークを保持することが可能である。
載されているカートリッジと、このカートリッジが容器
本体に装着された際には、カートリッジの先筒は容器本
体に対し回転可能であり、カートリッジの筒体は同期係
合部を介して容器本体に回動不能に連結される。従って
カートリッジの筒体と容器本体とを回動させると、内包
されている棒状化粧材が繰り出されてくるものである。
れる竿体の表面ねじのように、ねじを1回転させた時軸
方向に動く距離(リード)が小さい緩やかなピッチ、図
4に見られる竿体の表面の4条の突起のようなリードが
大きなものと、棒状化粧材の芯の硬軟に合わせて、ねじ
を1回転させた時の繰出速度を選択でき、芯チャック部
材形状も図6のように楕円にしても先筒部材のみを交換
することによって図1の機構にも図4の機構にも合う、
化粧材容器のカートリッジを提供可能とする。
細に説明する。図1は、第1実施例のカートリッジ1
と、容器本体2とからなる化粧材容器において、容器本
体2にカートリッジ1が装着寸前の状態を縦断面で表し
たもので、図2は図1の芯チャック部材40を上昇限ま
で繰り上げた状態を示すものである。
進退させる上端開口孔を備えた先筒10と、これに回動
可能な筒体20、先筒10内に芯チャック部材40と螺
旋体50、及び芯チャック部材40に連結され、螺旋体
50を貫通し、筒体20内に嵌入している竿体30と、
筒体20外周に巻装され、先筒10の内面との摺動抵抗
をつかさどるOリング3により構成されている。容器本
体2は、容器本体部材60よりなり、貫通孔63を備
え、前部後部にカートリッジを係留する凹部61、6
1’を設け、内部には前記カートリッジ1の筒体20と
同期の回転をするための係合条部62が形成されてい
る。
軸カートリッジの容器本体に用いられることを想定し
て、前端からも後端からもカートリッジ1は進入可能と
なっている。
ると、図3における(a)が先筒10、(b)が芯チャ
ック部材40、(c)が螺旋体50、(d)が竿体3
0、そして(e)が筒体20を表している。本実施例に
おいては、先筒10内には摺動溝12を4本形成し、後
部内には螺旋体50の載置部15、及び先筒10と同期
の回転をさせるための係合条部13が設けられ、さらに
筒体20との回動を自在とする嵌合凹部14よりなる。
41下部の係合条部49が、前記先筒10内の摺動溝1
2に係合し、軸方向に摺動可能な爪片41が4本、摺動
溝12と同数形成され、この爪片41が化粧材保持部4
3として棒状化粧材の尾部を保持する。爪片41の後部
の突起46は、棒状化粧材が爪片41間に嵌入した際に
摺動溝12の内周面に当接して爪片41間の寸法が計画
された寸法より拡大するのを阻止して、確実に棒状化粧
材を保持する(抜けを防ぐ)為のものである。また、芯
チャック部材40の基部42内には、空洞円球部45を
形成し、後述する竿体30前端に形成した球状径大部3
3を嵌入可能としている。また、基部42には空洞円球
部45の形成をより容易にするため、スリット44を設
けてある。
爪片41の幅よりわずかに広い幅を持つ係合条部49を
先筒10内の摺動溝12に係合させることによって、先
筒10と芯チャック部材40の同期の回転を行ってい
る。棒状化粧材が先筒10の貫通孔11とほぼ同寸(最
小隙間)で摺動可能なため、周方向からサポートされ棒
状化粧材の曲がりや折れが少なくなるように前記爪片4
1を用いているが、先筒10との同期係合方法はこれに
限らず、先筒10内周面に縦溝を設け、従来のカップ型
芯チャック部材の外面にこれに係合する係合条部を設け
ても可能である。
る(d)の竿体30のねじの製作方法によって変わって
くる。(d)の竿体30より説明すると、軸方向に全長
に雄ネジ部31が形成され、上端面35より突出部32
が形成され、その先端には球状径大部33を備えてい
る。また後部には、ねじ山の径寸法L36より突出した
大径のストッパー片34が形成されている。
で製作するのが望ましく、このねじピッチは緩やかに形
成されるとともに割り型によりモールドは製作される。
そのためリードが短く繰出スピードがゆっくりしたもの
となり、折れやすい柔らかな棒状化粧材芯に適したもの
である。
合係合する螺旋体50は、図3の(c)にあきらかなよ
うにその外周に前記先筒10と同期に回動するための縦
リブ52を備え、内面に前記竿体30の雄ネジ部31に
螺合する雌ネジ51を設けている。
外周にはOリング3を巻装する為の凹部22及び先筒1
0との回動部としての凸部23及び容器本体2と係合す
