JPH1094172A - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

電力系統監視制御装置

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JPH1094172A
JPH1094172A JP8265056A JP26505696A JPH1094172A JP H1094172 A JPH1094172 A JP H1094172A JP 8265056 A JP8265056 A JP 8265056A JP 26505696 A JP26505696 A JP 26505696A JP H1094172 A JPH1094172 A JP H1094172A
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JP
Japan
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window pattern
operator
window
screen
power system
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JP8265056A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Hiraoka
誠一朗 平岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の運転員にとって最適な画面表示を行う
ことのできる電力系統監視制御装置を提供しようとする
ものである。 【解決手段】 ウインドウパターン設定手段15で、C
RT装置2に表示する画面のウインドウパターンを予め
運転員毎に記憶装置3のウインドウパターンテーブル3
3に設定しておき、表示手段14は運転員判定手段16
で判定された運転員に対応する予め定められたウインド
ウパターンを記憶装置3のウインドウパターンテーブル
33から読み出しその画面をCRT装置2に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の監視制
御を行う制御所に設置される電力系統監視制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】大規模かつ複雑な電力系統に対して電力
の安定供給を行うため、電力系統の制御所には、一般に
電力系統監視制御装置が設置されている。この電力系統
監視制御装置は、電力系統の監視制御を行うものであ
り、電力の安定供給を行うために非常に重要な役割を担
っている。
【0003】通常、電力系統監視制御装置には運転員と
のマンマシンコミニュケーションを行うためのマンマシ
ンインターフェース装置が設けられ、このマンマシンイ
ンターフェース装置としてはCRT装置が設けられてい
る。なお、マンマシンインターフェース装置としては、
CRT装置以外に液晶表示装置等が採用可能であるが、
ここでは、CRT装置を代表例として以下説明する。こ
のCRT装置は、電力系統の状態把握のための電力系統
の状態表示や電力系統監視制御装置での監視結果の表示
を行い電力系統を監視すると共に、電力系統を構成する
電力設備への操作信号を出力するための操作入力が行え
るようになっている。
【0004】このような電力系統監視制御装置における
CRT装置への画面表示は、予め複数の画面を用意して
おき、表示要求に応じてCRT装置に該当の画面を表示
するようにしている。すなわち、一画面上に表示すべき
表示対象項目を予め定義しておき運転員からの表示要求
でCRT装置への画面表示を行う。また、一画面上に複
数のウインドウを定義して表示するようにしたものもあ
る。この場合は、各々のウインドウ内に表示すべき表示
対象項目を定義することになる。
【0005】このように、従来の電力系統監視制御装置
では、CRT装置への画面表示方式は、表示対象項目を
組み合わせて表示する単位(画面)を定義しておき、運
転員からの要求でCRT装置へ画面表示を行う方式や、
表示対象項目を組み合わせたウインドウを定義して、さ
らにいくつかウインドウを組み合わせて表示を行う画面
を定義しておき運転員からの要求でCRT装置へ画面表
示する方式が採用されている。
【0006】図17は、従来の電力系統監視制御装置の
構成図である。電力系統監視制御装置は、監視制御演算
を行う計算機1と、監視画面や操作画面を表示しマンマ
シンコミニュケーションを行うCRT装置2と、CRT
装置2に表示する画面のデータや電力系統の状態を示す
データ等の各種データを記憶するための記憶装置3とで
構成されている。
【0007】電力系統を構成する各設備4(以下、電力
設備4という)からは、伝送路5を介してそれらの状態
信号が計算機1の入出力手段11に入力される。入出力
手段11は、電力系統を構成する電力設備、例えば、遮
断器や断路器等の状態信号の取り込みを行うと共に、後
述する操作要求手段13からの遮断器や断路器等へ入切
の制御要求信号の出力を行う。
【0008】系統監視手段12は、入出力手段11から
の電力設備4の状態信号に基づき電力系統の状態監視を
行う。この状態監視結果は表示手段14に出力され、C
RT表示装置2に表示される。すなわち、表示手段14
は状態監視手段12からの状態監視結果を入力すると、
その監視結果を表示するための画面を記憶装置3の画面
データ31から読み出し、CRT装置2に該当の画面を
表示する。記憶装置3には、画面の表示単位を保存して
いる画面データ31が記憶されており、図18に示すよ
うに、画面データ31にはCRT装置2へ表示する画面
毎に表示項目と表示位置とが定義されている。
【0009】一方、運転員によりCRT装置2を通して
操作画面の表示要求があったときはその該当の画面を記
憶装置3の画面データ31から読み出してCRT装置2
に表示すると共に、運転員から電力設備4の操作指令が
あったときは操作要求手段13を起動する。操作要求手
段13は運転員の操作指令に従って遮断器や断路器等の
開閉状態を切り替えるための操作要求を行う。
【0010】このように、電力監視制御装置を使用する
運転員は、CRT装置の画面を用いて電力系統の監視及
び制御を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、CRT装置
2に表示される画面の表示内容が適切なものになってい
ないと、以下のような運用上の問題が出てくる。 (1)一画面上に必要項目が一度に表示されていない場
合は、画面切り替えのオペレーションが必要になり煩雑
である。また、画面の切り替えのオペレーションのため
に、系統状態の把握や操作のオペレーションに時間が掛
ってしまう。また情報の見落としにより適正な運転が出
来なくなる場合も考えられる。 (2)一般に、画面表示に必要な項目は監視や制御等の
使用する目的により異なるので、その使用目的に応じて
それぞれの画面を定義すると画面枚数が多くなってしま
う。 (3)さらに、画面上のレイアウトは使用する運転員の
個人差により使用しやすいパターンは異なるので、画一
的にレイアウトを決めると運転員によっては使用しにく
いものとなることがある。
【0012】このように、予め画面データ31を定義し
たものでは、最適の画面表示とならない場合があり、そ
れを避けるためには、その都度新たな画面を作成し画面
データ31として保存することになるが、そうすると、
非常に多くの画面データを定義しなければならなくな
る。画面データ31が増すほど画面選択のオペレーショ
ンが煩雑になる。つまり、最適画面データが定義されて
いなければ、画面切り替えのオペレーションが煩雑にな
り、情報見落としの可能性もあるといった問題がある。
【0013】本発明の目的は、個々の運転員にとって最
適な画面表示を行うことのできる電力系統監視制御装置
を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電力
系統を構成する電力設備の状態信号を取り込むと共に電
