JPH11187930A - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

棒状化粧材繰出容器

Info

Publication number
JPH11187930A
JPH11187930A JP9366309A JP36630997A JPH11187930A JP H11187930 A JPH11187930 A JP H11187930A JP 9366309 A JP9366309 A JP 9366309A JP 36630997 A JP36630997 A JP 36630997A JP H11187930 A JPH11187930 A JP H11187930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push rod
cylinder
stick
shaped
decorative material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9366309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3333730B2 (ja
Inventor
Atsushi Oba
淳 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuno Kasei Co Ltd
Original Assignee
Suzuno Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuno Kasei Co Ltd filed Critical Suzuno Kasei Co Ltd
Priority to JP36630997A priority Critical patent/JP3333730B2/ja
Priority to PCT/JP1998/005887 priority patent/WO1999033373A1/ja
Priority to US09/529,670 priority patent/US6331084B1/en
Priority to EP98961542A priority patent/EP1040774A4/en
Publication of JPH11187930A publication Critical patent/JPH11187930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3333730B2 publication Critical patent/JP3333730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/12Casings with provision for preventing undesired movement of the stick
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/02Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
    • A45D40/04Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
    • A45D2040/208Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by a rotating action, e.g. effected by a screw

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、かつ組立の容易な棒状化
粧材繰出容器を提供する。 【解決手段】 棒状化粧材繰出容器1は、棒状化粧材3
の尾部を保持するチャック41と、先筒11と、外面に
オネジ状突起49を有する押棒13と、押棒のオネジ状
突起と螺合するメネジ63を有する本体筒15を具備す
る。押棒のオネジ状突起49の外周面に、連続した一定
ピッチの複数の凹凸(図3の49a)が形成されてい
る。先筒11の内面に該凹凸と係合し押棒と先筒とを同
期係合させる同期係合凹凸29が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状化粧材(口紅
やアイライン等)の繰出容器に関する。特には、部品点
数が少なく、かつ組立の容易な棒状化粧材繰出容器に関
する。また、化粧材の直接充填にも適した棒状化粧材繰
出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来例(実開昭59-130612
号)の棒状化粧材繰出容器の構造を示す部分破断分解斜
視図である。この棒状化粧材繰出容器は、化粧材支持皿
941付きの押棒943と、先筒スリーブ949と、メ
ネジ筒957の3部品から構成されている。化粧材支持
皿941の下部には、一体に押棒943が連結されてお
り、押棒943の尾部にはストッパー945が突出して
いる。支持皿941は、先筒スリーブ949の内面を摺
動する。押棒943外面のオネジは、メネジ筒957上
部内面のメネジ955と螺合する。
【0003】図13の棒状化粧材繰出容器の押棒943
のストッパー945は、下向きのクサビのような形をし
ている。すなわち、ストッパー945の下側面はテーパ
946となっており、上側は横に張り出す当接面944
となっている。このストッパー945と係合するのが、
先筒スリーブ949内面に張り出しているフランジ95
1である。
【0004】すなわち、フランジ951の内側のフラン
ジ穴953は、ちょうど押棒943の尾端のストッパー
945部の断面と対応する形状をしている。ただし、フ
ランジ穴953の平行して対向する平行壁間の間隔は、
押棒943のストッパー945部の幅よりもやや狭くな
っている。なお、押棒943の裏側にも、同様のストッ
パーが設けられている。
【0005】したがって、先筒スリーブ949に押棒9
