JP3441273B2 - 電力系統監視制御システム - Google Patents

電力系統監視制御システム

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JP3441273B2
JP3441273B2 JP29588395A JP29588395A JP3441273B2 JP 3441273 B2 JP3441273 B2 JP 3441273B2 JP 29588395 A JP29588395 A JP 29588395A JP 29588395 A JP29588395 A JP 29588395A JP 3441273 B2 JP3441273 B2 JP 3441273B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機を用い
て電力系統設備の監視および制御を行う電力系統監視制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統では、電圧階級、地域などに応
じて監視制御する管轄内が区分されており、それぞれの
管轄毎に管轄の電力系統設備を監視制御する電力系統監
視制御装置が設置されている。
【0003】電力系統監視制御装置は、一般に、電子計
算機を用いて、電力系統設備からの2値情報(SV)や
数値情報(TM)を伝送装置を介して電子計算機へ取込
みおよび制御信号の送出を行っている。また、各管轄の
境界となる電力系統設備は、隣接する複数の電力系統監
視制御装置によって監視制御ができるように電力系統監
視制御システムを構成している。
【0004】図9は、かかる電力系統監視制御システム
の一例を示す系統図である。
【0005】図示する例の電力系統監視制御システム
は、A変電所を管轄する電力系統監視制御装置1とB変
電所を管轄する電力系統監視制御装置2とからなってお
り、A変電所とB変電所とは送電線Cによって連系して
いる。
【0006】電力系統監視制御装置1は、電子計算機3
に複数の伝送装置4a〜伝送装置4nがそれぞれの伝送
路5a〜伝送路5nによって接続され、図示するように
伝送装置4nの入口側には、A変電所の設備A1と設備
A2等を監視制御する情報の取り合いをする入出力イン
ターフェース6が形成されている。
【0007】一方、電力系統監視制御装置2は、電力系
統監視制御装置1とほぼ同様の構成で、電子計算機7に
複数の伝送装置8a〜伝送装置8nがそれぞれ伝送路9
a〜伝送路9nによって接続され、伝送装置8nの入口
側にはB変電所の設備B1と設備B2等を監視制御する
情報を取り合いする入出力インターフェース10を形成
している。
【0008】さらに、電力系統監視制御装置1の伝送装
置4nは、電力系統監視制御装置2の電子計算機7と伝
送路12で接続される一方、電力系統監視制御装置2の
伝送装置8nが電力系統監視制御装置1の電子計算機3
と伝送路11によって双方が交差するように接続してい
る。
【0009】なお、D(鎖線)は、A変電所とB変電所
との管轄の境界を図示するものである。
【0010】かかる構成の電力系統監視制御装置1で
は、伝送装置4nによってA変電所の設備A1と設備A
2等から入出力インターフェース6を介して電力系統状
態情報を取込み、あるいは、制御信号を設備A1と設備
A2等へ出力する。また、電力系統監視制御装置2も個
別に伝送装置8nによってB変電所の電力系統状態情報
を取込み、あるいは、制御信号を出力する。
【0011】具体的に、電力系統監視制御装置1につい
て説明すると、電子計算機3は、図10に示すように構
成され、伝送装置4nから取込まれたA変電所の電力系
統状態情報が、まず、電力系統状態入力手段3aによっ
て取込まれ、取込まれた電力系統状態情報について図1
1に示す電力系統設備情報格納手段3bの内容が参照さ
れ、電力系統状態設定手段3cによって図12に示す電
力系統状態格納手段3dへ格納される。
【0012】ここで、図11に示す電力系統設備情報格
納手段3bは、電力系統設備毎に各設備を定義するr1
〜rnのレコード(3b1)を有し、各レコードに対し
て図12に示す電力系統状態格納手段3dへ格納する電
力系統状態情報の格納位置(3b2)とオンラインかオ
フラインかの種別(3b3)を格納している。
【0013】例えば、電力系統設備情報格納手段3bの
「設備」としては、A変電所の開閉器や遮断器、さら
に、送電線C等に対する状態量、例えば、入切、電圧や
電流、電力量等が挙げられる。ここで、「オンライン」
とは伝送装置4n等を経由して直接入力する電力系統状
態情報をいい、「オフライン」とは後述するマンマシン
インターフェース装置13から操作員が電力系統状態格
納手段3dへ入力するための電力系統状態情報をいう。
【0014】前述したように電力系統状態入力手段3a
から入力された電力系統状態情報について電力系統設備
情報格納手段3bによってその設備名とその格納位置と
オンラインが特定されると、その電力系統状態情報が電
力系統状態設定手段3cによって電力系統状態格納手段
3dへ格納される一方、電力系統状態表示手段3eによ
ってマンマシンインターフェース出力手段3fを介して
マンマシンインターフェース装置13へ表示出力され操
作員へ知らされる。
【0015】この場合に、電力系統監視手段3gが電力