る凸部24、同じく容器本体2と同期の回転をするため
の同期係合部25を有している。また内周面には、前記
竿体30と同期の回転をするための縦溝21が軸方向に
形成され、これに前記竿体30の後部ストッパー片34
が係合して回転止め機構が機能する。
を、容器本体2に嵌着させ、先筒10を容器本体2に対
して回動させると、前述のように容器本体2内の係合条
部62とカートリッジ1を構成する筒体20の後部同期
係合部25が係合し、結局先筒10と筒体20とが回動
する事になる。内挿されている竿体30の先筒10側で
は、螺旋体50が縦リブ52と先筒10の係合条部13
によって同期に回転するとともに、内部の雌ネジ51
は、竿体30の軸方向に形成された雄ネジ部31と螺合
係合する事によって繰出機構が働き、また竿体30後部
側では、竿体30後部のストッパー片34が筒体20の
縦溝21に係合する事によって回転止め機構が働き、竿
体30は先筒10内を回転しながら上昇を始める。
部材40は、先筒10と同期の回転をしながら先筒10
内を上昇を始めるため、棒状化粧材は先筒と同期の回転
をしながら上昇してくる。
片34の上端面38が螺旋体50の後端面53に当接す
ることによって繰出の上昇限となる。先筒10内の摺動
溝12の軸方向の長さは、竿体30の繰出ストロークよ
り長く設定することによって爪片41が摺動溝12の上
部終端に当接することを防ぐ設計となっている。
を、上述とは逆に回動させれば、前記の繰出機構により
棒状化粧材はカートリッジ1内に後退していく。
リッジ1の特徴をあげると、(1)竿体30のねじ部が
雄ねじとして形成されるものであるが、これは射出成形
によるプラスティックで生産されるのが望ましく、その
時雄ねじのピッチは密に形成されて(ピッチが粗いとア
ンダーカット現象により、ねじ部が破壊されてしまう)
いる。また前記のようにピッチが密な分繰出速度が遅く
なり、棒状化粧材が振動や落下でいきなりカートリッジ
内より突出してしまうようなこともなく、柔らかな芯
材、例えばリップライナーなどに適したカートリッジを
提供できる。
の形状は、溝状ではなく雄ねじと係合して雌ネジと同様
の働きをする突起でも良いものである。
ッジの組立方法を説明する。図3にカートリッジ1を構
成する部品全てが示されている。まず図3(e)におけ
る筒体20の回転止め縦溝21に(d)の竿体30のス
トッパー片34を係合させながら筒体20内に竿体30
を挿入する。次に(c)に見られる螺旋体50の雌ネジ
51に、竿体30の雄ねじ31を螺合係合させる。螺旋
体50は竿体30の球状径大部33や突出部32を露出
させた状態で筒体20の上端面27にその後端面53を
当接し、筒体20の前端に載置される。次に(b)の芯
チャック部材40の基部42内の空洞円球部45に竿体
30前端の球状径大部33を嵌入させる。
り、その底面26に竿体30の後端面37が当接するた
め、筒体20に対して前端開口孔より竿体30、螺旋体
50、芯チャック部材40を挿入及び係合させていくた
め、大変組み付けやすい構造となっている。
の摺動溝12に、芯チャック部材40の爪片を摺動させ
つつ筒体20の凸部23を先筒10の嵌合凹部14に嵌
合すれば、、螺旋体50の外周の縦リブは自然に先筒1
0内の係合条部13に係合してカートリッジ1の組み付
けは終了する。筒体20の外周凹部22に巻装してある
Oリング3は、先筒10と竿体30の回動、つまり先筒
10と容器本体2の回動に際して適度な摺動感を与える
ためにある。
先筒10の先端開口を密閉するキャップ等を採用する
と、前記Oリング3によって先筒10と筒体20との間
が密閉されているので、揮発防止効果のある棒状化粧材
容器とすることも可能となる。
るカートリッジ1の先筒10と同様の部材を用いながら
も構成の異なる第2実施例について説明する。図4は本
発明の第2実施例におけるカートリッジ1’と容器本体
2’からなる化粧材容器の断面図であり、図5は総部品
図である。図5に示すように、(c’)の螺旋体5
0’、(d’)の竿体30’、(e’)の筒体20’
が、図3における(c)の螺旋体50、(d)の竿体3
0、そして(e)の筒体20とそれぞれ異なっている。
0’より説明する。竿体30’には軸方向の前端後端を
除くほぼ全長に4列に整列した一群の突起31’が形成
されている。また、ストッパー片34’は前記整列した
突起31’と同列上に突起31’と同じ幅、同じ高さの
寸法で4片として製作されている。また、(c’)の螺
旋体50’は、竿体30’の突起31’が螺合係合可能