力設備に操作信号を出力するための入出力手段と、電力
設備の状態信号に基づいて電力系統の状態監視を行う系
統監視手段と、電力設備を操作するための入力操作を行
う操作要求手段と、系統監視手段での電力系統の監視結
果及び操作要求手段での操作対象の入力操作画面を表示
装置に表示するための表示手段とを有する電力系統監視
制御装置であって、表示装置に表示する画面のウインド
ウパターンを予め運転員毎に設定するためのウインドウ
パターン設定手段と、ウインドウパターン設定手段で設
定された運転員毎のウインドウパターンを記憶する記憶
装置と、表示装置を操作している運転員が誰であるかを
判定する運転員判定手段とを備え、表示手段は運転員判
定手段で判定された運転員に対応する予め定められたウ
インドウパターンを記憶装置から読み出しその画面を表
示装置に表示するようにしたものである。
【0015】請求項1の発明では、運転員判定手段にて
現在表示装置を操作している運転員が誰であるかを判定
し、表示手段は運転員毎に予め設定されたウインドウパ
ターンの画面表示を表示装置に行う。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、表示装置で運転員により操作された画面のウインド
ウパターンを認識しその使用頻度の高いウインドウパタ
ーンを運転員毎に記憶装置に自動的に設定するウインド
ウパターン設定学習手段を設けたものである。
【0017】請求項2の発明では、請求項1に記載の作
用に加え、表示手段は、運転員毎にウインドウパターン
設定学習手段で設定された使用頻度の高いウインドウパ
ターンの画面表示を表示装置に行う。
【0018】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、電力系統に発生した事故内容を判定する事故内容判
定手段を設けると共に、予めウインドウパターン設定手
段により運転員毎のウインドウパターンに加え事故内容
毎のウインドウパターンも記憶装置に記憶しておき、電
力系統に事故が発生したときは、表示手段は事故内容判
定手段で判定された事故内容に対応するウインドウパタ
ーンを記憶装置から読み出し表示装置に表示するように
したものである。
【0019】請求項3の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、表示手段は、電力系統の事故発生時には事故
内容に従ってウインドウパターンを切り替えることによ
り、運転員毎及び事故内容毎に予め設定されたウインド
ウパターンの画面表示を表示装置に行う。
【0020】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、表示装置で運転員により操作された画面の運転員毎
のウインドウパターン又は事故内容毎のウインドウパタ
ーンを認識しその使用頻度の高いウインドウパターンを
運転員毎及び事故内容毎に記憶装置に自動的に設定する
ウインドウパターン設定学習手段を設けたものである。
【0021】請求項4の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、表示手段は、運転員毎及び事故内容毎にウイ
ンドウパターン設定学習手段で設定された使用頻度の高
いウインドウパターンの画面表示を表示装置に行う。
【0022】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、運転員が表示装置に表示された画面を通して電力設
備に対し行う作業内容を判定する作業内容判定手段を設
けると共に、予めウインドウパターン設定手段により運
転員毎のウインドウパターンに加え作業内容毎のウイン
ドウパターンも記憶装置に記憶しておき、運転員により
操作を行う作業内容が入力されたときは、表示手段は作
業内容判定手段で判定された作業内容に対応するウイン
ドウパターンを記憶装置から読み出し表示装置に表示す
るようにしたものである。
【0023】請求項5の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、表示手段は、ウインドウパターンに設定され
た作業内容を行う場合のウインドウパターンを切り替え
る事により、運転員毎及び作業内容毎に予め設定された
ウインドウパターンの画面表示を表示装置に行う。
【0024】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、表示装置で運転員により操作された画面の運転員毎
のウインドウパターン又は作業内容毎のウインドウパタ
ーンを認識しその使用頻度の高いウインドウパターンを
運転員毎及び作業内容毎に記憶装置に自動的に設定する
ウインドウパターン設定学習手段を設けたものである。
【0025】請求項6の発明では、請求項5の発明の作
用に加え、表示手段は、運転員毎及び作業内容毎に前記
学習手段で設定された使用頻度の高いウインドウパター
ンの画面表示を表示装置に行う。
【0026】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、電力系統の系統状態が変化したか否かを判定する系
統状態判定手段を設けると共に、予めウインドウパター
ン設定手段により運転員毎のウインドウパターンに加え
系統状態毎のウインドウパターンも記憶装置に記憶して
おき、電力系統の系統状態が変化したときは、表示手段
は系統状態判定手段で判定された系統状態に対応するウ
インドウパターンを記憶装置から読み出し表示装置に表
示するようにしたものである。
【0027】請求項7の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、表示手段は、ウインドウパターンに設定され
た系統状態によりウインドウパターンを切り替えること
により、運転員毎及び系統状態毎に予め設定されたウイ
ンドウパターンの画面表示を表示装置に行う。
【0028】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、表示装置で運転員により操作された画面の運転員毎
のウインドウパターン又は系統状態毎のウインドウパタ
ーンを認識しその使用頻度の高いウインドウパターンを
運転員毎及び系統状態毎に記憶装置に自動的に設定する
ウインドウパターン設定学習手段を設けたものである。
【0029】請求項8の発明では、請求項7の発明の作
用に加え、表示手段は、運転員毎及び系統状態毎にウイ
ンドウパターン設定学習手段で設定された使用頻度の高
いウインドウパターンの画面表示を表示装置に行う。
【0030】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、電力系統に発生した事故内容を判定する事故内容判
定手段と、運転員が表示装置に表示された画面を通して
電力設備に対し行う作業内容を判定する作業内容判定手
段と、電力系統の系統状態が変化したか否かを判定する
系統状態判定手段とを設けると共に、予めウインドウパ
ターン設定手段により運転員毎のウインドウパターンに
加え、事故内容毎のウインドウパターン、作業内容毎の
ウインドウパターン及び系統状態毎のウインドウパター
ンも記憶装置に記憶しておき、表示手段は、電力系統に
事故が発生したときは事故内容判定手段で判定された事
故内容に対応するウインドウパターンを、運転員により
操作を行う作業内容が入力されたときは作業内容判定手
段で判定された作業内容に対応するウインドウパターン
を、電力系統の系統状態が変化したときは系統状態判定
手段で判定された系統状態に対応するウインドウパター
ンを、それぞれ記憶装置から読み出し表示装置に表示す
るようにしたものである。
【0031】請求項9の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、事故内容、作業内容、系統状態によりウイン
ドウパターンを切り替えることにより、運転員毎に、事
故内容毎、作業内容毎、系統状態毎に予め設定されたウ
インドウパターンの画面表示を表示装置に行う。
【0032】請求項10の発明は、請求項9の発明にお