系統状態格納手段3d内の電力系統状態情報を常に監視
して予め定めた状態以上の変化が発生したとき、監視情
報をマンマシンインターフェース出力手段3fを介して
マンマシンインターフェース装置13へ表示出力して操
作員へ知らせる。一方、操作員がマンマシンインターフ
ェース装置13に提供される電力系統状態情報や監視情
報に応じて適宜マンマシンインターフェース装置13か
ら操作要求情報や電力系統状態情報を入力する。
【0016】まず、A変電所の設備を制御する必要があ
るとき、その設備を特定する情報を含む操作要求がマン
マシンインターフェース装置13からマンマシンインタ
ーフェース入力手段3hを介して電力系統操作入力手段
3iへ入力される。電力系統操作入力手段3iでは、電
力系統設備情報格納手段3bを参照して操作要求からオ
ンラインのとき、操作要求情報を作成して制御出力手段
3jへ出力する。操作要求情報が入力すると制御出力手
段3jによって制御信号を作成して伝送装置4nを介し
て制御信号を出力する。これにより、A変電所の対応す
る設備の電力系統状態情報が最適とするように制御がさ
れる。
【0017】ところで、一般に、電力系統監視制御装置
1には伝送装置4nから電力系統状態情報が「オンライ
ン」と称して直接上記したように入力されるものがある
が、伝送装置4nからの電力系統状態情報の入力数に限
度があるため、別の手段、専用電話や別の通信網を通じ
て操作員へ知らせるものがある。これをここでは、「オ
フライン」と称してマンマシンインターフェース装置1
3から操作員が電力系統状態格納手段3dへ入力する。
【0018】この場合、電力系統操作入力手段3iが電
力系統設備情報格納手段3bを参照して「オフライン」
の情報と格納位置を特定した電力系統状態情報を作成し
て電力系統状態設定手段3cを介して電力系統状態格納
手段3dへ格納する。この結果、「オンライン」の電力
系統状態情報に「オフライン」の電力系統状態情報が加
えられ、電力系統状態格納手段3dの内容が充実して現
実のA変電所の電力系統状態情報に近いものとすること
ができる。
【0019】一方、図9に示す電力系統監視制御装置2
も上記した電力系統監視制御装置1とほぼ同様の構成で
ほぼ同様処理がされており、A変電所とB変電所は送電
線Cによって連系しているため電力系統監視制御装置1
がB変電所の電力系統状態情報が必要となる場合には伝
送路11を介して電力系統状態情報を入力する一方、電
力系統監視制御装置2がA変電所の電力系統状態情報を
必要とするとき伝送路12を介して相互に電力系統状態
情報を入手することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9乃
至図12によって説明した電力系統監視制御システムで
は、他の管轄の伝送装置を自己の電子計算機と相互に接
続して他の管轄の電力系統状態情報を入力しているが、
電力系統監視制御装置が多数ある場合が多く、また、電
力の安定供給のために他の管轄から多くの電力系統状態
情報を取込む必要性が高いが、従来の電力系統監視制御
システムでは、設備の増設や変更時に柔軟に対処するこ
とができなかった。
【0021】すなわち、従来の電力系統監視制御システ
ムでは、設備の増設や変更時毎に伝送路の増設や変更を
しているが、多数の伝送装置と多数の電子計算機とが複
雑に伝送路によって結ばれていると、伝送路の増設や変
更も容易でなく、変更や増設が生じると、柔軟に対処す
ることができず、他の管轄の監視制御に支障が生じるお
それがあった。
【0022】そこで、本発明は設備の変更や増設等に柔
軟に対処できる電力系統監視制御システムを提供するこ
とを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電力
系統設備との間で監視信号、制御信号の送受信を行う伝
送装置と、電子計算機とからなる電力系統監視制御装置
を複数設け、これら複数の電力系統監視制御装置のそれ
ぞれの電子計算機をネットワークで接続する電力系統監
視制御システムであって、それぞれの電力系統監視制御
装置は、電力系統設備の種別や属性や他の電力系統監視
制御装置からネットワークを介しての受信の可否を含む
電力系統設備の定義に関する情報を格納する電力系統設
備情報格納手段と、電力系統設備の入切情報や充電状態
を含む電力系統状態情報を格納する電力系統状態格納手
段と、伝送装置を介して電力系統状態情報を取込む電力
系統状態入力手段と、ネットワークを介して他の電力系
統監視制御装置からの設定情報を受信するネットワーク
受信手段と、このネットワーク受信手段によって受信さ
れる設定情報と電力系統設備情報格納手段に格納される
受信の可否とから受信可の場合に設定情報を取込むネッ
トワーク受信判定手段と、電力系統状態入力手段から取
込まれた電力系統状態情報あるいはネットワーク受信手
段により取込まれた設定情報を電力系統設備情報格納手
段の内容を参照して電力系統状態格納手段へ格納する電
力系統状態設定手段と、電力系統状態入力手段が入力し
た電力系統状態情報をネットワークを介して他の電力系
統監視制御装置へ送信するネットワーク送信手段と、電
力系統状態設定手段によって電力系統状態格納手段へ格
納された電力系統状態情報を取出してマンマシン出力手
段を介してマンマシンインターフェース装置へ表示する
