JPH1085038A - 両軸繰出式棒状材容器 - Google Patents

両軸繰出式棒状材容器

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JPH1085038A
JPH1085038A JP26228096A JP26228096A JPH1085038A JP H1085038 A JPH1085038 A JP H1085038A JP 26228096 A JP26228096 A JP 26228096A JP 26228096 A JP26228096 A JP 26228096A JP H1085038 A JPH1085038 A JP H1085038A
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JP
Japan
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cylinder
push rod
rod
chuck
female screw
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JP26228096A
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English (en)
Inventor
Atsushi Oba
淳 大庭
Tomoya Minamino
朋哉 南野
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Suzuno Kasei Co Ltd
Original Assignee
Suzuno Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なくてすみ製造コストを低減で
きる両軸繰出式棒状材容器を提供する。 【解決手段】 本発明の両軸繰出式棒状材容器100で
は、各々貫通孔111、135を有するA筒101とB
筒105とを回動自在に軸方向に連結している。そし
て、両筒内にオネジ121を螺刻した押棒103を配設
してある。この押棒103の両端には、棒状材を保持す
るチャック117、133を各々設けてある。B筒10
5には、押棒103のオネジ121と螺合するメネジ状
突起123を設けるとともに、A筒101は内径が非円
形のため、押棒103と同期係合する。両筒101、1
05を相対的に回動させることにより押棒103を両筒
内で軸方向に進退させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状化粧材(アイ
ライナーやアイブロウ、アイシャドウ、口紅)等の棒状
材を容器の両端から繰り出し・引き込みできる両軸繰出
式棒状材容器に関する。特には、部品点数が少なく製造
コストを低減できる両軸繰出式棒状材容器に関する。な
お、本発明は化粧材を主に念頭においたものではある
が、その他の棒状材(糊、鉛筆等)の繰出容器にも適用
できる。
【0002】
【従来の技術】図9は、実公昭63−29454号に開
示された両軸繰出式棒状材容器の断面図である。この両
軸繰出式棒状材容器の詳しい説明は省略するが、同容器
を構成する部品は、キャップを除いても、第1芯筒90
6、第1摺動体909(チャック910一体)、中具9
27、コイル体913、軸筒926、軸杆924(チャ
ック923一体)、ストッパー914、ワッシャー91
8、ネジ筒901、スプリング917、第2芯筒915
の11点にも達する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9の棒状化粧材容器
のように多数の部品を使用していたのでは、部品の製造
コスト及び組み立てコストが増大し、とても使い捨ての
繰出容器としては間尺に合わなくなる。本発明は、部品
点数が少なくてすみ製造コストを低減できる両軸繰出式
棒状材容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の両軸繰出式棒状材容器は、 各々貫通孔を
有するA筒とB筒を回動自在に軸方向に連結し、 両筒
内にオネジを螺刻した押棒を配設し、 該押棒の両端に
は棒状材を保持するチャック又は備品の保持部を各々設
け、 上記両筒のいずれか一方(メネジ筒)に上記押棒
のオネジと螺合する螺合部を設けるとともに、他方(同
期係合筒)に押棒と同期係合する同期係合部を設け、
両筒を相対的に回動させることにより上記押棒を両筒内
で軸方向に進退させ、もって、上記棒状材又は備品を容
器の前後両方向に繰出し引込みできることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の1態様の両軸繰出式棒状
材容器は、 メネジ(メネジ状突起含む)の形成された
貫通内孔を有するメネジ筒と、 このメネジ筒に回動自
在に連結され、同期係合部の形成された貫通孔を有する