43を組込む時は、支持皿941を下に押して、押棒9
43のストッパー945が、先筒スリーブ949のフラ
ンジ穴953を通るようにする(圧入する)。ストッパ
ー945の下のテーパ946は、圧入をやりやすくする
ためのものである。そして、ストッパー945がフラン
ジ穴953を通過した後は、ストッパー945上面の当
接面944がフランジ951の下面に当接して、押棒9
43が先筒スリーブ949から抜け出さなくなる。これ
で、押棒943の繰り出し端が定まる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の棒状化粧
材繰出容器は、部品点数の削減と組み立ての簡便さをね
らったものである。しかし、組立時に押棒943と先筒
フランジ穴953との軸回りの位置合わせが必要であ
り、決して組み立てやすいものではない。
【0007】一方、直接充填タイプの容器では、化粧材
の折れやチャック(化粧材保持部)からの抜け等の損傷
を防止するために、化粧材と先筒内孔の摺動抵抗を少な
くすることと、チャックが振れなく先筒に真直ぐに繰出
・引込されることが重要である。
【0008】本発明は、このような課題に対応すべくな
されたもので、部品点数が少なく、かつ組立の容易な棒
状化粧材繰出容器を提供することを目的とする。また、
化粧材の直接充填にも適した棒状化粧材繰出容器を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の棒状化粧材繰出容器は、 棒状化粧材の尾
部を保持するチャックと、チャックを軸方向摺動自在に
案内する内孔及び棒状化粧材が出入りする先端口を有す
る先筒と、チャックの尾部に連結されているとともに外
面にオネジ状突起を有する押棒と、先筒と回動自在に連
結されているとともに押棒のオネジ状突起と螺合するメ
ネジを有する本体筒と、を具備する棒状化粧材繰出容器
であって; 押棒のオネジ状突起の外周面に、連続した
一定ピッチの複数の凹凸が形成されており、先筒の内面
に該凹凸と係合し押棒と先筒とを同期係合させる同期係
合凹凸が形成されていることを特徴とする。
【0010】本発明の棒状化粧材繰出容器は、従来の容
器同様、先筒と本体筒とを相対的に回動させると、先筒
と同期回動する押棒のオネジ状突起が本体筒のメネジ中
を進んで押棒が繰出・引込される。ここで、押棒と先筒
とを同期係合する両者の凹凸部が連続して一定ピッチで
複数形成されているので、同期係合部の噛み合いがしっ
くりとしており、押棒とチャックをスムーズに繰出・引
込することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記同期係合
凹凸が先筒の内面全周に形成されていることが好まし
い。押棒をどのような回動位置で先筒に組み込んでも、
押棒の同期係合凹凸と先筒の同期係合凹凸とが噛み合う
ので、押棒組み込み時の位置合わせが不要となり組み立
て作業の能率が著しく向上する。
【0012】また、上記同期係合凹凸が、上記先筒のチ
ャック摺動内孔の下方の押棒摺動内孔内面に形成されて
いることが好ましい。すなわち、化粧材の摺動内孔には
同期係合溝やリブがないので、化粧材を直接充填した場
合に化粧材の外周に凹凸が付かず、また摩擦も少ないの
でスムーズに繰出・引込できる。
【0013】また、上記押棒はチャックと一体に形成さ
れており、上記押棒の尾部に、押棒の外周面に突出した
外突部を有するベンドストッパーが設けられており、上
記本体筒のメネジの下方にストッパー当接部が設けられ
ており、組立時に押棒を本体筒に通す際は、ベンドスト
ッパーは内側にベンドしてメネジ内を通過可能であり、
組立後は、ベンドストッパーは元の形態に復帰して、押
棒繰り出し端においてベンドストッパーが上記ストッパ
ー当接部に当接して押棒の繰り出し限を画することが好
ましい。直接充填式の棒状化粧材繰出容器の場合、化粧
材の摺動する先筒の内孔はストレートで、チャックの先
端が当接してストロークエンドを定めるような段部を設
けることはできない。上述のように押棒にベンドストッ
パーを形成して押棒の繰り出し限を決めれば部品点数や
組立の手間を増やすことなく処置できる。
【0014】また、上記チャック付押棒が半割りの型で
射出成形されたプラスチック製であり、上記オネジ状突
起が成形パーティングラインから離れた部位に、押棒軸
芯を挟んで対向して複数形成されていることが好まし
い。オネジ状突起にパーティングラインがかからないの
で表面を滑らかにできるため、螺合や摺動のクリアラン
スを小さくできるとともに、引っ掛かりのないスムーズ
な繰出・引込ができる。また、オネジ状突起の複数対向
配置により、押棒にかかる抵抗が左右で均一となるた
め、繰出・引込時に押棒やチャックの振れがなく化粧材
の損傷や抜けを防止できる。
【0015】また、上記押棒のオネジ状突起が容器スト
ローク分以上の長さに渡って形成されており、上記メネ
ジが上記本体筒の先端側に上記オネジ状突起と数個螺合
する程度の長さ設けられていることが好ましい。メネジ
の成形長さを短くすることができ、容器の寸法短縮、コ
スト低減に役立つ。
【0016】また、上記本体筒が、尾部で連結された内
外二重筒体構造を有し、両筒体の間に上記先筒の後部が
回動自在に係合していることが好ましい。先筒と本体筒
との回動連結がしっかりとして、力がかかっても両筒が
傾くことなく、高級感があって信頼性の高い容器を実現
できる。
【0017】以下、図面を参照しつつ説明する。図1
は、本発明の一実施例に係る棒状化粧材繰出容器の内部
構造を示す断面図である。図2は、図1の棒状化粧材繰
出容器のチャック付押棒の側面図である。図3は、図1
の棒状化粧材繰出容器のIII-III 断面の断面図である。
【0018】この実施例の棒状化粧材繰出容器1は、先
筒11、チャック付押棒13、本体筒15の3部品から
構成されている。チャック41と押棒47は一体物(チ
ャック付押棒)となっている。先筒11内には化粧材3
が充填されている。化粧材3の尾部は、チャック41に
挿入されて支持されている。チャック41が押棒47に