電力系統状態表示手段とを設けるようにしたものであ
る。以上の構成により、伝送装置から取込んだ電力系統
状態情報が電力系統状態格納手段へ格納されると共に、
ネットワーク送信手段によってネットワーク上へ送信さ
れ、また、ネットワーク上から受信した他の管轄の設定
情報が電力系統状態格納手段へ格納され、これらの情報
がマンマシンインターフェース装置へ表示出力され操作
員へ知らされる。これらは、電力系統設備情報格納手段
の内容を定義することで実現でき設備の増設や変更のと
き電力系統設備情報格納手段の定義を追加、変更するこ
とにより対処できる。従って、極めて柔軟性のあるシス
テムによって的確に他の管轄の状況を把握できる。
【0024】請求項2の発明は、請求項1記載の電力系
統監視制御システムにおいて、電力系統状態格納手段に
格納されている電力系統状態情報の変化を監視して監視
結果をマンマシン出力手段を介してマンマシンインター
フェース装置へ出力する一方、ネットワーク送信手段か
らネットワークを介して他の電力系統監視制御装置へ監
視結果を送信させる電力系統監視手段を付加するように
したものである。以上の構成によって、電力系統状態情
報に変化があったとき、監視結果をマンマシンインター
フェース装置へ表示出力する一方、ネットワーク上へ送
信して他の管轄へ知らせることができ、他の管轄からネ
ットワークを介して監視結果を入手することができる。
さらに、増設や変更により設備が変わったとき、電力系
統設備情報格納手段の内容を定義することにより対処で
きる。従って、他の管轄の情報が容易に得られるから的
確な監視ができる。
【0025】請求項3の発明は、電力系統設備との間で
監視信号、制御信号の送受信を行う伝送装置と、電子計
算機とからなる電力系統監視制御装置を複数設け、これ
ら複数の電力系統監視制御装置のそれぞれの電子計算機
をネットワークで接続する電力系統監視制御システムで
あって、それぞれの電力系統監視制御装置は、電力系統
設備の種別や属性や他のネットワークからの受信の可否
を含む電力系統設備の定義に関する情報を格納する電力
系統設備情報格納手段と、ネットワークから他の電力系
統監視制御装置からの設定情報を受信するネットワーク
受信手段と、ネットワークから受信した設定情報につい
て電力系統設備情報格納手段を参照して受信可のものの
み入力するネットワーク受信判定手段と、電力系統設備
の入切情報や充電状態を含む電力系統状態情報を格納す
る電力系統状態格納手段と、マンマシンインターフェー
ス装置からマンマシン入力手段を介して入力した設定情
報、あるいは、受信設定情報について電力系統設備情報
格納手段に定義される情報を参照して電力系統状態情報
格納手段へ格納すべき信号なのか否かを判定する電力系
統操作入力手段と、この電力系統操作入力手段により電
力系統状態情報格納手段へ格納すべき信号と判定された
とき設定情報あるいは受信設定情報を電力系統状態情報
格納手段へ格納する電力系統状態設定手段と、設定情報
をネットワークへ送信するネットワーク送信手段と、電
力系統状態設定手段によって電力系統状態格納手段へ格
納された設定情報あるいは受信設定情報を取出してマン
マシンインターフェース出力手段を介してマンマシンイ
ンターフェース装置へ表示する電力系統状態表示手段を
設けるようにしたものである。以上の構成により、他の
管轄の設定情報をネットワークから取込み電力系統状態
格納手段へ格納し、マンマシンインターフェース装置へ
表示出力する一方、マンマシンインターフェース装置か
らネットワークを介して他の管轄へ設定情報を送信する
ことができる。これは、電力系統設備情報格納手段の内
容を定義することで実現でき、他の管轄の電力系統状態
格納手段の内容を変更することができ、的確なシステム
全体の把握ができる。
【0026】請求項4の発明は、電力系統設備との間で
監視信号、制御信号の送受信を行う伝送装置と、電子計
算機とからなる電力系統監視制御装置を複数設け、これ
ら複数の電力系統監視制御装置のそれぞれの電子計算機
をネットワークで接続する電力系統監視制御システムで
あって、電力系統監視制御装置のそれぞれは、電力系統
設備の種別や属性や他のネットワークからの受信の良否
を含む電力系統設備の定義に関する情報を格納する電力
系統設備情報格納手段と、ネットワークから他の電力系
統監視制御装置の電力系統状態情報を受信するネットワ
ーク受信手段と、ネットワークから設定状態情報を入力
したとき電力系統設備情報格納手段を参照して受信可の
もののみ受信設定情報として入力するネットワーク受信
判定手段と、マンマシンインターフェース装置からの設
定情報あるいは受信設定情報を入力すると、電力系統設
備情報格納手段を参照して電力系統設備に対して操作を
する信号か否かを判定出力する電力系統操作手段と、こ
の電力系統操作手段よる判定結果に基づいて制御信号を
伝送装置を介して電力系統設備へ出力する制御出力手段
と、設定情報をネットワークへ送信するネットワーク送
信手段とを設けるようにしたものである。以上の構成
で、マンマシンインターフェース装置からの設定情報が
ネットワークを介して他の管轄へ送信され、ネットワー
クから他の管轄の設定情報が受信され、設定情報に対応
する制御信号を自己の管轄内の設備へ送ることができ
る。これにより、管轄外の設備を操作することができシ