いて、表示装置で運転員により操作された画面の運転員
毎のウインドウパターン、事故内容毎のウインドウパタ
ーン、作業内容毎のウインドウパターン、系統状態毎の
ウインドウパターンを認識し、その使用頻度の高いウイ
ンドウパターンを運転員毎に、事故内容毎、作業内容
毎、系統状態毎に記憶装置に自動的に設定するウインド
ウパターン設定学習手段を設けたものである。
【0033】請求項10の発明では、請求項9の発明の
作用に加え、表示手段は、運転員毎に、事故内容毎、作
業内容毎、系統状態毎にウインドウパターン設定学習手
段で設定された使用頻度の高いウインドウパターンの画
面表示を表示装置に行う。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す構成図で
ある。この第1の実施の形態は、図17に示した従来例
に対し、CRT装置2に表示する画面のウインドウパタ
ーンを予め運転員毎に設定するためのウインドウパター
ン設定手段15と、ウインドウパターン設定手段15で
設定された運転員毎のウインドウパターンを記憶するウ
インドウパターンテーブル33と、CRT装置2を操作
している運転員が誰であるかを判定する運転員判定手段
16とを追加して設け、表示手段14は運転員判定手段
16で判定された運転員に対応する予め定められたウイ
ンドウパターンをウインドウパターンテーブル33から
読み出し、その画面をCRT装置2に表示するようにし
たものである。
【0035】なお、画面データ31に代えてウインドウ
データ32としている。これは、本発明では、画面上に
ウインドウで表示する方式を採用しているためである。
その他の構成は、図17に示した従来例と同一であるの
で、同一要素には同一符号を付しその説明は省略する。
【0036】図1において、ウインドウパターン設定手
段15はCRT装置2に表示する画面のウインドウとそ
のウインドウの表示位置とを設定するものである。運転
員判定手段16は電力系統監視制御装置を使用している
運転員を判定するものである。また、ウインドウデータ
32は、CRT装置2へ表示する画面の要素であるウイ
ンドウ毎に表示項目と表示位置とを定義したものであ
る。ウインドウパターンデーブル33は、CRT装置2
へ表示する画面毎に表示するウインドウとそのウインド
ウの表示位置とを定義したものである。
【0037】まず、運転員毎の最適なウインドウの組合
せパターンをウインドウパターン設定手段15にて予め
ウインドウパターンテーブル33に格納する。そして、
運転員がCRT装置2を使用する際には、まず初めに運
転員が誰であるのかを入力する。運転員判定手段16は
その入力に基づき操作しようとする運転員が誰であるか
を判定する。
【0038】表示手段14では、運転員判定手段16で
判定した運転員とウインドウパターンテーブル33に設
定してあるウインドウパターンを取り出し、CRT装置
2へ表示する画面のウインドウパターンを決定し、ウイ
ンドウデータ32に定義してある表示項目を取り込んで
画面表示を行う。
【0039】図2は、第1の実施の形態におけるウイン
ドウデータ32とウインドウパターンテーブル33との
構成を示す説明図である。図2(a)に示すように、ウ
インドウデータ32には、CRT装置2へ表示する画面
の要素であるウインドウ毎に表示項目とウインドウ内の
表示位置とが定義されている。また、図2(b)に示す
ように、ウインドウパターンテーブル33には、各運転
員に対しCRT装置2へ表示する画面毎に、表示するウ
インドウとそのウインドウの表示位置とが定義されてい
る。
【0040】図3は、第1の実施の形態によるCRT装
置2への画面表示例を示す説明図である。CRT装置2
には、系統監視手段12で監視した系統状態が表示され
る。すなわち、系統図を図示したスケルトンウインドウ
41と系統状態をメッセージ化したメッセージウインド
ウ42を表示したものを示している。スケルトンウイン
ドウ41には、遮断器や断路器の系統図にその開閉状態
等を示したものが表示され、メッセージウインドウ42
には電力系統の状態変化をメッセージ化したものが表示
されている。
【0041】以上述べたように、この第1の実施の形態
では、ウインドウパターン設定手段15で設定した運転
員毎のウインドウパターンの内容と、運転員判定手段1
6で判定したCRT装置2を使用している運転員に従
い、表示手段14で運転員毎の画面表示パターンでCR
T装置2への画面表示を行う。従って、画面選択のオペ
レーションが煩雑にならず、情報見落としの無い最適な
画面表示を行うことが可能となる。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施
の形態に対し、CRT装置2で運転員により操作された
画面のウインドウパターンを認識しその使用頻度の高い
ウインドウパターンを運転員毎に記憶装置3のウインド
ウパターンテーブル33に自動的に設定するウインドウ
パターン設定学習手段17を追加して設けたものであ
る。つまり、運転員毎にウインドウパターン設定学習手
段17で設定された使用頻度の高いウインドウパターン
の画面表示をCRT装置2に行えるようにしたものであ
る。
【0043】すなわち、第1の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行うようにして
いるが、この第2の実施の形態では、これに加えて、ウ
インドウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の高いパ
ターンに自動的に設定するウインドウパターン設定学習
手段17を設けている。
【0044】第1の実施の形態では、運転員が自分のス
タイルに一番適したウインドウパターンの見極めを行
い、ウインドウパターンを設定するまでは、何度もウイ
ンドウパターンを変更しなければならない可能性があ
る。また、電力系統の追加変更等により一番適したウイ
ンドウパターンが変更になる場合もある。
【0045】運転員は、最適のウインドウパターンで画
面表示されない場合は、画面表示後に自分の使用しやす
い画面レイアウトになるように、ウインドウの表示位置
の変更や表示中の画面に新たにウインドウ表示等を行う
ことになる。
【0046】そこで、第2の実施の形態では、ウインド
ウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の高いパターン
に自動的に設定するウインドウパターン設定学習手段1
7を設け、最適の画面表示パターンでCRT装置2への
画面表示を行う。
【0047】図4において、第1の実施の形態と同一要
素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分に
ついて説明する。最適のウインドウパターンで画面表示
されない場合には、運転員はウインドウの表示位置を変
更したり、表示中の画面に新たにウインドウを追加表示
したりする。ウインドウパターン設定学習手段17は、
運転員が行うそのようなウインドウの表示位置の変更や
表示中の画面のウインドウ表示の変更等をチェックし、
どのようなウインドウパターンの使用頻度が高いかをチ
ェックする。そして、記憶装置3のウインドウパターン
33の設定を使用頻度の高いパターンに自動的に設定す
る。
【0048】これにより、ウインドウパターン設定学習
手段17で、ウインドウパターンの設定を運転員毎の使
用頻度の高いパターンに自動的に設定することができ
る。すなわち、表示手段14は、運転員判定手段16で
判定した運転員に対応するウインドウパターンをまずC
RT装置2に表示する。このウインドウパターンはウイ
ンドウパターン設定手段15で予め運転員毎に設定され
たものである。そして、ウインドウパターン設定学習手
段17は、その画面表示で運転員が使用するウインドウ
パターンのうち使用頻度の高いものを判定し、その使用
頻度の高いウインドウパターンを運転員毎にウインドウ
パターンテーブル33に自動的に設定することになる。
【0049】したがって、画面の表示中に運転員がウイ
