JP3708289B2 - 両軸繰出式棒状化粧材容器 - Google Patents

両軸繰出式棒状化粧材容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒状化粧材(アイライナーやアイブロウ、アイシャドウ、口紅等)を容器の両端から繰り出し・引き込みできる容器に関する。特には、キャップを持って繰り出し操作を行うことができ、操作性に優れる両軸繰出式棒状化粧材容器に関する。なお、本発明は化粧材を主に念頭においたものではあるが、その他の棒状材(糊、鉛筆等)の繰出容器にも適用できる。
【0002】
【従来の技術】
図5は、実公昭63−29454号に開示された棒状化粧材繰出容器の断面図である。この棒状化粧材繰出容器の詳しい説明は省略するが、同容器を構成する部品は、キャップを除いても、第1芯筒906、第1摺動体909(チャック910一体)、中具927、コイル体913、軸筒926、軸杆924(チャック923一体)、ストッパー914、ワッシャー918、ネジ筒901、スプリング917、第2芯筒915の11点にも達する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図5の棒状化粧材容器のように多数の部品を使用していたのでは、部品の製造コスト及び組み立てコストが増大し実現性が乏しくなる。
【0004】
また同容器は、上下いずれかのキャップを外して、軸筒926と芯筒906又は915とを相対的に回動させることにより棒状化粧材を繰り出すのであるが、このとき、軸筒926の替りに外していない方のキャップを持って回すと、キャップと軸筒926とが回ってしまって、棒状化粧材を繰り出すことができない。実際には、このような事態にならないように、軸筒926を長くしておいて、繰り出し時には自然と軸筒926を持つように仕向けている。しかし、両軸繰出の場合、片一方の化粧材を使用中には、他方のキャップを外すことはないので、外していない方のキャップをホルダーとして確実に繰り出しに使用できるようにすることが望ましい。
【0006】
本発明は、キャップを持って繰り出し操作を行うことができるため、操作性に優れる両軸繰出式棒状化粧材容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の棒状化粧材容器は、 容器の両端から棒状化粧材又は備品を繰り出す両軸繰出式の棒状化粧材繰出容器であって; 中間筒と、 中間筒の両端にそれぞれ回動自在に連結された、棒状化粧材等を繰り出す先端口を有する二本の先筒と、 各先筒を中間筒と相対回動することにより作動する繰出機構と、 先筒を覆うキャップと、 を備え; キャップ内面と中間筒の軸方向前後部外面に同期係合部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
本発明の両軸繰出式棒状材容器においては、さらに、上記キャップと上記先筒の間にも同期係合部が設けられていることが好ましい。これによって、中間筒と先筒との間の回動をも拘束して不意の棒状化粧材の突出を防ぐことができる。
【0009】
また、上記同期係合部が、互いに係合するローレット(周方向連続縦溝)と縦リブとで構成されていることが好ましい。これによって、先筒及び中間筒とキャップとを嵌着する際に位置合せを必要とせず、芯材(化粧材)がどの位置でもワンタッチでキャップの着脱が行われる。なお、このローレットと縦リブの関係は、中間筒又は先筒側をローレットとしてキャップ側を縦リブとしてもその逆であってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る両軸繰出式棒状化粧材容器を示す側面断面図である。
図2は、図1の棒状化粧材容器のキャップ同期係合部の詳細を示す図である。(A)は先筒及び中間筒の側面図、(B)はキャップの側面断面図である。
この容器は、図の上から下に向かって、キャップA11、先筒A15、チャックA17、押棒A19(チャックAと一体物)、Oリング20、22、中間筒21、先筒B23、押棒B24、チャックB25(押棒Bと一体物)及びキャップB29から構成されている。
【0011】
