JP4095346B2 - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アイブロウ、リップライナー、アイライナー等の小径の棒状化粧材を繰出可能に収容する棒状化粧材繰出容器に関する。特には、芯チャックを爪片とした繰出容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
アイブロウ、アイライナー等の細径で脆弱な棒状化粧材の繰出容器としては、例えば実開昭60−33919号公報に代表される爪片式の芯チャックを備えた棒状化粧材繰出容器が提案されている。
【0003】
この爪片式の芯チャックの欠点を補い、安全な機構としたものが、特許第3029834号公報として開示されている。
【0004】
図16に従来例として示しているように、棒状化粧材繰出容器1は、先筒2と容器本体3を回動可能に連結した中に、押棒6が内挿され、押棒6の先端には爪片4aによって化粧材保持部4が形成され、前記爪片4aは、先筒2内の縦溝8内に位置して、棒状化粧材5を保持しているため、棒状化粧材5は常に軸方向に先筒2内周面によりサポートされている。
【0005】
押棒6表面には、爪片4aより下方に延設される突起7が、4つの爪片より下方に正列され、螺旋筒9の螺旋溝11に螺合して、螺合機構を構成している。
【0006】
また、押棒6の後端には、ストッパー部材10が固定されている。
【0007】
先筒2と容器本体3を回動すると、先筒2内の縦溝8に係合している押棒6の突起7が回転止め機構を構成し、容器本体3に固定された螺旋筒9の螺旋溝11に螺合している押棒6の突起7が螺合機構を構成するため繰出機構が働き、押棒6は先筒2と同期の回動をしながら摺動を始め、爪片4aに支持された棒状化粧材5は、先筒2の先端開口孔2aより突出を始め、化粧を施すことが可能となる。
【0008】
また、繰出が上昇限に至ると、ストッパー部材10の前端が螺旋筒9の後端に当接して繰上上昇限とするとともに、爪片4aの前端は先筒2の縦溝の前端に当接しないようにする設計とすることで、上昇限時の安全を図り、棒状化粧材5の保護を行う。
【0009】
また、突起7は次々と縦溝8に係合していくため、押棒6にねじる力が伝わらず、繰出容器を安全なものとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許第3029834号公報の棒状化粧材繰出容器1は、小径な棒状化粧材繰出容器としては安全性が高く、細径に構成可能とする優れた発明ではあるが、先筒、容器本体、押棒、螺旋筒、ストッパー部材、と計5部材を必要とし、さらにOリングを巻装すると6部材もの構成となる。
【0011】
本発明は、繰り上げ、繰り下げの上昇限下降限における回動負荷に対しても安全機能を有するとともに、前記5部材よりなる繰出容器を、最少部材で構成するとともに、安全性と経済的効率を図る繰出容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明の棒状化粧材繰出容器においては、先筒と本体筒を回動可能に連結し、前端に棒状化粧材を保持する化粧材保持部を形成した芯チャック部材を内挿し、先筒と本体筒の回動をもって前記棒状化粧材を前記先筒の先端開口孔より進退させる棒状化粧材繰出容器であって、前記先筒内には複数の摺動溝が形成され、芯チャック部材の前端の化粧材保持部は複数の爪片により構成され、この爪片は、前記先筒の摺動溝に位置し、棒状化粧材を保持するとともに、先筒と同期に回動する手段が設けられ、前記爪片基部より延設される芯チャック部材の竿体表面には、一群の突起からなるオネジが配されて、前記本体筒前部にはスリットが設けられると共に、これらスリット間に螺旋溝が螺刻されて螺旋部が形成され、前記突起が螺旋溝に螺合して螺合機構を構成し、繰り上げ繰り下げの上昇限下降限で、前記本体筒の螺旋部が、スリットを拡張しながら弾性により、前記芯チャック部材の竿体に対してクラッチ回転をする手段を講じたものである。
【0014】
第2の発明においては、前記芯チャック部材の竿体表面の突起は、爪片と、これに続く爪片基部と同列に正列するとともに、前記本体筒の螺旋溝を抜け出した突起は、前記先筒の前記摺動溝に次々に係合していく手段を講じたものである。
【0015】