ンドウパターンの変更を行い、そのウインドウパターン
の使用頻度が高いときは、次回に表示されるウインドウ
パターンはウインドウパターン設定手段15で予め運転
員毎に設定されたものに固定されることがなく、ウイン
ドウパターン設定学習手段17にて設定されたウインド
ウパターンになる。従って、画面選択のオペレーション
が煩雑にならず、情報見落としの無い最適な画面表示を
行うことが可能となる。
【0050】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図5は本発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施
の形態に対し、電力系統に発生した事故内容を判定する
事故内容判定手段18を追加して設けたものであり、記
憶装置のウインドウパターンテーブル33には、予めウ
インドウパターン設定手段15により運転員毎のウイン
ドウパターンに加え事故内容毎のウインドウパターンも
記憶しておき、電力系統に事故が発生したときは、表示
手段14は事故内容判定手段18で判定された事故内容
に対応するウインドウパターンを記憶装置3のウインド
ウパターンテーブル33から読み出しCRT装置2に表
示するようにしたものである。
【0051】すなわち、第1の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行うようにして
いるが、この第3の実施の形態では、これに加えて事故
内容判定手段18を設け、ウインドウパターン設定手段
15の設定を電力系統の事故内容毎にも設定可能とし、
電力系統の事故発生時には事故内容判定手段で事故内容
を判定し、その判定した事故内容に従ってウインドウパ
ターンを切り替えるようにしている。
【0052】一般に、電力系統監視用の画面では、電力
系統が通常状態の場合では監視したい電力設備の情報の
みウインドウ表示するが、電力系統に事故が発生して通
常状態でない場合は、関連する電力設備も追加して表示
したいなど、通常時と事故時とでは最適な画面表示項目
が異なる場合がある。
【0053】第1の実施の形態では、画面毎にウインド
ウパターンを設定できるため、電力系統監視用の画面を
通常時用と事故時用に分けて定義することは可能である
が、どちらの画面を使用するかは運転員の判断となる。
【0054】そこで、この第3の実施の形態では、事故
内容を判定し電力系統の事故発生時には、判定した事故
パターン用のウインドウパターンでCRT装置2への画
面表示を行う。
【0055】図5において、第1の実施の形態と同一要
素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分に
ついて説明する。ウインドウパターン設定手段15から
予めウインドウパターンテーブル33に設定する設定情
報として、運転員毎の情報に加え事故内容も追加して設
定する。例えば、電力系統の事故発生時に表示する画面
の場合には、変電所内等の単独事故に対応するものであ
るか、送電線事故の様に複数の変電所に関わる事故に対
応するものであるか、系統全体に関わる大規模事故に対
応するものであるか等の対応する事故内容も設定する。
【0056】そして、事故内容判定手段18は、入出力
手段11にて入力した電力系統の状態情報から事故が発
生しているか否かの判定を行い、事故が発生している場
合にはその事故が、変電所内等の単独事故、送電線事故
の様に複数の変電所に関わる事故、系統全体に関わる大
規模事故等であるかの判定を行う。表示手段14は、画
面表示する際に事故内容判定手段18の判定結果を参照
し、事故発生時はウインドウパターンテーブル33の対
応する事故内容の画面表示を行う。
【0057】図6は、第3の実施の形態におけるウイン
ドウパターンテーブル33の構成を示す説明図である。
ウインドウパターンテーブル33には、各運転員に対し
CRT装置2へ表示する画面毎に表示するウインドウと
そのウインドウの表示位置とが定義されており、事故発
生時に表示する画面の場合にはその事故内容が定義され
ている。
【0058】これにより、運転員判定手段16で判定し
た運転員に対応して、そのウインドウパターンの内容を
表示中に、電力系統の事故が発生したときは、事故内容
判定手段18の判定結果により、自動的に事故内容に応
じたウインドウパターンをCRT装置2に画面表示する
ことができる。従って、画面選択のオペレーションが煩
雑にならず、情報見落としの無い最適な画面表示を行う
ことが可能となる。
【0059】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図7は本発明の第4の実施の形態を示す構成図であ
る。この第4の実施の形態は、図5に示した第3の実施
の形態に対し、CRT装置2で運転員により操作された
画面の運転員毎のウインドウパターン又は事故内容毎の
ウインドウパターンを認識しその使用頻度の高いウイン
ドウパターンを運転員毎及び事故内容毎に記憶装置3の
ウインドウパターンテーブル33に自動的に設定するウ
インドウパターン設定学習手段17を設けたものであ
る。
【0060】すなわち、第3の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーン及び電力系統の事故内容毎のウインドウパターンを
設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装置2を
使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示パター
ンでCRT装置2への画面表示を行うと共に、事故内容
判定手段18にて電力系統の事故発生時には事故内容に
したがってウインドウパターンを切り替えるようにして
いるが、この第4の実施の形態では、これに加えて、ウ
インドウパターンの設定を運転員毎及び事故発生時の使
用頻度の高いパターンに自動的に設定するウインドウパ
ターン設定学習手段17を設け、運転員毎及び事故発生
時の使用頻度の高いパターンに自動的に設定するように
している。
【0061】第3の実施の形態では、第1の実施の形態
の場合と同様に、運転員が自分のスタイルに一番適した
ウインドウパターンの見極めを行い、ウインドウパター
ンを設定するまでは、何度もウインドウパターンを変更
しなければならない可能性がある。また、電力系統の追
加変更等により一番適したウインドウパターンが変更に
なる場合もある。
【0062】運転員は、最適のウインドウパターンで画
面表示されない場合は、画面表示後に自分の使用しやす
い画面レイアウトになるように、ウインドウの表示位置
の変更や表示中の画面に新たにウインドウの追加表示等
を行うことになる。
【0063】そこで、第4の実施の形態では、ウインド
ウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の高いパターン
に自動的に設定するウインドウパターン設定学習手段1
7を追加して設け、最適の画面表示パターンでCRT装
置2への画面表示を行う。
【0064】図7において、第3の実施の形態と同一要
素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分に
ついて説明する。ウインドウパターン設定学習手段17
は、最適のウインドウパターンで画面表示されない場合
に運転員が行うウインドウの表示位置の変更や表示中の
画面に新たにウインドウを追加表示した結果、どのよう
なウインドウパターンが使用頻度が高いかをチェック
し、ウインドウパターンテーブル33の設定を使用頻度
の高いパターンに自動的に設定する。
【0065】これにより、ウインドウパターン設定学習
手段17で、ウインドウパターンの設定を運転員毎の使
用頻度の高いパターンに自動的に設定することができ
る。
【0066】すなわち、この第4の実施の形態では、ウ
インドウパターン設定手段15で設定した運転員毎のウ
インドウパターンの内容と、運転員判定手段16で判定
したCRT装置2を使用している運転員とに従い、表示
手段14は運転員毎の画面表示パターンでCRT装置2
