JP2003159119A - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents
棒状化粧材繰出容器Info
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Abstract
繰出容器であるとともに、上死点、下死点の回動負荷に
対して保護機能を有することを目的とする。 【構成】 先端開口孔11を備えた先筒10と、本
体筒20を回動可能に連結し、先端に爪片32より形成
される化粧材保持部31を有する芯チャック部材30を
内挿し、先筒10内には摺動溝12を設け、前記爪片3
2はこの摺動溝12内に位置して棒状化粧材を保持する
とともに、爪片32下部の係合部39と前記摺動溝12
との係合を持って回転止め機構とするとともに、前記芯
チャック部材30の竿体36表面に螺旋部37を形成
し、前記本体筒20の前部にスリット24を配し、この
スリット24間に係合突起23を設けて、前記芯チャッ
ク部材30の螺旋部37に弾性的に係合させて繰出機構
とした。
Description
関する。特には、部品点数を最小とするとともに、上昇
限下降限に置いて、クラッチ機構を有する棒状化粧材繰
出容器に関する。
ウ、リップライナー等の小径の棒状化粧材を収容した繰
出容器は、古くから数多く特許においても、かつ市場に
おいても存在し、例えば実開昭60−33919号公報
などに代表されている。
極力減らし、組み付けしやすく、棒状化粧材を繰出容器
の芯筒に沿って最小の間隔で摺動させることによって、
容器全体を極めて細軸に形成するとともに、外的衝撃よ
り確実に棒状化粧材を保護することにあり、そのために
第13図に明らかなように芯筒内に4つの摺動溝を設
け、芯チャック先端の爪片をこの摺動溝内に収容して、
棒状化粧材の保持摺動を行うもので、上記公報の図2の
断面図によって芯材と芯筒との間隔がわずかなため、芯
材を保護できるとともに、容器本体を細軸とすることを
可能とした、優れた発明である。
で爪片によって行う斬新な手段を採用した結果のたまも
のである。
の保持は、従来のカップ形状の芯材保持部よりも保持方
法としてはやや不安があるため、上記公報の図4におい
て、爪片の隆起突起が段部に当接する事で繰上の上昇限
とする記載がなされ、また上記公報の図6では、ばねを
介して芯チャック部材をスプリングバックさせてクラッ
チ手段として、上昇限における回動負荷に対応してい
る。
ていないがばねを使用しない回動負荷に対するクラッチ
方法としては、実開昭60−161925号公報に見ら
れるように、作業素子の支持体(芯チャック)の基部
に、軸方向に沿ってスリットを突設し、基部を可撓二股
構造としてこれに対応したものが知られている。
ては、特許第3629834号公報が公開されている。
に、先筒内の縦溝に爪片を位置させ、芯材を保護したも
ので、この場合は爪片の保護を、押棒の後部に連結した
ストッパー部材で行い、ストッパー部材と螺旋筒との当
接をもって上昇限とすることで、爪片先端の先筒内の縦
溝上端面への当接を防止している。
9号公報の発明の主旨である、繰出容器の部品点数を極
力減らし、組み付けしやすく、容器全体を極めて細軸に
形成するとともに、外的衝撃より確実に芯材を保護する
ために、爪片による化粧材保持部を採用した場合、実開
昭60−33919号公報の図1はもちろんのこと、図
4における爪片(32)の隆起突起(33)を芯筒
(1)に形成した段部(24)に当接して、繰出上昇限
にしようとしても、人間の手による回動力で、さらに回
動させる負荷がかかると、螺合による本体と芯チャック
の推進力は簡単に前記爪片に影響を与え、棒状化粧材を
折ってしまったり、繰上不良を起こす原因となる。
回動力が過剰にかけられると、爪片がよじれてしまい、
結果、棒状化粧材の保持能力を失ってしまうこととな
る。
利用してスプリングバックさせる方法は、ばねという一