第3の発明においては、先筒と本体筒を回動可能に連結し、前端に棒状化粧材を保持する化粧材保持部を形成した芯チャック部材を内挿し、先筒と本体筒の回動をもって、前記棒状化粧材を、前記先筒の先端開口孔より進退させる棒状化粧材繰出容器であって;前記先筒には、先端に棒状化粧材が進退する先端開口孔を備え、この先端開口孔と同寸に貫通孔を穿設し、この貫通孔に対して、一対の摺動溝の他に制限溝を設け、芯チャック部材先端に配した一対の爪片は、前記摺動溝に位置して棒状化粧材を保持するとともに、芯チャック部材に配した突片は、前記制限構内を摺動して、制限溝前端部と、前記突片前端部との当接をもって繰出の上昇限とする手段を講じたものである。
【0016】
第4の発明においては、前記先筒の摺動溝は、前記制限溝よりも軸方向に長く設けられ、前記芯チャック部材の突片が、前記制限溝先端部に当接したときは、前記芯チャック部材の爪片前端部は、前記摺動溝前端部に当接しない手段を講じたものである。
【0017】
第5の発明においては、前記一対の摺動溝の90度方向に前記制限溝を一対設け、芯チャック部材に配した一対の突片が、前記制限溝を摺動するとともに前記制限溝に係合することで、化粧材保持部が前記先筒と同期の回動をする手段を講じたものである。
【0018】
第6の発明においては、前記芯チャック部材の竿体表面には、突片の下方に突片の幅とほぼ同寸に形成された突起が正列するとともに、前記突起が正列して雄ねじを形成し、前記本体筒前部の螺旋溝に螺合して、螺合機構を構成すると同時に、前記螺旋溝を抜け出した突起は次々と前記制限溝に係合する手段を講じたものである。
【0019】
第7の発明においては、前記一対の爪片に保持される棒状化粧材が楕円形状をなし、前記一対の爪片は、楕円形状の長軸側に形成され、短軸方向を保持するとともに、前記突片は楕円形状の長軸側に爪片と連なる断面山形形状として形成される手段を講じたものである。
【0020】
【作用及び効果】
上記手段を講じることにより、本発明の棒状化粧材繰出容器は、先筒と本体筒を回動可能に組み付けた中に、前端に複数の爪片からなる棒状化粧材保持部を備えた芯チャック部材を内挿し、この複数の爪片は、前記先筒の複数の摺動溝に位置して棒状化粧材を保持するとともに、芯チャック部材は先筒と同期に回動する手段がとられ、芯チャック部材の竿体表面には一群の突起が設けられて、本体筒前部の螺旋溝に螺合して螺合機構を構成することで、先筒と本体筒及び芯チャック部材の最少部材で構成される繰出容器とするとともに、繰り上げ繰り下げの上昇限下降限で、前記本体筒の螺旋溝が、前記芯チャック部材の竿体に対してクラッチ回転することで、繰出機構や棒状化粧材に対する芯折れの保護機能として作用している。
【0021】
また、前記本体筒の螺旋溝が前記芯チャック部材の竿体に対するクラッチ回転の手段として、前記本体筒前部にはスリットが設けられ、前記螺旋溝は前記スリット内に配されて、前記竿体表面に形成された突起に対して螺合して弾性的螺合としているため、回動負荷による回転力は、スリットを拡げて前記竿体表面の突起がクラッチすることを可能としている。
【0022】
第2の発明では、前記芯チャック部材の竿体表面の突起は、爪片と同列に正列するとともに、螺旋溝を抜け出した突起は、前記先筒の摺動溝に次々と係合していくため、上昇限における回動負荷に対しても芯チャック部材の竿体のねじれが起きない設計となっている。
【0023】
第3の発明では、先筒の先端の先端開口孔と同寸の貫通孔を穿設し、この貫通孔に対して一対の摺動溝の他に制限溝を設け、芯チャック部材の先端に配した一対の爪片は、前記摺動溝に位置して棒状化粧材を保持するとともに、芯チャック部材に配した突片は、前記制限溝を摺動して前記制限溝前端部と前記突片前端部との当接をもって繰出の上昇限とし、前記本体筒の螺旋溝が前記芯チャック部材の竿体表面の突起に対してクラッチ回転するように構成した。
【0024】
また、第4の発明では、前記先筒の摺動溝は、前記制限溝よりも軸方向に長く設けられ、前記上昇限における芯チャック部材の突片の制限溝上端部への当接時には、前記先筒の摺動溝に位置する爪片は、摺動溝前端部へ当接しない設計により、棒状化粧材に対する保護が行われている。
【0025】