への画面表示を行う。そして、電力系統の事故発生時に
は事故内容判定手段18の判定結果により、自動的に事
故内容に応じたウインドウパターンをCRT装置2に画
面表示する。
【0067】この場合、ウインドウパターン設定学習手
段17は、その画面表示で運転員が使用するウインドウ
パターンのうち使用頻度の高いものを判定し、その使用
頻度の高いウインドウパターンを運転員毎にウインドウ
パターンテーブル33に自動的に設定することになる。
【0068】したがって、画面の表示中に運転員がウイ
ンドウパターンの変更を行い、そのウインドウパターン
の使用頻度が高いときは、次回に表示されるウインドウ
パターンはウインドウパターン設定手段15で予め運転
員毎に設定されたものに固定されることがなく、ウイン
ドウパターン設定学習手段17にて設定されたウインド
ウパターンになる。
【0069】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図8は本発明の第5の実施の形態を示す構成図であ
る。この第5の実施の形態は、図1に示した第1の実施
の形態に対し、運転員がCRT装置2に表示された画面
を通して電力設備に対し行う作業内容を判定する作業内
容判定手段19を追加して設けたものであり、記憶装置
3のウインドウパターンテーブル33には予めウインド
ウパターン設定手段15により運転員毎のウインドウパ
ターンに加え作業内容毎のウインドウパターンも記憶し
ておき、運転員により操作を行う作業内容が入力された
ときは、表示手段14は作業内容判定手段19で判定さ
れた作業内容に対応するウインドウパターンを記憶装置
3のウインドウパターンテーブル33から読み出しCR
T装置2に表示するようにしたものである。
【0070】すなわち、第1の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行うようにして
いるが、この第5の実施の形態では、これに加えて、作
業内容判定手段19を設け、ウインドウパターン設定手
段15の設定を作業内容毎にも設定可能とし、ウインド
ウパターンに設定された作業を行う場合には、作業内容
判定手段19でその作業内容を判定し、その判定した作
業内容に従ってウインドウパターンを切り替えるように
している。
【0071】一般に、運転員がCRT装置2に画面を表
示して作業を行う場合、その作業内容によって画面に表
示したい項目が異なる場合がある。例えば、CRT装置
2に表示する画面を変電所や発電所単位とした場合に、
ある変電所の設備の操作を行う場合、基本的にはその変
電所の画面を表示して行うが、操作内容が送電線等の他
の変電所に関連するものである場合は、相手先の変電所
の画面の表示したい場合がある。
【0072】第1の実施の形態では、画面毎にウインド
ウパターンを設定できるため、それぞれの作業用の画面
を分けて定義することはできるが、どちらの画面を使用
するかは運転員の判断となる。そこで、この第5の実施
の形態では、作業内容判定手段19で作業内容を判定
し、その作業内容に適したウインドウパターンでCRT
装置2への画面表示を行う。
【0073】図8において、第1の実施の形態と同一要
素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分に
ついて説明する。
【0074】ウインドウパターン設定手段15では、ウ
インドウパターンテーブル33の設定情報として、運転
員毎の情報に加え運転員の作業内容も設定する。そし
て、運転員がCRT装置2に画面表示する際には、CR
T装置2より目的の作業を入力する。作業内容判定手段
19は入力された作業内容を判定する。表示手段14
は、画面表示する際に作業内容判定手段19で判定され
た作業内容を参照し、その作業に対応する画面をウイン
ドウパターンテーブル33より取り出して画面の表示を
行う。
【0075】図9は、第5の実施の形態によるウインド
ウパターンテーブル33の構成を示す説明図で、ウイン
ドウパターンテーブル33は、各運転員に対しCRT装
置2へ表示する画面毎に表示するウインドウとそのウイ
ンドウの表示位置と作業内容とが定義されている。
【0076】これにより、ウインドウパターン設定手段
15で設定した運転員毎のウインドウパターンの内容、
運転員判定手段16で判定したCRT装置を使用してい
る運転員、さらには作業内容判定手段19で判定した作
業内容に従い、表示手段14でCRT装置2への画面表
示を行う。従って、画面選択のオペレーションが煩雑に
ならず、情報見落としの無い最適な画面表示を行うこと
が可能となる。
【0077】次に、本発明の第6の実施の形態を説明す
る。図10は本発明の第6の実施の形態を示す構成図で
ある。この第6の実施の形態は、図8に示した第5の実
施の形態に対し、CRT装置2で運転員により操作され
た画面の運転員毎のウインドウパターン又は作業内容毎
のウインドウパターンを認識しその使用頻度の高いウイ
ンドウパターンを運転員毎及び作業内容毎に記憶装置3
のウインドウパターンテーブル33に自動的に設定する
ウインドウパターン設定学習手段17を追加して設けた
ものである。
【0078】すなわち、第5の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行い、さらに、
運転員が作業を行う際に、作業内容判定手段19で判定
された作業内容毎にウインドウパターンを切り替えるよ
うにしているが、第6の実施の形態では、これに加え
て、ウインドウパターンの設定を運転員毎及び作業内容
毎に使用頻度の高いパターンに自動的に設定するウイン
ドウパターン設定学習手段17を設け、最適の画面表示
を行うようにしている。
【0079】第5の実施の形態では、運転員が自分のス
タイルに一番適したウインドウパターンの見極めを行
い、ウインドウパターンを設定するまでは、何度もウイ
ンドウパターンを変更しなければならない可能性があ
る。また、電力系統の追加変更等により一番適したウイ
ンドウパターンが変更になる場合もある。
【0080】運転員は、最適なウインドウパターンで画
面表示されない場合は、画面表示の後で自分の使用しや
すい画面レイアウトになるように、ウインドウの表示位
置の変更や、表示中の画面に新たにウインドウ表示等を
行うことになる。
【0081】そこで、第6の実施の形態では、ウインド
ウパターンの設定を運転員等の使用頻度の高いパターン
に自動的に設定するウインドウパターン設定学習手段1
7を加え、最適の画面表示パターンでCRT装置2への
画面表示を行う。
【0082】図10において、第5の実施の形態と同一
要素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分
について説明する。ウインドウパターン設定学習手段1
7は、最適のウインドウパターンで画面表示されない場
合に運転員が行うウインドウの表示位置を変更や、表示
中の画面に新たにウインドウ表示の結果、どのようなウ
インドウパターンが使用頻度が高いかをチェックし、ウ
インドウパターンテーブル33の設定を使用頻度の高い
パターンに自動的に設定する。
【0083】これにより、ウインドウパターン設定手段
15で設定した運転員毎のウインドウパターンの内容、
運転員判定手段16で判定したCRT装置を使用してい
る運転員、作業内容判定手段19で判定した作業内容に
従い、表示手段14はCRT装置2への画面表示を行
う。さらに、ウインドウパターン設定学習手段17で、
ウインドウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の高い
パターンに自動的に設定する。従って、画面選択のオペ
レーションが煩雑にならず、情報見落としの無い最適な
画面表示を行うことが可能となる。
【0084】次に、本発明の第7の実施の形態を説明す
る。図11は本発明の第7の実施の形態を示す構成図で
ある。この第7の実施の形態は、図1に示した第1の実
施の形態に対し、電力系統の系統状態が変化したか否か
を判定する系統状態判定手段20を設け、記憶装置3の
