JP3431007B2 - バレルめっき装置 - Google Patents

バレルめっき装置

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JP3431007B2
JP3431007B2 JP2000093878A JP2000093878A JP3431007B2 JP 3431007 B2 JP3431007 B2 JP 3431007B2 JP 2000093878 A JP2000093878 A JP 2000093878A JP 2000093878 A JP2000093878 A JP 2000093878A JP 3431007 B2 JP3431007 B2 JP 3431007B2
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D17/00Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
    • C25D17/16Apparatus for electrolytic coating of small objects in bulk
    • C25D17/18Apparatus for electrolytic coating of small objects in bulk having closed containers
    • C25D17/20Horizontal barrels

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、めっき装置に関
し、詳しくは、電子部品素子などの被めっき物をバレル
に入れてめっき液に浸漬し、通電しながら被めっき物に
めっきを施すバレルめっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品などの被めっき物にめっきを施
す際に用いられるめっき装置の一つにバレルめっき装置
がある。図4は、従来のバレルめっき装置の一例を示す
図である。
【0003】このめっき装置は、少なくとも一部がめっ
き液を通過させる金網などの材料から構成され、内部に
陰極電極22が配設されたバレル21内に、例えば積層
セラミックコンデンサなどの多数の被めっき物(図示せ
ず)と、被めっき物と陰極電極22とを導通させる、例
えば、スチールボールなどの接触媒体(図示せず)を収
納した後、バレル21をめっき槽23内のめっき液24
中に浸漬し、めっき槽23内に配設された陽極電極25
と陰極電極22との間に通電しつつ、めっき液24中で
バレル21を回転させ、被めっき物を、接触媒体を介し
て陰極電極22及びめっき液24に接触させることによ
り、被めっき物にめっきを行うように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
レルめっき装置においては、バレル21が回転すること
により、内部の被めっき物及び接触媒体が流動するが、
バレル21の両端面21aが平坦かつ垂直であることか
ら、バレル21が回転した場合にも、被めっき物がスチ
ールボールなどの接触媒体と分離した状態で、バレル2
1の両端面21aの近傍に集中し、被めっき物間におけ
るめっき膜厚に無視できないバラツキが発生するという
問題点がある。また、陰極電極22をバレル21内に導
入する役割を果たす陰極導入部26が略水平であること
から、被めっき物が陰極導入部26上に乗った状態とな
り、そのままめっき膜が形成されない場合(めっき膜未
形成不良)が生じるという問題点がある。
【0005】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、バレル内における被めっき物の流動状態の偏りや
停滞などを軽減、防止して、めっき膜未形成不良の発生
を抑制することが可能であるとともに、被めっき物に均
一な厚みのめっき膜を確実に形成することが可能なバレ
ルめっき装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明(請求項1)のバレルめっき装置は、略筒
状で回転可能に構成され、内部に被めっき物が収容され
るバレルと、前記バレルの端面の、バレルの回転軸と略
同心となる位置からバレル内に導入され、かつ、バレル
に対して相対的に回転可能に保持された陰極導入部と、
前記陰極導入部に続いてバレルの内部側に配設された陰
極電極と、軸心が前記バレルの回転軸と略同心で、頂点
が前記バレルの中央側を向き、頂点とは逆側の底面側周
辺部が、前記バレルの端面(内側面)に近接し、バレル
の端面との隙間を被めっき物が通過しないような態様
で、前記陰極導入部に取り付けられた円錐状又は角錐状
取付部材とを具備することを特徴としている。
【0007】本願発明(請求項1)のバレルめっき装置
は、陰極導入部に、軸心がバレルの回転軸と略同心で、
頂点がバレルの中央側を向き、頂点とは逆側の底面側周
辺部が、バレルの端面(内側面)に近接し、バレルの端
面との隙間を被めっき物が通過しないような態様で、円
錐状又は角錐状取付部材を取り付けるようにしているの
