JP3424785B2 - フラットケーブルとリード線の接合部およびその形成方法 - Google Patents

フラットケーブルとリード線の接合部およびその形成方法

Info

Publication number
JP3424785B2
JP3424785B2 JP01755496A JP1755496A JP3424785B2 JP 3424785 B2 JP3424785 B2 JP 3424785B2 JP 01755496 A JP01755496 A JP 01755496A JP 1755496 A JP1755496 A JP 1755496A JP 3424785 B2 JP3424785 B2 JP 3424785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
terminal
flat cable
lead wire
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01755496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0950841A (ja
Inventor
芳行 田中
雅孝 鈴木
弘之 芦屋
伸之 辻野
秀弘 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP01755496A priority Critical patent/JP3424785B2/ja
Priority to GB9610808A priority patent/GB2301238B/en
Priority to GB9824634A priority patent/GB2329286B/en
Priority to US08/653,274 priority patent/US5821465A/en
Publication of JPH0950841A publication Critical patent/JPH0950841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424785B2 publication Critical patent/JP3424785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/61Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/02Soldered or welded connections
    • H01R4/029Welded connections

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョイント端子を
用いたフラットケーブルとリード線の接合部およびその
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング機構用信号伝送装置
において、回転体に巻かれるフラットケーブル(以下、
FFCともいう)からの信号は電線を介して外部に伝送
される。FFCは極めて薄い複数本の銅箔(導体)の両
面を可撓性の薄い樹脂フィルムで覆ったものであるか
ら、各導体は外力に対して非常に弱く、かつ各導体間の
ピッチが狭いから、外部のリード線と直接接続するのは
困難である。
【0003】そこで、実公平4−24611号には、図
24及び図25(A)〜(C)に示すように、複数のジ
ョイントバー(プスバー)を絶縁支持体で保持したもの
を用いてFFCとリード線とを超音波溶接し、これらの
溶接接続部をFFCとリード線の絶縁被覆層にまたがっ
て絶縁性樹脂でインサート成形したものが提案されてい
る。
【0004】図において、51はステータとしての第一
のハウジング、52はロータとしての第2のハウジング
であって、両ハウジングは同心円状で相対的に回転可能
に組み合わされると共に両者間に形成されたリング状室
53内にフラットケーブル54が渦巻状に収容されてい
る。フラットケーブル54の一端は第1のハウジング5
1側に固定され、他端は第2のハウジング52側に固定
されている。
【0005】フラットケーブル54の一端の各導体54
aはそれぞれジョイントバー55の一端と溶接接続され
ている。各ジョイントバー55はフラットケーブル54
の各導体54aのピッチに合わせて絶縁支持体56によ
り予め相互に連結され、各ジョイントバー55の他端に
は対応するリード線57が溶接接続されている。これら
ジョイントバー55による相互の導体の接続部分は、両
側のフラットケーブル54及び各リード線57の各絶縁
被覆層54b,57bにまたがって樹脂成形保護体58
で一括保護されている。
【0006】上述のFFCとリード線との接続部の形成
は、ジョイントバーにFFCの各導体を直接接合する方
法である。従って、図26に示す如くに、露出させた薄
い導体54aをもつFFC54の取扱には慎重な注意が
必要であり、接合時の導体の劣化や接合後のストレスの
印加等にも十分な注意を要し、接合作業が困難であり、
電気的および機械的接続の信頼性の点でも問題が残る。
即ち、図27のFFCとジョイントバーの接合部の拡大
説明図にみるように、FFC導体54aに溶接痕59が
点在したり、図28の如くに、FFC54に引張力や屈
曲力が作用し、接合後における接合部59′への集中応
力によりFFC54が劣化し、安定した電気的接続およ
び機械的強度が得られなくなる。
【0007】また、ステアリング機構用信号伝送装置の
回転機構が上記の如くに渦巻式の場合、抵抗値の関係で
FFCの導体が100μm程度の厚さがある。従って、
FFCの導体に直接超音波溶接機のホーンを当てて溶接
しても導体自体の剛性が弱まることは少なく、その後に
一括して絶縁性樹脂でインサート成形を行ってもジョイ
ントバーとFFCの接合部が断線する可能性は少ない。
しかし、回転機構が反転式の場合には、FFCの導体の
厚さが30μm前後であり、渦巻式の約1/3と薄くな
る。従って、ホーンを押し当てると、振動で導体がいた
み、その後に一括したインサート成形すると、ジョイン
トバーとFFC導体の接合部が断線する可能性が大きく
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みてなされたものであり、リード線と接続すべきF
FCの導体を端子化することにより、その後工程での作
業性がよく、溶接部分の保護と共に電気的および機械的
接続の信頼性の高いフラットケーブルとリード線の接続
部を提供することを課題とする。本発明のもう一つの課
題は、FFC導体の厚さが30μm程度の極薄導体にも
適用できるフラットケーブルとリード線の接続部を提供
するこにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明のフラットケーブルとリード線の接合部は、
請求項1に記載のように、複数の導体を有するフラット
ケーブルとリード線とをジョイント端子を介して接続す
る接合部において、前記ジョイント端子は、導電性金属
板からなりかつ複数設けられており、複数のジョイント
端子の一端側は前記フラットケーブルの導体のピッチに
合わせてされ、他端側はリード線の配設ピッチに合わ
せてされており、前記フラットケーブルの導体をジョ
イント端子の一端側との間に挟む補助端子を備え、該補