上下のキャップ11、29は同じ形をしており、上下取り替えて装着することができる。あるいは、キャップが1個だけで、使用しない方の先筒に装着しておいてもよい。キャップを共通化することにより、キャップの選択が不要になるとともに、金型費等の製造コストを低減できる。
【0012】
キャップ11、29は、有頂筒状をしており(頂部41、95)、装着状態において先筒15、23の先端口43、93及び側面を覆っている。キャップ11、29の根元部は、中間筒21外面に嵌合している。キャップ11、29の根元部内面には、同期係合縦溝51、78が形成されている。同溝の手前側には、嵌合凹凸57(図2における環状凸部57a及び環状凹部57b)、71が形成されている。この縦溝51は、図2に示すように、周方向に連続的に多数形成されている。縦溝51、78は、先筒15、23外面の縦リブ53、79及び、中間筒外面前後端部の縦リブ55、75と係合して、前のキャップ11と先筒15及び中間筒21、後のキャップ29と先筒23及び中間筒21とを回り止めする。なお、各縦溝が連続的に多数形成されているため、また各縦リブの先が尖っているため、特にキャップを位置合わせしなくても、縦溝と縦リブとを合わせる(係合させる)ことができる。
【0013】
このように、中間筒及び先筒の両者にキャップとの同期係合が設けられているため、キャップの装着状態において、中間筒と先筒とがキャップを介して同期係合するので、不意に両者が相対的に回るようなことがなく、化粧材が不意に繰り出されるようなことがない。なお、このような特性は、両軸繰出式の容器に限らず、片端繰出式の容器においても有用な特性である。
【0014】
図2に示されているように、キャップ11の基部内面の環状凹部57bは、中間筒前後外面の環状凸部57aと嵌合して、キャップ11を中間筒21に係止する。
【0015】
先筒15、23は、チャック17、25の摺動する内孔45、91及び棒状化粧材13、27の繰り出し・引き込みされる先端口43、93を有する。先筒の内孔45、91には、チャック17、25(及び押棒19、24)との同期係合縦溝46、89が切られている。したがって、チャック17、25及び棒状化粧材13、27は、先筒15、23内をまっすぐ進退する。
【0016】
先筒15、23の根元部外面には前述の同期係合縦リブ53、79が形成されている。先筒15、23の根元部58、69は、中間筒21の端部外面に嵌合されて保持されている。同根元部58、69の内面と、中間筒21の端部外面には、環状嵌合凹凸56、73が形成されており、先筒15、23と中間筒21とを回動自在に連結している。
【0017】
チャック17、25は、押棒19、24と一体に成形されたものである。チャック17、25は、その凹部47、87で棒状化粧材13、27の尾部を保持する。チャック17、25の外面には突起48、81が突設されている。この突起48、81は、先筒15、23内孔45、91の同期係合縦溝46、89と同期係合する。
【0018】
押棒は、前後2本(押棒A19、押棒B24)に分割されており、前後の棒状化粧材を別々に繰り出すことができる。また、押棒19、24の基部には、中間筒21のラセン溝62、74と螺合するオネジ状突起64、68が形成されている。
【0019】
中間筒21は、中段部が太く、両端部が細い円筒状のものである。中間筒21の端部外周には環状嵌合凹凸56、73が形成されており、上述のように両先筒の根元部58、69が嵌合されている。中間筒21の中央部外面には、上述の同期係合縦リブ55、75及び嵌合凹凸57、71が形成されており、キャップ11、29が回動不能に係止される。中間筒21の中段部67は、キャップ11、29の外径と同径であり、容器の外面に表われている。中間筒21内径にストローク分の長いラセン溝62、74が形成されている。これらのラセン溝62、74には、押棒19、24の突起64、68が螺合する。
【0020】
Oリング20、22は、中間筒両端部外面の溝に装着されており、先筒15、23と中間筒21との間の摺動に一定の抵抗を与える。この摺動抵抗により、容器の繰り出し・引き込み時にガタつかず、容器の高級感を増す。なお、Oリング20、22の摺動抵抗に打ち勝って繰り出すために、キャップ11、29と中間筒21間に同期係合部が設けられているとも言える。このOリングは特に無くてもよいが、繰り出し速度を速くしたいためメネジのピッチを大きくした場合、芯先からの圧力によって芯チャックが後方に下がってしまう(CUP DOWN)場合は必須な部材となる。