で、バレル内における被めっき物の流動状態の偏りや停
滞などを軽減、防止して、被めっき物に均一な厚みのめ
っき膜を確実に形成することが可能になるとともに、め
っき膜未形成不良の発生を抑制することが可能になる。
なお、被メッキ物が円錐又は角錐状取付部材上に乗るこ
とを抑制、防止する見地から、円錐又は角錐状取付部材
の頂点の角度θ(図1参照)を90゜を越える角度(鈍
角)とするのが好ましい。
【0008】なお、本願発明において、円錐状又は角錐
状取付部材の具体的な形状には、特別の制約はなく、文
字通りの円錐又は角錐形状のものはもちろん、それらが
少し変形した形状のもの(例えば、先端側が丸みを帯び
ていたり、やや平坦化して断面形状が台形に近い形状と
なっていたり、あるいは略ドーム状であったりするもの
など)をも含む広い概念である。
【0009】また、本願発明(請求項2)のバレルめっ
き装置は、略筒状で回転可能に構成され、内部に被めっ
き物が収容されるバレルと、前記バレルの端面の、バレ
ルの回転軸と略同心となる位置からバレル内に導入さ
れ、かつ、バレルに対して相対的に回転可能に保持され
た陰極導入部と、前記陰極導入部に続いてバレルの内部
側に配設された陰極電極と、軸心が前記バレルの回転軸
と略同心で、頂点が前記バレルの中央側を向き、頂点と
は逆側の底面側周辺部が、前記バレルの端面(内側面)
に接するか、又は前記バレルの端面(内側面)に近接
し、バレルの端面との隙間を被めっき物が通過しないよ
うな態様で、前記バレルに取り付けられた円錐状又は角
錐状取付部材とを具備することを特徴としている。
【0010】本願発明(請求項2)のバレルめっき装置
は、軸心がバレルの回転軸と略同心で、頂点がバレルの
中央側を向き、頂点とは逆側の底面側周辺部が、バレル
の端面(内側面)に接するか、又はバレルの端面(内側
面)に近接し、バレルの端面との隙間を被めっき物が通
過しないような態様で、円錐状又は角錐状取付部材を、
バレルの内部に取り付けるようにしているので、バレル
内における被めっき物の流動状態の偏りや停滞などを軽
減、防止して、被めっき物に均一な厚みのめっき膜を確
実に形成することが可能になるとともに、めっき膜未形
成不良の発生を抑制することが可能になる。
【0011】なお、請求項2のバレルめっき装置におい
ては、円錐状又は角錐状の取付部材がバレルの内部に取
り付けられており、バレルとともに回転するため、より
効果的にバレル内における被めっき物の流動状態の偏り
や停滞などを軽減、防止することが可能になる。
【0012】また、請求項3のバレルめっき装置は、前
記陰極電極の主要部が、前記バレルの回転軸よりも低い
位置に配設されていること特徴としている。
【0013】陰極電極の主要部を、バレルの回転軸より
も低い位置に配設することにより、バレルの下部に溜ま
った被めっき物と陰極電極を効率よく接触させることが
可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることがで
きる。
【0014】また、請求項4のバレルめっき装置は、陰
極導入部の略水平部分がバレル内に実質的に露出しない
ように、前記円錐状又は角錐状取付部材により覆われて
いることを特徴としている。
【0015】陰極導入部の略水平部分がバレル内に実質
的に露出しないように、円錐状又は角錐状取付部材で覆
うことにより、被めっき物が陰極導入部の略水平部分に
乗った状態となり、そのままめっき膜が形成されなくな
ることを効率よく防止することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明
する。図1は、本願発明の一実施形態にかかるバレルめ
っき装置を示す図である。
【0017】[実施形態1]このバレルめっき装置は、
図2に示すように、外観形状が六角柱状で、回転可能に
構成された、内部に被めっき物が収容されるバレル1
と、図1に示すように、バレル1の両側の端面1aの、
バレル1の回転軸Aと略同心となる位置からバレル1内
に導入された陰極導入部2と、陰極導入部2に続いて、
バレル1の内部側に配設された陰極電極3と、軸心がバ
レル1の回転軸と略同心で、頂点Tがバレル1の中央側
を向き、頂点Tとは逆側の底面側周辺部Fが、バレル1
の端面(内側面)1aに近接し、バレルの端面(内側
面)1aとの隙間を被めっき物8が通過しないような態
様で、陰極導入部2に取り付けられた円錐状の部材(円
錐状取付部材)4とを備えている。さらに、この実施形
態のバレルめっき装置は、めっき液5が入れられるめっ
き槽6、めっき槽6内に配設された陽極電極7を備えて
いる。なお、バレル1は、少なくともその一部が、めっ
き液を通過させる金網などの材料から形成されている。
また、陰極導入部2は、少なくとも表面が樹脂などの絶
縁材料で構成されており、バレル1に対して相対的に回
転可能に、すなわち、静止している陰極導入部2の周囲
をバレル1が回転することができるように保持されてい
る。
【0018】また、陰極電極3は、バレル1の回転軸A
よりも低い位置に配設されており、バレル1の下部に溜
まる被めっき物と陰極電極3を効率よく接触させること