第5の発明では、前記一対の摺動溝の90度方向に一対の制限溝を設け、前記芯チャック部材に配した一対の突片が前記制限溝に係合して回転止め機構を構成するとともに、第6の発明で、前記突片の下方に前記突片とほぼ同寸に形成された突起を正列して雄ねじを形成し、本体筒の螺旋溝に螺合して螺合機構を構成するとともに、前記螺旋溝を抜け出した突起は次々と制限溝に係合して回転止め機構を構成して、芯チャック部材のねじれを防止している。
【0026】
第7の発明では、前記一対の爪片に保持される棒状化粧材が楕円形状をなし、前記一対の爪片は、楕円形状の長軸側に形成され、短軸側を保持するとともに前記芯チャック部材の突片は、楕円形状の長軸側に爪片と連なる断面山形状として形成されているため、楕円形状の棒状化粧材は軸方向に囲むように先筒の内周面により支持されながら前後に摺動することになるとともに、容器外形を細くでき、特に先筒は楕円芯に類似した楕円形状として形成できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて、詳細に説明する。図1は本発明の棒状化粧材繰出容器1の縦一部断面図であり、図2は図1のA−A断面図を示す図で、図3は図1のB−B断面図を示し、図4は棒状化粧材繰出容器1に使用される芯チャック部材30の立体図である。また、図5は図1に使用される本体筒20の立体断面図であり、図6は繰上の上昇限の状態を示す図であり、図7は図6のC−C断面を表している。
【0028】
棒状化粧材繰出容器1は、先筒10,本体筒20、芯チャック部材30より構成される繰出容器であって、先筒10と本体筒20の回動をもって内挿された芯チャック部材30を前後に摺動することで、芯チャック部材30の先端に保持された棒状化粧材Aを、先筒10の先端開口孔11より進退させることで化粧を施すことを可能としている。
【0029】
図1に表しているように、棒状化粧材繰出容器1は、先筒10と本体筒20を、凹部13と凸部25で回動可能に連結し、内挿される芯チャック部材30は、図4に示す如く4片の爪片32によって棒状化粧材保持部31を形成し、爪片基部32aは爪片32より延設されるとともに、竿体33に一群の突起34(オネジ)が正列して形成され、この突起34が本体筒20の前部に螺刻された螺旋部の螺旋溝23に螺合して螺合機構を構成する。
【0030】
また、先筒10には4つの摺動溝12が軸方向に設けられ、前記芯チャック部材30の4片の爪片32は、この摺動溝12に位置して棒状化粧材Aを保持するため、図2に示す如く、棒状化粧材Aは軸方向に先筒10の内周面15で支持されるため、棒状化粧材Aは左右の振れが最小限で摺動することとなる。
【0031】
また、爪片32の背面に設けた摺動突起35は、常時摺動溝12の背面に当接して摺動し、棒状化粧材Aの保持力を常に一定に保っている。
【0032】
図1は、繰出の下降限を図示するものであるが、これによって爪片基部32aが先筒10の摺動溝12に係合して回転止め機構を構成していることがわかる。
【0033】
棒状化粧材繰出容器1の作動は、以下に説明するような動きとなる。
【0034】
先筒10と本体筒20の摘み部22を持って相互に回動すると、先筒10側では爪片基部32aが先筒10内摺動溝12に係合する回転止め機構として働き、芯チャック部材30の竿体33に設けた一群の突起34が本体筒20の螺旋溝23に螺合する螺合機構によって繰出機構が働き、芯チャック部材30は先筒10の摺動溝12に沿って摺動するため、爪片32によって保持された棒状化粧材Aは、先筒10の先端開口孔11より突出を始め、使用者は化粧を施すことが可能となる。
【0035】
また、先筒10と本体筒20を逆に回動すれば、前記メカニズムによって棒状化粧材Aは、先筒10内に引き込まれることとなる。
【0036】
図6は、棒状化粧材繰出容器1を上昇限まで繰り上げた状態を示すもので、芯チャック部材30の爪片32の爪片先端部32bが先筒10の摺動溝12の摺動溝先端部12aに当接して上昇限を決定している。
【0037】
更なる上昇をする回動負荷がかかると、本体筒20の螺旋溝23は、図5に明らかなようにスリット24間に設けられ、先筒嵌入部21が先筒10に嵌入された状態で、図6に示す間隔Dをもって先筒10に連結されているため、螺旋溝23は弾力的に竿体33の突起34に螺合していることとなり、本体筒20の螺旋溝23は、芯チャック部材30の竿体33の突起34に対してクラッチ回転を始めて棒状化粧材Aと繰出機構を保護する保護機能が働く。
【0038】
