JP2648693B2 - 棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - Google Patents
棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。Info
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Description
カートリッジに関する。より具体的には、引バネとチャ
ックストッパーとを効果的に用いることにより、カート
リッジの小径化、部品点数の削減あるいはカートリッジ
内における棒状化粧材の損傷防止等に有用な上記容器の
カートリッジに関する。
ジ式のものとそうでないものとがある。カートリッジ式
の容器では、各カートリッジ毎に異なる色彩の芯材(以
下化粧材という)が内蔵されており、該カートリッジを
容器本体に適宜交換して装着することにより所望の色彩
の眉墨等の化粧材を使用することができる。
開示された、芯チャックオートリターン用の引バネを有
する化粧材容器カートリッジの構造を示す断面図であ
る。カートリッジ201の本体202内には、芯チャッ
ク205が図の上下方向に摺動自在に収められている。
芯チャック205の下面には保持突起207が設けられ
ており、この突起207はくびれ部208とバネ係止用
段部208aを有する。引バネ210は、図の上から下
に、小径部210b、本体部210a、径大部210c
の3部位から構成されている。このうち、上部の小径部
210bは、芯チャック205の保持突起207の外面
に嵌め込まれている。下部の径大部210cは、カート
リッジ本体202の下端の段部202aに当接するとと
もに、尾栓204によって下から規制されて、カートリ
ッジ本体から脱出しないようになっている。
芯チャック205が上昇すると、芯チャックに保持され
た棒状化粧材(図示されず)は、カートリッジ本体20
2の先端口から繰り出される。押棒が下降すると、芯チ
ャック205は引バネ210に引かれて下降し、棒状化
粧材は引込まれる。カートリッジ201を容器本体から
取外すと、押棒は、カートリッジ本体202の内孔から
抜け去る。そのため、引バネ210は自由状態におか
れ、このバネの脱出は尾栓204によって抑止される。
引バネタイプのカートリッジの利点は、棒状化粧材の回
りに保護筒を巻装した上さらにその外側に押しバネを設
けるのと比較して、カートリッジの径を小さくできかつ
部品点数を少なくできることである。
号のカートリッジでは、押棒が芯チャックから離れると
引バネは自由状態となる。このときに、カートリッジが
不慮の動きにさらされると、引バネ、芯チャック、及び
棒状化粧材が、カートリッジ本体内で、軸方向・径方向
に踊ることとなる。そうなると、軟らかい化粧材に傷が
入ったり折れたりして、使用不能になるか商品価値が損
なわれる。化粧用容器のカートリッジは、容器本体とは
別個に流通・販売されたり、容器本体から取外して消費
者が持ち運んだりすることが多いので、このような危険
性はかなり大きい。また、同考案のカートリッジでは、
引バネ、チャック及び棒状化粧材がカートリッジ本体の
後端から抜け出すのを防止する尾栓を必要としていた。
き、また、引バネを使用することによりカートリッジの
小径化が可能であり、さらに棒状化粧材の損傷も抑制で
きる棒状化粧材繰出容器のカートリッジを提供すること
を目的とする。
め、本発明の棒状化粧材繰出容器のカートリッジは、軸
方向に繰出し可能な押棒を備えた容器本体の先端に着脱
自在に取付けられて、押棒の動きに応じて棒状化粧材を
繰出すことのできる棒状化粧材繰出容器のカートリッジ
であって、棒状化粧材が出入りする先端口を有する筒体
と、この筒体内に摺動自在に収められており、押棒に押
されて該筒体先端方向に進出する棒状化粧材を支持する
チャックと、このチャックに係合しチャックを筒体の後
端方向に付勢する引バネと、を具備し;チャックの後退
限を定めるチャックストッパーが筒体に設けられている
ことを特徴とする。
ことができる。容器本体の先端に嵌合等によってカート
リッジを取付け、押棒を繰出す。すると、押棒先端がカ
ートリッジ内孔に進入して棒状化粧材を支持しているチ
ャックを押す等の押棒の動きに応じて、棒状化粧材はカ
ートリッジ筒の先端口から繰出される。棒状化粧材を引
込めるときは、押棒を容器本体側に後退させると、チャ
ックは筒体の後端方向に引バネによって付勢されている
ので、押棒の後退に応じて、チャックとそれに支持され
ている棒状化粧材もカートリッジ内に引込まれる。チャ
ックは、筒体内に設けられているチャックストッパーに
よって後退限が定められているので、筒体の尾栓等はな
くとも、チャックとそれに係合する引きバネが筒体から
抜け出すことはない。
トリッジを容器本体から取外した状態においてもチャッ
クは上記後退限に位置し、引バネの長さを適当に選択す
ることにより、上記状態において引バネを緊張させてお
くことが可能である。従来技術のカートリッジにはチャ
ックストッパーが設けられていなかったので、引バネが
緊張しているかぎりはチャックは押棒に当接して後退す
るが、引バネが自由状態になるまでチャックが後退して
しまうと、チャックはその位置で停止する。ところが、
本発明のカートリッジにはチャックストッパーが設けら
れているので、引バネの長さを適当に選択することによ
り、チャックがストッパーに当接して後退限にある際に
も引バネを緊張状態にしておくことができる。
筒体には、前記引バネの後端部を、少くとも筒体先端方
向に動かないように係止するバネ後端係止部が設けられ
ており、前記チャックには、前記引バネの先端部を係止
するバネ先端係止部が設けられており、前記引バネの先
後端部は上記各係止部に係止可能な形状をしている。
に動かないようにすれば、引バネに緊張を与えるには十
分である。もちろん、筒体後端方向に動かないようにし
てもよい。バネの係止方法としては、バネの線(ワイ
ヤ)を突起に引掛ける、線を穴やフック状のものに引掛
ける、接着剤で接着する、プラスチック製の部品を熱し
て軟らかくしておいてバネを押し込む等様々な方法があ
るが、本発明は特定の方法に限定されるものではない。
引バネの先端部が係止部に係止可能な形状をしていると
は、上述の例のような係止方法に応じて、それに適した
形状をしていることを意味する。なお、バネの先端部と
は、バネの先の方(組立状態で筒体の先端口の方向)あ
たりという意味であり、バネの先端面や厳密な先端のみ
を指すものではない。バネの後端部についても同様であ
る。
チャックストッパーが、筒体の内面に突出した内突部を