ができるように構成されている。さらに、陰極導入部2
の略水平部分2aは、バレル1内に実質的に露出しない
ように、円錐状取付部材4により覆われており、略水平
部分2a上に被めっき物が乗らないように構成されてい
る。
【0019】なお、この実施形態のバレルめっき装置に
おいては、バレル1の容量が8リットルであり、バレル
1の内部に、直径1.5mmのスチールボールを1.5リ
ットル、被めっき物として、2mm×1.25mmの寸法の
積層セラミックコンデンサを0.5リットル投入するこ
とができるように構成されている。
【0020】[実施形態2]図3は、本願発明の他の実
施形態(実施形態2)にかかるバレルめっき装置の要部
構成を示す図である。上記実施形態1のバレルめっき装
置においては、陰極導入部2に円錐状取付部材4が取り
付けられているが、この実施形態2においては、図3に
示すように、円錐状取付部材4がバレル1の端面(内側
面)1aに取り付けられている。なお、円錐状取付部材
4は、その底面側周辺部Fが、バレル1の端面(内側
面)1aに接するような態様、すなわち、円錐状取付部
材4とバレル1の端面(内側面)1aとの間に隙間が形
成されないような態様で、バレル1の端面(内側面)1
aに取り付けられている。なお、その他の構成は、上記
実施形態1の場合と同じであることから、重複を避ける
ため説明を省略する。
【0021】[バレルめっきの実施]次に、上記実施形
態1及び2のバレルめっき装置を用い、以下の条件で、
最初にNiめっきを行った後、Snめっきを行った。 スチールボール投入量:1.5リットル 被めっき物投入量 :0.5リットル Niめっき浴 :ワット浴 Snめっき浴 :中性Snめっき浴 陰極電流密度 Niめっきの際の陰極電流密度:0.2A/dm2 Snめっきの際の陰極電流密度:0.1A/dm2 めっき時間 Niめっき :60min Snめっき :60min
【0022】[評価]上述の条件でNiめっきとSnめ
っきを施した試料(積層セラミックコンデンサ)につい
て、Snめっき膜厚を測定し、ばらつきの大きさ(CV
(%))、めっき膜が形成されていない不良(めっき膜
未形成不良)の発生割合を調べた。ただし、Snめっき
膜厚を測定した試料の数nは50であり、めっき膜未形
成不良の発生割合を調べた試料の数nは200万個であ
る。Snめっき膜厚及びそのばらつきの大きさと、めっ
き膜未形成不良の発生割合についての測定結果を表1に
示す
【0023】
【表1】
【0024】なお、比較のため、図4に示すような従来
のバレルめっき装置を用いて、同じ条件でNiめっきと
Snめっきを施し、Snめっき膜厚を測定してばらつき
の大きさ(CV(%))を調べるととともに、めっき膜
未形成不良の発生割合を調べた。その結果を表1に併せ
て示す。
【0025】表1より、従来のバレルめっき装置を用い
た場合には、Snめっき膜厚のばらつき(CV)が1
8.5%と大きいのに対して、本願発明の実施形態1の
バレルめっき装置を用いた場合には、CVが7.8%で
あり、実施形態2のバレルめっき装置を用いた場合に
は、CVが8.2%であり、いずれも、従来のバレルめ
っき装置を用いた場合よりも、Snめっき膜厚のばらつ
きが小さくなっていることがわかる。
【0026】また、従来のバレルめっき装置を用いた場
合には、めっき膜未形成不良の発生割合が12ppmであ
るのに対して、本願発明の実施形態1のバレルめっき装
置を用いた場合には2ppm、実施形態2のバレルめっき
装置を用いた場合には、0ppmと、めっき膜未形成不良
の発生割合が著しく低下していることがわかる。なお、
実施形態2のバレルめっき装置を用いた場合に、めっき
膜未形成不良の発生割合が特に低くなっているのは、円
錐状取付部材4がバレル1の端面(内側面)1aに取り
付けられており、バレル1とともに回転するため、より
効果的に被めっき物の停滞を防止することが可能になる
ことによるものと考えられる。
【0027】なお、この実施形態では、被めっき物が積
層セラミックコンデンサである場合を例にとって説明し
たが、本願発明において、被めっき物はこれに限定され
るものではなく、その他のセラミック電子部品をはじ
め、種々の被めっき物にめっきを施す場合に、広く適用
することが可能である。
【0028】また、上記実施形態では、円錐状の取付部
材を用いた場合について説明したが、角錐状のものを用
いることも可能であり、その場合にも上記実施形態の場
合と同様の効果を得ることが可能である。
【0029】また、本願発明は、さらにその他の点にお
いても上記実施形態に限定されるものではなく、バレル
の具体的な形状や構造、陰極導入部や陰極電極の形状及
び構成材料、円錐状又は角錐状取付部材の具体的な形
状、構造、あるいはその取付方法などに関し、発明の要
旨の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが
可能である。
【0030】
【発明の効果】上述のように、本願発明(請求項1)の
バレルめっき装置は、陰極導入部に、軸心がバレルの回
転軸と略同心で、頂点がバレルの中央側を向き、頂点と
は逆側の底面側周辺部が、バレルの端面(内側面)に近