図3は、芯チャック部材30の竿体33の突起34と、本体筒20の前部に設けた螺旋溝23との螺合を示す断面図である。
【0039】
図6の上昇限の状態で、更なる回動負荷に対して、スリット24が広がって竿体33の突起34が軸方向に移動することなく回転する状態を読みとることが出来る。
【0040】
本発明においては、芯チャック部材30は上昇限において前方向への摺動を阻止されると、先筒10と同期の回転をしながら本体筒20の螺旋溝23が竿体33の突起34に対してクラッチすることで、繰出機構の保護が行われるのと同時に、3部材でこれを可能としたことを特徴としている。
【0041】
また、このクラッチは当然下降限においても行われ、同様に芯チャック部材30は先筒10と同期の回転をしながら、本体筒20の螺旋溝23が弾性的なクラッチを繰り返す。
【0042】
また、その際にクラッチ音を立てることで、使用者に上昇限下降限にあることを知らしめるものである。
【0043】
また、図7に示されるように、芯チャック部材30の竿体33の突起34は、次々と先筒10内の摺動溝に係合していくため、芯チャック部材30と先筒10の同期回転は、図6に示す上昇限のように爪片32,及び爪片基部32aと、本体筒20の螺旋溝23が一番離れた位置においても、芯チャック部材30の竿体33をねじることなく芯チャック部材30と先筒10は同期の回転をしつつ、これに対して螺旋溝23がクラッチ回転することとなり、よりいっそう棒状化粧材Aの安全性を高めている。
【0044】
本実施例の棒状化粧材繰出容器1は、(1)棒状化粧材Aの化粧材保持部31は、芯チャック部材30の先端に設けた複数の爪片32により形成されるとともに、この爪片32は、先筒10内の摺動溝12に位置する。棒状化粧材Aは、軸方向に先筒10の摺動溝12と隣の摺動溝12の間に形成される内周面15でサポートされるとともに、摺動中は常に一定の保持力で保持される。
【0045】
(2)芯チャック部材30の竿体33には一群の突起34が設けられ、この突起34が本体筒20の螺旋溝23と螺合機構を形成する。竿体33を連続した雄ねじとせずに突起34としたため、任意のピッチを持つ多条螺旋を割型で容易に成形することが出来るため、必要とする棒状化粧材Aの繰出スピードが容易に得られる。
【0046】
前記条件を加味した繰出容器であって、上昇限を決定するストッパー部材を必要としないとともに、最少部材で安全性の高い、経済的メリットのある繰出容器を提供できることを目的としている。
【0047】
図8〜図12までは、本発明の第2実施例を示す図である。図8は第2実施例の棒状化粧材繰出容器101の縦一部断面図であり、図9は図8のD−D断面を表し、図10は棒状化粧材繰出容器101に使用される芯チャック部材130の立体図である。
【0048】
図11は芯チャック部材130の上昇限位置を示す図であり、図12は図11のE−E断面を示している。また、図12は(A)(B)各断面として、芯チャック部材130の竿体133及び一群の突起134(オネジ)について、二通りの方法を示している。
【0049】
第2実施例の棒状化粧材繰出容器101も、第1実施例における棒状化粧材繰出容器1と同様に、先筒110,本体筒120,芯チャック部材130より構成され、本体筒120は、図5に示される本体筒20と同様に、前端よりスリット124が配された螺旋部にメネジの螺旋溝123が形成され、弾性をもって芯チャック部材130の竿体133に設置された突起134に螺合して螺合機構を構成している。
【0050】
また、先筒110と本体筒120との回動によって、芯チャック部材130を摺動溝112に沿って摺動させ、棒状化粧材Bを先筒110の先端開口孔111より突出させて化粧を行う作動は、第1実施例の棒状化粧材繰出容器1と同様である。
【0051】
第2実施例の棒状化粧材繰出容器101は、図9のD−D断面、図10の芯チャック部材130の立体図により明らかなように、棒状化粧材Bは一対の爪片132により保持され、この一対の爪片132の90度の方向に一対の突片139を設けて、この突片139を先筒110内に形成した制限溝119に係合させている。
【0052】