助端子は、導電性金属板からなり、前記フラットケーブ
ルの各導体とフラットケーブルの絶縁被覆層の端部と
は、ジョイント端子の一端側と前記補助端子との間に挟
まれており、前記導体とジョイント端子の一端側と補助
端子とは溶接接続され、各ジョイント端子の他端側には
対応するリード線の導体が接続されている構成を採用し
た。
【0010】前記フラットケーブルの各導体の先端に絶
縁被覆層が残されており、該絶縁被覆層により各導体が
連結された状態で前記ジョイント端子の一端側と補助端
子との間に挟まれ(請求項2)、また、前記ジョイント
端子と補助端子とで挟まれたフラットケーブルと、リー
ド線との接続部が、両側のフラットケーブルおよびリー
ド線の各絶縁被覆層に跨がってインサート成形体で一括
被覆される(請求項3)ようにするのが好ましい。
【0011】前記ジョイント端子は、請求項4に記載の
ように、一端側をフラットケーブルの導体に溶接接続さ
れる平板端子部、他端側を該平板端子部から直角に折曲
形成された基板接続端子部とした基板直付型のL形端子
として形成され、該基板接続端子部にはプリント配線板
のパターンを介してリード線が接続されるようにするこ
ともできる。前記ジョイント端子は、請求項5に記載の
ように、一端側をフラットケーブルの導体に溶接接続さ
れる平板端子部、他端側をコネクタ端子部とした平形端
子として形成され、該コネクタ端子部にはコネクタハウ
ジングを挿入することもできる。
【0012】また、本発明によるフラットケーブルとリ
ード線の接合部は、請求項6に記載のように、複数の導
体を有するフラットケーブルとリード線とをジョイント
端子を介して接続する接合部において、前記ジョイント
端子は、導電性金属板からなりかつ複数設けられてお
り、複数のジョイント端子の一端側が前記フラットケー
ブルの導体のピッチに合わせてされ、他端側がリード
線の配設ピッチに合わせて配されており、導電性金属板
からなる複数の補助端子を前記フラットケーブルの導体
のピッチに合わせて配し、かつ絶縁体によりこれらの補
助端子を相互に連結してなる補助端子ホルダと、前記ジ
ョイント端子を収容するとともに、一方に前記補助端子
ホルダを収容するホルダ収容部を設け、他方にリード線
を係止するリード線係止部を設けたケースとを備え、前
記フラットケーブルの端末の各導体とフラットケーブル
の絶縁被覆層の端部とがジョイント端子の一端側と前記
補助端子ホルダとの間に挟まれており、前記導体とジョ
イント端子の一端側と補助端子とが溶接接続され、ケ
スのリード線係止部に係止されたリード線の導体が前記
ジョイント端子の他端側に溶接接続されて、前記ジョイ
ント端子と補助端子ホルダとフラットケーブルの端部と
リード線の端部とは、前記ケース内に収容されている構
成を有する。この場合にも、請求項7に記載のように、
フラットケーブル、ジョイント端子、補助端子およびリ
ード線の相互の接続部が両側のフラットケーブルおよび
リード線の各絶縁被覆層を含めて前記ケースと共にイン
サート成形体で一括被覆されていることが好ましい。
【0013】更に、請求項8に記載のように、前記ジョ
イント端子と、前記フラットケーブルの各導体およびリ
ード線の導体との接合部が固定手段を有する上部ケース
と下部ケースとに収容固定されて両ケースに挟み込まれ
ているようにすることもできる。その上、請求項9に記
載のように、複数の導体を有するフラットケーブルとリ
ード線とをジョイント端子を介して接続する接合部にお
いて、前記ジョイント端子は、導電性金属板からなりか
つ複数設けられており、複数のジョイント端子の一端側
前記フラットケーブルの導体のピッチに合わせて
れ、他端側がリード線の配設ピッチに合わせて配されて
おり、導電性金属板からなる複数の補助端子を前記フラ
ットケーブルの導体のピッチに合わせて配し、かつ絶縁
体によりこれらの補助端子を相互に連結してなる補助端
子ホルダと、前記ジョイント端子を収容するとともに、
一方に前記補助端子ホルダを収容するホルダ収容部を設
け、他方にリード線の端部を収容するリード線収容部
設け、互いに固定される上部ケースとと下部ケースとを
備え、前記フラットケーブルの各導体とフラットケーブ
ルの絶縁被覆層の端部とがジョイント端子の一端側と前
記補助端子ホルダとの間に挟まれており、前記導体とジ
ョイント端子の一端側と補助端子とが溶接接続され、該
ジョイント端子の他端側でかつフラットケーブルの各導
体と同一面側に前記リード線の導体が溶接接続されて、
前記ジョイント端子と補助端子ホルダとフラットケーブ
ルの端部とリード線の端部とは、該上部ケースと下部ケ
ースとに挟まれている構造を有する。
【0014】請求項10に記載の接合部の形成方法は、
一端側を前記各導体のピッチに合わせ、他端側をリード
線の配設ピッチに合わせて形成したジョイント端子の前
記他端側を連鎖帯で一体に結合して成る端子板を用い
て、フラットケーブルの各導体を対応するジョイント端
子の一端側と補助端子との間に挟んで溶接接続する工程
と、前記端子板の連鎖帯を切断分離する工程と、分離さ
れた各ジョイント端子の他端側にリード線の導体を溶接
する工程とを含むことを特徴する。上記方法には、請求
項11に記載のように、前記リード線の溶接接続後、前
記ジョイント端子と補助端子によるフラットケーブルと
リード線の接続部を、両側のフラットケーブルおよびリ
ード線の各絶縁被覆層にまたがってインサート成形によ
り一括被覆する工程を含むことが望ましい。
【0015】請求項12に記載の接合部の形成方法は、
一端側を前記フラットケーブルの各導体のピッチに合わ
せ、他端側を前記リード線の配設ピッチに合わせて形成
したジョイント端子の該他端側を連鎖帯で一体に結合し
て成る端子板を用いて、該フラットケーブルの各導体を
対応する該ジョイント端子の一端側と補助端子との間に
挟んで溶接接続する工程と、該端子板の連鎖帯を切断分
離する工程と、各ジョイント端子の他端側かつ、溶接接
続された該フラットケーブルの各導体と同一面側に該リ
ード線の導体を溶接接続する工程と、前記接合部を前記
上部ケースと下部ケースとのうちいづれか一方のケース
に収容固定する工程と、該一方のケースと他方のケース
とを重ね合わせて固定する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0016】請求項1の発明によれば、フラットケーブ
ルの各導体がジョイント端子と補助端子により端子化さ
れるから、リード線との接続も含めて後工程での作業性
がよくなる。また、フラットケーブルの各導体はジョイ
ント端子と補助端子との間に挟まれた状態で溶接接続さ
れるから保護強化され、電気的および機械的接続の信頼
性が向上する。請求項2の発明によれば、フラットケー
ブルの各導体の先端に絶縁被覆層が残されているから、
各導体が依然として一体に連結されており、薄い導体の
曲がりなどが生じにくく、取扱が楽で作業性が一段と向
上する。また、請求項3の発明によれば、フラットケー
ブルとリード線との接続部が、両側のフラットケーブル
およびリード線の各絶縁被覆層に跨がってインサート成
形体で一括被覆されるから、信頼性がさらに向上する。
請求項4の発明によれば、前記ジョイント端子は基板直
付型のL形端子として形成したものを使用してもよく、
種々の変形、応用が可能である。
【0017】請求項5の発明によれば、前記ジョイント