な4条の螺旋溝51’として製作され、竿体30’の突
起31’と係合する。ストッパー片34’は螺旋体5
0’の螺旋溝51’に、螺合不能に当接する事によって
繰上上昇限が決定される。
であるのに対して、図5(d’)竿体30’のねじは4
条の突起ねじとなっているため、必然的にネジのリード
が大きくなり、(d’)竿体30’を螺旋体50’に対
して一回転させた際の繰上下距離が大きくなる。つまり
繰上下時の速度が早くなるので、アイブロウ等細径でや
や硬質な棒状化粧材に適した構造となる。
の外周に巻装されるOリング3’は、図1のカートリッ
ジ1筒部外周に使用されているOリングと比較して、使
用者の眉等に使用される際の筆圧に負けて竿体30’が
逆戻り(カップダウン)をしてしまうことを防いだり、
ショックや振動で棒状化粧材が突出するのを防ぐ重要な
機能上の役割を有するものである。
片34は、ねじ山寸法L36の外周に突出した形で形成
され、このストッパー片34は回転止め片としての役割
をも有するものであるが、図5の(d’)図竿体30’
のストッパー片34’は、ねじ山寸法L36’と同寸法
内にストッパー片34’は形成されている。
4’を含む突起31’が、図5(e’)の縦溝21’と
軸方向に係合している。図3(e)の筒体20と比べて
雄ネジ部31を収納する空間を必要としないため、図5
(e’)の筒体20’は外径寸法を図3(e)の筒体2
0より小径にすることが可能となる。そのため第2実施
例における図5(e’)の筒体20’を使用したカート
リッジは、容器本体2をも細径とすることが可能とな
り、図1のカートリッジよりも全体に細径な容器本体及
びカートリッジとすることが可能となる。
図9で説明する。図6は第3実施例におけるカートリッ
ジ101と容器本体102とからなる化粧材容器の断面
図であり、図7は芯チャック部材140を示し、相対す
る爪片141と基部142に、竿体130の球状径大部
133が嵌入される空洞円球部145と、これを製作し
やすくするためのスリット144、及び爪片141の後
部面に設けた突起146で構成されている。基部142
は楕円の平面形状をしており、これは図3における
(c)の螺旋体50(d)の竿体30(e)の筒体20
を利用した楕円芯材に適応するカートリッジ実施例3で
ある。もちろん、図5における(c’)の螺旋体50’
(d’)の竿体30’(e’)の筒体20’を利用する
ことも可能である。
し、図8は楕円貫通孔111の短軸で切断した断面図を
表し、図9は長軸で切断した断面図を表している。摺動
溝112は爪片141に対応した形で棒状化粧材芯の長
軸を挟む形で一対設けられ、本実施例では爪片141は
摺動溝112を摺動可能としている。実施例1における
カートリッジ1の芯チャック部材を図3における楕円芯
用の芯チャック部材140に交換するとともに、先筒を
これに対応する図8図9の先筒110に交換すれば、実
施例1におけるカートリッジは、また容器本体2を共通
にしたままの状態で実施例3の楕円芯使用のカートリッ
ジになることが可能となる。
共通の特徴として、竿体30・30’・130は筒体2
0・20’・120と同期の回転をし、先筒10の側で
は螺旋体50・50’・150によって相対回転するた
め、先筒10側では回転しながら繰上繰下出来ることと
なる。それに対し、芯チャック部材40・140の爪片
下部の係合条部49・149が、先筒10内の摺動溝1
2・112と係合することによって、この爪片間に保持
された棒状化粧材芯は先筒10、110と同期の回転を
しながら繰り出されてくる。つまり先筒10・110内
で回転する竿体30・30’と芯チャック部材40・1
40は、回動可能に連結されていることを特徴としてい
る。
実施例においては、竿体30前端の球状径大部33と芯
チャック部材40の基部42の空洞円球部45によって
その連結を回動可能なものとしているが、本発明はこれ
のみの手段に限るものではなく、凹凸嵌合、他の係合方
法でも良く竿体30の回転力を芯チャック部材40に伝
達しない方法であればよい。
棒状化粧材芯を保持することと、竿体の軸方向の動きに
同調する軸方向の動きのみを受け持つものである。
面図である。
の繰出上昇限を示す一部断面図である。
斜視図である。
面図である。
斜視図である。
面図である。
芯チャック部材の斜視図である。
で切断した断面図である。
で切断した断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】容器本体に着脱自在に収容され、内部に棒