【0021】
図1の容器の操作について説明する。
まず、どちらかのキャップ11又は29を外し(以後の話は、キャップA11を外して棒状化粧材A13を繰り出す場合を考える)、先筒15の外面を指でつまんで、外さなかった方のキャップB29を同じく指でつまんで回す。すると、キャップB29と中間筒21とは同期係合しているので中間筒21と先筒A15とが相対的に回動する。そして、押棒19は先筒A15と同期係合し、中間筒21と螺合しているので、ネジ機構により繰り出される。後側の棒状化粧材27Bを繰り出す場合は、上述の逆である。なお、容器1にキャップ11、29のうちのいずれか一方のみを設けておき、繰り出したい方の反対側に1個のキャップを付け替えながら使用することもできる。
なお、図1の棒状材容器においては、押棒のストローク限は、チャック17、25が先筒15、23内孔の段部44、94に当接することにより定まる。
【0022】
図3は、本発明の他の1実施例に係るカートリッジ式両軸繰出式棒状材容器を示す側面断面図である。
同図において、図1の符号に100を足した符号は、以下に特記するものを除いて同様の部品・部位を示す。
この容器101の容器本体105は1本の中間筒からなる。この容器本体105内に両側からカートリッジ103及び103′が挿入されて保持される。
【0023】
カートリッジ103は、先筒115、チャック117付き押棒119、及び、螺合筒118からなる。先筒115は、その内孔145の縦溝146にチャック117外面の突起148が係合して摺動するので、押棒119と同期係合する。螺合筒118は、先筒115と回動自在に連結されている。螺合筒118の先端部内周にはメネジ状突起150が設けられており、このメネジ状突起150は押棒119外面のオネジ152と螺合している。螺合筒118の尾端部内面には同期係合溝164が形成されている。
【0024】
容器本体105の内部の中段部(奥)には同期係合片160が軸方向に突設されている。同期係合片160の周囲には、ローレット状の同期係合リブ162が形成されている。このリブ162は、螺合筒118の尾端部内面の同期係合溝164と係合して、容器本体105と螺合筒118とが同期係合する。この状態で、容器本体105あるいは後ろ側のキャップ111′と先筒115とを相対的に回すと、容器本体105と同期係合する螺合筒118と、先筒115と同期係合する押棒119とが相対的に回動して棒状化粧材113が繰り出される。
【0025】
図3の容器は、芯チャックの下方にオネジを配したことによりストローク分のメネジ筒を使用することがないため、細径のカートリッジとなる。
また、キャップは両方に配され、中間筒及び先筒両方にキャップとの同期係合部を有する。また、本実施例においては、二つのラセン溝と二つの押棒による繰出機構であるが、一つのラセン溝と一つの押棒による両軸繰出機構もある。その場合には、先筒と中間筒の両方に同期係合部があった場合には繰出不能になる。これは後述する。
【0026】
図4は、一本の押棒303の両端に化粧材を保持する芯チャック317、317′を有し、中間筒305のメネジ333と押棒303外面の一群の突起322をオネジに見立てた螺合作用と、該一群の突起322を軸方向に用い、先筒301、301′との回転止に使用した、両軸繰出式棒状化粧材容器である。
本実施例では、アイブローやアイライナー、リップライナー等細径の化粧材の容器に用いられ、簡単な構造と、短軸で細い外径でできるので、今までと違った複雑な部品構成でないため、全ての面で優れている繰出機構である。
【0027】
先筒A301と中間筒305を回動することによって上記の繰出理論によって、化粧材は真直に繰り出される。その際、先筒A301が回動すると先筒B301'も回動するため、先筒Aと先筒Bを回動操作した場合は繰出不能となる。一本の押棒303の両端に芯チャック317、317'を配した両軸繰出式化粧材容器の大きな欠点は引込操作をする時に後方の化粧材を後に突出してしまうことである。一本の押棒303の1/2の所にメネジ部331があり、先筒A301側の繰り出しには、押棒303の後方半分が使用され、先筒B301'側の繰り出しには押棒303の前方半分が使用されるため、引込操作において引込み過ぎると後方より化粧材が突出してしまうのである。この欠点を補うために1個のキャップ309を設けたのが図4である。やや長めのキャップ309を設けて多少後方よりの突出があっても手を汚さないようになっている。