端子はコネクタハウジングに挿入可能な平形端子として
形成したものを使用してもよく、種々の変形、応用が可
能である。請求項6の発明によれば、フラットケーブル
の導体を挟むジョイント端子と補助端子のうち、補助端
子は各導体のピッチに合わせて絶縁体により相互に連結
してなる補助端子ホルダとして形成されているから、そ
の作業性の向上と共に導体とジョイント端子の接続部の
機械的強度がさらに増加する。しかも、ジョイント端子
と導体の接続部およびジョイント端子とリード線の接続
部がケースに収容保護されるから、電気的および機械的
接続の安定性が増し、導体の厚さが30μm前後の前記
反転式回転機構の接合部にも十分使用可能となる。請求
項7の発明によれば、接続部全体がインサート成形体で
一括被覆されるから、その信頼性がさらに向上する。
【0018】請求項8の発明によれば、上部ケースと下
部ケースとが接合部を挟み込み、固定手段により上部ケ
ースと下部ケースとが重ね合わされて固定されるから、
接合部をインサート成形する場合に比べて接合部の取扱
が容易になる。請求項9の発明によれば、ジョイント端
子の同一面側に、フラットケーブルの各導体と各リード
線の導体とがそれぞれ溶接接続されるから、ジョイント
端子の片端の面にはフラットケーブルもリード線も溶接
接続されていない。また、接合部が、上部ケースと下部
ケースとに挟み込まれているから、接合部をインサート
成形する場合に比較して接合部に成形圧力が加わらな
い。
【0019】請求項10の方法によれば、フラットケー
ブルの導体とジョイント端子の接続には、一端側を前記
各導体のピッチに合わせ、他端側をリード線の配設ピッ
チに合わせて形成したジョイント端子の前記他端側を連
鎖帯で一体に結合してなる端子板を用いて行うので、相
互の位置決めを正確かつ容易に行うことができる。ま
た、フラットケーブルの各導体はジョイント端子と補助
端子に挟まれた状態で溶接接続されるから、機械的およ
び電気的に安定な接合部が得られる。また、請求項11
の方法によれば、前記リード線の接続後、前記ジョイン
ト端子と補助端子によるフラットケーブルとリード線の
接続部が、両側のフラットケーブルおよびリード線の各
絶縁被覆層にまたがってインサート成形により一括して
被覆されるので、さらに信頼性の高いものが得られる。
【0020】請求項12の方法によれば、ジョイント端
子の一端側をフラットケーブルの各導体のピッチに合わ
せ、他端側をリード線の配設ピッチに合わせて形成した
から、相互の位置決めが正確かつ容易になる。また、フ
ラットケーブルの各導体がジョイント端子と補助端子と
に挟まれた状態で溶接接続されるから、三層が同時に溶
接されて接合部が機械的および電気的に安定する。更
に、ジョイント端子の他端側かつ、溶接接続されたフラ
ットケーブルの各導体と同一面側に各リード線の導体を
溶接接続して上部ケースと下部ケースとのどちらか一方
のケースに収容固定し、両ケースで挟み込んで固定する
から、接合部をインサート成形する方法に比べて、一貫
した組み立てラインで両ケースが接合部を挟み込む。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図1(A),(B)および
図2は本発明の第1実施例を示す図であり、1はフラッ
トケーブル、2は端子板、5は補助端子、6はリード
線、Aは接合部を示す。端子板2は複数本のジョイント
端子3を連鎖帯4により連成したものであり、各ジョイ
ント端子3は一端側3aがフラットケーブル1の導体1
aと同幅、同ピッチに合わせ、他端側3bがリード線6
の配設ピッチに合わせて形成され、他端側3bの先端が
連鎖帯4により一体に結合されている。この端子板2
は、銅、銅合金等の導電性金属板からプレス成形で得ら
れる。補助端子5も導体1aと同幅であり、同様にプレ
ス成形される。
【0022】まず、図1(A),(B)に示すように、
図示しない治具上に端子板2を載置し、各ジョイント端
子3の一端側3aにフラットケーブル1の導体1aを重
ね合わせ、さらにその上に補助端子5を重ね、この三層
の重ね合わせ部を超音波溶接することにより接合部Aが
形成される。超音波の代わりに熱圧着、スポット溶接、
半田付け等の公知の接合手段を用いてもよい。接合後、
端子板2の連鎖帯4を切断分離し、図2に示すように、
各ジョイント端子3の他端側3bにリード線6の導体6
aを接続する。接続は半田付けのほか、上記と同様超音
波溶接やスポット溶接、さらにかしめ(圧着)等の既知
の手段で行うことができる。
【0023】第1実施例から明らかなように、接合部A
は、フラットケーブル1の露出した導体1aの表裏両面
を導電性板材であるジョイント端子3と補助端子5とで
挟み込んだ状態で溶接することにより形成され、導体1
aは端子化される。即ち、導体1aはジョイント端子3
と補助端子5とで保護強化されるから、リード線6の接
続のように後処理時における作業性の向上と共に接続の
信頼性自体が格段に向上する。
【0024】図3(A),(B)は本発明の第2実施例
を示す。第1実施例と異なる点は、接合部A′におい
て、フラットケーブル1の端末の導体1aの先端に絶縁
被覆層1bを残してジョイント端子3と補助端子5とで
挟んだ状態で超音波溶接したことである。導体1aの先
端に絶縁被覆層1bを残したことにより、複数の導体1
aが一体に連結され、各導体1aが個別に撓んだり曲が
ったりせず、取扱が楽で作業性が向上する。また、接合
後、導体1aにかかるストレスが軽減し、電気的および
機械的接続の信頼性が一層向上する。なお、第1及び第
2実施例で、ジョイント端子3と補助端子5とで挟み込
まれたフラットケーブル1の導体1aと、リード線6の
導体6a(図2)との接続部が、フラットケーブル1お
よびリード線6の各絶縁被覆層6b(図2)にまたがっ
てインサート成形体で一括被覆されると、接続部の信頼
性がさらに向上する。
【0025】図4(A),(B)および図5(A),
(B)は本発明の第3実施例を示す。これらの図におい
て、端子板7はプリント基板直付け型のL型ジョイント
端子8の複数個を連鎖帯9(図4(A))で一体で結合
したものである。L型ジョイント端子8は、平板端子部
8aとこれから直角に折曲形成された基板接続端子部8
bとから成り、両端子部8a,8bはフラットケーブル
1の導体1aのピッチに合わせて形成されている。ま
た、10は複数のパターン11が形成されたプリント配
線板を示す。
【0026】本実施例において、フラットケーブル1の
一端の導体1aを先端の絶縁被覆層1bと共にL形ジョ
イント端子8の平板端子部8aと補助端子5とで挟み、
超音波溶接により接合部A′を形成する。これは第2実
施例と同様である。次いで、L形ジョイント端子8の基
板接続端子部8bをプリント配線板10のパターン11
の一端部に設けたランド孔11a(図5(B))に挿通
し、オートソルダ等により半田付けBを行い、対応する
パターン11の一端と接合した後、連鎖帯9を切断分離
する。最後に、パターン11の他端にリード線6を半田
付けにより接続する。
【0027】図6(A),(B)は本発明の第4実施例
を示し、本発明をコネクタの端子とフラットケーブルと
の接続に適用したものである。図において、端子板7′
は一端側を平板端子部8a′、他端側をコネクタ端子部
8b′とした平形ジョイント端子8′の複数個を第3実
施例と同様に連鎖帯9で一体に連結したものである。