ステム全体を統括することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の第1実施の形態を示す電
力系統監視制御システムの構成図である。
【0029】図1において、従来例を示す図9と同一符
号は、同一部分または相当部分を示し、図1が図9と異
なる主な点は、伝送路11と伝送路12を除外して、電
力系統監視制御装置1の電子計算機3と電力系統監視制
御装置2の電子計算機7とをネットワーク14によって
接続して、電力系統監視制御装置1と電力系統監視制御
装置2との間でデータの取り合いができるようにしたこ
とである。
【0030】具体的には、電子計算機3は、図2に示す
ように、図10によって説明したと同様の電力系統状態
入力手段3aと電力系統設備情報格納手段3bと電力系
統状態設定手段3cと電力系統状態格納手段3dとマン
マシンインターフェース出力手段3fとに加えてネット
ワーク送信手段15とネットワーク受信手段16とネッ
トワーク受信判定手段17により構成され、電力系統監
視制御装置2の電子計算機7も同様に構成されている。
【0031】ここで、ネットワーク送信手段15は、伝
送装置4nを介して電力系統状態入力手段3aへ入力し
た電力系統状態情報を取込み送信データを作成してネッ
トワーク14上へ送信する。ネットワーク受信手段16
はネットワーク14上の設定情報を受信する。ネットワ
ーク受信判定手段17は、電力系統設備情報格納手段3
bを参照して受信可の設定情報のみを取込み電力系統状
態設定手段3cへ出力する。
【0032】以上の構成の電力系統監視制御装置1の電
子計算機3では、伝送装置4nからA変電所の電力系統
状態情報が電力系統状態入力手段3aへ入力されると、
ネットワーク送信手段15によってネットワーク14へ
送信されると共に、電力系統状態設定手段3cによって
電力系統状態格納手段3dへ格納される。この場合に図
11に対応する図3に示す電力系統設備情報格納手段3
bが参照され図12に相当する図4に示す電力系統状態
格納手段3dへ格納される。
【0033】この図3に示す電力系統設備情報格納手段
3bは、電力系統設備に各設備を定義するr1〜rnの
レコード(3b1)を有し、各レコードに対して電力系
統状態格納手段3dへの格納位置(3b2)と受信した
電力系統状態情報を取込みか否かの受信可否の情報(3
b3)を格納している。また、図4に示す電力系統状態
格納手段3dは、電力系統設備情報格納手段3bの格納
位置に電力系統状態情報を格納するレコードR1〜Rn
を有している。
【0034】次に、電力系統状態格納手段3dへ格納さ
れた電力系統状態情報は電力系統状態表示手段3eとマ
ンマシンインターフェース出力手段3fによってマンマ
シンインターフェース装置13へ表示される。これによ
って、マンマシンインターフェース出力装置13に表示
出力される電力系統状態情報によってA変電所の状態を
把握できる。
【0035】一方、B変電所の電力系統状態情報が図2
と同様の構成の電子計算機7のネットワーク送信手段1
5に相当するネットワーク送信手段からネットワーク1
4上へ送信され図2に示す電子計算機3のネットワーク
受信手段16によって受信される。そして、ネットワー
ク受信判定手段17が電力系統設備情報格納手段3bを
参照して受信可の場合、受信された設定情報が電力系統
状態設定手段3cへ入力され、電力系統状態格納手段3
dへ格納されると共に、電力系統状態表示手段3eによ
ってマンマシンインターフェース出力手段3fを介して
マンマシンインターフェース装置13へ表示出力され
る。この結果、B変電所の必要な電力系統状態情報につ
いても操作員が把握することができる。
【0036】このように本発明の第1実施の形態によれ
ば、電力系統設備情報格納手段3bの設備情報を定義す
ることにより、ネットワーク14に接続する他の管轄で
あるB変電所の情報も取込むことができ、的確な状況把
握ができ、従来のように電力系統監視制御装置1と電力
系統監視制御装置2とを伝送路で結ぶ必要がなく電力系
統設備情報格納手段3bのソフトウェアの変更で対処で
きる。なお、本実施の形態では、説明の都合上2つの電
力系統監視制御装置としたが、実際には、多数の電力系
統監視制御装置がネットワーク14に接続されている。
【0037】図5は、本発明の第2実施の形態を示す電
力系統監視制御システムの構成図である。
【0038】図5において、従来例を示す図10と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図5が図10
と異なる主な点は、電力系統監視制御装置1の電子計算
機3と電力系統監視制御装置2の電子計算機7とをネッ
トワーク14によって接続して、電力系統監視制御装置
1と電力系統監視制御装置2との間においてデータの取
り合いができるようにしたことである。
【0039】具体的には、電子計算機3は図5に示すよ
うに図10によって説明したと同様の電力系統状態入力
手段3aと電力系統設備情報格納手段3bと電力系統状
態設定手段3cと電力系統状態格納手段3dとマンマシ
ンインターフェース出力手段3fと電力系統監視手段3
gとに加えてネットワーク送信手段15とネットワーク
受信手段16とネットワーク受信判定手段17により構