駆動されて先筒11内を上下すると、それに合わせて化
粧材3が先筒11の先端口21から繰り出し引込みされ
る。
【0019】先筒11は全体として中空円筒状であり、
上部の化粧材収容部25、中段部のフランジ部29、下
部の回動連結部33から構成されている。化粧材収容部
25の内面は化粧材3やチャック41のスライドする円
筒形の内孔23となっている。フランジ部29の内径は
細くなっており、内面には縦溝である同期係合溝31が
全内周にわたって軸方向に切られている。なお、この同
期係合溝31は本発明にいう同期係合凹凸に該当する。
この同期係合溝31は、押棒47外面に並んで配列され
たオネジ状突起49の同期係合凹凸49aと係合して、
押棒47と先筒11との回り止めとなる。すなわち、先
筒11と押棒47とは同期回転する。
【0020】先筒11の回りフランジ部29のさらに下
部は、回動連結部33となっている。回動連結部33の
内径は比較的大きく、この内径部に本体筒15のメネジ
部61及び回動連結部65を収容している。回動連結部
33の尾端部内面には、環状凸部35が突設されてい
る。この環状凸部35は、本体筒外面の環状凹部67と
係合して、先筒11と本体筒15とを回動自在に連結す
る。
【0021】チャック41は有底筒状をしており、その
内部の腔部43に化粧材3の尾部を収納保持する。チャ
ック41の径は押棒47よりも大であり、押棒の引き込
み限において、チャックの底板45は先筒11の内段部
27に当接してストロークエンドが定まる。
【0022】押棒47は、チャック41の尾端側に一体
に設けられている。押棒47の外面には、小判形をした
オネジ状突起49が、円周方向180°振り分けで、2
列突設されている。各列の上下に隣り合う突起49同士
の間隔は、一定のピッチとなっている。周方向に隣り合
う突起の列は、半ピッチずつ段差をつけて配列されてい
る。これらの突起49は、軸方向一線に配列されている
とも言えるし、押棒47外面に仮想のスパイラルを描く
ように(オネジの一部を占めるように)配列されてい
る。
【0023】オネジ状突起49の外周面には、図3に示
すように5個の同期係合凸部49aが連続して一定のピ
ッチで突設されている。これらの同期係合凸部49a
は、押棒の軸方向には真直ぐ延びるリブとなっている。
ここで上記チャック付押棒13が半割りの型で射出成形
されたプラスチック製であり、上記オネジ状突起49が
成形パーティングラインから離れた部位に、押棒軸芯を
挟んで対向して複数形成されていることを特徴とする。
【0024】オネジ状突起49の外面の同期係合凸部4
9aは、上述のように、軸方向一線の列となって、先筒
11の同期係合溝31と係合し、押棒47と先筒11の
回り止めとなる。さらに、オネジ状突起49は、本体筒
15の内面のメネジ63と螺合する。すなわち、オネジ
状突起49が形成する仮想のスパイラルと同じスパイラ
ル(クリアランスはある)がメネジ63として形成され
ているのである。
【0025】押棒47の尾端部には、同部外周面から外
に突出するベンドストッパー51が設けられている。左
右のベンドストッパー51、51′の中央部には、押棒
47を貫通するスリット53が開けられている。このス
リット53があるため、ベンドストッパー51、51′
を挟むような力がかかると、ベンドストッパーは弾性変
形して押棒の軸芯方向に寄って左右のベンドストッパー
51、51′の外面間の幅が狭くなる。また、ベンドス
トッパー51、51′の下辺は下つぼまりのテーパー面
52、52′となっている。したがって、押棒47を先
筒11や本体筒15に組み込む時は、押棒47の尾端を
上から先筒の同期係合溝31やメネジ63の中央の穴に
押し込むと、テーパー面52、52′が両脇から押され
てスリット53が狭まり、左右のベンドストッパー5
1、51′が内側によって幅が狭くなり、ベンドストッ
パーは同期係合溝31の部分やメネジ部61を通過でき
る。
【0026】しかし、ベンドストッパー51がメネジ部
61等を通過した後は、ベンドストッパー51はスプリ
ングバックして左右に再び開く。この状態で押棒47が
上に繰り出されると、ベンドストッパー51の上面は、
後述する本体筒15のメネジ部61下端の内段部64と
当接して押棒47の繰り出し限を画する。
【0027】本体筒15は、全体として中空円筒状であ
り、上部のメネジ部61、中段部の回動連結部65、下
部の元部69から構成されている。メネジ部61は肉厚
となっており、その内面にメネジ63が形成されてい
る。このメネジ63は、上述の押棒47のオネジ状突起
49と螺合する。回動連結部65は、メネジ部61とと
もに、先筒11の回動連結部33の内面に嵌合される。
回動連結部65の尾端部外面には上述の環状凹部67が
形成されている。元部69は、本体筒15が容器外面に
出ている部分である。化粧材繰出時には、この元部69
を指でつまんで先筒11に対して回動させる。
【0028】図1の棒状化粧材繰出容器を使用して化粧
材3を繰り出す際は、本体筒15と先筒11とを相対的
に回転させる(例えば、先筒11を左の指で持って固定
し、本体筒15の元部69を右手の指で回す。)そうす
ると、先筒11、チャック41、押棒47は回転せず、
本体筒15は回転する。そのため、押棒47外面のオネ
ジの働きもするオネジ状突起49は、メネジ63に押さ
れて、押棒47が軸方向に繰り出される(上昇する)。
【0029】押棒47が上昇すると、押棒47尾端のベ
ンドストッパー51も上昇し、ついには、メネジ部61
下端面である内段部64に当接する。この時点で、押棒
47の繰り出しは不能となり、押棒の繰り出し限を画す
ることとなる。押棒47を引き込む時は、先筒11と本
体筒15とを逆方向に回せば良い。なお、押棒47の引
き込みエンドは、チャック41の底45が先筒11内の
同期係合溝31部の上の段部27に当接することにより
定まる。
【0030】本実施例の棒状化粧材繰出容器を組み立て
る際には、まず先筒11と本体筒15とを嵌合する(本
体筒の回動連結部65を先筒の回動連結部33の中に差
し込む)。次に、押棒13の尾端55を、上から先筒1