【0028】本実施例の場合には、フラットケーブル1
の導体1aがコネクタ端子部8b′をもつ平形ジョイン
ト端子8′により直接端子化されるから、通常のコネク
タ端子と同様の取扱が可能となる。コネクタ端子部8
b′がコネクタハウジング10′に挿入される。そし
て、フラットケーブル1の一端の導体1aと先端の絶縁
被覆層1bとを、平形ジョイント端子8′の平板端子部
8a′と補助端子5とで挟み、超音波溶接により接合部
A″を形成する。
【0029】図7は本発明の第5実施例を示す接合部の
斜視図、図8はその分解斜視図、図9は図7のX−X線
断面図である。第5実施例に示す接合部Cは、フラット
ケーブル1、端子板17、補助端子ホルダ22およびケ
ース25とから構成される。
【0030】端子板17は、第1実施例と同様に、一端
側18aをフラットケーブル1の導体1aと同幅、同ピ
ッチに合わせ、他端側18bをリード線6(図7参照)
の配設ピッチに合わせた複数本のジョイント端子18の
他端側18bを連鎖帯19により連成し、さらにこれら
のジョイント端子18の両側にピン挿通孔20aを有す
る幅広のジョイント端子20,20′を連成したもので
あり、両ジョイント端子20,20′のピン挿通孔20
aは切欠部20bを挟んでその前後両側に設けてある。
【0031】補助端子ホルダ22は、絶縁体である枠状
主体23とこれに保持された複数の補助端子24とから
成る。枠状主体23は中央にホーン進退用の窓23aを
開口した枠体であり、四隅に前記端子板17の四個のピ
ン挿通孔20aに対応するピン挿通孔23bを有すると
共に、左右の肩部にロック凹部23cが形成されてい
る。補助端子24は平らな接合板部24aとその両端に
段差をおいて設けた引掛部24bとからいす型に形成さ
れ、各補助端子24は枠状主体23によりフラットケー
ブル1の導体1aのピッチに合わせて支持、固定されて
いる。補助端子ホルダ22は、図示しない金型に複数の
補助端子24を所定のピッチで配列して絶縁性樹脂を射
出するインサート成形により予め作製しておく。
【0032】ケース25は底壁26、その左右の側壁2
7および切欠窓28aを開設した前壁28とにより上方
および前後両側が解放された箱体として形成され、内部
に端子板17、フラットケーブル1の導体1aおよび補
助端子ホルダ22とリード線6(図7参照)を収容、保
持する。ケース25には、底壁26の後半側に段差を介
して上げ底26′を設けることにより、前半にホルダ収
容部25A、後半にジョイント端子載置部25Bとリー
ド線係止部25Cが区画形成されている。ホルダ収容部
25Aにおいて、底壁26の中央部に端子板17の各ジ
ョイント端子18を受ける複数条のリブ29が突設さ
れ、四隅に位置決めピン30が立設され、さらに側壁2
7の内面上方にロック突起31が突設されている。
【0033】ジョイント端子載置部25Bにおいて、上
げ底26′には複数のジョイント端子18と両側のジョ
イント端子20,20′を隔絶する隔壁32が立設され
ている。そして、これらの隔壁32の後に続く一段高い
隔壁33と、隔壁32の後端において両側に突設した突
壁32aとによりリード線係止部25Cが形成されてい
る。なお、ケース25の外周には側壁27から一体に4
本の位置決めリブ34が突設され、後述のインサート成
形時に金型に容易にセットできるようにしてある。
【0034】次に、接合部C(図7)の形成を図10な
いし図15を参照して説明する。図10において、12
は接合部形成用の治具であり、治具本体12aの中央に
は超音波溶接機のホーン(いずれも図示せず)進退用の
窓13が開口し、窓13の前後両側縁に前記端子板17
のジョイント端子18に対する複数の端子位置決め用の
補助ピン14が突設されると共に、窓13の外周に端子
板17および補助端子ホルダ22(図12)に対する4
本の位置決めピン15が立設されている。
【0035】最初に、上記治具12の上に端子板17を
セットする。端子板17の両側のジョイント端子20,
20′の各ピン挿通孔20aに位置決めピン15を通
し、複数のジョイント端子18の一端側18aは対応す
る補助ピン14で隔絶することにより、端子板17が正
確に位置決めされる。
【0036】次いで、図11のように、フラットケーブ
ル1の導体1aを各ジョイント端子18(20,2
0′)の一端側18a(図10)にそれぞれ重ね合わせ
る。さらにその上から、図12のように、補助端子ホル
ダ22を重ね合わせ、上下に開口した窓23aと窓13
(図10)を通して重ね合わせ部を超音波溶接する。即
ち、補助端子ホルダ22は、その枠状主体23に設けた
ピン挿通孔23bに上記位置決めピン15を通すことに
より容易にかつ正確にセットされる。これにより、フラ
ットケーブル1の各導体1a(図11)は各補助端子2
4の接合板部24aとジョイント端子18(20,2
0′)の一端側18a(図10)との間に挟まれた三層
重ね合わせ構造になるから、第1実施例の場合と同様に
超音波溶接すればよい。
【0037】次に、図12に示すような端子板17の連
鎖帯19を切断、除去する。図13のように、フラット
ケーブル1の各導体1a(図11)は補助端子ホルダ2
2の枠状主体23により絶縁固定された接合板部24a
と接合されているから、各導体1a(図11)自体や導
体間のピッチが不安定になるおそれは全くない。
【0038】次いで、各ジョイント端子18、導体1a
および補助端子ホルダ22の接合体C′を、図14に示
すように、ケース25にセットする。即ち、ケース25
のホルダ収容部25Aにおいて、位置決めピン30に補
助端子ホルダ22のピン挿通孔23bを合わせて該ホル
ダ22を押し込むと、側壁27の内面のロック突起31
がロック凹部23cに係合し、該ホルダ22はケース2
5にロック固定され、各ジョイント端子18の他端側1
8b(図13)はジョイント端子載置部25Bにおいて
上げ底26′(図8)に載置され、隔壁32によりジョ
イント端子18(図13)が互いに隔絶される。
【0039】次いで、リード線係止部25Cにおいて、
各リード線6(図9)を複数の隔壁33間に押し込ん
で、両側の突壁32a,32aにより係止すると共に、
先端の露出した導体6a(図9)を各ジョイント端子1
8の他端側18b(図13)に載置し、前記と同様に超
音波溶接する。
【0040】最後に、図15に示すように、フラットケ
ーブル1とリード線6との絶縁被覆層(図示せず)を含
めてケース25(図14)の全体を一括して絶縁性樹脂
によるインサート成形体35で覆う。これにより、フラ
ットケーブル1とリード線6の接合部Cの樹脂被覆成形
体C″(図7)が得られる。インサート成形に際し、図
12に示す如くに、フラットケーブル1の各導体1a
(図11)は前述のように補助端子ホルダ22の補助端
子24と端子板17から分離したジョイント端子18
(20,20′)とで保持強化された状態にあり、超音
波溶接時にも何ら疵つくこともないから、絶縁性樹脂の
射出圧等で断線するという心配は全くない。
【0041】図16は本発明の第6実施例を示す接合部
の分解斜視図である。図16において、第6実施例
に示す接合部Cは、フラットケーブル1、リード線
6、ジョイント端子18(20,20′)および補助端
子ホルダ22とから構成される。即ち、フラットケーブ
ル1の各導体1a(図11)が各ジョイント端子18
(20,20′)の一端側18a(図10)と各補助端