ウインドウパターンテーブル33には予めウインドウパ
ターン設定手段15により運転員毎のウインドウパター
ンに加え系統状態毎のウインドウパターンも記憶してお
き、電力系統の系統状態が変化したときは、表示手段1
4は系統状態判定手段20で判定された系統状態に対応
するウインドウパターンを記憶装置3のウインドウパタ
ーンテーブル33から読み出しCRT装置2に表示する
ようにしたものである。
【0085】すなわち、第1の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行うようにして
いるが、この第7の実施の形態では、これに加えて系統
状態判定手段20を追加して設け、系統状態判定手段2
0で判定された系統状態と、予めウインドウパターン設
定手段15で設定されたウインドウパターンの系統状態
とにより、ウインドウパターンを切り替えるようにして
いる。
【0086】一般に、運転員がCRT装置2に電力系統
の状態画面を表示して電力系統の監視を行う場合、電力
系統の運転状態によって画面に表示したい項目が異なる
場合がある。例えば、CRT装置2に表示する画面を変
電所や発電所単位とした場合に、ある変電所に送電して
いる発電所等の電源の方向や、その変電所から送電して
いる負荷の方向が変化した場合、画面に表示したい電源
または負荷の情報も変化する。
【0087】第1の実施の形態では、画面毎にウインド
ウパターンを設定できるため、それぞれの電力系統の状
態毎に画面を分けて定義することはできるが、どちらの
画面を使用するかは運転員の判断となる。そこで、この
第7の実施の形態では、電力系統の状態を判定しその状
態に適したウインドウパターンでCRT装置2への画面
表示を行う。
【0088】図11において、第1の実施の形態と同一
要素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分
について説明する。ウインドウパターン設定手段15の
ウインドウパターンテーブル33への設定情報に、電力
系統の接続状態の有無で当該ウインドウの表示をするか
否か等の電力系統の状態も設定可能とし、系統状態判定
手段20は、入出力手段11にて入力した電力系統の状
態情報の遮断器や断路器等の入切状態から、電力系統の
接続状態等の系統状態の判定を行う。そして、表示手段
14は、画面表示する際に系統状態判定手段20の判定
結果を参照し、その状態に対応する画面をウインドウパ
ターンテーブル33より取り出して画面の表示を行う。
【0089】図12は、第7の実施の形態におけるウイ
ンドウパターンテーブル33の構成を示す説明図であ
る。ウインドウパターンテーブル33には、各運転員に
対しCRT装置2へ表示する画面毎に表示するウインド
ウとそのウインドウの表示位置と系統状態とが定義され
ている。例えば、CRT装置2に表示する画面を変電所
や発電所単位とした場合に、画面上に表示するウインド
ウを当該変電所または発電所の情報と、当該変電所また
は発電所から送電している各変電所等の情報と、当該変
電所へ送電している各発電所等の情報等に分割し、当該
変電所から送電または当該変電所へ送電している変電所
または発電所のウインドウは、当該変電所へ接続してい
る場合のみ表示する。
【0090】これにより、ウインドウパターン設定手段
15で設定した運転員毎のウインドウパターンの内容、
運転員判定手段16で判定したCRT装置を使用してい
る運転員、系統状態判定手段20で判定した系統状態に
従い、表示手段14はCRT装置2への画面表示を行う
ことができる。従って、画面選択のオペレーションが煩
雑にならず、情報見落としの無い最適な画面表示を行う
ことが可能となる。
【0091】次に、本発明の第8の実施の形態を説明す
る。図13は本発明の第8の実施の形態を示す構成図で
ある。この第8の実施の形態は、図11に示した第7の
実施の形態に対し、CRT装置2で運転員により操作さ
れた画面の運転員毎のウインドウパターン又は系統状態
毎のウインドウパターンを認識しその使用頻度の高いウ
インドウパターンを運転員毎及び系統状態毎に記憶装置
3のウインドウパターンテーブル33に自動的に設定す
るウインドウパターン設定学習手段17を設けたもので
ある。
【0092】すなわち、第7の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行い、さらに、
系統状態判定手段20で判定された系統状態毎にウイン
ドウパターンを切り替えるようにしているが、この第8
の実施の形態では、これに加えて、ウインドウパターン
の設定を運転員毎及び系統状態毎に使用頻度の高いパタ
ーンに自動的に設定するウインドウパターン設定学習手
段17を追加して設け、最適の画面表を行うようにして
いる。
【0093】第7の実施の形態では、運転員が自分のス
タイルに一番適したウインドウパターンの見極めを行
い、ウインドウパターンを設定するまでは、何度もウイ
ンドウパターンを変更しなければならない可能性があ
る。また、電力系統の追加変更等により一番適したウイ
ンドウパターンが変更になる場合もある。
【0094】一般に、運転員は、最適なウインドウパタ
ーンで画面表示されない場合は、画面表示の後で自分の
使用しやすい画面レイアウトになるように、ウインドウ
の表示位置を変更や、表示中の画面に新たにウインドウ
表示等を行うことになる。
【0095】そこで、この第8の実施の形態ではウイン
ドウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の高いパター
ンに自動的に設定するウインドウパターン設定学習手段
17を追加して設け、最適の画面表示パターンでCRT
装置2への画面表示を行う。
【0096】図13において、第7の実施の形態と同一
要素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分
について説明する。ウインドウパターン設定学習手段1
7は、最適のウインドウパターンで画面表示されない場
合に運転員が行うウインドウの表示位置を変更や、表示
中の画面に新たなウインドウを追加表示した結果、どの
ようなウインドウパターンが使用頻度が高いかをチェッ
クし、ウインドウパターンテーブル33の設定を使用頻
度の高いパターンに自動的に設定する。
【0097】これにより、ウインドウパターン設定手段
15で設定した運転員毎のウインドウパターンの内容、
運転員判定手段16で判定したCRT装置2を使用して
いる運転員、系統状態判定手段20で判定した作業内容
に従い、表示手段14はCRT装置2への画面表示を行
う。さらに、ウインドウパターン設定学習手段17で、
ウインドウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の高い
パターンに自動的に設定する。従って、画面選択のオペ
レーションが煩雑にならず、情報見落としの無い最適な
画面表示を行うことが可能となる。
【0098】次に、本発明の第9の実施の形態を説明す
る。図14は本発明の第9の実施の形態を示す構成図で
ある。この第9の実施の形態は、電力系統に発生した事
故内容を判定する事故内容判定手段18と、運転員がC
RT装置2に表示された画面を通して電力設備に対し行
う作業内容を判定する作業内容判定手段19と、電力系
統の系統状態が変化したか否かを判定する系統状態判定
手段20とを設け、予めウインドウパターン設定手段1
5により運転員毎のウインドウパターンに加え、事故内
容毎のウインドウパターン、作業内容毎のウインドウパ
ターン及び系統状態毎のウインドウパターンも記憶装置
3のウインドウパターンテーブル33に記憶しておき、
表示手段14は、電力系統に事故が発生したときは事故
内容判定手段18で判定された事故内容に対応するウイ
ンドウパターンを、運転員により操作を行う作業内容が
入力されたときは作業内容判定手段19で判定された作
業内容に対応するウインドウパターンを、電力系統の系
統状態が変化したときは系統状態判定手段20で判定さ
れた系統状態に対応するウインドウパターンを、それぞ