成され、電力系統監視制御装置2の電子計算機7も同様
に構成されている。
【0040】ここで、ネットワーク送信手段15は、伝
送装置4nを介して電力系統状態入力手段3aへ入力し
た電力系統状態情報を取込み送信データを作成してネッ
トワーク14上へ送信する。ネットワーク受信手段16
はネットワーク14上の設定情報を受信する。ネットワ
ーク受信判定手段17は、電力系統設備情報格納手段3
bを参照して受信可の設定情報のみを取込み電力系統状
態設定手段3cへ出力する。電力系統監視手段3gは、
電力系統状態情報を監視して予め設定した状態より変化
があったとき監視情報を出力する。
【0041】以上の構成の電力系統監視制御装置1の電
子計算機3では、第1実施の形態の説明と同様に伝送装
置4nからA変電所の電力系統状態情報が電力系統状態
入力手段3aへ入力されると、ネットワーク送信手段1
5によってネットワーク14へ送信されると共に、電力
系統状態設定手段3cによって電力系統状態格納手段3
dへ格納される。
【0042】次に、電力系統状態格納手段3dへ格納さ
れた電力系統状態情報は電力系統状態表示手段3eとマ
ンマシンインターフェース出力手段3fによってマンマ
シンインターフェース装置13へ表示される。これによ
って、マンマシンインターフェース出力手段3fに表示
出力される電力系統状態情報によってA変電所の状態を
把握できる。
【0043】一方、B変電所の電力系統状態情報が図2
と同様の構成の電子計算機7のネットワーク送信手段1
5に相当するネットワーク送信手段からネットワーク1
4上へ送信され図2に示す電子計算機3のネットワーク
受信手段16によって受信される。そして、B変電所の
必要とする電力系統状態情報等の設定情報がネットワー
ク受信判定手段17を介して電力系統状態設定手段3c
へ入力され、電力系統状態格納手段3dへ格納されると
共に、電力系統状態表示手段3eによってマンマシンイ
ンターフェース出力手段3fを介してマンマシンインタ
ーフェース装置13へ表示出力される。この結果、B変
電所の必要な電力系統状態情報についても操作員が把握
することができる。
【0044】さらに、第1実施の形態に付加された電力
系統監視手段3gが電力系統状態格納手段3dの電力系
統状態情報の変化を監視して、予め設定された変化のと
きに事故情報などの監視情報がマンマシンインターフェ
ース出力手段3fを介してマンマシンインターフェース
装置13へ表示出力される一方、監視情報がネットワー
ク送信手段15からネットワーク14へ送信される。
【0045】これによって、操作員は、A変電所の監視
情報から事故等の発生を把握できる。また、同様の構成
の電力系統監視制御装置2からネットワーク14を介し
てB変電所の監視情報をネットワーク受信手段16によ
り受信してネットワーク受信判定手段17とマンマシン
インターフェース出力手段3fとを介してマンマシンイ
ンターフェース装置13へ表示出力がされる。従って、
操作員はA変電所以外のB変電所の監視情報も得ること
ができる。
【0046】このように本発明の第2実施の形態によれ
ば、電力系統設備情報格納手段3bの設備情報を定義す
ることにより、ネットワーク14に接続する他の管轄で
あるB変電所の情報、特に監視情報も取込むことがで
き、的確な状況把握ができ、従来のように電力系統監視
制御装置1と電力系統監視制御装置2とを伝送路で結ぶ
必要がなく電力系統設備情報格納手段3bのソフトウェ
アの変更で対処できる。なお、本実施の形態では、説明
の都合上2つの電力系統監視制御装置としたが実際に
は、多数の電力系統監視制御装置がネットワーク14に
接続されている。
【0047】図6は、本発明の第3実施の形態を示す電
力系統監視制御システムの構成図である。
【0048】図6において、従来例を示す図10と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図6が図10
と異なる主な点は、電力系統監視制御装置1の電子計算
機3と電力系統監視制御装置2の電子計算機7とをネッ
トワーク14によって接続して、電子計算機3と電子計
算機7との間をネットワーク14によってデータの遣り
取りができるようにしたことである。
【0049】具体的には、電子計算機3は図6に示すよ
うに図10によって説明したと同様の電力系統設備情報
格納手段3bと電力系統状態設定手段3cと電力系統状
態格納手段3dと電力系統状態表示手段3eとマンマシ
ンインターフェース出力手段3fとマンマシンインター
フェース入力手段3hと電力系統操作入力手段3iとに
加えてネットワーク送信手段15とネットワーク受信手
段16とネットワーク受信判定手段17とにより構成さ
れ、電力系統監視制御装置2の電子計算機7も同様に構
成されている。
【0050】ここで、ネットワーク送信手段15は、マ
ンマシンインターフェース装置13から入力された設定
情報から送信データを作成してネットワーク14上へ送
信する。ネットワーク受信手段16はネットワーク14
上の設定情報を受信する。ネットワーク受信判定手段1
7は、電力系統設備情報格納手段3bを参照して受信可
の設定情報のみを取込み電力系統操作入力手段3iへ出
力する。
【0051】以上の構成の電力系統監視制御装置1の電
子計算機3では、操作員によりマンマシンインターフェ