同期係合筒と、 上記メネジ筒及び同期係合筒内で進退
する押棒であって、上記メネジと螺合するオネジ、及
び、上記同期係合部と同期係合する同期係合部を有する
とともに、両端部に棒状材を保持するチャック又は備品
の保持部が各々設けられた押棒と、を備え; 両筒を相
対的回動させることにより上記押棒を両筒内で軸方向に
進退させ、もって、上記棒状材又は備品を容器の前後両
方向に繰出し引込みできることを特徴とする。なお、本
発明においてメネジ、オネジは、同様の働きをするネジ
状の突起(1個でもよい)又は溝をも含むものである。
【0006】押棒を同期係合筒と同期係合させ、メネジ
筒と螺合させているので、同期係合筒とメネジ筒を相対
的に回動させることにより、押棒を両筒内で軸方向に進
退させることができる。そして、押棒の両端のチャック
等に保持されている棒状材又は備品を両軸端の口から前
後両方向に繰出・引込できる。本発明の容器の部品点数
は、最低で、同期係合筒、メネジ筒、押棒の3部品であ
る。あるいは、押棒にチャックを1個一体化して、他の
チャック1個を別体とした場合には、4部品となる。
【0007】本発明においては、上記押棒の両端部のチ
ャックの内、上記メネジ筒側に位置する方のチャック
が、該押棒に対して回動自在に連結されており、該チャ
ックと該メネジ筒との間に同期係合部が設けられてお
り、メネジ筒の内孔内をチャックが真っ直ぐに進退する
ことが好ましい。
【0008】すなわち、何の配慮もしなければ、押棒及
びそれに固設されているチャックはメネジ筒内を回りな
がら進退する。その場合、棒状材もメネジ筒の内孔内を
回りながら進退する。しかし、この態様においては、押
棒は回動してもチャック及び棒状材は、メネジ筒と相対
的に回動しない(まっすぐ進退する)。したがって、棒
状材(芯)と筒との回動摩擦に主に起因する芯折れが起
きにくい。また、断面が円形でない棒状材や先端がテー
パーにカットされている棒状材の繰出容器としても好適
である。なお、このような配慮をしなくとも、同期係合
筒と押棒とは、相対的に回動しない。
【0009】本発明においては、 上記両筒が、それら
が連結されている軸端部(連結部)において、同期係合
筒が外側でメネジ筒が内側となるように嵌合することに
より回動自在に連結されており、 上記メネジ筒の螺合
部(メネジ)が該連結部の内孔に形成されており、 該
連結部には螺合部(メネジ)拡径のためのスリットが形
成されていることが好ましい。
【0010】スリットは、例えば、メネジ筒の連結部
に、軸方向に伸びて一端がメネジ筒の端に開口するよう
に切られている。そして、スリットを開く方向に力がか
かった時には、スリットが開いてメネジが外に開いて、
その内径があたかも広がったようになる。
【0011】このようにメネジが拡径するのは、以下の
ばあいである。第一は、メネジ筒成形用のコアピンを軸
方向にストレートに抜く(無理抜きする)時に、コアピ
ン外側の突出部が、成形されたメネジ部を通過する時で
ある。第二は、押棒の端のチャックが他の部分よりも径
大に形成されているような場合に、この径大チャック部
をメネジ部を通して押棒とメネジ筒とを組み立てる時で
ある。ところで、組立後で棒状材繰出容器を使用してい
る時には、スリットが開いてメネジが拡径してメネジと
オネジの螺合が外れては拙い。そのために、本発明で
は、メネジ筒の連結部の外側には、同期係合筒が嵌合し
てハチ巻きのような形となり、メネジの拡径(スリット
の開き)を防止することとしている。
【0012】本発明においては、上記押棒のストローク
エンドを上記螺合部(メネジ)が定めていることが好ま
しい。最も簡単なストローク限の定め方としては、押棒
先端のチャックを各筒の内孔の細くなっている部分
(段)に当接させ、押棒がそれ以上前進できないように
する方法がある。しかし、この場合、容器の使用者が、
前進限で無理に繰り出そうとすると、筒が前に押されて
連結が外れてしまう(連結解除の)おそれがある。しか
し、この態様では、そのような場合でも、押棒の前進力
は筒連結部に働くことはないので、端筒外れを防止でき
る。なお、メネジ筒側の繰りだし端については、上記い
ずれの方法でも連結解除のおそれはない。
【0013】本発明においては、押棒の外周に、仮想の
スパイラル空間の一部を占めるように一群の突起を配し
て、これらの突起群がオネジの役割を果すようにするこ
とが好ましい。このような押棒を割型で成形すれば、金
型の加工が簡単ですむ。また、リード角の低いネジを形
成する場合にも、ネジのアンダーカットが生じるおそれ
がない。
【0014】本発明の両軸繰出式棒状材容器において
は、上記一群の突起が、上記メネジと螺合する仮想のス
パイラル空間内に延びる舟形形状を有することが好まし
い。舟形とは、長手方向の前と後ろが船の舳先のように
細くなっているとの意味である。このようになっている
と、突起がメネジとかみ合う時に、引っかかりなくスム
ーズにかみ合う。特に、メネジがスリットによって分断