有するベンドストッパーであって、組立時にチャックを
筒体の後端から筒体内に挿入する際には、該ストッパー
は外側にベンドしてチャックを通過させることができ、
その通過後は、該ストッパーは元の形態に復帰して、前
記内突部にチャック又は引バネ当接させることによりを
チャックの後退を抑止する。この態様によれば、簡単な
構造でかつ組立のし易いカートリッジを提供できる。
ずしもチャック全体を通過させるという意味ではない。
チャックの一部がストッパーと当接してチャックの後退
が抑止される場合には、そのチャックの一部が通過した
後にストッパーがスプリングバックしてもよい。また、
チャックに係止された引バネの一部がストッパーと当接
してチャックの後退が抑止される場合には、その引バネ
の一部がチャックの一部と理解され、この引バネの一部
が通過した後にストッパーがスプリングバックする必要
がある。「ストッパーとチャック又は引バネとの当接」
については、前2者が後者と直接当接してもよいし、両
者間に何らかの部材・部品が存在し間接的に当接しても
よい。なおこのような、部品同士の関係(中間部品の介
在可能性)は、本明細書中の他の部品同士の別の関係に
ついてもあてはまる。
チャックストッパーが、筒体の外面に突出した外突部を
有するベンドストッパーであって、組立時にチャックを
筒体の後端から筒体内に挿入する際には、該ストッパー
は筒体内に突出しておらずチャックを通過させることが
でき、その通過後に、筒体の外面にストッパー押込部材
を装着することにより、該ストッパーは内側にベンドし
て筒体内にその一部分が突出し、この突出した部分にチ
ャック又は引バネを当接させることによりチャックの後
退を抑止する。この態様においては、組立時にストッパ
ーが筒体に突出していないので組立し易い。また棒状化
粧材がストッパーの内突部と接触して損傷するおそれも
ない。ここで「チャックの通過」については前述と同様
の意味である。
ベンドストッパーが、前記筒体の一部を切欠くようにし
て形成されている。ストッパーを別部品とする必要がな
いので、部品製造コスト・組立コストを低く押さえるこ
とができる。
チャック外面の一部に突起が設けられており、前記筒体
内面にはこの突起が納められる収納溝が軸方向に延びる
ように設けられており、前記チャックストッパーは上記
突起と係合してチャックの後退限を定め、かつ該ストッ
パーは上記収納溝内に実質的に溝外に突出しないように
設けられている。
的に突出していないので、ストッパーと棒状化粧材との
有害な接触が防止できる。「実質的に突出しない」と
は、有害でない程度(軽く押されて引込む程度)にスト
ッパーが溝からはみ出ている程度であっても本発明上許
されるという意味である。
引バネ後端部には第1の径大部が設けられており、前記
筒体には、上記第1の径大部の端面が当接することによ
り、該径大部が筒体先端方向に動かないように係止する
バネ後端係止面が設けられており、チャックには、引バ
ネの先端部を係止するバネ係止突起が設けられており、
引バネの先端部には、チャックのバネ係止突起と係合す
る第2の径大部が設けられている。この態様によれば、
引バネを筒体とチャック間に確実かつ簡単に係止するこ
とができる。なお、引バネの形状、チャック・筒体との
係合方法については、他の方法を用いてもよい。例え
ば、前述の実公平3−31232のような引バネの形状
及び係合方法を本発明に応用してもよい。
筒体、チャック及び引バネに加え、さらにバネ係止体を
具備し、このバネ係止体は前記筒体に係止されており、
また、バネ係止体は筒状をしていて、内部には前記引バ
ネが収納されており、またバネ係止体には、前記引バネ
の後端部を、少くとも筒体先端方向に動かないように係
止するバネ後端係止部が設けられており、前記チャック
には、前記引バネの先端部を係止するバネ先端係止部が
設けられており、前記引バネの先後端部は上記各係止部
に係止可能な形状をしており、バネ係止体の一部がチャ
ックストッパーとして、チャック又は引バネに当接する
ことによりチャックの後退を抑止する。
げる(肉薄・スリットを入れる)ことも可能となり、バ
ネ係止体内へのバネの組込みも楽になる。また、チャッ
ク(棒状化粧材も)を何の出張りもない筒体内に入れた
後にバネ係止体(チャックストッパーを兼ねる)を筒体
内に組込むことができるので、化粧材損傷予防性に特に
優れる。
筒体が外筒と内筒とからなり、両筒は回転方向及び軸方
向に相対的に係止されており、内筒の内面後端部には内
側に張り出したバネ係止内段部が設けられており、この
バネ係止内段部の内面には前記引バネが配置されてお
り、また上記筒体には、前記引バネの後端部を、少くと
も筒体先端方向に動かないように係止するバネ後端係止
部が設けられており、前記チャックには、前記引バネの
先端部を係止するバネ先端係止部が設けられており、前
記引バネの先後端部は上記各係止部に係止可能な形状を
しており、バネ係止内段部がチャックストッパーとし
て、チャック又は引バネに当接することによりチャック
の後退を抑止する。
(スリット、穴、薄肉化等)を加えることが可能とな
り、引バネの係止方法、ストッパーの設置方法において
様々なバリエーションを考えることができる。また、化
粧材損傷予防性にも優れる。
筒体の後端部には回り止め部が設けられており、この回
り止め部が容器本体側の回り止め部材と係合して押棒の
回り止めに供せられる。
付きのスリット軸を設ける必要がなくなり、部品点数削
減・組立工数の低減が図れる。なお、回り止めは、筒体
後端部の内面、外面、端面のどこに設けてもよい。ま
た、回り止めの形状も、リブ、溝、突起、三角形、四角
形、星形等々であってもよい。
チャックの後端部には回り止め部が設けられており、こ
の回り止め部が押棒先端の回り止め部と係合して押棒の
回り止めに供せられる。
の工作をするだけで、他の部品をなんら用いることなく
回り止めができる。したがって、部品点数の削減が可能
となる。
材の後端を保持して同材を繰出し・引込みできるような
保持部材全体を広く意味する。また、「チャックストッ
パーを筒体に設け」のように、「AをBに設け」、ある
いは「Bに設けられたA」等にいう「設ける」には、A
とBが一体の場合も、AがBとは別体に形成されてお
り、その別体がBと組立てられているような場合も広く
含む意味である。
つ説明する。図1は、本発明の一実施例に係る棒状化粧
材繰出容器のカートリッジを示す図である。チャックは
後退限にあり、(A)は断面図、(B)は(A)のカー
トリッジをB−B方向に見た側面図である。カートリッ
ジ1は、基本的に、カートリッジ筒11と、チャック2
1と、引バネ31との3部品で構成されている。カート
