JPH038186Y2 - - Google Patents

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JPH038186Y2
JPH038186Y2 JP1155185U JP1155185U JPH038186Y2 JP H038186 Y2 JPH038186 Y2 JP H038186Y2 JP 1155185 U JP1155185 U JP 1155185U JP 1155185 U JP1155185 U JP 1155185U JP H038186 Y2 JPH038186 Y2 JP H038186Y2
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JP
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inner cylinder
outer cylinder
saucer
cylinder
rotary knob
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JP1155185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は固形化粧料などの繰出容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、固形化粧料などの繰出容器としては、実
公昭57−45923号公報、実公昭55−180号及び実公
昭57−45922号公報などがある。
前記実公昭57−45923号公報に示されたものは、
第5図及び第6図に示すように、外筒1内に受皿
10を摺動自在に内挿し、該受皿10にねじ軸2
2を設け、該ねじ軸22に回転摘み9に連設され
た内筒5の雌ねじ6を螺合したものである。
また、実公昭55−180号公報に示されたものは、
第7図及び第8図に示すように、前記第5図のも
のと略同様の構成であり、受皿10に内筒5が形
成され、回転摘み9にねじ軸22が形成されたも
のである。
そして、実公昭57−45922号公報に示されるも
のは、第9図に示すように、受皿10を設けたね
じ軸22を両側面を削除して偏平状に形成したも
のである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記第5図ないし第8図に示される繰出容器
は、内筒5とねじ軸22が全面にわたつて接触し
ているので、内筒5とねじ軸22間にがたつきが
なく商品価値は高い。
しかしながら、内筒5とねじ軸22が全面にわ
たつて接触しているので、摩擦抵抗が大きい難点
があつた。
また、第9図に示されるように、ねじ軸22の
両側面を削除して接触面積を小さくしたものは、
摩擦抵抗が小さくなつているが、内筒5とねじ軸
22とのがたつきがあり好ましくない。
本考案は前記のような欠点を除き、内筒5と内
挿体11とにがたつきがなく、しかも、摩擦抵抗
の小さい繰出容器とすることを技術的課題とする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、外筒1内に受皿10を上下摺動自在
に内挿するとともに、外筒1の下部に回転摘み9
を回動自在に嵌合し、そして、受皿10と回転摘
み9のいずれか一方に内挿体11を設け、いずれ
か他方に内筒5を設け、該内筒5は外筒1に内挿
するとともに、内筒5の先端に雌ねじ6を形成
し、さらに、内挿体11は断面略十字状に形成
し、該略十字状に形成された対向する一方の対の
外側に雄ねじを形成して螺杆12とし、略十字状
に形成された対向する他方の対を前記雄ねじの螺
孔内に挿入できる外径の補助片13とし、該補助
片13の先端に前記内筒5に内接する接触子15
を形成し、内筒5の雌ねじ6に螺杆12を螺合し
て繰出容器とした。
〔作用〕
本考案は、外筒1を把持して回転摘み9を回転
させると、螺杆12と雌ねじ6により受皿10が
上昇する。この場合、内筒5と螺杆12を有する
内挿体11の接触面積は小さいので摩擦抵抗は小
さく、そして、内挿体11の先端部の螺杆12の
直角方向は接触子15により動揺が抑止されるの
でがたつかない。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
ものであり、キヤツプ21を被嵌した外筒1の中
程に突出部2が設けられ、先端に雌ねじ6が形成
された内筒5が外筒1の下方から挿入され、該内
筒5の下部には回転摘み9が連設されている。そ
して、外筒1と回転摘み9とには凹溝3と凸条8
による抜け出し防止手段が設けられ、回転摘み9
は外筒1に対して回動はするが上下に移動しない
ようになつている。
また、外筒1の上側には受皿10が摺動自在に
内挿されており、そして、外筒1と受皿10とは
縦方向の凹凸などによる回動制止手段(図示しな
い)が設けられている。また、前記受皿10の下
側には内挿体11が設けられ、該内挿体11は断
面略十字状に形成され、そして、該十字状に形成
された対向する一方の対の外側に雄ねじを形成し
て螺杆12とし、略十字状に形成された対向する
他方の対を、前記雌ねじ6の螺孔内に挿入できる
外径の補助片13とし、該補助片13の先端に前
記内筒5に内接するように突出した接触子15が
形成してある。
そして、該接触子15は先端内側の斜状切除部
17で内側に曲がることができ、さらに、先端外
側の傾斜面16及び内筒5の先端に形成された切
込み7とによつて、補助片13の接触子15が前
記雌ねじ6の螺孔内に挿入しやすくなつている。
なお、図示のものは回転摘み9に内筒5が設け
られ、受皿10に内挿体11が設けられている
が、回転摘み9に内挿体11を設け、受皿10に
内筒5を設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、内挿体11の螺杆12と内筒5の雌
ねじ6との接触部分が少なく、摩擦抵抗が小さい
ので、受皿10を上昇させて収容物を繰り出すの
が軽快に行なえ、しかも、内挿体11の先端は補
助片13の接触子15で内筒5に当接して内挿体
11の動揺を抑止しているので、がたつきがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部を縦断し
た正面図、第2図はその一部を拡大した図、第3
図は第1図−線の断面図、第4図はその分解
斜視図、第5図及び第6図は従来例を示す図、第
7図及び第8図は他の従来例を示す図、第9図は
別の従来例を示す図である。 1……外筒、5……内筒、6……雌ねじ、9…
…回転摘み、10……受皿、11……内挿体、1
2……螺杆、13……補助片、15……接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒1に受皿10を上下摺動自在に内挿すると
    ともに、外筒1と受皿10とに回動制止手段を設
    け、かつ、外筒1の下部に回転摘み9を回動自在
    に嵌合するとともに、外筒1と回転摘み9とに回
    転摘み9の抜け出し防止手段を設け、そして、受
    皿10と回転摘み9のいずれか一方に内挿体11
    を設け、いずれか他方に内筒5を設け、該内筒5
    は外筒1に内挿するとともに、内筒5の先端に雌
    ねじ6を形成し、さらに、内挿体11は断面略十
    字状に形成し、該略十字状に形成された対向する
    一方の対の外側に雄ねじを形成して螺杆12と
    し、略十字状に形成された対向する他方の対を前
    記雄ねじの螺孔内に挿入できる外径の補助片13
    とし、該補助片13の先端に前記内筒5に内接す
    る接触子15を形成し、内筒5の雌ねじ6に螺杆
    12を螺合した繰出容器。
JP1155185U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH038186Y2 (ja)

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JP1155185U JPH038186Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JP1155185U JPH038186Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JPS61126913U JPS61126913U (ja) 1986-08-09
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JP1155185U Expired JPH038186Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999033373A1 (fr) * 1997-12-25 1999-07-08 Suzunokasei Kabushikigaisya Recipient distributeur de materiau cosmetique en baton

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547332B2 (ja) * 1987-11-09 1996-10-23 日本発条株式会社 チェーンやベルトなどの緊張装置

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WO1999033373A1 (fr) * 1997-12-25 1999-07-08 Suzunokasei Kabushikigaisya Recipient distributeur de materiau cosmetique en baton

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JPS61126913U (ja) 1986-08-09

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