1の内孔23に入れ、同期係合溝31の内径部30に押
し込む。すると、ベンドストッパー51が内側にベンド
してベンドストッパー51は同期係合溝31の内径部3
0を下に通過する。ベンドストッパー51は続いて本体
筒15のメネジ部61の内径部60も通過する。押棒4
7外面の最下段部のオネジ状突起49Lが同期係合溝3
1の上面に達すると、オネジ状突起外周の同期係合凸部
49aは、同期係合溝31が先筒の内周面全面に切られ
ているので容易に同期係合溝31に合って、同期係合凸
部49aは同期係合溝31に沿って下に通過する。以下
同様に全オネジ状突起49が同期係合溝31に通る。
【0031】ベンドストッパー51は、メネジ部内径部
60を通過して下に出るとスプリングバックして図のよ
うな状態となり、ストッパーの役割を果す。一番下のオ
ネジ状突起49Lが本体筒のメネジ63にかかったら、
先筒11と本体筒15とを相対的に回動させて押棒47
を下に引き込んでやる。そして引き込み限となったのが
図1の状態である。すなわち、本実施例の容器の組付け
についての一番の特徴は、先筒11と本体筒15を嵌合
した状態で上部より押棒47を嵌入させていくことであ
る。この際、先筒11と本体筒15を回動状態にしてお
けば、押棒47が本体筒15に螺合しながら下方へ自然
嵌入していくため、位置合せや熟練を必要とせず自動化
に適した組付が可能となる。この後、先筒11の内孔2
3内に化粧材を直接充填する。
【0032】図4は、本発明の他の1実施例に係る棒状
化粧材繰出容器の内部構造を示す断面図である。図5
は、図4の棒状化粧材繰出容器の先筒の斜視図である。
同図中の符号で、図1の符号に100を足した符号は、
以下に特記するものを除いて同様の部品・部位を示す。
【0033】この実施例の棒状化粧材繰出容器の特徴は
以下である。 (1)先筒111が金属(アルミニウム、真鍮等)の絞
り成形品である。金属部品は、表面の光沢や質感に優
れ、化粧材容器にとって重要な高級感を醸し出す。先筒
111外面の環状凸部167や尾部内面の同期係合溝1
31は、絞り等の塑性加工により成形されている。
【0034】(2)先筒111の回動連結部165が本
体筒115の回動連結部133の外側に嵌合している。
図1の容器では、本体筒15の元部69が短く、従来よ
りの棒状化粧材繰出容器の感覚とマッチしない感じがす
るおそれがある。そこで、本実施例では本体筒115を
外側として本体筒が見える部分を長くしている。
【0035】図6は、本発明の他の1実施例に係る棒状
化粧材繰出容器の内部構造を示す断面図である。(A)
は側面断面図であり、(B)は(A)のB−B断面図で
ある。同図中の符号で、図1の符号に200を足した符
号は、以下に特記するものを除いて同様の部品・部位を
示す。
【0036】この実施例の棒状化粧材繰出容器の特徴は
以下である。 (1)直接充填タイプではない。同期係合溝231は、
先筒内孔223のほぼ全長にわたって切られているが先
端開口221までは到達していない。すなわち、同期係
合溝231の先端は溝終点段部231aとなっている。
この内孔223内の同期係合溝231及び段部231a
が障害となって、化粧材203を直接充填できない。
【0037】(2)チャック241の外径は押棒247
の外径とほぼ等しく、メネジ部261の内径部260を
チャック241が上下に通過可能である。 (3)(2)と関連して、押棒247の引き込みエンド
を決めその脱落を防止するための尾栓217が設けられ
ている。尾栓217は、2段の円盤状のものであり、本
体筒215の尾端部の環状凹部273に環状凸部271
を係合させて係止されている。押棒247の尾端フラン
ジ255の下端面が尾栓217の上面に当接して押棒2
47の引き込みストロークエンドが定まる。
【0038】(4)押棒247の尾端フランジ255
が、繰り出し限において本体筒メネジ部261の内段部
264に当接してストロークエンドを定める。チャック
付押棒213は、本体筒215及び先筒211の下から
組み込み可能であるのでベンドストッパーではなくフラ
ンジ255が設けられている。
【0039】図7及び図8は、本発明の他の1実施例に
係る棒状化粧材繰出容器の内部構造を示す断面図であ
る。図7は押棒引き込み限状態であり、図8は押棒繰り
出し限状態である。同図中の符号で、図1の符号に30
0を足した符号は、以下に特記するものを除いて同様の
部品・部位を示す。
【0040】この実施例の棒状化粧材繰出容器の特徴は
以下である。 (1)キャップ310を有する。キャップ310は有頂
筒状であり、先筒311の外面及び上方を覆う。キャッ
プ310は、本体筒315の中段部のキャップ装着部3
68の外面に装着される。同部368には、環状の凹凸
部370が設けられている。
【0041】(2)押棒347は中空構造である。した
がって、チャック341の底板345の中央に孔を開け
れば、押棒347の尾端側から化粧材を充填することが
できる。なお、このように押棒の尾端側から化粧材を充
填すると、化粧材上端面が美麗に仕上がるという利点が
ある。なお、チャック341の腔部343内には化粧材
抜け止め突起344が内方に突設されている。
【0042】(3)押棒347のベンドストッパー35
1がU字スリット353の中に形成された舌状片からな
る。ベンドストッパー353は、中空状の押棒347の
壁面に切り込まれたコの字状のスリット351によっ
て、舌状に形成されている。つまり、ベンドストッパー
353は、その根本(下側)を支持部とする片持ち梁と
なっているため、根本を中心として曲がり易くなってい
る。
【0043】図9は、押棒のオネジ状突起の同期係合凸
部と先筒の同期係合溝の形状例を示す図である。前述の
実施例では同期係合凸部も同期係合溝も断面が三角形で
あったが、この例では、同期係合凸部349aは三角形
であるが、同期係合溝331′は矩形溝である。この
他、同期係合凸部及び同期係合溝の形状は様々なものを
採用できる。
【0044】図10は、本発明の他の1実施例に係る棒
状化粧材繰出容器の内部構造を示す断面図である。図1
1は、図10の容器の先筒の図である。(A)は側面