リッジ筒11は、細長い円筒状をしており、先端(図の
上側端)の先端開口13と、後端(図の下側端)の後端
開口14を有する。先端開口13からは、カートリッジ
1に内蔵された棒状化粧材5が出入りする。先端開口1
3の内径は、棒状化粧材5の外径に必要なクリアランス
を加えた寸法となっている。後端開口14には、引バネ
の後端係止面19(詳しくは後述)が設けられている。
また、筒体の下部には、筒内面に突出した内突部17を
有するチャックストッパー16(詳しくは後述)が設け
られている。
ートリッジ筒11内に軸方向(図の上下方向)に摺動自
在に収められている。図2は、図1のカートリッジのチ
ャックの詳細を表す図であって、(A)は断面図、
(B)は側面図である。チャック21の内部は凹状の腔
部23となっており、ここに棒状化粧材の後端が挿入さ
れて保持される。リブ25は、棒状化粧材をよりしっか
りとチャックに保持する機能を有する。チャック21の
側壁には、チャックスリット29が削設されており、棒
状化粧材の後端が挿入される際に、チャックの側壁が拡
げられ易くなっており、無理な力がかかったときに棒状
化粧材が折れにくいようになっている。
したバネ先端係止部27が立設されており、同係止部2
7の外面下端部には、バネ係止突起28が突設されてい
る。この係止部27には、引バネ31の先端部33が嵌
装され、バネの線がバネ係止突起28に引掛って、バネ
先端がチャックに係止されるようになっている。
バネ先端部33と、同部より径小のバネ中間部37と、
バネ先端部33より径大のバネ後端部35とから構成さ
れている。図3は、図1のカートリッジの引バネの詳細
を表す断面図である。
筒11後端口14の内部に設けられた段状のバネ後端係
止面19に、その上端面が当接している。後端口14の
部分は、カートリッジ筒11内面のチャック21が摺動
する部分よりも大径である。このようにして、バネ後端
部35は、カートリッジ筒11の先端方向(図の上方
向)に動かないように位置決めされる。
ックストッパー16の内突部17の上端部に当接してお
り、引バネ31とチャック21は、これ以上は後退(図
の下方向の動き)しないようになっている。ストッパー
内突部17の上端面は、場合によっては、チャック21
のバネ先端係止部27の下端面と当接して、チャック2
1の後退を阻止する。
は、カートリッジ筒11と同体に形成されている。スト
ッパー16は、図1(B)に示されているように、カー
トリッジ筒11の側壁の一部をスリット18で3方を切
り取った舌のような形状に形成されている。ストッパー
16の上部は、カートリッジ筒11の側壁よりやや厚
く、該上部の内側は、カートリッジ筒11の内部に突出
した内突部17となっている。ストッパー16の内側の
プロフィルは、上端部がアール(円弧)面取りとなって
おり、そのアールの頂部が内側に最も突出しており、頂
部から下に向ってなだらかな勾配となって本来の筒内面
に合流している。
を適当に選択することにより、舌の根元部からベンド
(曲げ)させることができる。チャック21をカートリ
ッジ筒11の後端口14から筒内に挿入する際には、チ
ャック21の上端が、ストッパー16の内突部17を外
側に押してストッパーを外側に曲げ、内突部17を外側
に押しやって、チャック21を、ストッパー16上に挿
入することができる。チャック21がストッパー部を通
過した後は、ストッパー16は、弾性によりスプリング
バックして、内突部17は元のようにカートリッジ筒1
1内面に突出し、同部上面に、チャック下面又はバネ先
端部33下端面を当接させることにより、チャックの後
退は抑止される。
般的にはプラスチックの射出成形によって製造される。
カートリッジ筒11側壁のスリットは、横から筒中央に
向けてコアピンに当たるまで差し込まれるコの字状のピ
ンによって形成される。ストッパーの内突部17は、金
型のコア外面に削設された凹部にプラスチックを流れ込
ませることによって形成され、コア引き抜き時には、ス
トッパー16全体が外側にベンドすることにより内突部
17が内面から引込むので、同部がコアによってアンダ
ーカツトされることはない。
上に延びるように設けるタイプに限定されず、ベンド根
元を上にしてベンドを下に延びるようにしてもよい。ま
た、ベンドを横(筒体の軸と直行する方向)に設けても
よい。またベンド部の形状も矩形に限定されるものでは
なく、三角形、台形、平行四辺形、アールを有する形で
あってもよい。上述のベンドの目的を達成でき、コアピ
ンの型抜き等の成形上の都合がよければよいのである。
化粧材繰出容器のカートリッジを示す断面図である。こ
のカートリッジの特徴は、舌状のチャックストッパー1
6の上端部に、カートリッジ筒11の外面よりも外に突
出した外突部43が設けられていることである。この実
施例のチャックストッパー16には、図1のストッパー
のような内突部17はないので、チャック21をスムー
ズにカートリッジ筒11内に下から挿入することができ
る。また、棒状化粧材をチャック21に装着した状態で
チャックを挿入する場合にも、棒状化粧材とストッパー
16の内面とは不都合な引掛かりや接触がない。
外面にストッパー押込部材としてのカートリッジ外筒4
1を嵌めると、チャックストッパー16の外突部43は
内側に押され、ストッパー16は内側にベンドし、その
結果、ストッパー16の内側上端部がカートリッジ筒内
に張り出して、図1同様に、チャックの後退限を定める
こととなる。この実施例のカートリッジの長所は、前述
のように、組立て易く、かつ、棒状化粧材に傷を付ける
恐れがないことである。短所は、カートリッジ外筒41
等のストッパー押込部材が必要となることである。
化粧材繰出容器のカートリッジ及びそれが装着される容
器本体を示す断面図である。このカートリッジの特徴
は、チャック21の外面の一部に外側に張り出す突起5
3が設けられており、カートリッジ筒11の内面には、
この突起53を受け入れる収納溝51が軸方向に延びる
ように設けられていることである。さらに、チャックス
トッパー16の内突部17は、収納溝51内に、同溝か
ら突出しない(はみ出さない)用に設けられている。
に棒状化粧材を付けた状態でカートリッジ筒11内に挿
入する際、棒状化粧材がストッパーの内突部17に接触
することがないため、棒状化粧材の損傷を防止できるこ
とである。図6は、図5のカートリッジ筒11の下端部
を下から見た図である。ここに示されているように、収
納溝51の内側エッジに適当なアールを付けてやれば、
同エッジと棒状化粧材の接触によるスジ傷の発生も防止
できる。また、チャック21の突起53はカートリッジ
筒11の収納溝51に案内されて、チャックが同筒に対