れ記憶装置3のウインドウパターンテーブル33から読
み出しCRT装置2に表示するようにしたものである。
【0099】すなわち、第1の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行うようにして
いるが、この第9の実施の形態では、これに加えて、事
故内容判定手段18と作業内容判定手段19と系統状態
判定手段20とを追加し、ウインドウパターン設定手段
15の設定を電力系統の事故内容毎、作業内容毎、系統
状態毎にも設定可能とし、事故内容、作業内容毎、系統
状態によりウインドウパターンを切り替えるようにして
いる。
【0100】図14において、第1の実施の形態と同一
要素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分
について説明する。ウインドウパターン設定手段15の
ウインドウパターンテーブル33の設定情報に、電力系
統の事故発生時に表示する画面の場合は対応する事故内
容、運転員の作業内容、電力系統の状態も設定可能とす
る。
【0101】事故内容判定手段18は、入出力手段11
にて入力した電力系統の状態情報から事故が発生してい
るかの判定を行い、事故が発生している場合にはその内
容の判定を行う。作業内容判定手段19は、運転員が画
面表示する際にCRT装置2より目的の作業が入力され
るとその作業内容を判定する。また、系統状態判定手段
20は、入出力手段11にて入力した電力系統の状態情
報から系統状態の判定を行う。表示手段14は、画面表
示する際に事故内容判定手段18、作業内容判定手段1
9及び系統状態判定手段20の判定結果を参照し、ウイ
ンドウパターンテーブル33の対応する事故内容の画面
表示を行う。
【0102】図15は、第9の実施の形態におけるウイ
ンドウパターンテーブル33の構成を示す説明図であ
る。ウインドウパターンテーブル33には、各運転員に
対しCRT装置2へ表示する画面毎に表示するウインド
ウとそのウインドウの表示位置、事故内容、作業内容、
系統状態が定義されている。
【0103】これにより、ウインドウパターン設定手段
15で設定した運転員毎のウインドウパターンの内容、
運転員判定手段16で判定したCRT装置2を使用して
いる運転員、事故内容判定手段18、作業内容判定手段
19、系統状態判定手段20で判定した内容に従い、表
示手段14でCRT装置2への画面表示を行う。従っ
て、画面選択のオペレーションが煩雑にならず、情報見
落としの無い最適な画面表示を行うことが可能となる。
【0104】次に、本発明の第10の実施の形態を説明
する。図16は本発明の第10の実施の形態を示す構成
図である。この第10の実施の形態は、図14に示した
第9の実施の形態に対し、CRT装置2で運転員により
操作された画面の運転員毎のウインドウパターン、事故
内容毎のウインドウパターン、作業内容毎のウインドウ
パターン、系統状態毎のウインドウパターンを認識し、
その使用頻度の高いウインドウパターンを運転員毎に、
事故内容毎、作業内容毎、系統状態毎に記憶装置に自動
的に設定するウインドウパターン設定学習手段17を設
けたものである。
【0105】すなわち、第9の実施の形態では、ウイン
ドウパターン設定手段15で運転員毎のウインドウパタ
ーンを設定し、運転員判定手段16で判定したCRT装
置2を使用している運転員に従い、運転員毎の画面表示
パターンでCRT装置2への画面表示を行い、さらに、
事故内容判定手段18、作業内容判定手段19、系統状
態判定手段20にて、事故内容毎、作業内容毎、系統状
態毎にウインドウパターンを切り替えるようにしている
が、この第10の実施の形態では、これに加えて、ウイ
ンドウパターンの設定を運転員毎、事故内容毎、作業内
容毎、系統状態毎に使用頻度の高いパターンに自動的に
設定するウインドウパターン設定学習手段17を追加し
て設け、最適の画面表示を行うようにしている。
【0106】第9の実施の形態では、運転員が自分のス
タイルに一番適したウインドウパターンの見極めを行
い、ウインドウパターンを設定するまでは、何度もウイ
ンドウパターンを変更しなければならない可能性があ
る。また、電力系統の追加変更等により一番適したウイ
ンドウパターンが変更になる場合もある。
【0107】一般に、運転員は最適なウインドウパター
ンで画面表示されない場合は、画面表示の後で自分の使
用しやすい画面レイアウトになるように、ウインドウの
表示位置の変更や、表示中の画面に新たにウインドウ表
示等を行うことになる。そこで、第10の実施の形態で
は、ウインドウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の
高いパターンに自動的に設定するウインドウパターン設
定学習手段17を追加して設け、最適の画面表示パター
ンでCRT装置2への画面表示を行う。
【0108】図16において、第1の実施の形態と同一
要素には同一符号を付しその説明は省略し、異なる部分
について説明する。ウインドウパターン設定学習手段1
7は、最適のウインドウパターンで画面表示されない場
合に運転員が行うウインドウの表示位置を変更や、表示
中の画面に新たなウインドウの追加表示した結果、どの
ようなウインドウパターンが使用頻度が高いかをチェッ
クし、ウインドウパターンテーブル33の設定を使用頻
度の高いパターンに自動的に設定する。
【0109】これにより、ウインドウパターン設定手段
15で設定した運転員毎のウインドウパターンの内容、
運転員判定手段16で判定したCRT装置を使用してい
る運転員、事故内容判定手段18と作業内容判定手段1
9と系統状態判定手段20で判定した内容に従い、表示
手段14はCRT装置2への画面表示を行うことができ
る。さらに、ウインドウパターン設定学習手段17で、
ウインドウパターンの設定を運転員毎の使用頻度の高い
パターンに自動的に設定することができる。従って、画
面選択のオペレーションが煩雑にならず、情報見落とし
の無い最適な画面表示を行うことが可能となる。
【0110】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
力系統監視制御装置のCRT装置へ表示する画面を表示
内容単位にウインドウとして定義し、運転員、事故内
容、作業内容、系統内容毎に最適ウインドウパターンで
表示を行い、最適な画面表示を行うことのできる電力系
統監視制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるウインドウ
データとウインドウパターンテーブルの説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における画面表示例
を示す説明図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す構成図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるウインドウ
パターンテーブルの説明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す構成図。
【図8】本発明の第5の実施の形態を示す構成図。
【図9】本発明の第5の実施の形態におけるウインドウ
パターンテーブルの説明図。
【図10】本発明の第6の実施の形態を示す構成図。
【図11】本発明の第7の実施の形態を示す構成図。
【図12】本発明の第7の実施の形態におけるウインド
ウパターンテーブルの説明図。
【図13】本発明の第8の実施の形態を示す構成図。
【図14】本発明の第9の実施の形態を示す構成図。
【図15】本発明の第9の実施の形態におけるウインド
ウパターンテーブルの説明図。
【図16】本発明の第10の実施の形態を示す構成図。
【図17】従来の電力系統監視制御装置の構成図。
【図18】従来例における画面データの説明図。
【符号の説明】