図、(B)は(A)のB−B断面図である。図12は、
図10の容器の本体筒の図である。(A)は側面断面
図、(B)は平面図である。同図中の符号で、図1の符
号に400を足した符号は、以下に特記するものを除い
て同様の部品・部位を示す。
【0045】この実施例の棒状化粧材繰出容器の特徴は
以下である。 (1)本体筒415が、尾部で連結された内外二重筒体
構造を有し、両筒体465a、465bの間に上記先筒
411の尾部が回動自在に嵌合している。本体筒415
の内側筒体465aの上部内面にはメネジ463が形成
されている。外側筒体465bの上部外面はキャップ装
着部468となっており、外側筒体465bの上部内面
には、先筒411(凸部411a)との連結環状凹部4
70aが形成されている。両筒体465a、465bの
間には、円筒形の深い凹部465cが形成されており、
同凹部に先筒411の下部の回動連結部433が深く嵌
合している。このため、先筒411と本体筒415との
軸芯の倒れが少ない状態で両筒が回動自在に連結され
る。
【0046】この本体筒415は、内側筒体465aの
尾部内側に底が無く、内側筒体465aの内側が貫通中
空孔512となっている。また、内側筒体465a先端
部外面には、図12に示すように、成形用回り止め溝5
11が形成されている。この本体筒415をプラスチッ
ク射出成形する際は、外面は割り型で成形される。ただ
し、キャップ嵌合部を除いて抜き型でもよい。また、凹
部465cは凹部成形用コアピンで成形する。内側筒体
465aのメネジ463はネジ成形用コアピンで、内側
筒体465aのメネジ部以外の中空孔512は中空孔成
形用コアピンで成形される。
【0047】より具体的には、固定側金型より中空孔5
12成形用のコアピンが立ち上り、移動側は、凹部46
5cに当たる凹部を形成する第一コアピンとメネジ46
3を形成するネジコアピンの二重構造になっており、メ
ネジコアピンと第一コアピンは突き当てとなっている。
また、凹部465cを形成するコアピンにはメネジを抜
く際の回転止511と、先筒と嵌合する環状凹部470
aを形成する凸部が備えられている。射出成形後、金型
が離形することにより中空孔成形用のコアピンは抜け出
し、次にメネジ463を形成するコアピンが移動側に抜
かれ、最後に凹部465cを形成するコアピンが移動側
に抜かれることによって本体筒は形成される。
【0048】(2)先筒411の回動連結部433に回
動抵抗付与用のベンド片501及び突起502が形成さ
れている。先筒411の側壁には、図11(A)に示さ
れているように、軸方向と直角方向(横方向)に延びる
スリット503が、上下に2本平行に切り込まれてい
る。そして、二本のスリット503A、Bの間の側壁部
分が円弧状の横長ベンド片501となっている。このベ
ンド片501の軸直角断面形状は図11(B)に示され
ている。ベンド片501は、基本的には先筒411の側
壁そのものであるが、先筒411の外面に掘り込まれた
凹み505が肉盗みとなって、肉厚が側壁の約2/3と
なっている。この凹み505の深さ又は長さを加減する
ことによって、ベンド片501の剛性を調整することが
できる。ベンド片501の全体的形状は、円筒側壁の一
部であるので、円弧片である。
【0049】ベンド片501の中央部外面には、円形の
抵抗突起502が突設されている。ベンド片501及び
突起502は、軸対称に180°対向して2個設けられ
ている。これらの突起502は、本体筒415の外側筒
体465bの内面を回転摺動する。2個の突起の頂部間
の寸法は、自由状態において外側筒体465bの内径よ
りもやや大きくなっており、本体筒415内に先筒41
1を組込んだ場合には、ベンド片501が内側にたわ
み、その弾力に伴う押し付け力が、突起502の外面と
本体筒の外側筒体465b内面間に働くこととなる。こ
の押し付け力は、アーチにかかる横荷重と類似してお
り、ベンド片501内の曲げ応力は圧縮応力が優越して
いる。
【0050】このベンド片501、突起502の作用
は、先筒411と本体筒415間のガタをなくすこと
と、両筒の回動に適当な抵抗を付与してしっくりとした
繰り出し操作感を持たせることである。これによって容
器の高級感が醸し出される。
【0051】(3)押棒413のチャック直下の四角い
穴466はコアピンのブレを防ぐためのコアピン押さえ
である。押棒413の上部外面の縦スジ472は連続し
た凹凸となっており、この凹凸は下部オネジ状突起の凹
凸に連動している。この縦スジ472はメネジ463に
は螺合しない。この実施例では、他の実施例と異なり、
繰出しの初期始動においては縦スジ472が回り止めの
役目を果たす。また、使用方法によっては、繰下げ限ス
トッパーとしても使用できる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、部品点数が少なく、かつ組立の容易な棒状化
粧材繰出容器を提供することができる。また、化粧材の
直接充填にも適した棒状化粧材繰出容器を提供すること
ができる。また、図10〜12における実施例において
は、容器本体筒が、一部材でキャップ嵌合部、先筒回動
部、先筒係合凹部、メネジ部、表面外装部の全てを備え
ており、従来のような複雑な構成部品を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る棒状化粧材繰出容器の
内部構造を示す断面図である。
【図2】図1の棒状化粧材繰出容器のチャック付押棒の
側面図である。
【図3】図1の棒状化粧材繰出容器のIII-III 断面の断
面図である。
【図4】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器の内部構造を示す断面図である。
【図5】図4の棒状化粧材繰出容器の先筒の斜視図であ
る。
【図6】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器の内部構造を示す断面図である。(A)は側面断面図
であり、(B)は(A)のB−B断面図である。
【図7】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器の内部構造の押棒引き込み限状態を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器の内部構造の押棒繰り出し限状態を示す断面図であ
る。
【図9】押棒のオネジ状突起の同期係合凸部と先筒の同
期係合溝の形状例を示す図である。
【図10】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出
容器の内部構造を示す断面図である。
【図11】図10の容器の先筒の図である。(A)は側
面図、(B)は(A)のB−B断面図である。
【図12】図10の容器の本体筒の図である。(A)は
側面断面図、(B)は平面図である。
【図13】従来例(実開昭59-130612 号)の棒状化粧材
繰出容器の構造を示す部分破断分解斜視図である。
【符号の説明】
1 棒状化粧材繰出容器 3 棒状化粧材 11 先筒 13 チャック付押
棒 15 本体筒 21 先端口 23 先筒内孔 25 化粧材収容部 27 内段部 29 フランジ部 30 内径部 31 同期係合溝 33 回動連結部 35 環状凸部 41 チャック 43 腔部 45 底板 47 押棒 49 オネジ状突起 49a 同期係合凸
部 51 ベンドストッパー 52 テーパー面 53 スリット 60 内径部 61 メネジ部 63 メネジ 64 内段部 65 回動連結部 67 環状凹部 69 元部 135 環状凹部 167 環状凸部 217 尾栓 231a 溝終点段
部 255 押棒尾端フランジ 270 上面 271 環状凸部 273 環状凹部 344 化粧材抜け止め突起 353 U字スリッ
ト 368 キャップ装着部 370 係止凹凸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の棒状化粧材繰出容器は、 棒状化粧材の尾
部を保持するチャックと、チャックを軸方向摺動自在に
案内する内孔及び棒状化粧材が出入りする先端口を有す
る先筒と、チャックの尾部に連結されているとともに外
面にオネジ状突起を有する押棒と、先筒と回動自在に連
結されているとともに押棒のオネジ状突起と螺合するメ
ネジを有する本体筒と、を具備する棒状化粧材繰出容器
であって; 押棒のオネジ状突起の外周面に凹凸が形成
されており、先筒の内面に該凹凸と係合し押棒と先筒と
を同期係合させる同期係合凹凸が形成されていることを
特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の棒状化粧材繰出容器は、従来の容
器同様、先筒と本体筒とを相対的に回動させると、先筒
と同期回動する押棒のオネジ状突起が本体筒のメネジ中
を進んで押棒が繰出・引込される。ここで、押棒と先筒
とを同期係合する両者の凹凸部が形成されているので、
同期係合部の噛み合いがしっくりとしており、押棒とチ
ャックをスムーズに繰出・引込することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記同期係合
凹凸が先筒の内面全周に形成されていることが好まし
い。押棒をどのような回動位置で先筒に組み込んでも、
押棒の同期係合凹凸と先筒の同期係合凹凸とが噛み合う
ので、押棒組み込み時の位置合わせが不要となり組み立
て作業の能率が著しく向上する。また、押棒の同期係合
凹凸は、凹部一か所又は凸部一か所としても同等の効果
が得られるものではあるが、複数にした方が強度の面で
勝る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、上記チャック付押棒が半割りの型で
射出成形されたプラスチック製であり、上記オネジ状突
起が成形パーティングラインから離れた部位に、押棒軸
芯を挟んで対向して複数形成されていることが好まし
い。オネジ状突起にパーティングラインがかからないの
で表面を滑らかにできるため、螺合や摺動のクリアラン
スを小さくできるとともに、引っ掛かりのないスムーズ
な繰出・引込ができる。また、オネジ状突起の対向配置
により、押棒にかかる抵抗が左右で均一となるため、繰
出・引込時に押棒やチャックの振れがなく化粧材の損傷
や抜けを防止できる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状化粧材の尾部を保持するチャック
    と、チャックを軸方向摺動自在に案内する内孔及び棒状
    化粧材が出入りする先端口を有する先筒と、チャックの
    尾部に連結されているとともに外面にオネジ状突起を有
    する押棒と、先筒と回動自在に連結されているとともに
    押棒のオネジ状突起と螺合するメネジを有する本体筒
    と、を具備する棒状化粧材繰出容器であって;押棒のオ
    ネジ状突起の外周面に、連続した一定ピッチの複数の凹
    凸が形成されており、先筒の内面に該凹凸と係合し押棒
    と先筒とを同期係合させる同期係合凹凸が形成されてい
    ることを特徴とする棒状化粧材繰出容器。
  2. 【請求項2】 上記同期係合凹凸が先筒の内面全周に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の棒状化粧
    材繰出容器。
  3. 【請求項3】 上記同期係合凹凸が、上記先筒のチャッ
    ク摺動内孔の下方の押棒摺動内孔内面に形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の棒状化粧材繰出容器。
  4. 【請求項4】 上記押棒はチャックと一体に形成されて
    おり、 上記押棒の尾部に、押棒の外周面に突出した外突部を有
    するベンドストッパーが設けられており、 上記本体筒のメネジの下方にストッパー当接部が設けら
    れており、 組立時に押棒を本体筒に通す際は、ベンドストッパーは
    内側にベンドしてメネジ内を通過可能であり、 組立後は、ベンドストッパーは元の形態に復帰して、押
    棒繰り出し端においてベンドストッパーが上記ストッパ
    ー当接部に当接して押棒の繰り出し限を画することを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の棒状化粧材繰出容
    器。
  5. 【請求項5】 上記チャック付押棒が半割りの型で射出
    成形されたプラスチック製であり、 上記オネジ状突起が、成形パーティングラインから離れ
    た部位に、押棒軸芯を挟んで対向して複数形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の棒
    状化粧材繰出容器。
  6. 【請求項6】 上記押棒のオネジ状突起が容器ストロー
    ク分以上の長さに渡って形成されており、 上記メネジが上記本体筒の先端側に上記オネジ状突起と
    数個螺合する程度の長さ設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜5いずれか1項記載の棒状化粧材繰出容
    器。
  7. 【請求項7】 上記本体筒が、尾部で連結された内外二
    重筒体構造を有し、 両筒体の間に上記先筒の後部が回動自在に係合している
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の棒状
    化粧材繰出容器。
  8. 【請求項8】 上記内側筒体の先端部に上記メネジが形
    成されており、上記外側筒体の外面先端部にキャップ係
    止部が形成されており、外側筒体内面先端部に先筒との
    連結環状凹部が形成されていることを特徴とする請求項
    7記載の棒状化粧材繰出容器。
  9. 【請求項9】 上記本体筒の内側筒体の尾部に底がない
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の棒状化粧材繰出
    容器。
  10. 【請求項10】 上記本体筒と先筒の間に、ベンド片か
    らなる摺動抵抗付与部が形成されていることを特徴とす
    る請求項7、8又は9記載の棒状化粧材繰出容器。
JP36630997A 1997-12-25 1997-12-25 棒状化粧材繰出容器 Expired - Lifetime JP3333730B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36630997A JP3333730B2 (ja) 1997-12-25 1997-12-25 棒状化粧材繰出容器
PCT/JP1998/005887 WO1999033373A1 (fr) 1997-12-25 1998-12-24 Recipient distributeur de materiau cosmetique en baton
US09/529,670 US6331084B1 (en) 1997-12-25 1998-12-24 Container for feeding stick type cosmetic material
EP98961542A EP1040774A4 (en) 1997-12-25 1998-12-24 CONTAINER FOR DISPENSING ROD-SHAPED COSMETIC PRODUCTS

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36630997A JP3333730B2 (ja) 1997-12-25 1997-12-25 棒状化粧材繰出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11187930A true JPH11187930A (ja) 1999-07-13
JP3333730B2 JP3333730B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=18486461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36630997A Expired - Lifetime JP3333730B2 (ja) 1997-12-25 1997-12-25 棒状化粧材繰出容器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6331084B1 (ja)
EP (1) EP1040774A4 (ja)
JP (1) JP3333730B2 (ja)
WO (1) WO1999033373A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211932A (ja) * 2000-02-04 2001-08-07 Suzuno Kasei Kk 化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器。
KR200461415Y1 (ko) 2009-05-15 2012-07-10 이인호 화장용 펜슬 카트리지 및 이를 구비한 화장용 펜슬
WO2020189584A1 (ja) * 2019-03-15 2020-09-24 三菱鉛筆株式会社 塗布具

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1050232B1 (en) * 1999-05-07 2004-07-28 Crown Cork & Seal Technologies Corporation Lipstick dispenser with functional A-shell
AU2002230835A1 (en) * 2000-11-10 2002-05-21 Mentor Corporation Automated implantation system for radioisotope seeds
JP3326168B1 (ja) * 2001-08-21 2002-09-17 鈴野化成株式会社 カートリッジ式棒状化粧材繰出容器