先筒110内には、前記芯チャック部材130の一対の爪片132が摺動する、一対の摺動溝112がストロークより長めに軸方向に設けられ、制限溝119は芯チャック部材130の一対の爪片132と同円周上に設けられた(実施例では一対の爪片132の90度方向に一対設けられた突片139)突片139を係合して、前記摺動溝112より短く形成され、図11に示す如く、この制限溝119の制限溝先端部119aと前記突片139の突片前端部139aの当接をもって、繰上の上昇限としていることを特徴としている。
【0053】
この上昇限の際、一対の爪片132の先端部は、摺動溝112の先端部に当接しない空間Eが存在するように設計がなされている。
【0054】
棒状化粧材繰出容器101では、棒状化粧材Bは一対の爪片132によって保持されるとともに、先筒110内にはこの一対の爪片が摺動する摺動溝112とは別に、前記爪片132の円周上に突片139を設けて、この突片139が係合する制限溝119を先筒110内に設けるとともに、前記突片139と制限溝119との当接をもって繰上上昇限とすることで、一対の爪片132を摺動溝112に当接しないようにして、爪片132の保護を行っている。
【0055】
また、本実施例においては、制限溝119と突片139の係合を回転止め機構として使用している。
【0056】
このようにして、一対の爪片132に左右の負荷がかからない配慮がなされているものである。
【0057】
また、突片139を一対の爪片132と同心円の円周上に設定することで、容器外形を細くすることを可能としている。
【0058】
棒状化粧材繰出容器101の後退限は図1に示すように、芯チャック部材130の突片139と一対の爪片132の爪片基部132aが、本体筒120の前端に載置し、先筒110内の制限溝119に前記芯チャック部材130の突片139が係合した状態で、更なる下降をさせる回動負荷がかかると、芯チャック部材130は先筒110と同期の回動をしながら本体筒120の螺旋溝123は、前記芯チャック部材130の竿体133の一群の突起134に対してクラッチ回転を始める。
【0059】
また、図11に示されているように、制限溝先端部119aと、前記芯チャック部材130の突片前端部139aの当接により、上昇限で更なる上昇する回動負荷がかかると、前記下降限と同様に、弾性的に螺合する本体筒120の螺旋溝123は、クラッチ回転をすることで、棒状化粧材Bや繰出機構の破壊を防止する保護機能が働くこととなる。
【0060】
また、棒状化粧材繰出容器101においては、図12(A)に示す如く、芯チャック部材130の竿体133上の一群の突起134は、棒状化粧材繰出容器1とは違い、摺動溝112にも制限溝119にも係合させていない。
【0061】
そのため、竿体133上の一群の突起134は、雄ねじとしての働きのみを行うこととなる。
【0062】
図12の(B)は(A)とは異なり、芯チャック部材130の竿体133を太くして竿体133aとするとともに、この表面に突起134aを設けて、この正列された突起134aを制限溝119内に次々と係合させて、回転止めとしても一群の突起134aが働くようにしたもので、第12図の(A)の竿体133よりも丈夫であり、竿体133aは変形しづらいため、それだけ上昇限時のクラッチ回転における爪片132への影響は少ない。
【0063】
図12の(B)に明らかなように、竿体133aの突起134aは、制限溝119には係合するが、摺動溝112に対しては、通過するのみである。
【0064】
この第2実施例では、一対の爪片132によって棒状化粧材Bを保持し、爪片132が摺動する摺動溝112とは別に、制限溝119を設けて芯チャック部材130の爪片基部132aと、中心軸より同心円上の位置に突片139を突出させ、前記制限溝119に係合させ、この突片139と制限溝119の制限溝先端部119aの当接をもって上昇限とし、この上昇限の際、爪片132先端部と摺動溝112先端部の間に空間Eを持たせたことを特徴とし、制限溝119を一対とするとともに、突片139を一対として係合させ、これを回転止め機構として働かせることを更なる特徴とする。
【0065】
また、芯チャック部材130の竿体133を太くして竿体133aとし、突片139の下方に正列した突起134aを竿体133a上に設けて本体筒120の螺旋溝123に係合させるとともに、螺旋溝123より抜けだした突起134aを次々に制限溝119に係合させて、回転止めとして働かせているのを次なる特徴とする。
【0066】