してまっすぐ摺動するので、引バネ31のねじれや棒状
化粧材の不慮の損傷も防止できる。
は、突条状の内面突条59が設けられている。この内面
突条59は、容器本体側の回り止め部材101外面の回
り止めリブ103と係合して、押棒91の回り止めの役
割を果す。なお、ここで「回り止め」とは、カートリッ
ジ筒11と押棒91の相対的回転を防止する、つまり両
者を同期回転させることを意味する。なお、回り止め部
の内外関係は本実施例の逆であっても差し支えない。ま
た、回り止めの形状も、リブに限定されず、突起、非円
形のオス・メスの組合せ等、回り止めの役割を果すもの
であればどのようなものであってもよい。また、回り止
めの構造は、図11、12に示されているように、チャ
ックの後端部と押棒の先端部に回り止め係合部を設ける
ような形式であってもよい。
示されているカートリッジを取付ける容器本体の断面図
である。この容器本体3の内部には、押棒91と内筒8
1とが収められている。押棒91の後端部の外周にはオ
ネジ93が切られている。また押棒の後端部以外の外面
には係合溝95が切られている。一方、内筒81の内面
には、オネジ93と螺合するメネジ83が内筒全長にわ
たって切られている。内筒81の外面には突条が切られ
ており、この突条には、外筒71内面に切られている溝
が係合し、内筒とが外筒とは一体となって同期回転す
る。
端の開口73に差し込むと、カートリッジ筒11の外径
は、容器外筒71の内面に設けられている板バネ75の
弾性圧迫力によって保持される。カートリッジ筒後端の
内面突条59は、前述のように、容器本体内の回り止め
部材101外周の回り止めリブ101と係合する。ここ
で、回り止め部材101の内周部には係合突起105が
設けられており、この突起が押棒91の係合溝95と係
合する。この状態で、カートリッジ筒11を左手の指で
つまんで固定し、容器本体3の外筒71を右手の指で回
すと、カートリッジ筒71、内面突条59、回り止め部
材101、押棒91及びオネジ93は回転せず、一方、
容器外筒71、容器内筒81及びメネジ83は一体とな
って回転する。そのため、押棒91はメネジ93によっ
て繰り出される。
勢している。カートリッジ1を容器本体3から取外す
と、押棒91の回転はフリーとなって、押棒91は回転
しながら後退する(オートリターンする)。なお、カー
トリッジ1が容器本体3に装着されているときは、板バ
ネ75の圧迫による摩擦力のため、容器から手を離して
も、押棒91がオートリターンすることはない。カート
リッジ取り外し時には、必ず押棒が後退限までオートリ
ターンするので、次にカートリッジを取付けたときに棒
状化粧材が不用意に繰出されることがなく、棒状化粧材
の破損を防止できる。
化粧材繰出容器のカートリッジを示す断面図である。こ
のカートリッジの特徴は、バネ係止体111が設けられ
ていることである。図8は、図7のカートリッジに用い
られるバネ係止体111を示す図であり、(A)は軸方
向に切った断面図、(B)は(A)のB−B断面図であ
る。
115がカートリッジ筒11の係止穴116に嵌り込む
ことによって、カートリッジ筒11に係止されている。
バネ係止体111は筒状をしており、内部に引バネ31
の大部分を収納している。バネ後端部35は、バネ係止
体内面112下部のやや径大の部分に内挿されている。
バネ係止体111は、図8の(B)に示されているよう
に、スリット118を有するC字形断面図をしており、
スリット118を拡げることによって、引バネ31を側
面から係止体111の内部に組込むことができるように
なっている。バネ後端部35の上端面は、バネ係止体1
11内面112の段部にあるバネ後端係止面117に当
接しており、バネ中間部37を緊張(引張られて伸び
る)させる際に、バネ後端部35がカートリッジ先端方
向に持上げられないようになっている。
先端から上に出ており、チャック21の後端のバネ先端
係止部27(リング状をしている)の内面に嵌め込まれ
ている。同係止部27の内面下端には、内側方向へ突出
するバネ係止突起28が設けられている。この突起が、
バネ先端部33の下端面(段部)と係合して、引バネの
先端部33をチャックに係止している。このように、引
バネ31は、その先端をチャック21に、その後端をバ
ネ係止体111に係止されており、チャック21をカー
トリッジ筒11の後端方向に付勢することができる。こ
こで、引バネ中間部37の自由時の長さを、図の組立時
(チャックは後退限にある)の長さよりも短く選択する
ことにより、チャックが後退限にあるときにも、引バネ
を緊張させておくことができる。
は、バネ係止体111の先端面113に当接しており、
チャック21は、通常は、これ以上後退することができ
ない。すなわち、バネ係止体111はチャック21の後
退限を定めている。なお、この図の状態と異なり、引バ
ネの一部がバネ係止体111に当接してチャックの後退
限を定めることとしてもよい。
め119が設けられている。このリブ119は、図5に
おける場合と同様に、容器本体側の回り止め部材と係合
して、押棒91の回り止め(カートリッジ筒11との同
期回転)に供される。
化粧材繰出容器のカートリッジを示す断面図である。図
10は、図9のカートリッジの外筒121(A)と内筒
131(B)を示す断面図である。(C)は外筒後端を
下から見た図、(D)は内筒後端を下から見た図、
(E)は内筒のE−E断面の図である。この実施例のカ
ートリッジ筒は、外筒121と内筒131の二重構造を
しており、内筒131の後端部内面にバネ係止内段部1
41が設けられているのが特徴である。
3、同口下部内面の環状部125、内面に軸方向に延び
る回り止め溝127及び後端部外面の挿入部129を有
する。カートリッジ内筒131は、先端口133、同口
下部外面の段部134、段部134下部の環状凸部13
5、内筒131外面に軸方向に延びる回り止めリブ13
7、後端部に軸方向に切り込まれたスリット139及び
後端部内面に内側に段状に張出したバネ係止内段部14
1を有する。
1の先端口123を通って外筒121内に挿入されて組
立てられる。組立状態において、内筒の段部134は外
筒の先端口123端面に当接する。また、内筒の環状段
部135は、外筒の環状凹部125に係合して抜け止め
となる。内筒の回り止めリブ137は、外筒の回り止め
溝127に入り込んで、両筒が相対的に回転するのを抑
止する。
にチャック21と引バネ31を組込む。組込みは、内筒
131の後端部のスリット139を拡げて行う。スリッ
ト139先端は、バネ係止内段部の段部上端143を越
えてカートリッジ筒先端方向に延びており、スリット後
端は、内筒131の後端面145まで貫通している。内