子24の接合板部24aとの間に挟まれ、重ね合わされ
た部分が超音波溶接され、また各リード線6の導体6a
が各ジョイント端子18(20,20′)の他端側18
bに超音波溶接されている。そして、接合部Cを後述
する上部ケース40と下部ケース41とに収容固定し、
両ケースに挟み込まれて保護する。
【0042】次に、接合部Cを形成し、接合部C
上部ケース40と下部ケース41とで覆って保護する場
合を説明する。図17において、接合部形成用の治具1
2′は、治具12の治具本体12a(図10)に立設さ
れた位置決めピン15を有する。端子板17′の連鎮帯
19′にはピン挿通孔20bが形成されている。図17
において、接合部形成用の治具12′は、治具12(図
10)とほぼ同様であり、治具本体12′aに立設され
た位置決めピン15および15′を有する。まず最初
に、図18に示すように、端子板17′のピン挿通孔2
0a及び20bを治具12′の位置決めピン15及び1
5′にそれぞれ通し、ジョイント端子18の一端側18
aを補助ピン14で隔絶する。これにより、端子板1
7′が正確に位置決めされる。
【0043】第二に、図19のように、フラットケーブ
ル1の導体1aを各ジョイント端子18(20,2
0′)の一端側にそれぞれ重ね合わせる。そして、図2
0に示す如くに、補助端子ホルダ22のピン挿通孔23
bを治具12′の位置決めピン15に通し、補助端子2
4の接合板部24aを導体1a(図19)に重ね合わせ
る。フラットケーブル1の各導体1a(図19)、各補
助端子24の接合板部24aおよび各ジョイント端子1
8(20,20′)(図19)の三層重ね合わせ構造の
状態で超音波溶接する。
【0044】第三に、端子板17′の連鎖帯19′を切
断、除去する(図21)。そして、図16に示すよう
に、各ジョイント端子18(20,20′)の他端側1
8bかつ、溶接接続されたフラットケーブル1の各導体
1a(図19)と同一面側にリード線6の導体6aを載
置し、各ジョイント端子18(20,20′)と各導体
6aとを超音波溶接する。これにより、接合部Cが形
成される。
【0045】最後に、図22の如くに、補助端子ホルダ
22(図21)を収容するホルダ収容部42Aと、リー
ド線6の導体6a(図16)を載置するリード線収容部
42Bとを区画形成した下部ケース41へ、接合部C
を裏返し(その状態の接合部をC′とする)にしてセ
ット、即ち、収容固定する。セットした状態で、接合部
′の上方から、図23に示すような上部ケース40
を重ね合わせ、上部ケース40と下部ケース41とで接
合部C′(図22)を挟み込む。そして、固定手段と
してのロック手段、即ち、下部ケース41の対向する側
壁41a,41bに上部ケース40方向へ設けた突起部
43と、上部ケース40の対向する側壁40a,40b
に形成された係合部44とを係合させ、上部ケース40
と下部ケース41とを固定する。
【0046】なお、上部ケース40と下部ケース41と
の形状は、本実施例では矩形状であるが、他の形状も可
能である。また、上部ケース40と下部ケース41との
固定手段は、ロック手段以外にも可能である。更に、接
合部Cを裏返して下部ケース41にセットし、上部ケ
ース40と下部ケース41とを固定したが、接合部C
を裏返しにせずに、上部ケース40と下部ケース41と
で接合部Cを挟み込んで保護する方法も可能である。
【0047】上述した接合部Cの強度はこれだけで充
分であるから、接合部Cを絶縁性樹脂でインサート成
形する必要がなくなる。これにより、接合部Cをイン
サート成形する工程を別途用意する必要がないから、接
合部Cの取扱が容易になり、一貫した組み立てライン
で接合部Cを上部ケース40と下部ケース41とで挟
み込むことができ、製造費と製造工程とを低減すること
ができる。また、インサート成形を行わないから、接合
部Cに成形圧力が加わらず、接合部Cの強度が劣化
しない。これにより、各ジョイント端子18(20,2
0′)と、フラットケーブル1の各導体1aおよび各リ
ード線6の導体6aとの断線が生じないから、接合部C
に対する信頼性が更に増す。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リード線と接続すべきフラットケーブルの導体を端子化
したので、その後工程での作業性がよく、溶接部分の保
護と共に電気的および機械的接続の信頼性の高いフラッ
トケーブルとリード線の接合部が得られる。また、FF
C導体の厚さが30μm程度の極薄導体にも適用するこ
とがきるフラットケーブルとリード線の接合部を提供す
ることがきる。
【0049】更に、接合部を絶縁性樹脂でインサート成
形せずに、上部ケースと下部ケースとで挟み込んで保護
する場合、インサート成形時に生じる形成圧力が接合部
に加わらず、接合部の強度が劣化しないから、ジョイン
ト端子と、フラットケーブルの各導体及び各リード線の
導体との断線が起きない。これにより、接合部に対する
信頼度を更に増すことができる。
【0050】その上、接合部をインサート成形する工程
を別途用意する必要がないから、接合部の取扱が容易に
なり、一貫した組み立てラインで接合部を上部ケースと
下部ケースとに挟み込んで、両ケースで接合部を覆って
保護することができる。これにより、製造工程を簡素化
することができるから、製造費を低減することができ
る。その上更に、ジョイント端子の同一面側にフラット
ケーブルの各導体を、各リード線の導体とを溶接接続
し、上部ケースと下部ケースとで接合部を挟み込んで保
護するから、製品自体を小型化(薄型化)することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の接合部の第1実施例を示す形
成過程の平面図、(B)はその断面図である。
【図2】同上の最終過程の平面図である。
【図3】(A)は本発明の接合部の第2実施例を示す形
成過程の平面図、(B)はその断面図である。
【図4】(A)は本発明の接合部の第3実施例を示す形
成過程の平面図、(B)はその断面図である。
【図5】(A)は同上の最終過程の平面図、(B)はそ
の断面図である。
【図6】(A)は本発明の接合部の第4実施例を示す一
部を断面した平面図、(B)はその縦断面図である。
【図7】本発明の接合部の第5実施例を示す斜視図であ
る。
【図8】図7の分解斜視図である。
【図9】図7のX−X線断面図である。
【図10】図7の接合部の形成工程の説明図である。
【図11】図10の次の工程の説明図である。
【図12】図11の次の工程の説明図である。
【図13】図12の次の工程の説明図である。
【図14】図13の次の工程の説明図である。
【図15】同上の最終工程の説明図である。
【図16】本発明の接合部の第6実施例を示す分解斜視
図である。
【図17】図16の接合部の形成工程の説明図である。
【図18】図17の次の工程の説明図である。
【図19】図18の次の工程の説明図である。
【図20】図19の次の工程の説明図である。
【図21】図20の次の工程の説明図である。
【図22】図21の次の工程の説明図である。
【図23】同上の最終工程の説明図である。
【図24】従来の車両のステアリング機構用信号伝送装
置の一例を示す平面図である。
【図25】(A)は図6の装置におけるフラットケーブ
ルとリード線との接続部を示す側面図、(B)はその底
面図、(C)はそのジョイントバーと絶縁支持体との関