図13から図15までは、本発明の第3実施例であり、先筒210,本体筒220,芯チャック部材230の3部材よりなり、先筒210と本体筒220との回動をもって芯チャック部材230の摺動を行い、芯チャック部材230先端の化粧材保持部231に保持された棒状化粧材Cの進退を行って化粧を施す作動は第1実施例、及び第2実施例の繰出容器と同様である。
【0067】
第3実施例の特徴は、第2実施例で使用された一対の爪片132をもっとも有効に使用できる、ということにある。
【0068】
棒状化粧材Cが楕円形状をなす棒状化粧材繰出容器201であって、図14に示される図13のD−D断面と、図15に示される芯チャック部材230の立体図によって棒状化粧材繰出容器201の特徴を説明する。
【0069】
芯チャック部材230は、一対の爪片232と、楕円底板238の外周上に突片239’、239’’が山形に連結して配され、竿体233には軸方向に一群の突起234が正列して雄ねじを形成している。
【0070】
芯チャック部材230の化粧材保持部231を含む前部は先筒210内に収容され、一対の爪片232は先筒210の一対の摺動溝212内に収容され、棒状化粧材Cを保持するとともに、楕円底板238の円周上に形成された山形突片239’、239’’は制限溝219に係合して回転止め機構と、突片先端部239a,239bは、制限溝219の先端部219aに当接して上昇限を決定する。
【0071】
更なる回動負荷がかかると、本体筒220の螺旋溝223が竿体233に対してクラッチ回転するのは棒状化粧材繰出容器1,及び101と同様である。
【0072】
一対の爪片232は、楕円芯材の長軸方向に、短軸に対峙して形成され、楕円底板238の円周に沿って山形の突片239’、239’’を配することで、これを回転止め機構に使用するとともに、山形の谷に当たる図14の内周面215a、215b及び内周面215cで楕円芯材を軸方向にサポートしていることを特徴としている。
【0073】
これによって、楕円芯材Cは、楕円芯Cを包括する複数の先筒210の内周面215a、215b、215cで軸方向に保護されるため、芯材の質、硬柔によらず安全な繰出容器を提供するとともに、やたらに外形寸法も太くしない、スマートな棒状化粧材繰出容器201を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の棒状化粧材繰出容器の縦一部断面図である。
【図2】図1で示されている棒状化粧材繰出容器のA−A断面図である。
【図3】図1で示されている棒状化粧材繰出容器のB−B断面図である。
【図4】図1で示されている棒状化粧材繰出容器の芯チャック部材の立体図である。
【図5】図1で示されている棒状化粧材繰出容器の本体筒の立体図である。
【図6】図1で示されている棒状化粧材繰出容器の芯チャック部材が繰上上昇限にある状態を示す縦一部断面図である。
【図7】図6で示されている棒状化粧材繰出容器のC−C断面図である。
【図8】本発明の第2実施例である棒状化粧材繰出容器の縦一部断面図である。
【図9】図8で示されている棒状化粧材繰出容器のD−D断面図である。
【図10】図8で示されている棒状化粧材繰出容器に用いられる芯チャック部材の立体図である。
【図11】図8で示されている第2実施例の棒状化粧材繰出容器の芯チャック部材の上昇限を示す縦一部断面図である。
【図12】図11のE−E断面図である。
【図13】本発明の第3実施例の棒状化粧材繰出容器を示す縦一部断面図である。
【図14】図13で示されているD−D断面図である。
【図15】第3実施例で用いられる芯チャック部材の立体図である。
【図16】従来例を示す縦一部断面図である。
【符号の説明】
1・・・・ 棒状化粧材繰出容器
A・・・・ 棒状化粧材
10・・・ 先筒
11・・・ 先端開口孔
12・・・ 摺動溝
13・・・ 凹部
15・・・ 内周面
20・・・ 本体筒
22・・・ 摘み部
23・・・ 螺旋溝
24・・・ スリット
25・・・ 凸部
30・・・ 芯チャック部材
31・・・ 化粧材保持部
32・・・ 爪片
32a・・ 爪片基部
32b・・ 爪片先端部
33・・・ 竿体
34・・・ 突起
101・・ 棒状化粧材繰出容器
B・・・ 棒状化粧材
110・・ 先筒
111・・ 先端開口孔
112・・ 摺動溝
119・・ 制限溝
119a・ 制限溝先端部
120・・ 本体筒
