JPH08289487A - 電力系統監視制御システム - Google Patents

電力系統監視制御システム

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JPH08289487A
JPH08289487A JP8499195A JP8499195A JPH08289487A JP H08289487 A JPH08289487 A JP H08289487A JP 8499195 A JP8499195 A JP 8499195A JP 8499195 A JP8499195 A JP 8499195A JP H08289487 A JPH08289487 A JP H08289487A
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JP
Japan
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power
power system
control
station
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JP8499195A
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English (en)
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Hiroo Sato
博雄 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御所システム側の電力系統の状態情報を画
像情報で給電所システム側に伝送することにより、電力
系統の構成に変更が生じても給電所システム側で表示情
報編集用データのメンテナンスを不要にする。 【構成】 電力系統を構成する被制御所611〜61m、6
n1〜6nmを複数のグループに分ける。各グループ内制御
所システム31〜3nはそれぞれ被制御所から伝送され
てくる電力系統機器の状態情報を情報受信手段5aで取
り込み、これを表示情報編集用データ5fを用いて編集
した後、ヒューマン・インターフェース(HI装置)4
に表示する。さらにこのHI装置4で表示している状態
情報を画像情報分岐手段5hにより画像情報に変換し
て、統合サービスデジタルネットワーク3を介して給電
所システム側10に伝送しHI装置1に画像情報として
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統を計算機にて
監視制御する電力系統監視制御システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電力系統には電力供給の安定化を目的と
して、しゃ断器、断路器、保護装置及び計測器などの設
備が数多く設置されている。更に、これらの運用の省力
化とより高度な自動化を目的として、計算機と情報伝送
装置を用いて電力系統監視制御システムを実現してい
る。
【0003】この様な状況において、電力系統を監視制
御する場合に現場の電力系統機器の状態をSV情報
(0,1の情報)やTM情報(数値情報)として情報伝
送装置で取り込み計算機に伝送したり、計算機間で情報
伝送装置を介してこの情報の授受をしたり、計算機から
の電力系統機器の選択制御情報を情報伝送装置を介して
電力系統機器を選択制御しているのが現状である。
【0004】以下、図8、図9、図10及び図11を用
いて具体的に説明する。図8は、電力系統監視制御シス
テムの全体構成を示し、1及び4は電力系統の状態を監
視制御するためのヒューマン・インターフェース装置
(以下、HI装置)、2及び5は計算機、10はHI装
置1と計算機2で構成する給電所システム、20はHI
装置4と計算機5で構成する計算機システム、6mは被
制御所、3nは計算機システム20と被制御所6mで構
成する制御所システム、70は給電所側情報伝送装置、
7kは制御所側情報伝送装置を示している。
【0005】図9は、図8に示した制御所システム3n
内の計算機5の機能ブロック図で、5aは被制御所6m
から伝送される電力系統機器の状態情報を受信する情報
受信手段、5fは電力系統機器の状態情報をHI装置4
に表示するための編集方法を指定した表示情報編集用デ
ータ、5bは情報受信手段5aが受信した電力系統機器
の状態情報を表示情報編集用データ5fに従ってHI装
置4に表示するための情報に編集する表示情報編集手
段、5cは表示情報編集手段5bが編集した情報をHI
装置4に表示出力する表示手段である。又5gは電力系
統機器の状態情報を制御所側情報伝送装置7kに出力し
給電所システム10へ伝送するための編集方法を指定し
た伝送情報編集用データ、5dは情報受信手段5aが受
信した電力系統機器の状態情報を伝送情報編集用データ
5gに従って制御所側情報伝送装置7kに出力するため
の情報に編集する伝送情報編集手段、5eは伝送情報編
集手段5dが編集した情報を制御所側情報伝送装置7k
に出力する情報送信手段を示している。
【0006】図10は、図8に示した給電所システム1
0内の計算機2の機能ブロック図で、2aは給電所側情
報伝送装置70を介して伝送される電力系統機器の状態
情報を受信する情報受信手段、2dは電力系統機器の状
態情報をHI装置1に表示するための編集方法を指定し
た表示情報編集用データ、2bは情報受信手段2aが受
信した電力系統機器の状態情報を表示情報編集用データ
2dに従ってHI装置1に表示するための情報に編集す
る情報編集手段、2cは情報編集手段2bが編集した情
報をHI装置1に表示出力する表示手段を示している。
【0007】最後に図11は、図8に示した給電所シス
テム10のHI装置1の表示例で、各制御所システム3
nから伝送された電力系統機器の状態情報を給電所シス
テム10の運転員が見やすい形に編集して表示した例を
示している。
【0008】この様なシステムにおいて、例えば図8に
示した被制御所6mの電力系統機器の状態を監視する場
合、被制御所6mより伝送される当該電力系統の機器状
態を図9の情報受信手段5aが受信し、表示情報編集手
段5bと伝送情報編集手段5dに受け渡しを行う。
【0009】表示情報編集手段5bは当該情報を表示情
報編集用データ5fに従ってHI装置4に表示するため
の情報に編集し、表示手段5cに受け渡しを行う。表示
手段5cはこの編集された情報をHI装置4に表示出力
する。
【0010】一方、伝送情報編集手段5dは伝送情報編
集用データ5gに従って制御所側情報伝送装置7kに出
力し給電所システム10へ伝送するための情報に編集
し、情報送信手段5eに受け渡しを行う。
【0011】情報送信手段5eはこの編集された情報を
制御所側情報伝送装置7kに出力する。この情報送信手
段5eによって、制御所側情報伝送装置7kに出力され
た当該電力系統の機器状態情報は、給電所側情報伝送装
置70を介して給電所システム10に伝送される。
【0012】この伝送された情報は、図10の情報受信
手段2aが受信し、情報編集手段2bに受け渡しを行
う。情報編集手段2bは当該情報を表示情報編集用デー
タ2dに従ってHI装置1に表示するための情報に編集
し、表示手段2cに受け渡しを行う。
【0013】表示手段2cはこの編集された情報を図1
1に示す形でHI装置1に表示出力する。この様な方法
により、被制御所6mの電力系統機器の状態は制御所シ
ステム及び給電所システムにて監視を行っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力系統監視制
御システムでは、前述の如く処理しているため電力系統
を監視制御するための情報としては、電力系統の状態を
表すSV情報及びTM情報となる。この為、制御所シス
テム及び給電所システムのそれぞれで、これらのSV情
報、TM情報を運転員が見やすい形に表現してHI装置
1及び4に表示することになる。
【0015】これにより、制御所システム及び給電所シ
ステムのそれぞれで、HI装置1及び4に表示する情報
を運転員が見やすい形にする必要があると言う第1の問
題がある。
【0016】また、制御所システム及び給電所システム
のそれぞれで、HI装置1及び4に表示する情報を編集
しているため、電力系統構成に変更が生じると制御所シ
ステム及び給電所システムのそれぞれで表示情報編集用
データ2d及び5fの変更を実施しなければならないと
言う第2の問題がある。
【0017】なお、制御所システム及び給電所システム
のそれぞれで表示情報編集用データ2d及び5fの変更
を実施するため、システム毎の変更時期がずれ、この間
は制御所システムと給電所システムの情報が異なること
になり、電力系統を運用する上で誤った運用を行う可能
性があると言う第3の問題がある。
【0018】さらに、SV情報、TM情報を編集する途
中や伝送する途中で情報が誤った場合でも、誤ったこと
を認識できないケースがあるため、電力系統を運用する
上で誤った運用を行う可能性があると言う第4の問題が
ある。
【0019】本発明の目的は、上記の各問題を解決する
ために、画像情報も伝送することができる統合サービス
デジタルネットワーク(以下ISDNという)を伝送路
に用いて制御所システム側の電力系統機器の状態情報を
画像情報あるいは動画情報として給電所システムへ伝送
することができる電力系統監視制御システムを提供する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係わる電力系統監視制御システムは、複数のグループに
分けられた被制御所毎に制御所計算機システムで各グル
ープの電力系統を個々に監視制御するために、制御所内
のHI装置に表示している当該電力系統機器の状態情報
を画像情報に変換して給電計算機システムへ伝送し、給
電計算機システムでは複数の制御所計算機システムより
伝送された画像情報を合成し全体電力系統としてHI装
置に表示する手段を備えたものである。
【0021】また、本発明の[請求項2]に係わる電力
系統監視制御システムは、複数のグループに分けられた
被制御所毎に制御所計算機システムで各グループの電力
系統を個々に監視制御するために、制御所内のHI装置
に表示している当該電力系統機器の状態を撮影装置例え
ば工業用テレビカメラ(以下ITVという)で撮影し
て、動画情報として連続で給電計算機システムへ伝送
し、給電計算機システムでは複数の制御所計算機システ
ムのITVより連続で伝送された動画情報を合成し全体
電力系統としてHI装置に表示する手段を備えたもので
ある。
【0022】
【作用】本発明の[請求項1]に係わる電力系統監視制
御システムによれば、制御所計算機システム3nで当該
電力系統を監視制御するために、HI装置4に表示して
いる当該電力系統機器の状態情報を画像情報に変換して
給電計算機システム10へ伝送し、給電計算機システム
10では複数の制御所計算機システム3nより伝送され
た画像情報を合成し全体電力系統としてHI装置1に表
示を行うことができる。
【0023】本発明の[請求項2]に係わる電力系統監
視制御システムによれば、制御所計算機システム3nで
当該電力系統を監視制御するために、HI装置4に表示
している当該電力系統機器の状態をITVのカメラで撮
影して、動画情報として連続で給電計算機システム10
へ伝送し、給電計算機システム10では複数の制御所計
算機システム3nのITVより連続で伝送された動画情
報を合成し全体電力系統としてHI装置1に表示を行う
ことができる。
【0024】
【実施例】以下に本発明の[請求項1]に係わる電力系
統監視制御システムの実施例を説明する。本実施例の電
力系統監視制御システムの構成を図1、図2、図3及び
図4を用いて説明する。
【0025】図1は、本発明の電力系統監視制御システ
ムの全体構成を示し、1及び4は電力系統の状態を監視
制御するためのHI装置、2及び5は計算機、10はH
I装置1と計算機2で構成する給電所システムである。
20はHI装置4と計算機5で構成する計算機システ
ム、611〜61mは被制御所、3nは計算機システム20
と被制御所6n1〜6nmで構成する制御所システム、
3は給電所システム10と制御所システム3nの間を結
ぶ伝送路ISDNを示している。
【0026】図2は、図1に示した制御所システム3n
の内の計算機5のソフトウェアを機能ブロックで示す図
である。5aは被制御所611〜61mから伝送される電力
系統機器の状態情報を受信する情報受信手段、5fは電
力系統機器の状態情報をHI装置4に表示するための編
集方法を指定した表示情報編集用データである。5bは
情報受信手段5aが受信した電力系統機器の状態情報を
前記表示情報編集用データ5fに従ってHI装置4に表
示するための情報に編集する表示情報編集手段。5cは
この表示情報編集手段5bが編集した情報をHI装置4
に表示出力する表示手段である。そして5hは表示手段
5cがHI装置4に表示出力した画像情報をバイナリ情
報またはビットマップ情報で変換し、伝送路ISDN3
に分岐出力する画像情報分岐手段を示している。
【0027】図3は、図1に示した給電所システム10
の計算機2のソフトウェアを機能ブロック図で示す図
で、2eは伝送路ISDN3を介して複数の制御所シス
テム3nより画像情報として伝送される電力系統機器の
状態情報を合成し全体電力系統としてHI装置1に表示
出力する画像情報受信編集手段を示している。
【0028】最後に図4は、図1に示した給電所システ
ム10のHI装置1の表示例で、各制御所システム3n
から伝送された電力系統機器の状態情報を給電所システ
ム10の運転員が見やすい形の全体電力系統に合成(制
御所毎にウインドを割当て、マルチウインドとして)し
て表示した例を示している。
【0029】以上述べた請求項1に対応する実施例の電
力系統監視制御システムの動作を図1ないし図4を用い
て説明する。図1の被制御所の1つのグループ611〜6
1mの電力系統機器の状態を監視する場合、被制御所611
〜61mより伝送される当該電力系統の機器状態を図2の
情報受信手段5aが受信し、表示情報編集手段5bに受
け渡しを行う。他の制御所システム6nも同様に構成さ
れており、被制御所6n1〜6nmで1つのグループを
構成している。
【0030】表示情報編集手段5bは当該情報を表示情
報編集用データ5fに従ってHI装置4に表示するため
の電力系統図情報に編集し、表示手段5cに受け渡しを
行う。
【0031】表示手段5cはこの編集された制御所611
〜61mに対応する電力系統図情報をHI装置4に表示出
力する。画像情報分岐手段5hはこのHI装置4に表示
出力した電力系統図の画像情報をバイナリ情報またはビ
ットマップ情報に変換し、伝送路ISDN3に出力を行
う。
【0032】この画像情報分岐手段5hによって、伝送
路ISDN3に分岐出力された当該個々の電力系統図の
画像情報(バイナリ情報またはビットマップ情報)は、
給電所システム10に伝送される。
【0033】この様に、複数の制御所システム31〜3
nから個々に伝送されてくる電力系統図の画像情報は、
図3の画像情報受信編集手段2eが受信し、図4の例の
様に全体電力系統として見やすい配列に合成(制御所毎
にウインドを割当て、マルチウインドとして)して給電
所用のHI装置1に表示出力する。
【0034】以上述べた様に、本実施例によれば、制御
所システム3n内の制御所用HI装置4に表示した電力
系統図をそのまま給電所システム10へ画像情報として
伝送することになるため、給電所システム10でHI装
置1に表示する情報を運転員が見やすい形にすると言う
必要が無くなる。
【0035】また、電力系統に変更が生じても給電所シ
ステム10ではシステムのメンテナンスを行う必要が無
くなる。これにより、従来制御所システムと給電所シス
テム間の改造時間のずれによる制御所システムと給電所
システム間での情報が異なる期間が無くなり、電力系統
を運用する上で誤った運用を行う可能性が無くなる。
【0036】次に、[請求項2]に係わる電力系統監視
制御システムの実施例を説明する。この実施例の電力系
統監視制御システムの構成を図5、図6及び図7を用い
て説明する。
【0037】図5は、本発明の電力系統監視制御システ
ムの全体構成を示し、80はHI装置4に表示している
映像、文字等の内容を撮影するITVカメラを示し、他
の内容は、図1と同様である。
【0038】図6は、図5に示した制御所システム3n
のうち、計算機5のソフトウェアを機能ブロック図とし
て表わした構成図で、5jはITVカメラ80にて撮影
したHI装置4での表示内容を連続で伝送路ISDN3
に伝送する動画情報伝送装置を示している。他の内容
は、図2と同様である。
【0039】図7は、図5に示した給電所システム10
のうち計算機2のソフトウェアを機能ブロック図で表わ
した構成図で、2fは伝送路ISDN3を介して複数の
制御所システム3nより連続で動画情報として伝送され
る電力系統機器の状態情報を合成(制御所毎にウインド
を割当て、マルチウインドとして)し全体電力系統とし
てHI装置1に連続で表示出力する動画情報受信編集手
段を示している。他の内容は図3と同様である。
【0040】最後に図4は、図5に示した給電所システ
ム10のHI装置1の表示例で、内容は、[請求項1]
の実施例と同様である。この請求項2に対応する実施例
の電力系統監視制御システムの動作を図4ないし図7を
用いて説明する。
【0041】図5の被制御所611〜61mの電力系統機器
の状態を監視する場合、[請求項1]の実施例の動作と
下記を除き同様である。図6のITVカメラ80はHI
装置4に示した電力系統図を撮影する。
【0042】動画情報伝送装置5jはこのITVカメラ
80が撮影した電力系統図の動画情報を伝送路ISDN
3を介して給電所システム10に伝送する。以上の結果
により、本実施例によれば、制御所システム3nのHI
装置4に表示した電力系統図をそのまま連続で給電所シ
ステム10へ動画情報として伝送することになるため、
給電所システム10ではHI装置1に表示する情報を運
転員が見やすい形にすると言う必要が無くなる。
【0043】また、電力系統に変更が生じても給電所シ
ステム10ではシステムのメンテナンスを行う必要が無
くなる。これにより、従来制御所システムと給電所シス
テム間の改造時期のずれによる制御所システムと給電所
システム間での情報が異なる期間が無くなり、電力系統
を運用する上で誤った運用を行う可能性が無くなる。
【0044】さらに、従来は、SV情報、TM情報を編
集する途中や伝送する途中で情報が誤った場合でも、誤
ったことを認識できないケースがあったが、連続で動画
情報により伝送するため、途中で情報が誤ることがなく
なり、電力系統の運用をより正しく行うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上の様に本発明の電力系統監視制御シ
ステムによれば、従来のSV情報、TM情報による監視
制御に加えて、画像による監視制御が可能となり、より
正しく、確実に監視制御を行える効果がある。特に、本
発明の[請求項1]の電力系統監視制御システムによれ
ば、制御所システムのHI装置に表示した内容をそのま
ま給電所システムへ画像情報で伝送することになるた
め、給電所システムではHI装置に表示する情報を運転
員が見やすい形にすると言う必要が無くなり、かつ、電
力系統の構成に変更が生じても給電所システムでは表示
情報編集用データのメンテナンスを行う必要が無くな
る。
【0046】更に、従来制御所システムと給電所システ
ム間の改造時期のずれによる制御所システムと給電所シ
ステム間での情報が異なる期間が無くなり、電力系統を
運用する上で誤った運用を行う可能性が無くなる効果が
ある。
【0047】本発明の[請求項2]の電力系統監視制御
システムによれば、制御所システムのHI装置に表示し
た内容をそのまま連続で給電所システムへ動画情報で伝
送することになるため、給電所システムではHI装置に
表示する情報を運転員が見やすい形にすると言う必要が
無くなり、かつ、電力系統に変更が生じても給電所シス
テムではシステムのメンテナンスを行う必要が無くな
る。
【0048】更に、従来制御所システムと給電所システ
ム間の改造時期のずれによる制御所システムと給電所シ
ステム間での情報が異なる期間が無くなり、電力系統を
運用する上で誤った運用を行う可能性が無くなる効果が
ある。
【0049】また、連続で画像情報及び動画情報により
伝送するため、SV情報、TM情報が途中で情報が誤る
ことがなくなり、電力系統の運用をより正しくできる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例である電力系統監視
制御システムの全体図。
【図2】本発明の請求項1の実施例である制御所システ
ムのソフトウェア・ハードウェア構成図。
【図3】本発明の請求項1の実施例である給電所システ
ムのソフトウェア構成図。
【図4】本発明の請求項1、請求項2の実施例であるH
I装置への表示例。
【図5】本発明の請求項2の実施例である電力系統監視
制御システムの全体図。
【図6】本発明の請求項2の実施例である制御所システ
ムのソフトウェア・ハードウェア構成図。
【図7】本発明の請求項2の実施例である給電所システ
ムのソフトウェア構成図。
【図8】従来の電力系統監視制御システムの全体図。
【図9】従来の制御所システムのソフトウェア構成図。
【図10】従来の給電所システムのソフトウェア構成
図。
【図11】従来の給電所システムのHI装置への表示
例。
【符号の説明】
1,4…ヒューマン・インターフェース装置 2,5…計算機 3…統合サービスデジタルネットワーク(ISDN) 10…給電所システム 20…計算機システム 31〜3n…制御所システム 5a…情報受信手段 5b…表示情報編集手段 5c…表示手段 5d…画像情報分岐手段 2e…画像情報受信編集手段 611〜61m,6n1〜6nm…被制御所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統を構成する被制御所群を複数の
    グループに分け、各グループ内の被制御所から伝送され
    てくる電力系統機器の状態情報を取り込み、この状態情
    報を編集後ヒューマン・インターフェース装置に表示す
    ることにより各グループ毎に電力系統を個別に監視制御
    する複数の制御所計算機システムと、この複数の制御所
    計算機システムと情報の授受を行うことにより当該複数
    の制御所計算機システム毎に個別監視制御している電力
    系統を集中監視制御する給電計算機システムとから成る
    電力系統監視制御システムにおいて、 複数の制御所計算機システムと給電計算機システム間の
    情報伝送手段として統合サービスデジタルネットワーク
    を設け、 前記個々の制御所計算機システムでは、取り込んだ状態
    情報を編集した後当該制御所計算機システム内のヒュー
    マン・インターフェース装置に個別電力系統として表示
    すると共に、前記編集後の状態情報を画像情報に変換し
    前記統合サービスデジタルネットワークを介して前記給
    電計算機システムへ伝送し、 給電計算機システムでは、前記複数の制御所計算機シス
    テム毎に伝送されてくる画像情報を合成して全体電力系
    統として給電所用ヒューマン・インターフェース装置で
    表示することを特徴とする電力系統監視制御システム。
  2. 【請求項2】 電力系統を構成する被制御所群を複数の
    グループに分け、各グループ内の被制御所から伝送され
    てくる電力系統機器の状態情報を取り込み、この状態情
    報を編集後ヒューマン・インターフェース装置に表示す
    ることにより各グループ毎に電力系統を個別に監視制御
    する複数の制御所計算機システムと、この複数の制御所
    計算機システムと情報の授受を行うことにより当該複数
    の制御所計算機システム毎に個別監視制御している電力
    系統を集中監視制御する給電計算機システムとから成る
    電力系統監視制御システムにおいて、 複数の制御所計算機システムと給電計算機システム間の
    情報伝送手段として統合サービスデジタルネットワーク
    を設け、 前記個々の制御所計算機システムでは、取り込んだ状態
    情報を編集した後当該制御所計算機システム内のヒュー
    マン・インターフェース装置に個別電力系統として表示
    すると共に、このヒューマン・インターフェース装置に
    表示されている内容を撮影装置で撮影し、この撮影装置
    の出力信号を動画情報に変換し前記統合サービスデジタ
    ルネットワークを介して前記給電計算機システムへ伝送
    し、 給電計算機システムでは、前記複数の制御所計算機シス
    テム毎に伝送されてくる動画情報を合成して全体電力系
    統として給電所用ヒューマン・インターフェース装置で
    表示することを特徴とする電力系統監視制御システム。
JP8499195A 1995-04-11 1995-04-11 電力系統監視制御システム Pending JPH08289487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8499195A JPH08289487A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 電力系統監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8499195A JPH08289487A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 電力系統監視制御システム

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Publication Number Publication Date
JPH08289487A true JPH08289487A (ja) 1996-11-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019103368A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 株式会社東芝 電力監視制御システム、電力監視制御装置、電力監視制御装置用プログラムおよび電力監視制御方法

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JP2019103368A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 株式会社東芝 電力監視制御システム、電力監視制御装置、電力監視制御装置用プログラムおよび電力監視制御方法

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