係を示す斜視図である。
【図26】従来のフラットケーブルの要部拡大図であ
る。
【図27】フラットケーブルとジョイントバーの接合部
の拡大説明図である。
【図28】フラットケーブルとジョイントバーとの接合
部の形状を示す説明図である。
【符号の説明】
A,A,A″,C,C 接合部 B 半田付け 1 フラットケーブル 1a 導体 1b 絶縁被覆層 2 端子板 3 ジョイント端子 4 連鎖帯 5 補助端子 6 リード線 6a 導体 6b 絶縁被覆層 7,7′ 端子板 8 L形ジョイント端子 8′ 平形ジョイント端子 9 連鎖帯 10 プリント配線板 10′ コネクタハウジング 12,12′ 治具 17,17′ 端子板 18 ジョイント端子 19,19′ 連鎖帯 20,20′ ジョイント端子 22 補助端子ホルダ 23 枠状主体 24 補助端子 25 ケース 25A,42A ホルダ収容部 25B ジョイント端子載置部 25C リード線係止部 30 位置決めピン 31 ロック突起 32,33 隔壁 40 上部ケース 41 下部ケース 42B リード線収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻野 伸之 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (72)発明者 市川 秀弘 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−303701(JP,A) 特開 平4−267087(JP,A) 特開 昭57−95092(JP,A) 実開 平2−133871(JP,U) 実開 平3−53761(JP,U) 実開 平4−76257(JP,U) 実開 平2−69379(JP,U) 実開 平7−25556(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/07 H01R 43/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導体を有するフラットケーブルと
    リード線とをジョイント端子を介して接続する接合部に
    おいて、前記ジョイント端子は、導電性金属板からなりかつ複数
    設けられており、複数の ジョイント端子の一端側は前記
    フラットケーブルの導体のピッチに合わせてされ、他
    端側はリード線の配設ピッチに合わせてされており、前記フラットケーブルの導体をジョイント端子の一端側
    との間に挟む補助端子を備え、該補助端子は、導電性金
    属板からなり、 前記フラットケーブルの各導体とフラットケーブルの絶
    縁被覆層の端部とは、ジョイント端子の一端側と前記
    助端子との間に挟まれており、前記導体とジョイント端
    子の一端側と補助端子とは溶接接続され、各ジョイント
    端子の他端側には対応するリード線の導体が接続されて
    いることを特徴とする接合部。
  2. 【請求項2】 前記フラットケーブルの各導体の先端に
    絶縁被覆層が残されており、該絶縁被覆層により各導体
    が連結された状態で前記ジョイント端子の一端側と補助
    端子との間に挟まれていることを特徴とする請求項1に
    記載の接合部。
  3. 【請求項3】 前記ジョイント端子と補助端子とで挟ま
    れたフラットケーブルと、リード線との接続部が、両側
    のフラットケーブルおよびリード線の各絶縁被覆層にま
    たがってインサート成形体で一括被覆されていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の接合部。
  4. 【請求項4】 前記ジョイント端子が、一端側をフラッ
    トケーブルの導体に溶接接続される平板端子部、他端側
    を該平板端子部から直角に折曲形成された基板接続端子
    部とした基板直付型のL形端子として形成され、該基板
    接続端子部にはプリント配線板のパターンを介してリー
    ド線が接続されることを特徴とする請求項1に記載の接
    合部。
  5. 【請求項5】 前記ジョイント端子が、一端側をフラッ
    トケーブルの導体に溶接接続される平板端子部、他端側
    をコネクタ端子部とした平形端子として形成され、該コ
    ネクタ端子部にはコネクタハウジングが挿入されること
    を特徴とする請求項1に記載の接合部。
  6. 【請求項6】 複数の導体を有するフラットケーブルと
    リード線とをジョイント端子を介して接続する接合部に
    おいて、前記ジョイント端子は、導電性金属板からなりかつ複数
    設けられており、複数のジョイント端子の 一端側が前記
    フラットケーブルの導体のピッチに合わせてされ、他
    端側がリード線の配設ピッチに合わせて配されており、 導電性金属板からなる 複数の補助端子を前記フラットケ
    ーブルの導体のピッチに合わせて配し、かつ絶縁体によ
    これらの補助端子を相互に連結してなる補助端子ホル
    ダと、前記ジョイント端子を収容するとともに、 一方に前記補
    助端子ホルダを収容するホルダ収容部を設け、他方にリ
    ード線を係止するリード線係止部を設けたケースとを備
    え、 前記フラットケーブルの端末の各導体とフラットケーブ
    ルの絶縁被覆層の端部とがジョイント端子の一端側と
    補助端子ホルダとの間に挟まれており、前記導体とジ
    ョイント端子の一端側と補助端子とが溶接接続され、ケ
    ースのリード線係止部に係止されたリード線の導体が前
    記ジョイント端子の他端側に溶接接続されて、前記ジョ
    イント端子と補助端子ホルダとフラットケーブルの端部
    とリード線の端部とは、前記ケース内に収容されている
    ことを特徴とする接合部。
  7. 【請求項7】 前記フラットケーブル、ジョイント端
    子、補助端子およびリード線の相互の接続部が両側のフ
    ラットケーブルおよびリード線の各絶縁被覆層を含めて
    前記ケースと共にインサート成形体で一括被覆されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の接合部。
  8. 【請求項8】 前記ジョイント端子と、前記フラットケ
    ーブルの各導体およびリード線の導体との接合部が、固
    定手段を有する上部ケースと下部ケースとに収容固定さ
    れて両ケースに挟み込まれていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の接合部。
  9. 【請求項9】 複数の導体を有するフラットケーブルと
    リード線とをジョイント端子を介して接続する接合部に
    おいて、前記ジョイント端子は、導電性金属板からなりかつ複数
    設けられており、複数のジョイント端子の 一端側が前記
    フラットケーブルの導体のピッチに合わせてされ、他
    端側がリード線の配設ピッチに合わせて配されており、 導電性金属板からなる 複数の補助端子を前記フラットケ
    ーブルの導体のピッチに合わせて配し、かつ絶縁体によ
    これらの補助端子を相互に連結してなる補助端子ホル
    ダと、前記ジョイント端子を収容するとともに、 一方に前記補
    助端子ホルダを収容するホルダ収容部を設け、他方にリ