【0028】
キャップ309内の内側端面付近には中間筒305との嵌合、係着に用いる凹環状部342と中間筒305と同期に回動する同期係合部344が設けられていて、先筒を回動する時は、中間筒305とキャップ309は同期の回転をするようになっている。図4の場合は先筒とキャップの同期係合部を付けると繰り出し不能になってしまう。キャップを設けることにより先筒同士を持って誤操作することを防いでいる。
【0029】
図4の両軸繰出式棒状材容器についてさらに詳しく説明する。
図4の両軸繰出式棒状材容器300は、図の上から下に向かって、先筒A301、押棒303(チャックA317及びチャックB317′一体物)、中間筒305、先筒B301′及びキャップ309の5部品で構成されている。
【0030】
先筒A301は、内孔311を有するパイプ状の部品である。上半分が肉厚のつまみ部320となっており、下半分が中間筒305への挿入部327となっている。内孔311内は、チャックA317が軸方向に摺動する。内孔311内には、軸方向に延びる同期係合溝313が切られており、この溝313内を、押棒303外面に突設されている一群の突起322が軸方向に摺動し、先筒A301と押棒303とが同期係合(一般的には回動不能・軸方向摺動自在)する。なお、内孔311は、図示されてはいないが先端に近づくに従い細くなる。また、同期係合溝313は、先端口の手前で途切れている。したがって、チャックA317は、先端口の手前でそれ以上前進できなくなる。
【0031】
先筒301の挿入部327は、上述のように、中間筒305の連結部326の内孔内に挿入される。両者の挿入部(連結部)には、環状の凹凸325が形成されており、両筒301と305を回動自在に連結する。なお、中間筒305の先端と先筒A301の段部323との間は軽く接触するかわずかに隙間が開く程度である。図の下部に示されている先筒B301′は、先筒A301と対称で同一形状・寸法である。図中、同じ数字にダッシュのついた符号で示す部品・部分は同じものである。
【0032】
中間筒305は、全体として同径のパイプ状のものである。上下方向の中段部は、肉厚のメネジ部331となっており、メネジ333が形成されている。このメネジ333は、押棒303の一群の突起322と螺合する。
【0033】
押棒303の外周には、軸方向に4列に、一定ピッチで多数の小判型突起322が突設されている。これらの突起322は、図の中段部においては、中間筒305内面のメネジ333と螺合している。そして、同部以外においては、先筒301、301′内孔の同期係合縦溝313に係合している(入り込んでいる)。つまり、同じ一群の突起322が、メネジ333と螺合するオネジの役割と、同期係合縦溝313と係合する縦リブの役割の双方を果しているのである。このような一群の突起322は、押棒303をプラスチック射出成形で作る場合、金型の加工が楽である。また、粗いピッチのネジの場合もアンダーカットとならず割り型で成形できる。
【0034】
以上、何種類かの実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に見られる機構・構造に限定されるものではなく、棒状化粧材の種類・径に関係なく、例えば細径のアイブローやアイライナー、大径の口紅や固形白粉、形式(カートリッジ型、非カートリッジ型)、繰り出しリードの細いもの粗いもの、繰り出しの重いもの(Oリング装着品)から軽いものまで限定なく適用できる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば以下の効果を発揮する。
▲1▼ 両軸繰出式棒状化粧材の場合、片一方の化粧材を使用している時は他方は使用しないため、使用していない方にはキャップがある。中間筒前後部とキャップ内面に同期係合部を設けることによって中間筒とキャップとを確実に同期の回転をさせ、繰出機構の如何に係らずキャップを持った状態での繰り出し操作を行うことができる。