つの部材を加えなければならず、部品点数を極力減らし
た棒状化粧材繰出容器を提供するという本来の目的よ
り、外れてしまう事となる。
よる方法により、クラッチ機構として爪片の保護を行お
うとすると、容器本体内の雌ねじの頂点部分で芯チャッ
ク部材の基部に設けたスリット下端の突起が内側に押さ
れた状態で放置されると、繰出機構そのものが変形して
働かず、他の欠陥が表面化してしまうこととなる。
片を用いた繰出容器においては、先端に爪片を形成した
押棒には複数の突起を設けて、これを螺旋筒との螺合に
用いるとともに、先筒の縦溝に係合して回転止め機構と
して、押棒の強度を強めてねじれに対して爪片が曲がら
ないようにしているとともに、ストッパー部材を押棒基
端側に連結して、螺旋筒下端面とストッパー部材との当
接で上昇限としているため、実開昭60−33919号
公報の繰出容器よりも、回動負荷に対して爪片が影響を
受けにくくなってはいるが、繰出容器の部品点数は必ず
しも最小限とはならない。
って棒状化粧材を保持する繰出容器は、容器全体の細軸
化と、移動や落下における芯材保護には効力があって
も、実際に使用する際の回動負荷に対しては、従来のカ
ップ型の棒状化粧材保持部よりも数段劣る結果となって
いた。
れたもので、爪片を使用した繰出容器であって、特許第
3029834号公報の棒状化粧材繰出容器の押棒のス
トッパー部材を必要としない繰出容器であって、部品点
数を最小とするとともに、上昇限下降限の回動負荷に対
して、爪片に影響のでない繰出容器を提供することを目
的とする。
化粧材繰出容器においては、本体筒と、この本体筒と回
動可能に嵌合する先筒と、その先端に棒状化粧材を支持
し、前記本体筒と先筒内に内挿される芯チャック部材を
備え、前記先筒と前記本体筒の相互回動によって、棒状
化粧材を前記先筒に沿って進退させる棒状化粧材繰出容
器において;芯チャック部材の先端に複数の爪片を形成
し、この爪片は前記先筒内の摺動溝内に位置して棒状化
粧材を収容保持するとともに、この爪片基部と前記摺動
溝の係合をもって回転止め機構を構成し、前記爪片に延
設される竿体表面に螺旋部を配し、前記本体筒前部に設
けた係合部に螺合することで繰出機構を構成するととも
に、前記本体筒の係合部が前記芯チャック部材の螺旋部
に弾性的に螺合する手段をもって、繰出の上昇限下降限
の回動負荷に際して、前記本体筒が前記芯チャック部材
に対してクラッチ回転する手段を講じている。
材の爪片前端部が前記先筒の摺動溝前端部に当接する部
位を繰出の上昇限とするとともに、この当接する圧力を
もって、前記本体筒の係合部が前記芯チャック部材の螺
旋部に対してクラッチ回転する事を講じている。
材の螺旋部は、凸部頂点を有するローレット状の凸条螺
旋より構成され、これに係合する前記本体筒に設けられ
た係合部は、スリット間に設けられた係合突起として配
される手段を講じている。
体によって製作され、前記係合部が前記芯チャック部材
の螺旋部に対し、変形可能とする手段を講じたものであ
る。
化粧材を最小の間隔で摺動する貫通孔を有するととも
に、本体筒の摺動溝を前記先筒の貫通孔とほぼ同寸に穿
設し、芯チャック部材の竿体外径を、前記棒状化粧材と
ほぼ同寸とする手段を講じたものである。
筒、及びこれらに内挿される前記芯チャック部材とでカ
ートリッジを構成し、ホルダーに着脱可能であるととも
に、ホルダーに嵌着時には先筒とホルダーとの回動で、
前記カートリッジ内の棒状化粧材が進退可能とする、同
期係合部を前記本体筒に設ける手段を講じたものであ
る。
に連結された先筒と、この中に内挿された芯チャック部
材とで構成される棒状化粧材繰出容器であり、本体筒と
先筒との相互回動によって、芯チャック部材の先端に保
持された棒状化粧材が先筒に沿って進退する構造であ
る。
片を形成し、この爪片は前記先筒内の摺動溝内に位置し
て、棒状化粧材を保持するとともに、爪片基部と前記先