    ード線の端部を収容するリード線収容部を設け、互いに
    固定される上部ケースと下部ケースとを備え、 前記フラットケーブルの各導体とフラットケーブルの絶
    縁被覆層の端部とがジョイント端子の一端側と前記補助
    端子ホルダとの間に挟まれており、前記導体とジョイン
    ト端子の一端側と補助端子とが溶接接続され、該ジョイ
    ント端子の他端側でかつフラットケーブルの各導体と同
    一面側に前記リード線の導体が溶接接続されて、前記ジ
    ョイント端子と補助端子ホルダとフラットケーブルの端
    部とリード線の端部とは、該上部ケースと下部ケースと
    に挟まれていることを特徴とする接合部。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の接合部の形成方法で
    あって、 一端側を前記各導体のピッチに合わせ、他端側をリード
    線の配設ピッチに合わせて形成したジョイント端子の前
    記他端側を連鎖帯で一体に結合して成る端子板を用い
    て、フラットケーブルの各導体を対応するジョイント端
    子の一端側と補助端子との間に挟んで溶接接続する工程
    と、前記端子板の連鎖帯を切断分離する工程と、分離さ
    れた各ジョイント端子の他端側にリード線の導体を溶接
    する工程とを含むことを特徴とする接合部の形成方法。
  11. 【請求項11】 前記リード線の溶接接続後、前記ジョ
    イント端子と補助端子によるフラットケーブルとリード
    線の接続部を、両側のフラットケーブルおよびリード線
    の各絶縁被覆層にまたがってインサート成形により一括
    被覆する工程を含むことを特徴とする請求項10の記載
    の接合部の形成方法。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の接合部の形成方法で
    あって、 一端側を前記フラットケーブルの各導体のピッチに合わ
    せ、他端側を前記リード線の配設ピッチに合わせて形成
    したジョイント端子の該他端側を連鎖帯で一体に結合し
    て成る端子板を用いて、該フラットケーブルの各導体を
    対応する該ジョイント端子の一端側と補助端子との間に
    挟んで溶接接続する工程と、該連鎖帯を該端子板から切
    断分離する工程と、各ジョイント端子の他端側かつ、溶
    接接続された該フラットケーブルの各導体と同一面側に
    該リード線の導体を溶接接続する工程と、前記接合部を
    前記上部ケースと下部ケースとのうちいずれか一方のケ
    ースに収容固定する工程と、該一方のケースと他方のケ
    ースとを重ね合わせて固定する工程とを含むことを特徴
    とする接合部の形成方法。
JP01755496A 1995-05-26 1996-02-02 フラットケーブルとリード線の接合部およびその形成方法 Expired - Fee Related JP3424785B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01755496A JP3424785B2 (ja) 1995-05-26 1996-02-02 フラットケーブルとリード線の接合部およびその形成方法
GB9610808A GB2301238B (en) 1995-05-26 1996-05-23 A method of forming a joint section between flat cable and lead wires
GB9824634A GB2329286B (en) 1995-05-26 1996-05-23 Joint section between flat cable and lead wires
US08/653,274 US5821465A (en) 1995-05-26 1996-05-23 Joint section between flat cable and lead wires

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12842395 1995-05-26
JP7-128423 1995-05-26
JP01755496A JP3424785B2 (ja) 1995-05-26 1996-02-02 フラットケーブルとリード線の接合部およびその形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0950841A JPH0950841A (ja) 1997-02-18
JP3424785B2 true JP3424785B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=26354099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01755496A Expired - Fee Related JP3424785B2 (ja) 1995-05-26 1996-02-02 フラットケーブルとリード線の接合部およびその形成方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5821465A (ja)
JP (1) JP3424785B2 (ja)
GB (1) GB2301238B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3366647B2 (ja) * 1996-05-29 2003-01-14 東海興業株式会社 導電部装置及びその製造方法
DE19804203B4 (de) * 1997-02-05 2006-02-09 Yazaki Corp. Verbindungsbaugruppe für Verbindungsklemmen und Bandkabel
JP3901280B2 (ja) * 1997-05-01 2007-04-04 矢崎総業株式会社 フレキシブル導電体の固定方法及び固定構造
JP3378175B2 (ja) * 1997-07-08 2003-02-17 矢崎総業株式会社 導線接続構造
JP3379084B2 (ja) * 1998-02-10 2003-02-17 矢崎総業株式会社 接合部の保護構造
JPH11312568A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Yazaki Corp ステアリング用電気的接続装置における電線とフラットケーブルの接続コネクタ
JP3378194B2 (ja) * 1998-05-12 2003-02-17 矢崎総業株式会社 フラットケーブル用接続コネクタ
US6294255B1 (en) 1998-06-29 2001-09-25 Yazaki Corporation Method of and structure for fixing a flexible electrical conductor
ES1042154Y (es) * 1998-12-22 2000-01-16 Mecanismos Aux Ind Metodo para laproteccion individual de las grapillas en cable plano.