されているような場合は、この効果は大きい。また、舟
形突起の長さを切れ目の巾よりも長くしておけば、常に
螺合が外れることなく、ネジのかみ合いがスムーズで、
カチカチ音がしたり、回転が引っかかるようなことがな
い。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつさらに詳しく説明す
る。図1は、本発明の1実施例に係る両軸繰出式棒状化
粧材容器を示す図である。(A)は全体の側面断面図、
(B)は(A)のB−B断面図、(C)はB筒の側面図
である。図1の両軸繰出式棒状化粧材容器100は、図
の上から下に向かって、A筒(同期係合筒)101、押
棒103(チャックA117及びチャックB133一体
物)及びB筒(メネジ筒)105の3部品で構成されて
いる。
【0016】A筒(同期係合筒)101は、内孔111
を有するパイプ状の部品である。上半分が肉厚の筒先部
120となっており、下部がB筒105との連結部12
5となっている。内孔111内は、チャックA117が
軸方向に摺動する。チャックA117に保持される棒状
化粧材(図示されず)は、先端口110から繰り出し・
引き込みされる。内孔111の断面形状は、図1(B)
に示されているように楕円形であり、チャック117は
内孔111内で回動不能のため、A筒101とチャック
117及び押棒103とが同期係合(回動不能・軸方向
摺動自在)する。なお、内孔111は、先端口110に
近づくに従い細くなる。
【0017】A筒101の連結部125の内孔内は、上
述のように、B筒(メネジ筒)105の連結部127が
挿入される。両者の挿入部(連結部)には、環状の凹凸
129が形成されており、両筒101と105を回動自
在に連結する。なお、A筒101の後端とB筒105の
段部130との間は軽く接触するかわずかに隙間が開く
程度である。このような寸法関係(精度)を出すために
は、環状凹凸129は段部130のすぐ近くにあること
が好ましい。
【0018】押棒103は、その上端部にチャックA1
17が、その下端部にチャックB133が一体に成形さ
れており、その他の外周部分は全長にわたってオネジ1
21が切られている。上側のチャックA117の横断面
形状は、上述のように楕円形であるが、下側のチャック
B133の横断面形状は円形である(B筒105の内孔
135も断面円形)。いずれのチャックも、その凹部1
15、134に棒状化粧材(図示されず)の尾部をくわ
えて棒状化粧材を保持する。
【0019】B筒(メネジ筒)105は、貫通孔(内孔
135)を有する中空円筒状の部材である。B筒105
の上半部の連結部127は、やや細くなっており、か
つ、スリット122が、上端面から下に向かって切り込
まれている。スリット122は細長いU字型をしてお
り、B筒の周方向に180°振り分けで2列切り込まれ
ている。スリット122は、メネジ状突起123の下方
の段部130近くまで延びている。
【0020】B筒105の挿入部127の上部内孔に
は、メネジ状突起123が内方向に突出するように形成
されている。このメネジ状突起123の平面的な形状
(突起を正面から見た形)は円形であり、その中央部が
内側に盛り上がっている。なお、メネジ状突起123
は、スリット122に対して90度振り分けで、互いに
対向して2個設けられている。このメネジ状突起123
は、押棒103外面のオネジ121と螺合してメネジの
働きをする。
【0021】また、このメネジ状突起123は、押棒1
03が上昇したときに、チャック133の顎部132
(オネジ121から外へ張り出している部分)が当接し
て押棒の上昇限(ストローク限)を定める。一方、押棒
103の下降限は、この実施例では、上側のチャック1
17の顎部118が、B筒105の上端面124に当接
することにより定まる。なお、この上端面124がA筒
101の内孔111内に突出しないような構造とすれ
ば、押棒103の下降限も、メネジ状突起123とチャ
ック117の顎部118との当接により定まる。
【0022】B筒105のスリット122の作用は、メ
ネジ状突起123に外方向の力が加わった時に、メネジ
状突起123が外に広がり(拡径し)易くすることであ
る。そのような工夫の意味合いは次のとうりである。す
なわち、B筒105の片端の先端口139は、上部の内
孔135よりも径が小さくなっている。そうなると、B
筒105がプラスチック射出成形品の場合、成形用のコ
アピンを図の下方向には抜くことができず、上に抜くし
かない。その際、メネジ状突起123の下の空洞部のコ
アピンは、抜く時に当然メネジ状突起123と干渉す
る。空洞部の径はメネジ状突起123の山の内径よりも
大だからである。ところが、この干渉は、スリット12
2の作用でメネジ状突起123が外に逃げるため、問題
なく処理でれる。したがって、コアピンを上方向に真っ
直ぐ抜いても(いわゆる無理抜きしても)、メネジ状突
起123が削り取られるようなことがない。