筒内の摺動溝の係合によって回転止め機構を構成し、前
記芯チャック部材の爪片に延設される竿体上の螺旋部
と、前記本体筒前部に設けた係合部との螺合をもって繰
出機構とするとともに、前記本体筒の係合部が前記芯チ
ャック部材の螺旋部に対して、弾性的に螺合する手段を
取ることによって、繰出の上昇限や下降限の回動負荷に
対して、前記本体筒が芯チャック部材に対してクラッチ
する事で、繰出機構の破壊や、棒状化粧材の折れなどを
防止していることを、本発明の特徴としている。
ャック部材の3部材のみで可能なことも特徴とする。
片前端部が、前記先筒の摺動溝前端部に当接する部位を
繰出の上昇限とするとともに、この当接する圧力で前記
本体筒の係合部が前記芯チャック部材に対してクラッチ
回転するもので、本体筒の係合部は爪片に影響を与える
事なく、芯チャック部材に対してクラッチ回転を行うも
のである。
の螺旋部は、凸部頂点を有する、ローレット状の凸条螺
旋より構成され、これに係合する前記本体筒に設けられ
た係合部は、スリット間に設けられた係合突起として配
されることで、弾性的に前記芯チャック部材の螺旋部に
係合して繰出機構を構成しながら係合離脱と係合復帰を
確実に行うクラッチ回転が可能となる。
弾性体によって製作し、係合部が前記芯チャック部材の
螺旋部に対して変形可能とすることで、螺合とクラッチ
の両方を可能としたもので、弾性体とは、NBRのゴム
等や、熱可塑性エラストマーを指すものである。
最小の間隔で摺動する貫通孔を有するとともに、本体筒
の摺動溝を前記先筒の貫通孔とほぼ同寸に穿設し、芯チ
ャック部材の竿体外径を、前記棒状化粧材とほぼ同寸と
することで、前記先筒と前記本体筒を、常時まっすぐに
維持することで、先筒と本体筒の回動を安定したものと
するとともに、芯チャック部材の進退をスムーズに行え
る。
繰出容器の本体筒に、同期係合部を設け、ホルダー内に
前記棒状化粧材繰出容器を着脱できるようにすること
で、ホルダーと先筒との回動で、棒状化粧材を進退させ
るカートリッジとして使用できるものである。
る。図1〜図8迄は、本発明の第1実施例を示し、図9
〜図11は第2実施例を示すものである。
1の縦一部断面図で、本発明の棒状化粧材繰出容器1
は、先筒10,本体筒20,芯チャック部材30により
主要部が構成され、Oリング2は、繰出操作時の重みを
演出するために使用されている。
(A)図は本発明に使用される芯チャック部材を斜視図
で示したもので、(B)図は(A)図のB−B断面を表
している。
0の断面斜視図を表し、図6は本発明の棒状化粧材繰出
容器1の上昇限の状態を示している。また、図7の本体
筒20aは、図5の本体筒20とは異なる構成を採用し
たものである。又、図8の本体筒20bも本体筒20及
び20aとは異なる構成としたものである。図1〜図8
に示される第1実施例を以下に詳細に説明する。
1に示されているように、先端開口孔11を備えた先筒
10と本体筒20と、前端に棒状化粧材を保持する化粧
材保持部31を4片の爪片32によって構成した芯チャ
ック部材30とで構成されたもので、本体筒20に対し
て先筒10を回動すると、前記芯チャック部材30が軸
方向に進退する構造となっている。
明らかなように、前端の4片の爪片32で棒状化粧材A
を収容保持するもので、この爪片32下部には、係合部
39が爪片32よりやや幅広く設けられ、竿体36の表
面に凸部頂点38を有する凸条螺旋がローレット状に形
成され、これが螺旋部37を構成している。
合部39は、先筒10内の摺動溝12内に位置し、係合
部39は摺動溝12に係合して回転止め機構を構成して
いる。
られ、この突起33は先筒10内の摺動溝12の摺動面
12bに常時当接して棒状化粧材Aの保持を行ってい
る。
材Aが爪片32に支持されている状態が表されている。
面16によって支持されているため、先筒10の先端開
口孔11より穿設された貫通孔17は、棒状化粧材Aを