▲2▼ また、中間筒前後部外面とキャップ内面に同期係合部を設けたことによって、先筒先端口とほぼ同寸の化粧材や、細径のアイブロー、アイライナー等の化粧材及びこれらを斜めにカットした化粧材等さまざまな形態の化粧材を用いることができる。
【0036】
▲3▼ 中間筒前後部外面に加えて先筒にもキャップとの同期係合部を設けることによって、キャップ嵌着時には、振動や落下によって先筒が回動して芯が突出することがなくなる。この利点は、特にピッチが粗い繰出容器において特に顕著である。また、従来の口紅容器のような化粧材保持皿のロックを考えなくてもよい。なお、この発明の態様は、片端繰出化粧材繰出容器にも有効である。
▲4▼ キャップと中間筒及び先筒との同期係合方法をローレットと縦リブとすることで、どの位置においてもワンタッチで着脱が可能となる。
▲5▼ 図4の実施例においては、先筒同士が回転する構造のため、キャップをすることにより(キャップ内で使用していない先筒が支障なく回転するため)、操作を単純にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る両軸繰出式棒状材容器を示す側面断面図である。
【図2】図1の棒状材容器のキャップ同期係合部の詳細を示す図である。(A)は先筒及び中間筒の側面図、(B)はキャップの側面断面図である。
【図3】本発明の他の1実施例に係るカートリッジタイプの両軸繰出式棒状材容器を示す側面断面図である。
【図4】本発明の他の1実施例に係る両軸繰出式棒状材容器を示す側面断面図である。
【図5】実公昭63−29454号公報に開示されている両軸繰出式棒状材容器の側面断面図である。
【符号の説明】
1 棒状化粧材容器 11 キャップA
13 棒状化粧材A 15 先筒A
17 チャックA 19 押棒A
20、22 Oリング 21 中間筒
23 先筒B 24 押棒B
25 チャックB 27 棒状化粧材B
29 キャップB 41、95 頂部
43、93 先端口 44、94 段部
45、91 内孔 46、89 同期係合縦溝
47、87 凹部 48、81 突起
51、78 同期係合縦溝
53、55、75、79 同期係合縦リブ
56、73 環状嵌合凹凸 57、71 嵌合凹凸
58、69 根元部 60、76 段部
62、74 ラセン溝 64、68 オネジ状突起
67 中段部
118 螺合筒 119 押棒
150 メネジ状突起 152 オネジ
160 同期係合片 162 同期係合リブ
164 同期係合溝

Claims (6)

  1. 容器の両端から棒状化粧材又は備品を繰り出す両軸繰出式の棒状化粧材繰出容器であって;
    中間筒と、
    中間筒の両端にそれぞれ回動自在に連結された、棒状化粧材等を繰り出す先端口を有する二本の先筒と、
    各先筒を中間筒と相対回動することにより作動する繰出機構と、
    先筒を覆うキャップと、 を備え;
    キャップ内面と中間筒の軸方向前後部外面に同期係合部が設けられていることを特徴とする両軸繰出式棒状化粧材容器。
  2. さらに、上記キャップと上記先筒の間にも同期係合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の両軸繰出式棒状化粧材容器。
  3. 上記同期係合部が、互いに係合するローレット(周方向連続縦溝)と縦リブとで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の両軸繰出式棒状化粧材容器。
  4. 上記中間筒前後部外面にキャップを嵌合係止する係止部が形成されており、上記キャップ内面に該係止部に対応する係止部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の両軸繰出式棒状化粧材容器。
  5. 上記キャップが、上記容器の前後において共通であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の両軸繰出式棒状化粧材容器。
  6. 上記先筒A、Bがそれぞれカートリッジとなって上記中間筒に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の両軸繰出式棒状材容器。
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