GB2426242B (en) * 2005-11-05 2007-05-09 Chun-Te Wang A stick container
KR200471569Y1 (ko) * 2010-01-28 2014-03-06 동아교재 주식회사 인출식 고형 마커
US9549603B2 (en) * 2012-10-03 2017-01-24 Suzuno Kasei Kabushiki Kaisha Cartridge-type cosmetic container
JP6600489B2 (ja) * 2015-05-29 2019-10-30 三菱鉛筆株式会社 回転繰出容器

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3216563A (en) * 1963-07-08 1965-11-09 Virjune Mfg Co Inc Refillable thin lipstick holder
JPS5654881Y2 (ja) * 1975-01-17 1981-12-22
JPS5654881A (en) 1979-10-08 1981-05-15 Takeya Kk Polishing feeding device for pinball
JPS59130612A (ja) 1983-01-14 1984-07-27 Hitachi Ltd 圧延スケジユ−ル決定方法
JPS59130612U (ja) 1983-02-18 1984-09-01 株式会社飛弾製作所 棒状化粧品容器
JPH038186Y2 (ja) * 1985-01-30 1991-02-28
JPH038186A (ja) 1989-06-06 1991-01-16 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ディスク収納カセット用シェル
JPH0460118A (ja) 1990-06-29 1992-02-26 Tochigi Fuji Ind Co Ltd スーパーチャージャー
JPH0460118U (ja) * 1990-10-01 1992-05-22
JP2648693B2 (ja) * 1992-12-28 1997-09-03 鈴野化成株式会社 棒状化粧材繰出容器のカートリッジ。
JP3798831B2 (ja) * 1995-08-21 2006-07-19 竹内工業株式会社 口紅等の収納容器
US6200047B1 (en) * 1999-05-07 2001-03-13 Crown Cork & Seal Technologies Corporation Sealed lipstick dispenser

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211932A (ja) * 2000-02-04 2001-08-07 Suzuno Kasei Kk 化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器。
KR200461415Y1 (ko) 2009-05-15 2012-07-10 이인호 화장용 펜슬 카트리지 및 이를 구비한 화장용 펜슬
WO2020189584A1 (ja) * 2019-03-15 2020-09-24 三菱鉛筆株式会社 塗布具
US11766110B2 (en) 2019-03-15 2023-09-26 Mitsubishi Pencil Company, Limited Applicator

Also Published As

Publication number Publication date
WO1999033373A1 (fr) 1999-07-08
JP3333730B2 (ja) 2002-10-15
EP1040774A4 (en) 2004-10-06
US6331084B1 (en) 2001-12-18
EP1040774A1 (en) 2000-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100506564C (zh) 具有延伸和收缩功能的螺纹式书写工具
US5879093A (en) Mechanism for feeding stick type cosmetic materials, container employing the same and cartridge employed therein
CN105270036A (zh) 多种笔
JPH11187930A (ja) 棒状化粧材繰出容器
JPH08322638A (ja) 棒状材繰出容器
JPH08154736A (ja) 棒状化粧材繰出容器
JP4560583B1 (ja) 化粧材繰出容器
JP3962521B2 (ja) 棒状化粧材繰出容器
JP2002262936A (ja) 棒状化粧材繰出容器
JP2000236944A (ja) 棒状化粧材繰出容器
JP3366822B2 (ja) 棒状化粧材繰出容器
JP3029834B1 (ja) 棒状化粧材繰出容器
KR102243760B1 (ko) 조출 펜슬
JP2905825B2 (ja) 棒状化粧材繰出容器
JPH0711701Y2 (ja) 繰り出し機構
JP2939215B2 (ja) カートリッジ式棒状化粧材繰出容器
JP2002142860A (ja) 棒状化粧材繰出容器
JPH1085038A (ja) 両軸繰出式棒状材容器
JP4584396B2 (ja) 化粧材容器及び化粧材容器のカートリッジ
KR200209887Y1 (ko) 봉형상의 화장품을 뽑아내는 방식의 용기
JPH1042947A (ja) 両軸繰出機構及びそれを有する容器
JP4509281B2 (ja) 化粧材容器のカートリッジ及び化粧材容器。
JP2001231629A (ja) 棒状化粧料繰り出し容器
JPH0233705Y2 (ja)
JP2559897Y2 (ja) カートリッジ式捧状化粧品繰出容器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term