最小の間隔で摺動していることとなる。
度や湿度等による曲がりを、常に修正されていることと
なる。
よって棒状化粧材A’を保持し、内周面16’で軸方向
に支持している様子が表されている。突起33’が先筒
10の摺動溝12’の摺動面12b’に当接して、棒状
化粧材A’を常に一定の保持力を維持させている。
図のように4片でも、また(B)図のように一対でも、
また棒状化粧材を包括するように120度方向に3片設
けてもよいものである。
される先筒10の内周面16,16’を配され、先筒1
0内を最小の間隔で摺動するものである。
体筒20は、図5に示され、軸方向に先筒嵌入部27と
摘み部28に分けられ、先筒嵌入部27にはOリング溝
26と凸部25が形成され、この先筒嵌入部27は前記
先筒10の腔部14に嵌入され、環状凹部15に前記凸
部25が嵌合することで、振動や移動の際に、不意に動
いて繰出機構が作動してしまうことを防止している。
4が設けられ、係合突起23はこのスリット24の間に
設けられ、前記芯チャック部材30の螺旋部37と螺合
機構を構成する。
出容器1の下降限を表し、図6の状態が上昇限の状態を
示すものである。本発明の棒状化粧材繰出容器1の作動
を以下に説明する。
と、内挿された芯チャック部材30の爪片32下部の係
合部39は、先筒10内の摺動溝12と係合して回転止
め機構を構成し、芯チャック部材30の竿体36に形成
された螺旋部37は、本体筒20の係合突起23に螺合
して繰出機構が働き、芯チャック部材30は先筒10と
同期に回動しながら軸方向に移動する。
された棒状化粧材Aは、先筒10の先端開口孔11より
突出を始め、化粧を施すことを可能とし、先筒10と本
体筒20を逆に回動する事で、前記メカニズムによって
棒状化粧材Aは先筒10内へと後退することになる。
粧材保持部31とした細軸を可能とする繰出容器であっ
て、部品点数を最小とするとともに、上昇限、下降限の
回動負荷に対して、爪片32に影響のでない方法とし
て、図6の繰出上昇限において、芯チャック部材30の
爪片32は、先筒10の摺動溝12の摺動溝前端部12
aに爪片前端部32aが当接し、更なる回動負荷がかけ
られると、芯チャック部材30の竿体36表面の螺旋部
37に係合している本体筒20の係合突起23は、螺旋
部37を構成しているローレット状の凸条螺旋より外
れ、クラッチ回転を始めることで爪片32や棒状化粧材
Aの保護を行うことを、本実施例の目的とするものであ
る。
クラッチ回転をしやすいように、係合突起23はスリッ
ト24間に設けて弾性を持たせるとともに、先筒10と
本体筒20前部との間に空洞部Yを設けて、係合突起2
3が変形する際の空間の配慮がなされている。
の螺旋部37は、凸部頂点を有するローレット状の凸条
螺旋により構成され、本体筒20の係合突起23は外れ
やすく、また螺合しやすいものとなっているばかりか、
クラッチ回転においてはカチカチというクラッチ音を発
生させることで、すでに繰上が上昇限であることを使用
者に明確に知らしめるものである。
りか、図1における下降限の状態においても、更なる下
降させる回動力が働くと、前述と同様に芯チャック部材
30の螺旋部37より外れてカチカチとクラッチ音を発
生させて下降限を知らせながらクラッチ回転をし、棒状
化粧材を保護する。
は、先筒10の摺動溝12の摺動溝前端部21aに当接
するわけだが、爪片32の背面に設けた突起33を前記
摺動溝12の摺動面12aに常時当接しているととも
に、内径に棒状化粧材Aを保持している爪片32は、内
外より支持された強固な凸片として、摺動溝前端部12
aに当接する。この回動による当接圧力は、螺合力に優
り、
チャック部材30の螺旋部37に対して、爪片32に影
響を与えることなく、さらに棒状化粧材Aを折ることも
なくクラッチ回転することを可能としている。
部12aに当接する事で、芯チャック部材30が本体筒
20に対してクラッチする事を特徴とする。
0の貫通孔17をt寸法とした場合、図5の竿体摺動孔
22の寸法Tを略同一寸法とすることで、芯チャック部
材30の竿体36外径を、前記先筒10の貫通孔17,
及び本体筒20の竿体摺動孔22に対して最小の間隔で
摺動する寸法に設定することで、先筒10と本体筒20
をまっすぐに維持することが可能となり、芯チャック部
材30はガタつきやブレがなく軸方向の移動が可能なた
め、棒状化粧材Aもスムーズな進退を可能とするもので
ある。
ト状の凸条螺旋で形成されているため、竿体36断面が
円形に近いことがさらにこの効果を高めている。
径は、芯チャック部材30の竿体36外径とほぼ同一寸
法という事が出来る。
とは異なり、スリット24を設けておらず、またOリン
グ溝26も設置していない本体筒20aであって、この
本体筒20aは熱可塑性エラストマーにより、射出成形
金型によって製作されたもので、全体がゴム状弾性を有
している。
形でも実現可能な形状を有しているが、エラストマーに
よる成形の方が、より寸法精度が高く製作できるもので
ある。
能に連結し、前記芯チャック部材30を内挿した棒状化
粧材繰出容器1aは、繰出の上昇限、下降限における回
動負荷に対して係合突起23aが変形してクラッチ回転
することを特徴とする。
て表され、芯チャック部材30の竿体36外径寸法より
わずかに小径に穿設されていてもよく、適度な抵抗によ
って芯チャック部材30はカップダウンをすることもな
いのでOリング2は必要としない。
有するわけで、本実施例において係合突起23aを変形
させてクラッチ回転をさせることで、爪片32や棒状化
粧材Aの保護を行っている。
aと同様にOリング溝26を設置していない。その替わ
り、図5の本体筒20と同様にスリット24bが配さ
れ、スリット24bと同方向に水平なスリット29b、
29b’が形成され、このスリット29b、29b’の
間にベンド片26bが設置されている事を特徴としてい
る。このベンド片26bは、図1の棒状化粧材繰出容器
1のOリング2と同様な効果を与えるものであり、先筒
10と本体筒20bの間で適度な摺動抵抗を与え、Oリ
ングを不要とするものであり、先筒10と本体筒20b
と芯チャック部材30の3部材のみで繰出容器を構成す
る1例である。
例の棒状化粧材繰出容器101を示すものである。
材130の3部材で構成されることは第1実施例の棒状
化粧材繰出容器1と同様である。
状化粧材繰出容器101の縦一部断面図であり、図10
は先筒110の断面図、図11は本体筒120の斜視図
を示すものである。
と、第1実施例の棒状化粧材繰出容器1との違いは、先
筒110と本体筒120の連結方法にある。先筒110
と本体筒120とが連結され作動する際に、本体筒12
0の係合突起123が、弾性を持って芯チャック部材1
30の螺旋部137に係合し、上昇限、下降限において
前記螺合が空転することによって爪片、及び機構の破壊
を防止している点は同様である。
れているように、下部に連結のための凸部118を備え
た本体筒嵌入部119を有する。
は、凹部125を備え、内部にスリット124によって
形成されるベンド片126内に係合突起123を設けて
ある。
は、本体筒120の軸方向の長さそのものになる分、先
筒110の摘み部部分の長さは自由に調整できることを
特徴とする。
は、先筒10の長さはストローク長で決定されてしま
う。
発明の棒状化粧材繰出容器1,101をホルダー203
に対して着脱自在とすることで、カートリッジ201と
して使用するものである。
ダーに、チップや刷毛を装備することによって、使用者
はわざわざ別体で化粧用具を用意する必要がない分、化
粧を施しやすい化粧材容器となるため、一般に広く使用
されている。
ッジの構成は、先筒、本体筒、芯チャック部材の3部材
であるため、カートリッジ201としての単価も安価に
出来る利点も有するものである。
ートリッジ201は、先筒210と本体筒220内に摺