ース装置13から入力された設定情報が電力系統操作入
力手段3iへ入力される。電力系統操作入力手段3iで
は、図7に示す電力系統設備情報格納手段3bの内容を
参照する。
【0052】図7に示す電力系統設備情報格納手段3b
は、電力系統設備毎に各設備を定義するr1〜rnのレ
コード(3b1)のそれぞれに電力系統状態格納手段3
dへの格納位置(3b2)とオンライン/オフライン種
別(3b3)と受信要否(3b4)とを有している。こ
こで、「オンライン」とは、ネットワーク14上から受
信された設定情報をそのまま自己の電力系統状態格納手
段3dへの格納するように定義する。「オフライン」と
は、マンマシンインターフェース装置13からの設定情
報を自己の電力系統状態設定手段3cへ格納するように
定義する。
【0053】次に、電力系統操作入力手段3iでは、電
力系統設備情報格納手段3bの内容を参照した結果、マ
ンマシンインターフェース装置13からの設定情報が
「オフライン」に該当するとき、電力系統状態設定手段
3cを介して電力系統状態格納手段3dへ電力系統状態
情報を格納し、電力系統状態表示手段3eによってマン
マシンインターフェース出力手段3fを介してマンマシ
ンインターフェース装置13へ表示出力させる一方、電
力系統操作入力手段3iからネットワーク送信手段15
によって電力系統状態情報をネットワーク14へ送信す
る。これに伴い、電子計算機7では、これを取込み設定
情報を電力系統状態格納手段3dに相当する部分へ格納
することもできる。
【0054】また、ネットワーク14を介して電子計算
機7からの設定情報がネットワーク受信手段16によっ
て受信され、ネットワーク受信判定手段17によって図
7に示す電力系統設備情報格納手段3bが参照され受信
可で、かつ、「オンライン」のとき電力系統操作入力手
段3iによって電力系統状態設定手段3cへ通知され
る。これによって、電力系統状態設定手段3cが電子計
算機7からの電力系統状態情報を電力系統状態格納手段
3dへ格納し、電力系統状態表示手段3eによってマン
マシンインターフェース出力手段3fを介してマンマシ
ンインターフェース装置13へ表示出力される。なお、
オンラインまたはオフラインは 電力系統設備情報格納
手段3bによって適宜定義できる。
【0055】このように本発明の第3実施の形態によれ
ば、電力系統設備情報格納手段3bの設備情報を定義す
ることにより、ネットワーク14に接続する他の管轄で
あるB変電所の情報も取込むことができ、的確な状況把
握ができ、その上、他の管轄の設備への設定情報を出力
することができる。また、従来のように電力系統監視制
御装置1と電力系統監視制御装置2とを伝送路で結ぶ必
要がなく電力系統設備情報格納手段3bのソフトウェア
の変更で対処できる。なお、本実施の形態では、説明の
都合上2つの電力系統監視制御装置としたが実際には、
多数の電力系統監視制御装置がネットワーク14に接続
されている。
【0056】図8は、本発明の第4実施の形態を示す電
力系統監視制御システムの構成図である。
【0057】図8において、従来例を示す図10と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図8が図10
と異なる主な点は、電力系統監視制御装置1の電子計算
機3と電力系統監視制御装置2の電子計算機7とをネッ
トワーク14によって接続して、電力系統監視制御装置
1と電力系統監視制御装置2との間をネットワーク14
によってデータの遣り取りができるようにしたことであ
る。
【0058】具体的には、電子計算機3は図8に示すよ
うに図10によって説明したと同様の電力系統設備情報
格納手段3bとマンマシンインターフェース入力手段3
hと電力系統操作入力手段3iとに加えてネットワーク
送信手段15とネットワーク受信手段16とネットワー
ク受信判定手段17とにより構成され、電力系統監視制
御装置2の電子計算機7も同様に構成されている。
【0059】ここで、ネットワーク送信手段15は、マ
ンマシンインターフェース装置13から入力された設定
情報を取込み送信データを作成してネットワーク14上
へ送信する。ネットワーク受信手段16はネットワーク
14上の設定情報を受信する。ネットワーク受信判定手
段17は、電力系統設備情報格納手段3bを参照して受
信可の設定情報のみを取込み電力系統操作入力手段3i
へ出力する。
【0060】以上の構成の電力系統監視制御装置1の電
子計算機3では、操作員によりマンマシンインターフェ
ース装置13から入力された設定情報、例えば、操作情
報がマンマシンインターフェース入力手段3hを介して
電力系統操作入力手段3iへ入力される。電力系統操作
入力手段3iでは、電力系統設備情報格納手段3bを参
照して「オンライン」の場合には、制御出力手段3jを
介して制御信号を伝送装置4nへ出力する一方、設定情
報がネットワーク送信手段15によってネットワーク1
4へ送信される。
【0061】一方、ネットワーク14からネットワーク
受信手段16により受信した電子計算機7からの設定情
報がネットワーク受信判定手段17へ通知される。ネッ
トワーク受信判定手段17は、電力系統設備情報格納手
段3bを参照して「受信可」で、かつ、「オンライン」
のとき電力系統操作入力手段3iを介して制御出力手段