筒後部内面のバネ係止内段部141の内径は、チャック
21の外径や、引バネ31の先端部33の外径より、通
常は小さい。しかし、スリット139を拡げてやれば、
同内段部141を内径は広げて、チャックと引バネを内
筒内に組み込むことができる。
内筒のバネ係止内段部141の上端143に当接してお
り、これによってチャック21の後退限を定めている。
また同バネの後端部35は、その上端面が内筒131の
後端面145に当接している。これにより、尾栓等がな
くとも、引バネ31はカートリッジ筒から抜け出すこと
はない。また、引バネ中間部37の自由時の長さを、内
筒のバネ係止内段部141の長さよりやや短く選択する
ことにより、カートリッジを容器本体から取外した状態
(押棒がチャックと接触していない)においても、引バ
ネを緊張状態にしておくことができる。
おける押棒の回り止め機構の一例を示す図である。
(A)はこの機構のチャックの断面図、(B)は容器本
体の断面図、(C)はチャックの回り止めを下から見た
図、(D)は押棒先端の回り止め部の断面部である。図
12は、この回り止め機構の変形例のチャックの側面図
である。
は、バネ係止突起158を有するバネ先端係止部157
とともに、筒状の回り止め(メス)161が下方に延び
るように設けられている。回り止め(メス)161の下
端は開口しており、内面の回り止め穴163の側壁には
回り止めリブ165が軸方向に延びるように設けられて
いる。このチャック151は、図5に示されているタイ
プのカートリッジ内に軸方向摺動自在かつ後方に付勢さ
れて組込まれている。カートリッジを容器本体181の
ホルダー171開口173内に差し込むと、チャック1
51の回り止め穴163に、押棒191先端の回り止め
部193がすっぽり入り込む。このとき、回り止め穴1
63内のリブ165と、押棒先端部に切られている回り
止めリブ195とが係合し、チャック151と押棒19
1とは同期回転する。
152は、図5に示されているように、カートリッジ筒
11内面の収納溝51と係合しているため、チャック1
51とカートリッジ筒とは同期回転する。そのため、押
棒191とカートリッジ筒とは同期回転し、カートリッ
ジと容器本体181、あるいは、カートリッジ回り止め
スプライン174で係合してカートリッジと同期回転す
るホルダー171と容器本体181とを相対的に回転さ
せることにより、押棒191を繰り出すことができる。
係は、図12に示されているチャックのように、チャッ
クに外周回り止めリブ169の設けられた回り止め(オ
ス)167を設け、押棒側にこの回り止めと係合する穴
または溝のある回り止め(メス)を設けてもよい。
71内面には、突起の付いた板バネ175が取付けられ
ており、ホルダー内に装着されるカートリッジを弾性圧
迫して保持する。板バネの段部はカートリッジ側の凹部
と係合して、カートリッジの抜け止めの役割を果す。容
器本体181の内筒185の上部には、内面にラセン溝
の切られたメネジ部183が設けられている。また、内
筒上部外面とホルダー下部内面の間にはOリング179
が装着されており、ホルダーと容器内筒の間に適当な摩
擦抵抗を与えている。
メネジ部のラセン溝と係合する一群の突起が設けられて
いる。この一群の突起は、所定のピッチ、円周角度で設
けられており、オネジの機能を果す。と同時に、軸方向
に真直ぐに配列されている突起群は、回り止めリブの役
割も果すようにもできる。このように、押棒の突起群は
グループ選択の仕方によって、複数の機能を発揮する。
押棒191の周囲には押しバネ189が巻装されてお
り、図5の容器本体の押しバネ85と同様の作用をす
る。尾栓190は、押棒191のストロークエンドを定
めるとともに、容器内部品の抜け出しを防止している。
状化粧材繰出容器のカートリッジを示す断面図である。
この実施例のカートリッジ1の筒体11下部には、チャ
ックストッパー16が、図4に示されている実施例のカ
ートリッジと同様に設けられている。
チャックストッパー16に外突部301が設けられてい
ることである。この外突部301は、カートリッジ1を
容器本体先端部311に装着する際に、同部311の内
面312に押される。これによって、チャックストッパ
ー16は内側にベンドする。そして、装着完了時(図1
4の状態)には、外突部301は、容器本体内面の係合
段部313の下部の径大部にスプリングバツグする。こ
のときの音や感触により、使用者はカートリッジ装着完
了を快く感じ取ることができ、また、一定の抜け止め効
果も得られる。
状化粧材繰出容器のカートリッジのチャックを示す図で
ある。(A)は断面図(引バネとの組立状態)、(B)
は側面図である。このチャック321の下部外面(円筒
面)は、バネ先端係止部323となっている。このバネ
先端係止部323には、2個のバネ係止突起325−1
と325−2が突設されている。バネ係止突起325の
断面形状は、(A)に示されているように、下から上に
張り出すような三角形となっている。バネ係止突起32
5の上面は、バネ先端係止部323の表面からほぼ直立
している。また、2個のバネ係止突起325−1と32
5−2は、バネ先端係止部323外面に180°振り分
けで、上下に段差hを置いて突設されている。バネ係止
突起325は、チャックの側面から見ると、図15
(B)に示されているように、平たい三角形の形をして
いる。
先端係止部323外面には、引バネ331の上端部が、
はめ込まれている。図16は、図15の引バネ331を
示す斜視図である。引バネ331はコイルスプリングで
あり、その下部(後端部335)が大径部となってい
る。引バネ331のその他の部分は、径の等しい部分で
ある。また、引バネ331の上端部(チャックにはまる
部分)の内径は、チャック321のバネ先端係止部32
3の外径とほぼ等しい。
ク321に装着する方法について説明する。まず、引バ
ネ331の先端部(上部)を、チャック321のバネ先
端係止部323の下端から、バネ先端係止部323外面
に少々押し込む。このとき、バネ先端係止部323の下
端にはテーパ327が付けられているためバネが入りや
すくなっている。次に、引バネ331を正ネジ方向に回
しながら(チャック321を回してもよい)、引バネ3
31先端のバネ線333をバネ係止突起325−2(低
い位置にある方)に押し付ける。すると、バネ線333
は、バネ係止突起325−2を乗り越えて進む。さら
に、この動作を続け、バネ線333をバネ係止突起32
5−1を乗り越えて進む。このようにして、図15
(A)に示されているように、チャック321と引バネ
331とが組立てられる。
止突起325−2との間の段差hは、バネピッチの1/