動可能に、本発明の特徴をもって芯チャック部材230
が内挿されたカートリッジで、爪片232によって棒状
化粧材Cは保持される。
脱自在な連結部としての凸部220aと、ホルダー20
3と同期に回動する同期係合部229としての縦リブが
形成され、これに対応してホルダー203内にはローレ
ット部203bが設けられる。
て、ホルダー203と本体筒220が前記記載によって
同期に回動するため、結局先筒210と本体筒220が
相対的に回動する事となり、内挿された芯チャック部材
230が軸方向に移動することによって、爪片232に
保持された棒状化粧材Cが進退する。
する負荷に対して、芯チャック部材230は本体筒22
0内の螺合の空転によってカチカチとクラッチ音を発生
させ、これを知らせるとともに、容器の破壊を防止する
ものである。
対し、クラッチ音を発生させながらこれを使用者に知ら
せ、同様に機構の破壊を防止する、優れた発明である。
の縦一部断面図である。
は芯チャック部材の他の実施例を示す断面図である。
器で用いられる芯チャック部材の斜視図であり、(B)
は(A)のB−B断面図である。
ある。
ある。
が上昇限であることを示す縦一部断面図である。
である。
視図である。
芯チャック部材が後退限位置にあることを示す縦一部断
面図である。
繰出容器の縦一部断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 本体筒と、この本体筒と回動可能に嵌
合する先筒と、その先端に棒状化粧材を支持し、前記本
体筒と先筒内に内挿される芯チャック部材を備え、前記
先筒と前記本体筒の相互回動によって、棒状化粧材を前
記先筒に沿って進退させる棒状化粧材繰出容器におい
て;芯チャック部材の先端に複数の爪片を形成し、この
爪片は前記先筒内の摺動溝内に位置して棒状化粧材を収
容保持するとともに、この爪片基部と前記摺動溝の係合
をもって回転止め機構を構成し、前記爪片に延設される
竿体表面に螺旋部を配し、前記本体筒前部に設けた係合
部に螺合することで繰出機構を構成するとともに、前記
本体筒の係合部が前記芯チャック部材の螺旋部に弾性的
に螺合する手段をもって、繰出の上昇限下降限の回動負
荷に際して、前記本体筒が前記芯チャック部材に対して
クラッチ回転することを特徴とする棒状化粧材繰出容
器。 - 【請求項2】 前記芯チャック部材の爪片前端部が前記
先筒の摺動溝前端部に当接する部位を繰出の上昇限とす
るとともに、この当接する圧力をもって、前記本体筒の
係合部が前記芯チャック部材の螺旋部に対してクラッチ
回転する事を特徴とする請求項1記載の棒状化粧材繰出
容器。 - 【請求項3】 前記芯チャック部材の螺旋部は、凸部頂
点を有するローレット状の凸条螺旋より構成され、これ
に係合する前記本体筒に設けられた係合部は、スリット
間に設けられた係合突起として配されていることを特徴
とする、請求項1記載の棒状化粧材繰出容器。 - 【請求項4】 前記本体筒が弾性体によって製作され、
前記係合部が前記芯チャック部材の螺旋部に対し、変形
可能とすることを特徴とする請求項1記載の棒状化粧材
繰出容器。 - 【請求項5】 前記先筒は、棒状化粧材を最小の間隔で
摺動する貫通孔を有するとともに、本体筒の摺動溝を前
記先筒の貫通孔とほぼ同寸に穿設し、芯チャック部材の
竿体外径を、前記棒状化粧材とほぼ同寸としたことを特
徴とする、請求項1〜3記載の棒状化粧材繰出容器。 - 【請求項6】 前記先筒、本体筒、及びこれらに内挿さ
れる前記芯チャック部材とでカートリッジを構成し、ホ
ルダーに着脱可能であるとともに、ホルダーに嵌着時に
は先筒とホルダーとの回動で、前記カートリッジ内の棒
状化粧材が進退可能とする、同期係合部を前記本体筒に
設けたことを特徴とする請求項1記載の棒状化粧材繰出
容器。
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