【0023】また、図1の棒状化粧材繰出容器では、B
筒105の先端口139より押棒103の径が大きいた
め、押棒103をB筒105の挿入部127側の開口か
ら中に入れる必要がある。ところが、普通のままではチ
ャック133がメネジ状突起123に干渉して、押棒1
03がB筒105に入っていかない。しかし、スリット
122があるため、押棒103の先のチャック133を
メネジ状突起123に当てて押し込むと、スリット12
2が開いて両側のメネジ状突起123が外に拡がり、押
棒103をメネジ状突起123内に通過させることがで
きる。
【0024】図1の棒状化粧材繰出容器の組立時におい
ては、B筒105内に押棒103の下部を入れて、B筒
105と押棒103とを組立てた後、A筒101の下か
ら、押棒103とB筒105をA筒101内に押し込
む。この組立終了後は、B筒105の連結部127は、
先筒連結部125に外周部を取り囲まれて、あたかもハ
チ巻きを巻いたか、リングを外周にハメ込まれたような
形となる。そのため、スリット122があっても、メネ
ジ状突起123が外に拡がるようなことはなくなる。そ
のため、メネジ状突起123と押棒103のオネジ12
1との螺合が解除されるようなことはない。
【0025】組み立て後、A筒101とB筒105とを
相対的に回動させる(例えばどちらかを固定しどちらか
を回す)と、A筒と同期係合している押棒103とB筒
のメネジ123とが回って押棒103が繰り出し・引き
込みされる。なお、押棒103は1本物であるので、棒
状化粧材の片方が繰り出されるときは他方は引き込まれ
る。この際、上側の棒状化粧材はA筒内孔111を回動
せず真っ直ぐに上下(直動)するが、下側の棒状化粧材
はB筒内孔135内を回動しながら上下する。
【0026】図2は、本発明の他の1実施例(両軸直動
型)に係る両軸繰出式棒状材容器を示す断面図である。
(A)は全体の側面断面図、(B)は押棒下端部及び下
側のチャックの拡大図である。図2と図1において、下
2桁が同じ符号(例えば201と101)で示されてい
る部品、部分は、以下に特記したものを除いて、同じ名
称のものである。図2の両軸繰出式棒状材容器200
は、図の上から下に向かって、A筒201、押棒203
(チャックA217一体物)、B筒205及びチャック
B207の4部品で構成されている。
【0027】図2の両軸繰出式棒状材容器200が図1
の両軸繰出式棒状材容器と異なる点は以下である。 (1)押棒203とA筒201との同期係合が、チャッ
ク217外面のバット219とA筒内孔211に軸方向
に切られている縦溝213との間でなされる。内孔21
1内には、軸方向に延びる同期係合溝213が切られて
おり、この溝213内を、チャックA217外面に突設
されているバット219が軸方向に摺動し、A筒201
と押棒203とが同期係合(一般的には回動不能・軸方
向摺動自在)する。
【0028】(2)B筒上端面224がA筒内孔211
内に突出しておらず、押棒203の下降限は、チャック
A217の下顎218とメネジ状突起223との当接に
より定まる。
【0029】(3)下側のチャックB233と押棒20
3下端部との間が回動自在に連結されており、チャック
B233もB筒内孔235内を回動せずに真っ直ぐ上下
(直動)する。すなわち、押棒203の下端には、上フ
ランジ261と下フランジ265の間に円周溝263が
存在するチャック連結部267が形成されている。この
連結部267は、チャック203がプラスチック射出成
形品の場合は、割型により成形される。両フランジ26
1及び265は円形のフランジである。
【0030】一方、チャックB233の上部には、上板
271と中板281との間に上凹部275が存在する押
棒連結部279が形成されている。上板271は、容器
200の軸方向と直角に拡がる円形の平板であって、中
央がスリット273で分断されている。中板281も容
器200の軸方向と直角に拡がる円形の平板であって、
この場合は空所のない完全な円板である。
【0031】上板271と中板281とは、両面の外周
縁同士をつなぐ中空円筒状の外周板277によって、あ
る間隔を隔ててつながっている。両板271、281
と、外周板277とによって囲まれた部分が上凹部27
5となっている。スリット273は、外周板277を径
方向に90°振り分けで4カ所に軸方向に延びる(十文
字)ように設けられており、上方開放のU字形をしてい
る。
【0032】押棒203のチャック連結部267とチャ
ックB233の押棒連結部279とを組み立てる(連結
する)際には、スリット273にフランジ265を傾け
てその一端を入れ、続いてフランジ265の全周をスリ
ット273を拡げながら凹部275の中に押し込む。な
お、組立後には、チャック207の外径はB筒205の
内径によって規制されるので、スリット273は拡がる
ことはない。
【0033】両連結部267と279の組立て後には、
押棒203の先端のフランジ265がチャック233の
凹部275に入り、また、上板271は押棒先端の円周
溝263に入り込んで引っ掛かるので、軸方向には押棒
203とチャック233は連動して進退する。
【0034】一方、チャック233は、その外周に突設
されているバット283が、B筒205の内孔235内
に軸方向に切られている縦溝237と係合しているの
で、チャック233はB筒205と同期係合している。
ここで、押棒203はB筒205のメネジ状突起223
と螺合しているので、押棒203はB筒205に対して
スパイラルな動きをする(回動しつつ進退する)。つま
り、進退時に押棒は回るのにチャックB233は回らな
いということなので、上記押棒−チャックの連結部26
7、279では相対的な回動(回転スベリ)が生じる。
同連結部267、279は、元々、そのような回動に適
するような形状をしている。
【0035】なお、B筒内孔235の縦溝237は、B
筒205の先端口239の少し上の部分から始まって上
に延びメネジ状突起223の下面まで達している。そし
て、押棒203が上昇したときには、押棒下端のフラン
ジA261がメネジ状突起223の下面に当接して押棒
上昇限(ストロークエンド)が定まる。したがって、こ
の際のストロークエンド規制力は、チャックB233に
かかることはないので、ストロークエンドで多少無理に
容器を回しても、チャックB233と押棒203との係
合が解除されるようなことはない。
【0036】チャック217及び233外面のバット2
19、283は、円周上に90°振り分けで4カ所配置
されている。同様に、各筒内孔211、235の縦溝2
13、237も4列切り込まれている。しかし、これら
のバットや溝の数は4に限定されるものではなく、1で
も、2でも、5以上でもよい。また、同期係合(相対回
動不能)とするための非円形の様々な形状の組合せを用
いることもできる。組立時のことを考慮して、バット2
83を、B筒205のスリット222に合わせた位置に
2カ所とすることもできる。組立時には、チャックB2
33を押棒203と連結させた後、チャックB233を
B筒205の上端からB筒205の中に、スリット22
2を拡げながら押し込む。このとき、バット283の周
方向位置を縦溝237に合わせる。バット283の先端
側の斜面はその際のチャックの進入を容易にするための
ものである。
【0037】図3は、押棒とチャックとの回動自在連結
部の変形例(球体ジョイント式)を示す図である。
(A)は連結部の一部断面側面図、(B)はチャックの
上面の平面図である。図3の押棒−チャック連結部は、
押棒303の下端に球体365が形成されており、この
球体365が、チャック307の凹部375に入って押
棒303とチャック307とを相対回動自在に連結して
いる。上凹部375は、球体365の高さに合わせて上
下の寸法が図2の場合よりも大きくなっている。また、
上板371の中央部には球体365の径よりもやや小さ
い円形開口372が形成されている。その他について
は、図2の実施例と同じである。このような球体ジョイ
ント式の利点は、組立時に、球体365を上部開口37
2に押し込み易いことである。
【0038】図4は、図2の両軸繰出式棒状材容器の下
軸側の繰り出し備品の一例であるブラシを示す一部断面
側面図である。同ブラシ(組立体)409は、ブラシ本
体490とブラシホルダー470とからなる。ブラシ本
体490は芯金491の周囲にブラシ毛が生えたもので
ある。芯金491は、ブラシホルダー470の下面中心
に開口して上方に延びる穴489に挿入されて固定され
ている。
【0039】ブラシホルダー470は、ホルダー本体4
80と、この上部に一体に接続されている押棒連結部4
79よりなる。ホルダー本体480は、ほぼ円柱状の中
実体(適当な肉盗みはあってよい)であり、その中心に
上述の穴489が下面から上に開けられている。またホ
ルダー本体480の外面には、回り止め用のバット48
3(図2のバット283と同じもの)が付設されてい
る。押棒連結部479は図3の同部379と同じ構造・
作用のものである。
【0040】図5は、本発明の他の1実施例に係る両軸
繰出式棒状材容器の構造を示す図である。(A)は全体
の側面断面図、(B)は(A)を90°軸回りに回転さ
せた方向で見た側面断面図、(C)は(B)のC−C断
面図、(D)は(B)のD−D断面図である。図5と図
1において、下2桁が同じ符号(例えば501と10
1)で示されている部品、部分は、以下に特記したもの
を除いて、同じ名称のものである。
【0041】図5の実施例の両軸繰出式棒状材容器の特
徴は以下である。 (1)押棒503のオネジが一群の舟形突起521から
構成されている。押棒503の外面には、舟形の突起5
21が180°振り分けで2列設けられている。この突
起521は、押棒503の外面の2条の仮想オネジの一
部分を占めるように配置されている。これらの突起52
1はB筒505のメネジ状突起523と螺合して、オネ
ジの役割を果たす。
【0042】突起521は、細いだ円状のプロフィルを
有しており、前後が細くなっている。また、押棒の射出
成形パーティングラインである、図5(A)の左右の縁
の線を避けて、同パーティングラインを90°振分けた
線を中心として設けられている。また、後述するB筒5
05のメネジ状突起523の欠損部であるスリット52
2の巾よりも、突起521の巾は広くなっている。この
ため、突起521とメネジ状突起523の螺合がスムー
ズである。
【0043】(2)B筒505のメネジ状突起523
が、同筒の内面に長く延びるように設けられている。特
に図5(D)に示されているように、メネジ状突起52
3は、スリット522を除くB筒連結部527の内面の
約半周に延びるように設けられている。そして、メネジ
状突起523の存在しないスリット522の部分の巾よ
りも、舟形突起521の方が巾広く設けられている。し
たがって、舟形突起521がスリット522の位置にあ
るときも、舟形突起521の端部とメネジ状突起523
との螺合が解除されることはなく、かつ滑らかな螺合を
確保できる。
【0044】(3)下軸に刷毛509が備えられてい
る。刷毛(組立体)509は、刷毛本体565と刷毛ホ
ルダー563よりなる。同ホルダー563は、押棒50
3下端部(芯棒561)に外嵌接合されている。なお、
押棒503の上昇限は、押棒下端のフランジ560とメ
ネジ状突起523との当接により定まる。
【0045】(4)A筒501の内孔511の縦溝51
3が多数(8本)形成されている。このため、組立て時
のチャック517とA筒501との芯合わせが簡単であ
る。
【0046】図6は、本発明の他の1実施例に係る両軸
繰出式棒状材容器の構造を示す側面断面図である。図7
は、図6の両軸繰出式棒状材容器の下側のチャックの詳
細を示す図である。(A)は平面図、(B)は、正面
図、(C)は側面図である。この実施例の両軸繰出式棒
状材容器の特徴は以下である。 (1)別体のメネジ部材604を有する。すなわち、内
孔にメネジ643の形成された別体のメネジ部材604
が、B筒605の内孔内に設置されている。同メネジ部
材604は、短いパイプ状の部材であり、内孔にはメネ
ジ643が、外周にはローレット641が形成されてい
る。メネジ643は、2条ネジであり、押棒603外周
面の一群の突起621と螺合する。メネジ部材604
は、B筒605に対して固着されている。すなわち、ロ
ーレット641及び接着材等により、メネジ部材604
は、B筒605に対して、回転方向にも、軸方向にも固
定されている。
【0047】このようなメネジ部材を別体とする利点
は、B筒605の成形用金型の製作が容易になることで
ある。
【0048】(2)押棒603外面に一群の半球状突起
621が形成されており、この突起がオネジの役割を果
す。本実施例においては、上述のようにメネジ643が
多条のしっかりとしたネジであるので、オネジ側の突起
621は、別に舟形でなくても、円滑な螺合が実現す
る。なお、突起621は、押棒603の外面に90°振
り分けで4列形成されている。
【0049】(3)下側のチャック607と押棒603
との接続構造が他と異なる。すなわち、チャック607
の連結部の横穴674に、押棒先端のフランジ665を
横から(手前から)すべり込ませて、押棒603とチャ
ック607とを組み立てることとなっている。
【0050】個別に説明すると、押棒603の下端に
は、円形のフランジ665と円周溝663からなるチャ
ック連結部が形成されている。一方、チャックB633
の上部には、図7に示されているように、上板671と
中板681との間に上凹部675が存在する押棒連結部
が形成されている。上板671は、容器600の軸方向
と直角に拡がる円形の平板であって、中央にスリット6
73が切り込まれている。中板681も容器600の軸
方向と直角に拡がる円形の平板であって、この場合は空
所のない完全な円板である。
【0051】上板671と中板681とは、両面の外周
縁同士をつなぐ中空円筒状の外周板677によって、あ
る間隔を隔ててつながっている。両板671、681
と、外周板677とによって囲まれた部分が上凹部67
5となっている。ところが、外周板677の一部(図7
(A)における下側)は切り欠かれており、横穴674
となっている。横穴674の巾は、上凹部675の径と
同一であり、凹部675がちょうど下半分が外側に抜け
ている窓となっている。
【0052】押棒603との下端にチャック607を組
む際は次のようにする。まず、押棒603にメネジ部材
604を螺合させて組み込んでおく。次に、押棒603
の下端のフランジ665に、チャック607の連結部の
横穴674を合わせ、チャック607を横にスライドさ
せながらチャックに入れ込む。このとき、チャック上板
671のスリット673内を、押棒603の円周溝66
3の部分が進み、チャック607の軸芯と押棒603の
軸芯とが一致するところでチャック607が止まる。
【0053】チャック607と押棒603の組立て後に
は、押棒603の先端のフランジ665がチャック63
3の凹部675(横穴674)に入り、また、上板67
1は押棒先端の円周溝663に入り込んで引っ掛かるの
で、押棒603とチャック633は軸方向に連動して進
退する。なお、押棒603、メネジ部材604、チャッ
クB607を組んだ後、B筒605内にこれら一式を入
れ、次にA筒601を組んで組み立てが完成する。その
後の容器の動きについては、図2の実施例の容器と同様
である。
【0054】図8は、本発明の他の1実施例に係る両軸
繰出式棒状材容器の構造を示す図である。(A)は側面
断面図であり、(B)は(A)のB−B断面の断面図で
あり、(C)は一変形例の要部断面図である。この実施
例の容器は、図6の容器の変形例である。すなわち、メ
ネジ部材804が、容器の外側からも見えるように、A
筒801とB筒805の間に存在する。また、この場
合、メネジ部材804は、A筒801とB筒805とを
つなぐ連結部材としての役割も果す。
【0055】すなわち、メネジ部材804は、上下の薄
肉パイプ状の連結部891及び891′と中間の厚肉の
メネジ部893よりなる。両連結部891及び891′
の内孔内には、A筒801及びB筒805の挿入部82
7(細径の部分)が挿入される。下の連結部891′と
B筒挿入部827′との間には、ローレット897が形
成されており、両者は回動不能に連結される。
【0056】図8の実施例のようなメネジ部材804と
する利点は、以下である。 図1〜図6までの実施例においては、A筒、B筒と
の接続部は容器全体から見ると、容器全長の中央部には
ないため化粧容器としての美観、デザイン加飾に限定が
ある。メネジ部材804をA筒とB筒の間に外から見え
るように介在させれば、A筒、B筒を同じ長さにするこ
とが可能になり美観的に優れる。 芯径の太いものでキャップを要する態様において
は、メネジ部材804外径を径大としてこれにキャップ
のエンドを当てることとすれば、キャップ使用が可能と
なる。
【0057】図8(C)の変形例では、メネジ部材と各
筒の嵌合関係を逆としている。すなわち、各筒80
1′、805′の端部873、873′が外側となり、
メネジ部材804′の挿入部871、871′が内側と
なっている。各部には、環状凹凸875、875′が形
成されている。また、メネジ部材804′の中央部87
7はフランジ状に径大となっており、外から見えるよう
になっている。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の両軸繰出式棒状材容器は以下の効果を発揮する。 少ない部品点数(最低3部品)で両端繰出式棒状材
容器を形成でき、容器の製造コストを大幅に低減でき
る。 メネジ部にスリットがある場合、メネジを拡径させ
てメネジ筒内に押棒を組み込むこともできるので、チャ
ックを一体化したような形状の尾筒を製造可能となる。
また、メネジ筒の射出成形時にいわゆる無理抜きができ
るため、部品の生産性が高い。
【0059】 両軸のチャックが筒内を真っ直ぐに進
退できる場合には、芯折れが起きにくい。 舟形のオネジ状突起を有する場合は、突起がメネジ
とかみ合う時に、引っかかりなくスムーズにかみ合う。
特に、メネジがスリットによって分断されているような
場合は、この効果は大きい。また、舟形突起の長さをス
リットの巾よりも長くしておけば、常に螺合が外れるこ
となく、ネジのかみ合いがスムーズで、カチカチ音がし
たり回転が引っかかるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る両軸繰出式棒状化粧材
容器を示す図である。(A)は全体の側面断面図、
(B)は(A)のB−B断面図、(C)はB筒の側面図
である。
【図2】本発明の他の1実施例(両軸直動型)に係る両
軸繰出式棒状材容器を示す断面図である。(A)は全体
の側面断面図、(B)及び(C)は押棒下端部及び下側
のチャックの拡大図である。
【図3】押棒とチャックとの回動自在連結部の変形例
(球体ジョイント式)を示す図である。(A)は連結部
の一部断面側面図、(B)はチャックの上面の平面図で
ある。
【図4】図2の両軸繰出式棒状材容器の下軸側の繰り出
し備品の一例であるブラシを示す一部断面側面図であ
る。
【図5】本発明の他の1実施例に係る両軸繰出式棒状材
容器の構造を示す図である。(A)は全体の側面断面
図、(B)は(A)を90°軸回りに回転させた方向で
見た側面断面図、(C)は(B)のC−C断面図、
(D)は(B)のD−D断面図である。
【図6】本発明の他の1実施例に係る両軸繰出式棒状材
容器の構造を示す側面断面図である。
【図7】図6の両軸繰出式棒状材容器の下側のチャック
の詳細を示す図である。(A)は平面図、(B)は、正
面図、(C)は側面図である。
【図8】本発明の他の1実施例に係る両軸繰出式棒状材
容器の構造を示す図である。(A)は側面断面図、
(B)は(A)のB−B断面の断面図であり、(C)は
一変形例の要部断面図である。
【図9】実公昭63−29454号に開示された両軸繰
出式棒状材容器の断面図である。
【符号の説明】
100 両軸繰出式棒状化粧材容器 101 A筒 103 チャック付押棒 105 B筒 110 先端口 111 内孔 115 凹部 117 チャック
A 118 顎部 120 筒先部 121 オネジ 122 スリット 123 メネジ状突起 124 上端面 125 連結部 127 挿入部 129 環状凹凸 130 段部 131 筒先部 132 顎部 133 チャックB 134 凹部 135 内孔 139 先端口 213、237 縦溝 219、283
バット 233 チャックB 261 フランジ
A 263 円周溝 265 フランジ
B 267 チャック連結部 271 上板 272 上部開口 273 スリット 275 上凹部 277 外周板 279 押棒連結部 281 中板 283 バット 285 下凹部 363 首部 365 球体 409 ブラシ(組立体) 410 芯金 470 ブラシホルダー 480 ホルダー
本体 481 穴 490 ブラシ本
体 509 ブラシ 521 舟型突起 523 メネジ状突起 561 芯棒 563 ブラシホルダー 565 ブラシ 604 メネジ部材 621 突起 641 ローレット 643 メネジ 663 円周溝 665 フランジ 671 上板 673 スリット 674 横穴 675 凹部 677 外周板 681 中板 804 メネジ部材 827 挿入部 891 連結部 893 メネジ部 895 メネジ 897 ローレッ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々貫通孔を有するA筒とB筒を回動自
    在に軸方向に連結し、 両筒内にオネジを螺刻した押棒を配設し、 該押棒の両端には棒状材を保持するチャック又は備品の
    保持部を各々設け、上記両筒のいずれか一方(メネジ
    筒)に上記押棒のオネジと螺合する螺合部を設けるとと
    もに、他方(同期係合筒)に押棒と同期係合する同期係
    合部を設け、 両筒を相対的に回動させることにより上記押棒を両筒内
    で軸方向に進退させ、もって、上記棒状材又は備品を容
    器の前後両方向に繰出し引込みできることを特徴とする
    両軸繰出式棒状材容器。
  2. 【請求項2】 メネジ(メネジ状突起含む)の形成され
    た貫通内孔を有するメネジ筒と、 このメネジ筒に回動自在に連結され、同期係合部の形成
    された貫通孔を有する同期係合筒と、 上記メネジ筒及び同期係合筒内で進退する押棒であっ
    て、上記メネジと螺合するオネジ、及び、上記同期係合
    部と同期係合する同期係合部を有するとともに、両端部
    に棒状材を保持するチャック又は備品の保持部が各々設
    けられた押棒と、を備え;両筒を相対的回動させること
    により上記押棒を両筒内で軸方向に進退させ、もって、
    上記棒状材又は備品を容器の前後両方向に繰出し引込み
    できることを特徴とする両軸繰出式棒状材容器。
  3. 【請求項3】 上記押棒の両端部のチャックの内、上記
    メネジ筒側に位置する方のチャックが、該押棒に対して
    回動自在に連結されており、該チャックと該メネジ筒と
    の間に同期係合部が設けられており、メネジ筒の内孔内
    をチャックが真っ直ぐに進退する請求項1又は2記載の
    両軸繰出式棒状材容器。
  4. 【請求項4】 上記両筒が、それらが連結されている軸
    端部(連結部)において、同期係合筒が外側でメネジ筒
    が内側となるように嵌合することにより回動自在に連結
    されており、 上記メネジ筒の螺合部(メネジ)が該連結部の内孔に形
    成されており、 該連結部には螺合部(メネジ)拡径のためのスリットが
    形成されている請求項1又は2記載の両軸繰出式棒状材
    容器。
  5. 【請求項5】 上記押棒のストロークエンドを、上記螺
    合部(メネジ)が定めている請求項1〜4いずれか1項
    記載の両軸繰出式棒状材容器。
  6. 【請求項6】 上記押棒の両端のチャック形状が異なる
    請求項1〜5いずれか1項記載の両軸繰出式棒状材容
    器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200487201Y1 (ko) * 2017-07-10 2018-08-20 소준 양방향 선스틱 용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200487201Y1 (ko) * 2017-07-10 2018-08-20 소준 양방향 선스틱 용기

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