1 計算機 2 CRT装置 3 記憶装置 4 電力設備 5 伝送路 11 入出力手段 12 系統監視手段 13 操作要求手段 14 表示手段 15 ウインドウパターン設定手段 16 運転員判定手段 17 ウインドウパターン設定学習手段 18 事故内容判定手段 19 作業内容判定手段 20 系統状態判定手段 31 画面データ 32 ウインドウデータ 33 ウインドウパターンテーブル 41 スケルトンウインドウ 42 メッセージウインドウ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統を構成する電力設備の状態信号
    を取り込むと共に前記電力設備に操作信号を出力するた
    めの入出力手段と、前記電力設備の状態信号に基づいて
    電力系統の状態監視を行う系統監視手段と、前記電力設
    備を操作するための入力操作を行う操作要求手段と、前
    記系統監視手段での電力系統の監視結果及び前記操作要
    求手段での操作対象の入力操作画面を表示装置に表示す
    るための表示手段とを有する電力系統監視制御装置にお
    いて、前記表示装置に表示する画面のウインドウパター
    ンを予め運転員毎に設定するためのウインドウパターン
    設定手段と、前記ウインドウパターン設定手段で設定さ
    れた運転員毎のウインドウパターンを記憶する記憶装置
    と、前記表示装置を操作している運転員が誰であるかを
    判定する運転員判定手段とを備え、前記表示手段は前記
    運転員判定手段で判定された運転員に対応する予め定め
    られた前記ウインドウパターンを前記記憶装置から読み
    出しその画面を前記表示装置に表示するようにしたこと
    を特徴とする電力系統監視制御装置。
  2. 【請求項2】 前記表示装置で運転員により操作された
    画面のウインドウパターンを認識しその使用頻度の高い
    ウインドウパターンを運転員毎に前記記憶装置に自動的
    に設定するウインドウパターン設定学習手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電力系統監視制御装
    置。
  3. 【請求項3】 電力系統に発生した事故内容を判定する
    事故内容判定手段を設けると共に、予め前記ウインドウ
    パターン設定手段により前記運転員毎のウインドウパタ
    ーンに加え前記事故内容毎のウインドウパターンも前記
    記憶装置に記憶しておき、前記電力系統に事故が発生し
    たときは、前記表示手段は前記事故内容判定手段で判定
    された事故内容に対応するウインドウパターンを前記記
    憶装置から読み出し前記表示装置に表示するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力系統監視制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示装置で運転員により操作された
    画面の前記運転員毎のウインドウパターン又は前記事故
    内容毎のウインドウパターンを認識しその使用頻度の高
    いウインドウパターンを運転員毎及び事故内容毎に前記
    記憶装置に自動的に設定するウインドウパターン設定学
    習手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の電力
    系統監視制御装置。
  5. 【請求項5】 運転員が前記表示装置に表示された画面
    を通して前記電力設備に対し行う作業内容を判定する作
    業内容判定手段を設けると共に、予め前記ウインドウパ
    ターン設定手段により前記運転員毎のウインドウパター
    ンに加え前記作業内容毎のウインドウパターンも前記記
    憶装置に記憶しておき、運転員により操作を行う作業内
    容が入力されたときは、前記表示手段は前記作業内容判
    定手段で判定された作業内容に対応するウインドウパタ
    ーンを前記記憶装置から読み出し前記表示装置に表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電力系
    統監視制御装置。
  6. 【請求項6】 前記表示装置で運転員により操作された
    画面の前記運転員毎のウインドウパターン又は前記作業
    内容毎のウインドウパターンを認識しその使用頻度の高
    いウインドウパターンを運転員毎及び作業内容毎に前記
    記憶装置に自動的に設定するウインドウパターン設定学
    習手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載の電力
    系統監視制御装置。
  7. 【請求項7】 電力系統の系統状態が変化したか否かを
    判定する系統状態判定手段を設けると共に、予め前記ウ
    インドウパターン設定手段により前記運転員毎のウイン
    ドウパターンに加え前記系統状態毎のウインドウパター
    ンも前記記憶装置に記憶しておき、前記電力系統の系統
    状態が変化したときは、前記表示手段は前記系統状態判
    定手段で判定された系統状態に対応するウインドウパタ
    ーンを前記記憶装置から読み出し前記表示装置に表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電力系
    統監視制御装置。
  8. 【請求項8】 前記表示装置で運転員により操作された
    画面の前記運転員毎のウインドウパターン又は前記系統
    状態毎のウインドウパターンを認識しその使用頻度の高
    いウインドウパターンを運転員毎及び系統状態毎に前記
    記憶装置に自動的に設定するウインドウパターン設定学
    習手段を設けたことを特徴とする請求項7に記載の電力
    系統監視制御装置。
  9. 【請求項9】 電力系統に発生した事故内容を判定する
    事故内容判定手段と、運転員が前記表示装置に表示され
    た画面を通して前記電力設備に対し行う作業内容を判定
    する作業内容判定手段と、前記電力系統の系統状態が変
    化したか否かを判定する系統状態判定手段とを設けると
    共に、予め前記ウインドウパターン設定手段により前記
    運転員毎のウインドウパターンに加え、前記事故内容毎
    のウインドウパターン、前記作業内容毎のウインドウパ
    ターン及び前記系統状態毎のウインドウパターンも前記
    記憶装置に記憶しておき、前記表示手段は、前記電力系
    統に事故が発生したときは前記事故内容判定手段で判定
    された事故内容に対応するウインドウパターンを、運転
    員により操作を行う作業内容が入力されたときは前記作
    業内容判定手段で判定された作業内容に対応するウイン
    ドウパターンを、前記電力系統の系統状態が変化したと
    きは前記系統状態判定手段で判定された系統状態に対応
    するウインドウパターンを、それぞれ前記記憶装置から
    読み出し前記表示装置に表示するようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の電力系統監視制御装置。
  10. 【請求項10】 前記表示装置で運転員により操作され
    た画面の前記運転員毎のウインドウパターン、前記事故
    内容毎のウインドウパターン、前記作業内容毎のウイン
    ドウパターン、又は前記系統状態毎のウインドウパター
    ンを認識し、その使用頻度の高いウインドウパターンを
    運転員毎に、事故内容毎、作業内容毎、系統状態毎に前
    記記憶装置に自動的に設定するウインドウパターン設定
    学習手段を設けたことを特徴とする請求項9に記載の電
    力系統監視制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159294A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 情報提供システム

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