3jへ制御信号を出力する。これによって、他の管轄の
電子計算機7からの設定情報に基づいて伝送装置4nに
よってA変電所の設備へ制御信号が出力される。
【0062】このように本発明の第4実施の形態によれ
ば、電力系統設備情報格納手段3bの設備情報を定義す
ることにより、ネットワーク14に接続する他の管轄で
あるB変電所へ対して設定情報を送り他の管轄の設備を
操作することができ、従来のように電力系統監視制御装
置1と電力系統監視制御装置2とを伝送路で結ぶ必要が
なく電力系統設備情報格納手段3bのソフトウェアの変
更で対処できる。なお、本実施の形態では、説明の都合
上2つの電力系統監視制御装置としたが実際には、多数
の電力系統監視制御装置がネットワーク14に接続され
ている。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明よれ
ば、伝送装置から取込んだ電力系統状態情報を電力系統
状態格納手段へ格納する共に、ネットワーク送信手段に
よってネットワーク上へ送信し、また、ネットワーク上
から受信した他の管轄の設定情報を電力系統状態格納手
段へ格納することを電力系統設備情報格納手段の内容を
定義することで実現可能としたために設備の増設や変更
のとき電力系統設備情報格納手段の定義を追加、変更す
ることにより対処できる。従って、極めて柔軟性のある
システムによって的確に他の管轄の状況を把握できる。
【0064】また、請求項2の発明は、電力系統状態情
報に変化があったとき、監視結果をマンマシンインター
フェース装置へ表示出力する一方、ネットワーク上へ送
信して他の管轄へ知らせることができ、他の管轄からネ
ットワークを介して監視結果を入手することを電力系統
設備情報格納手段の内容を定義することにより実現した
ために増設や変更に柔軟に対処でき、他の管轄の監視結
果が容易に得られるから的確な監視ができる。
【0065】また、請求項3の発明は、他の管轄の設定
情報をネットワークから取込み電力系統状態格納手段へ
格納し、マンマシンインターフェース装置からネットワ
ークを介して他の管轄へ設定情報を送信することを電力
系統設備情報格納手段の内容を定義することで実現可能
としたために増設や変更に柔軟に対処でき、他の管轄的
確なシステム全体の把握ができる。
【0066】また、請求項4の発明は、マンマシンイン
ターフェース装置からの設定情報をネットワークを介し
て他の管轄へ送信し、ネットワークから他の管轄の設定
情報を受信して、設定情報に対応する制御信号を自己の
管轄内の設備へ送ることを電力系統設備情報格納手段の
内容を定義することで実現可能としたために増設や変更
に柔軟に対処でき、管轄外の設備を操作することができ
システム全体を統括することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す電力系統監視制
御システムの系統図である。
【図2】図1に備える電子計算機を示す構成図である。
【図3】図2に備える電力系統設備情報格納手段を示す
構成図である。
【図4】図2に備える電力系統状態格納手段を示す構成
図である。
【図5】本発明の第2実施の形態を示す電子計算機の構
成図である。
【図6】本発明の第3実施の形態を示す電子計算機の構
成図である。
【図7】図6に備える電力系統設備情報格納手段を示す
構成図である。
【図8】本発明の第4実施の形態を示す電子計算機の構
成図である。
【図9】従来の電力系統監視制御システムの系統図であ
る。
【図10】図9に備える電子計算機を示す構成図であ
る。
【図11】図10に備える電力系統設備情報格納手段を
示す構成図である。
【図12】図10に備える電力系統状態格納手段を示す
構成図である。
【符号の説明】
1,2 電力系統監視制御装置 3,7 電子計算機 3a 電力系統状態入力手段 3b 電力系統設備情報格納手段 3c 電力系統状態設定手段 3d 電力系統状態格納手段 3e 電力系統状態表示手段 3f マンマシンインターフェース出力手段 3g 電力系統監視手段 3h マンマシンインターフェース入力手段 3i 電力系統操作入力手段 3j 制御出力手段 13 マンマシンインターフェース装置 14 ネットワーク 15 ネットワーク送信手段 16 ネットワーク受信手段 17 ネットワーク受信判定手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統設備との間で監視信号、制御信
    号の送受信を行う伝送装置と、電子計算機とからなる電
    力系統監視制御装置を複数設け、これら複数の電力系統
    監視制御装置のそれぞれの電子計算機をネットワークで
    接続する電力系統監視制御システムであって、 前記それぞれの電力系統監視制御装置は、 前記電力系統設備の種別や属性や他の電力系統監視制御
    装置からネットワークを介しての受信の可否を含む電力
    系統設備の定義に関する情報を格納する電力系統設備情
    報格納手段と、 前記電力系統設備の入切情報や充電状態を含む電力系統
    状態情報を格納する電力系統状態格納手段と、 前記伝送装置を介して電力系統状態情報を取込む電力系
    統状態入力手段と、 前記ネットワークを介して他の電力系統監視制御装置か
    らの設定情報を受信設定情報として受信するネットワー