2〜2倍で、バネの巻き方向に合わせて設けることが好
ましい。バネを回しながら組立てやすいからである。ま
た、バネ線333がバネ係止突起325−1と325−
2との間に位置するので、バネ線と係止突起とが重なる
(突起の外面に乗るようにバネ線が位置する)ことがな
い。そのため、バネがチャックの外径にピッタリ嵌合
し、カートリッジ筒内でのチャックの動きがよりスムー
ズになる。
状化粧材繰出容器のカートリッジの筒体を示す図であ
る。(A)は断面図、(B)は側面図である。このカー
トリッジ筒体341の特徴は、両持ベンド345を有す
ることである。両持ベンド345は、筒体341に、2
本の並行スリット346(図17(B)参照)を切込む
ことにより形成されている。
7が内側に突出するように設けられている。この内突部
347は、チャック(図示されず)と当接してチャック
の後退限を定める。両持ベンド345の外面は、やや内
側に湾曲した弓なりの形状となっている。こうすること
によって、この両持ベンド345に次のようなベンド特
性を持たせている。すなわち。軽微な力がこのベンドに
外方向にかかっても、ベンドは曲りにくい。しかし、そ
のような方向の力が一定以上に大きくなると、ベンド
は、ペコンと、弓なりが反対となる格好に曲がる。
ジ筒体の射出成形時にコアピンを抜くときや、チャック
を筒体の下から筒体内に入れるときには、ベンドは曲が
る。しかし、カートリッジを容器本体から外したとき
に、チャックが引バネに引かれて勢良くオートリターン
して、チャックが内突部347に当る程度の力では、両
持ベンド345は曲がらない。そのため、不意にチャッ
クが筒体341から脱落するような心配もない。
リング溝343も設けられている。この溝343に入る
Oリングによって、カートリッジと容器本体との間に適
当な摺動抵抗が与えられる。また、筒体341の下部内
面にはローレツト349が設けられている。
凹部353が設けられている。この環状凹部353は、
容器本体側の突起や環状凸部と係合して、カートリッジ
の抜け止めの役割を果す。なお、環状凹部353の外側
にあたる筒体341下端部にはテーパ351が付けられ
ている。このテーパ351の役割は次のとおりである。
すなわち、上述した環状凹部が容器本体の突起等に係合
する際に、筒体341下端部が少し膨張するが、この膨
張により筒体下端部が容器本体内面と干渉しないように
逃がしてやるのである。
状化粧材繰出容器のカートリッジを示す図である。図1
9は、図18のカートリッジのストッパー部材を示す図
であって、(A)は正面図、(B)は側面断面図であ
る。また、図20は、ストッパー部材の変形例を示す側
面断面図である。
ストッパーがカートリッジ筒体361とは別体のストッ
パー部材364として形成されている点である。ストッ
パー部材364は、図19に示されているように断面C
字状のリングの形をした部材である。このC字の切れ目
(スリット367)を開げるように弾性変形させること
ができる。
パー内突部365が、180°対向して内側に突出して
いる。この内突部365は、チャックが当接するストッ
パーの役割を果す。ストッパー内突部の位置・形状は、
図20の示されているような左右対称のものであっても
よい。これだと、左右(上下)組立姿勢を気にせず組立
てることができる。
は、ストッパー部材364の断面が示されている部分に
開口部(ストッパー内突部365が中に突き出る程度の
穴)が開けられている。また、筒体361の外周の前記
開口部周辺は、一段掘り込まれたような凹部となってい
る。この凹部に、ストッパー部材364のC字切れ目を
開げながら(弾性変形させながら)、ストッパー部材3
64をはめ込んだのが図18の状態である。このような
形態では、ストッパー部材を別部品としなければならな
いという不利はあるが、筒体外面に筒体の切れ目(スリ
ット)のようなものが露出しないため見栄えが良いとい
う利点がある。
の棒状化粧材繰出容器のカートリッジは以下の効果を発
揮する。 本発明のカートリッジは、図1、4、5に示されて
いる実施例のように、最低3ケの部品(筒、チャック、
引バネ)で構成することができる。従来のような尾栓や
その他のバネ脱落防止手段は不要である。そのため製造
・組立のコストが低減できる。
後においても、チャックを後方に付勢する引バネを緊張
させておくこともできるので、チャックがカートリッジ
筒の軸方向・半径方向に揺れることが少なくなる。つま
り、常に芯が直立状態を保っている。その結果、チャッ
クに支持されている棒状化粧材の損傷を防止できる。 棒状化粧材の周囲に押バネを巻装する場合には、棒
状化粧材の保護筒が必要であり、押バネの径は棒状化粧
材外径より二回り大となる。本発明では、引バネの外径
は棒状化粧材の外径と同程度以下にすることができる。
そのため最終的にカートリッジの外径を細くすることが
できる。
カートリッジを示す図である。チャックは後退限にあ
り、(A)は断面図、(B)は(A)のカートリッジを
B−B方向に見た側面図である。
あって、(A)は断面図、(B)は側面図である。
図である。
器のカートリッジを示す断面図である。
器のカートリッジ及びそれが装着される容器本体を示す
断面図である。
た図である。
器のカートリッジを示す断面図である。
11を示す図であり、(A)は軸方向にきった断面図、
(B)は(A)のB−B断面図である。
器のカートリッジを示す断面図である。
筒131(B)を示す断面図である。(C)は外筒後端
を下から見た図、(D)は内筒後端を下から見た図、
(E)は内筒のE−E断面図である。
回り止め機構の一例を示す図である。(A)はこの機構
のチャックの断面図、(B)は容器本体の断面図、
(C)はチャックの回り止めを から見た図、(D)は
押棒先端の回り止め部の断面部である。
側面図である。
芯チャックオートリターン用の引バネを有する化粧材容
器カートリッジの構造を示す断面図である。
容器のカートリッジを示す断面図である。
容器のカートリッジのチャックを示す図である。(A)
は断面図(引バネとの組立状態)、(B)は側面図であ
る。
容器のカートリッジのチャックを示す図である。(A)
は断面図、(B)は側面図である。
容器のカートリッジを示す図である。
す図であって、(A)は正面図、(B)は側面断面図で
ある。
ある。
ジ筒 13 先端口 14 後端口 15 段部 16 チャック
ストッパー 17 内突部 18 スリット 19 バネ後端係止面 21 チャック 23 腔部 25 リブ 26 チャック後端面 27 バネ先端
係止部 28 バネ係止突起 29 チャック
スリット 31 引バネ 33 バネ先端
部 35 バネ後端部 37 バネ中間