状化粧材を収容保持し、前記容器本体との回動により上
端開口孔から棒状化粧材を進退させる化粧材容器のカー
トリッジにおいて、 前記上端開口を備えた先筒と、この先筒に回動可能な前
記容器本体と同期に回動する手段を設けた筒体より構成
されるカートリッジであり、このカートリッジ内に竿体
を内挿し、この竿体の表面にはねじが形成され、このね
じと前記先筒下部に固定された螺旋体とが螺合係合する
とともに、この竿体は前記筒体側で回動不能かつ軸方向
に摺動する回転止め機構を有し、 棒状化粧材の尾部を保持する芯チャック部材が先筒側
で、先筒と同期の回転をする手段が取られるとともに、
芯チャック部材が前記竿体の先端部と回動可能に連結さ
れていることを特徴とする化粧材容器のカートリッジ。 - 【請求項2】前記先筒内に複数の摺動溝を設け、この摺
動溝内を移動する複数の爪片により化粧材保持部を形成
し、芯チャック部材と先筒を同期の回転をする手段とし
たことを特徴とする請求項1記載の化粧材容器のカート
リッジ。 - 【請求項3】前記竿体の後端に、前記竿体表面のねじ山
寸法より大径なストッパー片を突出させ、前記筒体の軸
方向にこのストッパー片と係合する縦溝を設けることに
よって、回転止め機構としたことを特徴とする請求項1
記載の化粧材容器のカートリッジ。 - 【請求項4】前記カートリッジ内に内挿される竿体の表
面には、一群の整列した突起が設けられ、前記先筒側で
は下部に固定された螺旋体が前記竿体の整列した突起と
螺合係合するとともに、前記筒体側では前記整列した突
起を回転止め機構として使用していることを特徴とする
請求項1及び2記載の化粧材容器のカートリッジ。 - 【請求項5】一群の前記整列した突起を有する竿体の後
端には、整列した突起と同列上に前記先筒側の螺旋体に
螺合係合不能なストッパー片が設けられていることを特
徴とする請求項4記載の化粧材容器のカートリッジ。 - 【請求項6】前記カートリッジのストロークは、前記先
筒側の螺旋体の下端面と、前記竿体後端のストッパー片
の上端面までの距離とするとともに、先筒側の摺動溝の
長さは前記ストロークよりも長めに設定されていること
を特徴とする請求項1から5に記載の化粧材容器のカー
トリッジ。 - 【請求項7】請求項1から請求項6のいずれか一つに記
載のカートリッジと、このカートリッジが着脱自在に収
容される容器本体とを備え、前記カートリッジが前記容
器本体に収容されたときには、前記先筒は前記容器本体
に対して回転可能である一方、前記筒体は同期係合部を
介して前記容器本体に回転不能に連結することを特徴と
する化粧材容器。
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
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JP2023058080A (ja) * | 2021-10-13 | 2023-04-25 | ナッチコーポレーション株式会社 | 化粧具 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09149813A (ja) * | 1995-11-30 | 1997-06-10 | Suzuno Kasei Kk | 棒状化粧材繰出容器及び押棒繰出機構 |
JPH09299143A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-25 | Suzuno Kasei Kk | 押棒繰出機構及び棒状化粧材繰出容器 |
JPH11187930A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Suzuno Kasei Kk | 棒状化粧材繰出容器 |
-
2000
- 2000-02-04 JP JP2000032830A patent/JP4509281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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JPH09149813A (ja) * | 1995-11-30 | 1997-06-10 | Suzuno Kasei Kk | 棒状化粧材繰出容器及び押棒繰出機構 |
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