123・・ 螺旋溝
124・・ スリット
130・・ 芯チャック部材
132・・ 爪片
132a・ 爪片基部
133・・ 竿体
133a・ 竿体
134・・ 突起
134a・ 突起
139・・ 突片
139a・ 突片前端部
201・・ 棒状化粧材繰出容器
C・・・・ 棒状化粧材
210・・ 先筒
212・・ 摺動溝
215a・ 内周面
215b・ 内周面
215c・ 内周面
219・・ 制限溝
219a・ 制限溝先端部
220・・ 本体筒
223・・ 螺旋溝
230・・ 芯チャック部材
231・・ 化粧材保持部
232・・ 爪片
233・・ 竿体
238・・ 楕円底板
239’・ 突片
239’’・ 突片
239a・ 突片先端部
239b・ 突片先端部

Claims (7)

  1. 先筒と本体筒を回動可能に連結し、
    前端に棒状化粧材を保持する化粧材保持部を形成した芯チャック部材を内挿し、
    先筒と本体筒の回動をもって前記棒状化粧材を前記先筒の先端開口孔より進退させる棒状化粧材繰出容器であって、
    前記先筒内には複数の摺動溝が形成され、
    芯チャック部材の前端の化粧材保持部は複数の爪片により構成され、
    この爪片は、前記先筒の摺動溝に位置し、棒状化粧材を保持するとともに、先筒と同期に回動する手段が設けられ、
    前記爪片基部より延設される芯チャック部材の竿体表面には、一群の突起からなるオネジが配されて、
    前記本体筒前部にはスリットが設けられると共に、これらスリット間に螺旋溝が螺刻されて螺旋部が形成され、
    前記突起が螺旋溝に螺合して螺合機構を構成し、
    繰り上げ繰り下げの上昇限下降限で、前記本体筒の螺旋部が、スリットを拡張しながら弾性により、前記芯チャック部材の竿体に対してクラッチ回転をすることを特徴とする棒状化粧材繰出容器。
  2. 前記芯チャック部材の竿体表面の突起は、爪片と、これに続く爪片基部と同列に正列するとともに、前記本体筒の螺旋溝を抜け出した突起は、前記先筒の前記摺動溝に次々に係合していくことを特徴とする請求項1に記載の棒状化粧材繰出容器。
  3. 先筒と本体筒を回動可能に連結し、前端に棒状化粧材を保持する化粧材保持部を形成した芯チャック部材を内挿し、先筒と本体筒の回動をもって、前記棒状化粧材を、前記先筒の先端開口孔より進退させる棒状化粧材繰出容器であって;前記先筒には、先端に棒状化粧材が進退する先端開口孔を備え、この先端開口孔と同寸に貫通孔を穿設し、この貫通孔に対して、一対の摺動溝の他に制限溝を設け、芯チャック部材先端に配した一対の爪片は、前記摺動溝に位置して棒状化粧材を保持するとともに、芯チャック部材に配した突片は、前記制限構内を摺動して、制限溝前端部と、前記突片前端部との当接をもって繰出の上昇限とすることを特徴とする請求項1または2に記載の棒状化粧材繰出容器。
  4. 前記先筒の摺動溝は、前記制限溝よりも軸方向に長く設けられ、前記芯チャック部材の突片が、前記制限溝先端部に当接したときは、前記芯チャック部材の爪片前端部は、前記摺動溝前端部に当接しない設計がなされている請求項3に記載の棒状化粧材繰出容器。
  5. 前記一対の摺動溝の90度方向に前記制限溝を一対設け、芯チャック部材に配した一対の突片が、前記制限溝を摺動するとともに前記制限溝に係合することで、化粧材保持部が前記先筒と同期の回動をする手段としていることを特徴とする請求項3または4に記載の棒状化粧材繰出容器。
  6. 前記芯チャック部材の竿体表面には、突片の下方に突片の幅とほぼ同寸に形成された突起が正列するとともに、前記突起が正列して雄ねじを形成し、前記本体筒前部の螺旋溝に螺合して、螺合機構を構成すると同時に、前記螺旋溝を抜け出した突起は次々と前記制限溝に係合することを特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載の棒状化粧材繰出容器。
  7. 前記一対の爪片に保持される棒状化粧材が楕円形状をなし、前記一対の爪片は、楕円形状の長軸側に形成され、短軸方向を保持するとともに、前記突片は楕円形状の長軸側に爪片と連なる断面山形形状として形成されていることを特徴とする請求項3〜6いずれか1項に記載の棒状化粧材繰出容器。
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