部 41 カートリッジ外筒 43 外突部 51 収納溝 53 チャック
突起 59 内面突条 71 容器外筒 73 開口 75 板バネ 81 容器内筒 83 メネジ 85 押しバネ 91 押棒 93 オネジ 95 係合溝 101 回り止め部材 103 回り止
めリブ 105 係合突起 111 バネ係
止体 112 内面 113 先端面 115 突起 116 係止穴 118 スリット 119 回り止
めリブ 121 カートリッジ外筒 123 外筒先
端口 125 環状凹部 127 回り止
め溝 129 挿入部 131 カート
リッジ内筒 133 内筒先端口 134 段部 135 環状凸部 137 回り止
めリブ 139 スリット 141 バネ係
止内段部 143 段部上端 145 後端面 151 回り止め付チャック 152 突起 157 バネ先端係止部 158 バネ係
止突起 161 回り止め(メス) 163 回り止
め穴 165 回り止めリブ 167 回り止
め(オス) 169 回り止めリブ 171 ホルダ
ー 173 開口 175 板バネ 177 板バネ穴部 179 Oリン
グ 181 容器本体 183 メネジ
部 185 内筒 187 外筒 189 押バネ 190 尾栓 191 押棒 193 先端回
り止め部 195 回り止めリブ 197 突起 301 ストッパー外突部 311 容器本
体先端部 312 容器本体先端部内面 313 係合段
部 321 チャック 323 バネ先
端係止部 325 バネ係止突起 327 テーパ 331 引バネ 333 バネ線 335 バネ後端部 341 カート
リッジ筒体 343 Oリング溝 345 両持ベ
ンド 346 スリット 347 内突部 349 ローレット 351 テーパ 353 環状凹部 361 カート
リッジ筒体 363 回り止め部 364 ストッ
パー部材 365 ストッパー内突部 367 スリッ
ト 371 ストッパー部材 373 ストッ
パー内突部
Claims (16)
- 【請求項1】 軸方向に繰出し可能な押棒を備えた容器
本体の先端に着脱自在に取付けられて、押棒の動きに応
じて棒状化粧材を繰出すことのできる棒状化粧材繰出容
器のカートリッジであって;棒状化粧材が出入りする先
端口を有する筒体と、 この筒体内に摺動自在に収められており、押棒に押され
て該筒体先端方向に進出する棒状化粧材を支持するチャ
ックと、 このチャックに係合しチャックを筒体の後端方向に付勢
する引バネと、を具備し;チャックの後退限を定めるチ
ャックストッパーが筒体に設けられていることを特徴と
する棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項2】 カートリッジを容器本体から取外した状
態においてもチャックは上記後退限に位置し、 引バネの長さを適当に選択することにより、上記状態に
おいて引バネを緊張させておくことが可能である;請求
項1記載の棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項3】 前記筒体には、前記引バネの後端部を、
少くとも筒体先端方向に動かないように係止するバネ後
端係止部が設けられており;前記チャックには、前記引
バネの先端部を係止するバネ先端係止部が設けられてお
り、 前記引バネの先後端部は上記各係止部に係止可能な形状
をしている請求項1又は2記載の棒状化粧材繰出容器の
カートリッジ。 - 【請求項4】 前記チャックストッパーが、筒体の内面
に突出した内突部を有するベンドストッパーであって、 組立時にチャックを筒体の後端から筒体内に挿入する際
には、該ストッパーは外側にベンドしてチャックを通過
させることができ、 その通過後は、該ストッパーは元の形態に復帰して、前
記内突部にチャック又は引バネを当接させることにより
チャックの後退を抑止する請求項1、2又は3記載の棒
状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項5】 前記チャックストッパーが、筒体の外面
に突出した外突部を有するベンドストッパーであって、 組立時にチャックを筒体の後端から筒体内に挿入する際
には、該ストッパーは筒体内に突出しておらず、チャッ
クを通過させることができ、 その通過後に、筒体の外面にストッパー押込部材を装着
することにより、該ストッパーは内側にベンドして筒体
内にその一部分が突出し、この突出した部分にチャック
又は引バネを当接させることによりチャックの後退を抑
止する請求項1、2又は3記載の棒状化粧材繰出容器の
カートリッジ。 - 【請求項6】 前記チャックストッパーが、筒体の外面
に突出した外突部及び筒体の内面に突出した内突部を有
するベンドストッパーであって、 組立時にチャックを筒体の後端から筒体内に挿入する際
には、該ストッパーは外側にベンドしてチャックを通過
させることができ、 その通過後は、該ストッパーは元の形態に復帰して、前
記内突部にチャック又は引バネを当接させることにより
チャックの後退を抑止し、 一方、前記容器本体の先端部の内面には係合段部が形成
されており、 カートリッジを容器本体に装着した時点で、該係合段部
が前記ストッパー外突部と係合して、カートリッジと容
器本体との抜け止めになる請求項1、2又は3記載の棒
状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項7】 前記ベンドストッパーが、前記筒体の一
部を切欠くようにして形成されている請求項4、5又は
6項記載の棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項8】 前記ベンドストッパーが、前記筒体に筒
体軸方向の2本の並行スリットを切込み、両スリット間
に両持ちのベンド部を設けることにより形成されている
請求項4、5又は6項記載の棒状化粧材繰出容器のカー
トリッジ。 - 【請求項9】 前記ベンドストッパーが、前記筒体とは
別体のストッパー部材として形成されており、 前記筒体には、このベンドストッパーが挿入される開口
部が設けられており、 ストッパー部材を弾性変形させて筒体に装着することに
より、ベンドストッパーを筒体内面に突出させる請求項
4項記載の棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項10】 前記チャック外面の一部に突起が設け
られており、 前記筒体内面にはこの突起が納められる収納溝が軸方向
に延びるように設けられており、 前記チャックストッパーは上記突起と係合してチャック
の後退限を定め、かつ該ストッパーは上記収納溝内に実