接し、バレルの端面との隙間を被めっき物が通過しない
ような態様で、円錐状又は角錐状取付部材を取り付ける
ようにしているので、バレル内における被めっき物の流
動状態の偏りや停滞などを軽減、防止して、被めっき物
に均一な厚みのめっき膜を確実に形成することが可能に
なるとともに、めっき膜未形成不良の発生を抑制するこ
とが可能になる。
【0031】また、本願発明(請求項2)のバレルめっ
き装置は、軸心がバレルの回転軸と略同心で、頂点がバ
レルの中央側を向き、頂点とは逆側の底面側周辺部が、
バレルの端面(内側面)に接するか、又はバレルの端面
(内側面)に近接し、バレルの端面との隙間を被めっき
物が通過しないような態様で、円錐状又は角錐状取付部
材を、バレルの内部に取り付けるようにしているので、
バレル内における被めっき物の流動状態の偏りや停滞な
どを軽減、防止して、被めっき物に均一な厚みのめっき
膜を確実に形成することが可能になるとともに、めっき
膜未形成不良の発生を抑制することが可能になる。な
お、請求項2のバレルめっき装置においては、円錐状又
は角錐状の取付部材がバレルの内部に取り付けられてお
り、バレルとともに回転するため、より効果的にバレル
内における被めっき物の流動状態の偏りや停滞などを軽
減、防止することが可能になる。
【0032】また、請求項3のバレルめっき装置のよう
に、陰極電極の主要部を、バレルの回転軸よりも低い位
置に配設することにより、バレルの下部に溜まった被め
っき物と陰極電極を効率よく接触させることが可能にな
り、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
【0033】また、請求項4のバレルめっき装置のよう
に、陰極導入部の略水平部分がバレル内に実質的に露出
しないように、円錐状又は角錐状取付部材で覆うことに
より、被めっき物が陰極導入部の略水平部分に乗った状
態となり、そのままめっき膜が形成されなくなることを
効率よく防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態(実施形態1)にかかる
バレルめっき装置の構成を示す図である。
【図2】本願発明の実施形態1にかかるバレルめっき装
置において用いられているバレルの外観形状を示す斜視
図である。
【図3】本願発明の他の実施形態(実施形態2)にかか
るバレルめっき装置の要部構成を示す図である。
【図4】従来のバレルめっき装置を示す図である。
【符号の説明】
1 バレル 1a バレルの端面 2 陰極導入部 2a 陰極導入部の略水平部 3 陰極電極 4 円錐状取付部材 5 めっき液 6 めっき槽 7 陽極電極 8 被めっき物(積層セラミックコンデン
サ) A バレルの回転軸 F 円錐状取付部材の底面側周辺部 T 円錐状取付部材の頂点

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略筒状で回転可能に構成され、内部に被め
    っき物が収容されるバレルと、 前記バレルの端面の、バレルの回転軸と略同心となる位
    置からバレル内に導入され、かつ、バレルに対して相対
    的に回転可能に保持された陰極導入部と、 前記陰極導入部に続いてバレルの内部側に配設された陰
    極電極と、 軸心が前記バレルの回転軸と略同心で、頂点が前記バレ
    ルの中央側を向き、頂点とは逆側の底面側周辺部が、前
    記バレルの端面(内側面)に近接し、バレルの端面との
    隙間を被めっき物が通過しないような態様で、前記陰極
    導入部に取り付けられた円錐状又は角錐状取付部材とを
    具備することを特徴とするバレルめっき装置。
  2. 【請求項2】略筒状で回転可能に構成され、内部に被め
    っき物が収容されるバレルと、 前記バレルの端面の、バレルの回転軸と略同心となる位
    置からバレル内に導入され、かつ、バレルに対して相対
    的に回転可能に保持された陰極導入部と、 前記陰極導入部に続いてバレルの内部側に配設された陰
    極電極と、 軸心が前記バレルの回転軸と略同心で、頂点が前記バレ
    ルの中央側を向き、頂点とは逆側の底面側周辺部が、前
    記バレルの端面(内側面)に接するか、又は前記バレル
    の端面(内側面)に近接し、バレルの端面との隙間を被
    めっき物が通過しないような態様で、前記バレルに取り
    付けられた円錐状又は角錐状取付部材とを具備すること
    を特徴とするバレルめっき装置。
  3. 【請求項3】前記陰極電極の主要部が、前記バレルの回
    転軸よりも低い位置に配設されていること特徴とする請
    求項1又は2記載のバレルめっき装置。
  4. 【請求項4】陰極導入部の略水平部分がバレル内に実質
    的に露出しないように、前記円錐状又は角錐状取付部材
    により覆われていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載のバレルめっき装置。
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