    ク受信手段と、 このネットワーク受信手段によって受信される受信設定
    情報と前記電力系統設備情報格納手段に格納される受信
    の可否の情報とから受信可の場合に前記受信設定情報を
    取込むネットワーク受信判定手段と、 前記電力系統状態入力手段から取込まれた電力系統状態
    情報あるいは前記ネットワーク受信手段により取込まれ
    た受信設定情報を前記電力系統設備情報格納手段の内容
    を参照して前記電力系統状態格納手段へ格納する電力系
    統状態設定手段と、 前記電力系統状態入力手段が入力した電力系統状態情報
    を前記ネットワークを介して他の電力系統監視制御装置
    へ送信するネットワーク送信手段と、 前記電力系統状態設定手段によって電力系統状態格納手
    段へ格納された電力系統状態情報を取出してマンマシン
    出力手段を介してマンマシンインターフェース装置へ表
    示する電力系統状態表示手段とを備えることを特徴とす
    る電力系統監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記電力系統状態格納手段に格納されて
    いる電力系統状態情報の変化を監視して監視結果をマン
    マシン出力手段を介してマンマシンインターフェース装
    置へ出力する一方、前記ネットワーク送信手段から前記
    ネットワークを介して他の電力系統監視制御装置へ監視
    結果を送信させる電力系統監視手段を付加することを特
    徴とする請求項1記載の電力系統監視制御システム。
  3. 【請求項3】 電力系統設備との間で監視信号、制御信
    号の送受信を行う伝送装置と、電子計算機とからなる電
    力系統監視制御装置を複数設け、これら複数の電力系統
    監視制御装置のそれぞれの電子計算機をネットワークで
    接続する電力系統監視制御システムであって、 前記それぞれの電力系統監視制御装置は、 前記電力系統設備の種別や属性やネットワークからの受
    信の可否を含む電力系統設備の定義に関する情報を格納
    する電力系統設備情報格納手段と、 前記電力系統設備の入切情報や充電状態を含む電力系統
    状態情報を格納する電力系統状態格納手段と、 前記ネットワークから他の電力系統監視制御装置からの
    設定情報を受信設定情報として受信するネットワーク受
    信手段と、 前記ネットワークから受信した受信設定情報について前
    記電力系統設備情報格納手段を参照して受信可のものの
    み入力するネットワーク受信判定手段と、 前記マンマシンインターフェース装置からマンマシン入
    力手段を介して入力した設定情報、あるいは、受信設定
    情報について前記電力系統設備情報格納手段に定義され
    る情報を参照して前記電力系統状態情報格納手段へ格納
    すべき信号なのか否かを判定する電力系統操作入力手段
    と、 この電力系統操作入力手段により前記電力系統状態情報
    格納手段へ格納すべき信号と判定されたとき設定情報あ
    るいは受信設定情報を前記電力系統状態情報格納手段へ
    格納する電力系統状態設定手段と、 前記設定情報を前記ネットワークへ送信するネットワー
    ク送信手段と、 前記電力系統状態設定手段によって電力系統状態格納手
    段へ格納された設定情報あるいは受信設定情報を取出し
    てマンマシンインターフェース出力手段を介してマンマ
    シンインターフェース装置へ表示する電力系統状態表示
    手段とを備えることを特徴とする電力系統監視制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】 電力系統設備との間で監視信号、制御信
    号の送受信を行う伝送装置と、電子計算機とからなる電
    力系統監視制御装置を複数設け、これら複数の電力系統
    監視制御装置のそれぞれの電子計算機をネットワークで
    接続する電力系統監視制御システムであって、 前記電力系統監視制御装置のそれぞれは、 前記電力系統設備の種別や属性やネットワークからの受
    信の可否を含む電力系統設備の定義に関する情報を格納
    する電力系統設備情報格納手段と、 前記ネットワークから他の電力系統監視制御装置の設定
    情報を受信設定情報として受信するネットワーク受信手
    段と、 前記ネットワークから受信設定情報を入力したとき前記
    電力系統設備情報格納手段を参照して受信可のもののみ
    受信設定情報として入力するネットワーク受信判定手段
    と、 マンマシンインターフェース装置からの設定情報あるい
    は受信設定情報を入力すると、前記電力系統設備情報格
    納手段を参照して電力系統設備に対して操作をする信号
    か否かを判定出力する電力系統操作手段と、 この電力系統操作手段よる判定結果に基づいて制御信号
    を伝送装置を介して電力系統設備へ出力する制御出力手
    段と、 前記設定情報を前記ネットワークへ送信するネットワー
    ク送信手段とを備えることを特徴とする電力系統監視制
    御システム。
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