質的に溝外に突出しないように設けられている請求項1
〜9いずれか1項記載の棒状化粧材繰出容器のカートリ
ッジ。 - 【請求項11】 前記引バネの後端部には第1の径大部
が設けられており、 前記筒体には、上記第1の径大部の端面が当接すること
により、該径大部が筒体先端方向に動かないように係止
するバネ後端係止面が設けられており、 チャックには、引バネの先端部を係止するバネ係止突起
が設けられており、 引バネの先端部には、チャックのバネ係止突起と係合す
る第2の径大部が設けられている請求項1〜10いずれ
か1項記載の棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項12】 前記筒体、チャック及び引バネに加
え、さらにバネ係止体を具備し、 このバネ係止体は、前記筒体に係止されており、 また、バネ係止体は筒状をしていて、内部には前記引バ
ネが収納されており、 またバネ係止体には、前記引バネの後端部を、少くとも
筒体先端方向に動かないように係止するバネ後端係止部
が設けられており、 前記チャックには、前記引バネの先端部を係止するバネ
先端係止部が設けられており、 前記引バネの先後端部は上記各係止部に係止可能な形状
をしており、 バネ係止体の一部がチャックストッパーとして、チャッ
ク又は引バネに当接することによりチャックの後退を抑
止する請求項1又は2記載の棒状化粧材繰出容器のカー
トリッジ。 - 【請求項13】 前記筒体が外筒と内筒とからなり、 両筒は回転方向及び軸方向に相対的に係止されており、 内筒の内面後端部には内側に張り出したバネ係止内段部
が設けられており、 このバネ係止内段部の内面には前記引バネが配置されて
おり、 また上記筒体には、前記引バネの後端部を、少くとも筒
体先端方向に動かないように係止するバネ後端係止部が
設けられており、 前記チャックには、前記引バネの先端部を係止するバネ
先端係止部が設けられており、 前記引バネの先後端部は上記各係止部に係止可能な形状
をしており、 バネ係止内段部がチャックストッパーとして、チャック
又は引バネに当接することによりチャックの後退を抑止
する請求項1又は2記載の棒状化粧材繰出容器のカート
リッジ。 - 【請求項14】 引バネは円筒状に巻かれたコイルスプ
リングであり、 前記チャックには、前記引バネの先端部を係止するバネ
先端係止部が設けられており、 該係止部が、上記コイルスプリングの内径にほぼ等しい
円筒面と、該円筒面上に突設されている複数のバネ係止
突起を有し、 該突起が上記円筒面上に軸方向に段階的に配置されてい
る請求項1〜13いずれか1項記載の棒状化粧材繰出容
器のカートリッジ。 - 【請求項15】 前記筒体の後端部には回り止め部が設
けられており、 この回り止め部が容器本体側の回り止め部材と係合して
押棒の回り止めに供せられる請求項1〜14いずれか1
項記載の棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 - 【請求項16】 前記チャックの後端部には回り止め部
が設けられており、 この回り止め部が押棒先端の回り止め部と係合して押棒
の回り止めに供せられる請求項1〜14いずれか1項記
載の棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。
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---|---|---|---|
JP20816393A JP2648693B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-08-02 | 棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。 |
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DE4340067A DE4340067B4 (de) | 1992-11-24 | 1993-11-24 | Vorrichtung zur Zufuhr eines Kernmaterials beispielsweise eines stiftartigen Materials |
US08/826,320 US5879093A (en) | 1992-11-24 | 1997-03-27 | Mechanism for feeding stick type cosmetic materials, container employing the same and cartridge employed therein |
FR9712151A FR2753352B1 (fr) | 1992-11-24 | 1997-09-30 | Mecanisme de fourniture de produits cosmetiques du type en baton, conteneur l'employant et cartouche qui y est employe |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4-92953 | 1992-12-28 | ||
JP9295392 | 1992-12-28 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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ID=26434316
Family Applications (1)
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JP2017136104A (ja) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | 鈴野化成株式会社 | カートリッジ体及びカートリッジ式化粧料容器 |
CN109123997B (zh) * | 2018-09-14 | 2024-04-02 | 浙江正庄实业有限公司 | 防紫外线三角笔嘴眉笔及其树脂材料制备方法 |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP20816393A patent/JP2648693B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06245814A (ja) | 1994-09-06 |
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