US6132236A (en) * 1999-05-14 2000-10-17 Methode Electronics, Inc. Flex cable termination apparatus and termination method
DE19944427A1 (de) * 1999-09-16 2001-03-22 Thomas & Betts Gmbh Kabelverbindung zwischen Flachbandkabel und Rundbandkabel bzw. Rundkabel und Verfahren zu deren Herstellung
JP2001168225A (ja) * 1999-12-13 2001-06-22 Seiko Epson Corp 半導体チップのパッケージ
US6710303B1 (en) * 2002-11-13 2004-03-23 W.E.T. Automotive Systems Ag Intermediate electrical connecting device for seat-heating systems
TWM261822U (en) * 2004-09-03 2005-04-11 Molex Taiwan Ltd Structure of side-mounted switch
DE102006005940B3 (de) * 2006-02-09 2007-09-27 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Kontaktvorrichtung
KR100796027B1 (ko) * 2006-07-04 2008-01-21 한국단자공업 주식회사 전기 컨넥터 및 플랫플랙시블케이블의 융착방법
TW200922428A (en) * 2007-11-14 2009-05-16 Wintek Corp Bendable area design for flexible printed circuitboard
KR101318543B1 (ko) * 2011-07-26 2013-10-16 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈의 케이블 연결구조
DE102013206797B4 (de) * 2012-04-17 2022-09-15 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Temperatursensor
CN104538753B (zh) * 2014-12-01 2017-03-29 盛威尔(惠州)电缆科技有限公司 一种超导电缆接头装置
CN109392314A (zh) * 2016-04-19 2019-02-26 莫列斯有限公司 用于高数据速率应用系统的线缆组件
US9793631B1 (en) * 2016-09-20 2017-10-17 Te Connectivity Corporation Flexible circuit to wire transition member and method
JP6787292B2 (ja) * 2017-10-13 2020-11-18 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
DE102022204292A1 (de) 2022-05-02 2023-11-02 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Kontaktanordnung mit einer verschweißten flexiblen Leiterplatte

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3115541A (en) * 1962-05-21 1963-12-24 Pullman Inc Electrical wiring connector
US3737833A (en) * 1971-05-12 1973-06-05 Honeywell Inf Systems Ribbon cable connector system having feed thru connector
US3852517A (en) * 1972-06-12 1974-12-03 Raychem Corp Conductive insert for heat recoverable electrical connector
US4085502A (en) * 1977-04-12 1978-04-25 Advanced Circuit Technology, Inc. Jumper cable
CA1192637A (en) * 1982-01-15 1985-08-27 William Batty Extension cord of undercarpet cable
DE3738204A1 (de) * 1987-11-10 1989-05-24 Kathrein Werke Kg Kabelverteiler bzw. -abzweiger
US4813128A (en) * 1988-01-13 1989-03-21 Cray Research, Inc. High density disposable printed circuit inter-board connector
JPH04545Y2 (ja) * 1988-03-16 1992-01-09
JPH0236710A (ja) * 1988-04-12 1990-02-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 平型電線とリード線の接続方法
DE3840014C2 (de) * 1988-11-26 1997-02-06 Kabelmetal Electro Gmbh Verfahren zur Herstellung einer elektrisch leitenden Verbindung mit einem Flachleiter
DE3912139C2 (de) * 1989-04-13 1995-05-04 Kabelmetal Electro Gmbh Verfahren zum Umspritzen der Verbindungsstelle zweier elektrischer Leitungen
EP0411613B1 (en) * 1989-08-02 1996-11-20 Sumitomo Electric Industries, Ltd. A molded circuit component unit for connecting lead wires and a method of manufacturing same
JPH0424611A (ja) * 1990-05-18 1992-01-28 Seiko Instr Inc コントラスト自動調整機能付液晶表示装置
US5212348A (en) * 1991-07-17 1993-05-18 W. L. Gore & Associates, Inc. Partially-stripped reinforced electric signal cable and processes for manufacture and termination thereof

Also Published As

Publication number Publication date
GB2301238B (en) 1999-05-26
US5821465A (en) 1998-10-13
JPH0950841A (ja) 1997-02-18
GB9610808D0 (en) 1996-07-31
GB2301238A (en) 1996-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3424785B2 (ja) フラットケーブルとリード線の接合部およびその形成方法
US5057650A (en) Molded circuit component unit for connecting lead wires
US5598627A (en) Method of making a wire harness
US6392148B1 (en) Wire harness joint
JP3140683B2 (ja) フラットケーブルの接続構造
JP3378175B2 (ja) 導線接続構造
JP3383222B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP3394179B2 (ja) 被覆電線の接続構造
US20030076650A1 (en) Junction box
JPH10223270A (ja) 片面圧接コネクタとその製造方法
JP3378194B2 (ja) フラットケーブル用接続コネクタ
JP2005302671A (ja) 電気接続装置
JP3349581B2 (ja) フラットケーブル用ジョイントボックス
JPH1146426A (ja) 電気接続箱
JP2002359447A (ja) フラットケーブルとプリント基板の接続構造
JP3976627B2 (ja) 電気接続箱の製造方法
JPH04359875A (ja) 可撓性平型導体ケーブルの導体間接続導通方法と、それに用いる電気接続子
JPH10199585A (ja) 電線接続構造及び接続方法
JP3344343B2 (ja) 電気接続箱
JP2991324B2 (ja) 回路導体相互の接続体および回路導体の接続方法
JP3121764B2 (ja) 被覆電線の接合方法及び被覆電線の接合構造
JP2002184485A (ja) 接続部体付き多心配線部材およびその製造方法
GB2329286A (en) Joint section between flat cable and lead wires
JP4070095B2 (ja) フラットケーブルへの電子部品の実装方法及び実装接続部
TWM610685U (zh) 連接器總成

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees