JPH10229914A - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

棒状化粧材繰出容器

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JPH10229914A
JPH10229914A JP4858397A JP4858397A JPH10229914A JP H10229914 A JPH10229914 A JP H10229914A JP 4858397 A JP4858397 A JP 4858397A JP 4858397 A JP4858397 A JP 4858397A JP H10229914 A JPH10229914 A JP H10229914A
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chuck
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淳 大庭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の繰出機構とは発想の全く異なる新たな
繰出機構を備え、様々な特性を有する棒状化粧材繰出容
器を提供する。 【解決手段】 棒状化粧材繰出容器1は、チャック5か
ら垂下する押棒7と、チ先筒スリーブ3と、この先筒ス
リーブと回動自在に連結された元筒9を備える。押棒7
が、第1の突起31及び第2の突起45を有し、先筒ス
リーブ3が、上記第1の突起31と螺合する第1のラセ
ン溝25を有する。元筒9が、上記第2の突起45と螺
合する第2のラセン溝43を有する。先筒スリーブと元
筒とを相対的に回動させることによりチャックを先筒ス
リーブ内で進退させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口紅やアイライナ
ー等の棒状化粧材を繰り出す容器に関する。特には、新
規な繰出機構を有する棒状化粧材繰出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】棒状化粧材繰出容器においては、一般的
に螺旋係合式の繰出機構が用いられている。ところで、
従来の繰出機構は、螺旋係合部(オネジ)及び同期係合
部を有する押棒と、このオネジと螺合する螺旋係合部
(メネジ)を有する螺旋筒と、この螺旋筒と回動自在に
連結されており押棒の同期係合部と係合する回り止めを
有する同期係合筒と、を最低の構成要素として有し、螺
旋筒と同期係合筒とを相対的に回動させることによって
押棒を繰り出し・引き込みする。なお、本明細書中で
は、螺旋係合部には、オネジやラセン条、オネジ同様の
働きをする突起及び外面溝を含むものとし、また、メネ
ジやラセン溝、メネジ同様の働きをする突起及び内面凸
条を含むものとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の繰出
機構とは発想の全く異なる新たな繰出機構を備え、様々
な特性を有する棒状化粧材繰出容器を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の基本的形態に係る棒状化粧材繰出容器は、
棒状化粧材を保持するチャックと、このチャックから垂
下する押棒と、チャックが進退する先筒スリーブと、こ
の先筒スリーブと回動自在に連結された押棒を内蔵する
元筒と、を備える棒状化粧材繰出容器であって; 上記
押棒が、第1の螺旋係合部及び第2の螺旋係合部を有
し、 上記先筒スリーブが、上記第1の螺旋係合部と螺
合する第3の螺旋係合部を有し、 上記元筒が、上記第
2の螺旋係合部と螺合する第4の螺旋係合部を有し、
先筒スリーブと元筒とを相対的に回動させることにより
チャックを先筒スリーブ内で進退させ、もって棒状化粧
材を先筒スリーブから繰り出し・引き込みすることを特
徴とする。
【0005】まず、この容器の繰出機構の動作について
説明する。機構の諸元を以下とする。 第1の螺旋係合部のリード(単位角度当り、以下同):
1 第2の螺旋係合部のリード:L2 押棒の回転角θ1 、先筒スリーブの回転角θ2 、元筒の
回転角θ3 このとき、押棒の長さが変化せず、かつ先筒スリーブと
元筒とが軸方向に距離が変らないとすれば、先筒スリー
ブ中における押棒の繰り出し寸法と元筒中における押棒
の繰り出し寸法は同一であるので以下となる。 (θ1 −θ2 )×L1 =(θ1 −θ3 )×L2 ………(1) これより、θ1 は次のように表わされる。 θ1 =(L1 θ2 −L2 θ3 )/(L1 −L2 )………(2) したがって押棒の繰り出し寸法Sは以下となる。 S=(θ1 −θ2 )×L1 =(θ2 −θ3 )×L12 /(L1 −L2 ) ………(3) この式で見ると、L1 =L2 (同方向、同リード螺旋係
合部)の場合はS=∞となって繰り出し不能である。
【0006】(3)式において以下の場合を検討する。 L1 =∞、すなわち、第1の螺旋係合部が軸方向の
直線溝すなわち回り止めの場合: S=(θ2 −θ3 )×L2 (1−L2 /L1 )=(θ2 −θ3 )×L2 ………(4) 押棒の繰り出し量は、両筒の相対回転角に元筒のリード
を掛けたものであり、従来の繰出機構である。
【0007】 L1 =−L2 、すなわち、第1の螺旋
係合部と第2の螺旋係合部がリードの等しい逆螺旋係合
部(左と右)の場合: S=(θ2 −θ3 )×(−L2 2)/(−2L2 )=(θ2 −θ3 )×L2 /2 ………(5) 押棒の繰り出し量(速度)は、の場合の(4)式と比
べて1/2すなわち半分となり、繰り出しリード(スピ
ード)は半分になる。
【0008】 L1 =L2 /2、すなわち、第1の螺
旋係合部のリードが第2の螺旋係合部のリードの半分の
場合: S=(θ2 −θ3 )×(L2 2/2)/(−L2 /2)=−(θ2 −θ3 )×L2 ………(6) 押棒の繰り出し量(速度)は、の場合の(4)式と比
べて絶対値は等しいがその方向は反対になる。
【0009】 L1 =2L2 、すなわち、第1の螺旋
係合部のリードが第2の螺旋係合部の倍の場合: S=(θ2 −θ3 )×2L2 2/(L2 )=(θ2 −θ3 )×2L2 ………(7) 押棒の繰り出し量(速度)は、の場合の(4)式と比
べて2倍となり、繰り出しスピードは倍になる。
【0010】式(3)を変形すると以下となる。 S=(θ2 −θ3 )×L12 /(L1 −L2 ) =(θ2 −θ3 )×L2 /(1−L2 /L1 )………(8)
【0011】これから以下が言える。 (A)L1 とL2 の符号が逆(螺旋係合部のねじれ方向
が逆)の場合:(1−L2 /L1 )>1となって、の
場合よりも繰り出し速度は遅くなる。繰り出し速度の遅
い、リードの短い螺旋係合部を成形するのは一般に手間
がかかるが、この態様では、螺旋係合部のリードは長く
ても繰り出し速度の遅い繰出機構が得られる。 (B)L1 とL2 の符号が同じで|L2 /L1 |<1
(|L1 |<|L2 |)のとき:(1−L2 /L1 )<
1となって、の場合よりも繰り出し速度は速くなる。 (C)L1 とL2 の符号が同じで2>|L2 /L1 |>
1のとき:繰り出し方向が、の場合の反対になり、繰
り出し速度は速くなる。 (D)L1 とL2 の符号が同じで|L2 /L1 |>2の
とき:繰り出し方向が、の場合の反対になり、繰り出
し速度は遅くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつより詳し
く説明する。図1は、本発明の1実施例に係る棒状化粧
材繰出容器の構成を示す断面図である。この棒状化粧材
繰出容器1は、先筒スリーブ3と、チャック5付き押棒
7と、元筒9とから構成されている。先筒スリーブ3
は、円筒状のものであり、その貫通している内孔23に
は、チャック5及びチャックに保持されている棒状化粧
材2が軸方向に摺動する。同内孔23には、第1ラセン
溝25が設けられている。この第1ラセン溝25は、押
棒7の上部外周(チャック5の根元)に突設されている
第1突起31と螺合する。チャック5が内孔23内で進
退すると、棒状化粧材2は、先端開口21から繰り出し
・引き込みされる。先筒スリーブ3の下部は1段外径の
細くなっている回動連結部33となっている。この回動
連結部33は、元筒9の回動連結部37の内径に嵌合し
ており、両者には嵌合凹凸35が形成されている。した
がって、両筒3、9は互いに回動自在に連結されてい
る。
【0013】押棒7は、全体として真直丸棒であり、そ
の先端(上端)にチャック5が一体に形成されている。
また、押棒7の外周の上端部には第1突起31が、下端
部には第2突起45が形成されている。第1突起31は
先筒スリーブ3の第1ラセン溝25と、第2突起45は
元筒9の第2ラセン溝43とそれぞれ螺合している。
【0014】元筒9は、有底(底47)筒状をしてお
り、その内孔に第2ラセン溝43を有する。元筒9の回
動連結部37は先筒スリーブ3の回動連結部33の外側
にきている。この回動連結部における内外関係は、いず
れが内でも外でも特に問題はない。元筒9の内孔の第2
ラセン溝43は、上述のように、押棒7下部の第2突起
45と螺合している。元筒9における符号41は第2ラ
セン溝43間のラセン条である。底47は押棒7の引き
込み端を定める。
【0015】図1の繰出容器において、先筒スリーブ3
と元筒9とを相対的に回動させると、押棒7が各筒3、
9内で軸方向に繰り出し・引き込みされる。この図の場
合、第1の第1ラセン溝25が右ネジで、第2ラセン溝
43が左ネジで、両者のリードは等しい。したがって、
上述のの場合に該当し、先筒スリーブ3に同期係合縦
溝がある場合に比べて、繰り出し方向は同じで、繰り出
し速度が半分になる。なお、繰出しの際、押棒は各筒内
を回転しつつ進退する。
【0016】図2は、本発明の他の1実施例に係る棒状
化粧材繰出容器の構造を示す断面図である。図2の繰出
容器は、図1の繰出容器とかなり似た構造をしている。
図1と図2において同じ符号で示されている部品・部位
は、特記したものを除いて、同じ名称のものである(以
下同様)。図2の繰出容器が図1の繰出容器と異なるの
は、先筒スリーブ3内の第1ラセン溝25が元筒9内の
第2ラセン溝43と同じく左ネジであることである。そ
して、第1ラセン溝25のリードは、第2ラセン溝43
のリードのほぼ半分である。
【0017】図3は、本発明の他の1実施例に係る棒状
化粧材繰出容器の構造を示す断面図である。図3の繰出
容器の特徴は以下である。 押棒7の上半部外周に完全な形で形成されたオネジ
(第1の螺旋係合部)32が設けられている。このオネ
ジ32は、先筒スリーブ3内孔23の下部に突設されて
いるメネジ状突起(第3の螺旋係合部)26と螺合す
る。一方、押棒7の下半部にはそのような完全なオネジ
は設けておらず、最下端部に外面突起(第2の螺旋係合
部)45が突設されているのみである。この外面突起4
5は、元筒9内孔42に形成されているラセン溝(第4
の螺旋係合部)43と螺合する。一般に、ネジ式繰出機
構では、螺合するメネジかオネジのいずれか一方が完全
に(連続的に)作られていれば、他方はネジ状の突起で
あればよい。
【0018】 先筒スリーブ3の先端口21が小径に
絞られてはおらず、内孔23がストレート穴である。 押棒7を、先筒スリーブ3の先端口21側から(上
から)同スリーブ3内に組み込む構造である。そのた
め、押棒7下端は、ベンド構造となっており、メネジ状
突起26の部分を通り抜けることができる。すなわち、
押棒7の下端部の左右の突起45の間にはスリット51
(中空部)が形成されており、突起45やベンド側片5
3に内向きの力がかかると、それらは内側に寄って外径
が小さくなり、メネジ状突起26部を通過することがで
きる。このベンド構造のおかげで、チャック5や突起4
5を押棒7に一体に形成でき、部品点数を少なくするこ
とができる。
【0019】 押棒7の前進限(ストロークエンド)
は、突起45の上端面が先筒スリーブ3の下端面38に
当接することにより定まる。
【0020】図4は、本発明の1実施例に係る棒状化粧
材繰出容器を示す側面断面図である。図4の棒状化粧材
繰出容器101は、図の上から下方に向かって、キャッ
プ103、先筒スリーブ105、チャック107、押棒
109、内面螺旋係合部筒111、本体筒113の各
部、部品からなる。この図の棒状化粧材繰出容器は、外
面に突起(突起135、突起141)を有する押棒10
9(チャック107付)と、 突起135と螺合するラ
セン溝(第3の螺旋係合部)129を有する第1の筒体
(先筒スリーブ105)と、 突起141と螺合するラ
セン溝(第4の螺旋係合部)139を有し、第1の筒体
105に回動自在に連結された第2の筒体(内面螺旋係
合部筒111)と、 を備え、 第1の筒体105と第
2の筒体111とを相対的に回動させることにより押棒
109を繰り出すことを特徴とする。つまり、突起が2
つあり、第1の筒体105と螺合する突起135と第2
の筒体111と螺合する突起141から構成される。
【0021】以下、各部を説明する。キャップ103
は、有頂筒状をしており、先筒スリーブ105の外周及
び上部を覆う。キャップ103の頂部120の下にはフ
ック121が下方に突設されており、このフック121
は、先筒スリーブ105先端内側の内突部123と係合
して、キャップ103を先筒スリーブ105に係止す
る。
【0022】先筒スリーブ105の内孔127には、2
条のラセン溝129が形成されている。ラセン溝129
は、先筒スリーブ105の下端面から始まり、先筒スリ
ーブ105の上端近くで終っている。先筒スリーブ10
5の中段部外周には、嵌合凹凸137が形成されてお
り、本体筒113と回動自在に連結されている。この本
体筒113には、螺旋筒111が一体に(あるいは組立
てて)固定されているので、螺旋筒111も先筒スリー
ブ105に回動自在に連結されている。先筒スリーブ1
05の下半部138は、長く下方に延びて本体筒113
の内面に嵌合している。
【0023】チャック107は有底筒状であり、その内
面凹部131に棒状化粧材104の尾部をくわえて保持
している。チャック107の外面には左右一対の突起
(第1突起)135が突設されている。この突起135
は、先筒スリーブ105内孔のラセン溝129と螺合し
ている。チャック107には、下方に延びる押棒109
が一体に接続されている。押棒109の下端外面には左
右一対の突起(第2突起)141が突設されている。こ
の突起141は、螺旋筒111の内孔のラセン溝と螺合
している。
【0024】螺旋筒111は、前述のようにその内孔に
ラセン溝139が切られている。ラセン溝139は螺旋
筒111の上下に抜けている(貫通している)。螺旋筒
111と本体筒113とは、尾端部143で一体に接続
する。本体筒113は、棒状化粧材繰出容器101の下
半部外面を覆っている。
【0025】図4の棒状化粧材繰出容器で、先筒スリー
ブ105と本体筒113とを相対的に回動させると、第
1突起135はラセン溝129に沿って移動し、第2突
起141はラセン溝139に沿って移動する。そして、
ラセン溝129のリードL1はラセン溝139のリード
2 に対して、L1 =−1.5L2 であるので式(3)
から以下となる。 S=(θ2 −θ3 )×L12 /(L1 −L2 )=(θ
2 −θ3 )×(−1.5L2 2)/(−2.5L2 )=3
/5×(θ2 −θ3 )×L2 すなわち、先筒スリーブに同期係合縦溝がある場合に比
べて繰り出し速度が3/5(=60%)となる。なお、
この図の棒状化粧材繰出容器では、ストローク限は、上
限は突起135とラセン溝129のエンドが当接して、
下限は螺旋筒111の上端とチャック107下端段部が
当接して定まる。
【0026】図5は、本発明の他の1実施例に係る棒状
化粧材繰出容器を示す側面断面図である。図5の繰出容
器を図4の繰出容器と比較した場合の特徴は以下であ
る。 各螺旋係合部(第1ラセン溝225、第1のオネジ
245、第2ラセン溝255、第2オネジ271)が、
いずれも、リードは大きいが、ピッチの細い多条ネジと
なっている。あるいは、円周断面で見た場合、ネジが連
続して(連続したギザギザで)存在している。そのた
め、押棒(化粧材)の繰り出しがガタつかず滑らかであ
る。このような特性は、化粧品の高級感を出すのに役立
つ。なお、2か所の螺合部共にこのようなネジであるこ
とが好ましい。
【0027】 袴部材205が設けられている。袴部
材205は薄肉金属製の筒状体である。袴部材205の
上部は、キャップ装着部230となっている。同部23
0の外周には、嵌合凹凸231が設けられており、キャ
ップ202の下端部が装着される。キャップ装着部23
0の下にはアコーデオン状に外に張り出す外突部233
が形成されている。この外突部233は、容器201の
外観(デザイン)上のポイントとなり、容器の高級感を
高める。
【0028】袴部材205の下部は、元筒208の内面
に嵌合している。嵌合部には、ローレット251加工が
施されており、袴部材205を元筒208に圧入するこ
とにより、ローレット251がかみ合い、袴部材206
と元筒208とはしっかりと固定される。なお、この圧
入は、元筒208内に、スリーブ204の下部及びOリ
ング209を組み込んだ後に行う。
【0029】 スリーブ204と元筒208との回動
抵抗を与えるOリング209が装着されている。袴部材
205の下端263は、スリーブ204の下部の外段部
265との間で、Oリング209を保持している。この
Oリング209は、スリーブ204と元筒208間で少
しつぶされており、両者の回動に一定の抵抗を与え、容
器繰り出し時のガタ付きを一層抑制している。なお、ス
リーブ204の外段部265は、Oリング209を介し
て、袴部材下端部263に押さえられている。
【0030】図6は、本発明の他の1実施例に係る棒状
化粧材繰出容器を示す側面断面図である。(A)は押棒
引き込み限の、(B)は押棒繰り出し限の状態を示す。
図7は、図6の容器の螺合筒210の側面図である。こ
の実施例の容器の第一の特徴は、繰り出し機構部がユニ
ット化されていることである。すなわち、スリーブ30
4と、チャック306付き押棒307と、螺合筒(ユニ
ット本体)310の3部品で、繰り出し機構を完全に備
えたユニットとなっている。このユニットは、様々なデ
ザインの元筒308や袴部材305と組み合わせること
により、各種の棒状化粧材繰出容器を提供できる。ま
た、機構部分をユニットとして標準化できるので、成形
金型の種類を減らす等の製造コスト削減につながる。な
お、元筒308は、図のように有底である必要はなく、
底の抜けたプラスチック成形品でもよい。
【0031】機構ユニットの詳細について説明する。ま
ず、スリーブ304は、上部(第1ラセン溝325の切
られている部分)については、図5の実施例のスリーブ
204とほぼ同様のものである。スリーブ304の下部
には、内側に突出する環状凸部363が形成されてい
る。この環状凸部363は、螺合筒310の上部外周に
形成されている環状凹部365と回動自在に係合する。
スリーブ304の下部366は、その内周において、螺
合筒310の中段部に設けられている摺動片367の外
周と摩擦摺動する。これにより、スリーブ304と螺合
筒310の間に適度な摺動抵抗を与えている。つま
り、。摺動片367(詳細後述)は、図5の容器におけ
るOリング209の役割を果す。スリーブ304の下端
369は、螺合筒310の中段の径大部373上に位置
する。
【0032】チャック付き押棒307については、チャ
ック306の部分は図5のチャック206と実質的に同
じ構造である。一方、押棒307そのものについては、
図5の押棒207と異なり、外周に第2ラセン溝371
が切られている。この第2ラセン溝371は比較的条数
も少なく、ピッチも粗い。第2ラセン溝371には、螺
合筒310上端部内面に突設されている第2突起355
が螺合する。このように、オス側の部品の外周にラセン
溝を掘り、メス側の部品に該ラセン溝と螺合する突起を
設けることもできる。
【0033】螺合筒310は全体として円筒状の部品で
あり、押棒307の外周部で、スリーブ304や袴部材
305、元筒308の内周部に配置されている。螺合筒
310は、押棒307同様に通常プラスチック射出成形
により製造される。螺合筒310の内孔356の上部に
は左右に第2突起355が突設されている。この突起3
55は、押棒307外面のラセン溝371と螺合してい
る。螺合筒310の外面の上段部には、スリーブ304
の環状凸部363と回動自在に係合する環状凹部365
が形成されている。これらの環状凸部363と環状凹部
365により、スリーブ304と螺合筒310とが回動
自在に連結される。
【0034】螺合筒310の中段部の左右には摺動片3
67が形成されている。図7に示すように、摺動片36
7は、螺合筒310の側壁に切り込まれた、上下に平行
する2本のスリット367bの間に設けられている。摺
動片367の中央部外面には、外周に盛り上がる突起3
67aが形成されている。これらの突起367a(軸対
称に螺合筒の左右に2個ある)の頂部間の寸法は、スリ
ーブ下部366の内径寸法よりもやや大きく、突起36
7aがスリーブ下部366の内面に押し付けられてい
る。また、摺動片367は、弾性により内側に少しベン
ドしている。そのため、スリーブ304と螺合筒310
との摺動(容器繰り出し操作)に適度な抵抗が付与され
る。
【0035】螺合筒310の、下部外周は一段大径とな
っている(径大部373)。径大部373の下には、同
期係合部375が形成されている。同期係合部375
は、螺合筒310外面の縦リブと、袴部材内面の縦溝と
からなり、該リブと溝が係合して螺合筒310と袴部材
305とが回り止めされる。
【0036】螺合筒310の最下端部の左右には、ベン
ドストッパー377が設けられている。ベンドストッパ
ー377は、図7に示すように、螺合筒310の側壁に
下向きコの字状のスリット377bを入れることにより
形成されている。ベンドストッパー377の上端部は外
側に突出した外突部377aとなっており、その下側は
オーバーハングしたスロープとなっている。ベンドスト
ッパー377は、下側の根本を中心にして、螺合筒の内
外にベンドする。したがって、螺合筒310を袴部材3
05の中に上から組み込むときは、ベンドストッパー3
77は内側にベンドして螺合筒310内を下に通過可能
である。しかし、螺合筒310が入りきって、ベンドス
トッパー377が袴部材305の下端376から出る
と、ベンド片377がスプリングバックして、図6の状
態となり、外凸部377aが袴部材305の下端376
の下に張り出して、螺合筒310が袴部材305から上
に抜けなくなる。このとき、螺合筒径大部373の下端
が同期係合部375の上端と当接して、結局、螺合筒3
10と袴部材305とが上下方向に固定される。
【0037】本実施例の容器では、図7に示すように、
チャック306の上昇限(押棒繰り出し限)が、スリー
ブ304の先端口323の段部と、チャック306上端
外周の段部341aとの当接により定まる。また、押棒
の引き込み限は、ユニット状態ではチャック306の下
端面と螺合筒310の上端面が当接することにより定ま
る。したがって、ユニット状態においても、チャック3
06(押棒307)のスリーブ304から抜け落ちる心
配はない。
【0038】なお、ユニットの組み立て時には、まず、
押棒307を螺合筒310内にねじ込んで組む。次にこ
の組んだものを、スリーブ304の下からスリーブ内に
入れる。なお、この時には、スリーブの環状凸部363
はまだ形成されておらず、同部363が螺合筒310上
部外面と干渉する心配はない。螺合筒310をスリーブ
304内に組み込み完了後に、スリーブ304を外側か
ら絞り込んで環状凸部363を形成する。
【0039】図6、7の実施例の容器の他の特徴は以下
である。 順ネジと逆ネジの組合せによる構造のため回転速度
が相殺されるため、チャックのカップダウン(押されて
下がる現象)は、チャックがスリーブ内のいずれの場所
にあるときにも生じない。したがって、従来の口紅容器
に存在していたようなチャック(皿)の上下のカップダ
ウンロックは不要である。
【0040】 従来のように先筒スリーブ内に回転止
部材を導入したものに比べて容器の外径寸法を細くでき
る。 ヘッド片377を着脱方式とすれば、ユニットが交
換可能なカートリッジ方式の容器とすることもできる。
【0041】図8は、本発明の他の1実施例に係る棒状
化粧材繰出容器を示す側面断面図である。この実施例の
棒状化粧材繰出容器の第一の特徴は、押棒406が中空
であり、その内部に中心軸408が備えられていること
である。また、第1の螺旋係合部(第1ラセン溝453
と第1突起459)がチャック405よりも下方に設け
られていることである。
【0042】図8の容器の押棒406は、チャック40
5とほぼ同径で、チャックの下方に垂下するような中空
体として形成されている。そして押棒406の内面に
は、第2ラセン溝447が上から下まで形成されてい
る。なお、符号449は、ラセン溝間のラセン条であ
る。押棒406の中空部には、中心軸408が存在して
いる。第2ラセン溝447には、中心軸408の上端部
外面に突設されている第2突起461が螺合している。
押棒406の下端部外面には第1突起459が突設され
ている。この第1突起459は、スリーブ下部455の
内面の第1ラセン溝453と螺合する。
【0043】スリーブ404は、容器401のほぼ全長
に及ぶ長い筒体である。スリーブの上部427は、内外
面のフラットな単純なパイプ状である。スリーブの下部
455は、スリーブの上部427よりもやや厚肉であ
り、その内面に第1ラセン溝453が形成されている。
この第1ラセン溝453には、上述の押棒下端の第1突
起457が螺合している。スリーブ上部427と下部4
55の境の外面には段部451が形成されている。この
段部451は、元筒407の上部の段部433の下面に
当接して、スリーブ404が元筒407の上に抜けない
ようになっている。
【0044】図8の容器の中心軸408は、押棒406
の中空部に位置している。中心軸408の上端は、図8
の状態(押棒引き込み限)で、押棒406の中空部の上
端にまで達している。中心軸408の上端部外面には第
2突起461が突設されている。この突起461は、押
棒406の内面の第2ラセン溝447に螺合している。
【0045】中心軸408の下端には、下フランジ46
5が設けられている。中心軸408の中間部463は、
ストレートなパイプ状である。下フランジ465の外周
面は、元筒407の下端部内面に嵌合している。同フラ
ンジ外周面466と元筒407下端部内面との間には嵌
合係止凹凸467が形成されており、中心軸408と元
筒407とが回動不能に連結されている。
【0046】元筒407は、容器401の下半分の最外
層を構成する薄肉中空筒(底なし)である。元筒407
の上部は、キャップ装着部430となっており、係止突
起431が突設されている。キャップ装着部430の下
には、上述の段部433が形成されている。元筒407
の下端部内面には、上述の係止凹凸467が形成されて
いる。
【0047】図8の容器の組み立て方法は次のとおりで
ある。まず、中心軸408を押棒406の中空部にねじ
込む。次に、押棒406の外周にスリーブ404を落し
込む。さらに、スリーブ404の外周に元筒407を嵌
め込む。この時、中心軸408のフランジ外周と元筒4
07の下端内面の間の係止凹凸が係合することにより、
全体が組み上がる。押棒406と中心軸408の螺合関
係(突起と溝との関係)は逆でも良いし、お互いメネジ
オネジでも良い。図8の特徴は、芯チャック以上の筒体
(先筒スリーブ)は内面フラットな円筒体であるため、
この部分のみAlスリーブを使用した時、図6のスリー
ブより単価的に安くできる。
【0048】図9は、図4の棒状化粧材繰出容器の変形
例(繰り出し速度変化型)の棒状化粧材繰出容器を示す
側面断面図である。なお、図9の符号のうち下2桁が図
4の符号と同じ符号は、以下に特記しない限り、図4と
同じ部位を表す。(A)は全体の側面断面図であり、
(B)は(A)から90°回した方向から見た螺旋筒部
の側面断面図である。この棒状化粧材繰出容器は、第2
の内面螺旋係合部(ラセン溝)539の下端に、筒体の
軸方向に延びる縦溝540が形成されており、このラセ
ン溝539と螺合する外面突起541は、該縦溝540
とも係合する。そして、外面突起541が縦溝540と
係合している時は繰り出し速度が速く、外面突起541
がラセン溝529と螺合する時は繰り出し速度が遅い。
【0049】すなわち、螺旋筒511の内孔には、その
下半部に縦溝540が、その上半部にラセン溝539が
切られており、両者540、539はスムーズに連続し
ている。なお、ラセン溝539は螺旋筒511の上端ま
で抜けるように切られており、縦溝540は螺旋筒51
1の下端まで抜けるように切られている。
【0050】縦溝540の下端部には、下方が空間で抜
けている横行段部542が連なっている。この横行段部
542に沿って突起541が横向きに進む。横行段部5
42には、小突起であるロック突起544が突設されて
おり、横行する突起541に対して軽い抵抗を与える。
そして、押棒509の下降限で押棒の動きをロックし、
人為的な回動操作がない限り、自然の振動で押棒509
が上に繰り出されないようになっている。
【0051】図9の棒状化粧材繰出容器で先筒スリーブ
505と本体筒513とを相対的に回動させると、ま
ず、押棒509の下端の第2の外面突起541が横行段
部542を抜けて縦溝540に入る。そして、突起54
1は、縦溝540を上昇する。この時は、押棒509と
螺旋筒511(本体筒513)が同期係合し、先筒50
5の第1の内面螺旋係合部529のリードと同じ繰り出
し速度で繰り出される。
【0052】次に、押棒509が上昇して突起541が
ラセン溝539に入ると、L2 =−2L1 /3であるの
で、繰出速度は以下となる。 S=(θ2 −θ3 )×L12 /(L1 −L2 )=(θ
2 −θ3 )×(−2L1 2/3)÷(5L1 /3)=−2
/5(θ2 −θ3 )L1
【0053】一方、L2 =∞(縦溝540)のときのS
は以下である。 S=(θ2 −θ3 )×L1 /(L1 /L2 −1)=−
(θ2 −θ3 )×L1 従って、突起541が第2の内面螺旋係合部539に入
ると繰り出し速度が40%に減速される。
【0054】つまり、図9の実施例の棒状化粧材繰出容
器501は、押棒509を下から上に繰り出していく際
に、始めの半分のストロークは早く、後の半分のストロ
ークは遅く繰り出すことができる。内面螺旋係合部53
9と縦溝540の上下関係を逆にすると、始めの半分の
ストロークは遅く後の半分のストロークは早く繰り出す
ことができ、可変の繰出を部品点数を増やすことなく可
能にしたものである。
【0055】図9の棒状化粧材繰出容器では、キャップ
503と本体筒513が、嵌合凹凸532の形成された
係止部530、534で係止される。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を発揮する。 従来の繰出機構とは発想の全く異なる新たな繰出機
構により、押棒は先筒にも基筒にも螺刻されていない架
空のリードで回転しながら繰出されていくため、新たな
特性を有する繰出容器を提供することができる。 順ネジと逆ネジの組合せにおいては、繰出ピッチは
短くなるため、微妙な繰出速度が必要な時でもこれに対
応する繰出容器が提供できる。
【0057】 図9の実施例においては、内面螺旋係
合部溝と種類の違った溝穴(縦溝又は逆内面螺旋係合部
溝)を組合せることにより、使用目的において変速繰出
容器が提供できる。 通常繰出ピッチの短い螺旋筒の製作(射出成形)に
おいては、コアピンの回転抜き出しを行わなければなら
ないが、逆螺旋係合部、順螺旋係合部を使用することに
よりリード角の大きい螺旋係合部でも繰出ピッチを短く
することが可能なため、従来のものよりコアピン回転抜
出を使用する必要性が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る棒状化粧材繰出容器の
構成を示す断面図である。
【図2】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器の構造を示す断面図である。
【図4】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器を示す側面断面図である。
【図5】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器を示す側面断面図である。
【図6】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器を示す側面断面図である。(A)は押棒引き込み限
の、(B)は押棒繰り出し限の状態を示す。
【図7】図6の容器の螺合筒210の側面図である。
【図8】本発明の他の1実施例に係る棒状化粧材繰出容
器を示す側面断面図である。
【図9】図4の棒状化粧材繰出容器の変形例(繰り出し
速度変化型)の棒状化粧材繰出容器を示す側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 棒状化粧材繰出容器 2 棒状化粧材 3 先筒スリーブ 5 チャック 7 押棒 9 元筒 21 先端開口 23 内孔 25 第1ラセン溝 26 メネジ状突起 27 側片 29 凹部 31 第1突起 32 オネジ 33、37 回動連結部 35 嵌合凹凸 38 下端面 41 ラセン条 42 内孔 43 第二ラセン溝 45 第二突起 47 底 51 スリット 53 ベンド側片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状化粧材を保持するチャックと、この
    チャックから垂下する押棒と、チャックが進退する先筒
    スリーブと、この先筒スリーブと回動自在に連結された
    押棒を内蔵する元筒と、を備える棒状化粧材繰出容器で
    あって;上記押棒が、第1の螺旋係合部及び第2の螺旋
    係合部を有し、 上記先筒スリーブが、上記第1の螺旋係合部と螺合する
    第3の螺旋係合部を有し、 上記元筒が、上記第2の螺旋係合部と螺合する第4の螺
    旋係合部を有し、 先筒スリーブと元筒とを相対的に回動させることにより
    チャックを先筒スリーブ内で進退させ、もって棒状化粧
    材を先筒スリーブから繰り出し・引き込みする棒状化粧
    材繰出容器。
  2. 【請求項2】 上記螺旋係合部の一端に、筒体の軸方向
    に延びる縦溝又は縦リブが形成されており、該螺旋係合
    部と螺合する相手方の螺旋係合部が、該縦溝又は縦リブ
    とも係合する請求項1記載の棒状化粧材繰出容器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002119330A (ja) * 2000-10-17 2002-04-23 Suzuno Kasei Kk 棒状化粧材繰出容器
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